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#昇降テーブル
hafu-design · 1 year
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定尺板1枚で作る昇降デスク
 定尺の板1枚で引出しつき昇降デスクを作る  アマゾンで買った電動昇降台に、定尺の板(1820㎜×910㎜×厚さ15㎜)を加工し引出し付きデスクトップを作って載せました。 https://blog.hafu-design.jp/hafub/wp-content/uploads/2022/12/elevating-td.mp4 引出しつき昇降テーブルの使用シーン   材料 ホームセンターの店頭で定尺板を選ぶ アカシアの集成板材 厚さ15㎜/税込¥5,980 アカシアの集成材を選んだ理由は、モニタ2台の重さとキーボードを操作に耐える曲げ強度/昇降テーブル台に負荷がかかり過ぎない重さ/紙1枚にボールペンで書くときにも凹まない表面硬度/加工のしやすさ/価格…
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hiromisroom · 1 year
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デスクを新調したので紹介させてください✨ ご提供:@flexispot_jp さん 商品名:電動昇降スタンディングデスク・脚フレーム FlexiSpot E7 Pro 在宅ワークや勉強で作業する時の悩み… 腰痛!! 最近、英語の勉強や手帳を書いたりする時に集中していると、お尻や腰、肩の痛みに耐えきれず、 作業を中断、ストレッチしても治らずそのままフェードアウト… なことが多くて椅子を買い直そうかと思っていたところ、 スタンディングデスクが良いと聞き、検討していました。 結果、立って仕事や勉強をするのが想像以上に良かった! お尻や腰が痛くならないので集中できるし、すごく快適💟 立って勉強したり作業するのにはまってしまいました! フレームと天板の色が選べます。 私はフレームも天板もホワイトを選択。 天板は140×70センチの広めのタイプを選びました! かなりしっかりしているので長く使えるのも良い! なんと保証期間5年! 商品に自信がある証拠です✨ 広めのデスクは大好きな文具をたくさん置いても作業スペースは十分に確保できます! タッチパネルで昇降もスムーズで、音も静かです。 在宅ワークや受験勉強の相棒になること間違いなし! #英語学習 #studygram #studytips #desksetup #studygrammer #studynote #studying #studymotivation #勉強机 #deskorganization #やり直し英語 PR @flexispot_jp #昇降テーブル #昇降デスク #テレワークデスク #パソコンデスク #ガジェット好き #デスク周り #flexispotのある暮らし #flexispot #トリドリベース https://www.instagram.com/p/ClICUZjp6aK/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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WPT東京メインイベント
2023年11月23日から4日間開催されたWPT東京のイベントに参加してきた。
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YOUTUBERやXからの事前告知を見て大いに期待して沖縄から東京に遠征してみた。
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モノレール「東京物流センター駅」改札
東京物流センターの展示会会場に準備されたポーカートーナメントでは、YouTubeの配信を目的に2台の豪華なテーブルと巨大なモニターが配置され、サイドトーナメント用に100テーブルくらいが会場内にぎっしりと並べられ、4日間の開催がどの様に楽しめるのか ? 
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結論から述べると〝WPT東京〟のイベントは全体的に『素人が開催したお粗末なイベント』だった。
とにかく〝WPT東京〟のイベントは、質もレベルも高校生の文化祭以下の最低最悪の大会だった。
今後の課題として問題点を先にまとめると以下の通り。
①参加者の受付動線
 イベントマニュアルを作成すろ際に極めて重要になる項目のひとつだが、WPT東京の運営は無能だったか素人が短絡的に考えてスタートしてしまったか?
 特に、野外に並ばせる場合には対応と対策が必須。
②事前予測と準備の怠った素人主催者の甘さ。
 事前にタイムテーブルがWEBで公開されていたので、その時間に合わせてプレーヤー達は集合する。
 メインに出場しない参加者には開催期間中の情報がWEBに掲載されているスケジュールのみで全く会場の状況が伝えられていない。
 一般の客はWPT東京主催者には〝参加させてやってる〟という雰囲気を与えている。
 メインのシー権を持つ参加者受付が終わらないから一般サイドの人は何時から受付できるか解らないと答えるスタッフの無能さには本当にガッカリだ。
 メインに参加するシート権を持ったプレーヤーは事前に人数を把握できてあるはずだ。
 当然、受付に並ばせるので有れば、メインとサイドとその他、3または4箇所の受付を用意する事が必要になる事は日が昇る事の用にハッキリしている。高校生のイベントでもこれくらいの対応はできて当然なのに・・・
③WPT東京運営スタッフの対応と躾の悪さ
 4日間の開催中に様々なトラブルがあったのだが、WPT東京運営スタッフから「すみません」などの謝罪の言葉を聞く事は1度も無かった。
 受付が混乱してモタついた対応はWPT東京運営スタッフの責任だが、忙しくて他の対応出来ないから数時間したらまた来てください。と、ハッキリ口に出して自分達を正当化する態度はあり得ない。
④強制的に売り付けるチケット制の悪行。
 サイドイベントに参加するには「参加費」を支払わなければならない。
 このシステムには違法性の臭いがする。
 参加費は様々な金額設定が用意されているのだが、問題は「ドリンクチケット千円」である。
 強制的に売りつけられる。
 拒否する事は許されないといい、この1000円のチケットを買わないならイベントにも参加できないというのだ。
 チケットはドリンク2杯分でアルコールも含まれる。
 また、ドリンクの代わりにお弁当のこ購入にも使用できると説明された。
 140円から350円くらいのドリンク2本の引き換え券を1000円という高額料金で強制的に売り付けるのだ。
 お弁当は400円以下の陳腐なもので.これを何と1000円というボッタクリ。
⑤金は取り放題の〝WPT東京の運営〟はヤクザの仕業。
 ドリンクとお弁当との交換を約束されたチケットを強制的に売り付けた後、ドリンクのコーナーでビールと交換しようとすると『もう無い』『コーヒーか紅茶しかない。どうします ? 』と。まるで他人言の対応。
 どうしますじゃねーよ。ビール無いならコンビニで買って来てでも用意すべきではないのか?お前ら昭和のヤクザか!と、ツッコミたくなる。
 ヤクザや今時のテキ屋でもこんなイカつい商売はしない。
 そして、ここでもスタッフは誰も謝罪しない。
 まるで、サービスで配ってるんだから残ったもので我慢しな!と、言わんばかり。
 じゃあお弁当でいいよ。というと、お弁当はもうとっくにないよ。と、悪びれた様子もなく平然と言い退けた。。
 コイツらはドリンクとお弁当のどちらかを選ぶ権利として契約したチケットを購入していることを知らないのか?
 食べ放題のレストランで、料金を払って入場したら『今日は大食いの人が沢山来たから余りのこないよ。仕方ないよ。余り物で我慢して』と言われたのと同じだ。
 一方的な契約不履行にもかかわら、返金もしない。謝る事すらしない。
 が���かりだ。
⑥WPT東京 運営スタッフの人間としての最低限のマナー
 WPT東京の運営側の失態は全て『仕方ない』で済ませて、自ら謝罪はしないという高飛車な対応とスタッフ全員の生意気な態度は、今後のポーカートーナメントによる啓蒙活動に悪影響を与え、レベルので低い人種がギャンブルをビジネスにしようとしてると言われる様になる。
 事実、初日から徐々に参加者減り続け、最終日は最も降り上がるはずが、優勝者が決定したころには会場内はガラガラという状況。
 間違いなく、イベントとしては失敗だ。
⑦Bad Taste & Cheesy
 WPT東京の「1億円のイベント」として宣伝していた割に実際の設営はハリボテのセット以下で華やかさもない。
 〝華やかさ〟と〝豪華さ〟は、賞金の金額よりも重要な要素であることを理解できない〝WPT東京〟の運営側はイベントの主催者として素人以下ということになる。
⑧参加者に対する感謝の意
 初日の失態を反省しないWPT東京の運営スタッフに幻滅した参加者は決して少なくないと思われる。
 その事を表す様に、最終日はメインの優勝者が決定する最も盛り上げるべき場面の対策も講じてない無能な運営によって最終日参加者は日に日に激減して、初日の盛り上がりは無くなっていた。
他にも色々細かな事はあるものの、キリが無いので開催期間の様子を記載しておこう。
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WPT東京 会場
WPT東京は『1億円』をぶら下げた告知のインパクトは大きく、初日に集まった参加者は受付の為に会場があるビルに入る迄2時間も外で待たされるいう状況からスタートした。
盛況風に捉えた人もいたかも知れないが、実際にはスタッフが全員ポンコツで要領が悪かっただけで最悪な初日のスタートになってしまっていた。
初日は運良く天気に恵まれたが、もし大雨だったら更に悲惨な事になっていただろう。
そんなお粗末な開催とは思っていないので、単純に会場が開く時間が遅れていて並んでいるのかなぁ?と思いながら何の行列に並ばされているのか全く分からず並んでいると、スタッフらしき人物が4〜5人集まって雑談していたので、行列を眺めているスタッフに状況を聞いてみると「中の事は分からないので取り敢えず並ん待って下さい」との回答。
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ビル内の2階会場入口付近まで進むと、広い会場はガラガラで全く人が居ない。
受付迄辿り着くと「チケットお願いします」
と言われた。
「チケット ? 持ってないよ」と答えると
「チケットが無いと入れない」と言う。
「嘘でしょ!聞いてないよ。どこで配布してるチケット」と聞くと
「オンラインのQRコードからダウロードするのかなぁ ? 」と、他人事の様な対応。
その様子に別のスタッフが数人集まってきて「何、何、どうしました」と。
何の列に並ばされているのか全く説明も案内されないまま1時間も立って受付まで辿り着いたら入れないとはどうゆう事 ? 
ここから更に30分くらいスタッフ同士の話し合いがあって、結果的には、並んでいた行列にはメインイベントに出場するシート権を持ってる人を対象に受付していると言う事で、サイドイベントの受付はその後行うので、数時間したらまた並べと言う事だった。
それなら、ビルの外で雑談しているスタッフが説明するなりカンペ出せよ!
あまりにもお粗末で無能なスタッフの対応に呆れた。
更に驚いたのは、まるで並んでいたコチラが悪いかの様に、2時間くらいしたらまた来て。と、自分達に落ち度はないからまた来い。嫌なら帰りな!と言われている様な気分になった。
並んでた意味は全くなく無意味な時間だった。
4日間参加したがスタッフ全員が最悪だった。
効率の悪いスタッフ配置と意識の低さがだだ漏れしていた。
態度も話し方も横柄で感じ悪い人間をどうしたらこれだけ集められたのか逆に不思議なくらいだ。
実際、プレーヤーとスタッフが揉めてる場面が何度もあった。
「てめぇ、舐めてんのかクソガキが!誰に口聞いてんかだコラぁ」というセリフが聞こえたので振り返ると、殴り合いが起きそうな距離感で揉めている2人がいた。
周りを見ると、5〜6m離れた位置から4人の別のスタッフが眺めている。全く止めようともしない。
スタッフを教育するマニュアルもないのだろう。運営の責任者も無能なんだなぁと残念な思いがした。
これだけの人数をポンコツばかりで集めた運営の人事もすごいなぁーと思いながらも沖縄から遠征してきていんだから参加してみた。
今度はディーラーの質と技術レベルの低さにも驚かされる。
ほとんどのディーラーが底レベルだったが、若干1人だけ際立って技術レベルの優れたディーラーも居た。聞いてみると「韓国から応援に来た」と日本語で答えてくれた。
『日本人!もっと頑張れ!』と、心で叫んだ。
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ari0921 · 4 months
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024)1月9日(火曜日)
   通巻第8085号 
 CIA筋「中国のロケット燃料を水で代用」
   ロケット軍の汚職は、これからが粛清の本番
*************************
 過去にも拙著で指摘してきた。「中国のミサイルは半分が囮、のこり半分は機能不全で飛ばない。使えるのは25%だが、大半は目標を外すだろう」
 CIA筋が「中国のロケットの燃料に水が代用」とする報告をしているようだ。
 ウクライナから鉄の塊を買って十年かけて空母に改良したのが中国海軍の第一号艦「遼寧」である。発着艦訓練で多くの犠牲がでた。遼寧は6万噸、全長305メートルで、艦載機は40機とされるが、写真を見る限り多いときでも6~7機。スキージャンプ型で2012年に大連で就航した。
 二号空母「山東」は継続航行が五日間ほどしかもたない不良品。甲板に穴が空いた。垂直離着陸機VSTOLは離陸時に二千度の高熱を発する。甲板の鉄板は二千度に耐えるものではなかった。
 山東は6・7万噸で全長315メートルのスキージャンプ型。艦載機は40機程度で2019年に就航し、遠距離航行は海南島まで。
 
8万噸以上といわれる第三号艦『福建』は60機程度の艦載機。全長が316メートル。2022年6月に進水しており、訓練航海をし、艤装工事に這入るが2025年に予定される本格就航は遅れそう。
それにしても中国の空母は『空母もどき』である。
 中国軍の陸軍優先という考え方が変わったのはトウ小平の「軍の近代化」を叫んだ以降である。着実に充実してきたのは『予算』と兵器の「数」と兵隊の「食」。そしてちょっぴりの賃上げだった。
 宇宙衛星を打ち上げ、ICBMを保有するようになると、軍エリートは陸海空の三軍からロケット軍へ移った。軍事訓練をうけなくても理工系エンジには優遇され、しかも巨額の予算配分があった。
となると、何をするか?
 中国人の体質は賄賂賄賂賄賂賄賂であり汚職汚職汚職汚職という文化がある。軍人の階級は『相場』があって、金の取引で成立する。少佐から中佐へ、少将から大将へ「階級」があがるごとに「上納金」相場も上昇する。たとえば大将(中国語は「上将」)の相場は1億円、前任者に支払う)。
 このために軍人たちは賄賂に熱中し、軍システムそのものが賄賂によって成立している。だから予算が付けば、そのうちの二割が慣習にしたがって『蒸発』し、マンション工事と同様な手抜きが起きる。
 ロケット軍の最高幹部9名が失脚した。どれほどの汚職が横行していたかが想像出来る。ロケット軍の汚職は、これからが粛清の本番である。
 ▼公式統計を信用するな
 GDP統計は「三割水増し」が常識というのは筆者の持論だが、国家統計局や中国政府の発表は大風呂敷か、虚偽申告である。また地方幹部は次の昇格、出世を狙って出鱈目な申告をなし、統計局幹部に賄賂をおくって数字の誤魔化しをおこなう。本当は失業率が30%あっても、3%とか。
 全人代や党大会でロボットが読み上げるような報告がなされても、誰も質問も異論も唱えず、ほぼ全会一致で可決される(だって中国は民主主義だから)。
或るとき「中国は8億人の貧困を救い出した」と豪語した。そのあまりの「公然たる嘘」に驚かされた。
世銀の貧困基準は「一日あたり1・9ドル」。この基準以下を「貧困」と定義している。たしかに1・9ドルならば、世銀のいう「貧困」は中国ではごく少数だろう。事実、1981年に中国の88%が貧困あったが。2023年には世銀インデックスの『1・9ドル』を当てはめれば中国の極貧困世帯はゼロになる計算になる。数字のマジック、まるで実情を反映していないのである。
 
PPP(購買力平価)で計るといくらか、ジニ係数は本当のところ、幾らなのか。
中国の公表数字は作為的で信用に値しない。そこで、OECD基準ならどうか。貧困の定義は「一日2100カロリー以下」がOECDの基準である。
実質の貧困の度合いは食費、住居費が基本で、都市生活者の可処分所得はいくらか上昇したが、都市に溢れるホームレスや大量の失業の群れという矛盾に適格な回答はない。
 都市化は中国でも進み、都市人口が刮目に値するほど増えた。2003年から2022年までの統計で、人口200万以上の都市は、32から72都市となった。上位20の都市の人口が全体の17%となった。このため中国は人口分散化を企図し(新幹線はそのため?)、他方では農業生産強化を訴えるという二律背反を繰り返す。
「成長神話」は終わった。失業の多くは農村へ戻るだろう。『中国の夢』が無残にくじけたことを中国人のおおかたは自覚している。
 ▼台湾侵攻? とてもそんな余力も能力も無い
 台湾のシンクタンク「国防安全保障研究院」が「中国軍事侵攻の可能性は低い」とする報告書を出した。蔡英文総統の発言(12月25日、ニューヨークタイムズのオンライン会議)は、この報告を元にしたものと推定される。
 「国防安全保障研究院」の報告に依れば、「中国共産党は戦争を企図してはおらず、政治的、軍事的、経済的、心理的、社会的に台湾に圧力をかけようとしている」のであって、「中国が短期的に台湾への軍事侵攻を試みる可能性は低い」
 つまり台湾海峡におけるド派手な軍事演習は、威圧ショーであり、しかも米国向けの政治宣伝でもある。
たしかに習近平国家主席は「台湾を統一する」を常套句として、ひょっとして本気かと思わせることもあるが、基調は「曖昧であり、平和的統一と軍事力の行使の両方が可能な選択肢として残る。平和的統一がその目的を達成するための最善の選択肢であると考えているフシが濃厚だが、最悪のシナリオにも備えている」と同報告書はいう。
「武力行使の選択肢を保持し、脅迫と強制を用いて台湾社会に亀裂を植え付け、台湾を交渉のテーブルに着かせることが含まれ、今後もさまざまな交流を装って台湾社会に浸透しようとするだろう」。
四日後に迫った台湾総統選挙に、中国は代理人を通してニセ情報の流布、スパイたちの選挙買収という暗躍、そしてハッカー攻撃に加えて、ネット上に出鱈目な情報を大量に送りつけている。
民進党は不正選挙をやっているとか、誰それは買収資金を外国から援助して貰っているとか、候補者の下半身スキャンダルとかを生成AIが作成したフェイク画像をさかんに送っている。
問題は最終意思決定権が習近平に集中しているという恐るべき権力状況である。
「周囲が助言機能を失ったとき、台湾海峡で軽率な行動をとるリスクが急激に高まる」と同報告者は結語している。
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manganjiiji · 2 years
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正のライフイベント
ということばを唐突に考えた。私はいつまでも心が幼いままで「これからなんでもできる」と考えがちだがそれは普通に考えればおかしいことでしかし作家や音楽家、画家など、いつまでもとにかく一意専心にやっている人はいつでも新しいことをずっとやり続けている感覚があるので(職人仕事として同じことを丹念に続けているのとはまた別次元の捉え方で)まあとにかく大人になれない(他の人と較べて、相対的に)人種というのが一定数いるんじゃないか?という曖昧なことを考えながら、そう、私にはライフイベントなるもの(どこかのメーカーが作り出した言葉)が起こっていないからいつまでも中学生なんだよなと思いつき、つまり、昇進、結婚、出産、育児、子の成長など、というものを経験せず、20年前と変わらない役割をそれぞれが担う、社会と断絶された生家で暮らしているので時間感覚も狂っている、というのは話がそれたが、ともかくそうした正のライフイベントを経験することがないとしても、これから負のライフイベントを経験していったら変わるのだろうか、などと考えた。親や兄の病気や介護や死、自分の老いのことである。そんな。正のライフイベントを全然経験できていないのに負のライフイベントだけは降り掛かってくるなんて不安すぎる。「その時」、何も受け止められなくて崩壊して発狂して自殺するかもしれない。まあ落ち着けよ。とにかくもそれが私の人生でやり直しは効かないので今の1秒ごとの貴重な時間をよく考えて使うように、ということだ。私は仕事が好きで、仕事で人に頼りにされたり褒められたり、とにかく仕事を通じて人と関われたらいいなと常に思っているが、びっくりするほど仕事ができなくて、できるようになったと思っても病気のせいにしてまったく長続きせず、結局この歳にこの程度の職歴ではもう雇われるのは不可能というところまできてしまった。わーー。仕事が好きなのに…。だったら仕事の選り好みをせずなんでもやればいいのだが、好き嫌いを考慮しないと本当に続かないので、できるだけ好きな仕事に就こうと今後を考えている。本当に元気でいるっていうのはいいことだ。元気で仕事ができるというのはすごい。むきむきになれなくても、自分に可能な範囲で、自分をいちばん有効活用できそうな職に就けばいいのではないかと思う。「先送り」をせず、明日はやるべきことをやる。自分の未来のために自律をする。とくに体調が悪くなければできるはずだ。不眠はクエチアピンなしで眠るチャレンジをしているので難しいが、偏頭痛はほとんどない、緊張型頭痛もほとんどないか、あっても対処すれば数時間で治まる。PC作業を主にするに当たって、ローテーブルの位置を変えなければと思う。明日はまずそれ。テーブルの位置全部がホットカーペットに乗るようにする。なんかカーペットを微妙な位置に敷いてしまったな…そもそも…コンセントの向きも変えた方が良くないか…?ということで明日は午前から模様替え。そのためにも数時間でも眠れるといいが…。最近は朝晩冷えるので雨戸を閉めて寝ていて、日の出とともに起きなくて済むので(遮光カーテンくらいだと体が太陽に引き摺られて起きる)、それなりに温かいし長く眠れている(平均6時間)。高校生の頃も雨戸を閉めていればあそこまで辛いこともなかったのでは?と思ったが、そもそも雨戸を閉める発想が出たとしても、閉める気力があったかと考えると難しい。できなかったことはできなかったことで、与えられなかったものは与えられなかったもの。私��頭が悪く、改善行動に出るよりも、怠けて悪い状態にとどまることをしがちなのも、やはり自分が悪いことを多くしたなと思う。大人になって、ああすればよかったということがたくさん出てくるが、その時に頭が悪くてまったくわからなかったので、別にどうしようもない。今の私はせいぜいよく考えて工夫のもとに、できるだけ現状改善の努力をすることだ。
ミュージカル「ジャージーボーイズ」(日生劇場)を観に行ったが、感想はだいたい友人に言ってしまって、全体として文章にまとめたい程のものはなかった。ただとてもいいミュージカルでした。フォーシーズンズというアメリカのポップスコーラスグループの結成から解散まで、4人の生涯を絡めて作劇されていたのだけど、やはりトミーの悲哀が私にはいちばん近しく感じるものだった。トミーが(自分たちを選んだのは)「一般大衆だ」と言ったこと、いわゆる労働者層が彼らを支持したこと、いちばん誇りに思ったのはトミーだと思うし、いちばん報われたのはトミーだと思う。ヴァリの役の俳優さんが本当に本当に天才の歌声を再現していてすさまじかった。こんなに歌が上手い人の舞台を観られるなんて人生でなかなかないことだと感じた。アメリカ史を感じる時に、いちばんいいのはその暗さ、水がひたひたと迫り来るあの涙の感じ、そしてお決まりの破滅、わびしさ、栄光の反対側の暗く濃い影、というのが音楽と結びつく瞬間、なんていいんだろうと思わずにいられない。だってそれでもあいつには音楽の才能があるんだ。それだけはどうしようもない事実なんだ。才能、才能、才能!みんな才能に振り回されている。そんなものがなければここまでの悲劇や苦しみ、つらさは、そうまさにアメリカという国の哀しさを一心に背負うことはなかっただろうに、と思うが、そうなってでも、彼らにやはり才能があってよかったと思う。音楽の喜びは人間の生きているという喜びそのものだから。アメリカはとにかく人が多い。なんでも規模がでかい。すぐに周りを巻き込んで他の国にも波及する。アメリカで流行ればとてつもない世界の流行りに巻き込まれていくことになる。たった1人の人間の身に、その全ては重すぎる。潰れないだけで凄いことだと思った。人間の耐久性。ある程度、世界と自分を切り離すこと、自分は公共の持ち物でなく、自分自身の私的な持ち物であるという意識を持たなければやっていけない。現代日本では後者の考え方をする人しかほぼ見かけないけれど、明治時代以前、まあ、戦前くらいまでは前者の意識を持ち、かつまったく潰れない、耐久性の高い人間が多かったのだろうと思う。そういう人々を作り上げた江戸時代までのこの国の風土というのは私はかなり好き。戦後の、狂乱と衰退のアメリカに自由民主主義をどくどくと飲まされてぶく��くと思考停止で労働し続けた先にある今の日本は、果たして自分の命を捧げるほどのものだろうかとふと思う。思うが、別にそういうことじゃない。私はこの国が好きだし、まず身の回りの人から力になっていきたいと思う。考えることはいつでもできるので、もちろん何をか考え続けてもいいとして、体や労働は、やはり近くに生まれた人々、これからを生きる日本の人々のためになることに使いたいと思う。その範囲を広げればこの地球で生きる人々ということになるが、私の耐久性の低さからして、まあ国民国家くらいがせいぜいの範囲だと思う。
2022.10.28
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socialwellfare · 5 months
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21日
ついに我が家に昇降デスクがきた。 テンションあがる。今まで組み立てって面倒とか思っていたけど、心のゆとりがある中でやってみるとDIYっぽくて新鮮だったり、いい感じ。テーブルが二つ並ぶわけだけど、基本足浴ばっかりしてるから、思ったほど出番がなかったりw。
私はグラコロ好きじゃないのか、と思ってセブンのグラタンコロッケを買う。めちゃくちゃおいしくて、もうマックはセブンとグラコロを共同開発したらいいと思う。
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shukiiflog · 7 months
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ある画家の手記if.54 告白
途方もないことなんだ、きっと 
僕が水を取りにいった僅かな間に香澄は自分の部屋に入っていってしまった。
扉の前まできて、ドアノブに手をかけようとしたら内側から鍵の回る音がした。 ドア越しに香澄の謝る声が嗚咽に塗れてくぐもって届く。 僕は昔から怒るときは怒るから、慣れてて頭が冷えるのも早かった。でも香澄は明らかに慣れてない、大声で叫んだり、あんなにひどく泣いたり。 一人になって落ち着きたい…? 今日はもう疲れたから休みたい…? 「……………」 …自分から、部屋にこもったってことは今は僕と話したくもないし、話さなくたってただ寄り添ってるだけも、許してもらえない 閉め出されてしまった ほんとうに 脳裏によぎる 声が出なくなったアトリエ 香澄は咄嗟に自分の顔を傷つけた …ドアの向こうで今またそんなことに…なっていたら 「……香澄…」 ……約束 守ってくれるって 信じてここで待てばいいのか でも 香澄を守るためなら 香澄を疑ってかからないといけない? 香澄の口から自発的に出てこないたくさんのものを僕がすべて想像するのは無理だ だからちゃんと話したいんだ でも話してるって言えるのか、今の僕たちは 僕は勝手に言いたいことをなんとか言葉にしたけど きっとそれもうまく伝わらなかった どうして いつも伝えたいものは 言葉にならない? 香澄はどうして話してくれない? 僕を 巻き込まないため………
キッチンに戻って、遅いけど夕飯を一人分作った。香澄は食べてきてないようなことを言ってたから、お腹が空いたら食べられるように。 炒めたご飯をふわふわの卵で包んで形を整えてオムライスでかいじゅうくんの顔を作った。野菜で背びれを添えてケチャップで目や笑ってる口を書いた。林檎をうさぎの形に切って並べた。 他にもいくつか食べやすそうなものを作って、テーブルから香澄の部屋の方向に向くように全部きれいに配置して上から蓋をかぶせた。 メモ用紙にかいじゅうくんの泣いてる顔を書いて、一言「ごめんね」ってだけ文字で書いた。書いてる途中でぽたぽた目からテーブルに涙が落ちて、急いで拭った。
財布とケータイだけ持って、薄手のコートを引っかけて、深夜を回った暗い外に踏み出す。 ドアを閉める前に一度だけ部屋の中を振り返って、香澄の部屋のほうを見つめる 「…約束 守ってくれるって信じてるよ」 小さな声で震えるように囁いた 香澄が無事に部屋から出てくるのを確認できるまでずっとドアの横に座って待っていたかった。 でも香澄が出てきてくれても僕がなにか変わっていないと堂々巡りなんじゃないか。 そう思って、ただ部屋の中で待っているだけじゃ僕は何も変わらないと思って、でもどこへいけば、どうすれば、今の僕たちに必要なことを知れるのか、見当もつかなかった
そのままマンションを離れて、あても目的地もないけど夜道をなるべく明るいほうへ歩いた。そっちに希望でもあるみたいに。
しばらく歩いたところで、駅の裏あたりまで来たら道の端のほうで華奢で小柄な人影が地面に倒れていて、数人の大人の男に囲まれてるのを目にした。面白半分に体を靴でつつかれたりしている。 駅の強い照明で全部シルエットでしか分からなかったけど咄嗟に男たちの間に割り込んだ。僕の背が高いからわざわざ喧嘩沙汰にしなくても割り込むだけで退いてくれたり逃げてくれる場合も結構ある。 今回も僕に自然と見下ろされる角度になった男はまわりの数人を引き連れてさっさとどこかへいってくれた。 息をついて倒れてる人を見て「ーーーは…?」…思わず低い声が喉から出た。 人影はよろめきながら起き上がってとなりに転がっていたギターを掴んで立ちあがった。 「ん? んん? …なんだ、めいろーじゃん」 暗い中で僕の顔を凝視したと思ったら失望したみたいな声で不平を言われる。たしかに小柄で華奢…だけどこれに助けなんて必要なかった。 家から出てきてまで、僕なにやってるんだろ… 「! なんだお前んちこっから近いのかよ!今日泊めろ、降りる駅まちが「嫌だ。」 拒否。どんな事情があったって知るか、カルカッタの路上で転がってても平気で生き延びるやつだ。 「ちっ、つまんねーやつ」 僕だって。お前は嫌いだ。 以前となにも変わらない態度や仕草。僕はギターを担いだ小さな体に背を向けて、さっさと家のほうへ歩き出す。 「…………。」 「…〜♪」 「……。」 「〜〜♪」 僕の五メートル後ろくらいを歌声がつけてくる。 「なんでついてくるんだ、強引にうちへ来たって僕が絶対入れない!」 「前のアトリエは出入り自由だったじゃん、なんで急にケチってんだ」 「家族がいるから勝手に入ってほしくない、…っ、お前こそ…」振り返って睨みつける「なんなんだ…っ、七ちゃんが…死んだのに…!」 「まーたそれか」僕以外にも言われてるのか…当然といえば当然か いつもヘビみたいにニタニタ笑ってるやつがちょっと真顔になって続けた。 「それ天地は万物の逆旅にして光陰は百代の過客なり、しかして浮生は夢の如し、歓びを為すこと幾ばくぞ」 「……李白?」 「へえー元ネタ知ってんの? ひいじいちゃんのザユーのメーとかいうやつでほんとはもっとなげーんだけどあんなん覚えきれねえ。最初のとこだけは音がきれいだから覚えた」 僕が知ってるのは兄が教えてくれたからだ。 「……古人燭を秉りて夜遊ぶ、良に以有る也。…僕たちが夜中まで遊ぶ仲なもんか、なにが言いたい」 忌々しく小さな丸い頭を見下ろして聞く。 「そのまんま。時間はそう長くねーから」 「…僕はもう画家じゃない」 「おまえのそんな線引き知らね。誰だっていつだってなんだって可能だ。しかして浮生は夢のごとし、俺たちに与えられた時間は俺たちが作れる無限の美に比べて短すぎる、だから疾く、人生より疾く、疾ぶように生きるんだよ」 「……それもひいおじいさんの言葉?」 「ふはは、まあだいたいそんなかんじ。」 踊るように跳ねながら僕の後ろから横にきて、目の前に回り込んできて、真正面から見据えられる。 この目が苦手だ、大きく見開かれて爛々として、いつまでも永遠に燃える篝火を振りかざしてるようで。柔らかな陽光じゃない、神の下から人間が欲して掠めとってきた炎。何もかもとっくに暴かれたあとみたいな気持ちになる 「ーーー伝えたいことがうまく伝えられない。伝わってたとしても僕になにも話してくれない。僕を守ろうとするから。一緒に守らせてくれない。僕はどう変わればいい」 勝手に口をついて考え続けてたことがそのまま出てきた。 するとあっけらかんと返された。 「なに焦ってんの?なんも知らねーけど手前が空回ってんのはビシビシ伝わる」 人生は短いなんて言った舌の根も乾かないうちにこうだ。焦るだって?僕が? 「伝わんねーときは聞く側の準備がまだ整ってねーから。なのにそこに伝えたい内容ばっか注ぎこんだら相手パニクるだろ。おまえが早く伝わってほしいだけなんじゃん?まずはちゃんと伝わるための足場が相手の中に組み上がるのを手伝いな」 「……………」 「ちゃんとキャンバスに地色塗ってマチエール作って次の色がより美しく映えるように地がしっかり乾くまで待つときは待つだろうが。絵を描いてたらおまえも自然にでき…てなかったかもなぁむちゃくちゃな速筆野郎だったの今思い出した、まんまかよ、やっぱ手前も変わったほうがいいな」 そこまで言ってひとしきり笑われたけど、ーーー香澄に僕の言葉がちゃんと伝わるためにはその前に香澄にも準備が……要る。僕は…とにかく話さないとってばかりで……香澄のことを…待ってないのか… 「チッ、ガラじゃねーこと言ったー」 「…自覚あるのか」 「守るの守りたいのなんて途方もねーこと言いだすからだぜ」 その目は珍しくどこか遠くを静かに見ていた。それだけで、失ってしまった人間なんだって痛いほど理解せざるを得なかった。戻らない、七ちゃん。 途方もないことなんだ、きっと 誰かを守りたいなんて それでも 僕はーーーー
日が昇ってあたりはすっかり明るくなった。 次の角の道で行屋は別の友人を道の向こうに見つけて、そっちに泊まると言って走り去った。 僕も家に戻る。マンションはすぐそこに見えてたから早く帰りたい…けど…ここで迂闊に走って怪我を悪くするのが僕の悪癖か…と思ってゆっくり体を労って歩く。 僕はまだ失ってない。まだ守れる。一生守る。 香澄と一緒に守っていきたい これまで二人で作ってきた、僕たちがこの先も一緒に居るための道を
「ーーーーー……」 帰り着いても部屋はしんとしていて、出てきたときのままみたいだった。 テーブルの食事も蓋を取ってみたけど手付かずだった。 香澄の部屋の前にいってドアノブを回したら、回った、鍵がかかってない… 「………」 ーーー僕はもうそばにいってもいい…? 寄り添うことを、許してくれる? 静かにノブを回して部屋に入る。ベッドに近寄ってみると香澄はおとなしく眠ってた。香澄の顔の隣、ベッドの横の床に座り込んで、香澄の顔にかかった前髪をはらう。 綺麗になった傷のない顔。閉じられた瞼の上あたりに少し名残があるくらい。ほんとうに別人みたいになったね。 実はまだ少し見慣れてなかったりする、今でも僕の頭に最初に浮かぶ香澄の像はあの傷痕を抱えた顔で。それでもこうやって髪の毛を撫でながら、ああ 愛しいなって気持ちでいっぱいになる。 腕を回して香澄の頭を横から大事に抱き込むみたいにして、体をベッドに寄りかからせて脱力して、夜通し歩いて疲れたのか、その姿勢のまま僕も一緒に緩やかに眠りに落ちていった。
香澄視点 続き
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haitokunikki · 8 months
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(2023/09/15)散文・創作三篇
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川をくだっている。平たいボートの上に顔の見えない船頭とわたし。陽光であたためられた風がからだの外殻をながれ、髪をなでつける。振り返ると吊り橋があり、逆光を受けて黒光りするそれは巨大な怪物のようにも厳かな門のようにも見える。左手に高速道路、果てしなく伸びるその向こうで無機質な冷たい光を放つビルが犇めいている。河川敷に人の群れが現れた。じっとたたずむ彼らの視線がわたしに集注し、何かの祭りでも始まるのかとおもったが、よく見ると、誰もが額に二本の角を生やしている。あれは鬼だ。ここは三途だろうか。
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古びた安アパートにはあまり相応しくない、芳ばしい焼き菓子の匂いが漂っている。幸せの象徴みたいな匂い。お隣の奥さんがアップルパイを焼いて、一切れ届けてくれた。「焼き立てですから、すぐお召し上がりになってね」礼を言ってドアを閉ざす、が。その一瞬、奥さんの顔が奇妙に歪んで見え、ノブを握ったまま数秒固まる。今のはなんだ?と考えて、でも気のせいということにしておいた。堆積したダンボールを蹴飛ばし部屋へ戻る。温かい紙皿の上、三角形に切り分けられたそれは艶々と暴力的なまでに照っている。食品サンプルのように完璧でどこか嘘くさい。キッチンの台へ追いやってから、飲みかけのペットボトルや空のコンビニ弁当で散乱したテーブルにかがみ込み、煙草を探り出して咥えた。蝉がやかましい。ちら、と見たベランダの窓から陽光が容赦なく射し込んでいて、カーテンを閉める。(……待てよ)はたと気がつく。
どうして蝉が鳴いている?今は十二月だ。
蝉の声が止む。カーテンを開けた。つい数秒前まで確かに太陽が昇っていたはずなのに、灰色の曇り空から雪がしんしん舞いおちて、街中に降り積もり、庭の木々は枯れている。(ああそうか)これは夢だ。おれはまた夢を見ているんだな。明晰夢というやつで、ときどきあることだ。そうと気付いた瞬間に醒めてしまうことが多いのだが、今日のはやけに長いし、気持ち悪いほどリアルだ。よく考えたらこの部屋だって、おれのものではない。ちっとも知らない、身に覚えのない他人の部屋だ。不快な唸りをあげる冷蔵庫に、宗教のシンボルマークみたいなものが描かれた紙が張られている。よく見ると至るところにある。チャイムが鳴る。少し迷って、出ることにした。隣の奥さんが立っている。「パイはお召し上がりになりました?」まさかずっとそこで突っ立ってたんじゃないだろうなとおもいながら、いえ、まだ……。正直に答えた。奥さんから笑顔が消え、わけのわからない不安に駆られ始める。身体中のあちこちから変な汗が滲みだす。はやく醒めなければとおもう。「でも召し上がらないとね」奥さんがいう。「元居た場所へは帰れませんよ」
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「ねーえ」わざとらしい陽気な声がわたしを活字の世界から引きずり戻した。「K谷がさあ、手相とかみれんだって。あんたもみてもらいなよ」そう呼ばれてやってきたのは、うちの学校でいちばん美人と評判のA川さん。男子からも女子からもモテモテのカリスマで、モデルをやってる大学生のイケメン彼氏がいるって噂。「え~みてほし~」A川さん本人も自分がとびきりの美人で特別な個性があることを自覚しているし、そんな生まれながらの武器をどうしたらいちばん魅力的に活かせるかということもバッチリ心得ていて、一度目が合ったり関わり合ったりした子たちならあたしを好きにならないはずがない、という絶対的な自信をたずさえ、用意された椅子へ腰かけている。わたしは彼らのななめ後ろ、ひらいた文庫本からわずかに目線をずらし、様子を盗み見る。しぶしぶ付き合わされている、という態度のK谷くんが無表情で「両手だして」と指示。その横顔のEラインは完璧な造形をしていて、うつくしい。(彼の通学鞄のなかにシュティフターの『ヴィティコー』が入っていることをわたしは知っている)「美的センスが高い、金運もいい、一生金に困らない、海外と相性がいい」淡々と言葉を紡ぐK谷くんのきれいに整えられた指先が、A川さんの薄くて白い掌をつうとなぞるたび、わたしは自分がくすぐられているような錯覚にとらわれてぞくぞくしてしまう。「レンアイはどうなの?」女子のひとりが問いかけ、取り巻きから囂しい奇声があがる。A川さんの含みを孕んだような笑みが深くなる。K谷くんはつづける。「ガードが硬くてかなりの奥手だね、今んとこ、三十まではずっと処女の線が出てる。このままだと結婚の望みは薄い」時が停止したように、空間が静まりかえった。それからぷっと吹き出す音。「いや、そんなわけないじゃん。処女ならこの子はとっくに卒業してるし」まじうけるんですけど!その場は再び接待じみた白々しい笑いに包まれたが、当のA川さんはというと嘘みたいに真っ赤になって、きれいなかんばせを引��つらせていた。
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deisticpaper · 1 year
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蜃気楼の境界 編(五六七)
蜃気楼の境界 編(一二三四)から
「渦とチェリー新聞」寄稿小説
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蜃気楼の境界 編(五)
界縫
 正嘉元年紅葉舞い、青い炎地割れから立ち昇る。音大きく山崩れ水湧き出し、神社仏閣ことごとく倒壊す。鎌倉は中下馬橋の燃える家屋と黒い煙かき分けて家族の手を引きなんとか生き延びた六角義綱という男、後日殺生も構わぬ暮露と成り果て武士を襲えば刀を得、民を襲えば銭を得て、やがて辿り着いた河川で暮露同士語らうわけでもなく集まり暮らす。或る夜、幾度目のことか絶食にふらつき目を血走らせ六角義綱、血に汚れた刀片手に道行く一人の者を殺めようとするが、嗚咽を漏らし立ち竦みそのまま胸からあの日の紅葉のごとき血を流し膝から崩れ落ちる。道行くその者、男に扮した歩き巫女だが手には妖しげな小刀、その去る様を地べたから見届けんとした六角義綱のすぐ背後、甚目寺南大門に後ろを向けて立つ闇霙(あんえい)と名乗る男あり。みぞれ降りだして、人とも呼び難いなりの六角義綱を一瞥し、闇霙、口開かず問いかける、そなたの闇は斯様な俗識さえ飼えぬのか。六角義綱、正嘉地震から甚目寺までの道中で妻を殺され、涙つたい、儂には女は切れん、と息絶える。その一通りを見ていた青年、六角源内、父を殺した女を浅井千代能と突き止めて敵討ちを企てるが、知られていたか検非違使に捕らえられ夷島に流され、以後誰とも交流を持たずに僻地の小屋で巻物を記したという。それから七五九年の時が経ち、二〇一六年、仟燕色馨を内に潜める二重人格の高校生市川忍とその同級生渡邉咲が、慧探偵事務所を相手に朔密教門前また内部にて些細な一悶着あった、その同日晩、奇妙な殺人事件が起こる。場所は百人町四丁目の平素な住宅区域、被害者女性、五藤珊瑚(三〇)の遺言は、残酷な苦を前に千年二千年なんて。戸塚警察署に直ちに捜査本部が設置され、その捜査とは別に警部補の高橋定蔵、市川忍の前に立つ。何故おれなんかに事情徴収を、と忍。事件当日、校門の監視カメラに映っていたきみが何か普段と違うものを見てなかったかと思ってね、若き警部補が爽やかに答え、それで市川忍、脳裏の人格に声を送る、一顛末あった日だ厄介だね。対し仟燕色馨、おそらくこの警部補、謎多き朔密教を疑っている、ならばこの事件あの探偵にも捜査の手が伸びる、ところで気づいているか探偵事務所の探偵に見張られている。
 小料理屋点々とある裏通りの角に螺旋階段へ繋がるアーチ状の古い門を持つ築古スナックビルの入り口で刈り上げマッシュショートにゆるめパーマの少年のような青年がただ立っていると突然背後から強面の男がどこに突っ立っとんじゃと怒鳴ってきたので青年は冴え冴えとした眼差しで振り返り、幻を見てたんじゃないですか、俺はずっとこの位置でスマホを見てました、俺の輪郭と色、背後の風景と俺のいる光景をもっと目に焼きつけてください。男は動転し不愉快な目の前にいる青年を忘れないようじっと食い入って見る。だが、その光景はすでに幻で、スマホを見ていた青年はもういない。走り去っていたのだ。朝のホームルーム直前にその青年、六角凍夏(むすみとうか)が現れ席につく。振り返り、後ろの席の渡邉咲に聞く、きみ、部活入ってるの。隣席美術部員中河原津久見が聞き耳を立てている。渡邉咲は初めて話しかけてきた六角凍夏が先々で勧誘しているのを知っていて、文芸部でしょ、と冷えた目を送ると、文化琳三部だよ、と。咲が琳三って何という顔で惑うと、清山琳三ね、俺らの界隈で知らぬ者はいないよ、とくるが、咲はどこの界隈の話なのと内心いよいよ戸惑う。だが、聞き耳を立てていた中河原津久見はピクシブなどで目にする虚無僧キャラねと気づくが話に加わらない。きみ、机の上の本、和楽器好きでしょ、清山琳三は気鋭の尺八奏者。私、渡邉咲、と口にしながら、尺八ね。放課後、六角凍夏は一人、文芸部部室の小さな教室に入って電気をつけるとドアを閉め、密室と成る。中央辺りの机に、鞄から取り出した古びた筒を置く。目を閉じる。刹那、周囲にぼろぼろの布団が幾枚とどさっと落ちてき動きだす。それは天明四年鳥山石燕刊行妖怪画集「百器徒然袋」に見られる暮露暮露団(ぼろぼろとん)だが現実に現れたわけではなく、六角凍夏の想像力は小さな空間で全能となり百器徒然袋の界隈と接続し、今回ならばそこに記された妖怪があたかも姿を見せたかのような気分になったのだ。密室に、江戸の布団の香りが充満する。ときに、異界からの香りが漂ってくることもある。翌、静かな夜、百人町四丁目にて更なる殺人事件が起こる。被害者は志那成斗美(四〇)遺言は、潔く煮ろうか。魔の香りも、又、此処に。
蜃気楼の境界 編(六)
五鬼
 出入りする者らの残り香も錯綜の果てに幻影さえ浮かべる夜の街。串揚げ並ぶコの字カウンター中程で束感ショートの若い警部補が驚きのあと声を潜め通話を切ると手話で勘定を頼み、さっぱりとした面立ちの探偵仲本慧に目をやり、五鬼事件だがまだ続いていたと輝きの瞳隠せないながらも声を落とし去っていく。百人町四丁目連続殺人事件の犯人佐々木幻弐が第二被害者志那成斗美の最期の正当防衛で刺され意識不明のまま病院で死亡したという話、監視カメラから犯行も明確、第一被害者五藤珊瑚への犯行とも繋がり既に報道もされた直後の第三事件発覚。カウンターに残された探偵仲本慧、ビールを追加し面白い事件だが依頼がきてないから何もできないね、と奥に座る長髪黒はオールバックの男に突然話しかける。その男、串揚げを齧りながらチラと目線を合わせる。慧、ビールを飲み干し、隣に座っていいかなと距離を詰め、そっと名刺を置き、歓楽街案内人の市川敬済だね仕事柄我々は抜け目ない、聞き耳を立ててたね、という。黙す市川敬済に、優秀な探偵の知り合いは二人と必要ないかなと強い声で独り言のように笑みを送る。店内、音楽なく、静かに食す客、座敷からの賑わい。この辺りで、青島ビールが飲める良いバーを探してる客がいたなそういえば、と市川敬済、懐から名刺を取りだし横に並べる。直後、和柄のマフラーをしたギャル僡逢里が現れた為、仲本慧、名刺を拾い、勘定を済まし去っていく。お知り合いさんなの、と尋ねつつ座る僡逢里に、池袋の二青龍で今は探偵の男だ知ってるか、と尋ね返す。誰よ、テリトリー渋谷だったし、今日はいないの。暗に警部補のことを口にする。僡逢里の耳元で、まだ続いてるらしい千代女のママ心配だな。食事の注文をしながら僡逢里、出勤前に縛られたい、と呟く。夜十一時、一人になった市川敬済の前を男女が横切る。片方の男が枯淡の趣ある着物姿でありながら凍風をただ浴びるがごとく静かであったため変に気にかかるが、気にするのをやめて電話をかける。あら敬済さん、と通話先、青藍に杉の木が描かれた着物の女、さっきまで警部補さんがいらしてたのよ、お店は営業してません、今朝三人目の不幸がありまして五鬼も残すところ二人なの。語るは浅井千代女である。
 遥か彼方より朗々と木曽節が諏訪太鼓と絡まり聞こえる、それは五年前の、冬の宵、一人の女、吉祥寺の麻雀ラウンジ千代女の開店準備中、六人の女達を前に、肩に雪積もり震えている。浅井千代女が側に近づき、貴女の血に刻まれし鬼の禍、憎しと思うなら、受け継がれし技術でお金に変えて楽園を造るのよ、弐宮苺(にきゅういちご)の源氏名を授けるわ、そちらの西クロシヤ(五〇)引退で貴女の席があるの。語りかけてきた浅井千代女を取り囲む五人の女達、五鬼を見る。はい、と涙流し、生まれて初めての愉しい月日流れ、今、浅井千代女の周りに残る五鬼はその弐宮苺(三〇)と柵虹那奈(さくにじなな、四〇)だけだ。今朝殺害された紫矢弥衣潞(しややいろ、五〇)の遺言は、一路ゆくは三人迄。殺害現場で弐宮苺は両拳固く握りしめて言う。千代女さまを死なせはいたしません、次はこの私が千代女さまの匂いを身につけ犯人を誘いだし返り討ちにしてやります、これまで通り千代女さまは、五鬼にはできない私達鬼の禍の力を強める祈祷にどうか専念してください。浅井千代女の頬に涙が伝う。紫矢弥衣潞の形見の側に六歳の娘が一人。この災い突如訪れ、犯人の心当たりなく、志那成斗美が相打ちにし病院で死亡したという佐々木幻弐が何者なのかも分からない。不気味であったが浅井千代女は思う、そもそも私達がこの現世において得体知られていない存在なの、それに。相手は私達より強い、と震える。市川敬済に連絡を入れる。丑三つ時に市川敬済が女と帰宅、玄関騒がしく、津軽塗の黒地に白い桜が控えめに描かれた高さ一尺程のテーブルに女が横たわる音がする。自室でスマホを触っていた高校一年生の市川忍、悠里と帰ってきたのかあの女嫌いだな、と不機嫌になる。脳裏から仟燕色馨の声、きみの父だが今着信があり通話している。女といるのに別の女と喋ってるのそりゃあ母も出ていくよ。連続殺人の件だ探偵仲本慧の名前も出ている。いつも大人達は都合で何か企んでいて不快だよ。翌日、暑し。ホームルームの前に近寄ってきた同級生渡邉咲が、低血圧以外の何物でもないローテンションでいつもより元気な声で市川忍に話しかける。事件は解決してなかったのよ、貴方のお知り合いの探偵、仟燕色馨の出番じゃない?
蜃気楼の境界 編(七)
境迷
 昼か、はた、ゆめの夜半にか、北原白秋「邪宗門」の一節に紛れ込んでいた六角凍夏は国語教師茨城潔に当てられて、地獄変の屏風の由来を申し上げましたから、芥川龍之介「邪宗門」冒頭付近をちらと見、朗読し始めるが、正義なく勝つ者の、勝利を無意味にする方法は、いまはただ一つ、直ちに教師が、むすみその「邪宗門」は高橋和巳だ、遮ってクラス騒然となる。六角、先生、界をまたぐは文学の真髄ですと逸らす。教室の窓から体育館でのバスケの授業を眺めていた市川忍に、脳裏から仟燕色馨の声、百人町四丁目連続殺人事件、慧探偵事務所の手にかかれば一日で解決する探偵はあの少女が呟く数字で結論を読みとるからだ朔密教での一件はそういう話だっただろう。それじゃあカジョウシキカ勝ち目が。否あの少女がいかなる原理で数字を読むか今わかった。その時、教室の背後から長い竹がぐんと伸び先端に括られた裂け目が口のごとき大きな提灯、生徒らの頭上でゆらゆら揺れる。「百器徒然袋」にある不落不落(ぶらぶら)を空想した六角凍夏の机の中に古びた筒。不落不落を唯一感じとった仟燕色馨、市川忍の瞳を借り生徒らを見回す。何者だ。その脳裏の声へ、何故だろう急に寒気がする。界か少女は先の「邪宗門」のごとく数多の界から特定している市川忍クンきみはこの連続殺人事件どう思う。昨夜の父の通話を聞くに麻雀ラウンジ千代女のスタッフが四度狙われるから張り込めばだけど犯人佐々木幻弐死んでも事件は続いたし組織か警察もそう考えるだろうから現場に近づけるかどうか。吊り下がる口のごとく裂けた提灯に教師も生徒も誰も気づかず授業続く。休み時間スマホで調べた麻雀ラウンジに通話。まだ朝だ、出ないよ、休業中だった筈だし。仟燕色馨は通話先を黙し耳に入れ続ける。浅井千代女らは、魔かそれに接する例えば鬼か、ならば逞しき彼女らが手を焼く犯人も、人ではないと推理できよう恐らく一人の犯行による。驚き市川忍、犯人が死んだというのに犯行は一人だって。きみは我が師仟燕白霞のサロンで幼少時千代女と会っていたことを忘れたか父と古く親しい女性は皆その筋だろう。側に、一人の同級生が近づいていたことに突然気づき、晴れてゆく霞、市川忍は動揺する。渡邉咲が、不思議そうに見ている。
 柵虹那奈、と雀牌散らばりし休業続く麻雀ラウンジで浅井千代女が呼びかける。はい千代女さま。志那成斗美あの人の槍槓はいつだって可憐で美しかったわ、五藤珊瑚あの子の国士ができそうな配牌から清一色に染める気概にはいつも胸を打たれていたわ、紫矢弥衣潞あの方の徹底して振り込まない鬼の打ち筋には幾度も助けられたわ、三人とも亡くしてしまった、弐宮苺は私達を守ると意気込んでいるけどあの子を死なせたくないの。ラウンジを出て一人、浅井千代女は市川敬済から聞いた池袋北口の慧探偵事務所へ出向く。雑居ビル、銀行かと見紛うばかりの清潔な窓口が四つあり小柄の女性職員田中真凪にチェックシート渡され番号札を機械から取り座る。呼ばれると先の職員の姉、同じく小柄な三番窓口女性職員田中凪月が青森訛りで対応するがシート見てすぐ内線で通話し真凪を呼び千代女を奥へ案内させる。無人の応接間は中国人趣味濃厚で六堡茶を口にしながら十分程待つと仲本慧現れ、異様な話は耳にしている我が慧探偵事務所に未解決なしさ安心して、笑顔に厭らしさはない、依頼費は高くつくけどね。千代女は私達に似てるわと思う、職員は皆日本人名だが大陸の血を感じる、理由あってここに集い共同体と成っている、市川敬済とは昔SMサロン燕(えん)で業深き運営者は仟燕白霞に紹介された、世俗の裏側で通信し合うルートで辿り着いた此処は信用できる。受け応えを記録する仲本慧に着信が入り中国語で喋りだす。六堡茶を喉へ。探偵職員二名曰く、監視対象の市川忍が早退し校門前で謎の探偵仟燕色馨と通話していたという。仟燕色馨が仲本慧に仕掛けた誤情報だが、千代女を上海汽車メーカーの黒い車に乗せ吉祥寺の麻雀ラウンジへ。市川敬済はその謎の探偵にも件の連続殺人事件を探らせているのかなぜ子の市川忍が連絡を、空は雲一つない、SMサロン燕は五年前の二〇一一年に閉鎖し今は仟燕家のみその調査は容易ではないが必要かすぐ崔凪邸へ行くべきか。麻雀ラウンジのドア、鍵開き、僅かな灯火の雀卓で盲牌していた柵虹那奈、差し込む外光より、冷気識る。現れるは、病室で死に顔さえも確認した、佐々木幻弐である。上海汽車メーカーの黒い車は崔凪邸に着く。少女崔凪は、使用人二人と土笛づくりをして遊んでいる。
by _underline
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「渦とチェリー」チャンネル
【音版 渦とチェリー新聞】第27号 へ続く
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仟燕色馨シリーズ 全人物名リスト
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lipcleanentry · 1 year
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25時の白日夢
若林菜穂の絵を初めて見たのは2020年の四谷未確認スタジオでの個展「wink」だった。知り合いの絵描きに「彼女の絵は見たほうがいい」と勧められてのことである。古い銭湯を改装した個展会場にはパステルカラーが多く用いられたソフトフォーカス調のペインティングが並んでおり、どこか温かみのある上気したような色調のせいか、部屋全体の室温にまで影響を及ぼしているかに感じられた(確か冬の時期だったと思う)。温かみ、と言うと素朴な形容になってしまうが、あえてそう書いてみたい。若林の絵には、親しい人同士が集い、束の間��時間を共有するときの親密な空気が流れている。コーンアイスを食べながら歩く夜の街、お菓子が並ぶ団欒のテーブル、そういった主題は画家の個人的な経験をもとにしているのかもしれず、同時にそこには誰の記憶にも訴えかけるような普遍性もある。とりわけ目に留まったのがコーヒーカップを描いた作品。コーヒーから立ち上る湯気が丁寧にじっくりとした筆致で描かれており、画面中央の真っ白い塗りの領域――これは煙ではなく白色蛍光灯の反映か何かだろうか?――と繋がって、浮遊感漂うアンビエントな絵画空間を演出していた。 若林の絵は、その時・その場所でしか生起しない感情、感覚、温度や湿度までを記録するような印象がある。未確認スタジオで見た作品、特にコーヒーカップの絵の白塗りの領域を折に触れては思い出していたところ、先日(正確に言うとすでに昨年の出来事なのだが)、25時という名前のアトリエ兼展示スペースで若林の作品を再見する機会を得た。ソフトフォーカス調の描法は変わらず、しかし未確認スタジオで見たときよりも「光」に対する感性のレンジが広くなり、ネオン、月明り、夕暮れとも夜明けともつかぬ微妙な時間帯の空など、異なる色合いの明暗が色彩豊かに描き分けられていた。 もうひとつ変化を感じたのは、絵のなかで幻想性がより色濃くなっていたことだ。ネオンで型どられた鼓笛隊が夜の空に浮かぶ絵などは特に顕著だが、図像的にあからさまではなくとも――たとえばねじれたタオル(?)のような物体が色面に突然あらわれる抽象的な作品にも、白日夢の気配は充分に侵入していた。本場西洋のシュルレアリスムというよりも、どちらかというと日本の戦前の内向的なシュルレアリスム(北脇昇あたり)との類縁性を感じる(もっとも、若林の作風のほうが圧倒的にポップなのだが)。 個展会場となった25時というスペースは、郊外の住宅街にあるため、ふだんあまり使わない沿線の降りたことのない駅で下車し、バスと徒歩でアクセスした。比較的新しい集合住宅が続く街並みや広い空を眺め、スマホを片手に、目的地に無事に辿り着けるかどうかおぼろげな不安を抱えて景色のあちこちに目を泳がせた。午後の遅い時間帯で、まだ明るい空の先に夕焼けの到来が予感され、逆光が瞼に痛く、自分がまるで夢のなかに迷い込んだかのように感じられた。そうしたシチュエーションが、若林の絵の世界ともリンクして、絵と現実が反転するかのごとき経験をもたらしてくれたように思う。 ある種の絵画作品は、鑑賞してしばらく月日が経ったあとも尾を引き、仕舞われたはずの記憶の層からイメージを浮上させ、目の前の景色にオーバーラップしてくる。若林の作品もおそらくはその類いなのだろうと、コーヒーの湯気、それに絵に描かれていた鼓笛隊を脳裏に浮かべながら、いま反芻している。
[展覧会情報] 若林菜穂個展「paradoxial sleep」(25時) 2022年12月25日~27日
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shohsoku · 2 years
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6月26日
今更昨日の日記。
昨日はやる気がなく、ベッドの上でゴロンでた。弥彦山登りに行こうと思ったけど、やめといた。
理由は、母が作ってくれる夕ご飯がだいたい17時〜18時だからで、せっかくの家族の団欒をなくしたくなかったから。
なぜなら、僕がいつも山を登りたいのはだいたい15時から16時。登って降りてちょうど2時間で、家から登山口駐車場までの車での往復入れてだいたい2時間45分。うん、晩飯に間に合わない。早めには行きたくない。日曜日。人がいっぱいいるからだ。人に会いたくないのだ。特に地元の。
父は団欒が好きな方なので、息子3人が出ていった家では寂しそうにしているっぽいし、今月僕が帰って来てからなんとなく嬉しそうだから、その気分を奪いたくない。「ブブーッ」「ご飯ー」と二階の僕の部屋に鳴り響くインターフォンのブザーと母親の声に「はーい」とうざそうに(申し訳ない)返事して、しばらくダラダラしてから二回目の呼び出しが来ないうちにはギシッと起き上がってドアを開けて階段を降りると、開けっ放されたリビングの扉の向こう、父がテーブルの前に座りテレビを向いて飯の並ぶのを待っているorもうむしゃむしゃ食ってる光景。守りたい、その光景。。。と言っているがこれは言い訳である。きっと運動したくないから。
やばい色々文章書かないと、こんなことしている場合じゃないと身体が冷たくなりながら死んだ目で原神をプレイしていると、旧友からラインが入った。久しぶり、もう日誌と小説書くのやめたん。うっといと思いつつ、グサリときた。彼のことは好きではない、その要因のうちに自分と同じウダウダしてる奴うだからというのもある、帰省しているのを知られたら飯に誘われるが行きたくない、けどこうゆう時に勇気をくれるのは旧友だったりするのだ。よく殻に篭りがちな僕を引き上げてくるのは、いつだって自分以外の人間、または家族、友達、恋人なのだ、という事実を本当の意味で僕はまだ知らない、というか拒絶している、それも中途半端に。彼に僕がここにいることを打ち明けた。今度暇な時お茶に行こう、という文を深夜だからという理由で既読スルーした。
文庫になった小野不由美の『営繕かるかや怪異譚 弐』の「芙蓉忌」を読んだ。男が部屋の隙間から、向こうの建物の部屋にいる啜り泣く女をどうしても眺めてしまう話で。男は生活を蔑ろにして一日中それを眺めてしまうが、ある植木屋から「見るのをやめろ あれは命を取る」と言われ、反骨が涌くが本当はその通りだろうと思っているがどうしても覗き続けてしまう。ホラーとしてまあまあ怖かったし、解決方法も怪異を祓うのではなく付き合い方を変えるという結論で、これまでのシリーズらしかったけど、これどうしてもTwitterのこと、というかこの本を読んでいる僕のことをモチーフにしているだろうと思った。そう、何かから逃げる時、本当は何かやらなきゃいけないと思っている時、Twitterのタイムラインを追う。一番てっぺんに行ってリロードを繰り返し、やがてみたことある光景に戻ってくる。でもきっとこの先にまだ見ぬ発見があるはず、と思って上昇と下降と最上昇してリロード、などを繰り返しずっと彷徨い、左上の時計がいつのまにかすごい遠くに来ていることを知らせる。「命を取る」。誰かが自分の手の届かない方法で強制的に衝立を立ててくれるまで。見えなくなったから見えない、それでもしばらくは「もっと遊ぼうよ」とあいつは見えないところから声をかけてくれるでしょうが。
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bunshinovel · 2 years
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 簡単に言えば注射したら寝込んだということになる、こうなることは当然わかってはいたのだが、実際身に降り掛かってみるとこんなにも辛いことなのだと、知っていたはずなのに初めて知ったような気持ちになるのはどうしてか。熱がぐいと上がり、40度付近まで上昇するまで自分の体から力を抜くことができない、力がこもるから必然的にブルブルと震えることになる、いわゆるシバリングという行為だ、寒いと感じると動物は筋肉を震わせて熱を得ようとする。私の視床下部付近にある体温調節中枢が体温を上げろと命じると、平熱36度台であるところを37や38に、上限を上げる。そうすると体温は急に上がっていかないので、設定温度38度のところ体温は36度しかないのでつまり体が冷えていると判断し、体がブルブルと震えるようになる。そういう機構で人間は体温を上昇させ、そうすることで外部のものと戦おうとする、が今回はワクチンだ。温度を上げようがなんだろうがそんなことは関係ない、どころか本当は温度を上げる必要だって無いのだ、しなくていいことを勝手にやり始める、やはり私の体は私のものではない、どうやったってコントロール出来ないのだから。
 辛くて寝込んでいると時間が全く過ぎていかない。随分経ったはずと思って時計を見てもほんの一時間くらいしか進んでいない、おでこに貼った冷却シートはすっかり温まってなんの効果もないように感じる、端っこの方は取れかかってるし、喉が乾いて横になりながらテーブルの上にあるだろう、ほとんど暗くて見えないがおそらくここにあるだろうと手を伸ばしてグラスを取って、ほんの少しだけ上半身を起こして水を口にする、注射された右腕にやや痛みがある、この痛み、腕の痛みは二回目のほうが��かった。熱は三回目のほうがキツいと思ったが、多分もう忘れてしまっているので二回目だって同じくらいキツかったはずだが、やはり体は私のものではないのですっかり忘れてしまっていたのだった。
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airrhizome-official · 4 years
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シーンに合わせてちょうど良い高さに。 ウッド×スチールの、ヴィンテージ感漂うリフティングテーブル  風合いある天然木にマットなフレームを組み合わせた ヴィンテージな雰囲気漂うリフティングテーブル"Lewis(ルイス)"  ガス圧式の昇降機能付きで 無段階の高さ調節が可能。 PC作業をしたい時は天板を高くして ソファに座りながら楽な姿勢で作業をしたり 来客の際はみんなで囲めるローテーブルとして使ったり。  シーンや用途に合わせて ちょうど良い高さでお使いいただけます。   キャスター付きで移動も快適。 リビングからダイニングにテーブルを移動したい時も便利です。  また、デザイン面・素材面にもしっかりとこだわっております。 天板のウッド素材は使う程に馴染んでいくパイン材を使用。  くっきりとした木目が美しく 木の質感・風合いを感じられる仕上がりとなっております。 脚部にはマットなブラックスチールを 程良い重厚感がビターなアクセントに。 ヴィンテージ感漂う、ラフでカジュアルなデザインに仕上げました。   『 昇降式リフティングテーブルLewis(ルイス) 』  写真のタグをタップ! またはプロフィールのURLからどうぞ @airrhizome_official    #エアリゾーム#エアリゾームインテリア#インテリア#暮らしを楽しむ#インテリアを楽しむ#デスク#机#テーブル#昇降テーブル#昇降式テーブル#デスク収納#パソコンデスク#ワークデスク#勉強机#整理整頓#myroom#一人暮らしインテリア#テレワーク#マイホーム記録#2ldk#一人暮らし#収納術#マイルーム#リビング収納#テレワーク#リモートワーク#テレワークスペース#stayhome#在宅ワーク#外出自粛   https://www.air-r.jp/products/detail.php?product_id=8443 https://www.instagram.com/p/CEMRx98A89P/?igshid=f4lyc9kmg14g
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baibya · 4 years
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高さ65cmから95cmまで調節できる昇降テーブル
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yoisyoo312 · 2 years
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ソファが届いた。
あとはかなでもののテレビ台と電動の昇降式テーブル買ったら完成。
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liliyaolenyeva666 · 2 years
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📛 1425 「Idoly Pride」 #4カラ6。
お腹を痛めながら 「アイドリープライド」 を観ています。今回は 「ここに立つその理由 (第4話)」 というお話です。前回の終わり、若い女性の間で大人気のアイドル “リズノワール (LizNoir)” が事務所 (星見プロダクション) に突然に現れて胸がドキドキした 新人アイドルのたまごたちは 皆で 前回の終わりに (雫さんが) 撮っていたレッスンの模様を見ながら 意見を言い合っています。「差はあって当然」 と雫さん。他のアイドルの歌やダンスを研究しやうかという話の中で、アイドルのおすすめに 「ある」 と雫さん。そんな頃、事務所の社員と社長は、パーソナルコンピューターの画面に浮かんでいます 「企画提案書 デビュー計画」 についての話をサラッとしています。その日の帰りなのかどうなのか、帰り道、牧野は 黒猫とにゃあにゃあしている制服姿の女子高生と出会います。彼女の名前は 早坂芽衣。そんなメイが黒猫と にゃあ していて思っていたより高くって降りられないからと その高さから飛んで来ます。そんなフライングして来たメイガールを上手にキャッチする牧野。じゃあね!そっと手を振って!と走り去るメイガール。「そっちの子もじゃあね!」 とメイガール。「ええっ!」 とふたり (牧野と琴乃姉)。夜、すず (お嬢) にアイドルの資料を持っていないかと尋ねる真琴さん。お嬢は お嬢の持つ琴乃姉コレクションを “合点承知!” と用意してくれるさうです。「わたしも、持ってくる」 っと雫さんは 「その前に これも見て欲しい」 と、わたしも痺れる “Trinityaile (トリニティエール)” の映像を皆に見せます。「新人枠ではリズノワと人気を二分している」 と雫さん。「ライバル」 と雫さん。「当時のやうに頑張ったとして いまの リズノワやトリニティエールに勝てるか」 と 当時の姉のやうなレッスン等で上を目指せるのかと牧野に尋ねる琴乃さん。考えていると牧野。いまのメンバーにはハラハラが足りないと 琴乃姉。牧野も同じ考えのやうで、翌る日 「この前の子をスカウトしやう」 と、この前の高台の猫場に行ってみた 牧野と琴乃姉。何かを一点に見つめているメイガール。瞳の先には ダンス中の一ノ瀬玲 (イチノセレイ) の姿が。高校のダンス大会で優勝したらしいイチノセレイと イチノセレイに詳しいメイガールは 「キラキラしたものになれる気がするから」 ダンスが好きっと牧野と話をしているのですけれど、そんなふたりを見、牧野がヤバミと警察に通報するイチノセレイ。場所を変え、アイドルに誘う やはりヤバミな牧野。翌る日、皆の前で 新しいメンバー メイガールを紹介する牧野。 「新しいメンバーですか?」 と琴乃さん。どういうことですか?新しいメンバーなんて聞いてないです」 と琴乃さん。レッスンを終え 「ねぇねぇグループ名ってまだ決まっていないんでしょ?」 とメイガール。"命名 メイドーナッツ" とグループ名を命名するメイガール。"空気を変える" と牧野。不満顔の琴乃さん。寮が木造だと思っていたメイガール。"見えてる" メイガールは琴乃姉とも仲良しになります。「何年もコイツとしか話してない」 と牧野に取り憑いている琴乃姉。家系的な体質で見えるらしいメイガール。お風呂の時間になり (基本 お風呂はふたりずつらしいです)、お風呂に入る さくらさんとメイガール。胸元の傷を尋ねたメイガールに 手術の跡とさくらさん。牧野の部屋に入り浸るメイガール。それを怪しむ寮ガールたち。抜き��ちで牧野の部屋に飛び込んだ 4人の寮ガールは そこで コンサート映像 (ノート型PC) を見ているふたりに拍子抜けします。「マナ様幻のライブ映像!」 と お嬢。翌る日もレッスンの中で 笑顔を振りまくメイガールに、メイが空気を変えたという意味がわかり始めたマイレボリューションな琴乃さん。そんな頃、琴乃さん と さくらさんのどちらをリーダーにしやうか悩んでいる牧野。「もっと自分の直感を信じなさい」 と琴乃姉。エンディング曲��� Trinityaile の “Realiser” でした。うたが終わり 「みんなのデビューが決まった」 と牧野は 「さくらは このグループから抜けてもらう」 と 番組の最後の最後にドッキドキなことを言って わたしの心拍数を急上昇させました。
つづいて
突然の雨に襲われた帰り道、脇目も振らずにドタバタと帰り 「アイドリープライド」 を観ています。今回は 「別の光 同じ気持ち (第5話)」 というお話です。前回の終わり間際に 牧野は 「さくらは このグループから抜けてもらう」 なんて言うものですから (初見ではないのですけれど) とても一週間が長く感じました。さてさて、さくらさん、雫さん、チエさんにグループを抜けて貰うと牧野。「えっ?」 と雫さん。グループをバラしてドンな牧野は 「琴乃には琴乃の、さくらにはさくらの良さがある」。まるで月と太陽のやうなと説明をし 「ごめん!」 と皆の前で頭を下げます。「あ、うん」 と雫さん。「牧野さんを信じます」 と さくらさん。グループを抜けたさくら組に 新たにスカウトしたふたりを加入させると牧野は ハルコさんとレイさんを紹介します。17歳のハルコさん (事務の人)。「サエキハルコ、出た。3件だけだけど」 と雫さん。「イチノセレイ、18歳」 とイチノセさん。「この 5人でグループ」 と さくらさん。場面は変わり、デッキブラシなチサちゃんは悩んでいるやうで。「チサちゃん」 と 雫さん。「わたしも、いっしょ」 と雫さん。翌る日のレッスン。 「経験者、さすが」 と加入したばかりのふたりに驚く雫さん。レイさんから指摘を受けて 「う、うん」 と雫さん。「は、はい」 と雫さん。そんな頃、社長と話す牧野は眼鏡男子だったやうで、今まで気がつかなかったわたし。その日の夜 「うぅ、身体痛い」 とテーブルの上で崩れ落ちる 雫さん。レイさんがドデンと積んだ教則本を見て 「え、今から?」 と雫さん。翌る日、ぶっ続けのダンスレッスンに ヘタる3人。自身のないチサちゃんに 「チサちゃん」 と雫さん。練習を中断し 今日はおしまいにした さくらさん。帰り道、何か美味しいものでも食べに行かうかと 17歳。「じゃあ バナナ」 と雫さん。レイさんには何か焦りのやうなものを感じると さくらさん。「焦ってる?」 と雫さん。スーパーマーケットに寄る 4人はそこで 「あれってもしかして!」 と17歳。「もしかしなくても レイさん」 と雫さん。スーパーでレジ打ち業務なレイさんに 「どういう こと?」 と雫さん。親の許しを得ることが出来ず、家を飛び出したらしいレイさんに皆は驚きます。翌る日、さくらさんの呼び掛けで 事務所の前の ネモフィラの前に集合した 5人。花言葉を瞬時に検索し 「どこでも成功」 と雫さん。チサさんはレイさんに心をひらき、5人の娘たちは 少しずつですけれど 前に進んで行きます。レイさんに 「スパルタ、鬼コーチ、圧がこわい。それ、圧」 と17歳の陰にスッと隠れる雫さん。「えっ」 と雫さん。5人の距離は ギュッと縮まりました。おしまいは 10人で集合写真を撮りました。
つづけて
強風吹き荒れる帰り道をどうにかこうにかして 「アイドリープライド」 を観ています。今回は 「かけがえのないステージを (第6話)」 というお話です。練習前に 寮の庭の畑 (“トマト、きゅうり、なす"という文字が見えます) が映ります。自給自足アイドルの誕生です。さてさて 「デビューライブが決まった」 と牧野。「いつですか?」 と琴乃さん。デビューライブは "星見まつり” という催しで行われるさうです。有名なスタジオに行く娘たち。そこで 少林寺のやうなレッスンに励む娘たち。「Venusプログラムにエントリーする」 と力也社長。「行こう、みんな」 と琴乃さん。インタビューを受ける サニーピースの面々。「…ます」 と雫さん。17歳のハルコさんは経験者ということで場慣れしています。「すずちゃんが震えてる」 と雫さん。「なにしゃべったか 覚えてない」 と雫さん。「うん」 と雫さん。「うん」 と雫さん。「目指すのはその先、トップアイドル!」 と琴乃さん。円陣を組む娘たち。場面は変わり、畑に芽が出て驚く雫さん。さらに変わり、Tokyo Town という会場が映り、ズババババーンっと Trinityaile の3人が映ります。「ありがとうございます」 と、天道総司の妹ではないのだけれど、物凄いオーラを放っています 天動瑠依さま。「トップアイドルですから」 と発することばも素晴らしい天動瑠依さま。「またよろしくお願いします」 とすみれ。Trinityaile が所属しておりますプロダクションの社長アサクラが 3人に小言を言います。グガっと睨みつけ、目で社長をころしかける瑠依さま。そんな日の夜 「明日デビューライブ開催!」 とハルコさん。「今日はいい紅茶ださうか、リラックス出来るやうに」 とハルコさん。そんな中 「もうちょっと」 と暗闇でダンスに励む雫さん。「トップの席はひとつしかない」 と琴乃さん。「ライバル、か」 とさくらさん。それぞれがそれぞれに想いを抱えながら 里見まつりが始まります。わたしが想像していたよりもずっと 大きな野外ステージがデビューステージのやうです。最奥から眺める牧野と浮遊霊。辺りは暗くなり 「いくよ!サニーピース!」 と さくらさん。サニピは 「Sunny Peace Harmony」 を披露します。サニピーする5人。つづいて 「走り抜けませう、月のテンペスト」 と琴乃さん。「月下儚美」 を披露する5人。その後、全員揃って観客に向けて ご挨拶をする (サニピと月スト) 若手アイドルたち。「がんばる、ます」 と雫さん。見守る牧野。「ありがとうございました!」 とアイドルたち。エンディング曲は 「The Sun, Moon And Stars」 でした。寮の畑には 沢山の実が成っていました。
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