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#犬島ノート
nqyeux · a month ago
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ウルトラマリン
電子ケトルが湯を沸かすのを待つあいだ、煙草に火をつけて過ごすというのがなんとなく癖になっていて、今まさにそうして過ごしている。
癖というのは習慣で、それは無意識のうちに行為が始められていて、意志というのは儚い。たとえば煙草は身体に毒であるから減らしたいとかそういう思いは、習慣に塗りつぶされてしまう。
テーブルの上に黒いマグカップと緑色の時計とラピスラズリがある。パソコンと書籍と紙のノートをさっき片付けたので、マグ、時計、石、それらしかない。
夜の間は光の弱い照明しか使わないので、ラピスラズリはほとんど黒のように見えるのだけれど、外が明るくなるにつれて、青や藍や茶や白や灰がグラデーションとともに存在していることが見え、ところどころに金色が散っていることに気がつく。とてもいい石だと思う。こうしてのんびり見ていると幸せな気持ちになれる。
朝の光の中では、夜には見えなかった色んなものが見える。もちろん、夜には夜にしか見えないものがあり、夜にしか聴こえないものがあるわけだけど。
個人的な健康上の理由で、近頃はひどくナーバスになっている。ろくでもない夢しかみないし、起きいるあいだも、ろくでもない夢のような気分でいる。ナーバスな時期、夜にだけ聴こえるものは大抵は不吉なものばかりになる。しかし上手く眠れない。不器用なんだ、身体が。
何か作業をするあいだ、何かしらの鉱石を傍に置いておくというのを意識的に行なっているうちに、今は無意識でそれが為されるようになった。習慣の力ですね。
朝の光の中で、鉱石の新しくも懐かしい表情を発見することは、いつも私をとても幸福な気分にしてくれる。ラピスラズリ。この青くて金色の石はずいぶん前に友だちから貰ったもので、その友だちは島根の人だが、島根で瑠璃が産出するわけがないのだから、そもそもはアフガニスタンあたりからやってきたのだろうか。私の足がアフガニスタンの地を踏むことは、この先一生ないことのように思える。
およそ一生縁のないであろう土地の石が机の上にあるというのは、不思議といえば不思議なことかもしれない。
しかし気にしていないだけで、飲んでいるコーヒーも毎日食べている野菜も、読んでいる本の著者や、iPhoneに使用されているコバルトだのニッケルだのというレアメタルも、大体は足を踏み入れることのない世界から私の日常の中に滑り込んできているのだから、今さら石ひとつを不思議と思うのは、何か傲慢な気がする。
湯が沸いた。コーヒーをドリップしてもう一本煙草に火をつける。コーヒーと煙草と石は、私にとって数少ない、その時間を楽しむだけの時間という、純粋な娯楽、純粋に贅沢なものなのだけれど、それが習慣という無意識の中に埋没していくのは、何かしら主体性が脅かされているように、今ふと思った。
気にし過ぎだと思う。朝の贅沢な時間にナーバスは止した方がいい。一体誰が朝の五時から「私の主体性が脅かされている」なんてことを考えるだろうか。やはり止した方がいい。
逆転の発想。それを意識することなく、私の身体に刻まれた一連の自動的なプロトコルの流れに乗って、ただただそれを享受するということは、むしろ、より一層贅沢の度合いが高いのではないですか。さあ、ただいまから全身全霊で余す所なく目の前の石から悦びを感受しますよ、などという溢れんばかりの気負いというか気合いでもって、カーテンから漏れ入る曙光の中でとてもささやかに、いたく控えめに煌めくラピスラズリの金色を、本当に心から慈しめるものだろうか。
気の置けない友という言葉があるけれど、それはつまり、礼儀や遠慮が意識化されないほどに、互いに互いの存在が馴染んでいるということであって、素敵だよね。
それは一種の複合体のようなものだと思う。夫婦が二人で一つのユニットであり、あるいは楽器と奏者が一つのユニットであるように。犬と飼い主が、アイスクリームとメロンソーダがそうであるように。
身体と楽器との境界線がふやけて溶け合い、その一体感の中、音楽に自分が乗っ取られるような、それでいて拡張された身体のコントロール感は普段よりもずっと充実しているような、そういう演奏体験がある。スポーツをやる人はゾーンということを言うけれど、あれに近いのだろうか。
そのとき、身体は自らの記憶に従って習慣的に動き、その中で即興的に意識が身体動作・身体感覚に織り込まれる。知らぬ間に石を側に置いて、それでいて朝陽の中で驚きを得るというのも、がんばって拡大解釈すれば、そういった、名演奏的な、オーガズム的な、ゾーン的な、そういう機会として贅沢な贅沢さを孕んでいるのではないでしょうか。
がんばってそう解釈しようと思う。
石と(あるいはコーヒーと、煙草と)私は大変よく馴染んでおり、蜜蜂と秋桜のように、青色とヨハネス・フェルメールのように、ピアノとウラディミール・ホロヴィッツのように素敵な複合体で、だから意志を忘れ、主体性を忘れることも含めてこの時間はとても贅沢なのです。
きっとそうに違いない。
コーヒーが入ったので飲む。今朝も特別おいしいとは思えないし、これまでもほとんどそんな風に思えたことはないけど、いつも幸福な気分になれる。たとえ眠れなくても、ナーバスでも、コーヒーのもたらす幸福な気分に包まれて、朝の時間を迎えられたら、それは幸福そのものと呼ぶほかないような気がする。
きっとそう。
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ss0014 · a year ago
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先月、通りかかった時に花壇にチューリップの葉っぱだけがようさん咲いとった。
お花も咲くといいなと思った。
一昨日久しぶりにその道を歩いたら、ちいちゃなチューリップの赤ちゃんが 二つ咲いとった。
ピンク色と、赤で中が黄色のやつやったかな。
でもピンク色は球根からもぎとられて土に横たわっとった。
なんでと思った。
なんか理由があったんかわからんけど、悪い気持ちでこうされたような気がした。
嫌な気持ちになったけどなんとなくこの姿になってあまり時間が経ってないような、まだここにちゃんと存在があるような感じがした。
どうなるかわからんけど土にそっと戻した。植物は抵抗できんし言葉も発せない。人間なんかに負けないでいてよと思った。
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去年は鯨のことが気になって、本を借りてきた読んだり、商業捕鯨が再開されたこともありよく鯨のお肉を食べた。
新聞で見つけた鯨の記事はノートに貼ってたまに読み返す。日本に5つ鯨が有名な町があると新聞の記事に書いてあった。うちの2つは去年実際に足を運んだ。そして一番近い千葉県の南房総市では夏には鯨の解体が見れるとのことで行ってみたいなと思う。でもちょっと怖い悲しい気持ちになるかもしれん。
お母さんに電話でそれを話すと、「はぁ、行ってみたいなぁ」というので
また東京にきたら電車に乗って房総半島に一緒に行こう。
昨日久しぶりにまた鯨のことを考えだしたので夜、上野に行った。
平日の夜やし人も少なかったけど上野公園に行くとなんだか花見がしたくなった。
咄嗟に友達に連絡したら、その人も上野公園に行ったら花見がしたくなったと言ってたのでやったーて思ったね。色んな季節に、色んな年に色んな人とこの場所に来た。
思い出をまた思い出して少しだけ寂しくなったけど会社帰りのスーツを着とー人らが小さいスペースで安酒を飲みながら酒盛りをしとんを見ていっきにテンションがあがって嬉しくなった。ニューデイズの九州沖縄フェアに便乗して鹿児島の魚のつまみとオリオンビールを買う。オッケー。
もう地図を見んでも東京国立博物館の場所はわかる。そこにおっけなシロナガスクジラの模型がある。
それに会いに行った。夜見るんは2回目。
暗い空に浮かぶそのおっけなシロナガスクジラはとても迫力があって、ほんまに海の中にこんなおっけないきもんが存在するんかなぁと、あまりに非現実的でピンとこんけど、私達人間が呼吸できん広い海におるその姿を想像する。おっきくて感動する。
絵でもなんでもそーやけどおっきい方が感動しやすいなと思う。わかりやすいというか。
大阪の太陽の塔もそー
あとは青森の美術館の白い犬もそー
青森の十和田の美術館のでかいばーさんもそー
オリオンビールを片手にシロナガスクジラを眺めた。
明日、どんな気持ちになって何を見て、何を知るんやろうと思う。
明日はもう出会って10年も経つ友人二人に会う。 4年ぶりや。何の話をするかな、また元気で会えることが嬉しい。
2020.3.12 22:58
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kkagneta2 · 2 years ago
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Tカップ幼馴染
完全に自家発電用。
「128.3センチ、………どうして、どうしてなの。………」
するすると、その豊かすぎるほどに膨らんだおっぱいから巻き尺の帯が落ちて、はらりと床に散らばる。
「どうして、昨日から変わっていないの。……何が私に足りないの。………」
と言いつつ、顔よりも大きくなってしまったおっぱいを揉んだが、触り心地は昨日と、一昨日と、一昨々日と何も変わらない。柔らかく、ハリがあって物凄く気持ちが良い、――気分としてはバスケットボール大の水風船を揉んでいるような感じか。
「だったらまだ、……まだTカップ、………」
床に散乱した巻き尺を跨ぎ越して、ベッドの傍まで行って、二つ並んだ白いブラジャーのうち左手にある方を取り、顔の前で広げて、バサバサと振る。片方のカップですら顔をすっぽりと包むブラジャーには、U65という英数字が太文字で刻まれているけれども、アンダーバストが悲しいかな、70センチ弱ある紀咲(きさき)にとっては、かなり無理をしないとサイドベルトが通らない。恨めしくタグを見つめても、カップ数もアンダーバストも負けた事実は変わらず、ため息をついてベッドの上へ投げ捨てると、右手にあったブラジャーを手に取る。そのブラジャーのタグにはV65という字が印刷されているのであるが、全く擦り切れておらず、広げて全体を見てみても、どこもほつれていないし、どこも傷んでなどいない。ただ四段あるホックのみが軽く歪んで、以前の持ち主が居たことを示している。
「あいつ、もしかして寝ている時に着ていたのか」
――もしくはこのブラジャーを着けて激しく運動したか。けれども、Vカップにもなるおっぱいを引っ提げて運動など、どれだけ頼まれてもしたくないことは、Tカップの今ですら階段を駆け下りたくない自分を見ていたらすぐに分かる、況してやあの鈍くさい女がそう簡単に走るものか。昔から急げと言ってもゆっくりと歩いて、なのにすぐ息を切らすのである。羨ましいことに、初(はじめ)が着替えるのを手伝っているらしいのだけれども、彼がこんな高価な物をぞんざいに扱う訳も無いから、この歪んだホックはきっと、寝ている間ににすーっと膨らんでいくおっぱいに耐えきれなかった事実を物語っているのであろうが、未だに信じられぬ。およそこの世のどこに、一晩でVカップのブラジャーをひしゃげさせるほどおっぱいが大きくなる女性が居るのであろうか。しかもそれが、まだあどけない顔をしていた中学二年生の女の子だと、どう言えば信じてくれるのか。可愛い顔をしているのに、その胸元を見てみると、大人の女性を遥かに超えるビーチボールみたいなおっぱいで制服にはブラの跡が浮かび上がっているし、目障りなほどにたぷんたぷんと揺れ動いているし、しかもあいつはその揺れを抑えようと腕で抱え込むものだから、いつだってぐにゃりと艶かしく形が変わっているのである。それだけでもムカッとくるというのに、あいつはあの頃そんな速度でおっぱいを成長させていたのか。紀咲は、どこかバカにされたような気がして、〝あいつ〟が中学生の頃に着けていたVカップの大きな大きなブラジャーをベッドに叩きつけると、クシャクシャになって広がっているUカップのブラジャーを再び手に取って、そのカップを自分のTカップのおっぱいに軽く合わせながら、勉強机の横に置いてある姿見の前に向かう。
鏡に映し出されたのは上半身裸の、付くべきところにほどよく肉のついた、――もちろんおっぱいはTカップなのだから極端ではあるけれども、腰はくびれているし、お尻はふっくらと大きいし、日頃の食生活のおかげで自分でも中々のスタイルなのではないかと思っている、高校3年生の女の子。紀咲はストラップに腕を片方ずつ通し通しして、後髪をかき上げると、今一度カップにきちんとおっぱいを宛てがい少し前傾姿勢へ。Tカップのおっぱいはそれほど垂れてないとは言え、やはりその重さからすとんと、雫のような形で垂れ下がり、ブラジャーを少しだけずり落としたが、あまり気にせずにストラップを、ぐいっと引き上げ肩に乗せる。本来ならばこの時点で、ブラジャーのワイヤーとバージスラインを合わせなければいけないのだけれども、Tカップともなるとどうしても、おっぱいに引っ張られてカップが沈んでしまうので、その工程を飛ばしてサイドベルトを手の平に受ける。するりと背中へ持っていき、キュッと力を入れて左右のホックの部分を合わせ、腕の攣るのに気をつけながら何とかして金具を繋ぎ止める。――このときが一番恨めしい。………女子中学生におっぱいのサイズで負け、アンダーバストで負けたことは先にも言ったとおりだが、その事をはっきりと自覚させられるのはこの時なのである。
ホックが全部繋がるまでには結構な時間がかかるから、彼女がこのUカップのブラジャーを手に入れた経緯を説明することにしよう。元々の持ち主は紀咲の幼馴染である初の、その妹であり、彼女が〝あいつ〟と呼んでいる、今年高校生になったばかりの、いつもおずおずと兄の後ろを一歩下がってついていく、――莉々香(りりか)と言う名の少女。両者についてはこの先登場するから説明はしないが、ある日莉々香とたまたま帰り道が一緒になった紀咲は、隣で揺れ動いている股下まで大きく膨らんだ塊を目の隅に留めつつ、特に話すこともなく歩いていたところ、突然、姉さん、と呼び止められる。なに? と素っ気なく返事をすると、あの、……ブラジャー間に合ってますか、たしか姉さんくらいの大きさから全然売ってなかったような気がして、……昔私が使っていたので良ければ差し上げます。あっ、でも、どれも一回くらいしか着けてないから綺麗ですよ、それに買ったけど結局使わなかったのもありますし、――と莉々香が言う。確かにその頃紀咲のおっぱいは、努力の甲斐もあってPカップに上がろうかというくらいの大きさになっていたのであるが、よく行くランジェリーショップで、PはまだありますがQカップになりますと、アンダーを大きくするか、オーダーメイドになるか、……今私共の方で新たなブランドを探しておりますが、もし運良く見つかっても海外製ですからかなり高く付きます、――などと言われて弱っていたところだったので、二つ返事で承諾すると早速家に招かれ、珍しく初の部屋を素通りして莉々香の部屋へ入る。彼女のことは生まれた時から知っているけれども、そういえばここ5年間くらいは部屋に入ったことがない。昔と同じように綺麗なのかなと思って見渡すと、案の定整理整頓が行き届いている。けれども机の上の鉛筆すら綺麗に並び揃えられている有様には、莉々香の異常さを感じずにはいられず、鞄を置くのさえ躊躇われてしまい、ドアの前で突っ立っていると、どうぞどうぞと、猫やら熊やら犬やらクジラやら、……そういう動物のぬいぐるみが、これまたきっかり背の順に並び揃えられたベッドの上に座るよう促される。莉々香はあの巨大なおっぱいを壁にめり込ませながらクローゼットの中を漁っていたのだが、しばらくかかりそうだったので、すぐ側にあった猫のぬいぐるみを撫でつつ待っていると、やがて両手いっぱいにブラジャーを抱えてやって来る。プラプラと垂れているストラップは、幅が2センチくらいのもあれば5センチくらいあるものもあって、一体どれだけ持って帰らせようとしているのかと思ったものの、気になったのはその色。とにかく白い。初からオーダーメイドのブラジャーを買っているとは聞いていたから、こっそり色んな色のブラジャーがあるのだと決めつけていた紀咲は、がっかりとした目で自分の真横にドサッ、と置かれた白い布を見る。どうでしょう、姉さんのおっぱいがどれだけ大きくなるか分からないから、とりあえず私が1、2年生の頃にしていたブラジャーを持ってきましたが、ちょっと多すぎ、……かな? 下にあるのは結構大きめのなので、ちょっと片付けてきますね。たぶんこの一番上の小さいのが、……あ、ほら、Qカップだからきっとこの塊の中に、姉さんのおっぱいに合うブラジャーがきっとありますよ。と嬉しそうに言って、下の方にあるブランケットのような布地を再びクローゼットに持って行ったのであるが、その何気ない言葉と行動がどれほど心をえぐったか。紀咲は今すぐにでも部屋を飛び出したい気持ちをグッと抑えて、上半分にあった〝小さめ〟のブラジャーを一つ手にとって広げてみたが、それでも明らかに自分のおっぱいには大きい、……大きすぎる。タグを見ると、Y65とある。おかしくなって思わず笑みが溢れる。……一体この世に何人、Yカップのブラジャーをサイズが合うからと言う理由で持ち帰れる女性が居るといういうのか。まだ莉々香がクローゼットに顔を突っ込んでいるのを確認してYカップのブラジャーを放り投げ、もう一つ下のブラジャーを手に取って広げてみる。さっきよりは小さいがそれでも自分のおっぱいには絶対に合わぬから、タグを見てみるとV65とある。今度は笑みさえ浮かべられない。……どんな食生活を送れば中学生でVカップが小さいと言えるのであろう、あゝ、もう嫌だ。これ以上このブラの山を漁りたくない。でも一枚くらいは持って帰らないと彼女に悪い気がする。―――と、そんな感じで心が折りつつ自分の胸に合うブラジャーを探していたのであるが、結局その日持って帰れそうだったのは一番最初に莉々香が手にしたQカップのブラジャーのみ。もうさっさと帰って今日は好きなだけ泣こうと思い、そのQカップのブラジャーを鞄にしまいこんで立ち上がったところ、ひどく申し訳無さそうな顔をした莉々香がトドメと言わんばかりに、あ、あの、……今は奥の方にあるから取れないんですけど、小学生の頃に着けてたもう少し小さめのブラジャーを今度持っていきましょうか? と言ってくるのでその瞬間、――華奢な肩に手をかけてしまっていたが、胸の内に沸き起こる感情をなんとか抑えようと一つ息をつき、ちょっと意地になって、けれども今気がついたように、よく考えればこれから大きくなるかもしれないんだし、もうちょっと大きめのブラジャーももらっていい? と、やっぱり耐えきれずに涙声で言ってもらってきたのが、今彼女がホックを全てつけ終わったこのUカップのブラジャーなのである。
「くっ、ふっ、……」
前傾姿勢から背筋を伸ばした体勢に戻った紀咲は、胸下を締め付けてくるワイヤーに苦しそうな息を漏らしてしまう。ホックを延長するアジャスターがあることは知っているけれども、もうそんな屈辱はこのブラジャーを着けるだけで十分である。ストラップを浮かせて、おっぱいを脇から中央へ寄せている間も、ブラジャーの締め付けで息は苦しいし、肌はツンと痒くなってくるし、けれどもあんまりお金の無い紀咲の家庭では、オーダーメイドのブラジャーなんてそう何回も作れるようなものではないから、屈辱的でもあの女が中学生の頃に着けていたブラジャーで我慢しなくてはならぬ。
紀咲はブラジャーを着け終わると、姿見にもう一歩近づいて、自分の胸元を鏡に写し込む。見たところTカップのおっぱいは、溢れること無くすっぽりとU65のブラジャーに収まって、恐らく男子たちにとってはたまらない谷間が、クレバスのように深い闇を作っている。ちょっと心配になって、ふるふると揺らしてみると、ブラジャーからは悲鳴が上がったが、溢れること無くちゃんとおっぱいの動きに付いてきたので、これなら今日一日どんなに初に振り回されようとも、大丈夫であろう。紀咲はブラジャーの模様である花の刺繍を感じつつ深い息をつくと、下着姿のまま今度は机の前へ向かい、怪しげな英文の書かれたプラスチックの容器を手にとって見つめる。毎日欠かさず一回2錠を朝と夜に飲む習慣は、初と二人きりで遊ぶときも決して欠かさない。パカっと蓋を開いて真っ赤な錠剤を、指でつまみ上げる。別に匂いや味なんてないけれども、その毒々しい色が嫌で何となく息を止めて、口の奥へ放り込み、すぐ水で喉に流し込む。――膨乳薬と自称しているその薬を小学生の頃から愛飲しているために、ほんとうにおっぱいを大きくする効果があるのかどうか分からないが、世の中にTカップにまで育った女性は全く居ないから、たぶん本物の膨乳薬であろう。親に見つからないように買わないといけないし、薬自体結構な値段のするのに加えて、海外からわざわざ空輸してくるから送料もバカにならず、校則で禁止されているバイトをしないといけないから、毎日朝夕合計4錠飲むのも大変ではあるけれども、膨乳の効果が本物である以上頼らざるは得ない。依存と言えば依存である。だがやめられない。彼女には莉々香という全く勝ち目の無い恋敵が居るのだから。……
元々大きな胸というものに憧れていたのに加えて、初恋の相手が大の巨乳好きとあらば、怪しい薬を買うほど必死で育乳をし始めたのも納得して頂けるであろう。胸をマッサージし始めたのは小学4年生くらいからだし、食生活を心がけて運動もきっちりとこなすのもずっと昔からだし、意味がないと知っていても牛乳をたくさん飲むし、キャベツもたくさん食べるし、時には母親や叔母の壁のような胸元を見て絶望することもあったけれど、いつも自分を奮い立たせて前を見てきたのである。そんな努力があったからこそ彼女はTカップなどという、普通の女性ではそうそう辿り着けないおっぱいを持っているのだが、それをあざ笑うかのようにあっさりと追い越していったのは、妹の莉々香で。昔は紀咲のおっぱいを見て、やたら羨ましがって、自分のぺったんこなおっぱいを虚しい目で見ていたというのに、小学6年生の秋ごろから急に胸元がふっくらしてきたかと思いきや、二ヶ月やそこらで当時Iカップだった紀咲を追い抜き、小学生を卒業する頃にはQカップだかRカップだかにまで成長をしていたらしい。その後も爆発的な成長を遂げていることは、先のブラジャー談義の際に、Yカップのブラが小さいと言ったことから何となく想像して頂けよう。紀咲はそんな莉々香のおっぱいを見て、さすがに大きすぎて気持ち悪い、私はそこまでは要らないや、……と思ったけれども、初の妹を見つめる目を見ていると、そうも言ってられなかった、――あの男はあろうことか、実の妹のバカでかいおっぱいを見て興奮していたのである。しかも年々ひどくなっていくのである。今では紀咲と莉々香が並んで立っていると、初の目はずっと莉々香のおっぱいに釘付けである。おっぱいで気持ちよくさせてあげている間もギュッと目を瞑って、魅惑的なはずの紀咲の谷間を見てくれないのである。以前は手を広げて「おいで」と言うとがっついてきたのに、今では片手で仕方なしに揉むだけなのである。……
胸の成長期もそろそろ終わろうかと言う今日このごろ、膨乳薬のケースにAttention!! と黄色背景に黒文字で書かれている事を実行するかどうか、いまだ決心の付かない紀咲は薬を机の引き出しの奥の奥にしまい込んでから、コップに残っていた水を雑にコクコクと飲み干して、衣装ケースからいくつか服を取り出し始める。今週末は暇だからどこか行こう、ちょっと距離があるけど大久野島とかどうよ、昔家族で行った時には俺も莉々香もすごい数のうさぎに囲まれてな、ビニール袋いっぱいに人参スティックを詰めてたんだけど、一瞬で無くなって、………と、先日そんな風に初から誘われたので、今日はいわゆるデートというやつなのであるが、何を着ていこうかしらん? Tカップともなれば似合う服などかなり限られてしまうから、そんなに選択肢は無い。それに似合っていても、胸があまり目立つとまた知らないおじさんにねっとりとした目で見られてしまうから、結局は地味な装いになってしまう。彼女の顔立ちはどちらかと言えば各々のパーツがはっきりとしていて、ほんとうは派手に着飾る方が魅力的に映るのであるが、こればかりは仕方のないことである。以前彼に可愛いと言われたベージュ色のブラウスを取って、姿見の前で合わせてみる。丈があまり気味だが問題は無い、一年くらい前であれば体にぴったりな服でもおっぱいが入ったのであるが、Tカップの今ではひょんなことで破れそうで仕方がないし、それに丈がある程度無いと胸に布地を取られてお腹が見えてしまうから、今では一段か二段くらい大きめのサイズを買わなくてはならない。ただ、そういう大きなそういう大きなサイズの服を身につけると必ず、ただでさえ大きなおっぱいで太って見えるシルエットが、着ぶくれしたようにさらにふっくらしてしまう。半袖ならばキュッと引き締まった二の腕を見せつけることで、ある程度は線の細さを主張することはできるけれども、元来下半身に肉が付きやすいらしい彼女の体質では、長袖だと足首くらいしか自信のある箇所が無い。はぁ、……とため息をついて、一応の組み合わせに袖を通して、鏡に映る自分の姿を見ると、……やっぱり着ぶくれしてしまっている。どんなに胸が大きくなろうとも、決してそのほっそりとした体のラインを崩すことのないあいつに比べて、なんてみっともない姿なのだろう、これが薬に頼って胸を大きくした者の末路なのだろうか。
「私の努力って何だったんだろうな。……」
と床に落ちていてそのままだった巻き尺を片付ける紀咲の目元は、涙で濡れていた。
それから15分くらいして初の家の門をくぐった紀咲は、どういう運命だったのか、莉々香の部屋の前で渋い顔をしながら、またもやため息をつく。
「勉強って言っても、私よりあいつの方が頭良いんだから、教える必要なんてないでしょ。……」
ともう一度ため息をついてドアノブに手をかける。約束の時間に部屋に赴いたというのに、初はまだ着替えてすらおらず、ごめんごめん、今から着替えるから、暇だったら莉々香にあれこれ教えてやってくれ。今たぶん勉強しているから、と言われて部屋から追い出されたのであるが、昔から英才教育を受けてきた莉々香に教えられることは何も無い。むしろ今度の定期試験を乗り越えるためにこちらが教えてもらいたいくらいである。紀咲はいまいち初の意図が分からない時が多々あるけれども、さっきの一言はようよう考えても結論が出ないから、ただ単に莉々香と話をしていてくれと、そういう思いで言ったのだろうと解釈して、ガチャリと扉を開ける。相変わらずきっちりと無駄なく家具の置かれた、整理整頓されすぎて虚しささえ感じる部屋である、昔と変わっているのはベッドの上にあるぬいぐるみが増えたことくらいか。莉々香はその部屋の中央部分にちゃぶ台を置いて、自身の体よりも大きくなってしまったおっぱいが邪魔にならないよう体を横向きにして、紀咲が部屋に入ってきたことにも気づかないくらい熱心に、鉛筆を動かしている。覗いてみると、英語で何やら書いているようだが、何なのかは分からない。――とそこで、ノートに影が落ちたのに気がついたのか、ハッとなって、
「姉さん! 入ってきたなら言ってくださいよ」
と鉛筆を机の上にそっと置くと、立ち上がろうとする。
「あっ、いいっていいって。そのままで」
それを制しながら紀咲はちゃぶ台の対面に座って、ニコニコと嬉しそうな表情を浮かべる憎き恋敵と相対する。だがどんなに憎くとも、その巨大なおっぱいを一目見ると同情心が湧いてくるもので、片方だけでも100キロは超えているらしいその塊を持ちながら立たせるなんて、どんな鬼でも出来ないであろう。莉々香のおっぱいには簡単に毛布がかけられているのであるが、それがまた何とも言えない哀愁を誘っていて、紀咲もこの時ばかりは目の前の可愛らしい笑みが、少しばかり儚く見えてしまうのである。
「やっぱり、もう椅子には座れない?」
「そう、……ですね。椅子に座ると床に着くから、楽といえば楽なんですけど、それでも重くて。………」
「今バストは何センチになったの?」
「えっと、……ここ一週間くらい測ってないから正確じゃないけど、先週の木曜日で374センチでした」
「さ、さんびゃく、……」
果たしてその数字が女性のバストサイズだと分かる人は居るのであろうか。
「姉さんは?」
「128センチのTカップ。やっと中学生のころのあんたに追いついたわ」
どこか馬鹿にされた心地がしたので、ちょっとだけぶっきらぼうに言う。
「いいなぁ。……私のおっぱいも、そのくらいで止まってくれると嬉しかったんですけどね。……」
あれ? と思うと先程感じていた同情心がどんどん消えていく。莉々香は恐らく、本音として紀咲のおっぱいを羨ましがっているけれども、やはり馬鹿にされている気がしてならない。
「あ、もしかして今私のブラジャーを着けてますか? 前、アンダーが合わないって言ってましたけど、延長ホック? っていうのがあるらしくて、それ使うといいかもしれません」
と、知っていることをどこか上から目線で言われて、カチンと来る。そういえば、いつからだったか、おっぱいのことに関してはすっかり先輩の立場で、莉々香は紀咲に色々とアドバイスをするのである。
「……知ってる。………」
――だから、余計にイラつかせられるのである。
「姉さん?」
「知ってるって言ってるの。なに? いつの間に私に物を言う立場になったの?」
「ね、姉さ、――」
「そんな化物みたいなおっぱいが、そんなに偉いって言うの? ねえ、答えてよ」
「化物だなんて、……姉さん落ち着いて」
「落ち着いてなんていられるかっての。今もあんたのブラジャーが私を締め付けてるの、分かる? この気持。中学生の女子におっぱいで負けるこの気持。世界で一番大きいおっぱいを持つあんたには分からないでしょうね。………」
この女の前では絶対に泣かないつもりであったが、今まで誰にも打つけられなかった思いを吐き出していると、一度溢れた涙は止めどもなく頬を伝って行く。
「何よ何よ。私がどれだけ努力しているのか知らずに、いつも見せつけるようにおっぱいを強調して、そうやって毎日あの変態を誑かしてるんでしょう? ――どうして、どうしてあんただけそんなに恵まれてるのよ。どうして。………」
とそこで、ぐす……、という鼻をすする音がしたので、そっと涙を拭って前を向くと、莉々香は机の上で握りこぶしを震えさせながら俯いている。ゆっくりと顔が上がって、すーっとした涙の跡が陽の光に照らされる。
「私だって、………私だって紀咲姉さんの事が羨ましい。ほんとうに羨ましい」
「………」
「Tカップって、まだ常識的な大きさだし、着る服はあるし、姉さんは私のお下がりのブラジャーを使ってますけど、ちゃんと売ってますから、ちゃんと市販されてますから。……私のブラジャーが一着いくらするか知ってますか? 8万円ですよ、8万円。ブラジャー一個作るのに10万円近く取られるんですよ。……ほんとうに姉さんくらいの小さなおっぱいが良かった。ほんとうに、ほんとうに、………」
「りり、……」
「いえ、姉さんが羨ましいのはそれだけじゃないです。どれだけ胸が大きくなっても兄さんは振り向いてくれないんですもの。……」
「えっ?」
「もう何回もチャレンジしましたよ。兄さんを押し倒して、姉さんみたいにおっぱいで気持ちよくさせようと。……けど駄目でした。どうしてなんでしょうね。私だったら体ごとおちんちんを挟んであげられるのに、体全体をおっぱいで包んであげられるのに、兄さんは手すらおっぱいに触れずに『紀咲、紀咲』って言って逃げちゃうの。……」
初のことだから、もうすでに欲望に負けてそういう行為をしていると思っていた紀咲は、驚いて彼の部屋の方を向く。
「だから、意味がなかった。意味が無かったんです、――」
と莉々香は体を捻って手を伸ばして、本棚の一番下の段から手にしたのは紀咲もよく知っている、怪しげな英文の書かれたプラスチックの容器。
「小学生の頃からこれを飲み続けてきた意味が無かったんです。……」
「りりもそれ飲んでたの」
そういえば昔、どうしてそんなに大きくなるんですか、と聞かれた時に一回だけ見せびらかしたことがある。
「ええ、……でもね姉さん、私の場合違うの。兄さんが、……えっと、そういう女性を好きなのは分かっていましたから、こう、……手の平にがさっと適当に出して、お水で無理やり飲んでました」
「それ一体一回何錠くらい、……」
「15錠くらいだったような気がします。駄目ですよね、注意書きにも駄目って書いてますし」
容器のAttention と書かれた下には、〝必ず一日4錠を超えてはならない〟と一番上に太文字であるから、莉々香は4日分をたった一回で飲んでいたということになる。そういうことだったのか。………
「でもどんどん大きくなっていくおっぱいが嬉しくって、最終的に一週間も経たずに一瓶開けるようになって、……最後は兄さんが救ってくれたんですけど、飲んでないのに、おっぱい大きくなるの止まらなくて、………もう着る服なんて無いのに、おっぱいは重くて動けないのに、でも全然止まる気配がなくて、………紀咲姉さん、私どうしたらいいんだろう」
と、さめざめと泣き出したのであるが、どうしたらいいのかなんて紀咲には全然分からず、ただ気休めな言葉を投げかけていると、しばらくして初がやって来たので、せめてこの哀れな少女の気を少しでも晴らそうと、その日は3人で日が暮れるまで淫らな行為をし続けたのである。
 (おわり)
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gkeisuke · 2 years ago
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190305 山梨2日目
帰りのスーパーあずさでパソコンを使って書くつもりだったけど、車内Wi-Fiが無かったので、スマホから。誤字脱字が多くなるかもしれない。
9時ごろ起床。本当はバイキング形式の朝食が着いていたけど、昨日、午前3時ごろまでノリノリでtumblrを書いてしまった影響で、朝飯よりも睡眠を優先してしまった……。
カーテンを開けると晴れていて、雲の切れ間から、上部の粉砂糖が多目な富士山が見えた。昨日一昨日の雨は、富士山の標高だと雪になっていたんだなと納得する。
身支度を済ませて10時にチェックアウトすると、ほったらかし温泉へ向かう。開幕から温泉。初手温泉。完全に湯治の旅となった。
ほったらかし温泉に向かうまでは「フルーツライン」という、うねった峠をぶいぶい登って行くことになるのだけど、この道めっちゃ覚えがある~~と妙に感動していた。父の運転でよく来ていたのだ。当時は車内でゲームをやりまくってたので、めちゃくちゃ酔った。
仮に父から貰った軽自動車で来てたら、エンジンパワーが足りずにやばかっただろうな……と想いを馳せながら、スイスイと登って行く。
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ほったらかし温泉は、平日にも関わらず、結構な人入りがあった。最後に来たのは15年近く前だと思うので、記憶よりかなり整備されていて、賑わっており、施設が充実していた。もっとほったらかしてなかったっけ……。
客層は私より若い大学生くらいの人たちも多かった。春休みですね。ゆるキャン△の話題もチラホラと聞かれて、やはり効果はあるのだなと感じる。
温泉は最高だった。ゆるキャン△でも言及されている通り、特に冬期は高地の冷えた外気と、湯加減とのバランスが絶妙で、無限に浸かっていられる心地よさであった。
昨日「温泉はアトラクションではない」というようなことを言ったけど、浴槽が3つあって、それぞれが絶妙な温度設定をなされており、何より温泉に浸かりながら富士山や山梨の市街地を見渡せる景観が非常に素晴らしい。温泉が気持ち良いだけでなく、そういうエンタメ的な欲求も満たしてくれる施設だった。
背中や腕におえかきをしてる方々もチラホラ見られ、ほったらかしの精神を強く感じた。洗い場で元気だった大学生の集団が、モンモンおじさんが隣に座った瞬間に大人しくなったのにはちょっと笑ってしまった。
無限に近い悠久の時を過ごしていたので、色んな人たちの会話が聞こえてきたりもしたのだけど、温泉での会話というのは、非常に人間性が現れる。公衆の場で、裸の状態で語るトピックスというのは、ある種、その人の本質でもあるのだろうなと思う。
以前、秩父の温泉に行った時、自分が優秀で意識が高いサラリーマンであり、周りはクソだという言説を大声で語っていた人が、その場に居合わせたおじいちゃんに、岡田麿里作品のような劇掛かった言葉回しで説教されてるのに居合わせたことがある。
優秀マンは、その注意に異を唱えて一触即発のムードが流れたが、話に相槌を打っていた友人が良識的な人だったので、まあまあ、すみませんでした。と優秀マンの背中を押して内湯に向かって行った。そのやり取りまで含めてアニメみたいで面白かったのだけど、本当に"優秀"なのは、友人の彼なのだろうなと思った。
本日も、自分の家がいかに裕福なのか、自分の親がいかにお金持ちなのかを滔々と語る、肥えたスネ夫のような男がいた。
彼らが「何故そんなことを温泉で話すのか」というのを考えた時、男が裸一貫で集まる場で「自分がいかに強いのか」を、どうにかして周囲にアピールしたいんだろうなという答えに行き着いた。
別にバカにしているわけではなく、実はこれは極めて動物的な本能なんじゃないかと感じる。究極的に言えば、どっちのチンコが大きいのかと次元は変わらないのだと思う。
ただ、自分自身のことを語らず(語れず)親の資産の話ばかりをしている太った男と、その横で気持ちよさそうにお湯に浸かっている、背中に般若が描かれている男、どちらの人生に厚みがあるのかというのは、一目瞭然であったように感じた。その点に関しては、ちょっと虚しさみたいなものは感じた。
その後に入ってきた大学生グループは、昨日打ったスロットの勝ち負けの話と、夜飲んだ酒の話ばかりをしていて最高だった。温泉では、上下関係とか恥とか外聞とか気にせずに、話す内容はハッピーであればあるほどよいというのが持論だ。お前の好みの話では?
ちなみに、背中におえかき系男性とは、その後フルーツパーク内のカフェで再会した。愛人(偏見)らしき女性を連れていた。もしかしたや、ゆるキャン△ファンだったのかもしれない。
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温泉から上がると、待望の温玉揚げをいただく。食べる前からどう考えても美味しい確信があったので、2個注文してしまった。
どう考えても美味しかった。湯上りの汗をかいた身体に染み渡る……。瓶の牛乳も飲んで、ほったらかし温泉最高という気持ちに満たされてしまった。
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その後は、ほったらかし温泉から少し下ったところにある『笛吹川フルーツ公園』に赴く。父がこういうところにはあまり興味がなかったので、この公園の記憶は、呼び起こしてみても頭の中に存在していなかった。(後から姉に確認したら、行ったことはあると言っていた)
遠足と思われる園児たちがわちゃわちゃと走り回っている。散歩中の小型犬が威嚇しあっている。上空では気持ちよさそうに鳥が飛んでいる。THE平和だ。
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謎の果物博物館に迷い込んだりもしつつ、施設内のオーチャードカフェに聖地巡礼。
新聞の切り抜きやサイン、交流ノートなんかが置いてあり、アニメでなでしこ、アキ、あおいが実際に食べたメニューもちゃんと載せてくれていて、とても親切で熱心な場所だと感じた。
残念ながら、3月で山梨市駅に移転してしまうとのこと。惜別の意と、移転前に来れて良かったという気持ちを込めて、本日の糖要素として、なでしこちゃんが食べたりんごソフトをいただいた。大変美味しかったです。
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血糖値の上昇に有効なのは食後の運動である。公園内を走り回りながら『フルーツアドベンチャー』という、クイズと迷路が合わさった施設を走りながら回る。
子供向けに作られたであろう設備にも関わらず、全10問中2問の正解という醜態を晒すこととなった。ゴール後の看板で、フルーツ物知り博士とかいうやつ(フルーツ物知り博士とかいうやつではない)にめっちゃ煽られた。
運動と頭の体操(?)をほどよく済ませたところで、富士急ハイランドへ向かう。
車を運転していると、富士吉田市に近づくごとに、眼前の富士山はその存在感を増していった。
富士山と同じ方向にあるセブンイレブンやエネオスなんかは、景観に配慮して看板が黒くなってる。そんな大げさなとも思ったけど、目の前で見せられると、それも仕方ないかなと思わせるだけの説得力がある。
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1時間ほどして、富士急ハイランドに到着。駐車料金1500円というのをゲートの前で知ってめっちゃ引き返してえと思ったけど、後ろに車もつかえており、後戻りは出来なかった。
遊園地という場所が苦手だった。もはや、自分が本当に遊園地が苦手なのか判別できないくらい、遊園地に行った記憶が悠久の彼方に消えていた。
高校3年のどこかで、卒業遠足としてディズニーシーに行ったと思うのだけど、誇張ではなくマジで記憶がない。スフィアの舞浜公演に一緒に行った友人は高校時代からの仲なのだけど、彼とその話をしても、お互い虚無を確かめ合うばかりだった。
私の高校時代が閉ざされた闇の記憶という認識だということは、何度か折に触れて話している気がする。
中学時代がめちゃくちゃ楽しくて、特に受験勉強などせず、模試の判定も全部99%だった地元の高校に進んだ。中学時代の友人たちが、一番多く行く学校だったからだ。
結果的に、私だけが高校に上がってからも中学時代の交友関係を引きずり、周りは新しく友達を作って、新しいコミュニティを築いているような状態になった。今にして思えば、それでも3年間遊んでくれた友人たちには頭が上がらない。
高校を卒業した後に、スフィアライブを通じて、今まで続く交友関係がいくつも出来るのだけど、当時の私にとって、それはまた別の話。
急に周りの目を気にしだして、クラス内の立ち位置とか、誰々と話してたらダサいとか、何々と同じだからカッコいいだとか、そういう価値観が支配し始めたこの年齢を、私はハッキリと退屈に思っていた。
3年のクラスは、そうした中学時代からの仲の友人たちもいなくなってしまい、本当に誰かと話していた記憶がない。いじめられていたわけでもなく、とにかく「無」だった。私が皆さんのことを覚えていないように、皆さんも私のことを覚えていないと思う。
唯一、今スフィアライブに一緒に行ってくれる友人と、F1のレースがあった次の日にリザルトの話をするくらいだった。ただ、女の子なので、当時は自分から話しかけるのすら勇気がいり、それも2戦にいっぺんくらいだった気がする。
で、そんなクラス内で班を作って、ディズニーシーに行くことになったのだ。
一応テニス部に入っており、テニス部の友人たちと班を組んだけど、まあ彼らとは卒業した後に消息を知ってる感じの仲にはならないだろうなという予感があった。実際何してるかは知らない。
そのうちの片方が、特に志望大学とか、誰とつるんでるかで、自分を大きく見せようとするやつで、ディズニーシーでも、とにかくイケてるグループに混ぜてもらおう混ぜてもらおうとしていた。
結果的に、そのイケてるグループからも彼はぞんざいな感じで扱われ、私はハッキリうんざりしていた。
その後、記憶がないと言ったけど、舞浜に一緒に行った現親友のグループと合流して、私はようやく居場所を見つけて「救われた」と思ったのだ。
彼とは当時それほど深い仲では無かったし、彼も彼で高校時代のことを振り返ると「なかったことに」しようとするので、覚えていないというのだけど、無意識下で結構救ってもらっているので、頭が上がらない。恩返しができるから、今まで続く親友になれて良かったと思っている。
前置きが長くなったが、こうした記憶から、漠然と遊園地という空間に苦手意識があり、近づかないようにしていた。
でも、いろんな食べ物を美味しいと思えるようになって、いろんなことを楽しいと思えるようになった今なら、もしかしたら、自分なりに楽しめるようになってるのではないかという期待を込めて、一人で富士急ハイランドに行ってみたのだ。
結果的に、入って2秒で「何故私が遊園地が苦手なのか」という理由を完全に理解した。入園のチケットを貰う時も、怪訝そうな顔をされる。そうか。この空間では、一人でいることが"許されない"んだ。
高校時代のあの時も、彼の虚栄心にウンザリしながら「俺はいいからみんなで楽しんできて」とは言えなかった。遊園地の中に、一切の居場所が無くなってしまうからだ。そして学校の授業の一貫である以上、時間まで勝手に出ることも許されない。ハッキリと分かる地獄である。
周りを見渡しても、カップルや夫婦、大学生のグループ、外国人観光客に親子連れと、私以外、絶対的に誰かと連れ添って来ていた。1人カラオケとか、1人焼肉とか、1人映画とか、何がおかしいのか分からないと言ってきたし、前日も2人前の鍋を食べたけど、ハッキリわかった。次元が違うのだ。
この空間は、全て最初から"1人でいること"を排除してデザインされている。それを拒むことはないけれど、どうしても異質さとして浮き彫りにはなってしまって、この場合は、そういう空間であることを理解していなかった私が悪いのだ。久々に触れてみて、ようやくそれがハッキリ分かった気がする。いや、それは私が悪かった。
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100対0で私が悪いのだけど、100対0で私が悪いという事実に無性に腹が立ったので、取材と称して1時間くらいかけて各アトラクションを練り歩いた。
テンションがぶっ壊れた人間しか笑わないであろうギャグが散りばめられた看板やモニュメントをみて、一つも面白くねえんだよバカ野郎と、心の中で悪態をついたりしていた。
若者たちが笑顔で集合写真を撮ったり、パネルから顔を出してはしゃいだりしている。私は自分が被写体になるのが苦手で、中学くらいから今まで、振り返っても全然写真が残っていない。集合写真からはみ出してしまったものに、遊園地は居場所を与えてはくれない。
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これとか「死んでください」と言われているようにしか思えなかった。2人並びの席だから、奇数グループで来てる人たちの余った枠に私が収まることになって、前の席と楽しそうに話してる中で知らないおじさんが1人混ざるという辛すぎる状況になる訳じゃないですか。
前述の通り、100対0で私が悪いので、僻みでしかないのだけれど、それはそれとして、どんなに成長しても、どんなに歳を重ねても、やはり私とは本質的に相容れない空間でもあるのだなと分かった。
いや、本当は私も絶叫マシンに乗りたかった。遊園地のことを冷やかしながら、隣で笑ってくれて、何だかんだアトラクション自体はめちゃくちゃ楽しいから、はしゃいでしまったり、年甲斐もなきメリーゴーランドとか乗ってはしゃいだりしたいんだ。
本当はそうだと思った時「お前は本当にどうしようもない人間だな」と、自分自身に言いたくなった。
でも、どうしようもない人間であるなら、どうしようもない人間であることをきちんと受け止めた上で、そのままにするのか、苦しんでも正すのかを見極めなくてはならないというのが昨年の学びだった。
だから、私は遊園地には迎合しないけど、私のどうしようもない世界を壊してくれる嵐山歩鳥みたいな、平沢唯みたいな、荻野目桃果みたいな人が「一緒に遊園地に行こう!」と手を差し伸べてくれる日を待っている。どうしようもなく待ち続けている。
あと、信頼できる友人に誘われたら、泣きながら着いて行って、いかにあなたが私にとっての救いなのかというのを5時間くらい説きつづけるぞというスタンスでいる。めんどくさすぎて絶対誰からも誘われない。
かつて、何故そう感じたのか分からなかったことの理由を、しばらく時間を置いて、改めて考えてみるというのは、良くも悪くも、己の立ち位置を知るために、非常に意義のあることだと分かった。
オタクおじさんの呪いとルサンチマンに満ち溢れてはいたけれど、私が「なぜ遊園地が苦手なのか」をちゃんと言語化できたのは、今回の旅行で一番の収穫だったかもしれない。
その後は富士山を近くで見ようと、道の駅や麓北公園に行ってみたけど、私の富士急でのモヤモヤが反映されたかのように雲がかかっていて、あまり見れなかった。
まだまだ山梨で達成できてないこともたくさんあるので、車を買ったらまた来よう。
その後は返却時間が思ったよりタイトになりそうだったので、届いたばかりのETCカードを使い、高速道路を走った。
軽自動車で速度を出すのはマジで恐ろしいけど、ノートくんはやはり加速が違い、速度を出しても挙動が不安定になることもほぼ無かった。今回の旅を通じて、感動した点はあれど、不満に思った点はほぼ無かった(返却時にガソリン入れたらそこそこ値段が掛かったので、燃費がどうなんだろうというのだけはややあった)(徳島より走行距離が長かっただけかもしれない)ので、普通に購入の有力候補に躍り出た。
緑色も思ったより昆虫感はなく、可愛らしくてよい。操縦感だけでなく、結構デザインも好みだった。
まあ、昨日も言ったように日産の味に慣れすぎてる感じもあるので、次はちゃんと他社の車種で借りて確かめてみたい。
17時半に返却。18時5分のスーパーあずさで甲府を発つ。
たった1時間半で新宿に着いてしまう近場だったけど、いろいろ思い出したり、分かったことが多くて、よき一人旅でした。温泉がサイコーということです。
競馬サークルの先輩とかが、ふとこのtumblrを読んで山梨のことを教えてくれたり、こうして残しておくことにも意味があるのだと思う。
運転が楽しくなってきたし、毎回気づきがあって面白いので、1ヶ月半に1回くらいどこかに行きたい。次は北関東か北陸がいいなと思っている。
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fusarbishi · 3 days ago
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銀行の窓口のねーちゃんに自作の小説を読んでもらった
「ですから、ご本人を確認できるものが必要なんです」 銀行口座を開設しに来たボクに、窓口のねーちゃんはやれやれといった口調で言った。くたびれた中年OLみたいなテンションだった。実際そうなのかもしれない。
「免許証とか?」 「そうです」 ねーちゃんはほら早く出せと目で催促してくる。 「今手元にないんですけど」 ボクは出来るだけ申し訳なさそうな声色を装った。
「手元にない」というのは事実ではある。親切な言い方ではないが。 実際のところ、そもそも免許は取得していない。多動は運転をすべきでない、というのがボクの持論だ。 保険証は捨てた。病気になればそのまま死ねばいいと思っている。限られた医療リソースは有意義に使わなければならない。それに色で社会的地位――ボクの場合はフリーターという階級――が開示されるのも気に食わない。ディストピアめいている。 マイナンバーカードも持っていない。国民全員に番号を割り振っておきながら、カードを発行しなければならないというのはちぐはぐだ。美しくない。ディストピアじみているのは言わずもがな。 外国に行ったこともないのでパスポートはない。 年金手帳は捨てた。年金は滞納し続けている。
「では本人確認書類を用意してまたお越しください」 ねーちゃんはほら早く掃けろと無言で訴えた。 「なんとかないんですか」 ボクは「アッ、ドモ、スイマセン」と言って退散したい気持ちを抑えて食い下がる。 やっとのことで働き口を見つけたのだ。給料が現金手渡しされないようなまともな働き口を。つまり賃金の払い込み先が必要なのだ。捨て垢のような人生から脱却するために、なんとしてでも口座を作らなければならない。
「そういうわけにはいきません。本人を確認できるものが必要です」 ねーちゃんは壊れたテープみたいに同じことを繰り返した。 壊れたテープという表現は時代錯誤かもしれない。訂正。 ねーちゃんは課金を勧めるspotifyの広告みたいに同じことを繰り返した。
ねーちゃんがボクを見る目は冷たかった。悪質クレーマーを見る目だ。悲しいけどいい選球眼をしていると思う。正直ちょっと興奮する。 嘘。 柔らかメンタル人間に対して、そういう視線はこうかばつぐんだ。豆腐に針は気持ちいいほど抵抗なく刺さっていく。 しかし考えてみれば、ボクみたいな存在が針を休ませるという大義を成せるならそれはそれで光栄なのかもしれない。ねーちゃんの隈は化粧の上からでも分かる程度には深い。
「ではまたいらしてください」 ねーちゃんはそう言うと「それでは続きの曲をお楽しみください」と俺を払いのけた。 間違えた。「次でお待ちの方どうぞ」って言ったんだった。
ボクは正面のねーちゃんと後ろでそわそわ順番を待つじいちゃんの挟撃に耐え切れず、そそくさとその場を離れた。 囚人が二人の警察官に挟まれているとすれば、二人の警察官が部屋に入るときには、囚人も必然的にその部屋に入ることになるのだ。
自動ドアまでの数メートル、なんとかできないかボクは必死に頭を回転させた。一度外に出てしまえば二度とここへ戻ってくることはないような気がした。アルカトラズ島の囚人が絶対に脱走できないのと同じように。方向性が逆ではあるけれど。
本人確認書類とは、その名の通り本人であることを証明するためのものだ。逆に言えばその機能が果たせさえすれば問題はないはずである。 ではその機能のための必要条件とは何か。 一つ、本人の情報が書かれていること。それを以て当該人物が本人であると判断するのだから当然である。例えば生年月日や所属、経歴や家系図、顔写真などだ。そしてそれは当人しか知り得ない情報であればあるほどベターである。 一つ、複製不可能であること。本人の情報であるからといって、チラシの裏の走り書きに本人を確認する力はない。偽造防止の観点から、発行に正式な――本質的には煩雑な――手続きがあるからこそ意味を持つ。
一つ目の要件は障壁になり得ない。間違いなくボクはボクであり、それを証明するための情報はいくらでも捻りだすことができる。母親の旧姓や飼っている犬の名前、初恋の人の名前、修学旅行の行先、好きな食べ物、黒子の場所、寝癖のつき方、支持政党、性癖、思考の体系……。そもそもこれは形式的な要件だ。
問題は二つ目の要件だ。これが本質的な話。今この場で即興的に正式な書類を作り上げるなんて、できようはずもない。本義からいって偽造できなければいいのだから、何とかそこを突いていきたいが。
♪~
唐突に音楽が流れた。館内放送らしい。 クラシックの曲だった。音楽について寡聞なボクはそれ以上の表現をすることができない。
『13時をお知らせします』
♪~
アナウンスが時刻を告げ、再度音楽が流れた。 やはり知らない楽曲。もしかしたら裏で生演奏しているのかもしれない。 古のクラシック音楽家は即興演奏を得意としていたという。絵画も見たことがある。少年期のバッハだかモーツァルトだかが貴族の集まりの中で即興演奏をしている絵だ。 ジャズなどに比べクラシックはむしろ即興と親和性が低いと知って驚いたものだ。考えてみれば納得なのだが。
そこまで考えて、ふと電球に光が点いた。 即興で正式な書類を作ることはできないが、即興で作ったものは複製され得ないのでは? 言い換えるなら、モノは偽造されるがインプロヴィゼーションで表現されるのは技術だということだ。 証書一切をもたずとも100メートルを9秒58で走ってみせればそれが稲妻だと認めざるを得ない。金メダルは偽造できても技術は偽造できないのだ。 アーツは自分だけのもの。それはきっと文章に関しても同じだ。
これは起死回生のアイデアだ。そう思った。 ボクはフランク・モリスだった。
計画が決まった。 まず、ボクはねーちゃんの視野から外れない位置に座る。不正はしていないという証明のためだ。ちょうどおあつらえ向きの場所にソファがある。
次にバッグからメモ帳――ボクは常にメモ帳を持ち歩いている。コピー用紙をノート状に折って綴ったものだ。これのためにマガジン部分が回転するお高いホチキスを買った。――を取り出し、ちょっとした掌編を作る。それはボクの半生について記されたものだ。ボクしか知り得ない個人情報に溢れていて、ボクにしか書けない文体で書かれている。
最後にメモ帳をねーちゃんに渡す。ねーちゃんはその短いエッセイを読み、確かに個人を特定する情報が書かれていると納得する。そして同時にこれは偽造若しくは複製されたものではないかと疑う。しかしその疑念はすぐに打ち砕かれる。なぜならボクはねーちゃんからよく見える位置でその作品を書き上げた。電話で個人情報を聞き出すなどの怪しい行為はしていない。ここでシャーロックねーちゃんは訝しむかもしれない、この怪しい男はあらかじめ個人情報を不正入手していただけではないかと。ところが当然これも的を射ない。単なる情報の羅列ならばまだしも、これは文章による作品で、ちょうど洞窟の壁に映った影のようにその文体にボクらしさがとてもよく現れている。単に情報を知っているだけではダメで、ボクにしか書けない文章なのだ。しかも即興で作られた二つとない新作である以上、前もって丸暗記した文章を書き落としたという線もない。ねーちゃんはこう考えるだろう。この作品は本人にしか書けないものである・目の前の男は確かにこれを書いた、故に目の前の男は本人である、と。
完璧な作戦だ。
ボクは意気揚々と踵を返し、薄青色をした合成皮革のソファに腰を下ろした。 ショルダーバッグからトラベラーズノートを取り出す。中には特製のメモ帳とラミーの万年筆が挟まれている。 本革製のノートカバーを下敷き代わりに、ボクは執筆作業に取り掛かる。
『ボクは1993年7月8日、岡山県赤磐市で生まれた。質屋の日に生まれたわりに、両親は融資をする側でもされる側でもないごくごく中流階級の人間だった。』 冒頭から奇をてらうのは悪手だ。至って平坦なトーンで書きはじめた。
『初恋の人はホンダという名前だった。運動会の男女混合リレーでバトンを貰うことになったのがきっかけだった。』 少しずつ自分の情報を開示していく。
『大学では理学部に進んだ。小さい頃から生き物が好きだった。これはボクが学級委員の中で生き物係を担当していたことからも帰納できる。』 自分らしい文章を心がけた。
『初めて仕事を辞めたのは、個人的な理由からだった。』 ボクが作品を書くとき意識するのは――。
♪~
さっきと同じ曲が流れた。
『14時をお知らせします』
時刻を告げる館内放送。
♪~
ボクは反射的に手を止めた。 それから少し思考を巡らす。銀行は確か15時までだったよな。 手元に目を落とす。ノートをめくる。 2、3ページにわたって書かれた文字の列。ボクの人生のアブストラクト。ワンタイムパスワード付きの証書。雑ではあるが読めなくはない。 文芸の範囲に属しているとは到底言えないけれど、間違いなく思想又は感情を創作的に表現したものだ。
顔を上げて窓口のその奥の方を眺める。 棚のファイルを漁っている人。書類とにらめっこしている人。どこかに電話をかけている人。全体的にやや慌ただしくなっている気がした。 銀行は閉店以降が忙しい。ボクが社会について知っている数少ない知識だ。 15時ぎりぎりまで居座っても迷惑になるだけだろう。潮時か。 ボクはノート片手に立ち上がった。幸い窓口は空いている。
ボクはカウンターまでゆっくりと、ボディビルダー兼芸人のように歩いていき、ねーちゃんにノートを手渡した。 「これ、本人確認書類の代わりになりませんか」 ねーちゃんはまた嫌な顔をして、ちらりとボクの後ろを見遣る。 順番待ちの老人はもういない。 「少々お待ちください。確認いたします」 ねーちゃんは不承不承といった様子だった。伝家の宝刀「他のお客様がお待ちですので」を封じられ、もはや逃げ場はなかった。
ねーちゃんはボクの掌編エッセイを読み始める。ノートに触れるその手つきは洗練されていて、一流の行員としての風格を感じさせた。 ボクはねーちゃんの顔を眺める。人の目が文字を追う、その目の動きを観察するのはとても面白い。瞳が機械的に往復運動を繰り返す。意外にもカクカクとした動きだった。エフェクトをかけすぎて処理落ちした3D映像みたいに、レーザースキャンでもしているかのように。 本を読んでいるとき、ボクもああなのだろうか。ボクの視線が実体化し、筆となり、読み終えた行が次々と墨塗りになっていく。そんな様子が想像できた。 読み返したくなったらどうすればいいのだろう。俄かに不安になった。
「読み終わりましたよ」 妄想に駆られ、その妄想に心臓を掴まれていたボクを現実に引き戻したのは、ねーちゃんの声だった。 「どうですか」 いえいえこんな真昼間から夢を見てたりしてませんよ、しっかり起きてましたよ。ボクは澄ました顔を取り繕って尋ねた。これは書類として使えますか、そういう意味の「どうですか」だった。 「まあ、面白いんじゃないでしょうか」 意外にもねーちゃんの返答は微妙にズレたものだった。はにかみ気味で、それでいてぶっきらぼうな言い方だった。 少し擦れたみたいな今時の新人社員みたいなテンションだった。実際そうなのかもしれない。
いずれにしても、ねーちゃんのその言葉はボクの心をしかと満たした。 脳内にセロトニンを感じた。これでまたしばらく生きていけると思った。 それはマラソンランナーがすがる、数十メートル先の道端の電柱だった。
「ありがとうございます」 ボクは短い人生の中で上から五本の指には入るであろう柔和な笑顔――少なくとも自覚としてはそうだった――でお礼を言った。 ねーちゃんは照れくさそうにそっぽを向いた。
口座は開設されなかった。
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jitterbugs-whisper · 4 months ago
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かなたむてきなゆたまぼろし
(イナイレ/立向居と春奈)
1.「立向居勇気」
 数学の授業の最中に教師の言ったことがどうしても理解出来ずに、しかしその旨を申告するのにもつまらない矜持が邪魔をするので、けっきょく一言も発しないままに終業のチャイムが鳴ったことをいまさらに思い出していた。だいたい、見栄や、功名心、背伸びの感情はいつとても自分の行動や思考のまえに立ちはだかる壁であって、また、越えがたいなにか、クレバスのようでもあった。ぽっかりと唐突に開いて深い、暗い、光の当たるところしか見えないこの眸はふたつで、あって、もしも誰かが将来欲しがったとしても譲りたくはないけれども、ふたつあるのだからひとつくらい譲って頂戴よ、と唇を尖らせるのが一体誰かにも由るだろう。考えながら浮かべたのはとある特定の少女の、いたずら心に満ちた、すこしだけいじわるな微笑みだったのだけれど。
なにしろ目玉である、基本的には自分で抉り出せるものでないし、自由の利かない全身麻酔、すべてを委ねるだなんて、とてもじゃないけれど恐ろしい。いまだ怖いものだらけだ、諦観、皮肉、挫折に絶望、そんなものに落ちゆくことは容易い。それもまた他人へ自らを委ねることになるかしら、今となっては何をそれほどまでにおそれたものか定かではない。 すくなくとも、他人が恐ろしいのではないことだけはたしかなこと。立向居勇気は非常にストイックな少年であって、為しうるかぎり、考えうるかぎりの世界のなかに自分という存在を真空遊泳させることに躊躇いをおぼえたことはなく、また、孤独に臆することも、ない、孤独こそが心地良いのだ、快いのだ、とは、言うまい、考えるまい、それではあまりにも、彼の周囲の友人たちのあたたかな心遣いに対して失礼が過ぎるから。では、立向居をして躊躇わせたのは礼節であろうか、仁義であろうか? この肌はまだやわらかい少年の肌で、あって、誓いの焼印もなければ、義兄弟の契りに酌み交わす酒も知らず、薄皮のしたへ入れる墨なぞ以ての外で、あるが。
これからさきにもありえないとは、完全に否定できない。あまねく可能性を自らで否定するには、夢見がちの精神はふわりと遊泳し易かったもので、あって、落ち着きがないのとは僅かに乖離したなにやらあたらしい気配を、その馥郁たる香りを、立ち昇らせていたものである。香りにつられて顕れるのは、たぶん、少年でも少女でもない、こどもでもおとなでもない輪郭の季節であろうことだけは薄い瞼で察しているよ。
何しろその瞼ときたら、とっておきのパイ生地、すばらしく薄いそれを幾重にもかさねたミルフィーユの断層よりもなお緻密かつ、精緻のきわみであって、たちまちに光なぞ、闇なぞ、透かしてきてしまうものだから、簡単には遮断できずにしばしば眩しさに眉を寄せるはめになるのだった。
眸をやんわりと眇めて、未だ少年にすぎない立向居は考えてみる……、さりとて過去にも未来にも少年でないものになるべくしてなりうる時代は見えていないから、どこかで如何ほどばかりかずるをするのかも、しないのかも、立向居にはわからない秘密のトンネルがふと体の真横にぽっかりとその空虚の口を開かないだなんて、誰の保証もないのだ。くぐる勇気が、そのとき自分にあるかどうかはべつの次元の話。前提条件の話をいまはしているのだから、けして話題を摩り替えて逃げ惑っているのではない。それでも誰か、たとえば、彼のいつくしんだ少女が、すこしでも不服を述べたのならば、彼女こそが正義なので、あろう。
しかしながら絶対的君臨者、貴き血族、紋章と幾らかの独占的意匠、むろんその身を飾るは黄金、神をも騙る背徳と冒涜それらが、かならずしも少女のうえに皓々と輝くあまたの星の如くなりかといえばその限りではなく、なぜだろう、人間は増えすぎたかしら、傲慢にすぎたかしら、ぼくたちは箱舟を造るべきかしら……、番いをきっと乗せてやりたいけれども、自ら拒む動物も、いるだろう、すべてを救うことも、すべてを受け止めることも、すべて守ることも、俄かに出来うることではなく、気安く請け負えはしない。
言葉はすべからく契約の文言で、あって、文書に残されないからといって正式でないとは、しらばくれられまい! 何より、立向居の少年の気位が、それをゆるさない。腹の足しにもならないけれども、守ってゆきたい一線は死線かしら、すなわちエンド、デッドライン、侵入を許す勿れ! みずからの後ろに、ひとつの星もゆるしはしない、そういう覚悟と決意とを、すでに固めた。
それだけで眸は蒼い焔に燃ゆるはず、まだ、未熟そのものの少年の残像、輪郭、かたまったのは意思だけで、不明瞭な辺縁のままだけれども、いつかはかたちになるかしら、硬化時間の短縮のためだけに不純物を混和することに誰も快い顔をしなかったし、当然ながら、攪拌するにも躊躇われる、製鐵されてゆくさなかにあって、より多くの表面積を大気に晒したい、ゆっくりと冷めてゆくけれど、情熱を逸するのでなく、硬度をえるのだ、同時に得られる超弾性、しなやかさこそが最大の武器であろう。低く張った枝ぶりに、たわわに萌ゆる白露もいずれの日にか開くつぼみであろうから。
 なんとかと煙は高いところが好きであるし、また、同じくなんとかと鋏は使いようであるとされるが、ではこの連立方程式から導き出される解とは、なんで、あろうか、答えはさしてむつかしいものではない。与えられた条件はじゅうぶん、あとは推察するだけのこと。それもこれも立向居自身が思考をとめたり、目を背けたり、張り巡らされるべきアンテナや研ぎ澄まされる神経を須くまっとうに働かせたなら、で、あるけれども。考えるべきことは然程多くないはずなのに、器用じゃあないのだ、階段をいちだんあがるだけで視界は格段にひらけるというのに。
それとも、見えているものだけがすべてでないことを知ってしまったの、なにゆえに? 五感は嗅覚・視覚・味覚に聴覚、それからきみにふれる触圧覚、せいぜいが数メータ単位の範囲でしか働かないもので、あって、たしかに遠くまでよく見遙かしたけれど手に入るわけじゃあないのだ。それらが手に入らないことに拗ねたり、いじけたり、くちびるを尖らせたり、まだ、そういう時期の只中にあって簡単には諦められない、届くすべてを手に入れたいの、きっと不可能ではない。望むかぎりの世界に触れよう、望むかぎりのひとと出会おう、自分の傲慢さや欲望の果てしなさに、いつかは絶望する日もくるかしら、遠いほうがより善いね、なにしろ僅かに遊泳したままの十三歳。こわくはない。
眸をとじることを憶えたのはおそらく距離感の喪失を自覚したかったためで、あって、見えている範囲によって、程度によって、自分の限界を見定めてしまう、視覚情報に頼りすぎて日々を暮らしていることに疑問を差し挟む余地はない。もし隙間があったとして、そこへこぼれる概念や思念や未練や関連、片手に足りないものたちを、ゆるしてしまうわけにいかないので。そういう宿命と星命を、すでに負っているゴールキーパなのである、さいしょは液晶のなかの映像としての憧れが、いつしか現実に接近してきたことに少年はたびたび戸惑ったし困惑せざるをえなかった、別世界のようなきもちで……、それこそ、届かないことを確認するために見つめていた眸で、立向居勇気は憧れたのだ。
憧憬とは、私淑とは、すべからくそういった、誰にも知られざる側面を持っていて、少年のうちで輪廻したり循環したりぐるぐるバターになったり、ままならなさに嘆いたり、ブレーキを握らずに坂道を転げ落ちるようにして走ったり、たぶん、それだけのこと。眸を閉じてさえいれば、意識はどこまででも昇ってゆくだろう、坂の多い町だったり、打ち捨てられた廃墟の島であったり、いろんなものに、ひとに、場所に、一瞬で到達するだろう……、誰に教えられることもなしに、その楽しみをいつしか覚えたのだった。
次元なるものへの理解はいまだに及ばない、けれども点を無限に繋いでゆけば線となり、面となり、すべてへ触れて届くフラクタル、誰もがそばにいる。夢にまでみました、それだけの時間を、映像のなかであなたを思慕していました、恋よりも崇高な、これは陶酔、そのくせ信仰、かといって幻だとは限らないのだけれど。平面のなか、切りとられた写真や映像のなかの町並みに、自分をコラージュするくらいわけもないし、逆に、映像のなかのものを自分にコンバートするのだって、立向居には出来た。むつかしいことじゃなかったけれど、それを才能と呼ぶのだ、と言ったキャプテンの、嫉妬を含まない穏やかな微笑を、たまに思い出す立向居勇気で、ある。
こんなにも愛したよ、こんなにも捧げたよ、しかしてなお振り向かないかも知れぬとても、やめられないのだ、これが愛だというのならこんなにも破滅へと一直線に、わき目もふらずにむかってゆくことに、躊躇いを差し挟めない時点で恍惚しているのだし、ぼくらは、いま、駆けつけるのだ! ぼくら自身を救命するために、一滴の水を、与えるためだけに。暖をとるなら肌を晒そう、服を着ているだけで寒くなるもの。
  2.「音無春奈」
 彼女が膝のうえに載せて開いたノートパソコンは可愛らしいまるいフォルムにピンク色をしていたので、とてもおいしそうだなあと思ったことをいつ彼女に打ち明けようかしらと考えあぐねて、もっともそんな告白をしなければならないはずもないのだけれども、もしその理由を見つけるとすれば立向居のその言葉にいったい彼女がどういう反応をするのかを確かめてみたかっただけではないかとも思われる。
つるりとまるく、するりとすべらかなラインにやわらかなお菓子、たとえばマシュマロとか、マカロンとか、ギモーヴとか(じつをいうとそういうお菓子があることを立向居は彼女に教えてもらったのであって実物をみたことも、ましてや食べたこともないのだけれど、写真だけの印象でもそれが可愛らしくふわふわと軽そうなことは分かった)、羽二重餅とか、コットンキャンディとか、そういったものを連想してしまうのは、単純にいつだっておなかを空かせている成長期の少年である証明ではなくて、彼女、つまり、パソコンの持ち主であっていまはその膝を枕に貸してやっている音無春奈を筆頭としておんなのこたちに抱く印象が、そういう軽さなのかもしれないと思う。もっとも音無はどちらかといわずとも敏捷で気まぐれ、そう、坂の多い町で暮らす猫のようすをもっているおんなのこなのだけれど。もしも夜のとばりがおりて、あの子のしっぽが二股に分かれていることが明らかになったとしても、きっと立向居は驚愕しない、畏怖しない。憧憬と無縁なものだとも、けして思われないが。
おもうに、音無春奈というおんなのこは、立向居にとって、はじめから実在するものだったし、物理的に手の届く距離に出会ったから、彼女のそばで眸をとじること、わずかに震える睫を伏せること、幽かに揺らぐ視界をシャット・アウトすることを、必要としなかったのだ。ほんとうはとても遠いし、理解のおよばない何か知らない生物だし、名前も姿も知っているけれど食べたことのないギモーヴみたいなおんなのこであることにかわりはないのに、何故かしら、呼吸がしやすいといったら怒られるかもしれない。怒らないような気もするけれども。何を考えるでもなくて、立向居は音無のそばへ座ることが出来たし、みっともなく手足を同時に動かしたり、ぎこちない所作を誰かに指摘されて笑われたり、しなくてもいいのだった、居心地が良いことと、安堵していられることは別物であると知っている。切り離すための切開線ならたぶん点線、消毒液のアルコールで消えてしまわないように水性ペンで書いておこう。
ベンチに腰掛けてキーボードを叩いている音無の隣に断りをいれるでもなくそっと座って、みればみるほどやっぱりおいしそうなパソコンのディスプレイを見ていたけれど、何も言わないでいても彼女も何も言わないので(とてもお喋りな彼女を称して『やかましはるな』だなんて揶揄ったのは木暮夕弥であって、彼はいつだって一言多いのだが、あきらめではなくあきれでもなく、そこをみんなに愛されているきらいがあるので少しずるいなあと思わなくもない)、耐え切られなくなってさきに口をきくのもいつもどおり自分で、あろう、我慢比べや根競べをしているつもりではないし、彼女にだってそんなつもりは、ないはず、たぶん、きっと、ないよね。
「おとなしさん」
「うん? うーん」
大体きみはじめはそうだね、それはおれに対する返事なのかい、訊いてみたいと思ったことは一度ではなく、しかしながら訊いたことは一度もないことからお察しいただけるであろう、何かの言葉を積極的に交わすために、隣に座っているわけじゃない。立ち位置や考え方や姿勢はおおきくかわっているし誰かに共有してもらえるとは思われないけれども、音無春奈の存在感というのは、ほんのすこしではあるけれども、立向居のなかでは円堂守に似通ったところがあるのだった。
彼は、円堂は、ただ座っているだけ、ただエンドラインのまえに立っているだけで、あまねく友だちたちの存在をゆるしてしまうところだとか。だからこそ皆が彼を愛したし、彼に愛されたのだ、サッカーは、眸をとじればそばにある。ハードディスクが台頭してひさしいいまなら危惧することもないのだけれども、VHSの時代だったなら摩擦熱でテープが擦り切れてしまってあるいは劣化してしまって、その姿をとどめた映像を永遠に保つことがむつかしかったろうに、いつまでも色褪せずに残しておかれるようになったので、じつをいうといまでもこっそり、誰もが寝静まったあとに、映像のなかの円堂守をみる習慣があることは、ひみつである。
眸を閉じて距離を失い、天地を失い、自分の輪郭をも曖昧に暈して煙らせ、真新しいインクの匂い、川もみえないのにどこかから立ち昇ってくる水の気配、点点ともっている夕餉のあかりは、空腹をみたすというよりは満遍なく孤独を満たすものではないかと考えている。
這いあがってくる、せりあがってくる、匍いあがってくる……、向うをすかしてみたガラス窓の平面のうえを撫でてゆくのはまだ、やってみたことがない。眸を閉じて出来たこと、幾度となく焼きついて離れなくして、好きなときに、たとえば移動中のバスに揺られているとき、眠っているふりをして瞼を伏せてリフレイン、リピート、そういうひそやかな楽しみなのだ、これを性癖と呼ぶべきなのか性分と言うべきなのかはまだ定かではないけれど。どちらだっておなじだけれど、好きよ、素敵ね、きれいだね。きみならそう言ってくれるんじゃないかって……。
そうやって繰り返すことでついには収得したゴッドハンドや、前後の文脈を加味したところで、それまでのべつのページまで理解が及んでいなければまったく意味を成さないように感じられてならない難解そのものの擬音語ばかりのノートから、あらゆる可能性のなかから、誰の言葉でもなく自分にコンバートせしめたムゲン・ザ・ハンドのように、感覚から乖離した、分断されたあたらしい次元から、取り出すことのできるものもある。
夕方にたいせつな友だちのそばに座っていて、とっておきの思い出をまなうらに浮かべなくても不安にかられることもなく、そのくせ見も知らぬ場所に迷い込んでしまったような不思議な感覚をおぼえたり、高い窓、灯台のうてな、さざめく街灯、これまでの幾度となく立向居少年に応答しえたいくつもの空港たち、滑走路たち、それらが沈黙してしまっていまや降り立つべき地のなかったとしてもかまわないとさえ思えてしまう。
夢想のあいだに浮かべていた意識が、しかし一度降り立ったからといって地上のものにはけしてならないことを、隣の少女が証明している、ゴールに立った円堂守が、証明している! 触れたからといって、立向居に触れられるまえの彼らが失われるわけはないのだった、失わせるものか! 緻密に、精密に、どこまでも精緻に、ぼくはおもいだすよ、おれはおもうよ。
 きみに話したいこと、きいてほしいこと、告白したいこと、なあにそれ、って笑われたいこと、そういうものをひとつひとつ内心でこぼして、タピオカみたいにミルクティーの底、のみほしてしまいたいのね。着色料は天然のものにしよう、サフランで満月だって染められる。
        3.エアポートにて
 「あれ、立向居くん」
「うん」
「居たんだあ」
「居たよ」
まるでいま気がついたみたいに言うものだから立向居はわらって、文字通り彼女はいま気がついたのだろうし、事実として、彼女自身の感情や感覚を差し挟むことなしに述べたので、納得できずにこころに靄をかけることもなければ憤慨することもなく受け入れられる、たしかに些か以上に掴めないところのある彼女ではあるけれども、悪意がこちらに向けられないこと、あるいは、ともすれば、彼女のなかに悪意なるものが存在しているのかとすら、立向居はしばしば疑うし、まごうかたなき少女であることを知っていても、ぬくもりを肌がさとる距離にいたところで遠く彼方のように感じられる不思議な存在感についてを、見失いかける。見失ったら眸を閉じればよいだけなのであるが。そのくらいには信頼している。
どことも知れないところなのだった、オアシスというにもおこがましいけれど、立向居にはひとつの庭園を、じぶんひとりの力で建てたのだ、まわりには無限の沙漠だ、昼には黄金の、夜には白銀の、砂の海が広がっているとおもわれるけれども、実をいえばそれらは風に穂を揺すぶっている草だったかも分からないし、打ち砕かれた月の石の、比重のおもたいなんらかの金属であったかも分からないから、単純にきめつけることも出来ない。
やんわりと、そのくせ靴音も高らかな軍靴は、どこからやってくるのだろう、つぎつぎに、太陽のマゼンタや、月のサフランや、星のシャルトルーズ、彗星のウィステリアミスト! それらがせわしなく顕れては薄れ、消えてゆくのを見送って、わずかにふくらみをみせているのに過ぎない地表へと領有の手を広げていくというわけだ。
然りとて、けっして、侵略ではないのだ、かりそめの、いまだ乾かないあたらしい泥のなかでぬかるんでいる、何を頼りに、何を奇蹟に、仮装され、舗装をまつルート15は大陸の中央を二分するように横断しているはず。それはひとによって造られておきながらひとの存在をゆるさないので、いかにも静かに極まっているのだった、ただそこを進むだけで、地上のひとびとよ、きやすく出会うことができるの、棒に当たる犬ではないが。
あまつさえ馥郁たるかおりのうちに睡り、まじわり、鍍金はいつしか剥がれるね、そうして、ひとりの少女の気持ちがいきなり自分から離れてゆくとしたら、どうしてこちらからの接近を試みられよう? うつくしい習慣、吐息と沈黙、庭園のなかには東屋があろうし、雨風も凌いだならば身体をやすめるさえもむつかしくはないだろう。できれば、そこに、誰かを招待したかったし……、はじめに招待するのなら、音無春奈だと善い、と立向居勇気は考えたものである。
立向居の言葉のひとつひとつを、はたして、音無が理解したのか、確信をえることは容易でなかったし、確かめるのも野暮である、あまり滔々と語ったところでボキャブラリの然程おおいわけでもないから、黙っている、微笑っている、二度三度のまばたきくらいでは、彼女の正体についてを明らかにするには足らない。月光にも日光にも、きみは晒されない、曝露されない、隠れている事実に誰かしらが不平不満を述べるとしても、一秒の毎に、少女であるための輪郭や、愛情や、砂嵐の悪魔や、得体の知れない何かによって虐殺され、絶滅せしめられることにもはや歯止めは利かぬし、見過ごしてやるほかにないのだ、何も今生のわかれじゃあないのだもの、誣いていうのなら群青のわかれかしらん、緑青で再会しましょう。
「何していたの?」
「写真をね、整理してたの」
唐突にファンが唸りだすパソコンにおどかされもするものの、顔に出すのは癪だったので一見して冷静を装った、燃えつきたマグネシウム、析出したカルシウム。ミネラル・ウォータのボトルを揺らして、おもうさまに振り回すというほうが近いようにもみえるのでこぼしてしまわないかと少しだけ危惧するけれども、キャップなら次にあけるのが困難になるくらいにきっちりときつく締めてあるから密閉性には定評がある。ただし、炭酸飲料のように気圧を調整して、2気圧以上で大量の二酸化炭素を液体に溶し込んだものではないので、ボトルのポリエチレンテレフタレートすなわちPET、限界までも引き伸ばして薄いそれは、近ごろでは女の子の手でさえつぶせるものまで販売されている。キャップをきつく締めすぎて開かなくなったなら誰かが開けてくれるはず、すくなくとも、音無はそういう女の子なのだから……。
「みてもいい?」
「あんまりうまい写真じゃないよ」
音無は雷門中学サッカー部のマネージャであると同時に、情報収集の分野を得手とするスペシャリスト、いつかはダブルオーセブンにでもなるつもり? それが女子中学生の力のおよぶ範囲にとどまっているのかは曖昧なままであるとしても、多少なりとて彼女にはオーヴァ・スキルのきらいがあって、もっともその技量をおしむことなしに捧げられるものを持っている彼女が果たして不幸であるのかといえばその限りではないように、おもわれる。
しばしば身に余る才能や技量、先鋭そのものとなりうる、時代に合致しないあたらしい、いまだ嫩く穉い黎明はそのやどぬしの存在を脅かしもしたもので、あって、音無に限らずとも、時代からやや乖離しつつある才能が、実をいうといまや立向居の周囲にはあふれている。また、恵まれないからと拗ねるでもなく、みずから歩み寄ること、僅かにしか呼吸も拍動も感じられない残滓でさえも渾身の愛情で迎え入れるある種の狂気で、ここにとどまっているひとも少なからずいるのだった。。
自分の才能や、思想、瞼のうらの世界、人間にはほんとうの意味で理解されない時間と空間、おしなべてゆったりと推移してゆくそれを、いまでは自分自身としていつくしむことができる、でなければ、ここに立っている資格などどこにも見い出されないで、あろう。
音無がみつめていた画面のなかには、立向居の想像に反して、ひとつもサッカーに連なるものが写っていなかった。もっとも写真のなかで思い思いに笑っている面々は立向居にだって覚えのある雷門イレブンのメンバであったり、その後、彼らのキャラバンに連なったメンバであったり(立向居自身もむろんここに含まれるわけで、けだし、客人の立場であった)、いったいいつのまに写したものやら、サッカーばかりに打ち込んでいた立向居にはまったく憶えのないような情景もそこには含まれていたもので、あって、見渡す限りの雪原の影は蒼、塗りたくった皚さではなく質量のある、そしておそらく熱度を宿さない冷たさの堆積であろうことが、たった一枚の写真からでも見てとれた。
うまくないから、などと嘯く音無を、今度こそ愕いてみつめるほかにない立向居は、そこに彼女のみつめた世界の片鱗を、垣間見たようなきもちがするのだった、女の子のことはたぶん一生かかったって理解できないだろう、音無とても、理解させるつもりなんてこれっぽっちもないのだって、言葉にはしないけれども物語っている横顔である。そのくせ、拒絶の色ではないのだった……、かたぶきかけた夕陽の橙に照らされてなのか、生来のものであるのか、あるいは、ばら色をした頬にうっすらと、しかし密に生えそろった産毛のやわらかさを、きっと触れない、知らない。
隣に座ったとしても、あまり変わらない背で並んでも、霧の海の茫洋を進んでゆくさまで紗幕を通したかのごとくのアンニュイで、ある、あるいは乱反射する灯台の燈りであるかしら、必死になって霧に融けるカナリヤは放散していつしかアイボリー。だけど皮肉ね、きみのみていたのは光でも色でもなくて、こぼしたミルクはもう戻らない、かなたまでのびてゆく霧笛のほうだった。
「いつのまに撮ってたの?」
「これは吹雪さんに会いに白恋に行ったとき、これはシカ公園、こっちは、なつかしいなあ、帝国学園のグラウンド、あっこれ佐久間さんの手だよ!」
「そうじゃなくってさ」
「うん、知ってる」
そんなふうに笑われちゃったらおれがなんにも言えなくなっちゃうの、知ってるでしょう、
「ちょっといじわるしてみちゃった」
「えええ、やめてよ」
「ごめんね、立向居くん」
ちらりと一瞥だけがこちらをむけられて、立ちこめた濃霧に前後は不覚、聞こえているだろうか、あの霧笛の間延びした音が! おれはゆるしてしまうよ、きみのずるさも、きっとゆるしてしまうよ。そうしてきみは、ゆるされてしまうのだ、おれによって。ゆるされなくったってきみがきみであることになにひとつの影響も及ぼさないけれど。
サハラの髪をふり立てた綱海もまた、たしかに少年そのものではあるとは雖もこの年頃でのふたつの歳の差はとても大きいもので、ほかならぬ彼にそういう素振りがないというだけで随分と救われているし不必要なまでの緊張を強いられることもないけれど、寄せ集めの手足のように、ツギハギだらけで日本中を駆け巡ってきたイナズマキャラバンの遺伝子が、彼のなかにも流れているからこその信頼と、尊重の感情がうまれえるのだろう。
また、はじめから綱海を先輩として出会っていたのならば、何か違っていたかも知れぬ。映像のなかであっても私淑の対象たりえた円堂はつまり、立向居のなかでどうしようもなく先輩なのであるけれども、そもそもディフェンダであった立向居の憧憬が捧げられるにあたって同じくディフェンダであったほかの面々でなく、なぜ円堂ひとりに意識と、立向居の『まぶたのうら』が征服されつくしたものか定かではない。夢にまで思い出した、瞼は泣きはらしたあとかのごとくに熱をもち、僅かに脹れぼったくさえ感じられたもので、ある、たしかに羨望は、陶酔は、円堂守というそのひとに向けられた不可逆性のベクトルであったろう、残念だけれど、重たくなりすぎては元も子もないので、エネルギィは片道ぶんしか積載できないのだ。
エンジンを除けば最重量であろうパーツは操縦士であって、風防をあげて、キャノピィのうちがわ、ゴーグルは眩しい、測定盤の計器類は、疾っくにくるってしまって、いるも、手探りでもすすむことはむつかしくない、すでに少しばかり意識はたゆたい、未知なるものへ畏れを抱く知性はあくびを繰り返しているのだ、いつまで起きていられるのか、夜更かしをしたがる子どもたちを叱る親からは遠ざかるばかりであるが。それでいいのよ、きっと、きっとね。
当の彼、綱海は先ほどから磨きぬかれて今にも向こうへ透け落ちそうにさえも思われるガラス張りのロビーから幾連もにわたってその腹を並べた飛行機の牽き出されてゆくさまに一喜一憂しているのであって、なにしろ大きすぎていまひとつ実感の湧かない大きさなのだ、ジェット機というやつは……。そのくせ、恰も、浜辺に打ち上げられた大型哺乳類、たとえばクジラや、たとえばイルカ、あれらの剥き出しにした皚い腹に、似ているような気ぶんになったもので、ある、いきものは本来ならばそう易々と腹を晒さないはず、そこがいちばんやわらかいウィーク・ポイント、喰いちぎられてハラワタを引き摺りだされたくはないだろう。ああして並べられている以上、飛行機はしんでしまっているのだ……、あかるい日差しが反射している表面にはイナズマジャパンのためだけにデザインされたロゴマークが躍っている。見上げているのははしゃいでいる綱海にしたって、そっと額に載せたメガネの音無にしたって、子どもにすぎないというのに……、ああ。なんともはや、おおきな屍であることよ。
ぐるりと滑走路を大回りしてきたキャラバンの青い筺体が、海棲生物の腹へぬるりとおさまって、音無の撮った写真たち、切り取った時間と空間、ひとりではいつか忘れてしまうであろう記憶を、記録すること、共有することでとどめておくのなら、あのキャラバンをおいてほかにはないはずだ、一欠けらの主観をも含まずに、あの青は彼らを見守ってきたのだから。
「おうい、立向居ー!」
「呼ばれてるよ」
「呼ばれてるね」
「行ってあげなくっちゃ、綱海さん、拗ねちゃいますよ」
「そうだね、行かなくっちゃあ」
一瞬いっしゅんを、すべて憶えていることはむつかしいのだ、ということを、音無も立向居も、いつしか身にしみて知っていた。楽しかった日々のことを、一生忘れないつもりでいるし、大切に大切に何度だって思い返せると、信じられるのははじめだけのことなのだ。さすがに刹那的な、その日暮しの記憶ではないけれど、それでも明日のことよりは、とおい未来、かなたになゆた、イメージでしか判らないものを掴むようにしか、地面を踏んで歩かれない。
不思議なものだ、ゴールキーパを目指してから、記憶のあつかいかた、まぶたのうらでの夢のみかた、それらは立向居のなかに定着したし、ゆっくりと、やんわりと、不時着の不安定さでなくきちんと旋廻のちの着陸をしたというのに、それでもまだ地に根付いてはいないのだった。それは空のものだったし、いくら着陸したとはいえ、格納庫へ仕舞われている時間のほうが、どれだけ長いとはいえ、やはり空の生物なのだ、真下から見上げたならしろい腹が無防備に見えている。
難を逃れて空のうえ、身動きがとられなくなって、呼吸を困難にして、つめたい骸になるだけの未来は浮かばない。明確な輪郭を保つには、立向居ひとりではむつかしい、誰かといっしょにみていること、複数の眸が、複数の角度と距離から、その事象の三次元座標を確認すること、それではじめて、いのちを吹き返すまほうのネクロマンシア、すべからくアナスタシア。
彼女のとなりはあたたかくまどろみの続きを夢見ていられる、朝方の枕とシーツのぬくもりのように離れがたく感じられるけれども、かといって可及的すみやかに失われるたぐいではないし、幸福は透明、触れば手垢のつくものだ、手の届かないものは既に幸福の概念から乖離して久しいものだ。たいせつにするのは信念次第であろう、触れられないようしまっておくのも、ひとつの手段ではある。
けれど、立向居はそう思いはしなかった、手垢のついて曇ったならば、毎晩ねむりにおちるまえに、やわらかい布でぬぐえばよいのだ、そうして、太陽のようには燦々と降りそそがないしじまの月光浴、朝になれば毒はすっかり抜けているはず。そもそも幸福のかたちは一定でないし、立向居のものとも限らないと知っているから、手招きしている綱海に応えて、彼の感動を共有するために惜しむことなく席を立つことができる。
「なんだ、音無も来いよー」
追加のご指名が入ったようである。彼女はそういうおんなのこなのだ、誰にとっても、ひとしくいとおしい、したわしい友人の、音無春奈というきみは。わらいあって、ふたり席を立つ。
「はーい! いま行きますよお」
 4.入国エントランス
  順繰りに入国審査を終え、真っ青なパスポートに入国の証であるスタンプを押印されて続々と、あたかも吐き出されるかのごとくに滑り出てゆく人並みは、この小さな大洋の孤島につくられたスタジアムや町並みの設備それらを利用するために、各地域の予選の激戦を潜り抜けてきた、おなじ年頃の少年が多いことは必然であるともいえた。
彼らはおしなべてライバルであり、未来の親友で、あろう、どれだけそばに居られるのか、どれだけの言語によらないことばを交わせるのかも、いまはまだ判らない。わかる日なんて来ない気がする、予め描きとめられた未来の予定を、いちまいずつ、カレンダをめくるようにして、あるいはミルフィーユを食べるように、消費するだけだ、浪費するだけだ。
 詳しくたずねることは憚られて訊かなかったけれども、音無春奈と鬼道有人の兄いもうとは、実をいえば飛行機事故で両親を喪っているらしい、たすかったふたりはそれに乗らなかったために生き残り、そして、取り残されて離別の日々を過ごしたときく。
立向居が彼らに出会ったときにはすでにふたりには誤解も摩擦もなかったので、仲睦まじい兄いもうとのようにしか思われなかったが、名門へ迎え入れられた兄との齟齬に、かなしい憎悪をいだいた時期もあったようである、すくなくともこの快濶な音無からは想像もつかないことではあるが。
無意識のうちにこころが竦む、からだが縮む、喉の奥を、せりあがるのはpHの低い酸で、あろうか、あらゆる食物の化学的結合、機械的結合のすべてを溶解せしめ、保護されなければ自身の粘膜であろうとて例外ではない。愕くべきことに、体のなかに常にそういうものを満たしているというのに、特別なときでもない限りはいつだって忘れられていたものである。そうして、できれば、それらに苛まれる日の、時間の、一日でも少ないことを希う、幸福のまにまに微睡んでいられることを、いのっている。ただそれだけ。
しかし予想に反して、彼女も、そしてその兄もまた、冷静そのもので、さすがに燥いで窓の外へ視線を釘付けにすることこそはなかったけれども、どちらかと云えば搭乗中、数時間のフライトのあいだずっとやかましかったのはくだんの綱海のほうで、海にうまれ海に育った彼にとって、大地をふみしめるのとはわけが違うようで、泣き出しこそしないものの喚いていたのだった。かくいう立向居は木暮にからかわれながらも眼下になゆたの雲海を、感動しながらみつめたもので、あるけれど。
雲のうえはいつだって晴天である、マゼンタの太陽は、サフランの月のようには欠けない、数年に一度よこぎる陰で遮られはしても、ほんの数分の出来事、いつまでも続く蝕は、起きない。ながらく、十分に陽光に育てられ熟した林檎の表面は、焼けてつややかなマゼンタ、まるでちいさな太陽のさま、かじればきっと太陽の味がするし、たしかめるまでもなく、香りの馥郁は、先ほど垣間見た、雲の上の晴天そのものを宿しているのだった。あれらは見事な枝ぶりに生るけれど、あるいは、故郷は空かもしれないね、もっとも、太陽は齧られないけれど。
真っ青なイナズマキャラバンが走ってくるのを見届けて(はたして、フルカブさんというあの老人は、国際免許を所持しているのであろうか、そうでなければこんな場所で運転できようはずもないけれど、資格コレクタでもない限りは、地方のちいさな公立中学校の用務員をおもな職務とする老人に、持ちぐされのオーヴァ・スキルではあるまいかと疑ってしまうのもまた事実であって、わりあい普遍的な感覚ではあるまいか)、あれに乗って日本中をまわってきた仲間たちのことを考えれば、その道程のうちのたった少しを同行しただけの立向居が、新天地に緊張と興奮とを隠し切られないのは仕方がないことのように、思えた。
たんじゅんに旅慣れていないんだよ。
「着いたー! おれは地面に降りたぞ! なっ、音無」
「着きましたあ! 音無春奈、着陸です!」
「ははは、着陸だなァ!」
漸く不安定な空から解放された綱海は先ほどまでの意気消沈はどこへやら、普段どおりの、否、普段以上のにぎやかさにたちかえっていて、思い切り伸びをした彼と一緒になって腕を伸ばしている音無が、ほんとうは僅かに緊張していて、奮いたてた勇気と決意とで、フライトに望んでいたのかもしれないと思ったけれど、言わないでおこう、彼女が隠すのなら、それは、立向居の共有すべき記憶ではないのだ、友人だからといって、すべてをシンパシィすれば良いというものではない。それでは依存である、癒着である、望ましくはない。
つかみどころのいまひとつ見い出せない少女だったけれど、ならば、掴もうとしなければよいだけのことで、あった、そもそも彼女がつかまえられることを望んでいるかといえば、その限りでないのだから、あまねくきみを理解しようだなんておこがましいのだ、居心地のよさを感じながらいつまでもエトランゼ、旅なれない旅人、スロットルを噴かすのにいつだっていっしゅん躊躇する飛行機のり。だって、雲海のはてしなさも今日はじめて知ったのだもの。
「立向居くん立向居くん!」
インクが乾くのを待っているらしい、いまだに入国スタンプの押されたままのページをひらいたままの音無が手招くので、綱海や、円堂や、あからさまではないものの気分を高調させている面々の喧騒からそっと離れて、彼女のひらいたページに載せられた、独特なインクのにおいのそばへ、立向居は歩いた。はじまりだね、おしまいだね、はじまりだね。
ここにはどれくらい居ることになるだろう? できれば、滞在期間は長いほど良い、この世の楽園、ありとあらゆる街並みをミニチュアに再現したというから、一時期はやった100人の村のようにとは行かずとも、ここは世界の縮図なので、あろう、ここにいるだけで世界旅行が擬似的にたのしめるのだ、と書かれたパンフレットを、ふたりで顔を突き合わせて読んだ。
「あとでぐるっとお散歩してみようよ、だめ?」
「キャプテンが練習するぞーっていわなかったらね」
「そのあとでもいいですよ!」
サッカー馬鹿と親しみをこめて呼ばれる円堂守が、到着早々から次の対戦相手になるであろう強豪国のことと、いかにして自分が彼らと試合をするのかについてに脳髄を支配されているであろうことは明らかであって、それが彼の良いところでもあり、また、ほかのメンバが彼を慕い、彼のもとでサッカーをプレイしたいと思わせる最大のファクタでもあるから、たぶん、音無の頼みとおなじくらい、裏切れない頼みなのだ、もしも彼を裏切るのなら、そのときは須らくサッカーからも断絶されざるを得ないのであろう。たましいを絶たれる激痛を、感じたくはない。
「……だめって云うと思ってる?」
「ううん」
初日だからとか、移動疲れだとか、時差酔いだとか、そんなものを乗り越える強さが、欲しいね、エーテルは満たされている、7色に分解されて虹のスペクトル、平面的感覚から、座標点を追加しての立体的感覚へのアップグレード。投影されている太陽は、太陽のかおりは、まっかに完熟の林檎だった。皮を剥く手間さえも惜しんで齧ったなら、忽然と思い出すのは故郷かしら、もう立向居はなゆたの雲海を知っているので、瞼の裏でリフレインできる。
「あんまり遅くまではだめだけど」
「そうだね」
どこまでも行けるつもりでいたわけでなし、発明と発見、整備されて孤島はにぎやかしくなってゆくばかりである。予選のときにも思ったけれども、降り立ってくる少年たちの浴びたマゼンタが、自分とまったくおなじものであることを、もはや疑わぬ理由はなかった。かれらは遠くからやってきたのだ、自分たちと同じように、あるいはまったく別の理屈と根拠、それから憎悪、あるいは愛情でもって離反させられてゆく感情を持て余しながら。
平和はかりそめであったろう、そうして、なによりも、処女であった、透明の幸福には少なくとも伝導性があるので、透明なのに金属なのかも、電流をピリリ、流して金の鍍金をしましょう。回路のこちらとあちら、どちらがカノード? こちらがアノード。一度かぶせてしまったらはがすことのできない鍍金だから、よく考えてから行わなければなるまい、より良い性質を、外側から付与するの、磨きぬけば欠けない満月だって作られる。
脆弱なものを後生大事にたなごころへ包んですごすあいだ、何度となく晒された脅威のまえにおびえたくはないけれども、しばしば少年たちは、気がつかないままにその領域、地図上でどこにも属さないであろう真っ白の土地を踏んでいたものであって、なにも、中立地帯であったのならばこれほどまでにはげしい迎撃を受けずにすんだろうに、無防備でいられたら軽いし、戦う意志なぞ持ちたくもないから、そうだね、掲げるなら林檎にしようか、ぼくは太陽を背負っている。
 5.ランドマーク
くたびれた身体を自覚していたけれど、約束どおりにクールダウンを兼ねて音無の散策に付き合うことにした立向居は、ひとまずは汗を拭い水分を補給すると、彼女のまつであろう旅館のラウンジへ、ひたひたと歩いた。ぎゅうと踏みしめることに慣れた足は、鶯張りでこそないもののうつくしく磨きぬかれた板張りの廊下の感触をしばし楽しむ。 世界をミニチュア、縮小化してつくられたというこの島で、彼らイナズマジャパンに与えられたのは伝統的かつ旧い因習やら、長いあいだ続いてきた趣をすべて踏襲したような旅館であって、合宿所でさえもベッドであったし、現代っこであるところの立向居には、懐かしさよりもすこしの畏怖、恍惚に足の浮くような感覚から、立ち戻してくれる効果ならば絶大であった。鰯の頭も信心から、あるいは柊を飾ろうかしら、門をまもる呪いの数はあまりしらない。
さまざまなものに興味を抱いてばかりいる未だこどもの1年生はつるんで、旅館のなかの探検を企画したらしい。もっとも主催はくだんの綱海で、彼に責任感がないわけではないのだがどうにも放蕩の人格、円堂がサッカーに対して漂流しているのなら、綱海は、海でない場所では常に漂流しているといって、いい、そのうち呼吸の苦しさでも訴えだすのではないかしら。
愕いたことに今回はマネージャである久遠までもを加えたという探検のメンバに誘われたものの、やんわりと断る手段を考えあぐね、音無との約束がある旨を正直に告白したら、綱海はほんのわずかに唇を斜めにしただけでそれ以上の追求はせずに、いっそむしろ微笑みの延長線上の嘆息で肩を竦めた。
「しゃあねえなー。みんなには適当言っとくし、ちゃんと夕飯までに戻ってこいよ!」
「ありがとうございます」
「……まあ余計なお世話だと思うけど、あんま困らすなよ」
「おれがですか?」
困らせられているのは自分のほうだとばかり思っていたので、身長の高さの云々ではなくて、随分と広い視野、たかい視点、あるいは俯瞰でもしているのかしら、そのくせ空は苦手な綱海の言い分に、立向居は首を傾げざるをえなかった。それも已む無しと思っているし、困惑も、動揺も、何ものにも代えがたいひかりと音楽になるだろう。
「あっ裸足だ」
日に焼けた肌の足をすらりと投げ出して座っている音無は、さきほど見かけたノートパソコンを持っては居なかったが、トレードマークの眼鏡がやっぱりピンク色をしていたので、それが彼女であることを確信できた。もちろん、ピンクであることが、彼女をおんなのこたらしめているだなんて、夢にだって思いはしない、得意の瞼のうらでだって、それは偏見ではないかしら、彼女にかぎらず、立向居の周囲、イナズマジャパンのかしましい彼女たちを、わかりやすい判で捺すことは不可能で、あろうし、それらの輪郭が、壊れやすいことも知っているつもりだ。透明の幸福と、かぎりなくおなじ起源をもっているあなたたちに。
子どもの気持ちと感性とをいつまでも持っていることがマイナスになるとは、不思議と思われないのだった、大人のようには器用でなく狡猾でもない。ぐるりと長い尾を巻いて、あるいはとぐろを巻いて、象をまるごと飲み込んだボアは帽子のかたちに見えるでしょう、それだけでは何ものか判らないから、断面図を描き添えておく。たったひとつ、それだけの譲歩で良いの、いつかは大人だったきみに、ぼくから。
「足洗ったから」
かくいう彼女も素足を投げ出して、いるのだ、無防備に、みじかいスカートの裾を割って唐突に顕れ出でる歴史的意味をはらむ現存となりて、それは伸びている、伸ばされている。
「板張りってすこし緊張する、歩くの」
「足音がついてくるんだよねえ」
「軋むし」
言いながら音無は座っていた椅子から、飛び跳ねるようにして降りて、まさかではないけれどそのまま出かけるつもり? 立向居の危惧をよそにすたすたと出入り口に向かっていくので、旅館のなかならば顔見知りのほかには居ないといって良いから兎も角、治安のこともなにひとつ聞いていない外へ、そのまま行くのはお奨めしかねる、何しろ同行者はほかならぬ立向居であり、あからさまに他人の色目を迎撃できるような猛者でないし、こんなことなら音無も誘って、旅館内の探検にとどめておいたらよかったかもしれない。
「お、音無さん!」
「なあに?」
「そのまま行くの、ほら、せめて、靴下履こうよ」
「何いってるの立向居くん、きみだって裸足じゃない」
おれの裸足なのときみの裸足なのとじゃあ意味も解釈も考察も輪郭も事情も、法則とても異なっていることくらい、知らないきみじゃあないだろう、判らないきみじゃあ。きみは時々何も考えていない、すこし愚かなおんなのこのフリをするくせがあるけれど、実はとても賢いこと、離れて育っても兄妹で、ある、ピッチのあの広さを的確に把握する兄のように、音無にだってそれくらいはできるはず。
「海がきれいだっていうからサンダル持ってきたんだあ」
彼女のまとうプリーツスカートが、雷門中学校の制服のそれであることは明らかで、あって、さらにうえには半袖のブラウスのアイボリーのうえに、ネイビーの髪がゆるやかに巻いている。かおりだけは太陽の林檎を踏襲してはいても、いまだ未熟なままの彼女に、艶かしさを見い出したわけじゃない、もしもそうだったなら、直視さえも出来ずにいる。瑞々しいなにか、晴天つづきの雲のうえとか、そういうもの! きみはわかっているね。
宣言どおり突っ掛けのミュールサンダルを履いた音無に並びながら、あまり踵が高いものでなくて助かった、ふたりの身長は実のところあまり変わらないので、ある、なにしろまだ十三歳、立向居には伸び代が残されているはずと、信じてみる次第である、いつしか激痛に苛まれて眠るもままならなくなる日が訪れるはず、きっとこの声は掠れて、無垢のボーイ・ソプラノは非可逆的に失われるのだ。固執しようと思われないけれども、もしもきみや、大切な友だちがそれを惜しんでくれたら、なくしてから惜しくなるかもしれない。
いつのまに超越せしめたというのだろう、一体なにものをも? 群衆のうちにしばしば突出し、日常という人間の輪環、つまりはヒュウマニスムとでも呼ぶべき概念のうえに、我が物顔で横たわっている猫は、嬌ったるい、明白さまな、媚びたこえこそは発しないものの、かといって憎憎しくないかといえば、残念ながら、たんじゅんに愛情を享受しうるに値するいきものではないような心地のするもので、あった。
かわいらしいことと、いとおしいこと、あいされることと、あいしうることとはまったく別の次元、軸、先見的な絶対感覚、若しそうでなければ、実在という未来から乖離してたもとおる幽霊船の如くなのである……、飛行機も、帆船も、あらゆるものが忽然と姿をロストするというバミューダ・トライアングルの、これは底辺? あるいは頂点? どちらにしろ一歩を踏み出せば非日常へダイブ、ふたりともがロストしてしまったのなら、誰にも見つけてもらえない。
プリーツスカートの隠し(ポケットと呼ぶよりは、こう呼ぶほうが相応しいのではないかしら、幾つもの折り重ねられたヒダの中から、それがどこにあるのかを一瞥で判断することはむつかしい。これは、少年である立向居が、スカートなるものを穿いたことが無いということにも起因する無知であって、そもそもそんな機会は未来にだって起こり得ないが)、に、一体どれだけのものをしまっておけるというのか判らないし、たとえ許可を得たとしてもその下に限りなく近接して少女の足や、あるいは臀部の存在することを知っていて手を突っ込めるはずも無いから、永遠に知らないままでいるだろう、それでも彼女なら、色とりどりのコンペイトウくらい、取り出してくれそうだけれど。
ひそませたお菓子をひとつひとつこぼしながら道しるべをつくる物語なら、少年と少女は暗い森にうち捨てられた兄妹なのだし、籠に青い鳥をさがしにいくのだって、兄妹だ、もっとも、こぼした飴玉やパンくずは、小鳥や、リスや、小さないきものたちにさらわれてしまって、子どもたちは引き返す道をうしなうのだけれども。帰りたいと考える場所を、これから幾つみつけられたものかしら、そこは具体的な地名や、建物や、あるいは人間そのものではなくて、過去の栄光や瀟洒そのものの、はかなさ、フラジィルの幸福であろう。
でも、そろそろ夕餉の時間、くたびれた身体はいますぐにでも糖分を欲しているけれど、いまだ飼いならせない腹の虫が鳴きだすまえには帰ってこなくっちゃ、つまみ食いは、きっと誰かに叱られる。叱ってほしいのね、あまえているのはだあれ? とってもつめたいジェラートに心は揺れるけれど、いつだっておなかを空かせているわけじゃあない。
まるで手ぶらのようなのだった、上着の一枚くらい羽織ったらよいのに、半袖のままの音無が、気温の云々などわすれたように楽しそうにしているので、俄かに忘れかけるだけのことで、あって、洗ったのは足だけなのでたぶん上着には汗がしみこんでいるのだけれど、必要とあらば貸すにやぶさかではないな、と結論。
「どこから行くの?」
「うーん、どうしよう! 広いから迷うね」
「あまり時間もないし」
「なやむ~」
「歩いて回れるのかな」
どこにしまっていたのか、じゃーん! とばかりに先ほどのマップを取り出した音無は、色相環とエーテル環の中間地点で、金属とプラスチック、それからセラミックの、どれともつかない物質同士を打ち合わせたかのごとくの擬音を、彼女がどこに反響させたのか、何度でも跳ね返ってナインボール、遅れてやってくるドップラー。空洞だらけの女の子だね。
ガサガサと折りたたまれたマップをひろげて、旅館から一歩出たところ、まずは現在地点を確認しなければならないので、存外にはやく歩かれるらしいサンダルの彼女を追いかけて立向居はすこしだけ歩幅を広げた。これではまるで真逆ではないかしら、大胆に翻すスカート、きみの歩幅にあわせてゆっくり歩くおれではないの? 細いミュールは不安定であぶなかしく、思われる、イメージするところでは、カツカツと叩く石畳、もうすこし騒々しいものなのだけれども、不思議にあまり音のしない、音無春奈の歩行である。
あるいは、きみときたら、歩いているふりをしているだけなのかも知れない、と、疑ぐるのは初めてではなくて、それを口にしたなら叱られそうなので言わないだけだけれど、ほかの少女たちに感じる違和感と、音無に抱くものとはなぜだかすこしだけ、虹のなな色のひとつ隣にずれてしまったくらいの違いがあるのだった。それを大きな違いととるのか、たかだか隣、平行する世界だととらえるかによって、ずいぶん大きな差異になるであろうことを、判っていて目を瞑るのだが。たぶん、どろぼうの神さま、旅人の神さま、なまえはヘルメス。
そうやって、少女のこと、少年のこと、大人のこと、子どものこと、さまざまな事情たちにそうっと目を瞑ってやったり、今しがたつけっぱなしのラジオからながれていた懐かしいうたのタイトルをじんわりと思い出したり、ふと芳った花のかおりに、思い出すなにかを舌のうえやら耳朶のやわらかい縁やらをなぞらせておきながら、つかまえることもなしに自由でいさせてやる、こころと、ことばと、しびれている腕と……。
音無の由来は抜き足差し足、そうして潜める足音で、あろうか、まさかそんなはずはない! にぎやかにしてかしましく、たったひとりでも女は三ツ、一羽でもにわとり、つるんでばかりが少女でないことは、すでに証明されつくした命題であろう。
「ようし、決めた!」
「あ、まだ悩んでたの」
口にしてしまってから後悔する破目になることばのなんと多いことか、少女たちのさえずりにくらべたらおそらく数パーセントにもみたないような、多くを占めない言葉でありながら、たったひとつでそれだけの反感と、造反と、軽蔑とを向けられる危険を孕まされたものだろうか、かといって何もいわなければまた、怒りを買うことも必至であって、残念だけれど返品できない。これってあたらしい押し売りなのでは?
「そういうこと言っちゃうんだ、ふうん」
案の定というべきか音無は唇を尖らせ、そのくせどこか楽しそうなようすにも見て取られるので判断はそれなりにむつかしい、反射神経、動体視力! 見つけるところまでは訓練してできるようになるだろう、反芻してね、それでも、つかまえればよいとも限らないのだ、ふわふわと不安定なままで、舞っているそれが塵埃やら虫の類であったのならば、つかまえてひと息に圧し潰してしまうだけですむというのに。
「ごめんってば」
「あやまればいいと思ってるんだから、もう」
ええ、はい、仰るとおりですとも!
「どこから行くの」
「行けるところまで!」
こちらはこちらで探検である、冒険である、無謀である、目的地さえも定まらない、あるいは、最後にはここに帰ってくることを主目的として据えるのならば、こここそが目的地であるかも、わからない、きみとおれの、往きて還りし物語に、なるのだろうか。
彼女の思い付きがいつも突飛であるかといえば、それほどまでに突飛だと感じられないのは、慣れてしまったからかしら、いちいち愕いていたら身が持たないからと、彼女に興味をもつことを、あるいはやめてしまったのかしら。とても大切なおんなのこなのに、うわのそらの立向居は、もはや音無春奈をではなくて、少女というもの、未分化の、ヒュウマニスムに準拠しているとは断言しがたいいきものの総括としてみているのだろうか……。
立向居たち、少年は、日毎夜毎に痛みをともなう成長痛、水を飲んでストレッチを入念に行ってねむっても逃れえるものではないそれが、すべての少年におしなべて顕れるものでないと知っても、すくなくとも変声期を経て少年の殻を解脱するけれど、少女は、おんなのこたちは、彼女たちがそれを選択しさえすれば、いつまでだって少女のままでいきていられるのではないかとすら、錯覚しかねる。靴は窮屈できらいよ、さめざめと泣くのもすきじゃない、瞼を腫らしたら、たったひとつだけ使える魔法は無効になってしまうのだし。
片道だけで散策がすむはずはないので、むろん、ここへ帰ってこなければならないのだし、まだ、逃避行をする理由も勇気も、立向居にはなかった。折りしも、分析をこころみるのであれば、勇敢さ、わずかにほどけかかった糸を、きつく結いなおすのでなくて諦めて切り落としてしまうこと、するすると引っ張られたら抜けていってしまうから、どこかで留めなければならない。手のひらですくった砂みたいなもの。認識とともに再認識、整理はまた、あとで試みるにしても、予定には組んでおくべきである。
すっかり拗ねてしまったらしい彼女に、しかし誤解もやむなきことではあるまいか、反論しかけて口達者さで勝てるはずもないので噤むと、何せ言いたいことをうまくまとめきられずに一度はじめた話を途中でぶつ切りに終わるくせのある少年なのであって……、まったくもって、少女といういきものの会話における回転率ときたら、すさまじいというほかに無いのだ、こちらはスロットルを握るさえも僅かな緊張を隠せないのに、一気にフル・スロットルまで噴かすものだから、唸り声のような反動で、ぐるん! そのままビクトリーロールをさせられるのもまああることである。
自己主張や意見のないわけではないのだけれど、興味がないのでも、何も考えていないのでもなく(なかにはそういうのもいるかも判らないが)、少なくとも立向居はそうではないので、あんまり長いこと黙っていると、口が退化してなくなってしまって、今度こそ大切なことばを、永遠に沈黙するはめになるかもしれない、それでは意味がないのだし、きっと哀しい、耐えられない、そのときはすでに立向居勇気でなくなるのだろうから。
地図をいったいどこから手に入れてきたものやら、目新しい情報をキャッチすることにかけては天下一品の速度を誇る音無春奈というおんなのこには、あの鋭い眼光の兄だけではなくて、噂好きの妖精とか、ねむっているうちに靴を仕上げてくれるこびとだとかの親類がいるはず、そうでなければ、彼女がいったいいつ眠っているのか、彼女にとっての一日が立向居にとっての一日とおなじく二十四時間ぽっちしかないことを、疑わなくっちゃならなくなる。
花をぬすむのは花泥棒、いかにもはかない、穏やかな湖のうえに睡蓮は咲き誇り、一面のエクリュ、まさに敷き詰められたという表現がふさわしいシロツメクサの大群のうえに無造作にころがっていたい、今日はじめてみた雲海のようには広くないとは雖も、心地よいであろう、おなじ感覚と感情とを、惹起するであろう、花冠は編めないけれども。
具体的に花を摘んで盗むわけにはゆかないし、そんなことをしたら短時間にうしなわれてしまうから、できる限りの長い時間を、花をめでたくおもうのだ、うつくしい花を摘んで、抱えて、あるくそばからこぼしてゆくのはオフィリア、かわいそうに、飾っていなくったって、きみは少女であるというのに! うつくしさだけ拝借、返す宛てはない。
残酷さを、少女はつねにその微笑のうらがわに孕んでいたものである、真実の無垢とは、純潔とは、いっそのこと狂気そのものと紙一重のものであって、いともたやすく向こう側へ転落、せりあがっていてしかるべき奈落が、上げられていなかったなら、足を踏み外して落ちてしまうでしょう。そのためのしるべをそっと、置いておかなければ。
雖も、いじけているのも長くは続かないので、ひろげた地図をくるくるとまわして、そうして、それから、現在地点にちいさな星をひとつ、これで、ふたりのランドマークは完成したと、いえた、最終的には島はまるいのだし、海岸線を追って歩いているうちに一周できるような、楽観的な思考がふたりになかったとは、とてもではないけれども言えそうにない。空のうえからみただけ、おなじかたちを地図でみただけ、それだけでこの島、いまの少年と少女にとっての世界をあまねく知ったような気持ちになって、ふんわりと視点は鳥瞰。
見上げた空はゆるゆるとばら色のトワイライトをはじめていたが、点々と等間隔に置かれているガス灯の街灯が点る気配はまだないので、暮れなずむ、とはまだ言いがたかった。一応ふたりとも携帯電話はもっていたけれど(たぶん、音無も、どこかには持っているはず)、ふだんから使っているものではなく、衛星電話なるものを借りたものだから、まだまだ使い勝手が判らないし、迷子になったらどうしよう、すこしくらいは心配するけれど。
だってきみ、あんまりにも堂々と歩くものだから、どこへ行くのかとっくに決めたのだとばっかり思っていたんだよ。
       6.おかえりなさい
 しばしの世界旅行の気分を味わって、あくまでミニチュアであるのだけれど、さきほど見下ろしたこともあって、まるで世界のすべてを掌握したような、おおきな気分になってしまっているのは、一種しかたのないことかもわからなかった。それこそ、映像や写真や、実物としてみたわけでない知識だけの都市群が、ほんの一本通りを隔てただけで次々に立ち現れるので、まるで映画のように現実感がなかった。もしも隣に音無春奈をともなって歩いていなかったなら、こんなにも疲弊しきった足を、騙し騙し歩かせられたともおもわれないし、あたたかな布団の中で、瞼のうら、得意の魔法でないとは俄かに信じられなかったろうに。
てっきりカメラを携えてくるのだとばかりおもっていたのに、けっきょく彼女の取り出したのは最初の地図だけで、そのあとは財布でさえも取り出さなかったし、水上の都の入り組んださまを再現したというイタリアの街並みのなかでジェラートに心は大いに揺すぶられたけれど、夕食まえということもあってふたりとも我慢した。もちろん、いつか食べにこようね、という約束を、どちらからともなくしたけれど。
それはこの島への滞在中に成される約束かもしれないし、もしかしたら、国に帰ってから、造りものの都でなくほんものにいつか、行くのかもしれない。だって、せっかくあたらしい真っ青なパスポートで世界一周なのに、ひとつもスタンプが増えないんだもの。写真をとるのと、青い手帳にスタンプをもらうのとは、同じくらいの価値があったといえる、たしかにそこにたどりついたことを、これほど明確に証明できるものなどほかには見つからない。
坂道の多い街を丸っこいトラムが走る、時間もそろそろ遅いので、トワイライトを貼り付けたショウ・ウインドウのなかで、一日のおわりをそっと待っている売れ残りのベーグルはすこしさみしそうにみえる。おかしいね、うつくしいローマの街並みを歩きながら、背中にビッグ・ベンをきくなんて、ここでしか出来ない。そういうちぐはぐさ。
砂浜をゆめみてサンダルをつっかけた音無だったけれど、青白い光が街灯に点りだしたあたりで夜の海のまっくらさ、不安定さを遠目にも目の当たりにしたふたりは、どちらからともなく顔を見合わせて、ほぼ同時に海は諦める旨を提案した。燦々と降りそそぐ太陽のもとではすばらしい透明度を誇っていた楽園の延長も、地獄とはゆかないまでもに真っ暗な口をぽっかりとあけていて、月はまだまだ無力だね、振り向いてうてなの街並み、モンサンミシェルかはたまた軍艦島、島そのものがひとつの建物であって生きものでもあるように、みえる、先ほど旅館のなかで、板張りの廊下の向こうを恐れたきもちと、根底はおなじものだろう。
ゆるゆるともと来た方角へ引き返しながら、大して回られたわけでないけれど、いつしか地地図は彼女のスカートの隠しへしまわれていて、どこの角を戻ったものやら、まるで見当のつかない立向居は、実のところ音無の歩調に合わせて追従するばかり、帰巣本能なぞという便利なものが、若しも備わっていたならば彼女を先導して歩けたかしら。はじめからふたりでどこか往ってしまえるつもりじゃないし、還ることは大前提であるけれど。
「ねえ、たちむかいくん」
ひさしぶりにきくこどものこえだ、と立向居はおもった。けしてあまえているではなく、耳障りなほどの舌たらずというでもなくて、たんじゅんに角のないこどものこえだ、と感じる。
「どうしたの? 寒い? 上着を貸そうか」
「いらない」
音無は立ち止まりこそしなかったものの大幅に歩幅を狭め、規則的なリズムでもって投げ出していた足を鈍らせたので、そのまま歩いていた立向居は彼女を追い抜いてしまって、何を考えるでもなく振り向く瞬間に、ふるふるとふられた彼女の頭、照らされてヘリオトロープが視界の端をくすぐり、すぐに重たいパンジーへかえった。
「どうしたの?」
もういちど訊いたときには音無はもちろんのこと立向居もまた完全に足をとめていて、額のうえに乗せたピンクのフレームのメガネだけが、鳥も飛ばない夜の空を見上げているのだった、もう飛べない、もう見えない。
「ねえ、たちむかいくん」
「……うん」
ねえ、はやく還らなくっちゃ、こう暗くっちゃなんにもできない。きみの顔だってよくは見えないし、笑っているの、それとも……。これは言い訳かしら、明るくったってどうせなにも出来ないと痛いほど理解しているし、蕩けている、甘んじている、あまねくふれてとどくフラクタル、幸福は透明。
「もしも五年後にもわたしをすきだったら、きっと勇気を出してね」
「え?」
吃驚して聞き返したら、やっぱり気がついてなかったの、言って音無はいっそ朗らかに笑い、一体何のことだろう、もう一度だけ彼女の台詞を反芻する、フォロ・ユー。もしも五年後にもおれがきみをすきだったら? なんかその言い方って。
「えっ?」
ひとさしゆびとおやゆびの2本を立ててアングルの確認、いまにもシャッタ音の聞えてきそうな音無春奈の微笑みは、よく知っているそれなのに、とても遠くに感じられる、追い抜いたはずの彼女が、気がつけば未来にいるような錯覚、五年後の未来に。
まだ十三歳、五年たっていまあるパスポートが失効し、次に申請したとしてもまた青い表紙だね、そのときは最初に、きみにスタンプを貰いに行かなくちゃいけないらしい。
とてもまいった。
 END.
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warabidani · 6 months ago
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福岡母親洗脳5歳児餓死事件!鬼畜ママ友の正体は創価学会員だった!香典も没収
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<*′☉忌☉> 池田代作  =☞
学会に渡る勝利の香典や
………………………………
φ<▼シ▼;> 週刊新潮>>
母親とママ友、創価学会員だった 赤堀容疑者「5歳児の香典は学会に渡した」 母親は赤堀に誘われ入信 福岡洗脳餓死
福岡で5歳児が餓死し、母親とママ友が逮捕された事件を週刊新潮が報じた
ママ友は創価学会員で「香典は学会に渡した」などと話していたと保護者仲間
母親の弁護士によると、母親もママ友に勧められて創価学会に入っていた
福岡5歳児餓死事件、母親とママ友は「創価学会員」だった 衰弱の我が子に“お題目”
「香典は学会に渡した」
福岡県で起こった5歳児餓死事件では、事件の凄惨さもさることながら、翔士郎ちゃんを餓死させた“母親”と“ママ友”の奇妙な関係性でも注目を集めている。共謀して食事管理を行ったとされる両容疑者だが、ママ友としての“主従関係”だけでなく、もう一つの“特別な関係”があった。
3月2日、福岡県警は保護責任者遺棄致死容疑で、翔士郎ちゃんの実母である碇(いかり)利恵(39)と知人の赤堀恵美子(48)両容疑者を逮捕した。赤堀容疑者は碇容疑者を“洗脳状態”にして夫と離婚させ、碇容疑者が受給していた生活保護など計1200万円ほどを搾取していたとされる。
ママ友としての“主従関係”があったことが分かるが、それに加えて別の “上下関係”も存在していた。二人を知る保護者仲間は、次のように証言する。
「お通夜の日、たまたま赤堀に用事があって電話したんです。彼女が“お通夜があってバタバタしている”と言うので誰が亡くなったのか尋ねると、“バカの一番下の子どもったい”と言われました。彼女は碇さんのことを“バカ”とか“あれ”と呼んでいましたね。それと、“葬儀代は学会が出した代わりに、香典は学会に渡した”といったような話を聞きました。彼女は創価学会の信者なのでね」
地元の古参学会員は、「うちでは持って行かない決まり」と香典の件は否定。だが赤堀容疑者が学会員であることは認めると語った。となれば気になるのは、“洗脳状態”にあった碇容疑者も創価学会入りを勧められたのではないか、という点だ。
碇容疑者の代理人弁護士に確認したところ、赤堀容疑者に勧められて事件当時は創価学会に入っていた、とのことだ。地元記者によると、「碇容疑者は、衰弱して動けない翔士郎ちゃんのそばで、救急隊が到着するまでのあいだ、お題目だか念仏だかを唱えていた」というが、これは創価学会のお題目だったというわけだ。
………………………………
<ノ`朝´>ノ 餓死させ、香典までお布施として巻き上げたんかよ。
お布施が増えると、赤堀ババアの階級が上がるのか。
どんな宗教だよ。
こんなシステム間違ってるだろ。
………………………………
<ノ`鮮´>ノ 全然ニュースで取り上げなくなったのはそうかのせいなのか
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<ノ`カ´>ノ 元朝鮮高利貸しソン・テチャク!!
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<ノ`ル´>ノ 昔々から「週刊新潮」は、「アンチ創価学会」の立場よな。
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<ノ`ト´>ノ 日顕竹入新潮仏敵御祈念とか言ってるもん
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<ノ`邪´>ノ 池田犬作の迷言 ★脱会信者は自殺するまで追いこめ!
(別冊宝島「日本を動かす巨大組織の裏側」60ページ。公明党の福井県会議員、田賀一誠の証言)
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矢野元公明党委員長「公明党が与党連立するのは、学会への税務調査を阻止するため
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<ノ`宗´>ノ 在日参政権は、池田犬作の半島布教請願から始まった!(04年10月25日 静岡新聞~屋山太郎)
> 在日参政権は、池田大作が金大中に半島での布教禁止の取り下げを求め、
> その見返りに日本での在日参政権を実現するとの合意がされたのが始まり。
………………………………
<ノ`外´>ノ 創価学会の常識は、世間様の非常識。
お仲間を裏切ると「仏敵くらうぞ」と脅され、創価学会に入らない友人や家族の悪口を告白させられたり、それをノートに取らされたりして、道徳心を人質に取られてるんだよ。
だから、今回の事件でも、指示されるままに従い我が子を亡くす羽目になる。
仏教とは名ばかりで、マインドコントロールの手法として「単純な言葉」を何千回も繰り返し言わせて脳を疲弊させ、冷静な判断力や思考力を奪うのが目的だから、南無阿弥陀でも南無妙法蓮華経でもour fartherでもAllahでも何でも良いのです。
要は、繰り返し反復させる事。
創価学会は素晴らしいと植え付けられ、身動きが取れず、廃人の様な人間に堕ちていく。
そして幼児が犠牲になった・・・
罪の多い創価学会。
………………………………
<ノ`道´>ノ 俺の宗教、今は創価だよ(唾棄)
理由は、日本に来た一世や二世世代が、死んだらどうしても墓がいるから
形式的に、新興宗教である創価かキリスト系関連の団体に世話にならざるを得ない
昔ながらの日本人のように、宗派だとかはないからな
あそこに朝鮮人が多いってのはガチだね、ホントマジな話で
将来的な話、俺はおふくろの時宗に入るつもりだ 
朝鮮とは縁を切りたい、親父が死んでからの話になるが
………………………………
<ノ`反´>ノ >地元記者によると、「碇容疑者は、衰弱して動けない翔士郎ちゃんのそばで、救急隊が到着するまでのあいだ、お題目だか念仏だかを唱えていた」
これもう半分カルトだろ…
公明党はどうにかしろや
お前らの部下だろ?
………………………………
<ノ`日´>ノ 創価学会と書いたのは、新潮だけだぞ
明らかにテレビ、新聞、週刊誌も忖度している
こんな組織が与党をやっているんだよ
ネトウヨも応援するのやめろよ
………………………………
<ノ`国´>ノ あまり見たくないニュースだけど 創価学会関係じゃ報道規制でワイドショーはだんまり
誰でもいいから殺したい奴 犯罪したい奴は創価にはいれば事件は報道されなくなるぞ
………………………………
<ノ`賊´>ノ 数年前も従業員殺害で逮捕されてるよね
三色旗
………………………………
<ノ`悪´>ノ 外国人(中国韓国人)受け入れもセット
●在日外国人参政権法案 国会提出状況
自民党 -  0回
民主党 - 15回
公明党(創価学会) - 27回 ←ずば抜けて多い!
共産党 - 11回 
※民主党・公明党で共同提出が5回
※共産党は被選挙権も要求
………………………………
<ノ`魔´>ノ エアコン工事してる友達から聞いた話
創価信者の家に行った時
仏壇に「仏敵小沢一郎」と書いてあったらしい
流石に引いたと言ってたわ
………………………………
<ノ`教´>ノ 総体革命で学〇員を大量に県職員として県庁に送り込む
公〇党と創〇学〇は典型的な圧力団体であり、県庁に圧を掛ける
※多くの地方自治体では共産党以外の政党は大抵与党になっているので、公〇党でも圧は掛けられる
・県議選で自民系県議に票を出して恩を売り、学〇票が当落を左右するところまで行くと、自民県議が半公〇県議化する
・県選出の自民党国会議員が、学〇票が当落に左右する場合、その国会議員系列の自民党県議は半公〇党議員となる
半公〇県議化した自民県議が増えれば増える程、創〇学〇が動かせる県議会議員の数が増えて行く
特に自公連立成立後は、自民党系の半公〇県議が爆発的に増えたものと考えられ
創〇学〇の動かせる県議らが、県議会与党内の最大勢力となる(市議会同様、この勢力が最大勢力である事実は大っぴらにはされていない)
多くの地方自治体で見られるように、県職員や県教職員の採用に関して、学〇員志願者の採用を増やすよう迫る
この為、学〇員の県職員が増える
幹部人事にも介入し、学〇員の県幹部を増やすと同時に、学〇が狙っているポストの県幹部に少しでも多く学〇員職員を登用する
気づけば県全域が創〇学〇に間接支配されている状況に
市区町村に限らず、県レベルの地方自治体でも、恐らくこんな感じになってるところは多いんだと思うよ.
………………………………
(´;ω;`)ウゥゥ 創価学会汚鮮教師は組み体操で毎年大量の小中学生を殺戮しています。
組体操による事故の概要
創価学会員の中学教師、体育祭の組体操で生徒に11段のピラミッドをやらせる → 補助役の教師が骨折
組み体操 9人死亡92人障害 - NHK 首都圏 NEWS WEB
組み体操に脈打つ男子部魂 ああ紅の歌◆創価学会/男子部体育委員会編/昭和59年
(╬☉д⊙)         創価学会は朝鮮人のカルトです。
組み体操は汚鮮教師による日本人殺しのサバトです。
………………………………
作品紹介
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ishiifreeonline · 6 months ago
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サンフランシスコ 旅の雑学ノート (新潮文庫)本pdfダウンロード
サンフランシスコ 旅の雑学ノート (新潮文庫)
著者 枝川 公一
4.7 5つ星のうち 2 カスタマーレビュー
サンフランシスコ 旅の雑学ノート (新潮文庫)本pdfダウンロード - 「旅の雑学ノート」シリーズのサンフランシスコ篇である。著者はサンフランシスコ通で、何冊か類書がある。 ガイドブックや普通の旅行記とは異なり、地元で暮らして観察したマニアックなものを紹介するというのが本シリーズのコンセプト。
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商品の説明 サンフランシスコ 旅の雑学ノート (新潮文庫)
タイトルサンフランシスコ 旅の雑学ノート (新潮文庫)作者枝川 公一ISBN-104101411018発売日1985/08フォーマット文庫カテゴリー本顧客評価4.7 5つ星のうち 2 カスタマーレビューファイル名サンフランシスコ-旅の雑学ノート-新潮文庫.pdfファイルサイズ28.13 MB (現在のサーバー速度は 22.28 Mbps
以下は、サンフランシスコ 旅の雑学ノート (新潮文庫)で最も役立つレビューの一部です。この本を買うか読むかを決める前に、これを検討する必要があるかもしれません。 昭和54年に出版された単行本の文庫版。著者は日本の評論家、ノンフィクション作家、翻訳家。全体は4部に分かれていて、それぞれ「霧」「湾岸」「湾岸の人々」「通勤者」と題される。本文には「コラム」という、例えばアイリッシュ・コーヒーの作り方や霧笛の歴史といった逸話がはさまる。写真や地図は5ページに1枚という割合で、ふんだんに使われている。カリフォルニア・ワイン、塩田、アルカトラズ島、フィッシャーマンズ・ウォーフ、カモメ、ゲイ文化、犬の刺青師、恐怖症専門の精神分析医…など。著者はサンフランシスコの日常生活からディープな領域まで、好奇心を全開にして記録している。生まれて初めて強盗にまで遭遇したサンフランシスコに、著者は深入りしている。その文章は体感をじかに伝える。都市研究家でもある彼は、年代的データや歴史上の記録で調べたことは必ずのせてくれる。30年以上も昔の本なので旅行ガイドとしては役立たないとしても、サンフランシスコ年代記として残るのではないだろうか。 1979年にダイヤモンド社から出た単行本の文庫化。コラムの入れ替えがいくつかある。「旅の雑学ノート」シリーズのサンフランシスコ篇である。著者はサンフランシスコ通で、何冊か類書がある。ガイドブックや普通の旅行記とは異なり、地元で暮らして観察したマニアックなものを紹介するというのが本シリーズのコンセプト。たとえば名物の霧については、季節による発生のしかたの違い、霧笛の種類、海難事故についてなどが詳細に説明される。そのほか、郊外からの通勤者の移動手段について、自動車と船と列車でどう違うかを延々と述べたり。こういうのが好きな人にはたまらない本であろう。 軽妙でとぼけた文章に味わいがある。 Tags: サンフランシスコ 旅の雑学ノート (新潮文庫)PDFダウンロードサンフランシスコ 旅の雑学ノート (新潮文庫)PDFサンフランシスコ 旅の雑学ノート (新潮文庫)のePubサンフランシスコ 旅の雑学ノート (新潮文庫)ダウンロードサンフランシスコ 旅の雑学ノート (新潮文庫)オーディオブックサンフランシスコ 旅の雑学ノート (新潮文庫)ダウンロードブックサンフランシスコ 旅の雑学ノート (新潮文庫)発売日サンフランシスコ 旅の雑学ノート (新潮文庫)試し読みサンフランシスコ 旅の雑学ノート (新潮文庫)ネタバレサンフランシスコ 旅の雑学ノート (新潮文庫)amazonサンフランシスコ 旅の雑学ノート (新潮文庫)downloadサンフランシスコ 旅の雑学ノート (新潮文庫)kindle
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zipdlcom · 9 months ago
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<span style="color: #99ccff;">漫画</span> 解体屋ゲン 第01-72巻 Kaitaiyagen
無料 ダウンロード zip まんが https://zip-dl.com/%e6%bc%ab%e7%94%bb-%e8%a7%a3%e4%bd%93%e5%b1%8b%e3%82%b2%e3%83%b3-%e7%ac%ac01-72%e5%b7%bb-kaitaiyagen/%e3%81%be%e3%82%93%e3%81%8c-%e7%84%a1%e6%96%99/
漫画 解体屋ゲン 第01-72巻 Kaitaiyagen
漫画 解体屋ゲン 第01-72巻 Kaitaiyagen
  漫画 解体屋ゲン 第01-72巻 Kaitaiyagen (一般コミック)[石井さだよし×星野茂樹] 解体屋ゲン 解体屋ゲン 第01-72巻 [Kaitaiyagen vol 01-72] (一般コミック)[石井さだよし×星野茂樹] 解体屋ゲン 解体屋ゲン 解体屋ゲン Kowashiya Gen Kaitaiyagen
                  解体屋ゲン 1巻 借金まみれで自堕落な生活を送る、孫請け解体業者の朝倉巖(通称ゲン)。しかしゲンは、世界を股にかけて活躍した爆破解体技師だった。その噂を聞きつけた大手ゼネコン社員の慶子は、ゲンをもう一度表舞台に引っ張りだそうと画策する。 ゲンと慶子の出会いを描く「爆破解体」、家を丸ごと移動させる曳き家を描いた「曳き家のロク」、自殺志願のクレーン技術者ヒデが登場する「初仕事」他。 ※本書はBenjanet…
解体屋ゲン 2巻 無料 解体屋ゲン 2巻 自堕落な生活を送っていたゲンは、慶子というパートナーを得て、恋人を失った悲しみから立ち直ろうとする。 トラックドライバーの募集に応募してきたのは男性?女性?「光の正体」、古くてもいいものはいい「十三尺」、恋人を亡くした過去が語られる「ゲンの壁」、ロクとミチが結ばれる「晴れ舞台」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 3巻 無料 解体屋ゲン 3巻 次第に仲間が増え、慶子はゲンに大きな仕事をさせようとあれこれ画策する。 ゲンとは旧知の解体屋トシを描いた「ミンチ解体」、座礁したコンテナ線と離島を救おうとする「水中爆破」、若い頃のゲンの姿を描いた「壁の穴」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 4巻 無料 解体屋ゲン 4巻 慶子の努力が実り、高層ホテルの爆破解体の仕事が入る。しかしそこにゲンのライバル、ジョージ富田が立ちはだかる「高層建築物爆破」、初の公共事業の仕事はものにできるのか「公共工事」、ロクが病気で倒れる?「ハワイ旅行」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 5巻 無料 解体屋ゲン 5巻 徐々に大型工事に取り掛かるようになるゲンだが、安易な仕事により自分の立場がピンチに。 溶かした鉄を入れるインゴットケースを爆破解体する「社長失格」、大事なのは肩書ではなく現場「名刺配り」、ロクが大事な道具を火災で消失してしまう「職人の資格」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 6巻 無料 解体屋ゲン 6巻 ゲンたちの元に舞い込んだのは、計画途中で中止になった巨大ショッピングモールの鉄骨解体だった。爆破解体で一気に片付けようと意気込むゲンたちだったが、近くには保育園が…「小さな小さな障害」、ヒデが妹の学費を稼ぐために奮闘する「ヒデ、頑張る!」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 7巻 無料 解体屋ゲン 7巻 湾岸都市開発による立ち退きを描いた「長屋横丁」、談合を拒否するゲンたちを待ち受けていたのは…「談合への誘い」、トラックドライバーの光が営業に挑戦!?「光の営業」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 8巻 無料 解体屋ゲン 8巻 耐震構造計算書偽造問題を扱った「欠陥マンション」、ゲンが環境共生を語る?「最強のパネリスト」、ゲンたちが再び談合に巻き込まれる「談合の行く末」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 9巻 無料 解体屋ゲン 9巻 ゲンのライバル、ジョージが挑戦状を叩きつけてくる。都市部でもビル爆破解体に挑む「見えない爆破」ロクとゲンがお通夜で大暴れ「楽しいお通夜」、幻の第5海堡を爆破しろ!「海堡爆破」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 10巻 無料 解体屋ゲン 10巻 小料理屋の小雪に惚れたトシ、でも小雪は酒飲みが嫌いで経済力がある人が好き。二人の恋のゆくえは…「トシの恋」、手抜き工事を見過ごすな!「手抜き工事」、現場で起きたクレーン事故は思わぬ大ごとに「ヒデの男気」、ゲンの偽物が登場「解体やゴン!?」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 11巻 暗渠に潜む謎の巨大生物の正体は…「暗闇の秘密」、光は不仲の両親と仲直りしようと両親を食事に招待するが急な仕事が舞い込んで…「ボーナスの使い道」、廃園となった遊園地がショッピングモールに生まれ変わる。ゲンたちにも仕事が舞い込むが相手は一筋縄ではいかない外資企業だった…「最大の仕事(ヤマ)」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 12巻 無料 解体屋ゲン 12巻 外資系企業ネルソンの策略にハマり、自己資金で工事をしなければならなくなったゲンたちは、絶体絶命のピンチに陥る「最大の仕事(ヤマ)」、ゲンと慶子の仲がなかなか進展しないのを見た鶴見は慶子にキスする。二人の仲はどうなる?「新たな決意」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 13巻 無料 解体屋ゲン 13巻 洞窟の岩盤爆破の現地調査に訪れた慶子は、急な雨によるダムの放水により洞窟内に閉じ込められる。土石流の押し寄せる洞窟内に取り残された慶子をゲンは無事に救出することができるか?「二人の絆」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 14巻 無料 解体屋ゲン 14巻 慶子の元夫の策略で南の島でロランタワーの爆破工事を行うゲンたち。しかし台風の接近で生活物資が届かない。ゲンたちは無事に工事を完遂できるのか?「サバイバル」、一人暮らしの老人がリフォーム詐欺で全財産を持っていかれようとしている、ゲンは助けることができるのか?「リフォーム詐欺」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 15巻 無料 解体屋ゲン 15巻 新しい滑走路を洋上に作るプロジェクトに参加することになったゲンたち。しかしスーパーゼネコンが多数参加するJV(共同作業体)事業では談合が行われようとしていた「談合の果てに」、談合を潰そうとしたゲンが刺される!生死の境をさまようゲンはどうしても慶子に言っておきたいことが…「天国と地獄」、ゲンと慶子がいよいよ結婚する「みんなの結婚式」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信さ…
解体屋ゲン 16巻 無料 解体屋ゲン 16巻 郵便局に押し入ったダイナマイト強盗、防犯カメラに映ったダイナマイトの巻き方は、ゲンの知り合いのやり方そっくりだった…「ダイナマイト強盗」、建設コンサルタントの野島秀美がロクに木製の橋を作って欲しいと訪ねてくる「先人の知恵」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 17巻 無料 解体屋ゲン 17巻 子作りを意識する慶子はなかなかそれをゲンに言い出せない「二人の願い」、海岸に流れ着いた親子のクジラをゲンたちは助けられるのか「座礁クジラ」、ゴンが紹介してきた作業員は裏社会の人間だった。ゲンたちはどうする?「顔役」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 18巻 無料 解体屋ゲン 18巻 とうとうゲンと慶子に子どもが…いや、勘違い?「妊娠発覚」、トラス橋の爆破解体の依頼を請けたゲン、しかしゲンは橋を爆破しないで曳き家をしてリサイクルしようと考える「曳き家の技術」、ヒデが念願の鉄球解体に挑む「ヒデの鉄球解体」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 19巻 無料 解体屋ゲン 19巻 みんな慶子のお腹の中の子の性別が気になって仕方ない「男の子?女の子?」、解体現場のゴミ排出を0にする「ゼロ・エミッション計画」を打ち出すゲン、しかし直後に入ったのはラブホテルの解体で…「0・エミッション」、ゲンたちはジョージ富田の下請けで映画の撮影に協力することに「特殊制御爆破」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 20巻 無料 解体屋ゲン 20巻 光は砂利運搬のバイト先で不法投棄の犯罪に巻き込まれる…「砂利運搬船の謎」、いよいよゲンと慶子の子どもが生まれる!しかしゲンは突貫工事で遠くの現場に居た…「赤ちゃん誕生」、子どもの名前は鉄太と命名、しかし木造大工のロクはそれが面白くなくて…「お七夜」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 21巻 もうすぐダムに沈む集落の公民館移設を頼まれたロクとゲン、二人は村人たちの思いを受け止めることが出来るのか…「沈む集落」、ゲンとヒデは重機の遠隔操作のテストオペレーターを頼まれる「遠隔操作」、公共事業が減る中でゲンたちは他の道を模索する「社内ベンチャー」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 22巻 無料 解体屋ゲン 22巻 曳き家を頼まれ張り切るロクだったが、今回は家の中に人が住んだままで家を曳くという難工事だった。ロクは無事に完遂できるのか?「曳き家の唄」、育休で休んでいた慶子が職場に復帰する。仕事の出来る慶子の復帰で自分の居場所が無くなると心配する有華と秀美だったが…「慶子の職場復帰」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 23巻 無料 解体屋ゲン 23巻 五友爆破の女性陣は田舎暮らし物件を紹介する新部署を立ち上げる「四葉のクローバー」、いつになっても大きな仕事をしないゲンに業を煮やしたジョージ富田がダイナメンションの爆破解体をゲンに見せつける「ハートに火をつけろ!」、自動車製造工場の解体の仕事を受注したゲンたち。しかし現場は問題だらけでゲンたちは窮地に陥る…「重圧の下で」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた…
解体屋ゲン 24巻 無料 解体屋ゲン 24巻 巨大工場の爆破解体に挑むゲンたちは無事に工事を成功させられるのか「重圧の下で」、鉄太がはじめて喋った言葉は「パパ」喜んだゲンは今日一日怒らないと誓う「笑顔の誓い」、斜面崩落したスキー場を自然に返すには…「金の斧・鉄の斧」、破綻寸前の地方自治体を爆破解体で救う、しかしその現場には裏の事情があった…「破綻した街を救え!」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解…
解体屋ゲン 25巻 無料 解体屋ゲン 25巻 ゲンは崩落した竪穴に閉じ込められたヒデをなんとか救出しようと奮闘する。その模様は世界中に生中継されていた。ジョージの指示で映画の特撮のための爆破解体をこなすゲンたち。破綻寸前の街に未来はあるのか?「破綻した街を救え!」、事故の補償金で思わぬ大金を手にしたヒデは、父親の借金を返すことを決意する「ヒデは大金持ち!?」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋…
解体屋ゲン 26巻 無料 解体屋ゲン 26巻 大手ゼネコン住菱建設のやり手が直接ゲンを指名して仕事を発注してくる。しかしそれは現場を考慮しない無茶な発注で…冷徹な美女、内田女子が登場する「合理主義」、珍しくゲンとジョージが二人きりで新年の夢を語る「新年の豊富」、秀美がはじめて担当する都市開発、しかし住民は大反対、しかも開発計画の裏ではおかしな資金の流れが…「駅前都市開発」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信され…
解体屋ゲン 27巻 無料 解体屋ゲン 27巻 ついに日本で爆弾テロが…しかも爆弾を手渡されたのは光。ゲンは、ヒデは、このピンチを救うことが出来るのか?「爆弾テロ」、中国のペトロ国際集団がゲンたちの爆破技術に目を付け乗っ取りにかかる「保証人」、ペトロ国際集団の次の狙いはジョージ富田のダイナメンションだった…「負け犬たちの闘い」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 28巻 無料 解体屋ゲン 28巻 急に新聞の文字が見えづらくなったロクは脳腫瘍の再発を疑うが…「ロクさんの意思」、大雨が降った山が地滑りを起こす「山読人」、解体だけで利益を出すのが難しくなった五友爆破は新たな事業の柱を探すことに「新たな道を探して」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 29巻 無料 解体屋ゲン 29巻 耐震改修の進まない築年数の古い家に住む人たちへの地震対策を考える「大地震への備え」、緑化事業ばかりするゲンに対してトシが切れる!「もう一人の解体屋」、若い飾り職人とベテランの表具師の仕事の違いとは?「新旧の職人」、ゲンがSNSの評判に振り回される「デマ」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 30巻 解体屋ゲン 30巻 ビル建設の現場で1本だけ種類の違う鉄骨が混じっていることに気づいた溶接工がゼネコンに抗議する「現場の声」、ゲンたちの仕事振りが知らず知らずのうちに周囲に影響を及ぼす「半径10メートルの救済」、仕事のなくなった植木職人のイチはホームレスになっていた「消えた職人」、東活映画百周年記念映画のために前代未聞の爆破解体に挑む!「一発勝負」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信さ…
解体屋ゲン 31巻 外断熱工法に賭けるジョージと屋上緑化事業を立ち上げたゲンたちが共同事業に挑む「新しい街並み」、ゲンが亡くした昔の婚約者の夢を見る「クリスマスに見る夢は…」、トンネル内部を滴り落ちる水滴、それは大災害の予兆だった…「二十五年目の代償」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 32巻 解体屋ゲン 32巻 光の妊娠が発覚!ヒデに話そうとするがこんな時に限って急な残業が…「明日への希望」、ゴンの倉庫が盗品の仮置場に。それに気づいたゴンは拉致されてしまう「ゴン絶対絶命!?」、不景気で売れ行きの下がりつづけるさくら商店街、ゲンはコンサルの秀美を使ってなんとか商店街の立て直しができないかと画策するが…「商店街の改革」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と…
解体屋ゲン 33巻 解体屋ゲン 33巻 振り込め詐欺に引っかかって10万円を振り込んでしまったミチ。ゲンたちは振り込め詐欺グループを捕まえようと奮闘する「定額給付金詐欺」、鉄太が保育園でイジメに!?ゲンは爆破解体の現場に鉄太を連れてゆく「親父の背中」他。職場に馴染めない今どきの若者、日雇い労働者の彼らに未来はあるのか?「日雇い労働者」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容…
解体屋ゲン 34巻 解体屋ゲン 34巻 客足の鈍ってきたさくら商店街の店主たちはゲンに新たなテコ入れを期待する…「商店街の新たな試み」、ブラジルからやってきた研修生のサントスは日本人以上に日本人だった!?「外国人研修制度」、ゲンとロクたちが旧迎賓館の曳き家に挑む!しかしロクが仕事を受ける条件に出したのは、ゲンがすべての職人の棟梁、すなわち大棟梁を引き受けることだった…「大棟梁」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日ま…
解体屋ゲン 35巻 解体屋ゲン 35巻 ゼネコンと職人が力を合わせて旧迎賓館の曳き家に挑む!「大棟梁」、ゲンが棟梁として挨拶したその日、ヒデと光の子どもが生まれる「ふたつの記念日」、ようやく旧迎賓館をジャッキアップした時にまさかの地震が起きる「最悪の時」、果たして旧迎賓館は無事に曳けたのか「任務完了!!」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 36巻 解体屋ゲン 36巻 旧迎賓館の曳き家という大事業を終えたゲンたち。ゼネコンにも職人にも変化が訪れる「訪れる変化」、与党からも野党からもゲンを国会議員に立候補しないかと誘いがくる「ゲンが国会議員?」、かつてジョージ富田からすべてを奪ったペトロ国際集団が再び日本にやってくる。復讐に燃えるジョージが動く「ジョージの決断」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内…
解体屋ゲン 37巻 解体屋ゲン 37巻 トミー・ウォンと刺し違える覚悟のジョージ富田をゲンは止めることができるか…「ジョージの決断」、住菱建設の過去の談合記録ノートが流出、それを書いたのは内田だった…「過去との決別」、小雪がさくら商店街に出店する「人事を尽くして」、採石場に居たのはゲンに負けないほどの腕を持つ爆破技術者だった…「もう一人の爆破技術者」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン…
解体屋ゲン 38巻 解体屋ゲン 38巻 家を建てている途中でハウスメーカーが倒産、保険に入ってなかった家主は窮地に陥る「一家の大黒柱」、育児休暇中の光は仕事に復帰したいと思うが家族は賛成してくれない「光の職場復帰」、「国の政策に振り回される小さな漁村をゲンは救うことができるのか「民の思い」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 39巻 解体屋ゲン 39巻 国に頼らず自分たちで崖に穴を開けることを決断したゲンたち。2つに分断された村は一つになれるのか?「民間事業」、ゲンたちは崖に穴を開けるために新型爆薬を開発する「新しい明日」、ロクの元にやってきた弟子入り希望者の山本はモノになるのか「職人の種」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 40巻 解体屋ゲン 40巻 地滑りによるがけ崩れでで孤立した集落に取り残された老人を助けるために、ゲンはがけ崩れの現場を登る。しかし、ゆるくなった地盤は再び崩れようとしていた…「孤立」、帳簿もロクに付けていない商店街の店主たちに頭を悩ませる秀美は、簿記の内容を落語に仕立てることを思いつく「簿記落語」、ゲンとヒデがスターツリーの建設でクレーンに「高度500メートル」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで…
解体屋ゲン 41巻 いつになっても帳簿付けを覚えない商店街の店主たちに業を煮やした秀美はある策を…「帳簿の幽霊」、ゲンが初の海外出張で台湾へと向かう「悲しみを越えて」、台湾から帰国…と思いきや空港で身柄を拘束されたゲンはそのまま中東へ。向かった先は油田火災現場!?「世界を救う寄せ集め」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 42巻 解体屋ゲン 42巻 燃えさかる炎を前に立ちすくむゲンたち。油田火災を食い止められるのか?「生死の狭間で」、かつて現場を共にした村井がダチョウを連れて帰ってきた!「異業種参入」、どの職場にも馴染めず揉め事を起こす松川。ゲンは松川をダチョウ牧場の村井に預けることにする「はみ出し者」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 43巻 解体屋ゲン 43巻 さらなる商店街の活性化を考えた秀美は地域通貨の導入を検討するが…「地域通貨」、世界で評価されるBONSAI(盆栽)。植木職人のイチは自分が海外で評価されるのに驚く「BONSAI・インターナショナル」、ワンマン社長の土日垣はある日社員たちにストを起こされる「暴君」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 44巻 解体屋ゲン 44巻 総延長5kmに及ぶ送泥管トンネルの解体に必要なのは正確シミュレーション、しかしそれを担当するのはオタク研究員だった…「ベストな選択」、ロシアからやってきた農業研究者が商店街の店主たちの意識を変える「これからの緑化事業」、一度犯罪に手を染めたら普通の暮らしは手に入らないのか?「前科者」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 45巻 解体屋ゲン 45巻 外資系企業に買収されたホテルオーヤマは庭園のリニューアルを考える。急遽日本庭園を作らなくてはいけなくなったゲンたちは、伝説の作庭家を探すことにする「失われた庭園」、ゴンが結婚を考える相手はバツイチ子持ちの訳アリで…「ゴンの純情」、ライダーベルトを持ってない鉄太は怪人役しかやらせてもらえない?ゲンはオリジナルのベルトを作ることに「スイッチマニア」他。 ※本書はBenjanetより2018年11…
解体屋ゲン 46巻 解体屋ゲン 46巻 いつの間にかトシがアルコール中毒に。周囲はなんとかトシを救おうとするが…「トシのコンプレックス」、会社の利益を自分の特許申請につぎ込むワンマン会長とその息子の社長の確執を描いた「開拓精神」、児童養護施設の子どもたちにも夢を見て欲しいと願うゲンたちは…「クリスマス・ライフ」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 47巻 解体屋ゲン 47巻 警察の協力要請を請け、ゲンたちは六本木の倉庫を改造したクラブに強行突入を試みる…「強行突入、東日本大震災で液状化した浦安、傾いた家を直すためにロクは高知から曳き家職人の岡本を呼び寄せる…「曳き家の心意気」、社内改革を目指す内田に降格、そして海外転勤の辞令が下る。内田の決断は…「降格」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 48巻 解体屋ゲン 48巻 社長らしい見た目とは?社長のするべきこととは何か…「給与格差」、過去の不祥事が明らかになった時、企業が守るべきものは何か?ゲンたちが過去の因縁を断ち切るためにしたことは…「守るべきもの」、今度は西洋庭園だ!増加する中国人観光客に向けて西洋庭園をリニューアルすることに決めたホテルオーヤマ。中国人が好む庭園とはどのようなものか?「西洋庭園」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日ま…
解体屋ゲン 49巻 解体屋ゲン 49巻 西洋庭園の受注に向け、ライバルたちとのプレゼン対決に挑むゲンたち。果たしてその結果は?「西洋庭園」、沈下修正の現場で起きるダンピング(不当な値下げ)。それを可能にしているのは無責任な手抜き工事だ。ゲンと岡本の怒りが爆発する…「望郷」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 50巻 解体屋ゲン 50巻 離島の航空機格納庫の床が沈下した。ゲンたちはウレタン樹脂を床下に注入する「ウレテック工法」で沈下修正を試みる「ウレテック工法」、休みなく続くトンネル掘削現場で事故が起きる。上層部の対応に不満を募らせた社員が現場に立てこもってロックアウトする…「暴動」、過酷な労働がもたらすものは何か?内田はゲンたちの五友爆破をモデルに社内改革案を作ろうとする…「明日への決断」他。 ※本書はBenjane…
解体屋ゲン 51巻 野島が地域活性化プロジェクトに参加、しかし画一的なマニュアルに異議を唱えた野島は一人でやれと押し付けられてしまう…「白いキャンバス」、さくら商店街に伝説のカレー職人降臨?「さくら商店街カレー戦争」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 52巻 解体屋ゲン 52巻 ゲンがゼネコンの社外取締役に?「大企業病をぶっ飛ばせ」ゲンたちの住むボロアパートをリフォームする。ヒデは壁の隙間から有華たちの部屋が覗けることに気づく…「男たちの友情」、住菱製鉄所の高炉を解体することになったゲンたち。しかしそれは巨大な鉄の固まりで…「高炉爆破解体」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 53巻 解体屋ゲン 53巻 谷の開発したスマートグラスを掛け、仕事中もSNSに夢中な光。しかし怪しげな男たちの取引現場を目撃して…「光の秘密アイテム」、都心のデパートがリニューアルにあたってフィンランドのファッションブランドを誘致、しかし現地視察に来た副社長が突然怒り出す…「森と神話の国の物語」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 54巻 解体屋ゲン 54巻 住菱技術研究所の技術の粋から生まれたAI(人口知能)ロボは犬型だった!?ゲンはボテと名付けたAIロボと一緒に暮らすことになる…「人工知能の相棒」、営業不振で事業撤退した「マンマ・ミアーズ」の営業を移動販売車で続ける理沙。そんな理沙のお得意さまはちょっと変わった人たちで…「キコカン・ボーイズ」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 55巻 解体屋ゲン 55巻 知り合いから家に引きこもったニートをなんとかして欲しいと頼まれたゲンたち。コンサルの秀美、さくら商店街の店主たちを巻き込んで総力戦でなんとかしようとするが…「解体屋式ニート更生術」、東日本大震災の被災地に立ったジョージ富田は被災地復興支援事業に従事することを決意する…「未来の解体屋像とは!?」他。 ※本書はBenjanetより2018年11月30日まで配信されていた『解体屋ゲン』と同一の内容です。
解体屋ゲン 56巻 解体屋ゲン 56巻 築90年を越える老舗のうなぎ屋の耐震改修を手伝うことになったゲンたち。シロアリにやられて沈下した建物を直すために曳き家の岡本が呼ばれる…「老舗の味」、道路工事の現場で事故が起き、不当に外国人労働者を利用する悪徳ブローカーの存在が明らかになる…「ガイコクジンの狭間で」他。
解体屋ゲン 57巻 解体屋ゲン 57巻 被災地復興支援のために仙台に事務所を開いたジョージ富田。ゲンたちはジョージとともに気仙沼の復興商店街を訪れる…「被災地復興の現状」、中国雲南省の山岳地帯、堰止湖の水が増水し、少数民族の村を飲み込もうとしている…「堰止湖をぶっ壊せ」、ごく普通の日本家屋の解体を頼まれたゲンたち。無名の大工が建てたその家は釘一本使わない見事なものだった…「無名の職人」他。
解体屋ゲン 58巻 解体屋ゲン 58巻 定年退職を迎えたサラリーマンが退職金を元手に蕎麦屋を開きたいと秀美の元を訪れる…「あたなのおソバに」、都心にあるビル跡地を活かして市民農園を作るプロジェクトが立ち上がる。リーダーに任命された秀美だが、様々な思惑が入り乱れて大混乱となる…「都会の農園」他。
解体屋ゲン 59巻
解体屋ゲン 59巻 住菱建設は若手不足を鑑み、文系の学生や社会人の中途採用に踏み切るがなかなかうまく機能せずゲンに泣きついてくるが…「若手指導それぞれ」、古くなった事務所の建て替えをしたいが金はない。ゲンは秘策があると言うが、それはヒデを怒らせてしまう…「それぞれの岐路」、ダチョウ牧場を畳んで以来音信不通だった村井が突然姿を見せる。羽振りが良さそうな村井の仕事とは…「村井のニュービジネス」他。
解体屋ゲン 60巻 解体屋ゲン 60巻 これまでとは全く違うやり方で建設業界に新風を巻き起こす二機建設。そんなやり方を面白くないと思う業者との間に諍いが起きるが…「建設下剋上」、被災地復興に尽力するジョージだったが、なかなか進まない現場に苛立ちを隠せない。ジョージの目には日本の復興事業は疑問だらけに映る…「新しい風」他。
解体屋ゲン 61巻 五友爆破の男性陣と女性陣が1年間のトイレ掃除を賭けて防災グッズをプレゼンする「防災グッズ対決」、解体業を一から見直すことに決めたトシが出会った女性とは「秋空と拡声器」、久しぶりに舞い込んできた爆破解体の仕事、しかしどうやら詐欺事件が絡んでいるらしい。無事に爆破解体はできるのか?「開発の陰には」他。
解体屋ゲン 62巻 解体屋ゲン 62巻 過熱する外資系ホテルの進出に対し、ホテルオーヤマは外周にジョギングコースを敷設することに。作庭家の畠山に請われてゲンたちも計画に参加するが…「未来へのジョギング」、ホームレスの社会復帰を手伝うことになったゴンだったが…「ゴンの取り柄」、幽霊が出るというリフォーム物件、ゲンとロクがその謎に迫る「空き家の幽霊」他。
解体屋ゲン63巻 解体屋ゲン63巻 自主廃業を決意した月星建設の佐藤は、生まれてはじめて言いたいことを言うために、一人デモを決行する…「400メートルの主張」、がけ崩れで出た山中の巨石撤去の現場で、ゲンたちは山火事に遭遇する。強風で消防防災ヘリが飛べない中、ゲンたちは自分たちで消火に挑む…「アンドロイドと山火事」他。
解体屋ゲン64巻 解体屋ゲン64巻 ついにゲンと慶子が恐れていたセリフが鉄太の口から出てくる!「あかちゃんはどこからくるの?」、商店街の外れにあるレストランの経営立て直しを頼まれた秀美、しかしそれは中途半端なやっかいな物件で…「サイズとニーズ」、高知県東洋町にある甲浦八幡宮は、シロアリと土台の腐食で傾いていた。曳き家の岡本に修理の依頼が来るが…「甲浦八幡宮(前編)」他。
解体屋ゲン65巻 解体屋ゲン65巻 高知の岡本の元へ資材を届けにやってきたゲンたちは、そのまま現場を手伝うことに。無事に傾いた本殿を元に戻すことができるのか…「甲浦八幡宮(中・後編)」、子どもが欲しい小雪は不妊治療を開始、アルコール依存症だったトシは自分に父親になる資格があるのかと悩むが、そんな時に限って暴力事件に巻き込まれてしまう…「トシのバラード」、高校時代にバッテリーを組んでいた二人は30年後に現場作業員と…
解体屋ゲン66巻 解体屋ゲン66巻 都内で次々と起きる連続爆破事件。テレビを見ていたゲンはなぜか既視感を覚える。それはインターネットにアップされていた小説のあらすじとそっくりだった…「連続爆破魔」、仕事が終わるとそそくさと姿を消すトシとヒデ、二人がハマっていたのは美少女育成ゲームだった。はじめは二人をバカにしていたゲンだったが…「秘密の花園」、トシは生まれてくる子どものために引っ越しを決意、しかしその条件は非常…
解体屋ゲン 67巻 解体屋ゲン 67巻 住菱技術研究所が開発する多目的機能型次世代重機、略称タキジロウのテストドライバーになったゲン。OSはAI(人工知能)のボテ、二人のコンビがスタートする…「次世代型重機」、タキジロウをテレビで見たアニメプロデューサーが谷にアニメ化の話を持ちかける「スーパー重機学園」、ゲンとロクに技能実習生の受け入れの依頼が来る…「真の国際化とは」他。
解体屋ゲン 68巻 解体屋ゲン 68巻 独身貴族を気取るシュウとコウ、しかし将来の不安は消えず…「いくつになっても」、駆け出しの漫画家の里保は、交通量調査のアルバイトで毎日ゲンたちの仕事ぶりを見ることに…「一日の花を摘む」、AR(拡張現実)ヘッドセットのテストをしていたゲンとタキジロウは突風で足場の崩れた現場の救助活動に駆り出される…「ヴァーチャルと思い出と」、急に胸の痛みを訴えるミチ、ロクは居なくなってはじめてミチの..
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dengenmushi · 10 months ago
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Doc Martin(ドクターマーティン)2-1
英国の長寿人気ドラマ「ドクター・マーティン」の中で気になった語彙や表現のメモや感想を書いている。大体語彙数が1万語を超えた人を想定した語彙の選択を意識している。字幕なしだと少ししんどいが、字幕ありならドラマ・映画をストップせずに観られるという人にはちょうど良い選定になっていると思う。
今回からはいよいよシーズン2に入っていく。 しばらくは、シーズン1で気になった領域の雑学系まとめと並行することになると思う。
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ピーターの騒ぎ、そしてルイーザとマーティンのファーストキスからしばらく経つが、マーティンは気まずくてルイーザを避ける(子供か?笑)。 一方で、ジョウンの友人ミュリエル・スチールの様子がおかしくなり、彼女の息子ダニー・スチールがロンドンから帰ってくる。この男、実はルイーザと旧知の仲であり。。。
気になる語彙・ノート
医療
- house calls:(家庭への)往診
- dement:痴呆になる   - 使うとすればShe’s dementingなど進行形で
- cognitive impairment:認識機能障害
- PCT:Patient Care Technicianの略   - 日本には同類の認定職位・役割が存在しないので、訳出は難しかろう   - 看護師の助手として、彼らの仕事の内で、簡易・定型業務の一部を代行する感じか   - 高卒+認証コース終了でPCTにはつけるようになる   - 日本の所謂「看護助手」が近いが、医療資格なしなので医療行為はできない。一方でPCTは資格に基づき採血など一部医療行為ができる
- minor ops:小手術
- splint:添え木、添え木をあてる、骨折の手当てをする   - 木の裂片を意味する   - splinterとなると、より小さく、指にささったりするアレになる。広島民なら知っている「すいばり」
- diclofenac:ジクロフェナク   - 商標「ボルタレン」に代表される、非ステロイド性抗炎症薬の一種   - インドでは、ジクロフェナクが投与された家畜体内で蓄積し、この家畜を食べたハゲワシが副作用の腎不全に陥り、頭数を大幅に減らす事態が発生しているらしい   - ハゲワシの減少は野犬の増加につながる。いまだに狂犬病リスクの高いインドでは無視できない事態だろう。。。
- lucid:明快な、明晰な   - 混迷や錯乱の間隙あるいは最中に現れる明快・明晰な状態   - 痴呆症のお爺ちゃんが他人と話す時だけシャキッとするのが、これ   - あるいは明晰夢 = lucid dream
- contusion:挫傷   - 外部への出血を伴わない「損傷」= trauma   - 厳密には、このうち打撃によるものを打撲傷という
- fracture:骨折   - breakの中でも骨や岩などhardなものが破断することを指す   - snapとなると、brittle(脆い)でthin(薄い)なものが瞬時にぽきっと壊れるものを指すか
- carotid artery:頸動脈
- transient ischemic attack:TIA、一過性脳虚血発作   - 大事な神経系への血液供給が何らかの原因で一時的にとまることで引き起こされる   - 本チャンの脳卒中の前兆ということも。。。
- EEG:脳波測定   - electroencephalogramの略
- epilepsy:てんかん
- primary brain tumor:原発性脳腫瘍
- secondary brain tumor:転移性脳腫瘍
- trapezius muscle:僧帽筋   - 「肩が凝る」という時、「肩」の示すところが大体僧帽筋の範囲
一般
- airwaves:公共の電波、ラジオ
- culture secretary:文化大臣   - 大臣というとministerと覚えている人も多いだろうが、歴史の長いイギリスさんは、一筋縄ではいかない。。。   - 議員がなれる各省庁のポストには、偉いのから順番にSecretary of State、Minister of State、Parliamentary Undersecretary of Stateなどとなる。これらを総称してministersという。その意味で、各省庁にministerが2名以上いることも多い。   - 一方で、事務方のトップはParmanent Undersecretary of State(通常Parmanent Secretary)という。   - うーん、イギリスの政治制度については、学生時代の復習と最新情報のアップデートを兼ねて、別稿でまとめるべきか
- get on in years:年をとる
- lose one’s nerve:怖くなる、臆病になる   - ここでのnerveはcourageとしてのもの
- hankie:ハンカチ   - handkachiefの略。hankyとも
- keep the weight off one’s feet:足に体重・負荷をかけない。立っていないようにする   - take the weight off one’s feetで、長く立ったり歩いていたところ、その負荷を取り除いて座る・寝転ぶことを意味する。その継続版と思えばよいか
- muddle:困惑させる、混ぜる、錯乱させる   - すなわち、受動態ではボケるということ
- lose it:正気を失う、おかしくなる、気が狂う   - これも同じで、劇中ではボケるということ
- have kittens:極端に気を張る、逆上する
- bang on:長々と講釈をたれる、まくしたてる   - ぶん殴ること、そこから正鵠を射ること、なども意味する
- its’s not on:unacceptableに同じ
- bleak:良くない、どんよりとした、侘しい、薄ら寒い
- Penzance:ペンザンス   - コーンウォール南西部の港町で人口2万人ほど   - イギリスの中にあって珍しいほどの温暖な気候とか
- Newlyn   - さらにペンザンスの外れにある漁港。ド田舎だ
- scupper:(うまくいくことを)邪魔する、台無しにする、お釈迦にする
- offspring:子供   - 「できたもの」を意味するので、そこに個別の人格的な響きは少ない   - 神の意図や自然の営みの結果としての子供・子孫というニュアンスを感じる   - 神の恵みで子だくさんという場合、できちゃった婚の子供を揶揄する場合など良くも悪くも使えるので、自分が使う場合は文脈に要注意
- with flying colours:余裕で、大成功で
- Selfridges:セルフリッジズ   - ハロッズとならぶ英国の巨大百貨店   - ハロッズよりも流行に敏感なイメージ。リテールビジネス苦境が続く中でも、E-commerceの成功やエシカル消費のリードなど、新聞紙面を飾るのをときどき見る
- be light on one’s feet:身軽である、よい身のこなしである
- take the lord’s name in vain:主の名をみだりに呼ぶな   - 旧約聖書『出エジプト記』でモーセが受け取る十戒に由来する   - Exodus:20:7: Thou shalt not take the name of the Lord thy God in vain; for the Lord will not hold him guiltless that taketh his name in vain.   - アラビア語やヘブライ語は原則的に子音しか表記しないため、発音は専ら口伝によるが、神の名をみだりによんではならないため、遂には神の名の発音がわからなくなったという話はあまりにも有名
- idiosyncrasy:個性、くせ   - 一人ひとりが持つ特性のこと   - 芸術家の独特のタッチや技法もこれ
- wade:徒渉する   - 水の中を歩くこと
- round the clock:日夜、24時間
- apprehend:逮捕する、把握する、心配する   - arrestよりも固い語
- cherish:大事にする、(野望・大志を)心に秘めて温める
- pine for:(特に過去に失った)何か・誰かがいなくて悲しむ、懐かしむ   - missに近い
- woozy:ふらふらする、めまいがする   - 特に飲酒後のそれ
- flask:フラスコ、魔法瓶、水筒   - a flask of teaなど
- mugger:強盗犯、ひったくり犯
- worm:(犬などについて)虫下しする
- tick:ダニ   - 特に大きな吸血性のものをいい、小さくてアレルギーを引き起こすようなものはmiteという   - 動物を飼っている人には、flea & tickはなじみ深い言葉のはず
- bonfire:大きなかがり火、焚火   - campfireよりも大きなものを想定する   - 日本語のキャンプファイアはどちらかというとbonfireに近いかも
- cite:引用する、引証する、召喚する
- blast from the past:過去を思い出させるもの、懐かしのもの   - たとえば元カレが吸っていたタバコの匂い、旧友との再会、ベルボトムのジーンズ、ゲームボーイ
- discretion:分別、思慮深さ
- hoist:吊り上げる、巻き上げる、締め上げる   - でかいマグロやカジキを計量のために港で吊り上げたりする   - もしくはUSJのジョーズが吊り上げられているので、それがhoist up
- consent:同意する、承諾する   - agreeと違って、意見の相違を埋めたり妥協したりするニュアンスはない
- the bee’s knees:最上のもの   - 諸説あるが、由来は不明
- cat’s whiskers:最上のもの   - 諸説あるが、これも由来は不明   - この動物シリーズはほかにも色々ある。確かfrog’s eyebrowsとか笑   
- codger:年寄
- flatulence:腸内ガス、鼓腸、虚勢、空虚、誇張   - オナラが出そうなあの感じ笑
ストーリー・感想(※ネタばれ注意)
本話のテーマは老いだが、これまでの話にくらべると浅いというか「えぐみ」が足りないというか。。。長寿番組に仕立てる上で表現をソフトにしたいのかもしれないし、高齢化問題は我々日本人の方がよほど先を走っているからかもしれない。(2019年時点の高齢化率は日本:約28%、英国:約19%)
ジョウンは自分の友人でもあるミュリエルが施設に預けられることに大反対する。それはもちろんミュリエル自身が嫌だと言ったからでもあるが、自身の未来を見ているようで、それを受け入れられなかったのだと本話の最後で振り返っている。
また、息子のダニーはロンドンで建築士というキャリアを突き進んでおり、Portwennに戻ってくるという選択肢も、ミュリエルを呼びつけるという選択肢も簡単ではない。施設に入れるのも苦渋の選択だろう。しかも痴呆の親が、補助金認定や入所時の面談などに限ってシャキッとしてしまうところなどは、経験ある方も多いと思う。 それを、外野から「息子としての責任」だの「恩知らず」だの言われるのはきつい。こういう問題はそれぞれの家族がそれぞれに決断するほかないのに。
もっと言えば、選択肢があるだけ幸福だとも言えるのか。。。 これからの世代を思うと、頭が痛くなる。。。
もう一つのテーマは嫉妬。
前シーズンの最後にルイーザと気まずくなってから、二人は暫く会っていなかった描写がされている。彼らの会話からすると、マーティンの方がルイーザを避けまくっていたらしい。さらにロンドンから戻ってきたダニーを露骨に気にするマーティン。ポリーンとアルの恋愛話を自分のことと勘違いして聞き耳を立てる。普段の威厳は何処に行った?笑
また、ダニーのキャラ設定と役者の演技が絶妙で、視聴者にもウザさ伝わってくるのがいい。特にこの熱心なキリスト教徒ぶりが、いちいちマーティンと合わないのよね笑
Danny “Bless you” Martin “... I didn’t sneeze”
本シーズンはこの三角関係が主軸になりそうな予感。
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nomadbikemonologue · 3 years ago
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2017年、ブックリスト
今年読んだ本。
【小説】 ・『うつくしい人』  西加奈子著 ・『舞台』  西加奈子著 ・『幻年時代』  坂口恭平著 ・『サクリファイス』  近藤史恵著 ・『一月物語』  平野啓一郎著 ・『波の音が消えるまで(上・下)』  沢木耕太郎著 ・『宿屋めぐり』  町田康著 ・『火花』  又吉直樹著 ・『カレル・チャペック短編集』  カレル・チャペック著 ・『小泉八雲集』  小泉八雲著 ・『中島敦全集2』  中島敦著 ・『バベットの晩餐会』  イサク・ディーネセン著 ・『浮世の画家』  カズオ・イシグロ著 ・『コンビニ人間』  村田沙耶香著
【評論・文芸】 ・『ラップのことば』  猪又孝編 ・『熊楠の星の時間』  中沢新一著 ・『工芸とデザインの境目』  深澤直人監修 ・『マイケル・ジャクソン』  西寺郷太著 ・『装飾とデザイン』  山崎正和著 ・『熊野御幸』  神坂次郎著 ・『学生との対話』  小林秀雄講義 ・『昔話』  吉田健一著
【エッセイ・ノンフィクション】 ・『京都ぎらい』  井上章一著 ・『気になる人』  渡辺京二著 ・『美の世界旅行』  岡本太郎著 ・『街道をゆく 熊野・古座街道、種子島みちほか』  司馬遼太郎著 ・『旅する力 深夜特急ノート』  沢木耕太郎著 ・『一号線を北上せよ ヴェトナム街道編』  沢木耕太郎著 ・『イルカと墜落』  沢木耕太郎著 ・『島暮らしの記録』  トーベ・ヤンソン著 ・『センス入門』  松浦弥太郎著 ・『いつもの毎日。衣食住と仕事』  松浦弥太郎著(再読) ・『ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集』  村上春樹著 ・『使い道のない風景』  村上春樹著 ・『終わりなき旅の終わり』  近藤雄生著 ・『わが人生処方』  吉田健一著 ・『犬と、走る』  本田有香著 ・『コーヒーの鬼がゆく 吉祥寺「もか」異聞』  嶋中労著
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gkeisuke · 2 years ago
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190304 山梨1日目
山梨に旅に来ている。タイトルに1日目とつけているが、1月の徳島も2日目の日記が途中のまま下書きに置かれているので、そういうこともあるかもしれない。
動機などについては、既に何度か書いている気がするが「1年くらい後に車を買いたいので、車種を絞るためにレンタカーを借りていろいろな車を運転したいこと」という動機に対して「ゆるキャン△の舞台を巡りたいこと」という理由が掛かったものである。
8時ごろ起床。正直、そんなにカッチリとは行程を決めていなかったのだけど、朝起きた時点で雨と寒さと寝不足から、全く布団から出たくなくなってしまい「あ、今日は温泉に浸かりまくろう……」と、舞台巡りはほどほどに湯治コースがほぼ確定した。
『ぱらのま』という好きな漫画があって、2巻で、ローカル路線を乗り継いで下部温泉と石和温泉に行く話があるのだけど、石和温泉は前日にフォロワーさんから「漫画に書いてあった通りだった」というニュアンスの情報を頂いたので、下部温泉の方に目標を定めた。
一発目から武蔵野線に乗り遅れ、結果的にいつも会社に行くのと同じ便になってしまう。ただ、雨の影響もあってか、中央線もほどほどに遅れており、立川で特急を待ちながら20分くらい時間を潰す。
今回の旅がいつもと違うのは、糖質を気にしなくてはならないことだ。これまで「旅の食事は(内臓に対して)無礼講」というスタンスを取ってきたが、徳島帰り翌週の健康診断で血糖に悪い数値が出た事実を重く受け止めて、今回は炭水化物と糖分を極力摂らないように立ち回らなくてはならない。
しかし、観光の目玉となるようなご当地料理は、どうしても炭水化物か甘味であることが多い。山梨は特に顕著であり『ほうとう』なんかは麺とかぼちゃのダブルパンチなので、この観点からは最もNGな料理となってしまう。ほうとうが好きなのに……。
ということで、立川では量り売りの海藻サラダと新玉ねぎサラダをそれぞれ100gずつ買い、飲み物は特茶とした。いつもなら、確実にコーヒーショップで、甘ぁいなんちゃらフラペチーノとか、なんとかマキアートを買って浮かれているタイミングである。テンション上がんねーな!おい!
せめてもの抵抗という意味も込めて、グリーン車で甲府まで行くことにした。特急料金よりもグリーン車料金の方が高いのを見て、ちょっと何やってんだという気持ちが無いでも無かった。
朝の中央線というのは、基本的には郊外から都心に向けて出社する上りの方が混むことになる。社会の流れと逆らって、ガラガラのグリーン車でゆうゆうと下っていくというのは、平日休みの特権という感じがして好きなのだ。性格が悪い。
中央線の終着駅として「大月」という土地を、よく文字情報では認識していたのだけど、この電車で高尾より先に行ったことは無かったように思う。高尾から先の車窓には、どんな風景が広がっているのだろうと思ったけど、山と鉄橋とコンクリートとトンネルが、かわりばんこにグルグルと巡ってくる感じだった。雨模様の空も相まって、全体的に灰色の風景が広がっており、なんとなく気が滅入ってきたので、相模湖駅を通過したあたりからは『ナナメの夕暮れ』の続きを読んでいた。
ちょうど若林さんが父との想い出を振り返りながら、キューバの街を歩く話を読んでいた時、車窓から高速道路が見えた。なんかこの景色、車の車内からは見たことがあるようにも思えた。そういえば山梨には小学校の頃、よく父に連れてこられていたのだ。
うちは父と母が離婚している。苗字は父方のままなのだけど。別に隠していた訳では無いのだが、学生時代にこれを言うと、とても気まずい空気が流れて面倒だったので、いつしか言わなくなっていた。父のエピソードがあまり出てこないのは、純粋にあまり会っていないからである。
1人だけフォロワーに初対面で言及されたことがあるので、何となく気付かれている可能性は高い。
ただ、今乗っている車を貰ったり、そもそも私は父の方についていこうとしたらやんわり断られたので、別に仲が悪いわけでは無い。大人になった今ならわかるが、父は割と私についてこられるのは面倒だったんだろうなという気がする。何故なら、私以上に父は「一人で楽しい人」だからだ。
ここで感傷に浸るなら、父に貰った車で思い出の山梨を巡り、なあ、お父ちゃん。俺、一人で山梨来れるくらい大人になったよ……となるのだけど、甲府に向かう道中で、そういえば連れていてもらってたな……とようやく思い出したし、軽自動車で高速に乗るのは恐いからやだ。そもそも旅の目的が変わってしまう。父生きてるし。
父のエピソードを話すとすれば、私が生まれる前、関東で名が知れている某暴走族グループの副総長だったという話があり、私はクソオタクなので、なんでこうなってしまったんだというコントラストでよく笑いを取っていた。車やバイクが好きであり、キャンプなどにもよく連れていってもらっていた。
山梨には、さくらんぼ狩りに来ていたのだったな。めちゃくちゃ山奥に、父の知り合いか何かのさくらんぼ農園があって、木からとって無限にさくらんぼを食べていた。私は車の中で、ドラクエモンスターズをしたり、道中のブックオフで買った漫画を読んだり、姉と遊んだりしていた。
国立・府中インターからほど近く行けたので、ほったらかし温泉を始め、いろいろ温泉にも連れていってもらった。キャンプに行ったりもしたな。
最近、父はすげー人だったんだなと改めて思う。色々な場所の色々な景色のことや、美味しいご飯のことを知っていて、アウトドアの知識もあり、キャンプにも連れていってもらった。これは今私がやろうとしていることや、やろうとしているけど出来ないことだと思う。
ちゃんと大学まで出させてくれた恩があるので、たまには親父殿ともご飯でも行こうと思いながら、甲府に到着した。
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今年は甲府開府500年のアニバーサリーイヤーらしい。改札を出た時に「こうふ開府500年 開幕から63日」と書かれた電光掲示板が真っ先に目に止まったが、今年が始まって何日が経過したかを大々的にカウントアップしてるだけではと思い、やや困惑した。
甲府の街は想像以上に「武田信玄公一本勝負」という印象を受けた。歴史を感じる落ち着いた通りに、風林火山、信玄の文字が散りばめられる。程よく都会で、程よく歴史を残しており、心地よい場所なのだけれど、深く掘り下げてもこれ以上の情報は出てこないかな……という印象も同時に覚えた。
いや、仕方ないのだ。そもそも東京と劇的に変わることはなく、多摩西部の出身なので、微妙に山梨寄りのスピリットが交ざっている。埼玉ほどではないけど、旅行という名目における、心理的なグラデーションはそんなにないし、そんな感じでひょいっと行ける小旅行というのも、名目としては大事なことだった。
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いちいちお土産が美味しそうなんだよな!(逆ギレ)
見ての通り、オール糖なので、一つも食べることが出来なかった……。涙を流しそうだった。信玄餅好きなんすよ……自分……。
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レンタカーはクラス別に貸し出される車種が分けられていて、指定が無ければ料金が安くなるシステムだった。
私がお願いしたクラスは、マツダのデミオか、日産のノートの2択だった。安いのもあるけど、色んな車種に乗ってみたいのでランダムでお願いしたのだけど、カタログなどをみて、現時点で一番気になっている車種がマツダのデミオだったので、心の中では「デミオこい……デミオこい……」と思っていた。
日産ノートでした……。ただ、色がめちゃくちゃかわいいし、私が緑大好き人間であることを察してくれた、レンタカー会社側の粋な計らいと受け止めた。
徳島のマーチに続き、2度目の日産車ということもあって、割と操縦性はスムーズに慣れることができた。
何より、マーチの時よりさらに設備が新しく、父からお下がりでもらって乗っている今のミラから数えると、型番に20年近い差がある。
バックミラーがカメラに映し出された映像になってる!駐車のアシスト機能がやべえ!エンジンキーないの!?アイドリングストップ!などなど、一つ一つの事象に感動があった。
あと、ミラだと「ヴォォォォォォォォン!!!!!」ってエンジン吹かすレベルでアクセル踏まないと加速しないのに対して、軽く踏んだだけで制限速度に到達するので、制限速度超過の注意を受けて減速するという事象が多発してしまった……。アクセルがめちゃくちゃ軽いおかげで、長距離を運転しても全然疲れなかった。
特に不満らしい不満が無いので、もうノートでいいんじゃないか……。という気持ちになってきたが、日産車の操作感に慣れ過ぎている感じもあり、比較になっていない感じがあるので、次回借りる時は最低でも別の会社の車を引けるように背ってしようと思います。
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糖を抜くために甲州牛のステーキ(白米抜き)で昼食を済ませると、下部温泉郷へ向かう。約40キロの道のりだったが、ほとんど信号で止まることもなく、下道で1時間くらいで到着した。
全く位置関係を把握していなかったのだけど、看板などを見てると「本栖湖」とか「身延」とか、奇しくもゆるキャン△に所縁がある地名が数多く見られた。この辺だったのか……。
この位置関係だったら、本栖湖の1000円札の富士山などを見て行きたかったのだけど、あいにく雨が止みそうにない。富士山のような山は間近に見えているが、上空は雲に包まれて下層部の山肌しか見えていない。ひとまず温泉に集中することにした。
平日で雨ということもあって、下部温泉郷にはホボ人がいなかった。温泉街としても近場に競合相手が多く、結構、アクセス的にも奥まった場所にあるので、まあ仕方が無いのかな……という感じはした。
温泉郷自体も非常にひっそりとしている感じで、一番車が止まっていたのは病院というのが、なんとなく物悲しかった。
温泉会館という場所に入ると、本当に地域の寄合所を兼ねたような施設で、ロビーではだるまストーブが炊かれていた。ロッカーの鍵をもらうと「車のキーでいいんですけど、何か代わりのものを預けて頂けますでしょうか?」と言われて車のキーを渡す。
入浴料金は500円、浴槽は1つだけという非常に武骨な経営だった。秩父とか高尾にある人為的に作られたテーマパークのような温泉施設に慣れてしまっていたが、確かに『下部温泉』という源泉から引っぱっているなら、むしろいくつも浴槽があるのはおかしくて、一本勝負でいいはずなのだ。ここは”ホンモノ”だと感じた。
しかし、私はまだまだ温泉音痴なので”温泉がとても気持ちいい”ということしか分からなかった……。ゆっくり長く浸かれるちょうどよい温度ということもあり、長距離運転の疲れがすっかり癒された。
なんとなく、RPGにおける”エルフの里”みたいだなと思った。さっきCMで見たのだけど、中央道のインターが下部温泉付近に開通するらしい。人里離れた場所にひっそりとある温泉郷というのは魅力的ではあるのだけど、心細いレベルで人がいなかったので、もう少し賑わっているとまた来る際にもうれしい。
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キレイな富士山はみれないけど、近くにあったので、犬山あおいさんのバイト先のモデルである、セルバ身延店に伺った。
本日3月4日は、各務原なでしこさんと、犬山あおいさんの誕生日。「これまで、プリントを回してもらった時だけしか話したことがないけど、声をかけられただけで好きになってしまい、犬山あおいさんの誕生日だと知ってバイト先にやってきてしまったモブクラスメイト」という設定で犬山あおいさんのバイト先に伺ったら、完全に変質者のメンタリティとなってしまった。
郊外の大型スーパーという風情に、分厚いゆるキャン△グッズコーナーが設けられている景色が面白い。売り場の端々にゆるキャン△のポップが上がっていたりもして、なおかつ、スーパーとして品揃えが豊富でお安い。非の打ち所がないお店だ……。と思いながら、普通に旅の買い出しをしてしまった。
犬山あおいさんのお誕生日と言うこともあり、ステッカーだけ買わせて頂いた。私は犬山あおいさんに思いを寄せるモブクラスメイトなので、お誕生日おめでとう……犬山さん……と思いながら、犬山あおいの名前が刻まれたレシートの裏に、犬山あおいさんのスタンプを押して、後生大事に持つという恐ろしいムーブで店を去ることになった。
身延町、特にセルバ近辺は、山と川に囲まれて、畑が広がり、車がないと移動が厳しい感じで、お買い物してる人たちも、一定量をまとめ買いして車で運んでたりした。そんな立地に徒歩で行けるところに犬山あおいさんが住んでいるのか……と想いを馳せ、もしかして犬山あおいさんは漠然とした閉塞感を感じているのではないかと勝手に考えて、ちょっと興奮していた。この男から逃げてくれ。犬山あおいさん。
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ホテルのチェックインには微妙に早く、どこか回るには絶妙に遅いという時間だったが、ギリギリ栄昇堂さんの営業時間に間に合いそうだったので、身延駅近辺に向かう。
栄昇堂さんは『ゆるキャン△』目当てで来た人に慣れているようで、私の滲み出るオタクオーラから、一発でゆるキャン△目的だと分かって頂き、手厚くもてなしてもらった。
振り返るが、この旅行における最大の障害となるのが『糖』だ。糖質制限のないチョコやあんこなんて、ここ2週間はホボ一切食べていない。でも、ここまで我慢したから、おまんじゅう一つくらいは食べてもいいじゃないですか……。あとで運動するから……。と思い一つだけ買おうとした。
だが、お店でとてもよくして頂いたので、1個だけでは示しがつかないという気持ちになり、5個購入してしまった。家族へのお土産にします……。
2週間ぶりのダイレクトな糖は、マジで涙が出そうなくらい美味しかった。ウッウッ甘いものを思いっきり食べたいよぉ……。
こうやって、たまに食べられるタイミングを大切にして、これからは一つ一つの糖に感動していきたい。ありがとうみのぶまんじゅう。
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また1時間ほどかけて甲府に戻る。夕飯は糖を封印するために鍋。山梨と言えば、名古屋名物の赤から鍋だ。もうすぐ3時なので何を言っているのか分からない。
旅先に行くと、その土地に根ざしたものを食べなくてはならない。という強迫観念に近い感情に囚われることがある。でも、例えば徳島にも餃子の王将はあるし、ココイチもあるのだ。別に名物を食べなくてはいけないなんて決まりはない。山梨は東京と地続きな場所にあるが故に、その束縛から解放されて、本当に食べたいものを無理なく選択できる気がする。
店に入ってから「※二人前より承ります」という罠に気付いた。客単価を考えれば当然だし、そもそも鍋の店に一人で来ているのは、お前だけだ……。
仕方がないので2人前を頂く。ここ2週は、お米を食べないと胃のキャパシティは空くのだなと実感しているけど、それでも流石にお腹はいっぱいになった。美味しかったです。
ホテルにチェックインする。疲れていたのか、1時間ほど眠ってしまい、そのままベッドでだらだらともう1時間過ごしてしまった。
23時ごろ、あと1時間で終わる大浴場に急いで向かう。今回は安くて楽天トラベルの評価が高いビジネスホテルにしたのだけど、大浴場が結構しっかりと温泉でテンションが上がった。奇しくも温泉ダブルヘッダーとなり、お湯に浸かりまくるという目標は果たされた。
冷凍室というのがあり、サウナ、冷凍室、熱い源泉をローテーションで回って、副交感神経を動かしてきた。水風呂が苦手なので、冷凍室というじわじわ冷やしてくれる場所があるのはありがたい。
日記を書き始めて、この時間になり、本日は終わり。
明日はとりあえずほったらかし温泉に行こうと思う。
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hiira-g · 2 years ago
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拍手・メルフォレス(~4/9分)
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12話終了&13話スタートしました!!! TOP絵見て「入るサイト間違えたか?」と思ったでしょう!そうでしょう!!ついにLOVEの予感ですよ!!?!?!?テンション上げてこ~~!!!↑↑↑↑↑↑↑
それはそうと最近新キャラ続々登場してますが皆さんついて来られてますか?大丈夫ですか? まあ全然覚えていただかなくて大丈夫なので気楽に読んでくださいね。7話以降消息が途絶えたメガネもちゃんと後々出てきますので安心してください。忘れてなどいませんよ!!!!
今回はコメントお返事がえげつない量になったのでここは短文で失礼します。なんか大半の方が晒上げを希望…違った、無記名で送信されているので会話が丸見えなんですが、皆さんホント面白い考察してくださってるのでぜひ読んでみてください。最早れっきとした読み物コンテンツです。 自分の送信したコメントを見られたくない!!!!という方はお名前のご入力をお願い致します。未記入の方はこうなる運命です。それがここの掟です。ご理解の程よろしくお願い致します。
それでは追記へレッツゴ~
>直接触れない昴の優しさ 一応話を聞く昴の優しさ いや、全ては面倒な事を最短で終わらせる効率か。 の方
ゴリラにセクハラという概念は存在しないのと昴のデリカシーの無さは作中随一なのでそんな配慮は無いと思いますね。一応話聞いてやったのは無視しようもんなら地の果てまで追ってくるだろうという見立てからです。
>王道ならば、この2人はくっつくはず…ケンカップルって相性いいし。 の方
相性いい(二次元に限る)ですよね。個人的には犬猿の仲な男女はくっついてもくっつかなくてもおいしいと思っているのでこの二人、まだまだどうなるか目が離せませんよ!!
>教えて伊堂寺君のコーナー さん
何勝手に新コーナー開設してるんですかね……ホントここの読者好き勝手やりおる…… なんであのノートが月島のものだって分かったんですか???千里眼を持っているのはあなたの方なのでは……あともやしの話かと思いきや「どうでもいい」で即退場して笑った 相良ジャージ履いてそうですけど、案外履いてないかも……。んでうっかり見たりでもしたら見物料要求しそう。死ぬほど迷惑な押し売り商法ですね…
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「いや……姐さんは……履いてない……そして今日は…………黒!!!!!!」
>タイトルが喧嘩するほど・・・なあああああ、これはついに恋に進展ですか???? もやしと天使の王道CP・すばあすケンカップル大好きなんですが、不憫主人公の腐れ縁CP・純情っ子一匹狼CPも捨てがたいんで、まだ希望を持ってもいいですか? の方
ついにラブか!?と期待させたところですみません、安定の二人なのでした。でも彼方明日香・昴春架ファンの方的にはホッと一安心…でしょうか…!? ここ4人の組み合わせは派閥がハッキリ分かれている印象なので、いざ動き出すと読者の反応どうなるんだろう…と今からドキドキしています。私はどちらも好きなんですけどね~~~!!!恋愛関係無く色んな話考えてあるので楽しみにしていてください!!
>いやいや三郷はカイワレだけど、パシリのプロだから絶対二人三脚早いでしょ!!
それ思いました。実際三郷は足速いです。体力テストだと50m走と反復横とびが得意です。 昴も瞬発型なので足は速いです。こちらも50m走と反復横とびが得意です。 だから理に適ってるって言ってんだけどね~~~
>ドーナツ食べながら思いました さん
チョロッッッッ!!!!!!いや大雅チョロッッッッ!!!!!!!! でも確かに、まだ入学して半年足らずであるにも関わらずこうなったということは多分一目惚れだとは思います。あんまりちゃんと考えてない&今後描く可能性があるので詳細なコメントは差し控えさせていただきます!!
>この金髪、相良を完全なる姐御扱いじゃないですか笑 そして年上キラーなのか先輩には犬としてなかなか可愛がられていそうなタイプ! の方
伊堂寺、第六感でこの女に逆らうとヤバイということを悟ったので… 先輩には犬として可愛がられているタイプ……半分正解です! 伊堂寺はああ見えて頭が良くて思慮深いんですよね。人のことをよく見てます。それゆえ気遣い屋でもありますし、同年代の中でも精神的に大人びてる方なので年上から好かれやすいです。 で、犬として…という点については、計算して犬みたいに振舞ってみせたりとかはすると思います。本当に底が知れない男なんですよ彼は……
>OF☆TOMOさん
早速先輩に注目していただけるとは……そしてさすがです。私も現時点で一番友達になりたい子No.1です!! 先輩と春架か~なるほど……この先輩は誰に対しても等しく接するのでタイプの違う春架ともすぐ仲良くなると思います。んで「小動物みたいだな~」と思ってそう。 神木隆之介似の兄!?!?さらにクールな弟!?!?!?漫画みたいな設定じゃないですか…羨ましいですね… 確かに身近に神木隆之介がいたらクラスの男子なんか月とスッポンですね。内海でも勝てる気しないです。 あ~OF☆TOMOさん、それは素質の問題ですよ。天性のゴリセンスがあなたには宿ってます。これはですね…ええ…身につけようとして身につくものではないので喜ばしいことですよ!!いや~羨ましいです!!!!!!(すっとぼけ)
>金紫コンビって熟練夫婦のような夫婦漫才っぽくて好きー! ところで、もやしよりも薄い主人公の存在感と、あの黒髪モブとレンレン様をあのまま放置するとは、作者様はもしかしてドSなのですか?それとも愛情の裏返し? の方
オッ、伊堂寺&相良コンビの良さに気づかれるとは良い目をしていますね!!出会って間もないですがなんか馬が合う二人です。夫婦だとしたら典型的な姐さん女房なのが良いですね。 いやいや主人公、11話でも12話でも一応チラッと出てきたじゃないですか!!レンレンも一コマ出演してます。黒髪モブは知らん。モブだし。
>え、横顔なら金髪ホクロいけるんじゃ…みんなスバル大好きすぎじゃないですか!! 近寄り難いというか、少しこわい感じなのか、ハルカみたいな大人しめな感じよりも、相良とか先輩とか今までそういうタイプにしか好かれなさそう。 の方
それ暗に「横顔以外は微妙」って言ってますよね?いやまあそうなんですけど…というか横顔だけでもイケると思ってもらえただけで私にしては上出来です。伊堂寺の顔、カッコよく描くつもり一切ないので…(問題発言)むしろ顔ではなく中身で好きになってもらいたいな~と思うキャラNo.1です!! 昴はストレートな物言いをしがちですし、そういうところが怖いと感じる人はそれなりにいると思います。でもそういう着飾らないところが好きな人は好きでしょうね。相良も多分このタイプの人間は嫌いじゃないです。むしろ好きな方かも。ただ第一印象がこの上なく最悪だっただけで… 先輩は昴と付き合いが長いので彼の性格も扱い方も分かってます。なんかあのワンシーンだけだと力(?)で無理矢理言うこと聞かせてるみたいな印象受けちゃいそうなんですけど、ちゃんと先輩後輩として慕ってますし、お互い気の合う相手だと思ってますよ!でも昴が逆らえない相手なのは確かです(
>なんだかんだでお節介な伊堂寺相良夫婦には、こうして微笑ましくみんなの恋を見守っていてほしい。 の方
いや私版権作品とかでもそのポジションめちゃくちゃ好きなんですよね!!しかもそれ、そのポジション同士は同じ立ち位置というのもあって気が合うというのが鉄則じゃないですか。そこにラブがあろうとなかろうと問答無用で好きになります。断言できる。伊堂寺&相良はええぞ~~~~~~~
>おもちさん
なんてことだ……レンレンの供給が追いつかない……こんなにレンレンファンが増えるなんて計算外だ……… 気を取り直してご質問への回答ですが、双眼鏡はいつ何時どこからでも妹の姿を見つけられるよう常に持ち歩いている説が濃厚です。 クラスは前回更新分でも発覚しましたが葵と同じなので体育祭では同じブロックです。
>もう、これ足元まで二人三脚マリオとルイージにしか見えないんですけど!!!!! の方
作者は「クリスマスカラーだな~」程度にしか思ってなかったんですがこのコメント見てもう配管工ブラザーズにしか見えなくなりました。
>あの、更新分に飛ぶと、黒子のドアップからなんですけど!作者の趣味ですか? そんなことよりあのレンレン登場ありがとうございます。 そしてイケメンの2年黒髪はレンレンの親友ですか? 是非ともレンレン妹に合わせてわちゃわちゃしてほしいです。 の方
仕様です!!!!!!!!!!! 黒髪はレンレンの親友…親…友…?まあクラスメイトではあります。関係については追々判明するかと思うので気長にお待ちくださ~~い!!
>あの黒髪クールな先輩って相良のタイプにほぼ当てはまってません??子供っぽい一面があるかはわかりませんが、というか無機質王子な感じがとてもタイプです。 の方
ビンゴです!!!!!!いやすごい!!!!!!!! 番外編で言ってた相良の理想のタイプ、まさに彼なんですよ。あの理想像の殿方は私自身もそのつもりで似せて描きました。ひっそり伏線回収したんですがまさか気づいていただけるとは……!! ただ本人は表情筋が死んでるのであんな風に微笑むことはほぼ無いです。
以上です!コメントありがとうございました!!
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yumejigen · 4 years ago
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ゆめののゆめの旅
朝起きる。 おはようございます現実。 ええ今。先程の世界は夢であります。 5秒前に一緒にいた彼は虚像です。 彼女も虚像です。 あの温泉も、 遊園地も、神社も、学校も、 虚像です。 頭が痛い。夢から怒られている。 こんにちは地球。 私の名前、夢乃って言います。 夢幻の夢、渦巻銀河の乃で夢乃って書きます。
摩訶不思議なリアリティ。 私はいまたくさんの空想と、現実と、刺激と、思い出とを咀嚼して言葉に置き換えて打ち込んでいるのはいずれすべて忘れてしまう自分ができないから。 今の私はいつもの私ではないけれどいつもの私っていうのは家できなこ棒食べたり打ちひしがれて夢と現実の境目の隙間に挟まりこんでノートにありのままの事書いたりインターネット覗いたりアルバイトしたりここの次元に対する願望にもどかしさ覚えたりで夢見がちなただの普通の女の子という側面俯瞰して。
住んでいるのは西日のひどい9階のマンション。 見えそうで見えない海とスクエアで無機質な建物に囲まれてまるで虚構を見させられている気分です。高層ビルについている赤ライトのあなたの正体も暴けずにいる地球号はいつまで円環を乗せてうたかたの余暇と青春の余韻と憂鬱な群像をさすらっているつもりなのだろう。
マンションのエレベーターを降りて地球にやってきた。 京浜東北線と山手線を乗り継いで街に出る。 楽器のお店とラーメン屋さんと古本屋がひしめいていて男女6人組の学生が段ボールとコンビニで買った飲み物とお菓子を持って歩いている。 彼らの歩いてく方向をすり替えては方向音痴を楽しんでいる。 あの時が懐かしい。ひとり。ひとり。 映画館。美術館。都市の外れのすこし寂しげな場所。工場の煙。乾いたギターの音楽。ひとり。またひとり。憂鬱で楽しい一人歩きの倦怠。
私は毎日を意義のあるものにしようと奔走し結局はなんでもない所に行きついて無感応症の小びとに囁かれるのを待っている。
マズイぞ!マズイぞ、このままじゃ!考えない、考えられない。感じない、感じられない。話せない。聞こえない。映らない。そんないきものになっちまう!
このままじゃお前もここの仲間入り、本の背表紙のタイトルだけ眺めて満足して終わりの人間になってしまう! 嫌だろうそんなのは。もう一度戻りたい。 せめて、せめて立派に感動できるようになりたい。泣いていたい。例え勘違いのペンキで塗り固められた愛だったとしてもそれを世界で一番大切なものとして扱っていたかった。このまま息絶えていく。もっと共有したかったな。
放射状に降り注いできている無感応症の光線はよけてもよけきれない。 分かりました、ええ。言うことを聞きます。夢の中から皆さんと接触のない心臓交信を行うために円盤状のマイクロソフトをこれから頭の中に埋め込みます。分かりました。わかりました。この砂埃の中から這い出た凶暴なブラックホールから飛び逃げた天の川のように流れ落ちていくビー玉の光線を浴びながらこの先へと潜っていきます。
自己嫌悪でできた柔毛に引っかかっているのはマザー・シップ。 保たれているギリギリのホログラムが分解されてしまう前に迷わず飛び込んだ。 これから接触の無い心臓交信をするために長い匿名の船旅が始まろうとしている。
忍び込んだ先の船体の中心であるツタだらけの機長室ではコンピューターになった霊長類がdelete keyを押し続けている。 よく見ると知り合いの女の子。 植物に埋もれた彼女は船長の役目を担っているらしい。 世界中の命ある生物の人生を絶え間なく受信している彼女の動脈には全生命体の知覚が流れ込んでいる。 並行して進む彼女自身の人生はもう僅かで、黎明期の死はあまりにも早い。 知恵熱で生っぽくなったその焦点の合わない瞳を私に向けてこう通告した。
“まだここにいたの まだそこにいたの あなた そこにいるのなら  私に 知識を 頂戴。“
船体の絡まるツタがせり上がって来ては 念力を使って私に通告する。
“いかなる創造も地球から出ることはできない。だけど地球の裏側に忍び込むことが出来るのだよ。そこからは宇宙のバイブレーションを感じることが出来る。それらを円環させていくのが私の、そしてこの旅の使命なのだ。”
ロマンティックな音楽に考えることを放棄して抽出され損ねた意識の残骸がくっついている。 船がマーブル状に溶け合った境界面に着地した。 辺り一面散りばめられた宝物みたいに輝いた銀河に流れる一つの屋形船から広がる波紋が星になったとき天体化した夢うつつな遊泳散歩はとまどう私の短な旅。
このまま吸い込まれたら私も嘘になるかな。 思い返すと私が君と共有していた夢は私のただの思い込みで君の幻影をただ追いかけていただけなのかもしれないな。みんな夢だったのだ。 乱雑に揺らした体が刻んだリズムから発展した焦燥感のせいで自分の視点が窓ガラスの内側にあるのだと気づいた。 あの孤独は何だったのだろう。
広がる穴から
胎内を巡った
乱雑に揺らした体が刻んだリズムから発展した焦燥感
まだ止まらないで まだ消えないで もう少しこの陶酔を続けさせて
文学ハイを教えてくれた唯識者はイデアの恋人
彼の心臓は手のひらにあるから、今は 今は ただつまらない愛なんかを蒸発させて昇華させて打っているだけで自分の思考の塊りを吸い取ってくれる幽覧船のようなもの。
ゆっくりと旋回していく渦の中で変わっていくあなたの色はもう何回染まりなおしていることにお気づきですか。この眼の中には本質が待っているのだろうか。 私を縛り付ける重力から解放させてください。
いよいよ私はこの渦の佳境に飲み込まれるけど、飲み込まれたら最後 私もみんなと同じ幸せを手に入れてさようなら 。 濁流の中でしがみつこうとしたのは分裂した思惑の反素数。
私は生きたい 。
そう思った途端軽くなる身体
ぼんやりとした境界の見えない地平線を目指して漕いでいる時に考えたこと。 ありがとう宇宙飛行士の君、私に落ちてきて愛の惑星にしてくれた。すぐに出発しちゃって、少し淋しかったのだよ。
水面下のいかだはすべてがオートモードで、1世紀だってもたずに朽ちてしまうこんな母船だけれど役割分担で回された鉄パイプの減量バルブの向きに舵を沿わせて漂っている。
行き先はユートピア・・・どこにも存在していない虚構の美しい島。紫色の空と朝日に染めらごれた孤島をパラグライダーに乗りながら眺める。
その日1日の思い出が蜜になる街に着陸。 人々は毎日あくせく働いてたくさんの思い出を作っている 甘い蜜を吸いたくて 新しい 甘い蜜に埋もれたくて そうやって毎日を思い出のために生きている街
ここでは言葉は飾り物で美しければ美しいほど良いとされているから嘘なんてものは存在していなかった。すべてが美しいという訳ではない。
聞いた話によると、この島には時間を行き来する老人が住んでいるらしい。 島に住むその一人の老人を訪ねに行った。
何もわかっていなかった私は老人と対話をすることによって後から理解してその証を記してきた。
三人のブルーズに真理の質問をするヘンリー・カウは行ったり来たりしての粥状の受け皿に乗せられたイメージの墓場を見つめてひとりぶつぶつと呟いている。
“これが具現化するなんて夢のようだ!いやそれも絶望なんじゃないか?比喩化することによってもともとは何の味もないオーガニックに知的操作を行い組み込んで出された排他的衝動で本当はまだ早いその内膜に埋め立てをしているのだからな。
空想で満たされている事をなにも立体装置で再稼働させる必要はない。 そんなことをしたら境界線がすぐそこの浜まで侵入してしまう!私を征服しようなんて無駄な世界観の侵入をするな!ここは私の惑星だ! 引きちぎられた上演の記録されたテープも、嘘みたいなイメージの墓場も、自分でつぶした虫の死骸だって全部愛しい私の宝物だ! ヘンリー・カウは笑い転げて続けた。 招待状は破かれたの。今更それらをコラージュして何になるっていうの?
肉体が邪魔してこの要塞から抜け出せない間に繭の中から顔を覗かした私の中の虫が 私を食らいつくそうとしている!
吐き出した胃酸で溶かされた私の孤独は泣いている。あまりにも醜いフォルムで繁殖を繰り返すその虫たちを私は放ったらかしにしてきた。 私のなかにまだ潜んでいるのなら…飼いならすことはできるのだろうか?
いや、もうとっくに同化が進んでいるみたいだ。 思い返すとあのときほど幸福なものはなかったがね…。 あの時は幸せな残像と個々の住人が遊ぶことができないのをまだ知らなかったんだ。 すべての生物の愛人気取りはもううんざり!私はあの時光をみたのだ…。 いまはこの身を抱きしめること、そして私は私自身のバベルの塔を残りの生涯で創りきらんとしている!シュヴァルの理想宮を超えらんとするために...“)
現実を上書きするためにもう一度。 おじいちゃんがテーブルに置いた腕時計。 その正体を私は知っている。 おじいちゃんがテーブルに腕時計を置いた。 ほんとうにそこのテーブルだったっけ? 私はその腕時計の正体を知っている。 触れてみる。 アラームが鳴った。 “私の評価は夢の外。あなたはここでシャボン玉を吹いていればいいのに。私の評価は夢の外。あなたはそこで空中遊泳してればいいのに。”
私は昨年 おじいちゃんの家で星を見ました.その日の夜は偶然双子座流星群が自己主張する夜で 私は今でも変わらない揺るがない夢をみました。 口渇とした惰性は焦燥感の減退となんらかの因果関係があって、 でもそれは…海と空が凧糸で陸に繋がれた時に約束されていたのだと思います。
ーおはよう火星の犬。 いつまで支離滅裂のカメレオンを演じているつもりかい。 様々な色に染められているから混沌の中を小宇宙の身体預けて浮遊している君を見つけては引き戻すのに苦労したってことは知っているかい。 本当は旅へ出たいのです、なんて寝ぼけ眼で言っていたことは覚えているのかね。 君はもう女になれましたか。 出来損ないの未来志向の自尊心は何かを知ったかのように愛の尊大さに憧れていたようだが、それは狂った時間軸のニア・ミスだってことに気付いたみたいだね。 船旅に随分と揺られていたようだが揺られていたのは幼生の精神も同じのご様子みたいで。 ただ一つ確かなのは、この現実とかって呼称されている、どうしようもないような3次元世界っていうのは思い込みの延長線上にあるっていうこと。 世界の60%は空想で変えることができるから、残り40%を行動で変えればよいのだよ。 つまり君は、君自身で決めることができる。引力は自由に操れる意識に入った。今や月だけにその支配権はあるまい―。“
ある休日の昼下がり 私は部屋の天井のシミが段々と大切なものが溶けていように広がっていく様子をぼんやり見つめて同じようなところをずっと廻っている。
19歳ですべて溶けきってしまうのですか?
未来のあなたによく似た妖精が目の前に現れて北向きをささない羅針盤を手渡した “このコンパスは生命力で動きます 愛へ向かうための生命力なんです。“
“あなたの生命力はどこへむかいますか? あなたの生命力はどんな愛に動きますか?“
世界への侵入経路はすぐそこにあるのに襲われるリアリティから受け取ったその情報量をコントロールしようと描きたいモチーフを選んでいるのにその都度更新が出来なくて大事な標識を見逃している事実に諦念を浮かべたあの孤独の虹は何処へ向かったのだろう。
(ただ地球に、あなたはあなたの道理に合っていますと言われて抱きしめられたい。ヒトの文明の中にいるけれど住所のように連なる界隈になじめずにいて特定の場所を求めていないことを知る。)
あなたの世界で目覚めますように。 また起きなくちゃ また起きなくちゃ 断片的に飛んでいった夢の欠片を探す為に 昔みた夢の地図にフィーリングでぬいつける。また戻って来れるようにって祈りながら。
虹色の光を抜けて海を渡ると言葉の必要ない接触だけの世界に辿り着いた。 ここには重力がない。 ねじ曲げられることはもうないみたいだ。
抜けだした。 ここだった。 みんなこんなところにいたんだね。
花をみてやさしい気持ちになってみたり
摩訶不思議な遊泳体験はいかがでしたか 私はというとあなた方の光りだした世界にカタルシスを感じることができました。
左脳の台頭による理性と感性をつなぐ知性は脱出口を探しています。 純・100パーセントの右脳の時代ではなくなったのです。思春期は終わった。芸術的春ももう過ぎた。
“ あなた、 そこが空洞なのってご存知? どんなに凛とした芯の中も 核の中も マントル覗いてみればなーんにもないただの空洞 まるで私たちみたい
まあ夢先案内人の私には何の関係もないことだけど。入眠前のビジョンだけが私の出せる魔法なの。 みなさんこんな世界でも楽しんでおいでで?“
不特定多数のなかで咲いてしまったその異色の花を私は忘れない 種だった全てのきみたちへ贈ろうとおもう でも君だけになるのはあまりにも不安すぎるから 私は夢から醒めることにしました。 fin
p.s 春の風が暖かい。 地球にやってきた。 くしゃみがやけに出ると思って後頭部を触ったら冷たかった。 髪をちゃんと乾かさないまま外にでちゃったみたい。 電車に乗るまで気が付かなかった。
乗り継ぎのホームで並んでいる人の頭の上に出ているオーラの中で一番感じのいい人の後ろに並んだ。隣で電話をしている女子の会話を盗み聞きする。
“私前衛は好きだけど反芸術には興味ないのよね。私は宇宙に抵抗するのに忙しいの。それに絵を描くのが好きよ。だってキャンバスの中だけだから、自分の好き勝手出来る場所って。”
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trapezist-stage · 11 months ago
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時雷を敢えて踏む/目黒ほのか
みなさんこんにちは!!!
演出部の目黒です。
このブログでは自分の中高時代の話をしてみようと思います。思い出すだけで皮膚がめくり返りそうなくらいソワソワするのですが、腹を括って此処ぞとばかりに振り返ってやります。
自分は宮城県出身です。小中と田舎盆地でのびのび育ったと思いきや、その後仙台という地方都市で洗濯物の様に揉まれ、脱色&色移り&縮みなどを繰り返し、目が回り、決して快活とは言えない高校生活を送ったのですね......コワイ。自分の高校生活を構成していた重要物と言えば、音楽です。音楽が全てのトリガーになっています。
吹奏楽部(中学から)と軽音楽部を兼部していて、トランペットとギターとごくたまにボーカルをやっていました。お陰で高校生活の何処を思い出すにも何かしらの音楽があります。思い出深い曲たちを三つあげてみます。
高一で途中入部したてに出た夏コンの自由曲でした。トランペットは大多数の人が乗り越えるチューニングB♭の上のFの壁を、自分はいつまでも乗り越えられなくて、謙遜なしで下手くそでした。もう不甲斐ないです。下手くそなくせに今になって自分の楽器が欲しくなってきて、何でかってチェットベイカーの真似事がしたいからです懲りないな自分......
椿屋四重奏との衝撃的な出会いはこの一曲がきっかけなのでした......今でも大好きです。大学進学後中田裕二の熱病を生で聴けた時は何にも言えなくてぼうっとしてしまいました。一番好きなバンドはもう揺るがないかもしれない。
組んでいたガールズバンドでオリジナル曲のレコーディングをしたときにお世話になった大人の方が、まさかの椿屋四重奏と対バンしたことがある方で、発狂して騒いで、椿屋四重奏とか椎名林檎とかが好きなんですと喚いていたら、一晩限りの椎名林檎コピバンを組もうと誘ってもらえました。高三の夏です。で、ライブに出ました。ボーカルで、拡声器を持ったり持たなかったりして、幸福論とか月に負け犬とかを歌いました。その時のセトリに茜さす帰路照らされど...も入ってて、特に蜜月抄というアルバムは高一の時に死ぬほど聴き浸かっていたので、なんか、なんかもう死んでもいいな〜と思って、とにかく楽しかったのですね......最近久しぶりに履いたジーンズのポケットから、その日貼らずに持ち帰ったライブパスが出てきて、しっかり日付が書いてあって、もう辞めてくれよ〜となりました。思い出っぽくてダサいけど、一生忘れないと思います。
高校時代はとにかく泣き暮らしていました。行きしな、授業中、教室、学校のトイレ、三者面談、音楽室、部活のレッスン中、ライブハウス、帰りしなの阿武隈急行線、寝る前などなどまあ泣いていました。一回教室の真ん中ではちゃくちゃ号泣したことがあって、幸い放課後で誰もいなかったし入ってこなかったのですが、ティッシュで鼻をかんだら自分の中身はもしかしたら全部鼻水なんじゃないかという気がして、鼻かみティッシュを丸めて教室の後ろのゴミ箱に捨てて出ました。別に気分は晴れなかったけど、気分が晴れなかったことばかり覚えていて、その前後から授業を受けるフリをしてノートの隅や電子辞書のメモ機能にひたすら何かを書いていました。ノート提出があるたびにそれは消しゴムで消され、電子辞書を弟に譲るとなってメモは完全消去されました。それでも高校時代から続いている親しい人たちは消えなくて、今会話する言葉は更新され続けて、大袈裟にそれで生きていられると思うほどです。ナーんてまとまりのない自語りなんだ......センター試験の現代文で恋愛モチーフが出てくると途端に点が取れなくて、高三の夏以降は性自認やセクシュアリティのことで悩んであらゆる交流会に出向いて、ボランティアやったり当事者やアライの方々と出会って話して、何か全部曖昧でいいんじゃんということを学びました。テストはあるんですけど、本当はまあ曖昧でいいんじゃんと思いました。甘ちゃんです。何の話?
これ以上時雷を踏み続けると四肢が爆散してしまいそうなので終わりにします。『クラス』稽古中ですが、色んなトリガーを指差し確認しながら軽やかなステップで跳ね回ろうともがいています。人間がいる〜〜〜お楽しみに!!!
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kusodream · a year ago
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2020年1月の夢
- Tuesday, January 28, 2020 7:00 夢 化粧品を見る。Tがいる。 スプレー、クリームなど ブログを書く。毎日田舎の感じで過ごしてる すかんぽ、ふきなどが生えている 古い新聞に
- Monday, January 27, 2020 7:12 夢 ロシア人女性の住む日本家屋 旋回する感じで見る。暗い。シャワーを借りる。 麻雀牌、将棋盤などでてる。 妊婦なのにタバコ吸っててギャップを感じる。 東屋みたいなところにいるとバイクに乗った青年が手に入る。友人らしい。
- Saturday, January 25, 2020 7:04 夢 マンスーンさんに会う。以前同じアルバイト先で働いていたことが分かっている。名簿にマンスーン と書いてあったので。 突然話しかけてすみません、私も以前〇〇で働いたんです。と言うと「ああ、そうですか。」って感じ。
- Friday, January 24, 2020 6:54 夢 RとR助がいる。 本棚の補修を手伝ってくれる
- Thursday, January 23, 2020 7:05 定食屋行ったら箸がゲイツくんの夢女向けの箸でなにこれ!? ツイッターに載せなきゃ! って思ってツイッター開いたら既にだいぶ話題になってる。って夢だった
入院時の割引
- Tuesday, January 21, 2020 6:57 夢 チケット譲渡に出す 樹里と武田知大がいる舞台を盗撮する。 葉隠ってお菓子を半分に割って窓の外に投げる 可愛い猫を飼ってる人 ものすごい強風にあおられて地下へ逃げたいが、なんか地下街へ繋がってるとこへは行けず、仕方なくくぼみにいる。 一両編成のモノレールみたいなやつに乗る。床がない。電線に触れると即死だとアナウンスされるので必死でつかまる。 青年が通電して発火した話で脅される。停車駅は覚王山。
- Monday, January 20, 2020 6:46 夢 飯島さんの隣の席になっている タイムカードを代わりに押すように言われる ガラクタを選り分けてもらう。 ノートとか細々した金具とか。
お弁当を会社? 学校? で洗い、再び詰め直す メンマ、凍ったままの冷凍餃子等
バンに何人も乗り込んでいてどこかに到着する 頭にきな粉をまぶす子供 そばを捏ねるみたいなでけー鉢にきな粉とわらび餅みたいなお菓子が盛られている。 食べたい子供は裸にさせて頭からきなこをまぶし、10分くらい擦り付けてはじめてお菓子を食べても良いことになっている。何か健康上の信仰から。 上着を勝手に借りてしまう ジッパーが丸い上着
- Sunday, January 19, 2020 7:34 夢 カマキリの炒め物を食べる 口がピリピリする 夜更けにお腹が空いて家を出る 賃貸情報のチラシがある自販機 すぐ戻ってくる 数人で一時的に共同生活しているような感じ。
- Saturday, January 18, 2020 7:23 夢の中でスシ食った スシ屋の人「ゾーン入ってますね。無塩の塩で行ってください」って言ってた
- Saturday, January 18, 2020 7:04 夢 バタービールを作る 5gだけなら牛乳から作ったほうがいい、完成時に5g アイスのメーカーで作ろうとしたらアイスになってしまった ビールに混ぜるとこれはこれでうまい。 カレーができている
- Tuesday, January 14, 2020 7:48 すごいキレイなレストラン見つけたよ〜って言う人に着いて行ったら半地下にピンクの水槽がユラユラしてる店で(なんかラブホみてえだな)と思ったけど言えない夢だった
- Tuesday, January 14, 2020 6:58 夢 地下のバイキング ラブホみたい。ピンクの水ゆらゆら 砂肝とか卵焼き みんな盛り付けきれいね Tさんち 自分だけ座ってなんか見てる ちりとり 紙で手作りしてる トイレ掃除 ぞうのジョウロ
- Tuesday, January 14, 2020 6:58 なんかタイムさんの実家にいる夢見た
- Monday, January 13, 2020 7:14 夢 K。 Kがバリカンで髪を切ってる ポケットティッシュのアルミ箔のやつをもらい、機嫌を直している。 切り株風のコースターを調達する 大学の先輩みたいな雰囲気 食料を調達する 小さいパンはあらかじめ二つに割いて袋に入れておくと後で使いやすいよと親切な先輩からのアドバイスをもらう 板チョコが消えている。Kは見越していたらしく、割ったチョコレートを思わぬところから取り出す。先輩の筆箱から。縦に割ってある。 船室の雰囲気
新し目の和風建築の二階に泊めてもらう。布団がある。ふすまを隔てた隣には二組敷いてあり、誰かが使っている気配。京都の女将風の人がうどんを作ってくれると言う。
- Saturday, January 11, 2020 7:21 夢 エレベーターの機械が一階にある。青いユニット。 それを上にあげたいけどなんか工事してる。
- Friday, January 10, 2020 7:15 夢
家の外壁リフォーム ペットボトルを潰して貼り付ける。 猫が小麦粉ボックスの中にいるので出す。 知らない年配の女性。足跡。 仏間。法要。透明の数珠。wさんもいる。
- Monday, January 6, 2020 6:45 夢 絵本 卵型 志村と木村
赤蛇 山口さん 蟹は生ダメ。 浮気男のカバンをかっぱらい、ドアを開けて中で証拠品を探す。 土間の部屋。 冷蔵庫、自転車 32と36は全然違うやん。
Tさん どくだみ茶作り 浮気女
- Sunday, January 5, 2020 8:28 夢 あんまり良い夢ではない。焦っている感じ。
昨日の夢 はっきり見たのに忘れた。カービィ。
- Friday, January 3, 2020 7:27 夢 Kがいる。いっしょに住んでいる。用事で出かける。おかずを持って戻る。
商店街の入り口。 池で吸血鬼の模型を数種類飼っている。 韓国コスメ売ってる店でDVされている店員。
- Thursday, January 2, 2020 8:57 夢 8時ごろ、関東で地震があったらしい。そういうLINEが来ている。「だから会おう」という旨。 ガロ。 体鍛えまくってる人。 青い階段。
- Wednesday, January 1, 2020 11:32 無理に夢を思い出そうとするとまた寝ちゃうし集中しすぎると耳鳴りがする。
- Wednesday, January 1, 2020 8:57 父の夢 懐かしい場所にみんなで旅行に行き、トイレを探す。広くてレストランのような綺麗なトイレがあり、これは絶対にウォシュレットがある! と扉を開けると、広い個室にポツンと和式便器があり、ああ〜! 違った〜! と落ち込む。
母の夢 見てないらしい。
- Wednesday, January 1, 2020 4:29 夢
怖い感じのエッチな本 体験談 犬木かなこみたいな絵。
二層ある建築物 掘り込んだところを写真撮りながら歩く 外国の感じ オレンジ色
8:26 Gさん 設計について話せそう、 何か広い寝るところ。雑魚寝。 ステンレスのカゴに衣類など詰め、奥の方へ 実は自分のスイッチで電灯を入切できる。私の家なのか? 使える布団が二枚ある。
- Wednesday, January 1, 2020 1:04 12/29夢 久々の同級生に会う。
12/30夢 Nくんち。忘れた。
12/31夢 忘れた。
実家に帰るといつもと環境が違うので忘れる。
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