Tumgik
#吸物椀
okamoo · 1 year
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お椀。
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fumi23 · 1 year
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素敵すぎるお椀✨見つけました 透明なお椀なのでお味噌汁よりお吸い物が合いそう✨ #透明お椀 #お味噌汁 #お吸い物 #和食器 #食器 #お洒落テーブルコーデ #来客用 (銀座三越 Ginza Mitsukoshi) https://www.instagram.com/p/CnLsUJAykM4/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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geniusbeach · 1 year
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石の言葉
 名古屋を巡る車の中で、静岡に砂丘があることを友人から教わった。鳥取以外に砂丘が存在することは意外だったが、私はちょうど、ぼうっと眺めるだけで済む単調な風景を欲していたところだった。というのも、このところ雑事に追われていたせいで、精神は干された雑巾のように疲弊しきっており、何事に関しても乾いた考えしか浮かばなくなっていたからだ。友人に請うて予定を変更し、翌日足を伸ばしてみることにした。
  三月某日。朝から曇天。連休の中日であるせいか車道はしばしば滞った。昼過ぎにようやく浜名湖に着き、そばにある店で鰻を食べつつ、私は植田正治が撮影した写真を思い出していた。白い空と白い砂に二分された画面の中央に、黒い服を着た人物が立っている。現実から遊離した夢のような断片。まるでタンギーの時空にぽつんとある、マグリットのオブジェ。新しいのにどこか懐かしい、シンプルで強烈なイメージだ。そんな不思議な光景が、この先で待っているだろうか。重箱の蓋を閉め、肝吸いをすする。椀のなかにある黒い背景と白い肝のネガポジを反転すれば、近くて遠い異世界が現れるだろう。思いもよらぬ効果は、そのように簡単な操作で得られるのかもしれない。携えたカメラで何かを撮ってみよう。
 中田島砂丘は浜松の南部に位置し、遠州灘に面してい��。砂は、その東端が接する天竜川の上流から運ばれてくるそうだ。駐車場に車を停め、滑り止めが敷かれた小道を歩いて登って行く。林を抜けると視界が開けた。友人が声を上げる。空と、一面の砂が広がっていた。砂原へと続く急斜面を、足を取られながら興奮ぎみに降りる。すると、不意に下方から視線のようなものを感じ、私は立ち止まった。目を凝らすとそれは人でも動物でも虫でもなかった。石であった。坂の下に、じっとこちらを見つめている石があったのだ。遠ざかる友人をよそに、砂に顔を打たれながら、私はそれを見た。あたりにごろごろ転がる石とは何かが違う。風と波の果てしない響きのなかで、その石は白くきわだち、寂しそうだった。
 私たちにはどこか通じ合うものがあった。ルートを外れ、靴にざばざばと砂が入り込むのも構わず、石のもとまで無心で下って行った。拾い上げると、それは花崗岩であった。美しい卵型をしており、側面に少し平べったい部分がある。表面はチョコチップアイスを思わせる、白にわずかな黒のまだら模様。握ってみるとたしかな重みがあり、旧知の仲でもないのに、手にしっくりとなじんだ。持ったまましばらく考え、その石を散策の相棒にすることに決めた。
 石は、大人しい。しかしその性質はなかなか気難しい。浜を東へ歩いていく途上、こいつをどう扱おうかと悩んだ。ぐっと握りしめたり、持ち上げたり、掲げたり。ときに置いたり、立てたり、回したり。はたまた投げたり、落としたり、転がしたり。その全面が顔ともいえる、しかしいっさい動いてくれないカタブツをなだめすかしながら、何枚も写真を撮った。そのうち何やら、石の言葉が聞こえてくるような気がした。しかしその言葉とはいったいどんなものだろう。
 雨に濡れて。/独り。/石がゐる。/億年を蔵して。/にぶいひかりの。/もやのなかに。
 そう書いたのは詩人草野心平だが、なんでもない石について、石そのもののごとく簡潔に、そこに秘められた歴史と存在の必然性を言い表している。なおかつ映像的でもあり、事物を外部から見た限界ぎりぎりのところを巧みに描写している。とはいえ、それは石の発した言葉ではなく、あくまで人間から見た石の姿にすぎない。最終的にその主張を想像して汲み取るのは我々読者だ。詩人石原吉郎によれば、詩とは「沈黙を語るための言葉」だ��いう。結局、我々が読めるのは「書かれた詩」でしかない。ほんとうの詩は事物と感興との沈黙の関係にあり、口にしたとたん霧消してしまうたぐいのものなのだ。ただしその意味で、カメラは言葉と同等に詩をつかみ得る道具となる。
 石の言葉の意味は石にしかわからないが、聞くことはできる。それは生成と漂着の場所にこだまする音に根ざしているはずだ。ここは砂丘。海と空と砂と風がある。それらを組み合わせて固めた言語が質量となって、いま手のなかにある。石の組成、つまりこの風土の中心に改めて石を据えてみようと思った。空へと放り投げて、あるいは、太陽と重ね合わせたシルエットに向けて、シャッターを切る。一連の試行錯誤の末、徐々に一個の石の多様な側面が見えてきた。浜にある無数の石の中、風紋を斜めに切る光彩と陰影の間、人の足のような流木の上、それぞれの関係性の中で石は表情を変え、異なる何か訴えかける。それは静かだが、熱のこもった対話であった。
 石のようになかなか動こうとしない私に友人はやきもきし、途中からどんどん先に進んでいった。帰りがけに走って追いついたところ、持って帰るつもりかと聞かれた。私は黙って首を振り、堆砂垣の向こうにそっと転がした。ホテルに戻ると、お気に入りを見つけたと言って、友人はポケットから小さな黒い石を取り出してみせた。彼は彼で写真を撮っていたらしい。そうしてにやりとしながら差し出されたカメラの画面には、私と石の出会いが切り取られていた。少し笑うと、名残惜しさが込み上げてきた。ふたたび永遠の海亀の卵へと還った石は、満月とともに夜を語り明かすにちがいない。ここちよい疲労に包まれてほんとうの石となった私は、夢幻のなかでその会話を聞いただろうか。
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jujirou · 10 months
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おはようございます。
秋田県湯沢市川連は、曇り空です。
昨日は朝からアレコレの研ぎ…研ぎ…研ぎの水研ぎ作業。
真空轆轤に吸着し、お椀全体を平滑にし、中心をしっかり研ぎ、凸凹が無い様平滑に水研ぎを行いました。
お昼過ぎからは修理依頼品のアレコレを、様々な工程で作業を進め一日が終了。
そして今日も続きの作業やら、その他アレヤコレヤと有りそうですが、一つ一つコツコツ頑張ります。
皆様にとって今日も、良い一日と成ります様に。
https://jujiro.base.ec
#秋田県 #湯沢市 #川連漆器 #川連塗 #川連 #国指定伝統的工芸品 #伝統的工芸品 #伝統工芸 #秋田工芸 #秋田の物作り #秋田の物つくり #髹漆 #寿次郎 #寿次郎椀 #塗り直し #水研ぎ #真空轆轤 #研ぎ #秋田県産珪藻土 #漆と2種類のブレンド砥粉と秋田県産珪藻土を焼成した地ノ粉を混ぜ合わせた下地漆 #修理 #修理修復 #四ッ椀 #小町椀 #kawatsura #japanlaquer #JapanTraditionalCrafts #KawatsuraLacquerwareTraditionalCrafts #jujiro
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sobajima · 11 months
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「漆器」
先日、仕事で出向いた先の帰りに、たまたま通りかかった器屋に寄った。
陶器が多くなんとなく見ていると、漆器もいくつか置いてある。その中に溜塗の黒の汁椀があり
それがセール価格で並んでいた。なにかの都合で、在庫処分品ということらしいが、ものはなかなかよい。
大きさは4.3寸。吸物用の仙才椀で伝統的なシンプルな形。汁椀は以前から旅先などで機会があれば
見て回ったりもしたが、なかなか好みと値段があわなかったので、これはよい縁だと思い、5客買った。
長い時間をかけて完成された必然性のある機能的な形と仕上げ。そんな日用品は美しく魅力的である。
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foucault · 1 year
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村上尚美さんの溜塗の吸物椀。見込み広めで食材が映えます。 「安比塗をたのしむ」は、安比塗漆器工房の仕事だけでなく、こちらで塗を学んで独立して活動する方々の仕事も届く、選びがいのある会です。 (工藝風向) https://www.instagram.com/p/ClPzKbyv2ym/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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gallery-yaichi · 2 years
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・ ・ 杉田明彦 漆展 作品紹介 ・ 吸物椀 size φ104 h64-97mm ・ 小振りな蓋付椀。 品のあるサイズ感で、蓋付きは漆の塊感があります。 石製のようにも感じるベンガラ仕上げの表情が美しい佇まい。 蓋物はワクワクしますね。 ・ ・ ・ 2022.5.28.sat.- 6.12.sun. 杉田明彦 漆展 Akihiko Sugita Solo Exhibition ・ ・ close:月曜・第一火曜 open:11-19:00 ・ ・ 364-0031 埼玉県北本市中央2-64 048-593-8188 Open 11:00-19:00 close 毎週月曜・第一火曜日 JR湘南新宿ライン高崎線 北本駅西口徒歩1分 ・ ・ #yaichi #やいち #器 #うつわ #cafe #カフェ #アンティーク #antique #antiques #古道具 #古家具  #古物 #埼玉 #北本 #北本市 #杉田明彦 #漆 #漆器 #japaneselacquer (at Gallery&Cafe やいち) https://www.instagram.com/p/CeKmNbKP6hm/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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toujiya · 2 years
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生ゆば・汲みゆば
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生湯葉は、巻いたり和えたり包んだり…
お吸い物に入れると品が出ます(塗りのお椀を使用すると映えますね)
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汲み湯葉は、ワサビ醤油などでお召し上がりください
お酒のお供になります
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生湯葉2枚入り・汲み湯葉80g入り
2022.5.21
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bearbench-tokaido · 2 months
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三篇 上 その二
弥次郎兵衛は、首を振りながら、 「せっかくだが、さっき酒を飲んで来た。言葉だけもらっとこう。」 と、先に行こうとする。 親父は、立ち上がると、弥次郎兵衛の前に立ちふさがるように、 「あれま、せっかく私がおごりますというのだから、 まあまあ、ぜひ一つ飲んで行ってください。 こりゃこりゃ、ご亭主どの。美味い酒を出してくんな。」 その言いように、弥次郎兵衛は、考えているが、北八は、先程の事が気になるのか、 「いや、お志は、ありがたいが結構。さあ、弥次さん、先へ行こう。」 と、親父の横を摺り抜けようとする。 親父は、その北八の様子に、 「はて、こりゃ、情けのない人だ。 すぐにお詫びの席を作るから、ちょっと、寄っていきなさい。」 と、無理に弥次郎兵衛と北八の手をとって引きずり込む。 二人とも飲める口だから、酒と聞いて、少しは心を引かれていた。
そのうち、弥次郎兵衛が、 「いいわ、北八、一杯飲んで行こう。 しかし親父さん、お前さんのおごりじゃ気の毒だな。」 と、親父の方をみると、 「いやいや、遠慮なさらずに。ご亭主どの、ご亭主どの。 肴もたくさん出してください。 でも、ここは、あんまり端こだな。奥座敷へ行きましょう。」 と、言うと、その様子を見ていた茶屋の女中が、 「さあさあ、こちらへどうぞ。」 と、奥に案内していった。
三人は、中庭からまわって、茶屋の奥座敷の縁側にわらじのままあぐらをかく。 そこへ、女中が、出しかけた銚子と盃を持ってきた。 弥次郎兵衛が、 「さあ、親父さん、飲みなせえ。」 と、勧める。 「はいはい、それなら、毒見をしましょう。 おっととと。うん。いい酒だ。さて次ぎは、お若いのへお返ししましょう。」 と、親父は、ニコニコしながら北八に酒をすすめる。 北八は、差し出された銚子を横目で見ながら、 「いや、俺は酒よりか腹がへったな。」 北八が、ついそう答えると、親父は待ってましたとばかりに、 「ああ、腹がへったか。それ、飯を食べなさい。」 と、答えるのに、北八は、天邪鬼で、 「いや、やっぱり酒にしよう。」 手元の杯をいっきに飲み干す。 親父がその言いように、ちょっと顔をしかめたが、すぐ元の通りにニコニコしている。 「かあ、うまい酒だ。で、この吸物はなんだ。 たたみ鰯のせんば煮か。大方この後は、かぼちゃの胡麻汁か、さつまいもの胡麻あえでも出るんだろう。安上がりだ。」 北八は、すっかりくつろいでいる。
弥次郎兵衛も、つらて料理を見た。 「いいや、悪くない。ほれ、その海老を見てみろ。こう跳ね返ったところは、お寺の天井に描いてある天女みたいに反り返っている。」 「いや、この海老は、豊後節で、天女のことかいなと反り返る場面みたいだ。 ハハハ。ところで、親父さん、一杯飲みなせえ。」 北八は、思い出したと言う風に、親父に酒をすすめる。 「いやいや、あんたにお返ししましょう。 それにしても、肴がこない。こりゃ、姐さんや。 さっきから、手がへし折れるほど、叩いて呼んでいるに、どうして、肴がでてこない。」 と、親父が叩く手の音で、のこのこやってきた、女中に言うと、 「はいはい、ただ今、お持ちします。」 と、ようやく大平椀と肴を持ってくる。 親父は、その肴を見ながら、 「おお、やっときたか。どれどれ。」 と、大平椀を手にとり、 「なんだこの、大平は。たまごのぶわぶわか。」 と、いかにも、残念そう。 弥次郎兵衛も、その椀を取り上げると、 「たまごを使った実の入らない茶碗蒸しか。 だから、遅かったんだ。おおかた、鶏がたまごを産むのを待っていたんだろう。」 北八は、魚をつつき、 「こいつは無塩だ。珍しいもんだ。」 と、言っている。
この時代は冷蔵設備などないので、生魚でもほとんど塩をしてある。 ところが、この魚は新鮮で、塩をしてないと褒めたのである。
親父は、なおも勧める。 「たんと飲んでください。あなたは、私の命の恩人だ。 さっきは、よく許してもらえたもんだ。」 北八も酒が入ってきて、気分がよくなって来た。 「いや、俺も、つい虫のいどころがわるくて、言いすぎた。まあ、許してくれ。」 弥次郎兵衛も 「まあ、これで万事丸く収まったってことだ。 どうせ、こいつはどんなものにも味噌をつける男だから、こんなことはよくある事だ。」 と、ただ酒を飲んでいるから、弥次郎兵衛も親父にお世辞をいいながら、最初の遠慮も忘れて、がぶ飲みしている。 そのうちに台所から、さらにいろいろな料理が出てくる。
さすがにずうずうしい二人も、少しは親父が気の毒になってきていたが、料理が次々に出てくると、それも忘れて、また飲み食いしだした。 すっと、親父が小便にと、行ってしまうと、北八が、 「ほれ、弥次さん、お前が払うべきここの金を俺によこしなせえ。 俺が、あの親父を、いじめたから、お前もこんなに飲み食い出来たんだ。」 それに答えて、弥次郎兵衛は、 「ふざけるな。まあ、でも、悪くはないが。 あの親父が戻ってこないうち、さあ、飲んでしまおう。」 「そうだな。じゃ、この茶碗に酒をそしでくれ。 おっとと、きたきた、きたさの、きたさの、讃岐の金毘羅、たかが高瀬の船頭の子じゃもの、おさへてどうする、ジャジャ、ジャンジャン。」 と、がなりたてる。
弥次郎兵衛も 「えええ、山で切り倒した、松の丸太のようでも、妻とさだめたら、まんざら憎くくもあるまいし、やっとさのせ、やっとさのせ。 面白い、面白い。しかし、あの馬鹿な親父はどうした。」 と、いくつかのはやり唄をごっちゃにして怒鳴っている。 ここで、北八、例の親父の事が急に気になって、 「本当に、長い便所だ。 もし姐さん、ここにいた爺さまはどこへ行ったかしらないか。」 と、女中にとうと、 「たしか表のほうへ。」 と、店の表の方を伺う。 「はて、これは、どうかな。おかしいぞ。」 と、待てども待てども、この親父はどこへ行ったか、いっこうに帰ってこない。 二人は、慌てて、便所に覗きに行くが、親父はいない。 北八、はたと気がついて、 「もし姐さん、今の親父が、ここの飲み食いの払いをして行ったか。」 と、女中に問い掛けると、 「いいえ、まだいただいていません。」 という返事。 二人は、顔を見合わせている。
弥次郎兵衛は、思わず、 「やあ、やあ、やあ。」 と、唸ると、 「一杯くわせやがったな。追っかけて、ぶちのめそう。」 と、北八、飛んで出てみたが、どっちへ行ったやら、 いっこうに雲をつかむようで、ことに親父はこの辺りの者だから、勝手知った脇道にでも入ったらしく、さらにゆくえが知れない。 北八はしょげて帰り、 「弥次さん、どうも知れねえ。とんだ目にあった」 と、がっくりと肩を落として、帰ってきた。 「仕方がねえ。お前が、この払いをしろ。 あの親父がとんだ食わせ物で、お前に仕返しをしたってことだな。」
仕方なく北八が、勘定を払おうとして、弥次郎兵衛に問い掛ける。 「それでも、どうして、俺が一人で払わなければならないんだ。いまいましい。 せっかく酔った酒が、みんな醒めてしまったわ。」 北八が、ふところから金を取りだし、 「まあなんにしろ、いくらになるね。」 この茶屋の亭主に問うと、 「はいはい、九百五十文でございます。」 と、言う返事。 北八は、苦り切った顔で、しぶしぶ金を払った。
「詐欺にあったと思って、払おう。ここで、嫌だと言っても、しかたがないし。」 「それにしても、あの親父は、なかなか気の利いたやつだ。 ほれ、北八、お前のその顔で一首浮かんだ。」 と、弥次郎兵衛が、一首詠む。
御馳走で 思いのほかに 払わされ 腹もふくれて 面もふくれた
北八、ふくれっつらで、 「へん、いまいましい。まったく、素早い親父だ。」 と、これも、一首詠む。
有り難い かたじけないと 礼いうて 一っぱい食べる 酒の御馳走
田舎者の親父だと、侮っていたが、素早く立ち回れるはずの江戸っ子二人が、反対にとんだ仕返しをされたのをおかしがった。
つづく。
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miel8328 · 6 months
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2023/11/05
3日のデートは、お昼ご飯にお寿司➝博物館or美術館➝蕎麦打ち体験➝我が家でお泊まりの予定だったんだけど、お寿司屋さんにいる途中から彼の体調が悪くなったのでそのまま帰宅してきた。最初はコースの終盤で出たあら汁のお椀とお茶で体が温まったからかなと思っていたら、しっかり発熱してた。
彼の最寄り駅まで送り届けて「こうしてお祝いするのはこれから何度もあるから大丈夫だよ。今はとにかくゆっくり休んでね。」と伝えた。実は昨年の彼のお誕生日お祝いのデートの時も私が体調悪くなって、途中で帰宅することになって、その時に彼が言ってくれたことをそのまま伝えた。本当はお家まで行って看病しようかとも思ったんだけど、彼の性格的に気を遣わせてしまうだろうし、症状的にも眠気と発熱以外その時はないかなと話していたので、彼の最寄り駅で解散した。
彼は「本当にごめん。体調が良くなったら5日のお昼ご飯一緒に食べよう。」と提案してくれた。それも嬉しかったし、体調が悪くなりかけていた時もエナジードリンク飲もうとしたり(これは全力で止めた)、煙草吸ってみるとか、エナジードリンクの代わりにキレートレモン飲むとか、デートを続けるためにできることを試してくれてたのを隣で見てたから、寂しさとか悲しさとかは一切なくて���しろありがとうと思う気持ちでいっぱいだった。
2年連続でお誕生日お祝いのデートを途中で切り上げることになってるから、私たちの鬼門は11月初旬なのかもしれない。来年こそは健康体の完全体でお祝い出来ますように。
今は彼の体調が早く良くなればいいなと思う。と書いてる私も風邪を引いたようで熱っぽさと怠さが抜けない。寒暖差が激しすぎるのは困りものだね(;;)
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6bfok · 8 months
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2023年08月30日(水)笠原裕介はこんなことをしていました。
◯04:35〜:46 居室で使用した珈琲ビーカーマグバスケットと取っ手付きマグカップとステンレスティースプーンを調理場ステンレス槽流し台で、
ザ ·ノースオイングランド P&I アソシエーションリミテッド ソフトスポンジにヤシノミ(R)プレミアムパワー(R)台所用洗剤 u.s0.0139oz(0.411ml液量)
吹いたスポンジを泡立て洗い、自在水栓蛇口上水道水600ml液量の点滴開き桶ありですすぎする手洗いスポンジ洗浄すすぎ。
◯上水道水400ml液量、挽いた珈琲豆5Gram、珈琲ドリップ。
◯04:48 浴室で浴槽ユニットの浴室排水穴に向けて、浴槽の残り湯115Littreから900mlを排水口に流して排水。
◯05:02〜07:06 満充電した。XIAOMI(R)Redmi(R)Note 10 JEを機器を電源オフし、バッテリーの残り13%から始めた。
◯05:28 浴槽に花王(R)ふろ水ワンダーを1包入れて、清浄した残り湯を今日は、手洗いと灰皿洗いに使います。
◯05:29〜:32 可燃ごみ専用大型ポリ袋に入れた分別可燃ごみの排出物を、今日が指定日です、鉄かご集合集荷ボックスへ。
◯05:33〜:34 トイレ掃除に使う、マツキヨトンボさん7.5Littreポリバケツを、浴槽清浄済残り湯を手桶で流してすすぎ、汲んだバケツ
6.95Littreの洗浄水をポリバケツに汲み、汲んだポリバケツの水を脱衣所にオカザキミニタオルを敷き、その上、
その中に5分間清浄漂白水汲んだバケツの水で、CeFiONtect(R)洗面台花王(R)ホワイト石鹸とふろ水ワンダー清浄水残り湯
850ml液量で手洗いスポンジ洗浄すすぎした。
◯06:04〜:14 枕元にライテックHiHi携帯吸い殻入の吸い殻をデスクトップテーブルの上でトイレットペーパー2切1枚2組を敷いて並べ、
灰皿の吸い殻や灰を並べたトイレットペーパー上に逆さ向きにこぼしてトイレットペーパーで包み、灰とトイレットペーパーで包みした
包みカスをセロハンテープで留めて渡辺金属工業HiHi吸い殻入に捨てた。
ライテックHiHi携帯吸い殻入と調理場からピュアベーキングソーダの袋とポリバケツのふろ水のワンダー清浄水をバケツに持ち、
庭の流し台に持ち出して、使い捨てハブラシ1本で、重曹5Gram、ライテックHiHi携帯吸い殻入1コに3度に分けて都合1.26Littreの
清浄水を点滴入れつつ、バケツを汚さないように姿勢して、HiHi吸い殻入洗い、のち僕は100ml液量上水道水手洗い。
ポリバケツには、4.24Littreのふろ水ワンダー清浄水残り湯を残し、その残り湯を手桶で600ml液量と
花王ホワイト石鹸で、CeFiONtect(R)洗面台で手洗いした。
洗いましたライテックHiHi吸い殻入は、居室保管2切1枚2組のトイレットペーパーで拭き上げ、水アカ拭った。
◯06:58 Amazonデジタルミュージックで配信曲 DEAMS COME TRUE - LAT43°N 250円をPayPay銀行visaデビットで1曲の購買
◯06:59〜07:02 北側トイレ室でお尻拭き紙トイレットペーパー3切1枚2組で排せつ大便の用をした。
◯07:03〜:04 ポリバケツから手桶で4.24Littre残りのふろ水ワンダー清浄残り湯から590ml液量を汲み、花王ホワイト石鹸手洗い。
◯08:17〜:27 食事飲食した(白御飯一杯盛膳、じゃがいも玉ねぎみそ汁スープ、極小粒納豆)
キッチンステンレス槽流し台で茶碗食器と汁椀食器と箸をザ ·ノースオイングランド P&I アソシエーションリミテッド ソフトスポンジに
ヤシノミ(R)プレミアムパワー(R)台所用洗剤 u.s0.0139oz(0.411ml液量)吹いてスポンジを泡立て洗い、
自在水栓蛇口上水道730ml液量の桶点開きで手洗いスポンジ洗浄すすぎしました。
飲食後にサワイ製薬リスペリドンOD錠3mgを飲んだ服薬をした。
◯昨日、僕は、バスタイム入浴8Littreの桶都度水で、下着やソックス洗いやスプレーの藤洗い、入浴体のアカを取りました。昨日は、母上ひとりが浴槽半身浴した。
使って残り湯清浄済み107.2Littreの水に入浴剤足し、バスタイム準備をします。今夜の父上の気前で湯を捨て払うことあり。
([email protected] Au by KDDI XIAOMI(R) Redmi (R)Note 10 JEで送信 2023年08月30日(水)10:08:45)
2023年08月29日(火)14時 から 2023年08月30日(水)10時までの我が家の使用上水道料は、0.505立方メートルでした。
2023年08月30日(水)10時時点の我が家の水道メーター計測器を僕である豊岡高等学校普通科卒業者の誠実数値読みは、775.905 です。
2023年08月24日(木)18:49 ベルーナ(楽天市場) ベルーナ 50代メンズ紳士大人  40代 メンズファッション メンズライフ ラフスーツ カジュアル スーツ あったか 春<ビバリーヒルズ・ポロクラブ> 購買のサイズ 股下65cm,LL, グレー 2点 8,778円 送料209円 計8,987円(楽天銀行JCBデビット) 購入の用途 ”内祝い”
2023年08月30日(水)11:27 ベルーナから配送荷物を佐川今井急便より、妹あいが子煩悩手勝手サイン受け取り代理した。同時刻笠原裕介決済購買者本人が受け取りした。
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okamoo · 2 years
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鰻のお椀。
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doctormaki · 11 months
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あー午後になって気温上昇。午前中は洗濯してバタバタして、昨日の残りのカレーでランチしたら、やる気無し。。。やる気の持続はむずい。
そこで、だらだらしながら、徒然なるままに日暮らしである。今回、帰独して気付いたビックリ事件を書いておくことにする。
エピソード1: エプロンは首かけである
ワシは日本人。快適性と利便性をこよなく愛する。したがって、エプロンの首かけは、あまり好きじゃない。首の後ろが常にエプロンの重みで気になるし、まるで絞首刑を待っとるような重み。ワシはこう見えても姫なので、身体に重みがかかるのは嫌だ。なんならずっと夏ならシルクタフタ、冬ならシルクとカシミアだけ着とりたいタイプ。だから首かけエプロンは嫌じゃ。
というわけで、ジャパニーズホスピタリティ宜しく、日本で買える肩紐で、背中で肩紐をバッテンにする、否、今どき風にいうと、背中で肩紐がクロスになる肩紐タイプのエプロンを、クッキングクラブのメンバーに購入した。
これが驚き桃の木山椒の木である。なんと、外人共は、肩紐エプロンを着られないのだ。アホか。。。とワシ絶句。エゲレス人のBrunoがワシが着ている着方を見て、こうするのか!と感動しながら着る。でも、インド人もハンガリー人も、着ることができない。。。やっと首にかけても、肩掛けのコンセプトが理解できないので、紐に腕を通す事ができない。なんなら腕通さずにそのまま、腰紐を結ぼうとする。ワシ、呆れる。言葉も出ない。エプロン好きのワシは、もうマジで絶句。
でも、ワシの父もそんなもんかとも思う。常識が無いと言うか、どうしてそのように設計されているのかを汲み取れず、理解できないから、全ては不便だ!と即効怒りに変わる。アホな奴には首かけエプロンで良いという事が分かった。インド人も、ハンガリー人も、肩掛け紐エプロンのさして難しくもない着方に戸惑う。エゲレス人Brunoだけが、あーこれって首の負担なくて楽で良いねと言う。当然、他の二人のおばちゃんはおバカちゃんなので、やれエプロンがどーだ���、ナイフがこーだのと普段は蘊蓄をのたまう割に、Brunoの言っている意味は不明らしい。まぁそんなもんらしい。
バカにはバカ相応の、ダラけた奴にもそれ相応の世の中が上手く展開されゆくのがこの三次元ワールドです。かくいうワシも無知なので、無知の知で乗り切っています。
エピソード2: 塩分濃度高めなエウロッパ
ワシ、ドイツのスナックは塩なので嫌い。塩加減やばすぎ。塩の塊ポテチや塩の塊スナックには辟易。だけど、チョコ食ったらなんかお口直しに塩っぱいもの食べたいし、その逆も然りと、延々と甘辛街道をおやつだけで楽しみたい。そこで見つけたのが、塩っぱさはスライス加減で調整してねと、チーズとサラミがおやつになる。太ること間違いなし。でも、人間とは、貧すれば鈍さない限り、一日の潤いでおやつタイムは必須。おやつタイムない人生なんて、我が家の愛犬ベムりんでさえ、無理ムリムッリー、絶対無理というだろう。
ってなわけで、ワシ今回、トンガリコーンを密輸。ギャー酷人どものパーティーに持って行って惜しみなくくれてやったつもりが。。。やはり。彼らには味がしないというのだ。マジか?と思い、トンガリコーンを口にしても、ワシにはしっかり塩味となんならアミノ酸の味しますけど。。。でも、彼らには味がしないらしい。ドン引き。汗。マジでスカイ。晴天の霹靂。おかげさまで、ワシは苦手な塩っぱいドイツのマズイポテトチップスの代わりに、トンガリコーン独り占め。しかし、さすがにギャー酷人どもよ、お前らの味覚ひどすぎでしょ。
でも、通りで分かった。お澄ましをハンブルグ大学大教授のお宅で作った時に、大教授の30も年下の移民の嫁ドブコちゃん、ドブラフスカが言えないので、ワシはドブコちゃんと密かに呼んでいるが、このドブコちゃんは醤油瓶をにわかにガッシリと掴んで、ドバドバと醤油瓶から直にお椀に醤油を入れていた。出汁の香りもなにもあったもんじゃねー。さすがドブコ。溝水でも飲んでろボ~ケと思ったが、多分思うに、塩味の感度が恐ろしく低い。そして、ドイツでは日本食ブームの割にダシの味が分かる味覚を誰も持ち合わせていない。
だからなのだろうか。こちらのベトナム移民の開くベトナム料理屋では、美味しいと噂の立つ店ほど、アミノ酸地獄なのだ。ワシはアミノ酸アレルギーなので、気をつけていないと、下手なベトナム料理やタイ料理、中華料理に行くと、その夜から、全身カユカユ地獄に加えて、唇や口内の粘膜が腫れまくる。しかし、奴らは、このアミノ酸地獄を美味しいという。ワシは単なるアミノ酸地獄で、なんなら調整された日本のカップヌードルの方がよっぽどマシだと思う。オマケに、NYの方がよっぽど、MSG使っていません表示を出していて、アミノ酸アレルギーへの理解がある。こちらでは、やれグルテンフリーだのヴィーガンだのなんだのとかんだのと、アレルギーや嗜好にはめちゃくちゃウルサイが、MSGは平気で感知せず、ワシは大迷惑。アジア系レストランでの外食がほとんどできないのだ。醤油だって、味噌だって、みーんなアミノ酸漬けじゃけのぅ。中国製の精製が悪いアミノ酸は、ワシはアレルギーで死ぬじょ。
エピソード3: アレルギーとグルテンとカフェイン恐怖症
そうそう。ドイツは食べ物にスゲーコダワリを見せる屈強なバカが、笑える位にわんさかおる。グルテンフリーに拘る輩は、シッタカブッタになって、醤油には小麦粉が入っているからグルテンフリーじゃないと言って世界最強の発酵調味料ザ醤油に難癖つける。その癖、MSG山盛り食って元気なんだからオメデタイ。あのね、グルテンって小麦粉のデンプン質に含まれたタンパク質を言うんですよ。つまり、グルテンは小麦粉に水加えて、ネリネリしないとできない。醤油はモロミ発酵ですけど。。。と思うが。。。兎に角、グルテン、グルテンと避けたがる。そういう奴に限って、平気でパンとかビールとか食っているから、ずっこける。うどん食って、食後に麩饅頭食って、死ねるかどうか試してみぃや。。。とダークサイドマキは思う。ビール良いのになんで醤油イヂめやねん。アホか。
アレルギーは、ある種の蛋白質から引き起こされるので、大豆アレルギーのワシはマジで、豆腐だけじゃ無くて、醤油も味噌も納豆も食えなくなるのか。。。と愕然とした事がある。しかし、蛋白質は、発酵過程を経ると、ある程度分解されるので、ビールや醤油の発酵過程を経たグルテンは、いわゆるグルテンとは異なった組成になっているはずだ。したがって、有り難い事に、ワシは納豆食べられますのよ。オホホ。嬉しゅうざーます。豆腐は麻婆豆腐を食べたい一心から、なるべく遺伝子組換え大豆の豆腐は食べないザマス。
カフェインを避けたがる熱狂的なカフェイン嫌いも多い。カフェインは脳内の薬物を堰き止める関門をくぐるから、ヤバイというのが、多分、カフェインを避ける科学的な後ろ盾だろうが、カフェインを極端に避けている癖に、酒を飲んでいる奴を見ると、ワシはこいつはバカだと確信する。ワシは化学物質過敏症なので、ホルムアルデヒドなど化学物質が怖い。アルコールは消化吸収の際に体内でホルムアルデヒド化するために、自家製の化学物質で脳がクラクラして酔うという構造になっとる。だから、ワシは呑んでいる奴の隣でそいつの呼気を吸うだけで、十分二日酔いになれる。つまりだ。脳へのダメージは明らかにアルコールの消化吸収過程に発生する化学物質の方がヤバイ。脳への様々な作用を恐れてカフェインを接種しないのであれば、カフェインよりもアルコールの方が脳への作用はヤバイ。
また脳内環境を慮るのであれば、糖分もヤバイ。飴やミルクチョコなどの砂糖の塊は、糖分の消化吸収に伴った血糖値スパイクを引き起こす。つまり、血糖値スパイクで脳内の血管は傷付きやすくなってしまう。血管健康を思うと、塩分も怖いけれど、塩分よりも、実は糖分に気をつけなくてはいけないというのが最近の研究だ。脳がぼーっとするから飴やチョコや、甘い清涼飲料水やジュースで糖分補給という考えは、甘い! 実は最近の研究では、脳にはさほど糖分は必要なく、適度な油脂が、ケトン体が実は有効と分かってきているらしい。つまりだ。油脂を含むチョコの方が飴より好ましく、ダークチョコなら糖分も相対的に少なくて好ましい。午後のお茶には、砂糖よりもハチミツを落として、脳に味覚を通した満足感を与えつつ、穏やかな糖分吸収を心がけた方が良いという事だ。
糖分もアルコールもカフェインも、脳への作用が大掛かりな分、脳は快楽と認識し、それをより欲するようになり、自制が効かなくなる。そういう脳内メカニズムを理解した上で摂取しないと、特に糖分と塩分のバランスが認知症に与える影響とはデカいらしい事が最近分かってきている。食事とは、何を摂取するかとは、より良い人生のためには、とてつもなく深い問いなのだ。
アレルギーのフリする自称身体弱いバカと、本当にヤバく身体弱い奴の違いは何か。それは、マジで、身体弱い奴は、倒れたくないから、最新版科学で理論武装します。ワシは後者。だから、前者を見ると、マジで羨ましいっす。巷にあふれる情報洪水から適当に自分がピックアップした情報に踊るバカを演じている自称アレルギー野郎は、多分、健康的なバカ。コダワリを持っているワタシってステキと自分酔いして、最新版科学にマインドアップデートせず、過去の迷信信じて踊っているだけ。ご苦労さまです。チャンチャン。本当に病気になった時、焦り狂うのは、身体弱いフリして周囲の無知どものアテンションプリーズしている幸せな方々なのだろう。ワシはマジで身体弱いので、雑草魂でいかせていただきやす。こっそり倒れて、人知れず痛みや痒み、ダルさと微熱と戦いつつ、マックスでイライラしながらも、なるべく表向きには、にこやかにいられるように精神統一。なんの修行やねんて。。。
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jitterbugs-lxh · 1 year
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 春雷
(無限と風息)
 無限、の名をもつ男は、人間にして不惑を十度超えた、おそるべき怪物であった。おおいに肉を喰み酒を呑み麦を炊かずに米を炊き、寝汚いほどによく眠り、時には欲を愉しみさえした。清貧さや、禁欲のすべて、聖者たりうる格調を待ち合わせることだってできた、けれどもこの男は嘲笑うかのように、それらすべてを棄却した。より高みにのぼること、人の身をはるかに離れ、仙の域に入り、この世のなべて睥睨して生きることを、無限は良しとはしなかったのだ。どこまでも地を往き、いつまでも野にある。そういった男である。
 二度の口づけはどちらも軽く甘かった。吐息をたがいに混ぜ蕩ける深さを、期待していないと言えば嘘だった。鼻面を擦りあうような、恥じらう花を啄む小鳥の口づけを、この男から贈られるとは思っていなかった。磨きぬかれたつるぎのさまの、沸き立つ激しさ、焼けつく熱さを、いまではもう知っている。深い口づけはおろか、無限という男の熱情に浮かされた一夜を知った今となっては、彼が聖者たるに任せた生きかたを撰んでいなくてよかったとさえ、おもう。快楽はいつも即物で短絡的なものだ。あまく貪りあう口づけもあれば、噛みつき奪うそれもある。あわせる肌はいつだって、手合わせでは息ひとつ上げない男が汗みずくになるほどに。このうつくしく、愚かで、ばけものの勁さをもっているくせどこか儚げにみえる側貌のうちに、明朝啖う飯のことなど考えているくせ、憂いを帯びたため息の、愛を識るのは己だけであればよい。
 鎖骨のうえのわずかな窪みに溜まっていたのはいったいどちらの汗だったろう。つと落ちる指の、ととのえられてささくれひとつない、やわらかくなぞるつめさきの、吸いつく熱さを考えている。薄い胸をつたい、みぞおちを経由してあやまたず正中をすぎてゆく指は、ただ重さのみにて薄皮を裂く、研がれたばかりの手術刀の鑽れ味。とん、とん、所在をたしかめるようにかるく叩かれたへその奥にあまく疼く胎がある。愛撫の手はあくまでやさしい。やさしいが、胸をひらかれ、胎をあばかれ、骨をならべて、腑分けをされている気分に陥ったものだった。黎明を待たずしてむくろにもどるおれの、風息の、軀のすべてひらかれようとも、けしてこころは踏み躙らせない、そうした矜持を知ってか知らずか、誰よりも風息をあばきたてるべきではないが、しかしこの男が為さぬのならばだれにも相応しくない行いを、無限だけが赦されていた。他ならぬ風息が、赦したので、あった。
「おもうにみんな、あんたのことを特別製のなにかだって、信じたがっているんだ。おれもふくめてね。だけど無限、あんたは存外子どもだし、聞かん坊で、欲張りで、ちっとも神さまらしくなんてない。べらぼうに強いことだけほんとうだけど、それ以外のことでは、ちっとも。」
「なんの話だ? 風息」
「あんたはふつうの男なのにな、って話」
「ふつう? 私が?」
 意に沿わぬことでもあったろうか、あるいは、言い当てられて幾らか気まずい部分があったか、ぴくりと片眉をあげる男の言い草はあくまで穏やか、機嫌を損ねたふうにはみえないも、彼のそうしたわずかな機微を、見分けるのはずいぶん得意になったものだ。ぐ、深く腰をすすめて胎をつかれ、ぐずぐずに蕩かされて吐息が漏れる。甘い声に満足そうにわらう男のうすいくちびる、うずめたままに達する熱りに昂り、ぶつかる骨の硬さまで、もはや知られぬことはない、いつだったかこの男が言ったことには、風息が狼の一族でなしに、山猫の末裔であるところに幸いと喜びがあるのだそうだ。荒野をひたすら駆けるに不向きな四肢は、しかし、枝を渡り斫りたつ断崖をのぼり、跳ねては自在に着地する。やわらかいのだ、腰が、外転する脚が、股が。からだをひらいて抱かれることが、苦にならないだけの可動域を、彼はそなえた。もっとも軀がゆるしただけが、時に烈しい閨のいとなみ、胤を付ける雄のつよさを、快楽として享けいれるに至った理由でないことは間違いない。
 無限はたしかに、おおくにおいて極上の酒であり、蜜であり、玉であって杯であった。惑わされ、誘われて、陥ちた若木であったこと、もはや潔く認めるとしよう。真正面に向き合って腕につつみ、おんなを愛するような優しいそれもあれば、後ろからとらえて貪るように、勝手気ままに抱かれる日もある。酷くしてくれと頼むこともあれば、抱きすくめられ、甘い口づけに溺れたいとねだる日もある。恋人として上にも下にもおかない扱いをされたいけれども、処刑を待つ重罪人のように、丁寧にも冷たい、監視下にもおかれていたい。どうしたって無限はふつうの男でないのに、ただ不器用な男として振る舞うのを、愛してしまった自分の負けなのだろう。さいわい寿ぐ春の日の、やわらかな木洩れ日が彼にそそぐといい。昨夜のあらしは東のまちに、霹靂の青になって降りしきる。花曇りのあとのさわやかな風が、あなたの頬を撫で、髪を揺らし、足をわずかに止めさせることもあるだろう。駆けつづけるのは生半な覚悟ではつとまらないし、もうどこにも行きはすまいとの決意も、おとなのおれたちにはおそろしい。
 あいしているんだ。風息、おまえを。
 そら、あたらしい日だ、朝だ季節だ。カーテンをあけてはじめよう。風息がひと椀の水で渇いた喉をうるおすあいだに、無限はおなじ椀で粥を食ったというのでまた笑った。
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yokohamamiuken · 1 year
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赤坂駅から徒歩5分の「鮨 ふくなが」さんは、この道30年の大将とソムリエさんが厳選されたお酒が楽しめるお店です。 公式💁‍♀️ @sushi_fukunaga 今回いただくのは、お寿司と季節の逸品を楽しめる「特選おまかせコース」(16000円)。 青森の地酒や食材が数々そろっているのも、オーナーさんが青森県出身だからだそうです。 ▼いちご煮→青森県の郷土料理で、ウニと鮑のお吸い物です。ウニの優しい甘さと、鮑のシャクシャク食感がベストマッチ。 ▼前菜→実に豪華! お味も間違いなし。汲み上げ湯葉・子持ち昆布・ホタルイカ・磯つぶ貝。 ▼刺身3点→きれいに切られた刺身3点。ミズダコ・青森県下北半島のヒラメ・カツオわら焼き。 ▼スミイカ→コリッコリでねっとりでサクッと噛み切れます。 ▼コハダ→イカから光り物への変化。酢と脂の対比がスバラすぃです(T ^ T) ▼赤身漬けマグロ→長崎県の壱岐産。シャリが見えないほど大きなネタは、トロけます。 ▼ノドグロ炙り→トロッとネットリもっちり柔らかです。舎利も海苔も美味しいし炙ってあるのでノドグロの良さがいっそう引き立ちます。 ▼キンキのしゃぶしゃぶ→ふわっふわで柔らか!!きめ細かくて甘く、皮目はプリッとしており生の魚と違った食感。 ▼ワサビ葉の醤油漬け・香の物→ワサビの葉はすごくスッキリ。タクアンも柚子とシャキシャキで満足度も高い!! ▼逸品→これまた豪華。アナゴの白焼き・筍の酢味噌あえ・メヒカリ天・空豆天・タラノメ天。 ▼赤貝→ブ厚い身が、ツヤキラです!! 歯応えはシャグシャグで、赤貝ならではの甘味と香りがいい!! ▼カマスの炙り→炙った香ばしさが全面に。皮目を炙ってあるので、脂の甘味と旨味もすごいです。 ▼��トロ→重量190キロ級、水揚げして11日目の脂が乗り切った逸品。旨味と甘味、香りと食感のバランスがよくて、今まで食べた中でいちばん美味しいです。 ▼太刀魚の塩焼き→身が厚くてふっくら。淡白できめ細かいのに、身には旨味がしっかりしています。 ▼小丼→ウニを混ぜた舎利・イクラ・キャビア・おろしたカラスミ(ノ∀`)これぞ食の玉手箱。ウニが実に濃厚だし、カニの濃ゆい旨味を、イクラとキャビアがふんわり包んで美味しいです。 ▼平貝炙り→海苔に巻かれているんですが、ホタテに比べて一段上をいくは食感どっしりしており、味わいも深い! ▼茶碗蒸し→青森県のシジミの出汁がしっかり。ふるふるで海苔とワサビの香りもいいなぁ。 ▼クルマエビ→見た目の美しさ!! シャクッシャクッとした食感も楽しく、鼻から抜けるエビの香りがいいなぁ!! ▼とろたく→海苔は佐賀の有明産。トロがとろける!! たくあんパリシャキでパリッとした海苔で食感も映えます。 ▼アナゴ→皮目がテリテリ!!身の食感はきめ細やかで、優しい柔らかさの皮と合わせてトロケるおいしさ! ▼たまご→蒸し玉子ですね。味付けも優しくて最初から最後まで上品なコースにふさわしい玉子でした。 ▼あら汁のお椀→白味噌で上品に魚の旨味をまとめており、ネギも甘くてさっぱりと良いアクセント。 ▼デザートは、田酒のチョコレートのテリーヌ・田酒の酒粕を使ったアイス・青森県のふじりんご。下には青森県のカシスソースで、全体の甘さをピシッと引き締めています。 ドリンクとしては、 ▼田酒 純米吟醸 百四拾(2300円) ▼陸奥八仙 特別純米(2000円) ▼青森りんご スパークリング(850円) ▼加賀棒ほうじ茶(600円) ◆◇◆後記◆◇◆ これで16000円ですよ。 このボリューム、充実ぶりはハンパないです!! とにかく、舎利を覆い尽くすネタのパフォーマンスの高さは注目です。 しかし、ネタも大きければいいってもんでもなく、舎利とのバランスもしっかり。 赤坂で、青森の美味しい地酒を傾けながら美味しいお寿司を食べたくなった時。 ちょっと隠れ家ちっくな名店、「鮨 ふくなが」さんは是非ともオススメしたい名店です!! 公式💁‍♀️ @sushi_fukunaga ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ 鮨 ふくなが 050-5868-3700 東京都港区赤坂3-15-14 https://tabelog.com/tokyo/A1308/A130801/13266343/ ▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲ #鮨ふくなが #ふくなが #寿司ふくなが #赤坂 #赤坂寿司 #赤坂鮨 #赤坂グルメ #赤坂ランチ #Yahoo地域クリエイター #赤坂デート #赤坂 #赤坂接待 #食べログ人気店 #相互フォロー #食べスタ #食べロガー #食べロガーみうけん #食べログ #みうけん (赤坂) https://www.instagram.com/p/Cp2fPjIyrQG/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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shinhara-jp · 1 year
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独楽模様(こまもよう)の吸物椀入荷しました❕ 加賀蒔絵、大垣昌訓の吸物椀です。 独楽模様とは、お正月遊びとして昔から親しまれている独楽回し(コマ回し)の独楽に描かれている模様のこと。 独楽はまっすぐと芯が通って回り続けることから、物事が円滑に回る、運気が回る、お金が回る、仕事が回ると言われる縁起のいい模様です✨ 色とりどりの漆がモダンで可愛らしく ぱっと目を引く吸物椀です😌 お正月や祝いの席にもぴったりですね🫶🏻 十客共箱で販売中💁‍♀️ ------------------------------------------------- 🔸素敵な器が届いたらタグ付けまたは #新原美術 つけて投稿してくださると嬉しいです💐✨ #テーブルコーディネート #骨董屋 #骨董品 #古伊万里 #アンティーク #アンティーク食器 #和食器 #うつわ好き #器好き #骨董 #伊万里焼 #古伊万里のある暮らし #料理 #器 #うつわ #器のある暮らし #骨董のある暮らし #和食器のある暮らし #器屋 #吸物椀 #独楽模様 #大垣昌訓 #漆器のある暮らし #蓋椀 (新原美術) https://www.instagram.com/p/Co9ENh4JBg3/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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