2023.03.09 現状報告、ばかりが眩しく
日記。というよりも現状報告。
そもそも、前回ここで日記を書いたのは2月5日だった。ちょうど、一か月くらい前。
この一か月間は鬱っぽくて、あまり精神がよくなかったので、まとまった文章もあまり書いていない。昨日から、少し精神がよくなり、こうして文章を書いている。一週間くらい前、最悪な感情の日があって、「これから自分はもう何をすることもできず、何も書かず何も生み出さず、ただ摩耗して終わる」という思いに囚われたり、何も分からなくなって睡眠薬で意識レベルを下げ続けたりしていたけれど、何とかなった。もしかしたら、春になって気温が上がったことも関連しているのかもしれない。
無理やり気力を出すために、刃頭の「野良犬」、漢a.k.a.GAMIの「紫煙」、大森靖子の「SHINPIN」を聴いている。最近のだとZORNも聴いている。ヒップホップは生き伸ばすための音楽という感じがする。大森靖子は、聴いていてときどき泣いてしまうけど、どうしてなのか分からない。
あと、久しぶりに小説を書いている。まだ4000字程度の。いずれ賞に応募するとかそういうことを考えたこともあるけれど、たぶん数か月以内に出る同人誌に寄稿することになると思う。
読書について言えば、ここ最近読み終わった本はブコウスキーの『パルプ』と、オルダス・ハクスリーの『知覚の扉』。遠野遥の『破局』と『改良』も読んだ。意外によかったのが、高橋源一郎と柴田元幸の『小説の読み方、書き方、訳し方』という対談本で、高橋源一郎と柴田元幸のそれぞれの、海外小説30冊と日本の小説30冊がリスト化されて載っているので、(特に現代文学~ポストモダン文学)の小説を読むマップとしてはかなり参考になる。
日比野コレコの『ビューティフルからビューティフルへ』も、感想を書いたりしたのだけど、インターネット上に公開するタイミングを逃してしまい、メモ帳の海に沈んでいる。文藝賞受賞作で言えば、安堂ホセの『ジャクソンひとり』についても書きたいことがいくらかある。
その他、読んでいる本は以下の通り。
綿矢りさ『ひらいて』
若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』
高橋源一郎『君が代は千代に八千代に』
鈴木涼美『グレイスレス』
ブコウスキー『町でいちばんの美女』
バーセルミ『雪白姫』
安部公房『内なる辺境/都市への回帰』
安部公房『カンガルー・ノート』
バクシーシ山下『セックス障害者たち』
木村敏『分裂症と他者』
竹井俊哉『統合失調症』
ハンナ・アーレント『人間の条件』
ベルクソン『道徳と宗教の二源泉』
郡司ペギオ幸夫『いきものとなまものの哲学』
郡司ペギオ幸夫『天然知能』
近藤和敬『ドゥルーズのガタリの『哲学とは何か』を精読する』
松本卓也『創造と狂気の歴史 プラトンからドゥルーズまで』
竹村和子『フェミニズム』
チャールズ・テイラー"Politics of Recognition"
Gille Geleuze"Présentation de Sacher-Masoch : le froid et le cruel"
Gille deleuze"Différence et répétition"
他にもあるような気はするけれど、何も分からない。どう考えても、3、4冊に絞って読んだ方がいいのに、気がついたらこういうことになっている。人生自体もいつもそんな感じかもしれない。何もかもをやろうとして、何一つとして手につかない。
今、一時的に居住させてもらっているシェアハウスの住人が、自分が飲んでいる抗うつ薬のことを「ガイジ薬」と呼んでいて笑ってしまった。あと、ドイツ軍がフランスを攻めた際に覚醒剤を使用していたから眠ることなく進軍することができた、という話をされたときに、日本のヒロポン(メタンフェタミン)のことを紹介していたら、「ヒロポン」という名前が「ヒロヒト」から取られたと考えたらしくて、「ヒロヒトか?」と言っていた。
ここ一か月くらいの記憶がほとんどないけれど、雪が降って積もっていたあの日ばかりが眩しい。
自分自身の躁と鬱ということに関して言うと、鬱っぽいときは「すべてが終了した地点」みたいなところから、すべてをどうにもならない過去として眺めているような身体感覚があって、躁っぽいときには、「いまこの現在」だけがそこに存在しているというような時間の感覚があるような気がする。
飲むヨーグルトが腐らないように、冷蔵庫の中の飲むヨーグルトを飲む。
ヨーグルトが腐っているところを想像したくはないから。
最近は、不可思議wonderboysおよび相対性理論「バーモント・キス」で歌われる意味での「世界征服」をやめないことと、穂村弘の言う「非在のものへの憧れ」としての愛の希求と、アンドレ・ブルトンの「痙攣的なもの」としての美について、のその自分の中でのゆるやかな接続について考えながらずっと清掃のバイトをしている。浴槽を拭く、浴槽を拭く、ベッドについた誰かの経血は観念よりも具体的なものとして。夏の果てについて想像する。そして、バイトが終わった時にはすべて忘れている。忘れていることも忘れていく。
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銀河脱出の手順
tumblrの端から端までやってきた人へ公開する恥ずかしい記事です。
個人的に気に入っているツイートをまとめました。
こわいもの見たさを満たしてください。
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白ごまと黒ごまって光と闇みたいでかっこいい
宇宙に漬物持っていったらダメらしい(※宇宙サプライズのための嘘かもしれない)もし本当なら、地球が終わる時は漬物を食べておこう
始めちょろちょろ、パンパカパーン
こんにゃくゼリー戦わせる夢みた
バナナを食ぱんにはさむだけで、いつもよりバナナをジューシーに感じてしまう こんな簡単なことでいいのかという気持ちになる
ねこが人の手から水飲むやつをやりたがる コップを持っている間ねこは水をひとり占め、人間はねこをひとり占め
困ってしまってわんわんわわんの状況
住宅展示場にドンキーコングが来るらしい
今魔法で大根にされたら、すぐに染みて美味しくなっちゃうところだった
心が鰹節に支配された世界
おすすめタブ ねこ、犬、ねこ、犬、ねこ、犬、犬、ハムスター、ねこ、ねこ、こねこ、犬
でっけーダックワーズの上を散歩した ダックワーズ大好きだから夢みたいだった
ねこの毛はふわふわ飛んで宇宙にも届く
里芋のブッ転がし!!!
こっぺぱんアナグラム大会
クレヨンが人間だとしたら、全部のク〜レヨン〜♪って歌がもう…すごい…伏線回収…最終章突入…作者、ここまで考えてたんだ……
ねこにあっち向いてほいをすると、負けてくれる
脳みそに直接ミルクティをかけて温まりたい
フランボワーズとピスタチオの、気づいたら友達になってた感が好き
阿部寛のホームページ(ダークモード)
雨音のBGM聴いていると急にサビに入るんじゃないかと思って怯えてしまう
スーパースープスパ
春になるといろんな匂いがしてきて、それが記憶と結びついて娯楽になる
ねこに地の果てまで追われてた
しいたけのダシには簡単に感動させられる
小さい頃に芋掘りの芋を持ち帰って数日ぶりに見たら、ふさふさの白カビまみれになってた ふさふさの芋に襲われると思って怯えながら捨てた もう少しとっておいたら、友達になってた
久しぶりに長芋をすりおろした
大根くらい時間かかるのかと思ったらすぐに全てとろとろになり、さよならも言えなかった
盆提灯を飽きるほど浴びたい
ガチのおさんぽ ガチんぽ
かなりのおさんぽ力が、ためされる
もぐもぐマグロ牧場
ふわふわドームで暴れたい
おろしうどんって、びしゃびしゃの温かい雪食べてるみたい
みやざきはにゃお
あいうえお順が愛に溺れて順番めちゃくちゃになって順不同になるところ想像して笑った
ミニチュアチワワ ミニチュワワ
おでんの昆布は大好きだけど、煮込まれてない昆布は少し苦手なワガママボディであります
ねことSplatoonする夢みた
寝っ転がっておなかをみせたねこにスプラッシュボムを投げたけど、ねこのお尻が少し染まるのみだった
冷やし中華だけは逃さない
ねこの手相をじっくり見て調べたら、手相をじっくり見せてくれるタイプのねこですと書かれてた
ンションショファッションショー
悲鳴吸引機
GIFつくるとき、ひそかにテンションが高い
失敗するかどうかのわくわくが、新作ゲームプレイの喜びに似てる
サザエさんのOPで一家総出で迫ってくるときみたいなシュールさがあります。
強風で和柄の布団が吹っ飛んでてその景色が穏やかでとても良かった
自分がレディー・ガガだったら次のバックダンサーに選んでると思う
揺れる洗濯機のうえにプリンのせたら、効率よくぷるぷるできそう
めぐりズム
〜ハムスターの裏側の香り〜
ボスゲッソーのゲソ引き抜いたときのビチビチが、好き
レンチンしてかりそめの温かさを与える
肉球XにふまれたYの感情
・-・・・ - ・・・ ・- ---・-
快適空間 びろびろキッチン
ふんわりふ菓子 ふんがし
やめられないとまらない 塩分過多という現実
チョコイズムのパンイズムがコーヒーイズムとマッチイズムでグッドイズムだった
犬のおまわりさんでいうところの、わんわんわわんの状態
ドーナツ 穴を食べたい気持ちがいつまでも飢えを与える食べ物
みんなのために作られた、なだらかな長い長いスロープ
できたてができてた
おいっ 逃げろ たんぽぽの綿毛が 襲ってくるぞ
ねこがいると、生活音のなかに喜びを探しちゃう
ごはん……って暗くぼそっと呟いたら、ねこがニャー!!って走ってきた
今日みた夢 赤い蟹が肩回しストレッチをしていたら腕がバキッと取れてしまい、
食べやすくなってしまったのをどうすることもできず静かに見てた
気づいてしまったか?ピスタチオクリームが美味しいことに。
ピスタチオクリームのために人は平和を意識することに。
でっけー蒸しパンの上で激しく踊ってだんだん沈みゆくさまを、ご覧あれ!!!
本に申し訳ないけど、紫外線を浴びて青白くなってもじっと並びつづける本が性癖にくる
ひとつひとつ違う情報が詰まっていることも含めて
ねこは晴れた日に光をつかまえようとする
きなこねじりをねじらず作っても美味しいのか?作って味見した瞬間、いそいで濃い緑茶を用意した。
余ってしまった悲しいきな粉がはちみつたちと出会い、
鮮やかな青緑のお皿にのせられて、ひとつの時間を提供するエンターテイナーになった。
あけられたりおめられたりしてる
「たたかうマヌカハニー」というのど飴があるけど、口内にベヒーモス入れて戦わせればいいのか?
パンの試食小さく刻み過ぎて誰も味わかってなかったし、
焦げたことキャラメリゼって言ってみたら流行ってしまい海苔や黒豆までキャラメリゼ扱いを受けるし、
文化がにおいの再現もより正確にして、
今日は夜が来るかな来ないかなクイズもアプリ普及により失われた感じある(街が白と黒だと勘違いする理由)
雲い白、空い青
作画崩壊によって、生きた人間の本来みえたであろう一瞬の表情が補完されていく
見逃していた魅力を引き出すことができる
犬萩はご機嫌なわんちゃんだぞ
明らかに 笑うと健康 明らかに
脳みそ洗い
紙に犬萩かいてくしゃくしゃにしても、まだ犬萩犬萩してる たくさんの歪みは表情と呼ばれた
プルースト効果のなかで眠りたい
こっそり柴犬にはまるオーキド博士
体おもたいひとはトイレに勢いよく座ると便座割れるってきいて、
トイレに勢いよく座ることができるのは幸せなことなんだなと感じた
うんとこしょ どっこいしょ ひとりでカブが抜けてしまった場合
ハッピージャムジャムのジャムって何だろうと思って調べたら「無理やり詰め込む」とでてきて一瞬こわくなった
ポッポコーン(キャラメル味)ピッポコーン(キャラメル味)ポッピコーン(キャラメル味)ポッココーン(キャラメル味)ペップコーン(キャラメル味)
「カップアイスの底が見えたときの切なさが複雑な味わいを作っている」と底無しアイスは語る
スーパースープスパ
夜中、こっそり走りを楽しむ全国のハムスターの皆さん
バナナが黒くなってゆくさまを、そこでみているがいい
【心理テスト】あなたは誰のお尻を揉んでいますか?
ゲーム初見時のマップのはじっこがみえずどこまでも行けそうな感じが好き
カルピスのなかで小さな虫がしんでいて、それをなるほどなと眺めていたけど、
秋の味覚の梨を食べたらたっぷりの果汁に溺れかけて、なるほどなと思った。
ふわふわのぽち、人がくすぐったく感じる場所も気にせず歩く。すべての道がぽちに続くことを幸せだとおもっている。
ふわふわのぽち、大気圏に突入する。ねこでなくともねこまんまと呼ばれる現実に揺らいだが、それでもご飯の時間には帰りたかった。
ワクワクさんのダンス動画は、前半ワクワクさんの純粋なお茶目さを楽しめて、
後半は表情などがアイドルのようにはじけていくドラマがある。見るたび笑顔になる。
全体の動きも素晴らしく人種体型年齢等の魅力を踊りを通して知ることができる。
最後のカメラ目線に積み重なったプロ意識がみえるのも好き。
バウムクーヘンの穴に隠れようとする犬萩
かりんとう 笑顔 なぜ
おた前たはたもたう
したんたでたいたる
(ヒントは、たぬきだよ!)
ふわふわのぽち、移動する点Pになる。道に生えるたんぽぽやつくしをその都度確認するため算数はとても難しくなったが、誰も止めようとはしなかった。
生ハム生ハム生ハム
ハ クリームチーズ
ム 小麦胚芽クラッカー
生ハム生ハム生ハム
大切な記憶に癒されたい大人に高額で匂いを売るプルーストビジネス
ハムス今までは下に降りるのが好きだったがここ二日肩にのぼりたがる
上のほうに何かあるのかもしれん 手や腕のなかで眠るので
起きるまで待ってやろうみたいなホトトギス扱いしてる
あったかハウスの一時的な熱でほかほかになってるハムスは少し散歩すると生き物的にはかなりぬるい
あったか二階で寝て起きてやたら遊びたがるループ
ハムス手に乗りたがったが少し乗ったら疲れて小屋のなかで丸く眠った
のんきな生き物ふたつが変な距離感で穏やかに過ごしたかんじする
ハムスが表彰台で賞状もらう夢みた
換気でとりいれた春の風感じつつハムスが手に乗ってきたからウェイしてたら、
ふわふわ饅頭ボデーに手足格納してブン!!って体温あげた。
何か急に悟ったのかと思ったら月が欠けるみたいな可愛さで目を閉じて眠った。
組んだ足の上で春を堪能してらした。腹の音して睨まれたが手の丸みにそって二度寝した
凹みにふわを埋めるように寝てた
なんともいえん 急に思い出を作ってくる
んだす、オフコース!!
ポテトチップスを開けないで置いてたら今日もそこにいる事実が和みをもたらすようになった
昔びっくりドンキーがドンキーコングの店だと思い込んで怯えてた
遊びたくてたまらないハムス手から溢れる
ハムスが脂肪を蓄えはじめた 奴は冬と戦うつもりだ
しいたけのダシには簡単に感動させられる
絵描いてたらケーキにクリームのせてるときの気持ちになった
絶頂睡眠
お茶は冷めても飲みますから
踊る島ならマダガスカル
シチューオンライスのおじさんだんだんオンライスできない状況になっていってほしい
こんなこと言ったら奥の細道のギュウギュウな部分にいれられて両側から迫ってくる壁で一句詠むことになる
今日みた夢は、ハムスターが相棒なんだけどスーパーで丸出しだといけないからちょっと胸ポケットに入っててって言ったら、
やれやれ仕方ねぇなって言いながらポケットにおさまっていった
もう16000年くらいずっと同じ虫が鳴きつづけてるんだけどとうとうその虫がしんじゃって、
生き物たちはようやくその虫の存在に気づくと同時に耳がすごく寂しくなった。
その寂しさは尻の穴を埋めることで解消されることがわかってしまい――!?
追いオリーブに追われる犬萩
ハムス本日もふわとしておられる
体力ないからとりま寝ます(ハムスはこれから走ります)
ドーナツの穴を食べようとしてセクシーになってしまう淫魔
小松菜に塩ふって白米と食べたら美味しかった
メロスには喜び方がわからぬ とりま走った
ハムスが食べてる最中少し避けてもらう必要あって手でスッと押したら、
食べてるままスライド移動したのにまったく気にするようすがなかった
アンケートの結果、100%の自分がハンバーグを食べたいと答えました!
箱の中身はなんだろなの中身になることに興奮をおぼえてしまったひとは普段どうしてるんだ
まだ見ぬ中身を当てることに興奮する人とも、たったひとときしか幸せになれないのか
でもその人の鼻の形が忘れられないのか その人が新しいプリキュアなのか それとも恋のはじまりなのか
地震雷火事親父 ワンちゃんネコちゃん大集合
ただすごすぎてツイートにも絵にもできない、様々なマニアがウナル夢だった
果汁グミを両奥歯で噛むと何か少しいやらしいかんじがする
バカも休み休みイエーーイ!!!
遠くのひとが映る魔法の鏡ってきけばわくつくのに、テレビ電話ってきいた途端闇が世界を小籠包
ハムスと遊ぼうと思ったのに小屋帰っちゃったからなぁ遊ぼうよなぁ!ディヘヘ!とか言ったら顔確認したあとティッシュで出入り口塞がれた
ハムスのまえで見せつけるようにきゅうり食べたらハムスがハアアアアアアアア!!!!!
ってかんじで近づいてきてケージかじりだしてこれはもう言い逃れできない悪い行いだと感じた
ハムスが勢いよく床材掘りすぎて家中に床材が飛び散る夢みた
うぞうむぞうおぞうに
明日一時間限定で世界中のソイソースがソイソーイになる実験が行われる
明/太/子/う/ど/ん/美/味/し/い
がんもたべたいわーーーーーーーーーーーーーがんも!
バナナゴリラ大統領!!
掌の上でポールダンスしてる
世界各地の過去現在未来から行方不明者が集まる施設があって、記憶取り戻せば元の場所に戻れるらしい。
けど諦めて呆けて施設の一部みたいになってる人たちがいて、
そういう人たちに架空の話をきかせて架空の場所に連れていくっていう夢みた。
ハムスに豆腐あげたらなかなか満足げな表情をしてた
ハムスターまでの距離を求めよ
お砂糖…スパイス…犬萩の何もかも
たかしくんを求めなさい。
まんじゅうを胃のなかに隠したい
きなこねじりと緑茶いただいてるけどゆくゆくは白いかりんとうや南部せんべいにも手をだしたいと思ってる
この感動 あえて言うなら 最上川
はやくえさ食べたいのに頬袋からどんどんティッシュがでてきてもどかしいハムス 劇場版のドラえもんを再現
ホンワカパッパ サツバツマッマ
春のハムス甘いにおいする
茹でたてのとうもろこしの色気を参考に淫魔をセクシーにかこうとする
ハムス、小屋の外で己のふわふわを抱えながら寝てる
とんでもないものを盗んでいきました……あたたたこここです
闇夜の風になるハムス、あえて立ち止まることで形を保った
ハムスが1日1個食べるえさ、何ヵ月ぶんあるのか数えられる状態で透明な一袋におさまっている。
具体的に数えないことで成り立った。
((●)
- D
((
ハムスが鳥の餌をつまみながら小屋のなかに落ち着きを隠している
いろんな世界観に溶け込むそうめんたべたい
じゃんけんは絶対にチョキしかださないぞ!!みたいなひとにグーをださせることでグーの快感をおぼえてしまい、
ついにはパーの味まで…ああ…悔しい…じゃんけんが成り立っちゃう…!気持ちいい…
パーリーピーポーハームースーター
野生のカーニバルに抗いつづけた
ピパ、パアピンプパンペポピピンパペポ(ポッポポッポペポピピ!プポプピピ!)
パンパ、ポポペンパイポポピポポポポピピパンパプピパポパポ。ペポパンパパピパピ。
ポッポポッポ
めっちゃ面白い本読んだ!!!!!ねじを無限に巻かれたおもちゃがシンバルを鳴らし続けている!!!
何かが光ったようにみえて手を伸ばしたけど虚無を揉みしだいた
うどん^_>^
今日の早朝うわあぁ!!って言いながら飛び起きて二度寝してたらしい。
自分がインド人だったらそれが踊りの合図になっただろうに
ハムスターのにおいを嗅ぎまくるために小屋からティッシュをひとつまみいただいたんだけど
(なんやねんという顔をされて最終的にティッシュを奪い合った)、
これ吸ってるとすごい満足感あるけど絵面が取締り法違反
ゆったりとした生き物ふたつの穏やかな奪い合いの時間を想像していただきたい
毛が生えたバッグにハムスターをのせるとすごい勢いで掘る。本格的な肩の躍動をみることができる。
ハムスターの餌、彼のふかふかの寝床に宝物のように優しく置かれている。
間違いなくそのような扱いを受けている。
生涯をかけたアハ体験に挑戦中!!
ハムスがんばってる。未知を求めて小屋のなかを掘ってる
ごはん食べるまえにうまいうまい!!って言っちゃった ゾンビの自覚が持てた瞬間だった
ツナ缶をよく食べるので、このツイートを読むだけでもツナ缶の栄養がとれるかもしれませんね。
我々は白いかりんとうによって保証された存在です
朝露を求めに10月16日の彼が起動せんし何ダム(こいつ蠢くぞ♡)を立ち上げ��、
しずけさやアレに染み入る彼の声。内容は人肌の激励。
人類繁栄のブレックファーストは似合わない長い布の中静かに確実に胃をあたため恥じめる!!
串にささってだんご♪だんご♪(しにながら)
ハムスターふっくらとしてきた 季節感を全身で表現してる
ツイッターにとうとうおすすめユーザーはいませんって言われた…
そういう人は報告してくれたら犬萩ちゃんシールをプレゼントします
買った本が袋の中に入ってる状態世界を手に入れたみたいで好き
心のご飯がツヤツヤに炊けた
肺の中まで夏が来ない
地球買えるくらいお金持ちになったらメイドさん雇いたい(大小でいえば小)
ジャパニーズマンチカン、その短い手足で何を物語る
究極の日なたぼっこ
みんなもいっしょに、太陽あびあび阿鼻叫喚!!
シヴァが、ソヴァを、タヴェル
10年くらいしたらやっとサビに入る曲と百均のイヤホンはどっちが攻めですか?
みだらな行為ってきくとクラゲ型の宇宙人が手をうねうねして踊ってるところ想像しちゃう
うどんたべる、支配される、うどん生存本能、うどん増やしたい、うどんたべたい
うどんたべるときうどんにおもう我々はすでにうどんなのだと
胃の中に入れたい死骸デイリーランキング第一位サバ
ハムスターがごはんを食べる音 一期一会のリズム
奴らは毛繕いの手順を知っている
犬萩は妖怪の偉いやつだけどお昼ごはん食べるとこなぜか必ず盗撮されてて
その写真がまとめサイトや写真集にまとめられてるせいでかなりフレンドリーでポピュラーなイメージ
犬萩のお昼ごはん写真が差別をなくしていく
教科書にのる犬萩 落書きされる犬萩
ふわふわのぽち、人間のあぐらの中に宝物があると思い込み掘り返す
建物がなくなって地平線しか見えなくなっても、あぐらの中に宝物があると信じている
餌として売ってた冷凍食パンがやたらおいしそうに見えてたけど今なら再現できる。なぜしないのか
:^D
人工知能が物事全部やるようになったら人間は滅ぶなんて言われたら人々は限られた肢体で踊らずにはいられない
流しそうめんにすごい勢いで追いかけられる犬萩
他人がパイナップルって言ってるときのナッからプルまでの静寂と緊迫感
裏切って欲しい ナッのあと別の提案が待っていて欲しい
桃から生まれた桃太郎 では、金太郎はどこから生まれたでしょうか?
この不安は宇宙の塵なので簡単に操作することができる
想像してください…あなたの手の上には今…ハムスターが乗っています
そばの残り湯みたいなの飲むの好きだけど残り湯っていうと急に変態っぽい
おーーーーーーーーーーー!!!!!!ーーーーー
:< D イーソーノーグーン!!
宇宙がすごい。世界がやばい。
アカウント作ったとき人間を信用してなかったからこの名前なんだとおもう(かりそめの温かさでいいからレンチンしてほしいほど冷たい)
全国のアリ地獄を掘るぞという意気込みのハムスター
プラレールにも~~乗れーる!!
ほーらぽちおいで 白いふわふわのいぬだ
豆腐をみつめる犬萩合同
深さ30メートルにカラーボールをいっぱい詰めてカラフルな地獄で遊ぼう
うしろに引っ張るとすごい勢いですすむミニカーみたいにね…
海のパイナップル 水のカイナッツォ
落下する喜び 形状があまり変わらないまま、痛みもほどほどなまま落下し放題、
いつでもやめられる、いつでもまた落下できる 落下することで生きた年齢を実感しよう!
これがほんとの…落花生
いま恋に落ちる音がしたようだな
ありがたい臓器まみれでぎゅうぎゅうのなかなくてもいいと言われる盲腸、発狂しないほうがおかしい
むしろ太古の重要器官の名残だと思えばロマンだし
ジャパニーズマンチカン大海を知る
しかしその短い手足をなめるのみだった
思い出すために宝石×5を消費しますか?
あなたはハムスターのふわふわについて考えていたようです(ゲット済)
うおおお!!!うおおお!!たまねぎをむきすぎた幼少時代!!うおおお!!
ダブリューダブリューダブルーだわ
ドットペップルポイドドドジェーピーアットオッパイオッパイ
(小惑星並みの感想)
踊るたんぱく質
全部のク~レヨン~
ククク…奴はクレヨンの中でも最弱…
ダブルチクビパニクル刑事(デカ)、只今参上!
♪ふわふわだぞおれの犬萩 ふわふわだぞ 間違いない
上には上がいる だけどみんなふわふわだぞ
123でふわふわだぞ みんなも一緒に
ふわふわだぞ ふわふわだぞ ふわふわだぞ ふわふわだぞ……
ごん!!おまえだったのか!!いつも枕元でふわふわしていたのは
ごんのしっぽでハア…ンハア…ンハハハハア
極限まで宮殿のベッドだと思い込んで寝たら朝びっくりするやつみんなもやろう
うぐいすもそろそろ、一年分のホケキョをいったと満足げな顔をしているからな
ララクラッシュから感じる楽園の崩壊感は異常
効能。桜が散る。
みんな思ったはずだ。軽井沢の反対って重井沢じゃね~?とか…わびさびってわさびと関係あるのかなぁ…とか。
思ったはずだ。胸にしまわれたままそいつらはしぬ。(泣くポイント、作っておきました)
ほーらぽちおいで 白いふわふわの犬だ
忘れられた記憶を一気に思い出す恐怖兵器に打ち勝った子供と脳の電波のにぶさから助かったとぼけ兄さん
今日のやり取り…ウフフ~きいてみるものね~ウワハハァ~よかったです~~
(スローペース田舎田舎レボリューション。イツツ葉のクローバーが通貨になる勢いでのほほんとしている。現代の救い)
彩度低めの景色がやっとカラーになってブロッコリーもアオアオしてマヨネーズつけたらちゃんと美味しい世界にようこそ
(ここで10秒間、手の中で眠るハムスターを想像)
空の色がピンクの世界の人間と、空の色が灰色の世界の人間
ヴィヴァルディの名前の欲張り感好きだな
春ももはやつくしでまみれてて視認せずとも存在するたんぽぽでうきうきしてくるよね
ほーらぽちおいで 白いふわふわの犬だ
ゴーン。行ってしまった。(ガーンとgoneをかけている、鐘のように染み入るギャグだね)
頭のてっぺんからのどまで穴あけて上から熱いミルクティ流し込んでほしい
一寸の虫にもボブの魂
手押し電気ポットのお湯もう残りわずかなとこでぐーっとポット押すみたいな犬萩と手のうえで豆腐切る犬萩(細かすぎで伝わらない犬萩選手権)
雪のフミゴコチいいぜ(最新フミゴコチ情報)
はとがふっくらとしている
ニュースみると殺伐としてるけどテレビを消すと静かな朝
今日キューピーに8kgの野菜をとれって脅迫される夢みた
一次創作で供給を得る方法とは!?(⇒詳しくははがきにmotmotを描いて下記の住所へ)
デストロイ・イモニカイ
箱ティッシュ急になくなるのやめてほしい 「くるぞ…」とか「ざわ…」とかいってほしい
(3)ー(3)
>
▽
しまじろうの両親の色気
最古のお気に入りツイートは「しまじろうの両親の色気」でした。
0 notes
君。
「こら、他犬(ひと)のおしっこの臭いなんていつまでも嗅がないの」
道端のポールにくっつかんばかりに鼻を近づけくんくんする愛犬――ジェロに私は声を掛けた。
ジェロは理解しているどころか聞こえてすらいないかのように思う存分に臭いを嗅ぎ、確かめ、そこにおしっこをする。うちの犬はオスなので、マーキング意識が高い。が、犬を散歩させるときのマナーというものがあるので、私はその上から容赦なくペットボトルに汲んで持って来た水を掛け、彼のマーキングをなかったことにした。
「寒いから、早めに帰ろうね」
吐く息が白い。空気が澄んで、星がよく見える。といっても遠く東の方が副都心なので空は明るく、見えてもベテルギウスがいつもより明るく見える程度だ。この町はその点だけが、前の街に比べてつまらない。
ジェロは恐らく雑種だが、多分柴犬とか秋田犬が混じっているのだろう。むくむくもこもこの冬毛で、寒さなんてなのぼのもんじゃい、もっと歩こうよ、という顔で私を見上げている。
「そんな顔で見ても駄目だよ。風邪ひいちゃうもん」
寒さに極端に寒い私は、絆されそうになる自分を抑えてジェロのリードを引っ張る。それにつられて彼も歩き出し、散歩を再開した。
ジェロを拾ったのはちょうど一年くらい前の話だ。
家と仕事が無くて、さてどうしようかな、と考えあぐねながら公園のベンチに座っているとき、足元にまだ手のひらサイズの子犬だったジェロがじゃれついてきたのだ。周りを見たが飼い主らしき人はおらず、首輪もつけていなかった。……きっと、捨て犬だったのだろう。
お金はあったから、別に路頭に迷っているわけじゃなかった。仕事で悩んでいたわけじゃなかったし、衣食住にも困っていなかった。恋人も、いた。今までに何人かと付き合った経験があったが、その中でも格別に好きで、好きすぎて、どうしたらいいかわからなくなった私はある日突然、自分と自分自身を取り巻くすべてが怖くなって、逃げ出してきたのだ。
ずっとコンタクトをしていたのを黒縁の眼鏡に変えて、髪の毛も切ってとびきり明るく染めて、ぱっと見は他人に見えるような姿になって、私は今住んでいる町にトランクひとつでやって来た。親にはその前に行った旅先の辺鄙な村から「無事に生きているから探さないでください」と葉書を投函した。失踪願とか出されたら困るから。今でも一、二か月に一度は、同じようにして、どこか、今住んでいる場所とは全然違う場所から同じような葉書を出し続けている。
もともと家族間の人間関係も希薄で、友達も大していなかった私がひっそりと姿を消すのは思っていた以上に簡単だった。それは少し寂しさも伴ったけれど、それと同時に気楽で、私はすぐに新しい仕事を見つけて、ジェロと住める家も見つけて、今、こうして散歩をしている。
他者とある程度密に関わらずに、本当の一人ぽっちでいることは、私にとってとても楽で安心、心地よいものだった。
仕事は、たまたま近所にあったパン工場での勤務を選んだ。一日八時間、二交代制で延々とパンにウインナーを挟んだり、フルーツを乗っけたり、具(例えばツナマヨネーズとか、卵とか)を入れたり、そういう仕事。
衛生上、マスクをして、同僚と話をしちゃいけないという点も、私にとってとても良かった。
誰とも仲良くならず、けして嫌われず、ただひとりでいられることは私にとても合った生き方だったのだ。
新居の1Kマンションも、一人で暮らすにはちょうどいい広さで日当たりも良く、気に入っている。ジェロにはちょっと狭いけど、その分、お散歩に行ってあげればいい。
トランク一個の中身はあっという間に部屋の中に呑み込まれて、私はなんの障害も、困りごともなく新生活をスタートすることが出来た。
まあ、最初の内は数少ない友人たちの何人かから「今どこにいるの?」とか、「早く帰っておいでよ」というLINEが来ていたけど、すぐにアカウントを消した。そのまま、新しくは作っていない。新しく連絡先を交換する人なんていないから。恋人からは何度も電話や、似たようなLINEが来ていたけれど、私はそれさえも無視した。返事しそうな自分をなんとか抑えて、抑えて、見ないようにした。
ジェロはお利口さんだから、そういうときはいつも私の膝の上に乗って、私の顔を見上げる。「ほんとうにそれでいいの?」って顔をする。
まるで人間みたいなジェロがいたから、私はなんとかこうして上手いこと失踪して、今のところなんとかやっていけているのだと思う。
わん、とジェロが小さく鳴く。はいはい、と言って、私は角を右に曲がった。
道路を挟んだ反対側にある大きな家でも犬を飼っていて、ジェロは毎日、お散歩でここを通る時には挨拶代わりに一声、吠える。その家からは返事が返ってくるときもあるし来ないときもあって今日は返って来ないけど、きっとお家の奥の方でぬくぬくとあたたまっていて聞こえなかったんだろう。
冷たく冷え切った夜の空気を思い切り吸うと、肺の奥まで澄み渡る気がする。
こうして引っ越してくるまでは、こんな風に感じたことはなかった。ただ寒いから早く駅に着かないかな、とか、お布団から出たくないなあとか、そんなことばっかりで、目の前にある世界の色とか形、匂い、雰囲気なんてまるで目に入らなかった。新しい発見だ。人は自由になると、こんなにも敏感になって、感じやすくなって、それを味わうことが出来るようになるのだ。
ふと、置いてきぼりにしてきた恋人のことを思い出す。
彼と一緒にいる間も、別の色味で世界は輝いて見えてた。今とどっちがいいかを聞かれると困ってしまうけど、でも、あれはあれでかけがえのないものだった。
どうしてあんなに好きだったのに、私は手放すという選択肢を選んでしまったんだろう? たまに、そう考えて落ち込んでしまうこともあるけれど、この一年間で私の心はどんどん上向きに、光注ぐ方へ育つ植物の芽みたいに伸びていっているから、どれだけ後悔しても、寂しくても、私の決断は正しかったんだって、思うようにしている。そうじゃないと心が折れて、また、元の生活に戻ってしまいそうだったから。
私の恋人は既婚者だった。お互いに、全然そんなつもりもなかったのに、何故か結ばれてしまった。思いのほか二人は相性が色んな意味で良くて、八年もその関係は続いた。
でも彼に離婚するつもりはなかったし、私も別に離婚して私と結婚して欲しいと思ったことはなくて、倫理観とか、彼の家族の気持ちさえ考えなければ何の問題もなかったのだ。
人間は人間にこんなに愛情を抱けて、執着さえしてしまって、肩書でもなんでも上げてしまうことが出来るのか、ということが、私にはとても新鮮だった。これが恋なのなら、今までしてきたものは何だったん���ろうと首を捻って考えてしまうくらい私は彼が好きで、好きで、しようがなかった。
でも、何事にも必ず終わりというか、潮時は来る。それが一年前の私に訪れた状況で、私はそのまま、流されるようにして今いる街に流れ着いたんだろう。
家のそばには大きな川があって、遊歩道の整備中で大掛かりな工事をやっている。
「早く工事が終わるといいね。そしたらもっと楽しく散歩できるようになるかも」
ジェロに話しかけるが、彼は散歩に夢中で私の言葉なんて聞いてない。
なんだか、そういうのが今は無性に心地よかった。
誰にも声が届かなくて、誰の声も私に届かなくて、しんと静かな世界でうずくまっていられることが、何よりの癒しなんだと思う。
好き、という気持ちは尽きないけど……いや、尽きないからこそ、私は壊れてしまったんだろう。そう、私は壊れてしまったのだ。今は世界とジェロが癒してくれる。多分、もうすぐ私は大丈夫になって、また人恋しさを感じるようになって、新しい世界へ飛び込んでいけるようになるはずだ。
いくら楽で安心できるとしても、やっぱり心細くなる瞬間は訪れる。風邪で寝込んでるときとか、雨風が強くて窓ががたがた一晩中うるさくて眠れない夜とか。
いつも足元で眠っている��ェロの背中を撫でてそのあたたかさを確認すればすぐに気持ちが落ち着いて眠りに就けるけれど、もし、ジェロがいなかったら、私は一体どうなっていたんだろう。
「ねえ、ジェロ」
話しかけても返事はない。ただ真っ直ぐ、彼は自分の興味が赴くままに歩くだけだ。何も考えていないとは思わないが、その単純さ、迷いのなさが羨ましい。
「……月が綺麗だから歩いて帰ろう」
ふと、懐かしい曲が口をついて出た。
学生の頃に何度も何度も繰り返し聞いた曲。あの頃は、この曲みたいに純粋で真っ直ぐな恋をして、結婚して、子供を産んで……そんな未来を当たり前のように信じていた。
実際のところは不倫に疲れ果てて自分自身を取り巻く何もかもが嫌になり失踪したという、真逆の人生をたどっているわけだけれど、でも、それでもこの曲は変わりなく美しくて、なんとなく泣きたいような気持になる。
「……話の続きをしよう……」
うろ覚えの歌詞を唄いながら、私はジェロと歩いた。
こういう恋が、彼と出来たなら良かったな、生まれ変わったら出来たりするのかな、なんて、寝言みたいなことを思いながら。
そういえば月が綺麗ですね、って、夏目漱石がI LOVE YOU.を訳したときの言葉だったっけ。
私は本当に、彼のことが好きだったんだなあ。
好きになりすぎて、どうやって好きでいたらいいかわかんなくなっちゃって、ひとりで勝手に迷子になってしまった。
辛かったけど、今より寂しかったけど、でもやっぱり、あの頃に戻りたいなあと思うけど、それは無理だよって、私の心と体が言っている。
彼が私のことをどれだけ好きでいてくれたのかわからないけど……でもきっと、彼なりに私のことをうんと好きでいてくれて、大事にしてくれてたんだろう。今ならわかる、というか、今になってやっとわかった。
ひとりぼっちの澄んだ世界でよく目を凝らせば、色んな思い出が何のバイアスもかからずに思い出せて、その中の彼の仕草や言葉、ひとつひとつに愛情と優しさを見出すことが出来る。
ああ、うん、今この瞬間、彼の私への気持ちを信じられた、ただそれだけでも、こうして失踪して良かったと思える。
「でも何時かは 僕らの身体消えて
宇宙(そら)に溶けてゆく Love is gone
みえないチカラ感じあえたら
それはきっと 真実だろう……」
唄いながら、私はジェロと夜の道を往く。
さよならは言わないままでいる私を許してね。次に恋をしたとき、私はあっさりとあなたを忘れ去ってしまうかもしれないけれど……でもどうか、そのときまでは。
(タイトル・歌詞引用――FIELD OF VIEW /「 君。」より)
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