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#さわれる爬虫類展
macrosoft98 · 5 months
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ゴジラ
ゴジラは、本多猪四郎が監督、共同脚本を務めた 1954 年の同名映画でデビューした架空の怪物、または怪獣です。 それ以来、このキャラクターは国際的なポップ カルチャーのアイコンとなり、東宝株式会社が製作した 33 本の日本映画、5 本のアメリカ映画、数多くのビデオ ゲーム、小説、漫画、テレビ番組など、さまざまなメディアに登場しています。 ゴジラは、『ゴジラ キング・オブ・ザ・モンスター』で初めて使われた形容詞であるキング・オブ・ザ・モンスターと呼ばれています。 (1956)、1954 年の映画のアメリカローカライズ。
ゴジラは先史時代の爬虫類の怪物で、長年の核放射線によって目覚め、力を与えられました。 広島と長崎への原爆投下と第五福竜丸事件が日本人の記憶にまだ新しいことから、ゴジラは核兵器の比喩として考えられました。ゴジラは米国の比喩であり、目覚めた「巨大な獣」であると示唆する人もいます。 その「眠り」から日本に恐ろしい復讐をするのです。 映画シリーズが拡大するにつれて、一部のストーリー展開はそれほど深刻ではなくなり、ゴジラをアンチヒーローとして、または人類を守るそれほど脅威ではないものとして描きました。 その後の映画では、帝国の過去、自然災害、人類の状況に対する日本の無関心、無視、無知など、異なるテーマや解説が取り上げられている。
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smkmrmr · 10 months
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一護についての推し語りですが、推し語りといっても性癖盛々な内容ですのでワンクッション。
突然ですがワタクシには何かしらの人外性癖があるわけですが、そのうちの一環としてTF萌えというのがありまして。いやむしろ自分の人外性癖のメイン寄りかもしれない。
TFとはまぁ要は獣化や怪物化といった人ではない存在に変容するシチュのことを指す。思えば幼少からアニメやら映画やらでそういうシーンが描かれるたびに何とも言えない気持ちになっていたりした。人ではないものに変わってしまう過程といいそのギャップ性といい。
それらに興奮してしまうのだな私は・・・と自覚するようになったのが、レジェンド推しとも言えるBLEACHの黒崎一護である。白状すると。
一護は死神でありながら虚の力を持ちその虚の力が暴走すると完全虚化してしまうことがあるが、自分にとって一護の完全虚化は興奮せざるを得なかった。主人公であるキャラが異形の怪物と化してしまうという描写が背徳的であり、だからこそ魅入ってしまう。それが今の自分のTF萌えに繋がっている。
完全虚化はウルキオラ戦の姿も好きであるが、内在闘争の姿も好きである。あの太い尻尾を持つ爬虫類を思わせる姿は非常に刺さるし、拳西から腕を飛ばされた際にその部分からクリーチャーがわき出て虚の腕が形成される描写は学生当時衝撃を受けてしまった。
惜しむらくはその姿は原作での出番は少なかったのだが、その代わりにアニオリの異聞篇と侵軍篇で存分に暴れてくれたのはありがたい。
ウルキオラ戦のものに関しては、織姫を護りたい一心がために異形と化す一護の悲壮感がとてもたまらない・・・。異形の力を持つ者の大切なものを護るための醍醐味の描写の一つでもある・・・。
侵軍篇の死神ゴールデンで火の輪くぐりさせられる一護可愛いよね。
また地獄篇は完全虚化がキーとなっているし、冒頭のウルキオラ戦が更に迫力のある作画となって最高だった。虚閃出すところと鷺巣さんの音楽のマッチぶりといったら。終盤で再び虚化しかけて苦しむ一護いいよね。完全虚化の姿へ形成されかけるところは思わずマジマジと見てしまう。正直TF的に刺さるやつ。
あと個人的にTFする系のキャラの人間の姿と人外の姿が並ぶ対比構図が非常に好きなのだが、BLEACH原画展のキービジュアルがそれに通じるエモさを感じてしまった。だって死神の一護と完全虚化の一護の対比じゃないですか!!?てか一護といえば完全虚化というのは公式も分かってらっしゃる・・・と思わずにはいられなかった。ありがとう久保先生。
このように自分は一護の完全虚化に対して学生の頃から謎の情緒を狂わされていたのだが、まぁいくらなんでもニッチすぎるかな・・・と思いその辺りは隠し続けてきたところがある。
ただ当時覗いていたBLEACHの同人サイトで一織好きなんだけど虚化一護も好きで虚化一護をよく描いていた人がいたのだが、少なからずもそういう人が当時からいたのは間違いないと思う。自分がそのサイトをよく覗いていたからには。あのサイトの管理人さん元気にしているかなぁ。
そしてここ最近になって一護の虚化が性癖だという人がちらほらいて、やっと時代が追い付いたな・・・!と勝手に思うなど。てか一護描きの人、人外や獣描くの上手い人多くね?(勝手な独断と偏見)
いや自分は一護自体のキャラも純粋に好きではあるけど、だからこそ虚化という描写が光るわけだよなぁ。その辺りやっぱり元からの人外性癖が来ているっていうのもあるかもしれない。
以上が自分の性癖盛々な一護語りでした。ご清聴ありがとうございます。
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blue-belta · 1 year
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#国立科学博物館 の #毒展 を見てきました。 行きたかったんですよね。 身を守るためにも猫のためにも #毒 には興味があって、今までにも何冊か本を読んでいます。 楽しかったので、ささっと。 虫や爬虫類も描きたいのですが、たぶん、苦手な方もいらっしゃると思うので、今回はきのこを中心に。 #ワライタケ 日本では所持するだけで法律違反です。 #ベニテングタケ #毒キノコ 界のアイドル。 毒はそんなに強くないけど。 #ドクツルタケ これはデンジャラス。 1本で人間は死んじゃいます。 子どもの頃は、山の近くに住んでいる友人たちとよく山にきのこを採りにいきました。 私が見分けられるきのこは #ベニウスタケ だけ。これはおいしい。 買わなかったけど、 #ツキヨタケ のぬいぐるみがかわいかった。 #毒まんじゅう もイイカンジ。 その他、 #硫カドミウム鉱 と #辰砂 。 実は #色 も毒物だらけ。 #art #coloredpencil #travelersnotebook #poison #pensketch #fabercastell #polychromos #色鉛筆 #トラベラーズノート #ペンスケッチ #ファーバーカステル #ポリクロモス #1日1絵 #イラストグラム #今日何描いた #今日何描こう #絵を描く暮らし https://www.instagram.com/p/CoKYkX7pG-b/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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stran0505 · 3 months
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20240212
カヤラン・牡丹・カメレオン
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私は基本休日も早寝早起き。5:30に起き、あれこれお世話し、夫は遅起きなので1人ミニトマトを1パック食べて、7:30に実家へ向かった。母と祖父はまだ朝ごはん食べてるとこだった。
まず仏間へ向かい、線香をあげ手を合わせた。
実家の庭には、去年の5月からカヤランを二つ放置させている。(内一つは、秋に庭師の方に悪意なくもぎ取られた)雪国に着生蘭はないと言うが、マイナス5度になる場所で咲いていると、西に住む方のSNSで見かけたので物は試し。今年は、生まれて初めてレベルの暖冬。雪が全くない。4回20センチ程度一晩で積ったりもしたが、次の日から晴れが続き3日後には消える。そんな冬だ。それにしても、マイナス8度までなる中、カヤランはすこぶる元気。木漏れ日の当たる場所に一つ、完全日陰に一つほったらかしておいたが、明らかに完全日陰の方が成長が著しかった。
今日には蕾が緑色に膨らみ、水をやりたくなるがこれは実験。放置放置。明日から10度以上が続くので、一気に開花へ動き出しそうだ。待ち遠しいな。
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亀のピーちゃんの水槽を洗い、世界らん展で購入した春蘭植える鉢を持ち、マンションへ戻る。
ベランダに日が差してきたので、外の植物にも水をやった。お昼になり、寝起きの夫が焼きうどんを作ってくれた。
午後からは購入蘭をあれこれ。
アンセプスは鉢植えに。我が家で水苔は乾きにくい感じがするので、素焼きバーグにしようか悩んだが、結局無難に水苔。長〜い根っこは半分カットしてしまったので、シースがどうなるか。。。
その他アフリから買ったものは木っ端に付け、ショーケースと斎餡のお家に入れた。爬虫類ケージには、生体と同一産地の植物しか入れないマイルールがある。セロジネは、まぁ、アフリカから来たセロジネだから、ね。(ゆる)
ついでのケージ大掃除と模様替えをした。その間、斎餡を隣の蘭に移動させたら熟睡。蘭ごと動かしても目を開けない。何かを察してはいるが、意地でも目を開けないぞ!という感じ。動き遅いからね、草木に成り切る事が一番の安全なのだろうかね。不思議でかわいい。
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散らかった部屋。は後に回し、夕食ついでに夜ドライブに出掛けた。
1時間ほど車走らせ、冬咲牡丹まつりへ。
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本来なら雪に囲まれた牡丹を鑑賞できるが、今年は前文通りの暖冬。会場の趣は減るが、牡丹は美しかった。
私もこんな淑やかでありながら華やかさを持つ人間になりたいわ。なんて考えながら三連休は終わる。
(散らかった部屋もちゃんと片付けた)
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room-n-blog · 4 months
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村井ネイチャーズDiary17
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12月9日 小幡緑地まつり2023
デイサービスで参加してきましたよ。
ルームは2回目の出店で昆虫即売のブースで参加しました。
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子どもたちには、日ごろの勉強の成果を発揮してもらおうと色々と手伝いをしてもらいましたよ。
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実際にお店を出して接客、販売など、中々こういう体験はできませんから、みんな最初はガチガチでした笑
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1時間もすればみんな慣れてきて、カブトムシ、クワガタムシの飼育方法を質問をされてもみんなけっこう答えられていました。
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さすが!村井ネイチャーズクラブで覚えた勉強の成果がでましたね!
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昆虫が苦手な子にはクジの担当をしてもらいました。
おつりを間違えるなどのハプニングもありましたが、
各々担当したところをみんなとても頑張ってくれました。
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ヘラクレスやコーカサスオオカブトなどもふれあえるように展示しました。
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そこらのお金出して入る昆虫展でもめったに触れないから、小さい子たちは大興奮でしたよ。
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爬虫類のふれあいもブースでおこないました。
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ヘビにもふれあってもらい、見た目の「怖い」というイメージとは違った、いきものの不思議、素晴らしさを体感してもらいました。
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山口くんはニンテンドーのスタッフと間違えられていましたw
けっこう大変でしたが、このイベントも15時半頃、無事終了しました。
こういう体験は中々できないので、子どもにとっていつも以上に「できた!」という達成感を味わう機会をつくれたかな。
しかし、子どもって大人よりも頑張ることが好きですね(笑)
ルーム北 村井
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catonoire · 8 months
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熱帯環境植物館、東京苔展2
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東京苔展2を見るため板橋区立熱帯環境植物館を訪れた。清掃工場から出る熱を利用した温室などを備えた施設で、熱帯の植物だけでなく魚類や爬虫類などの動物の生体展示もある。
まず動物を少しだけ紹介。
インドシナウォータードラゴンのグリちゃん。めちゃくちゃかわいい。しかし見学��が近づけた指につられてガラスにお口をぶつけて怪我してしまった由。ガラスから離れて手や指を近づけたりしないで見学するようにという注意書きがあった。
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みんな大好きチンアナゴ。
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クラゲのみなさん。
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姿を隠しがちな爬虫類や両生類のみなさん。
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ここからはコケ類の紹介。本当はコケでなく熱帯の植物がこの施設の主役なのだが、今回は苔展がらみで出かけたので、コケに絞る。
東京苔展2と連動して、館内に生えているコケ類をわかりやすく指し示している場所があった。日本ではあまり見られない種類のコケもあれば、日本でもなじみのある種類もある。前者の例としてはツヤゼニゴケ、後者の例としてはヒメジャゴケが挙げられる模様。
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特に明示されていなくてもコケ類はあちこちに生えているので、探すのが楽しい。
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中には苔展とは関係なく地味に種を同定してあるものも。
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コケのスタンプラリーもあり、もちろん本気出して全部集めた。
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ここからは東京苔展2の展示。
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乾燥したコケと湿ったコケを見比べたり触り比べたりできるコーナー。これは楽しい。下の左側の写真が乾いた状態、右側が湿った状態。
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コケテラリウムがたくさん並んでいた。なんでも枯らす自分にはとても作れそうにないと思った。
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投稿コケ写真コーナー。みなさんのコケ愛が伝わってくる写真が多く、ああーこのコケを撮りたくなる気持ちわかる、わかるよ!と言いたくなる。
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以上、至れり尽くせりの趣向でとても楽しめた。下の写真は、特別に配布されていた館内のコケマップと、完走したスタンプラリーの台紙。
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kaneninarananesaki · 1 year
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3月締め括り
桜が咲いたのを見て一年が早いなどと思ったりするけれど
大体そういうのは今年の桜を見ながら去年の春を思い出しているからで、1か月ずつちゃんと振り返って、そんなのが12個集まれば厚みある1年になるわけだ。たぶん
Tumblr記事で3月を締めくくってみよう。
なぜ今Tumblrなのか、それは私にもわかりません
ちゃんとしたブログだとちゃんとしなきゃと思う。「ちゃんとしなきゃ」は続かない、SNSに投稿するくらいの気軽さで書けるんじゃないかなー的な
そんな理由を今考えた。
スマホを落としました。マジでなにやってんの。
いい大人が夜道をイーンイーン泣きながらスマホを探す様は傍から見ればさぞ滑稽であろうよ。
一方でマシンのように冷徹な自分も確かにいた。見つかるまで探してやろうという研ぎ澄まされた意思が。見つからなかったら夜明けまで探していただろうね奴は、恐ろしい奴だよ、見つかってよかった。ナイスファイ
早く寝ろ。
久しぶりに渋谷に行ってみた。
ニンテンドーストア、おおーってなるね。私おおーってなるの珍しいからね。
企画展「その怪文書を読みましたか」にも行ってきた。
所謂「気づいたらあなたも呪われる話」であったが、そんなことよりも怪文書の読みすぎで何が怪文書なのかよくわからなくなり、以降 3月は漠然とした不調に悩まされることになる。
昔より渋谷が苦手ではなくなったかもしれない、「若者の街」なんて謳いながら自分の居場所は無いような感じがして、じゃあ若者なんてくくりはやめてくれ、と勝手に疎外感を感じていたんだ。きっと
今はもう若くないので、この街に居場所がないのは当たり前って感じ
ハラペーニョを育て始めた。1ヵ月も面倒見て芽ぇ出んのかーい
という感じにしようかと思ったら、芽ぇ出るんかーいっつって
これからしっかり苗らしくなったら植え替えです。
あっけなく枯れるかもしれないので、保険としてサントリーの激辛ハラペーニョ苗を並行して栽培していこうと考えております。
記事にはなってないもののマダミス、本当は3月中に1回くらいやろうと思っていたが今に至るまでまるで準備せず。ただ怠惰のまま徒然なるままここまでやってきてしまった。しっかりしなさい来月こそは。
以上終了。振り返るより締めくくりたい。閉じ紐いっぱいの記事が僅かでも達成感を満たせばいい、そんな風に4月もどうかひとつ。
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yuin0te · 1 year
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好きなものアドベントカレンダー2022
自分の好きなもの語り Advent Calendar 2022の16日目の記事です。
こんにちは、私はmask.link.infoでgoogleというアカウント名で活動しているGoogle LLCとはなにも関係がない一般人です。このたび西村透さんの主催するアドベントカレンダー「自分の好きなもの語りアドベントカレンダー2022」に参加するにあたり、私googleが好きなもの「オカルト」について語りたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
オカルトの何が好きなのか
まず、私がオカルトをどのようなものと考え、またオカルトの何が好きなのかについて説明したいと思います。
デジタル大辞泉を引用すると、
オカルト【occult】
1 超自然の現象。 神秘的現象。 2 目に見えないこと。 隠れて見えないこと。
とあります。また、Wikipediaの「オカルト」のページには同様の記述と共に、関連項目としてさまざまな思想や分類が列挙されています。
私がここで語りたい「オカルト」は神秘的、超自然的、不可視な、精神的な現象そのものではありません。私の語りたい「オカルト」は個別の現象、オカルト思想やトピック、人物というより、その総体、もしくは「オカルト」を象徴とする思想潮流と、その影響関係なのです。つまり「オカルト」と一括りにしてしまいましたが、より正しくは、「思想史、文化史としてのオカルト」「歴史的な流れの中にオカルトのさまざまなトピックを位置付け、オカルトの内部的な影響関係と共に外部の隣接的な文化や思想との影響関係を理解すること」です。
で、何が好きなの、そして理解すると何がうれしいか
マストドンやミスキーにアカウントを作るような偏向した人間であれば、ネット上で以下に列挙するような主張をする人を見かけたことがあるのではないでしょうか。
有名人や企業が児童を誘拐、監禁、強姦していると主張する人、集団ストーカーに襲われていると主張する人、キリストを自称する人、結社や民族、企業、国家が経済を牛耳り国際的な陰謀を企て、実行していると主張する人、缶を売る人、塩が好きな人、アセンションする人、平面世界で生きてる人、世界が滅亡する人、世界線を移動した人、ヨガで癌が治った人……。
この記事を読んでいる方の中に上記の主張をどれか一つでも信じている人がいたら、ごめんなさい。別にあなたの信念を否定するつもりはありませんが、あなたの主張と矛盾するような記述が以降なされる場合があります。
常識的に考えるとあり得ない主張を信じ、少し考えればおかしいんじゃないかと思うような主張をする人がいます。世界を牛耳る秘密結社なんてあるわけないし、地球は平面ではないし、新型コロナウイルスワクチンを接種することで5Gにつながることはない。ましてや爬虫類人が人間に擬態し社会に紛れているなんてことはありません。
しかし一部の人々は現にそのような考えに取り憑かれ、信じ、その信念をもとに行動しています。なぜ、人々は「変な思想」を信じてしまうのでしょうか。「変な思想」はどのような経緯で人々に信じられるようになったのでしょうか。
単に考えを否定し拒否するだけでは、なぜ人々はそういった信念や思想にとらわれてしまうのか、という問いに答えることはできません。答えるために必要なアプローチは多々あり、いろいろな答え方をすることはできるでしょうが、その歴史を理解することでその問いに答える、もしくは答えのための補助線を引くことができるのが、オカルトにたいする思想史的アプローチであるとおもいます。つまり、「変な思想」や「変な主張」が生まれてきた歴史的経緯や、それぞれの関係、発想の系譜を理解することで、「変な思想」と「変な思想」を信じる人々について理解が深まるだろう、ということです。
そしてまた、歴史を知ることでそういった考えや主張に対し免疫を得ることができるのではないかと思います。単に考えを否定するだけでは、免疫のない主張をうっかり受け入れてしまう危険性があります。思想史としてオカルトをみるということは、体系的、相互連関的に思想の関連性を検討するということであり、また主張を相対化することで、比較可能なものとして受け入れることができるようになるということでもあります。つまり簡単に言い換えれば、歴史は、オカルトにたいするワクチンとして捉えることができるのです。
実利的なうれしさはわかった。で、結局なにが好きなの
オカルトの歴史を知ることで、人を正しくバカにできます。
だって、スピってる人は自身の考えがどのような歴史を辿ってきたのか、どのような系譜に位置づけられるのか、どのような思想に影響をうけ成り立ったものなのかあんまり考えないでしょ。絶対的に信じているものが絶対的でないとわかることって、信じている本人はともかく他人事だと愉快じゃないですか。別に他人事でなくとも、信念を相対化することには本質的なうれしさがあるはずです。ふつうだと思っていたことがふつうではなかったと知ること、本当だと思っていたことが本当ではなかったと知ること。他人がふつうだと思っていることが、ふつうではないと知っていること。もしくは、他人が本当だと思っていることが本当ではないと知っていること。これはとてもたのしく、うれしいことです。
極端な思想に関しては他人事でいられるオカルトですが、薄い空気のようなオカルトも存在しています。そういったオカルトには他人事ではいられませんが、空気のように身の回りにある、まさしく「不可視」の信念こそ相対化するうれしさが理解しやすいように思います。
オカルトの歴史を振り返るとそれが、今現在オカルトとされること、オカルトと関連付けて語られること以上に、さまざまな分野にわたって広範に影響を与えていることがわかります。���ブカルチャーは分かりやすいですが、政治、教育、社会のシステム、生活スタイルにまでその影響は広がっています。近代以降に区切ったとしても、人類の歴史はオカルトと切っても切り離せない関係があり、広い意味で人類の歴史の一部としてオカルトはありつづけているのです。
だからこそ、実利とか関係なく、信じられていることを相対化するのはたのしいし、心構えになるような気がしています。それが普遍的で無根拠に、同調することを強要し、ひとを急き立てるようなものであればあるほど。
この世の中、オカルトみたいな、無根拠で実体がないくせに広く共有され参加することを強要されるような信念っていくらでもあるじゃないですか。心構えになるとは、そういう社会の場で被る不条理さにオカルトが介在しているということを理解することで、不条理さをアイロニカルに捉え、避けがたい理不尽さを飲み込むときワンクッション置くことができるということです。溜飲を下げることはできなくとも、身構え、耐えるための支えにはなるはずです。
わたしが思うに、「みんなでワイワイ」みたいなノリが嫌いなひねくれた天邪鬼であればあるほど、物事を引いた目線で見て信念を相対化するのが好きだし、楽しいと思うはずです。別にそういう見方をしてなにか得があるかというと、あまりない。でも、面白いと思います。そして、面白く楽しいことが嫌いな人はいないはずです。まあ、意識高いキラキラした人とか、頭がいい人には向かないかもしれません。
話を戻すと、オカルトを理解することは、信念の相対化の面白さがあり、そういう部分が私は好きだということです。わかっていただけたでしょうか。
ついでにエクスキューズしておくと、相対化する面白さは、ポストモダン的な価値相対主義とは少しちがいます。いわばダークな自己啓発のようなもので、不徳で自分勝手な理論武装とも言えるでしょう。思想的にはフーコーに近く、もっというとニーチェにおける系譜学みたいなものです。
そういうのどうでもいいから、じゃあ具体的にどういうのがすきなの
おすすめ本などを紹介します。
大田俊寛『現代オカルトの根源:霊性進化論の光と闇』
オカルト入門に最適!
19世紀の神智学を軸に、ポップオカルティズムから日本の新宗教までの系譜をたどる本です。新書なのでコンパクト、しかし近代オカルティズムの流れをざっと理解するのには十分なボリューム。近代オカルティズムにおける神智学は19世紀後半から20世紀にかけて非常に広範な影響をあたえていて、神智学を軸に近代オカルティズムを理解していくのはとても合理的だと言えるでしょう。私googleもこの本がオカルトの入り口のひとつです。
この本をなぜ初心者におすすめしたいのかといえば、神智学の、特に「霊性進化論」を軸にオカルトの系譜をたどることで、その影響の広さと興味深さを、話題を散乱させず、しかし末梢的なつまらない記述をスルーして、飽きさせないような形で提示しているからだといえます。
『現代オカルトの根源』は3つの章で成り立っており、第一章では神智学の思想的背景やその影響関係が概観され、その分派としてルドルフ・シュタイナーの人智学、アーリアン学説がユダヤ陰謀論へと発展しナチズムへとつながっていったことが語られます。
第二章は神智学の影響が強い英米のポップオカルティストを紹介する章ですが、アダムスキー型UFOで有名なジョージ・アダムスキー、ポケモンのケーシィの名前の元ネタであるエドガー・ケイシー、マヤ暦と2012年終末論を結びつけたホセ・アグエイアス、レプティリアン陰謀論の創始者であるデーヴィッド・アイクが取り上げられています。これら怪しくも有名で誰しもが一度は目にしたことのあるような人物を取り上げ、それぞれの経歴や思想的影響を見返し、第一章で紹介された神智学協会の影響がどう広がっていったのかを理解することで、神智学を軸に据えたことのアクチュアリティがわかる仕掛けになっています。神智学の基礎的な概念である「霊性進化論」や「根幹人種論」は字面だけではわかりづらく身近に感じないですが、読み進めるうちその内実はポップカルチャーを通してわれわれにとって身近で見慣れた発想であるということがわかってくるはずです。第三章では日本の新宗教がとりあげられ、幸福の科学やオウム真理教のニューエイジを通した影響が概観されています。
吉村正和『心霊の文化史―スピリチュアルな英国近代』
神智学のバックグラウンドの一つでもある心霊主義についての本です。近代化の過程を経て現代的な思想が生まれていく時代の胎動のなかで、相互にダイナミックに影響を与え合い、同時代的な精神運動として社会主義や精神科学、初期のモダニズム絵画、田園都市とかかわりがあったことが語られます。もちろん神智学についても一章を割いて語られています。
森貴史『踊る裸体生活』『ドイツの自然療法』
オカルトというか趣味本なんだけど、森貴史先生の仕事がおもしろくて好き。
『踊る裸体生活』はドイツの健康身体論について、とくに裸体文化運動を主軸にしてナチスへ行き着くまでの文化史を描く本です。裸体の人間が写った図版がたくさん収められているのでお得感があります。「自然愛好」や「菜食主義」、「健康志向」といった、現代においてキラキラした人たちがありがたがっている思想の淵源には裸体文化運動があり、そこにはある種のマッチョイズムやナショナリズムが介在しており、それゆえにナチスの健康志向へと流れ着いた、という話だと思います。油で黒光りしたハンス・ズーレンの裸体やヘルマン・ヘッセの裸体をみることができるので、おすすめです。もちろん神智学もでてきます。
個人的には、アスコーナのモンテ・ヴェリタが20世紀カウンターカルチャーの起源というか、思想的ハブとして機能しているように思われ、その点について気になっています。モンテ・ヴェリタ来訪者がバクーニン、クロポトキン、レーニン、トロツキー、ジェイムズ・ジョイス、D・H・ロレンス、パウル・クレー、マックス・ウェーバーらと錚々たるメンバーですごい。奇跡のコミューンと呼ばれるのも分かるメンバーで、エラノス会議との直接的な影響もあるのが歴史的なおもしろさに満ち溢れていて好きです。
あと、健康志向の文化史だと藤野豊『強制された健康―日本ファシズム下の生命と身体』もおもしろくておすすめ。ラジオ体操考案の中心的人物であったベルリンオリンピック帰りの大谷武一と松本学が「建国体操」をつくったという話はまさしくナチスの健康身体論と体操が日本に輸入された実例でしょう。厚生省が設立されるまでの前史として陸軍と内務省間で確執があったとか、陸軍が主導した「衛生省」の設立はナチスの断種法やレーベンスボルン等の健康政策、優生学政策をモデルとしていたという話なども『踊る裸体生活』を読むと味わい深い歴史的事実だと思います。
吉永進一先生のしごと
失礼ながら最近まで2022年3月31日に吉永進一先生が逝去されたことを知らなかったので知った時はショックだった。researchmapで論文をいくつも公開しているので、おすすめです。
廣田龍平『妖怪の誕生』
私googleは積んでいて読めていません。パラパラとめくった感じ、「妖怪」概念を概念分析を通し、人類学の存在論的展開とか多自然主義みたいなアレを考慮して概念工学的に再構成、基礎づける、みたいなやつっぽいです。これまでの流れからすると毛色が違いますが、最近の仕事としてthe backroomsとかくねくね、「クリーピーパスタ」などのネットロア研究を行っていて、インターネットが好きなみなさんにおすすめです。『非人間的な文字列 譁・ュ怜喧縺代・螟夊・然主義的概念化』と『ノスタルジック・ホラー バックルームとコアの世界』がおすすめです。というかこのふたつしか読んでない。
木澤佐登志のニックランド本とか、ゲイリー・ラックマンの『トランプ時代の魔術とオカルトパワー』とかもいいと思う。
松下哲也『ヘンリーフューズリの画法』
キャラクター表現の成立にはオカルトとの関わりがあるということが分かる本。絵を描くのが好きな人は読むといいと思う。
力尽きました。遅れてすいませんでした。いかがでしたか?
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kanglo · 2 years
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「鶏が先か、卵が先か」。この問題に対し、人間界はまだ論争を続けている。科学では、一旦、ごく最近になって、「卵より鶏のほうが先に誕生した」と結論付けている(イギリスの研究チームは、OC-17と呼ばれるたんぱく質が卵の殻の結晶化を促進させる働きがあることを突き止め、このたんぱく質は鶏の卵巣のなかにも存在し、これがなければ卵ができないことも判明した、としている)。しかし、かつて「最初」の鶏がいた以上、それはその鶏たる由縁を規定した卵から生まれたのではないかという(他の鳥類は卵の形成に別のたんぱく質を利用しており、OC−17 の進化は卵の進化と同時に起こったのではないとし、鳥類が爬虫類から分岐する以前より卵の形成に使われてきたたんぱく質は別にあり、OC-17 はそれを発展させる形で出現しうる。即ちOC-17がなくても卵はできる、としている反対意見の)点については、決着が付かない。この真理は、人間の科学では証明出来ない。人間界では、証明出来ないものは「正」としないという通念があるだけに、この問題は永遠に解決できない。堂々巡りのまま。人間の通年では諮れないもの、見えないもの、その不思議さが実在するということを、感性によってどれだけ受容し、認識出来るかどうかということだ。このことは、人間の初発にも関わる。人間は何からどのようにして生まれたのか。人間とは何か。人間が生まれた目的は何なのか。「鶏が先か、卵が先か」の問題を含め、壮大な超大宇宙における連綿と続く生命の在り様を、人間の極小の断片的な知識や物の目でつないだところで、その真実の真実は見えてこない。人間は、解からない部分があるからこそ、謙虚に、素朴に、素直に物事を捉え感じ、探求と学びを持って生涯生きることを求められているということだ。そのことを肝に銘じ、物事を大局に捉え、真実を理解し、活用し、実践できるよう日々精進して行きます。有難う御座います。
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yulog · 2 years
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���物が好きだって話
こないだ、フラーっとペットショップのZooに寄った。
珍しい動物も扱ってるので、見てるだけだったけど楽しくて癒されました。。。笑
こういうところに来ると、子供の頃に出会った移動動物園のことを思い出すのですよ。
たまにはそういうどうでもいい事をつらつら書いてみようかなと思います笑
前西原は子供の頃から生き物が好きでした。
犬か猫なら猫派だけど
大型犬にはすこぶる魅力を感じる
手のひらサイズとかの小動物も可愛いよねえ
虫はさすがに無理あるけど、爬虫類・両生類くらいは(噛まれなければ)全然平気!
そんなんだから将来は動物保護官になりたいとか、ムツゴロウ王国(ジェネレーション!!)で働きたいとか、そんな夢ばかり見ていた子供時代の前西原は、とにかく何でもいいから色んな動物に関わりたい願望が強かった。
そんな願望を叶える二度とないチャンスが到来したのは確か、小学校低学年の夏休みだったと思う。
近所のホームセンターの駐車場の一画に「移動動物園」がやってきた!!
簡易的だけど頑丈に作られたテントの中には、当時の沖縄離島・宮古島では到底お目にかかれないであろう生き物が多数展示されていた。
前西原はすっかり移動動物園に心を奪われてしまい、それはもう毎日毎日毎日毎日毎日毎日…
寝て起きたら記憶無くしてるの?ってくらい毎日、初めて移動動物園のテントに入った瞬間の感動そのままのテンションで通いつめました。
夏休みだというのに友達とも遊ばず、しかも1人で、異常な情熱を注ぎ通いつめる小学校低学年女子は飛び抜けて変わった子供として映ったに違いない。
移動動物園のオーナーが、この変な小学校低学年女子の顔と名前を覚えるのに時間はかからなかった。
私は開催期間中ほぼ毎日通い、朝から晩までオーナーに引っ付いてまわった。
「ここで働かせてください!」とか言ったりはしなかったけど、掃除やえやさり、片付けのお手伝いをさせて欲しいと懇願し、根負けしたのかオーナーは私にちょこちょこやらせてくれた。
そうやって、私にとって楽園でしかない移動動物園に毎日タダで入り浸った。
そう、タダで…
や、小学生はタダだったような……
記憶が定かでは無いが、入場は完全無料ではなかったはずだけど…
毎日通ってた私はお金払ってなかったな…
そんな感じで、子供の自己満足かつ、邪魔にもなりうる"お手伝い"を口実に、テント内への出入りを許容してくれたオーナーのおかげで、楽園に潜り込めた上に休憩時間や一日の最後には、ジュースやアイスをGETしていた少女・前西原。
な、なんて図々しいガキなんだっ…!!
今になって思い返してみると…展示を見に来る客の相手をしながら、多くの生き物たちのお世話をしなくてはいけないのに…見知らぬ土地でどこぞの変な子供の世話もさせられていたオーナー
…神か仏だったのかもしれない…!!
ぼんやりとした記憶だけど、25~6のお兄さんだったはず。
失礼ながらお名前は覚えていないけれど…
当時、幼く遠慮なしでつきまとう私をうっとおしがらず、最後まで優しく接してくれたお兄さん、本当にありがとうございました。笑
色んな生き物に直接触れた事が、子供の私にはとても貴重で、重要だった。
子供の頃の思い出は美化されているとこも大いにあると思うけど、今でも思い出す度にキラキラして見えるくらいには特別で、大切な思い出なのでした。
ん?途中からお兄さんの話になってない?
まあ、いいじゃないかそんなことは!
生き物好きに拍車がかかった移動動物園での素敵な体験が特に生かされている訳でもない前西原の現在なのでした。笑
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uwabakix · 2 years
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6/25ふりかえり 北海道ペットフェスティバルに雪同伴で行ってきました。 会場は結構すごい人でしたね。 雪はどこ行っても人気者でした。写真ありませんが😅 偶然にも出展してた専門学校時代の元部下に約20年ぶりに再会できました✨今でもガンバってるようでとっても頼もしく思いました。 ペットフェスティバル最大のお目当ては爬虫類展示即売会でした🐍 カーペットパイソンのアルビノすごく気になりましたが、お値段もなかなかのもので見送り、帰りにジョイフルAK大麻店に寄ってみたら、ななんとペットフェスティバル協賛セールで爬虫類デーやってて生体お得なお値段になってました✨ というわけで3尾目のコーンスネークget👍 今回のモルフは”ゴーストモトレー”次は赤系の子を飼いたいと思っていましたが、渋さに魅かれ初めて黒目の子を飼いました。 元気で餌食いも良く、触っても嫌がらずハンドリングさせてくれるのいい子ですね👍 名前なんにしようかな?どなたかいい名前付けてください。 来月はサッポロファクトリーで爬虫類イベントあるらしく、非常にヤバいですねー😅 #北海道ペットフェスティバル #北海道ペットフェスティバル2022 #真駒内セキスイハイムアイスアリーナ #ジョイフルak大麻店 #3年ぶりの開催 #人出多かった #ふりかえり #爬虫類展示即売会 #カーペットパイソン #前職場のメンバーと #北海道エコ動物自然専門学校 #成長してるね #ご縁に感謝 #爬虫類デー #動物好き #コーンスネーク #コーンスネークゴースト #渋い色合い #ヘビ好きと繋がりたい (at 真駒内セキスイハイムアイスアリーナ) https://www.instagram.com/p/CfgvVz3LvEN/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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thebootsshop · 3 years
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FAVORITE ONE
今年も一年、様々なブーツをリリースしてきました。
皆様、お楽しみいただけましたでしょうか。
コロナ禍で外出する機会も減り、楽しみが少なくなってしまった年ではありますが、
来年はお気に入りの靴を履いていろんなところへ出掛けられるようになってほしいですね。
普段はあまりBLOGに登場しない自社工場THE BOOTS FACTORYのスタッフ。
今回はみんなにもお気に入りの一足を紹介してもらいました。
年末のお時間あるタイミングにでも読んでみてください。
[ THE BOOTS FACTORY 岡田 ]
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ROLLING DUB TRIO " COUPEN " Oil Brown 着用 3ヶ月程 踝丈の絶妙な高さが気に入って購入しました。 工場での仕事中にも履いているので小キズは絶えませんがこのクロムエクセルレザーは、 ケアも簡単だし足馴染みも良くいいカンジに育ってます。
[ THE BOOTS FACTORY 藤波 ]
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ROLLING DUB TRIO " STAN " Horse Hair 着用 3年
子供が産まれてから、サイドゴアブーツを履く機会がすごく増えました。
子供を抱っこしている時は靴紐を結ぶ事ができないし、抱っこしてなくても子供は玄関先で靴紐を解いたりする作業を待ってはくれないので、ササッと履けてとても助かるんです。
脱ぎ履きが片手でできて、EVAソールで軽くクッション性があり、 KANAEインソールで足あたりが良い。
ステッチダウン製法のテストも兼ねて製作したものなので通常のSTANとは仕様が違うんですが、こんなカスタムだとスニーカーに近い履き心地で子供と一緒に出掛けても疲れにくいです。
ファッションは自己満足な部分がほとんどだと思いますが、家族も満足できたら、それが一番。
子供がいるとファッションに悩むことは多いと思いますが、 ファッションを楽しんで、人生を楽しみましょう。
[ THE BOOTS FACTORY / 靴のラジオ 栗山]
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ROLLING DUB TRIO " ROOTS 8.5 " Horsebutt Black 着用 2年程
皆さんこんにちは。
ブーツファクトリーの栗山です。 色々なことがあった2020年ももう終わろうとしてますがいかがお過ごしでしょうか。
ブーツファクトリーは年内納品の靴を仕上げるために忙しい日々を送っています。
こうやって1年を振り返ってみると短く感じますが1日はなかなか終わらないなと思う今日この頃です。
残り数日。腕まくりして仕事します。
さて今回こうやってブログに登場させていただいたのには理由があります。
普段ブログを更新しているスタッフから今年一番のお気に入りブーツを紹介して欲しいと言われたからです。
ということで今年一年僕の足元を支えてくれた靴、ROOTS8.5を紹介しようと思います。
この靴はローリングダブトリオがリリースしているROOTSシリーズの中で少しハイトが高い8.5インチの外羽根ブーツです。
使っている革はホースバットのブラックで3mm以上の厚みがあるレザーです。
履く頻度は週2〜3回。メンテナンスはほぼブラッシングのみで半年に1回くらいの頻度でコロニルの1909というクリームを塗っています。
僕がブーツを選ぶのにはたくさんの質問があります。
そしてその全ての質問に素晴らしい回答をしてくれたのがこのROOTS8.5でした。
この靴はもう履き始めて2年になりますが、今でも僕を驚かせてくれます。
履き込めば履き込むほど素晴らしいエイジングをするこの靴を見ているのがたまらなく好きです。
こんな僕ですが一生一緒にいてください。
とまあここまでは大絶賛ですがもちろんデメリットもあります。
ハードな環境にも耐えることができる革なので履き始めは硬く感じるということです。
ただ僕からすると全てを求めるのは少し傲慢な気がします。
履き始めから柔らかく、良いエイジングをしてくれて、ハードに使っても大丈夫。
良いことばかりで何か胡散臭い情報商材のような気がしてきませんか?
僕の大好きなサッカー選手であるルカ・モドリッチもバロンドールを受賞した時に「簡単に手に入る成功などない。ここにたどり着くまで、簡単なことはひとつもなかった。」と言っていましたし、最初固く感じても愛情を持って履き込むことが大事なんだと思っています。
僕はこの靴がこれから先も素晴らしいエイジングをしてくれることを願っていますし、確信しています。
最後に、ここまで長々と魅力を語ってきましたが要約すると「素晴らしい靴」ということです。
気になっている人はぜひ一度履いてみてください。
素敵な出会いが待っていると思います。
[ THE BOOTS FACTORY 東山 ]
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ROLLING DUB TRIO " SLAYER " Black (レディースサイズ) 着用 半年程
履き始めて半年程です。 最初からとても履きやすく一日中歩いても疲れにくいので、結構ヘビーに履いてます。
カスタムでソールにハーフラバーを貼っているので、地面が濡れていても気にせず歩けて良いです。
履き心地以外では、足が長く細く見える気がするところがとても気に入っています(個人の感想です)
マットブラックの甲革なので、黒いパンツやデニムと合わせることが多いですが、ベージュ系のワイドパンツなども意外に合うのではないかと思っています。
あと、名前が強くて格好良いところも好きです。
[ THE BOOTS FACTORY 松本 ]
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TOKYO SANDAL " HEEL HOLD SLIP-ON " カスタムカラー (レディースサイズ) 着用 半年程
今年の一足は"ヒールホールド スリッポン"です。
革は、クロムエクセルの特徴でもある「柔らかく包み込むような足なじみ」が素晴らしくて、長きに渡り外反母趾で悩み続けている私の足でもノンスト���スで快適です!
夏は裸足で軽やかに。
冬は厚手のタイツやソックスで。
サンダルのような軽快さがありながら名前の通りしっかりと踵をホールドしてくれて仕事で毎日のように履いてしまってます♫
現在、冬の素材ムートン仕様がございますので是非お試しください。
注)ちなみにこの革色は製品にはございません。
[ THE BOOTS SHOP 宮澤 ]
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ROLLING DUB TRIO " GLEANERS ZIP " Crocodile Black 着用 半年
皆様こんにちは。
普段BLOGを更新しているnokです。 浅草THE BOOTS SHOPに来て頂いている方、オンラインストアをご利用頂いている方々、いつもお世話になっております。
今年も一年、ROLLING DUB TRIO / TOKYO SANDALをご愛顧頂き誠にありがとうございました。
年が明け、バタバタとしているうちにコロナウィルスが発生し、 全てが自粛ムード、不謹慎というような風潮に変わっていった2020年。
私たちもさすがにしんどいかな という雰囲気ではありましたが、 一年を通してROLLING DUB TRIOはとても好調、 夏はTOKYO SANDALで新たな展開を見せることが出来た年となりました。
これもひとえに皆様の支えが有ったからこそだと思っております。
2021年も引き続き自分たちのペースで、好きなモノ作りをしていきます。
宜しくお願い致します。
それでは、
今年のFavorite oneという事で、いろいろ悩みましたが 自分が選んだブーツはクロコダイルエンボスのGLEANERS ZIP。 ここ数シーズンでラインナップにもいくつか入ってきたジップブーツ。 今までは邪道な気がしてあえて製作をしてきませんでしたが、 愛用者が非常に多いCASPERをはじめ、このGLEANERS ZIPも、この形ではないと成立しないデザインだからこそ製作をしました。
CASPERのように一枚革独特のシワ感が魅力であったり、 サイドゴアのような側面のゴムも無いデザインは、革本来の経年変化がとても分かりやすく、印象もガラっと変わっていきます。
また、いままではROLLING DUB TRIOでエンボスの革は使用してきませんでした。 現在も、珍しい爬虫類革や毛付き革を多様したモデルを製作していますが、このモデルはあえてエンボス加工。
本物のクロコダイルでは高価過ぎてガシガシ ワークブーツとして履けない、 気軽に街履き出来ない、そんな理由も併さり 非常に精巧な加工のカーフレザーを使用しました。
着用し始めて半年ほどですが、綺麗なシワも入り、反り返りも大分良くなっています。
真っ黒のままスラックスなどでワルく履くのをイメージして製作しましたが、足癖が悪いので完全に茶芯が見え隠れしています。 これは性格ですね。性格がそのまま出てしまっています。
これはこれでアリなんじゃないかと思ったりもしていますが、 そのうち綺麗にお手入れをしようと思います。
そんな、お気に入りの一足をご紹介させて頂きましたが、 TOKYO SANDALをお勧めしている人が少ないので、もう一足ご紹介しておこうと思います。
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TOKYO SANDAL " WARAJI SANDAL " Black
今シーズンの新モデルとして登場した WARAJI SANDAL。 " 日本伝統の草鞋(ワラジ)は昔のスポーツサンダルである" という解釈から生まれたオールレザーのワラジです。 京都の帯紐と同じ機械で一本一本革を編み、職人がすべて手作業で製作した極上のモデル。 正直、非常に手間暇の掛かった一足となりましたが、 やはり そうゆうモデルに限ってとてもお問い合わせが多く、全て皆様の元に旅立って行きました。 ありがとうございます。
春から夏に掛けて着用頻度は相当高かったですが、履き心地は抜群。 足付きが良いので普通に走れますし、自転車にも乗れます。
草鞋の特性をリスペクトした かかとのホールド感はぜひ体感していただきたいですね。
来シーズン2021S/Sにもラインナップされますのでお楽しみに。
さて、いかがでしたでしょうか。
もう生産していないモデルやカラーもご紹介の中にありましたが、 厳選して一足選ばせて頂きました。
たまにこうゆう記事もアップさせて頂こうかと思っております。
来年もこれからも 皆様の足元を支えられる存在であれたら嬉しいです。
今後とも宜しくお願い致します。
nok
 <THE BOOTS SHOP> ROLLING DUB TRIO / TOKYOSANDAL 東京都台東区花川戸2-3-3 1F 03-6802-8083 営業:金月(15:00〜 19:00) , 土日(13:00〜19:00) ※火水木はアポイント制となります。お電話にてご確認下さい。 HP : http://www.craftbank.net ONLINE STORE : https://thebootsshoponline.com MAIL : [email protected]
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kurageno-tsukudani · 4 years
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 夜明け前、ユウはメールの着信音で目が覚めた。  こんな時間に送ってくるのは、ヨサリしかいない。メールには、「海に行きたい」とだけ書かれていた。中学時代からの友人で、社会人になった今でもときどき気まぐれにメールが来たり、こちらから送ったりする。教室の隅で本を読んでばかりいるような、物静かで内気な生徒が、そのまま大人になってしまったような友人だ。海水浴ではしゃぐようなタイプではない。  しばらく考えて、ユウはようやく、そのメールの意図を理解した。 「博物館は、十時まで開かねえぞ」  そう返して、もう一度眠った。
夏は20,000メートルの庭
 『深海の生き物展』は、博物館で夏の間やっているらしい。朝から券売機の前には列ができていた。去年の今頃は、確か恐竜展だった。その前は昆虫。どちらもヨサリと見に来た。今年は海か、と、そのやけに大きな看板を見上げて、ユウは思った。看板に描かれた何やら黒々とした生き物も、負けじとこちらを見下ろしている。  ヨサリが物静かで読書ばかりしている少年だったのに対して、ユウはどちらかというとじっとしていられず、授業をさぼって虫取りに行くような子どもだった。一見すると正反対のようで、不思議と気が合った。ふたりとも、周囲の人間に合わせるよりは、自分が好ましく思うものに目を向けていることを大切にしていた。そういう点では、どこか似ていたのかもしれないとユウは思う。 「海って言うから、とうとうサーフィンでも始めるのかと思って驚いたぞ」 「ふと思い出したんだ、これ」 「朝の四時に……?」 「それで、忘れないうちに連絡しておかないといけないと思って」 「俺はメモ帳か」  いまいち会話がかみ合わないのは、いつものことだった。だいたい、海と言われたら、一般的には海を思い浮かべる。当然。海なのだから。博物館の特別展が頭に浮かぶようになるためには、それなりに時間をかけて構築された共通言語が必要になる。そんなことを考えている間にも、 「どうしてこういうのって、夏にやるんだろうね」  などと、脈絡なくな疑問を口にする。日差しが強くなりつつあった。たぶん、暑さに耐えかねての言葉だろう。 「そりゃあ、夏休みだからだろ。子どもを一日遊ばせるのには丁度良い」 「深海も恐竜も、夏なんて関係ないのにね」 「それもそうだ」  春の大型連休にやっていることもあるけれども、大きな展示はだいたい夏だ。集客が見込めるからだろう、というのは確かにそのとおりだけれど、こうして何年も決まった時期に足を運んでいると、それがイメージとして固定されてしまう。 「遥か未来の誰かは、今の人類がなぜ恐竜や深海生物や昆虫を、夏と関係づけていたのか疑問に思うかもしれない」 「お前がすでに疑問に思ったじゃん。お前未来人か」 「未来の定義にもよるよ」 「そうか。それ面倒臭いやつだな?」  十時にゲートが開く頃には、太陽は高く昇り、日差しが痛いほどに降り注いでいた。幸い開門からはそれほど待たずに入ることができ、一転、ひんやりと薄暗い建物の中へと誘導された。  海を思わせる青い照明、ガラスケースに収まった不思議な形の生き物たち、生物発光の瞬間をとらえた写真。デメニギス、チョウチンアンコウ、マリアナスネイルフィッシュ。人間が陸へと連れ帰り、勝手に名前を付けた生き物たち。発見されることなく、名前もなく、静かに存在していたかもしれないものたち。  それを、人ごみの中で順に見ていく。 「こいつら、ここどこだろ、って思ってるだろ」  ユウが言うと、ヨサリは、そうだね、と頷いた。 「いいよね深海。行ってみたいよね」  などと、暇さえあれば引きこもって本を読んでいる人間が言う。 「お前、近場の海水浴場だって行かねえじゃん」 「海水浴場には、特に惹かれない」  ひととおり見終わっても昼食には少し早く、これまで何度となく見てきた常設の展示をぶらぶらと見て回った。蝶や、藻や、爬虫類や、人類の標本の中を歩いていくと、ユウはいつも、別の世界に来たような気持ちになる。ずっと昔、それこそヨサリと出会った頃から、それが楽しかった。 
 ヨサリは、大学の研究室に職を得て一人暮らしをしており、帰省するのは盆くらいだった。年末年始は年度末の準備で忙しいらしく、連絡はくれるが、帰省はしていないという。そう言っているのは建前で、実家はあまり居心地がよくないのだろう。親と仲が悪いというわけではなく、むしろ彼の母親はヨサリのことを気にかけてはいる。ユウのことは、息子の非常に数少ない友人だと思っており、見かければ声をかけてくれる。ただ、たいがいの人間と、仲が悪くなるほどの距離で付き合えないのがヨサリであり、それは家族に対しても同じだった。
「こういうところに、一度くらいは行ってみたかったよね」  ヨサリが何を見てそう言ったのかは分からない。相変わらずどこかぼんやりとした目であちこち眺めているのを、ユウは少し後ろから見ていた。 「でも、少しずつ、行けない場所が増えていく気がする。何だか、昔は普通にわくわくするだけだったんだけど」  それはユウにもよく分かった。中学や高校の頃のようには、ただ楽しいばかりの気分で見ていられなくなっていることを、ぼんやりと感じていた。でも、まだヨサリが言うようなことを肯定できるわけでもなかった。 「行けるだろ。その気になって金貯めれば。南極でも喜望峰でも、ソンソロール島でも」 「でも、深海二万メートルとか、アンドロメダ銀河とか、ジュラ紀は無理だよ」 「お前、大人になったら、そんなとこ行く気だったのか」 「そりゃあそうだよ。この世界には面白いところがいくらでもあると思っていたもん」 「面白いところ」  照明の抑えられた展示室を出て、売店でヨサリはなぜかアノマロカリスとオパビニアの小さなぬいぐるみを買っていた。なぜか、というのは、昨年も同じものを買っていたからだ。ユウは会社への土産にと、プリントクッキーをひと箱買った。  建物を出ると陽はほぼ真上にあり、芝生の緑が眩しかった。 「ほら、戻ってきたぞ、地上に」  ユウが言うと、ヨサリはひとこと「腹減ったね」と言って、さっさと芝生の中に歩き出した。
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綿津見さんの #WEB夏企画 参加作品 企画サイトはこちら:http://un09.info/s2/
お題は「博物館」「緑」
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mzksgr · 4 years
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ラパチーニの娘
【元話】
題名:Rappaccini's Daughter (1844)
ラパチーニの娘
作者:Nathaniel Hawthorne
ナサニエル・ホーソーン
【使用作品】
『妖棋死人帳』 (1962) [008]
『怪奇死人帳』 (1966) [064]
【引用テキスト】
世界恐怖小説全集(7)
東京創元社
昭和34(1959)年11月5日 初版発行
上記【使用作品】における「毒娘」のモチーフは、この【元話】が参照されていると思われます。 ただし、その使い方は、直接文言を引用したり、物語展開をなぞるというタイプではありません。 【元話】のイメージを【使用作品】に溶け込ませている、といった感じの使い方です。 以下【使用作品】はリライトである『怪奇死人帳』から、【元話】は上述書籍の橋本福夫訳から。
【使用作品】の毒娘の設定は、【元話】でバグリオーニ教授が主人公ジョヴァンニに聞かせる寓話を参考にしています。
「その愛らしい女は、生まれおちた時から毒薬で育てられていて、からだ全体にその毒薬がしみこんでおり、今では彼女そのものがこの世にまたとないほど強烈な猛毒と化していた。(中略)彼女はそのかぐわしい息で空気そのものを毒した。彼女の愛は毒をそそぎこんだろうし、彼女の抱擁は死だった。実に不思議な物語じゃないかね?」 (P37)
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【使用作品】で毒娘が十二郎に孤独の寂しさを吐露する場面は、【元話】におけるジョヴァンニへのベアトリーチェの熱い語りかけが対応しているもよう。
「恐ろしい宿命だったわ」と彼女は言葉を続けた。 「(前略)わたしは自分の同類とのいっさいのつきあいを絶たれていたのですものね。神様があなたをおつかわしくださるまではね、ジョヴァンニ、あなたのかわいそうなベアトリーチェは、どんなに淋しいおもいをしていたことか!」 (P44)
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【使用作品】でギロチンの雫を浴びて気を失う十二郎は、【元話】で滴ってきた毒の樹液を浴びてピクピク痙攣しながら死ぬ小爬虫類が思い起こされます。
その花の折れた茎から、樹液が一、二滴、そのトカゲらしいものの頭に落ちかかったように思えた。一瞬、その小動物ははげしくのたうったかと思うと、ぴたりと動かなくなって、陽光のなかにのびてしまった。 (P21)
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tetsulog · 7 years
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先週まで福岡パルコでやってた爬虫類展。 #さわれる爬虫類展 #福岡パルコ #へび #ワニ #トカゲ #福岡 (福岡パルコ)
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oriori-ki · 5 years
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第44回 『台北市動物園』
台北に行ったらメトロで動物園へ
 いつ行っても穏やかな暖かい台湾は、のんびりして食事もうまいし、足つぼマッサージも手軽で廉いし、絶好の観光地である。今回は、メトロに乗ってまだ訪問していなかったアジアで指折りの規模である動物園に行ってみた。
 動物園駅を下車してエスカレータで降りると、待合せなのか、見物客がたむろしていた。動物園入口までの歩道には、動物たちの足跡がいく種類も点々とレリーフで並んでいた。形がずいぶん違ったり大小それぞれ異なっていたりおもしろい。早く入って足跡の主をみたくなる。一般客は60元、日本円換算約120円で入場券を買って園内に入る。
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 まず、入口で日本語版の園内地図を選んでもらい、最初に入るパンダ館参観券を一緒にもらった。切符には入場時間が指定されていて、混む時には並んで待たないと見られないこともあるらしい。今回はすぐに入れた。
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 パンダは中国から2008年12月に、オスの團團とメスの圓圓のつがいを寄贈されたもの。そして2013年7月6日には人工授精でメスの赤ちゃんが生まれている。
 立派な建物のなかにパンダはいた。館内は歩きながらゆっくり見られるようなスロープになっていたが、休日だからか家族連れで混んでいた。そして大きなガラス張りの洒落た展示場のなか、パンダは少し離れたところにじっとしていて、客のそばにはなかなか来てくれない、こちらに向いてもくれない。だから、愛らしい姿も見えず、カメラにも撮りにくく、何枚も撮ってみたが、残念ながらいい写真にはならなかった。
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アジア屈指の動物園
 この動物園はアジア最大だそうで、東京ディズニーランド2個分の面積がある。展示種類も360種、2300点もいるという。休日なので人も多く、せっかく来たのに見たいものが見られないのは残念だから、つい急ぎ足になる。
 ところが園内バスが何台も巡回していて、5元出せば子どもも大人も乗れて、奥の方まで連れて行ってくれる。おとぎの国のバスのように車体は可愛らしく飾られていて、休日でお客さんがたくさんいてしばらく並んで待つほど人気だった。
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 終点で下車すると、コンクリの塀に囲まれた木のうえに静かに寝そべってグリーンイグアナが4匹太陽に当たっていた。怖い顔をしていて背中に並ぶトゲ状の突起物がタテガミのように見える。けれど、よく見てみると草食系でおとなしそうな眼をしている。じっとしてあまり動かなかったけれど、めったにお目にかかれないからしばらく眺めていた。
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 この近くに両生・爬虫類館があった。カエルは日本でもなじみでかわいらしいけれども、珍しい真ッ黄色のカエルがいて目を見張る。表情もなかなか愛嬌があって、仲間同士活き活きしていてかわいらしくさえある。
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 この部屋にはヘビやトカゲなどたくさんの種類が展示されていて、見るだけで疲れてしまうほどいた。正直いってそう好きな生きものでないけれど、ガラスの向うにいるからじっとよく見てみると、怖いようでもあるが、なかには愛嬌のある顔をしているものもある。
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 1点1点丁寧に見るほど長居すべきところとはどうしても思えないから、ちらっと見てはとなりのガラス窓の部屋へと移動して、両生・爬虫類館から出てきた。でもけっこうな時間を費やしていたようだ。
じっくりモウコノウマを眺める
 馬はなんども見ているが、いろいろ種類があって、蒙古の馬というのがいるとは聞いていたが、なかなかじかに見ることがなかった。日本のあちこちの動物園にもいるけれどもうまく見られなかったが、ここでゆっくり見ることができた。
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 競馬馬に比べるとずっと小ぶりで農耕馬のようにどっしりとして、一昔のまえのもの静かな種類の馬のような感じで、親しみやすく馴染める感じがした。
 向かいに足を運ぶと、谷間のような景色の向うにアメリカバイソンがゆったり群れをなして歩いている。太い重そうな角を生やして体も大きいが、ウシの仲間の草食性でおとなしい。まさに自然のなかの野生種のように見えるけれど、実のところこのバイソンは野生種がほぼいなくなってしまったそうだ。20世紀はじめには世界で500頭ほどしかいなくなり、目下のところ世界各地の動物園が保護して、絶滅を防いでいる現状であるという。
 動物園では、かわいい動物の子どもを増やしたり育てたりして、世界の生きもののバランスを崩さないよう、目に見えない努力を積み重ねているのである。
オリのなかのチンパンジーと記念撮影?
 さて、その向かいはチンパンジーのコーナーである。この写真はオリに入って記念撮影と洒落こんでみた?わけではない。チンパンジーがオリから手を出しているようにリアルに造ったブロンズ像なのである。入場者への記念撮影用の園のサービスであるようだ。
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「ほんもののチンパンジーと仲良く写っているように見えるでしょう?」
 けれども、ほんものはちゃんとオリのなかにいて、静かに物思いにふけっているような気取ったポーズをしていた。なかなか愛嬌があって、下あごに白く生やしたヒゲがなんともお洒落で、ヒトとあまり変わらない知的な表情をしている。
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 ことばはしゃべらないが記憶力はけっこう確かで、ヒトとのやりとりを覚えているようである。例えばカメラを向けると、得意のポーズをするものもいる。
 世界に広く分布し、食生活もヒトと似ていて、甘い果物が好物で菜食もし、昆虫や卵も好み、さらには集団で狩りをして動物の肉も食べるのである。
 となりのコーナーではお客さんがケータイで写真を撮っていた。同じヒヒの仲間で、アヌビスヒヒと書いてあった。日本の動物園にはあまり見かけない種のようだが、カメラを前にしてじっとポーズしてサービスする健気なサルである。
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「東非ヒヒ」とあり、OliveBaboonと英語で書いてあった。サルの仲間とは姿を見ればわかるが、どんな生き方をしているのか。草原で群れをなして生活し、あまり樹のないところ小石まじりの丘に住み、まれには木に登ったりする。オスは他のオスと戦ってメスを得て性交し子孫を増やす、と簡単な説明がしてあった。
サイもカバもたくさんあちこちに
 シロサイが近い場所2か所に別れてたくさんいた。仲間どうしで遊んでいるのか角突き合わせているのか、仲間が何頭もいる動物園は珍しい。オス同士でメスの取り合いでもしているのか。
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 いくつかの動物園でサイを見てきたが、だいたい1~2頭で、退屈そうに水辺で水を浴びたり、横になって寝ていたりしていた。ここのサイはゆったりではあるがよく活動している。
 何頭いるのか調べてないが、別のところにいたシロサイは、仲間から離れて散らかっているフンを検証しているようだ。サイは眼があまりよくないが、聴覚や臭覚はすぐれているので、仲間や家族のようすを散らばったフンから感じ取ってでもいるのだろうか。
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 こんな巨体のサイも、角が高く売れるというのでヒトに襲われて、悲しいことに絶滅の危機にさらされており、いまや地球上で2000頭ほどになってしまっている。
 ここにはカバも数頭いた。カバは河馬と台湾では書くが、日本語でもおなじだ。身体が大きくて丸っこいのに泳ぎがすばらしくうまい。イヌは首だけ出してイヌカキで泳ぐけれど、カバの泳ぎはけっこう潜って泳ぐし、カバカキというのだろうか、子どもたちがその泳ぎを食い入るように眺めていた。水上に上がって顔を出すと、鼻の穴を大きく広げて呼吸をする、そのとき水しぶきが勢いよく飛んでくるのがおもしろい見ものであった。ガラスの囲いでしぶきは飛んで来ないから安心して見物できる。
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 この池のとなりのコンクリートの庭では、池で泳いでいない親子のカバがゆったりと日を浴びて、エサでも探しているのか散歩していた。
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キリンとシマウマが同居して
 かなり広いコーナーの遠くにキリンが見えた。その同じ区画に��マウマも一緒にいた。いつも同じ���ーナーにいるからだろうか、お互い素知らぬ顔でじゃれ合いも遊びもしない。双方草食性でおとなしく、追いかけて襲ったりもせず、興味なさそうな感じだ。ケンカするようでは一緒に飼育できはしないけれど。
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 そのてまえにシマウマが団体でいた。どうしてこんなにたくさんいるのか。初めて目にする光景である。
 何頭もきれいに背中を並べて群れているようすを上から眺めると、じつに壮観である。じっとしてあまり激しく動かないから体の模様が幾重にも重なって、珍しい美しい幾何学的な模様になる。のぞきカラクリメガネとか抽象画とかを見ているような錯覚に陥る。
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 日本や世界に数多く動物園はあるが、こんなにたくさんシマウマやサイやカバがいるのは珍しい。この台北動物園ならではの見ものかもしれない。台北に足を向けた折りには、ぜひこの動物園に足を運んでみてはいかがか。
動物園で漢字のお勉強
 この動物園にはラクダが2種、ヒトコブラクダとフタコブラクダと柵を隔ててほぼ一緒にいて、それらの大きさが違うのがよくわかる。日本人の場合「月の砂漠」の歌のイメージから、ラクダはフタコブに決まっていると思っている人が多いはずだが、フタコブラクダは、荷物を運搬したり人が乗ったり、乳を搾ったり毛織物の材料にしたり、家畜用に育てたもののようだ。
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 コアラが樹のうえで寝ていた。夜行性の生きものだから昼間は寝ている時間が長い。時々は動くけれど、近くでなでたり触ったりはできないから、長居してもおもしろくはない。かわいいけれども、つぎに行こう。
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 ゾウ舎だ、ここにはアフリカゾウがいた。こことは別のところにアジアゾウのコーナーもある。アフリカゾウはアジアゾウに比べると気が荒いが、遠くにいるから大きさがあまり実感できず、眺めているだけでは怖いとは思わない。ある動物園のゾウはストレスがたまっていたのか、長い鼻で観客に向けて水鉄砲のように振り撒いていたこともある。
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 この柵には、ゾウの漢字「象」の変遷が掲示されていた。甲骨文字・金文・小篆・隷書の書体が並んでいた。小学生のお勉強にはちょうどいい。むしろ大人も甲骨文字になると分からない人が大半だろう。漢字だから日本人でもよくわかって勉強になる。
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 そろそろくたびれてきたので帰り路につこうと歩いていくと、大きな箱があった。これはゾウの引っ越しに使った箱であった。
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 説明板によると、もと台北市内の北にあった動物園から、いまの動物園に引っ越しした時に使ったものだという。外から見ても感じはつかめるが、なかに入ってみると、いかにゾウが大きいかまざまざと実感できるのがおもしろい。
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 嫌がる大きなゾウをこの箱に追い込むのはたいへんな苦労があったろう。入れたあとここまで運んでくるのも大仕事であったことだろう。
 この動物園はとても広く、ほかにもアジア熱帯雨林区、台湾動物区、子ども動物区、虫の谷、鳥園など1日ではとても全部は見切れないほど充実している。今回はざっと半分ほど見たろうか。なかなかすばらしい動物園であることを確認したので、また来てみたいと思いながら帰途についた。
(磯辺 太郎)
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