Tumgik
#2019年新歓公演
xf-2 · 11 months
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入管法改正の国会審議が進む
出入国管理法(入管法)を改正する審議が国会で行われている。これは現行法の穴をついて、ごく少数の外国人犯罪者が日本に長期滞在することをなくす、当然の取り組みだ。犯罪を犯した外国人が日本に難民申請を繰り返して居続けることができる欠陥がある。
出入国在留管理庁の問題説明の文章を読んだ。(「現行入管法の問題点」出入国在留管理庁」)
これを読み、唖然とした。日本人、外国人を問わず、日本に住む人に危険を与える外国人の管理制度が放置されていたのだ。急いでこれを直してほしい。そして、この資料を一読してほしい。普通の常識があったら、この制度を直すのは当然だと思うだろう。ぜひ拡散してほしい。
しかし、メディアと人権活動家、そして立憲民主党の一部(同党の見解は統一されていない)と日本共産党が、法改正への反対運動に狂乱している。問題点を冷静に指摘せず、外国人が可哀想などと感情論を繰り返す。かなり異常な人々だ。日本人の人権が侵害され、その貴重な税金が使われているのに、それを止めようという法改正をなぜ妨害するのか不思議だ。
婦女暴行を繰り返した外国人が、難民申請を繰り返す
私は決して、外国人を差別しろとか、排撃しろとか、外国人を入れるなという異様な発言をしているわけではない。今や日本は、年間約3100万人(2019年)の外国人が押し寄せ、約289万人(2021年末)の人が住む。そうした人たちが、日本のルールに従うなら、日本が好きなら、喜んで歓迎する。
しかし、そのうちごく一部の8万4000人の外国人の違法滞在者がいる。真面目に暮らす外国人に対して、大変迷惑な話だ。そして、日本人にも多くの迷惑をかけている。
週刊新潮は「【入管法改正】立民・石川大我議員が支援 体調不良を訴え仮放免された「スリランカ人男性」が2度も起こしていた「性犯罪」」という記事を報道した。この資料に書かれたらしい人物の異様な行動が詳細に出ている。
記事に書かれたスリランカ人男性は2000年に90日間の短期ビザで来日して違法滞在を続けている。その間に、2回の性犯罪を犯し、2度服役後、21年に6月に3度目の難民認定申請を行っている。そして日本に居続けている。
今は外国人収容施設にいる。その待遇が悪いと、立憲民主党の石川大我衆議院議員はこの男性を支援。またジャーナリストの堀潤氏のネット放送に出演した。堀氏らの呼びかけで、約2万5000人がネット署名で収容中のこの男性の待遇改善を求めたという。この男性の異常な行動を知っているのだろうか。支援する日本人が不気味だ。
送還を拒否するために「難民」と自称する人々
資料に掲載されているが、難民認定制度の濫用の疑いがある行為には、次の例がある。
▼不法入国後に「殺人」「入管法違反」により、懲役12年の実刑判決を受けた後、 服役後難民認定申請を行い、現在2回目審査中。
▼正規在留中の「恐喝等」により、懲役2年6月の実刑判決。その後に、仮放免許可後に「強姦」により、懲役5年の実刑判決。受刑中に「傷害公務執行妨害」により、懲役1年2月の実刑判決。その受刑中に難民認定申請を繰り返し、現在4回目の審査中。
▼正規在留中の「強姦致傷等」により、懲役5年6月の実刑判決を受け、刑務所出所後に2回の難民認定申請を行い現在審査中。
こんな例が他にも数多くあるという。(表1)
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本国への送還を拒否する外国人(送還忌避者)は昨年3224人いるが、そのうち前科を持つものが1133人いる。さらに忌避者のうち1629人、前科をもつもののうち424人が難民申請をしているという。そして犯罪者の割合が、あまりにも高率だ。懲役7年以上の服役者が98人も、さらに薬物犯、殺人、性犯罪、強盗などの前科者だらけだ。彼らが日本に居座り、日本国民の税金を使った収容施設で生活している。(表2)
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日本では難民申請が、犯罪者の日本滞在の理由に使われているようだ。殺人犯や婦女暴行犯が、その制度を使って日本に居残っているのは恐ろしいことだ。
難民として認定されれば、将来の日本国籍取得、日本国民とほぼ同等の公的サービスが可能となる。ただ、当然ながらなかなか認定されない。それよりも大半は、帰国を伸ばそうとする意図があるようだ。
仮放免制度を悪用する一部外国人
さらに帰るにしても、航空機内で、あばれ抵抗する人たちがいて帰らせられない人がいる。(表3)またイランなどは、麻薬犯などを自国に受け入れない措置をしている。日本の出入国在留管理庁の職員らも大変だ。
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入管への長期収容を避けるために、また収容可能者数が限られるために、「仮放免」という手段がある。身元保証をした上で、収容施設の外での生活を認める制度だ。原則、病気などの特別な事情がある場合に限られる。これは就業は認められない。また一定の要件の下で就業が認められる「仮滞在」という資格がある。ところがその仮放免者、仮滞在者が犯罪を犯したり、逃亡して行方不明になってしまう例がある。
逃してしまっても身元保証人は道義的責任があっても、法的責任は負わない。その保障する外国人が大量に逃亡している弁護士、支援者がいる。280人の身元を保証しているのに、そのうち80人が逃亡した弁護士もいる。(表4)
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もちろんこの制度に関わる弁護士も支援者も善意の人が大半だろう。しかし中には無責任に引き受けている人もいるようだ。弁護士の身元引受保障の代金は20万〜40万円とされる。
また、これまでの記事で示したように、トルコ系クルド人は、最初から、この仮放免、仮滞在を狙って日本に来る。彼らはトルコのパスポートで来日し、トルコに迫害を受けると難民申請をする。最初から、親族の解体業や、産廃業で安い賃金で働くことが決まっているらしい。そして埼玉県南部に集住し、住民とトラブルになっている。
日本人の人権が侵害され、「本物の」難民が救われない
こうした制度の欠陥によって、制度が混乱して本当に救済の必要な難民を救えなくなっている。また無秩序な事実上の移民、犯罪者の流入を認めることになる。それによって、日本に住む人の人権が侵害される。この問題を、政治家も人権活動家もメディアも真剣に受け止めていない。
こうした問題の解決は、偽装難民、もしくは難民と認められない人に、早急に帰国してもらうしかない。今回の法改正では、そうした外国人に(まだ不十分だが)早く帰国してもらうための改革だ。申請の回数(原案は原則2回)を制限し、収容した人を早期に帰国させる仕組みにするという。また犯罪者は、難民が申請できなくなる。(他の論点もあるが省略する。)
難民であるとの申請回数の制限は、どの先進国でも行なっている。またどの国も国外退去の命令違反では、刑事罰や罰金刑が外国人に課せられる。日本にはない。英国は偽装難民を怖がらせるために、収容所をアフリカ南部のルワンダに置いてもらい、そこに難民を放逐する法案を今審議中という。日本も、偽装難民には厳しい国にするべきだ。もし日本に暮らしたいなら、正当な手続きに沿って、正規の手続きで住めば良い。救済の制度を別途設ける必要はない。
こうした法律の是正は当然だし、今までしなかったのは行政と国会の怠慢だ。そして、このようなことに強い反対をする人々がいるのは理解に苦しむ。
私は、外国人犯罪者や法の隙間を突いて滞在するルール破りのずるい外国人に、日本にはいてほしくない。お断りだ。そしてごく一部であると信じたい。本当に救いの必要な難民を助け、また私たち日本人と共生できる外国人は歓迎する。そうした「守るべき人を守る」ために、今回の法改正を早急に行なってほしい。
石井孝明 経済記者 with ENERGY運営 ツイッター:@ishiitakaaki メール:[email protected]
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katsuyukihama · 1 year
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 軍事衛星は脳波を利用して監視している。特許あり。
 MRI技術(生体信号を電磁波で取る)によって回収できる脳波から思考の解読ができたり目の映像が再現できるのは何度も報道されている。
 MRIについては思考の解読記事が多く確認できる(思考 MRI などで検索していただければ分かる)。2022年10月27日の翻訳記事などでは16時間のAI学習によって人間の思考がかなり正確に解読できたというものもある。
 現在、医療で用いられる技術に生体信号計測があるが、これらはマイクロ波レーダー(軍事レーダー)技術の応用とされている。(マイクロ波は電磁波の一種) ところで軍事技術として合成開口レーダーというマイクロ波レーダーがあり、これは生体信号のおかげで室内に人がいても監視できるのでこのレーダーで世界は監視されている。(軍事衛星から)(格納機内の航空機なども見える。成田悠輔の著書22世紀の民主主義でも米軍は世界の戦車航空機全てリアルタイムで監視していると。人間も生体信号があるので全員監視は容易だ。)
 この応用技術として米軍特許3951134号が出ており、脳波の解読に米軍は50年以上前成功している。中国も実用化しており、国民の思考は監視下にあると中国の警察が2019年に漏らしてしまった。(24時間、人の声が聞こえる 中国当局によるエレクトロニックハラスメントの恐怖 エキサイトニュース 2020年9月11日)
 世界は、脳波により、目の映像や、思考などが軍事衛星からのマイクロ波レーダーで監視下にある。東京大学卒イノイリ大学院卒の小池誠弁理士もこの事実を告発している。 これらの応用技術として、マイクロ波で生体信号に介入できる。CIA、MI5からはこれらの内部告発が出ている(エレクトロニックハラスメントのウィキペディア内参照)。中国の人民解放軍も脳波をジャックして人ごと操るという目標を掲げている。池上彰などもテレビでこれらを紹介し中国は欧米の後追いの研究をしているのだとした(防衛省の機関 防衛研究所資料 NIDSコメンタリー177号 4ページ目など参照)。この点、どうやって個人をピンポイントで狙えるかという疑問もあろうがスター・ウォーズ計画と称して音速で飛翔するミサイルを捕捉追尾しレーダーで撃ち落とす試みをしていたのは40年も前の話である。地表の個人はもっと容易い。
 マイクロ波は閾値を超えると音声になる(マイクロ波聴覚効果として知られ1960年代に幻聴の特許が出ている)。これらの技術は幻聴、幻覚兵器として応用されている。内部告発者たちは、精神病院をゴールにした暗殺を資本主義社会は繰り広げているとしている。
 この世界は、人工衛星とマイクロ波レーダー技術による、監視と暗殺のシステムが確立している 軍事技術は民間技術の数十年先を行くとされる。ミサイルはマッハ20などで飛び宇宙に無数の衛星が飛ぶ。携帯電話は1940年代の軍事技術。インターネットは1960年代アメリカ国防省軍事用ネットワークが起源だ。pcもアラン・チューリングが戦前にナチスの暗号解読に作ったものが前身である。我々は軍事技術で脳波を回収されて一生を送る。中国もアメリカも回収した信号を破棄しない。 テロ対策を口実に反体制派を狩る監視システムとして親米政権にばら撒かれたエックスキースコア(スノーデンが内部告発)の上のシステムに脳波の監視システム暗殺システムが存在する。人は信じたくないものは信じない。しかし、技術も、漏れ出たニュースもある。それでは、納得できるように、この技術が用いられ隠される思想的背景について論じよう。
 MIT教授チョムスキーは1970年代から支配者層の敵は自国民であって外敵などではないと主張。1991年にイタリア大統領がグラディオ作戦という名称で自国で共産主義者のふりをしてテロなどすれば支持率が上がるとしてCIAとNATOがテロを自演してきたと告発し辞任。代表は1980年のボローニャ駅爆破テロで85人の死者を出した。日本でも菅生事件など公安警察が自演でダイナマイトテロを起こし共産党員を冤罪で逮捕した。世界中に偽旗作戦と呼ばれる自演テロが歴史上存在する。バレてしまったものだけが歴史に刻まれてる。
 未来の予言書とまで評された1949年出版のジョージオーウェル1984には、現代の戦争は外敵と戦うのではなく自国民が敵になり支配者が支配構造維持のために自国民の感情をコントロールするものになると。(落選する事が一番怖い人には当然の事だろう。選挙権を与えた日から自国民が支配者層の敵だ)
 現代社会は学校で思考体系をコントロールされ、メディアを通じ情報をコントロールされて成立している。オペレーションモッキンバードという英語版ウィキペディアでCIAの記者買収作戦が。官房機密費問題で日本の記者とコメンテーター買収が確認できる。
 学校については米国では保護者が子供が国に都合のいい人間になるように洗脳されていると社会運動が(自民党の杉田水脈が教育機関は洗脳機関。麻生太郎が学校はライン工を作る為に作ったと発言し2022年11月2人で炎上している。20世紀最高の哲学者の一人とされるフーコーも学校は自発的服従する人間の製造機関と)。英国では記者が買収される世界の情報など信じられないとメディア信頼度は10%台だ。欧米ではメディアも政府も信頼度が低い(オーウェルはソ連批判の書、動物農場の序文でメディアが支配者層に牛耳られている英国もソ連と大差はないと書いていたが検閲で削除されていた。30年後に発見され一部の本には載っている)。
 世界中の諜報機関はペガサスというスパイウェアなどで、野党、買収に応じない記者、活動家を見張っている。これらは昔から存在し、アメリカはコインテルプロという名称で自国民の反体制派の監視と暗殺を行ってきた。 テロを自演してでも支持率に繋げたかった政府がテロ対策で監視システムを作るのだろうか。麻生太郎は北朝鮮のお陰(軍事挑発)で選挙に勝てたと発言して炎上し、ただの本音で失言とは言わないと池上彰に一蹴された。
 現在の日本にも脳波の監視と暗殺のシステムが存在する。エックスキースコア同様にこれらのシステムも渡されている。親米政権の存続維持のために。反米政権はそれがどんな体制だろうが大国の援護がない場合は全て言いがかりで滅ぼされている(チョムスキーなどもこの反米政権の末路を指摘している)。反米政権には軍隊を、親米政権には体制維持の監視と暗殺を。
 エックスキースコアとは通話、検索履歴、チャット、メール、ワード文書など大企業全てに情報提供させ、全てを一元管理、保存した監視網である。 安倍総理と暴力団関連報道(祖父の岸信介はアイク歓迎実行委員会と称して暴力団員に左翼を襲撃させていた)などでもわかるように、こういった組織相手には使わない謎の監視網。マル暴の警官は本気で暴力団と戦っているだろうが。。。世界ではマフィアと政治家は仲良しである。世界中で監視されるのは、何者か。暗殺兵器の内部告発者たちは何を殺すと言っているのだろう。反体制派を狩るコインテルプロが答えだろう。全体像が見えない場合、本気で戦っている下部組織があれば目眩ましになる。
 何度も繰り返すが、この世界は脳波すら支配下にして暗殺と監視がある。中国では既に報道が。何でも危険なら禁止条約を結んだこの世界で脳波関連だけが黙殺されている。答えは世界中の悪用だろう。プーチンもブッシュファミリーも北の将軍も安倍一族も、自国民の動向一つで無職のおじさんだ。外国より自国民を監視したい。
 エックスキースコアの方は近年使われた疑いが濃厚なニュースがある。モリカケ問題で内部告発した官僚前川喜平は、告発記事が文春に掲載される直前に読売新聞に出会い系バーに通った過去があると報道された。弁護士など有識者は読売の情報源はどこだと読売を徹底批判した。ところで読売新聞はCIAのエージェント正力が創業したメディアとして有名であり、正力はCIAから多額の資金を受け取っていた。チョムスキーは国は暗殺する機関だがいろんなケースがあると。例えば、マサチューセッツ工科大学教授の僕が本当のこと話して殺したら逆効果でしょと。前川喜平は下半身を記事にして消された。
 テロ対策を口実に作った監視網で内調は与党のライバル政治家のゴシップやアラ探しをしていたと小谷賢氏が語っている。
投稿者 濱崎克幸 浜崎克幸
禁止条約を作る社会運動をしたいです
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池上彰は記憶から思考を取り出すステージだとそして中国は世界の真似だろうと。早急な法規制 禁止条約が必要であるPDFは防衛省機関
特開2007-195779
 サイトは特許庁一例 東芝 脳波から映像思考の解読企業から多数出願 軍事レベルのAIならもっと上だ
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weavejapan · 16 days
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Acle / yubiori split album "under a cloud" interview
2024/2/15(木) 20:00~ 横浜某所
Acleからは、カイセイと、リョウスケ。yubioriからはジミーとハセコーの各バンド2名ずつに集まってもらい、個人的に気になっている部分を中心に、これまでの各バンドの歴史や、どういった感覚でバンド活動を行っているのか。
そういったバンドの内面や、メンバーのキャラクターが伝わるような記事に出来ればと思いインタビューを行いました!
2バンドでの全12公演の長いツアーになるので、インタビューを読んでもらい各地での公演がより一層盛り上がればと考えています。
スプリットアルバム"under a cloud"のfurther platonicsからのリリースに関しては小高も一枚噛んでいる為、僭越ながらインタビュアーとして登壇しています!
初めてのインタビューということで、加減がわからず、超大作になっていますので最後までよろしくお願いします。
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●バンド結成の経緯
小高  : yubioriからバンド結成の経緯を教えてもらえますか。
ジミー : 大学は、神奈川大学っていうところでサークルに入っていて、もともとやってたエターナル17才ってバンドがあったんですが、それが全然穿つが上がらなくて。友達とかは遊びに来てくれるけど、もう全然誰からも見向きもされないし。
基本無視されてたから、何とかなんねーかなと思っていたら、バイト先の後輩だった長谷川(ハセコー)が、いつだったかバイト終わりに "ジミーさん俺とバンドやらなかったら死ぬ時、後悔しますよ。"って言ってきて。
そうだなーと思いつつ、いつかはやりたいなと思っていたんです。
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小高 : バイト先ってあのサンクス※?
※小高が当時勤務していた事業所の最寄りのサンクス。ジミーがバイトしており当時面識はなかった為、声をかけることはなかったがエターナル17歳のやつだとは思っていた。言われてみればハセコーっぽいやつを見た気がしなくもない。
ジミー : そうです。そうです。
小高 : サークルも一緒だし、バイト先も一緒って、ジミーをすごく慕ってたってこと?
ハセコー : 別に慕ってた先輩ではなく、バイト先に無理やり入れさせられた感じです。サークルは新歓で、And Protectorのコピバンをやってて、入ろうと思った。
その後もbachoのコピバンとかやってたりして。
ジミー : 俺、大学生の時ずっとbachoのパーカー着てて。あのbacho FROM LOCAL TO WORLDって書いてあるやつ。APとか、三島で一緒にやれるし、まだ公開されてないけどbachoとも対バン決まってて。
出会いや、仲良くなるきっかけになったバンドと一緒にできるようになってきて。
小高 : 熱いね。
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ジミー : で、大学1年くらいから、大学の友達が高校時代にやってたバンドでギターを弾いてた阿左美と仲良くなっていて。
お互いのバンド観に行ったり、自分のバンドをサポートしてもらったり。趣味も合ったので、阿左美とも一緒にやりたいと思っていたんです。
俺の中で、バンドは4人だったんだけど、一緒にやりたいギターが2人いるからどうしようか悩んでいて。SUMMERMANとかrem time rem timeも5人で、かっこいいバンドがいるからと思って、やるしかねえと。
最初スタジオに、俺、ハセコー、阿左美、堀田(kurayamisaka)、はっせ(ジミーの友達)の5人でオリーブ※ に入って。阿左美が作ってきたデモをコピーしたりして、楽しいねとか言って遊んでた。
これがやりたくてやったとか、特に何の野望もなく、こいつとバンドやりたいからで始まった感じです。
※ASPARAGUS, MONOEYESのDrums一瀬さんが経営する横浜天王町にあるスタジオStudio Olive。
小高 : それがいつくらい?
ジミー : yubioriやろう。ってなったのが2019年ですかね。
小高 : Acleの結成はどんな感じですか?
カイセイ : 大学1年の時に軽音部の新歓の花見があって、新入生が集められて喋るんですけど俺、マジでコミュ障で。端っこにいたら、サギが絡んできて。
オリジナルやったことある?って聞かれて。あるって言ったら俺めっちゃやりたいんだよね。って感じで組んだ感じです。
最初大学は実家から通ってたんで、その頃からずっと、サギが俺んち泊まれよ。みたいな。
ジミー : 今からすると意外だね。
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カイセイ : で、スタジオ使いたい放題だからほぼ毎日2人でスタジオに入ってて。そんな仲良くなかった先輩をベースで入れて、学祭を目指して活動してました。
バンド名は部活で一番慕ってたハッシー(Runhero, Cityspeak ex.sheep_she) っていう先輩と飲んでた時にお前みたいなどうしょもないやつでも"あくる日"が来るんだよ。みたいなことを言われて。
そこから"アクル"なんですが、ローマ字でAkuruという名前でやってて。サギはダサいって言ってたけど、俺は貫き通そうと思って。
ただ大学2年でその先輩が抜けて、同期でバンド組みたいなと思って。ドラムをやってたヒデキ(元ベース)にノリでお前ベース買っちゃえ。みたな感じでベース買ってもらって。
で、その後に、リキ(元ギター)が入るんですが、音楽詳しいし、先輩とも仲良くてそもそもギターもうまいし、同期の中でもちょっとずば抜けてたんですがなんかのタイミングでリキから、Acleのスタジオ覗きに行きたいみたいな話があって三人の曲作りしてるのを見に来て、即決で入ったんですよね。
ジミー : いいなあ。そんなのなかったなあ。憧れだなあ。
カイセイ : 大学時代にOBの活動とかを見てて、音源出したりしたいなと思って。一応そこまでは在学中に出来たんですけど、その後、サギはやりたいことあって、カナダに行っちゃって。他のメンバーは就職したけど、サギが帰ってくる前に2人からバンド辞めたいと言われてしまい、横浜で一人号泣してました(笑)
大学の後輩入れてみたりしたけど、3か月くらいで辞めちゃって。で、今のメンバー(トウジョウ、リョウスケ)はジミーが繋いでくれたんです。
小高 : ジミーとカイセイはもうその頃から連絡とってたんだね。
ジミー : yubioriを1年くらいやってた頃に、トウジョウに俺の友達にAcleってバンドがいるんだけどスタジオ入ってみない?って聞いたら "え、やります。"って即決で。知ってたのかな。
カイセイ : とりあえず、三人で会うってなって。
渋谷で、ジミーが道玄坂でFog(Cling to The Pastという作品に収録されているAcleの曲)大熱唱しながら"これだよ!これ!お前やるんだ。これ!組め、組め!"とかって言ってw
ジミー : 友達と友達が繋がるの嬉しいと思うタイプなので。
ハセコー : トウジョウっぽいジャンルじゃないけどね。
カイセイ : で、スタジオ入った感じも良かったし、そういうジャンルはこれから教えてあげればいいかなって。
小高 : え、トウジョウはAcleが先なの?
ジミー : そうですね。
yubioriはコロナが始まったくらいの時にはっせ(結成当時のベース)とスタジオ終わりに俺がめっちゃ喧嘩して、抜けちゃって。
Littlesense※ のレコーディングが決まってて、曲も出来てるけど、弾ける人がいなくて。
Acleにプッシュした手前、声かけづらかったけど、トウジョウとカイセイに電話して。とりあえずサポートでやってもらって、リリースが終わってから正式にお願いして入ってもらった感じです。
※横浜のwithout, Kanariの近野と、Haiki, Anorak!の加藤の2人で活動している。@littlesense_jp
2021年にコンピレーションアルバム Bridgeをデジタルリリースした。yubioriはこのアルバムに"ギター"で参加。
小高 : なるほどね。Acleにリョウスケが参加した下りは?
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リョウスケ : ほんとに急な話で、終演後のB.B.Streetに何となく遊びに行ったんです。そしたら、そこにべろんべろんのジミーがいて。"リョウスケさんじゃないっすか!Acleやるんすよね!?"みたいな感じで絡まれて。
ほんとに初耳で、多分これ事故ってるよ。って話したらジミーがどんどん青ざめていって。
ジミー : (笑)
リョウスケ : どうやらカイセイがジミーと萌葉(herveil) の2人にだけ、ベースに俺を誘おうかなって話していたらしく。その、2人しかいない内の1人が、本人に盛大にゲロったので、俺も事実を知り。
当時herveilは動き始めてたので、まずはメンバーに話すべきだと思い、Acleは大学の後輩だし止まってほしくなかったので、手伝うことになると思う。というのを萌葉に言ったら、それ知ってます。って言われて。
その後、満を持してカイセイからすげーかしこまったLINEが来て。 電話いいすかって。カイセイは"あのー。。。" とかって、電話ですごく言葉を選んでいて迷ってる様子だったんですけど、いや、大体知ってるからいいよ。って。
カイセイ : 一気に恥ずかしくなる(笑)
リョウスケ : 当時は俺も複数のバンドをやるっていう事自体が初めてだったから。出来るかわからないし、バンドを止めないように手伝うけど責任は取れないから、サポートで引き続きメンバーは探してほしい。って話をしたんですけど。
でも、まったくメンバー探さないんですよ。で、スタジオに入るんですけど、こいつら変なプライドがあって、身内でもサポートからスタジオ代は絶対に取らないんです。
カイセイ : それは普通でしょ。
リョウスケ : でも、目の前で金の貸し借りするんですよ。
一同 : (爆笑)
ジミー : 後輩達がな(笑)
カイセイ : それは作戦(笑) 作戦だよ。作戦。
リョウスケ : で、スタジオ終わりに、スタジオ代相当の酒をおごり。。
カイセイ : だったら入ったほうがいいんじゃないっていう(笑) 俺とサギの完全な悪ノリが出てて。
リョウスケ : メンバーも全然探さないし、じゃあもうやるよ。って押し負けるようにメンバーになりました。
カイセイ : って感じで今のメンバーが固まったんですが、当時はトウジョウは全然知らないし、リョウスケさんは普通に先輩だしで。
ジミー : 最初どう接していいかみたいな話してたよな(笑)
●メンバーを共有している部分で思う事など
小高 : メンバーを共有していることで感じている良い部分や、気になっている部分はありますか?メンバーが複数のバンドをやるということなどに関しても。
リョウスケ : バンドの規模感的にもyubioriの予定が決まってて、Acleにお誘いが来た時には"もう、その月きついっす。" ってことが結構あって。そこで俺とカイセイは結構悶々としてました。
ジミー : サラリーマンバンドのあれだよね。
カイセイ : 平日は無いようなもんだからね。
小高 : 最近はバンドを複数やってる人って多いし、世代的にもそういうのが当たり前みたいな感覚を持ってるのかなって思ってたんだけど、どう?ハセコーも別でやってる?
ハセコー : エルモア・スコッティーズってのをたまにやってます。
エルモア・スコッティーズ(@ellemoiscotties)さん / X (twitter.com)
小高 : あ、やってるんだ。バンドの比重というか、バランス感的にどうなのかね。曲作るから、ジミーや、カイセイは難しいか。
ジミー : マインド的にやりたいと思った時期もあったけど、ごっちゃになるからなあ。歌いたいことは基本的には一つで、そのが軸にあって。
それがちょっと分かれて、寄り道したりして、いろんな曲があるけど。結局、yubioriの曲を通して聴いたら、言ってることって一個だと思っていて。それを複数のバンドでやるのは無理だなあと。
音楽的にやりたいことはあんまりないから、詩を書く人として言いたいことが一個しかないから、一個しかできないんだなと自分は思いますね。
カイセイ : 俺は、もう一個組もうって話は今してて、Acleは歌詞がもうノンフィクションだから、根本はジミーと変わらないけどフィクションだったら、別のバンドもできるかもとは思っていて、それだったら面白いかなあ。と。
リョウスケ : メインでAcleがあって、ガス抜きって意味でもいいのかも?
ジミー : まあ、俺としてはまずしっかりAcleやれよって思うけどな(笑)
メンバーを共有しているという意味では、規模感的に俺らのほうが先にスケジュール決まっちゃうからそういう面では申し訳ないところはあるかな。
カイセイ : ただ、今回のスプリットに関してツアーが本当に回りやすい。
ジミー : シゲとトウジョウに頑張ってもらう感じで。
リョウスケ : 阿左美もどういうモチベーションでやってるのか聞いてみたいな。
●スプリットを出すことにした経緯
小高 : スプリットを出すことにした経緯を聞きたいんだけどそもそもバンド同士の出会いは、どうだったの?カイセイとジミーは古そうだけど、昔から親交はあった感じ?
ジミー : 関東学院と神大で、BAYSIDE CORD※っていう合同ライブをやっていて一年の時にカイセイとそこでちょっと話して、こういう人がいるんだ。ってなったんですが。
そもそも元Acleのギターのリキと俺の地元が一緒で、お互いに吹奏楽をやっていて顔見知りみたいな感じで。
※関東学院大学軽音楽部、神奈川大学ポピュラー音楽部、桜美林大学フォークソング研究会、東洋大学FFAの4大学が合同で横浜音楽シーンの活性化を目的としライブハウスで行われるイベント。
カイセイ : それもすごいよね。
ジミー : リキが中学の時にやってたバンドに俺は誘われたりしてて。吹奏楽やるからって断ったんだけど。
小高 : 繋がってるね。出会いは大学時代で、今回のスプリットはどちらから、どういうタイミングで話を持ちかけたの?
リョウスケ : それもジミーが持ちかけたんじゃない? 23年の年始? 夏?
ジミー : なんも覚えてない(笑) けど23年はありえないから22年かな?ずっと昔から口約束みたいな感じでカイセイとはスプリット出せたらいいよねって話はしてて。
俺、思ったことをすぐ口に出すから、他の人に話していたのが混同して、わけわからなくなってきて。あれ?Acleとスプリット出す話してたよな!よし、やろうになったんだと思う(笑)
まあ、やりたい気持ちはずっとあったんで。
Twitterにも書いたけど最初にAcleを見た時にすごいなと思ったし、純粋にかっこいいなと思っていて。
これ、Acleが出るべきだろっていうイベントにAcleがいないとかってのも納得できなかったし。
で、yubioriが少しづついい感じになってきた時にフックアップできないかなと思って、大好きなバンドとスプリット出すのは意味があると思って声を掛けました。
メンバーに相談したら、即決。満場一致で決まった感じです。
リョウスケ : くすぶってる俺らに、こうでもしねーとお前らやらねーだろって引っ張り上げてくれた感じ。
ジミー : ただ、この感じを上からとかって勘違いしてもらいたくないのは俺達自身が近野さん(without, Kanari)、加藤さん(Haiki, Anorak!)がLittlesenseでコンピを出すって話の中で一曲録ってくれよ。って言ってくれて録ってなければ、当然今のyubioriの活動も無くて。
そういう誰かからもらったきっかけって、誰かに返すべきで。それをAcleに渡したイメージです。
ホントに全然上からとかじゃなく。ぶっちゃけAcleのが公開後のサブスクは再生されてるんですよ(笑)
フックアップしてやるって気持ちもあるけど、普通にAcleを尊敬しているし、個人的には、あやかりたい部分もある。
小高 : カイセイはそれどう思ってたの?
ジミー : また適当なこと言ってんなって? 
カイセイ : いいの?俺らで。という想いはありましたね。yubioriの知名度も出てきていたし、そんな中で半信半疑で。また言ってるよ。とは思ってた。yubioriすごいなって思ってたので、自分が相手になるのは正直自信がなかった。
まあ、そのおかげでちゃんと動き出せてる部分はあるよ。
ジミー : 確かにレコーディングの時に言ってたよね。俺らからしたら全然そんなことなかったけど。
カイセイ : それを直接言ってくれたのは救いよね。そのおかげでまたちゃんと動き出しているわけだし。
ジミー : 俺の計画どおりにいって良かったなと思った(笑)
リョウスケ : 今回、スプリットの話になって、yubioriのバンド運営を間近で見て俺はメンバー全員の同意を得てからじゃないと動けないけど、ジミーはこうするからね。で動くパワーが凄くてそういうのを目の当たりにして。全然違うなと。
ジミー : それは何かと言ったら、信頼だと思っていて。俺がメンバーのことを信頼してなかったらやるからね。なんて言えないし。
皆が俺のことを信頼してなかったら付いてこないと思うし。そこはそうするしかなくて、そうじゃないとサラリーマン5人の予定なんて合わないよ。
無理させてる部分はあるかもだけど、同じ船に乗ってしまったんだから、すまんけど頼むわ。って。
ハセコー : いやなら辞めるし、バンド辞めないからやってるけど。
ジミー : 結局みんな俺のこと好きだし、バンド好きだから辞めないっしょって。特に長谷川に関しては、こいつだけは付いてくると思ってる(笑)
ハセコー : 皆ゴルフとか、土日のカラオケとかはまりだすけど、全くホントに興味が持てない。
カイセイ : わかるよ。そうなんだよ。他に何してるかわからない。バンドか酒しかない。
ハセコー : 草野球やってる感じと変わらない。
ジミー : それを観に来てくれるお客さんがいるか、どうか。
ハセコー : 草野球をやる感覚でバンドをやってる。草野球チームにファンがいたり、サブスクで聞けるかの違いくらい。Youtube配信を見ている人がいるかとか。
みんな俺らの先輩はオリーブでやっていて、めっちゃ草野球感があって。すげー曲やってんのに、そんなに。そこで完結してる感じで、周りに仲間がいて。
ホント、オリーブの感じを広範囲的に広げていきたい。
ジミー : 良いこと言ったからもういいよ。上がっていいよ。
カイセイ : バイトかよ(笑)
リョウスケ : 東京ドームで草野球やりたい。みたいな?
ジミー : 出来ればそこは横浜スタジアムって言ってほしかったな!
ハセコー : うん。ヤジ飛ばしても、何してもいい。
 ●ツアー初日を終えて
小高 : ツアー初日を終えての感想はどうですか? もっと最初に聞くべきだったけど(笑)
ジミー :  これ乾杯の後にいうやつっすよ(笑)
リョウスケ : とりあえず、もう一回乾杯しましょう。
小高 : じゃあ仕切り直して、どうでしたかツアー初日は。
カイセイ : 俺はねえ。(すごく溜めてから)感動したね。
リョウスケ : あっさくない?(笑)
カイセイ : 初めてあんなにたくさんの人の前でライブをして、やっててよかったなと思ってる。この8年見たら、色々あったけど、やっててよかったなあ。って、ほんと終始楽しくて笑ってたっす。
リョウスケ : (カイセイが)ずっと楽しい顔していたのが俺は結構よかった。
カイセイ : 泣くとかじゃなくて、ほんと楽しくて10代からのこれがやりたかった。が出来た。家帰ってほんとやったんだよなあ。って、寝れなかった。
ハセコー : 昼まで飲んでたから寝れるだろ(笑)
カイセイ : 家帰って、昼くらいから寝てないのよ。
ハセコー : 月曜いけたの?
カイセイ : 行ったよ。
リョウスケ : ライブは土曜で、日曜の昼12時まで打ち上げやってた。
カイセイ : 日曜夜まで寝れなかった(笑)
ハセコー : スゴ。
カイセイ : ジミーとか阿左美がツイッターに書いてたから、俺も寝れないから書いたんだけど、消しちゃった。(笑)
俺、気持ち悪いじゃんって思っちゃって。。。(笑)
ハセコー : 陰王じゃん。
ジミー : 陰キャの王で陰王す。 
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カイセイ : どっか知らないところで、なんか思われたらやだなって(笑)まあ、あのライブでやっぱり、やってくぞとなったっすよね。
yubioriとこう、並んでやっていきたい。正直差はあって、cinema staffとは出来ないけど。並んでやっていきたい。というのは思った。
小高 : yubiori側はどうでした?
ジミー : ああ、また始まってしまったっていう気持ちはあります。ツアーが。何かが、始まってしまった感じ。いい意味でもあるし、しんどさとか、不安もあって。
カイセイ : もう経験してるからね。
ジミー : ライブに関してはカイセイと同じく嬉しくて。ちょっと飛ばしすぎてやらかしかけてました。
リハから舞い上がっていた気はしてて、ライブ前はいつもだけど、不安でイライラもしてた。そんな感じでリハがいい感じにできなくて。
来てくれた人には申し訳ないけど、100点は付けられなかったかもしれない。ほんとお客さんに助けてもらった。
ハセコー : まだいけるというライブだった。
ジミー : 自分のライブとしてはもうちょっとできたかなと。そんなのないんだけどね。それが実力だから。
俺の好きな落合監督の言葉で、もっと出来たとかやれたとかはない。今年の成績が今の実力だ。って。
ライブもレックも同じ。
リョウスケ : yubioriのセトリが、秋燕から鳥籠で終わったよね?珍しく不気味な終わり方するなと思った。
カイセイ : なんでこのセトリにしたの?
ジミー : 悲しみを集めてを最後にやろうと思って直前にハセコーと話してAnorak!のライブ見て決めよう。やばかったらやって、負けを認めて道化です。ってやろうとおもったけど。
自分たちのやりたいことってこういうことだよ。暴れたいだけじゃないんだよ。ってのを出したかったかな。
でも当日の雰囲気みて、Acleがめちゃくちゃになった後にやったらいいかなと思って、ハセコーに相談した。けど今日はいいっす。って。
ハセコー : 俺は意地悪っす。カイセイへの。まあ、そういう終わり方をしてみたかった。大団円的な終わり方は少し飽きてきたっていうか。
お客さんと、カイセイに対しての意地悪。ワーってさせない。トリじゃないから。
リョウスケ : 人ががっつり減るの覚悟していたから、こんなにたくさん残ってくれてるって思ったし数日前に出した曲をみんなが歌ってるってのはやばかったですね。
ホントに演者しかいないところでずっとライブやってきたから。
ハセコー : 人がたくさんいるライブハウスって知らない人がいっぱいいるイメージだったけど顔見て、直接こいつは知らないけど、誰かの知り合いで、誰かの友達の友達。さっきの話だけど草野球の広がりみたいな。
パンパンのライブハウスは、こんな感じなんだな。って思いました。
ジミー : 実はAcleとyubioriは3年前にオリーブで2マンしてるんですよね。圧2※ ��ん時が、コロナ真っ只中で、店長の福原さんに12人しか入れれないよって言われて。12人って事前に告知してたのに、3人くらいしか取り置き来てなくて。埋められない焦りもありつつ。
※2021/12/18(土)に天王町のStudio Oliveで開催されたyubioriの自主企画 圧倒的鈍る皮膚感覚僕を忘れないでよ状態2(ツー)
小高 : 実際は何人くらい入ったの?
ジミー : 20人いかないくらいですかね。それも思い出しつつ。
リョウスケ : それが全編youtubeに上がってて※、今回収録した鳥籠、sleep tightをやってて。sleep tightは原型留めてない(笑)
スプリットのレックの中で、鳥籠聴いて、あの時の曲だみたいなのは思った。
ジミー : インタビュー見てる人にも改めて是非見てもらいたい。
※リンクはこちら
youtube
ハセコー : トウジョウのギターがそもそもチューニング狂ってんすよね。
ジミー : 最初Acleでギター弾いてるトウジョウ見ると全然足りねーなと思ってたけど最近Acleにハマってきて良いよね。
ハセコー : もともとギターうまかったですけどね。うちでベースも頑張ってほしいな。
ジミー : (リョウスケに)サポートやる?
リョウスケ : 身長的にやだ。
 ●further platonicから出すことになった経緯
小高 : furtherに対しての思い入れや出すことになった経緯。これは使えるかわかんないけど。最初このスプリットはRAFTで出すつもりだったんだよね?吉野好きなの?
ハセコー : 大好きです。
ジミー : もともと自分たちの1stをRAFTで出していて。Acleの1st epはRAFTだったから、Acleもいれば、without、switchblade、florenceとか、他の好きなバンドがいたからRAFTだったんですよね。
小高 : 好きな地元のバンドがいたからの部分が結構大きかったんだ。
ジミー : っていうのと、大学1年の時に、オリーブでSlugger Machineを観て。FRKっていう florence, Run Hero, Kocoroの3バンド企画に出てて、シゲと2人で観に行ったんですよね。
そこで初めて、観たんです。で、そこからthe Get up kidsとかに入ったんで、Slugger Machineがあってのエモなんすよね。Slugger Machineからそういうジャンルに入って行って。衝撃のライブで。
そういう部分での吉野さんへの憧れみたいなところがあって、出すなら当然RAFTしかないでしょ。って。1st出した時に吉野さんともこれから横浜のバンドやってこうよ。ってなってて。ただ、今回色々あって、出せなくなったんですが。
それだったら俺は別のレーベルから出したらいいんじゃないかなと思っていたんですよね。
これからAcleがやっていく時にXXX(某レーベル)がいいと思っていて。Aさん(某レーベルオーナー)はバンドのこと一番に考えてくれてて。Acleがこの後、やっていくならいいと思っていた。だから俺が最初にイメージとは全然違う形になりました。
関学の軽音のバンドはそれで終わっちゃう感じがずっとあった。furtherでやったらそれで終わっちゃうかも。っていう想いがあって。
リョウスケ : Aさんのライブに直接挨拶に行こうっていう話自体はあったんです。その直前にカイセイと2人で飲んでて、違うかもね。って話になって。Acleの単独アルバムをお願いするのであればfurtherでお願いしたいというのを豪さんに相談してたんですよね。
RAFTとの話がなくなっていく中で、知っている人とやりたいという安心感が重要だなっていう気持ちも出てきて。話をしに行くのはやめて、herveilでweaveと対バンした時にスプリットの話を豪さんにして。
カイセイ : そんなに喋ったこともなくて、知ってる人じゃないと安心感を持てなくてだめだなと思った。
ジミー : 当時は俺、ふざけんなと思ったよ。言った話と違うじゃん。勝手に話捻じ曲げんなよ。って。
小高 : ジミーからはそのレーベルにはアプローチしなかったの?
ジミー : ぶっちゃけるとRAFTが流れたのはAcleのせいなんで。
一同 : (笑)
ジミー : スプリットの最初の目的として、Acleがちゃんと機能するためには俺が全部やっちゃうんじゃなくてリリースまでの過程とか。そういうことをAcleがやる必要があると思ってたんですよ。で、Acleと話して挨拶行くわ。ってなってたのにいきなりLINE来て。豪さんに頼むことにした。って。え?ってなって。
その名前出てきちゃうとなんも言えなくなっちゃうし。相談しろよ。っていう。
リョウスケ : いや、相談ベースだったよ。そこは。
ジミー : いや、でも豪さんって名前出てきたら断れないじゃん。これはちょっと考えさせてください。は言えないよ(笑)
リョウスケ : ごめん、それ配慮足りなかったわ。言えるタイプの人間だと思ってたわ(笑)
ジミー : 言えねえよ!(笑) 豪さんとfurtherの名前出てきたら、嬉しいし。出せる!ってなっちゃうから。けど、俺達で決めたことを勝手に変えないでほしかったんだよね。
リョウスケ : ぶっちゃけると逆もあるんだよ。
小高 : 飲んでるからさ。言っちゃおう。
リョウスケ : ツアー組んでる中でこういうことになったんだよ。って事後報告ががめっちゃあるんですよ(笑)
ジミー : すみません(笑)
リョウスケ : ジミーの良さだし、決めてきてくれるからありがたいけど、お互いにそういうところがあると思ってる。けどジミーってそうだよな。ってやっぱり思うし。言わせてもらうとそれもあるからね。ってだけの話ですけど(笑)
小高 : yubioriは今後もRAFTでやっていく感じなんだね。
ジミー : RAFTは外せないですね。
ハセコー : 吉野さんをまだいじりたいので(笑)
小高 : (ジミーがタバコ休憩で離席) ジミーもいなくなったったんで聞いてみるけど、ハセコーはリリースどう思った?
ハセコー : あ、furtherいいじゃん。って感じでしたね(笑) 知ってるし。っていう。(笑)
●バンドの在り方について
小高 : 目指すバンドの在り方とかありますか?
ジミー :  始めた時はあんまり考えてなくて。周りにちゃんと尊敬する先輩がいて。その一番はwithout, Kanariの近野さんなんですけど。
働きながらシーンを持って、自分のやりたいことを音楽を通してやる。っていうのをほんとにかっこいいと思っているしメロディと歌詞が大好きで、とても影響を受けた先輩。
近野さんみたいになりたいって想いはあって、近野さんみたいになるってのはどういうことか。って考えると地元でバンドをやって。たまに遠く行って。音源をリリースして、地元で企画を打つ。
その繰り返しができればいいなって。目標に思っています。
小高  : そこに対して、実現出来てきている部分だったり、手ごたえはある?逆にブレてるなとか。
ジミー : 続けて、ありがたいことに聴いてくれる人も増えてきたことで、誘われるライブも増えるし。 語弊があるかもしれないけど、自分達のやりたいことだけやれるわけでもなくなってそこに悩みはありますけど。
その時に思ったのは、自分たちがやりたいこと。を一番にしないといけない。と思いました。
 小高 : ライブ本数が多くなると自主企画とかじゃなくて、誘われたライブが軸になっちゃうから、そこがあるよね。
ジミー : しかもめちゃくちゃありがたい事に誘われるライブがやべーライブばっかりなので、ずっと聴いてきた人たちと出来るとか。
CITTA'とかLIQUIDROOMとか、でかい会場で出来るとか。
去年MORETHANのサトシさんとwithoutのウルシさんと飲んだ時に言われたんですけど今年は企画をやるか悩んでるって言ったら、絶対やったほうがいい。それやらないとダメだよ。って言われて。
でmy name is...を呼んでの自主企画をやったんですよね。今後も年一ではやりたいって思っています。
小高 : Acleは理想とするバンド像、バンドの在り方とかはありますか?
カイセイ : ジミーと一緒ですね。大学の時に聴いてきたバンドと対バンしたいっていう。
ジミー : 対バンに聴いてほしいのか。お客さんに聴いてほしいのか。自分がその人たちと同じ空間に入れればいいのか。
ハセコー : 全部でしょ。
 一同 : そうだね(笑)
リョウスケ : バンドの状態としては横浜にはAcleがいる。ってところを目指したいですね。そう思う根っこの部分として、思うようにバンドを動かせなかった時にSNSで見るライブの告知に対してそこに自分達がいるべきだなと思う経験をたくさんしてきたから、そこにちゃんといれるようにしたいですね。
●スタジオワークについて
小高 : いつもスタジオはどこを使って、どんな感じで入ってる?
ハセコー : いつも横浜北口のクラウドナインで、ほんとはオリーブ使いたいとか思いますけど。
ジミー : メンバー三人が徒歩圏内なので、元々は土曜の朝、10時 - 13時の3時間で入ってて。
小高 : スタジオ終わりのルーチンとかあるの?練習してメンバーで飯行くみたいな。
ジミー : 終わった後は俺の家で昼から酒飲みながら魔界村をやる。みたいな。一人死んだら交代して、ずっと夜まで魔界村やって。鍋して解散。
最近はライブが増えて、週末忙しいのでスタジオは平日、水木どっちかで。20時 - 22時でやってます。昨日も入りました。
小高 : Acleは?
カイセイ : 新丸子のスタジオミュジックです。
小高 : ミュージック?
ジミー : ミュジック。マジックとミュージックかけてる?絶対そうでしょ(笑)
リョウスケ : みんなの中間と言いつつ、サポートだった自分に気を使ったんだと思います。で、なんだかんだそこを使ってて、平日の20時 - 22時で2時間くらい。
俺らはしっかりルーチンがあって、終わったらセブンでロング缶を買って、隣の武蔵小杉まで歩き、終電まで武蔵小杉の駅の喫煙所で管巻いてる。サギは帰ります。(笑)
●曲作りの流れについて
小高 :  曲作りの流れについて教えてください。歌詞を書くタイミング だったり。オケ先行、後からメロ乗せとか。
ジミー :  世の中の潮流的にはPC1台で作っちゃう感じだと思うのですが、俺はそういうの全然出来ないのでiPhoneのボイスメモで弾き語りを録って。おめーら何とかしてこい。でやってます。
小高 : 歌まで作る感じ?
ジミー : 俺は歌詞とメロとコードを全部同じタイミングで作ります。なので、出来る時は曲の長さと同じ時間で曲が作れます。歌詞書きながらメロも作る。あとはみんなが好きにつけて行って、長谷川があーだこーだ言いながら。
基本的にアレンジは全部、長谷川がやってます。
小高 : トリプルギターでの棲み分けで意識している部分ってある?
ハセコー : 誰かが好きなフレーズを弾き出したらそれに合わせるみたいな。
小高 : 足し算、引き算の感覚というか。足し算でやりたいことだけやるとぶつかっちゃうけど。
ハセコー : そこだけ、日本人ぽくて忖度して譲ってます。これ、こいつめっちゃ弾いてるなあ。ってなったら譲ります。自然と。
ジミー : たまにこうしてくれはありますけど基本は任せちゃう。でも、毎回スタジオの度にああ、かっこいいなあ。と思っています。
カイセイ : センスある関係性だよね。支え合ってる。
小高 : Acleは?
リョウスケ : 共通してるのはある程度作り込んできてみたいなのは全く出来ないです。
カイセイ : いや、作ってきたこともあるんですけど弾き語りみたいになっちゃうんですよね。
リョウスケ : そのレベルの話をしてるんだよ。ジミーの話聞いてなかったかもしれないけど。
カイセイ : 厳しくないっすか?(笑)
ジミー : 出来ないってのもあるし、絶対メンバーに任せたほうがおもろいと思うから。
カイセイ : Acleの良さじゃなくなっちゃうし。やっぱり、バンドなのよ。良さを出すためには、セッションとかから来てて。
ハセコー : セッションするの?
カイセイ : セッションっていうか、コードだけ持ってきて。俺はもう、偽英語でバーッと適当に歌う。そうなると、ノってくるわけですよ。で、家に帰って、しこしこ歌詞を書き上げていくんですけど。合わない合わない。とか言いながら。
で持っていくとダサいと言われる。(笑)
一同 : (笑)
カイセイ : で、家で弾き語りでやってたらまたメロが弾き語りっぽくなってきちゃって。それを繰り返してて。やっぱり触りだけ持っていって。みんなでガッとやる感じですね。
小高 : 触りはリフ?メロ?
カイセイ : アルペジオの時もあるし、進行だったりも。
ジミー : 誰かが我を出さないと、なあなあになったり作り切れないと思うけど、Acleだと誰がそこは出すの?
リョウスケ : 結構これ難しくて、俺以外かもしれない。
カイセイ : 確かに。いや、でもリョウスケさんもあるよ。幅は違うけど、全員言うかな。トウジョウもすごいしね。ジェスチャーしながら、それダサいです。って。
ジミー : こっち(yubiori)ではわりと大人しくしてるよ。
カイセイ : 気使われてるんじゃない?(笑)
ハセコー : トウジョウは俺だけを悪者にしようとしている。
ジミー : リンペイ(阿左美)もスタジオ終わった後に"あれはジミーが正しいと思うよ。"を俺だけに言う。(笑) ふざけんなよ!あん時スタジオで助けてくれよって。(笑)
ハセコー : あん時、泣かなくて済んだのに(笑)
リョウスケ : 今までだとサギとトウジョウが揉めてることが多かったかなあ。真反対過ぎて。
カイセイ : サギがそれを俺に言って来たり。トウジョウが俺に言って来たり。
リョウスケ : けどたまに合致してカイセイをボコる時がある(笑)
カイセイ : それは言い返せなくて俺のストレスが溜まる。。
●ジャケットについて
 小高 : 今回、金沢八景をジャケットにした理由はありますか?
俺もすごく思い入れがある場所で。全体的に八景の写真が多いけれど。
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ジミー : これも俺が提案してて。そもそも生まれた病院が関東学院の裏にある南共済病院で。
ガキの頃に母さんの自転車の後ろに乗って関東学院の幼稚園に通ったり。追浜のプール。横須賀スタジアムで茂みの間から二軍戦見たりっていうガキの頃の記憶、そういう原体験があるんです。で、Acleといえば八景、というところですんなり決まった。
リョウスケ : お互いに結構思い入れがある場所だし、カイセイとジミーがよく遊んでた場所。
カイセイ : ただ音楽の話して飲んでただけだけど。
ハセコー : 白楽にはあんなにバエるところないよね。(笑)
ジミー : 海、欲しいよね。
●ツアーに向けて
 小高 : ツアーで楽しみにしていることとかはありますか?
リョウスケ : Acleはきっとノーマークだから、そこは楽しみです。
カイセイ : 全員にAcleいいね。って思わせたいよね。
リョウスケ : 俺は逆境で上がるタイプではあるので、yubioriを楽しみで来たんでしょうの状態を楽しみにしてる。
 ハセコー : トッパー的な気持ちというか。
リョウスケ : そういう部分もありますが、ツアーは各地の内容が本当に良いので、楽しみです。
ジミー : 俺は北海道が楽しみ。地元凱旋だし。
カイセイ : (唐突に)AP楽しみだなあ(笑)
●編集後記 & おまけ
いかがでしたでしょうか。Acle / yubioriのロングインタビュー。
私としても今回後輩からリリースを頼まれた手前、俺がやらないければ!という想いが強くあり、初めてインタビューをしてみた結果、すごいボリュームになってしまいました。
普段ライブハウスで会うと酔っぱらって、じっくり話す時間もないので気になることを改めて聞いて、仲間のことを理解するのは自分を見つめ直すきっかけにもなるなと思いました。
まあ、すごく楽しく出来たので、気が向いたら今後もインタビュー記事を投稿していきたいと思います。
インタビューの録音起こしから、各メンバのチェックを挟む間に小高の仕事が阿保ほど忙しくなり、weave企画も近づいてきたので慌てて仕事用ではないPCに向かいだす始末。両バンドには申し訳なかったです。
ということで、もう彼らのツアーも中盤戦ですが、この後も2バンドのツアーは続きますので引き続き、各地盛り上がっていきましょう。
曲に込めた想いはその場で拾いきれなかったので各バンドの作詞担当に後日メールインタビューでもらったテキストを最後に掲載しておきます。では。
weave / 小高 豪
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Acle
曲紹介文を書いてみます。 とだかいせいです。よろしくお願いします。
sleep tightについて
この曲は割と昔からあってイントロのリフ・Aメロ・ Aメロの歌詞、メロディーは大学でて、社会人になってすぐくらいにはできてました。5、6年前から元はあります。 自分の手ぐせのリフでそこに歌詞を載せてみたらいいんじゃないの。と自分でなってバンドとして作り始めた感じです。 でも、バンドとして全然形にならなくて散々遠回りさせてしまい、今回やっとレコーディング終えゴールインって感じです。遠かったな。
歌詞は、大学を卒業して特にやりたい仕事も無く流されるままなんとなく就職して社会に放り出され、毎日が消化されてくだけだなと思ってた時に書いた曲です。(いまではそこまで思わなくなったけど) ちょうどAcleはその時メンバー脱退の都合で止まっていて、でも曲を作り続けていればバンドがまたすぐ動けるかなとか思いながら書いていました。 理想の自分と現実の自分の葛藤を書いた気がします。
理想を夢見て過ごすのか、やりたくないことばかりだけど堅実に過ごしていくのかどっちが幸せなんでしょうかね。 僕はお笑いというジャンル全般が好きなんですけど、 シャウト部分は、好きな落語の「芝浜」のオチをシャウトしてます。シャウトの部分はレコーディングの時、当日付け加えました。 僕はですけど、夢を見て、うだうだ言うより 目の前のことをまず頑張らなきゃダメだと思ったんですかね。
youtube
幕間について
yubioriジミーと大学一年生の時に、 サークルの他大学合同ライブがきっかけで出会ってからの縁で、今回スプリットを出させてもらいました。 当時、ちょくちょく八景に現れるジミーと俺の家でバンドの音源聴きながら飲んだりギター弾いたりしたことを思い出しながら書いた曲ですね。 なかなかみんな仕事や家庭で忙しいから会える機会も少なくなってくよね。 でもたまにタイミングよく会えたら昔と同じような感じで話しができる関係性でいれたらいいなって思って書いた気がします。
色々言ったけど 歌詞の解釈なんて人それぞれでよくて自分も他人の歌詞を見る時、 自分の今を勝手に重ねたりしちゃったりするので その時、その人にあったように捉えてくれたらいいと思います。誰かが言ってたけど音楽は誰かのBGMになれればいいなと思う。ほんとはね。 引き続きyubiori、Acleをよろしくたのんます!
yubiori
おばんです。ジミーです。後日、インタビューで聞ききれなかった内容を文章で書いております。
僕らの1曲目は「放射冷却」。タイトルは後付けですが、寒い地方の冬は晴れれば晴れるほど寒いんです。雲があるときは地熱が宇宙に逃げて行ってしまうので。ファズは突き刺す寒さみたいですね。
歌詞は凄く説明するのが難しい!
僕は、思ってることと正反対の事を歌って「察せよ。」みたいなことを頻繁にやるのですが、この曲においてはそれを自分で解説するのは違うと思ったので、歌詞解説はやめておきます・・・
大好きな周りのみんなにずっと元気でいてほしいという気持ちが一番ですね。
そういう曲です。てか、そういう曲しかない。
特にで言えば、かいせいと、さっT(kurayamisaka)に宛てて書いた曲です。
2曲目は「鳥籠」。数年前、情緒不安定だった時期に書きましたが、悩んでいることや考え方はこの曲を作った時から変わっていないのかも。ただ、折り合いを付けるのは上手になりました。それがまたとても悲しいです。
昔、yubiori初期メンのはっせに、「田村はバンドが売れて、出世して、家族に恵まれても、きっと毎日何かで深刻に悩んでるよ」って言われたことがずっと忘れられなくて。当時その言葉を聞いて僕も「その通りだな。」と思ってしまったし、今もそう思います。
多分そうじゃなくなったらもう歌詞なんてかけないと思います。
switchbladeの歌詞で、「歌を終わらせるのは理想の暮らしさ」という一説があり、これはマジだな、と思いましたね。
僕の身体は1つしか無いので、1つのことしかできないですが、誰かのことを祈ることはいつでもできると思ってます。そういう曲です。
みんなーーー!!!元気でいてくれーーー!!!
ほんでたまに俺のことを思い出してくれ~
以上。ジミさんが曲に込めた思いの解説でした。
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oyako-hakken · 5 months
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おやこで一緒に !演劇ワークショップ@下北沢
親子で話したり遊んだりしながら、短いオリジナルの演劇を作ります。 お互いの知らない一面を見つけたり、他の参加者と交流したり・・・大きな声を出すのが苦手、引っ込み思案という人も大歓迎です。
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■開催日時 2024年 1/14(日) ①10:30-12:00 ②14:00-15:30
■対象 年中・年長のお子さん+親 ※両回ともに同じプログラムを予定しております。
■会場 世田谷代田 仁慈保幼園 ピアッツァ 〒155-0033 東京都世田谷区代田2丁目32−16 https://maps.app.goo.gl/vZjqYrccEiDHKiBw9
■参加費 1,500 円(イベント保険料込み)/組 ( こども1名+保護者1名) ※ご兄弟での参加・同伴については別途お問い合わせください。
■お申込み https://oyako-hakken-shimokitazawa.peatix.com/
※参加費はお申し込み時にお支払いいただきます。 ※体調不良等、やむをえない事情でのキャンセルの場合、手数料を引いた金額をお振込みにて返金いたします。
■問合せ [email protected] 080-5526-7505(担当: 宮原)
■団体紹介 おやこフシギ発見クラブは、世田谷パブリックシアターによる 専門家育成プログラム「演劇ワークショップラボ2021」から生まれました。 親子で演劇に親しむ場の創出を目的に、勉強会やオリジナルワークショップの開発、実施を行っています。
■進行/ファシリテーター いけだとも実(いけだ ともみ) 俳優、演劇ワークショップファシリテーター。NPO 法人演劇百貨店のメンバーとして文化施設や学校等での演劇ワークショップを進行。 神奈川県立麻生総合高等学校非常勤講師(演劇基礎・実践)。2019 年 よりベイビーシアター(乳幼児のための舞台芸術)の創作を始める。
山本雅幸(やまもと まさゆき) 俳優。青年団/NPO法人PAVLIC所属。ワークショップファシリテーターとして、幼稚園や全国の小中高校、世田谷パブリックシアター「地域の物語」、池袋コミュニティカレッジなど、未就学児からシニアまで様々な方々とワークショップを行っている。俳優としては日本各地や海外での公演、韓国との共同制作など様々な作品に出演。劇場以外でも地域や場所、そこにいる人々と関わりながら作品を創作・上演している。11歳の息子とパートナーと3人暮らし。どんどん変化していく子供との生活をとまどい悩み楽しんでいる。
<アシスタント> 岡田陽子 佐久間麻由 杉林志保 矢部久美子
■参加にあたってのお願い ・新型コロナウイルス感染症予防、拡散防止のため下記に該当する方はご入場いただけません。 (37.5℃以上の発熱/咳、呼吸困難、倦怠感、味覚・嗅覚障害、その他風邪の諸症状がある/新型コロナウイルス感染症陽性とされた方との濃厚接触が ある/過去 2 週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への訪問歴及び当該在住者との濃厚接触がある) ・記録/広報のためにイベント中の写真や動画の撮影を行う場合があります。ご了承ください。
お問い合わせ:[email protected]
**** 主催:おやこフシギ発見クラブ 制作|宮原真理 助成|公益信託世田谷まちづくりファンド
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thyele · 1 year
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2022年11月14日
西邑卓哲 | 𝗔𝗖𝗠:::さん「昭和精吾事務所『仮面劇・犬神』 狂気の舞台も遂に…遂に本日千秋楽!!見逃すなかれ! 13:00/18:00 ザムザ阿佐谷 当日券あり。 9月に全国発売された犬神CDだけでなく、会場&通販でしか買えない今回の出演者版+最新曲を収録したサントラ、チェキ他物販もあり。 ご予約 https://t.co/jVv4ECtkZP https://t.co/Tg31c2mnqy」https://twitter.com/takaaki_FOXPILL/status/1591570298562031616
Dear Loving MASA☆@12/12 大阪BIGCAT DL結成29周年記念公演さん「LADYとPhobia観てきた。 デモテープとか出してた時代によく名古屋に通ってめっちゃ対バンしてた2バンド。 やっぱ良い曲って20年以上経ってても 僕の〜心〜♪とか、 仮面舞踏会の〜♪とか、 しっかり覚えてるもんやねー みんな元気そうで何よりや(๑・̑◡・̑๑) よし、帰ろ🚅 https://t.co/uQUTNnL8nv」https://twitter.com/dearlovingmasa/status/1591398443825901568
上入佐 秀平/さりいさん「◉本日、#仮面劇犬神 楽日◉ 無事に、ここまで来ました。 来れました。 寺山修司の言葉たち、 それを彩る音楽。 その最期を、 是非、体感してください。 ザムザ阿佐谷にて、 お待ちしております。 https://t.co/vrQteNH3Id」https://twitter.com/sariixiiras/status/1591574737834356737
航跡kou-seki(大概 梶原航)さん「朝はパン🍞 (きょうは #仮面劇犬神 千秋楽 洋舞と舞踏、ミュージックと生演奏、マイクと生声、仮面と素顔、鏡合わせの物語。 #昭和精吾事務所 こもだまり版 #寺山修司「仮面劇犬神」 残り2夢。 #小林桂太 さん、空翔んでいますね🤔」https://twitter.com/wataru_kaji/status/1591570565504327680
a_kiraさん「あと昨日の夜公演から人生初の個チェキデビューしてますのでこちらもよろしくお願いします。 売れ残ったら泣いちゃう。」https://twitter.com/a_kira/status/1591569532019437569
常盤 美妃さん「#仮面劇犬神 もうおわりに近付いた。 早いもので千穐楽です。 あと2公演で この極色彩な夢ともお別れ。 沢山の、うれしいことばの数々が、 更なる色彩を与えてくださる。 夢���で逢いましょう ●昼:12:30開場 / 13:00開演 ●夜:17:30開場 / 18:00開演 当日券有〼駆込歓迎 https://t.co/R4KxyXDyft https://t.co/Wp2WKgVkua」https://twitter.com/ex_miki15/status/1591577086543949824
Ryuichi Kawamuraさん「https://t.co/YgQ8lKYJ7l」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1591585744652337152
常盤 美妃さん「物販展開も有〼 黒子少女版のサントラ、 ジャケも楽曲も最高です。 チェキ残っていたら 静かに泣いておきます なんと言っても レコ発ライブにも参加いたしました #仮面劇犬神 サントラが 超絶かっこいいので 思い出のひとつとしてお迎えください https://t.co/V7RvEpgUDJ」https://twitter.com/ex_miki15/status/1591583363651235840
こもだまり|昭和精吾事務所さん「舞台を歩く吉田達也さんを見られるのって、もしかしてレアなのでは…? 桂太さん台詞との掛け合いなど、いろいろ楽しそうにやってくださって、ほんとにありがたいです!」https://twitter.com/mari_air/status/1591587339239063552
舜(NEiN,覇叉羅,MIRAGE🎸✨)さん「2019年くらいから気に入って使い続けているブランド✨ #キューティーフラッシュ https://t.co/wQPsVYGWUY」https://twitter.com/shun_thefuzzbox/status/1591587472613715968
舜(NEiN,覇叉羅,MIRAGE🎸✨)さん「まだ着てないやつもある(*´﹃ `*) そろそろなんかもらえるんじゃないだろうか笑 https://t.co/QmEXwhUuhj」https://twitter.com/shun_thefuzzbox/status/1591587481719549952
Shu Watanabe 渡辺 周さん「先日見てきましたが小屋のレトロな雰囲気も良いし、a_kiraさん西邑さん吉田さんの演奏も素晴らしかったですし巨大な仮面を使った不気味な演出も面白かったですー。役者さんの各々の声も素敵。仮面は20年前に使っていたものを使ってるそうですよー。本日までとのことなので必見!」https://twitter.com/pompompudiding/status/1591588533097361408
UNCLOCK LOVER 頼田陵介さん「おはようございます❗️ 昨日はこちらに遊びに行かせて頂きました‼️ めちゃくちゃ良き刺激を先輩方から頂けました😆 お疲れ様でした✨ https://t.co/S4uA2b07q4」https://twitter.com/yorita_ryosuke/status/1591597273309675521
幻覚さん「. 20221103 「幻覚」始動。 追加公演 新宿クラブサイエンス #幻覚アレルギー #幻覚 #SCEANA #KAZZY #SEIICHI #OXYMORPHONN #Shu #TSP #NOB #sentaro https://t.co/sZ8OgORmkx」https://twitter.com/genkakuoffical/status/1591598045350998017
【Phobia】 KISUIさん「@atsuto0107 今年1年ありがとうございました😊」https://twitter.com/KISUIxxx/status/1591599180384206848
【Phobia】 KISUIさん「@IVY_DOPE_SHOW 今年も1年ありがとうございました😊」https://twitter.com/KISUIxxx/status/1591599321002414080
Yoshikiさん「みんな、おはよう。 Good morning from Tokyo Japan. #YOSHIKI」https://twitter.com/YoshikiOfficial/status/1591600759329660932
Ryuichi Kawamuraさん「https://t.co/4VLMVbjxwm」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1591601142022053888
長塚佳子さん「「仮面劇・ 犬神」の観劇へ! ストーリーはさることながら 生バンド! 舞台装置! 小道具! これでもか!というくらい演出が鮮やかで、本当に楽しかったです😆😆😆 阿佐ヶ谷にて!今夜まで! https://t.co/ZyxCYZRkNi #昭和精吾事務所 #仮面劇 #犬神 #仮面劇・犬神 #寺山修司 #別に回し者ではない」https://twitter.com/nyagatsuka/status/1591577806710132736
よっすぃ~@🐰樹くるみ、常盤美妃親衛隊長&星来優歌LOVE❤️さん「ザムザ阿佐ヶ谷で公演中の推しのトッキーが、出演してる舞台「仮面劇犬神」観劇してきました✨美しいさと狂気、音楽と歌!役者さんの一つ一つの演技どれもに圧倒されました!そして推しのトッキーの花嫁姿美しかったです✨ #仮面劇犬神 #ザムザ阿佐ヶ谷 #常盤美妃 https://t.co/PiWtsnJTkQ」https://twitter.com/nori0519y0217/status/1591587824348069888
【Phobia】 KISUIさん「昨日の LIVEで元スタッフさんから沢山のドーナツの差し入れを貰った 流石ドーナツレコード」https://twitter.com/KISUIxxx/status/1591607616375238658
LUNA SEAさん「【チケット一般発売中!!】 黒服限定GIG 2022 LUNACY DRESS CODE:黒服 12/17(土),18(日) さいたまスーパーアリーナ バンド結成初期に生まれた楽曲のみで構成されるプレミアムライヴ!! 全てが漆黒に染まる最狂の空間を体感せよ!! #黒服限定 #LUNACY #LUNASEA」https://twitter.com/LUNASEAOFFICIAL/status/1591611810238459904
舜(NEiN,覇叉羅,MIRAGE🎸✨)さん「ユリくんがひできさんとのチェキを見て、 「あの頃のESPのカタログと同じですよ!」って喚いていたので比較。 今の方がええやん(*´﹃ `*)✨ https://t.co/vS8YpbeBDp」https://twitter.com/shun_thefuzzbox/status/1591613899543302146
Yoshikiさん「俺、日本に来てから、やっと寝ることができた。 久しぶりに地上で寝た。 #記者会見 もあって忙しかった..進行形😛 @LAST_ROCKSTARS のメンバーも少し寝れたかな? #YOSHIKI https://t.co/I0D76YaAm6 #TheLastRockStars @YoshikiOfficial @HydeOfficial_ @SUGIZOofficial @MIYAVI_OFFICIAL」https://twitter.com/YoshikiOfficial/status/1591616160331878401
LUNA SEAさん「【明日正午より受付開始!】 SLAVE発足30周年記念会員限定トークイベント、 明日14日正午より受付開始! SLAVE 30th ANNIVERSARY SLAVE MEETING 2022 2022.12/23(金) at Zepp Haneda 受付は11/21(月)18:00まで これからのご入会でもお申し込み可能! 詳細はSLAVEへ https://t.co/xzS7u3t0fE https://t.co/tujz5MQkst」https://twitter.com/LUNASEAOFFICIAL/status/1591626910047559680
中島卓偉さん「#中島卓偉 FCイベント 12/18(日)京王プラザホテルクリスマスディナーショー 締め切りは11/13!今日までです! 今回は #you さんと二人 ジャンヌの曲を1曲歌います! 参加者全員に新曲"虚像を"CDで手渡し 2ショット撮影あり! この機会にファンクラブご入会を! 受付中 ▶︎ https://t.co/RotVGFII1H #卓偉 https://t.co/TrXrmAcv2t」https://twitter.com/takuinakajima/status/1591626997956239366
幻覚さん「. FUCK OFF!!「幻覚」始動。追加公演  ~ ライブGOODS通販からお知らせ ~ 沢山の御注文頂きまして誠にありがとうございます! 今後の物販、通販で販売しない商品も御座いますので、お見逃し御座いません様お願い致します。 通販は11/16(水)10pmを持ちまして終了となります。 宜しくお願い致します。 https://t.co/b4hN7RlGX5」https://twitter.com/genkakuoffical/status/1591627379537244160
未散〜MICHIRU〜 LOOP ASHさん「おぱ❤️おぱ❤️ 未散です👀 〓天聞の最期〓 恵比寿LIQUIDROOM 2022年11月12日 本当にお疲れ様でした🙇‍♂️ 素晴らしいイベントでしたね🎉 未散も2006年9月より、数年間LOOP ASHで関わらせていただき、天聞さん、MELLOに出会えたことに感謝致します🙏 お互い健康第一で未来に進んでいきましょう🫡 https://t.co/5yuYX1hxPD」https://twitter.com/michiru_loopash/status/1591627463020670979
ZIZ.officialさん「NEXT GIG!!!!! 11/26(土) 梅田Zeela Salon du Détester #29 配信も致します https://t.co/DCXC2h1Rig https://t.co/5xbaa8vAPC」https://twitter.com/ZIZofficial/status/1591627469416960000
WOWOW MUSICさん「#氣志團万博2022 ~房総魂~ #WOWOW 独占放送&配信‼️ ▼プロモーション映像 https://t.co/22b4yv2bYm 🌈二日目🌈 #氣志團万博オフショット⑦📷✨ HYDE×#ももクロ の仲良しショット❤️ #HYDE #ももいろクローバーZ #氣志團 @officialbanpaku @HydeOfficial_ @mcz517_official @kishidan_staff https://t.co/55S22CowoM」https://twitter.com/wowow_mj/status/1591611836486811648
Yoshikiさん「#XJAPAN は、#ラルク は、#LunaSea は、#Miyavi のソロは?って言うファンの気持ち、 とても大切に考えている。 #YOSHIKI @LAST_ROCKSTARS #TheLastRockStars #YOSHIKI #HYDE #SUGIZO #MIYAVI #X #LArcenCiel  https://t.co/irEDRgqcrR」https://twitter.com/YoshikiOfficial/status/1591632324663603200
KINGRYOさん「2022.11.11@上野音横丁 いつか全てが朽ち果てる時この手に何を抱きしめているのかはわからないけどその瞬間に笑っていられますように、 歌うたいはそんな気持ちを込めて歌うのでした☺️ お昼ご飯のお供にどうぞ〜 https://t.co/SClscza5Em」https://twitter.com/kingryoworld/status/1591632551718031360
seekさん「Psycho le Cemu Tour RESISTANCE〜君がいる世界〜Day2少女の左目 2022年11月13日 日曜日 柏PALOOZA 開場15:30 開演16:00 柏2日目 昨日の勢いそのままに暴れてやろうと思います。 パルーザ入り口はサイコルシェイム仕様です。 いっぱい写真撮っといてください。 https://t.co/LUkN5HflYI」https://twitter.com/seek_bonshisya/status/1591633096319074304
Hydeさん「毎日よく寝てごめんなさい。。。」https://twitter.com/HydeOfficial_/status/1591634180043345924
Ryuichi Kawamuraさん「https://t.co/nTvschQJQS」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1591637128106033152
ヴィジュアル博士のる@監修オムニバスCD2種発売中さん「【MORBUS/BLACK GROW BERRY】 関西の2人組バンドによる、配信アルバムに続く新曲。 疾走感に交互に襲いくるデスボイスとクリーン、ラウド系バンドの王道を往くような迫力に満ちた、正に名刺がわりに相応しい楽曲。 それでいてしっかりと世界観も醸し出しており、今年始動のバンドの中でも注目株かと。 https://t.co/5clzg9aFjs」https://twitter.com/vr_noru/status/1591638615058415618
MIYAVIさん「👍🏻👍🏻 もうLINEやViperじゃなくて、ここでミーティングやっちゃう??😂 @LAST_ROCKSTARS #公開ミーティング #TheLastRockStars @YoshikiOfficial @HydeOfficial_ @SUGIZOofficial @MIYAVI_OFFICIAL」https://twitter.com/MIYAVI_OFFICIAL/status/1591643475530764290
MIYAVIさん「Viber😅」https://twitter.com/MIYAVI_OFFICIAL/status/1591644242937786369
Yoshikiさん「No choice but to rock the world. 世界を揺るがすしか、選択肢がない。 #YOSHIKI "Japanese music stars form band 'to make the world rock' @AP @Yahoo @YahooNews #YahooNews #TheLastRockStars @LAST_ROCKSTARS https://t.co/7mY3YOoMzB」https://twitter.com/YoshikiOfficial/status/1591646615319838723
下北沢SHELTERさん「新規公演!!【2023/2/7 TUE】 「三位一体の五夜」 ■出演 aie / Kaya / 桜井青 全編セッション&トークの「三位一体」イベントが老舗下北沢SHELTERでの開催決定! 今回で第五夜となりますが、トークの種が付きません!! 今回はどんなセッション曲が披露されるのか・・・ 是非お楽しみに☆ https://t.co/M8Xrg6tZrx」https://twitter.com/shelter_1001/status/1591627469391822858
Ryuichi Kawamuraさん「https://t.co/z2hVxHYYX2」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1591654823195078656
Ryuichi Kawamuraさん「https://t.co/z2hVxHYYX2」https://twitter.com/RyuichiKawamur2/status/1591654823195078656
nao 首振りDollsさん「マリリンマンソンと居酒屋で飲む夢見たんやけど何事。 一緒に車にも乗ったしうちにも来たんやけど何事。」https://twitter.com/kubihuri_nao/status/1591656016751767552
INORAN_OFFICIALさん「インスタ アップ✨✨✨」https://twitter.com/INORAN_OFFICIAL/status/1591657574872469506
NEIN_OFFICIALさん「Instagramを更新いたしました。 https://t.co/J5mQEyj3HZ」https://twitter.com/nein_official/status/1591657821967650816
Yoshikiさん「.@LAST_ROCKSTARS のチケットの先行もスタート。 https://t.co/4X3KWzMVlH #YOSHIKI "#楽天カード #YOSHIKIデザイン 新規入会&ご利用で8,000円相当のポイントがもらえるキャンペーンスタート 11月21日まで #年会費永年無料 https://t.co/0oCi1xW4bt #Rakuten @RakutenCard #TheLastRockStars https://t.co/YPtGEWoEIL」https://twitter.com/YoshikiOfficial/status/1591658179100020737
Yoshikiさん「そしてさー #YOSHIKI」https://twitter.com/YoshikiOfficial/status/1591662373349494784
大谷秀政LD&K代表さん「首振りDollsキテるなあ。ライブ良いものなあ。カッコいい」https://twitter.com/otani_ldk/status/1591372995440017408
Deshabillz2023年4月29日(土) 名古屋 MUSIC FARMさん「押忍!あたおか式セットリストとなります! みんなありがとな! https://t.co/r7b1IoI9Fb」https://twitter.com/Deshabillz2022/status/1591666613576949760
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kentahayashimusic · 2 years
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ヨーロッパ帰国後もライブ続いています😊🌈✨ 今週末9/23&24&25は京都にて開催の @gaia.dmt !🌈 HOLISTIC STAGEヘッドライナーで出演させて頂きます!♪ めっちゃ楽しみです!😊🌟 素晴らしい出演アーティスト満載! 是非みんな癒されに踊りに来てね😊✨ After I ggot back from Europe to Japan, My Japan tour has stated many awesome shows coming up!!! Sep 23,24,25 Gaia Festival in Kyoto, Japan 🇯🇵 添付テキスト  インスタ用 日時 : 2022年 9月 23 24 25日 (金祝・土・日) 23日 金祝日 Gate Open 10:00 : Start 15:00 25日 日曜日 Finish 15:00 : Gate Close 19:00 【】GAIA 2022【】 gaia.dmt-ent.com 会場 : 京丹後森林公園 スイス村 Kyotango forestpark Swiss village 京都府京丹後市弥栄町野中 kyotangoforestpark.jp 主催 : DMT Entertainment dmt-ent.com ⌘ 入場料 ⌘ 前売りチケット ¥15,000 9/16まで販売中 当日チケット ¥18,000 お子様入場無料 (16歳以下) 前売り券販売プラットフォーム ZAIKO dmt-ent.zaiko.io/e/GAIA2022 ⌘ 会場内 リラックスエリアご案内 ⌘ ・フリーテントサイト ・芝生特別テントサイト レンタル4人用テント張り付け 50,000円 ・会場内宿泊施設 完売 宿泊施設 お問い合わせ [email protected] ⌘ GAIA 2022 エリア紹介 ⌘ 五大元素をテーマにしたメインエリア 地🌱 EARTH  《 Psytrance area 》 水💧 WATER 《 Swamp area 》 風🌬 AIR 《 Holistic area 》 火🔥 FIRE 《 わっしょい area 》 空🌀 ETHER 《 Art Gallery area 》 🎪 Food & Shop《 Market area 》 👼 Kids Disco 《 Kids area 》 凸 GAIA Land 《 Space design team 》 ⌘ 会場内ホスピタリティ紹介 ⌘ •お風呂屋 •ホテルなどの宿泊施設 •コインシャワー •フリーテントサイト  •車中泊も大歓迎 •各エリアバーカウンター •携帯充電スポット •サスティナブルカップ  •ヴィーガン対応フード •インフォメーション •山頂にある会場内は涼しく快適に過ごせます。 2022.9.23 24 25 全宇宙への愛と感謝をコンセプトに 今年もDMT Entertainmentが主催する サイケデリック スピリチュアル フェスティバル 「 GAIA 2022 」 日本 京都に位置する新天地に引き寄せられ 京丹後森林公園 スイス村に巡り合わせて、 今年も世界に轟くGAIAを開催させていただきます。 一歩足を踏み入れるとそこには、森林公園と空間アートが調和した不思議の森の世界に誘われ、メインとなるサイトランスエリアのステージ美術の演出、音響、3Dマッピングを昨年より倍増し、日本最高峰のフルラインナップで、これまでの期待と概念を超越する3日間のレイブフェスティバルが始まりを迎えようとしています。 今年も開催地への感謝とGAIAの祭典を祝福するオープニングセレモニーは、SAORI KANDAを筆頭に豪華な出演者によって幕を開け、五大元素をテーマにした各ステージが壮大に広がります。 朝ヨガ、レイキヒーリング、カカオセレモニーなど健康に関する講演や体験を催し、夜はアンビエントバンドなどでロマンチックな空間を包み込むホリスティックエリア。 フードはヴィーガン料理やオーガニックフードを大切に全国から魅力の詰まった多数のショップが立ち並ぶマーケットエリア。 ディープな空間でテクノ、ハウス、ダークプログレッシブなど各シーンを牽引するDJアーティストが集うスワンプエリア。 そして今年から新世代のジャパニーズヒッピー集団による、わっしょいエリアという新たなエリアもできました。 まだまだ、愉快なコンテンツにファミリーも大満足のキッズエリア。 各ジャンルのサイケデリックアートが展示されるアートギャラリー。 その他、宿泊施設も充実していて、お風呂屋さんやオシャレなバーにテントサイトエリアなど、たくさんの魅力ある場所で生まれる、ひとりひとりの素敵な出会いや物語が始まることを願っています。 これまでにないニューエイジ思想を巻き込む 日本最大級 サイケデリックカルチャーの祝祭 GAIAの波動を全身全霊で体感しにきてください。 (at Japan) https://www.instagram.com/p/Ci1tdo5LbpR/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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arthouseguide · 2 years
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巡回上映『現代アートハウス入門 ドキュメンタリーの誘惑』が10月22日(土)より開催決定!
✨✨𝑵𝑬𝑾𝑺✨✨ 18人の映画作家が薦めるドキュメンタリー映画とは?💭💭 〈アートハウス〉に新しい観客を呼び込むため、2021年1月からはじまった「現代アートハウス入門」。 その第三弾となる企画を10月22日(土)より、 [東京]ユーロスペースを皮切りに開催します! 今回は題して、巡回上映「現代アートハウス入門 ドキュメンタリーの誘惑」。近年、日本のアートハウスのプログラムにおいて大きな割合を占めるようになった“ドキュメンタリーと呼ばれる方法で作られた映画”にフォーカス。 開催にあたり18名の気鋭の映画作家にドキュメンタリー映画についての「アンケート」にご協力をいただきました。! ー------ Q.1 若く新しい観客に映画の魅力を伝えるために5本の“ドキュメンタリー映画”を観せるとしたら、どんな作品をセレクトしますか? ー------ Q.2 その理由を800文字から1,200文字程度でお書きください。 ー------ アンケートの回答を公式WEBサイトで発表し、さらに名前のあがった作品群から選りすぐりの7本によるプログラムを組み、東京・ユーロスペースをはじめとした全国の〈アートハウス〉で巡回上映を実施します。(現在作品選考中!) ネオクラシックと言いうる傑作から、果てはモキュメンタリーまで。ぜひこの機会に“ドキュメンタリー”の多様な方法と視点の面白さをご堪能ください。 下記は18名の監督と挙げられた作品一覧です。 Q2の選んだ理由については、公式HPをご確認下さい! https://arthouse-guide.jp/
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※五十音順・敬称略 🔵 入江悠(映画監督) フープ・ドリームス(監督:スティーヴ・ジェームズ|1994年) 映画は戦場だ 深作欣二in『バトル・ロワイアル』(演出・構成:浦谷年良|2001年) 東京裁判(監督:小林正樹|1983年) ゆきゆきて、神軍(監督:原一男|1987年) コレクティブ 国家の嘘(監督:アレクサンダー・ナナウ|2019年) 🔵 小川紗良(俳優・映画作家) 隣る人(監督:刀川和也|2011年) 沈没家族 劇場��(監督:加納土|2018年) さとにきたらええやん(監督:重江良樹|2015年) 人生フルーツ(監督:伏原健之|2016年) ゆきゆきて、神軍(監督:原一男|1987年) 🔵 小田香(映画作家) マルメロの陽光(監督:ビクトル・エリセ|1992年) あの家は黒い(監督:フォルーグ・ファッロフザード|1962年 ) Palms(Ladoni)(監督:Artur Aristakisyan|1994年) おてんとうさまがほしい(撮影・照明:渡辺生、構成・編集:佐藤真|1994年) 忘れられた皇軍(監督:大島渚|1963年) 🔵 草野なつか(映画作家) 1000年刻みの日時計 牧野村物語(監督:小川紳介|1986年) SELF AND OTHERS(監督:佐藤真|2000年) ヴァルパライソにて…(監督:ヨリス・イヴェンス|1963年) ミュールハイム(ルール)(監督:ぺーター・ネストラー|1964年) 書かれた顔(監督:ダニエル・シュミット|1995年) 🔵 小森はるか(映像作家) 阿賀に生きる(監督:佐藤真|1992年) 草とり草紙(監督:福田克彦|1985年) そっちやない、こっちや コミュニティ・ケアへの道(監督:柳澤壽男|1982年) ルイジアナ物語(監督:ロバート・フラハティ|1948年) アマチュア(監督:クシシュトフ・キェシロフスキ|1979年) 🔵 島田隆一(映画監督) ぼくの好きな先生(監督:ニコラ・フィリベール|2002年) 宝島(監督:ギョーム・ブラック|2018年) トランスニストラ(監督:アンナ・イボーン|2019年) トトとふたりの姉(監督:アレクサンダー・ナナウ|2014年) ダゲール街の人々(監督:アニエス・ヴァルダ|1975年) 🔵 白石晃士(映画監督) 光と闇の伝説 コリン・マッケンジー(監督:ピーター・ジャクソン、コスタ・ボーテス|1995年) スパイナル・タップ(監督:ロブ・ライナー|1984年) ノロイ(監督:白石晃士|2005年) オカルト(監督:白石晃士|2008年) ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録(監督:ファックス・バー、ジョージ・ヒッケンルーパー、エレノア・コッポラ|1991年) 🔵 瀬田なつき(映画監督) 三姉妹~雲南の子(監督:ワン・ビン|2012年) 音のない世界で(監督:ニコラ・フィリベール|1992年) 100人の子供たちが列車を待っている(監督:イグナシオ・アグエロ|1988年) 少年裁判所(監督:フレデリック・ワイズマン|1973年) 教室の子供たち 学習指導への道(監督:羽仁進|1954年) 🔵 想田和弘(映画作家) Forever(監督:エディ・ホニグマン|2006年) In Comparison(監督:ハルーン・ファロッキ|2009年) My Name Is Salt(監督:ファリーダ・パチャ|2013年) Los Reyes(監督:Bettina Perut & Ivan Osnovikoff|2018年) Ostrov – Lost Island(監督:Svetlana Rodina & Laurent Stoop|2021年) 🔵 富田克也(映画監督) 旅するパオジャンフー(監督:柳町光男|1995年) or ゴッド・スピード・ユー! BLACK EMPEROR(監督:柳町光男|1976年) 山谷 やられたらやりかえせ(監督:佐藤満男、山岡強一|1985年) 1000年刻みの日時計 牧野村物語(監督:小川紳介|1986年) or どっこい!人間節 寿・自由労働者の街(構成:小川紳介|1975年) 忘れられた皇軍(監督:大島渚|1963年) からゆきさん(監督:今村昌平|1973年) 🔵 広瀬奈々子(映画監督) マルメロの陽光(監督:ビクトル・エリセ|1992年) 圧殺の森 高崎経済大学闘争の記録(監督:小川紳介|1967年) FAKE(監督:森達也|2016年) 物語る私たち(監督:サラ・ポーリー|2012年) 人間ピラミッド(監督:ジャン・ルーシュ|1961年) 🔵 深田晃司(映画監督) メキシコ万歳(監督:セルゲイ・エイゼイシュテイン、グリゴリー・アレクサンドロフ|1932、1979年) 動物園(監督:フレデリック・ワイズマン|1993年) セザンヌ(監督:ストローブ=ユイレ|1989年) 花子(監督:佐藤真|2001年) 快適な生活(監督:ニック・パーク|1989年) 🔵 藤元明緒(映画監督) ヴァンダの部屋(監督:ペドロ・コスタ|2000年) マルメロの陽光(監督:ビクトル・エリセ|1992年) ドキュメンタリー映画100万回生きたねこ(監督:小谷忠典|2012年) 三姉妹~雲南の子(監督:ワン・ビン|2012年) ミッドナイト・トラベラー(監督:ハッサン・ファジリ|2019年) 🔵 甫木元空(映画監督) 路地へ 中上健次の残したフィルム(監督:青山真治|2000年) ヴァンダの部屋(監督:ペドロ・コスタ|2000年) SELF AND OTHERS(監督:佐藤真|2000年) 書かれた顔(監督:ダニエル・シュミット|1995年) ワン・プラス・ワン(監督:ジャン=リュック・ゴダール|1968年) 🔵 松林要樹(映画監督) My Name Is Salt(監督:ファリーダ・パチャ|2013年) Vivan las Antipodas(監督:ヴィクトル・コサコフスキー|2011年) コヤニスカッティ/平衡を失った世界(監督:ゴッドフリー・レッジョ|1982年) これがロシヤだ/カメラを持った男(監督:ジガ・ヴェルトフ|1929年) アンダルシアの犬(監督:ルイス・ブニュエル、サルバドール・ダリ|1928年) 🔵 三宅唱(映画監督) アウトレイジ 最終章(監督:北野武|2017年) 百年恋歌(監督:侯孝賢|2005年) 6才のボクが、大人になるまで。(監督:リチャード・リンクレイター|2014年) ハドソン川の奇跡(監督:クリント・イーストウッド|2016年) エリ・エリ・レマ・サバクタニ(監督:青山真治|2005年) 🔵 山中瑶子(映画監督) マルメロの陽光(監督:ビクトル・エリセ|1992年) アヒルの子(監督:小野さやか|2005年) 東京干潟(監督:村上浩康|2019年) グレイ・ガーデンズ(監督:アルバート・メイズルス、デヴィッド・メイズルス、エレン・ホド、マフィー・メイヤー|1975年) セルロイド・クローゼット(監督:ロブ・エプスタイン、ジェフリー・フリードマン|1995年) 🔵 横浜聡子(映画監督) イヨマンテ 熊おくり(監督:姫田忠義|1977年) 教室の子供たち 学習指導への道(監督:羽仁進|1954年) 絵を描く子どもたち 児童画を理解するために(監督:羽仁進|1956年) モアナ 南海の歓喜(監督:ロバート・フラハティ|1926、1980、2014年) ダゲール街の人々(監督:アニエス・ヴァルダ|1975年) グレイ・ガーデンズ(監督:アルバート・メイズルス、デヴィッド・メイズルス、エレン・ホド、マフィー・メイヤー|1975年)
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miu2d · 2 months
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桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
2024/3/13(水) 18:46配信
ねとらぼ
 桐朋高等学校(東京都国立市)、第78期卒業生の答辞がX(Twitter)を中心に、「とんでもない18歳だわ……」「す、すごいものを見た」など大きな反響を呼んでいます。
 本記事では、答辞を書いた土田淳真さんの掲載許諾をもとに、桐朋高等学校公式Webサイト、土田さんのnoteにも掲載されている答辞全文を紹介します。
答辞
 ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきは、巡り巡ってアメリカ・テキサス州のハリケーンの原因となりうるでしょうか。1972年、アメリカの気象学者エドワード・ローレンツは正確な気象予報の困難さをこのように例え、初期条件の僅かな違いが観測結果に大きな影響を与えることを示しました。ローレンツのこの問いはやがて「バタフライエフェクト」として大衆文化にも受容され「偶然に導かれた数奇な因果関係」を意味する言葉として用いられています。本日体育館の外に吹いている朗らかで少し物寂しい風も、ともすると3年前・6年前初めてこの学校に足を踏みいれた時の肌寒く不安な風の名残なのかもしれません。
 自らの歩みを振り返り、新たな日々を予感させる春風が吹くこの佳き日に、桐朋高等学校78期、293名の卒業式を挙行くださること、卒業生を代表し感謝申し上げます。そして六年間僕達に知的好奇心の入り口を開け続けてくださった先生方、また何より18年間僕達の成長を見守ってくださった保護者の皆様に、重ねて御礼申し上げます。
 振り返ると78期は常に風と共に歩んできました。2019年4月1日、「平成」に替わる新元号「令和」の発表。出典の万葉集に曰く、「初春の令月にして、気淑く風和らぎ…」しかし、令和最初に吹いた「風」は通常の「風邪」を遥かに凌駕した未知の感染症でした。「期末試験は中止です」最後の登校日、担任の先生が複雑な表情でそう告げた時、歓喜の声を上げた僕たちのそばで一人下を向いていた友人が流した悔し涙が、コロナの残酷さを如実に物語っていました。憎たらしいほどの青空の下で、僕たちの中学修学旅行は、部活の試合は、そして何よりマスクの下に見るはずだった皆の笑顔は、全て「不要不急」の4文字に淘汰されていき、その鬱憤を誰のせいにもできない葛藤の毎日が続きました。それでも、時計の針は進み続けます。たとえそれが黒板に打ち付けられた腕時計の針であっても。桐朋祭は3年ぶりの有観客開催となり、熱狂の渦を取り戻しました。無事に迎えられた高校修学旅行、旅館の屋根の上、あるいは大文字山から見た京都の星空は、さぞ格別なものだったでしょう。「7回学んで8回笑え」修学旅行のこのスローガンは元々「7回笑って8回学べ」だったそうです。最後は笑いたいよね、実行委員のその一言で少しだけ変わったこのスローガンからは、一生ものの信念を感じます。
 しかし、僕達のこの信念は、決して既存体制への反骨心に基づくものではなく、僕らに本質的に内在する潤澤な学びと笑いへの希求である、僕はそう思います。僕達でなくして誰が、壊れたプリンターで射的をしたでしょうか。電子研は78期の学びある笑いの象徴でした。僕達でなくして誰が、教室のベランダにガーデンテラスを作ったでしょうか。中学最後のスポ大、掟破り瀬戸際のクラTを着て優勝した3年1組が、僕はとても羨ましかった。僕達でなくして誰が、数学の問題集より分厚い修学旅行のパンフレットを作ったでしょうか。学校説明会に来た小学生がこれを見て目を輝かせていたのは忘れられません。CreationとImaginationが同じ「そうぞう」という音なのは日本語の奇跡としか言いようがありませんが、僕達にとってこの両者はもはや同一でした。そしてまたこれも言葉の綾ですが「そうぞう」はえてして騒々しい――群馬県警を呼び、1年1組の天井を破壊し、あるインドカレー店と癒着ができました。ともかく、78期はなんというか、豪快でパワフル。学年閉鎖をことごとく回避し「馬鹿は風邪をひかない」あまりのうるささに呆れ顔で言われたその言葉ですら、僕達には誇らしく感じられました。馬鹿と言えば、これまた「そうぞう」の一環として、生徒による学年通信「馬鹿たれ」を想起した方も多いことでしょう。学年目標を冠した本家「大鵬たれ」のパロディとして作られたこの「馬鹿たれ」、後付けではありますが、かのスティーブ・ジョブズの演説も由来の1つだそうです。 “stay hungry, stay foolish”僕達はこの演説を高2英語総合の授業で学ぶことになります。偶然、ちょうどそのころ、この演説を扱ったある番組がNHKで放送されました。1人の細やかな営みの連鎖が、世界を動かす、と語られるこのシリーズ番組は、また偶然にも僕たちが高1の世界史で学んだ「映像の世紀」の続編で、その名も「映像の世紀 バタフライエフェクト」 2022年11月7日の放送回では、「世界を変えた愚か者」としてご存知ジョブズと、彼に影響を与えた思想家バックミンスター・フラーが紹介されていました。フラーは人類の持続可能な発展についての先駆的概念「宇宙船地球号」の提唱で知られています。バタフライエフェクトと「宇宙船地球号」はともに、いかなる矮小な存在も雄大な世界の要素であることから逃れられないことを示しました。1人の細やかな営みの連鎖が、世界を動かす。情報化社会と呼ばれる今日、それはいよいよ僕ら若者のレベルですら現実となりつつあります。絶えず大衆を突き動かし、ふと消えていくこれらの動きは、まさに風と形容するに相応しい。ですが、風そのものはいかなる善悪も吉凶も帯びていません。曖昧で流動的で得体がしれない、だからつい単純化し、意味づけしたくなるだけなのです。0か1かで定義されるデジタル技術が世界を支配する一方、0と1の間の無限の可能性を認める多様性、個性といった言葉が盛んに繰り返されています。しかし、個性的とは決して固定的なものではない、まして赤の他人から全角140字で押し付けられるものではない、僕は同級生の底知れぬ人間力と接する度にそう思います。僕達が一生かけて取り組む問題集には別冊の解答解説なんてついていません。解説されてたまるものか。解答なんてあるはずもない、だけれども、あるいはだからこそ、その問題を直視し、従うべき、逆らうべき風を判断せねばなりません。
 さてこの“stay hungry, stay foolish” “be foolish be hungry”ではありません。僕達はいつまでfoolish、馬鹿でいられるのでしょうか。無知を馬鹿というならば、僕は永遠に馬鹿で構わない。無知とは、また新たな何かを学べるということであり、学びとはすなわちその奥に未知が存在することへの知覚なのですから。高1の時、担任の先生がこう言っていたのを思い出します。「学ぶ意味なんて学びきるまで分からない、でも意味がわからないから学ばないってのは、あまりに安直だよね」学びには王道もなければ聖域もない。永久の学びを志向する者ならば、他者に対し冷笑的、厭世的な態度で臨むことは許されません。
 馬鹿は風邪をひかない――己の無知を自覚し、故に学び続ける「馬鹿」であるならば、流言飛語やデマといった一時的な「風」に惑わされることはないはずです。未成年という防風林が除去された僕たちには、今後多くの逆風が吹きつけるでしょう。時には向きを変え、その逆風を追い風に変えることも重要な戦略の一つです。ですが、青臭いかもしれないが、コロナ禍を乗り越えた学年として、いやそうでなくとも78期として言わせてほしい。逆風を味わうことができるのは、前に進む者だけだ、と。
 さらに僕達はそう遠くない未来、風を受ける側から風をおこす側になるでしょう。最後にこんな話を紹介させてください。ある日、生徒会の意見箱に右翼や左翼といった言葉を使って特定の政治思想を中傷するものが投書されていたことがありました。どう返信しようかと悩み、そのまま机に置いて帰った次の日、誰の字とは分かりませんが、しかしはっきりと次のようなことが書かれていました。「片方の翼だけでは、鳥は空を飛べません」 僕達が大鵬ならば、両方の翼を自在に使いこなせる大鵬でありたい。大鵬は古代中国における季節風の象徴だという説があります。中国大陸の南、太平洋を吹き抜ける季節風は、古来より貿易船の帆を押し、東西文明の融合、新たな文化の隆興を育んできました。1匹の蝶でさえハリケーンを引き起こすなら、293羽の大鵬は何をもたらすのでしょうか。僕達がおこす風もまた、曖昧な他者を融合させ誰かの「そうぞう」の一助となると信じています。
 桐の朋。ですがけっして「これっきりのとも」ではないはずです。
 数千里の翼を伸ばして校舎���外に尚も広く晴れ渡る大空を悠々と、颯爽と翔けていく我ら大鵬。
 78期が飛び立つ空に、学びあれそして笑いあれ。
 78期よいつまでも、馬鹿な大鵬であり続けよう。
 2024年3月2日 78期卒業生代表
※一部、土田さんから申し出があった箇所を訂正しています
 土田さんによると、「このたびの答辞を作るにあたり、78期の全てを詰め合わせるという思いで、卒業生293名全員の氏名から1文字ずつとって本文に組み込む、ということに挑戦しました。また、最後から3行目には担任団の先生方の氏名を1文字ずつ入れております」とのこと。また、投稿によると「桐の朋。ですがけっして“これっきりのとも”ではないはずです」という文章は、本番でのアドリブだったそうです。
 編集部が土田さんに反響に関して話を聞いたところ、「内輪ネタ満載の答辞にもかかわらず多くの皆様にお読みいただき、桐朋の魅力が少しでも伝わったようで何よりです。これからもまだ見ぬ新たな学びを求めて、大学生活を過ごしてまいります」とコメントしてくれました。
 土田さんの答辞には、「あまりにも素晴らしい文章で感動」「こういう言葉が紡ぎ出せることがなんと素敵なことか。豊かな感性」「卒業生全員の文字入れてのあの内容、すごすぎやしない? あっぱれの一言よ…」「溢れる知性とユーモア、仲間への想いを美しい文章へとまとめ上げる文才に感動しました」「答辞で泣くなんて……」「ここ数年の間に読んできた文章で一番胸が熱くなる素晴らしい挨拶だと思います」など、感動した人の声が続々と届いています。
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chaukachawan · 5 years
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ジンジャー紹介
誰かが匿名であげた役者紹介に憧れて…
森中社(29期)
今回の公演を作り上げた演出家。感動と笑いを同時にもたらすステキな脚本を書けるだけじゃなく、役者も一流。特に読みがうまい。身内にもお客さんにもファンが多い。ダイエットするの?しないの?はっきりしてほしい笑 ちなみに私はこのままでいい派です。
もう開演しちゃう!時間がない!もっと書きたかったけどこの辺で…
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CULTURE
ウクライナの大統領になったコメディアン。ウォロディミル・ゼレンスキーはどのようにして“物語”を支配したか?
シュールな展開によって大統領となり、今は英雄として世界的に存在感を示し続けているウクライナのゼレンスキー大統領。命をかけて戦い続ける彼の姿に釘付けになる私たちは、祈ることしかできない。
By Michael Idov
2022年3月1日
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ウクライナのゼレンスキー大統領
(Emmanuel Dunand/AFP via Getty Images)
ウォロディミル・ゼレンスキーは、世界で最も“ありえない”国家指導者であると同時に、世界で最も人気のある指導者かもしれない。大統領を演じて有名になったコメディアンが本当に大統領になり、それを超越する、という彼のシュールな人生模様は、筆者がこの記事を書いている2022年2月最後の週末の時点では、もう誰もが知っている。
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映画『パディントン2』のウクライナ版でパディントンベアの声を務めた彼は、12本のコメディと1本の映画に出演した人物である。ゼレンスキーは、2019年、当時のトランプ大統領から、ウクライナへの軍事支援などと引き換えに、バイデン氏に絡む疑惑の調査を依頼されたという。これが「権力の乱用」にあたるとされ、トランプ氏は弾劾訴追を受けることにもなった。そしてゼレンスキーは今、包囲された首都・キエフの街角で、プーチンと対峙している。
ゼレンスキーという存在が世界的な反響を呼んでいるのは、彼が世界中の誰もが知っている、あるタイプのキャラクターに当てはまるからだ。たとえば、数千年にわたる迫害のためか、「賢くて生意気なユダヤ人」というキャラクター設定が世界中に存在するようになった。その1人が戦時中の象徴になるということ自体が、完璧なジョークだといえる。『ウディ・アレンのバナナ』のウディ・アレン、『イシュタール』のダスティン・ホフマン、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』のベン・スティラーのようなものである。ただし、ゼレンスキーの場合はフィクションではなく、現実に死の危険と隣合わせの状況にある。
44歳のゼレンスキーの出世物語は、少し複雑だ。彼はロシアとウクライナの間に存在する信じられないほど厄介な文化のもつれのなかを歩んできた。ゼレンスキーのビジネスとコメディのルーツは、ロシアのコメディ番組・KVNにある。KVNは「かび臭いソビエト主義」の頭文字をとっており、「陽気で機知に富んだ人々のためのクラブ」という意味だ。スケッチ・コメディがプロスポーツのように機能し、メジャーリーグ入りを目指して各都市のチームが戦い、上位の試合はテレビで放映される状況を想像してほしい。
ゼレンスキーの一座は「Kvartal 95」と呼ばれ、ウクライナの都市であるクリヴィイ・リハを拠点としていたが、当時はロシア語で公演していた(これは当時としては普通のことだった)。彼は、「ヴォバン」というニックネームでチームのキャプテンを務めた。Kvartal 95がロシアのテレビで人気になると、ゼレンスキーはパートナーのセルゲイとボリス・シェフィルとともに、同じ名前のプロダクションを設立した。彼らの会社は、2006年にゼレンスキー自身が出場し、優勝を果たしたウクライナのダンス番組をはじめ、両国の市場向けに数多くの番組やイベントを制作した。
同じ頃、ゼレンスキーは、米国で教育を受けたマリウス・ベイスバーグという映画監督がロシアで手がけていたコメディ番組の製作、共同脚本、そして時には主演を務めるようになった。2009年の『ラブ・イン・ザ・シティ』は、ニューヨークで暮らす3人の友人が、魔法の妖精の呪いによって、真の愛を見つけるまでインポテンツになってしまうというストーリーである(華やかなロシアのポップスター、フィリップ・キルコロフも出演している)。
ゼレンスキーは政治家に転向しても、コメディのキャリアをないがしろにしなかった。彼の最新作である『I、You、He、She』は、彼が大統領に就任したのと同じ月に公開されたのだが、これは間違いなく歴史的な出来事である。驚くべきことに、これまで関わったロシア映画のいくつかで、ゼレンスキーは、現在は彼の死を願っているであろう人々と一緒に仕事をしていた。監督であり『オフィス・ロマンス』の共演者であるサリク・アンドレアシャンとマラト・バシャロフは、ウクライナへの侵攻を公然と支持しているのだ。
ゼレンスキーを真の有名人にした2015年のシットコム『Servant of the People』は、彼の他の作品に比べると、見応えのある作りの作品だ。ウクライナの政治をよくとらえたハートフルな風刺によって、権力の中枢に一般人が入っていってしまう姿を描いている。興味深いのは、ゼレンスキーがロシア語で大統領の役を演じていたことだ。彼は選挙に出るために「Kvartal 95」から手を引いたが、政党名は『Servant of the People』にちなんで命名された。KVNから政治への連続性は非常にスムーズなものだったのだ。
ゼレンスキーが2019年、ペトロ・ポロシェンコ元大統領に地滑り的に勝利したことは、想像を絶する展開のように思われるかもしれない。でも、現実は、もっと狂っていたともいえる。ゼレンスキーと同じ選挙に立候補したのは、ウクライナ最高のロック歌手のひとり、オケアン・エリズィというバンドのスラヴァ・ヴァカルチュクだったが、彼はゼレンスキーと違ってロシア語で演奏することはなかった。ヴァカルチュクは進歩的な若者の大部分にとっての第1候補であった。ヴァルカチュクの支持者たちは、ゼレンスキーの中道主義はかろうじて受け入れられるプランBである、と考え、皮肉なことに、ゼレンスキーがロシアと親しくしすぎるのでは、ということを懸念していた。
大統領としてのゼレンスキーの平時の内政評価は、まずまずであった。しかし、彼のKvartal 95の同僚たちのうち何人かが政権内での役職についたので、この点に有権者は眉をひそめた。汚職撲滅を公約に掲げていたのにも関わらず、だ。大統領就任2年の時点で、米シンクタンクのウィルソン・センターは「グッドガバナンスや法治主義とは程遠い、非公式な縦割りを構築した」と判断している。彼は民主主義国家における大統領権限の限界を回避するため、友好的ではないテレビ局3社を全面的に禁じた。ロシア軍が国境に集結するなか、彼は関係者全員を困惑させる不透明な立ち回りをした。2022年2月21日の時点で、キエフ・インディペンデント紙の編集長は、怒りに満ちた論説でゼレンスキーを「気落ちするほど平凡」と呼んでいた。「彼は自分自身のジェスチャーのほうが、もたらされる結果よりも重要だと思っているようだ」と彼女は書いている。
その2日後、ロシアが侵攻してきた。
すると突然、適切なジェスチャーをすることが歓迎されるだけでなく、不可欠になった。戦争が始まってわずか数時間で、明白になったことがあった。ロシアは軍事的にウクライナを圧倒するかもしれないが、ウクライナ人はどんな軍隊でも奪い取れないもの、つまり“物語”をしっかりと支配している、ということだ。言い換えれば、彼らは強力なインターネット・ミームになるという地位を獲得したのだ。「ひまわりの種をポケットに入れておけ」というフレーズは、もはやほとんど説明の必要がない。生放送に乱入する男たちはインターネット・スターになった。ウクライナの反抗的、宿命的、健全なレベルでの不潔なユーモアは、世界を席巻している。
この状況は、1676年にロシア・トルコ戦争で戦ったコサック兵がトルコのスルタンに「陸でも海でも汝と戦おう」と言葉を返したことと地続きのように思える。そして、現在��その頂点に立つのがゼレンスキー自身なのである。冗談から伝説へ、これほど早く変身した男はいない。
ゼレンスキーを英雄にしたきっかけは、3つある。1つ目は開戦前夜の演説だ。ロシア語で、ロシア国民に向けて行った。「私がドンバス地方への攻撃命令を出すと(ロシアでは)言われている」とゼレンスキーは話し、クレムリンの公式な爆撃正当化理由に反論した。「ユーロ2012で私や地元の連中が応援したスタジアムを? 負けたときに飲んだバーを? 親友の母親が住んでいるルハンスクを? そんなところに爆撃するわけない」
アリーナやバーのある通りの名前、そしてバーそのものの名前をあげながら、ゼレンスキーは語った。まるで、映画に出てくる��拐された子供の親が、��レビのニュースで誘拐犯に語りかけ、子供の名前を何度も何度も言っているようなものだ。ゼレンスキーは、この戦術がハリウッドの決まり文句のようなものであることを明らかに知っていて、その直接的な目的(「ウクライナ人は、あなたと同じ人間である」)とメタ的な目的(「プーチンは連続殺人犯である」)の両方に使ったのである。
2つ目は、首都からの避難を手助けしようとしたアメリカ人に対し、「必要なのは弾薬であり、(退避のための)乗り物ではない」という、いまや伝説となった返答をしたことだ。3つ目はもっとシンプルだった。それは、キエフの夜の街で撮影された地味なビデオで、閣僚たちとともに並び、ウクライナと世界に対して「われわれはここにいる」という1つのメッセージを発したものだ。
ゼレンスキーのミーム化は、一瞬で起き、それも圧倒的だった。クリス・エヴァンスの体にゼレンスキーの頭を乗せた“キャプテン・ウクライナ”にした画像。防弾チョッキに身を包んだ彼と、空港でスーツケースを転がすテッド・クルーズや、ゴルフウェアを着たトランプを対比させた写真。こういった例は枚挙にいとまがない。プーチン一筋のトランプ自身も、今はゼレンスキーを絶賛している。「今はウクライナの大統領の方が男らしい」ということか、と指摘する声もあった。
さらに興味深いのは、ゼレンスキーをギャングスターに仕立て直したミームだ。「我々はまだここにいる」のビデオは、ヒップホップデュオであるモブ・ディープの「Shook Ones」のインストゥルメンタルがバックに流れることによってさらに人気を博した。また、彼の肖像画に“放送禁止”という言葉を組みあわせたステッカーが大量に出回っている。土曜日には、ジェレミー・レナーがTwitterでトレンド入りした。その理由は、映画化された暁には、ゼレンスキーに似ているレナーが適任だと人々が判断したからである。
これらは、トラウマになるような想像を絶する事態に直面した時の、人間の反応である。ゼレンスキーがアベンジャーズのようだと憧れるのは、COVID-19の大流行時にファウチやクオモをセクシーだと祭り上げていた人たちがいたのと同じ現象だ。人間が正気を保つための戦術だといえる。われわれは単純な生き物であり、こういうものに飛びつく性質があるのだ。
しかし、そこには病的な側面もある。私は今、生まれて初めて、自分が記事を書き終わるまでに一国の大統領が殺されないことを願いながら執筆している。今回のゼレンスキー崇拝は、通常の政治家への媚びとは異なり、ゼレンスキーの身の安全を守る呪文としても機能させたい、という思いが込められている。我々は、今こうしている間にも命の危険にさらされている人物をアイドルにしているのだ。ゼレンスキーはスーパーヒーローでも、ミームでも、プーチンやトランプに対する復讐劇のための器でもない。私たちにできることは、彼を見て、もし私たちがこのような想像を絶する任務に就いたなら、彼と同じことをする勇気が自分にもあるのを願うだけである。
MICHAEL IDOV (マイケル・イドフ)は、 ロサンゼルス在住の映画監督・脚本家で、ロシア版『GQ』の元編集長。
https://archive.is/2022.03.02-044335/https://www.gqjapan.jp/culture/article/20220301-story-of-zelensky https://archive.is/2022.03.02-044335/https://www.gqjapan.jp/culture/article/20220301-story-of-zelensky
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viandnyl · 2 years
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#002-CL
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CL
17歳にして、K-POPシーンに降臨したレジェンド・グループ2NE1のフロントウーマンとして爆発的人気を獲得。2016年にソロ活動に乗り出し、2019年「People’s Choice Award」で“最もインスパイアされるアジア人女性”を受賞、本年はファッション界最大の祭典「MET GALA」にK-POP女性アーティストとして初参加。この冬、待望のソロデビュー作『ALPHA』でシーンへの帰還を果たした。
Instagram:@chaelincl
女王の帰還。アジアンディーバとして圧倒的プロップスを獲得するCLが、本年ついにカムバックを果たし、世界へ向け高らかにその存在を誇示した。VI/NYLでは、コロナ禍にあったこのビッグニュースを盛り上げるべく、リモータブルに独占フォトセッションを敢行。シーンへ凱旋帰還を果たした女王の、ここだけのスペシャルな撮り下ろしとインタビューを収録する。
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 世界にセンセーションを巻き起こしたK-POPムーブメントの中でも、ひときわ存在感を放っていたガールズユニット2NE1。“ガールクラッシュ”という言葉・定義が浸透する随分前、まだ女性に対する偏見やディスアドバンテージも残っていた2009年にデビューし、そのファッション性の高さやエッジの効いたサウンドメイクで、韓国や日本はもちろんアメリカからヨーロッパまで、インターナショナルなスケールでフリークスを拡大していた。  制服で均一に整えられたかわいらしさや、過剰にボディコンなセクシーさでもなく、あくまで、いちアーティストとして権利拡大を主張するその姿勢は、ことアジアにおいては特に稀有な出来事だった。そのレジェンド的存在である2NE1のリーダーがCLだ。2016年のグループ解散後、アメリカに渡りソロとしての活動をスタート。水面下で着実にスキルアップと制作を重ね、2019年にはミニアルバム『In The Name Of Love』をリリース、 2020年には独立レーベル「Very Cherry」を発表し本格的な再始動を予感させた。そして2021年夏、満を持して『ALPHA』プロジェクトを投下、この冬自身初のソロアルバムをついに完成させた。  2NE1としてのデビュー2年前(2007年)にソロデビューを果たしていたCLは、ここまで実にキャリア13年。タフでインディペンデントな象徴として君臨した彼女が、初となるソロアルバム『ALPHA』の完成をどう捉えているのか、心境を語ってくれた。 「自分の様々なパフォーマンス、全てのクリエイティブ、映像に触れてくれた人たちに私が思い描く通りのインスピレーションを伝えたい。今はただそのことに全力を注ぎ込んでいます。父はいつも「大きなことのために小さな一歩、小さなことのために大きな夢を持たなければならない」と言ってくれました。今はこの『ALPHA』の完成について、そんな風にフォーカスしています」
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 完成の喜びを真摯に喜び���つもふつふつとたぎらせる想い、さらなる境地へと邁進せんとする強い意志。一世を風靡しながらも、決して楽な道のりではなかったであろうここまでの13年間は、様々な変化を繰り返した年月だったのではないか。 「私たちはみんな変わる。みんな成長していく。変化という言葉が正しいかわからないけれど、私たちは経験から学び間違いなく成長していく。そう、この13年間、私も変化し成長してきました……もしそうじゃなかったら困っちゃいますね。さらに大きな視点や別の観点から振り返ると、本当に変化だらけでした。2NE1からソロになって、K-POPだけの世界からツアーで世界中を飛び回るようになり、新しい人と出会い、音楽だけでなくファッションも一緒に作り上げていくようになったり、そんな様々なレイヤーが折り重なってる。そして今ようやく、私は独立したアーティストとして、自分のレーベルからファーストアルバムを出しています。これこそが最も大きな変化です」  先行して公開された「SPICY」では、気鋭プロデューサーBaauerとSokodomoによるハイパーポップ×トラップのような激しいサウンドに、自身を刺激的なソースに例えた緩急自在なフロウとセルフボースティングで、改めて自らのアイデンティティーを高らかに示した。本人役で出演した『マルコヴィッチの穴』や『二十日鼠と人間』でも知られる演技派・ベテランハリウッド俳優John Malkovichが、冒頭のモノローグで参加したのも話題に。 「彼は私にとって多くの意味を持つ人。メンターという表現が適切かわからないけど、私にとって彼はただただJohn Malkovichという存在。彼の共有してくれる話は共感することが多く、学ぶこともたくさんあり、とても気に入っています。私がアメリカに一人で滞在するときは、いつも面倒をみてくれるんです。彼のファミリーも歓迎してくれるし、とても親しくさせてもらっています。本当にありがたいし恵���れていることですよね」  同曲は「THE BADDEST FEMALE」「Hello Bitches」などの系譜を継ぐ、女性であることやアジアンであること、コリアンであること、偏見にさらされることもあったであろう自身のアイデンティティを、その代表として堂々と歌い上げる真骨頂のような楽曲。 「「The Baddest Female」から「Hello Bitches」へ辿り着く過程、これはGZBのアンセム(女性賛歌)なの。常に私はGZBとして代表であり続ける。それは自分が常にCLであるということ。「Hello Bitches」のセカンドバースには文化的なエッセンスがたくさん溶け込んでいたけれど、新作の「SPICY」では、さらにたくましく、強いアジア人女性像が色濃く表現されています。そうしたエレメントが私を進化させ、より溶け込ませていくんです(※GZBは韓国語の発音の英語表記で女性の意。ひいてはCL自身のアイデンティティーを指している)。自分に誇りを持ち、自分を受け入れ、そして良いお手本になれたらと。自分自身のことやライフストーリーを音楽にして伝える。当然ながら韓国人女性として表現しています」
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一方、昨年時点でリリースしていた「HWA」では、韓国では馴染み深い“ムクゲノ花が咲きました”というフレーズを引用。全米で戦う上で、改めてコリアンとしてのプライドも強く誇示。(※ムクゲノ花が咲きました=日本の“だるまさんがころんだ”) 「これが私のファーストソングであり、アーティストとして独立した時のファーストシングルでした。「In The Name of Love」プロジェクト後、インディペンデントアーティストとして自分を紹介するための曲にしたかったんです。この曲にはたくさんのレイヤーがあるけど、端的に言えば「Everyone freeze!! I'm back!!」てこと。そして韓国の伝統的な遊びを世界中に紹介したいと思い、この曲に「ムクゲノ花が咲きました」を取り入れました。内容的には「Don't try me!!」 (逆説的な挑発/自分がイケているということの誇示)」   正直ミュージシャン、アーティストのみならず、他のジャンルを見ても、ここまでアジア人女性としてガールズエンパワーメントを貫く存在はいないのではないか、と思う反面、その重責にさいなまれてしまうのではないかという杞憂さえ浮かんでしまう。 「責任は感じないようにしています。それよりもっとお互いを高め合えるような……そういう感じになれたらと。みんなにそう伝わってくれるなら、私にとってのエネルギーとモチベーションになります。そうですね、なんていうか私だけがやっているのではなく、一緒に刺激し合えたらと思いますね」  とっくに達観した境地に辿り着いていて、その覚悟さえもポジティブなバイブスに満ちている。なんて頼もしいんだ。その音楽性の発露はどこから生まれてくるのか。 「私が伝えたいストーリーやメッセージから始まります。多くの場合、普段の生活やフェーズを通過する過程の中における自分との対話の中から生まれます。自分自身に向き合い恐れに立ち向かう。それこそがフェーズ。『ALPHA』はまさに、それらのストーリーやメッセージが内在する問題を克服することがテーマです」  ヒップホップ、アジアン、フィメール、そしてエンタメ。そうしたカテゴリーでの可能性全ての希望となり得る新たなリーダーとも言えるのではないか。でも決して強いだけではない、内包された儚い人間味の部分にも多くの共感が集まるのだ。
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「私はパワフルな楽曲を歌うけれど、それだけが自分の持ち味ではないんです。もちろん色んな側面があります。「SPICY」が“私”の唯一のキャラクターではなく、『ALPHA』にもアーティストとしての“CL”がいます。今では、このCLと素顔のChaelinが上手くバランスを取っています。もちろんメディアに映し出されることは様々ですが、そういうものと戦わずしてバランスを取る方法を見つけたんです」  生身の自分自身も尊重しながら、アーティストとしての女王CLとしての強さもしなやかに併せ持つ。理想と現実のギャップに葛藤するのではなく、どう立ち向かい乗り越えるのか。CLはそれを示してくれている。 「人は誰しもそう(ギャップに葛藤する)だと思います。『ALPHA』は実際そういうテーマで、恐れることに直面したとき、どうやって克服するかをテーマにしています。恐怖を乗り越えるために経験した色々な感情についての私自身のストーリー。恐怖を感じ向き合うことから始まる。誰にでもそういう時はあるし、そこからどうやって克服し、何を生み出すかが重要なの。『ALPHA』はそのためのもの。このアルバムが、その感情を乗り越えるきっかけになれば嬉しいです。今、CLとChaelinは同じくらいの時間を過ごしてきました。ようやくバランスを見つけることができたんです」
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Q  音楽を始めたきっかけは? A  ダンスがきっかけです。ダンスが好きで、自然と音楽を聴くようになりました。一緒に歌ったり踊ったり。つまりダンスから始まったということですね。
Q  幼い頃の自分にアドバイスするなら? A  特にアドバイスはないけど自分を信じて、ただ生きていく!
Q  音楽がなければ何をしていたと思いますか? A  考えたこともないですね。もし音楽以外でやりたいことがあれば間違いなくやっていたと思います(笑)
Q  制作のインスピレーション���どこから受けていますか? A  映像的な意味でいえば、パフォーミングがすごく重要な要素です。映像や舞台の演出を考えるときは、自分の姿をイメージしてパフォーミングやダンスを構成し、そこにファッションや他のビジュアルなどを加えていきます。
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Q  イライラしているとき、余裕がないときはどう解消する? A  まず、そういう経験をするのは当たり前だと自分に言い聞かせます。あとは体を鍛える! 走ったり、エクササイズしたり、踊ったり。そういう日は体を動かすのが好きです。
Q  最近ハマっているものは? A  正直なところ、今は時間がなくてそういうことからはかなり遠ざかってしまっています……。
Q  今年買ったお気に入りの物は?(日用品、家電なんでもOK) A  実は、新しいシーズンに入ると新しい下着を買うのが大好きなんです。
Q  最近ハマっているアーティストは? A  自分自身!
Q  初めて購入した曲(アーティスト)は? A  Lauryn Hill
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PHOTOGRAPHY : NICK WALKER† STYLING : ALESSANDRO FRANCALANCI† HAIR : SAMI KNIQHT† MAKEUP : SANG JEON TEXT : SADANORI UTSUNOMIYA
*This interview was conducted on VI/NYL #002, which published on Dec.30th, 2021. 
*All photos are courtesy of the artists.
■VI/NYL
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oyako-hakken · 9 months
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親子でいっしょに!演劇ワークショップ
親子でいっしょに!演劇ワークショップ みんなでオリジナルの演劇をつくろう!
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親子で話したり遊んだりしながら、短いオリジナルの演劇を作ります。お互いの知らない一面を見つけたり、他の参加者と交流したり・・・大きな声を出すのが苦手、引っ込み思案という人も大歓迎です。
■対象・開催日時 2023年 11/12(日) 10:30-12:00 年中・年長+親 14:00-16:00 小学1・2年生+親
12/3(日) 10:30-12:00 年中・年長+親 14:00-16:00 小学1・2年生+親
2024年 1/28(日) 10:30-12:00 年中・年長+親 14:00-16:00 小学1・2年生+親
2/18(日) 10:30-12:00 年中・年長+親 14:00-16:00 小学1・2年生+親
※1/28(日)10:30-12:00の回は定員に達したため、キャンセル待ちでのお申込みとなります。
■会場 FACTORY (世田谷区奥沢8-3-2 田園マンションB1F) 東急大井町線 九品仏駅より徒歩7分 https://www.factory.theater/access
■参加費 1,500 円/組 ( こども1名+保護者1名) 追加 こども1名:500円、おとな1名:1,000円 ※ご兄弟での参加・同伴については別途お問い合わせください。
■申し込み※各回先着10 組 申し込みフォーム
■問合せ [email protected] 080-5526-7505(担当: 宮原)
■団体紹介 おやこフシギ発見クラブは、世田谷パブリックシアターによる専門家育成プログラム「演劇ワークショップラボ2021」から生まれました。 親子で演劇に親しむ場の創出を目的に、勉強会やオリジナルワークショップの開発、実施を行っています。
■進行/ファシリテーター いけだとも実(いけだ ともみ) 俳優、演劇ワークショップファシリテーター。NPO 法人演劇百貨店のメンバーとして文化施設や学校等での演劇ワークショップを進行。 神奈川県立麻生総合高等学校非常勤講師(演劇基礎・実践)。2019 年 よりベイビーシアター(乳幼児のための舞台芸術)の創作を始める。
山本雅幸(やまもと まさゆき) 俳優。青年団/NPO法人PAVLIC所属。ワークショップファシリテーターとして、幼稚園や全国の小中高校、世田谷パブリックシアター「地域の物語」、池袋コミュニティカレッジなど、未就学児からシニアまで様々な方々とワークショップを行っている。俳優としては日本各地や海外での公演、韓国との共同制作など様々な作品に出演��劇場以外でも地域や場所、そこにいる人々と関わりながら作品を創作・上演している。11歳の息子とパートナーと3人暮らし。どんどん変化していく子供との生活をとまどい悩み楽しんでいる。
<アシスタント> 岡田陽子 佐久間麻由 杉林志保 矢部久美子
■参加にあたってのお願い ・新型コロナウイルス感染症予防、拡散防止のため下記に該当する方はご入場いただけません。 (37.5℃以上の発熱/マスク未着用/咳、呼吸困難、倦怠感、味覚・嗅覚障害、その他風邪の諸症状がある/新型コロナウイルス感染症陽性とされた方との濃厚接触が ある/過去 2 週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への訪問歴及び当該在住者との濃厚接触がある) ・記録/広報のためにイベント中の写真や動画の撮影を行う場合があります。ご了承ください。
**** 主催:おやこフシギ発見クラブ 制作|宮原真理 協力|DRAWING AND MANUAL  令和 5年度世田谷区地域文化芸術振興事業補助金事業
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mi2osuwa · 3 years
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週間文春/佐々木宏スキャンダル記事まとめ(MIKIKOに関わる部分のみ抄録)
●2017年12月、東京大会の演出チームとして、山崎貴(映画監督)、野村萬斎(能楽師)、川村元気(映画プロデューサー)、栗栖良依(クリエイティブ・プロデューサー)が選出。組織委員会会長の森喜朗が「リオ(大会の引継式)の演出陣を入れるべき」と注文を付け、椎名林檎、MIKIKO、佐々木宏(クリエイティブ・プロデューサー/電通)、菅野薫(クリエイティブ・プロデューサー/電通)がこれに加わる。
●チームの中心だった山崎貴が「風船で作った実物大ゴジラ」といった非現実的な提案を繰り返すため、組織委は2018年夏、野村萬斎に「チーフ・エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター」という肩書を与え、新たに責任者に据える。が、野村のアイディアもまた「茶室が空を飛ぶ」といった突拍子もないものばかりで、森喜朗主導で責任者を降ろされる。
●2019年6月3日、組織委は野村萬斎を管理側へ「棚上げ」し、MIKIKOを執行責任者に任命。
●同年7月23日にはIOC副会長への「開幕1年前プレゼン」が控えており、MIKIKOは不眠不休で企画案に没頭。計7時間に及ぶ開閉会式の構成、演出、キャスティングから衣裳プランまで、通常2年かけるところを2カ月弱で完成させる。「アスリートの出迎え役、引き立て役」として東京を演出したMIKIKO案をIOCは絶賛。
●2020年1月7日、デイリー新潮が「菅野薫が部下へのパワハラで懲戒処分を受けた」と報じる。パワハラ被害を訴えた電通社員は五輪を巡り菅野と主導権争いをしており、電通首脳陣は、菅野と被害を訴えた社員の上司、さらに五輪に関わる役員にも処分を課し喧嘩両成敗としたが、報道されたのは菅野の名のみ。同日付で菅野は演出チームを辞す。
●菅野薫はストーリー作りや各所へのプレゼンなどでMIKIKOに協力してきた。彼のサポートを失ったMIKIKOは、やはり電通社員である佐々木宏に「ストーリー作りができる人材を紹介してほしい」と依頼。佐々木はもともと「一人目の責任者」である山崎貴のサポート役だったが、関係先へのプレゼンの際に内容を無断で書き換えて山崎の怒りを買い、五輪から外されパラ開閉会式担当になっていた。MIKIKOの依頼を受けた佐々木は「自分がやる」と言い出し、森喜朗に話を通して五輪開閉会式企画に参加するようになる。
●2020年3月24日、五輪の1年延期が決定。これに伴う「開会式コロナ緊急対策リーダー」に佐々木宏が就任。指名したのは、森喜朗と親しい髙田佳夫(電通代表取締役社長補佐)。佐々木は指名を受けるにあたり「自分ひとりで式典をイチから決めたい」と条件を出す。
●2020年5月11日、MIKIKOは髙田佳夫から、佐々木体制への変更を一方的に告げられる。
●IOCは、2020年4月6日付のMIKIKOチームによる開会式案を「よくここまで準備してくれた」と歓迎していたが、佐々木宏はこれを白紙撤回、自前企画のプレゼンを重ねる。IOCから「これまでの企画の方がいい」と言われ続け、ついにはMIKIKOチーム案を切り貼りした案を提出するように。
●2020年8月18日、佐々木宏は延期決定後初めてMIKIKOを呼び出し現状案を説明。自作案を無断で切り貼りされたMIKIKOは困惑するが、「従前の企画をCGで作り込む」など建設的提案。しかし佐々木はこれを黙殺し、以降、電通などには「MIKIKOさんには話を通している」と伝え事実上彼女を排除。
●電通や組織委からの連絡が一切途絶えたMIKIKOは不信感を募らせるが、総勢500名に及ぶMIKIKOチームは次の仕事も入れられず待機状態にあり、「今辞めたらスタッフやキャストに申し訳が立たない」と忍従。ストレスから突発性難聴を発症する。
●2020年11月2日、佐々木宏が再度MIKIKOを呼び出し、企画案を説明。総合演出に小林賢太郎(演出家)を起用し、これまでの企画を一新したものだった。
●2020年11月9日、MIKIKOは組織委の武藤敏郎事務総長に辞任届を提出。〈(佐々木氏から)現在の企画案も共有いただきましたが、その内容は、ライブ演出の実務からしても非合理的かつ非現実的で、時流にも合致しておらず、到底納得できるものではありませんでした〉(同文書より)
●2020年11月25日、MIKIKOは組織委会長室で森喜朗と面談。森は「あなたが女性だったから、佐々木さんは相談できなかったのでは」「事を荒立てるんじゃないだろうな」と発言。MIKIKOは「荒立てません」と返答。
●2020年12月、組織委はMIKIKOに対し「MIKIKOの辞任とは関係なく、コロナで演出チームが解散したことにする」「迅速に物事を進めるための決断と発表する」と一方的に通告。
●2020年12月23日、MIKIKO辞任の事実は伏せたまま、チームの解散と佐々木体制への移行が公式発表される。
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kentahayashimusic · 2 years
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ヨーロッパツアーミッションから帰国後のライブ続々と決まっています‼️😊 9/23&24&25は京都にて開催の @gaia.dmt !🌈 HOLISTIC STAGEヘドライナーで出演させて頂きます!✨ めっちゃ楽しみです!🌟 素晴らしい出演アーティスト満載! 是非みんな癒されに踊りに来てね😊✨ After I get back from Europe to Japan, I’ve got many awesome shows coming up!!! Sep 23,24,25 Gaia Festival in Kyoto! 日時 : 2022年 9月 23 24 25日 (金祝・土・日) 23日 金祝日 Gate Open 10:00 : Start 15:00 25日 日曜日 Finish 15:00 : Gate Close 19:00 【】GAIA 2022【】 gaia.dmt-ent.com 会場 : 京丹後森林公園 スイス村 Kyotango forestpark Swiss village 京都府京丹後市弥栄町野中 kyotangoforestpark.jp 主催 : DMT Entertainment dmt-ent.com ⌘ 入場料 ⌘ 前売りチケット ¥15,000 9/16まで販売中 当日チケット ¥18,000 お子様入場無料 (16歳以下) 前売り券販売プラットフォーム ZAIKO dmt-ent.zaiko.io/e/GAIA2022 ⌘ 会場内 リラックスエリアご案内 ⌘ ・フリーテントサイト ・芝生特別テントサイト レンタル4人用テント張り付け 50,000円 ・会場内宿泊施設 完売 宿泊施設 お問い合わせ [email protected] ⌘ GAIA 2022 エリア紹介 ⌘ 五大元素をテーマにしたメインエリア 地🌱 EARTH  《 Psytrance area 》 水💧 WATER 《 Swamp area 》 風🌬 AIR 《 Holistic area 》 火🔥 FIRE 《 わっしょい area 》 空🌀 ETHER 《 Art Gallery area 》 🎪 Food & Shop《 Market area 》 👼 Kids Disco 《 Kids area 》 凸 GAIA Land 《 Space design team 》 ⌘ 会場内ホスピタリティ紹介 ⌘ •お風呂屋 •ホテルなどの宿泊施設 •コインシャワー •フリーテントサイト  •車中泊も大歓迎 •各エリアバーカウンター •携帯充電スポット •サスティナブルカップ  •ヴィーガン対応フード •インフォメーション •山頂にある会場内は涼しく快適に過ごせます。 2022.9.23 24 25 全宇宙への愛と感謝をコンセプトに 今年もDMT Entertainmentが主催する サイケデリック スピリチュアル フェスティバル 「 GAIA 2022 」 日本 京都に位置する新天地に引き寄せられ 京丹後森林公園 スイス村に巡り合わせて、 今年も世界に轟くGAIAを開催させていただきます。 一歩足を踏み入れるとそこには、森林公園と空間アートが調和した不思議の森の世界に誘われ、メインとなるサイトランスエリアのステージ美術の演出、音響、3Dマッピングを昨年より倍増し、日本最高峰のフルラインナップで、これまでの期待と概念を超越する3日間のレイブフェスティバルが始まりを迎えようとしています。 今年も開催地への感謝とGAIAの祭典を祝福するオープニングセレモニーは、SAORI KANDAを筆頭に豪華な出演者によって幕を開け、五大元素をテーマにした各ステージが壮大に広がります。 朝ヨガ、レイキヒーリング、カカオセレモニーなど健康に関する講演や体験を催し、夜はアンビエントバンドなどでロマンチックな空間を包み込むホリスティックエリア。 フードはヴィーガン料理やオーガニックフードを大切に全国から魅力の詰まった多数のショップが立ち並ぶマーケットエリア。 ディープな空間でテクノ、ハウス、ダークプログレッシブなど各シーンを牽引するDJアーティストが集うスワンプエリア。 そして今年から新世代のジャパニーズヒッピー集団による、わっしょいエリアという新たなエリアもできました。 まだまだ、愉快なコンテンツにファミリーも大満足のキッズエリア。 各ジャンルのサイケデリックアートが展示されるアートギャラリー。 その他、宿泊施設も充実していて、お風呂屋さんやオシャレなバーにテントサイトエリアなど、たくさんの魅力ある場所で生まれる、ひとりひとりの素敵な出会いや物語が始まることを願っています。 これまでにないニューエイジ思想を巻き込む 日本最大級 サイケデリックカルチャーの祝祭 GAIAの波動を全身全霊で体感しにきてください。 (at 京丹後森林公園スイス村) https://www.instagram.com/p/CiA6pHHDWpJ/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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illusionist-musical · 3 years
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ニューヨークタイムズ掲載記事 和訳公開
『イリュージョニスト』の脚本を担当したピーター・ドゥーシャンの執筆した記事が、ニューヨークタイムズに掲載されました。幾多の山を乗り越えて、奇跡の5回公演へ。その道のりを記した記事の和訳を公開いたします。
The New York Times:  https://www.nytimes.com/2021/02/17/theater/the-illusionist-musical-tokyo-pandemic.html
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次なるトリックは… 新作ミュージカルをパンデミック中に東京で開幕させること
本記事の著者が脚本を執筆した『イリュージョニスト』は、初めての公演を予定していた。ロックダウン、死の悲しみ、がん、そして隔離により道を遮られても、作品の上演を止めなかった。
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『イリュージョニスト』の脚本家ピーター・ドゥーシャンが、東京での公演初日を7000マイル離れた場所から見守る。(撮影:ピーター・ドゥーシャン)
ピーター・ドゥーシャン著
2021年2月17日
離陸前の座席で、私は信じられないほどの達成感を感じていた。この(ほぼ空席の)飛行機にたどり着いたことだけで、大したことを成し遂げたように思えたのだ。海外へ旅をすることが許されるなど、奇跡だと。JFK空港へ、このフライトのこの席へたどり着くまでの道のりが既に、とても長く険しいものだった。
始まりは2016年のこと。スカイプを通じて、ロンドン在住の作詞作曲家マイケル・ブルースとともに、スティーヴン・ミルハウザーの短編小説を基にした2006年の映画「幻影師アイゼンハイム」を原作とした、ミュージカルの第一稿を書いていた。そしてその後、第二稿、第三稿、第四稿と書き進め、作品開発のためのワークショップを二回行った。
2020年末に東京で迎える世界初演に向けて私たちは準備を進めていた。演出家のトム・サザーランドは、日本の大きな演劇制作会社である梅田芸術劇場との実りある実績があり、彼らは新作ミュージカルの開発に意欲を示していた。『イリュージョニスト』は梅田芸術劇場にとってはその機会であり、クリエイティブ・チームにとっては、脚本や音楽を更に磨くチャンスであっただけでなく、作品にとって大変重要かつまだ準備を進めていないイリュージョンという要素を取り入れる最高のタイミングでもあった。(主人公はマジシャンなので。)
しかし、コロナウイルスが発生した。アメリカやイギリスの劇場は閉鎖され、私は心配しながら日本の状況を追った。海外からの渡航が止められたときには取り乱したが、第一波のときにウイルスをコントロールできていた様子を見て、気持ちが少し落ち着いた。劇場は閉鎖されていなかったため、たとえクリエイティブ・チームが来日できないとしても、計画通りに公演は上演できそうだった。
何があっても、この公演を実現したいと私は考えていた。私が関わっている作品のうち既に、2020年に予定していた地方公演が2つ中止になった。1つ目は脚本を手掛けたミュージカル、もう1つは脚本の監修を務めていた作品。この追い込まれた業界で働く多くの人と同じように、たとえ小さな欠片でもいいから、私も何かしらの成果を残したいと、必死になっていた。
梅田芸術劇場は、12月に予定していた世界初演の主役に、三浦春馬を迎えることを発表していた。19世紀末ウィーンのイリュージョニスト、アイゼンハイム。彼は初恋の相手との再会を果たすが、彼女は今やハプスブルク家の皇太子の婚約者となっている。彼女を取り戻そうとするアイゼンハイムは、入念に築き上げられた脆い社会秩序を覆らせる。(映画ではエドワード・ノートンが演じた。)
東京で上演された『キンキーブーツ』でも主演を務めていた三浦は、2019年に行われた『イリュージョニスト』日本語版(市川洋二郎翻訳)のワークショップに参加していた。力強くカリスマ性に溢れた彼のアイゼンハイムは、この作品にとって大きな支えになることは間違いなかった。この公演、そして三浦の参加は、大きな話題を呼び起こしていたようだった。
7月18日、朝起きると一通のメールが私のもとへ届いていた。30歳の若さで、三浦が亡くなったと日本のメディアが伝えた。カンパニー全体がショックを受け、悲しみに包まれ、どのように進むべきか、果たして進むことができるのか悩んだ。
これまで、私は「ショー・マスト・ゴー・オン」に対して懐疑的だった。許されないような労働行為を許容するよう、労働者を強制する言葉のように感じていたからである。しかし、今回はこのフレーズの中に、真剣な思いを感じていた。演劇とは、本来、コミュニティのものである。今辞めてしまうより、公演に関わる全員が集結し、上演することの方が、少しでも癒しになるはずだ。諦めることで、一体何を得られるのだろうか?
そして、プロデューサーたちから、いくつもの質問が飛んできた。東京で隔離期間を過ごすことはできるか?どれくらいスピーディーに日本領事館に行くことができるか?(救いの手が伸びた:日本が就業ビザを許可しはじめた!)作品の幕間休憩をカットしてもいいか?(お手洗いでソーシャルディスタンスをとるため、休憩が長くなってしまう。)スケジュールをずらすことは可能か?公演期間を短縮することは?
イエス、全てにイエス。何にでもイエス。何が何でも上演をしたい。
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ドゥーシャンは稽古のために東京へ飛んだが、隔離期間の間に、アメリカへ帰国することが最善と判断し、自宅へ戻り再度隔離した(撮影:ピーター・ドゥーシャン)
主役を再度キャスティングすることはあまりに心苦しく、カンパニー内から決めることとした。もともと皇太子役を演じる予定だった海宝直人に、アイゼンハイム役を務めてもらうこととなった。
そして、もう一つの壁に突き当たった。トムが大腸がんという診断を受けたのだ。完全回復することは間違いないと彼は自信を持っていたが、治療を続けるためにはロンドンに居続けなければならなかった。つまりは日本への旅はできない。マイケルと私は、トムのことを心配し、「自分の身体を一番に考えるように」と彼に懇願した。
しかしトムは、病気が作品の妨げとなってはならないと断固とした強い思いを持っていた。プロデューサーたちが再び奮闘し、計画を考えた。ライブ映像を使用し、トムはリモートで演出をすることに。このパンデミック以前には考えられなかった解決法が、今や私たちにとって、進むための唯一の選択肢となっていた。
旅に必要な許可を全て得て、私はJFK空港へ、このフライトへ、この席へとたどり着いた。そして一枚、自撮りをした。考え得るトラブルは、もう全て起きた。そんな明らかな安堵を感じていた。
その後、全ての岐路において、あらゆる安全策と予防策が講じられた。フライトの前にPCR検査を受け(値段に見合わない高級医療機関で鼻に綿棒を挿入)、羽田空港着陸直後にも再度検査(唾を誘発するためにブースの壁に貼られた梅干しの写真を見ながらの唾液検査)。2週間の隔離期間を経た後に稽古へ参加する予定であったが、隔離期間を終えた後だとしても、東京での滞在を最大限に満喫することはできなかった。屋内での外食やバー、美術館等、人が密集するところは全て避けると合意したのだ。
稽古場での感染予防対策は広範囲に渡った。毎日稽古場に到着すると、参加者たちは私物を個々の衣類袋に入れ、通勤中に着けていたマスクも取り換えた。制作が用意した新しいマスクを、毎日の稽古中に着用することが義務付けられた。稽古場内の食事は禁止され、携帯電話の充電器の共有さえ許可されなかった。稽古は、定期的な「換気休憩」によって中断された。
東京のホテルで過ごした隔離期間1週目、私はZoomを通じて稽古に参加した。振付家のスティ・クロフが既に稽古場に通っていたが、その他の海外クリエイティブ・チームは隔離を続け、稽古が進行する中、WhatsApp(※海外で主流のチャットアプリ)で会話をしていた。その1週間で、私たちは作中の15分ほどを削り、1曲を書き換え、様々な角度から飛んでくるダメ出しを乗りこなした。1幕もののこのミュージカルの前半のステージングが付いた。
すると、隔離期間8日目の朝、プロデューサーから一本の電話をもらった。役者のうちの一人が、コロナウイルスの症状を訴え、陽性反応を検出したとのこと。稽古は中断された。稽古場に参加していた19人のキャスト、何名かのプロデューサー、演出部、制作、そしてたまに立ち寄るのみのオーケストレーターや歌唱指導を含む多くのカンパニーメンバーが、その日の夕方に検査を受けるとのことだった。
カンパニーの中でも楽観的な考えの人たちは、実行していた感染予防対策の成果が検査結果に反映されるはずという���望を持っていた。陽性反応を示した俳優と、その人物と濃厚接触をした人たちが隔離期間を終えた2週間後には、稽古を再開できると。
翌日の夕方、Zoomでのプロダクション・ミーティングにて、リード・プロデューサーによって検査結果が伝えられた。7名の陽性者。キャスト5名、スタッフ2名。我々の努力は、感染の拡大をある程度抑えたかもしれないが、完全に防ぐことはできなかった。変わり続ける状況に順応していくことが益々困難となってきていた。プロデューサーは言った、「時には、歩き去ることが一番勇気のいることだ」と。
もし再開するのであれば、稽古場の人数を必要最低限に抑えることが必要だと私は理解した。そして、正直、稽古場の中に留まることに対して、不安を感じたことも事実だった。リモートで参加する設備が既に整っていたこともあり、私はニューヨークへ戻る決断をした。
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東京のホテルの一室にて、『イリュージョニスト』の稽古に参加(撮影:ピーター・ドゥーシャン)
JFK空港から帰宅し、そのまま再度の隔離期間に突入した。毎日のプロダクション・ミーティングでは、全ての会話が両言語できちんと伝わるように、通訳たちを介しながら進めたため、何時間にも及び、私は毎朝5時から参加していた。その中で、梅田芸術劇場チームが、前に進む道を示してくれた。狭いスタジオで稽古をすることを不安に感じていたため、1300席のキャパシティと安全な広さを持つ日生劇場であれば、よりリスクの少ない環境で稽古できると。
稽古期間を短縮しなければならない。役者同士の接触を減らすため、ステージングを簡略化しなければならない。イリュージョンを実現する時間がないため、マジックそのものよりも、マジックに対するリアクションにフォーカスを当てるようシーンを作り直さなければならない。
観客には、コンサート版のステージングになるとアナウンスし、残念な思いを持つ方たちには返金をしなければならない。
イエス。全てに対してイエス。何が何でも上演したい。
数日間のリモート稽古を再開した頃、菅義偉内閣総理大臣が東京都の緊急事態宣言を発令。公演中止。振付家はロンドンへと帰国。しかし、実際には緊急事態宣言による劇場閉鎖命令は出なかった。他の作品が上演を続けるのであれば、我々の作品もそうすべきでは?公演中止は取り消し。
有難いことに、カンパニー内の陽性者で重症の人はいなかったが、再開の日程が近づく中、再び仕事ができるまでには健康を取り戻せていない者もいた。初日を後ろ倒し、公演期間を更に短縮することを私たちは許容できるか?既に簡略化されているステージングを、更にシンプルにすることは可能か?
そして今回も再び、イエス。しかし、なぜイエスなのだろうか?なぜ私たちは、これほどまでに戦い続けていたのだろうか?真実の脆さについて問いかけるこの作品の物語が、時代にあまりにも即していたからだろうか?あるいは、これまで既に多くの困難を乗り越えてきたのだから、どんな新しい障害物を前にしても、怯むことは非論理的だと感じたからだろうか?
それとも、たとえ自分勝手でも、私たちの努力を示す何か―何でもいいからその何かが欲しいという必要性に、突き動かされていたからだろうか?50%のキャパシティでの最低限の公演期間…それが実際にどれほど役に立つと言うのか?東京で何が起ころうと、イギリスのクリエイティブ・チームと私は、そして作品自体は、麻痺するような待機期間に戻るだけのことだ。それぞれの国で劇場が再開するときを待つだけ。今この作品を上演することで得られるものは、作品を上演したという事実だけだ。それだけが、十分な理由になり得るだろうか?
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死の悲しみを乗り越えた後、海宝直人が『イリュージョニスト』の主演、アイゼンハイム役を務めた(撮影:岡千里)
私が東京を去った翌日から1か月が経ち、『イリュージョニスト』は稽古場での稽古を再開。クリエイティブ・チームからは、マイケルだけが日生劇場に通っていた。ロンドンにいるトムとスティは、朝4時に起きて参加。アメリカで私は、ほぼ毎日朝3時まで稽古を見ていた。作品の形は素早く作られていった。それ以外に方法はないのだ。
稽古のプロセスには距離を感じたが、ミュージカル業界の人であれば理解できるような喜びがたくさんあった。何年間もピアノ1本での演奏しか聞いたことがなかった音楽が、ついにフルオーケストラによって色づき、前田文子の豪華で緻密な衣裳が舞台の照明を吸収し、俳優たちの役作りを更に際立たせ、ミステリアスで才能に溢れる海宝直人がアイゼンハイムになっていく様子を見つめた。
信頼のおけるいつものZoomで、私は1月27日の初日公演を観劇した。カーテンコールでは、喜びと安堵で役者たちは嬉し涙を流した。終演後、プロデューサーの一人がスマートフォンを持ち、各楽屋を歩き回り、私たちもキャストに思いっきり祝福を浴びせることができた。
スクリーンというフィルターを通しても、舞台裏の歓喜と興奮を感じとることができた。7000マイル近く離れた場所からでも、私は公演初日の高揚感を経験した。再び演劇を作っている、作品を上演している、と。
2日後、予定された5公演を無事に終えて、『イリュージョニスト』は幕を閉じた。後は待つのみ。
The New York Times:  https://www.nytimes.com/2021/02/17/theater/the-illusionist-musical-tokyo-pandemic.html
By Peter Duchan 
Feb. 17, 2021
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anime-sheep · 3 years
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アサルトリリィ × 私立ルドビコ女学院 感想
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舞台、「アサルトリリィ × 私立ルドビコ女学院」を完走したので感想を書こうと思う。 「アサルトリリィ × 私立ルドビコ女学院」のあらすじはこちら
多くの人がそうだと思うが、わたしはアニメからアサルトリリィに入った(感想も書いた)。
アニメ版とルドビコは舞台が違う。アニメ、アサルトリリィBOUQUETの舞台である百合ヶ丘女学院やそこに所属する登場人物は名前がたまに挙がる程度だ。しかし世界観は同じなのでさまざまなアサリリ用語に慣れていれば入りやすいだろう。
ルドビコの舞台劇は5作存在する。
シュベスターの祈り
シュベスターの秘密
シュベスターの誓い
白きレジスタンス~約束の行方~
白きレジスタンス~真実の刃(やいば)~
全部見ようと思うとなかなかのボリュームだ。「誓い」は「祈り」と「秘密」の総集編なので新しい方を3つ見れば済むという考え方もあるが、それでもなかなかのボリュームだ。しかし本筋はわりとシンプルだ。実のところ、未来、来夢、聖恋、幸恵とシスター達の名前を出せばあらすじは説明できてしまいそうな気がする。
とは言え、シリーズ通して30近いキャラクターがいる。前知識のない一作目の「祈り」からメインと呼んでよいキャラクターが15人くらいは出てきて舞台狭しと走り回る。いくら何でも多すぎる。しかもみんな同じ制服だ。しかもみんな洗礼名を持っていて洗礼名で呼ばれたり、下の名前で呼ばれたりする。しかもアニメとは違い、名前のキャプションが入らない。しかもアニメとは違い、髪の毛の色がみんな自然だ。ピンク髪やみどり髪が居ないのだ。これでは誰が淫乱で誰が不人気なのか分からない。誰が誰だかわからない。舞台劇とはこういうものなのだろうか。慣れていないので分からないが、同じ舞台を何度でも見に行く人がいることは知っている。
なるほど、プロットはシンプルなので一回見れば大筋はつかめる。キャラを覚えた二回目からは本筋のストーリー展開とはあまり関係のない、キャラクター同士の関係性を楽しめるということだろうか。すると何度も見に行く人の気持ちは分かるし、脚本もそのつもりで書かれているのかもしれない。見返してみれば、本筋とは関係の無いいろいろな伏線が張られていることに気が付く。この作品でいうところの「本筋とは関係のない伏線」とは誰と誰がシュベスターの契り(姉妹契約)を交わすかという百合展開への伏線である。百合厨大歓喜である。
物語は主人公来夢が入学したところから始まり、3年生はほとんど登場しない。シュベスターの契りは学年が違わなければ結べないので、すなわち最初は百合カップルは一人も居ないのだがストーリーが進むごとに次から次へと結ばれていく。キマシタワーがいくつあっても足りない。
シュベスターの祈り、秘密は複数回見ることが必要だと思う。プロットが弱いとは言わないが、大筋のストーリーに惹かれる作品ではない。やはり人間関係。誰がどの一年生を評価しているか。誰が誰を慕っているか。2年生の中の友情。一年生の中のライバル関係。祈り、秘密ではモブだった子たちが一人、また一人とレアスキルを覚醒させていく成長物語。これを楽しむためには早い段階でキャラクターの見分けをつける必要があるだろう。
ところで2020年のブシロード版(アサルトリリィ League of Gardens および The Fateful Gift)と比べるとルドビコはかなり脚本、演出の癖が強いように思う。ブシロード版は王道シンプル、起承転結のはっきりとした構成でコミカルなシーンも無理がない。プロジェクションマッピング含む舞台装置を最大限に生かして戦闘シーンで魅せる。一方のルドビコはキャラクター一人ひとりのストーリーが作りこまれていて群像劇をかんじさせる。コミカルなシーンも大胆だ。
最後になりましたが、私の推しは黒木・フランシスカ・百合亜です。あらすじとキャラクター紹介を別の記事にまとめるので、復習したい人は参考にしてほしい。
「アサルトリリィ × 私立ルドビコ女学院」のあらすじはこちら
ルドビコとは
実のところアニメから入って、アニメ版声優の担当する番組、「ラムネで乾杯」「ラジオガーデン」「ぴりりっとおさらい」「ラスバレ放送局」などを視聴していると(というか番組多いな)、ルドビコの舞台の話は次から次へと出てくる。しかしルドビコの話が出るたびに取り残されたような気分になった。そうなった人は多いのではないだろうか。
アニメから作品に触れるというのもポピュラーな入り方だと思う。原作のあるアニメというのはありふれている。しかし普通はアニメの入口をくぐってもその先はアニメの本筋から枝葉が伸びるというスタイルのもので、「アニメと原作とはここが違う」という部分を抑えておけば原作厨ぶることができる。
アニメ「アサルトリリィBOUQUET」から入った者が、ルドビコの話をされたとたんになぜ戸惑うかというと、ルドビコを調べてみても自分が見たアニメのプロジェクトの外にあるように感じるからだろう。実際のところブシロードが関わるのは2019年9月以降で「アサルトリリィ × 私立ルドビコ女学院」は2016年からのコンテンツだ。アニオタならばブシロードの匂いはすぐにわかる。しかしルドビコにはブシロードの匂いがしないのだ。同じプロジェクトのような気がしない。
そしてルドビコがプロジェクトの外にあるように感じるもう一つの理由は、まるで自分の視聴したアニメがアサルトリリィの外伝だったかのような感覚に陥るからだろう。実際には外伝はルドビコの方なのだが、アニメキャストの中にもルドビコの舞台に参加していた者がいて、彼女らはルドビコのストーリーを完全に理解していて思い入れも強い。しかもBOUQUETからは独立したストーリーとくる。ルドビコを見ていないニワカはぽかんとするしかない。アニメだとキャストよりもオタクの方がストーリーを理解していることが少なくないが、舞台劇に関しては理解度も情熱もキャストには敵わないのだ。キャストは何か月も稽古をし、一回の公演で何回でも、誰よりも深くその世界に没入している。
外伝は本編の後に来るものだ。キャストにとっても本編が先にあるのが普通だろう。しかしアサルトリリィ関連の番組を視聴していると、特に一部のキャストにとっては、ルドビコが先に存在しているように感じる瞬間がある。これが取り残されたように感じる正体だろうと思う。
ではなぜ外伝が先に舞台化されたのか。それはタイトルを見ればわかるように、コラボだからだ。「私立ルドビコ女学院」という劇団とアサルトリリィのコラボだったのだ。それが、
「アサルトリリィ × 私立ルドビコ女学院」
改めてタイトルを見ればコラボっぽいと気が付くのだが、「ルドビコ女学院というリリィ養成機関」は既に公式設定に逆輸入されてしまっている。検索してみても「私立ルドビコ女学院」はアサルトリリィという作品に出てくるガーデンのひとつなんだという印象を受けるだろう。しかし「私立ルドビコ女学院」という演劇集団はアサルトリリィとは関係なく存在していたようだ。
ルドビコ女学院の公式によれば、「聖ルドビコ学園」は2004年に旗揚げとなっている。アサルトリリィは2005年からということになっている。どちらも思っていたよりもずいぶん歴史が長い。
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