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42101-books · 20 days
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2024.4.14
【宵星書房と42101の1日豆本屋さん】 2024.4.14(日曜日)10:00~15:00 @本屋ルヌガンガ(〒760-0050 香川県高松市亀井町11−13) 4月23日はサン・ジョルディの日です。スペイン発祥のこの日は「本の日」とも呼ばれ、大切な人に本を贈る日とされています。 1日限定で宵星書房と42101の2人による豆本屋を開店します。それぞれの持ち味を大切にコツコツ手作りした豆本や紙雑貨を展示販売します。大切な人へ、またご自分へのギフトとしてぜひご覧ください。 午前中には豆本ワークショップも(10日現在キャンセル待ちでご案内中)。 15時までの開店で、宵星書房と42101が在店します。販売会はご予約不要です。 42101からは、豆本とZINEとレターセットを出店予定です。ZINEは豆本というには大きいのですが、紙ものがお好きな方には楽しんで頂けるような気がしています。 宵星書房さんも端正な豆本を出店なさるようですので、お楽しみに!二人でつくった豆本「今日が記念日」もご覧いただけますので、ぜひ実際に手に取って、手のひらの中でお楽しみください。
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42101-books · 4 months
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2023_2024
2023年の振り返りです。
2019年12月からはじめた、五月病さん(https://gogatubyou.exblog.jp/)との「2人のレタートーク」は、 ◎毎月、期日までにテーマにそった印刷物をつくること ◎テーマはお互いが出し合ったものからくじで決めること ◎印刷形式やカタチなどは自由で大丈夫 ◎途中でもできたところまでで送ること というルールのもと、毎月印刷物を送り合う遊びです。
お休みの回を少しはさんだりしつつも、まだまだ続いています。お互いにテーマを出し合って、テーマをきっかけに作品作りを進めてきたのですが、このやり方もちょっと行き詰まってきたような……ということで、来年からはすこしやり方を変えて続けてみようという話になりました。(毎月送り合うのは変わらず、半年間同じテーマでじっくり取り組んでいく予定)ゆるやかに、こうして変わっていけるのもうれしいなぁと噛みしめております。そして、純粋にこれからがたのしみ!
いろいろなアプローチでお話を作ってきたつもりだったのですが、今年は「どうやったら相手の話を聞けるのか」ということをずっと考えていました。私のすきな詩人が、どれくらい「あなた一人」に向かって書けるかどうかということを考えている、という話をしていて、はっとしたのがきっかけです。ずっとずっと、私はこう思うということばかり、私の話を聞いてほしい、ということばかりだった気がするのです。そうだったことにすら全く気がついていなかったんです。いざ、相手のことを考えてつくろうと思ってもぜんぜん出来なくて、どうしても自分のことばかりになってしまって、うんうん悩んでいます。これはちょっと時間をかけて引き続き取り組んでいきたいなぁと思っています。こちらもなんだか変化の兆し!
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【2023年につくったレタートーク作品】 2023年1月_テーマ:遊泳「タガラミ」 泳ぎついたのか 流されたのか
2023年2月_テーマ:スーパーマーケット「折り込み」 キミの選ぶみかんはいいにおい
2023年3月_テーマ:ルーキー「balloon release」 はりさけそうな心 どこかへ飛ばされて
2023年4月_テーマ:ヌード「combism」 知った気になったり 知りたくなかったり
2023年5月_テーマ:深夜ドラマ「RISE」 水面で身をよじった魚影
2023年6月_テーマ:つがい「TUGAI GUCHI」「もやい」 危険なつがいかもしれない馴れ初め話
2023年7月_テーマ:洗濯物「シオメ」 潮と潮がぶつかって渦になる
2023年8月_(一回お休み)
2023年9月_テーマ:句読点「intonation」 終わりの後の つづきのつづきの話をしようよ
2023年10月_テーマ:雨天決行「フラワーシャワー」 雨の中でキツネはお嫁にいく
2023年11月_テーマ:彗星「ロンリーハイカロリー」 ままならず 焦がされてむき出しになる
2023年12月_テーマ:なし(4月・6月の再チャレンジ)
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宵星書房の鳥谷灯子さんに誘ってもらって、5月ごろから往復書簡がはじまりました。 ”タイトルは「コール アンド ソング」(call and song) バードウォッチング用語の英語で、コールは鳥の「地鳴き」、ソングは「さえずり」のことです。 仲間や伴侶を呼び合うときの鳴き声、と思っていただければ良いかと思います。(~宵星書房さんより)”
歯ごたえのあるテーマで始まって、がちがちに緊張していたのですが、やり取りしているうちに楽しくなってきました。テキスト主体で展開してきたのですが、得意な表現で自由にどうぞと言ってもらっているので、そろそろ漫画とか描きたいなぁと思っています。テキストにかかりきりになってしまって、なかなか漫画にたどりつけず。次こそは! こちらもまだまだ続きます。
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そんなやりとりを続けながら、宵星さんに誘ってもらって2024年春に高松の書店でイベントをすることになりました。宵星さんの豆本WSとお互い作った冊子を販売する1日イベントになる予定です。
今はまだ調整中なので、もう少し具体的になったらこちらで告知したいなぁと思っております。久々のリアルイベントなのでドキドキしています。さーーーなに作ろうかなぁ。
そして、5年?7年?ぶりくらいに、5月の関西コミティアに参加申し込み予定です。それに向かって新しい冊子を、という感じではなく、水面下でずーっと取り組んでいたものをお披露目しようかなという感じです。めちゃくちゃ久しぶりに人の集まるところへ行くのでそわそわわくわくしています。無事出展できますように!
あと、友人からロゴデザインも依頼されているので、それもいいものができるといいなぁ。予定が立ち上がってくると、どんどん夢が広がっていくので楽しいことたくさんしたいキブンになっています。
ということで、おっかなびっくり2024年うごきだしそうです。コロナ前から萎縮していたので、体力が落ちていてどこまで追いつけるかわからないのですが、やるからには全力でいきたいと思います。ともかく、2024年も描きたいです!
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42101-books · 4 months
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「フラワーシャワー」
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「フラワーシャワー」
2023年10月_テーマ:雨天決行_16P糸綴じ
気をゆるすから、すこしくらい甘やかしてくれたらいいのに。 ちょっと無理を言ったりしてもかまわないって言ってくれたらいいのに。なんて自分のことばかり思っていた。思っていたんだよ。だけど知ってしまった。相手には相手の傷つきがあって、口に出さないだけの悲しみがあるんだって。だから、これからはこの人のそばにいようって決めたんだ。
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2023年11月23日~11月27日 「ぺらふぇす2023 秋」参加作品
A4サイズの紙から生まれたオリジナル作品「ぺらっと」のフェスティバル。くわしくは>https://furapera.wixsite.com/perafes2023a
セブンイレブンネットプリント 87017386(~11月28日まで) 両面印刷 短辺とじ 白黒 40円 プリント後、罫線にそって4枚に切り分け、それぞれを二つ折りして綴じます。
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12月で結婚から10年経つ。警戒心が解けないまま始まった新生活は、カルチャーショックの連続で、でもそれは決してわるいものじゃなかった。どこまで甘やかしてもらえるのか試すような暮らしの中で、相手の気持ちを考えたことがあっただろうか。少なからず傷つきながら、ようやっと打ち明け話ができるようになったのかもしれない。相手のことは本当のところ、今もよくわからない。相手には表に出さないだけで、きっとたくさんの葛藤があるんだろう。それは聞いてもいいことなのかすらわからない。ただ、10年前よりずっとつよく、この人とこの先もいっしょにいようって思った。
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42101-books · 1 year
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「beach combing」
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「beach combing」
2022年11月_テーマ:混じり物_16P中綴じ
自分もこの町の一部だと思いたいけど、どうにも馴染まない心地がして__そういうときは浜辺へ行くんだ。波打ち際でひろった石を握りしめたり、眺めていると、海はどこまでも広がっていって、いつの間にか自分も漂流物へ変わったのかもしれない。
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2023年2月25日~3月1日 「ぺらふぇす2023」参加作品
A4サイズの紙から生まれたオリジナル作品「ぺらっと」のフェスティバル。くわしくは>furapera.wixsite.com/perafes2023 セブンイレブンのネットプリントでも配信中。 ナンバー:18553954 【~2023/3/3中まで】 モノクロ/両面印刷(短編綴じ) 出力した後、黒い罫線にそって4枚にカットしてそれぞれを二つ折り。ノンブル(ページ数)にそって並べて、真ん中で綴じると小さな冊子になります。 
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42101-books · 1 year
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「blue hour」
2021年8月_テーマ:黄昏_12P糸中綴じ
カーテンで夜をくるんでブーケを作ったらどうだろう。部屋の中も、だんだん色を変えていくし、自分だって少しは変わるかもしれない。表紙には窓があいていて、景色も見える。ふたりはどんな本を読んでいたんだろう。
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03-04
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05-06
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42101-books · 1 year
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「blue hour」
スリーブサイズ105×75×15mm/2022.09.発行
出しあったテーマから毎月1つ選んで、なにかしらの印刷物をつくり、送りあうという五月病さんとの遊び「二人のレタートーク」から生まれた作品たちです。
どこまでも青い空気をかたちにしたくて、もがきながら冊子にしました。どうしようもなく青さ爆発の作品たちです。
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「still life」2020年7月_テーマ:リュックサック_20P中綴じ
雨雲を追いかけるくさかんむりと絵描きの夏生のリュックはおそろい。
「フルート」2020年2月_テーマ:ダンボール_14P中綴じ
近くから届いて遠くへ送る。
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「ラボルト」2021年6月_テーマ:金星_12P蛇腹
いつまでも女神の前で人見知り。
「blue hour」2021年8月_テーマ:黄昏_12P糸中綴じ
カーテンを閉めて、明かりをつけるまで。
(こちらで全文読めます)
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「sumika」2021年10月_テーマ:トレぺ_12P蛇腹
心のような住処を思い浮かべる。
「春眠」2022年3月_テーマ:ツキノワグマ_16P糸中綴じ
浅い眠りもすこしずつ溶けていく。
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「群青」2022年5月_テーマ:群_8P折本
夜空にも群があるとしたら。
「defocus」2022年6月_テーマ:だんだん_10P糸中綴じ
ぼんやりとしたまま手を伸ばしている。
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42101-books · 1 year
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「カニメ」
スリーブサイズ105×75×15mm/2022.09.発行
出しあったテーマから毎月1つ選んで、なにかしらの印刷物をつくり、送りあうという五月病さんとの遊び「二人のレタートーク」から生まれた作品たちを8冊セットにしたものです。
遠くの友人を地平線から目を突きだしてながめているような、ぼんやりとした楽しみが集まったような気がしています。
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「蟹目」2020年2月_テーマ:湖_32P糸中綴じページの水面に映り込むキミの姿。
「汽水域」2020年5月_テーマ:川_14P中綴じ
混ざり合うもの、別々で存在できるもの。
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「ぽぽうボウイ」2020年3月_テーマ:たんぽぽ_10P糸中綴じ
地中深くにまっすぐ伸びていくたんぽぽの根っこ。
「wash」2020年4月_テーマ:天使_12P中綴じ落ち込んだキミと、あちこちひらくトビラ。
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「すずな すずしろ」 2020年6月_テーマ:七草_12P糸中綴じ
七草になりたいラディッシュのお話。
(全文はこちらから読めます)
「糸掛」2020年8月_テーマ:電話ボックス_14P中綴じ
雨に濡れたタウンページがすっかり乾いて。
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「MOON AGE」2020年11月_テーマ:月_18P中綴じ
ループする青い時間を愛す。
「SEKI」2020年12月_テーマ:あまい_8P折本
夢見がちなボクはいつだって考えが甘い。
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42101-books · 2 years
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gogatubyou×42101 「二人のレタートーク展」
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  会 場:風文庫 〒659-0083 兵庫県芦屋市西山町11−6 303 (阪急芦屋川駅の北側道路を徒歩1分。ビルの3F。) 時 間:11:00〜18:00 (最終日16:00まで) 店休日:4日(火)・6日(木)・11日(火)・13日(木)     ※ご来店前にSNSをご確認ください。 facebook・twitter・instagram:@kazebunko(https://twitter.com/kazebunko)
「二人のレタートーク」とは、五月病と42101で出しあったテーマから毎月1つ選んで、なにかしらの印刷物をつくり、送りあうという遊びです。元になったのは高松にある古本屋YOMSさんが企画されているPaper talkです。(印刷物を持ち寄って楽しむイベントで定期開催されていましたが現在はお休み中だそうです)2019年11月、世界がこんな風になるなんてまったく思わず、ただ作品作りのリハビリにと小さく始まりました。たった2人の遊びは今でも続いていて、ささやかながらいろいろな作品ができました。この展覧会はレタートーク作品を初公開する展示となります。
【五月病】(https://gogatubyou.exblog.jp/) ひとりごと漫画描き。関西を中心にぽつぽつと活動しています。曖昧なものを曖昧なままで形にしたいと思いながら作っています。 【42101】(https://twitter.com/10124_) おセンチであかぬけない、青春っぽい印刷物を作っています。  得意分野は、図画工作・片思い・小品。香川県出身在住。
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この展示についてなにか書こうと思いながら、ぜんぜんまとまらなくて、もう会期はじまってます。(気にかけてくださってる方、広報にご尽力くださっている方、本当にありがとうございます。もたもたしてスミマセン。。。) この遊びをはじめて1年たったころ、五月さんと「5年、10年と続けて展示ができるとおもしろいかも」という話になったのです。なので、こんなに早くお披露目できるチャンスがめぐってくるなんてビックリ!です。 個人的な話をすると、コロナ以前から失速していた創作が、レタートークを通じて少しずつ調子を取り戻してきたように思います。が、まだまだノリノリという状態でもなく、おっかなびっくりの公開です。五月さんは、毎月私が喜ぶ作品を作りたいと思ってるとおっしゃってて、さすが!となったんですが、私はそこまでいっていなくて。ただただ自分が見てみたいものを、自分の考えごとを、形にしようとしてきました。なので、1年目はしかけのある楽しい雰囲気の作品が多くて(組作品「カニメ」ごろ)、2年目に入ると少しずつ青さが濃くなって(組作品「blue hour」ごろ)いったように思います。今回の展示に合わせて、作品を修正しようと作ってきたものを振りかえりました。最初は全部書き直す!という気持ちで始めたのですが、何度も読み返すうちにどうにも変えられなくなって、必要最小限の変更にとどまりました。毎月毎月、稚拙ながらも真剣に取り組んで作った作品です。意味不明でもかなしいくらい一生懸命で、創作のよろこびが詰まっています。うんうんうなって、これでいいのかどうか毎回分からなくなって締め切りがくる。今の今までずっとそうで、こんなに弱音ばっかりで情けないんですが。今回、誘ってくださった五月病さん、風文庫さんに感謝しても感謝しきれないです。ぐずぐず書いてしまいましたが、とにかく全力でつくった作品たちで、自分の心臓に近い作品ばかりです。ぜひ実際に手に取ってご覧ください。すこしでも楽しんでいただけたらうれしいです。(2022.10.06.記)
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42101-books · 2 years
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2021年のものづくりのふりかえりです。
2019年12月からはじめた、五月病さん(https://gogatubyou.exblog.jp/)との「2人のペーパートーク」は、 ◎毎月、期日までにテーマにそった印刷物をつくること ◎テーマはお互いが出し合ったものからくじで決めること ◎印刷形式やカタチなどは自由で大丈夫 ◎途中でもできたところまでで送ること というルールのもと、毎月印刷物を送り合う遊びです。 1年目が終わっても引き続きやりたいという気持ちが合致して、2021年も続けることになりました。 2年目だから、もっとスムーズに制作できるようになるだろうと楽観的に思っていましたが、去年よりずっと苦労しました。期日ギリギリになるまでインスピレーションが降りてくるのを待つことが増えて、期日3日前から実作業にかかるなんてザラになってしまいました。ここを一番反省しています。手を動かしているうちに、もっと良くなりそうな予感がしてくるのですが、ギリギリすぎて改良できないまま時間切れになることが多かったのです。そのせいで、前月の悔しい気持ちをひきずって、今月の作業に支障をきたすという悪循環がうまれてしまいました。ものによっては、月をまたいで手を加えて完成させられたものもありましたが、月に1本も完成させられないのに、2本同時進行はもっと難しいに決まってます。来年はこの辺のペース配分をどうにかしたいです。 五月さんから届く作品を読んで、いつも悔しい!私だってこんな風にぐっとくる作品が作りたい!と思います。始まってからそう思わない月はないのですが、今年はよりそう思う気持ちが強まった気がします。良いのものを作りたいという向上心がびしびし刺激されてます。でも、まだ不甲斐ない、悔しい、そんな気持ちが大きいです。来年こそは!これぞ!というものを作りたい! 逆に良かったことは、作品に似合ったカタチを少しずつ模索できるようになったこと。去年はほぼ同じ定型サイズで作っていたのですが、今年はいろいろなカタチになりました。でも、ちょっと蛇腹が多かったかな。最後の3ヶ月は素材しばりで作ったのも、かなり苦労しましたがいい刺激になったと思います。(12月がぜんぜん間に合わなかったので、リベンジに燃えています。まだあきらめられなくてずっと捏ねてます。)個人的に、お話としかけ(?)のある作品を作りたいとずっと思っているのもあって、素材にお話がピタっとくる瞬間を探りました。来年はしかけ系のものも作りつつ、読み物として充実しているものも作りたいです。
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【2人のペーパートークで作ったものの一覧】 2021年1月_テーマ:地図「地図でない地図」 コーヒーをいれてはじまる朝の町。 2020年2月_テーマ:ダンボール「フルート」 紙と紙にはさまれた波から遠くへ連れていって。 2020年3月_テーマ:ポケット「春うらない」 最後に着たコートのポケットに春の気配。 2020年4月_テーマ:聞く「助手席から100の質問」 深まらない親睦は、しりとりの方がまし。 2020年5月_テーマ:まぶしい「蓄光」 目移りしている間にも蓄えていくあこがれ。 2020年6月_テーマ:金星「ラボルト」 いつまでも女神の前で人見知り。 2020年7月_テーマ:電波「夜の不時着」「歯痛通信」 フラペチーノのストローで受信させて。 2020年8月_テーマ:黄昏「blue hour」 カーテンを閉めて、明かりをつけるまで。 2020年9月_テーマ:うたう「僕は自由」 しゃべり過ぎても、肝心な話はできない。 2020年10月_テーマ:トレぺ「sumika」 心のような住処を思い浮かべる。 2020年11月_テーマ:クラフト紙「簡易包装」 ふてくされて潰すプチプチ。 2020年12月_テーマ:色付き「blue hour」 日に焼けた青い背表紙をぼんやり見てる。 * * * * * 2021年はありがたいことに、親しい人の制作をお手伝いする機会を頂きました。久々のことだったので、ものすごく緊張したし、めちゃくちゃはりきりました。難しかったけどすごく楽しかったなぁ。またご縁を頂けるのならチャレンジしたいです。
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クリーミーパフさん(https://twitter.com/creamypuff7)の作品集「夏射-kasha-」 のタイトル・お名前のロゴをお手伝いしました。 ロゴデザインはずっとやっていきたいと思っているので お誘いいただいてとっても嬉しかったのです。 パフさんがご要望を分かりやすくおっしゃってくださったのと、 作業自体は私のすきなように任せてくださったのとで 個人的にもすきな仕上がりになりました。うれしい! 実際にご本を手にしてみると、ぱふさんの日々の創作の重なりで嬉しい重み。作品を作り続けているからできるこの濃密さ。 ご本を拝見しながら、私もこんな本作ってみたいなと思いました。 すてきな作品に携わることができたことに感謝です。 たくさんの方に愛される1冊になってくれてるといいなぁ。 ao11さん(https://twitter.com/aoiao11)のDM「こどものくに」 のデザイン一式をお手伝いしました。 毎年恒例となっている展覧会のDMで、新作を発表したいというao11さんの希望もあって、納期ギリギリまで手をつけるのを待ってました。掲載したい作品のこと以外はこれといって注文はなく、おまかせで作らせていただきました。デザインするときは、ao11さんにどういうことを表現したいと考えているのかじっくり話を聞くことにしていて、その時間がとても好きです。デザインを通じてao11さんの静かにたぎる熱量が伝わるといいなと思います。 展覧会の盛況をお祈りしております。 * * * * *
ということで、やっぱり日々の鍛錬よな〜と口ぐせのように出るようになりました。私もぱふさんみたいな素敵なご本を作りたい!でも、本になるような作品がない!涙!じゃぁ、描くしかない!となり、1日1絵を始めました。いや、2019年からちょっと描いては続かずを繰り返しているのです。ずっと続いたらすごいことだけど、続かなくても思い出した時にまた再開すればいい、それくらいゆるく、やることにしました。何年もかかるかもしれないけど、365枚描きたい。そして、そのうち毎日描く習慣になったらすてきだな。習慣にしたいのは、読書も。オススメの本をいろいろな人に教えてもらって、ゆっくりゆっくり読んでいます。本ってすごいなぁって読めば読むほど思います。当たり前のことに今さら気がついて、感動する日々です。まとまりませんが、2022年もきっとつくります。
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42101-books · 3 years
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「夜の不時着」・「歯痛通信」
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「夜の不時着」・「歯痛通信」 _ 2021.07.25発行(約100×48mm・11P)_テーマ:電波 送信された電波はどこへ行っただろう。かと思えば、思いもよらないところで受信。ストローはくねくね曲がってアンテナになるんだって。じゃばら本。
お題が電波だったので、送受信、誤送信、アンテナ、みたいなイメージでふくらませていきました。ブルーノムナーリの”旅行のための彫刻”にヒントをもらって、切り込みと折りで飛び出すしかけを盛り込みました。しかけを思いついたところで、タイムリミット直前となり、しかけにそってイラストを描き、イラストから物語をつないでいきました。面白くなりそうと感じたときにはもう時間切れになってしまい、1冊目の「夜の不時着」を発行。もう少しこねたいなぁと思っていると、折り本イベントの締め切りがあり、そこへ向かうことにしました。イベントは1枚の紙を切ったり折ったりして作った冊子というルールだったので、たくさん折る箇所があるこの冊子を出品したくなったのです。イラストはあまりいじらず、テキストを書き直して、かるくロゴも作って、2冊目の「歯痛通信」を発行。今回は自分で製本した冊子の他に、ネットプリント配信もしたくて調整していたのですが、これがものすごく難しかったです。あんまりできなかったです。みんなが同じように作ることができる、というのはたくさん工夫が必要なんですね。切り目折り目イラストを、1枚の紙の状態のときでも組み立てたときでも魅力的に見えることを優先したので、あんまり親切になりませんでした。(個人的な好みとしては折り線を極力入れたくなかったのです。)
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山折り谷折りをたくさん組み合わせたページ。こんがらがる。
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ページの継ぎ目をあえて重ね合わせて場面転換に。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 <参加予定のイベント情報はこちら> ちょこっと文芸福岡/おうちdeちょこ文 https://chocottobun.wixsite.com/kameweb Open:2021年8月21日12時~Close2021年8月23日20時 会場:ツイッタアカウント https://twitter.com/chocottobun /おうちdeちょこ文特設サイト 「折本フェア」「学生文芸展」「絶望の575を77で救え!」 をWebイベントとして開催。 ◇折本メール◇ 折本メールにお申し込みいただくと、 あなたのポストに折本が届きます! 折本フェア参加作品から3~5冊(サイズや重さにより冊数に差があります)、折本を郵送します。 詳しい内容はリンク先をご覧ください。 #折本フェア https://chocottobun.wixsite.com/kameweb/orihonmail
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42101-books · 3 years
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2020年のものづくりのふりかえりです。
2020年は、もうほとんど消えかけていた火に息を吹きかけた1年でした。昨年、もう今までのように考えたり動いたりできないと、漠然と弱気になっていました。公開していた個人サイトを下げ、お世話になっているお店に挨拶へ行き、ひっそりと消え入ろうかと片付けをしていました。 そんなときに、お世話になっている五月病さんも創作意欲が減退していることを知りました。 「私は、描かない(描けない)時期があっても、お休みしている時間があってもいいから、描くのをやめないでほしい。5年後、10年後の五月さんの表現を見てみたいと思う。」 描かない時間の中で育まれるものもあると思うし、なにも急ぐ必要はない。この先は今までとは違うかもしれないし、変わらずにいることもあるかもしれない。ただ、もうそれを見ることができないとしたら、さみしいな、と思いました。心からそう思って、お互いを励ましあってわかれました。消えかかった火がすこし明るくなった気がした日でした。
そんなやりとりをへて、2019年11月に五月さんから「2人で印刷物を送り合う、ペーパートークみたいなことをしよう」と提案されました。ペーパートークとは、高松の古本屋YOMSさんが、定期的に開催している誰でもどこからでも参加できるフリーペーパー交換会のこと。それを、五月さんと私、二人の間で小さくやろうと誘われて、2020年がこんな世界になるなんて全く思いもしないうちに、しずかに始まりました。
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◎毎月、期日までにテーマにそった印刷物をつくること ◎テーマはお互いが出し合ったものからくじで決めること ◎印刷形式やカタチなどは自由で大丈夫 ◎途中でもできたところまでで送ること 最初に決めたルールはこんな感じでした。 やってみて、作るきっかけができたことで、頭の片隅に本づくりがある状態が常になったり(もとの感覚に近づいていく感じ)、いろいろな表現方法にチャレンジしてみる場になってくれたりしたのがすごく良かったです。作品交換してくれる相手がいるおかげでモチベーションがぐんと上乗せされていたのも大きいと思います。月に1度なにかしら作って送るというのは、考えてるときから分かっていたことですが、本当に大変で、もう今度こそ無理かもしれないと思いながら作っていました(でも、どうにかギリギリ期日を守れたのは自信にもつながりました)。
そんなに大変なことでも、ポストに手紙が届くと全てが吹っ飛びます。同じテーマでも、五月さんはこう来たかー!と、ほかほかの作品を読みながらのたうちまわる、あの瞬間が最高です。毎月新作が読めるなんて夢のような企画だなぁ。作品を送る手紙に、先月の感想を添えるのがお決まりのパターンとなっているのですが、こんなにダイレクトに感想が聞けることもあんまりない経験でありがたいなぁと思っています。五月さんは、作品を深く読んでくれるので、自分の中の無意識に気がつかされることが多いです。描く力は、読む力に裏付けされているんだな、とはっとしました。私もこれまで読書しないできたことを反省して、少しずつ本に向かい合うようになりました(読み聞かせの絵本がメインですが、短編や児童書、名作系を少しずつ手にとってみています。読書はゆっくりでもいいから、この先ずっと続けていきたいです)。読む力が少しずつ養われていったらいいなぁと切に感じた2020年です。作品をじっくり味わう喜びを、感想を書きながら噛みしめています。
振りかえってみると、毎月のペース配分がものすごく難しくて、ペースがつかめないまま、どうにか1周したという感じです。見栄えをよくしようと早くから作画しはじめてしまうと内容面が充実しなかったり、逆に内容をこね続けてギリギリに作画すると表紙まわりで物理的に間に合わなくなったり、丁度いいバランスが定まりませんでした。1ヶ月で1本だと、私の実力では、短いものしか作れない、1センテンスという雰囲気の作品ばかりになりました(それでも昨年はそれどころじゃなかったのだから、すごい進歩)。もう少し今月のこの感じを追いかけてみたい、と思って次作に挑むこともあって、順番に読んでいくと直接のつながりがなくとも、ゆるやかな流れがあるような気がします。(作っているうちに、じっくりボリューミーなものをやりたい欲がわいたりもしましたが、今の段階ではやっぱりまだ早いなぁ) はじまった当初は、毎月豆本をつくってやるんだという頭があったのですが、もう、豆本じゃなくてもいいなぁと思えたのがよかったです。もっと自由になっていい。けど、実作業的にA7判が効率が良くて、せっかく判型自由なのに、ほとんど同じ形にしてしまったのが残念でした。(五月さんは毎回いろんな形で、その形が作品にぴったりで素敵なのです。私もあんなんやりたい!)
表紙まわりも。最後につくるので、時間ギリギリで形にならないことが多かったです。ロゴも、面白くなりそうだなと思うのに整える作業が出来なくて、どれもヨレヨレなのが悲しい。全体としても、整えきるまで至らないことが多かったのが悔しいです。 あとは、この遊びをやりながら、他のイベントに参加するのがめちゃくちゃ難しいということ。SAGGYO(さっぎょ)企画さんの「おためしギャラリー」や本家YOMSさんのペーパートークにも参加したのですが、はっきり言って無謀な挑戦でした。二頭は追えないことがよくわかりました。とほほ。でも、パワーアップして活動の幅を広げてみたいなと思います。まずは、体をあっためて、心がほぐれてからかなぁ。
2020年11月。コロナじゃなかったら直接会ってお話したかったけど、お電話で今後のことを少しお話しました。まず、1周しようとだけ決めて始めたのですが、この後も、お互いにもう少し続けたいという気持ちが一致しました。こんなに大変な遊びを、それでもまだ一緒にやりたいと思ってくれることが、本当にうれしくて、うれしくて。電話が終わったあとも、しずかに興奮していました。また、次の1年も2人のペーパートーク、やります。
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【2人のペーパートークで作ったものの一覧】
2019年12月_テーマ:なし「無題」 銀河鉄道の二人みたいに、長い汽車に乗ろう。
2020年1月_テーマ:拾う「クックテイル」「ギャロップ」「fish fight」 過去作品を拾い直してつくる、1ページマンガ。
2020年2月_テーマ:湖「蟹目」 ページの水面に��り込むキミの姿。
2020年3月_テーマ:たんぽぽ「ぽぽうボウイ」 地中深くにまっすぐ伸びていくたんぽぽの根っこ。
2020年4月_テーマ:天使「wash」 落ち込んだキミと、あちこちひらくトビラ。
2020年5月_テーマ:川「汽水域」 混ざり合うもの、別々で存在できるもの。
2020年6月_テーマ:七草「すずな すずしろ」 特別になりたいラディッシュのお話。
2020年7月_テーマ:リュックサック「still life」 雨雲を追いかけるくさかんむりと絵描きの夏生のリュックはおそろい。
2020年8月_テーマ:電話ボックス「糸掛」 雨に濡れたタウンページがすっかり乾いて。
2020年9月_テーマ:光源「光源」 あこがれを追いかける弱々しい決意。
2020年10月_テーマ:満ちる「E/F」 ページの袖をたどって、夜風のありかを思う。
2020年11月_テーマ:月「MOON AGE」 ループする青い時間を愛す。
2020年12月_テーマ:あまい「せき」 夢見がちなボクはいつだって考えが甘い。
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42101-books · 3 years
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「すずな すずしろ」_ 2020.06.25発行(A7判・12P)_テーマ:七草 “すずな”は蕪、”すずしろ”は大根のこと。七草になりたいラディッシュのお話。表紙は以前作った七草の模様紙に重ねて印刷したので、冊子によっていろいろな表情があります。
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42101-books · 5 years
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「迂回断念」_ 2018.05.20発行(A5変形判・46P+α)
ありふれた青春をそれぞれに過ごしていた二人の少女。偶然の出会い・再会を通じて、お互いに少しだけ励まされるお話。テキストとイラストで組み立てられた紙面で綴られています。ちぐはぐな紙の束が留め具によってどうにか1冊になろうとしている装丁です。青さ爆発の1冊。
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2003年に「はじまりの日」と題して3冊の物語を発行していました。当時、この続編を「迂回断念」として書こうと考えていたのですが、だんだん執筆へ熱量が失せてしまってお蔵入りとなりました。10年以上経って形になったのはナゼかというと…2016年に出産を経験して、なんとなく身辺整理的なことをしているうちに「もうあの頃には戻れないし、あの頃と同じようには考え事ができない」と思ったからです。なんらかの過渡期であろう今、もう一度迂回断念に向き合ってみたくなったのです。そして、2017年7月に大阪のUMLAUTにて開催の「協同企画展 ONSA vol.10/ 言葉ジャンル」に出展するために一念発起。久々の大きい(ふつうサイズの)本に苦戦して、結局おんさには書きっぱなしで出品。はじまりの日のリライト部分で精一杯で、肝心の部分は書けませんでした。展覧会終了後、ひと呼吸置いて、すべてテキスト部分を書き直しして今まで書けなかった部分も書き下ろして1冊にまとめました。長い時間が流れているにもかかわらず、どうしようもなく今まで通りで、なさけないほど青さ爆発してます。私の思う「あかぬけないセンチメンタル」の原点はこのあたりだと思いました。
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42101-books · 5 years
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夏に至る配信_4月号
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夏に至る配信_3月号
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