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#絵辞書
nihongo-ejiten · 2 years
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ひだり・左・hidari みぎ・右・migi
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#菓の辞典 #雷鳥社 西洋の起源から近現代のティラミスやパフェまで。 約130種の痕跡を探り、 描きおろしイラスト約100点とともに紹介。 テキスト・長井史枝 イラスト・いのうえ彩 雷鳥社発行の辞典シリーズ新刊になります。 文庫サイズでコンパクトなのですが分厚く、コロンとした形態がなんとも可愛らしい辞典。 集めてる方もいらっしゃいますかね。 お菓子好きな方ぜひ。 LIS摂田屋2階(@lis_nagaoka )、シロネプレッソにて販売中です📚 ・ ・ ・ #ブックスはせがわ #書店 #本屋 #移動本屋 #移動販売 #移動販売車 #bookknock #LIS摂田屋 #雑誌 #書籍 #写真集 #文庫 #漫画 #絵本 #児童書 #エッセイ #小説 #magazine #book #新潟県 #長岡 #bookstore (Food & Lifestyle Store LIS) https://www.instagram.com/p/CnVKgeFykuZ/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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tarafuku-taruto · 13 days
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はい、人と仲良くなり過ぎるのも人と上手く仲良く出来ないのも怖いやつです。
今日は平和に業務が終わりました、先程某同僚からLINEで世間話が飛んで来て一気に怖くなりました。
相変わらず人の一挙手一投足に内心ビビってます。人との仲は何かあれば一瞬で壊れるので毎回石橋叩いて渡るみたいな気持ちでいます。自他共々嫌いな所が嫌いです
とりあえずLINEは未読スルーでいいか……(クソ(いつもの👍明日午前中用事があるます。用事が済んだら買い物して、その後何しようかな………うーん、溜めてるネタ消化するか…
いつもお外のSNSでは心にタマを置いておきたい…(でも今のタマどうなっとるんやろ…初代アニメがやはり凄く好きだったなぁ…(前触れもなく見てる人が分からないアニメの話するのやめろ
うーん、タマのお話したら公式イラストとか見たくなって来た…
絵上手くなりてぇなぁ。てかそろそろ真面目に今の職場辞めるための理由考えよう。
ついttあ、プロフカードというの良いなって思いましたが書き足したいことが二行で終わったので困ってます。リンク貼って、ヘッダーについて以外のことを書こうかな
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petapeta · 1 year
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2023年02月08日 半導体不足解消に向かうトヨタグループで何が起きているのか 先日聞いた話です。 トヨタグループはかねてからの半導体不足の出口が見え始めていて、2023年2月と3月にそれまでのマイナスを取り返すべく、増産増産へと進んでいるそうです。 その結果、全ての自動車部品メーカーに増産の依頼が飛び交っていて、製造の現場は労働強度マックスになり、管理職の残業時間も100時間越え、多い人は140時間越えの残業をしているようです。 この話は複数のトヨタ系自動車部品会社で共通して聞いたものです。 そしてもう一つの悪材料もあります。 半導体不足による生産調整で、多くのトヨタ系部品会社は今期は赤字なんですね。 当然、赤字を何とか黒字にもっていきたいと思うのが普通の経営者のロジックで、そうなると必要なコストまで削減するよう命令され、外注費もカットされ、アウトソースしていた仕事までもが内製に戻るという、誰も幸せになれる気がしない、地獄絵図が繰り広げられています。 いえ、面白おかしく書いているように見えるかもしれませんが、ボクが聞いた範囲でのリアルな話です。 どれぐらい地獄なのかと言うと、総務や人事が労基(労働基準監督署)を恐れるレベルを突破していて、「なんとかユニオン」に管理職の奥さんが駆け込むことすら想定しているというので、その凄まじさが伝わってきます。 しかも「『なんとかユニオン』から会社に連絡があったら、俺は即、会社を辞める、あんなのを相手にしていたら、俺のメンタルが持たない」と言っていたのが総務の責任者です。 「それならむしろ、労基に乗り込んでほしい、死人が出る前に」と、この人は言っていました。 ね?地獄でしょ?(笑) 笑い事じゃないけど。 ボクは管理職の人たちの話も聞いて回りましたが、お互いに「自分の体を、そして人生を大切にしろ。倒れる前に心療内科とか、病院に駆け込め」と言い合っているんですが、それでもお互いに誰が最初に倒れるのかを見定めている感じでした。これもまた地獄絵図です。 ボクはこの話を聞いて、トヨタグループのてっぺんのトヨタ自動車の責任の大きさを感じざるを得ませんでした。 半導体不足だって、いつかは解消されることは分かっていたはずです。 だから、下々の部品メーカーに部品を作らせて、その部品を買い取って、どこかの大きな倉庫でも借りて在庫を持っておけば良かったのに、と思います。 それが出来なかったから、そもそもの半導体不足の影響をここまで受けているんでしょうけど、半導体不足で何を学んだの?と思っちゃうんですよね。 自動車なんて一つの部品が不足しただけでも完成品を作れないんです。 だったら、部品の在庫を沢山持ちなさいよ。 1か月分の在庫を持っていれば、何かあったときに対策を取る時間を1か月間確保できるでしょうに。 トヨタ本体の利益を最大化するために、どれだけの下請けが泣いているのか、本当にこういう機会に学んでほしいですよ。 ということで、トヨタの下請けの部品メーカーの悲鳴が2月、3月は響き渡るかもしれません。 そんな叫び声のことを忘れないでください。
似非管理者の寂しい夜:半導体不足解消に向かうトヨタグループで何が起きているのか - livedoor Blog(ブログ)
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u-temo · 2 months
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※上の絵にはなんの意味もないです。なんかあった方がいいかと思ったので貼っただけで
こんにちわ~ 今現在ちょうど全ての事が返事待ちなのでずっと書きたいなと思っていた去年2023年のことと最近の様子などを書こうと思いました 去年X(旧ツイッター)でネガティブな呟きを結構してしまっていて、何人かの方に大丈夫そうです??と声をかけていただいたので もう大丈夫です…!という報告をしたかったという感じです。ご心配をおかけしてすみませんでした。そしてありがとうございました あなたはお元気でしょうか…元気でいてくれたらいいなぁと思います
ネガティブな呟きが多かった理由~というかどういう状況だったかというと 『百合オタに百合はご法度です!?』の連載が終わってから、次の連載の企画を進めていたのですが(※今も続けています!) 連載の企画は何か月かかけてネームを作っても、形(仕事)にならないこともあったり途中であんまりかな~となると辞めることになったりするので こんなに作ってるけどダメになるかもしれないんだよな…とかそういったことを毎日考えていて、不安定になっていました これから先、漫画連載出来なくなるのかなぁとか考え始めてしまうと泣けてきてしまって 今までの連載は準備で今以上に時間をかけたことが無かったので…
あと春ごろから肌が痒くて描いてられるかーーー!の状態だったんですが (これは皮膚科に行って薬を貰いほぼ治りました。なんかアレルギーがあったみたいです) この痒くてストレス!描けない!の期間があってネームを作るのが遅くなっていたのも原因のひとつだったのかなぁと思います これから暖かくなるので再発しないか少し不安ですが、もし再発しても去年みたいに皮膚科行きたくない…と皮膚科から逃げず、すぐに行こうと思います というか、行った皮膚科が昔高校の頃行っていた無くなってしまったと思ってた皮膚科だったので(移転していた…!) 行きやすいんです…助かった…知ってる先生で驚きました(私が一方的に知っているだけなんですが)
話しが戻りますが 今は漫画のことはそんなに気負わずやろうという気持ちで日々連載の企画を進めています 今やってるものがどうなるかは分からないですが、自分自身が納得出来るものを作りたいですし そのためには時間がかかってもいいと考えるようになりました まぁ…生活のこととか…将来大丈夫なのかとか…老後とか……考えると不安ではありますが 自分が好きだと思える漫画を描きたいので!
いつになるか分かりませんが、また漫画を発表出来る時が来たら、何卒よろしくお願いします! とか言って、同人誌(オリジナルの)を先に出すことになったりするかもしれませんがその時はそっちもよろしくお願いします… 今の生活だと商業のことでギリな感じなので無いとは思いますが…コミティアとかもね、いつかまた同人誌作りたいな~とは 思うんですがちょっと難しいかな
以上です。 X(旧ツイッター)で時々日常を呟いてますが、急に呟きが少なくなっても漫画描いてんだな~と思って下さい ではまた~
2024年2月27日 U-temo
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2amrainbow · 10 months
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7/19/2023
Back on my usual routine! Tea, then shower, then studying, then art! Spent a lot of time working on a silly little comic about learning Japanese that I have posted below. I went out in the afternoon and bought the final volume of Grandmaster of Demonic Cultivation and a Japanese<-->English dictionary to improve my vocabulary. I don't want to avoid the parts that are challenging to me.
Oh! I also babysat a child across the street from me. We got along well but their dogs are very rowdy. I have some scratches.
普通の日程行ってきます!お茶を飲んだ、シャワーをした、勉強して、絵が書いた!日本語を学ぶについてかわいい4komaを書いた。4komaが下に添える。今昼、「Grandmaster of Demonic Cultivation」の最後本と日本語<-->英語の辞書が買うのに行った。あたしの語彙決していいないいるものですから、じしょを買いた。語彙はにくいでも、頑張る!
あ、道のむこに子供もわベビーシッターをした。その子供はかわいいでも、犬らが賑やかな。きずらがある。
Reading: Grandmaster of Demonic Cultivation
Watching: My neighbor's kid play "car wash"
Daily Doodle: Reads R->L
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kozen-ta · 2 months
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「仕事するだけで精一杯すぎて他のこと考えられない」
これは意外かも知れないけど僕も経験あります。
カプコン辞めたあと実は数年放浪して色んなお仕事してみてたんで、仕事しながら曲作るとか無理すぎたw
紆余曲折はまたいつか書くとして、 僕は生きる環境そのものを変える事で対処出来ました。
僕1人ではそう出来ず、先輩に助けられて。 結果、今の僕があります。
この経験から確信を持って言える事。
音に関わる仕事をしたいなら、音を作れる場に居た方が良い。
絵を描く仕事をしたいなら、絵を描ける場に居た方が良い。
自分の得意で生きた方が人生は多少楽だし、 その得意を活かせる環境に身を置くのが大事!です。
「他の仕事しながら曲書けば良い」とか無理無理w
仕事を全力でこなしてたら、 曲作るとか体力的にも精神力的にも無理。 やる気の問題じゃないですよ。
僕はコンビニバイトしながら曲書くのすら無理だったよ。
俺はやれてるよ!って方は居るだろうし、 凄いなー!って素直に思う。 でも、やっぱその世界に住む方が全力投球出来るよ。絶対。
自分の現状を変えたいなら、 身を置く環境そのものを変える事を本気でお勧めします。
多分引用RPの実験で成功するのは、 「清掃の仕事を放り投げて得意な仕事に飛び込む人」 です。
※清掃の仕事では成功出来ない、と言っているのではありません。 その人の得意分野ではなかったのだろう、という事です。  
凄い力を持っていても場に恵まれず沈んだ人って沢山居る。
武でも文でも芸でも、 それを活かせる環境に身を置き続けた人が生き残ってるん。
これは本当にもう、歴史が証明し切ってます。
人が活躍出来るのは、個の力以上に環境の力なんです。
だからいつも言ってる「運」大事!なのですw
そして、その次に運をもたらしてくれる「人」。
最後に、その運を掴む「力」。
才能なんて偉そうなもんじゃないの、人生に必要なのは。
「運」はつまり身を置ける環境であり、 あるいは身の回りの人との出会いです。
これは自分の力を磨く事で引き寄せる事が出来ます。
言い切るよ。 運は自分の力で引き寄せられます。
だから、特に力を磨き易い学生時代は必死にやるんだよ。
得意に打ち込んで無我夢中でやるんだよ。
良い環境に身を置く為に。
杉森 雅和 (Masakazu Sugimori) @m_sugimori
僕は以前、ブログを運営してたりまだ純粋につぶやきが楽しかった頃Twitterでつぶやいたりしてたことあるんですが、僕自身、運に恵まれてたなあと、ずっと思ってました。
「運が良かったから仕事が続いた」し
「運が良かったから好きな仕事ができていた」と思うし
「運が良かったから今がある」んだと思ってます。
そして、人との繋がり。
これがなかったらやりたかったこと、強く願ってたことを叶えるなんて無理でしたから。
今はどうされているのかまったくわかりませんが、お世話になった方たちには感謝しかないです。
そう思ってたからこそ、絶対に「勘違い」して生きていきたくなくてどんな場面でも謙虚でいなければ、と決めたんです。
運という不明確なものを甘く見たら失うものが少なくない。
そう今でも考えます。
Kozen-ta
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xf-2 · 7 months
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コンサルティング会社「スピーディ」の福田淳社長。2016年4月から俳優・のんさんのエージェントを務めている
ハリウッドの契約を見てきた弁護士も驚愕
―― 福田さんは、もともと映画業界でキャリアを重ねてきました。のんさんに関わるようになったきっかけをお聞かせください。
福田淳社長(以下、敬称略): ソニーグループに20年いました。元々は映画監督になりたかったのですが、最初の10年は「ソニー・ピクチャーズエンタテインメント」のM&A担当で新規事業の責任者をしていました。後半10年が社内起業で立ち上げた「ソニー・デジタルエンタテインメント」です。ハリウッド10年、日本のテック系10年。こういったキャリアを持つ人は多くないと思います。ソニーの先輩が役職定年になる中で、「勢いがあるうちに辞めなきゃ」と17年に立ち上げたのがスピーディです。    のんとの接点ができたのは15年末で、エージェントを始めたのは今から約7年半前の16年4月です。ある出版エージェントの友達から「なかなか日本の芸能で困っているよ」という話があって会ってみたら、本当に信じられないような内容でした。いわゆる奴隷契約と申しましょうか、低賃金で移籍の自由もなく、本名が使えないとか...。うちの弁護士はハリウッドの契約を見てきた弁護士ですが、その内容には驚愕していました。事実として「能年さん、サインしてしまっているので、本名使えないみたいですよ」と伝えたら、本人は次の日に「NON」って書いてきて、「これ、小文字にしたら絵文字の笑顔に見えますから」ということで「私のことは『のん』って呼んでください」。 それから7年が経ちました。そんなひどいことが21世紀に起きるものなのか、今でも信じられません。同じくらいの年の娘がいるんですよ。子どもを持つ父としても、正義感からしても、のんに起きていることは許せないと思いました。
広告クライアントは延べ55社、28社が継続中
―― 最近でも、国民民主党の玉木雄一郎代表が記者会見で言及するなど、ジャニーズ問題と、のんさんをめぐる問題を関連付けて議論されることがあります。
福田: 今回のジャニーズ問題や、「あまちゃん」再放送を機に「そういえば『のん』っていう人もいたね」「まだ俳優してるの、この子」となることがあるようです。中には「あの子何か問題起こして干されてるんだわ」と思っている方もおります。だけど別に何もないんですよ。のんの「劣悪な労働条件なので移籍したい」という訴えが、前事務所の「お前育てたの誰だと思ってんだ!」という反応になった、ということです。    この機会に、僕がエージェントを始めてからの代表的な仕事をまとめたのですが、23年に映画「さかなのこ」で「第46回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞」をいただいたほか、アニメ映画「この世界の片隅に」(16年)も好評でした。広告クライアントは延べ55社。うち継続中が28社です。電通・博報堂からはほとんど相手にされていないので、全部直取引です。テレビ局は編成と営業が全く別会社みたいなものなので、(CMの枠を売る)営業サイドとすれば、お金が入る分には誰が出ていようと構わないわけです。ですが、(番組そのものを担当する)編成となると、にらみがきいてしまうので出せない。
―― 19年には、ジャニーズ事務所が元SMAPメンバー3人の出演を妨げようとテレビ局側に圧力をかけた疑いで公正取引委員会が調査を行い、「該当するような行為があった場合は、独占禁止法に抵触する」として「注意」した、という経緯があります。当時、ウェブサイトに「CMの依頼が多くあり広告には出ることができています。でも彼女は女優です。現場からの熱烈なオファーもある、のんが三年間テレビ局で1つのドラマにも出演が叶わないことは、あまりにも異常ではないでしょうか?」と書き込んだことが話題になりました。この4年間で状況は変わりましたか。
福田: 19年当時は色々な(地上波の番組を製作している)プロダクションから「のんさん主演でこんなのやりたいんです」という脚本が来て、検討している間に立ち消えになっていたのですが、今ではゼロになりました。「こんな話ありますよ」もゼロ。ただし、ネットフリックスやアマゾンプライム、U-NEXTといったオンラインメディアとは取引があります。いつも「新しいことやりませんか」とお声がけいただいており、新規案件も多数あります。
―― 地上波ドラマには出られない状況が続く一方で、別のところで道が開けつつあるということですね。
福田: 元々僕はブランディングのプロでもあります。「能年玲奈」という「商品」は、それが自分の本名だったことが悲劇なのですが、「のん」という芸名に変えたことでブランディングは十分できています。本人が地上波ドラマに出られる状態が正常だとは思いますが、それを目的にしていないのと、テレビドラマに出ることが成功だという時代ではなくなっています。「テレビドラマに出られなくてかわいそう」という声がありますが、全然かわいそうじゃないんですよ。たくさん収入はありますし、好きなことをやっていますし。
ずっと売れているので、2年先までほぼ休みなし
のんさん。CMやPRイベントへの出演は多く、「常に2年先ぐらいまでほぼ休みなし」だという
―― てっきり冷や飯を食わされていると思っていたのですが、違うわけですね。
福田: ずっと売れているので、常に2年先ぐらいまでほぼ休みなしで悲しむ余地がない、というのが実情です。
―― ご本人は、自らが置かれている状況をどう受け止めているのですか。
福田: すごく元気です。精神的にめちゃくちゃ強い、自己肯定感が200%ぐらいある人です。
―― のんさんの個人事務所「non」と、スピーディ社がエージェントとしてマネジメント契約を結ぶ、という形をとっています。芸能事務所に所属する、という伝統的なスタイルとは異なります。
福田: 当初は僕の会社に「所属」するというやり方もあったのですが、「もうやめた方がいい。僕だっていつ豹変して、『奴隷契約』にするか分からない。だから大人は信じないで」ということで、エージェント契約になりました。    米国であれば俳優が一番偉いわけです。例えばトム・クルーズが一番お金を持っていて、経理、総務、運転手、ブッキング担当、付き人がいて、いわば「トム・クルーズカンパニー」なわけです。エージェントというのは、俳優を売り込んだり原作権を買ってきたりする役割です。スポーツの分野で活躍している団野村さんが分かりやすいですね。日本ですごい選手がいると、売り込みに行ってくれたりする。    ハリウッドでは一番の主体にある人(俳優)が契約のフレーム(大枠)をつけて、あとは弁護士さんが見る、というのは普通なのですが、日本ではそういうことの訓練ができている人は少ない。タレントがギャラの交渉も知らなければ、契約に噛むこともできないというのは、僕からすれば驚くべき事実でした。年端もいかない人を地方から連れてきて「訓練してあげよう」なんて言っているうちに、奴隷契約に持ち込んでしまう。公正取引上、非常に問題がある、優越的地位の濫用だと思います。
―― 所属ではなくエージェント制にするメリットは、どういったところにありますか。
福田: のんが自分の会社をつくって、そこと僕の会社がある期間、独占的な契約をしましょう、その年数の中で僕の働きが悪かったらクビにすればいい、という考え方です。それがフェアトレード(公正な取引)だと思います。他のタレントと違って、仕事のギャラがいくらで、どんな意味があるのかを完全につかんでいるので、生き生きしていますよね。僕からは、「嫌な仕事はやらなくていいと思うけど、ある程度責任を持ってやった方がいい大きい仕事もあるし、小さくてもSDGs(持続可能な開発目標)啓発の仕事など、社会的に意味があるものは一生懸命やろう」と伝えています。    LINEのCMではLINE幹部の方がすごく応援してくれました。「起用をやめろ」という脅しの電話も各方面にあったようですが、クライアント(LINE)が「正義は勝つと思います」と言ってくれて、あのCMはOKになりました。ユニクロのCMは、ナンバー2に頼んでアジア18か国での展開が実現しました。    このように独自の路線を切り開けていけたから、消されずに何とか生き延びてきました。だからこそ、ジャニーズ問題が出るたびに副次的に、能年玲奈の問題が出てくるという構造になっているのだと思います。
(インタビュー後半に続く。10月1日掲載予定です)
福田淳さん プロフィール ふくだ・あつし ブランドコンサルタント、スピーディ社長。1965年、大阪府生まれ。日本大学芸術学部卒。ソニー・ピクチャーズエンタテインメントを経て、2007年にソニー・デジタルエンタテインメントを創業。17年に株式会社スピーディ設立。「のん」をはじめとする俳優・ミュージシャンなどのタレントエージェント、ロサンゼルスでのアート・ギャラリー運営などを行っている。金沢工業大学大学院客員教授や横浜美術大学客員教授も務める。著書、講演多数。
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patsatshit · 5 months
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いまの世の中の風潮的にこういう言い方をすると色々と問題になってしまうのかもしれないけれど、僕は昔から女性が苦手で、いや、苦手というか怖い存在と言った方が良いかな。フェミニズム云々とかではなく、対峙したときに生き物として畏怖の念を抱いているというか、純粋にかなわないと思ってしまう。これは男女という性別には関係のない話やけど、人って打算的やし残酷でしょう。たまたま僕はこれまでの人生でそういう女性と多く出会ってきたから、ある種のトラウマになっているのかもしれない。文筆家OBATA LEOはそんな僕が素直に話ができる数少ない女性のひとりで、彼女が自主制作しているZINEを読んだとき、年齢や性別に関係なく、この人とはもっと話がしたいと思った。だから今回のインタビューで彼女の素顔に少しでも迫っていけたら嬉しいし、それによって僕自身がトラウマを克服できたら最高!
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〔土井〕 そんな訳でLEOちゃん、今日はよろしくお願いします。あなたの素顔に迫りたいということで、いきなりで申し訳ないんやけど、LEOちゃんはメイクは念入りにする?それともスッピンでも平気な人?
{LEO〕畏怖の念というの、当たり前かもしれませんが自分はあまりピンとこず、それはさておき、話したいというのはとても嬉しいお言葉です。土井さんに対する自分の思いは話し出すと長くなるのでここでは割愛しますね(笑)。インタビューの最初の質問って、文章の書き出しと同じでその後の流れを決める置き石のようなものですが、無駄のない場所に置きはったなという感想です(笑)。メイク、友達や知り合いや初対面の人と会う日、休みを満喫するぞって日は絶対めっちゃします。でも誰とも会う予定ない日は日焼け止めすらせず出かけてますね……。本にも書いたんですけど、メイクって自分にとっては、したくてやってると言い切れるわけでもなければ、したくないのに嫌々やってるとも言い切れるわけでもない、微妙な行為で。川上未映子の『乳と卵』という作品で、豊胸手術について、「それは社会に思い込まされてるんや」という意見と「自分がしたいからするんや」という意見が対立して決着がつかない、という場面があります。自分もフェミニズムというものを知ったとき、そういうジレンマに陥って、なんなら「社会に思い込まされてることを全て取り除いて真の欲望を見つけたいと思う」みたいな文章まで書いたんですけど、今となってはそんなことは不可能やしあまり意味もないのかもと思ってます。
〔土井〕うーむ、良いね、出だしからヒリヒリとした緊張感があるわ、前回の小野ちん(moanyusky)のときとはえらい違いや(笑)。そう、でもやっぱりメイクって自分のなかでは割と重要で、メイクは女性だけに限った話ではないとはいえ、やっぱり男性でメイクをする人はまだまだ少数やし、僕らおっさん連中のほとんどがむき出しの顔面を晒して生活してしているのに対して、女性の多くはメイクで日々、自分の顔を変化させることができる。メスで皮膚を傷つけることなく、その日の気分で変身できるというのは、なかなかにショッキングなことで。『乳と卵』は僕も大好きやし、未だに川上未映子の最高傑作やと思ってる。あそこで描かれる能動的か受動的かという問題、実はタラウマラのご近所さんで実際に豊胸手術をした主婦の方がいて、その人は旦那が胸が大きい方が好きなんだろうと思って実際にやってみたら実は旦那の好みはそうではなかったと知って、めちゃくちゃ後悔してはった。旦那を喜ばせたいという自発的な想いが発端とはいうものの、その背後には無意識に旦那の好みに寄せていくという受け身な態度が窺い知れる。しかもそれが思い込みやったとなれば更に話がややこしくなる。ほんま人間はどこまで能動的に振る舞えるんやろうね、甚だ疑問やわ。そう言えば『乳と卵』のなかに巻子と緑子という親子が互いに自分の頭で玉子を割ってドロドロになる描写があったやん。あれって卵子を破棄したいという願望の現れやと思うねんけど、LEOちゃんの最新作『目下茫洋』のなかにも子宮を爆弾に例えて「それを運び続けることが、すなわち生きることになっている」という強烈な表現があってゲロ吐きそうになってん(賛辞)けど、それ以外の箇所も含めてあきらかに前作『ROLLER SKATE PARK』とは異質の内容になってると思う。前作から今作に至るまでの期間に何か心境の変化のようなものがあったの?
〔LEO〕なるほど!!いわれてみればストレートな比喩やのに、卵の場面でその解釈を���いつきませんでした……!殻が割れるというのが、二人の心の殻が割れるってことを暗示してるんかなぁと思ってました。あとはその卵を体にぶつけて割るという非日常的である意味馬鹿らしい行為を共有することで、関係も変わったんかなぁとか。そもそも、あの話でもなんで巻子が豊胸手術をしたいかっていうのは謎なんですよね。他の人とその話をする機会があったときに聞いた意見で妙に納得したのは、豊胸手術をすれば全てが上手くいくという願いみたいなものがあったんじゃないかというので、それは実際の土井さんのご近所さんの話を聞いて、改めて重ね合わせてしまいした。旦那さんを喜ばせるためには、豊胸手術をする以外の形もあったはずやのに、それが選ばれたという事実について、考え込んでしまいます。ZINEの内容としては、『目下茫洋』の原稿を書き始めたのは、『ROLLER SKATE PARK』と同じタイミングで2022年の9月です。でも最後の最後まで完成しきらず、また最初に出す作品で「女性の書き手」というイメージをつけたくなかったので、別の機会に回すことにしました。一年経って、やっと踏ん切りがついたので、今回出したというような感じです。なので、心境の変化は特にないですね。それどころか、2022年の9月に書きはじめるときにも、2020年とかもっと前に書いた別の原稿を原型にしたので、むしろ『ROLLER SKATE PARK』の方が異質な内容といえるのかもしれません(笑)。
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〔土井〕そうなんや!あの2冊は同時期に書かれたものなんや!それはびっくり!あれをがっちゃんこして1冊にしないところがニクいね(笑)。でも「女性の書き手というイメージをつけたくない」という気持ちはわかる気がする。社会そのものが「女性」というイメージを操作する機械やとしたら「女性」の書き手にとってはこのことほど煩わしくて鬱陶しいものはないよね。機械についてはドゥルーズの言葉を引くしかないけど「一方の機械は流れを発する機械であるが、他方の機械は、この発せられた流れを切断する機械である。乳房は母乳を生産する機械であり、口はこの機械に連結されている機械である」っていう、何回読んでもきちんと理解できないドゥルーズなりの概念があって、さっきの能動的か受動的かという話に戻るけど、要するに手を取り合ったかと思えば手を離すということをひたすらに繰り返すってことやんな(違ってたらすみません!)。『ROLLER SKATE PARK』が流れを発する機械やとしたら『目下茫洋』は、この発せられた流れを切断する機械やという感じかな。でもあれは確かにぶった斬りにきてるよね(笑)。そもそもLEOちゃんが「能動的」に文章を書きはじめた、あるいはそれをzineにしようと思ったきっかけは何なの?
〔LEO〕機械の例えはほんまにそうですね……。操作できないレッテルを貼られた箱のなかに勝手に分類されるときの無力さは筆舌に尽くし難いものがありますね。ドゥルーズのその文、帰り道で何回も考えてみたけど難しい(笑)。能動と受動に関しては、自分も全然答え出てないです。「能動的に」文章を書きはじめたきっかけやZINEにしようと思ったきっかけもいまいちはっきりとはしてなくて。文章は小学2年生くらいに挿絵つきの物語を書きはじめて、3年生くらいのときに大学ノート一冊分くらいの勧善懲悪的な物語を書いてたのは憶えてます。子供向けの賞にも応募したことあったような。中学生のときは音楽の感想を書くブログに熱中してて、高校生のときは今もたまに更新してるはてなブログで書いたり、掌編を書きかけては筆を投げたりしてました(笑)。大学に入ってからも、気づいたらtumblerやGoogleドキュメントやノートに文章を書いてて、なんか書こうと思って書くよりは気づいたら書いてる(書かないとやってられない)って感じで、それこそわりと受動的な部分や習慣の部分が多いと思います。ZINEは大学に入る前から出してみたいと思ってたんですが、なかなかまとまった文章を書けずにいて、最後のひと押しをしてくださったのは他ならぬ土井さんです!
〔土井〕え、ほんまに!なんにせよLEOちゃんの文章が世に出るきっかけになれたんやったら、素直に嬉しいわ。それにしても小学校低学年から物語を書いてたというのはすごいな。僕は二十歳のときが最初で、司馬遼太郎の『燃えよ剣』をまんまギャングの抗争に置き換えた内容で(笑)。いま思い返してみてもほんまに恥ずかしい!でもその恥ずかしさの先にしかいまの自分の作品はなかったなぁとは思う。そういう意味でも勧善懲悪の物語を経た、いまのLEOちゃんが書いた小説を読んでみたいな。エッセイや日記はもちろん素晴らしいけど、僕はやっぱり根本的に「嘘」が好きやから、あなたの「嘘」つまり小説が読んでみたい。そう言えばLEOちゃんとはじめて会ったときに別役実の『ベケットといじめ』という本をオススメしてくれたやん。後に僕がイジメ体験者であることを知って、めっちゃ気にしてくれてて、ええ子やなって思ってん(笑)。あの本のなかで中野富士見中学で起きた「葬式ごっこ事件」を題材に、自殺した被害者も含めてあそこに関わった全員が何らかの役割を演じていたという指摘があったけど、いまでいう同調圧力、それかやっぱり��ゥルーズの機械云々がふたたび頭をよぎる。まさにLEOちゃんの言う「箱のなかに勝手に分類される」感じで、そういうのは決して珍しいことじゃない。むしろいまを生きる者みんなが何かしらの役柄を演じてると言えなくもないし、ちょっとゾッとするよね。そう言えばLEOちゃんは『ベケットといじめ』の解説を書いていた宮沢章夫さんの演劇に役者として関わったことがあるんやろ?そのときのこと詳しく教えてほしいな。
〔LEO〕いや〜話したことに対してこんな熱量で返してもらえるのに「インタビュー」って、改めてすごいです(笑)。初めに書いたのがギャングの抗争やったんや、面白い!「その恥ずかしさの先にしかいまの自分の作品はない」ってほんまに間違いないですね。まぁ自分はまだ青二才なので、今も恥を塗り重ねてる最中ですけれども(笑)。小説、実はまさに一昨日書きはじめたところです。今回2作目のZINEを出してみて、いわゆるエッセイの形では今自分が書きたいことを表現するには限界があるなと感じて。それで、題材は現実からとるにしても、嘘の物語を書いてみようと思いました。「ベケットといじめ」のその指摘は本当にぞっとするところですよね。個々の人間の強い意志や悪意じゃなくて、場の雰囲気が人々に演じさせ、死にまで追いやるという。演劇については、当時はあまりピンとこなかったというのが正直なところでした。でも今の話でいうと、ちょうど先生の演劇に出る前に、友人が主宰してる劇団のワークショップで「目の前の相手を馬鹿にする」という演技をしたときに、普段とは違う強い言葉や嘲りの語調が自分の上に現れてきたのはびっくりしました。「役を演じる」というのは、それほど力のある怖い行為なんやと思います。「ゴドーを待ちながら」では、少年の役だったんですが、「わざと演じようとしなくていい」と言われていたので、演じるという感覚はあまりなかったし、思わず感情移入するような話でもないので、台詞をどんな風に言うべきか迷ってました。ご期待に沿えず申し訳ないのですが、実は当時の稽古のことよりも、帰ったらなんか焦りながら新書を読んでたことの方をよく憶えてます(笑)。当時はわかりやすく言葉の形で手に入るもの(知識)だけが価値あるものやと思ってて。小説という表現や、役者の人が身体に蓄えてきたものの豊かさとかに、全然思い及んでなかったです。教授としての宮沢章夫に5年も習ってやっと、価値あるものは世界のどこにでも遍在してるんやということに気づけました(笑)。先生は、街をフィールドワークさせたり、好きなものについてプレゼンさせたり、昔の映像を見せたり音楽を聴かせたりと、いわゆる「学問」的なアプローチではない授業をやっていました。それを勘違いして「楽単(単位をとりやすい楽な授業)」として舐めた態度で授業を受けてる学生も多かったですが、実際のところ受け身でも何かが身につくように親切に教えてくれるわけではなくて、街をフィールドワークする授業では、自分で実際に歩くことでしか見つけられない視点を得てきたかというところを厳しく見ていました。印象的だったのは、ただ通行人が新宿の駅前を歩いてるだけの映像を3分間くらい見せたあとに、先生ひとりが「面白いよねぇ」と笑っていたことで、このニュアンス伝わるかわかりませんが、この人は皆に全然見えてないものが見えるんやなと(笑)。
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〔土井〕めちゃくちゃ興味深い話がいっぱいなだれ込んできた(笑)!LEOちゃんの小説、それはヤバい、楽しみすぎる。日記専門店「日記屋 月日」でディレクターをしている蟹の親子さんともよくこの話をするねんけど、やっぱり僕らは「ほんまもんの嘘」を肯定できなくなったら終わりやと思うねん。いまはどちらかと言えば「嘘」は「フェイク」と貶されて、「ほんま」は「リアル」だと厚遇される。僕はどうしてもそういう価値観とは相性が悪い。本来フェイクかリアルかみたいな単純な二項対立からは逃れたところに小説の「語り」はあると思うねん。せやか���「あの登場人物のモデルは誰ですか?」とか聞かれても返答に困ってしまう(笑)。「目の前の相手を馬鹿にする」ワークショップの話もめっちゃおもろいな。そこでLEOちゃんの脳みそに降りてきた罵詈雑言の数々……どんな感じやったんやろ、想像でけへん(笑)。『ダークナイト』でジョーカーを演じたヒース・レジャーもまさに同じような境地に立ったんとちゃうかな?ふとしたきっかけで自分のなかの底なしの悪意に気がついてしまうことはある。たまたまレジャーはそこから戻ってこれなくなったのかもしれへん。僕は『ダークナイト』が大好きなんやけど、何が凄いってジョーカーが自身の口が裂けた原因を語る場面で、あるときは「親父のせいでこうなった」と言い、また別のあるときは「妻のせいでこうなった」とか言うねん。めちゃくちゃ怖いやん。しかも最後まで明確な根拠が提示されないままに映画は終わる。「何らかの要因があって、こうなった」というのは、あらゆる物語にとって逃れ難きテンプレートやと思うけど、ジョーカーにはそれがない。すべては突発的に、因果関係なしに起こり得る。笑い飯の漫才にも優しいおばあちゃんが自分の畑の土から出てきたモグラをスコップで叩き殺す、みたいなネタ(哲夫が披露した「すべらない話」かもしれない)があったような気がするねんけど、ああいうのが一番怖い(笑)。ある種の物語に依存している人たちは何でもかんでも原因があって結果が生ずることを求めるけど、実際は人間ってそんなにわかりやすいものでもないやん。恨みとかなくても笑いながら人を刺す奴も絶対おるで。例えば自分の作品でいうと『JAGUAR』の終盤で前後の脈絡なく唐突に「常温でも冬場なら五日、夏場なら二日は日持ちしますよ」みたいな語りが出てくるねんけど、あれはほんまに自分でもわけがわからない(笑)。なんのこっちゃさっぱりやで。でも日常生活においては別に珍しいことでもなく、普通に歩いていても突然色んな言葉や考えが降って湧いては消えていくやろ。だからあのまま残してん。なんかLEOちゃんの話を聞いていると、宮沢章夫さんは講義や演劇を通じて学生たちにそういうことを伝えたかったんちゃうかなぁって思うわ。そうそう、あとあなたを見ていていつもハッとするのが印象的なファッション。すごく似合っているし、魅力的やと思うねんけど、あの独特のファッションは自分なりに考えがあってのことなん?
〔LEO〕「フェイクかリアルかみたいな単純な二項対立からは逃れたところに小説の『語り』はある」っていうの、ほんまにそうですね。小説のなかは独自のルールで動いてる一個の世界で、どんなに現実っぽい見た目してても現実ではないから、それを現実の物差しで測ってリアルか否かを問うのはなんか違うなと思います。その映画は知らなかったんですが、毎回別の説明するのめっちゃ怖いですね(笑)。宮沢先生は演劇も笑いもいわゆる「不条理」な感じなので、近いと思います。因果関係については、小説書きはじめてみてもう早速ぶつかってる壁です。いや、読んでる側のときはなんでもかんでも因果関係で解明しようとする読みはつまらんのちゃうかと思ってました。例えば、夏目漱石の「こころ」でなんで先生やKが死んだのか?みたいな問いって、物事の因果関係の層で片付く問題じゃないと思ってて、仮にあれが個別の具体的な人間に抽象的な概念を象徴させてる話なんやとしたら、そこで出来事だけ追って説明しようとするのってナンセンスやんと思ったり。でもいざ書こうとしてみると、なかなか因果関係から逃れるのって難しいですね。「すべては突発的に、因果関係なしに起こり得る」っていう土井さんの捉え方は、もしかしたら他者の捉え方を反映してるのかなって思いました。tumblerの記事とか読ませてもらってても、勝手に合理的な説明を作って納得しようとしたりするよりかは、他人は他人でわからんもんやって大前提がある気がして、清々しいなと思います。ひとが皆、自分が理解できるような形で自分の行動の意図を説明してくれるわけじゃないですもんね。ファッションは自分なりに気を遣ってるところではあります。顔が地味やから、せめて服だけでも派手にしよう、みたいな(笑)。でもZINEでも書いたみたいに、本来の自分を「粉飾」してる感覚で、つい服を買ってしまうけど、常に微妙な引っかかりがある。真剣に服が好きな人とは対立する価値観やと思うんですけど、服(やメイク)って所詮は見た目のところでしかなくて、本当に大事なものは精神のところにあるんやとも思ってて。だから、いつか坊主にして毎日同じ黒のシンプルな上下を着るみたいな日々を送れたらなとも思うんですけど、なかなか踏ん切りがつかないでいます。
〔土井〕嫌や!LEOちゃんが坊主の黒服は何でか知らんけど嫌や(笑)、ってこれも勝手な理想の押しつけやねんなぁ。ほんますんません。うちの奥さんもたまに「坊主にしたい」とか言うときがあって「嫌や」って言うたら「自分は私が嫌やって言うてもタトゥー彫ってるやん」って怒られる(笑)。人間って自分勝手やな。ファッションに関連した話で、今年の8月に大阪の音楽イベントに出演した韓国のDJ SODAさんが性被害を受けた事件があったやん。DJ SODAさんの身体に故意的に触れた奴が「あかんことをした」というのは大前提にして、僕はあのDJ SODAさんのファッションやセックスアピールと誤解されても仕方がないようなジェスチャーがとても怖い。彼女は「私は服を選ぶ時、自己満足で着たい服を着ているし、どの服を着れば自分が綺麗に見えるかをよく知っているし、その服を着る事で自分の自信になる」と言うていたけど、やっぱりそれを目の当たりにすることによって気まずさを抱える人間や、性的に興奮してしまう人間がいることも頭の片隅に置いとかないとあかんと思う。もっと言えば、彼女が派手なメイクや衣装で自身のスタイルの良さを際立たせれば際立たせるほどに、別のタイプの女性に劣等感を抱かせはしないか?僕はやっぱり筋骨隆々な男を見るのが苦手で、なんとなく目を背けてしまう。でも街中には肉体美をこれみよがしに見せつける看板を掲げたジムがどんどんできて、筋肉バカが量産される、あっ、さすがに言い過ぎた(笑)。これは僕の偏見に満ちた感想なんやけど、男女問わずキラキラした連中って、すぐに群れるし、意識的であるにせよそうでないにせよ他を排除しようとするやん。あいつイケてない、キモいとか言って。DJ SODAさんたちのようなポップアイコンの無自覚な言動が世の中に優劣の基準を植え付けて、新たな弱者を生んでるような気がしてならへん。まぁ、だからって胸を触る行為が許される訳ないし、そんな奴はどつかれたらええねん、とは思うけど(笑)。とにかく一般的に言われる強者、弱者という区分には違和感しかなくて、それは常に変動するものやし、それぞれの局面によっても変わってくる問題やからね。スーパー銭湯やホテルが刺青やタトゥーを禁止にしてるところが多いけど、僕は仕方のないことやと思う。入浴のわずかな時間に刺青だらけの奴の人間性なんか知ったこっちゃないし、ほんまは優しくて良い奴やねんとか言われても、見た目には威圧感しかないから。LEOちゃんは同性の立場からDJ SODAさんのことはどう捉えてる?
(LEO〕そうですね……。それほど詳しくないですが、現代らしい出来事やなとは思ってて、自分のなかでもいろんな考えが交差してます。DJ SODAさん個人に対して思うことは特にないですが、その人に限らず、自分を綺麗に見せたいという欲望や見た目を通して自信を得るというあり方を正々堂々と公言する風潮には違和感を感じますね。それは必ずしも社会の大多数が肯定すべき「潔白」で「正しい」価値観ではないはずです。そもそも「美しさ」は必ず「醜さ」を前提としていて、美しくあろうとすることは、他者よりも優位の場所にいたいという薄汚い欲望が剥き出しになってるあり方だと思うので。土井さんの言うように、実際にそういうものを見て、性的な興奮や気まずさを感じる人も居るわけですし、決して手放しにいいね!ってなるようなものではないと思います。と言ってみて、自分が服を買うときに感じる後ろめたさの理由がさらに明確になりました笑 つまり、自分もアプローチは違えどDJ SODAさんなんですよね。ただ自分としては、自己満足でやってるというのを、「自分が好きで能動的に選んでる」という意味で捉えてるので、他者にどう思われるか・どう扱われるかというところまで受け入れなあかんとは思っています。いや正味なところ腹がチラッと見えるような服を着てるからって腹触られたらキレてしまいます、でも腹を見せる服を着ることで自分は何を表現しようとしてるのか?って考えたら、ほんまに後ろめたい汚れた答えしか出てきません。「腹を見せるのは自分のスタイルが良いのを誇示したいから」→「スタイルの良し悪しは自分の努力で決まったわけではない」→「ほとんどただの遺伝要因にすぎない要素を自分のものかのように誇示してるのはさすがにダサすぎる」→「でもこの服を着ると自分の気分も上がるし」→「その『気分の上がり』は詰まるところ優越感だよな」→「いやでも実際これを着ていくと評判もいい」→「その『評判』に何の価値がある?」…みたいな問答を繰り返しながら、結局のところ快楽に溺れてる情けない人間です。そういう「屈託」(グレーゾーン)の部分をどんどん取り払って、ポジティブを装っていくような風潮があまり良いとは思えないですね。お風呂のタトゥーは少し違う部分もあるけど、威圧感を感じてしまう他者がいるという点では似てますね。
〔土井〕そうやなぁ、タトゥーも含めてファッションってほんまに難しいよね。そこにはやっぱり今回の僕らの話の裏テーマ的にもなってる能動的か受動的かという話と切り離せない問題やと思うし、そこには確実に実在しない何者かによる「まなざし」がべったりと貼り付いてる。ちなみにほんまの余談なんやけど、いまや作業着も私服もまったく同じで毎日同じ服装しかせえへん僕も、実は服飾専門学校に通ってた時期があって、結局なんぼやってもまつり縫いができへんくて早々に中退してん。ほんまこれどうでもええ話やったわ(笑)。とにかく今回のインタビューで気がついたことがあって、LEOちゃんのなかにも男性性があるし、僕のなかにも女性性があるということ。それが順繰り自分でも気がつかないうちに小刻みに切り替えが行われてるんちゃうかな。だから自分の行動や考えにも常に違和感がつきまとう。さっきようやくその結論にたどり着いた自分はもはやいまの自分ではないから、どうやってその結論に至ったのか、いまとなっては到底わかわからない、みたいな(笑)。その果てなき違和感に決着をつける術が僕の場合は小説なのかもしれへん。決着というか、違和感を違和感のまま提示できる裏ワザのようなもんかな。生きてたら矛盾だらけやけど、その矛盾をそのまま置いてみたり、別の角度から眺めてみたり、転がしてみたり、味見してみたりできるのが小説やな。さっきのファッションに関するLEOちゃんの問答なんて、すでにめちゃくちゃ小説的やと思うねん。小説って何も起承転結があって、ある地点で発生した問題を最終地点に送り届けて解決することが目的ではなくて、語りそのものの躍動こそが本来の醍醐味やと思うから。俗にいう解決しない物語は、独りよがりな問答から始まる。だからやっぱり僕はこれからあなたが書き上げるであろう「嘘」が楽しみで仕方ない。今回は色々と突っ込んだ話ができてほんまに楽しかった。そもそも関東から関西に戻って来たばかりで仕事も執筆活動も大変なときに時間を割いてくれてありがとう。そんなわけで最後の質問、いまのLEOちゃんの最大の楽しみは何ですか?それが聞きたい。過日Gerald MitchellのDJで踊るあなたはめちゃくちゃ楽しそうやった!
〔LEO〕なるほど……面白いです。自分のことだからって自分で全て把握してるわけでもないんでしょうね。自分(私)は把握できてると思い込んでたけど、それこそ小説を書きはじめてから深層心理を掘り返すような作業に早速飲まれてて、全然把握できてないことを思い知らされました(笑)。小説って面白いですね。いまは書き急がず、もっといろんなものを読んでみようと思ってます。最大の楽しみ!確かに音楽を聴くのはとても好きですが、最大と言われるととても難しい(笑)。若干ズレてて恐縮ですが、布団でまどろんでるときと良い夢をみてるときが一番幸せですかね。最後こんなんですみません、こちらこそ貴重な機会をほんまにありがとうございました。今後は自分が土井さんを個人的に質問攻めにさせてください。この長いインタビューを読んでくださった方もありがとうございました!
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ari0921 · 4 months
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和五年(2023)12月27日(水曜日)参
    通巻第8070号
 AIは喜怒哀楽を表現できない。人間の霊的な精神の営為を超えることはない
  文学の名作は豊かな情感と創造性の霊感がつくりだしたのだ
*************************
 わずか五七五の十七文字で、すべてを印象的に表現できる芸術が俳句である。三十一文字に表すのが和歌である。文学の極地といってよい。
どんな新聞や雑誌にも俳句と和歌の欄があり、多くの読者を引きつけている。その魅力の源泉に、私たちはAI時代の創作のあり方を見いだせるのではないか。
 「荒海や佐渡によこたう天の川」、「夏草や強者どもが夢の跡」、「無残やな甲の下の蟋蟀」、「旅に病で夢は枯野をかけ巡る」。。。。。
 このような芭蕉の俳句を、AIは真似事は出来るだろうが、人の心を打つ名句をひねり出すとは考えにくい。和歌もそうだろう。
 『春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣干すてふ 天香具山』(持統天皇)
 皇族から庶民に至るまで日本人は深い味わいが籠もる歌を詠んだ。歌の伝統はすでにスサノオの出雲八重垣にはじまり、ヤマトタケルの「まほろば」へとうたいつがれた。
 しかし人工知能(AI)の開発を米国と凌ぎを削る中国で、ついにAIが書いたSF小説が文学賞を受賞した。衝撃に近いニュースである。
 生成AIで対話を繰り返し、たったの3時間で作品が完成したと『武漢晩報』(12月26日)が報じた。この作品は『機憶(機械の記憶)の地』と題され、実験の失敗で家族の記憶を失った神経工学の専門家が、AIとともに仮想空間「メタバース」を旅して自らの記憶を取り戻そうとする短編。作者は清華大でAIを研究する沈陽教授である。生成AIと66回の対話を重ね、沈教授はこの作品を「江蘇省青年SF作品大賞」に応募した。AIが生成した作品であることを予め知らされていたのは選考委員6人のうち1人だけで、委員3人がこの作品を推薦し
「2等賞」受賞となったとか。
 きっと近年中に芥川賞、直木賞、谷崎賞、川端賞のほかに文学界新人賞、群像賞など新人が応募できる文学賞は中止することになるのでは? 考えようによっては、それは恐るべき時代ではないのか。
 文学の名作は最初の一行が作家の精神の凝縮として呻吟から産まれるのである。
 紫式部『源氏物語』の有名な書き出しはこうである。
「いづれの御時にか、女御、更衣あまたさぶらひたまひける中に、いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めきたまふありけり」
 ライバルは清少納言だった。「春は曙、やうやう白く成り行く山際すこし明かりて、紫立ちたる雲の細くたなびきたる」(清少納言『『枕草子』』
 「かくありし時すぎて、世の中にいとものはかなく、とにもかくにもつかで、世に経るひとありけり」(道綱母『蜻蛉日記』)
 額田女王の和歌の代表作とされるのは、愛媛の港で白村江へ向かおうとする船団の情景を齊明天王の心情に託して詠んだ。
「熟田津に 船乗りせむと月待てば 潮もかなひぬ今は漕こぎ出いでな」(『万葉集』)。
 「昔、男初冠して、平城の京春日の郷に、しるよしして、狩りにいにけり。その里に、いとなまめいたる女はらから住みけり。」(『伊勢物語』)
 ▼中世の日本人はかくも情緒にみちていた
 「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶ泡沫(うたかた)はかつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし」(『方丈記』)
 『平家物語』の書き出しは誰もが知っている。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。 奢れる人も久からず、ただ春の夜の夢のごとし。 猛き者も遂にはほろびぬ、 偏(ひとへ)に風の前の塵におなじ」。
 『太平記』の書き出しは「蒙(もう)竊(ひそ)かに古今の変化を探つて、安危の所由を察(み)るに、覆つて外(ほか)なきは天の徳なり」(『太平記』兵藤祐己校注、岩波文庫版)
「つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ」(『徒然草』)
 古代から平安時代まで日本の文学は無常観を基盤としている。
 江戸時代になると、文章が多彩に変わる。
 井原西鶴の『好色一代男』の書き出しは「「本朝遊女のはじまり、江州の朝妻、播州の室津より事起こりて、いま国々になりぬ」
 上田秋成の『雨月物語』の書き出しはこうだ。
「あふ坂の関守にゆるされてより、秋こし山の黄葉(もみぢ)見過しがたく、浜千鳥の跡ふみつくる鳴海がた、不尽(ふじ)の高嶺の煙、浮島がはら、清見が関、大磯小いその浦々」。
 近代文学は文体がかわって合理性を帯びてくる。
「木曽路はすべて山の中である」(島崎藤村『夜明け前』)
「親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜ぬかした事がある」(夏目漱石『坊っちゃん』)
「石炭をば早はや積み果てつ。中等室の卓つくゑのほとりはいと静にて、熾熱燈の光の晴れがましきも徒らなり。今宵は夜毎にこゝに集ひ来る骨牌カルタ仲間もホテルに宿りて、舟に残れるは余一人ひとりのみなれば」(森鴎外『舞姫』)。
 描写は絵画的になり実生活の情緒が溢れる。
「国境の長いトンネルをぬけると雪国だった」(川端康成『雪国』)
 谷崎潤一郎『細雪』の書き出しは写実的になる。
「『こいさん、頼むわ』。鏡の中で、廊下からうしろへ這入はいって来た妙子を見ると、自分で襟えりを塗りかけていた刷毛はけを渡して、其方は見ずに、眼の前に映っている長襦袢姿の、抜き衣紋の顔を他人の顔のように見据みすえながら、『雪子ちゃん下で何してる』と、幸子はきいた」。
 「或春の日暮れです。唐の都洛陽の西の門の下に、ばんやり空を仰いでいる、一人の若者がありました」(芥川龍之介『杜子春』)
 ▼戦後文学はかなり変質を遂げたが。。。
戦後文学はそれぞれが独自の文体を発揮し始めた。
 「朝、食堂でスウプをひとさじ吸って、お母様が『あ』と幽(かす)かな声をお挙げになった」(太宰治『斜陽』)
 「その頃も旅をしていた。ある国を出て、別の国に入り、そこの首府の学生町の安い旅館で寝たり起きたりして私はその日その日をすごしていた」(開高健『夏の闇』)
 「雪後庵は起伏の多い小石川の高台にあって、幸いに戦災を免れた」(三島由紀夫『宴のあと』)
和歌もかなりの変質を遂げた。
正統派の辞世は
「益荒男が 手挟む太刀の鞘鳴りに 幾とせ耐えて今日の初霜」(三島由紀夫)
「散るをいとふ 世にも人にも さきがけて 散るこそ花と 吹く小夜嵐」(同)
 サラダ記念日などのような前衛は例外としても、たとえば寺山修司の和歌は
「マッチ擦る つかのま海に霧ふかし 身捨つるほどの 祖国はありや。」
 わずか三十一文字のなかで総てが凝縮されている。そこから想像が拡がっていく。
 こうした絶望、空虚、無常を表す人間の微細な感情は、喜怒哀楽のない機械が想像出来るとはとうてい考えられないのである。
AIは人間の霊感、霊的な精神の営みをこえることはない。
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shiri1124 · 2 months
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去年のゴールデンウィーク図らずも私は無職になった。
 4月から働き始めた医療機関はモラハラ、セクハラの連発でストレスが限界に達してしまい丸1ヶ月で逃げるように辞めてしまった。新卒から丸三年間総合病院で看護師として働いていた私への世間の評価は正直高かった。そんな私が、転職を失敗し、ある日突然無職になった。フリーターでもなく、ニート。とてつもなくショックだった。仕事をしていない自分には価値がないと本気で思いつめていた。生憎、馬車馬のように働いた三年間のおかげで貯金はたっぷり。贅沢をしなければ向こう数年は働かずに暮らせるほどには。それでも、働かずにはいられなかった。無職の自分を許せなかった。地面に座り込み一休みする心の余裕すらなかった。誰かに鞭でお尻を叩かれ、急かされるかのようにして急いで転職活動をした。散々失敗して、3ヶ月後今の職場に辿り着いた。再就職から8ヶ月が���過し、心にも少し余裕ができた今、気付いたことがある。
 ���の中には「社会に貢献出来ない人間は価値がない」という価値観がインプットされているということ。以前書いた障害者についての文章を煮詰めて余分なものを蒸発させたら、きっと最後にはこの言葉が残るのだろう。この価値観の厄介なところは、この一種の脅迫観念にも近い思想の矢印が自分自身にも向かっている、ということ。
 「社会に貢献出来ないクソニートどもは生きてる価値ないから死んだ方がいいよ。え?私?私は実家暮らしのヒキニートだけど、私はネットで絵を描いている。それなりにファンもいるよ。私は価値がある人間だよ。私の絵は人の心を救ってるんだから」この人みたいに自分のことは棚に上げて、同じような境遇の他人には容赦なくアンチコメントを送りつけられればいいけど、私はそうではなかったみたい。
「社会に貢献出来なければ生きている価値はない」この価値観はいつの間にか私の心に深く根を張っていた。お金に不自由があるわけでもないけど、なるべく早く働かなければいけない。一寸たりとも休むことは許されないと焦ってたのは、きっとこれが原因。様々な不安に駆られやすい自分自身を精神病だと勝手に決めつけて、無意識のうちに自分の心を苦しめていたのも、「精神病になったら、まともに働けない。働いて、誰かの役に立てないなら、誰かから存在価値を認めてもらえない」って心のどこかで思っていたからかもしれない。無意識のうちに埋め込まれた価値観で他人をジャッチする時、私は自分自身の心に刃を向けていたのだろう。自分で自分を攻撃するのはもう辞めよう。たった一人の私だ、心身ともに仲良く手を取り合って生きていこうじゃないか。
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nihongo-ejiten · 2 years
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たこやき・たこ焼き・takoyaki
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kennak · 6 months
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経理や残業でパンク状態!副業リーマンも続々廃業へ インボイス制度が10月1日からとうとう始まった。反対署名は53万人(9月27日現在)に達し、各地で反対集会が開かれた。フリーランスや自営業者から猛反対を受けていたことは周知の通り。  読者のなかには「サラリーマンには関係ないでしょ」と対岸の火事と受け止めている人は多いだろう。だが、涼しい顔もしていられない。 「経理担当者の場合、請求書処理の際、適格請求書発行事業者登録番号の有無の確認作業が増えるため、時間管理が尚、必要になるでしょう」  こう話すのは、経理に詳しいビジネス書作家の田村夕美子氏だ。では、いったい現場では何が起きているのか。会社員たちからは不満の声が絶えない「ウチは社員10人の零細なんですが、9月に勤続20年以上のベテランの経理の女性が辞めちゃいました。物価高なのに給与は据え置き。にもかかわらずインボイスのせいで夏以降、ほぼ毎日残業していましたからね。とうとうブチキレたようです」(都内の建設業の社員) 「インボイス対応に伴う経理システム入れ替えで、もう地獄ですよ。客もパニックになってて、経理部門はその対応で残業続き。社内SEも9月の土日はすべて休日出勤です。直前の土日は朝8時から深夜0時まで働いていました」(大手製造業の社員)  経理やSEだけではない。営業マンにも影響は甚大だ。 「社内講習会が何度もあったけど、すごく手間が増えそうで腹が立ちます。新幹線代も立て替えNGになって事前申請が必須に。タクシーも飲食店もインボイス登録していないところは使用不可になったんですが、どうやって見分けろというのか。毎月の経費精算も確実に3倍以上の時間がかかりそうです。著しく生産性が低下しますよ」(大手デベロッパーの社員)
「経費精算の時間が3倍かかる」インボイス制度にサラリーマンからも悲鳴。経理やSEは残業続きで地獄絵図(週刊SPA!) - Yahoo!ニュース
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hitujijp · 1 year
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立ち止まらないと始まらない
現代の日本人なら、望みさえすれば膨大な量の情報や知見を参照する手段が与えられている。それはまさに無限の可能性で、何でも出来てしまうのでは?と思える程だ。
しかし無限の可能性が広がっていたとしても実際やるかどうかは全く別の問題で、つまりは自らを突き動かす原動力足る熱意が無ければ情報や手段はただそこに有るだけで、飾られた絵画にすら遠く及ばず、自らに何ら影響を与えない。
自分より遙かに恵まれた境遇と才能と環境とに恵まれた人間を幾らでも見たが、その殆どは飾られた画廊をあたかも歩道を歩く様にして通り過ぎていっただけだった。この様な状態では飾られた絵が名画であれ、落書きであれ当人にとってはどうでも良いのである。
故に勇気とは進む為のものであるよりも、立ち止まる為の勇気であらねばならない。手段や環境や才能は全部ひっくるめてただの属性であり、最新である必要も、最高である必要も無く、豪勢である必要も無い。これはと熱意を感じたその前で群衆の流れに逆らって立ち止まり、通り抜けるのを辞めるのがいかにみっともなくとも偉大な決断であると信ずる。 オレは偶々一番みすぼらしくて、ボロボロの落書きの前で立ち止まった。それだけの話なのであるが、立ち止まりさえすれば大半の絵画は幾多の中からよくぞ私を選び取ってくれたものだと喜び、そして目が合い、微笑みかけてくれるだろう。
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welcometo-mysillylife · 2 months
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2024/03/09(土)
きょうは1時に寝て5時に起きた。
ジュリアンちゃんから挨拶来た💔
あした人来るから部屋の片付けと洗濯めっちゃした。部屋が綺麗になった。
電子辞書届いた。
透子の配信でお絵かきで戦うゲームやって楽しかった💔
自分のふわっちに人結構来てくれて楽しかった💔
泡だてネット届かなかった。
あした起きれるか心配。
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0--fgl · 2 months
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下書きにこれだけポンっておいてあったんやけど、俺これ投稿すらしてへんかったんか。めっちゃサボってもうてるなあ。そんなわけでちょっと前の話やけどしていこかな。まずは僕の初主演ドラマ「彼女と彼氏の明るい未来」の最終話が放送されました!そんなわけでこれまで載せれてへんかったから今回は撮影の時のオフショット多めに載せます。俺ほんまに��務所内もやけど特に事務所外の知り合いとか友達って全然おらんかったんやけど、このドラマを通して食事行ったりカフェ行ったりできる友達にも出会えて。撮影期間は短かったんやけど、現場もめちゃくちゃあったかくて。ほんまにこのドラマが初めての主演ドラマでよかったなあって思います。ドラマのBlu-rayが7月31日に発売されるので、見逃した方や興味ある方は是非ともお手に取っていただけると嬉しいです!あ、そうや。最終話放送日にDこと中川大輔くんとインスタライブをしました。DのAぇポーズがめちゃくちゃ変やったんがおもろかったなあ。ほんでこれ写真並べてみて改めて思ったんやけど、ドラマに出てる俳優さんたちみんな揃いも揃って身長でかいなあ。俺がちっさいってだけじゃないんで!この人たちがおっきいんです。ほんで次は僕らAぇ! groupの結成日でもある2月18日に、結成当初の5年前に上演した「僕らAぇ! groupって言いますねん」を配信で再上演させていただきました!5人体制になって初めて単独の舞台に立たせていただいて、5人でやるバンドも初めてでめちゃくちゃ緊張してたけど無事何事もなく終えれてよかったなと思います。そして公演の最後に発表させていただきました。僕たちAぇ! group、3月16日と17日の2日間京セラドームでファンミーティングを開催します!お時間ある方、ご興味のある方ぜひお越しください。待ってます。ほんで次はドデスカやね。ドデスカの話全開できてへんかったから今回しとこかな。佐野と学校で色んな体験したんやけど、1番思い出に残ってるんはお互いにお互いを描きあったことかな。俺ら2人ともグループの中でもお世辞にも絵上手いって言われへん側の2人やから、めちゃくちゃどっこいどっこいでどっちが上手い?って生徒さんに聞くの申し訳なかったなあ。俺の描いた佐野と佐野の描いた俺は勝負に勝った佐野ん家に飾られるみたいです。次はリチャとのヤンタンやね。結構前の話やからあんまり覚えてへんねんなあ。写真見た感じやとしゃぼん玉で遊んだみたいやね。大発見のやつかな。あ、せや。軍手でしゃぼん玉触ったら割れへんねん!みんなこれ知っとった?俺知らんくてさ。疑いながらやったんやけど、ほんまに割れへんねん!凄くない?また軍手としゃぼん玉ある時あったらやってみて欲しい。この歳になってしゃぼん玉って雑誌の撮影でたまに使うかくらいやと思っとったのに、ふたりでめちゃくちゃ遊んでもうた気するな。何歳になってもしゃぼん玉って楽しいんやね。次はカンバリか。カンバリは相変わらず3人でわちゃわちゃ喋ってたはず。あんまり記憶にないねんなあ。ほんで最後はグレショーやね。グレショーのアクション教えてもらう回の休憩時間の動画です。よかったら見てってください。なんか佐野と遊んだり小島が寝たりしてます。
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