Tumgik
#黒リュック
galleryshinsaibashi · 2 months
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◆artherapie(アルセラピィ) 欠品していたモデルが補充、再入荷致しました◆ 【3WAYリュック『アランジュジップ』(BLACK)】 定価:19,800円(税込) 弊社通販サイト商品ページ:http://www.gallery-jpg.com/item/17aartb13/ artherapie 株式会社ホワイ製〔WHY Co.,Ltd〕 素材:ポリウレタン SIZE:約W31cm、H36cm、D13cm ハンドの長さ23cm ショルダーの長さ57cm取り外し可。 リュックショルダーの長さ74cm~97cm調節可。 カラー:ブラック 国産GAULTIER時代から人気を博した『リュバンジップ』のディテールを使用した3WAYリュック。 ファスナー開閉。 両サイドにポケット、背中面にファスナーポケット有り。 内部はスカルローズナイロンボルドーカラーの裏地を使用。 内部にファスナーポケット、その他2ヶ所ポケット有り。 表面のファスナー部分はそれぞれ縦型のファスナーポケットとして使用可能。 レザーエンブレム付き。 ※ご覧頂いている媒体により、色の見え方が多少変わる場合がございます。 ※店頭でも同商品を販売しておりますので、通販サイトの在庫反映が遅れる場合があり商品をご用意出来ない場合がございます。予めご了承頂きますようお願い致します。 Gallery なんばCITY本館1F店 〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波5-1-60なんばCITY本館1F 【営業時間】11:00~21:00 【休館日】3月無休 【PHONE】06-6644-2526 【e-mail】[email protected]
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yesmikesmith4515 · 1 year
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ヴィトン リュック ミニ 黒-コピー パラシュート生地 バックパック カジュアルバッグ 偽物代引き専門店。ヴィトンリュック ミニです。 さまざまな持ち方ができる時代を超越したクラシック。 広々とした便利で実用的なインテリアを備えた、スタイリッシュで用途の広い、最もスタイリッシュでカジュアルなクラシックなバックパック。 スタイル番号: M21060。
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parakavka · 1 year
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【黒豆柴】煮豆 on Twitter: "リュック入ったまま寝ちゃった😅 https://t.co/UrLLdYNHtJ" / Twitter
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oka-akina · 10 months
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0721
 昨日は財布とスマホを忘れて労働に出かけてしまった。気づいたのは電車の中で、あちゃーとは思ったけどまあでもパスモ(クレカと一体型のやつ)があるからべつに平気だなと思ってすぐあきらめた。待ち合わせの予定とかもなかったし。こういうときに限って何か緊急の連絡が…とはちょっと思ったけど、一月に義父が亡くなったばかりだからしばらくそういうことはあるまいと思った。またそういうことがあるかもとはあんまり考えない。こういうのって性格なのかな。誰からも何も来ないに千円と頭の中で賭けた。  つまりわたしは労働に遅刻しないよう、わざわざ引き返さなくたって平気だと自分に言い聞かせているのだろうかとちょっと思った。そんなに遅刻をおそれているのか。ちょっとくらい遅刻したって気にしない感じの方がいいのになと思う。自分も周囲も。わたしは電車とか待ち合わせとか映画の上映開始時間とか、いつもいろんなことがギリギリで、ギリギリまで仕度ができないタイプなんだから大手を振って遅刻しちゃえばいいのに毎度バタバタ走って大汗をかいている。悪あがき。一生こうやって走っているんだろうかとときどき恥ずかしくなる。
 さっき電車に乗り込むとき、ホームと電車のすきまに靴を落としてしまった人がいた。すきまにかかとを引っかけて転んでしまったようで、一瞬迷ったけどわたしも電車を降り、大丈夫ですかと声をかけた。このときはまだ自分が財布とスマホを忘れてきたことに気づいていないのが、なんか昔話の正直者っぽいムーブだな……。人助けってほどのことでもないけど、うっかり者で正直者のなんとか太郎的な。  でもそんなんではないな、昔話の無償の正直さではないな。自分も乗りたい電車に遅れそうでしょっちゅう走っているタイプだから味方したくなったってだけかもしれない。自分ももうずっと前、学生時代、靴をホームのすきまに落としたことがあって、東中野の駅で足を踏み外して体ごと落っこちかけたのを近くにいた人がすぐ引っ張り上げてくれた。そのときは演劇のフライヤーを業者に届けに行く用事でかなり重たい紙袋を持っていた。よく引っ張ってもらえたなと思った。そういう善意の循環……みたいなことを考えるとなんかちょっと気味が悪いような気もする。これはわたしがひねくれているだけかも。  転んだ人は声をかけられてかえって恥ずかしいかもしれないと思って、駅員さんが来るまでなんとなく近くで見守り、駅員さんはすぐ来たので車輌ひとつぶんくらい離れたところに移動した。そして、電車一本くらい見送ったっていいや、多少遅刻してもいいやという判断をした自分に酔っていないか?みたいなことも思った。多少の遅刻は気にならない自分をやりたかったんではないか。なんだか心臓がばくばくし、さっきその人が転んで尻もちをついたとき、プリキュアみたいな絵面と一瞬重なった。スカートが広がった感じと手に握ったままのハンディ扇風機がなんか魔法少女みたいだなと思った。それがうしろめたくて声をかけたのかもしれない……とかも考えた。  なので財布もスマホも忘れてきたと気づいたときちょっとほっとした気持ちもあった。慣れない善意のようなことをしたからそれと釣り合いがとれているような気がした。バチが当たるの逆みたいな。
 そういうことを考えていたら電車はすぐ着いて、財布もスマホも持っていないのに水筒と読みかけの本は持って会社に出かけるのなんか優雅だな…と思った。あとタオルと日傘と飴。リュックの中で水筒の氷がカラカラ鳴って、このごろ水筒には冷たいお茶を入れているから、歩くたび遠足の子どもみたいな音がする。  読みかけの本はレアード・ハント『インディアナ、インディアナ』。柴田元幸訳。柴田元幸だから読んでみるというのは武豊が乗るから買っておくみたいな感じ? わかんない。インディアナ〜は難解な小説ではないと思うんだけど、ゆっくり読まないとすぐなんだかよくわからなくなる小説。もうあと少しで読み終わるんだけど、読み落としているところがたくさんある気がして行きつ戻りつ読んでいて、今はもっかい最初からゆっくり読み直している。 「ヴァージルの死ぬ間際にノアはもう緑の印は見つかったかとヴァージルに訊いて見つかったならどこにあるのか教えてくれと頼んだがヴァージルは長いあいだノアの顔を見てそれから眠りに落ちそれから目ざめてノアの顔を見てそれからまた眠りに落ちた。」だいたいこういう感じ。辛抱強く話を聞くみたいな小説で、いつかこういうの書きたいな、書けたらなあと思う。このそれからが3回続くの、自分だと書くのに勇気がいると思うし、書いたとしても書いたぞってあざとさが出てしまう気がする。
 お昼は会社の横に来ていたフードトラックでタコスを食べた。パスモで支払えた。白いタコスには鶏肉、ピンクの生地には牛肉の赤ワイン煮込み、黒っぽい生地にはサボテン?を何か和えたやつ。三個入り。キウイのサルサが辛くて美味しかった。スマホを持っ��いたらぜったい写真を撮っていたなと思った。  並んでいるとき、トラックに据えた鉄板の火が消えてしまったようで店の人が五分くらい格闘していた。しばらくチャッカマンをカチカチやっていたけどたぶんチャッカマンも燃料切れのようで、ぜんぜん火がつかない。ライターでやろうとしてなかなかうまくいかず、昼休みの五分くらいってけっこう長く感じるしかなり人も並んでいたんだけど、その人はまるで焦らず黙々とやっていたのですごいなーと思った。焦りが顔に出ないタイプなだけかもしれないけど。べつに誰にも謝らず、普通に注文を受け普通にタコスを包んでとやっていて、そうだよなあと思った。
 労働を終えまっすぐ帰宅したらスマホにはやはり誰からも連絡は来ていなくて、千円勝ったと思った。千円くらい何か食べようと思った。わざわざ夜出かけるのめんどくさいなとは思ったけど、金曜の夜でほんとは寄り道したかったのだから出かけたい気持ちが勝った。  ぶらっと出てみたらいつもより涼しくて、どこまでも散歩できそうな気持ちのいい晩だった。ぶらぶら歩き、なんとなく電車に乗っていた。夜だから上り電車は空いていて、定期圏内の、でもあまり降りる用事がない駅のちょっと歩いたところにある中華料理屋というか定食屋というか、カツカレーが美味しいらしいので前から行ってみたかった。ふだんぜんぜん用事のない、買い物に行くような街でもない、誰も知り合いもいない駅。ここでわたしが何か交通事故とかにあって死んじゃったりしたら、なんであんなところにいたんだろうと家族は不思議に思うんだろうな……とあまり行かない場所に出かけるたび思う。  駅を降りたら書店があったので覗いてみた。雑誌と漫画と学参の棚が大きい、ちょっと広めの店舗の懐かしい感じの書店。気になっている本のリストを頭に浮かべながら物色し、目当てのいくつかは置いていないようだったけど、そういえばしゃしゃさんの本が今日発売日じゃなかったっけと思って探した。『蒼き太陽の詩』。1,2巻は棚に差してあったけど今日発売の3巻はなかった。レジに持って行って、これの3巻もありますかと尋ねたら奥から出してきてくれた。ラスト���冊でしたと教えてくれた。あっ善意と思った。カツカレーを食べながら読んだ。  『蒼き太陽の詩』は、アラビアンファンタジーというのかな、双子の王子が国王の座をめぐって殺し合う……というワクワクハラハラする物語。砂漠の王国が舞台の大長編で、読みやすくてぐいぐい進んだ。『インディアナ、インディアナ』を読んでいたから余計にそう思うのかも。壮麗な織物みたいな物語で、読んでいるとキャラクターたちの声が聞こえてくるし人や周りの風景が目に浮かぶ。生き生きとしている。これアニメになったらいいなーと思った。赤将軍のユングヴィはファイルーズあいさんがいいな……。
 カツカレーの店は、客はわたしだけで、店のおじいさんは座敷でテレビを見ていた。���ーブルにハイボールのコップとつまみがいくつか並んでいて、わたしが来たのでおじいさんはちょっと慌てたようすで、でもにこやかに注文をとってくれた。すっかりすり減った畳が赤くなっていて、ちょっと緊張した。あまりきれいでない状態に緊張するのもあるし、よそものが入ってきてすみませんみたいな緊張感もある。テーブルはきれいに拭かれていた。揚げたてのカツが大きくて、油と肉汁がジュワッと溢れてきてすごく美味しかった。カレーは濃くて、柔らかくほぐれた牛肉もけっこう大きいしたくさん入っていた。たしかにうまい。がつがつ食べるうちにだんだん体のこわばりがほどけた。  テレビの音がものすごく大きくて閉口したけど、カツを揚げ終えたおじいさんが汗をぬぐいながら夢中で見ているのがなんかよかった。『チコちゃんに叱られる』というやつ?初めて見た。音が大きいから見てしまう。ボーッと生きてるんじゃねえよってこれかと思った。Vtuberっぽい。おじいさんが何度もはははと笑った。どうしてゴルフボールの表面にでこぼこがあるのかというのをとても真剣に見ているので、ひととおり解説が終わるのを待って会計を頼んだ。
 家に帰ったら板垣さんがツイッターでスペースをやっていたので、洗い物や洗濯物などを片付けながら聞いた。どうやら同じ大学出身だったことがわかって思わず話しかけてしまった。一日いろいろカラフルでなんか気持ちが興奮していたのか、やけにたくさんしゃべってしまって、恥ずかしくなって寝た。文フリの話とか小説の話。  千葉雅也『エレクトリック』、わたしは父親がエロいのがいいと思った。と言ったんだけど、なんていうの、エロいって言い方はちょっとちがう気もするんだけどエロく書くことのすごさがあってそれをそう受け取りたいというか……。これは『サバービアの憂鬱』で読んだんだったかな、「男性は会社(仕事)に嫁ぐ」というのを思い出したの。大場正明『サバービアの憂鬱 「郊外」の誕生とその爆発的発展の過程』。うろおぼえだからちょっとちがうかもだけど、男性が会社(仕事)に対して「嫁」になってしまう、みたいな。父親の人妻的な感じ。そういうエロさ。舞台の宇都宮も郊外(サバービア)だなと思った。そしてそういう小説の、文章自体がヘテロでない感じがあって、すごくよかった。多くの小説の文章が意識的にも無意識的にも備えている、当然の「調べ」みたいなものがあんまりない文章だと思った。
 『エレクトリック』の前後で読んでいた、数年前の文藝賞の作品が、なんかこうすごくどヘテロだったのもあってそう思ったんだと思う。ヘテロが悪いわけではもちろんないけどよくもわるくもどヘテロ、ザ・調べという感じで、この作品のどこらへんがわたしは苦手だったのかを語ろうとすると、そこに糸口があるみたいな話。  なんていうの、村上春樹に文句言ってる場合じゃないくらい若い作家の新しい作品がめちゃめちゃ古いジェンダー観で、読んでいて作品の面白さとかすごさはわかるような気はしたんだけど、でもこれをよしとするんだなあ、帯に誰々氏が激賞と書いてあるけどそうなんだ?!みたいな驚きは、やはりあった。ジェンダー観もそうだし、地方や精神障害者への偏見を強化するような感じもあって気になった。「壮大な作品」「圧倒的な熱量」「知識と想像力を駆使し」と帯に書かれていたけど、わたしは読んでいて小ささや狭さの方が目についた。  いやわざとそう書いている、いかにもなステレオタイプをやることに意味がある作品なんだろうとは思った。仕掛けというか。でも意味があるんですよと書くずるさというか……。ステレオタイプをなぞり続けたい、そのようにして書けるものに作家は意味を見出したいし、どうしても興味がある。それってフェチではあるよなあと思うんだけど、ステレオタイプをフェチと指摘されることってあんまりない気がする。  偏見の強化によって生まれる痛み、それを感じない場所に作家は立っていて、痛みを感じる人のこともあまり見えない。いや見えてはいるかもしんないけど、自分の書くこの作品とはさほど関係ないと思っている? それは別の作家、何かそれにふさわしい属性を持った作家がやることであって自分の作品では関係ない。おそらくは無自覚な特権があり、特権って言うと反発したくなると思うけど……みたいなことを思って、うーーんとなった。やつあたりかもしんないけど。作品名出さずに書いてるからなんのこっちゃって感じだと思うけど。  まあ小説ってそんなに読まれないんだろうなと思った。読む人そんなにいないから、これのここってどうなのみたいな話題にのぼることってあんまりない。漫画とはそこがちがう。あとまあわたしが純文学、文芸誌とその賞にそれなりに夢をもっている(もっちゃっている)ふしはあるな…。
 そしてこの作品の直後にC・パム・ジャン『その丘が黄金ならば』を読んであーーーこういうのが好きだ〜〜と思って、なんかそういう不満のようなものはふっとんだ。大きい。大きい小説。こういうのがいい。小さい小説がだめなわけではぜんぜんないけど、大きい話を書こうとしたものが狭苦しく感じられるのはやはりつらい。あと長さもよかった。四六版で384ページ。父親が亡くなり子どもたちが埋葬の旅に出る…という筋書きで、本のけっこう前半で埋葬は済んじゃう。その後が長いのがよかった。純文学系の賞はちょっと短いのかもしれない。「自分の書くこの作品とはさほど関係ない」と書いたけど、まあだって短いもんなー。読む人にも書く人にも。この長さの話はもうちょっと掘り下げたい。日記に書きたいことっていろいろあるな。長くなったのでまた今度。
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mikan-zume · 2 days
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新宿
私は東京が好き
シルバーの固い直線だらけだったり
そう思ったらモダンな優しいタイル
柔らかいものは少ないけど
それがみんなに平等でいい
流れてる時間もそれに揺らぐこともなく平等だ
例えばその人がどれだけ裕福でも
どれだけ綺麗でもその硬く覆われた石たちは
平等に変わらずずっとそのまま変わらない
雨が降っても流れる時間は変わらない
端と端から徐々に近くなって
一瞬の交わりの後にまた離れる
こんなにもたくさん人がいて
みんなそれぞれの行き場に向かって移動する
生活をする
生きている
グレーの斜めがけショルダーバッグ
マキシ丈ワンピース
肩紐を目一杯長くしたリュック
バランスの取れていないスキニーパンツ
ピンクの髪の細身の若者
みんなどこに向かってるのだろう
って
こんなこと別に思わない
みんな思ってない
だからこの街は成り立つ
それぞれの利と利をみんな持ってるから歯車が回る
でもなんで私たちは出会ったのだろうか
利を求めて
自分の利とは何かを定めて生きていけばいい
でも若さが私たちをそれに抗わせる
形のないモヤモヤした何かを
共有して分担して消化する
プリーツのスカート
革のジャケット
風で大きく靡くようなロングスカート
心臓まで揺れるような重低音
根本から生えたペールピンク
そんなことに心が躍る
それを共有したい
自分の今しか感じらないパッションを見つけて欲しい
そして相手からも受け取りたい
いずれ訪れるその時に後悔したくないから
黒く沈んだ生乾きの君の中へ
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chaukachawan · 5 months
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〜新人公演35期紹介〜
一番乗り。って書こうとしたらハムに先を越された上に、ハムが中々エグいもん書いてるので書き直そうか迷ってしまいました。でも書き直す時間は無いのでこのまま真面目紹介しておきます。く、悔しい...。
二番乗り。最高な仲間たちを、好きなところと共に紹介しちゃいます。
■■■
ー好きな所ー
久しぶりに古墳に行きたいです。そこには街を一望できる綺麗な景色があります。私の心の基地です。心身回復したい誰かがいたら一緒に来たい場所です。明日か明後日の夜にでも行って一度リフレッシュしてきましょうかね〜
よーし、明日も仕込み頑張るぞ、わっしょい。
申し訳なさすぎて、おでこを床に擦りたいような気持ちを抑えつつ、皆様のおかげで楽しく仕込んでいます。本当にありがとうございます。泣泣
■■■
ー好きなところー
[役者]
◆縦縞コリー
たまに、とっても高くなる声。なんだかよくわからないけど、全体的に可愛いところ。真っ直ぐなところ。文字、可愛い。絵も、可愛い。手書きの手紙とか読んだら、内容がどんなのでも文字だけでなんか良いなぁってなりそう。
めちゃくちゃ頼りになる照明仲間。こりちゃんならきっと大丈夫。
◆あろハム権左衛門
突然掃除を始めたり、キャッチボールし始めたりするところ。無邪気なところ。毎日聴きたくなるラジオパーソナリティみたいな声。あろハムは本当に声がいい。毎日、朝起こしてほしい。ライブの感想、また聞かせてね。
ハム界のアイドル。アローのマイムは世界一。
◆海泥波波美
ときたま感じるあたたかい何か。たまに羽毛布団くらい柔らかくなっていることがある語尾。カス!って言う時の明るい声。人生の先輩は色々苦労してきたみたい。でも、夜は寝れなくても寝るべし。アサギがいっぱい寝て不幸になる人はいないから。
頼れる仕込みチ。アサギはひとりじゃない。
◆苔丸
子供のときの、新しく買ってもらったDSのカセットみたいな、わくわくさせてくる一面。穏やかな気持ちになれる波長の声。苔丸は良いところが詰まりすぎていて何から話せばいいのかわからない。そんな苔丸が照明に来てくれて、嬉しくて、やる気が出たよ。
いつだって優しい善人。苔丸の声で世界がつくられる。
◆衿君
口を開いて、そこから音が出た瞬間に大爆発する魅力。楽しみ始めたら誰も止められないところ。リュックに付いているストラップが可愛いところ。もっとエリックを知りたい気持ちめちゃくちゃあります。だって絶対面白いんだもん。
めちゃくちゃ頼りになる照明仲間2。エリックは舞台に立つだけでかっこいい。
◆冊まいむ
努力をして、それを全然やめない強さ。しんどいときでも、底にある飄々とした芯がなんとなく見えるところ。冊まいむって良いね。「も」は解雇されたのかな?ちょっと可哀想。でも、「む」がきっと良い子なんだろうね。
いつも美味しそうなお弁当を作る職人。みそかの天然は可愛さを倍増させてる。
◆ミル鍋
いつか人差し指を優しく突き刺してみたいほっぺた。なんかもう、言葉を失ってしまうくらい可愛い一瞬。みんなにお菓子を配っているときの顔。堂々としているゆにを見ると、すごいなぁって惚れ惚れしちゃう。どうしてそんなにかっこいいんですか?
笑顔かわいいランキングがあればきっと殿堂入り。ゆにはイケメンかつ可愛い。
◆大福小餅
いつ見てもさらさらで、心が透き通っていることを具現化している髪。笑顔。たまに、眠すぎて、頭がカクってなっちゃってるところ。しっかり者で優しいこふくがいてくれることで、みんなの雰囲気が保たれている。ありがとう。
ふわっふわなのにしっかりしている舞監。こふくのこふくじゃないシーンが大好き。
◆中森ダリア
自分をもっているところ。周りを近づけないんじゃなくて、周りの人も巻き込んでその場ごと近づけなくするほどのオーラ。ゆったりした喋り。何がとはまだ言えないけど、あれが上手すぎて好き。あれも、けっこう面白いことになってて好き。
身近にいてくれるアイドル。ひらりはスーパーオールラウンダーガール。
◆帝京魂
なんだか、見ているだけで満足できる雰囲気。人間観察したくなる不思議さを持ち合わせている。擦られ続けているしゃーない。愛され続けているしゃーない。最近本家聞いてないから聞きたい。部署が全然被ってなくてあんまり喋ったことがないので密かに悲しい。
よく通る声の低さで発声が良すぎる。コンちゃんのキャラ全部いい味出てる。
◆鴨兎春
かっこいいところ。爪の垢を煎じて飲みたいほどのセンス。落ち着いて作業しているときの頼れる姉御感。落ち着いていないときの大阪すぎる言動。いつもおしゃんな服。らびは困ったら助けてくれるイケメンです。ちゃんと大阪人として面白いところを見習いたい。
みんなの舞美ネキ。らびの成長は止まる気配がない。
◆黒井白子
変わらず揺るがず秘めている何か。暴れ回る手足。聞くと、いいなぁ、ってなる訛り。堂々と立っているところ。大好きなものを愛しているところ。誰よりも真剣で誰よりも色々犠牲にしている。私たちはみんな相も変わらず白子のこと好きだから心配しないでね。
人を鼓舞する情熱の持ち主。白子が納得出来れば雨は降らない。
◆しょこら
大きな背中。丁寧な話し方。独特の雰囲気。こらしょの舞台上の雰囲気は、唯一無二って感じがしてすごく好き。なんやかんやどうにかする力を持っている。私にはできないことをしている。普通にすごいことだよ、それ。
ゆったりした波長の持ち主。こらしょの存在感は凄まじい。
[スタッフ]
◆まろん
オペをちゃんと楽しんでるところ。楽しいよね、わかる。頼りになるオペ仲間。頑張ろうね。
◆テキストを入力
冷静かと思いきや割と飛んでるところ。おもろいオペ仲間。ファイトだぜ。
◆紫仏瑠唯
めちゃくちゃしっかり者であるところ。照明班なってくれてありがとうね。
[演出]
◆近未来ミイラ
全身から溢れ出てる感じの大きな笑い方。何歳になってもずっとその笑い方でいてほしい。元気になれる。頼りない照明チーフを怒らないでいてくれてありがとう。たまにキツいことを言ってしまっていたかもしれないけど、みーらのセンスが好きだからなんです。私じゃなくて、みーらに作ってほしいからなんです。だからどうか自分の意思を強く持って、最後まで駆け抜けてね。私は、どう転んでも良いものになると確信しています。
大尊敬している。みーらと仲良くなれて嬉しいよ。
■■■
私は35期のことが好きです。好きというのは押しつけていいものなのか今の私にはわかりませんが、今の私はみんなに伝えたいらしいです。口でも文字でも、言えないことが多くて困っちゃいますね。面と向かって言えないことを文字にするのは、悪いことだったら最悪ですが、良いことだったら最高です。それでもやっぱり、声になって耳に届いて響くのが1番ですけどね。
あと少し、頑張りましょう。
園堂香莉/なぽり
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kennak · 11 months
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内容は全部タイトルに書いてある通り。コロナ禍の真っ最中の話だし、前職辞めてるからもう時効だと思うしここに書く。なお申し訳無いけどおじさんの下半身の話も出るから気を付けてね。数年前、世間はコロナの真っ最中で、増田の勤め先も漏れなく在宅のリモートワークになった。営業職の増田にとっては天国だった。得意先に行かなくても商品と数字は引き続き動く、増田の業務はせいぜい1日に数回客先からの電話とメールくらい。そりゃあサボりにサボった。在宅ワーク経験者は分かると思うが、面白いもので最初は皆おっかなびっくり、コソコソとサボる。勤務時間中だけど近所のカフェに行っちゃおう〜とか、朝に始業の連絡入れたあと二度寝しちゃおう〜とか可愛いものである。どうせすぐに終わるボーナスタイムだ、満喫しないと損だと考えた。だが予想に反して世間は落ち着かず、在宅ワークは長く続いた。サボりも2年目ともなれば慣れたものである。最初はコッソリ喫茶店に行ってた増田も、もはや当たり前のようにDLsiteで買った同人ゲーをやっていた。さて流石に一日中座りっぱなしでケツも痛いし、昼飯のウーバーイーツも飽きてきたし、たまには運動しなきゃな〜なんて思ったある日、配達されたハンバーガーを食べてふと気がついた。「ウーバーの配達すれば、運動もできてお金を稼げて、一石二鳥じゃん」在宅勤務でやることもないので時間もある、座りっぱなしも良くないし、運動がてら自転車に乗ろう。嫁にバレると色々言われて面倒だけど、幸いなことに嫁の職種は出社が必須なので、家はいつも1人だ。『嫁にバレずにウーバーイーツいくら稼げるかチャレンジ!』と1人でYoutuberのような気分になった。早速配達員としての準備をした。自転車はあるから、あと必要なのは黒くて大きいリュックと、ヘルメットもあった方がいい。無地の黒くて四角いリュックをAmazonで3千円で購入、こっちは安物でいいけど、ヘルメットはそうはいかない。万が一の事故に備えて、安全性の高い2万円のを買った。ヘルメットの値段は中身の頭の値段、俺ほどの頭ならもっと高くてもいいかななんて思いながら、サボり→大サボり→ウーバーイーツとポケモン御三家みたいな進化を遂げた。結論、最初は順調だった。ちょろっと自転車を漕いでは週に1万円の稼ぎを得つつ、得意先は電話で対応、会社には業務終了の連絡をして、嫁におかえり〜と声をかける。そんな社会をクソ舐めた生活が続いても、嫁は案外気付かなかった。嫁は元から細かい事は気にしないゆってぃのような人だったが、最後の方は普通に玄関にウーバーのリュック置きっぱなしというポカもした。それでも気付かなかった。何で?。順調に見えたその折に、増田の体に異変が起きた。ケツが痛い。確かに増田のアナル付近にはもともと大きめのデキモノがあった。しかし痛みも無いし、そのうち消えるだろうと放っておいた。それが度重なるリモートワークの座りっぱなし生活と自転車の振動によって圧倒的な成長を遂げ、ついには痛みを伴うようになってきたのだった。ウーバーイーツ開始から4周目でいよいよ自転車に乗れなくなり、病院へ向かった。トータルの稼ぎは4万円でギブアップだ。業務中に病院に行く訳にもいかないので、有給を取って肛門科へと急いだ。待合室でドーナツクッションを敷いて待っていると、増田の前のおじさんが呼ばれ、ぶすっとした面持ちで診察室へ入っていった。肛門科にいる人間の表情は、得てして「不機嫌」か「死にそう」のどちらかである。不機嫌おじさんが入って少し経つと、『ん゛な゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛!゛』ドア越しに叫び声が聞こえてきた。みんなメイドインアビスって知ってるかな?あれに出てくるナナチの声全部に濁点を付けたような、呪詛めいた声だ。(大人のオスがこんな情けない声で鳴くんですね♡)と心の中のメスガキが語り掛けてくるが、余裕ぶっている暇はない。次は我が身である。汚ねぇナナチ(CV:藤原竜也)が死にそうな顔をして出てきた後、増田の名前が呼ばれた。在宅勤務とウーバーイーツの現状、アナルの症状を医者に話して、触診となった。「横になってズボンとパンツを下ろしてください」と言われたので言われた通りに脱ぐと「前は出さなくていいです」と嗜められた。罠かよ。『横になってお尻を向けた状態でパンツを後ろだけ下げてアナルを見せる姿勢』という、肛門科にとっての日常は俺らには非日常なんだから、知らんかったらそりゃチンポもまろび出ますわな。いざ触診。「ダメですね、すぐに手術で取ります」早い。2秒くらいしかみてないじゃん。手術ってそんなに軽い感じなんだ。アナル爆発初心者だから知らなかった。そこからはあっという間だった。アナル付近にこまめに麻酔を打ちつつチョキチョキ患部を取り除く。麻酔と言っても完全にシャットアウトするわけじゃないし、アナル周りは神経も敏感で普通に痛い。待合室の方々には申し訳ないが、俺もまた数多くの汚ねえナナチ(CV:こりゃめでてーな伊藤)の1人になり、1万7千円の診療を払って帰った。名探偵ピカチュウのようなシワシワ顔で家に帰った増田を、嫁はひどく心配した。こうなってはと、全てを話した。内緒でウーバーイーツを始めたことケツを痛めたことアナルが爆発してナナチになったことウーバーイーツで4万円を稼いだことリュック3千円とヘルメット2万円と治療費1万7千円で丁度4万円消えたこともうこりごりなこと洗いざらい話した。嫁は「君らしいね」と笑っていた。何で?。あれから数年経ち、増田は転職して普通に出社している。在宅勤務を手放すのは名残惜しいが、やはり営業職は外に出る方が性に合っている。アナルの爆発もあれから再発せず、静かなものだ。あの時稼いだお金は消えたけど、経験は確かに自分の中に生きている。さて、そろそろ嫁の冬物のコートをまとめてクリーニングに出しに行かなくては。玄関には都合良く荷物が沢山入る黒いリュックがあったのでコートを詰めた。4月から努力義務化されたヘルメットを被り、ペダルを漕いでクリーニング屋へ向かった。
嫁に内緒でテレワーク中にウーバーイーツ配達員を1ヶ月やってみたらアナルが爆発して稼ぎがプラマイ0だった話
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longgoodbye1992 · 2 years
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声からの出会い
川崎駅近くのビジネスホテルから駅へ向かいながら、会って最初の一言は「はじめまして」がいいだろうと考えていた。
向こうは俺の顔を知らない。ある有名バンドのボーカルに似ているとは話していたが、顔写真はいらないと断られた。反面、向こうは知り合いの猫の写真を送ってきた時に、その猫を抱いているのを自分と忘れており、思いがけない形で顔を見た。思ったよりも目鼻立ちがはっきりしていて可愛��しく、胸ポケットにマルボロが入っているのがその子らしかった。
駅のエスカレーターを上っているときに、待ちあわせ場所に着いたとLINEが入る。時刻はまだ予定より五分早い。女性と待ち合わせした中で自分が遅いのは初めてだった。
エスカレーターの途中で聴いていたAmazonミュージックから久保田利伸の「LA・LA・LA LOVE SONG」が流れてきて、何だか滑稽だった。
待ち合わせ場所の改札口が見えてきたとき、その子に通話をかけた。数コールして出た声は少し寝起きっぽい低い声だけど、その子らしい少年味のある少し鼻にかかった女の子の声だった。
「改札いるよ。どこいる?」
「俺もう少しで改札。黒い帽子被ってるよ」
「あっ、見つけた」
周りを見渡すと一人の女性が俺に向かってきた。
マスクをしているから写真の印象とは違った。そして思ったよりも背が高かった。
「エリちゃん?」
「うん、えっ、だよね?」
「あっ、よかった。はじめまして」
「はじめまして。じゃあ行こっ」
俺が歩いてきた方へエリは歩き始める。店は任せていた。
歩くスピードは男らしいくらい早かった。
「いつ東京着いたの?」
「今朝の七時くらい」
「はやっなにしてたの?」
「浅草行って船乗ってレインボーブリッジくぐってた」
「面白いことしてんね」
「さっきまで寝とったやろ」
「そう、モンハンやってたら夜遅くなったけど、ちゃんと起きたかんね」
通話なときと同じ会話のテンポで、ほんとにこの子なんだなと思った。
エリと出会ったのは通話アプリの掲示板だった。
五月半ばの初夏の日差しが暑くなってきた頃。
ボーイッシュで鼻にかかった声の音域が何とも魅力的だった。最初、アプリでの名前はシェリーだった。後から聞くのだが、シェリーは実際のあだ名で、本名のエリをもじって友人たちがつけたらしい。
話していくうちに出身が同じ県であること、高校の最寄り路線が同じということ、俺が大学時代に住んでいた市に今住んでいるということで、距離感が一気に縮まった。
バンドをやっていたということで、地元のライブハウスやスタジオの話題で盛り上がる。
歳は四つ下だから、後輩のような妹のようなそんな人懐っこさがどこか可愛らしくて、週に一度は話すようになった。
サバサバした口調や性格だが、アニメの話になると声色が変わり、一緒に「時をかける少女」を見たときは酔っていた事もあるんだろうが、普通の女の子の黄色い声になっていた。そのギャップが可笑しかった。
「来週東京行くから飲もうよ」
「いいよ」
エリの休みに合わせて東京へ着く日を調整した。
そしてその日を迎えた。
エリについていった先は早くからやってる居酒屋だった。
「ここでいい?」
「いいよ」
「ここ煙草吸えっからいいんだよね」
席に座る。
「お腹すいたー、何も食べてない」
「好きなのたくさん食べな。でも飲むときあんま食わんのやろ?」
「そう、だからちょっと食べてあとは飲む!生でいい?」
「いいよ」
俺がオーダーしようとするのよりも先に、エリは大きい声で店員さんを呼んでオーダーした。これもあまりない体験だった。
「嫌いなもんある?」
「ちょこちょこあるけど、エリちゃん好きなの選びなよ」 
「しめ鯖は?」
「大好き」
「じゃあしめ鯖」
「紅生姜天いいな」
「あたしも思った」
ビールを持ってきた店員さんに手早くオーダーを言う。牛タンとタコ唐もオーダーした。
乾杯してビールを飲む。美味かった。
「緊張しとるわ俺」 
「あたしもだよ」
「慣れてるやろ友達多いだろうし」
「そういうわけでもないよ」
「そうなんか、あっ、そういえば土産持ってきた」
「えっ、なに?」
前にエリと話した地元で有名なかぼちゃのパイとクラフトジンを持ってきていた。
「あー!そのパイ!」
「好きって言ってたからさ」
「ありがとうめっちゃ嬉しい」
「あとこのクラフトジンも飲んでみて」 
「ありがとう!」
これで少し緊張が解けた。
「帰りに渡すから持っとくよ」 
「うん!」
一気に声色に女性っぽさが出てきた。
あれこれと話した後。
エリがポケットからマルボロを取り出す。
「あっ、ライター忘った」
俺はリュックから同じマルボロとライターを出した。
「好きに使っていいよ」
「ありがと!無くなったら煙草もらうわ」
「いいよ、他のも持ってきとるから」
二人で煙草を吸った。
仕事の話やら最近の休みが変わった話やらをしているうちに互いに酔いもまわってきた。
今の仕事は楽しいらしい。
ウーロンハイと緑茶ハイが好きなのは通話で知っていた。生ビールのあとはずっとウーロンハイだった。
エリは元々楽器屋で働いていたり音楽業界に精通していたから、話題は音楽の話になっていった。
ビートルズではイエローサブマリンが一番好き。
一番好きなバンドはHi-STANDARD。
仕事で横山健と撮った写真を見せてきて羨ましく思った。
「地元には戻ってこないんか?」
「うーん、仕事がなー。それにあたしまだまだやりたいことあるからさ」
「でも子供生みたいんだろ?」
「そうなんよ。今すぐでも欲しい。そしたら実家近いほうがママに頼れるからいいんよね」
「難しいとこやな」
「そうなんよねー」
エリは完全に酔っていて、顔の表情筋がやわやわだった。
俺がスマホを向けるとエリはポーズを取り出した。
「顔隠すポーズやめろー」
「えー、しゃあないなぁ」
おそらく俺は今までで一番いい表情の写真を撮った気がした。
屈託のない、エリの魅力が溢れていた。
「カラオケいくか」
「いく」
店を出てカラオケに行くことにした。
会計で俺が支払っていると、胸ポケットに千円の束を入れてきた。というよりも突っ込んできたという言い方が適当かもしれない。
「いらんよ、俺が誘ったんやから」
「いいって、いいって。ほらいこう」
店の斜め向かいにあるカラオケ館へ。
「なんかさ」
「なに」 
「思ったより似てたよ」
「ああ、あのボーカルに?」
「そう!」
また屈託のない笑い顔だった。
部屋に入る。
「はくび歌う」
「はくび?」
「あたしKing Gnuめっちゃ得意だから」 
「それさはくじつっていうんだよ」
「嘘、ずっとはくびはくびって言ってたけど」
「周りのやつも知らんかったんかな」
「めっちゃ恥ずい」
バンドでギター・ボーカルをやっていただけあって歌はうまかった。
「声が似てるって言われ大塚愛歌ってよ」
「いいよ」
黒毛和牛上塩タン焼680円を歌った。確かに声質はピッタリだった。本当は俺の好きな桃ノ花ビラを歌ってほしかったが次回に取っておこうと思った。
俺はというと、ワンナイトカーニバルやらミッシェル・ガン・エレファントを歌ったら声が潰れてしばらく歌えなくなった。
エリのオンステージだったけど、楽しそうな姿を見ているだけで幸せな気持ちになった。
煙草を吸いに喫煙室に行ったとき、酔ってフラフラのエリがしゃがみ込んだ。
少し躊躇ったあと、エリの頭を撫でた。
湿気でボサボサになっていた頭を何度も撫でた。
「今朝シャワー浴びてないから」
頭を振った。ポンポンと頭に触れた後に、手を元の場所に戻した。
可愛らしくてしょうがなかった。
それは妹を可愛がる兄の気持ちなのか、酔った後輩の面倒を見る先輩の気持ちなのか、それとも本気の気持ちなのかわからなかった。
ただ、その髪を撫でたい。それだけだった。
部屋に戻ってまた歌の時間。
今度はファジーネーブルをエリは飲み始めた。
ELLEGARDENの「make a wish」を一緒に歌った。ELLEは共通の趣味だった。
あっという間に三時間が終わった。
支払いのとき、一万円札をだした俺の上から、エリはクレジットカードを置いた。
「五千円ある」
「あるよ」
エリに渡した。
外は雨が降っていた。
エリは少し派手目な柄の傘を持ってきていて、開いて俺も入れてくれた。
エリから傘を受け取ってエリに雨がかからないように歩いた。
空いた左手でエリの頭をまた撫でた。エリは大人しかった。
「楽しかったよありがとね」
「うん、めっちゃ酔ったー」
「まだまだやなー」
「強いなー」
改札につく。
リュックから土産を取り出して渡した。
「ありがとう」
「また飲もうな」
「うん」
「また休みの日通話しよう」
「あたし連絡まめじゃないから連絡して」
「うん、わかったよ。気をつけてかえってな」
「ありがとう、そっちもね」
またエリの頭を撫でた。嫌がる様子はなかった。
エリは改札をくぐっていった。
足はふらふらだった。
ホテルへ戻りながらエリにLINEを打った。
ベッドでうとうとしてると返信が来た。
どうやらお風呂に入ってベッドに入ったらしい。
吐いてスッキリしたから明日はちゃんと仕事に行けると書いてあった。
飾らない性格ってこういう子を言うんだな。
そう思って眠りについた。
未だに答えはわからない。
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snowglobeeyes · 7 months
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救いの手
私は見事に落ちた。あれは希望行きの橋を渡っているときだった。グリッターが混じった黒いリュックを背負い、目元にもグリッターを塗って気分良く歩いていた。進んで行くと、橋はゴミを端っこに集めるかのように私を取り除きたがった。なぜなら橋はグリッターが大嫌いで渡る際には指定のバッグが必要だったのだ。気付いた時にはすでに橋が傾き、指定のバッグを持った連中は落ちない安全な場所から不愉快な笑みを浮かべたり無表情でこちらを見ている。
「ここにはお前の居場所はない。あばよ!」
橋の声を聞きながら私は落ちていった。下は赤い水が流れる川。もう終わりだ。この上ない絶望を感じた。
抵抗することなく流れていくと城が見えてきた。赤い水は不思議と冷たくも熱くもなく炭酸のような泡が浮いていた。心地良かった。しばらく眺めているとブロンドヘアの同い年くらいの女性がこちらへ向かって走って来る。鮮やかな赤いドレスをなびかせながら。そして彼女はとびきりの笑顔を咲かせ私にこう言った。
「チェリーソーダスライダーはどうだった?貴方をエレクトラハートの世界へ歓迎するわ。」
警戒心はもちろんあるが、今やもう私を締め付け引き留めるものは何もない。全て橋の上に置いてきてしまったのだ。あるのはグリッターのリュックと微かな希望だけ。私は彼女の手を取った。その瞬間手から電気が走り、彼女の大きな目の中に花火が打ち上がったのが確かに見えた。止まっていたゼロが動き出した。
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littlesallywalker · 1 year
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日記
わたしたちから。
バスで頬杖をついている間に社会がはだけた恥部を除いて厚着した。
右薬指にした陶の指輪のその金の縁に雨をとじこめたまま、
停まってしばらくして火を吹いて横やりに倒れこんだ。
今日は買い出しはせず家にあるものを食べる日。
ちょっとだけオムライスの気分だったけど、
寒いので肉すいのようなものをとおもう。
そうするとチャーハンもいいなっていうところです。
バスは北東の町へ行く予定だった、身体を興して空へ戻った。
しばらく交わしていない言葉は裏返り、愛を読めずに強引に眠る。
ぼくとぼくたちの町には今日ひっきりなしの淡い雨だった。
皮肉にもアイスコーヒーをあたため、禁煙パイポで夜をうたった。
ネットが昨日からとぎれとぎれで「負の産物」と揶揄される、
何万色にもなる輪で耳鳴りを塞いだ。もう雨の音はしない。
「雨の動物園」が好きだった。舟崎克彦の。私の博物誌シリーズ。
リュックにね、レインカバーがついているんです。
底をあけるとロンズデールのロゴがすこしおおげさだけど、
灰色のビニールがくるり翻って荷物をまもってくれる仕組み。
何年も何年も使っているけど全体の黒がなぜか褪せずに丈夫だし、
ちょっとした時のレコード運びも大丈夫。
ぼくにはちょっとした時LPが入るサイズが必要だった。
今はあんまり迂闊にいると持ち崩すから注意を脳に促して。
”ちょっとした時”じゃあないんだよってね。
何かったらしになっちまったむかしの友よ。
たばこはとてもいいものです。
あの人は髪の毛をくしゃくしゃっとさせてつつじを摘み、
それを口にしたり吐いたりしながら君のまねと言った。
いいな、とおもってぼくもつつじをたばこにして吸って話した。
君とはじめて話した日は杉に雷がおちてバスが止まった。
20円と黒のシュシュがロビーに落ちていて、
エレベーターの脇に封切りの映画のような、
すこし太陽の匂いのするシャツと同じ鮮烈さを添えた。
靴は乾かなかった、明日もサンダルだろうか。
飛び立ったバスの網に文庫本をわざと忘れた。
友だちに気づいてほしくて押し花をのこした。
雨の市役所動物園はとても臭くていつも可笑しい。
閃いた好きなもの作る今夜は内緒のそれ食べる。
改心してところてんを買った。同情はできない。
透明な友へ。
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yesmikesmith4515 · 2 years
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tanakadntt · 1 year
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三輪隊と出水の小説(二次創作)
【三輪隊+出水】ディズニーランドに行ってみた
「ディズニーに行ったことがない? マジで?」
三輪隊作戦室の和室である。本部の中でも和室がある作戦室はここしかない。今は、打ち合わせを兼ねたお茶の時間だ。
ナチュラルに馬鹿にされた気がして、三輪秀次はむっとして、言い返した。
「だって、遠いだろう?」
「三門からバスが出てんじゃん?」
米屋陽介である。
バスと言っても、夜行バスだ。夜を徹して走るそのバスに三輪は乗ったことはない。
夏休みの話だ。正確には夏休みのシフト申請の話だ。今年は、まとまって休みがとれるかもという話の延長上で、ディズニーランドに行きたいなどと米屋が言い出したのだ。個人ランク戦をやっていれば満足、という彼にしては珍しい発言である。
「えー、じゃあさ、章平はいったことある?」
「一応、ありますね。上の弟がスターウォーズが大好きなので」
「ちょっとまて、スターウォーズとミッキーとどう繋がるんだ」
「そこからかよ」
まあ混乱しますよね、と古寺章平に場を取りなすようになだめられても、ますます納得のいかない気持ちになる。
なんだ、ディズニーランド、全国民が行かねばならないのか。ミッキーに挨拶を義務付ける法律でもあるのか。
「俺も行ったことがないな」
奈良坂透が口をはさむ。
思わぬ方向からの援護だ。
「ほら見ろ」
「俺はスター・ツアーズがあるのは知ってるけど」
「スタ…?」
「奈良坂もかよ」
「玲がいるから、なんとなく行きそびれたな」
奈良坂の従兄妹である那須玲は体が弱い。ボーダーに入隊以前は、夏はほぼ外には出られなかったらしい。
「私は小さい頃に何回か行ったわね」
月見蓮は急須から三煎目を淹れながら、話を引き戻した。
「楽しいところよ。行ってみたら?」
「三輪隊現着ぅ」
「出水、現着ッ」
初めて乗った夜行バスは消灯してしまえば、すんなり眠れた。ステップを降りて、荷物を受け取る。朝日が眩しい。
あれよあれよという間に決まったディズニーランド行き。こんなに気軽に行けるのか。
最初に話が出た三輪隊に、米屋から話を聞いた出水公平が俺も行きたいと乗っかった。これ以上、誘うとシフト全体に影響が出そうだったので、先着順で出水までとした。組織はつらい。
三輪隊は元々、仲のよい部隊ではないつもりだ。隊の戦略があり、役割があり、そのために必要な実力があって成立している。こうして三門市以外に全員で出かけるのも、任務外は初めてかもしれない。
紅一点の月見はやんわりと断ってきた。今度、友人と行くことにしたらしい。
バスから降りて、人の流れが同じ方向に向かっていく。
「暑くなりそうだな」
「コンビニでおにぎり買って並んでる間に食べとくぞ」
出水が慣れている。出水は、家族でよく行くのだそうだ。米屋は三輪にマウントをとっておきながら、小学生以来だという。
「なあ、これ恥ずかしくないか」
「中に入れば普通だって」
三輪がさっきからソワソワしているのは、男子高校生五人の格好が白いシャツと黒のパンツ黒のスニーカーで揃えてあるからだ。ご丁寧にリュックも黒の指定だ。正直、バスにのるときも違和感ありまくりだったのだが、隊服と思えばいいじゃんと説得されたのだ。
さて、入場である。入場してすぐ、スマホアプリをいじっていた出水が大体の計画を立てている。
「ファストパスとったから、まず…」
「あの、もしかして、ボーダーのイズミさんですか?」
「え!?」
突然、高校生らしき女子に声をかけられて、出水は固まった。見知らぬ女子に声をかけられたこと、身バレしていること、この二つが彼を混乱させていた。
まずい。三輪も内心あせる。奈良坂が離れた途端にこれなのか。現在、奈良坂は古寺とともにポップコーンを買いに行かされている。イケメン圧力で、集団の第一印象を彼がかっさらっているうちはよかったが、実は出水は有名人である。
嵐山隊ほどではないが、ボーダーA級一位はメディアへの露出が多いのだ。何人かがスマホを構え始めた。ボーダー隊員の露出は根付がコントロールしている。もちろん、隊員と明かしたSNSは公式以外は禁止だし、個人でアカウントを持っていたとしても監視される。年頃の青少年を抱える組織にも関わらず、恐ろしいことにネットにおけるトラブルは今まで皆無である。根付は有能な男なのだ。
ある程度は仕方のないこととはいえ、囲まれてパシャパシャとシャッターを切られるのは面倒なことになりそうだった。
脇に控える米屋に一瞬目配せする。米屋もわかっている。出水の腕をひっつかんでダッシュしようとしたところに、空気が動いた。
「あ、ミッキー」
何人かが呆けたような声を出した。
夢の国の王様の登場である。グリーティングだ。反対方向からはパートナーであるミニーマウスもご登場である。
全方向に手をふる二人に、カメラと視線は向いていく。
そこに、
「ミッキーいるね」
それぞれ両手にポップコーンを入れた紙箱を持った奈良坂と古寺が帰ってきた。
「どう? 初ミッキー」
「…あいつ、スゴイな」
「は?」
「いや、マジで」
出水も同意見のようだった。
出水情報が拡散された様子はなかったが、念の為、変装とはいかないまでも、印象を変える目的で服を着替えることになった。
ワールドバザールで売っている派手なTシャツと派手なサングラスだ。変装になるのか甚だ疑問だったが、周りをみわたすに、この国ではこの服装が通常運転らしい。
「え、俺だけ?」
「いや。全員で買おう。そういうものなんだろう?」
「カチューシャも買おうぜ」
「暑そうだな」
「ヘアバンドもありますよ」
着替えてしまったあとは、もう、並んで乗って食べて歩いて、また並んで。
「換装体、ミッキーにするとよくね?」
「最強感あるよな」
「畏れ多いな」
「…三輪」
「頭が大きいから狙いやすいな」
「狙撃手コワ」
「著作権的に言うと難しいですね。コラボすれば別ですが」
「根付さん、太刀川隊だけやりそうじゃねえ?」
「うわ、やりそう」
モンスターインク・ハイドアンドシーク前である。
「…俺はやめておく」
「あー、わかる。目玉」
「ネイバーにしか見えない」
マイク・ワゾウスキを始め、目玉を強調したデザインのモンスターたちがトリオン兵に見えるのだ。
昼のパレードの時間だ。
バズ・ライトイヤーのアストロブラスターでレベル7をカンストした狙撃手二人は今はボソボソとミッキーの狙撃位置を相談している。
「やめろ」
「仮定ですよ、意外と射線が切られていて上手く作ってあるので、面白いです。でも、ほら救護所の屋根あたりからだと」
「狙撃手コワ」
シンデレラ城前で、奈良坂が那須に動画を送るという。約束らしい。
「玲、見てる?」
イケメンは石畳の上で、スマホを持ったまま、ぐるっと回ってみせた。三六〇度の景色が伝わったはずだ。
『とても素敵ね。今度は行ってみたいわ』
「案内できるようにしておくよ」
『あ、ごめんなさい、透くん。那須隊で行こうって約束しちゃって…』
「…そう」
日はもう沈んでいる。
「けっこう疲れたな」
米屋がそんなことをつぶやいた。当たり前だが、今日はトリオン体ではない。
「そうだな」
彼にしては今日はおしゃべりが少なかったように思う。
「やっぱり個人ランク戦のほうがよかっただろう」
「と思うじゃん? 」
それ以上は続けず、彼はニヤリとしただけだった。先ほどの夜のパレードで見たチェシャ猫のような笑い方だった。
ここは、何度か通る羽目になるシンデレラ城前の広場だ。あちこちに灯されたランプが眩しく、計算して創られたであろう配置が美しかった。
締めくくりはとにかく、お土産である。
月見ヘは当然、ボーダー幹部、太刀川隊面々、家族に他の部隊にスタッフと、送り出してくれた人々に感謝を。
古寺は、スターウォーズ関連を買いまくっている。弟ではなく、自分用ではないだろうか。
自分用か。
確かに、何か記念が欲しいかと考える。
「え?これ?」
「バスに持ち込めるのか?」
三輪は最後にミッキーの形をした風船を買った。
帰ってから、自分の部屋で手を離してみる。風船はふわりと浮き上がり、天井にくっついて、さらに上昇しようとする。その姿は、ちょうど朝、目が覚めると一番最初に目に入り、何日かの間、三輪に幸せな目覚めをもたらしたのだった。
終わり
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oka-akina · 1 year
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20220108
 8日朝、夫の父が急に亡くなり、急いで夫の実家に駆けつけた。この日は午後から読書会の予定だった。わたしは少し早めに起きて本を復習し、印象に残ったところや話したいことなどをメモにまとめていた。ショーン・フェイ「トランスジェンダー問題」。それから文フリ京都のおしながきを作った。イベント前におしながきを作るのは久しぶりで、ギリギリ入稿の新刊がないとこういう準備もできるなと思った。部屋が寒かったので熱い紅茶を啜っていた。  7時半すぎ、夫が慌てたようすで起き出してきて、「おふくろから電話で、親父がなんか倒れたみたいだから行ってくる」と言った。それわたしも行ったほうがいいかなとたずねたら夫は首を傾げ、「いいよ、だって予定あるだろ…」とぼそぼそ言った。そしてつけくわえるみたいに「なんかおふくろが、お父さん死んじゃってるかもって言って…」と言い、ばたばたと顔を洗い始めた。「なんかおふくろもパニック状態で要領を得ない」、ごほんと少し咳をする。夫は混乱すると咽せる。これはほんとにやばそうだなと思った。ともかく行こうよ、一緒に行くよとわたしは言った。何もなかったら何もなかったねでいいんだからと言ったら、夫もそうだよなと納得した。それでわたしも支度をした。このときはまだわからなくて、わたしは付箋でいっぱいの「トランスジェンダー問題」を一応リュックに入れた。  夫は弟二人に電話し、わたしに言ったのと同じことを言った。上の弟はすぐ電話に出なかった。その間に義母とふたたび電話がつながった。「ともかく今からすぐ行くから」と夫が言う。「お父さん亡くなっちゃったのよ」と義母の声が聞こえてきた。「わかんない、亡くなっちゃってたの」「ゆっくりでいいから気をつけて来て」、そういういくつかの言葉の後半が涙声になっていて、ああほんとに亡くなったのだと思った。おととしに亡くなった美少女さんのことを思い出した。  下着と靴下など、泊まれる支度をし、ちょっと迷ったがMacBookもかばんに入れた。夫の実家はWi-Fiがないので持って行ってもワープロだよなとは思った。お湯を沸かして小さい水筒に紅茶を入れた。こういうときは何を着たらいいのだろうと思った。黒いスキニーパンツにカーキのスウェットを着た。眉毛を描いた。上の弟と電話がつながり、「聞いた、死んじゃったんでしょ」と言った。死んじゃったという��が初めて出てきたと思った。ちょうど名古屋駅にいてすぐのぞみに乗れるから、9時20分に東京駅に着くと弟は言った。  夫は車を飛ばした。メーターがずっと129km、130kmを指していた。晴れていて道は空いていた。車のスピーカーに夫のスマホがBluetoothで接続され、イエモンの「アバンギャルドでいこうよ」が流れた。そのままイエモンを流したまま走り、わたしたちはほとんどしゃべらなかった。  明日は前にいた会社の同期と集まる予定になっていたけどこれはもう欠席だろうなと思った。レンタルルームを借りたポットラックパーティー。わたし以外みんな子ども連れで来るというから、子のいないわたしはやや気の進まない会で、誘われたときからずっと仮病しようかなと思っていた。いや行けない口実をいくつも考えてはいたけども、子がいないから気まずかったんだろうなと思われるのがいやで、やけに気合を入れて準備していた。近所のビストロでチョコレートのテリーヌを予約していたし、爪もマットの黒をきれいに塗った。夫のお父さんが亡くなってという言い方は、誰々が危篤でといったいかにもなずる休みの方便そのままのような言い方だ。
 9時前。夫の実家に着いたら先に伯父が来ていた。義母の兄。五人きょうだいの長男。コロナ禍になってから親戚の集まりをしていなかったので久しぶりに会った。あたりは静かで、家の中も静かだったが、いま警察が来ていて二階で検死していると義母と伯父が言った。家で死ぬと変死扱いになるという何かで読んだ話を思い出した。  なにがなんだか…と義母が言い、まだ二階には上がれないそうで、茶を飲んで待った。夫がやかんを沸かそうとしたがIHの使い方がよくわからないのかうろうろしていた。壁際に伯父の手提げがぽつんと置いてあり、信三郎帆布の手提げだった。  朝起きたらお父さんが動かなくてと義母が言い、まず兄(伯父)に電話をかけたのだと言った。伯父は以前消防隊員だったからだろうと思った。わたしたちはマスクをしたまましゃべった。正月はいつも通りだったし、5日に病院行ったときは今度検査入院しましょうというだけでまさかこんなことになるとは、咳やリウマチはきつそうだったがだからってと義母は言い、おとといは自転車に乗って自分で酒を買いに行ったのだと言った。  何度か警察官の人が二階からおりてきて、本部から臨場が来ますのでとか、午前中のうちに検死の先生が来ますとか説明し、フィクションの中で幾度も見かけた語だなと思った。2時間ドラマや警察小説のようだと思った。そして物盗りの犯行ではないことを証明しますとかお父さんの指先の欠損はこれはいつのものですかとか、いろんな人が五月雨式にいろんなことを尋ねるのでよくわからなかった。警察の人たちは黒いパーカーに黒いワークパンツで、むしろ泥棒のようないでたちだった。  まず兄に電話したんですと義母が言い、それから着替えて119番通報をしたんですと言ったら、それはなぜですかと何度も聞かれた。先に着替えたのはなぜですか。疑うわけではなく形式的なことなのだろうがいろんな人からそういう質問をされ、べつに調書もメモもとらない。あとから来た三人組の人が義父の財布や通帳の場所を尋ね、写真を撮り、その人たちは何か書類を書いていた。お医者さんが到着し、この人は白衣を着ていたのですぐ医者だとわかった。  11時過ぎになって警察の人たちがみんな帰り、やっと義父と対面できた。布団の中で寝ているみたいに見えた。でもすっかり白い顔になっていて、ああ亡くなっているとどう見てもわかった。帰り際に警察の人が死因など話したが、いつも通っている病院ではない初見の先生がみてくれたからこれは持病との関連はわからないものだとのことで、ようするに心臓が止まっていますということしかわからなかった。わからないけども急に亡くなった。こたつに足を入れながら夫が「これは最後まで泣けないかもしれない」とつぶやいた。  伯父が帰ったのと入れ違いに弟たちが来た。途中で合流できたのだと言った。上の弟はものすごくおしゃれなスーツを着ていた。二人はすぐに二階に上がり、父親と対面し、大きな声で泣いた。弟たちが泣いたので義母もやっと泣いた。
 家で亡くなったので死体検案書になるという。さっきのお医者さんのクリニックに取りに行くことになり、お金もそこで払うという。  葬儀をどうしようとなり、祖父母のお墓のある霊園で葬儀ができるようで、夫が電話した。ご遺体は霊安室で預かれますと言われ、そうしますとなったが、1時間ちょっとですぐ来てくれるとのことでかえって慌てた。ドライアイスで寝かせておくこともできますがとは言われたが、兄弟三人と義母で話しあい、お願いすることになった。  弟たちがスーパーでお茶やお弁当やおにぎりを買って来てくれて、わたしは鮭とひじきなどの弁当をもらい、ごはんはせりの混ぜご飯だった。七草の残りだろうと思った。近所の人たちが挨拶に来てくれて、みんな泣いていた。義母もまた泣いた。  そうしていたら霊園の人が来た。二階の部屋から階段を下りて車へ、遺体は布の担架で運ぶことになり、白い布で包んだ。顔が布に包まれるとき弟たちが泣いた。階段を下ろす際、弟たちが手伝った。夫はドアを開けたり物をどかしたりしていた。夫は亡くなった父親の体にまだ触れていない。わたしは少し歯痒く思ったし声もかけてしまったが、夫なりの混乱やきつさがあるのだろうとのみこんだ。車に乗せるときさっきのご近所さんも見守ってくれた。道の奥でどこかの小さい子どもたちが遊んでいるのが小さく見えた。
 みんな霊園に向かうことになり、夫とわたしはクリニックに寄り検案書をもらってから向かうことになった。何かクリアファイルみたいなものあるかと夫が言った。検案書はあちこちに提出するからコピーを取るし、今後こういう書類が増えるだろうと言った。わたしのリュックには松屋のおまけでもらったすみっコぐらしのファイルしかなくて、すみっコぐらしだとふざけてるかなと言った。おれはすみっコぐらしはべつにふざけてないと思うと夫が言った。病院でもらおうよとわたしは言った。5万も払うんだからクリアファイルくらいもらったっていいでしょと言った。死亡確認書ではなくて検案書だから5万円かかる。さっき金額をきいて驚いた。5万円、急に用意できなかったらどうなるんだろう。  クリニックはお休みの日で、わたしたちのために鍵を開けておいてくれたようでスリッパがきれいに揃えてあった。検案書を受け取るとき、これ何かクリアファイルみたいなものに入れてもらってもいいですかと、さも今思いついたみたいに言ってみた。そうしたら快く新しいクリアファイルの束をひとつ開けてくれた。
ーーーーーーー こういう日記はいくらでも書けそうに思います。隙間をみて書き留めていますがどんどん長くなっていく。でもこれでも取りこぼしたことや書きそびれたことがたくさんある。 谷川俊太郎の「父の死」という詩のようだなと思います。「世間知ラズ」収録。だったかな。いま夫の実家なので確かめられない。検索したら、詩の全文と感想を載せているブログに行き合いました。 https://blog.goo.ne.jp/shokeimoji2005/e/59c19002d057011a087ebed81cc3f018
「人が死んで、そのことを悲しんでいるのにおもしろいという感想をもつのは不謹慎かもしれないけれど、おもしろい。興味をそそられる。」「そのおかしさを全部読み終わると、何か、こころが落ち着いている。そうか、そうなんだ。これを全部受け入れるということが、ひとりの死を受け止めることなんだ、とわかる。」ああ本当にそうだなあと思います。
亡くなったのはわたしの親ではなく夫の親だからか、悲しいとか落ち込むといった感じではなく、なんとも冷淡なようですが今のこの状況丸ごとをじっと観察している…という感じです。参加者。亡くなった人の親族という立場に参加している人。夫の実家に来るとわたしはいつもホームステイの子という感じですが、義父の死においてもそういう感じです。 なのでわたしはかなりいつも通りのテンションなんですが、そして相続とか遺産整理の仕事をやっていたので正直イキイキしてしまっているふしもあるくらいなんですが、リプライやDMなどでお声かけてくださった方ありがとうございます。
葬儀は金曜日の予定で、しばらく夫の実家に泊まることになりました。今日の昼、ともかくWi-Fiをどうにかしようよと夫と話しあい、ポケットWi-Fiをレンタルしてきました。Wi-Fiにつながったら不思議なほどほっとしました。Wi-Fiの扇型のマークを見ると元気が出てくる。と書くとなんだかばかみたいですが、ほんとにそうなんだよな…。
日曜日の文フリ京都は参加できそうです。またあとでお知らせを書きますが、おそらく当日朝に新幹線で向かうことになりそうです。すごく無理をして参加するというわけではないですのでご心配なさらず…。葬儀などは終わっている日程で、楽しみにしていたイベントに予定通り出かけた方が気持ち的にいいかなあという感じです。 ただ当初の予定では土曜の夜から2泊するつもりだったのですが、それはさすがに難しいかなという感じ(土曜まで夫の実家にいるので)。日曜の夜は泊まるかな。体力的にラクというのもありますし、一人でバタッと寝る時間があった方がよさそうな気がする。わたしも夫も。 ふだんほぼ意識していないし、わたしの生活や認識はそうではないのですが、それとはべつのところでわたしの立ち位置は「長男の嫁」なんだなあと驚いています。とはいえまだ「驚く」レベルの他人事感ですね。
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eijukawai · 2 years
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夏のコスモス
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2022.7.14
夏のコスモスが咲いています。イメージはまだ夏前なのにコスモスが咲いています。
コスモスって今ぐらいから咲き始めるんですね。
夏と言えば夏祭り。夏祭りと言えば浴衣ですよね。涼しげで風情がありますよね。
昨日、浴衣女子を駅前で見かけたんですけど、なんかイメージと違う。
浴衣にワイヤレスイヤホンをしてスマホ見てる。大きなリュック背負って黒い革靴履いてる。別にいいんですけど、何か違和感がある。こっちが勝手に持ってるイメージと違うからって文句を言う訳ではないんですがなんか違う。
写真を撮ってるとイメージ先行なんですね。こういうイメージを撮りたいと思って写真を撮るんですね。
なんだろう。しっくりくる写真が撮れる気がしない。
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yokoham · 7 days
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雑記20240428
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最近、毎日これ聴いてます。いままでのアレンジと違ってかなり原曲に忠実なので“2024年のTM”っていう感じがする。
ちょっと前までボーカルの宇都宮さんの声に違和感があったんだけど、最近は「これはエージングなんだな」と思うようになった。昔のボーカルとはまた違った、同じ人物なんだけど歳月を重ねた結果なんだって。
中には森高千里さんみたいに全然変わらない人もいるけど、変わる人もいる。人間だもの。個人的には、今でも歌ってくれているっていう、そこが一番嬉しいポイントなんだって思う。
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ちょっと小さいリュックが欲しくてカリマーのcot18をAmazonで買ったんですけど、
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たぶんAmazonでも最大クラスのデカい段ボール箱に入れられて届きました。宅配ボックスのいちばんでかいボックスにギリギリ入るサイズのやつ。なんで? 最近のAmazonで多い紙袋タイプで来るのかと思ったし、あのサイズで十分なんですけどね。割れ物でもないし。
cot18は前から欲しいと思っていて価格を見ていて、いまAmazonで何故かめっちゃ安くてかつ10%オフクーポンがあったんで買いました。アトランティックブルーかわいい。
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[カリマー] 登山リュックサック cot 18(Amazon)
僕は死んでも黒くて四角いビジネスリュックは買いません。スーツにビジネスリュックを強制されるなら会社辞めます!
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新生銀行のキャッシュカードを探していたら、なぜか大学の学生証が出てきました。
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うーんこれはイケメン。証明写真が白黒なのはカラーより白黒のほうが安かったから。銀塩写真を知らない若者には通じない話。学生証が紙って、いまどきの大学ならあり得ないでしょ。
これなんで持ってるんだと思ったんだけど、卒業式に出てないから未だに持ってるんだろうなってこと。学位記と引き換えに学生証を返還するのが普通っていう話なので。学位記もらってないもんな。留年生が卒業式に出るわけないじゃん。
で結局見つからないわけですよ、新生銀行のキャッシュカード。SBI証券から外貨入出金をするにはSBI新生銀行か住信SBIネット銀行の口座が必要なので、どうせなら持っている新生銀行の口座を活かそうと思ったんですよね。
メールに何かヒントがないかと思って調べていたら、昔のフィスコの株式メールマガジンが見つかって、
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なにこの株価、東電はあれだけどみずほとかNECとか太平洋セメントとか、3桁なんだけど。今の株価を考えると、株式併合とかしたんかな? この中だと三菱UFJだけは持ってましたね、当時から。300円代のときに買いましたけど。
たぶん当時の日経平均株価は1万円くらいだったと思うので、今の4分の1くらいですね。ということは、今から10年後くらいには日経平均株価も16万円くらいになってるかもね。単純計算おじさん。
こんな感じで新生銀行口座再利用作戦は遅々として進まないわけですけど、キャッシュカードが見つかったところで住所変更手続きもなにもしていないので、実際に口座が使えるようになるまでには結構手間が掛かりそう。じっくりやっていくかぁ。
ぶっちゃけ新規に口座開設したほうが早そうではあるんだけどね。なんか気持ち悪いからやりたくない。
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学生証といっしょにPASMOが見つかった。僕がまだ実家(神奈川県)に居た頃に使っていたやつだから、相当古い。調べたら10年間使わないと失効するらしいので、たぶんもうこれ使えないわ。
関東に帰省してもJR西日本のICOCAで困っていないので、特にPASMOが必要な場面は無いのかな。バスとかしらんけど。
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そして大捜索の結果、見つかりました、新生銀行のキャッシュカード。年代物の汚れな。見つかったけど、結局オンラインでの手続きができなくてサポートに電話が飛ぶも、日曜・祝日では対応できないので平日か土曜日にまた電話しろと言われる始末。こりゃ前途多難だわ。まあ今すぐに必要なわけじゃないからいいんだけど。
なんかしょうもないゴールデンウィークの過ごし方。
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hermesoff · 13 days
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