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#イーロン・マスク 未来を創る男
rispecincceoakkey · 1 year
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【イーロンマスク】
今、世界で一番注目されてる人は誰だろう?
世界中の多くの人は、『イーロン・マスク』と答えるのではないだろうか。
テスラ・モーターズ、スペースX、そして最近買収したTwitterなど多くの世界的企業のCEOを務めている。
僕がイーロン・マスクを知ったのは10年以上前で、兄に教えてもらった。
当時、日本でイーロン・マスクを知っていた人はか、少数だったと思う。
多角的に事業をしていて当時から注目していた。
が、ここまで世界的に有名になるとは思ってなかった。
スペースXやテスラ・モーターズ、Twitter以外にもニューラリンクは脳に埋め込まれたブレイン・マシン・インタフェースを開発する会社、ボーリング・カンパニーはインフラストラクチャおよびトンネル建設サービス会社など経営している。
イーロン・マスクの夢は、『人類を火星に送り届ける』だ。
その夢を作り上げたのは、小さい頃からファンタジー小説やSF小説を読んだことかもしれないと本人が言っている。
スペースXを創業して、実現させようとしている。
童心を持ち続けているのだろう。
人類が思い描いている夢(理想の未来)は、いつかは現在地として到達し、そして過去となる。
思い描いた夢は、思い描いた通りになっているか否かは分からない。
そもそもその夢が達成するまで、生きているか否かも分からない。
普遍的なことは、時間は平等に経過すること。
また夢は思い描かないことには、実現しないということ。
そもそも夢(理想の未来)として設定しなければ、到達できたかどうかさえ分からない。
そして、夢に近づくために、どう行動したのか。
現在51歳のイーロン・マスク。
夢を実現するために、動き回っている。
世界中の人が熱狂している。
この男なら実現してくれるかもしれないと期待をしてしまう。
僕は、これからも注視したいと思う。
イーロン・マスクに関するおすすめの本↓
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qsfrombooks · 3 years
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テスラは、いわゆる「年式」(型式年度)という考え方を取り入れていない。2014年式とか2015年式というふうに呼んでいないのである。これも、マスクがクルマをモノではなくライフスタイルと捉えている証拠だ。だから「2014年式の在庫一掃セールをやって、次の新型を作る」というような発想がない。常に最高のモデルSを作り、それを顧客が手にするのである。1年かけて新機能を開発しておき、翌年のニューモデルで大放出するような商法はしない。
イーロン・マスク 未来を創る男 / アシュリー・バンス
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ラリー・ペイジ: グーグルが向かう未来
翻訳: Eriko T 校正: Yasushi Aoki 
(チャーリー・ローズ)ラリーからメールが来て 彼はこう言ったんです 私達がただの退屈な 中年男の二人組には 見えないように 気をつけましょうねと 私は「そう言ってもらえて光栄です」 と答えました (笑い) なにしろ私のほうが 幾分老けているし 彼のほうが少しばかり 金持ちですからね 
(ラリー・ペイジ)それほどでも 
(ローズ)それで これから インターネットと グーグルの話をして それから 検索技術とプライバシーの話を したいと思います そして これまで どう点と点を— つなげてきた��か という意味での哲学や あなたの始めた旅路に どのようにして こんな興味深い展望が 開けるようになったのか ということも 主に未来についてお話して行きましょう 最初の質問ですが— グーグルは今どこにいて どこへ向かっているのでしょう? (ペイジ)それは我々もよく考えます かなり昔に私達が定めたミッションは 世界の情報を整理し 誰でも使えて 便利にするというものでしたが 良く聞かれます 今やっていることも そうなのかと 私もよくそれを自問しますが 自分でも分かりません ただ実際 検索という事を考える時 それは私達皆にとって とても深い意味を持っています 自分が何を求めているのかを理解して 世界の情報を理解する— 私達はそのほんの出発地点にいる 本当にクレイジーなことです 我々は検索に15年 取り組んで来ましたが 全く完成に近づいてもいないんです 
(ローズ)それが完成した暁には どんな風になるんですか? (ペイジ)そうですね 私達がどこへ向かっているのかを 考えると — 何故完成していないんでしょう? 理由の大部分は コンピューターがダメだからです コンピューターは ユーザーがどこにいるかも 何をしているかも 何を知っているかも 分かっていません 私達が最近やってきたのは デバイスを使い物になるようにする ユーザーのコンテクストを 理解させるということです 「グーグルナウ」は ユーザーの現在地を知っていて ユーザーが必要とするだろうものを 把握しています でも 本当にコンピューターが機能し ユーザーを理解し 情報を理解する というところまでは まだ行っていません まだまだ洗練されていないんです 
(ローズ)今のグーグルが 取り組んでいることの中で 「ディープマインド」は どこに当てはまるんですか? (ペイジ)ええ ディープマインドは 最近我々が買収した会社で イギリスにあるんですが まず経緯をお話しすると 検索について考えていて それは世界を理解しようと— 周りの全てを理解しようとする行為で コンピューターをより洗練させ ユーザーを本当に理解させる ということです 例えば声による検索は重要ですが 今の音声認識技術はどうでしょう? あまり良くありませんよね ユーザーをちゃんと 理解してくれません それで私達は それを改善すべく 機械学習を研究し始めました それは大変役立ちました それからYouTubeのようなものに 目を向けました YouTubeを理解できるだろうか? それでYouTubeを コンピューターに学習させてみました するとコンピューターが 自分で “猫” というものを 発見したんです これは重要なことです これには重大な意味があると 気付きました 私達が猫というものを 発見し学べる— ということは非常に重要です ディープマインドの 本当に驚くべきところは 本当に驚くべきところは 教えられずに自ら 学び取れるということです ディープマインドは ビデオゲームから始めたんですが ビデオを見せましょうか ゲームをプレイしながら自動的に 遊び方を覚えてしまうんです 
(ローズ)このビデオゲームを見て下さい コンピューターが凄い事を 出来るようになる様子がこちらです 
(ペイジ)驚くべきことは これは古いゲームなんですが ディープマインドは 私たちが見るのと同じ ピクセルを見て ゲームを操作し スコアを上げて しかも同じ1つのプログラムが 自分で— 様々なゲームを 覚えたんです それも人間を超えたレベルで プレイできるようになりました 我々は今までコンピューターで こんなことは出来ませんでした これ ちょっと説明しましょうか ボクシングをしています コンピューターは対戦相手を くぎ付けにする方法を 見つけ出します 左がコンピューターで スコアがどんどん 上がっています 想像してみてください このような知能が 自分のスケジュール管理や 必要な情報の提供といったところに 組み込まれるのを 私達がいるのは まだスタート地点です それが私の非常に 興奮していることです 
(ローズ)ディープマインドが ボクシング等を やってのけた事を見ると 私達の向かう先には 人工知能があるようですね 我々は その道のりの どの辺りにいるのでしょう?
(ペイジ)そうですね これは久しくなかったような 非常にエキサイティングなことです この会社を立ち上げたデミスは 神経科学とコンピューター科学を 学んだ人で 脳科学の博士号を取るため 復学しています こうしたコンピューター科学と 神経科学の交わる部分で 面白い研究が多くなされています 知的なものを作り出し 面白いことをさせるには 何が必要なのか 理解するといった面で 
(ローズ)今どういう段階で どれ位の早さで 前進しているんでしょうか 
(ペイジ)これが今の最新の技術です YouTubeで猫のようなものを 理解するとか 音声認識を改善するとか これまでは 機械学習で 物事を徐々に 改善してきましたが 先程の例はとても エキサイティングです 1つのプログラムが 多様なことを やってのけるのですから 
(ローズ)さあでは その猫の画像を ご覧に入れたいと思います これはコンピュータが 猫を観察して 猫とは何かをイメージにしたものです 画像を出せますか? 猫とは何かをイメージにしたものです 画像を出せますか?
(ペイジ)ああ これ 
(ローズ)猫が見えますか? コンピュータが捉え描いた 猫の概念です 
(ペイジ)その通り これはコンピュータが YouTubeを見て学習したものです 何も教えられず 猫が何かも知らずにです この “猫”という概念は 人なら理解できるものですが 今やコンピュータも 理解し始めています 検索の話を 締めくくると 私たちは検索ということから出発して 人々のコンテクストや その人の情報を 理解しようとしてきましたが それに関して ご覧頂きたい映像があります 私たちの見つけたものです 
(ケニア ソイ村) (ザック・マテレ)しばらく以前に ジャガイモを植えたんですが 突然 次々と枯れはじめ 本で調べても 理由が分かりませんでした それで出かけていって 検索したんです (ザック・マテレ 農夫) ジャガイモの病気 ウェブサイトの1つが アリが原因かもしれないと 教えてくれました 書いてある通り 木を燃やした灰をまくと 数日後アリは消えていました それでインターネットは凄いと 思うようになりました 事業を拡大したいと思っている 友達がいるのですが 彼とインターネットカフェに行って いっしょに いろんな ウェブサイトを見ました その次に彼と会った時 彼は風車を 地元の学校に 作ろうとしていました 今までそこになかったものが 突然できたことを 誇らしく感じました 誰もがインターネットに アクセス出来る訳ではない— ということに気付いて ということに気付いて 私の祖母でも使えるような インターネットが必要だと思いました それで掲示板を思いつきました 簡単な木の掲示板です 電話で情報を受け取ると その掲示板に 情報を貼り出すんです だからそれは基本的に コンピューターのようなものです 私はインターネットを 人助けのために使います 自分や 近所の人のために 生活をよりよくする方法を 探しているんです 多くの人が情報へ アクセス出来ますが その後にくるものがありません その後にくるのが 知識だと思います 知識を手にすれば 助けてもらわなくとも 自分たちで 解決策を見つけ出せます 情報には力があります でも それをどう使うかで 私達のあり方は決まるのです (拍手) 
(ペイジ)あのビデオの凄いところは 彼の話を 単に記事で読んで そこから彼のことを 見つけ出し そしてあのビデオを 作ったということです 
(ローズ)あなたの話題になると あなたをよく知る人はみんな 「ラリーは世界を変えたいんだ テクノロジーがその鍵だと 彼は信じている」と言います それにはインターネットを使い 言葉を使うわけですが それはまた人々がいかに ネットにアクセスし 自らのコミュニティに影響を及ぼせるか ということでもあります あの映像は まさにその一例ですね 
(ペイジ)ええ その通りです 未来を見据えたとき 情報アクセスに より重点を置くようになって 最近「ルーン・プロジェクト」 というものを立ち上げ 気球を使ってそれを 実現しようとしています クレイジーに聞こえますよね ビデオをお見せしましょう 世界の3人に2人は インターネットに アクセスできません 私達は これが低コストで その人たちの役に立つと 考えています 
(ローズ)気球ですね 
(ペイジ)ええ ネットアクセスを提供するんです 
(ローズ)どうして気球で インターネットに アクセスできるんでしょう? 気球をどこかに 繋いでおかなくても よくするための 興味深い仕組みが あると伺いましたが 
(ペイジ)これはイノベーションの 良い例ですね 私達はこのアイデアについて 実際に手をつけるまでに 5年以上 考えを暖めて来ました そのアイデアの原点は 「アクセスポイントをどう低コストで 高所に配置できるか?」ということです 通常は人工衛星を使いますが 打ち上げるまでに 長い時間がかかります 気球を上げるのが いかに簡単か ご覧頂きましたが これもインターネットの お陰なんです ネットで検索していて 見つけたことです 30年か40年前に 誰かが気球を上げて それが地球を 何周もしたそうです 今の我々に出来ない訳がない と思いました それがこのプロジェクトのきっかけです 
(ローズ)でも風のなすがままですよね?
(ペイジ)ええ しかし 今までに多分前例のない 気候シミュレーションをした結果 気球の高度をうまく 制御してやると— これは空気の出し入れ等で 可能なんですが 気球の行き先を大まかに 制御できることが分かったんです たくさんの気球を使って 地球全体を覆う通信網を作れる と考えてます 
(ローズ)これから未来と交通について あなたがこのところ 夢中になっている 輸送システムや 自動運転車 自転車について お話ししたいと思いますが その前に 先程のスノーデンの登場で 話題になったことに 触れましょう セキュリティとプライバシーです これについて長い間考えてきましたね 
(ペイジ)もちろんです セルゲイがスノーデンと一緒の写真を 昨日見ましたよ 皆さんの中にも 見た人がいるかも知れません 私にとって プライバシーとセキュリティは大事です 私達はこの2つを 一緒に考えています プライバシーは セキュリティなしにはありえません ですからセキュリティからまず お話して— スノーデンの話も出た事ですから そしてプライバシーに触れますね 私は政府が秘密裏に ああしたことをやっていて 我々に知らせずにいたということに 非常にがっかりしています 我々の聞いたこともない 政府の活動から 我々がみんなを 守らねばならないとしたら 民主主義なんか 成り立ちませんよ 政府が懸念し 国民を守ろうとしている 具体的なテロの情報を 知る必要があると言うのではなく どういう要因があり どの程度の範囲で どのような監視を 我々は政府から受けているか 知る必要がある ということです そのことについて 開かれた議論がなされていません 結果として 政府はこの一連の事を 全て秘密裏に運んで 非常にあだとなったと思います 
(ローズ)一度もグーグルに相談に 来たりはしなかったと 
(ペイジ)グーグルではなく 公に話すべきです 私達は公にこれを話し合うべきです でなければ民主主義は 機能しません そんなのは無理ですよ ですからグーグルが 皆さんやユーザーを 誰も知らない 政府の秘密裏の監視から 守らなければいけない 立場になったというのが 残念です 全く滅茶苦茶な話です
 (ローズ)そしてプライバシー というのもありますね 
(ペイジ)ええ プライバシーについては 世界は変わりつつあります みんな携帯を持っていて どこにいるかが分かってしまいます 現代では個人についての情報が 大量にあり それは重要なことです 人々が難しい議論をしているのも ごく当然なことだと思います 私達はこのことについて 多くの時間を費やして 問題が何なのかを 考えて来ました まず— 私達がすべきことは 検索履歴や位置情報など どんな情報が収集されるのか知らせ 選択肢を与えることだと思います Chromeのシークレットモードは 素晴らしいものです このような選択肢を もっと人々に提供したい それについて知って欲しいと思います それは難しいことではないと 思っています 私が懸念しているのは 大切な物を 無用な物と一緒に 捨ててしまうということです 例えば— 私は声を失い それから回復していません あなたと話していると 声が戻って来て欲しいと思いますよ 
(ローズ)私にできることがあれば何なりと 
(ペイジ)じゃあブードゥー人形で おまじないでも してもらいましょうか それで 私がこの病気のことを 公にすると たくさんの情報が 集まって来ました 似たような問題を患う人たちに 症状についてのアンケートを 取ったんですが 医療記録を見ていて 思いました 素晴らしいことじゃないか も��皆の医療記録が匿名で 研究のために 共有されるようになったら? 誰かが自分の医療記録に 例えば研究医がアクセスすると どの医師が 何故アクセスしたのか 本人が知ることができて 自分の症状が何なのか 分かるようになるかも知れません そうなれば 毎年— 10万人もの命を 救えることでしょう
 (ローズ)もっともです(拍手) 
(ペイジ)ですから私が懸念するのは インターネットの情報保護により 今の医療記録のように なってしまうこと 大事なデータが埋もれてしまう ということです 私達はいまだに しかるべき人々と しかるべき方法で 情報共有することで どれほどの恩恵が得られるか 十分 分かっていないのです 
(ローズ)そのために必要となる条件は 人々が自分の情報が 悪用されないと 確信を持てる環境ですね 
(ペイジ)ええ この声を患った際 情報を公にするのは 怖かったですが セルゲイがやったらいいと 言ってくれ 実際それは素晴らしいことでした (ローズ)反応は予想以上だった 
(ペイジ)皆とてもポジティブでした 何千もの人々が同じような 症状を抱えていますが 今日それについての 情報はありません なので共有して良かったです 
(ローズ)さあでは未来についてですが 交通システムについて どういう取り組みを? (ペイジ)ミシガン大学にいた頃から 不満を抱き続けていたのだと思います バスに乗るために 寒い雪の中 待たなければならなかったので どれくらいのコストが かかるのか調べはじめて 交通システムについて ちょっとハマっていました 
(ローズ)それで自動運転車の アイデアが浮かんだんですね 
(ペイジ)18年前に自動運転車を 開発している人々について知り 夢中になりました 実際にプロジェクトを始めるまでに しばらくかかりましたが 今は世界を良く出来るかも しれない可能性に とても興奮しています 毎年2千万人以上の人が 事故に遭い 34才未満のアメリカ人とって 主な死因でもあります (ローズ)つまり命を救いたいと 
(ペイジ)ええ それに空間を上手に利用し 暮らしを豊かにするんです ロサンジェルスは その半分が駐車場や道路です 面積の半分がです 他の都市の多くも そう変わりません クレイジーです それが私達の空間の使い方なんです
 (ローズ)それはいつ頃 実現しそうですか?
(ペイジ)私達はもう すぐそこまで来ています 16万キロ以上も走行していて 今や完全に自動運転になっています 自動運転車を こんなに早く 世に出せるのが嬉しいです 
(ローズ)でも自動運転車だけでは ありませんよね 自転車のアイデアもおありだとか 
(ペイジ)ええ グーグルでは みんなに無料で自転車を提供すべきだ という話になって 今まで本当に上手くいっています 自転車が至る所で走り回り 自転車も摩耗しますが 一日中使われているのですからね 
(ローズ)それを道路ではなく 空中を走らせたいとか 
(ペイジ)どうしたら人々がもっと 自転車を使い出すだろうかと 
(ローズ)ビデオがありましたね 
(ペイジ)ええ 観てみましょう これはワクワクしますよ (音楽) これが自転車を車道から 低いコストで切り離すアイデアです クレイジーに見えますが グーグル・キャンパスの事を 考えたときや 市当局と働かせてもらったとき 自転車の使用率を上げたいと思い こう考えました どうしたら コストをかけずに 自転車と車を 切り離せるだろうかと それで検索して 見つけたんです これを実際に 実用化に向け進めている というわけではありませんが 想像力を掻き立ててくれます 
(ローズ)では最後に あなたご自身の哲学について 教えて下さい あなたには「グーグルX」という アイデアがあって 小さな物差しで測れるような 進歩以上のものを 求めていますね 
(ペイジ)ええ 今 お話ししたことの ほとんどがそうです 例えば— 経済学で「追加性」 という概念がありますが これは 自分が始めなければ 存在しなかったことを やっているということです そういうことを 多くやっていけば より大きなインパクトを もたらすことが出来ます みんなできると思って いなかったようなことを やるということです これまでずっと テクノロジーを知れば知るほど 知らないことの多さに 気付かされてきました なぜなら テクノロジーの地平線に 次にすべきことが 見えてくるからです テクノロジーについて学ぶ程 新しくできることが 分かるようになるのです 例えば あの気球が 実現出来ると分かったのも その為に使える要素について 知ったからです 
(ローズ)それがあなたを 興味深いと思うところです 未来について考える人は たくさんいて アイデアを示しますが それを実現し 形にする人となると なかなかいません 例えばあなたも 良くご存知で 読んだこともあるだろう テスラの例があります あなたの原則は どういうものなのでしょう? (ペイジ)発明だけでは 十分ではないのです 何かを発明した際— テスラは私達が日常使う 電力の発明をしましたが 世に出すことに苦労しました それは他の人により成され 時間がかかりました もし2つの力が結びつけば— 革新や発明の力と 企業の それを商用化し 人々のもとに届けるという力が 結びついたなら それは世界にとって プラスになり 人々に希望をもたらします 私はルーン・プロジェクトが 世界の人口の3分の2の インターネットの無い人々に 期待と希望を与えていることに 感動しています 
(ローズ)それは企業の もう一つの側面ですね あなたは企業が 変革の担い手であると 信じるひとりですね うまく運営されていればですが 
(ペイジ)ええ 企業は基本的に悪だと 多くの人が考えているのは 残念なことです 企業はいわれのない非難を受けます まあ多少当てはまる所も ありますが 企業は20年とか50年も前と 変わらない 漸進的なやり方を 続けています 私達に必要なのは そうではなく 特にテクノロジーにおいては 革新的な変化を必要とします 徐々に起こる変化ではなく 
(ローズ)あなたは以前 もし私が正しく理解しているなら こう言いましたね 財産を何かのために遺すとしたら 慈善に寄付するよりも イーロン・マスクに 譲ってしまうだろうと 彼なら未来を— 変えてくれると信じているから だからそうするだろうと 
(ペイジ)火星に行きたいのなら— 彼は火星に行きたいと考えてます 人類存続の為に それは崇高な目標です 企業でありながら 善を為すことを目指しています 私達は同じような目的を 共有しています グーグルには かなり裕福になった 社員がたくさんいます 皆テクノロジー分野で たいへん利益を上げています この会場にいる人も 裕福な方が多いですね 世界を変えたいから 働くんでしょう 世界を良くしたくて あなたの会社には あなたの時間だけでなくお金も 費やす価値があって いいのではないでしょうか しかしそう考えられていません 会社はそういうものとは 考えられていないのです それは残念な事です 会社は私達の労力の大部分 人々の時間のほとんどと お金が投じられている場所です だからみんな もっと企業を援助しても いいと思うのです 
(ローズ)インタビューを終える時に よくこの質問をするんですが どんな心のあり方 どんな心の特質が あなたを成功させたと 思いますか? たとえばルパート・マードックは 「好奇心」だと言いました 他にもメディア業界の人で そういう人がいました ビル・ゲイツとウォーレン・バフェットは 「集中」だと言いました あなたの場合は 何が あなたに未来を見せ 同時に現在を改革するように 同時に現在を改革するように 仕向けたのでしょう?
(ペイジ)たぶん最も大事なのは — たくさんの会社を見て来て なぜ長続きしないのかを 考えてきました 多くの会社が現れては 消えて行きましたが 彼らは何を間違ったんだろう? と考えました 共通して犯している間違いは 多くの場合 未来を見通していなかった ということに尽きます ですから私は その点に集中して 未来はどういうものになるか どうやって私達は それを創造できるか そして自分の会社を どうその未来に 集中させられるか 未来の創造を 促進できるかを考えます だから好奇心ですね 他の人が考えないようなことに 目を向け 誰もやらないことを やってみること そこにこそ本当の 価値があるからです 積極的にそういうことをやり リスクをとるということです 例えばアンドロイドですが はじめはアンドロイドを手がけるのを 後ろめたく思っていました 買収したときは 小さなベンチャーにすぎず 私達が本来手がけている ものではなかったので それに時間を割くのは 良くないことに思えました それは馬鹿な考えでした そこに未来があったのです あれを手がけて 良かったのです 
(ローズ)あなたとこうして お話し出来て良かったです ここにご一緒出来て光栄です ありがとう ラリー 
(ペイジ)ありがとうございました (拍手)
 (ローズ)ラリー・ペイジでした
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ari0921 · 6 years
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【紅い脅威・AI軍事革命】(���)近未来戦争を担う人材育成 無人兵器世界一狙う中国  中国の北京に「八一大楼」と呼ばれる巨大な建物がある。8月1日の人民解放軍創建記念日の名を冠した国防部の施設で、軍の中枢である共産党中央軍事委員会の本部が入っているため、中国のペンタゴン(米国防総省の本庁舎)と呼ばれることもある。  昨年7月19日、そこで国防科技大の学部の一つに相当する知能科学学院の設立式典が行われた。AI(人工知能)技術の軍事利用を専門とする軍直属の研究、教育機関で「新武器を開発し、近未来戦争を担う人材を育成する」のが目的だ。  翌20日、中央軍事委員会主席を兼務する習近平国家主席は、国防科技大の政治委員、劉念光中将らと会見し「素質の高い軍事人材を育成し、自らの力で新しい技術を作り出す高みを目指せ」と訓話した。  その3カ月後の10月18日、北京の人民大会堂で行われた第19回共産党大会の開幕式。習氏は読み上げた政治報告で、中国軍を世界一流の軍隊にするために「軍事知能の発展を早急に取り込まなければならない」と強調した。軍事知能とは「AIの軍事利用」のことを指す。発言は中国軍で最高指示として受け止められ、各部門でAIに関する研究が本格化された。  AIの軍事利用を研究しているのは、国防科技大だけではなく、軍事科学院、国防大学、中国科学院など多くの組織や団体がある。「党中央が重視しているため、AI関連の研究はいま、もっとも予算が取れやすい」とある研究者が語った。                ■   ■  無人航空機、無人戦車、無人偵察機、無人潜水機…。米シンクタンク、新アメリカ安全保障センターのエルサ・カニア非常勤研究員が同年11月に発表した報告書では、高度なAIを導入する中国軍が陸海空で世界に先駆けて「無人化」に取り組む現状が指摘された。  習指導部がAIに力を入れる理由について、中国軍関係者はこう語る。  「空母、潜水艦、ステルス戦闘機といった分野で、米国はあまりにも先行していて、中国が一生懸命追いつこうとしても、長い時間が必要だ。しかし、近未来の戦争の主役はAIになるかもしれない。新しい技術なので、いまのところ中米両国の差は大きくない。力を入れれば、米国を超えて世界のトップになるチャンスがある」  AI兵器は各国の軍事力のバランスを左右するだけに、先進諸国の開発は今後、激化するとみられる。  ロシアのプーチン大統領は同年9月、学生らに向け「AIの領域の指導者になる者は、世界の支配者になるだろう」と訴えた。中でも、中国は世界で実戦配備されていないAI兵器「自律型致死兵器システム(LAWS)」をいち早く戦場で使用する恐れがある。LAWSは標的の探索から攻撃までの全てをAIが担う。米国防総省は2012年、人による管理が可能なLAWSが完成するまで米軍による運用を禁止したが、AIの軍事問題を研究する多くの専門家は、「中国にはLAWSの暴走を抑える歯止めとなる対策が存在しない」と指摘する。  電気自動車(EV)メーカー、米テスラのイーロン・マスク最高経営責任者は自身のツイッターで「AIの優位性をめぐる国家レベルの争いは、第三次世界大戦の原因になりそうだ」と警告した。                    ◇ 「人命救うメス 凶器にもなる」  陸海空の戦場でAI(人工知能)兵器の活用は「日常風景」になっている。  韓国と北朝鮮の軍事境界線沿い。韓国軍のAI兵器が、越境しようとする北朝鮮兵士に狙いを定める。  2006年に韓国サムスングループの企業で軍事機器などの開発や製造を手掛ける「サムスンテックウィン」と高麗大学が共同開発した「SGR-1」だ。元韓国国防省北朝鮮情報分析官の高永●(コ・ヨンチョル)氏によると、SGR-1は10年以降、軍事境界線の非武装中立地帯(DMZ)近辺に配備されている。機関銃と擲弾(てきだん)発射器を備え、北朝鮮兵士の体温や動きを赤外線センサーとAIで自動的に感知、識別する。約4キロ先の標的を認識できるが、感知した情報は遠隔操作の作戦指揮所に送信され射撃は操縦士が判断する仕組みだ。  兵士に代わってAIが戦闘に加わる行為は、倫理的な課題が指摘される。だが、AIを前線に立たせる方が「人道的だ」と主張する意見も少なくない。  「AIは人間と異なり、疲労や睡眠不足がなく、冷静で死の恐怖も一切感じない。生身の兵士が現場で判断するよりも、AIに任せる方が信頼できるという見方もある」。韓国の国立大「韓国科学技術院(KAIST)」のAI技術研究者デビッド・ヒュンチュル・シム博士はそう指摘する。  昨年11月、軍事境界線がある板門店(パンムンジョム)で北朝鮮兵士が亡命する事件が発生した際、SGR-1が活用されたかどうかは不明だ。ただ、高氏はSGR-1は亡命兵を識別した可能性は高いとして「情報を受けた操縦士が人権を配慮して兵士を撃たない判断を下したと推察できる」と話し、「AIと遠隔にいる人間の連携で、結果的に冷静な判断ができたと思われる」と分析する。                ■   ■  AI兵器は主に、SGR-1のように現場から離れた操縦士が標的への攻撃を決定する「遠隔操作ロボット」▽人間の許可なしに攻撃を開始するが、操縦士が停止できる「半自律ロボット」▽人は全くかかわらず、標的の探索から攻撃の全てをAIが担う「自律型致死兵器システム(LAWS)」の3つに分類される。  LAWSは実用化されていないが、半自律ロボットまでは戦場で実戦配備されている。攻撃目標に突っ込み自爆するイスラエル製の無人攻撃機「ハーピー」や、水上艦や潜水艦に自動的に接近し、爆発するロシア製の機雷「PMK-2」などがその例だ。国連に提出された報告書によると、ハーピーが過去に韓国に輸出されるなど技術は世界各地に広がる。イスラエルの政府関係者は「AI兵器は国益につながる重要なビジネスだ」と打ち明け、軍事問題に詳しい京都産業大の岩本誠吾教授は「操縦士用の防護装置などが不要となり、兵器の小型化や製造経費の削減も期待できる」と話す。                ■   ■  一方で、AI兵器の開発を懸念する声は高まっている。その中心は、AIなど世界最先端のテクノロジーを引っ張る人々だ。昨年8月、LAWSの開発規制を国連に求める書簡をAIやロボット開発に関わる世界の企業経営者らが公表した。書簡には、世界トップクラスの棋士を破った「アルファ碁」を開発した米グーグル傘下ベンチャーの共同創業者を含む26カ国116人が名を連ねた。  「AIは人道的に使えば人命を救うメスになるが、凶器にもなる」  日本から署名した被災地支援のロボット開発者、広瀬茂男東京工業大名誉教授はそう話す。「研究者の大半は人に危害を加える発想で開発を進めていない。ただ、戦場では知的で便利な技術は有能な兵器と化してしまう」 ●=吉を2つヨコに並べる
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suzuki1018-blog · 6 years
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成功する人「9つの特徴」成功者エピソードから成功しない人との差を考えよう
1.成功している人に共通する9つの特徴・考え方 1-1.とにかく読書を好み、勉強する時間を意図的に作っている 1-2.成功者する人も成功できない人も、そこには、『わずかな差』しかないことを知っている 1-3.一匹狼でいることを覚悟している。 1-4.マイナスな体験や経験が将来活かせることを知っている 1-5.継続が大きな差になることを知っている 1-6.同レベルと群れないで、自分よりもレベルが高い人と付き合おうとする 1-7.失敗の責任は自分にあると考える。 1-8.ギャップを知り、実行する。 1-9.人の心理を理解している 2.【事例】成功者の事例から『成功しない人』との違いを考えよう 2-1.スティーブ・ジョブズ(アップル社 元CEO) 2-2.柳井正(ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長) 2-3.イーロン・マスク(スペースX CEO兼CTO) 3.まとめ 1.成功している人に共通する9つの特徴・考え方 成功している人の多くはスピード感を大事にしているため、ライバルよりも早く行動し、結果を検証して次に活かしています。
そのためにはチームメンバーの協力も必要です。もしあなたが成功したいと願うなら、もっとも手っ取り早い方法は成功した人の習慣や行動パターンを真似ることです。日々の習慣や意識を少し変えるだけで、結果に違いを生み出していくことができます。
そこに役立つ9つの特徴・考え方をご紹介します。
1-1.とにかく読書を好み、勉強する時間を意図的に作っている
成功している人には読書家が多くいます。そのジャンルも幅広く、自らの専門分野外の文献を積極的に読み漁ります。それはインプットした情報をすぐにアウトプットすることで自らの分野に役立てるためです。 成功者の多くは読書の時間を生活の中に意識的に組み込んでいます。結果を出すためには圧倒的な情報量が必要です。その手段として読書は最適なのです。
マイクロソフト社の創業者であり元会長兼顧問のビル・ゲイツ氏は、読書に関して次のような考えを持っています。
「知識のインプットは必要だ。たった1時間でも1年で365時間と考えると馬鹿にできない。習慣化にする差は時間が経てば経つほど圧倒的に現れているかもしれない。」
その習慣は成功者となった今でも続いています。平日では1時間、週末にはさらに時間を増やして読書をしているといいます。それだけ『知識のインプット』が大事だということです。本を読むことこそ成功者になるために最低条件なのです。
1-2.成功者する人も成功できない人も、そこには、『わずかな差』しかないことを知っている
一流スポーツ選手などの圧倒的努力をしたもの同士の戦いでは紙一重の『わずかな差』により勝敗が決まる時があります。『わずかな差』とは努力の先にあるものなのです。
20世紀のあいだに、人間の能力に関する重大な発見が1つあった。
それは、セールスを含むどんな分野でも、トップをとる人は、肝心な部分が他の人よりほんの少し優れているだけだということだ。このわずかな違いのことを “ウィニングエッジ”と呼ぶ。
業界のトップクラスにいる人はみな、それぞれのウィニグエッジを身につけている。その結果、人並み外れた働きや成果を成し遂げているのだ。
参照: 最強の営業の中に書かれている言葉(ブライアン・トレーシー)
わずかの違いでその後の結果に大きな差が出てくる事を『ウイニングエッジ』といいます。競馬の世界では、1着と2着の差が鼻の差でもあっても賞金は数倍違ってきます。しかし、競走馬の実力差は賞金の差ほどはありません。文字どおり鼻の差なのです。
ビジネスの世界に置き換えて考えてみましょう。年収400万の人と年収4000万の人の違いはどこにあるのでしょう?労働時間に10倍の差があるでしょうか?現実問題で不可能ですよね。
経営コンサルタントのブライアン・トレーシー氏は『多くの場合1位と2位の結果は2〜10倍だが、その能力の差は3%程度である』と言っています。その差を埋めるため、自分の潜在能力を知っておく必要があります。
自分の周りで最高の成果をあげている人が、どのように成果を出しているかを知り比較することで、自分の潜在能力が何%発揮されているかがわかります。自分の分野の超一流を100%として、自分はその何%まで達成しているか?その差があなたの『わずかな違い』となるのです。
1-3.一匹狼でいることを覚悟している。 成功者の多くは『強い信念を持つことが夢の実現につながること』を知っています。『信念』とは自分にとって正しいと信じる考えであり、行動のエンジンとなって周りを牽引する力を発揮しますが、その考えは時として自己中心的・自分勝手などの印象を周りに与えてしまい、時として『孤独』を感じる事もあるでしょう。
しかし成功者はそんな『孤独感』に負けることなく、『目標達成』という『信念』を堅く持ち覚悟をもって1人でも進むのです。その覚悟が本気であれば自然と仲間は集まってきます。『一匹狼』とは群れから外れても孤独に負けない覚悟を持って進む人のことをいいます。
1-4.マイナスな体験や経験が将来活かせることを知っている
今起きているマイナスな体験は、自分次第で未来につなげることができます。例えば、会社員生活をする中で、マイナスな体験といえば『転属』などの人事配置転換があります。今までの慣れた環境から変わるのは気持ちが沈むものです。
しかし、この『転属』をマイナスと考えることなく、新しい知識や経験を積むチャンスと捉えることができる人こそ成功者となる人です。『転属』の理由もさまざまあると思いますが、一時の評価で自分を決めることなく、新天地で新しい成長を期待することが将来の糧になることを成功者は知っているのです。
優秀な人の多くは周りとの軋轢を生みます。それはメンバーの「妬み」など、優れているものに対するネガティブな感情が原因となる場合が多いようです。例えばスティーブ・ジョブズ氏。彼も一度組織から外される経験をしています。
しかし彼はその10年後、アップルに再び戻り同社の危機を劇的に救いました。成功者になるためには、マイナスな経験を次に活かすためのステップであると考えなくてはならないのです。
1-5.継続が大きな差になることを知っている 『継続は力なり』
「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」
これは、メジャーリーガーのイチロー選手の言葉です。
成功者の多くは一夜にして成功を掴んだわけではありません。大きな目標に対して、日々努力を積み重ねることで達成できると信じているからこそ継続できるのです。このことはスポーツだけに限ったことではなく、ビジネスの現場でも同様のことがいえるのです。
私が相談を受けたあるビジネスマンの例を紹介しましょう。あるとき彼から、「今まで自分のやってきたことを本にしたい」と相談がありました。その相談に私は「毎日ブログを書く」ことをすすめました。
彼は、文章力はあったのですが、物事を続けることを苦手としていました。普段の生活の中でブログ執筆の時間を取ることが難しく、どうしても後回しにしてしまいがちになり、最初の3日でブログは止まってしまいました。
後日、彼から「どうすれば続けることが出来るか?」と再度相談を受けました。そこで私は「毎日ブログ更新することを『公言』する」ことと「習慣化する『仕組み』を考える」ことを伝えました。それを受け、彼はブログのカレンダーが毎日更新するごとに色が反転するように設定をしました。そうすることで自分に「毎日更新しないと気持ち悪い」と思わせるようにしたところ、ブログを毎日更新できるようになりました。
それから数ヶ月後、彼から嬉しい連絡がありました。出版社から出版の相談が来たとのこと。彼は毎日コツコツブログを更新することで、本を出すという大きな目標を達成したのです。
目標を達成するためには、「何を継続するか」を決めることが必要です。そして決めたことをまずは1か月続けてみましょう。1か月続けることができれば、新しい習慣として定着する可能性が高まります。さらに3か月、半年と続けることで、習慣化することができるでしょう。このように『継続』とは『習慣化』することなのです。
1-6.同レベルと群れないで、自分よりもレベルが高い人と付き合おうとする あなたがもし「甲子園に出たい」と思ったらどちらの高校に入学しますか?
毎年1回戦で敗退する学校 甲子園常連校 自分のレベルを上げたいと望むなら今の自分よりもワンランク、いや場合によってはもっと上のランクのコミュニティに入るべきです。自分にとっての居心地良い場所は必ずしも成長に適した場所ではないということです。
成功者は、身を置く環境の重要性を分かっているのです。いま、あなたのいる場所は自らを成長させる場所ですか?
1-7.失敗の責任は自分にあると考える。 何かが起こった時。人のせいにすることは簡単です。
人がうまく動いてくれなかった時に「あの人の理解力が足りなかったから失敗した」と 他人を責めることもできます。しかし、このような発想を続けている限り成長や進歩はありません。
成功者は、うまくいかなかった時に「自分がもっと工夫すればよかった」と考えます。 他責ではなく、自責の発想こそが成功者たちの共通点なのです。そして、人から好かれている成功者は下記のように考える傾向にあります。
うまくいった時には、「メンバーのお陰」 失敗した時には「自分の責任」 この発想こそが人から好かれる魅力あるリーダーに共通するポイントなのです。
1-8.ギャップを知り、実行する。
大きな目標を立てると、必ず現実との「ギャップ」を知る事になります。 では、成功者はそのギャップを埋めるためにどのようなことを考えているのでしょうか?それは、「自分ならできる」と信じることです。まずは、自分自身が他の誰よりも「できる」ことを信じなければ、目標を達成することは不可能だということを知っています。 「どうせ無理だ」などと言っていたら前に進むことは出来ません。「できる」と信じ、圧倒的な努力で目標達成に向けて実行した人こそが、成功者に近づけるのです。
1-9.人の心理を理解している 商品の購入・イベントへの参加などの購買行動原理から、意思の伝達・メンバーへの行動促進などのリーダーとして必要な人心掌握まで、心理を理解することは成功者になるための重要な要素です。
『パワーワード』それは成功者が人を動かすために使う金言です。 「君ならやれる。わしだったらやれないけれど、君ならやれる。」
あなたがこの言葉を上司から言われたらどのように感じますか? この言葉は松下幸之助氏(松下電機産業(現パナソニック)創業者)が、社長職に就いていた当時のベストパートナーである開発者の中尾哲二郎氏にかけた言葉です。当時、専門外であったアイロンの開発に不安を感じていた中尾氏にやる気を出させることで、商品化に成功したというエピソードがあります。
「君ならやれる」。この台詞は普段から部下のやる気を高める際に多く使われています。しかし松下氏は一味違います。「わしだったらやれないけれど」この台詞が中尾氏のやる気を引き出し専門外へとチャレンジさせたのです。このセリフの中には『謙虚さ』があります。このような謙虚さが人間的魅力を向上させ、『この人のためなら』という気持ちをメンバーに芽生えさせるのです。
心理を理解してもそこに信頼関係がなければ仲間の成長はありません。多くの成功者はそのことを十分に理解しているからこそ、経営手腕以上に人間的魅力に磨きをかけているのです。
おすすめ記事 『仕事、人間関係、恋愛で使える心理学NLPとは? 人生のステージを変えるための心理学』 2.【事例】成功者の事例から『成功しない人』との違いを考えよう 誰もが成功者として憧れる3名の事例から、成功のポイントを洗い出してみましょう。彼らの生き方から、さまざまな気づきを得られるのではないでしょうか?
2-1.スティーブ・ジョブズ(アップル社 元CEO)
スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン
【画像:出典参照元】 スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン 著者:カーマイン・ガロ、翻訳:井口耕二
マッキントッシュ、iPod、iPhoneなどの歴史に残る斬新な商品を次々と生み出したアップル社元CEOのスティーブ・ジョブズ氏といえば、「ハングリーであれ、愚かであれ」などの数多くの名言があり、プレゼンテーションの新しい形を作ったことでも有名です。
彼が成功した大きな要因として、圧倒的な問題解決力があります。退社後再びアップルに復帰したジョブズ氏はiMac、iPod、iPhoneなどの革新的な商品を次々に発表しました。
中でもiPodはアップルをパソコンメーカーから世界のIT業界を牽引する企業へと一気に飛躍させた商品でしたが、ジョブズ氏は安定よりもさらに飛躍するための挑戦を選びました。それはiPodの後継機であるiPodミニの販売を一度中止して、より小型のiPodナノを発売することでした。このときの決断が、のちのiPodの躍進につながったといわれています。
ジョブズ氏はこう言っています。「成功は大いに喜び、誇っていい」しかし、その反面では「現状に問題はなかったのか?」「もっと良くできる改良点はないのか?」と考えるべきだと。「失敗は成功のもと」と言われますが、ジョブズ氏は「成功をさらに高める問題意識」を持つからこそ圧倒的な成功をおさめているのです。 ※出典・引用元:スティーブ・ジョブズ 神の仕事術 / 桑原晃弥 PHP研究所より 参考
2-2.柳井正(ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長)
ユニクロ・柳井正のリーダーシップ「全員経営」を実現するトップの言葉
【画像:出典参照元】 ユニクロ・柳井正のリーダーシップ 「全員経営」を実現するトップの言葉 著者:川嶋 幸太郎
柳井正氏は、ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長で、ユニクロでファストファッション界の世界を席巻しました。成功者にとって教科書となる本が必ずあります。「プロフェッショナルマネジャー・ノート」が、柳井氏にとっての教科書でした。
「単純労働から知識労働に変わらない限り、付加価値を上げられない。」や「最も大きいのは社員の意識の問題。物理的なことよりも、社員の習慣や仕事のやり方の見直しが、大きな挑戦になる。」など、仕事に対する意識の持ち方に関する考えを多く発言しています。
中でも「目的がなく人と会っても何の収穫もない。それより、ひとりでじっくり勉強すべき。」という言葉は、柳井氏の人柄がよく分かるものの1つです。時間には限りがあり、有効活用するためには無駄な時間は排除しなくてはいけません。
一見冷たく感じるかもしれませんが成功者は孤独です。これからの会社のことを考えるにはひとりの時間が必要なのです。
柳井氏も他の成功者と同様に無類の読書好きとして知られ、特にドラッカーの著書を愛読し経営の真髄を学んだといわれています。
柳井氏曰く「ビジネスの本質は昔も今も変わらない。ドラッカーの著書に書かれている本質を理解出来たなら、自ずと戦略は出てくる。」ということです。
また、柳井氏がドラッカーから影響を受けたことの1つに「顧客の創造」があります。 「顧客の要望に応えなくてはいけない。顧客がどういうことを考えているのかを想像して、それに応える。それはファンを作ることと一緒だ。すなわちファンを作ることこそがビジネスで成功するためにとても重要だ」と考えているそうで、それが現在の成功につながっているのです。
2-3.イーロン・マスク(スペースX CEO兼CTO)
イーロン・マスク 未来を創る男
【画像:出典参照元】 イーロン・マスク 未来を創る男 著者:アシュリー・バンス、翻訳:斎藤栄一郎
実業家でスペースX社 CEO兼CTOのイー���ン・マスク氏は、「人類を火星に移住させる。」と言いました。こんな夢物語を信じられるでしょうか?
しかし、今までオンライン決済PayPalや電気自動車事業テスラ・モーターズなど、数多くの新規事業を成功させている彼であれば可能かもしれません。
数多くの事業を成功させるために、マスク氏はメンバーとのコミュニケーションが重要だと言います。週に100時間働いているといわれるマスク氏ではありますが、決して1人だけでこれだけの事業を成功させたわけではありません。メンバーとの「信頼関係」が、目標達成には不可欠であることをマスク氏は知っているのです。
マスク氏はコミュニケーションに関して、次のような考えをテスラ・モーターズの従業員に伝えています。テスラで働くすべての従業員は、問題解決を最速で行うためには社内で貢献できると考えられる相手に対して、直接メールやコンタクトを取るべきだと。
その場合には直属の上司の許可を取る必要はなく他部署のマネジャーや社長に対しても接触してよいとしています。この考えはテスラ社が既存の自動車メーカーと勝負することに対して知性と敏捷さで対抗するために必要なことなのです。
また、これを実現するためには、リーダーはメンバーに対して『強い信頼』を持たなくてはならず、チームの『責任』も自らが背負う強い信念が必要だということをマスク氏はリーダーに伝えています。
3.まとめ 成功者になるための要素をあらためて確認して、明日から実行しましょう。今までの自分とこれからの自分を対比して行動できるよう、ポイントをまとめました。
【ポイント】
何事も後回しにしがち。 ⇒ 行動の優先順位を明確にしましょう。 安定を好む。 ⇒ 環境の変化に対して歓迎する姿勢を持ちましょう。 集団(群れ)を好む。 ⇒ 『覚悟』をもって一匹狼になりましょう。 自己投資をしない。 ⇒ 本を読む習慣を身につけましょう。 自信がない。 ⇒ セルフイメージをあげて自信をつけましょう。 ブレやすい。 ⇒ 『堅い信念』をもって行動しましょう。 継続しない。 ⇒ 『習慣化』できる仕組みを考えましょう。 いつも同じレベルのコミュニティにいる。 ⇒ 自己成長のために今より上のコミュニティに入りましょう。 責任感がない。 ⇒ 何事も『自分事』にして責任感を向上させましょう。 信頼関係が築けていない。 ⇒ 相手の心理状態をよく観察しましょう。 成功者は常に先を考え、目標を実現するために最速のスピードと圧倒的な努力を惜しみません。以前ソフトバンクの孫正義会長がTwitterの要望ツイートに対して「やりましょう」と即コメントし対応しました。このスピード感と実行力が成功者たる所以なのです。 今回は9つの特徴について説明をしました。それぞれが成功者になるために必要不可欠な要素です。普段から意識高くもって成功者になりましょう。
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d23cozy · 6 years
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イーロン・マスク 未来を創る男 https://www.amazon.co.jp/dp/B015CETXTC/ref=cm_sw_r_oth_api_8hWIAb1BM1B90
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honne-siyo · 7 years
Text
人工知能主導のクルマ革命~自動運転車の普及で自動車業界と社会はどうなる?
New Post has been published on https://carryme.jp/honne-saiyo/the-ai-driven-automotive-revolution/
人工知能主導のクルマ革命~自動運転車の普及で自動車業界と社会はどうなる?
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はじめに
現在、世界中で、第4次産業革命の潮流が巻き起こっています。この潮流は、基本的に物理領域、デジタル領域、生物領域の境界をつなげるさまざまなテクノロジーの融合がベースとなっており、人工知能、ビッグデータアナリティクス、IoT の技術はその根幹にあります。第4次産業革命の影響力は、水力・蒸気力による機械工業化を中心とする第1次産業革命、 電力を用いた大量生産に象徴される第2次産業革命、そしてエレクトロニクスと生産の自動化を活用した第3次産業革命に比べて、圧倒的に大きいと言われています注1。
この潮流をけん引しているのは主としてドイツとアメリカです注2。ドイツでは、インダストリー4.0 (Industrie4.0; Industry 4.0)という政府主導の国家的イニシアティブのもと、2013 年より、物理空間と情報空間を融合させる CPS(Cyber-Physical Systems サイバーフィジカルシステム)を基礎としたプラットフォームの開発・活用によって、製造業のスマート化を進めています。このプラットフォームでは、インターネットにつながった機器、システム、データアナリティクス、ネットワークがそれぞれリアルタイムでインタラクティブに動作し、製造デザインから始まる製造チェーンと、流通、カスタマーサービスを含むサプライチェーンがシームレスに統合・脱中央化されます注3。
一方、アメリカでは、2014 年に、GE、AT&T、シスコ、IBM、インテルの5社が創設した企業連合 IIC(The Industrial Internet Consortium)が、CPS と同様のコンセプトをもつインダストリアル・インターネット(The Industrial Internet)の実現と普及をあらゆる産業領域で促進しています。インダストリアル・インターネットは、IT(Information Technology)と OT(Operational Technology)を一つに統合し、センサーにつながったモノやヒトが送信し合うデータをアナリティクスで解析する、IoT のエコシステム(第 2 回の記事を参照)の基礎となるメカニズムです注4。
近年自動車業界で加熱している自動運転車の開発・実用化への動きは、この第4次産業革命の象徴とも言えるかもしれません。テスラ・モーターズ社 CEO のイーロン・マスク氏は、2年前に、自動車は自動運転が普通になり、人間による運転は違法にすらなる可能性があると予言しました注5。この過激とも思われたメッセージも、今では現実身を帯びたものとして響きます。今回は、自動車業界の海外メディアを中心に概観し、人工知能主導の自動運転革命の最新事情とビジョン、自動車関連業界および社会全体へのインパクト、および残された課題に迫ります。
自動運転時代へのカウントダウン
世界の自動車産業は、人工知能主導の自動運転時代に向けて大きく舵を切っています。IHS マーキット社の予測では、人工知能システムの新車への搭載率は、2015 年の段階では、わずか 8 %で、主に音声認識の領域に限られていましたが、2025 年には、109 %まで上昇する見込みです。つまりこの時期には、複数かつ多様な人工知能システムが、数多くの乗用車で使用されている可能性が高いのです注6。
自動運転技術の今
すでに、自動運転の前段階として、最近の新型乗用車には、ADAS(Advanced Driver Assistance Systems、先進運転支援システム)が搭載されてきています。ADAS とは、 運転を安全かつ快適なものにするべく、車両システムを、自動化・適応・強化させるシステムです注7。 車線維持・車線逸脱防止支援システム、アダプティブ・クルーズ・コントロール(Adaptive Cruise Control 車間距離制御装置)システム、自動駐車システム、緊急自動ブレーキシステム、衛星ナビゲーションシステムなどがその代表的な��のです。ADAS によって特定の状況に限っては「自動」で操舵・加減速ができるようになっています注8。
本格的な自動運転のメカニズムでは、人工知能を背景としたソフトウェアで ADAS システムが統合され、レーダー、カメラ、超音波、ライダーなどの車載センサーで感知・生成された運転環境データを処理し、判断し、適切な対応につなげます 注8。また、自動運転車には、人工知能システムのほかに、コグニティブ・コンピューティングの技術も採用されています。コグニティブ・コンピューティングのシステムは、人間の思考や問題解決を再現するアルゴリズムに基づき、より複雑な運転状況や、乗車する人間の意志、ほかの自動運転車のニーズを深く理解し、必要な行動を決定するのに適切な情報やアドバイスを提供する役割を果たします注9。
自動運転のメカニズムは IoT のエコシステムのなかに位置づけられており、つねにインターネットに接続されている状態になっています。車内のセンサーから集められたデータは、適宜メーカーの開発者やサービス業者に送信・分析され、オンデマンドでのサービス提供に生かされます。たとえば、メンテナンスが必要な時期になれば、自動的にパフォーマンスデータがメーカーに送られ、メーカーがソフトウェアを通じてシステムのアップデートを行ない、医療緊急時には、センサーが自動的に医者を呼ぶ、といったシナリオが想定されています注10。
現時点では、まだ完全自動運転の市販車は存在しませんが、海外では、フォード、テスラ、グーグル(正確には子会社のウェイモ)、GM、ウーバー、アップル、BMW、 ボルボ、ダイムラー、アウディなど代表的なメーカーやテック企業が、その開発に向けて取り組んでいます注11。
自動運転の段階的技術区分
乗用車の自動運転には厳密な技術区分があり、SAE インターナショナル(The Society of Automotive Engineers International、自動車および航空宇宙関連技術分野における世界最大の標準化団体)によれば、2017 年 9 月現在、次の 6 段階と定義されています注12。
●自動運転レベル 0~レベル 2: 人間のドライバーが運転状況を監視する段階
レベル 0: 非自動運転 自動運転機能がなく、ドライバーが常に自身で動的運転タスクを行なう段階 レベル 1: ドライバー支援 操舵・加減速のうちどれか一つの制御系統をドライバー支援システムが操作するが、動的運転タスクのほとんどをドライバーが行なう段階 レベル 2: 部分自動運転 操舵・加減速両方の制御系統をドライバー支援システムが操作するが、ドライバーが必要に応じて運転状況の監視し、動的運転タスクを行なわなければならない段階
●自動運転レベル 3~レベル 5: 自動化された運転システムが運転状況を監視する段階
レベル 3: 条件付き自動運転 自動運転システムがすべての動的運転タスクを行なうが、ドライバーが必要に応じて介入する段階 レベル 4: 高度自動運転 特定の運転状況において、自動運転システムがすべての動的運転タスクを行ない、ドライバーは基本的に介入しない段階 レベル 5: 完全自動運転 あらゆる運転状況において、自動運転システムが常にすべての動的運転タスクを行ない、ドライバーが介入する必要のない段階
2016 年にはテスラのモデルS注13や、ダイムラーのEクラス注14など、すでにレベル 2 の車が登場していました。2017 年には、アウディがレベル 3 の新型車 A8 の実用化を宣言しています注15。2010年からいち早く完全自動運転車の走行実験を始めていたグーグルは、2017年6月に、自社開発のプロトタイプでの実験を打ち切り、高度な市販用自動運転車の開発に集中すべく、FCA の大量生産車、パシフィカをベースとした開発試験に切り替える意向を発表しています注16。ビジネス・インサイダー・インテリジェント社は、部分ないし完全自動運転車が 2020 年には 1000 万台公道を走っているだろうとと予測しています注17。
期待される道路インフラの高度化
自動運転の技術の進化に合わせて期待されているのが、道路インフラの高度化です。TRA(Transportation Resource Associates)社の説明によれば、アメリカでは現在の道路を自動運転車の走行に適したものにするために、かなり大規模なリノベーションが検討されています。
自動運転車にあわせ、まず舗装、路面標示、標識などは、センサーで認識されやすくなるよう最適化されていくことになります。また、自動運転車相互の速度調整や車線変更のモニタリングの実現により、結果的に全体的な高速化が見込まれるため、新たな速度規制が盛り込まれる見込みです。また、現行の高速道路システムで採用されている無線通信技術、DRSC(Dedicated Short Range Communications、専用狭域通信)を強化して、道路側のカメラやセンサーと車との通信を向上させる取り組みがなされつつあります。
当面の過渡期には、既存の道路を利用して非自動運転車、自動運転車それぞれに車線を用意する必要がありますが、まったく新しい道路を人間よりナビゲーション能力の高い完全自動運転車向けに設計するとすれば、道路の幅や出口車線、カーブなどの道路設計も、より省スペースなものとなる可能性があります注18。
自動運転車普及のメリット
自動運転の技術と関連インフラが整い、自動運転が普及することで、多くのメリットがあるとされています。未来学メディア『フューチャリズム』(Futurism)の概略レポート注19の抜粋を参考に、関連するメディアを参照してまとめると、その希望的ビジョンの一端が見えてきます。
もっとも大きな利点は、交通事故の飛躍的な減少です。現在、毎年世界で 125 万人が交通事故で亡くなっています注20が、マッキンゼー・アンド・カンパニー社の調査によれば、自動運転の普及により、アメリカでの交通事故を 90 パーセント減らすことができるということです 注21。
また、上述のように、自動運転車は周囲の環境と互いにコミュニケーションをとれ、ベストなルートを選ぶことができ、かつ、スマートな道路インフラも、交差点などの交通量を最適化しますので、結果として渋滞や、付随するストレスを軽減できる可能性があります注22。
加えて、自動運転車は基本的に EV 車なので注23、環境にも好影響を与えます。欧州委員会のレポートによれば、地球上の交通による CO2 排出量は、1990 年から 2010 年までで 45 パーセントも上昇しています注24。しかし、たとえばアメリカの通常のタクシーが EV 自動運転車におきかわるだけで、2030 年には、マイルごとの排出量を現在の 87 パーセントから 94 パ ーセントは減らせる可能性があるといいます注25。
さらに画期的なメリットは、高齢者層や障碍者層などのモビリティを飛躍的に向上させる可能性を秘めていることです。グーグルの実験で、全盲の男性が一人で完全自動運転車に乗車し、2000 キロ完走できたのは記憶に新しいところです注26。
自動車産業のサービス業化と周辺業界への影響
しかし、自動運転時代の到来は、完全に楽観視できるものではありません。ことに伝統的自動車産業にとってはチャンスであるとともに脅威でもあります。加速する自動運転車の標準化は、シェアリング・エコノミーの台頭と軌を一にしており、業界のビジネスモデルの変容を迫るものだからです。
未来学者のマーティン・フォード氏は、『ロボットの脅威 ―人の仕事がなくなる日』(Rise of the Robots: Technology and the Threat of Jobless Future)注27で、完全自動運転車の多くは所有されず、シェアされるものとなると予測しています。
実際、上記の企業を含めた海外の自動車メーカーの多くは今、自動運転車の開発自体のみならず、シェアされるクルマというコンセプトを前提に、サービス業化の方向へドラスティッにシフトしています。モノとしてよりサービスとしてのクルマ、つまり、CaaS(Cars as a Service 、カーズ・アズ・ア・サービス)、ひいてはサービスとしての交通、TaaS(Transportation as a Service 、トランスポーテーション・アズ・ア・サービス)を提供すべく、新しい体制を整えようとしているのです注28。
自動車業界に先駆けてクルマはシェアされるもの、という文化をけん引し、交通ネットワーク車両サービスというかたちでCaaSを地で行く新しい業界の典型として、ライドシェアやカーシェアがあります注29。
ライドシェアはタクシーサービスの進化系のようなものです。たとえば最大手のウーバーは、スマートフォンのアプリで一般ドライバーの運転するタクシーや自家用車を配車し、相乗りでの乗車・スムーズな決済が行なえるサービスを展開しています注30。一方カーシェアは、言うなればレンタカーの進化系です。こちらの最大手、ジップカーのサービスでは、同じくアプリを利用して現在位置から最も近い空車を指定してレンタル予約することができ、分単位や時間単位といった短距離での利用も受けつけています注31。
こうしたライドシェア・カーシェア業界は、自動運転車の導入を視野に入れています。ウーバーやジップカーは、現在大学の研究チームなど、モビリティエンジニアリング分野に強い専門家やエンジニア���ちと協力して、自社の研究開発拠点を展開しています 注30 注31。
既存の自動車メーカーが参入しようとしているのがまさにこの種の新興サービスです。ダイムラーは、すでに乗り捨て可能なカーシェアリングサービス car2go を 2008 年から世界各地で順次開始していますが、最近では、すでに自動駐車技術で提携しているボッシュと自動運転車の開発でも業務提携し、car2go のカーシェアリングサービスへの適用に向けて動いています注32。
同じく自動車メーカーのフォードも、ウーバーと比肩するライドシェア大手のリフトと提携し、自動運転を軸とした配車サービスの開発・展開に向けて動き出しました注33。伝統的自動車メーカーと新興のカーサービスがともに構想するサービスの主流は、利用者がアプリで自動運転車をオンデマンドで呼び出し、目的地まで輸送してもらうといったものです。
自動車関連産業の創造的破壊で、人材への考え方や教育のあり方も変わるという見方もあります。イベントフル・コンファレンス社ダイナミック・コンテンツ・マネジャーのエイドリアン・アーヴェイ氏は、モノづくりの時代に必要とされた優秀な工員や工業系エンジニアに代わり、洗練されたカーデザインのできるアーキテクトや、開発に必要なテック系のサイエンティスト、ソフトウェア・エンジニアへのニーズが高まっていく可能性があるとしています。同氏はまた、こうした人材を獲得する企業間の競争は激化する可能性が高まり、今後めまぐるしく変わりうる技術・規制に適応できるようなフレクシブルな人材教育システムの構築が必須になると見ています 注34。
フォード氏を含めた専門家たちは、こうした流れの中で、しのびよる失業危機も示唆しています。(これは第1回の記事で取り上げた専門職の自動化のシナリオより複雑な産業横断的な危機です)。フォード氏やCBインサイト社は、現在既存の個人所有車を前提としたビジネスモデルのもとで成り立っている業界、たとえば、修理業、車部品業、カーディーリング、タクシー・トラック業などの運輸・運送業、ガソリンスタンドや洗車���、フードデリバリー、自動車教習所などでリストラが起こる可能性があると指摘しています 注27 注35。
そのほか、一見自動車に直接関係のなさそうな業界も、自動運転車と関連サービスの普及によって、多少なりとも影響を受けると言われています。CBインサイト社の分析では、 変化を迫られる業界として、ファーストフード業界(新しいかたちのドライブスルー構築を迫られる)、石油業界(自動車の EV 化によって新たなラベニュー・モデルが必要とされる)、パーキング業界、不動産業界、公共セクター(駐車場構築をめぐるプランニングやサービスの構造的変化を要する)、航空業界(高コストの移動へのニーズの低下によって、 低価格化が求められる)、医療・ヘルスケア業界(怪我人が減ることで、フォーカスするケアのタイプが変わる)、メディア業界(利用者が車内で視聴する番組の質の向上に取り組む必要がでてくる)までもが含まれるとしています 注35。
完全自動運転実現のプロセスでクリアすべき課題
こうした産業構造の変化を視野に入れる必要性と同時に、忘れてはならないのは、完全自動運転の実現までには、まだ多くの課題が残されていることです。越えるべきハードルは、技術、法律、心理面にわたっていくつも存在します。
技術的課題
まず、さまざまなレベルで、安全性をめぐる懸念が議論されています。テスラのモデルSのドライバーが、自動運転モードで死亡事故注36を起こしたように、自動運転技術にはまだ不足があります。スタンフォード大学の機械工学エンジニアリング教授、クリス・ジャーディス氏は、完全自動運転に向けての技術は確実に進歩しているものの、人工知能やコグニティブ・コンピューティングのシステムが担うロジックの部分は、人間のレベルにいたっておらず「われわれ人間の眼や脳とは違う物の見方」をしており、ここに「未解決の問題がある」としています。自動運転車は、将来的に、子供がボールを追って突然車道に飛び出してきたらどのように対処すべきか、現実的な決断ができるほどの人間的能力が求められており、そのレベルに至るまでの技術的道のりはまだ遠いようです注37。
また、ブルッキングス研究所のレポートは、技術的限界によって生じうる具体的な危機的ケースを複数列挙しています。たとえば、豪雨や豪雪、濃霧などの悪天候によって道路状況が悪くなったり、標識が見えにくくなったりといった悪条件のなかでは、どうしても内臓カメラやセンサーの働きに影響することから、自動運転車が正常な運転判断・機能ができなくなり、事故が生じやすくなります 注22。
自動運転車自体に問題はなくても、道路インフラや、通信の質に問題があれば当然事故は増えますし、サイバーセキュリティにも十分な注意が必要です。無線によるハッキングやジャミング(通信妨害)攻撃や、カメラ、レーダー、センサーへの悪意ある妨害操作などは、正常な通信の遮断やアルゴリズムの誤解析につながります注22。
このレポートで自動運転車にとってもっとも大きな脅威とされているのは、GPS などの GNSS(Global Navigation Satellite Systems、全地球測位システム)へのスプーフィング(偽の信号を送信してシステムをかく乱させる)攻撃で、技術者はこうした危険に備えた設計に努める必要があるとされています。さらに、IoT システムを通じて、携帯電話など、デバイスから収集される利用者の個人情報の漏えいも無視できないリスクとして強調されています 注22。
法的課題
技術的問題と関連して法的課題も山積しており、非常に多岐にわたります。ルノー日産のゴーン社長は自動運転車の課題は、技術面より法制面のほうが大きいとさえ指摘しています注38。
上に述べた SAE インターナショナルの自動運転レベルにも関係しますが、法的課題の根本として、そもそもドライバーとは誰を指すかという定義自体を検討する必要があります。ジュネーブ道路交通条約では、これまでドライバーの定義を、車のすべてにわたる制御をコントロールし、国際法制度を完全に順守した「人間」としてきました。しかし、自動運転時代に向けて、ドライバーを「人間かシステム」と規定すべきとするスウェーデンとベルギーの提案もとに、 改正への議論を重ねる方向性を示しています注39。
そのほか、法的検討が必要な領域として、イギリスの有名な法律事務所ミルズ・アンド・リーヴスは、少なくとも以下の分野が含まれるとしています注40。これは同事務所が主としてイギリス国内を想定して表明している見解ですが、国際的にも示唆に富むものです。
●危機的状況に対する安全テスト・安全基準 そもそも、まず上記のような危険な状況に自動運転車の安全性を市販前にどのようにテストするのかが課題です、もちろんヴァーチャルでもシミュレートできますが、やはり実車で、コントロールされた公道上での試運転が必要となります。このテストを段階的に、安全なかたちで行なうための規制が求められます。 また、自動運転車の安全性への期待は高まりますが、当然事故の可能性はゼロではなく、適正な安全基準を規定しなければなりません。
●車の所有権・メンテナンス責任 車が個人で購入されるものではなく、シェアされることが常になる時代には、メーカーなど企業側にすべての責任が移る可能性が高くなります。
●民事責任(損害賠償責任) 完全自動運転車による事故の民事責任は、デザインや機能の不全によって起こったものの場合基本的に (利用者が意図的にハードウェアを破壊した場合などを除いて)、メーカー側に帰することになりえます。ただし、部分自動運転車において事故が起こった場合には、人間とシステムのどちらの手によって起こったものか検証できる記録が必要であり、それを判断する法的基準が必要とされます。
●刑事責任 同様に、完全自動運転車による事故の刑事責任も、個人の所有者が負うことは特別な場合を除いてほとんどなくなり、企業側のほうに移る可能性が高くなります。ただし、車両システムや道路インフラへの第三者による犯罪的操作などに対しては、適切な処罰を規定しなければなりません。
●保険 現在の個人をベースとした保険は時代にそぐわなくなり、メーカーやサービス業者の責任の増加に伴い、新しい保険商品が必要になるため、保険法も変えていかなければなりません。
●データ保護の基準 自動運転車からのデータ収集は安全確保や事故の原因分析、車両マネジメント目的のためなどに必要でありながら、倫理的に適切な範囲で行なわれなければならず、厳重な規制が必要です。
●サイバーセキュリティの基準 すべてのシステムが統合されている自動運転車は、テロリストやハッカーからの攻撃に遭いやすいため、車両製造の段階で法的に求められるセキュリティの基準を高める必要があり、また、関連する処罰規定の強化も望まれます。
●自動運転過渡期の規制 上記を含むすべての課題について、とくに非自動運転から完全自動運転に移る過渡期において、それぞれのステージにおける詳細な規定を作らなければなりません。 さらにトラックなど、貨物自動運転車に関してはさらに別の法規制が必要で、こちらにもコンセンサスが求められます注41。
心理的課題
そして、技術的・法的課題以前に、心理的課題が残されています。長きにわたり従来のクルマ文化に親しんできた現在の人間にとって、まだ未知数の多い自動運転車の普及をどの程度受容できるか、という根本的な問題は、まだ解決されていません 注42。
ミシガン大学交通研究所プロジェクト・マネジャーのブランドン・シャートル、同研究所教授のマイケル・シヴァック両氏による 2016 年の調査によれば、運転免許を持った 618 人のアメリカ一般市民のなかで、 46 %の回答者が伝統的な非自動運転車、39 %が部分自動運転車を支持し、完全自動運転車のほうがよいとした回答者は 16 %にとどまっています 注42。
また、2017 年 3 月から 4 月にアメリカとドイツの一般市民 1519 人に対して行なわれた ガートナー社の調査でも、71 %の回答者は部分自動運転なら利用を考えてもいいと答えた一方、55 %の回答者は完全自動運転車には乗りたくないとしています注43。
おわりに
日本でも、自動運転車実用化の動きは、政府も民間もやや慎重ながら確実に進んでいます。 政府は、2016 年の未来投資会議で、自動運転の実行計画をまとめており、2020 年までに完全自動運転車の実用化、とくに長距離トラックの自動運転化に向けて実験を進めるべく動いています。
また、民間では自動運転開発競争が過熱し、業界の再編成も盛んです。代表的な例で言えば、トヨタがエヌビディアと提携、ホンダもエヌビディア、ならびにソフトバンクやグーグルの子会社ウェイモと提携しました。レベル 4 以上の自動運転車の実用化予定はトヨタが 2023 年、ホンダは 2025 年をめどとしています。
こうした国内の動きは 2020 年から 2021 年を実用化元年の目標として設定している海外の動きに比べるとやや遅いと言えます。業界を超えた IoT のエコシステムの整備の進捗なども含めて、海外のペースから遅れが生じることで、社会にどのような影響がもたらされるのか、気になるところです。
また、現在、国内では個々の業界・組織レベルの働き方改革が盛んではありますが、自動運転パラダイムの到来に見る、業界横断的な労働市場の変化、および新たなビジネスの創出の必要性や具体的な促進支援策に関しては、議論がまださほどなされていないような印象を受けます。
向こう数年で人類が向かっていく自動運転時代の全容を、今からでも各業界、 社会全体が一丸となって理解し、ともに対応を検討・実行していくことが急務になるでしょう。
参考文献・参照サイト
注1: Schwab, Klaus. “The Fourth Industrial Revolution: What It Means, How to Respond.” World Economic Forum,14 Jan. 2016, https://www.weforum.org/agenda/2016/01/the-fourth-industrial-revolution-what-it-means-and-how-to-respond/
注2: “The Internet of Things: Industrie 4.0 vs. the Industrial Internet.” MAPI Foundation, 23 Jul. 2015, https://mapifoundation.org/economic/2015/7/23/the-internet-of-things-industrie-40-vs-the-industrial-internet
注3: “Industrie 4.0: Smart Manufacturing for the Future.” Die Germany Trade and Invest, 11 May. 2016, https://www.gtai.de/GTAI/Content/EN/Invest/_SharedDocs/Downloads/GTAI/Brochures/Industries/industrie4.0-smart-manufacturing-for-the-future-en.pdf
注4: “The Industrial Internet Consortium.” The Industrial Internet Consortium, n.d., http://www.iiconsortium.org/ see also Itasse, Stephane. “USA: Industry 4.0 the American Way.” Process Worldwide, 27 May. 2016, https://www.process-worldwide.com/usa-industry-40-the-american-way-a-536602/
注5 Konzer, Tony. “Tesla Motors CEO Elon Musk Says Future of Autonomous Cars is Nigh.” Nvidia, 17 Mar. 2015, https://blogs.nvidia.com/blog/2015/03/17/tesla-elon-musk-nvidia/
注6: “Artificial Intelligence Systems for Autonomous Driving on the Rise, IHS Says.” IHS Markit, 13 Jun. 2016, http://news.ihsmarkit.com/press-release/artificial-intelligence-systems-autonomous-driving-rise-ihs-says
注7: “ADAS Advanced Driver Assistance Systems: Definition.” Auto Connected Car News, n.d., http://www.autoconnectedcar.com/adas-advanced-driver-assistance-sytems-definition-a uto-connected-car/
注8: “How Does a Self-Driving Car Work?” The Economist,12 May. 2015, https://www.economist.com/blogs/economist-explains/2013/04/economist-explains-how-self-driving-car-works-driverless
注9: Hans, Joel. “What’s the Difference Between Cognitive Computing and AI?” RI Insights.Com, 19 Sep.2017, https://www.rtinsights.com/whats-the-difference-between-cognitive-computing-and-ai/
注10: Philip, Sulu. “5 Ways Artificial Intelligence is Driving the Automobile Industry.” Big Data Made Simple, 17 Mar. 2017, http://bigdata-madesimple.com/5-ways-artificial-intelligence-is-driving-the-automobile-industry/ see also Mohammed, Jahangir. “How Connected Cars Have Established A New Ecosystem Powered By IoT.” Techcrunch, 31 Jan. 2017, https://techcrunch.com/2015/01/31/how-connected-cars-have-established-a-new-ecosystem-powered-by-iot/
注11: Muoio, Danielle. “Here are All the Companies Racing to Put Driverless Cars on the Road by 2020.” Business Insider, 7 Apr. 2016, http://www.businessinsider.com/google-apple-tesla-race-to-develop-self-driving-cars-by-2020-2016-4/#tesla-is-aiming-to-have-its-driverless-technology-ready-by-2018-1
注12: “Automated Driving: Levels of Driving Automation are Defined in New SAE International Standard J3016.” SAE International, n.d., https://www.sae.org/misc/pdfs/automated_driving.pdf
注13: Nelson, Gabe. “Tesla Beams Down ‘Autopilot’ Mode to Model S.” Automotive News, 14 Oct. 2015, http://www.autonews.com/article/20151014/OEM06/151019938/tesla-beams-down-autop ilot-mode-to-model-s
注14: “Mercedes-Benz E-Class E200 and E220d 2016 Review.” Cars Guide, 29 Jul. 2016, https://www.carsguide.com.au/car-reviews/mercedes-benz-e200-and-e220d-2016-review-44137
注15: Taylor, Michael. “The Level 3 Audi A8 Will Almost Be The Most Important Car In The World.” Forbes, 10 Sep. 2017, https://www.forbes.com/sites/michaeltaylor/2017/09/10/tthe-level-3-audi-a8-will-almost-be-the-most-important-car-in-the-world/#3c1eb625fb3d
注16: Ahn, YooJung.“From Post-it Note to Prototype:The Journey of Our Firefly.” Medium,12 Jun. 2017, https://medium.com/waymo/from-post-it-note-to-prototype-the-journey-of-our-firefly-30569ac8fd5e
注17: “10 Million Self-Driving Cars will be on the Road by 2020.” Business Insider, 15 Jun. 2016, http://www.businessinsider.com/report-10-million-self-driving-cars-will-be-on-the-road-by-2020-2015-5-6
注18: Eldredge, Barbara. “5 Ways Driverless Cars Will Change Our Roads and Highways.” Curbed, 6 Sep. 2016, https://www.curbed.com/2016/9/6/12804434/driverless-cars-highways-roads-uber-google , see also“Staying in Control: Bridging the Gaps in Autonomous Vehicle Safety.” TRA, Sep. 2016, https://www.traonline.com/wp-content/uploads/2016/08/Staying-in-Control-Bridging-the-Gaps-in-Autonomous-Vehicle-Safety-TRA-Sept-2016.pdf
注19: “Benefits of Driverless Cars.” Futurism, 25 Nov. 2016, https://futurism.com/images/7-benefits-of-driverless-cars/
注20: “Road Traffic Injuries: Factsheet.” WHO, May. 2017, http://www.who.int/mediacentre/factsheets/fs358/
注21: Bertoncello, Michele and Dominik Wee. “Ten Ways Autonomous Driving Could Redefine the Automotive World.” McKinsey and Company, Jun. 2015.https://www.mckinsey.com/industries/automotive-and-assembly/our-insights/ten-ways-autonomous-driving-could-redefine-the-automotive-world
注22: West, Darrell M. “Moving forward: Self-Driving Vehicles in China, Europe, Japan, Korea, and the United States.” The Center for Technology Innovation at Brookings. 20 Sep. 2016, https://www.brookings.edu/wp-content/uploads/2016/09/driverless-cars-2.pdf
注23: Yamauchi, Mia. “How will Autonomous Vehicles Charge Themselves?”. Plugless, n.d. https://www.pluglesspower.com/learn/solve-last-mile-vehicle-autonomy/
注24: Olivier, Jos G.J., Greet Janssens-Maenhout, Jeroen A.H.W. Peters, and Julian Wilson. “Long-Term Trend In Global CO2 Emissions: 2011 Report.” PBL Netherlands Environmental Assessment Agency, 2011, http://edgar.jrc.ec.europa.eu/news_docs/C02%20Mondiaal_%20webdef_19sept.pdf
注25: Greenblatt, Jeffery B. and Samveg Saxena. “Autonomous Taxis Could Greatly Reduce Greenhouse-Gas Emissions of US Light-Duty Vehicles.” Nature Climate Change, vol 5. , 6 Jul. 2015, pp. 860-863. http://www.nature.com/nclimate/journal/v5/n9/full/nclimate2685.html
注26: Halsey III, Ashley and Michael Laris. “Blind Man Sets Out Alone in Google’s Driverless Car.” The Washington Post, 13 Dec. 2016, https://www.washingtonpost.com/local/trafficandcommuting/blind-man-sets-out-alone-in-googles-driverless-car/2016/12/13/f523ef42-c13d-11e6-8422-eac61c0ef74d_story.html
注27: Ford, Martin. Rise of the Robots: Technology and the Threat of a Jobless Future. Reprint Edition. Basic Books, 2016. https://www.amazon.com/Rise-Robots-Technology-Threat-Jobless/dp/0465097537/ref=t mm_pap_swatch_0?_encoding=UTF8 , see also マーティン・フォード著 松本剛史訳『ロボットの脅威―人の仕事がなくなる日』日本経済新聞出版社、2015 年。 https://eb.store.nikkei.com/asp/ShowItemDetailStart.do?itemId=D3-00035663C0
注28: Maytom, Tim. “When the Car Becomes a Service.” Mobile Marketing, 28 Feb. 2017. http://mobilemarketingmagazine.com/when-the-car-becomes-a-service see also “The Road to Transportation-As-A-Service.” CB Insights, 9 May, 2017, https://www.cbinsights.com/research/transportation-tech-auto-service-trends/
注29: Martucci, Brian. “Ride Sharing and Car Sharing – Cheaper Than Owning a Car?” Money Crashers, n.d. https://www.moneycrashers.com/ridesharing-carsharing/
注30: “Uber: Sign Up to Drive or Tap and Ride.” Uber, n.d. https://www.uber.com/en-JP/
注31: “Car Sharing: An Alternative to Car Rental with Zipcar.” Zipcar, n.d. http://www.zipcar.com/
注32: “Future mobility: Bosch and Daimler Join Forces to Work on Fully Automated, Driverless System.” Daimler, 4 Apr. 2017, http://media.daimler.com/marsMediaSite/instance/ko.xhtml?oid=16389692&filename=F uture-mobility-Bosch-and-Daimler-join-forces-to-work-on-fully-automated-driverless-sy stem
注33: Etherington, Darrell. “Ford and Lyft’s New Self-Driving Partnership Likely to be a Standard Model.” Techcrunch, 27 Sep. 2017, https://techcrunch.com/2017/09/27/ford-and-lyfts-new-self-driving-partnership-likely-to-be-a-standard-model/
注34: Ervay, Adrienne. “Top Tech Challenges Disrupting and Revolutionizing the Auto Industry.” Digitalist Magazine, 14 Sep. 2017, http://www.digitalistmag.com/digital-economy/2017/09/14/top-tech-challenges-disruptin g-revolutionizing-auto-industry-05365751
注35: “24 Industries Other than Auto that Driverless Cars Could Turn Upside Down.” CB Insights, 31 Jul. 2017, https://www.cbinsights.com/research/13-industries-disrupted-driverless-cars/
注36: Ferris, Robert. “Tesla Autopilot System’s ‘Limitations’ Played ‘Major Role’ in 2016 Crash: NTSB.” CNBC, 12 Sep, 2017, https://www.cnbc.com/2017/09/12/operational-limitations-of-tesla-autopilot-system-played-major-role-in-2016-crash-ntsb.html
注37: “Are We There Yet?: The Legal Aspects of Driverless Cars.” American Bar Association, Oct. 2015. https://www.americanbar.org/publications/youraba/2015/october-2015/are-we-there-yet–the-legal-aspects-of-driverless-cars.html
注38: “Self-Driving Cars May Hit Roads in 2018: Renault-Nissan CEO.” Reuters, 4 Jun, 2014, https://www.reuters.com/article/us-autos-ghosn/self-driving-cars-may-hit-roads-in-2018-renaul t-nissan-ceo-idUSKBN0EE1UU20140603
注39: Economic Commission for Europe Inland Transport Committee Working Party on Road Traffic Safety United Nations. “Report of the Seventieth session of the Working Party on Road Traffic Safety: Addendum.” United Nations Economic and Social Council. 23-26 Mar. 2015, https://www.unece.org/fileadmin/DAM/trans/doc/2015/wp1/ECE-TRANS-WP1-149-Aadd-1e.pdf see also Hamilton, Stephen. “Driverless Cars: The Road Ahead and the Liability Implications.” Mills and Reeve, Slideshare, Apr. 2016, https://www.slideshare.net/MGA A/mills-reeve-driverless-cars-april-2016
注40:Mills and Reeve. “Driverless Cars: The Top 10 Legal Issues.” Technology Law Update, 8 Dec. 2014, http://www.technology-law-blog.co.uk/2014/12/driverless-cars-the-top-10-legal-issues.html
注41: “Driverless Trucks: New Report Maps Out Global Action on Driver Jobs and Legal Issues.” International Transport Forum, 31 May, 2017, https://www.itf-oecd.org/driverless-trucks-new-report-maps-out-global-action-driver-jobs-and-legal-issues
注42: Schoettle, Brandon and Michael Sivak, “Motorists’ Preferences for Different Levels of Vehicle Automaton: 2016.” University of Michigan Sustainable Worldwide Transportation, May, 2016, http://umich.edu/~umtriswt/PDF/SWT-2016-8.pdf
注43: “Gartner Survey Reveals 55 Percent of Respondents Will Not Ride in a Fully Autonomous Vehicle.” Gartner, 24 Aug, 2017, http://www.gartner.com/newsroom/id/3790963
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takahashicleaning · 3 years
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TEDにて
グラディ・ブーチ: 人工知能が人間を超えるのを怖れることはない
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
新たな技術は新たな不安を呼び起こすものですが、非常に強力で感情のない人工知能を怖れることはないと、科学者であり思想家であるグラディ・ブーチは言います。
我々は、人工知能をプログラムするのでなく、人間の価値観を共有するように教えるのだと説明し、超知的なコンピューターに対する(SF的な)最悪の恐怖を和らげた上で、ありそうにない人類存亡の危機を怖れるよりも、人工知能が人の生活をどう良くするか考えるようにと促します。
さらに話を進めましょう。私は、そのような人工知能を作ることに怖れは感じません。
それは、人間の概念や価値観を体現することになるからです。認知システムを作るのは、従来のソフトウェア中心のシステムを作るのとは根本的に異なります。プログラムするのではなく教えるのです。
システムに花を認識させるために、私は自分の好きな何千という花を見せます。システムにゲームの遊び方を教えるには、私だってゲームはしますよ。皆さんもでしょう?
花だって好きだし、らしくないですか?碁のようなゲームの遊び方をシステムに教えるには、碁を何千回も指させ、その過程で良い盤面・悪い盤面を識別する方法を教えます。
人工知能の弁護士助手を作ろうと思ったら、法律も教えますが同時に法の一部をなす、慈悲や公正の概念や感覚を吹き込むでしょう(数値で教えられればですが・・・)
具体的には、数値化できるなら、慈悲アルゴリズム、公平アルゴリズム、平等アルゴリズム、公正アルゴリズムなども。
科学用語では、これをグランドトゥルースと言います。重要なのは、そういう機械を作るとき、我々は、自分の理解できてる概念や価値観を教えることになるということです。
それだから私は、人工知能をきちんと訓練された人間と同様に信頼するのです。
でも、悪いことをする工作員やある種の資金豊富な非政府組織なんかの手にかかったなら?一匹狼の扱う人工知能には、怖れを感じません。
あらゆる暴力から身を守れるわけではありませんが、そのようなシステムには、個人のリソースの範囲を大きく超えた膨大で精妙なトレーニングが必要になります(そんなに賢いなら、悪いことをする工作員やある種の資金豊富な非政府組織ではなく社会システム内でとっくに大成功しているはずですが・・・)
さらに、それは単にインターネットへウィルスを送り込むより遙かに大変なことです。ウィルスならボタン1つでそこら中のパソコンが突然吹き飛んでしまうでしょうが、そういうたぐいの実体は、ずっと大きく、それがやってくるのは確かに目にすることになります。
そういう人工知能が全人類を脅かすのを怖れるか?
「マトリックス」「メトロポリス」「ターミネーター」みたいな映画や「ウエストワールド』みたいな番組を見るとみんなそのような恐怖を語っています。
「スーパーインテリジェンス (Superintelligence)」という本で思想家のニック・ボストロムは、このテーマを取り上げ、人間を超える機械の知能は危険なだけでなく、人類存亡の危機につながり得ると見ています。
ボストロム博士の基本的な議論は、そのようなシステムはやがて抑えがたい情報への渇望を抱くようになり、学び方を学んで最終的には人間の要求に反する目的を持つようになるということです。
ボストロム博士には、多くの支持者がいてその中には、イーロン・マスクや故人のスティーヴン・ホーキングもいます。
そのような聡明な方々に恐れながら申し上げると彼らは、根本的に間違っていると思います。
検討すべきボストロム博士の議論は、沢山ありますが、全部見ていく時間はないのでごく簡単に1点だけ挙��るなら「すごく知っている」のと「すごいことができる」のとは違うということです。
HALは、ディスカバリー号のあらゆる面をコントロールする限りにおいて、乗組員にとって脅威でした。スーパーインテリジェンスもそうです。それが、世界全体を支配している必要があります。
スーパーインテリジェンスが人の意志を支配する「ターミネーター」の世界でスカイネットは、世界のあらゆるデバイスを操っていました。
実際のところ、そんなことは起こりません。天気を制御したり、潮の干満を決めたり、気まぐれで無秩序な人間を従わせるような人工知能を我々は作りはしません。
もし、そのような人工知能が存在したら、人間の経済と競合することになり、リソースを人間と取り合うことになるでしょう。
最終的には、Siriには内緒ですが、我々は電源プラグを引っこ抜くことができます。そういう機能を取り付けることはデザインの観点からも絶対必要です。
私たちは機械と共進化していくものすごい旅の途上にあります。
今日の人類は、明日の人類とは違っています。
人間を超えた人工知能の台頭を懸念するのは、コンピューターの台頭自体が引き起こす対処を要する人間や社会の問題から注意をそらすことになり危険です。人間の労働の必要が減っていく社会システムをどうすれば上手く運営できるのか?
理解と教育を地球全体に広げつつ、互いの違いに敬意を払うことはどうすれば可能か?認知システムによる医療で人の生涯を長く豊かなものにするにはどうしたら良いか?星々に到るためにコンピューターはいかに役立てられるか?
これはワクワクすることです。
コンピューターを使って人間の体験を発展させられる機会が、今、手の届くところにあり、それは始まったばかりです。
MITの物理学者であり、AIの研究者であるマックス・テグマークの言うように・・・
ロケットの話と似ていて技術が単に強力になれば良いというものではなく、もし、本当に野心的になろうとするなら、コントロールの仕方と、どこへ向かうべきかも理解しないといけません。
エリエゼル・ユドカウスキーが、「友好的なAI」と呼ぶものです。そして、これができれば素晴らしいことでしょう。病気、貧困、犯罪など苦痛というマイナスの経験を無くすことができるだけではなく、様々な新しいプラスの経験から、選択する自由を与えてくれるかもしれません。
そうなれば、私たちは自分の手で運命を決められるのです。そして、準備がないままにつまづきながらアジャイル(=機敏さ)で進んで行くとおそらく人類史上最大の間違いとなるでしょう。
それは認めるべきです。冷酷な全世界的独裁政権が可能になり、前代未聞の差別、監視社会と苦しみが産まれ、さらに、人類の絶滅さえ起こるかもしれません。
しかし、注意深くコントロールすれば、誰もが裕福になれる素晴らしい未来にたどり着くかもしれません。貧乏人は、金持ちにより近づき、金持ちはさらに金持ちになり、みんなが健康で夢を追い求めながら自由に人生を送れることでしょう。
その他に、行政府自身が社会システム全体の資源配分の効率化を目的とする保証はないため政治家や官僚は自らの私的利益のために行動を歪め、市場の失敗を矯正するどころか資源配分をより非効率にする可能性すらあります。
ヨーロッパでの一般データ保護規則(GDPR)でも言うように・・・
年収の低い個人(中央値で600万円以下)から集めたデータほど金銭同様に経済的に高い価値を持ち、独占禁止法の適用対象にしていくことで、高価格にし抑止力を持たせるアイデア。
自分自身のデータを渡す個人も各社の取引先に当たりデータに関しては優越的地位の乱用を年収の低い個人(中央値で600万円以下)に行う場合は厳しく適用していく。
キャシーオニールによると・・・
思考実験をしてみましょう。私は、思考実験が好きなので、人種を完全に隔離した社会システムがあるとします。どの街でも、どの地域でも、人種は隔離され、犯罪を見つけるために警察を送り込むのは、マイノリティーが住む地域だけです。すると、逮捕者のデータは、かなり偏ったものになるでしょう。
さらに、データサイエンティストを探してきて、報酬を払い、次の犯罪が起こる場所を予測させたらどうなるでしょう?
あら不思議。マイノリティーの地域になります。あるいは、次に犯罪を犯しそうな人を予測させたら?あらら不思議ですね。マイノリティーでしょう。データサイエンティストは、モデルの素晴らしさと正確さを自慢するでしょうし、確かにその通りでしょう。
さて、現実は、そこまで極端ではありませんが、実際に、多くの市や町で深刻な人種差別があり、警察の活動や司法制度のデータが偏っているという証拠が揃っています。実際に、ホットスポットと呼ばれる犯罪多発地域を予測しています。さらには、個々、人の犯罪傾向を実際に予測しています。
ここでおかしな現象が生じています。どうなっているのでしょう?これは「データ・ロンダリング」です。このプロセスを通して、技術者がブラックボックスのようなアルゴリズムの内部に醜い現実を隠し「客観的」とか「能力主義」と称しているんです。秘密にされている重要で破壊的なアルゴリズムを私はこんな名前で呼んでいます「大量破壊数学」です。
民間企業が、私的なアルゴリズムを私的な目的で作っているんです。そのため、影響力を持つアルゴリズムは私的な権力です。
解決策は、データ完全性チェックです。データ完全性チェックとは、ファクト(事実)を直視するという意味になるでしょう。データのファクトチェックです!
これをアルゴリズム監査と呼んでいます。
情報技術の発展とインターネットで大企業の何十万、何百万単位から、facebook、Apple、Amazom、Google、Microsoftなどで数億単位で共同作業ができるようになりました。
現在、プラットフォーマー企業と呼ばれる法人は先進国の国家単位レベルに近づき欧米、日本、アジア、インドが協調すれば、中国の人口をも超越するかもしれません。
法人は潰れることを前提にした有限責任! 慈愛や基本的人権を根本とした社会システムの中の保護されなければならない小企業や個人レベルでは、違いますが・・・
なお、ビックデータは教育や医療に限定してなら、多少は有効かもしれません。それ以外は、日本の場合、プライバシーの侵害です。
通信の秘匿性とプライバシーの侵害対策として、匿名化処理の強化と強力な暗号化は絶対必要です!
さらに、オープンデータは、特定のデータが、一切の著作権、特許などの制御メカニズムの制限なしで、全ての人が
望むように再利用・再配布できるような形で、商用・非商用問わず、二次利用の形で入手できるべきであるというもの。
主な種類では、地図、遺伝子、さまざまな化合物、数学の数式や自然科学の数式、医療のデータやバイオテクノロジー
サイエンスや生物などのテキスト以外の素材が考えられます。
こういう新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との
戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既存産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!
最後に、マクロ経済学の大目標には、「長期的に生活水準を高め、今日のこども達がおじいさん達よりも良い暮らしを送れるようにする!!」という目標があります。
経済成長を「パーセント」という指数関数的な指標で数値化します。経験則的に毎年、経済成長2%くらいで巡航速度にて上昇すれば良いことがわかっています。
たった、経済成長2%のように見えますが、毎年、積み重ねるとムーアの法則みたいに膨大な量になって行きます。
また、経済学は、大前提としてある個人、法人モデルを扱う。それは、身勝手で自己中心的な欲望を満たしていく人間の部類としては最低クズというハードルの高い個人、法人。
たとえば、生産性、利益という欲だけを追求する人間。地球を救うという欲だけを追求する人間。利益と真逆なぐうたらしたい時間を最大化したいという欲を追求する人間。などの最低生活を保護、向上しつつお金の循環を通じて個人同士の相互作用も考えていく(また、憎しみの連鎖も解消する)
多様性はあるが、欲という側面では皆平等。つまり、利益以外からも解決策を見出しお金儲けだけの話だけではないのが経済学(カントの「永遠平和のために」思想も含めて個人のプライバシーも考慮)
(個人的なアイデア)
さらに・・・
勝手に警察が拡大解釈してしまうと・・・
こんな恐ろしいことが・・・
日本の警察は、2020年3月から防犯カメラやSNSの画像を顔認証システムで本人の許可なく照合していた!
憲法に完全違反!即刻停止措置をみんなで要求せよ。
日本の警察の悪用が酷いので、EUに合わせてストーカーアルゴリズムを規制しろ!
2021年に、EU、警察への初のAI規制案!公共空間の顔認証「原則禁止」
EUのAI規制は、リスクを四段階に分類制限!
禁止項目は、行動や人格的特性に基づき警察や政府が弱者個人の信頼性をスコア化や法執行を目的とする公共空間での顔認識を含む生体認証。
人間の行動、意思決定、または意見を有害な方向へ操るために設計されたAIシステム(ダークパターン設計のUIなど)も禁止対象にしている。
禁止対象の根拠は「人工知能が、特別に有害な新たな操作的、中毒的、社会統制的、および、無差別な監視プラクティスを生みかねないことは、一般に認知されるべきことである」
「これらのプラクティスは、人間の尊厳、自由、民主主義、法の支配、そして、基本的人権の尊重を重視する基準と矛盾しており、禁止されるべきである」
具体的には、人とやり取りをする目的で使用されるAIシステム(ボイスAI、チャットボットなど)
さらには、画像、オーディオ、または動画コンテンツを生成または操作する目的で使用されるAIシステム(ディープフェイク)について「透明性確保のための調和的な規定」を提案している。
高リスク項目は、法人の採用活動での利用など違反は刑事罰の罰金を売上高にかける。
など。他、多数で警察の規制を強化しています。
前提として、公人、有名人、俳優、著名人は知名度と言う概念での優越的地位の乱用を防止するため徹底追跡可能にしておくこと。
人間自体を、追跡すると基本的人権からプライバシーの侵害やセキュリティ上の問題から絶対に不可能です!!
これは、基本的人権がないと権力者が悪逆非道の限りを尽くしてしまうことは、先の第二次大戦で白日の元にさらされたのは、記憶に新しいことです。
マンハッタン計画、ヒットラーのテクノロジー、拷問、奴隷や人体実験など、権力者の思うままに任せるとこうなるという真の男女平等弱肉強食の究極が白日の元にさらされ、戦争の負の遺産に。
基本的人権がないがしろにされたことを教訓に、人権に対して厳しく権力者を監視したり、カントの思想などを源流にした国際連合を創設します。他にもあります。
参考として、フランスの哲学者であり啓蒙思想家のモンテスキュー。
法の原理として、三権分立論を提唱。フランス革命(立憲君主制とは異なり王様は処刑されました)の理念やアメリカ独立の思想に大きな影響を与え、現代においても、言葉の定義を決めつつも、再解釈されながら議論されています。
また、ジョン・ロックの「統治二論」を基礎において修正を加え、権力分立、法の規範、奴隷制度の廃止や市民的自由の保持などの提案もしています。現代では権力分立のアイデアは「トリレンマ」「ゲーム理論の均衡状態」に似ています。概念を数値化できるかもしれません。
権限が分離されていても、各権力を実行する人間が、同一人物であれば権力分立は意味をなさない。
そのため、権力の分離の一つの要素として兼職の禁止が挙げられるが、その他、法律上、日本ではどうなのか?権力者を縛るための日本国憲法側には書いてない。
モンテスキューの「法の精神」からのバランス上、法律側なのか不明。
立法と行政の関係においては、アメリカ型の限定的な独裁である大統領制において、相互の抑制均衡を重視し、厳格な分立をとるのに対し、イギリス、日本などの議院内閣制は、相互の協働関係を重んじるため、ゆるい権力分立にとどまる。
アメリカ型の限定的な独裁である大統領制は、立法権と行政権を厳格に独立させるもので、行政権をつかさどる大統領選挙と立法権をつかさどる議員選挙を、別々に選出する政治制度となっている。
通常の「プロトコル」の定義は、独占禁止法の優越的地位の乱用、基本的人権の尊重に深く関わってきます。
通信に特化した通信プロトコルとは違います。言葉に特化した言葉プロトコル。またの名を、言論の自由ともいわれますがこれとも異なります。
基本的人権がないと科学者やエンジニア(ここでは、サイエンスプロトコルと定義します)はどうなるかは、歴史が証明している!独占独裁君主に口封じに形を変えつつ処刑される!確実に!これでも人権に無関係といえますか?だから、マスメディアも含めた権力者を厳しくファクトチェックし説明責任、透明性を高めて監視しないといけない。
今回、未知のウイルス。新型コロナウイルス2020では、様々な概念が重なり合うため、均衡点を決断できるのは、人間の倫理観が最も重要!人間の概念を数値化できないストーカー人工知能では、不可能!と判明した。
複数概念をざっくりと瞬時に数値化できるのは、人間の倫理観だ。
そして、サンデルやマルクスガブリエルも言うように、哲学の善悪を判別し、格差原理、功利主義も考慮した善性側に相対的にでかい影響力を持たせるため、弱者側の視点で、XAI(説明可能なAI)、インターネット、マスメディアができるだけ透明な議論をしてコンピューターのアルゴリズムをファクトチェックする必要があります。
<おすすめサイト>
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bamfas · 7 years
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この自伝・評伝がすごい!|中経出版
中経出版(ビジネス書、語学書、学習参考書、一般書、中経の文庫、自費出版)——「面白く、わかりやすく、役に立つ本」で「チャレンジへの勇気」と「未来を築いていくパワー」をお届けします! 【今週おススメの一冊!『この自伝・評伝がすごい!』】 AI時代のいまこそ、偉人たちの人間力を読み直してみよう。 書評サイトHONZ代表・成毛眞による待望の書き下ろし最新書評集。 ◎未来を創る男を呼ばれるイーロン・マスクはSFを現実化しているのか。 ◎アインシュタインを超える天才と言われる「インドの魔術師」ラマヌジャンとは何者か。 ◎勝海舟から「おれは今までに天下で恐ろしいものを二人見た」と勝海舟に並び称せられた横井小楠。 ◎顔で戦えない9割の人びとが、イケメンに勝つ方法。岡崎慎二のネガティブ力。 偉人たちの自伝・評伝を、当代一流のキュレーターが選び抜く!…
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qsfrombooks · 4 years
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「唯一、人生において意味のあることといえば、啓蒙による人類全体の底上げに努力することだ」とマスクは語る。
イーロン・マスク 未来を創る男 / アシュリー・バンス
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benediktine · 7 years
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【あのパタゴニアだって、最初は事務作業だけで、手っ取り早く儲けるために作られた会社だった。】 - ハウスコム株式会社 : http://media.housecom.jp/macro_003/ 著者:森本 伊知
パタゴニアは自然環境保護の必要性を理解する企業同盟を設立するなど環境に関する取り組みにおいて世界的に高く評価されていますが、元々は手っ取り早くお金を儲けられるように作られた会社であり、最初から環境問題を追求した会社ではありませんでした。
人間とネズミの遺伝子の構成は99パーセント同じだと言われ、それは恐らく企業という仕組みにも当てはまることでしょう。(1)
パタゴニアもユニクロやしまむらと同じようにコストを削減しながら利益を追求しなければならないのは当然ですが、パタゴアニアが残り1パーセントの部分で違って見えるのは、オーナーのイヴォン・シュイナード氏が本気で社会や環境を変えたいと願っているからであり、イヴォンはこれからの企業責任について次のように述べています。(2)
「今後、顧客の要求はエスカレートし、環境規制は強化され、資源は余裕がなくなり価格が上昇し、投資家の目も厳しくなっていく。そのなかで、あらゆる側面で事業責任を全うしようとする企業が増えるだろう。正しいことだからするという面もあるが、そうしなければ成功できなくなるからだ。そのような企業と競うためには、自社も同じくらいに責任ある行動をとらなければならない。」
 {{ 図版 (省略) : 企業も99パーセントの遺伝子は同じ、1パーセント唯一違っているのはどれだけ本気でそれを想っているか }}
今日、企業が地球の資源を消費するスピードは既に限界を突破し、2012年の時点で、地球が負担できるスピードの1.5倍もの資源を使い続けていることはよく知られている話です。(3)
ベストセラーとなった「バカの壁」の著者で東京大学名誉教授でもある養老孟司氏によると、走行中の自動車の窓に大量の虫がぶつかり続ける結果、一台の車が廃車になる��でに1000万匹の虫が死ぬという驚くべき試算が存在します。(4)
また、全国に約5万店あるコンビニでは1店舗あたり1日平均約30食、衣類に関しては繊維製品を含めると年間約200万トンが廃棄されており、そのうちたった2割だけがリユースやリサイクに回され、残りの8割はそのまま埋められるか焼却ゴミになるそうです。(5)(6)
 {{ 図版 1 : たった1台の車が廃車になるだけで1000万匹の虫が死ぬ }}
過去200年ほどの間に、人間が自然に対して行ってきたことがボディブローのように効き始めているこのような環境下では政府の視点も変わりつつあり、国際連合は企業活動を利益(profit)、人(people)、地球(planet)の3つの側面から評価する原則を取り入れています。
しかし、企業が社会貢献や環境保護活動に本気で取り組むためには、財務状態を健全に保つことが最優先の責任であり、しっかりとしたビジネスの基盤と社会貢献のバランスを取りながら、アジア最貧国のバングラデシュからブランド「マザーハウス」を立ち上げた山口絵理子さんは自身の事業に関して次のように述べます。(7)
「ビジネスはビジネス。利益���出なけりゃやっていけない。社会貢献も何もない……ということ。『利益第一』になるという意味ではなくて、NGOではなく、『かわいそうだから買ってあげる』商品でもなく、商品として勝負すると決めたのだから、価格、品質、デザインで勝たなければ、生き残れない。」
 {{ 図版 2 : 同情では、食べていけない。価格、品質、デザインで勝って、本当の価値を出さなければ真のビジネスとしては成り立たない }}
新潟県三条市の本社敷地内に、スタッフがいつでもキャンプを楽しめるためのキャンプ場を設けているアウトドアメーカー、スノーピークの代表の山井太さんは、ビジネスを考える時はロマンだけではご飯は食べられず、企業として結果を出すためにロマンと経営を両立して売れる仕組みを作る必要があると断言します。(8)
スノーピークの製品には保証書がついておらず永久的に製品の保証をしていますが、その根底には製品期限を定めているのは利益が損なわれるのを恐れる作り手側の一方的な都合にすぎず、「もっといい製品が欲しい」と思う消費者が本当に欲しいと思う製品を提供するのが本来の企業の姿だという気持ちの現れでもあります。(9)
 {{ 図版 3 : ロマンと経営の狭間から、本当に付加価値の高いモノやサービスが生まれる }}
最近の知識層や若い世代の人たちには安いモノやかっこいいモノを売る企業より、しっかりと見える形で社会的価値を提供している企業を応援したいという気持ちが強くあります。
冷蔵庫や車など、日常に必要なものが一通り揃って、日本が成熟社会に入っていく過程では、モノやサービスのクオリティーに加えて、製品にまつわる企業の考え方が、今まで以上に利益や長期的な成長に大きく影響を及ぼしてくることでしょう。
パタゴニアで仕事をしている人がパタゴニアに入りたいと思う理由として、会社と自分の価値観が一致していることを挙げる人が多く、パタゴニアが社員だけでなく農場や工場で働くパタゴニアに関わるすべてのスタッフの活動や、パタゴニアのジーンズを染めたインディゴ染料が川に垂れ流されているかどうかといった、製品を作った時に発生する社会的負荷や環境的負荷をしっかり説明しようとする姿勢に多くの人が惹きつけられているのは間違いありません。(10)
 {{ 図版 4 : 21世紀の経営は市場のシェアを伸ばすよりも、マインドのシェアを伸ばす }}
「洗練されたデザインで環境にも優しい」と世界的な評価を受けている無印良品は「MUJIは控えめさが売り。国外の誰かがそれをクールだと思ってくれるかもしれないが、自分たちからは言わない」として世界で注目されています。(11)
「無印らしさ」は大量消費社会に対するアンチテーゼから生まれ、禅や茶道といった日本の美意識や精神性が色濃く反映されたものであり、日本人が当たり前のこととして持っている自然に対する精神が海外ではブランドの個性として高く評価されるのでしょう。
 {{ 図版 5 : 自分で自分のことをクールだというのは、ただのバカである。クールだと言ってくれるのは、ユーザーや消費者 }}
もともと日本人には「環境」という自然を自分自身から切り離すという概念がなく、山も川も自分たちの一部であるという意識がありました。
江戸時代には誰も環境のことを語らずとも米をといだ後のとぎ汁は拭き掃除や植木の水やりに使うなど自然を綺麗にすることは当然のことで、来日した外国人はみんな江戸の清潔さに感嘆したと言いますが、日本に「環境省」というものができたことで、日本人の一部であった自然が切り離され、自然をわざわざ「環境」という別の存在として認識するようになってしまったのです。(12)(13)
 {{ 図版 6 : 自然の概念は、日本人の遺伝子から取り出されて、「環境省」になった }}
自然を人間から切り離す価値観は地震や津波を経験しない西欧で生まれたもので、環境の世紀とも呼ばれる21世紀において、ただ売るだけの時代が終わりつつある中、今こそ自然と共存していた日本人の意識を再認識するべきではないでしょうか。(14)
日本の伝統文化である書道は横にお手本を置いて模倣をする臨書からはじまり、最初は個性を意識的に殺していきます。これは欧米の発想でいう独創性やオリジナリティがないということではなく、一見個性に見える我流の癖を徹底的に捨てた後にこそ自分独自の世界が表れるという考えに基づいた精神の修行です。
個より全体を重んじる日本人の精神性は、様々な気候や春夏秋冬の季節、そして地震や災害など自然の変化や脅威に合わせながら生きなければならない日本独特の自然観から生まれたもので、例えば、会社は株主だけのものではなく、従業員、顧客、仕入先、地域社会みんなのものという日本人の考え方にも影響していると考えられます。(15)
ダライ・ラマ法王は「日本は21世紀には非常に大切な国になります。これからは日本人の出番がきますよ」と述べていますが、自然と共に暮らし、周りの人と助け合いながら生きる日本人の伝統的な調和の精神や文化こそが今の世の中に必要なものにちがいありません。(16)
 {{ 図版 7 : 日本人の全体を重んじる価値観は、自然の変化や脅威に対応する過程で作られたもの }}
地球や人々にとって本当にいい社会を目指すにおいて注目すべきなのは、ブータンが最初に取り組んだ経済以外の要因を含んだGNH(国内総幸福量)の導入です。
実際にお金の使い方を変えるだけでその日全体の幸福感が変わるという結果が出ており、例えばグーグルは傑出した管理職にお金ではなくグーグルの経営幹部たちとの旅を報酬として与えたところ、お金を与えるよりはるかに大きい影響力が組織全体に与えられたといいます。
現在の資本主義には商品を安くすることで労働力が安くなり、労働力が安くなるとさらに商品が安くなる無限の連鎖が続き、結果的に商品も労働力も質が悪くなるという悪循環が生まれていますが、そもそも自分たちが貧困であれば環境のために活動しようなんて気持ちは生まれず、経済と環境の両立が求められる今日において、働く人々の福祉を高めることを一国の繁栄を測る際の指標にしていかなければ、環境のために何かをしようと言う人は、本当に一部の余裕のある人に限られてしまうことになってしまうでしょう。(17)(18)
 {{ 図版 8 : 自分の生活や仕事に満足していない人が、環境のために何かをしようなんて思うはずがない }}
近年、どんな人材も引き抜き放題だといわれていたアップルから多くの社員がイーロン・マスク率いるテスラモーターズへ引き抜かれており、その数は総勢150名以上にもなるそうです。
アップルからテスラへ移籍を決断する理由の多くにはマスクの存在が大きく、かつてアップルの商品開発担当副社長であったダグ・フィールドは、アップルでの仕事環境には十分満足でアップルを辞めることなど考えてもみませんでしたが、マスクの呼びかけに迷うことなく応じ、あっさりとアップルを辞めてしまいました。
 {{ 図版 9 : 「世界最高の自動車を開発する」テスラの目標はアップルの社員をも魅了する }}
マスクは地球温暖化の解決策を本気で考え、エンジンを使わない100パーセント エレクトリックの自動車を完成させましたが、これは輸入原油に膨大な資産が使われていたアメリカにとって問題解決の大きな一歩となり、2010年にテスラが上場を果たした際には多くの投資家にテスラの未来に賭けることを決意させました。(19)
テスラは家庭用ソーラー蓄電池の開発も手掛けており、マスクは経済と環境の両立を目指すには企業活動に炭素税を導入して再生可能エネルギーへ転換することが必要だと考え次のように述べています。
「今の化石燃料の価格水準は、間違った行動を奨励しているようなものだ。果物や野菜に高い税率を課し、タバコや酒に低い税率を課すとしたら、筋が通らないだろう。しかしエネルギーに関してはその問題が起きている。」
 {{ 図版 10 : 環境問題を含め、もう世の中の決定的な問題を解決する企業しか、人もお金も集められない }}
今後、遅かれ早かれ、すべての企業が利益だけを重視した経済システムから環境を配慮した新しい経済システムへとシフトチェンジを余儀なくさせることになるでしょう。
震災後の海は生物が育つ条件を十分に保つという調査結果や、実際に1960年のチリ地震津波の後にはカキの成長が倍になり今でも平年の倍ぐらいのスピードで生き物が育っていることをふまえると、東日本大震災後の今こそ自然サイクルが変わる時代の大きな転換点だと考えられ、ビル・ゲイツはこれからの世の中について次のような展望を語っています。(20)(21)
「だれもがそれぞれの役割を果たせば、世界は着実によくなっていくだろう。そして50年後にふり返ったとき、何億人もの命を救ってきたと言うことができるだろう。今世紀が平和の世紀だったと胸を張って言える日が、きっと来るだろう。」
 {{ 図版 (省略) : 大きな災害の後こそ、自然のシステムが大きく変かわる転換期 }}
利益重視で企業が生み出したガラクタはお金では変えられない地球の資源を奪いましたが、地球支援は慈善活動ではなくビジネスに必要な支出と考える企業が少しずつ成功し始めており、この流れに乗り遅れることこそが企業にとって大きなダメージです。
日本は東日本大震災を経験したことで自然の脅威を改めて知り、これ以上今のままの経済システムを続けていては地球がもたないというメッセージを感じたはずで、生命に対する慈しみや正義を求める人間の倫理観を活かした企業活動にシフトすることが早急に必要とされているのではないでしょうか。
◆《参考書籍》
●1. イヴォン・シュイナード+ヴィンセント・スタンリー「レスポンシブル・カンパニー パタゴニアが40年かけて学んだ企業の責任とは」(2014年、ダイヤモンド社)Kindle ●2. イヴォン・シュイナード+ヴィンセント・スタンリー「レスポンシブル・カンパニー パタゴニアが40年かけて学んだ企業の責任とは」(2014年、ダイヤモンド社)Kindle ●3. イヴォン・シュイナード+ヴィンセント・スタンリー「レスポンシブル・カンパニー パタゴニアが40年かけて学んだ企業の責任とは」(2014年、ダイヤモンド社)Kindle ●4. 養老孟司「日本のリアル」(2012年、株式会社PHP研究所)Kindle ●5. 渡邉格「田舎のパン屋が見つけた腐る経済」(2015年、株式会社講談社)Kindle ●6. 岩元美智彦「捨てない未来はこのビジネスから生まれる 赤字知らずの小さなベンチャー日本環境設計のすごいしくみ」(2015年、ダイヤモンド社)Kindle ●7. 山口絵理子「裸でも生きる 25歳女性起業家の号泣戦記」(2016年、株式会社講談社)Kindle ●8. 山井太「スノーピーク 好きなことだけ!を仕事にする経営」(2014年、日経BP社)Kindle ●9. 山井太「スノーピーク 好きなことだけ!を仕事にする経営」(2014年、日経BP社)Kindle ●10. イヴォン・シュイナード+ヴィンセント・スタンリー「レスポンシブル・カンパニー パタゴニアが40年かけて学んだ企業の責任とは」(2014年、ダイヤモンド社)Kindle ●11. 松井忠三「無印良品が、世界でも勝てる理由」(2015年、株式会社KADOKAWA)Kindle ●12. 歴史の謎を探る会(編)「日本人なら知っておきたい江戸の庶民の朝から晩まで」(2006年、河出書房新社」Kindle ●13. 養老孟司「日本のリアル」(2012年、株式会社PHP研究所)Kindle ●14. 岩元美智彦「捨てない未来はこのビジネスから生まれる 赤字知らずの小さなベンチャー日本環境設計のすごいしくみ」(2015年、ダイヤモンド社)Kindle ●15. 寺田寅彦「日本人の自然観」(2003年、青空文庫作成ファイル)Kindle ●16. ダライ・ラマ法王、村上和雄、志村史おっと、佐治晴夫、横山順一、米沢富美子、柳沢正史、矢作直樹、河合徳枝「こころを学ぶ ダライ・ラマ法王仏教者と科学者の対話」(2013年、株式会社国宝社)P2 ●17. エリザベス・ダン、マイケル・ノートン、古川奈々子「幸せをお金で買う5つの授業」(2014年、株式会社KADOKAWA)Kindle ●18. 渡邉格「田舎のパン屋が見つけた腐る経済」(2015年、株式会社講談社)Kindle ●19. アンシュリー・バンス「イーロン・マスク未来を創る男」(2015年、株式会社講談社)Kindle ●20. 養老孟司「日本のリアル」(2012年、株式会社PHP研究所)Kindle ●21. 五井平和財団「これから資本主義はどう変わるか17人の賢人が語る新たな文明のビジョン」(2010年、英治出版株式会社)P21
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atrn-blog1 · 7 years
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人の誤りを正さずにはいられないところがあり 、相手の神経を逆撫ですることも多かった 。自分の誤りを指摘してもらえたら嬉しいに決まっていると当時のマスクは本気で考えていた
イーロン・マスク 未来を創る男
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webnchi-blog · 7 years
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イーロンマスク「渋滞にはもうウンザリ。だからトンネルを掘るぞ!」
テスラとスペースX社のCEOであるイーロン・マスク氏が、ロサンゼルス(LA)の渋滞にうんざりしたのでトンネル掘削会社の設立を計画しているという。 ファンからこの件について追求されたマスク氏は、スペースX社の近くから掘削を始める予定だと詳細を語っている。 マスク氏のトンネル掘削計画は、今のところ彼のスペースX社とロサンゼルス国際空港(LAX)間の移動時間を短縮することを目的としているようだ。スペースX、テスラ、そしてソーラーシティを目まぐるしく移動して任務をこなす上で、LAXを頻繁に利用するからだ。 アシュリー・バンス氏の2015年の著書『イーロン・マスク 未来を創る男』によると、マスク氏は、基本的にはスペースX社とテスラ本社の2ヶ所に基盤を置いているという。つまり… 続きはソース元で http://japanese.engadget.com/2017/02/01/ceo-x/…
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navitaro563-blog · 7 years
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イーロンマスク「渋滞にはもうウンザリ。だからトンネルを掘るぞ!」
テスラとスペースX社のCEOであるイーロン・マスク氏が、ロサンゼルス(LA)の渋滞にうんざりしたのでトンネル掘削会社の設立を計画しているという。 ファンからこの件について追求されたマスク氏は、スペースX社の近くから掘削を始める予定だと詳細を語っている。 マスク氏のトンネル掘削計画は、今のところ彼のスペースX社とロサンゼルス国際空港(LAX)間の移動時間を短縮することを目的としているようだ。スペースX、テスラ、そしてソーラーシティを目まぐるしく移動して任務をこなす上で、LAXを頻繁に利用するからだ。 アシュリー・バンス氏の2015年の著書『イーロン・マスク 未来を創る男』によると、マスク氏は、基本的にはスペースX社とテスラ本社の2ヶ所に基盤を置いているという。つまり… 続きはソース元で http://japanese.engadget.com/2017/02/01/ceo-x/…
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qsfrombooks · 4 years
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テスラは、いわゆる「年式」(型式年度)という考え方を取り入れていない。2014年式とか2015年式というふうに呼んでいないのである。これも、マスクがクルマをモノではなくライフスタイルと捉えている証拠だ。だから「2014年式の在庫一掃セールをやって、次の新型を作る」というような発想がない。常に最高のモデルSを作り、それを顧客が手にするのである。1年かけて新機能を開発しておき、翌年のニューモデルで大放出するような商法はしない。
イーロン・マスク 未来を創る男 / アシュリー・バンス
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qsfrombooks · 4 years
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「インターネットとか財務とか法務に詳しい賢い人間が多すぎると思うんだ。そういうことも、イノベーションがじゃんじゃん生まれてこない理由なんじゃないかな」
イーロン・マスク 未来を創る男 / アシュリー・バンス
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