Tumgik
#前線で働いてくれている人々に感謝
beracha7 · 1 year
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また夜中に起きて、寝られないのですが、
最近、賛美が夢で出てきて、夜中に小さな声で録音をしております。(^^) 朝まで寝たら、忘れてしまうのでw
昨日はマラナタという曲でした😌⭐️
そして、今も朝の3時なのですが、
ケンタッキー州のアズベリー大学でリバイバルが起きていると、一般のニュースでも流れたそうです。普通のチャペル礼拝を行なっていた2月8日。聖霊様の働きが強くのぞみ、そこから今にいたるまでからノンストップのworshipとprayer. たくさんの学生や多くの方々、悔い改めの祈りがなされ、色んな場所。大学や、他の地域にも飛び火しているそう。
1970年にもアズベリー大学では、Revivalが起きたそうです!
なんか聞いたことある名前だなと思ったら。
同じ敷地内のアズベリー神学校は、
マーリンキャロザースさんが通われた学校✨✨
アメリカに3年ぶりに、ハリウッドチーム(映画を通してゴスペルを伝える宣教チームです😌) が出た2/8からアズベリーで素晴らしい神様のわざが現されていること。
とても感動します。
今、あまりニュースでは取り上げられていませんが、オハイオ州では電車の脱線事故の後、アメリカのチェルノブイリではないかと一部では言われるほど猛毒が流れて、1週間ほどたっているそうで、遠の川にいる魚やペットなども死んでいると。オハイオ州の川は500万人に影響があると言われています。そんな中、アメリカのために祈っている時に、
感謝と賛美のことを世界中に広めた、マーリンさんが通われていたアズベリー神学校の近く、アズベリー大学で、神様の働きが起こっていること。
どんな事が起きようとも、どんなマイナスな中にあろうとも、全てのことについて感謝する!
すごく語り掛けを受けました。
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最後にもう一つ^_^
最近なぜか、ステラおばさんクッキーを思い出しました。小学校、中学校と横浜にある学校に通っていて、いつも横浜駅のホームには、ステラおばさんのクッキーの良い香りが😍帰り道、食べたりしたらダメなのでw 毎回我慢しつつ、お金もあまりないし、いつも良いかおりにつられて、2回くらいは食べました😂美味しくて美味しくて!!
この前の浦和の奉仕の時に、何げなく浦和駅を調べていたら、ステラおばさんのクッキーがあることに気づき!笑
そして、知らなかったのですが、
ステラおばさんはペンシルベニア州にある、
アーミッシュの方で、聖書にそって、シンプルな生活をしておられ、幼稚園の先生だったそう!
ケーキやクッキーを作る時、一番大事なのはオーブンの温度でもなく、それを誰かのために作ろうと思う気持ちなんだよ。と言っていたステラおばさん✨
浦和に行く前日の夜。ベッドで、ルークにも、ステラおばさんのお話をしながら、「大事なのは、誰かのために作ろうっていう気持ちなんだって😆」といいながら、ルークは横でグーグー寝ていました。爆😂
そして、ステラステラ〜!と思っていたのですが、浦和に着いたらそれどころじゃない(当たり前。) 笑 沢山の方々がおられ、ゴスペルに聞き入っておられる✨😊
ステラのおばさんクッキーは🍪神様にささげますw とわけわからない祈りをして、
切り替えました。笑😂😂
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そして、6組出た、浦和のコンサートは祝福されました^_^
で、(前置きが長い)
今日、なぜかルークのお友達のお母さんが、はぁはぁいいながら追いかけてきてくれて、
ハッピーバレンタイン😍と言ってくれたものが、
なんと!!!
ステラおばさんのクッキー🍪セット😭✨
何これ。神様素晴らしすぎて。
今まで、ステラおばさんのクッキーは、もらった事がなくて。驚きでした。
サトピにも伝えたら、すごいね神様と!
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そしてルークもはじめて食べて、
これはどこで買えるのかと聞いてきました。笑
.
長くなりましたがw
神様の恵みに感謝します❤️😌
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kennak · 2 months
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新型コロナウイルス後遺症(罹患後症状)の患者の多くは、主な症状として運動機能の低下を訴える。心身に負荷をかけすぎた後は激しいだるさ(倦怠感)に襲われて、その繰り返しにより病状が悪化するおそれがある。「運動後(労作後)倦怠感」(PEM)として知られるこの症状は、「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群」(ME/CFS)の特徴的な症状でもある。  このほど、新型コロナ後遺症患者にみられる倦怠感に一つの説明を与える論文が2024年1月4日付けで学術誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に発表された。新型コロナ後遺症の患者の体内で、筋肉の損傷や、筋線維の構成の変化、エネルギー代謝の乱れなど、さまざまな変化が起きていることを示唆している。 薬になるはずの運動が毒に  研究に参加した患者は25人。平均年齢は41歳と若く、他に持病はないが、新型コロナ後遺症のPEMがあり、仕事や社会生活に支障をきたしている人々だ。  PEMを誘発するため、患者たちは心肺運動負荷試験を受け、疲れ切るまで運動した。研究チームは、試験の1週間前と翌日に患者の血液と筋肉を採取し、その結果を、年齢と性別の構成が同じで、軽度の新型コロナにかかったが完全に回復した21人の健康な参加者(対照群)と比較した。 「基本的に、慢性疾患の患者が運動するのは良いことです。運動は薬になるのです」とオランダ、アムステルダム自由大学の運動生理学者で、この論文の著者の一人であるロブ・ブスト氏は言う。「けれども運動後倦怠感のある新型コロナ後遺症患者は、運動により症状が悪化していました」 ギャラリー:炎症を抑える食べ物とは、病気の進行やがんの治療にも影響 写真6点(写真クリックでギャラリーページへ) ナッツ、オリーブ、新鮮な農作物、魚を含む典型的な地中海式の食事。(PHOTOGRAPH BY MASKOT, GETTY IMAGES)[画像のクリックで別ページへ] エネルギーをつくる能力が低下  新型コロナ後遺症の症状が、運動によって軽くなるどころか悪化してしまうのはなぜだろう?(参考記事:「コロナ後遺症の「倦怠感」、運動していい人とダメな人の違いとは」)  ブスト氏らは、健康な人とPEMのある新型コロナ後遺症患者では、エネルギーをつくる能力に差があることを発見した。一つは、患者における「酸化的リン酸化」の能力の低下だ。酸化的リン酸化とは、体がエネルギーとして使用するATP(アデノシン三リン酸)という分子をつくるプロセスのことをいう。もう一つは、患者が運動をすると、細胞内のエネルギー工場であるミトコンドリアの働きが急激に低下してしまうことだ。  ME/CFS患者を対象とした別の研究からも、同様の結果が得られている。この研究では、ME/CFS患者に24時間間隔で2回、疲れ切るまで心肺運動負荷試験を受けさせた。その結果、患者はエネルギーをつくる能力が低下していて、2日目は1日目よりもはるかに早い時点で、はるかに少ない運動量で疲れ切った。これに対して健康な参加者では、疲れ切るまでの運動量は両日ともほぼ同じだった。  新型コロナ後遺症患者でもME/CFS患者でも、運動後倦怠感のある人は、近所を散歩したり、シャワーを浴びたり、家事をしたりといった日常的な活動で、アスリートがマラソンの終盤で初めて経験するような限界に達してしまうのだ。(参考記事:「コロナ後遺症に抗うつ薬が効く? 腸の炎症と脳の関係を解明」)
コロナ後遺症の「だるさ」、筋肉にまで根深いダメージ、最新研究 | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト
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shiri1124 · 4 months
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障害者は必ずしも弱者ではない
去年の夏、二日間だけ知的障害、精神障害の方を対象としたデイサービスで働いたことがある。2日しか働かなかったのはそれ以上続けることはできないと判断したからだ。私は精神障害、知的障害のある人が怖い。これは幼少期からの感じていることである。理由はわからないけど何となく怖かった、彼等は突然叫び出すし、意味のわからない行動を取るからだろう。そんな私が何を血迷ったのか、昨年障害者デイサービスに看護師として就労することを決めた。理由はとっても簡単。家から通える距離で、運転免許が不要で、年間休日が多くて、給料が担保されているからだった。そんな好条件を聞きつけて来た私のウキウキした気持ちは1日で崩れ落ちることになる。自分の思うように相手が行動してくれなければ甲高い声で泣き叫び、そして手を出すおばさん。若いのに寝たきりで管を繋がれてる女。恐ろしいほど綿密に作られた機械から出る空気を吸って呼吸をしているおじさん。小学生ぐらいの知能、感性で生きているであろう同世代の男の人、そしてその男性に対し小学生の子供に取るような態度をとっている看護師。衛生観念の狂った環境。その全てが私には過度なストレスだった。極め付けはそこに通っている4.50代のおじさんに言われた「抜いて」だった。一瞬意味がわからなくて「え?」と聞き返すと「抜いて」と繰り返した。おじさんの目線はおじさんの股間に移動していた。意味がわからず固まっていると「もうええわ」と一言投げ捨てるように言われた。気味が悪かった。限界だった。同じ人間だとは到底思えなかった。その人はどうやら知的障害を持った方だったらしい。でも、知的障害の中では比較的軽度だったらしい。軽度ということは物事の分別ぐらいはつくはずだろう。単純作業などの簡単な内容の就労であればできるかもしれない。そんな働き盛りの年齢のおじさんがうら若き乙女にそんなことを言うなんて正気の沙汰じゃない。"障害者には優しくしなさい。 障害者なんだから優遇されて当然" 私が何となくこの言葉を嫌っていたのは、無意識のうちに違和感を覚えていたからかもしれない。
 もっと煮詰めた発言をしてしまうと、私は人間は動物としては失敗作だろうなと思っている。多くの動物は生き残り戦争に負けた種類、または個体は淘汰されていくのが常。そこに倫理は介入しない。負けたら終わり。勝ったら生き残れる。それが世の理だと思う。でも人間は違う。基本的人権、尊厳などなど、こんな言葉があるから私が生きているのは当たり前でしょ!!今は何の役に立てなくても私は生きているだけで価値があるの!!私のこと大事にしなさい!!ってみんなそう思い込んでしまう。そんな傲慢な態度を取ってしまう。(本当は生きてるだけでお荷物かもしれないのに)そんなことも考えず生きている。こんな尖りまくった言葉を認めてしまうと、障害者をお荷物だと言いたいのか!!!けしからん!!!なんてポリコレにイニシアチブを取られた今の世の中では総バッシング食らっちゃいそうだけど、そうじゃないのよ。今の環境に胡座をかかず、感謝を忘れず、慎ましやかに生きていこうね。って話なのよ。私の目には慎ましやかな生き方をしていない人が多く写ってしまっている。特に少数派の方々の中に多く。私は息の根が止まるその時まで慎ましやかに生きていきたい。大和撫子として。
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hachirow-duckfield · 4 months
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2023年 加茂野やや大きいのすべて。
みなさんい、サウナ、こんばんはー。
この1年、��は頑張りました。本気で。そんな想いを込めて、この一年の活動を網羅的に振り返っていこうと思います。
1/14(土)@高円寺HIGH
In Case vol.9
WRENCH、MOZU、computer fight
痛郎さんからお誘いいただいた。吉祥寺NEPOでの、たしかAKUTAGAWA FUNCLUBとのライブの際に声をかけていただいてからの縁で(違ったらすいません)、それからずっと目をかけてもらっている。本当にありがたい。WRENCH、MOZUという90年代オルタナの大先輩たちの共演を前に何かできることはないかと、チャレンジな取り組みとしてライブ用イヤホンをつけて練習や本番に挑んだりしたが、全然意味がない上に変なミスを招きかねないので辞めた。間近で見る菅野さんのドラムがとにかく強烈で、シンプルなフレーズでも音量やキレが自分とは比べ物にならないほど良かった。
2/19(日) @西荻窪FLAT
「毎日何にもすることなくて啓蒙している」
computer fight、the bercedes menz、din remoter、タオル
同時に、suburban bluesのフィジカルリリースも行った。ベルセデス、ディンリモは既知だったが、タオルのライブには度肝を抜かれた。最小限で、なのに必然性に溢れた音の群れ。俺は甚く胸を打たれ、後日の浜松TEHOM参加の際の動機にもなった。
4/22(土) @吉祥寺NEPO
MYFUNERAL INC. presents【TOKYO SWING special】
PANICSMILE、トリプルファイヤー、[O.A] computer fight
今思うと、ありえんくない?というイベントにOAで出演。いまだに後悔しているのは、次の日、職場のしょーもないイベントに参加するためにPANICSMILEの演奏をほとんど拝見できなかったこと。眼前で凄まじい演奏が行われている中、機材を背負ってライブハウスを出た時、自分は何になりたいんだと混乱した。そしてそんな混乱も、船の出航時間が近づくにつれて睡眠への不安に置き換わってしまうのが嫌だった。
この頃は、島での団体活動の長になり(そうしないと団体が無くなる危機だった)、さまざまな人間の要望を聞いては日夜ペンを走らせてイベントの企画などをしていた。もちろん業務外である。本当に辛かった。
そして、ずっと一緒に暮らしていたデグーのたわしが亡くなった。今でも思い出すだけで涙が出てくる。かわいいかわいい、世界一の相棒だった。最後は家族で看取ることができたが、本当はもっと長く一緒にいられたのに、俺のせいで早くいなくなってしまったのではないかと繰り返し自問して、火葬したお骨を持って家に帰る道中は、自分の不甲斐なさに怒りと切なさでいっぱいだった。島で楽しく暮らしているすべての人間が憎かった。
この件がきっかけで、俺は島での団体活動とは一線を引くことにした。たわしが最期にどう思っていたかは定かではないが、幸せに逝けたことを願う。
5/13(土)@静岡県浜松市TEHOM
「ROOMPARTY」
computer fight、やっほー、SUPERMOURNING、タオル
初の遠征ライブ。TEHOMはすごくソリッドな音のする箱で、我々の演奏と相性が良かったと思う。諦念くんはこのライブを「至っていた」と評していて、俺も今でも聴き直しては、当時の体制での内向性や情動、演奏力を再確認している。やっほーさんのライブがめちゃめちゃ面白くて、シンバルキックを3回やって3回失敗していた。楽曲のクオリティーが高くてしっかり聞けるライブだったことも最高だった。鈍行列車で岡山から浜松まで来たらしい。世の中は広いと思った。
5/14(日)@西荻窪FLAT
ハイパーパンチ自主企画ライブ「鋼の拳」@西荻窪FLAT
ハイパーパンチ、ヘクトーよるをまもる
 ハイパーパンチでも、自主企画を打った。このライブではとにかく対バン探しに苦労した。準備って大事。その中でも出演を快諾してもらったヘクトーには感謝している。我々の演奏としてはかなり荒削りではあったものの、楽曲の持つアイデアやユーモア、ポップセンスは披露できたんじゃないかと思う。
5/18(木)@恵比寿BATICA
RINGOOO A GO-GO
Haze / サトビ / Y's CAMP / ハイパーパンチ / HALLEY / PHOEBE
オーディションに出ましょう!ということで参加、特に思い入れはないけど、とにかくPHOEBEがめちゃくちゃ良かった。なんというか信念が見えるライブというか、背景が滲むライブというか。めっちゃいいねー!とダダンダンと話していたら、りんご音楽祭本戦にも出場していて、自分のように嬉しかった。
5/20(土) @調布Cross
mwmw、SleepInside、Uztama、computer fight、カルト3
5/21(日)@落合 soup
EXECUTE
Pot-pourri 、computer fight
島で所用があり、代役で田辺さんにお願いして出演してもらった。
俺はこの頃、バンド活動と、ペットの治療費にお金を注ぎ込んだ結果、貯金を使い果たして、家族に借金をするほどやばい状態だった。この日は島で用事があったというのもあるが。今現在は、借金も返済してなんとかなったが、当時はなかなかに苦しかった。
 この頃、本名くんと実験くんの脱退が決まった。訳あって俺は少し遅れて報告を受けたのだが(これは、本当にちゃんとした理由があって遅れて報告を受けた)、すごく動揺した。受験に落ちたときのような、取り返しのつかない取りこぼしがあったような気持ちになった。2人が辞めて、島で働いていて活動を制限している俺が残っていいのか?と一瞬考えたが、本当に一瞬だった。やめるとか考えられないなぁとぼんやり思うほど、ドラムは、バンドはとても楽しい。みんなおすすめだよ。
そして、畠山くんと喉笛くんが加入した。畠山くんはボーカルの公募に応募してくれて、その他応募してくれた皆様と同様に、諦念くんとスタジオに入って面接(?)がてらセッションを行い、その動画を共有してもらったのだが、佇まいというか、フロントマンとしての素質をあらあらと感じたのを覚えている。おまけにトランペットも吹けるときた。楽器こそ違うが、james chanceの文字が頭によぎった。ほぼ満場一致で畠山くんをお迎えすることになったこの数週間後、彼には住む家がなくなってしまうのだが、それはまた別のお話…。
喉笛くんは、実は俺が島に行ってしまう前にも一度諦念くん喉笛くん俺の3人で歌モノをやるバンドをしましょう!ということでスタジオに入ったことがある。その計画自体は頓挫してしまったのだが。その時にもボーカルを公募して、候補者6名に対して1曲ずつ渡せるようにと、喉笛くんが諦念くんのリフをもとに1日で6曲作ってきたのが印象的だった。喉笛くんのベースは、弾くと殴ると削るのちょうど中間を、ぎゅっと束ねて一本にしたような、途切れることなく押し寄せる現象のような音がする。そして諦念くんと同じくらいピッキングが早い。実験くんの時にストロークで弾いていた楽曲の一部は、喉笛くんのダウンストロークでまた違うテイストになったと思っている。
6/23(金) @秋葉原CLUB GOODMAN
【Fantastic Attack Types. 3】
bossston cruizing mania、LOOLOWNINGEN&THE FAR EAST IDIOTS、computer fight、THE WAMEKI、デーメーテール
新生computer fightの初ライブ。ボスクルのカシマさんとMYFUNERAL.INCのハヤセさんはcomputer fightをとてもよく評価してくれていてありがたい。このライブもメンバー交代前にお声がけ頂いたのだが、ライブまでの間にメンバーが変わってしまったものの、快く参加を受け入れてくれた。結成初期なので当然ではあるのだが、かなり演奏が粗かったのを覚えている。ただ、パフォーマンスという意味では今までのcomputer fightとは打って変わって、引き寄せるものからこちらから引き摺り込むようなテイストに変わった、転換を感じさせるライブだった。
7/23(日)@下北沢SHELTER
突然少年TOUR 秘宝2023
突然少年、computer fight、DJ: theodora katz
畠山くんの前身バンド(?)、pine shop時代からの縁で実現したライブ。未来.EPの発売ツアーの初日という、記念すべき場に呼んでもらった。決まった時は奮えたなぁ、俺は突然少年の火ヲ灯スという曲が大好きで、特に離島で暮らすことになって、船や飛行機で内地に戻り、これからライブだ!という時によく聴いていた。そんなバンドと対バンできるなんて、得難い幸福だ。
話は変わって、この夏は俺の住んでいる離島にはたくさんの友達や家族が来てくれた。しかし、なぜか悉く来訪の日程と俺のライブの日程が被ること被ること!突然少年のライブも、前日から親友の夫婦が島に遊びに来てくれていて、リハギリギリに会場に着く飛行機で内地に帰ったりした。これははっきりと原因があって、俺が友人や家族の皆皆様に「おいでよ!東京の離島!」と宣伝をかけたからである。来年は程々にしようと誓った。
8/27(日)@下北沢THREE
New LP "schedars" Release Party
schedars、SPOILMAN、computer fight
DJ:daizo、ueda、chun chun
こちらはschedarsのボーカル、sioさんからお誘いいただいた。schedarsとcomputer fightは音楽のルーツやフィーリングが重なる部分もあり、諦念くんからも「このライブは絶対出よう!」とグッと来られていた。先日のライブ同様、この日は大学の頃の親友たちを島に招いていたのだが、ライブに間に合わせるために彼らを島においての帰省となってしまい、流石に申し訳なかった。
 schedars、対バンしてみて改めて思ったけどすごいバンドだ。自由度をもってインダストリアルに奏でるギターベースドラムと枠内で狂うサックス、そしてフロントマンとして責任を全うするsioさんのボーカル(この表現で失礼はないか心配である)は、操り人形のように、バレリーナのように、歪んだ引力を持っていた、と思う。
9/9(日)@法政大学市ヶ谷キャンパス外濠校舎地下1階多目的室1
FREE FOR ALL
THE GUAYS、computer fight、5kai
 法政大学の企画団体、YADORANGのお誘いで実現したライブ。久しぶりの大学(というか法政大学は入るのすら初めて)はやや緊張した。そして同時に、大学でのライブは歓迎され招かれた上でアウェーで演奏するものであるということを知った。
9/15 EP「gushagushavinyl」リリース
 新体制での初音源リリースをした。録音は隙を見て行った。振り返ってみると、よく録音まで行けたよな〜と思う。6月にレコーディングした当時は「新体制を世に知らしめるために絶対必要!!」と意気込んでいた。ちなみにこのEPのうち2曲は実験くんが作曲し、ベースで参加している(NGUYHC、思わない)。このほかにも実験くんの作曲曲はいくつかあるが、どれかは秘密。
10/26(木)@下北沢CLUB QUE
“In Case vol.13”
MOZU、computer fight+山崎春美、SPOILMAN
 痛郎さんからのお誘いで実現したライブ。諦念くんから「山崎春美さんのバックで演奏しないかと言われている」と聞いた時、びっくりしたなぁ。バンド加入時に諦念くんから手渡されたガセネタの荒野は彼のバイブルであり、付き合いは浅いながらも彼の信念の一端に触れられたと思った。そんなわけで活動初期は「まあまあ、ビールでも飲んでエンジョイしなよ」の件にあやかって共演者がバコバコ飲酒してるのを指を咥えて眺めてみたり、バンド結成の同期を聞かれた時に「なりゆきで…」などと答えたりしていた。
 俺の頭の中の山崎春美は、過激で過剰、時には全てを時にはインタビュアーを問い詰めてしまうような人だった。スタジオでリハをした時に、扉を開けて山崎春美がスッと入ってきた時は、なんと言うか、抜き身の刃物を構えられたようなピリッとした気持ちになって、勝手に身構えてしまった。実際にお会いした春美さんは、想像より何倍も柔らかい物腰の方だった。…冷静に考えたら、俺の引用する山崎春美は30-40年も前の情報なわけで、今現在も全く同じなはずがない、先述の通り冷静に考えればわかることなのだが、それほどに当時の自分は浮かれていた。もちろん浮かれていたのは俺だけではない。リハーサルでも本番でも、諦念玲奈が今まで見たことのない笑顔でギターを弾いていて、こちらまで嬉しくなってしまった。
 ライブでは、父ちゃんのポーがきこえる、社会復帰(リハビリテーション)の2曲を披露した。コピー自体はガセネタの4曲全て行っていたが、ライブの尺の関係もあり全部はやらなかった。いつか披露できたらいいなーと思う。楽屋や終演後の打ち上げでは、ガセネタの荒野やTACOの話、書物でのみ見聞きした場所の話を本人の口から聞けると言う貴重な体験をした。そしてこの日、現メンバーに交代してから初めて、ライブでガッチリ演奏がハマった。よくパズルのピースがハマったなどと形容されるそれは、まだ途上の我々の中で何かが完成される感覚があったことを意味する。その完成がこの日であったことは、決して偶然ではないと思う。
10/28(土)@吉祥寺NEPO
ハイパーパンチ自主企画「PRO ACTION REPLAY」
ハイパーパンチ、カタカナ、プールと銃口、Mimi cries
 ハイパーパンチ2度目の自主企画。音楽のルーツを同じくする先輩バンドであるカタカナ、ダダンダンの盟友であるジンくんのプールと銃口、大学の先輩後輩で結成されたMimi criesをお呼びして行った。今後活動するにあたって、これまでサポートメンバーに入ってもらっていた農協(chatoe)とセキユウシくん(highty-tighty)から、新たにザッキーとけーさん(ex.the super charm)を招いての活動となった。
ザッキーは大学の後輩で、ベーシストでありメタラーである。俺はメタルに疎いが彼のベースと演奏に対するメンタリティが大好きで、大学の時は快速東京やガガガSPのコピーバンドをした。今年行われた大学軽音サークルでのOBライブでLAST ALLIANCEを披露していたのだが、そこで見せたパフォーマンスが良かったと言うのも、今回お誘いする動機となった。
けーさんは、先述した諦念喉笛やーさんポップスバンド計画に応募してくれた6人のうちの1人である。俺はその歌声に甚く感銘を受けて、何かバンドでお誘いできる場面があったら絶対呼ぼう!と決めていたので、すぐに声をかけた。けーさんがギター以外にどんな楽器をできるかなどは分かっていなかったのだが、歌が500000000点なのでそれ以外は練習すればいけるっしょ!という無責任なお誘いを、快く受けてくれてありがたい。
メンバー交代や新曲の披露と、練習期間も短い中ではあったが、個人的にはめちゃめちゃいいライブができたと思っているが、それは楽曲が素晴らしいと言うことに尽きる。あとは我々のパフォーマンスが良くなればなるほど、もっといいバンドになっちゃうよなぁ!?!?
11/11(土)@桜台POOL
"TOKYO SWIPE“
computer fight 、HAIZAI AUDIO 、HYPER GAL、PICNIC YOU 、Ruins alone、ZVIZMO 、高倉健、DJ :土屋光、SHOP:光るヒナ子
高倉健の企画に出演した。桜台POOLは工場の一部を打ち抜いたようなソリッドな作りで、客席とステージの境目の少ないフロアは、我々の演奏スタイルと合っていた。そして何よりお客さんの盛り上がりが凄まじくて、1バンド目の高倉健から最後の我々まで絶叫と振動、蕩揺が止まらなかった。ギターを弾きながら持ち上げられる諦念玲奈を観れるのはこれが最後だったかもしれない。他の出演者では、吉田達也さんの意味のわからないドラムと、HAIZAI AUDIOさんのパフォーマンスが素晴らしかった。特にHAIZAI AUDIOさんは、日本中のスクラップ置き場と持ち主不在のゲーム部屋を切り貼りして作ったパッチワークをブラウン管のテレビに繋いで、音声だけを無相応にデカいアンプと接続して出しているような、バリバリと響く音楽だった。
computer fight+山崎春美「社会復帰(リハビリテーション)、父ちゃんのポーが聞こえる」ライブ音源リリース
先日のライブを録音した音源を発売した。これはそれ以上でもそれ以下でもない。自分でも良く聞き直すが、1発撮りとは思えないすごいクオリティである、と自画自賛しておく。
12/10(日)@秋葉原CLUB GOODMAN
【Fantastic Attack Types. 6】
bossston cruizing mania、Anderson、H Mountains、左右、SPOILMAN、schedars、酩酊麻痺、computer fight、ギニョルズ、NA/DA
ボスクルのカシマさん、MYFUNERAL.INCのハヤセさんにお誘いいただいた企画。今回も島での業務都合と、ちょっと体調を崩していたこともあって田辺さんにサポートをお願いした。すごくいい対バンだったのでぜひ出たかったのだが…来年はこういう、いいライブをスカしてしまうことは避けるように、なんとか仕事を頑張っていきたいと。
12/24(日)@西荻窪FLAT
computer fight自主企画 終わりなき日常を生きろ
computer fight、TACO (山崎春美+森田潤)
一年の最後を飾る自主企画。1月のライブで(厳密にはもっと前からだが)痛郎さんと共演して山崎春美さんの話を聞き、その後メンバーの変遷を経て、新旧の縁から経験を重ね、10月には憧れの存在と共演することとなった我々が、最後にはTACOとの対バンが実現した。カルト3の疎過くんは「継続することの力を実感した」と呟いていた。ありがとう。
 TACOのライブの直前に、春美さんから自分をガムテープや器具で拘束するようにお願いされ、畠山くんがその役割を担っていた。特にその理由は語られなかった(し、わざわざ聞くのは野暮すぎる)が、パレスチナ問題への提起であることは間違いない。恥ずかしながら、10月の共演以降に改めてパレスチナ問題について本を読んだり、解説動画を見るなどして、改めて勉強し直して、この世の地獄があることを知った。ステージで政治について、世界情勢について、語ることの意味や価値を俺はあまり重く考えてこなかったが、春美さんと共演してからその考えは少しずつ改まっている。というか、今のこの景色は何を意味するのか?何を表したいのか?を、この一年で、手探りではあるが自分から考え調べるようになったと思う。それはバンドメンバー、特に諦念くんのおかげであり、共演者の皆様のおかげでもある。
 computer fightはこの日のライブで、今年演奏した16曲、新曲2曲の計18曲を披露した。尊敬する先駆者に対して、文字通り今出せる全てを出したつもりだ。45分近くに及ぶ演奏は体の全てを消耗し、past manの直前では腹筋が殴られたかのように痛んだし、終演後は腕は指先から肩の付け根まで全部筋肉痛になった。足の親指の付け根は擦り切れて、脛は夜中の船の中で攣ってしまいうまく寝付けなかった。本当に、いいライブをしたと思う。息をする間もなく、どこ見ればいいのかわからないほど脈打ち痙攣し全てがそこに存在するような素晴らしいライブだった。
俺にとって、演奏とは誠実さが全てで、誠実は後悔しない。準備してきたものを吐き出して、すっからかんになってまた一からやり直す。初めからずっと最後の1曲のように、終わり、終わり、終わりを繰り返す。粉砕機に太い伐採木を繰り返し押し込むように、分厚くつながりのある塊が、俺の演奏を経由して粉々に砕けていく感覚。この誠実を得るために、毎日はかくも苦しく、かくも卑怯で、かくも思い通りにいかなくても、耐え忍び疲弊して摩耗して圧潰されることを受け入れているのだ。それが俺はとても誇らしい。
そして、この日も業務都合でライブが終わった瞬間に船に飛び乗って島に帰るやーさんなのであった。打ち上げで春美さんの話をもっと聞きたかった。トホホ、あたしゃもうイキそうだよ。
以上が2023年の俺の全てだ。この一年、大切な家族を失ってすごく辛かったし、諦念くんとは少なからずギスギスとなった。島と東京を行き来する生活は心身ともにかなり消耗して、体調を崩したことも1度あった(1度で収まっているのがおかしいという説もある)。俺は苦しくなるたびに、andymoriの「愛してやまない音楽を」の一節を思い出す。
「本気になるなら 喧嘩もするし たまに嫌になることもあるだろう」
今年は1年間、バンドに本気だった。来年も引き続き島から本気でドラムを叩きにきます。computer fight、およびハイパーパンチを引き続きよろしくお願いします。
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ken1ymd · 2 years
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安倍晋三元総理へ追悼の辞 ー 菅義偉
7月の8日でした。
信じられない一報を耳にし、とにかく一命をとりとめてほしい。あなたにお目にかかりたい。同じ空間で同じ空気を共にしたい。その一心で現地に向かい、そしてあなたならではの温かなほほ笑みに、最後の一瞬、接することができました。
あの運命の日から、80日がたってしまいました。
あれからも朝は来て、日は暮れていきます。やかましかったセミはいつのまにか鳴りをひそめ、高い空には秋の雲がたなびくようになりました。
季節は歩みを進めます。あなたという人がいないのに、時は過ぎる。無情でも過ぎていくことに、私はいまだに許せないものを覚えます。
天はなぜ、よりにもよってこのような悲劇を現実にし、生命(いのち)を失ってはならない人から生命を召し上げてしまったのか。
口惜しくてなりません。悲しみと怒りを交互に感じながら、今日のこの日を迎えました。
しかし、安倍総理とお呼びしますが、ご覧になれますか。ここ武道館の周りには花をささげよう、国葬儀に立ちあおうと、たくさんの人が集まってくれています。
20代、30代の人たちが少なくないようです。明日を担う若者たちが大勢、あなたを慕い、あなたを見送りに来ています。
総理、あなたは今日よりも明日の方がよくなる日本を創りたい。若い人たちに希望を持たせたいという強い信念を持ち、毎日、毎日、国民に語りかけておられた。そして、日本よ、日本人よ、世界の真ん中で咲き誇れ。これがあなたの口癖でした。
次の時代を担う人々が未来を明るく思い描いて初めて経済も成長するのだと。いま、あなたを惜しむ若い人たちが、こんなにもたくさんいるということは、歩みをともにした者として、これ以上にうれしいことはありません。報われた思いであります。
平成12年、日本政府は北朝鮮にコメを送ろうとしておりました。私は当選まだ2回の議員でしたが、「草の根の国民に届くのならよいが、その保証がない限り、軍部を肥やすようなことはすべきでない」と言って、自民党総務会で大反対の意見をぶちましたところ、これが新聞に載りました。
すると、記事を見たあなたは「会いたい」と電話をかけてくれました。
「菅さんの言っていることは正しい。北朝鮮が拉致した日本人を取り戻すため、一緒に行動してくれればうれしい」と、そういうお話でした。
信念と迫力に満ちたあの時のあなたの言葉は、その後の私自身の政治活動の糧となりました。
そのまっすぐな目、信念を貫こうとする姿勢に打たれ、私は��感いたしました。この人こそはいつか総理になる人、ならねばならない人なのだと、確信をしたのであります。
私が生涯誇りとするのは、この確信において、一度として揺らがなかったことであります。総理、あなたは一度、持病が悪くなって、総理の座をしりぞきました。そのことを負い目に思って、二度目の自民党総裁選出馬をずいぶんと迷っておられました。
最後には2人で銀座の焼鳥屋に行き、私は一生懸命、あなたを口説きました。それが使命だと思ったからです。3時間後にはようやく、首をタテに振ってくれた。私はこのことを「菅義偉、生涯最大の達成」として、いつまでも誇らしく思うであろうと思います。
総理が官邸にいるときは欠かさず、一日に一度、気兼ねのない話をしました。今でも、ふと一人になると、そうした日々の様子がまざまざとと蘇ってまいります。
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉に入るのを、私はできれば時間をかけたほうがいいという立場でした。総理は「タイミングを失してはならない。やるなら早いほうがいい」という意見で、どちらが正しかったかは、もはや歴史が証明済みです。
一歩後退すると勢いを失う。前進してこそ活路が開けると思っていたのでしょう。総理、あなたの判断はいつも正しかった。
安倍総理。日本国はあなたという歴史上かけがえのないリーダーをいただいたからこそ、特定秘密保護法、一連の平和安全法制、改正組織犯罪処罰法など難しかった法案を、すべて成立をさせることができました。どの一つを欠いても、わが国の安全は確固たるものにはならない。あなたの信念、そして決意に、私たちはとこしえの感謝をささげるものであります。
国難を突破し、強い日本を創る。そして真の平和国家日本を希求し、日本をあらゆる分野で世界に貢献できる国にする。そんな覚悟と決断の毎日が続く中にあっても、総理、あなたは常に笑顔を絶やさなかった。いつもまわりの人たちに心を配り、優しさを降り注いだ。
総理大臣官邸で共に過ごし、あらゆる苦楽を共にした7年8カ月。私は本当に幸せでした。私だけではなく、すべてのスタッフたちがあの厳しい日々の中で、明るく生き生きと働いていたことを思い起こします。何度でも申し上げます。安倍総理、あなたはわが国、日本にとっての真のリーダーでした。
衆議院第1会館1212号室の、あなたの机には読みかけの本が1冊、ありました。岡義武著『山県有朋』です。
ここまで読んだという最後のページは、端を折ってありました。そしてそのページにはマーカーペンで、線を引いたところがありました。しるしをつけた箇所にあったのは、いみじくも山県有朋が長年の盟友、伊藤博文に先立たれ、故人をしのんで詠んだ歌でありました。
総理、今、この歌くらい、私自身の思いをよく詠んだ一首はありません。
「かたりあひて 尽しゝ人は 先立ちぬ 今より後の世をいかにせむ」
「かたりあひて 尽しゝ人は 先立ちぬ 今より後の世をいかにせむ」
深い悲しみと寂しさを覚えます。総理、本当にありがとうございました。どうか安らかに、お休みください。
令和4年9月27日 前内閣総理大臣 菅義偉
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ari0921 · 1 year
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和五年(2023)5月8日(月曜日)弐
    通巻第7741号
 岸田訪韓を評価すべきだが、韓国の外交転換こそ注目だろう
  日本は安禄山の蜂起を三年知らなかった。これが歴史の教訓である 
************************
孝謙、淳仁、称徳、光仁天皇の時代において、日本の最大級の外交的変化は、渤海国からの度重なる使者の来駕である。
 渤海は高麗に替わって建国された。いまの北朝鮮である。渤海使は敵対した新羅の沖合をさけるため船は日本海を縦断し、出羽から越後、能登から若狭へ漂着することが多く、太宰府へ逐一回航して丁寧にもてなし、膨大な土産を持たせた。
 競うように新羅からも使節が太宰府へ入り、最初、大和朝廷は朝貢と受け取って歓待した。文書や使節の態度から判断しても、明らかに朝貢だった。日本の宿敵の国がころりと態度を変えて来日するのだから裏にナニカアルに違いない。
 実態は朝貢を装い日本の防衛体制を観察し、また大和王朝の政治空気を把握することにあった。情報収集である。
 新羅は次第に図に乗って官位の低い大使を派遣するようになった。態度も横柄、傍若無人の無礼を極めるようになったため新羅使は太宰府で留め置かれ追い返された。
新羅の態度が横柄尊大になった背景には唐が乱れ、安禄山が叛乱をおこし、国土は荒廃し、新羅に対しての軍事的な脅威にはならなかったからだ。大和朝廷はこの情報を三年ほど知らなかった。ということは新羅使は安禄山の乱を知っていながら大和朝廷には意図的につたえず日本の反応を確かめに来た可能性がある。日本のこうした情報戦の失態はいまと変わらない。つまり韓国の対日外交激変は裏にナニカアルのだ。
 天智天皇の御代、白村江の闘いで唐の海軍に敗れ、2100名の百済高官が日本に亡命した。天智天皇は水城と防塁、城を構築し、防人を強化したばかりか、各地22ヶ所に築城 防衛力を拡充し、新羅の侵攻に備えた。
 ところが、新羅は逆に日本が攻めてくると防衛態勢を急ぎ、「ご機嫌取り」のため「朝貢」を装い屡々来日した。
 天平宝字二年九月十八日に渤海使の小野朝臣田守らが帰朝し、渤海大使の輔国大将軍・行木ら二十三名を随行した。日本海側に帰着したので越前に滞在し、疫病感染の有無を調べるためニケ月を過ごす。
 帰国十日後に小野田守に従五位上を授け、ほかの随行員六十六人にも位階を授けた。 同年十二月十日、すなわち帰国から七十日後に小野朝臣田守は安禄山の謀反を伝えた。安禄山の挙兵は755年のことだから、なんと三年間、大和朝廷は唐の政変を知らなかったのである。
 ▲安禄山の乱が日本政治にいかなる変化をもたらしたか
 小野田守は次のように上奏した。
 天平勝宝七年の十一月九日に御史太夫兼氾陽節度使の安禄山が蹶起し、自らを大燕聖武皇帝と名乗り、邸宅を潜龍宮と名付けた上、年号を聖武と改元した。安禄山は二十万の兵力を率いて忽ち洛陽を落とした。翌六月に玄宗皇帝は難を避けるために蜀の成都(現在の四川省)へ避難した。
渤海に援軍要請があり、騎兵四万をもって賊徒を平定されたしと懇請された。渤海からだと安禄山の後方を攪乱できる。しかし渤海王は派兵要請を疑い、派兵を見送った。途中から安禄山の反乱に加わったのが史思明だ。だから「安史の乱」とも言う。
 玄宗側の反撃準備が整い、ようやく官軍が乱を平定し、玄宗は長安に戻った。逃亡途中では随行した兵隊たちに不穏の空気が流れたため玄宗は愛妃楊貴妃の自裁を認めざるを得ず、長安に復帰しても嘗ての政治力は失われていた。側近は朝衡(阿部仲麻呂の中国名)だった。
 
 かく上奏した小野田守とて、まだ安禄山が部下に殺害されたという情報を知らなかった。渤海もその後の情報を隠匿したわけではなく長安に派遣した情報員が戻らず実情をつかんでいなかった。
 唐土の異変を知った大和朝廷は太宰府に勅して「安禄山は凶暴なる胡人(ソグド人だが、当時は「胡」と称した)、狡猾である。天命に背いた反乱は必ず失敗するが、寧ろ海東へ兵を進める華もしれず、この緊迫状況を太宰府はよく理解し、たとえ安禄山が来航せずとも防衛を怠るな」とした。
 怡土城築城を任された吉備真備は工事に力を入れ、また京では渤海使の歓待宴が続いた。淳仁天皇はかれらに位階をあたえ、藤原仲麻呂は自邸で宴を催し、賑やかにもてなしたうえ夥しい土産を持たせた。
 この時に大和朝廷を支配した空気は唐が衰弱し、渤海が北から協力して新羅を挟み撃ち出来ないか、今こそチャンスではないかということだった。これは当時権力の頂点にいた藤原仲麻呂の情勢認識に欠陥があったということである。 
 
 ▲むしろ韓国がなぜ外交舵取りを変えたかの背景に謎がある。
 北朝鮮内部で何かが起きている。あるいは静かに秘密裏に中国が北への態度をかえたことを韓国が気づいた。米国からも精度高い情報を得て、日本とは修好する時期だとの判断があった。また従来の反日路線は、北朝鮮が情報操作していた。
 さて岸田首相の訪韓である。
 5月7日、アフリカ四カ国歴訪を終えて帰国したばかりの岸田首相はソウルへ飛んだ。
 ソウルの大統領府で 尹錫悦(ユンソンニョル)大統領と会談し、「元徴用工(旧朝鮮半島出身労働者)」の訴訟問題など日韓両国の課題に向き合い、関係改善を加速させる方針で一致した。
首相は会談で元徴用工問題に関し、「厳しい環境の下で多数の方々が大変苦しい、悲しい思いをされたことに心が痛む思いだ」と述べた。
 日本がこれまでの態度を軟化させたのは財産請求権である。
 1965年の日韓請求権協定で「完全に解決済み」とされたが、つねに韓国が蒸し返してきた。
ところが尹政権となって提示してきた徴用工訴訟問題の解決策で突然活路が開けた。岸田首相は「おわび」「反省」は口にせず、尹大統領も謝罪を求めることはしなかった。
 外務省幹部は「大きな前進。文在寅(ムン・ジェイン)政権では実現しなかっただろう」とする。
韓国大統領は「共通の利益」のために歴史問題と切り離して協力を進めるべきだと言い切った。
(資料編に続く。10分後に配信します)
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elle-p · 11 months
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P3 Club Book Mitsuru Kirijo short story scan and transcription.
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桐条美鶴の暴走
桐条美鶴は悩んでいた。
どうやら、自分は普通の同年代の女子とは、少し違っているらしいのだ。
思えば、いままではシャドウとの戦いと、勉学に明け暮れる毎日だった。愛する父親のため役立つことなら、どんな苦労も厭わなかった。そしてそれは、ごく普通のことだと思っていた。ごく最近までは。
きっかけは、やはり修学旅行だろう。日ごろの学校での勉強と違い、たとえ数日のことであっても、学友たちと朝から晩まで寝食をともにすることで、ほんのちょっと、自覚せざるを得なかった。何というか、一般常識的に、自分は少しズレているのではないか、と。そういえば特別課外活動部の仲間も、生徒会のメンバーも、自分から距離を置いているのではと思えることが、しばしばあるような気がする。
つい先日も、真田明彦に「なあ、私は······普通とは違うのだろうか?」と率直に相談してみた。美鶴の質問を聞いた明彦は、いつもの爽やかな笑顔のままピクリとも動かなくなり、たっぷり1分ほど時間を置いた後に、個性というものがいかに大切か、ひとりひとり違う人間とはなんと素晴らしいことかといった内容で熱弁をふるい、歌を歌いながら立ち去った。曲目は『世界にひとつだけの花』。最後まで、美鶴と目を合わせようとしなかったのが、印象的だった。
これはやはり、遠回しに「問題あり」と言っているのだと、さすがに理解できた。
生徒たちの上に立つ生徒会長として、そして特別課外活動部を率いる責任者として、これではいけない!いまさら、一朝一夕で一般常識とやらを身につけることは不可能だろうが、せめて、せめて周囲の人々に慕われるような、そんな人間になろう!そう美鶴が発奮したのも、無理のないことだろう。そして、彼女の性格上、行動は迅速だった。---はた迷惑にも。
「か······会長っ?いま、何と言······」
「ど、どうかしたのか?い、いや······違うな······どうかしたの?ち、千尋ちゃん?」
「か、かいちょおぉぉぉつ!?」
生徒会室に、生徒会会計である伏見千尋の絶叫が響き渡った。美鶴の“慕われる人柄になろう作戦”が発動した翌日の放課後。彼女はさっそく、それを実行し、戦果を上げていた。
やっていることは大したことではない。まずは形からだけでもと、美鶴が知る限りでもっとも人当たりがいい少女---山岸風花の喋りと動きを真似しようと思った。それだけだ。
それが、予想以上の破壊力だったことは、誰にとっても不幸なことだった。美鶴はただ、千尋の「会長、この件はどう処理しましょう?」との質問に、こう返答しただけだったのだ。
「ち、千尋ちゃんは、どうしたらいいと思う?」
そして、にっこり。
柔らかい笑顔、のつもりだが、日ごろ使っていない表情筋を酷使したため、頬の端がピクピクしていることに本人は気づいていない。おかげで、それは笑顔というよりも、どう見ても何かを企んでいる顔にしか見えない。
それでも、悲鳴を上げて真っ白になった千尋を心から心配して、美鶴が優しく声をかける。
「大丈夫?千尋ちゃんっ?」
これがトドメとなった。
ぴきっ。千尋の中で何かが壊れる音がした。
「いやあああぁぁぁあ!ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!私が悪かったなら謝ります!お願い!許して!言いたいことがあったら死ぬほど責めてくださって構いませんからぁ!丸呑みにして生きたままじわじわ胃の中で溶かしていくみたいな生殺しはしないでぇ!ごーめーんーなーさーいー!!」
ありうべからざる異常な現象を目撃し、千尋の脆弱な精神は、簡単に灼き切れていた。恐怖に翻弄され、被害妄想で心は満たされ、ついには胎児のような丸い姿勢でうずくまって、ごめんなさい会長を差し置いて彼には手を出しません、とか訳のわからぬことを呟いている。
「��······お、おい、伏見?みんな?ど、どうしたんだ?何が起こった?」
千尋の狂態に、ようやく状況に気づいた美鶴が周囲を見回したときには、すでに生徒会室の中には、まともに口がきけるものはいなかった。
「そ、それは······申し訳ありませんでした······って言うのも変ですね。うふふ」
「いや。私が半端に山岸の真似などしたのが悪かったのだ。やはり、本物には敵わない」
生徒会室の惨事が、数台の救急車のサイレンをもって幕を引かれたあと、美鶴は廊下でたまたま出会った風花を連れ高等部校舎の屋上へとやってきていた。作戦失敗に少々へこみつつ、美鶴は無断で手本としたことへの侘びを風花に告げ、自分のミスの原因を率直に訊いてみる。
「やっぱり······口調や立ち居振る舞いって、その人だけのものですから······。無理をしてもどこかでボロが出るのは仕方ないです」
「しかし、それでは······皆に一歩引かれてしまうのだ。私の態度は、どうも硬すぎるらしい」
「だったら、話す内容かなあ······」
「内容?」
「少ししか······一緒にはいられませんでしたけど、荒垣先輩って話してみると面白い人だったんですよ。最初はちょっと怖くて近づきにくかったですけど、けっこう冗談とか言うし」
「冗談か。なるほど······」
美鶴の脳裏に、高等部に上がったばかりの頃の荒垣の面影が浮かぶ。確かにあの事件が起きるまでの荒垣は、どちらかというと陽気なタイプで、いまで言えば順平のようなパーソナリティの持ち主だった。
「そうか······納得いった!山岸、恩にきる!」
「え?あ······桐条先輩?どちらへ?」
「さっそく寮に帰って、草稿を練ってみる!明日��幸い、全校集会がある日だからな!」
そう言って、風花を取り残したまま、猛スピードで美鶴は立ち去った。それは、入浴中に「わかった!」と叫んで裸のまま往来へ飛び出したアルキメデスのような勢い。もちろん、美鶴は何にもわかっちゃいなかった。
翌日の朝、講堂には集会のため全校生徒が集まっていた。恒例の眠気を誘う校長訓示、学年主任教師からの諸注意のあと、「続いて、生徒会からのお知らせがあります。会長、どうぞ」とのアナウンスが、エコーを伴い講堂に響く。そして、いつものように堂々と背筋を伸ばした。桐条美鶴が壇上に姿を現わした。
カツカツと靴音を響かせ舞台中央に立った美鶴は、演台上のマイクの角度を軽く直し、視線を前に向けて講堂を隅々まで脾説する。それは正しく、王者の貫禄。昨日のようなイカレた様子は微塵も感じさせない、常と同じく凛々しい姿に、舞台袖に控える生徒会役員たちが胸をなでおろした、その瞬間。
「······おっはー☆」
······ざわつ。
軽く短いざわめきが広がる。一瞬、その場にいた全員が、自分が幻聴を聞いたと思ったに違いない。ただひとり、山岸風花だけが、昨日の不用意なアドバイスのことを思い出し、顔面蒼白にして固まっている。
ざわざわざわざわ。
徐々に増えるざわめきに、美鶴は焦っていた。おかしい。こんなはずではなかった。最初に軽いツカミで聴衆の緊張をほぐし、その後、小粋なジョークの連打で笑いの渦を我が物とするはずが······。そのために、わざわざ古書店で『アメリカンジョー 100選』やら『大人のフランス小話』やらを買い漁って研究したのに。やはり、美鶴が幼いころに 一世を風靡した朝の子供向け番組の名セリフとはいえ、ネタが古すぎたのだろうか?しかし、最近では滅多にテレビも見ない自分に思いつくネタは······あった!確か伊織が言っていた最近流行りの······。
「······お手上げ侍」
しーん。
今度こそ静寂が周囲を包み込む。生徒ひとりあたり、平均して5本ずつ白髪が増えていた。もはや働く者はいない。そして、しばしの言葉の真空状態を経て、「いやあぁぁぁぁぁ!!」と響き渡る千尋の絶叫。昨日のトラウマが、このタイミングで蘇ったようだ。ここが学校でなく職場だったら、PTSDで労災がおりるに違いない。
その日、月光館学園に緊急出動した救急車は、10台を越えたという······。
放課後、今度こそ真剣に、美鶴は落ち込みまくっていた。ほぼ徹夜で考えたスピーチが目も当てられない失敗に終わったことも原因だが、何より、アドバイスを活かせなかったことを風花に告げに行った際。
「別に構いませんけど、今度からは一般人の目の前でマハブフダイン (氷結ハイブースタにより威力1.5倍) は止めてくださいね、うふふ」
とか、ぐっさり言われたことが、相当に堪えていた。あれで、風花は意外と毒がある。ちなみに風花の目は、微塵も笑っていなかった。
そんなわけで、美鶴は意気消沈して寮への帰路をとぼとぼと歩いていた。と、そこに。
「あれ?やっほー、美鶴センパイ」
と、声がかけられる。それは、美鶴も良く知った、岳羽ゆかりの声であった。いつもならここで、「ああ、ゆかりも今帰りか?」などと、自然と会話が始まるのだが、連日の失敗で美鶴はすっかり調子を狂わせていた。思わず、美鶴の口を突いて出たのは。
「や、やっほぉー、ゆかり······」
言葉が美鶴らしくないなら、態度も美鶴らしくなく、ゆかりの反応を下から窺うような、おどおどした表情になっている。
「······」
「······」
「······きもっ」
ぐっさり。
容赦のないゆかりの言葉が、美鶴の胸に深く突き刺さる。そして---。
「う······ううっ」
「あ、あれ?美鶴センパイ?」
「······うえっ」
「え?ウソ?ちょ、ちょっと泣かないでくださいよ!ご、ごめんなさい、ごめんなさい。ちょっとした冗談ですから。あー、よしよし」
子供のように、美鶴は泣きじゃくっていた。
---夕刻。なかなか涙が止まらない美鶴を、ゆかりは長嶋神社の境内へと連れてきていた。小さジャングルジムや、その向こうの境内が、照り映える夕陽で橙色に染まってゆく。
「すまない······ゆかりにまで、愛想をつかされたかと思って、つい······」
「だーかーら!違いますって!だいたい、仲良くなかったら上級生相手に『きもっ』なんて言えるわけないじゃないですか?」
やや目の端は赤いものの、美鶴は何とか泣き止んで、今は少し落ち着いた様子だった。
「で、いったいどうしたんですか?今日のセンパイ、はっきり言ってヘンでしたよ?」
親しさゆえとはいえ遠慮のないゆかりの物言いに、美鶴はうぐっと言葉を詰まらせるが、それでも淡々と先日からのことを説明した。すべてを聞き終えたゆかりは、大きく溜め息をつくと、ばっさりと切り捨てるように言う。
「バッカじゃないですか?」
「ば、馬鹿とは何だ! これでも真剣に······」
「バカですよっ!」
そう言って美鶴の目を見つめるゆかりの表情は、なぜだか少し怒っているようだった。
「ゆ、ゆかり?」
「センパイ、ぜんぜんわかってない!」
怒っているようで、それでいて、少しだけ寂しさを含んだ顔。
「いいですか、一度しか言いませんよ?少なくとも寮の連中や生徒会の人たちは、誰も美鶴先輩を敬遠なんて、まして嫌ったりなんてしてません!見ててわからないんですか?」
「ゆかり······」
「風花が美鶴先輩に親身にアドバイスしたのはどうしてです?いつもと違う先輩にみんなが驚いたのは、いつもの先輩がいいと思ってるからでしょ?まったく、いつも自分ひとりで納得して突っ走るの、悪い癖ですよ?」
「私は······このままでいいのかな?」
「そのままの先輩で、いいんです!」
「······一般常識がなくても?」
「はなから期待してません!」
「······嫌われて、ないか?」
「みんな、先輩が好きなんです!」
どくん。
ゆかりの言葉に含まれた、ひとつのキーワードが、美鶴の胸を打つ。それは、自分でも気づいていなかった、もっとも欲しかった言葉。
「も、もう一度!」
「へ?」
しょんぼりと気力を失っていたはずの美鶴が、一転してすごい剣幕でゆかりに詰め寄る。
「いまのセリフ······」
「え?みんな······先輩が······好き?」
じ~ん。
そんな描き文字がバックに見えるように、美鶴は全身を震わせて感動していた。そして、 さらに顔を紅潮させつつ、ゆかりを問い詰める。
「ゆ、ゆかり······は······どうなんだ!?」
「わ、私っ!?私は······きですよ」
「聞こえない!」
「あー、もう!そんなことわざわざ口に出して言わなくても······。あ······」
言わなくてもわかるだろう、と言いかけて、ゆかりは美鶴の目を見てしまい、そして悟る。美鶴はもちろん言わずとも理解していた。だが、いま必要なのは、はっきりとしたゆかりの言葉なのだ。それを訴えかける、美鶴の必死な視線を受けて、ゆかりは苦笑しつつ言った。
「私も、美鶴先輩が好きですよ。······ほ、ほかの人と同じようにですけどね」
心からの言葉を美鶴に贈り、それでも妙な感じに誤解されないよう釘を刺すことも忘れない。
「さ、さて!そろそろ暗くなりますから、さっさと寮に帰りましょう!」
ゆかりが、軽く染まった頬の色を隠すように、ベンチから腰を上げて美鶴に背を向けた。そしてそれを追うように、美鶴も慌てて立ち上がる。
「お、おいゆかり!ちょっと待て、できればもう一度······その······」
ゆかり以上に頬を染めて、美鶴が先ほどの言葉を重ねてねだる。しかし、ゆかりは構わず先をずんずんと歩いてゆく。
「知りません。もう十分でしょ?」
「······ゆかりは、意外とケチなのだな······」
「ケチって何ですか!ケチって!」
「ケチじゃないか。先日だって······」
「あ、それ蒸し返します?先輩こそ······」
ぎゃあぎゃあと喚きつつ、薄明のなかを歩くふたり。その姿は、10年来の親友同士のもののよう。美鶴の小さい悩みは、いつの間にか春の雪のように融け去っていた。
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chisatomatsumoto · 2 years
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個展「或る庭」が終わりました。 ひとりで展示するのは今回で2回目だったけど、福岡では初でした。 昨年グループ展でお世話になったアルバスさんから、1Fのギャラリーが役目を終えるというお話を聞き、もしよかったら〜とお声がけいただいて最後の展示をさせてもらうことになったのです。 18歳からこっちに住んでいるので地元よりも知り合いの数は多いわけで、長崎での個展よりも知ってる人にたくさん見にきていただけた印象でした。
*Instagramに載せた感想はこちら
●〈庭〉というテーマのこと
最初は漠然と「自然的なものを表現したい」みたいなことを言ってたけど、最終的にわたしの庭を作れたらよし!というひとつの答えに辿り着きました。
個展しますよ〜と何人かの知人にコソコソ話してた時期に、わたしの作品に対する感想や「こういうの向いてそう」とかそういう���を聞いたのがきっかけで、制作プロセスを今までと変えてみようかなと思いました。決して悪い意味ではなくて、良い意味で。 だからといっていきなり陶芸作品を出したり絵画的なものを発表するのは抵抗があり、デザイナーとしての2回目の個展で何をすべきか考えた結果、「デザイナーの作った作品」から0.5歩でも良いから踏み出そうと目標を立てました。
最初は、地球や自然界のようなでっかい規模で考えていたけれど、わたしは育った環境的にも自然と触れ合う生活みたいなのを送ってきたわけではないので、それを表現するのは無理があるし違和感があるなと思ってやめました。 自分が生きる世界の狭さとか、地方という場所にこだわって働いてるところとか、自分がいる環境について考えてたら「わたしには家の庭くらいがお似合いだな」と、しっくりきたのです。 そんな小さい庭もひとつの世界であって、一生をかけてそれを大事に育てていきたいし、諦めとも取れるけどそれだけじゃない、ネガティブだけど前向きでポジティブな気持ちも込めてテーマを〈庭〉にしました。
テーマを考え始めた頃から「SNSでのうるさいざわざわ」と「自然界のうねり」みたいなイメージで「人間の行い/自然現象」のふたつがわたしの中でなんとなくリンクしていたので、この仮説を裏付けるような情報がどこかにないかなと調べてみました。 まとめるのが難しいのですが、「人間がやってるあれやこれも、社会をつくるのも自然現象と言える」みたいなことが書かれてるのを見つけて、ぼや〜っと考えてたことがスッキリしました(認識間違ってたらどうしよう)。
そして、ちょうどそのタイミングである方の写真展へ行った際に写真集の最後に書かれた作家さん自身の文章を読んだ時にも、近しいものを感じてちょっと安心したのを覚えています。 自分の中が整理されてくると、不思議と同じような考えを持ってる人を見つけやすくなるのかもしれません。 でも「同じように見えるけど厳密には違う」が正しいんだと思いますけども。
〈庭〉を見に来てくださった人たちと会話する中で、これに似た感じの「ちょうど自分が最近考えてたこととリンクする部分があった」といったニュアンスで感想を言われたのは嬉しかったです。 これも、重なる部分はあるけど厳密には違うのでしょうけど、そういった共感の加減のようなものがあるのは良いなと思いました。
●作品のこと
今回は敢えてキャプションで語ることもしなかったし会場で同じ説明を何度もしたので、ふわっと書きます。
まず、メイン作品である「内包する器」と称した黒地のグラフィック作品についてですが、「自分が人間という生き物であることを忘れてませんか?」と問いたかったというか。
なんとなく、やってる事は学生の頃の卒業制作あたりから根本的にあんまり変わってなくて、感情とか見えない何かを形にしようとするところや、特定のモチーフが無い何かしらの形を詰めていくのが好きなんだと思います。 伝えたいメッセージも動機もネガティブだけど、口でハッキリ言えないからこそこうやって作品にしたくなるのかもです。 見に来てくれた子から「それは気持ちがきつくなったりしないのか」といったことを聞かれたけれど、寧ろ形で表せたら発散できるというか。もちろん作ってる時う〜んてなるけども。 他の作品は、メッセージを伝えようとかじゃなくて「庭だからこんなのがあったらいいな」と思って作ったものたちです。 人間の感覚を持つ木という程で御神木を描いてみたり、松本だから四季で変化する松の木を描いてみようとか、どこかしらに人間と自然をミックスさせた要素を散りばめてみました。
コラージュに関しては上手くできるのか一番不安で、正直搬入日まで本当にこれで良いのかと不安でした。 作業に取り掛かるまでは「うまくできそうにない」という考えしか浮かんでこないのに、とりあえずハサミを動かしてみるとスイスイ進むというのが自分でも謎だったのですが… わたしは道具を変えると左右の持ち手も変わるのですが、ハサミを使うとこんなものが描ける(切れる)んだ!というのが新たにわかっておもしろかったです。
今回の作品はどれも意図的にアナログ作業を取り入れていて、自分の意図しない形に仕上がっていくことや、線がちょっとブレちゃったり、紙を貼り合わせる事でそこに微妙な奥行きが生まれることをワクワクヒヤヒヤしながら進めました。 最初に決めた目標に縛られすぎず、バラバラのテイストのものを展示したわりにバランスよく纏まったのではないかと自画自賛してます。
●余談
展示の準備を始める時期より前に、他の人から環境とデザインについて話された際に困惑し、何が言いたかったのかわからず、それ関連のことについて調べたりしてました(軽くですが)。 結論、今の立場を簡単に手放して(辞めて)一切無駄のない生活をしますとか無理なので、各々が自分の立場でやれる範囲のことをするしかないのでは?と思いました。 これは何にでも言えると思うのですが、それをやるべきだと思ったとしても、それなりにがんばって得た立場を捨てるという選択をするのは、わたしはちょっと…と思ってしまいました。 仕事だけで考えてしまうと簡単に状況を変えることができないかもしれないけれど、こういった個人活動の場合、日々疑問に思ってる事を伝える手段はいくらでもあるんじゃないかと。
今回告知ツールをチケットタイプにしたのも、前述した出来事がきっかけだったりします。 わたしは美術館や映画館、フェスで腕につけるアレなんかを保管しておく人なので、チケット型なら取っておきたくなるかもと思いました。会場でチケットの半券とおまけのシールを交換できる流れにすれば、来てくださった方とコミュニケーションが取れるし、来場者数カウントができるのも無駄がないなと。ばら撒き用のハガキとしての役割で終わらないものになったら良いなと思って、試しにやって���ました。 販売してたブックカバーに使用してる紙も、漂白の工程がない未晒クラフトだったり古紙50%配合のMagを使ってみたり、あとは会場に無駄なものを設置しないとか、終わったら絶対使い道ないじゃんとか、本当に必要なのかを自問自答しながら進めました。
こんな感じで作品云々とは違うところでも頭を悩ませましたが、「自分がやれる範囲で」を体現したかったのです。 環境とデザインについて、考えたり意識を変えるきっかけをくれたことには感謝しています。
というわけで、余談はこれくらいにして。 入り口付近に設置していた文章をここに残して締めようと思います。 ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました。 ….. 自然そのものへの漠然とした憧れや、古くから自然と密接な関係のある文化への興味はあるけれど、残念ながらわたしはそれを享受できるほどの器を持っていません。しかし、わたしたち人間が自然の中の一部の存在だとして、思考したり、生み出したり、壊すことも自然現象のひとつだと考えると、日常で目にする全ての光景も、山や海のように美しくはないけれど自然そのものだと言えるのかもしれません。地球規模の自然に焦点を当て、人間社会の自然、そこから更に一人一人が持つ自然について考えてみると、誰しもが自分の中に〈庭〉というひとつの世界を持ち、大事に何かを育てているイメージが湧きました。本展示では、今現在わたしが居る環境で考えていることや見えているもの、自然と人について自分なりに発見したことを、〈庭〉をつくることで表現しています。小さな〈庭〉ですが、ぜひゆっくりご覧ください。
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blue-aotan · 1 year
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ハロー(´ー∀ー`)2023.4.23
引越しも無事に終わり、片付けも一段落してきましたあおです。自分の生活を見直す、生活リズムの開拓だったり人生の変化としてはかなり大きなものになったと思います。
今も今からも手探りで自分に合った生活の流れみたいなものを見つけていくのだとは思いますが、一人暮らしに関しては2〜3年前くらいからずっと考えていました。
ただ漠然と「このままじゃいられない」「このままだとダメになる」と感じて決意したのですが、行動に移してからはあれよあれよと進んでいき。
様々な問題はありましたが、無事にアリスと一緒の引越しを終える事ができました。
何か人生を変えたかったのだと思います。
物価高の続く先の見えないこの世界で←
給料は一切上がらないこの世界で←
とにかく悩むよりもまずやってみる!精神で。
一歩を踏み出しました〜
一人暮らししたいなという思いと、一人になりたい…
という気持ちw
そして「生活を楽しむ」という思いがかなり強かったです。ずっと生活を楽しみたかったのです。
ようやく‼️叶ったなーーーと感じつつ、やる事山積みでも楽しいーーーってなったり。
1人きりで生活するのは初めてだし寂しさとか感じるのかなと不安になったりもありましたが、初日からそんな気持ちは微塵も感じませんでした🤣🤣🤣
もしかしたらこの先でじわじわ感じる事になるのかもしれないし、今はとにかく快適に過ごせてるので良しとします。(他の人の生活音が聞こえてくるので、人がいるという安心感があるのかもね
今は毎日ご飯と料理の事しか考えていません😂
自炊初心者が果たして節約の道を極める事ができるのか…!?楽しければ全て良し←
一人暮らしするってなって、職場への報告をした時はやっぱりババー達がやんややんや言ってきましたね←
「彼氏と同棲ーーーー!?」
「今更なんで一人暮らししようと思ったの?」
あなた達に関係あんのか?←
彼氏いない歴何年だと思ってるんだ!(知る訳があるかい
別に何歳でも一人暮らししたってよくない?
したいからする以外に何か理由があるのかい?
干渉詮索ババーは他に楽しみがないのかね。
自分磨きに時間費やしたらいかがでしょう?
他人のあれこれ気になって口出してる人は他人からもあれこれ言われてるってこと。
溜め息しかでません😇
彼氏と同棲とかそういう世界線があったとしたら自分から言いふらすわ。
「カレピとーーーぉ同棲することになってぇーーー」
(そういうキャラじゃねーだろ
彼氏とか結婚は来世の自分に頑張ってもらうので!
現世の目標は孤独死です!
(はい、ここ笑うとこですよー
とまあ、そんなことはどうでもよくてですね!
私の人生で2番目に大事な(1番はアリス姫)趣味活動の話ですよ!奥さん!
当たり前と言えば当たり前なのですが、家事洗濯諸々してたら日々の生活だけで自由時間があまりないということ。洗い物しながら映画とかドラマとか動画とか見るだけで平日が終わっちゃうってこと。
これってさ、子供を持つ主婦の方の生活サイクルとか考えたらめちゃくちゃ大変で自分の時間がない事へのストレスってすごいと思うのです。
それでさ、旦那は(田舎あるあるかもしれないけど)「働いて稼いでるから家の事、育児はしなくていい」みたいな勘違いしてる人が多いという話。
働くって当たり前の事だと私は思うのですよ。
だって働かないと生きていけないから。
そこに嫁と子供を養うってことが入ってくるのは、結婚をすると決めたのなら果たさなければならない責任があると思うのです。
(嫁はともかく子供だけでもね)
嫁単体でみたら労働力はあるから共働きという事もあるだろうし、嫁の全てを養わないといけないとは私は思いません。
(収入の差があるのは仕方ない
相手の人生を背負うという表現はちょっと言い過ぎだし重すぎる気がするけど、結婚は一生ものって考え方は人それぞれだと思う。
今はお互いの人生を大切にする為の離婚も昔ほど騒がれる事はなくなった気がするので…
ただお互い協力し合う、相手に合わせる努力をする、一方ばかりがしんどくならないように苦労を分け合うことがベストだと私は考えているけど現実はそう簡単ではないのでしょう。
働くのは疲れるしメンタルも疲弊するのはわかる。
でもその大変さと主婦業を比べて何の意味があるのだろうと思うのよ。「俺の方が頑張ってる、疲れてる、休日は好きにさせてほしい」
主婦業をなめてる旦那たちに言いたい。お前がやってみろと。
働きながら家のことも育児も全部してみろと。
家のこと・子供のことは女が担当とでも思っているのだろうか?
仕事は男、家事育児は女、それが公平とでも思っているのだろうか。
家族って何なんだろうと思うのよね。未婚の私が言うのもただの想像の幻想かもしれないけれど。
好き勝手したいのなら結婚するなと思ってしまうのよ。
で、何の話?←
働いているから偉い?いつも家族が清潔で快適な生活ができているのは家のことを頑張っている母親がいるからであって、それを当然と思っていることがまず間違いだと私は思います。
ということでかなり話が逸れたけど趣味活動の話ですよね←
ゲームほぼしていません。映画もかじる程度にしか観れていません。家事しながら見れる国内ドラマをU-NEXTで見るだけの毎日ですw
で、どうして配信活動ができないのか。
それはネットが開通していないから←
これが話すと本当に長い話になってしまうし、かなりのトラブルがあったのですよね。。。
まず遡ること入居日の数日前。ネット無料物件にも関わらず、ネット会社から22時頃にメールが突然やってきて「ネット開通が入居日に間に合わないので貸出Wi-Fiを送りたいので入居日を教えて欲しい」といった内容の連絡でした。
こんな時間にしかもそんな大事なことをメールで済まそうとするか普通?とイラっとしました。その時点でもうかなり印象が悪かったんだけども、私は開通はいつになるのか尋ねましたが返事はありませんでした。
普通さ、開通日がいつになるかが論点じゃない?そこには何も触れずに入居日を教えろだとか喧嘩売ってんのか?ってなったよね。しかも返事ないし!
そこで私はビキ💢ときていました。
そして入居日の前日21時にまたメールがきて「入居日にWi-Fiをお届けする予定が物流トラブルにより3日後発送見込みとなっております」とかふざけた内容で私はビキビキ💢💢ときました←
いやいや、発送日やなくて着日を教えんかい。そんで入居日明日やぞ?なめとんかいワレ←
そして挙げ句の果てに「開通日は未定となっております」
殴ったろか←
あまりにも酷い対応だったので、仲介の担当の人に全部相談して不満をぶちまけました。そして管理している会社に、ネット無料物件でネット使えない日があるのならその分家賃から引いてくれと言いました。
そしたらそういうことはしない、と。
いやいやおかしいよね?大体この管理している会社もネット会社が悪いのだからそっちに対応してもらえという態度だと仲介の人に教えてもらって(どいつもこいつもクソが)となりました。
結局管理会社の人が初日から貸出Wi-Fiを貸してくれてことなきを得たんだけど、それでもWi-Fiが弱すぎてめちゃくちゃ遅いのでストレスです(°田°)
度々のクルクル🌀youtubeもU-NEXTもクルクル🌀
調べものもアプリ開くのも何もかもが全て遅い。
そしてもうすぐ1ヶ月が経つというのにネット会社からは一切連絡がありません。
謝罪の連絡すらも無し。
まじクソ。
将来、個人的にネットの契約をすることがあってもこのNU○○光だけは絶対に選びません。非常識で誠意の微塵もないこんな最低な会社は初めてです。
こんな思いをする人がこの先少しでも減るように、私はこの経験を伝えたいです←
久々にこんなに怒り狂ったわ。
(割と結構色んな事で怒ってる気がする←
でもさー、私って結構こういう貧乏くじ引く体質だと自分では思っているんだけども仲介の担当の人が本当に良い人でね。
対人運悪いし大体泣き寝入りしてきた人生だったけど、この担当の人のお陰で少しだけ一矢報いることができたと思うんだよね。そこは本当に感謝しております。
色々クレーム入れたいお年頃だけど、今テレビよく「カスハラ問題」について取り上げられていて結局私もカスハラ案件にさせられて闇に葬られたり逆に訴訟なんてことになったら…と思うと本当に生きづらい時代になりつつあるなーと感じますよね。言いたいことも言えないこんな世の中なんですよね…
正義とは…
という訳で引き続き配信活動はストップしてしまいますが、何か動画とろうかなと思っております。動画なら何かできるかもしれません🙂
そんな感じで今日も生活をマイペースに楽しんでいます。
もうすぐGWがやってくる!それまでにはネット開通して欲しかったけど絶望的ですね←
せっかく配信たくさんしたかったのに残念です😢
今はもっと器用に生活が運ぶように修行を重ねたいと思いますw w
以上近況でした
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misttimes · 1 year
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2月17日のツイート
ポテトもちーズバーガー。テリヤキの甘さが効いてる。もちもちポテトにチーズとの相性も良い。が、だんだんネタ切れ気味に感じなくもない。 #ドムドム #ドムドムハンバーガー pic.twitter.com/0b9kM3rbwe
posted at 01:25:44
残酷だよな。今まで父が家族の誰にも話していなかった事を余命1年の間にかなり書き出してもらったから。それでも時間は足りなかった。
posted at 01:10:00
自分の父の場合は余命1ヶ月と宣告されたのを手術で余命1年に延ばしてその間に色々やれる事はやれたからその点では良かった部類なのだろう。余命1週間で危篤の一歩手前の頃には母と葬儀屋に相談にいったし。 note.com/thomyorko/n/nd…
posted at 01:06:50
「一人っ子で喪主をやったら超大変だった話「自宅で亡くなると警察がやってくる」」togetter.com/li/2081093 をお気に入りにしました。#Togetter
posted at 01:03:28
@alice_15c 失礼します。参考ですがトロプリ感謝祭の物販在庫は2日間計4回で公演ごとに別管理となっておりました。1日目のファミリー公演で完売していたグッズがプレミアム公演で買えたりしました。
posted at 00:58:17
N700系も2003年以前にひかりとこだまの途中駅で流していた4打音チャイム鳴らせるんだよな。JR西日本車の東海道区間限定ひかり乗車中に流れてびっくりした事がある。
posted at 00:36:02
正直、「AMBITIOUS JAPAN!」より旧のぞみチャイムの方が好きだったので、「会いにいこう」のチャイムが良アレンジだと良いな。
posted at 00:31:16
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RT @JRCentral_OFL: ◤新CM公開◢ 東海道新幹線はこれからも、 働く皆様の「会いにいく」を応援します。 「会いにいく、が今日を変えていく。」 主演:賀来賢人 楽曲「会いにいこう」 歌唱:UA/作曲:岩崎太整 ―― 2/19(日)21時の「サンデーSTATION」内で 一度切りの60秒CMを放映! 新CMは、「駅」から始まります。
posted at 00:29:37
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RT @tetsudo_shimbun: 東海道新幹線、車内チャイムを変更へ 書き下ろし楽曲「会いにいこう」 tetsudo-shimbun.com/headline/entry…
posted at 00:29:32
幸楽苑の恒例ロッテとのコラボ企画、チョコレートらーめんブラックとチョコレートらーめんホワイト。毎年あまり味が変わらない気がする。チョコ成分が薄いのでブラックは生姜ラーメンだし。紗々の食感も薄い。ビックリマンシールはピンクゼウスも普通に貰えた。 pic.twitter.com/Kuqm2dzREk
posted at 00:16:13
1行目は誤字かと思った🍖
posted at 00:09:32
はとつー
posted at 00:08:28
見かけた情報を元にダイソーにてA6の硬質カードケースを購入。確かにクリアフォトカードがぴったり入った。 #全プリキュア展 pic.twitter.com/U17YVE9fgP
posted at 00:04:34
from TOJHO(@misttimes) - Twilog https://ift.tt/clR4ikj via https://ift.tt/3tFzWv5
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kennak · 4 months
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連日の報道で、忘れたい記憶がどんどんよみがえってくる。劇団内部の人間ではないものの、その近くで数年携わり、生活も精神も壊した身として、心当たりが多すぎる。便乗ファンによる創作だと思ったら、どうか読んだら忘れてほしい。固有名詞や用語の意味が分からない人は、そのまま一生分からずにいてほしい。でも、どこかに、仲間がいると思うから。自分以外にも壊れた人がいるはずだから。まとまりもないほどの書きなぐりになるだろうけど、腹を決めた今、匿名で言わせてほしい。もう無視できないところまで来ていると、心当たりのある各位に気付いてほしい。該当劇団には、公���ファンクラブ以外にもジェンヌ個人の私設ファンクラブ(以下「会」と呼ぶ)があることは有名だと思う。いわゆる代表やお付きと呼ばれるマネージャー的責任者と、スタッフやお手伝いといわれる他数名の小間使いが組織を運営している。自分は新人公演にも出演し、何度か主演も演じた人気ジェンヌの会運営スタッフを数年担当した。明確な時期や個人名の明言は避けるが、当ジェンヌは現役在団中とだけ書き記しておく。毎朝晩の入出待ち立ち会いからお茶会などイベント企画・運営、チケットの取次配席およびグッズ作成など...会所属経験のあるファンなら思いつくであろう業務、全部に携わった。会員数百人に対し、片手以下のスタッフで。無給は当たり前、経費も持ち出し、24時間365日ジェンヌや関係者の呼び出しに応えながら平日フルタイム会社員。睡眠時間も金も体力も心の余裕も何もかもなくなった。倒れて運ばれ、スタッフを辞めた。業務をもう少し細かく説明すると、・入出立ち会いよく日比谷の劇場前で見るようなスクワットでジェンヌのお迎え・お見送り。あれをやる時に暴走するファンが出ないか見張ったり、一般人のクレームに頭を下げたりする。毎朝7時前後、早いときは6時前に毎朝集合場所で立ち合いをして会社へ出勤。ジェンヌから翌朝の入り時刻連絡が来るのは平均深夜1-2時。それを待ってファンクラブ会員へ見送り場所への集合時刻を配信、他ファンクラブ運営へ報告したりするので自分が寝られるの��3時を回るのもザラ。毎日5時前には起床、始発の電車に飛び乗り現着から動き回ってフルタイム勤務で夜にはまた出待ちに立ち会う日々。大体毎日何かしらの細かすぎる指導が上級生会から入り、寝不足により回らない頭で必死の謝罪文をしたためお送りしていた。しんどい。・イベント企画・運営お茶会や新人公演出待ち後のミニお礼グリーティング、季節や誕生日の入出イベントなどなどあらゆる企画・運営。ただ企画すればいいだけでなく、上級生会に逐一お伺いを立て、実施許可を得、内容も重箱の隅を最早ぶっ壊れるまでつつかれまくる。あらゆる方面の顔色を窺い、企画や台本が出来上がるまで気が遠くなるほどの時間と神経を要する。それでようやく実施まで漕ぎつけたと思ったらジェンヌ本人の機嫌ひとつで全部イチからやり直しになる。三徹で必死に準備を間に合わせたお茶会を、本人会場到着までのタクシー内で「やっぱ嫌」の一言でひっくり返されたときは殺意が芽生えた。しんどい。・チケット取次・配席ファンクラブ会員はジェンヌ個人の販売成績に結び付くよう、会からチケットを取り次ぐ。が、限られた座席数、入団年数が長い上級生に多くのチケットが劇団より宛がわれる、入団から5年くらいは1公演で2席しかチケットがないこともザラ。それでも会員はもちろん贔屓の舞台姿をたくさん見たい、当たり前だ、たくさん申し込んでくださる、だがしかし席がご用意できない。そんな限られたチケットと大量の申込データ(自会は全部エクセルに手打ち管理)を照らし合わせ、ファンクラブへの貢献度諸々を加味し、どのお席にどなたへお座りいただくか決める。こちらも最大限のチケット確保に奔走するものの、ご用意できなければ面と向かっての罵倒はまだ良し、掲示板に名指しで役立たずと晒される始末。データ捌いて配席悩んで胃を痛めているところにジェンヌ本人や関係者からも配席や取次内容に文句を言われ身内用にチケットを攫われていく。しんどい。・グッズ作成お茶会のお土産、総見のおまけ、お茶会で販売する小物や舞台写真、お礼状、グリーティングカード、挙げればキリがないほど準備物が多い。ジェンヌ本人にイラストや手書き文字の提供協力を頼みこむも多忙の一言で切り捨てられ、こちらでロゴなど用意すれば会員やジェンヌ本人からすらもダサいと文句を言われる。しかも当たり前だがこれらすべて事前の商品発注で毎度結構な金額が必要とされる、が、ジェンヌの家族が会運営の経費用口座を管理していて前借も楽ではない。結局毎回数万~場合によっては数十万円(お茶会会場費用など)も立て替える。そうじゃないと間に合わないほどすべてのスケジュールがカツカツなため。しかも公演終わりの経費精算まで数か月待ったりする、携わっていた最後の公演では大卒初任給くらいの経費が返ってこなかった。グッズの売り上げは全て会運営費としてジェンヌ家族が持っていくため、スタッフに一切の還元や儲けはない。公演期間中は飯が食えなかった。しんどい。・正直ここでしか言えないが人間関係が一番重労働ファンクラブ会員、つまりジェンヌを愛し会活動に貢献してくださっている方々は熱量も並のものではない。そこは覚悟してスタッフ就任を引き受けた。そのため会員から妬まれたり文句を言われたり、会の中での派閥争いや揉め事などは(楽ではなかったものの)捌くのもまあ堪えられた。しかし何故か同じ運営という立場で苦楽を共にしている他会運営陣やジェンヌ家族・関係者対応など、これが本当に一番きつかった。ジェンヌたちが厳しい上下級生文化に生きているというのは既報の通りだが、ほぼその文化がそのまま会運営にも持ち込まれる。朝は上級生会スタッフより早く出動・席および場所取り・雑用使いっ走り・全ての解散前には「ご指導」というクソ細かい姑のような小言...大劇場のチケット出し前には劇場内レストラン施設の一部(クリスタルルームでわかる人は仲間)を陣取り、謎の待機時間が発生する、もうこれが本当に耐えられなかった。上級生会代表の飲み物をお持ちし、その時通るルートや差し出し方全てに厳格なルールがあり、数時間も使いっ走りに待機するのに作業および会話禁止という苦行。2回公演の日ほど朝も早く夜が遅い、業務も溜まっていて限界なところにこの謎待機と小言で5-6時間は奪われる。それもこれもすべて「上級生会の様子を見て学び、自分たちが将来は組の会全体を取り仕切れるように指導する」という、どこかで聞いたことのある理論。劇団への、ジェンヌへの、下級生会への愛があれば全ては指導という建前のもと許される。代表は毎日きついいびりに泣いていた。本当に、本当に、しんどい。ジェンヌでもなく、会運営の委託契約を結んだわけでもない、ただの一般人がこのザマである。会に所属したことがある人は、多少なりこの空気感をわかっていただけると思う。あの、「私たちも御贔屓の一部」と見做されるような感じが。全ての言動の根底には愛があり、清く正しく美しいジェンヌ像やファンダムイメージを求められていた、それにそぐわないものはすべて闇に葬られていたあの感じが。会運営陣は、ジェンヌを、劇団を愛しているから。無給でいつ何時でも労力を捧げてくれる。常に最善最良の案を考え前向きに運用してくれる。寝る暇がなくてもそれだけ携われることが幸せ。妬み僻みも有難いご意見として真正面から受け止める。上級生会からの理不尽な指導も意味あるものとして理解・昇華する。仕事よりも私生活よりも会運営を何よりも最優先してくれる。どんな無茶ぶりや激務も手を取り乗り越え逞しくなってくれる。そんなことがあるわけないだろ。平日フルタイムで8時間の仕事に会運営10時間以上を兼業し、公演期間中は1日1時間眠れたら御の字。仕事のパフォーマンスはそれはそれは最悪だった。盆や正月の連休はもちろん全て会運営に求められ、ロクに身体を休めることも実家に帰省することも友人と会うこともかなわなかった。急いで来いと急な呼び出しがかかり、内容も知らされないが仕事を無理言って早退し駆けつけると「明日からの公演で必要なものを近所のドラッグストアで買ってきて」という内容だった。社会人数年目で貯蓄もさほどなかった頃に無給の会運営で全国を飛び回り、立て替えの嵐、慢性的な寝不足で眠気も止まらず、安価で血糖値の上がらないもやしやカット野菜しか食べられなかった。周りのすべての人から「早く辞めろ」と言われ続けたが、もはや洗脳のように愛や貢献という言葉に縛られ何も自分で判断できなくなっていた。死にたいという気持ちが募り、毎朝駅で線路に飛び込もうか悩み始めた頃、千秋楽の出待ち後に倒れ運ばれた。栄養失調だった、この現代社会で。入院で強制的に劇団や会と離れられなければ、いずれ自ら命を絶っていたと思う。亡くなった彼女の生活円グラフは、まさに会運営に携わっていた時の私のようだった。鬱も発症し精神的にも不安定になっていたことをやっと自覚し、ジェンヌ本人にスタッフを辞める旨申し出た。代表も鬱で会から去ったと聞き、LINEを送ったが既読がつくことはなかった。もう一度繰り返す。ジェンヌじゃない一般人にすらこれほどまでに異常な文化がまかり通っている。劇団内部はいかほどばかりか、想像するだけで息苦しくなる。携わっていたジェンヌ本人も、本当に寝る時間もないほど過酷な環境に身を置き、公演前夜の3時に稽古から帰るところも目撃したことがある。会運営に携わるようになってからは度々言葉を失うような「指導」の様子を伺うようになり、いつの間にか自分は一切観劇する気力が湧かなくなっていた。何が愛だ。何が清く正しく美しくだ。何も清くも正しくも美しくもない。ただのパワハラ過重労働異常上下関係いびりしごきいじめ。社会的な常識が一切通用しない、異常な文化が形成され受け継がれ、異を唱えるものは全て排除され隠ぺいされてきた、ただそれだけである。亡くなった彼女のおかれていた環境や報道の事実関係は知り得ないため、それに関しては軽率な発言はできないものの、でも、遂にこうなったかと思った。その手前でぎりぎり退団していった人を、何人も知っていたから。巨大企業やファンダムに抗う力を持ち合わせていないがため、ただ黙って去っていった人たちを見てきたから。自分も、声を上げられなかったひとりだから。彼女の死は、自分も無関係じゃないと、毎日罪悪感に涙が止まらないから。溢れ出る記憶も思いも止まらず、何が書きたいのか、どこまで書けそうか、もう分からなくなってしまった。このあたりで切り上げることにする。いつか追記や修正をするかもしれないし、しないかもしれない。もうこの編集画面に戻ってこないことが最良と分かりつつ。自分は今後二度と件の劇団に関わらないと決めているが、報道の行く末はしっかりと追おうと思う。もう誰もこんな目に遭わない未来を願って。同じ罪悪感を抱えることがないように。誰かに手を延ばし声を上げられるように。かけがえのないいのちを、薄っぺらい言葉で葬ることがないように。妹さんにはお世話になりました、心からのご冥福を祈ります。助けてあげられなくて、ごめんなさい。
ジェンヌの個人FC運営で鬱になった話
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mpwebmag-interview · 2 years
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日本で最も長い商店街として知られる、大阪の天神橋商店街。個人的にはフリーランスとして独立し、だんだんと仕事が軌道に乗り始めて、事務所を最初に構えたのがこの場所で、いい時代を過ごした思い出深い土地である。約2.6キロの長い商店街には約800店舗の商店があり、昔から続く個人商店も多く、古き良き大阪の商人の匂いを楽しむことができる。
そんな天神橋商店街に気になるレコード店・tototo RECORDSがある。コロナ禍真っ只中の2019年10月にオープンし、店主の個性を強烈に感じることができる品揃えで注目されている。GWを利用し、懐かしの天神商店街に足を向けて、店主の岡本ガンモ氏にtototo RECORDSのユニークなお店づくりについてなど話を伺ってきた。
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昭和の中古レコード屋を令和のおじさんがやったらどうなるか
ーまずはtototo RECORDSのオープンまでのお話を。
今年でちょうど50歳なんですけど、世代的に『宝島』とかバンドブーム直撃で。生まれが大阪の平野区で、エイリアンスポットっていうライブハウスがあって、そこに自転車で行ってたら、たまたまそこにパンクスの人がいたなとか。僕、元々、キングコング(大阪の老舗中古レコード店、一時は梅田、難波で数店舗を構えていた)で働いていたので、ジャッキーさん(大阪が世界に誇るマンゲル・スラッシュ・クラストコアバンド・FRAMTIDのギターであり、大阪難波にあるレコード店・REVENGE RECORDSのオーナー)などが先輩でいて、そこで繋がったり。でも、当時はグチャグチャな世代やったんですね。バンドブームだけでなくて、ブレイクダンスやサーフィンやったり、暴走族の真似事をする友達がいたりと、夜な夜な仲間と集まってはカセットテープに好きな音楽を録ったのを聴いたり、情報交換するって感じでした。
ーそうしてキングコングに勤め出すと?
元々、音源はCDで買っていて、22、23歳の時にキングコングに入って、そこでアナログに出会ってからその良さに気づいたんです。それで、CDを全部処分して、アナログを買い直しました。キングコングに入ったのは接客が好きだから。キングコングの前にレンタルビデオ屋さんでバイトしていて、お客さんや先輩がすげぇ面白くって。例えば先輩で、(アインシュテュルツェンデ・)ノイバウンテン(ドイツの実験的インダストリアルバンド)やスロッビング・グリッスル(イギリスのインダストリアルバンド)が好きなんだけど、ボウイも好きなんですよ。ボウイからノイバウンテンに辿り着くっていうのが面白くって。お客さんも、レンタルビデオ屋って音楽も聴けるしエロも借りれるから幅広くって。で、そんな中、音楽の仕事がしたいなって思った時に、ノリでキングコングのバイトの面接を受けたら受かって。でも、入った頃は音楽のことなんか全然知らなかったから、先輩にめちゃくちゃ怒られたりもして。当時のキングコングはジャンルごとに受け持ちはないんですよ。オールジャンルに対応しなきゃいけなくて、入ったら即店番でした。でも、買取の値付けも分からなくて、いきなりワールドミュージックの査定とか。当時はパソコンもない時代やったから、ナンボで値付けをしたらエエか分からへんし大変でした。すげぇ鍛えられましたね。この店を始める直前までキングコングに居続けてました。で、縮小で退職という流れになりました。古くから、長く置いてくれてとても感謝しています。一度自分が白紙になったとき、やっぱりレコードが好きという思いを再確認して、お店を始めました。
ーtototo RECORDSは品揃えや店構えがユニークだし、かなり貴重な店だと思いますよ!
一応、「こうしたいな」「ああしたいな」とかざっくりとしたヴィジョンがあって。まだそこには近づけてないですけど。やっぱり、商品集めが一番苦労します。ヴィジョンの一つが、中古レコード屋さんの良いところを残したくて、「昭和の中古レコード屋を、今の令和のおじさんがやったらどうなるか」っていうもので。場所を天満、天神橋商店街にしたのは雰囲気が良かったから。
ー天満を含め、天神橋周辺は昔から住まわれている人だけでなく、会社やお店も多いからお客さんも幅広いんじゃないですか?
そうなんです。自分が思っている以上に幅広く来てくれるんで、それはよかったなと思ってます。地元の人が売って、地元の人が買っていくっていう地産地消型。お店を始めるまでは、天満はたまに飲みにくるぐらいで土地勘がなかったんです。けど、お店を開けてみたら居心地の良い場所でした。あんまりガツガツしているところは嫌やったんで、微妙にゆるい感じが良くって。世代型というか、売りに来られる方も買いに来られる方も世代が固まっているんです。一番のメインが30歳後半から50歳前半ぐらい。だから、欲しいものと売りたいものが合致しているというか、扱っているのはオールジャンルなんですけど、パンクもニューウェイヴもその世代が欲しいものが入ってくる。だから、掘り出し物はいっぱいあります。でも、入ってきたものは自分では買わないって決めてるんです(笑)。若い人も来ますよ。最近のアナログブームもあって。あと、関西特有かもしれないですけど、和物DJをやるパンクの人とか。大阪は特殊なのか、そういうシーンができているのはすごく嬉しいです(笑)。通販はガッツリとはやっていなくて、(Instagramで)DMが届いた時に対応してますけど、まだホームページではレコードではなく別のものを売ってるので。レコードの販売は、できれば店をベースにしてやれたらいいかなと思っています。バンドの新譜もゆくゆくは考えているんですけど、今はまだそこまで考えられる余裕がなくて(笑)。今は中古で土台を作っていこうかなと。
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相場はあまり気にしていない
ーソフビやマンガとかレコード以外も良いものが並んでますね。
できる限り、持ってきてくれた物はなんでも査定はするつもりです。結構面白いものが入ってくるし、そういったものが売れていきますね。八百屋とか魚屋の感覚でやっているので、仕入れが安ければ安く出して、高い仕入れの時は申し訳ないけど相応の値段を付けています。相場がこの値段だからっていうのはあんまり気にしてなくて、この方が面白いかなって。藤子不二雄Aの複製原画が貼ってあるのは、全体的に丸っこい絵の漫画というか、トキワ荘関連が大好きで。(レジ側に置いてある)『まんが道』はできるだけ多くの人に読んで欲しくて、無料貸し出しをしています。
ー店名の「tototo」というのは?
友達から「自分の名前を入れたらええやん」って言われたんですけど、自分の名前だと、やりたいお店のイメージとちょっと違うなと思って。で、覚えやすくて、名前を聞いた人に「なんやろ?」って思われるようなのはないかなと。あと、ザ・ブルーハーツの「キスしてほしい」のフレーズ(「トゥートゥートゥー」というコーラス)から。商品も店名も含めて、好きなものに囲まれとったら最高! 今までキングコングで働いてきたのが約20年で、それをもう一回するって考えたら、自分の好きなものを置いて、お客様とそれを共有したいなって思っています。音楽のブームの周回が回ってきて、置いてあるものとのタイミングが合えばより良いですね。
ーお店で人気のあるジャンルはありますか? コミックソングやシティポップとかは一部店舗でプレミアが付いていたりしますが。
コミックソングはニーズが弱くなったけど、買う人に強烈な人が多いので死ぬまで買い続けていくんだろうなって。シティポップは値段の上がり方がかなわんので、なるべくそういう店じゃないよって雰囲気を出してます。シティポップ感を出さないように��笑)。とりあえず、ボウイとかレベッカが随時ある店を目指しています。ファンは一定数いるし、値段を上げずにずっと売り続けられたらいいかなと。最近、バンドブーム関係は入りにくいですね。最近は中古レコード屋のワゴンセールでも売ってないですもんね。ちょっとマイナーなバンドだったら見つけにくくなってますし。こないだもトレイシーが入ってきたんですけど、即完しましたから。レジ横に積んでいたらお客さんが「アッ!」って手に取って。他にもコンプレックスのファーストのアナログ盤を頑張って手に入れて、結構な値段を付けたんですけどすぐ売れましたね。でも、店に欲しいのでずっとアンテナは張ってます。これからはCDにも力を入れていこうと思っていて、今は溜めているんですけど、バンドブームの棚が完成したら結構イカツイものになると思いますよ! あと、まだ、外国からの観光客の方が来て盛り上がるというのを体験したことがないので、コロナが明けた後にそれを体験できないかと期待していて(笑)。
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tototo RECORDS https://tototorecords.business.site/
〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋1丁目18-14国際実業ビル3階 電話番号 0643973121 営業時間 12:00~20:00(定休日:毎週水曜日・第3木曜日) 谷町線・堺筋線「南森町駅」4-B出口から徒歩3分/JR東西線「大阪天満宮駅」7号出口から徒歩3分/JR環状線「天満駅」から徒歩15分
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manganjiiji · 1 year
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なみだもかわかして
久しぶりに日記を書いてから寝ようと思う。最近は夜更かししがちで、本当の就寝が3時になったりして、でも4〜6時間続けて寝られたりするので、結構いいなと思っている、雨戸を閉めている効果だと思う(睡眠薬代わりのクエチアピンは基本的に飲んでいない)。今日久しぶりに頭痛になって偏頭痛の薬を飲んだので手帳に記録しなくては、とページをひらいたら、まるまる2週間も体調記録が真っ白だった。ようはその期間うつ状態にもなっていないし大きな打撃も受けていないということで別にいいのだが、運動記録も兼ねているので、かなり運動をさぼっていることがわかる。食事量を減らすことはできてきたが、運動量はなかなか増やせていない。眠る時間が多くなっている。というのも、薬がなくても眠れることが可能になってきたので、寝れる時には寝ようという(目の前に食べ物があるなら食べておこう)精神が働いてしまって、積極的に寝ているからである。今までの不眠期間を考えれば、あと何年か眠り続けてもいいだろうとは思うが、現実的に寝てばかりいては話が進まないので、ほどほどにして体力作りもしなきゃな、と思う。せめてフォームローラーと腹筋その他くらいは継続しろよ、と思っているのだが、毎日体調がはっきりしない。できるときはがんがん動けるし運動もできるのだが、できないときは何も出来ない。まあでも完全に寝たきりというわけではないので、いいか。と思っている。縄跳びはまだ1回しかやっていない。リポビタンDを飲むとその2時間は元気になるのでその間に運動するようにしていたが、ここ数日はリポビタンDを飲んでもなかなか上がらない。今日は朝の薬を飲む時に間違えて夜の薬を飲んでしまい、限界量のイフェクサーを倍の量摂取してしまった。そのせいでもう、なんだか午後からぐらぐらして、吐き気も収まらず、緊張型頭痛も勃発した(これも偏頭痛薬を飲んだがあてが外れて緊張型頭痛のほうだった、EVEで治った)。それにつけてもいつももくりに来てくれる友人たちに感謝ばかり。私がぐったりして寝ていてもまだスペースにいてくれて、ホストとして今日は良くなかったと反省したが、みんなのあたたかな空気に救われた。私のもくりで出会っただけの縁の人達が集まっている場で、私が寝ていてもとりあえず空間を共有してくれているのはすごいことだと思った。といっても、私の友人はみな図抜けて素晴らしい人ばかりなので、私がいないくらいでは何もかも大丈夫なのだけれど、たぶん。私のもくりでのみの縁の友人が、今日たまたま二人、同じ誕生日だったので、前夜から歌ったりしてお祝いした(まさか今日のガンダムでハッピーバースデーが呪いソングになってしまうとは思わなかったが)。私はなにわ男子の「月火水木君曜日」という曲のメロディーを覚えることができた1日だった(今日の成果はむしろそれくらいしかない)。
午前中、GUで長袖のパジャマ(1450円)を買ってもらい、ニトリで毛布を見て、そのうち暖かい毛布を買ってもらえるかもしれないことになった。今は敷きパッドと毛布を掛け布団代わりにして(?)寝ているのだが、朝方は冷えるのでこれからはさらにもう1枚毛布を追加したいところ。1000円プラスすれば薄手の掛布団もあり、どちらにしようか迷う(梅子さんも迷っていたので決定は後日にした)。ニトリのNウォームというシリーズ、暖かさが3段階に分かれていて、やはり3段階め(極)が良さそうだった。毛布なら4900円くらいで、高いが、長くは使えると思うし結構暖かいと思う。重い毛布の見本とかが無いかなあと期待して行ったのだが、実店舗には重い毛布はどこにもなかった(田舎だからかも)。ともかく今日から長袖のパジャマで過ごすことができ、非常に快適で嬉しい。半袖短パンはさすがに先頃は体に悪いなと思っていた。29日に痔瘻の手術が決まっていて、5日間の入院があるので、そのためにもパジャマが必要だと判断してくれたようで梅子さんが買ってくれた。やった〜。早く働いてお金を稼ぎたいなあという思いと、純粋に働くことが好きなので早く働きたいなあと思っているのが並行して、今は2件選考待ちだが、あまり期待せず…とは思いつつもわくわくしている。キャミソールも随分穴が空いたりヘタレてきてしまっていたのでGUの700円台のやつを1枚買ってもらった。やや高いが、大切に?着ようと思う。夏はキャミを着なくてもいい時が多いが、冬はさすがに着る機会が多い。といっても肥満かつ暑がりなので、着ない時も結構ある。それでも汗を吸う下着はやはり着ておいた方がいいなと感じる。なんでこんな当たり前のことを書いているんだろう。毎日、「今更?」ということをいちいち感じているのでいちいち書いてしまいます。レノックスの魔道具の鍵が、ファウストが投獄されていた牢の鍵だということにも昨日気づきました。
ということで鍛冶屋のイベスト読みました。厄災がなかなか出てくれなくていつもより回収に時間がかかったが、蝶子さんの応援のもと、無事イベスト読了までこぎつけました。ありがとう蝶子さん。イーサンというキャラクタ、すごくいいじゃないか、と思いました。何も精算できていない(まだ蹴りをつけられていない)ファウストは何を思ったのだろうか…というところはあったけれども、それは今後のメインストーリーに期待ですね。フィガロがファウストのお師匠然としていたり、二人でレノックスを見守る上司ムーブがあったりして、そういうとこよかったです。シノやミチル、ネロも眩しかったな。こういう時やっぱりルチルの影が若干薄くなるよな、と思うけどこの人数を出すならまあ仕方ないか、誰もが末満健一じゃないし。ミチルがヒースクリフを抱えられると言ったところ、ヒースクリフがお姫様じゃん、と思ってとても良かった。貴族というか、ノーブル…なんというか高貴さというのはいいものだなと思った、今の日本社会にはないものだから憧れる。
ここ2日くらいでだいぶ轟爆を読みました、pixivで。原作を読む限り私は出勝しか感じられないのですが、こういう2人がもしこういう関係になったとしたら、というifのもと描かれる関係性としてすごく納得できる作品があり、こういうのいいな…となった。ただし原作を思い出すと結局出勝のことしか考えられなくなり、最終的に「かっちゃん……」と呟くだけのbotになってしまう。こんな状態なのにまだ原作は16巻です。最新刊まであと20冊もある。嘘だろ。ここから怒涛の後半戦が始まっていくんだなあと思っています。アニメも見たいけど今とにかく堀越先生の描くこの物語に夢中。アニメは流れはわかりやすいけど、感情はやっぱり漫画からの方が私は流れ込んできやすい。とくにかっちゃんの。そう、わかるよ、堀越先生、かっちゃんのことと、かっちゃんのことを思う時のデクを描いてる時、絶対ゾーン入ってるよ。心の乱され方が違うもんな。また今日もかっちゃんのことを色んな人に言ってしまった。正直なにわ男子のコンサートを見ているときでさえ(すごい良席でした)、あ、この歌、出勝じゃん…などと頭をよぎっていたので、世界の音楽全てが出勝に聞こえています。恋愛に限らず、そこに、人間と人間がいると思えるもの全部に投影している。はま��たての狂気です。フィガファウに関してもたぶん2年前はこうだったと思います。まずaikoから自カプに聞こえてくるんだよな。「自カプ」という言葉もなんなんだ、という感じだけど(推しカプ、のほうがまだ分かりやすい)、「腐女子」の言い換えが自分の中でまだ見つけられなていないなあと考えたりした。「男同士のセックスファンタジーを妄想したり読んだり書いたりすることが大好きな人間」ということでいいとは思うのだが、いかんせん長い。あと二次創作を嗜んでいる(公式のキャラを勝手に改変してストーリーを捏造して勝手に熱を上げている)というニュアンスも持たせるにはこれでは不十分だ。もちろん、もとの「腐女子」も、人によって思い入れは千差万別だと思うので、個々人が自分の存在を表すことばを考えればいいと思う。まあ、暫くはおたくとか同人女とかBL愛好者とかそういう色んな用語を自称してTPOに対応していけばいいのかな、と思っています。「腐女子」「腐」ということばは、男性同性愛者の方に不快感を与える(それがどのような意識や理解の経路をたどったとしても)ということで、それはまずいなと思い、数年前から使うのを控えています。BL好きの女オタクが勝手に不快感を覚える分にはどうでもいいのですが、関係の無い人に害を与えるのはだめだと思った。世の中にこれだけBLや「腐女子」という言葉がばらまかれてしまった現在、場外で傷つく人がでるというのなら控えざるを得ない。私の感覚としては、公式のキャラクターの性的指向その他を改竄してあまつさえ時にはポルノとしてえがく、ということに対して「腐」という感覚を持っていたので、そうなると「夢女子」というのも二次創作を嗜む以上は私にとっては「腐女子」の一形態という分類だった。夢という漢字も、腐ると同じくらいグロテスクだと私は思っていたから(このあたりは時代の当事者でないと持ちえない感覚だと思う)。また、公式でカップルとなっている組み合わせを扱う際も、さすがにポルノは「腐っている」という感覚だった。じゃあ公式のカップルの恋愛でも性描写がなければ「性的消費」にあたらないのか?と問われたら、それもまた、境界線の話になるのか、それとももっと別の話になるのか、よく考えなければわからない。ただ、公式の設定をはみ出さないように注意が配られている二次創作は、ファンアートとして「表の世界」に出るのは構わないだろうと思っていた。性的、というニュアンスが入ってくると、物事なんでも、俄然難しくなってくる。早く人間から性欲が失われて、人工的に子供が作れる時代になればいいのにな。こうして「性からの逃亡」というかたちでSFを好んでいるふしが私にはある。性の部分は人間の中にあるもっとも動物的な部分で、理屈が通用しないことが多いから、考えても「どうにもならない」の壁にぶち当たって、疲れて蹲ってしまうことが多いからだ。それでも私たちは肉体を持っており、なんらかの性的欲求を抱えたり抱えなかったりしており、その欲求を織り込んだ形でこの社会が制度化されている。人間が動物であるという事実は、なかなかまだ、無視することはできない大きな問題としてこれからも私の前に立ちはだかるだろう。めんどくさいな…。ともかくも私は男同士のセックスファンタジーポルノが好きであり、原作者の意に反する改変を施したキャラクター達に恋愛をさせ続けます。それを許している企業もあれば、許していない企業もある。これは表現の自由と、著作物そのものがもつ権利というものの衝突になってくるのだろうか。私は自分の書いたものでも、誰かに読まれた瞬間から、半分はその読者のものになると考えるたちなので(もっと言えば、私のものに限って言えば、全部が読者のものになる)、二次創作は別にいいんじゃないでしょうか、という立場だけれども、「自分の作品が二次創作されるのは絶対に嫌だ」と考える作者がいることもまた知っている。もちろん、自分そのもの(芸能人やアスリートなど公人)をポルノ消費されることが嫌だと考える人間がいることも。これに関しても私は生きている限り自分が誰かに性的に消費されることは仕方がないし、それに対し特になんとも思わないという立場だが、そうもいかない人も大勢いるだろう。性的な問題には、個々人の感覚の差異も大きく関係してくるので、話が無限大に難しくなる。
そんなことを書いていたら2時になってしまったので寝ます。明日こそ障害年金申請のための各所への連絡をするぞ。うう。がんばろう。
2022.11.6
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softmofuwata · 2 years
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TCU日本語訳 その2
TCU Japanese translation part 2.
I will post less than the last translation.
Hang in there Jade! He needs to be saved...😭
前回の翻訳と比べると少ないですが、投稿します。頑張れJade君!救われて〜!😭
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その言葉通り、Jadeは長くは留まらなかった。
数日後、彼は再びObsidianの城を抜け出し、Darkのところに戻って、彼の城の正門に到着することができた。
不思議なことに、今日はフランネルのボタンを留め、袖を下ろしている。それとも、顔に黒いアザがあるのが原因だろうか。いずれにせよ、彼は今そこにいる。彼はドアをノックし、誰かが出てくるのを待った。
すると、ドアが開いた。驚いたことに、ドアの向こうにはメイドが立っていた。
Jadeは、この城で実際に人が働いていることを忘れていたのだろう。彼女の様子をうかがえば、どちらかというと臆病でためらいがちな様子だった。
「ここで…何をなさっているのですか?」と彼女は尋ねた。
Jadeはまばたきをして、少し驚いたが、それでもまだ元気だった。
「Darkに会いに来たんだ」Jadeはそう言って、かかとから足の甲まで、前後に揺り動かした。
「Dark様?ええと、私は知らない、です…。彼はこうして会うことを認められています、が…」彼女は下を向き、かなり自信なさげだった。
「Jet様がとても…真剣にお考えになっていますので。」
Darkが突然彼女の背後から現れ、肩に手をかけて驚かせた。
「いや、いいんだ、彼を中に入れて。」と彼は言った。使用人は困惑して彼を見た。
Darkは唇をすぼめた。「Jetが大丈夫だって言っていたよ。」
Jadeは眉をひそめ、すぐにDarkが嘘をついていることを突き止めた。(JetはJadeを嫌っていた、認めるはずがない、と。)
彼は半傷の顔で、使用人にできる限り友好的な笑顔を見せた。_自分の顔が怪我で酷く見えないことを祈りつつも。それは恥ずかしいことだった。
とにかく、彼は使用人の横をすり抜けて中に入り、彼女とすれ違うときに小さく手を振った。
Darkは玄関ホールをちらちらと見やった。彼はJadeの手を取って、もう少し奥まった場所に引っ張った。そして、Jadeの顔をよく見るために立ち止まり、少し息をのんだ。
「何があったの?」
JadeはDarkに指摘されると、本能的に手を伸ばして自身のあざのある目に触れ、わずかに身震いした。
「事故だよ。家に帰ったとき、ちょっと調子に乗っちゃったんだ。もう大丈夫。」彼はそう言って、少し手を振ってごまかした。
「とにかく、ちょっとだけ会いたかったんだ。もう帰らないといけないから、長くはいられないけど、少しなら時間はあるから。」
「手当はしてもらった?医者や病院には行った?」Darkは彼に尋ねた。
「随分酷い怪我だよ。」
「あー、まあね。…Mercury_彼については話したよね?さっき手当てしてくれたんだ。一日前に腕が折れちゃってさ。」
彼はそう言ってから、苦笑いを浮かべた。Darkに話すべきことじゃなかったのかもしれない。
「��、医療に魔法を使うとかなりいい効果があるんだよ!」
Darkは瞬きをして、この話を理解しようとした。
「待って、それで…腕を折ったのは昨日でも、他の傷は新しく見えたよ。違法な格闘会か何かに入ってるの?」
Jadeは怪訝な顔をした。「違う!…ッ、ええと、その、違うんだ…。骨折とこの怪我は同時に起きて、一晩で傷がついたんだ。」
Jadeはいつものように淡々と話していたが、Darkはそれ以上に何かがおかしいと感じずにはいられなかった。
「あのさ…本当に大丈夫なの?」と彼は尋ねた。
「その怪我はちょっと…誰かがつけたものみたいな気がするんだ、何かから落ちたとかじゃなくて。」
Jadeは下唇を噛み、不安げに足から足へ動かしながら、何を言うべきか考えていた。
「その…事故だったんだけど、違うんだ。つまり…目をやられた、っていうのはわかると思うんだけど…」
彼は顔の大きな痣を指差した。「でも大丈夫。約束するよ」
「分かった、じゃあ誰を殴ればいい?」
「誰でもないんだよ!」Jadeはすぐに叫んだ。
「本当に、誰でもないんだ。言ったように、事故だよ。…昨日、ある人を怒らせてしまって、馬鹿げたことを言って殴られただけだから。」
Darkはしばらく黙っていたが、明らかに心配そうに頭を掻いた。
「僕は…半分冗談で、誰かが誤って君に肘鉄を食らわせたりしたと思っていたんだ。…けど、事故のようには聞こえなかったな。」
Jadeは歯を食いしばった。
「いや、その……僕の方で起きた事故だから。僕のせいなんだ、わかる?僕の、事故だよ」
Darkは数学者のように見えた。「だからといって、さ…?最初に暴力を振るったのは君じゃないでしょ?」と尋ねた。
「腕の骨折は同時に起こったと言ってたのに。ああもう…、大丈夫とはとても思えないよ」
「違う、聞いてよ。僕が相手を挑発したんだよ、Dark。いずれにせよ今は大丈夫だって誓うから」
彼の言葉は緊張して少し虚ろに聞こえ、いつもより少し痙攣しているように見えた。
「君は、それじゃ駄目って事?」Darkは不安げに言い、ゆっくりと首を横に振った。「君はいい人だよ、Jade」
「君が知っている限りはね。」Jadeはそう呟き、視線はDarkを避けるように横を向いていた。その顔には、罪悪感が刻み込まれていた。
「初めてじゃないんだ、こんな馬鹿な事をしたのは。」
「こんな暴力は許せない。許しちゃ駄目だよ、Jade」Darkが続けた。彼はなぜこれを追求するのかよくわからなかったが、胸の中で沸騰するような怒りを感じた。
「誰だって、時には喧嘩をするけど…、これはとてもやりすぎで、心配なんだ。特にこれが初めてじゃないなら、尚更に。」
Jadeは困惑した表情でDarkを見返した。「やりすぎ?どういう事?至って普通でしょ?」
Darkの口は開いたままで、両手をこめかみに持っていった。
「何…」彼は指を立てて、言葉を探した。
「普通?それが?」彼は何度か頭を振った。「んん……」
「え?」Jadeは繰り返した。
「そうだよ、これが普通なんだ。何…どうしたの、Dark?大丈夫だと言ったでしょ?本当だよ?」
「せめて、相手の方が悪いんだって言ってよ。」
「それがどうかした?」Jadeが言った。
「ね、彼は大丈夫だから。言ったとおりだよ。馬鹿なことをしたから叩かれた、それだけの簡単なことだよ?Dark、本当にどうしたの?」
Darkは心配そうに呻いた。
「ああ、どうしちゃったの…?」彼は呟いた。
「これは喧嘩じゃない。それは…それは、君が僕の知らないところで言ったことが原因で、君が殴られたんだ。心配するのは当然でしょ?
君の所の医者はすごく早く治せるって言ってたよね?それを悪用した奴がいるから、こんなことが続くんじゃないの?」Darkは心配になり、つい口走った。
「いいんだ、Dark、大丈夫。心配なのは分かるし、聞いて?感謝してるよ。本当にありがとう。ただ……この件に関しては、心配してもらう必要はないんだ。個人的な問題なんだから。」
「ああ、でももし死んだら?」Darkが思わず口を挟んだ。
Jadeは立ち止まった。「僕は……僕はしないと言うよ……」彼は非常に不快そうに言葉を切った。「でも……そういうことも全くないわけじゃないんだ」彼は呟くように言い終えた。「つまり、もし僕が馬鹿げたことをし続けたら……」
彼は彼の頭の後ろを擦った。「ごめん。無茶はしないようにする。」
Darkは立ち止まり、拳を開いたり閉じたりして、自分のペースを落とそうとした。
「僕は純粋に、これが君ではなく、たまたまルームメイトになったイカれた暴力的な奴のせいだと疑っているんだ」
「普通の人は怒った時、単に…怒鳴るか、何かするものだよ。でも骨を折ったりはしない」
「Obsidianは狂人じゃない!」Jadeはその考え方に非常に腹を立て、怒った。
「彼は僕の友達だよ、Dark。」
「……じゃあ、そのObsidianが。」とDarkは答えた。
「Jade。友達なら自分の意志で何度も骨を折ったりしないと思うんだ。」
「だから、骨を折ったのは彼じゃないとはっきり言ったつもりなんだけど、勘違いしてるみたいだね、Dark?」
Jadeは腕を組んで睨んだ。「そんなことじゃないんだ。僕の話、聞いてた?」
「Jade、君はまだ”そんな事じゃない”という事を明確にする材料を一つも出していないんだよ。」Darkは、緊張が今以上に高まるのを感じながら、彼に言った。
「君が大丈夫と言ったところで、それを信じることはできないよ。君が言った事、明らかに矛盾している。明らかに違うんだよ。
それは、”誰かが自宅に泥棒に入った”と言って、ドアを開けたままにしておいたから大丈夫だって言うようなものなんだ。君が言ったのは何かを言ったということだけで、それが何であったかはまだ言っていないんだから。」
Jadeは再び視線をそらした。「僕は……言いたくないんだ、いいかい?ごめんね。それは本当に個人的なものだし、本当に恥ずかしいし、僕はたくさん失敗したんだ、だから、さ?」
彼は腕を自分の周りに巻きつけ、袖を強く握った。…今にも泣き出しそうな顔をして。
Darkは気を張り、緊張してJadeに向かって手を差し伸べた。
「ごめん」と彼は言った。
「僕はただ…こんなことは二度と起きて欲しくない。そして自分を責めて欲しくないんだよ」と言った。
Jadeはうめきながら両手で顔を押さえた。
「それがね」と彼はくぐもった声で言った。
「また起きるのを止められるかどうかわからないけど、それでもやっぱり、僕のせいなんだ……。コントロールできないし、情けないよ…」
「君は…君にとって、そこから抜け出すのは良いことだと思う?」
Jadeは顔を上げ、手から目をのぞかせた。目は赤く、涙を浮かべていた。
「無理だ」と彼は言い、両手を横に倒した。
「それに、僕は……誰も傷つかないなんて約束できない。僕のせいで……。」
Darkは目をそらし、しばらく時間をおいてから、はっきりと言った。
「Obsidianは、全てが君のせいってと言っているの?」彼は尋ねた。
「僕は__彼のせいじゃないよ。」とJadeは言った。
「それは……複雑なんだ、Dark」彼は立ち止まった。
「僕が言ったこと、誰にも言わないよね?信じても、いい?」
「…そうだね。」とDarkは言ったが、自分の答えに自信がないようだ。
「確かに複雑なのかもしれない。でも、君はObsidianのことを友人だと思っているけど、彼はとても恐ろしい人のように思えるよ。」
「彼は僕を助けてくれたんだ。」Jadeは呟いた。
「彼は昨日、僕の治療を助けてくれたんだ。僕の、病状を……なのに僕は本当に酷いことをしたんだ、Dark。僕は…僕は…僕は、彼を、無理矢理…」
彼は震えながら、その場に立ち尽くし、言葉を切った。
「と、とにかく、これは自業自得なんだよ。」
「あのさ、そんなに君がひどい事をしたんだったら、目の辺りに痣をつけたくらいは説明できるかもしれないけど…、腕が折れたり、しかもそれが何度もあったり、って。」
Darkが聞いた。「文字通り、そして…精神的にも。本当に悪い場所にいるように聞こえるよ。」
「君はまだ理解していないんだ!」Jadeは苛立ちが破裂し、彼を睨みつけた。
「僕は…ああ、だからこの話をしたくなかったんだ。したくなかったのに!
君には理解できないと思っていたよ!僕は家に帰らないと、Dark、この話は忘れて。」
「きっと何かが間違ってるから…!」Darkがぼそっと言った。でも、もう取り返しがつかない。
「間違ってる?」とJadeは怒った。
「君は僕以外の誰かを責める口実を探しているんじゃないの、Dark!?君を信じちゃいけなかったんだ…!僕、家に帰る……!」
Darkの目がピクリと動いた。「ああそう、分かったよ。」
「もういいよ!」Jadeは彼に大声で言い返すと、振り返って来た道を戻り、出て行く途中で哀れな使用人を睨みつけた。
大きな玄関のドアがバタンと大きな音を立てると、Jadeは消えてしまった。
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Jadeは奇跡的に、物事を元通りにできると考えていた。Darkと出会う以前の、明確に何も知らなかった状態に。
彼のことを完全に忘れた方がいい__しかし、少しもうまくいかなかった。
Jadeはどんなに頑張ってもDarkと彼の言葉が忘れられず、またObsidianも不機嫌そうだった。
実際、事態は悪化していた。彼はJadeがこっそりDarkと会っていたことが気に食わなかったようで、Jadeにも直接そう告げていた。とても、とても強く。
Jadeはこの1週間で、Obsidianを説得するために、自分の生涯で一番謝ったことになる。
彼は、DarkがObsidianから謝るのが当然だと言った時のことを思い出していた。このままでは、Jadeはすぐにでも謝罪が得られるとは思っていなかった。
彼はその考えを払いのけようとした。彼は物事が普通に戻ることを望んでいた。そして今、彼はただ自分の部屋に座り、そのことに価値があるのかどうか考えていた。
勿論、その価値はあるだろう。
Darkはさておき、もはや彼さえもいないのだ。ただ、自分自身と、Obsidianが持つ慈悲があればそれでよかった。
Jadeは立ち上がり、寝室のドアを開け放った。
Obsidianはここで大人しくしていろと命令していたが、危���性と利点を考慮した結果、彼はちょっと散歩するくらいなら大丈夫だろうと判断した。
正面の中庭が最も穏やかで良いと思い、そこへ向かった。
中庭の小さな生け垣の後ろにDarkだけでなくJetも隠れているのを見つけたときは、さすがに驚いたが、それでもまだ控えめな表現だと言えるだろう。
Jadeが何かを言う前に、Darkは勢いよく自分の口に指を当てて、首を振った。Jetは目を丸くして、なぜ自分がここにいることに同意したのかわからないというような、不信感を持ってDarkを見ていた。
Jadeは目を見開き、金魚のように口を開け閉めして固まってしまった。
周りを見渡し、中庭に誰もいないことを確認すると、DarkとJetと一緒に生け垣の後ろに隠れてしまった。
「ここで何をしているの!?」と彼は叫んだ。
Jadeは最後の言葉をDarkに向け、怒りを込めてDarkの胸を人差し指で突いた。Darkは大きく息を吸い込み、不安げに周囲を見回した。
「君が心配で仕方がなかったんだ、いい?」と答えた。Jetの顔がゆがんだ。
Jadeは瞬きをして、腕を下げた。「でも…なら、なぜ彼までここに?」
Jetはふっと息を吐いた。「俺はDarkを守るために来たんだ」
彼は目の輝きを隠してJadeに言った。
「彼を説得しようとしたが、なぜか此奴はお前のことを本当に大切に思っているようでな。」Darkは感心しないように彼を見返した。Jetはそんな彼を呆れたように振り払った。
「俺が言いたいのは。Jadeは”お前とは関わりたくない”だとかと、はっきり言ったそうだな?」
「そうだよ。」Jadeは歯を食いしばって言い、今度はDarkを睨みつけた。
「助けは要らないって言ったのに来たんだよ。君の言う通りに。」
「ほら、言っただろう?Dark」Jetは嘲笑した。「なぜ急に仲直りだのをしようと思ったんだ?」
Darkは緊張した。「Jet、お願いだからやめて。」彼は拳を握り締め尋ねた。「怒っていて、強く言い過ぎただけなんだよ。」
Jetは彼の腕に手を置いた。「そんなことをしても無駄だ。醜いことになる前に帰ろう」
「今回ばかりはJetの言うとおりだ」とJadeは頷いた。
「ここにいるのをObsidianが見つけたら、二人とも大変なことになるよ」
「俺が何を見つけるって?」
Jadeは固まってしまった。振り向きもしなかったが、その声は今まで聞いたどの声よりもよく知っていたものだったのだ。
「その、Obsidian…!違うんだよ、ちょっと隠れてるように見えるだけで」
「本当か?2人の不法侵入者とともに茂みの後ろにしゃがんで、其奴らを俺から隠そうとしてるように見えるが。またか。」
胸騒ぎを覚えつつも、Darkは血が沸騰するような感覚に襲われた。彼がObsidianだったのだ。
Obsidianの話し方や声の抑揚が、Darkの感情を逆撫でした。
彼は非難と侮蔑の感情を爆発させそうになったが、Jetが立ち上がる直前に彼の腕を掴み、警告のメッセージを送るように彼を睨みつけた。
Jetは深呼吸をして立ち上がり、Darkは戸惑いながら彼を見つめた。
「お会いできて光栄です」Jetは完璧な態度で立ち上がり、見栄張りの気取り屋のような姿勢だった。Darkは目を丸くした。
「あなたがこの荘園の領主ですね?」
彼は確信を持った声で専門的に聞こえたが、その声には軽蔑が込められていることがDarkにはわかった。
Obsidianはまったく動じなかった。
「ああ。こちらこそ、はじめまして。Jadeはあまり友達のことを教えてくれないんでね」JadeはObsidianの鋭い視線に身じろぎした。
「名前を教えてもらっても?」
Obsidianは冷静に尋ね、他の2人に目を戻した。
「勿論」Jetが目を細めながら言った。
Darkはゆっくりと立ち上がり、草の上に座っている事に居心地の悪さを感じていた。彼は、Jetが何をしようとしているのかわからず、その狡猾な眼差しに戸惑っていた。
「俺の名前はJet。こっちはDark、俺の連れだ。」
Darkはまばたきをして、この新しい情報を処理しようとしたが、混乱しかなかった。
彼はそわそわしながら、Jadeを見やり、何か言うべきかどうか迷った。Jadeは唇を噛み締め、立ち上がり、Darkに厳しい視線を送った。
Darkは歯を食いしばり、緊張のあまり視線をそらした。
「光栄だよ、本当にな」Obsidianはそうつぶやいた。
「Jadeが遠方に友人を持っていることは知っていたが、まさか他の精霊と一緒に過ごしているとは。」
彼は一瞬Jadeを見たが、その目には何とも言えない怒りが宿っており、それからJetに話を戻した。
「どうやって知り合った?」
Jetがハッ、と息を吐いた。「ああ…言いたくはないんだが、俺たちは友達とは言えないな。」と、彼は首を振って答えた。
「正直言って、最近知り合ったばかりだ。
Darkがどうやって出会ったかは知らないが…俺が見つけた時には、こいつらは何か荒唐無稽な理由があったのか、ちょうど逮捕されるところだったからな。
俺がいなかったら、Jadeは今頃ここにはいなかっただろう」
ObsidianはJadeの方に顔を向けた。「何をやらかした。」
Jadeは立ち上がり、激しく頭を振った。
「僕は…君には解ってもらえないだろうけど、今回は僕のせいじゃないんだ。約束するよ、翼のある男がいて、彼は…」
「黙れ」
Obsidianはため息をつき、Jadeに手を振った。
「もう十分だ」彼はゆっくりと手を横に降ろし、Darkに視線を絞った。
「それで、お前の…相方とやらはお前達二人を助けたが、最初はどうやってこいつと出会った?」
Darkは指を弄りつつ「そうだね」と言った。Jadeを見やると、彼はまだ失望しているようだった。
「彼は、ええと…少し前に現れたんだ。僕が自分の仕事をしてたら、彼が…僕とJetの家に現れて…テレポートみたいに。
それで僕らはどうやって彼を帰すか、しばらく考えていたんだ」
ObsidianはJadeを睨み、「つまり、お前のせいってわけだ」と言い、Jadeは身を引いた。彼の目は恐怖で大きく見開かれていた。
「そんなつもりじゃ……」
Obsidianはため息をついた。「中に入れ、今すぐ」と彼は怒った。「すぐに始末をつけるが、今は…」
「やめろ!」Darkは拳を握りしめて言った。
「彼のせいじゃない!彼は…彼はどうやってそこに行ったのか分からなかったんだ。きっと偶然の事故なんだ。後でまた同じことが起こったように……!」
「俺がいつお前の意見を聞いた?」Obsidianはそう言って、ゆっくりとDarkに向き直った。
「お前には関係ない。寧ろお前たち2人には去ってもらいたいくらいだ。すぐにでも。」
Jetの笑顔が一段と冷ややかになった。
鋭く息を吸えば、一歩前に出て、DarkとObsidianの間に立ち、Obsidianを見据えた。
「勿論そうするつもりだが、俺の相方にそのような言い方をしないでもらいたい。」
彼はほとんど唸り声だったが、その顔は不気味なほど冷静さを保っていた。
Obsidianは立ち止まり、Jetを一瞥した。そして唇をすぼめて無理やり笑顔を作れば、「当然だ」と彼は言った。
「見苦しい所を見せて申し訳なかった。俺は今から用事があるので失礼する。」
Jadeは、Obsidianが何度目かの睨みを利かせた時にたじろいだ。今回は本当に困っているようだった。
Jetは肩越しにDarkに向き直り、うなずいた。
「彼の話を聞いただろう?もう帰ろう」と言った。
彼は寄り添い、少し声を低くした。「最悪の事態になる前に」
Darkは顔をしかめた。「でも…」と言いかける。
だが、Jetはもう笑ってはいなかった。
Jetが彼の手を取り、中庭の出口に向かって彼を引っ張り始めると、彼は静かに降参したようだった。
彼らが去るのを見て、ObsidianがJadeの方を向き、同じように彼の手首を掴み、より乱暴に屋敷の方へ引きずって行くのが遠くに見えた。
Jadeは何か言っていたが、その言葉は遠く、園内の音に消されていた。ただ、その目には確かな恐怖が浮かんでいた。
Darkは正門をくぐったところで肩越しにJadeと視線を合わせた。Jadeは大丈夫だと言っていたが、Darkには彼が恐怖で傷ついているのがわかった。
「まさか…本当に彼をここに置いていくつもり?」Darkが聞いた。
Jetはため息をつきながら、彼を先導し続けた。
「Dark、どうやらお前はこの状況を分かっていないらしい。」彼はそう言った。
「あの男…Obsidian、あいつは強い。俺から見てもな。奴に手を出すのは危険だ、それに…」
荘園の壁を一周して見えなくなったところで、Jetが足を止めた。
「もしお前がObsidianと戦ったとして、それがJadeの望むことではないと説得しなければならないのなら、そんな価値はないだろうに。」
Darkの視線が落ちた。「…Jet、彼に必要なのは、ただ…そこから出ることだと思うんだ」彼は静かに言った。
「彼がどれくらいそこにいたのか、誰が知っているの?洗脳されているようなものだよ、あんなの」
Darkは眉をひそめ、ゆっくりとJetから手を離し、自分の腕を握った。
「彼を置いてはいけない。Obsidianは彼を殺すかもしれない」
Jetが目をそらした。彼は小さく笑った。「まだまだ、そんなところが残っているんだな。」と呟いた。
Darkは大きく息を吸い込み、一歩彼に近づいた。「Jet、彼をそこから出すのを手伝ってほしいんだ」と彼はやさしく言った。
「君の力が必要なんだ。Jadeには僕らの助けが必要なんだよ。彼が傷つくのを放っておくことはできないし、あのままじゃ誰も彼を助けようとしないのは明らかでしょ…?」
「Dark、」Jetが再びDarkの手を取った。
「俺は極力お前の味方になりたい、本当に��う思っているんだ。だがお前の命を危険にさらすことになるかもしれないのなら、そんなことはさせられない。」
Darkは弱々しく微笑んだ。そして、「じゃあ、僕と一緒に来れば、2倍強くなれるよ」と言うと、また笑顔がこぼれた。
「Jadeが嫌いだって理由で、僕を説得しようとしてるだけだなんて言わないでよ」
Jetはしばらく黙っていた。「…もっと早く彼のことを教えてほしかったんだ。」
Darkの左腕への握力が強まった。「Jet、黙っていてごめんって前に言ったよ」彼はつぶやいた。
「僕はただ…怖かったんだ、すべてが起き始めたときに。君が彼を追い出して、一人にしてしまうんじゃないかと思ったんだ。」Darkはやや気まずそうに笑った。
「なら、どうしてお前が付き合っていることを教えてくれなかったんだ?」Jetが尋ねると、Darkは息を飲み損ねた。
「な…何?」Darkは口ごもった。「何を言って…!?」
Jetは首を振って嘲笑した。「Dark、俺は知ってるぞ。」彼はそう告げた。
「お前ら…」彼は人差し指を立てて、それを使って奇妙な回し方の手振りをしてみせた。
「こんな事をしているだなんて。なかなか難儀なものだな」
Darkは瞬きした。
「その、えっと…」彼は、「多分?」と言い始め、一瞬止まった。
「それで思い出した。さっきのは何だったの?」
「何、とは?」Jetが眉をひそめて聞いた。
「さっき、僕らのことをパートナーって言ったよね」Darkが恥ずかしそうに答えた。
Jetは唇をとがらせた。「まあ、他にどう説明するんだ?」と、彼は当たり前のように答えた。
「僕は…」Darkは言いかけて、言葉を濁し、頭を掻いた。
「いや、今はそれどころじゃないよね。Jadeは困っているんだ、とにかく彼を助けないと。
思うに…彼はすごく傷ついているんだ。それに時々馬鹿な事をやったりもするけど…、でも、この酷い場所にも何かしら彼にとって良い所があるかもしれないんだ。
彼を好きになれとは言わない、ただ…お願い、手伝ってくれないかな…」
Jetは嘆息した。「…わかった。でも、俺のそばから離れないでくれ」
そして彼に言った。「今より事態が悪化したら、すぐにここを離れるぞ。」
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Obsidianは長い間、こんなに激怒したことはなかった。もちろん、彼はいつも苛立ったり怒ったりしていたが、これほどではなかったのだ。
Jadeは普段の怒りには対処できるようになったが、激怒している彼に対しては、どうすればいいか全く分からなかった。
荘園の玄関が閉まると同時に、Jadeは自分が震え始めるのを感じた。
「Obsidian、ごめん、埋め合わせはするから、お願い、僕…」
「静粛に」
Obsidianは言い、Jadeは口を閉ざした。
彼はそのまま腕を組んで振り向く。
「俺がどれだけ怒っているかわかるか?」
Jadeは首を縦に振った。Obsidianは軽蔑のまなざしで彼を見下ろし、2本の触手を取って彼の腰に巻きつけ、空中に高く持ち上げた。
「用が済んだら、この屋敷から二度と出るな。分かったか?」Jadeは強く頷き始めたが、Obsidianは笑った。
「いや、お前はわかっていないだろうよ」
その瞬間、Jadeの息は切れ、右側の壁に激突した。嫌な音がして、その2秒後に痛みが走り、Jadeは悲鳴を上げた。
Obsidianに叩きつけられたとき、彼の腕は体と壁の間にあり、不自然な角度で折れ曲がってしまっていた。
Jadeは泣いている暇もなく、すぐに反対側の壁に顔から叩きつけられた。彼は息を呑み、鼻腔に血液が溢れ、そしてまた床に思いっきりぶつけられる。
Obsidianは冷たい怒りの表情を浮かべながら、彼を宙に浮かせ、傷の状態を確認すると、そのまま床へと落とした。
床に叩きつけられたJadeの足首は腕同様に歪み、彼はただ痛みに喘ぐだけだった。
Obsidianは触手を引いて、前に出た。彼はしゃがみ込み、Jadeの頬を掴んだ。
「こっちを向け」
Jadeがゆっくりと視線を上に移すと、彼はいったん止めた。Obsidianはため息をつきながら頭を振った。
「くそが…。なぜ、どのようにして、お前が自分のしたことを正しいと思えるのかが分からない。」
「ご…ごめん」Jadeは泣きじゃくった。
「謝ったところで何も変わらない。」とObsidianは言った。
「なぜ俺がこれをし続けるのか分かるか?お前が勝手に逃げ出したせいでお前を見つけられなくなるからだよ。
もしお前の"お友達"とやらの話が本当なら、お前は死にかけたそうじゃないか」
彼はため息をついた後言った。
「後でMercuryを呼んでやる。その間に、何でこんなことが続くのか考えておけ。」
Jadeは床から頭を持ち上げてObsidianを見上げようとしながら呟いた。
「O...Obsidian、お願、い」
「もういい。もう沢山だ。俺が治療が必要だと判断するまで、ここで苦痛に悶えていろ。」
Obsidianはそう言い放ち、踵を返して歩き出した。
—————————
Darkが、こっそりというよりは図々しく、近くの窓から顔をのぞかせた。
彼は一瞬ひっくり返りそうになり、滑稽にもJetの肩の上に座り、バランスをとろうと必死だった。
「何が見える?」
Jetがうめき、わずかによろめいた。Darkはガラスに手をついて、叫んだ。
Darkは部屋を見渡していて、それから息を呑んだ。そしてその瞬間、彼らは地面に倒れてしまった。
「Jade!Jadeがいたよ……!」Darkが静かに叫んだ。
「彼は…彼は地面に横たわっていた、血が溢れてて…、ああ、なんてこった…もし手遅れだったらどうしよう……!!」
彼は自分の足で立ち上がり、飛び上がり、また窓から中を見ようとした。
Jetは目を丸くした。
「後始末のできない城主は好きだが。」彼は不平を言いながら、草の上にあぐらをかいて座った。Darkは彼の足を蹴った。
「冗談だよ」
「冗談にしては病的すぎるよ、Jet」とDarkは拳を握りしめて告げた。
「中に入って彼を助け出さないと。もし彼がまだ生きているなら、ヤブでも医師が必要だよ。もしくは何人か。…本気で。」
「はいはい、分かった分かった」とJetは答えて、体を起こした。
「少なくとも、すぐに彼奴を見つけられただろう?侵入はかなり簡単なはずだ」
彼は指を組んで手を伸ばし、その指の先は大きく割れた。彼はDarkの手を取り、床の影に後退し、閉じた窓を右にすり抜けた。
二人は再び床から出てきた。Jetは用心深く周囲を見回し、DarkはそのままJadeの方へ走っていき、膝をついた。彼はJadeの肩を抱き、少し揺さぶった。
「Jade!Jade、大丈夫?」
「脈を測ってみろ。」
Jetが当たり前のように言った。DarkはJadeの手首に手を伸ばすと、わずかに体を震わせた。
案の定、Jadeの脈はまだ続いていた。出血はひどいが、生きている。
手首に触れられたJadeは何か言おうとしたが、小さくゴクンと音を立てるだけだった。唇から血がしたたり落ちている。
Darkは言葉を詰まらせた。
「し…心配しないで、ここから出してあげるから、大丈夫だよ」そう言ってJadeを立たせる。
「Jet、彼をここから出すのを手伝って。今すぐ彼を連れて帰らないと…!」
JetはJadeの様子に少し苦笑いを浮かべながら、Jadeを見た。
彼はふ、と息を吐きつつ、自分の方に向かっていき、膝をついてJadeの折れてなさそうな腕と服の前を持っていった。
「Dark、手を。…離すなよ」と宣言した。
「出て行けと言ったはずだが?」
Obsidianは左側の廊下の入り口に立ち、触手を激しく動かして他の二人の注意を引きつける。
「手を離せ。殺す前に出て行け!」
「Dark、戻るぞ!」
Jetが囁き、その口調は激しさを増した。
しかし、DarkがJetの言うとおりにする前に、Obsidianの触手が部屋を横切って彼らを遮り、Jetのシャツの前をつかんで空中に引き上げ、部屋の向こう側へ引っ張った。
「自分のした事を分かっていないようだな。」Obsidianはそう呟いた。
「あー…やあ。」
Jetが咳払いをした。彼のシャツを掴んでいる触手が、彼の声をわずかに遮った。
「…予想外の展開だな。」
「Jet…!」
Darkが恐る恐る叫んだ。彼はJetとJadeの間を上下に見渡し、何をすべきか決めかねていた。突然のことで脳が混乱している。
「Jetを下ろしてよッ!!誰を相手にしていると思ってるの!?」
「いやいや、Dark…俺がやる」
Jetはそう言って、片手でシャツを掴んでいる触手を握り、もう片方の手をDarkの方に振ろうとした。
「俺がやるから、大丈夫だ。」彼の声はまだかすれ気味だった。
「そんな早まるなよ。」
「早まる?俺のものを好き勝手に使えると思ってるのが早とちりなんだろうが。」
Obsidianは怒鳴り、その瞬間、Jetを壁に叩きつけた。
「Jetッ!!」
Darkは衝突の瞬間、悲鳴を上げた。Jetはうめき声をあげ、壁を背にしたまま勢いよく頭を振った。
「このゲーム、あまりやりたくないんだが。」とJetは言い、瞳孔を小さくして、視線をObsidianに集中させた。
「一緒にやらせないでくれ」
額に血がにじんでいるにもかかわらず、くすくすと笑い始める。
「そうか、残念だ。」
Obsidianは簡単にそう言うと、Jetをもう一度反対側の壁に叩きつけた。Darkは恐怖のあまり声をあげた。
「…今のは意地悪だったな。」
Jetが呻き、彼は舌打ちをした。
「…成程、もういい。Dark、俺の側から離れるなと言ったが、これは例外だ。」
彼は少しの間下を向いていたが、髪が顔にかからないように頭をもたげ直した。
「逃げろ」
彼は触手ごと床へと後退して行った。Darkは反論する暇もなく、よろめきながらJadeを抱き起こす。
JadeはできるだけDarkを楽にしようとしたが、ぐったりした体では、情けなくもガクガクと痙攣する以外にできることはなかった。
Obsidianは眉をひそめ、Jetを物陰から引き戻そうと触手を引っ張った。
Jetは床から飛び降り、目を輝かせ、背中の輪から触手を出す。
彼の顔には笑みが広がり、その触手はObsidianの触手に絡みつき、力いっぱい引っ張った。ObsidianはJetの方に引っ張られ、Jetとぶつかり、二人とも床に倒れこんだ。
Obsidianは体を起こしたが、さほどでもなかった。Jetを腰と腕で床に固定するのに最適な位置に着地したのだ。Obsidianは”してやったり”といった顔で、にやにや笑っていた。
Jetがうなりながら、わずかに体を動かした。
「外れると思っていたんだが。」と彼は不平を言った。
Darkがすでに去っていて、今起こったことを見ていないことを望んでいたことを反映していない。
彼は知っている。Darkがいたなら、おそらくこれに直接身を投げるだろうし、それはこれがすでにあったよりも苦境のはるかに多くを作り出すことになるだろうと。
「賢い判断とは言えねぇな?」
Obsidianは、Jetの上で少し移動しながらコメントした。彼は自分の手を使う代わりに、触手を操ってJetの腕を押さえ、その代わりに前方に伸ばし、Jetの顎を掴んで左右に動かした。
「お前、ちょっと可愛いな。殺すのは惜しい。」
「ああどうも、分かっているさ。」とJetは答えた。
「俺がまだここにいるのは、少しだけ楽しいからだ。…本当に残念だよ。」
Jetが両手を拘束している触手を掴み、Obsidianを一緒に影の中に引きずり込む。
再び現れたとき、Jetは彼の後ろに立ち、Obsidianの肩に手をかけ、おどけたように手を振った。その瞬間、Obsidianは自分の腰に触手があることに気づき、近くの壁に投げ飛ばされた。
Obsidianは床に倒れ、軽い痛みに呻きながら、再び立ち上がった。
「楽しいだと?お前がどこから来たのか、俺にはわかるぞ」
彼はそう言って、文の最後に愉快そうに笑った。
彼は再びJetに近づき、自分が直面していることを知った今、その足取りはより慎重になっていた。触手の動きは止まり、鋭く突き刺すように構えている。
「おやおや、機転が利くな。」
片足に体重を預けながら、Jetが冷ややかに評した。
「いつ現れるかと思っていたよ」
彼の触手は瞬時に旋回し、突然停止し、円状の刃物へと形を変えた。
「今度は俺の名前を聞いてもらえるように、自己紹介をし直すべきかもな。」
「時間を無駄にするな。結局のところ、お前は俺が覚えておく程の重要な存在でもない。」
Obsidianはそう言って、自分の触手の先を槍のように鋭く尖らせるようにした。
「断言しよう、終わりはない。」とJetが言った。
「Darkをここに置いていくわけにはいかないからな。」
Obsidianは目を丸くした。
「彼奴を此処に置き去りにしても俺は構わない。Jadeは彼に執着しているし、彼奴も俺のコレクションに加えるのも面白いかもしれないな?
まあ、そのためにはまずお前を始末しなければいけないが。」
と言いながら、Jetに突っかかった。
「これで終わりだ。」とJetは言い放ち、Obsidianが手を伸ばした瞬間に、物陰に消えた。
ObsidianはJetが消えた地点の後ろで足を止め、視線を動かして彼が再び現れる場所を探した。Jetは触手を何本か近くに出し、残りの2本を直接Obsidianに飛ばす。
Obsidianは辛うじてそれを避け、空中でJetの放った触手に自分の触手をぶつけた。Jetはその触手で自分を押し上げ、空いた片方の触手でシャンデリアにつかまり、部屋の向こう側へ振り落とされた。
Obsidianは軽い不快感で息を呑んだ。「それは俺のシャンデリアだ、この野郎。設置したばかりなんだぞ!」と言いながら、Jetを追撃するように触手を飛ばした。
Jetは舌を出し、床に着地してObsidianの触手を自分の触手で止めた。Jetは後方へと移動し、Obsidianは思い切りJetを押し倒し、Jetを転倒させようとした。
Jetは笑いながら、突然身をひるがえして彼を放した。Obsidianはほんの少し前によろめき、再びバランスを取ると、もう一度Jetに向かって突撃し、地面に倒そうとした。
Jetは避けようとしたが、Obsidianの突然の攻撃にたじろぎ、再び押し倒された。
「本気か?お前には独創性がないんだな。」Jetが首を横に振って聞いた。
「初めてでうまくいっただけだ」とObsidianは言い、触手を引き上げ、下向きに突き刺そうとした。
Jetは目を丸くして再び影に隠れようとしたが、予期せぬ光が屋敷の巨大な正面扉を破って飛び込んできた。
Obsidianも凍りつき、触手の動きを止め、代わりに触手を反動で動かし、何が起こっているのか見ようと振り返った。
Jetは、もはやObsidianに押さえつけられていることにすら集中できず、思わず彼の肩を掴み、侵入してくる光から身を守る盾にしようとした。
「ふむ、どうしたものか」という声がドアから聞こえた。
ObsidianはJetから離れ、壁に反り返った。Jetは自分を遮るものがなくなると、ヒュッと息を飲んだ。彼はその場から離れたい衝動にかられたが、そうはいかなかった。
「ああ、まだ他に仲間がいたのか。」
Obsidianは痛みに声を上げ、新たに現れた人物から放たれる光から逃れようと、さらに体を丸めた。光は彼の皮膚に食い込み、内側から焼かれるような感じがした。
「”仲間”ってどういう意味だ!?」と言った、その自分の声の弱さに驚いた。
「誰であろうと関係ない!俺の屋敷から出て行け!」
乱入者であるDreamの背後から、軍隊の分隊のような大集団が現れた。皆、同じ制服を着て、武器を持った者もいた。
「残念だが、お前らはこの後投獄される。」とDreamは言った。
「お前らは負の寄生体の宿主だからだ。」
「寄生虫だと?」Obsidianは吐き捨てるように言った。何人かの制服組が近づいてきて、彼を捕まえようとしたとき、身じろぎした。
「放せ!お前らにそんな権限があるとでも!?」
さらに兵士たちがJetに近づいたが、彼はにらみつけた。
「悪いが、そうはいかない」と彼はいい、物陰に消えようとした。だが、翼の男が一歩近づき、Jetが再び苦痛の声を上げた。
「クソ、何なんだこれは…お前、一体何なんだ…?」
「純然たるポジティブだ。」Dreamは彼に冷たく言い放った。
「私の経験上では、お前達はこれに良い反応を示さない筈だからな。」Jetは歯を食いしばりながら、奇妙な高技術の電気手錠で拘束された。
「こんな事をしたら、俺の…」Jetは言いかけたが、口をつぐんだ。
Darkがここにいることを彼らに伝えるわけにはいかないのだ。
「お前の、何だ?」Dreamは彼に尋ねた。
Jetはフッと息を吐き出した。
「…何も?気にしなくていいぞ。」兵士たちが彼を無理やり立たせると、彼は不平を言った。
一方Obsidianはもがき続けていたが、彼の力はかなり弱まっていた。
そして彼もまた電気手錠をかけられ、自分より冷静なJetと一緒に引きずられるように立ち上がらされた。
ドアの方へ促されながら、JetがObsidianに身を寄せ、囁いた。
「ほら見ろ。俺とDarkを解放してくれれば、こんな事にはならなかったのにな。」
「今はそんな事を言ってる場合じゃないだろ。」Obsidianは息を切らしながら彼に言い返した。
「早く逃げるべきだ。」
「おやおや、俺が賢いと思っているのか?」とJetが聞いた。
「前言撤回、あいつはお前を逮捕して殺すことが出来るんだ、俺はお前の脱出を手伝う気はない。」
Jetはさも感激したような表情で偽った。
「その言い方、もしかして俺を助けるつもりだったのか?」
「絶対に助けない。連行される先の独房で勝手に朽ち果ててろ。」
Jetはくすくす笑いながら、彼に目配せした。
「静かにする事を知れ。」Dreamが睨みを利かせながら言った。
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monthly-ambigram · 2 years
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2022-6月号
毎月8日発行 アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、 逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。 詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/@2r96
◆今月のテーマは「世界史」です◆
6月号の参加者は [ 赤川広幸氏、 douse氏、 ぺんぺん草氏、 Σ氏、 兼吉共心堂氏、 オルドビス紀氏、宮倉ひの氏、 いとうさとし氏、 kawahar氏、 海氏、 siun氏、  黒目氏、  増池誠史氏、   .38氏、    lszk氏、   ヨウヘイ氏、 peanuts氏、 サボンテ氏、 意瞑字査印氏、 伊藤文人氏、  あらたかな氏、 igatoxin ] 計22名
今月は参加者の皆様に「世界史」から連想する語句でアンビグラムを制作していただいております。  人類史から発想された逆さ文字の数々をご照覧ください。
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では まずは赤川氏の作品からご覧ください。
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『フルメタルジャケット』   @赤川広幸氏  
回転型。180°ひっくり返しても「フルメタル ジャケット」と読めます。ベトナム戦争からの語句選択。キューブリック監督の映画タイトルです。見事な文字のスリット 。「ッ」の形がすごく好きです。 元ロゴを髣髴する素敵な回転文字になっています。
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『線文字B』    @douse氏 
回転型。  180°回転させても同じよう��「線文字B」と読めます。紀元前1500年頃の古代ギリシア文字からの語句選択です。糸の「小」部分が白眉ですね。いつも新しい表現で驚かされます。
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『明朝』         @ぺんぺん草氏
重畳型。  「日十・月」を二重にすることで「明朝」と読める明朝体アンビグラムです。本作は重畳型アンビグラムのお手本になる名品です。
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『肥沃な三日月地帯』    @Σ氏
鏡像型。  \軸の斜め鏡像文字になっていて「肥沃な三」を鏡に映すと「日月地帯」になる仕組みのアンビグラムです。なんとなくできそうかなという直感は働く文字並びですが いざ作品にするとなると技術を要する文字列です。対応解釈が的確かつ大胆で魅力的です。
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『歴史 ⇄ HERODOTUS』      @兼吉共心堂氏
回転共存型。ヘロドトス著「歴史(ヒストリアイ)」からの語句選択で 「歴史」を90°横倒しにすると「HERODOTUS」になります。勢いのある筆致で引き込まれます。
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『埃及 ⇄ 尼罗』  @Σ氏
回転共存型。 「埃及(エジプト)」を180°回転させると「尼罗(ナイル)」になるアンビグラムです。 どこかヒエログリフ味のある不思議な作品ですね。字画の省略が上手くはまっています。
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『自省錄』    @オルドビス紀氏
鏡像型。 シンメトリーな鏡文字。本作は鏡に映しても同じように「自省錄」と読めます。  ローマ皇帝の著作名からの語句選択ですね。自分を省みる形のレイアウトが面白いです。
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『魏 呉 蜀』    @宮倉ひの氏
鏡像型。  三国志を題材にした\軸mirrorのアンビグラムです。斜めに折り畳めば文字と文字が重なります。この角度だと「呉」の鏡像化が字形的に難しいのですがここまで仕上げてしまうのはさすがの力量です。
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『百年戦争』     @ぺんぺん草氏
回転型。180°回転させても「百年戦争」と読めるアンビグラムです。段々になった文字の組み方に工夫があり読みやすくなっています。字の雰囲気が良いですね。 「戦」の字がカッコイイです。
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『台頭/分裂』    @いとうさとし氏
図地反転型。「台」の背景が「分」に、「頭」の背景が「裂」になっているアンビグラムです。正方形の中で��まく領域を分け合っている文字組みが凄いです。
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『UltraPLINIan ⇄ ウルトラプリニアン』   @kawahar氏
回転共存型。  90度回転のバイリンガルアンビグラムです。 横書きの「Ultra PLINIan」を90°回すと縦書きの「ウルトラ プリニアン」になります。 クレタ文明の崩壊やポンペイの埋没など 人類史が引っくり返る天変地異であるプリニー式噴火をアンビグラム化。二段階の色の濃さが効果的で自然に読めるようになっていますね。
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『ジャンヌ・ダルク』    @海氏
回転型。   「ジャンヌ」を180°回転させると「ダルク」になるアンビグラムです。 色合いなどのレイアウトはジャンヌ・ダルクの紋章と同じになっています。カリグラフィー的でもあり やわらかい字形がとても良いですね。
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『新大陸』   @siun氏
鏡像型。 シンメトリーの鏡文字。鏡に映しても同じように「新大陸」と読めます。3文字の真ん中に「大」があり鏡像アンビグラムにしたくなる単語ですね。ミニマルな対応解釈が優れていて 尚且つレタリングも美しいです。
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『胡椒』    @黒目氏
回転型。 180°ひっくり返しても同じように「胡椒」と読める回転アンビグラムです。スパイスの王様コショウは大航海時代には同重量の金と交換されたそうです。字画の違う文字同士を上手く回していて驚きます。
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『貿易』   @増池誠史氏
回転型。 180°回転させても同じように「貿易」と読めるアンビグラムです。作者の増池氏のアンビグラムは毎回 読みやすいと思います。「貿易」は廻るものなのでアンビグラムの素材として完璧です。
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『シルクロード』     @.38氏
回転型。  繭をイメージした文字が面白いです。 180°回転させても同じ字形になる点対称デザインです。 本作は的確な対応解釈と独特なレタリングが合わさって極めてユニークなアンビグラム作品になっています。
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『年表 ⇄ 地図』     @lszk氏
回転共存型。 「年表」を90°横倒しにすると「地図」になるアンビグラムです。省略していいところを熟知している対応解釈だと思います。
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『私の辞書/不可能』    @ヨウヘイ氏
内包型。  「私の辞書」の字の中に「不可能」を見つけることが出来る内包型のアンビグラムです。「余の辞書に不可能の文字はない」として知られているナポレオンの名言です。ヨウヘイ氏なら何でも内包抽出してしまいそうだと思わされる作品です。
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『革命/戦争』    @いとうさとし氏
図地反転型。 黒字が「革命」。赤字が「戦争」になっているジグソーパズル状のアンビグラムです。 ボロボロに疲弊した字形が効果的です。 あと余談ですが「革命(レボリューション)」の語源は「回転」を意味するラテン語からきています。
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『古代 ⇄ 現代』     @lszk氏
鏡像共存型。 「古代」を鏡に映して90°回すと「現代」になるアンビグラムです。古きをたずねて新しきを知るアンビグラム。線を二重化して文字を成立させて字画密度の違いをうまく吸収する方法がすばらしいと思います。
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『ソンムの戦い』   @Σ氏
回転型。  180°回転させても同じように「ソンムの戦い」と読める点対称デザインです。戦車が初めて投入された一戦からの語句選択です。技ありな文字組で一塊で上手く語句を回しています。
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『宣言』         @peanuts氏  
回転型。180°回転させても同じように「宣言」と読めるアンビグラムです。 ∞宣言アンビグラム。躍動感があり 色合いも読みやすさに繋がっています。
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『世界恐慌』      @サボンテ氏  
旋回型組み合わせ。  「世⇔慌」「界⇔恐」がそれぞれ90°回転対応になっています。太さや模様を駆使して字画密度の差を吸収していますね。図案文字や美術字の味わいがあり可愛くて読みやすいです。
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『アナキズム』    @意瞑字査印氏
回転型。 180°回転させても同じように「アナキズム」と読めるアンビグラムです。∞無政府主義ロゴ。
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『連合/冷戦』   @いとうさとし氏
鏡像+図地反転型。  見開き状で折り畳むとピタリと合わさる仕組みです。 色合いは国連の旗のカラーになっています。「連/戦」の対応解釈が見事ですね。どこがどう対応しているかジックリ見てほしいアンビグラムです。
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『ぱりのだいかさい ⇄ のーとるだむじいん』    @伊藤文人氏
回転共存型。  「ぱりのだいかさい(パリの大火災)」を180°ひっくり返すと「のーとるだむじいん(ノートルダム寺院)」になるアンビグラムです。 アンビグラムは錯覚を活用した作字法とも言えます。  本作はそんなアンビグラム本来の驚きが詰まった長文アンビグラムです。
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『世界』   @あらたかな氏 回転型。  180°回転させても同じように「世界」と読めます。「世」を回すと「界」になる仕組みですね。丸みを帯びた字形は地球(世界)そのものをイメージしているのかもしれません。語句的に回転アンビグラムに適しています。 超名作アンビグラムです。
最後は私の作品を
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『諜報』   @igatoxin
鏡像型。「諜」を鏡に映すと「報」になる表裏一体のアンビグラムです。
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『遺跡』   @igatoxin
図地反転型。 「遺」と「跡」が90°旋回でジグソーパズル状になっています。
「世界史」をテーマにしたアンビグラム祭 いかがでしたでしょう。 各作家の個性も強く出て十人十色 多種多様な言葉のアンビグラムが集まったと感じました。
御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。
さて次回のお題は『海洋』です。 クジラ、首長竜、 サンゴ、 真珠、船舶、ダイビングなど、参加者が自由に 海洋 というワードから発想 連想してアンビグラムを作ります。    
締切は6月30日、発行は7月8日となります。 それでは皆様 来月またお会いしましょう。
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Friday,Apr19
最近夢ばかり見る。今日の夢は覚えていない、悪夢だったことは覚えている。すっきり起きられない、毎日低気圧なのかと疑う。起きて辛ラーメンを食べた。牛乳で作るとおいしい。職場のおばさんにもらった金箔入りのインスタントコーヒーは薄かった。ひと口飲んでシンクに流してしまう。そういえば今日で定期が切れる。池袋に行くまででかなり疲れてしまう、遠出が苦しい。最近よく埼京線は遅れている。風が強いせいだ。電車の中でFishmansの宇宙日本世田谷のアルバムを聴いてたら本当に落ち込んできて、急いでaikoを聴いた。家を出る前に飲んだたった3mgの薬で一日中眠くて、夢の中を彷徨った。情緒がどう考えてみても不安定だ。怒ったり諦めたり強がったり悲観的になったり、している。全然ついていけない。おばさんに「子ども騙し」と言われながらキャンディーをもらって、ポケットに隠した。持ってきた昨日のホットケーキをSPEC見ながら食べる。ホットケーキは作りたてがいちばんおいしい。戸田恵梨香はどうしようもなくかわいい。仕事をしたのを覚えていない。電話の音で起きるくらい意識が飛んでいた。なんか頭も痛かった。早く帰ってゆっくりしたい。思い出したように本日休演を聴いてる。NewDaysで買える大分県産のコーヒー牛乳を電車の中で飲んでる。
Saturday,Apr20
昨日は三月の動画をiPhoneに転送してから眠った。なかなかの量がある、走り回っていた証拠だ。全然すっきり起きられない。昨日の夜、朝から野菜を食べようと思っていた夢は打ち砕かれた。生野菜をおいしく食べる飽きない好きなドレッシングに出会いたい。定期が切れるのを忘れていた、ベッドの上で急いで定期を更新する。電車の中で隣の人が熟睡していた。熟睡している人が隣にいると、気が気でない。正直大嫌いだ。職場に行く前にミスドに行って、人から貰ったミスドのクーポンを使い果たした。プラリネがかかったやつ、美味しかった。今日はなんだかほぼ座っているだけで終わってしまった。最近小さな虫が多い、怖い。明日朝早い。スタバの甘くて温かい飲み物が飲みたい。思い出して樂円天国聴いた、よかった。ファミマの餃子食べた。三月の動画をInstagramにアップして、スーパーにパイナップル缶を買いに行く。皿洗ってお風呂入ってパイナップル缶を食べる。深夜のキッチンについて書きたい。夜は休日の願望が増えていく。最近買った歯磨き粉は小豆みたいな色してた。
Sunday,Apr21
寝つくのが遅くて、朝早かったから寝不足。コーヒー淹れて昨日のミスドの残りとほうれん草炒めたやつ、ベーコンチーズエッグ作って食べる。今日は夜に人に会う約束があるから、珍しく職場に行く前に化粧してたら電車の時間がやばかった。カーディガン家に忘れて土足で家に入る、駅まで走る。駅まで走ったのは去年の六月に引っ越してきてから初めてだった。電車と女子更衣室で、友だちに借りた川上弘美二冊目を読み終える。よかった。仕事、何も分からないなりに誰にも聞けない環境で自分の中で頭を働かせてたらいつの間にか勝手に色んなことを理解したようだ。今日話した17歳の女の子は快活でかわいらしかった。帰り際に21連勤目の上司に四月の感謝と雑談をされる。絶対に辞めようと思っていたのに、調子が狂った。雨が降りそう。気圧が下がって眠い。職場の近くで中華丼食べて渋谷に行く。湘南新宿ラインの四人掛けボックス席の向かいに座る女の子は、自由な手つきでチップスターを食べている。友だちが到着するまで時間がある、渋谷から根津美術館の方に向かってaiko聴きながら歩いた。aikoはやっぱりすごすぎる。マークシティの近くの居酒屋に行く。磯辺揚げおいしかった。友だちと家に帰る、山手線の中で嫌いな食べ物の話をする。家の前の銭湯に行く。友だちが近所の銭湯に一緒にいるのは心強すぎた。今日はたまたまお楽しみ湯で、黒い泡風呂みたいな日だった。嬉しい。ミストサウナの中で、銭湯に行くと働いてたこと全部忘れる、山手線も埼京線も、駅の乗り換えも、全部嘘なんじゃないかと思えてくるという話をした。分かってもらえた、やっぱりそうなのかもしれない。お風呂から上がって、ロッカーの上に並べてある食器やラックにかかってる服について番台のおばさんに尋ねたら、近所の人による無料フリマだった。木でできた箸置きと蝶々のスカーフ、蒼井優みたいなスカートを貰った。おばさんはいつも通り「おやすみなさい」と言ってくれた。銭湯の前に適当に置いてた傘を盗まれた。うちからビニール傘が消えた。雨の中歩いて家帰る。玄関で傘を干して、危険ゴミや燃えるゴミを一緒に出してもらう。これで粉々に割れた鏡や、勝手に割れた皿なんかと別れられる。アイス食べて少しお酒飲んだ。カラオケ行こ!途中まで野次飛ばしながら見た。わたしは狂児みたいな男の子が好き。ライチ光クラブ読みたい。武蔵新田の中華屋にも行く。
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