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#安曇野ブルーの空
renton513 · 5 months
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2023/12/15 木実ヶ池釣行 ミドスト練習2
先日トライしたミドストの釣り、今日も練習しに行きました。 この日は、前日夕方から雨が降っていて朝は曇、時々小雨。 ミドストの天敵、風予報は9~11時まで2m。11時~5m! 11時までが勝負です。 池は最近通っている木実ヶ池。 ここは、野池としては珍しく水深がある池なのでミドストの練習にうってつけだと思う。 満水時には10m以上の水深になるらしい。 先行者さんが1名、水路側に居たので挨拶してちょっとお話を。 そこで、釣果情報をゲット…。 なんと、今年の11月に堰堤の対岸でバズベイトで57cmのバスを釣り上げたとのこと! 写真も見せてもらったけど、立派なバスでした。 というか、今年の11月って先月やん! 俄然やる気が…w 夢が広がりますねw 先行者さんは仕事に行くとの事で、帰られたのですが その前に、水路前でサカマタシャッド5インチでフッキングミスってしまったがデカいバスのバイトがあったらしい。
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ちなみに、入り口から左手方向に斜め護岸を歩いていくと奥に水路があって隣の池と繋がってます。 ここは、バスが回遊してくるみたいで写真中央の水路前で13日の釣行で2連続で34~35cmバスをキャッチしました。 クランクベイトで水路脇の斜め護岸の際に沈んでいる木に当ててカバークランキングした時も釣ってるので、ここの池では一等地だと思います。 特に東風の日は、バチバチのウィンディサイドになるので期待できるポイント。 先行者さんが帰ったので、先行者さんが居た堰堤側が空いたので奥の水路に行く前に堰堤周りをチェック ここにも、レイダウンが沢山あって水路前の次くらいに釣れるポイント。 ちゃんとロールアクションできているか?ワームのフラッシング具合は?とか確認しながらレイダウンに絡まらないようギリギリのラインをミドストさせていたら、シェイク感が消えてノターっとルアーが重たくなる感覚。 あれ?レイダウンに引っかかったかも?とシェイク止めてゆっくりアタリを聞いていたら、ルアーが沖方向にスーーッと動き出す。 前回ここで朝一のバイトで合わせ切れでラインブレイクさせていたので慎重にググーーーッっとゆっくりめにフッキング! ここでのコツはレイダウン際でフッキングさせずに沖に持って行かせてからフッキングすること…w
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リベンジ成功!沖に泳がせてからしっかりフッキングして軽くドラグファイトした後にハンドランディングしました。 ここの魚、スピニングでライトライン使うようになって分かったんだけど、めっちゃ引きが強い個体が多い。 このバスも34cmというサイズなのにめっちゃ引きが良くて40upと間違える…。
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少し送ったのもあって、上顎と喉の中間あたりの肉に刺さってました。結構硬い所なのでバレはしないだろうけど、ジグが口内に刺さってしまうとラインが歯に当たったり口閉じられたりするのでちょっと怖いですね。
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今回も40upきたか!?とか思うも34cm。 ルアーは、昨日タックルベリーで購入したバークレー マックスセントシリーズのフラットノーズミノー 4インチ(ブルーバック) なんと…セールで新品未開封で300円!!!! 10個入りなので、1個辺り30円ルアー。 ダイソーのワームより安いのではなかろうか…。 マックスセントのワーム��ので硬そうだな。と思っていたが開封して触った感じフニャフニャしていて全然柔らかい。 サイズも4インチということで、濁っていたりアピール度がほしい際によさげ。
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ジグヘッドは、ヴェスパとプラスマジックと用意していますが、自分が使っているロッドだと操作が難しいので1.4gで練習しています。 ミドストってオープンウォーターだったり何も障害物がない中層を泳がせる釣りだけど、結構根掛かりする(多分自分が下手だから) コスパ考えると、デコイのプラスマジックのほうが良い。 見た目や使い易さはヴェスパのほうが良さげなんだけど。 1個辺りの価格がプラスマジックだとヴェスパの1/2に収まるので… 問題は、プラスマジックのサイズ表記がヴェスパより小さい。 #3~2で、プラスマジックの#2がヴェスパの#3と同じくらい。 なので、もう少し大きいサイズのワームを使うとなるとヴェスパになるか、他のジグヘッドを用意しないといけなくなりそう。
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フラットノーズミノー、使った感じかなり良くて フラッシングも良い感じだなと思った。 が、ツートンカラーが少なくてブラウンとブルーとブラックしかない。 どうせなら、チャートバックとかほしいところだけど仕方ないよね。 この後、調子にのってレイダウン際をミドストしていて根掛かりロストしました…。
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その後、フラッシュJっぽいワームに変えてミドスト続けましたが特に反応もなく風がどんどん強くなってきたのでスピニングを車に戻してベイトタックルにチェンジ。 午後からは釣り厳しいだろうな。と諦めていたので、久しぶりにヘビキャロでもやって沖のボトムに沈みものとか無いかチェックしていました。 しばらく続けてそろそろ飽きたな~って思い出した頃合いに、キャスト時にPEラインが糸噛みしてしまいキャスト切れ…。 1ozのシンカーロスト。 クランクに変えて暴風の中、水路前でキャスト繰り返していたら キャストミスって木にふく壱を巻き付けてしまいライン引っ張っていたらライン切れてしまい…幸いにもルアーも水面にポチャン。
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クランクとバイブレーションしかトレブルフック付きのルアー持ってきていなかったので、根気よくキャスト繰り返してマクベスで水面に浮いているふく壱を救出w 何とかロストを免れ、残り時間も無くなってきたのでTN60に結び変えて戻りながらキャスト繰り返していたら足元バイトで子バス追加。
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これくらいのサイズが動けるのもここ数日まででしょう。 今日は最高気温23度と、12月にしては暑い日でしたが、日曜くらいから一気に冷え込んで最低気温マイナスの世界に突入するらしい。 結果 2バイト 2フィッシュ 使用タックル リール Daiwa 17 Theory 2506H ロッド MajorCraft Volkey VKS-S642UL/SFC ライン フロロマイスター フロロライン4lb ルアー バークレー マックスセント フラットノーズ 4インチ (ジグヘッド Decoy Plus Magic VJ-74 1.4g Hook2) リール Daiwa 22 ジリオン TW HD 7.1 ロッド Daiwa BLAZON C72H-2 ライン PE2.0号 リーダー フロロ14lb ルアー TN60 マルハタサウンド 最高気温 23度 風速5m予報 水温 不明
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shinosan-blog · 3 years
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安曇野ブルーの下、バックドア開けて充電しながらコワーキング&お茶してたら… #安曇野ブルーの空 #バックドア開けて #ハイゼットカーゴ #充電 #青い空の下で #バンライフ #車中泊 #車中泊ステーション #vanlife #vanlifer #carstay #carstayステーション #くるま旅 #くるま旅パーク #コワーキング #あづみ野やまびこ自転車道脇 # (しの389安曇野ステーション(camping out in the car Azumino)) https://www.instagram.com/p/CVEkae2hCS8/?utm_medium=tumblr
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4月2日(土)
 おはようございます☀
まさしく今、ご旅行中の方にこのショルダーバッグをお作りしました。綺麗なブルーと紫、紺がお似合いなので、この布色あそびでまず一つ、そして選んでいただく楽しみをと、もう一つ同型で作りました。そちらは、明日の投稿で🎵
昨日、ご案内しました、バッグインバッグのワークショップ、5月10日は、あと一席となりました。13.17日は空いています。ご参加をお待ちしています。
#布色あそびなおみ
#あたらしやハナレ
#ショルダーバッグ
#安曇野
#明科
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judachigeiju · 6 years
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紀伊半島原付旅行記
早めの夏休みをもらったので、原付で伊勢湾フェリーを渡り紀伊半島を一周しようと思い立った。思い立って二週間後に出発した。紀伊半島とは精神の方面である。
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七月二日:浜松から新宮へ
排気量五十CCの原付〈一つ目家鴨〉号はキックスターターを使わないとエンジンが動かなかった。一抹の不安を抱えながら、七時半、原付に跨がった。曇空の下、国道一号線を西に進み、弁天島を回って国道四十二号線、表浜街道伝いに渥美半島を西へ進んだ。
坪井杜国の故地
赤羽根港に付属する道の駅で休んだあと和地交差点から西北に進路を変えて高田交差点で左折、高田西交差点で右折し、右手にある潮音禅寺こと潮音寺を訪れた。境内には柳原白蓮歌碑と山頭火句碑があり、空米売買で尾張徳川家の領地から追放され、渥美半島へ来た坪井杜国の墓碑がある。
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杜国墓碑の前に立っていると住職から 「俳句をやっているのですか?」 と声をかけられ、その日に咲き始めたという蓮を見せてもらった。蓮の初日はあまり開かないのだという。血統書付きの大賀蓮の水鉢もあった。住職は黒目高も二千匹に繁殖させたらしい。川を渡って「杜国屋敷跡」の看板のある角を左折すると畑のなかに小さな杜国公園。〈春ながら名古屋にも似ぬ空の色/杜国〉の句碑が建っており、投句箱もあった。
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十時を回っていたので急いで西へ向かい、二十分ほどで伊良湖岬のフェリー乗り場に着いた。標識交付証明書がなくても排気量を口頭で伝えただけで発券してくれた。合わせて三千九十円で、十円だけ人の方が高い。十時五十分発、五十五分に及ぶ伊勢湾の航海。波が荒かった。伊勢湾を渡っていると雨に降られた。船内のテレビで天皇の病態が報じられ、平成が来年五月までもたないかもしれない、と思った。鳥羽に着くと雨は止んだ。
嶋田青峰の故地
フェリーを出ると正午になろうとしていた。鳥羽フェリーターミナル二階のレストランで食事をとろうとすると係員のおっちゃんから「ここのレストランはおすすめしない。近くの錦屋がいい」と勧められ、錦屋でてこね寿司と伊勢うどんを食べた。若女将の愛想が良かった。食べているうちに梅雨晴間。志摩半島を縦断し、的矢で渡鹿野島を望もうとしたら、的矢は、ホトトギス同人から除名され新興俳句弾圧事件で逮捕された俳人嶋田青峰の郷里だった。句碑〈日輪は筏にそそぎ牡蠣育つ/嶋田青峰〉も、弟である嶋田的浦の句碑〈海うらら水平線は汽船を引く/嶋田的浦〉も夏草のなかにあった。杜国といい青峰といい不遇な俳人ゆかりの土地ばかり巡った一日だ。志摩半島の浦はどこも簡素で好きになった。尾鷲で小雨に遭い、虹を見た。ひたすら走り、いくつもの浦の潮が戻るのを見ながら走り、十九時に新宮駅近くへ投宿した。
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七月三日:新宮から田辺へ
目覚めるとサッカー日本代表が白耳義に惜敗していた。六時半に新宮市の「路地」を見てから霧雨の国道百六十八号を熊野本宮大社まで走った。
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山岳信仰とサッカー
観光客がほとんどいない大斎原や本殿を見た。熊野は大学一年生のとき以来だから十年以上ぶりだ。拝殿にサッカーワールドカップ関連の展示があったが、侍ブルーのユニフォームを着たスタッフが取り外していた。熊野の神に勝ったのだから確かに白耳義は赤い悪魔だった。
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八時半に給油してから山を下り、新宮市街まで戻ってから那智の滝を見た。数年ぶりに絵馬を書いたり護摩木を焚いたりした。熊野本宮よりも那智の滝を神体とする信仰の方が私にはわかりやすい。
鯨焼肉はレバーの味
十一時には那智を離れ、正午に太地町へ着いた。くじら博物館は千五百円を惜しんで入らなかったけれど鯨恵比須の鯨骨鳥居と燈明崎の山見を見て、道の駅たいじで鯨焼肉定食を食べた。血臭いのでやはり鯨肉は揚げた方がいい。
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尻ではなく太腿で乗る
国道四十二号線をひたすら西へ。里野で水泳パンツに着替えたがちょうど日が陰って寒くなり、海水浴はあきらめた。見老津のあたりで和歌山県警の軽パトカーに跡をつけられたので、先に行かせたら、また後ろに回られてスピーカーで停められた。職務質問だ。「浜松市」ナンバーを見なれないから停めたとのこと。浜松から原付で来たと説明すると「どうしてそんな気になったんですか」と訊かれた。「お尻が痛くならないんですか」とも訊かれたので「尻ではなく太腿で乗ると痛くならない」と答えた。ズボンの下は水泳パンツなので、ズボンの中まで調べられたら即逮捕だっただろう。別れ際に夜間に掛けられる光る反射タスキをもらった。それから道の駅ごとに休み、田辺を目指した。
交番へ出頭
十六時過ぎに道の駅椿はなの湯で休んだ。ベンチに座ってのんびりしていると別のベンチに座っていた老爺が「そろそろ行くか」と独り言を言い、軽トラックでどこかへ行った。老爺のベンチが日陰だったので日射を避けるべく私はその日陰のベンチに移動した。するとベンチの上に財布が落ちていた。あの老爺の財布だと思い、私は戻ってくるまで待つことにした。でも戻ってこなかった。道の駅は定休日で閉まっていた。仕方なく私はその財布を持って近くの椿駐在所まで行った。しかし駐在さんはおらず、備え付けの電話を架けると婦警が富田駐在所まで来ていただけるかと言った。住宅街のなかにある富田駐在所へ出頭し拾得物物件預り書一枚で解放された。一日に二回も警察沙汰だ。交番を出て国道四十二号線に出た途端に雨が降り出した。晴れ間をぬって沿岸を北へ進み田辺駅近くの美吉屋旅館へ投宿した。自動扉が開くと禿親父がソファに寝そべって歌謡ショーを観ていた。客かと思ったけれど主人で間違えなかった。夜風が吹いただけで骨組が唸る旅館の「菊」の部屋に泊まった。若旦那から純喫茶桂のご主人が亡くなって看板を下ろしたと聞いた。灯りが点いているのはどきどき奥さんがいるからだとのこと。
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七月四日:田辺から大和高田へ
北上するには二通りあった。海岸沿いに国道四十二号線を進む海ルートと高野山を経る山ルートだ。高野山は魅力だが山ルートにはガソリンスタンド問題があった。ただでさえ燃費が四十キロ前半まで落ちているのにガソリンスタンドが少ない山中を百数十キロ走るのはガス欠リスクが高い、それに近畿地方の天気予報は全域で雨なのであえて天候の見えにくい山間部を通ることもなく海ルートに決めた。
台風七号ブラピルーン
フロントに鍵を置いて五時半過ぎに出発した。みなべ町の岩代で、四つのH音のやるせなさが素晴らしい〈家有者笥尓盛飯乎草枕旅尓之有者椎之葉尓盛/有間皇子〉が詠まれたという磐代の結松と畑のなかの寺脇にある歌碑を観た。八時くらいまで台風七号はおとなしかったがトンネルを出て由良町になってから本気を出し、激しく雨が降り出した。それでも走り続けたのでジーパンはもちろん下着までぐっしょり濡れた。なぜ走っていたのかと言うと大阪は午後から曇るという予報に賭けたからだ。和歌山市まで強く雨が降っていた。大阪府に入ると小雨になり時々晴れ間も見えた。雨雲レーダーを見ると高野山はもっと強く降っていたので山ルートにしなくて本当に良かった。岸和田城の横を通り和泉市で冷えた体の血流を回復させてから東へ折れ、富田林から河南、水越トンネルをくぐって大和の葛城に出た。山はやはり雨が降っていた。
葛城一言主神社では二人の男性が階段下の祓戸神社へ参拝してから昇段し、一言主神社の拝殿へ参拝していた。一言さんは地元の信仰を集めているらしい。それと拝殿に参拝する事前準備として拝む祓戸神社というシステムは熊野本宮にもあった。祓戸神社の祭神はいずれも瀬織津姫、近畿地方の格式ある神社の様式だろうか。大和高田のネットカフェで刃牙を読んだあと大和高田駅近くの福の屋旅館の「菊」に泊まった。また菊だ。女将一家の生活スペースと部屋が廊下一つを隔てて隣りあっているので、おばあちゃん家に泊まった感があった。女将は、橿原神宮の神武天皇が奈良県を大災害から守っていると言った。そういう信仰は美しい。
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七月五日:大和高田から浜松へ
近鉄大和高田駅のミニストップで食事をとった。ちょうど通学時間帯で女子中生・女子高生が目に入る。それは揚羽よりも速いという女子高生に会いに吉野へ行くからだろう。
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三重県南部は雨時々曇りという予報を見て急ぎ八時半には宿を出た。女将から缶珈琲をもらった。桜井を経て九時半過ぎに宇陀の阿騎野へ。吉野とは飛鳥の平地から見上げるような山地のことだった。東の野にけぶりの立つ見える阿騎野は菟田吾城という古代城郭があったらしい。鎌を持った小母さんから「この地は薬草で有名」「元伊勢」と聞いた。
人間のクズが国栖に
吉野川まで南下して国栖の里を眺め十一時前には国栖奏伝習所の横を通り浄見原神社を訪れ記名した。「鯨は人間のクズだ。ちなみにクズは国栖、先住民族の名だ」と言われてからずっと気になっていた土地「国栖」に立てた。
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県道十六号で国道百六十六号線に戻り、鷲家八幡神社の桂信子句碑・前登志夫歌碑・宝蔵寺の能村登四郎句碑を見て、高見山を仰いだ。そういえば吉野で女子校生は見なかった。汗に冷えた体で高見山トンネルをくぐった。それから虹の泉のほかは伊勢までひたすらに走った。
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近畿地方はあちこちで豪雨らしいが、幸運にも私は雨を数粒受けただけで水泳パンツを履いた意味がなかった。猿田彦神社を参拝し十六時前には鳥羽のフェリー乗り場に着いた。十六時半発のフェリーには間に合ったがガソリンが空になりそうだった。あこや真珠と中国産の淡水真珠の違いを聞いた。
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雨の帰浜
フェリーは伊勢湾に出ると波に揺れた。恋路ヶ浜を見下ろしてから国道二百五十九号線を通って豊橋市を目指した。国道二十三号線からは私が「ほぼ原付専用道路」と呼んでいるバイパス横の側道を通り湖西市へ。昼夜食堂港屋本店で浅蜊汁と鯵の開きを食べた。食堂を出ると雨が降り始めた。弁天島を経て国道一号線で帰宅した。四日間の走行距離は九百三十五キロメートルだった。あとヘルメットのシールドが割れていた。
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綺麗なビーチと海
そして珊瑚礁
土と風の香りと時間の流れ
訪れるたび、魅力が溢れる
皆様、こんにちは。 岡山市北区平和町/駅前町/野田屋町 本町/磨屋町の眼鏡店「眼鏡と、」です。
先月のおわり、 我が家の2019宮古島の旅へ 行ってきました
新婚旅行をキッカケに、夏の海を楽しむ “夏の行事”も7年目です
沖縄本島を2シーズン楽しみ、 翌年から訪れ始めた宮古島。
毎年、新しい出来事を体験し楽しさは つきません
我が家の宮古島好きを、この場で語り ましょう! 何度かに分けて。
我が家の宮古島旅2019 -其の壱-
岡山に住まうと、宮古島へのアクセス は、まずまずな感じ
岡山空港→那覇空港→宮古空港
岡山を発つ時刻は8:25
那覇を発つ時刻も18:30
13時には宮古島に着けるし、 帰りも夕方まで那覇に居られる
願わくばLCC飛んでくれればな~
でも、 JTAの安全性への信頼感は、高いです
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出発前夜の6月23日
例年とくらべ、この時点でも沖縄地方 の梅雨明けしておらず、しかも予想が 29日...帰る日です
天候には恵まれ続けた我が家、天候運 を信じて出発!
那覇まで約2時間
1時間ほどの乗り継ぎを経て、宮古島 まで約40分の空の旅
うちなーの翼には、 イリオモテヤマネコがいます 昨年はヤンバルクイナでした
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今年は曇天の宮古島
どこまでも続く青空と宮古ブルーは おあずけです
毎年、海に入らない過ごし方の初日
3月に開港した伊良部島は下地空港 を、まずは見学
以前はパイロットの訓練飛行に使用 されていた下地空港
滑走路北側の通称“17エンド”では 海上から着陸する飛行機を間近に見 られて、とてもフォトジェニックな 処
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開港した今でも練習には使われているし 旅客機の着陸もみられて、より〇
“17エンド”は干潮時、とても遠浅とな り綺麗な景色が広がる人気の場所
滑走路の東側、一般車が以前は入れなか った道を進むと“みやこ下地島空港”へ
新築されたターミナルは、沖縄地方特有 の赤瓦敷きで特徴的
土台部分は直線的なコンクリート造で、 モダンな印象でした
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ターミナルの中を少し見学して終わり
想像よりも小さくて、雰囲気も異なり ちょっと残念...期待してただけに
次に向かったのは、instagramで人気 の場所になりつつある処
戦時中、いくつも作られた防空壕。
その中で、作っている最中に終戦を迎 え、使用されることなく放置された物
入口は、ある展望台のそばに史跡とし て案内看板がある場所
その防空壕にはいる手前、空が見上げ られる此処は、木漏れ日が注ぎます
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穴の中は真っ暗
スマホのライトでは足りない闇が広がる 空間にビビり、我々は入りませんでした
照度の十分なライトを持って行けば、足 元も周囲も確認しながら進めます
防空壕は50mほど続き、最後には島の 西側の断崖へ、その開口部が広がるよう です
その出口付近で撮影した写真が、 instagramで公開されています
わりと沢山の方がポストしてる
みんな、度胸がありますね~
ハッシュタグ名は「#ハッピー防空壕」
時刻は夕方
いつもの宿にチェックイン!
「おかえりなさい」と出迎えてくれる ご夫婦の顔が見られ嬉しい初日です
まずは一日目、ゆっくり休みます
25日(火)二日目
この日は、お気に入りの「中の島」へ
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深さがあって地形も面白い場所
有名だし近年は沢山の人が泳いでます
魚も多くて楽しい
今年は珊瑚の不思議な姿が見られまし た~
毎年、何か新しい発見のある宮古島
おおむね曇天の一日でしたが、時折、 陽射しが注ぎ海中がキラキラと輝く ときは、本当にキレイ
お気に入りの中の島で、今年も泳げ て大満足!
ほどよい疲労感の中、二日目も終了
             つづく
ニシダ
『眼鏡と、』 岡山市北区平和町1-10 高塚ビル1階 ℡086-226-5388 ✉[email protected] [HomePage] https://www.meganeto.com [instagram] https://www.instagram.com/meganeto_optical_shop_okayama [facebook] https://www.facebook.com/meganeto.optical.shop/ [tumblr] https://www.tumblr.com/blog/meganeto-optical-shop
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kkv-main · 6 years
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MAGAZINE - 2019.11.05
GEZAN x 安孫子真哉対談
『Silence Will Speak』がリリースされた数日後の10月6日。下北沢にてGEZANのみんなと待ち合わせ。久々に群馬から上京したおのぼりさんの私は無邪気にも「19時下北沢南口集合でお願いします!」なんてグループLINEに投げかけたのだが、開発中の下北沢南口はすでに無くなっていた事を到着してから知る。
その昔毎日のように通っていた場所で見慣れたはずの景色は変わり始めていた。
もう南口無いっすよ、何てヤボなツッコミなどはもちろん無く、工事現場を分断する鉄の壁となった旧南口跡にメンバー達が颯爽と集まってきた。 この数日はといえば『Silence Will Speak』に激しく優しく問いかけられている。僕の人生にとってもとても強く光る作品である事は間違いない。
ちょっと久々に会うみんなの顔を見たらなんだか泣きそうになってきたが、涙声になりそうなのをおさえ挨拶を交わす。
ちょっと落ち着きたいからコンビニでも行って一服でもしてから話そうよ。
そんなリリース間もないある日の対話。
安孫子真哉
記事・構成:与田太郎、写真:佐藤祐紀
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安孫子(以下安) 安 まずは俺の感想から。最近いろんなことに困惑させられてるっていう自覚があって、社会のいろんな出来事とか流れに。家庭もあって、レーベルでも好きな仲間たちの音楽を身近に体感させてもらえて、それだけで本当最高じゃんって思えて活き活きと暮らせていたはずなのに。しかし一個人に立ち返るとなにかにひどく飲みこまれている感覚があるんだよ。この数年は特にそうで、原因はもう複雑でひとつではないこともわかってるんだけど、とにかくしっかりと生きないといけないっていう感覚があって。俺も35まで音楽だけに没頭して生活してきて、それがたとえ途切れたとしても幸せになることができるっていうことをみんなに伝えたいとは思っていて。今年の夏は意識的に月金は仕事して、土日は子供や家族と過ごすようにしてたのね。本読む時間とかもつくるようにして、夏をそんなふうに過ごしながら、ふともっと違う形で自分の生活の仕方あるなって思って。すっと胸に降りてきた感じで。なんとか自分の現状を未来に繋げられそうな展望が出来た。GEZANのライブを見てその表現からいろんな力をもらってるんだけど、今回のアルバムを聴いてすごく気付かされる事が多くまた作品として手にしてやっと俺のものになったっていう実感があって。
マヒトゥー・ザ・ピーポー(以下マ) 音源ってそういうところありますよね。
安 その時に凄まじい安心感というか、スーっと気持ちに沁みて力づけられたっていうか。発売されて部屋で『Silence Will Speak』を大の字になって聴いてて、『これからきたかー』とか『こうくるかー』とか『う!』とか『あー!』と。もう涙しながら聴かせて頂いたよ。ライブで見ていた曲も音源に向き合って聴くとバンドのストーリーもそうだけど、今自分が置かれてる状況や世の中に感じていることとかが歌詞や演奏からメチャ響いてきて、俺も生きていくんだっていう気持ちにホントなったんだよね。だからグイグイきすぎてあんまり客観的に聴けなかったんだよ(笑)。 そんな気持ちの2週間で、ありがとうございました(笑)。
マ いま安孫子さんが言ってくれたアルバムの感想を俺なりに噛み砕くと、このアルバムって御守りっぽいところがあるんですよね。
安 そうだね、音楽作品のかたちをかりた現代の指南書というか予言書だったり異次元からのラブレターだったり…。
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マ 安孫子さんがさっき言ってた、35歳まで音楽に没頭したあとに見せられる幸せの形みたいなものを提示したいって言ってたことに近いのかもしれない、それを俺らが言ってしまうのは強気すぎますけど、でもなんか筋を通して美意識や価値観にむかうことの結晶としてしっかり形になったんだと思います。ジャケットの感じも含めこれからの戦いに立ち向かっていくための御守りというか、まもるっていうよりも攻め守り?。ひとつのそういうモノとして見てる人が多いんじゃないかな、SNSでアルバム買いました、って言ってくれる人達がモノを手にしてることをアピールしてくれる感じになんか意味があるように思えて。
イーグル(以下イ) 俺自身もアルバムが届いてはじめて聴いた時に、これは『冒険の書』やって思いましたもん(笑)。
安 そうだよね!(笑)。
マ だっせー
イ お店のコメントに『これは俺らの冒険の書や』って書こうとおもってんけど、メチャダサかったから『冒険の音』にした(笑)。
カルロス(以下カ) ほんまでも聴いた人がそう感じてくれたらメチャ嬉しい。
安  世の中の違和感に対してこのアルバムは色々な気づきをもたらすと思う
マ 『NEVER END ROLL』は自分たちが意図しないタイミングで作らざるを得なかったていうのもあるし、アルバムって曲がたまって作るっていうのが普通の流れだし。『Silent Will Speak』については自分たちも焦ってったっていうか、この感覚を早く曲にしなきゃっていう思いが強くて、10年ぐらいバンドをやってきた中でも特殊な1年だったし、バンドの曲調も変わってきてその結果よかったからいいんですけど。でも自分たち以外のなにかに引っ張られたっていう感じもあるんですよ。だから自分のものっていう感覚があんまりないんです。ジャケットにしても写ってるのは俺のはずなのにいつ見ても新鮮に見えて普通のシンパシーがあんまりないっていうか、一番近い他人みたいに見える、だから奥が深いというか。
安 ロスカルが入って、2017年の正月にキリキリの新年会に出てもらった時に「Absolutely Imagination」と「Ambeient Red」やってたでしょう?あとなにやってたっけ?
マ あの時から消えた曲もけっこうあって、クリスマスの曲とか…。あの時は新曲だけでやったんで。
安 そこから考えるとロスカルが入って、こういうアルバムになることが想像できないじゃない。何に引っ張られてこうなったんだろう?
マ なんですかね、でもまあ曲調が変わっていく時の自分って、確信の持ち方も含めてほんと取り憑かれてるぐらいギヤが変わる感じがあったんで。タイミングでいうと去年の全感覚祭の後ぐらいですね。きっかけってほどではないですけど、あそこがターニング・ポイントです。あの後ぐらいから、外のムードみたいなものに引っ張られた感覚があって、『NEVER END ROLL』のジャケットの快晴っていうイメージが曇っていって、ずっと銀色の雨が降ってる街に住んでる、みたいなイメージがあってちょっとチェーニングを変えなきゃまずいぞって思って。それでスイッチが入ったんです。みんなはまだ「Blue Hour」っていうノリがあったんですけど、表現ってそういうもんだと思います。
安 なるほど。ところでロスカル初アルバムおめでとうございます
ロスカル(以下ロ) はい(笑)。
安 GEZANに入って目まぐるしい毎日だと思います。どんな2年だった?
カ もう2年や!早!今年の全感覚祭は3回目やもんな。
ロ そうすね、入ってから2年濃すぎて、それこそ「Absolutely Imagination」やら「Ambeient Red」から『Silent Will Speak』まで曲調も変わるしイベントとかで会う人達も全部違うし、全部最近のことのように思えても2年前だったりして。
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マ 毎日スタジオの帰りに俺のこの世の終わりのような価値観の話とか聞かされてたら頭狂うよな(笑)。
ロ マヒトさんの話は面白いですけど(笑)。
マ あれを毎日聞かされて平気なところが一番タフだと思う(笑)。
ロ 一番一緒に帰ってますもんね。
安 もやは新しいメンバーという感じはこっちにもないよね(笑)。
マ だからインフォとかで出るときに、新体制になって、とかでるじゃないですか、へーって(笑)思って。そういえばそうだった、みたいな(笑)。でもロスカルが俺の書いたブログ読んだりして、「好きに聴いてくれ!」みたいな書き込みしてると、最初のアルバムでなに達観してんだって思いましたよ(笑)。
ロ 俺もそれ言われて、そうだ、まだ1枚目なんだって思いました(笑)。
安 このストーリーが今日までくるにあたっては、ロスカルのBODY VUILLDINGのチャレンジが金字塔だからね!
ロ がんばりました!
安 焼肉だ!(笑)。ほんとね俺仕事中8時間Youtubeつけてたもん。
ロ ありがとうございます。
マ ほんとねー、一番感じ取ってるのがロスカルなんですよ。しかも怪我してないっていうのがえらい。それが超重要なことで。
安 そうだよね、始まってから2~3時間たって見始めたんだけど、メッチャビートが早くて激しくて、頼むからテンポ落としてくれって思ったもん(笑)。
ロ そうっすね、でも俺もドラム・マラソンのルーツとかを聞いてて、俺も気合いれたやつやってやろうと思ってたんではじめから飛ばして(笑)。大丈夫かお前って周りに言われました。
安 朝方はほんとに心配になったよ。でもあれが完全に飲み込んだ瞬間だったね、すげえワクワクさせてもらいました!
マ あと単純に、いま思うとドラムのループ感みたいなものってあの27時間でつかんだんじゃない?こいつ、こういうループはまると気持ちいいんだなっていう瞬間が27時間の中に何回かあって、そこを今拡張してる感じがありますね。
ロ すげえ新鮮な27時間でしたね、あれ、俺こんなビート叩くんだって思ったり。
安 ぶっちゃけ、まだいける?
ロ 終わった瞬間にバーっとぶっ倒れたんですけど、誰かが小さい声でアンコールはないんですかって言ってて(笑)。アンコールかー、って。まあ出し切りました。
マ 最後のインプロビーゼーションみたいなコーナー最高だった(笑)。
安 アメリカの話に行っていい?アメリカ行くってなった時も死ぬほど武者修行したいって言ってて、マジで日々送られてくるレポートも最高で(笑)。「マヒトの代打です」ってカルロスくんが出て(笑)。毎日毎日過酷だったと思うけど、メンバーの発信をキャッチしてて特に印象深いトピックだったのがギルマンとネイティブアメリカンの人達のコミュニティーでの出来事で。その二つは特に大事なことだったんじゃないかと感じました。
マ ギルマンはほんとにパンクに対する愛みたいなものが具現化できるんだって思って、場所に宿るというか。そんなことがあるんだなっていう、屋久杉とか熊野古道みたいな。そういうものがライブハウスでパンクみたいに一番はかないものが具現化されてる感じにけっこうクラいましたね。
安 ギルマンの店員さんのモッシュだったり、音楽のパワーだったりそういうものを感じながら、またネイティブアメリカンの人達のコミュニティでの出来事が『Silence Will Speak』のヒントになるなにかがあるような気がして。あれって、レコーディングの直前だと思うんだけど、アルバムに落とし込むような出来事だったんじゃない?
マ タイトルを決めたのはシカゴに着いてからなんですけど、そこであの壁に描いてあった文字がいいんじゃないかって話して。でも未だに抜けない部分があるんで、当然アルバムにかかってるモノはありますね。追加で書いた歌詞とか、例えば「龍のにほい」とか「ブルー、イエロー、レッド、オール・カラー、オール・シャイン」みたいにバックで入れてるコーラスがあるんですけどあれとかはそういう流れで入ってきた感じですね、でもそれほどシンプルなことでもないんです。
安 俺もアルバム出た時にマヒト君のコラムを再読したくて幻冬舎のページにログインして、
マ 有料会員なんですか(笑)?
安  あっ!でも無料だったよ(笑)、そこでただならぬことに直面して実感した感じがダイレクトに伝わってきたんだよね。
マ やっぱり日本で生きていてもテーマになってきますよね、オリンピックが近づいてきて、外国人の人たちも増えてくるじゃないですか?それを実際受け入れられるのかっていうのも謎だし、いろんな差別みたいことも含めて。アメリカ・ツアー中にミーン・ジーンズのベースのリチャードのポートランドの家に泊めてもらったんです。アメリカ・ツアー中いちばん長く滞在してたのかな、彼の彼女のステファニーが韓国系のアメリカ人なんですよ。リチャードが彼女にミーン・ジーンズのツアーで日本にいく時に一緒に行くって?聞いた時に彼女が、私は背も高いし、目立つから日本にはいきたくないって言ったらしいんですよ。やっぱ、韓国や中国に対する日本でのヘイト・スピーチはアメリカでも認知されてて、そういうのがあって怖いから嫌だみたいな印象だったんですよ。それが今回の俺たちと仲良くなって新婚旅行は日本にいくって言ってくれて、どこまで本当かわからないんですけど、それはすごく嬉しかったし、自分の知ってる人がそういうことを言ってくれると考えることも変わってくるし、ある意味では外から日本をみることができた一ヶ月だった、それがアルバムのカラーにもなったと思います。
安 アメリカでの珍エピソードは?
マ これは書けないなー。
安 ストレスは顔ぶれが同じってことだけ?
カ それは全然平気やったな。
マ 俺はけっこう早く帰りたいって思ってて、指折り数えてました。
ロ マヒトさん、あと2週間ってそんなに長くないよね、ってつらそうに言ってましたよね。
カ 俺はもっといてもよかったぐらいや。
安 後半は普通に曲についてとか、録音のことも聞かせてください。
マ それですね。今回のアルバムは、最高!とか、アルビニ音違う!、みたいな感想あるんですけど正確に言葉にできたやつはいないんですよ。昨日あたりから五味さんや、ヤブくんとかハマジとかも感想言ってくれてるんですけど、それぞれに、難解だけど追いかける価値があるって言ってくれてうれしいんですけど具体的ではないでんです。
安 すごく心に投げかけているものが多いんだよ、それを言葉にするのが難しい。
マ まずザックリとスティーブの音がっていうのもわかるんですけど、真摯に音に向き合ったら、なんだこれ?っていう部分も多いんですよ。自分でも聴き返してみても傑作というよりも怪作なんですよね。もちろん良いアルバムだって言われると嬉しいし、力のあるアルバムだと思うんですけど、最高って言葉だとなにも言ってないような気がするんですよ。だからヤブくんやハマジみたいに「2018年に杭を打った」とか「向き合うべき」っていう方がまだしっくりくる。でも音楽の本質を言葉にすることはできてないんですけど、まず意味合いに気がつくことがスタートラインで。まだライターや同業者では言葉にできてないとは思いますね、自分ができるかっていわれると怪しいんですけど。
カ さっき安孫子さんが、いきなり「うわー」ってなったって言ってくれたじゃないですか、ああいうのがいちばんリアルな気もするねんな。
マ もちろん、最高って言ってる人もいいんですよ(笑)。ただ言葉で生きてる人は言葉にする義務があるし、俺もそう思って言葉に接してるから誰かにやってほしいと思うんですよ。もちろん、感覚としてバーっと言ってくれていいんですけど。
安 真っ先に音楽のかっこよさの、このコードやフレーズがどうとか、メロディーやビートがっていう話しの前に、この音楽、このバンドの投げかけているものを先につかみたいっていう感じになる。もちろん自分にとって超傑作、自分の感じてる違和感や心情に直撃してくれたから。すくなくとも僕のど真ん中に響いてきて、なにかを支えてくれてるっていうことははっきりしてる。俺の中では王道を感じたし、普通これは王道ではないんだけど、なにかそういう感じがある。
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マ 俺もいま住んでる町とか、2018年の背景とかを感じると真ん中だと思うんですけど、ほとんどの人は浅い耳でアルビニ、ニルヴァーナ、みたいなイメージで言いやすい流れも作ったんと思います。その際の危うさにこそなにかあるんですよ。ビートルズとかでもそうだと思いますけど、本人たちが挑戦したこととポップスとして受け入れられた部分の違いみたいなものってあったとはずで、そこに気がついてほしいというか、気がつかないといけない人もいるはずなんです。オルタナって言葉だけで回収してる程度のところで止めてほしくない、そう思います。
カ odd eyesの岡村も安孫子さんと同じような感想でしたよ、なんか「あー!」って叫ばれましたわ(笑)。それで俺メチャ上がりましたよ(笑)、ありがとうって!
マ なんかにも書いたんですけど、アルバムを「忘炎」のシャウトからはじめたかったのって本当にシンプルな気持ちで、ガーっと叫びたかったっていう。
安 声はじまり多いよね。
マ そうですね。
安 もうアルバムも出てるし、いくつかの記事も読んだ後だからマヒトくんがトラック・メイカーの人達との感覚の話してるのを見て、サウンド的にもその感覚をバンドの解釈でそこでフィジカルにこだわるというか。その面白さもすごく感じました。話はかわるけど、中村明珍くんから連絡がきてGEZANの新譜ヤバイねって言ってて、彼はまた別の世界に生きてるでしょ、自分の移住した島に思想家の内田樹さんや数学者の森田真生さんを呼んで講演会を企画したりしてるんだけど、そういう方達の発言とマヒトくんの発言にすごい同時性を別の方向から見ることができて、今の時代の空気感を感じるって言ってるんだよ。
マ 自分でもいうのも変なんですけど、音楽の軸みたいなものともちょっと違うところ、違う軸にも言い換えられるようなこともあるんじゃないかと思って。
安 それビンビン感じる、本来そうあるべきだし。シンプルに目の前のモノを愛せよっていうか、世の中の不条理なカラクリや不誠実に簡単に飲み込まれないように判断するっていうか。そういう個々の点だよね、みんな。
マ 点ですね、たぶん出会ってないだけでいろんなジャンルに同じような感覚の人いると思うんですよ。年齢とか人種も関係なくいろんな軸で、そういう人たちがもう少し出会っていくといいよなーって思う。ロックって枠で捉えるとちょっと変わった動きだけでオルタナって枠になるじゃないですか。それだけでではないことに気づいてほしい。
与田(以下ヨ) オルタナティブであることを目的にしたら、もうそれは別のことだろうし。メインストリームに対するのがオルタナティブなんだけど、今回のアルバムが越えようとしているのは本来のオルタナティブという地点からあえてその逆側も受け入れようとしている部分なんじゃないかな。アルバムの中には自分たちがこれまで持ってきた価値観を越えようとする、あえて逆にいくような曲もあるでしょ。これまでならオルタナティブでいればよかったけど、もうそういう時代じゃなくて、その対立構造も飛び越えたいっていうのが『Silence Will Speak』の挑戦でしょ。そういう意識にたどり着いたことがバンドの進化なんじゃない?
安 そうですね。
マ でもなかなか伝わらないんですよ。
ヨ でもオルタナティブ・サイドにいるGEZANが「飛び越えようぜ」って言えてることが大事なんじゃない?逆側からいわれても信頼されないでしょう。境界線を跨ぐっていうのはこういうことなんじゃないっていうのは伝わってるよ。それはアルバムを作るプロセスもそうだし、世に出すまでのやり方にも感じる。
マ D.I.Yという言葉も出尽くしてるし、これまでの意味よりも踏み込んでますから。
ヨ そう、もうD.I.Yという言葉も場合によっては型にはまった響きになる。
マ メチャメチャ普通のことなんですけどね。アメリカ行きたい、アルビニのスタジオで録りたい、だけど金ない、みたいなとこから始まったし。
安 でもそこで愛には愛をというか、応援してくれた人達にはアメリカで録音した「Absolutely Imagination」で返すとか、いいよね。
マ 村文化ってそういうことじゃないですか。漁師が魚いっぱいとれたからあげるって言われて、今度は自分が山で猪とったから返すみたいな(笑)。
ヨ そうね、このわかりにくい世の中でそういうことを成立させたのがすごい。別にシンプルにしようとしたわけじゃあないだろうし、結果こうなった部分もあるだろうから。でもこの形で実現できたっていうのは大変なことだと思う。
マ バンドの状態の変化もそうだし、これまでの俺のソロやピーポーでやったことも背後で繋がったんだと思うんですよ。
安 それはそうだね、いきなりポンっとできたのもじゃないね。
ヨ すごいバランスとタイミングで成立したよね。
安 最初にGEZANを意識した時の印象はGEZANって変化球のバンドだと思ったの。ネット見たら色々なエピソードあるから(笑)。でもやっぱり、追いかけてみたら実は真っ直ぐのストレートしか投げてないってことがわかるんだよね。
イ しゃあ!
マ なにがシャア!じゃ(笑)。やっぱ北山さんのデザインと詩織ちゃんの写真でアートワークでもちゃんと落とし込めたのは強いと思います。
安 そうだね。
マ 今回のリリースの動きの中で、それだけでなくこの半年ぐらいも含めていちばん響いた言葉があって。それはウチさんに「おまえは才能あるからあきらめないで上を目指してほしい」みたいなことを言われたんですよ。まあウチさんとかかわってたのって『瘡蓋と爆撃機』とかの時期で、ウチさんにそう言われてわからなくもない部分もあって。今の俺たちのスピード感とか勢いって、ある意味あきらめの裏返しみたいなところもあるし。シーンみたいなものにたいして同じ歩幅で登っていくプロセスみたいなものをどこかであきらめたんですね、その代わりにオルタナティブを手にいれたみたいな感覚が自分の中にあって。そういうものとメロディーの比率が一致しているような気がして、ウチさんに言われてわりとハっとしたんですよ。まあそれぞれの好みもあるし、アルバムの感想でもなくてライブの後の感想だったんですけど。そこでわりと自分は時代の流れに乗ることを諦めたんじゃないかなって、その代わりに今自分が持ってるものを手にいれたんじゃないかと。もしかしたらこれが最近では一番刺さった感想かもしれないですね。昨日スタジオで作った新曲とかも、おい!っていうか、そっちすっか!みたいな曲になってるし(笑)。でもそういう意見がでるのも「Absolutely Imagination」をアルバムに入れなかったってことなんですよね、簡単に言えば。
安 そうだね。
マ どういう正解に俺たち向かってるのかなって思うんですよ。
安 去年、マヒトくんがいま言ったようなこと、足利で一緒に散歩して話していた時に言ってた、不可領域を作るってことにつながるよね。
マ 不可領域って村じゃないですか、つまり国を諦めたということなんですよ。俺も究極、地球じゃないかってことを信じてる面もあるんですけど逆に言うと隠れ蓑にしてるところもあるし。すごいミクロなものってマクロにつながってて、ひとりぼっちの小さな部屋も実は宇宙と一緒っていうか。そういう考えがあることでスケールを縮めたわけじゃないって言えてる部分もあって。なんかウチさんの言ってたことがちょっと響きつつ、まだ答えはでてないですね。
安 ロック・バンドとしてのみんなの気持ちは?
マ そうロック・バンドとしてってことになりますよね。『Silence Will Speak』はロックのアルバムじゃないと思うんですよ。強いて言うならジャズとか音響とか、そういうものの方がしっくりくるというか。
安 ロックのアルバムという言葉で言語化する前に感じてしまったことがあるっていうことだよね。
マ フォーマットとしてはザラザラしてるしロックだと思うんですけど、アクセスしようとしている感覚はそんなにシンプルじゃなくて、サン・ラーがやってることとかフェネスが『エンドレス・サマー』で伝えようとしたこととか。そういうものの方がしっくりきちゃうんですよ。
安 よくわかる。
マ それをゴリゴリの音でやってるから、アンバランスっちゃアンバランスなんです。ロック・バンドの音でロックじゃないことやってるんで、わかれっていうのが難しいですよね。何回フィルターかましてるんだっていう(笑)。でも、ライブはロックの良さもあるし、そのへんをわかれっていうのは難しいんですけど、音の集中力みたいな部分ではそう語られてもおかしくないはずだし。
安 数年後にメチャキャッチーな曲を作ろうぜ、みたいなことがあってもおかしくないよね。
マ ビックリするぐらい俺たちは過去に執着がないことがわかったんで。
安 確かにBODY VUILLDING PROJECTでもらった「Absolutely Imagination」は完全に別ものだったもんね(笑)。
マ ちょっとアレンジ変えた部分も気に入ってるんですけどね、サビのコードと歌詞が変わって。
安 あのスコーンっていう感じね、おれはミ��クスでも感じが変わったのかな?オリジナルには日本人ぽい叙情的な部分があったでしょ。
マ そうですね、自分たちのノリみたいなモノもあると思うんですけど、ベースのフレーズにもギターののせ方にもコブシがあるじゃないですか、そういう部分が削げ落ちてますよね。
ロ もったいないっすよね。
安 ある意味もったいないよ!ある意味もったいないけど、今のスタイルも1000%肯定してるけど。今作も聴いていると、みんなはものすごい音楽のヘヴィー・リスナーだけどこれ~っぽいみたいな部分を僕はあんまり感じない、色々なムードは反映されるはずなんだけど。レコーディングの時期にはどんな音楽を聴いてたの?
イ なんやろう。あんまりそういうのがないですね。
マ 覚えてないなー。
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カ 自分はあれや、ビニー・バークやわ。俺いったらジャズはずっと聴いてる、なにか他のものにはまってても聴いてる。
安 出てるね、そういう感じ。
カ 全然できてないですけど。
安 他にはどういうの聴いてる?
カ 小編成のふたりとか多くてもトリオのやつですね、この10年ぐらい。
マ なにをやってるとかじゃなくて、音とのかかわりがいいですよね、小編成のやつ。
カ なんかこう、対になって聞こえるっていうか。
安 緊張感から逃れられないみたいな。
カ そうそう。
イ 思い出しましたわ、俺ミックスCDを作ろう思って、Youtubeで最初レゲエを掘って1枚作ってその次ファンクを掘って1枚作って、そん次アジアの音楽掘ってるあたりがBODY ODDあたりやって、それはなんて言っていいかわからんけど反映されてる。そのあとイスラムに行って、作ってない。
マ おまえもうちょっとジャンルとばすのやめれって、もっと掘れって(笑)。
安 それは身近じゃない別の音階とかに惹かれたってこと?
イ それはありますね、聞いたことない音聴くとテンションあがりますやん。でも尾崎がジャズっていうなら俺はパンクとスラッシュ・メタルかもしれない(笑)。
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安 ビンビン感じる(笑)。ロスカルが最初明らかにパンク・ドラムだったじゃん。
ロ そうっすね、それしかやってなかったし。
安 なにを参考にしたの。
ロ 録音する前は、いまも続けてるんですけどずっとクリックを聴くっていう。なにをしててもクリック聴いてて。
安 おー。
ヨ それわかる、パワー・ドラムだったのが打点がシャープになってるよね。音量下げても同じ感じがでるようになったよね、突然。
カ それはアメリカ・ツアーですわ。そういう環境でやらなあかん時もあったし、家とかな。
ヨ なるほどね。
マ 「Ambient Red」の冒頭とか普通に叩くと他の音が聞こえなくなるし。でも、俺がでかく叩け、けど音は小さくとか言って。
ロ そういうのがいきてます。
マ ドラムのこと言われること多いですね、変わったって。 民族音楽は最近のテーマでもあるんで、けっこうみんなでフリー・ジャズとかを回してること多いですね。インパルスっていう現行でも色々出してるレーベルがあるんですけど、そこからでてるサンズ・オブ・ケメットとか。
安 みんなのディグリかたってレーベル、ネット?
カ 俺はレコ屋ですね、レコ屋のツイッターとかで見つけてライブみるじゃないですか、それいいと横に他にもアーティストが出てくるでしょ。これよさそうやなみたいな、それを辿ってまた見つけるみたいな。
安 俺震災の時に、それはもうとんでもなく悲しい事で衝撃的な事だったけど、バンドやってたし、丁度レコーディング中でもあったし、でも音楽聴く気にならなくて。でも何とか音楽を聴こうと思って、妙に聴きやすかったのがノイズ・コアだったりして。逆に落ち着くっていうか、ちょうどその時期に事務所の社長が亡くなって、メンバーみんなでお葬式に向かう道中に、ミネタさんがアフガニスタンの音楽を車で流してて、それを一緒に聴いてたの。その時の感じがなんだか印象深い、民族音楽ってそういう時になんだかフィットしたんだよね。
マ いまも俺は民族音楽がフィットしてると思います。
安 なにか続いてるよね。
マ さっき言ったミクロがマクロに繋がってるってじゃないですけど、ジャズの編成とかもフォーマットは使い古されたものですけど内側に向かって、それこそ祈りとかの感覚って最先端のものにも聞こえてくるんですよ。戦いの音楽っていうか、そういうイメージありますね。
カ 『Silence Will Speak』は戦いの音楽っていうイメージ強いよな、「忘炎」にしてもそうやし。
マ 「忘炎」ができなきゃはじまってないし、MV作ってないけど。でも今回はちょっと作りすぎたかもって思ってます。もうMVはアルバムから1曲でいいんじゃないかって。
安 でも「DNA」だけだったら違うんじゃない。
マ そうっすねー。
安 俺は「DNA」まで来た時に流れが完璧って思った。
マ まあ、そうか。
カ 俺はよかったと思う。
安  今作はどんな旅をするんだろうね。きっと思いもよらない面白い旅をするような予感があるよ。話は飛ぶけど、季節と生きるとかそういう感覚はGEZANに教わった。夏は暑くていいし、季節が動くみたいな感覚。今まではそんなこと気にもしなかったし、そういうものを感じることに素直になることはみんなに教わったんだよね。
マ GEZANに関していうと一つの挑戦は終わってるんですよね。うまくいえないんですけど、未来の自分たちに言えることですけど、自分の頭の回転が止まったら終わりですね。その時はロック・バンドになる時じゃないですか(笑)。ひとつ信じてるのは音楽は無限でジャンルで行き詰まっても他の扉は限りなくあるし、いつかそういうチャンネルが閉じてやり尽くしたって思っても、いやいや、おまえごときがなにそんなこと言ってんだよってなると思うんですよ、それはありえないんで。 人間の安くさいドキュメント感よりも音楽のもつ無限の可能性を信じます。 そして、それに関わる環境がどんな時代によっていがめられ変化しようと、その音楽を聴く対象が人間であり、あなたである限り、全面的に信じてます。オレたちは大丈夫だし、お前も大丈夫だと。
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GEZAN『Silent Will Speak』アナログLPを本日より以下URLにてキリキリ・ストアでも販売を開始します。
https://store.kilikilivilla.com/product/detail/318
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mishika-hanagatami · 5 years
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「今日何しよう」×「睡眠」×「自宅・職場」×#191970 /しの
 ふつふつという音とともに、薄く湯気が立ち上る。狭いキッチンにぴったりのこじんまりとしたやかん。少し火をつけただけで、すぐにお湯が沸いてもくもくと辺りにモヤを作る。
 真っ青な、北欧系のやかんは彼が選んだものだった。
 それをぼんやりと眺めていると、目の前が霞んできて輪郭がにじんだ。沸いたお湯を彼とおそろいで買ったピンクの少し厚いマグに注ぐ。中には真っ黒でさらさらとした粉が入れられている。 ブラックコーヒーは苦手だ。渋みも、酸味もよく分からない。テンションに任せて買ったコーヒーメーカーはすでに埃被っている。結局はお湯を注ぐだけで手軽に飲めるインスタントに落ち着いてしまった。
 彼が来ていた頃は活躍していたはずだから、私の部屋で彼と過ごすことはご無沙汰だったということだ。元々、コーヒーは好きではない。初めて彼と話した時に、彼はコーヒーを飲んでいた。少しでも何か話すきっかけになればと、彼の持つものと同じものを手に持って話しかけてみた。ホットコーヒーの発する湯気で、彼のレンズは曇っていた。  彼と付き合うようになって、3年と8か月。社会人になってからほとんどの時間を彼の恋人として過ごしてきたことになる。私も、もう二十代も後半に差し掛かっている。そろそろ、色々と考えなければいけない時期、ということになるのだろうか。
隣の部署の、身長が高いぬぼーっとした男の人。ぼんやりとしていてどこか垢ぬけないくせに、何故かオシャレな人がつけるであろう丸メガネが似合っていた。少しだけ寸足らずのパンツも、どこで買ったのかも分からない微妙な柄のネクタイも、彼のためにあつらえたかのようにしっくりときていた。 初めてのブラックコーヒーの味に眉をしかめた私を見て、鼻で笑った。 「苦手なの?」 「……少しだけ。」 「少しって顔でもないけど。」  私には興味がないとでもいうように、静かな音を立ててコーヒーをすすっているその顔が何となく忘れられなくて、他の顔も見れたらいいのに、と小さな欲望が生まれたのだ。
 彼とおそろいで買った大きめのマグに熱々のブラックコーヒーが出来る。そこに、苛立ちを紛らわせようとタプタプとミルクを注ぐ。薄いベージュ色の液体は、柔らかく音もたてずに静かに揺れる。こぼれないようにそっと口まで運んで、空っぽの腹に押し込むように思い切り流し込んだ。
 生ぬるいカフェオレもどきで、のどの渇きが少しだけ潤う。
 寝起きで飲むものじゃないと、いつも思う。だけど、もはや習慣となってしまっているからやめられない。いつもと違うのは、日曜日の朝だというのに自分の部屋にいるということ。そして、彼が隣にいないということ。寝癖のついた少しぼさぼさの髪に、少し大きめのニット。彼がマグを口に運ぶたびに、メガネのレンズが曇って、そこからちょろっと半月型の形のいい目が覗きこむ。視線が絡んだことが分かると、ふわっと笑う。その瞬間、彼のレンズは湯気で白く染まる。そのたびに、私は真綿にくるまれたような、足元がふわふわと雲の上に立っているような気がしてくる。
 でも、今はしんとした部屋にひとりぽっちだ。足元は依然として固いままで、じんわりと私の足から床に伝わった熱が反芻するように燻る。そんなことで、今は独りなのだとますます実感してしまう。空虚とは、こんなことを言うのかもしれない。
 マンネリ、というやつとはちょっと違う気がする。最初から二人の間の空気は変わっていない。付き合ったばかりの頃から、友人には倦怠期の夫婦みたいだねと言われていた。正直、そんな関係が気に入っていた。最初からしっくりときすぎていた、ということなのかもしれない。
 理想的、ってこういうことなんだと、一人で腑に落ちたつもりでいたけれど。結局は、昨日のようなことになっているのだから、なにが正解かも分からない。
「君とはいるのは楽しいけれど、未来は見えないね。」  夕飯を食べながら言われた一言。そろそろ季節はずれにも思える冷やし中華をすすりながら、彼の視線はテレビを捉えていた。夏に仕入れすぎたのか、スーパーで山積みになっていた冷やし中華の上に、それこそ安物の野菜と錦糸卵。いつまで経っても、私の錦糸卵は綺麗になる気配がない。彼は私の顔を見ずに、私の作った冷やし中華をすする。汁が飛ぶのもお構いなしだ。机に飛んだ汁をそっと拭いながら、彼の言った言葉を繰り返す。 「未来。」 「そう。」  私って、そんなに結婚したそうだった?腹が立つわ。結婚情報誌���も、送り付けてやろうかしら。人差し指のささくれを思わずいじる。
 小さい頃からの癖はなかなか抜けない。勢い任せに引いたら、スッと抜けるべくして抜ける。成功だ。 「おいしい?」 「んー」  表情を崩さず、彼は視線をテレビから離さない。皿に乗った冷やし中華がみるみる減っていく。おいしいも何もない。市販の味付けを楽しむ気も起きず、思い切りマヨネーズを絞ってやる。いつもより卵の濃い味がした。  彼が風呂に入っている間に、食器を洗って家を出る。もらっていた合鍵を手放すのは惜しかったけれど、外から鍵をかけてポストに入れた。こつんと、金属同士がぶつか��て冷たい音がマンションの静��り返った廊下に響いた。歩くたびにコツコツと、ヒールの音が一定のリズムで鳴る。こんな時でさえ思うのは、お風呂上がりの彼は今日もビールを飲むのかなんていうことだった。
 ヒールを履いていたせいでむくんだ脚をさする。あんなに苦手だと思っていたはずだったヒールが、いつの間にか楽に感じられるようになってきている。 金曜日の夜から、日曜日のお昼まで。彼の部屋で過ごすことが日常になっていた。仕事を終わらせたその足で、二人で彼の家の近所の居酒屋でビールを飲む。いつも暗い色をした彼の眼は、その時だけ少し光る。  美味しそうに飲むよね、というと、何度も嬉しそうに頷いて「生きがいだから。」と呟く。毎週、同じやりとりを、飽きることもせずに続けていた。あの場所で、あの会話をすることがなんだか特別なことのように思えていた。  相方を失った、やかんと同じような色をした彼のマグを眺める。彼が選ぶのは、いつも深い黒が混じったようなブルー。ニットもそうだし、マフラーもそうだった。好きなの?と尋ねると、落ち着くとだけ返事が返ってくる。そうか、私はこのカップにすら負けたのか。大切そうにカップを包む手を思い出して、ひんやりとしたカップを持つ手が熱を持つ。 「今日は、何をしようかな……。」  時計の短針は6時を指そうとしている。カーテンから覗く空は、真っ白で新しい一日の訪れを知らせてくれる。どうせなら、曇りだったらよかったのに。今日はきっと晴れるだろう。天気すらも、ままならない。  彼の家を出てから電源を落としていたケータイのボタンを押す。8時間ぶりだというのに、一つの着信も知らせてくれない。  そんなもんさ、と自分に言い聞かせる。いっそのこと、彼が大切にしていたものすべてを壊してやろうかとも思ったけれど、それすらも出来ない。  薄暗い部屋に、時計の音だけがやけに響いて聞こえた。
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shinosan-blog · 4 years
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もぎたてトマト🍅かじりなから… ♫あぁ〜〜ぼん休みぃ〜〜チョイト遊び疲れ 口にトマト、ヒゲオヤジぃ〜♫ #もぎたてトマト #朝から #かじる #農家民宿の畑 #麦わら帽子 #ブランコのある畑 #安曇野ブルーの空 #向日葵 #ひまわり #あぁぼんやすみ #替え歌シリーズ #ヒゲおやじ #安曇野 #azumino #azuminophoto #visitazumino #airbnb #bookingcom #stayjapan (しの389 安曇野(農家民宿)Shino's Farm Inn azumino) https://www.instagram.com/p/CD2SDZBhuiG/?igshid=13nrl5eaa70va
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shinosan-blog · 3 years
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ロードバイク積んで、休日を車中泊してあちこちへ、サイクリングして楽しむ …お話してても楽しい! アルプスホワイト(北アルプスの残雪ホワイト)、安曇野ブルー(安曇野の空は冴え渡るブルー)のステーションご利用ありがとうございました。 「いってらっしゃ~い」とお見送りした朝でした。 #車中泊ステーション #バンライフ #バンライファー #nv200campervan #vanlife #vanlifers #carstay #くるま旅 #サイクルスタンド完備 #水回り完備 #世界かんがい施設遺産脇 #堰の流れが子守唄 (しの389安曇野ステーション(camping out in the car Azumino)) https://www.instagram.com/p/CMlk6UEhFFy/?igshid=19ef0ukod98t5
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shinosan-blog · 6 years
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shinosan-blog · 7 years
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