Tumgik
#グアム:いんげん
vegehana-food · 1 year
Photo
Tumblr media
✿ ティナクタック | Tinaktak ・ティナクタクはグアムのチャモロ料理で、細かく刻んだ肉から作られています。名前はチャモロ語の taktak に由来し、これは肉を切り刻む/柔らかくするオノマトペです。伝統的に刻んだ肉から作られますが、多くの場合、ひき肉が使用されます。ココナッツミルク、トマト、インゲンで牛肉を調理し、ご飯と一緒に提供します。地元の野菜がよく使われますが、他の野菜でも代用できます。四旬節の間、魚介類をタンパク質として使用することができます。ティナクタクはグアムの多くの家庭でよく調理されますが、パーティーやレストランでも提供されます。
0 notes
ari0921 · 4 months
Text
「平和的」という欺瞞に騙されるな 麗澤大学特別教授、元空将・織田邦男
台湾を巡る中国の思惑
11月の米中首脳会談で習近平国家主席は、バイデン大統領に「台湾との平和的な統一を望んでいる」とした上で「米国は台湾の武装を中断し、中国と台湾の平和な統一を支持すべきだ」と述べた。
昨年10月の第20回中国共産党大会では、習氏は台湾に関し「祖国の完全統一を実現することは党の揺るぎない歴史的任務」と断じ、「最大の誠意と努力を尽くして平和的統一を実現しようとしている」と述べた。だが「武力行使の放棄を約束せず、あらゆる必要な措置を取る」と付け加えることも忘れなかった。
台湾有事は日本有事である。だが日本では「平和的」と言った途端、警戒心を解き思考停止してしまう傾向がある。「平和的」の意味するところを正確に捉え、日本の国益に照らし、いかなる影響があるか見極めなければならない。
習氏の言う「平和的統一」とは「不戦屈敵」、つまり戦わずして勝つ「流血なき併合」を意味する。その手段は、台湾住民に対する「認知戦」である。「認知戦」とは心理戦の延長にあり、敵の認知・思考・決定をコントロールする作戦であり日常行われている。
中国では2003年、政治工作条例で「三戦」が正式に取り上げられた。「三戦」とは世論戦、心理戦、法律戦からなり、心理的側面に政治工作からアプローチする情報戦争である。15年には「戦略支援部隊」が創設され、党内に中央統一戦線工作領導小組を設立し宇宙、サイバー、電磁領域のみならず、情報、ネットワーク攻防、心理戦など認知領域の戦いに深く関与するようになった。14年の認知戦、ハイブリッド戦を巧みに利用したロシアによる「クリミア半島無血併合」の影響が大きい。
台湾総統選への工作活動
人民解放軍は伝統的に政治工作を重視する。民心を混乱、動揺させる影響力工作は既に始まっている。偽情報の拡散、演習の活発化、海軍艦艇による接続水域内の航行、戦闘機による接近飛行、周辺海域への弾道ミサイル発射など軍事的威嚇・恫喝(どうかつ)により、戦っても無駄という敗北主義を民心に植え付けることを目的とする。報道によると今年になって中国軍用機による台湾接近飛行は、月平均350機以上にも上る。台湾のメディアに対する買収や報道介入なども公然と行われているという。年明けの総統選挙に対する工作活動は、今まさに絶頂期にある。
平和的であろうが軍事的であろうが、台湾併合は日本の国益を大きく毀損(きそん)する。2022年8月に公表された「台湾白書」で明確になった。白書は江沢民国家主席時代の1993年、2000年に公表され、22年ぶり3回目で、習氏の統治下では初めてだ。
ナンシー・ペロシ米下院議長(当時)の訪台直後に公表され、日本ではあまり話題にならなかったが、台湾政策に大きな転換があった。
これまでの白書では、統一後においても、中国は台湾に人民解放軍を進駐させず、台湾は自前の軍隊が持てるとされていた。だが、今回これが抜け落ちた。香港と同様に、台湾についても「一国二制度」を放棄したということだ。
「平和的」「軍事的」を問わず「中台併合」の暁には、人民解放軍が台湾に進駐する。それは台湾周辺の制空権、制海権が中国の手に落ちることを意味する。日本にとっては座視できぬ死活的事態である。日本のエネルギーの約9割、食料の約6割は、台湾周辺海域を通るシーレーンによって支えられる。この生命線が中国の支配下に置かれるわけだ。
台湾に寄り添う日本の国益
米海軍のプレゼンスも大幅に後退せざるを得なくなり、安全保障上のインパクトは大きい。第一列島線(九州―沖縄―台湾―フィリピン)以西は、既に中国の内海化した感があるが、第二列島線(東京―小笠原―グアム―ニューギニア)まで中国海軍の勢力圏が拡大する。東アジアの米中軍事バランスは崩れ、中国はさらに権威主義的傾向を強めるだろう。東アジア情勢の不安定化は避けられない。
台湾周辺が中国の支配下に落ちても、マラッカ海峡を迂回(うかい)し、ロンボク海峡、マカッサル海峡を通って太平洋南方からシーレーンを確保すればよいという意見もある。だが、某研究所の試算では、1隻当たり約3000万円の迂回費用がかかり、国民の負担は1人当たり年間約4万円弱になるという。人件費や保険料高騰を加味すれば、日本経済に深刻なダメージとなる。
平和的、軍事的を問わず、台湾併合は日本の国益に合致しない。世論調査によれば、台湾住民の9割は「現状維持」を希望しており、日本の国益と合致する。
習氏に誤算させないよう日米で防衛力を強化し、台湾有事の統合抑止を図らねばならないのは論をまたない。同時に台湾が認知戦に負け、敗北主義に陥らぬよう、台湾住民に寄り添う「日本版影響力工作」が求められる。「平和的」という欺瞞(ぎまん)に騙(だま)されることなく、「流血なき併合」も阻止しなければならない。
(おりた くにお)
Tumblr media
7 notes · View notes
kennak · 5 months
Quote
破竹の勢いでゲームファンを虜にしているクロスメディアコンテンツ「ウマ娘 プリティーダービー」の新CMが20日に公開され、物議を醸している。 ウマ娘の開発会社・サイゲームスが新たに公開したCMシリーズ「Become a Legend」では、秋の競馬シーズンに合わせた競走馬がモチーフのウマ娘たちが登場。第4弾となる「世界篇」では、タップダンスシチー、ゼンノロブロイ、カツラギエースの3人の姿に早くもファンの注目が集まっている。 そんな中、CM内に登場する世界地図の“色分け”がファンを巻き込む騒動に発展している。 ゲームライターが語る。「映像では地図上の日本列島が明るく光る演出がされていたのですが、尖閣諸島と竹島、千島列島の国後と択捉の2島も光って表示されていることが、とくに近隣国から問題視されたようです。地域名などは表記されていませんが、他国の領土が黒く表示されていたため、『領土を主張しているのではないか』という声が上がったというのです」 CMでは米国領のグアムと北マリアナ諸島も光って表示されており、制作者が雑に色分けしていたとも考えられるが、尖閣諸島を含む領土問題に敏感なユーザーには、面白く映らなかったようだ。 騒動を受けウマ娘プロジェクトの公式アカウントは21日にXを更新し、「11月20日に公開した『【ウマ娘 プリティーダービー】CM「Become a Legend 世界」篇』動画内に本来意図しない表現があったため、該当の動画を削除し再公開いたしました。該当の動画に関しては随時差し替えを行ってまいります。ご迷惑をおかけしましたことお詫び申し上げます」と謝罪している。
領土問題!?「ウマ娘」最新CMが削除→再公開された驚きの理由|au Webポータル芸能ニュース
3 notes · View notes
extrance178 · 5 months
Text
23.12.7 記録
向井秀徳は東京を冷凍都市と言っていた。
残業した帰り道。することがないから、渋谷まで行ってその辺を歩いてみる。今まで、街にたくさんの人がいるとすごく窮屈で溺れそうになるから少しイライラしていたけど、最近はそうでもない。ここにいる皆が皆、目的や思考を持っていて、気持ち悪いなとか、昔は考えていた。最近はそんなのどうでもいい、おれもおまえも!と、思う。賑やかだけど冷たいまち。誰もやさしくない。それでいいと思う。
でも渋谷には流石に情報が多すぎる。渋谷に限らず、世の中どこもかしこも看板や、電光掲示板、スマホをひらけば広告広告広告広告広告。他社よりも目立つ宣伝で、注目を集めて、それに対抗してまた誰かがより優れたものを開発して、宣伝する。資本主義の歴史。
おれYouTubeで広告を見ないために月額1650円払ってる。マジにバカバカしい。
スーファミのMOTHER2というゲームの中にある、サマーズというリゾート地。街にはストイッククラブっていう、変な建物があって、そこでは値段の高い水を飲みながら、ステージの上のただデカい石を眺める思想の強い人たちが集まっている。(ばりストイック!)そこにいたやつがこんなことを言っていたのを思い出した。
「えっ、君達って資本主義の最終イメージを想像することさえもしないで生きてるわけ?!」
Tumblr media
あー、最終イメージしたことないな。
やっぱ頭にICチップ埋め込まれて、脳内でスマホみたいなことができるようになったあと、そこでも広告めちゃくちゃ出てくるんだろうな。その広告をブロックするために月額1650円払わなきゃいけないんだろうな。きっとそれが資本主義の最終イメージかな。
Q.資本主義のいいところと言えば!?
A.うーん、期間限定のプレモルが毎シーズン発売されること、?
おれは物心ついてから外国に行ったことがないので日本しか知らない(※)。キューバは社会主義国だから競うあう必要がないせいで、広告や看板が殆ど無く、街の風景が全然違うらしい。オードリー若林が本で言っていた。漠然と、行って見てみたいと思う。
(※5歳の時に家族とグアムに行ったことがあるらしい。真っ青なのにパインの味がするやばいジュースと、爆笑しながら海にナマコを投げるお父さんの姿だけ覚えている。)
この前、大崎から大井町まで歩く途中、誰もいない公園に猫が入っていった。急いで追いかけたら集会が行われていた。追いかけて良かった。猫めっちゃいた。衝動性を大事にしたい。
2 notes · View notes
chisasarasa · 1 year
Photo
Tumblr media
230412
朝、寝坊。 昨日の夜、疲れてシンクに放置してしまった食器を洗って、仕事へいく。 ずっとぼんやりと、だるかった。 生ぬるい春の風をあびて、脳みそごと、とろけてしまったみたい。 帰り道、昔からあるような、そんなパン屋で明日の朝食を買う。フルグラに飽きてきた。 ピザパンとシナモンシュガーの揚げパンと、パンの耳。 パンの耳はビニール袋パンパンに入って、30円だった。安い。 夜、米を炊いたら、おいしくて、あたたかいもおいしさなんだ、と思った。 そういえば、結局、牛乳のみきれなかった。
-
230413
会社の前を歩きながら、ふと、絵をみてほしいけど、同時に、みられたくない、と思っていることに気が付いた。 絵は、わたしの内側のようだから。たぶん。 仕事終わりに、詩の朗読をききにいく。 わたしもあそこにいたい、と思った。ともしび。 北海道に住んでいる人に、北海道についてきく。 北海道の空気は乾燥していて、ヨーロッパ…ドイツ…を連想させるらしい。 海外は台湾とグアムしか行ったことがないから分からないけれど、素敵な気配がする。 つよくなりたくなって、ケンタッキーで肉をたべた。 甘い物じゃふやけてしまう。 つよくなりたい。今日を、まだ終わらせられない。
-
230414
朝、6:00に一度目覚める。 昨日は寝るのが今日になってしまったから、もう少し寝ていようと、二度寝。 8:00過ぎに起きた。 カーテンを開けると、さらりと晴れていて、もっと早く起きればよかったと後悔。 色んな人と関わっている人って、人を見る目がたしかにあって、冷めた目線もあって、それは、わたしにはなくて、そのひんやりかたい面に触れると、表情がなくなるみたいだ。 わたしの薄っぺらさが透けて見えそう。 憧れているのかもしれない。憧れているから、こわいのかもしれない。
-
230415
朝、布団に包まれたまま、雨音を聞く。 刺激をうけて生まれた熱を冷ましてほしい。 やりたいことがあふれていて、気持ちばかりが前のめりで、手が、ついていかない。 低気圧のせいか、体がだるく、何をしたかと聞かれれば、特別何かしたわけではない1日だった。 せいろについて調べたり、絵がうまくいかなくていやんなったり、去年の日記をまとめたり。 去年の日記。 1年くらいしか経っていないのに、ずいぶんと懐かしいような気がして、今のわたしは、あのときのわたしじゃなかった。 あのときのわたし、いつも不安だった。
晩ごはんはシチュー。 パンの耳を浸して食べた。
6 notes · View notes
derspericher · 2 days
Text
砂と骨 #Saipan-Commonwealth of the Northern Mariana Islands
今回は、計4回のうちの使節団の話の最後になる。なぜ4回目がないかというと、4回目はアジアのある国へ行き、現地のレストランで食あたりを起こし、ほぼ寝込んでいたため記憶がない。というか、私はアジアの国々に行く度に私は食中毒になり寝込んでいる。もうアジアに嫌われているんじゃないかとすら思う。出身地なのに。ということでこの記事の後は、使節団に関係のない、大学以降の旅行記に入るつもりだ。
3回目の使節団の渡航先はサイパン。多分中学生だったと思う。部活を休んでわざわざ行った。研修中、半年かけて数名の研修グループの子に馴染むこと自体が大変だった。
サイパン渡航にあたって行われた事前研修は、他の3回に比べると、内容が濃いものだった。今となっては南の島のリゾート地として名前が挙げられる場所の一つだが、太平洋戦争の激戦地でもある。前々回の記事に出てきたパラオは、サイパンでの日本軍とアメリカ軍の激戦とほぼ同時期に大空襲などに遭っている。サイパンでの激戦では日本軍は死闘の末に全滅、後にこの戦いは海上でのマリアナ沖海戦へと繋がった。研修の際はサイパン・パラオ・フィリピン・グアムでの激戦以外にも、ルワンダ虐殺のような一見少し遠くも見える他国の悲惨な歴史も織り交ぜて、戦争を起こす人間の共通点から、人間の残酷さを習った。戦時中の衝撃的な写真を何枚も見た。そのような写真も、史実も、中高の歴史の教科書には載っていなかった
半年の研修を終え、いよいよ現地へ。最初の2日は戦跡学習、その次の日は学校を訪問、そのまま現地の方の家へ2人1組でホームステイを1泊させてもらい、最終日はビーチで遊泳後、帰国、といった流れだった。
戦跡は、スーサイド・クリフ、バンザイクリフ、ラストコマンドポストを回った。
先のスーサイドクリフ、バンザイクリフとは戦時中にそこから多くの日本人がアメリカ軍への投降を拒否し、身を投げた崖を指す。日本兵と共に現地に暮らしていた日本人、現地民のチャモロ人がアメリカ軍の侵攻に対し、山、もしくは海の二手に別れて逃げていった。山へ逃げた者はスーサイド・クリフと呼ばれる崖へ、海へ逃げた者はバンザイクリフへそれぞれ追い詰められ、自決を選んで次々と身を投げた。スーサイド・クリフの崖の下にはタガンタガンと呼ばれる植物が生い茂っているが、彼らの遺体を隠すためにアメリカ軍が散布したものだ。この植物は他の島々の激戦地にも散布されている。バンザイ・クリフは名前から推察できるとは思うが、「天皇陛下バンザイ!」と言って飛び込む日本人たちの姿から付けられている。多くの犠牲者への慰霊碑がそれぞれの崖に建てられていた。スーサイド・クリフには、おそらく他の海外ではあまり見られないであろう、菩薩様の背中に十字架が立っている。この戦争で悲しい犠牲を払ったのは、日本人だけではない。アメリカ人、現地民もだ。
ラストコマンドポストは、名前の通り日本軍最後の司令部が置かれた場所だ。点々と置かれた戦車や大砲を見ながら、ガイドの人から「戦車にある小さく切り込みの入った監視用の穴を覗いてみて」と言われ、覗いてみた。なるほど、小さな切り込みだが、思ったよりもしっかりと見えるものなのだな.....と感心したのを覚えている。
戦地学習の次の日、現地の学校訪問をした。午前中に簡単なレクリエーションをした後、午後にはもうホームステイ先の家族が迎えにきて、私ともう1人の参加者をお家に連れていってもらった。カトリックのお家で、ご両親と姉妹2人の4人家族だった。お家に招き入れてもらってまず見えたのはたくさんカトリック関連の置物とそれを囲むキャンドルだった。その後ろには赤い土壁があり、子供ながらに「美しいな」と思った。宗教的な雰囲気は全く感じなかった。ホームステイ中は英語での会話が主だった。もちろん辿々しい英語だった。ちなみに子供部屋は、リビングのおしゃれさをぶっ飛ばすほどのグリーンバックの壁だった。あの部屋ならいくらでも映像撮影ができる。目がチカチカする部屋の中で、4人で寝っ転がってゴロゴロした。
ホームステイ1日目の夜は皆で映画館へ行き、当時まだ日本では公開されていなかった『トワイライト』を観た。映画館まで車で送ってもらい、館内へは子供達だけで入ったのだが、『トワイライト』のシアターに座るまでの間に、ホームステイ先のお姉ちゃんがいろんなシアターを覗きに行って「これじゃない」「これも微妙」と座ったり立ったりを繰り返した。日本ならあり得ない行動に少し困惑したが、『トワイライト』のシアターに入りやっと落ち着くことができた。上映途中、ジョークのシーンが続き、後ろの客席がゲラゲラワイワイしだし、「日本とは大違いだな〜」と悶々としながら観ていると、隣で観ていたあのお姉ちゃんがガッと後ろを振り向きクソデカい声で「シャラァァァァァァップ!!!!!!!!」と叫んだ。ヒュッと息が詰まった。それ以降の記憶はない。映画の内容も何も入ってこなかった。
ホームステイ2日目は、ビーチへ連れていってもらった。車で海まで向かい、道端から小さな草むらをかき分けて進むと、パッと海が広がった。あの時、草むらの向こう側で「海だ!」と言って振り返ったお姉ちゃんと妹の笑顔と、それまで見たことのなかった海を、たまに思い出す。海の沖で波が打ち合っている。打ち合っている波の手前側はエメラルドグリーンで、向こう側はブルーだった。不思議だな、と思いながら見惚れていた。こんなに覚えているのは、草むらを抜けたとき、よほど気持ちが良かったんだろうなと思う。
海から帰る途中、サイパンの地図が書いてあるグレーのTシャツとサイパンのお守りであるボージョーボ人形をお土産にくれた。もう1人の子はTシャツを「ダッサw」と言って嫌がっていたが、私はこの家族がプレゼントを用意してくれていたこととても嬉しかったし、帰国してからも度々着ていた。のに、思春期だったからその日は「ねwダッサw」と返した。ちゃんと中学生だったな。
最終日、一番楽しみにしていたホテル横にある人気のビーチへ行き、エメラルドグリーンの海へみんなで飛び込んだ。スイミングをすでに6年習っていた私は、クロールで沖へ沖へと、得意げに泳いでいった。気分が良かった、が、その途中で気づいてしまった。海底に黒い何かが大量にいる。深いところに行けば行くほど黒い何かがいる。すーっと潜って近づくと鳥肌が止まらなくなり、たまらず浜へ逃げ帰った。ナマコだ。見渡す限りのナマコ。綺麗な海だからこそいるナマコ。無理。キモすぎ。キモすぎる。結局私は浮き輪に身を委ねてぷかぷか浮いている研修生の友達に手を振りながら、浜辺の砂をいじっていた。あれ以来、サイパンと聞いて真っ先にナマコしか頭に浮かばなくなった。
こんな感じで、割とドタバタとサイパン研修を終えた。戦跡学習は事前知識もあったことからより深く記憶に刻み込まれ、なんやかんや今のところ、ホームステイはあの1回しか体験したことがないが、言葉が通じなくとも楽しかった。ナマコの海は正直もう行きたくない。中学生らしい、よき研修旅行だったなと思う。
帰国後、『怪談レストラン』を何かのタイミングで手に取り、イパンの砂を持ち帰ろうとした子供が、夜中に日本兵たちの霊を見た話を読んだ。そうか、あの島のビーチにある白い砂には骨が混ざっていたのか。なんとも言えない気持ちになり、あの海で眠る人々のことを少し考えたが、怖くなって辞めてしまった。
0 notes
renachtara0313-blog · 1 month
Text
2024年のやりたいこと、一つ達成したらしい
  Noteでは別テーマの記事を書きたいので、Tumblrに最近の近況まとめをテーマに記事を掲載することにした。トピックスは以下の通りだ。
1.転職活動、最終面接が合格した会社が1社出た
 →2024年の目標を一つ達成した。会社の人材戦略上、オープンポジションで正式オファー〜内定通知まで時間は要する見込みとのことだが、私を選んでいただけたことはもう覆さないとの意向をエージェントさん経由でも聞いた。自分が外部で評価された経験として残ったことに、心からの喜びを感じた。もう1社同タイミングで最終面接に行ってきて連絡待ちのところがあり、その会社の結果次第で感情のアップダウンは多少ありそうだ。また、別エージェントさんからの助言(※彼女からの営業目線は多少含まれていると思うが)に従い、一応1次合格した後次のステップに進むことにした会社は1社ある。それらの要因でまだ落ち着かない日々は続いているが、自分がチャレンジして、失敗を経ながらも、選ばれることを体験した。それだけでも、今後の力になると明言できる貴重なものだった。一方、今後どの職場環境を選ぶか、どんな未来を自分で切り開くかの選択についても、精度を上げて考えている。この「環境選び」の判断過程を見えるところで言語化するのは後回しと考えているが、何事にも手を抜かないスタンスは貫き続けたい。
2.旅行に行ってきたこと
 →新年早々からも色々な場所に旅に行ってきたので、記録をまとめねばと思いつつ、「他のことがあるので後回し」決断を続けていたら、やがて何も手を付けられなくなった。(反省)過去に記事一つだけ掲載して実質放置状態になったWordpressは、淡々とアップデート報告を私にメールして自分の仕事を果たしている。何とか手をつけねば…
 これも「精神論のみで実績が伴わない」結果に至りそうなリスクを抱えているが、せめて「記録は残そう!」といった気持ちだけでも逆に忘れないように、備忘録でもありトピックスリストとして次の通りまとめたい。
 ・日本刀鑑賞日記
 →ようやく足元(といっても先月2月の出来事だが)で御刀 和泉守兼定を鑑賞する機会があったので。この話をスタートにしつつ、また他の御刀を鑑賞した時の感想についても書き残したい。
 ・日本国内旅行の話
 →関心を持つきっかけである入口としてサブカルチャーコンテンツの影響があったものの、振り返って満足したり印象に残った日本国内旅行経験先の話を書きたい。もちろんサブカルチャーという入口なしでも行ったことのある地域についての話も取り上げたい。思いつくまま上げると以下の通り。
 ①三重の街歩き旅の続き(ミジュマルに関する出来事も含めて)
 ②晴れの静岡、星が多い静岡、ゆるキャン△との出会い
 ③今だからこそ振り返る石川県の街への旅、
これから北陸で行きたいところ
 ④ゾンビランドサガと佐賀
 ⑤Vtuber「根間うい」さんを好きになった今、
振り返ってみる沖縄
 ⑥観光ブーム目的地から、ラブライブ!サンシャインの舞台から、戊辰戦争の記憶が残る地として<北海道 函館>
 ほか、地域に絞らずでは、鉄道に対する愛着がより一層増したことについて話したい。鉄道以外でも地域ごとのランドマーク〜例えば博物館や美術館を見ることで興味が湧いたこともあるので、それらのトピックスも知識を振り返ることも含めて、文章化できればと思っている。
 日本国外への旅行も昨年から再開し、先月2月も行ってきた。ただし、①パンデミック明けのアメリカ西海岸旅行は、まさかの滅多にない家族全員体調崩し(※それでも現地の風邪薬の力と気合いで現地の主要スケジュールはほとんど���化したものの) ②先月2月のグアム旅行は、私ら家族の旅の主要目的と照らし合わせたところ、あまり満足できない内容だった ことにより、文章化するかどうか非常に悩んでいる。そもそも公に文章化して価値を残せるほどの記録かも怪しいので、本当に書き残せる時間と余裕があった時の最も遅い優先順位に回し、私としては次の海外旅行をきちんと果たしたい気持ちが大きい。ということで、「次の旅」を実現するため、転職によって居住環境を変えながら、海外旅行に出やすい条件をゲットしたいと願っている。(セントレアは、発着便数も早くは戻らず値段も高いままで、国外に行くためのハードルが高すぎると思っている。アメリカ西海岸とグアムも、妥協の末選んだ先。)
3.これからの趣味活、これからの課外活動、これからの自分
 →案外、ゲーム活動は減らせそうだし、今後も縮小したままで行った方が良いのではと思った。
転職活動しながら思ったのだが、自分が趣味活動、特にゲームに求めたのは「成功経験をシンプルに満たせる手段」であったのかなと思った。娯楽としてゲームが満たせる楽しみは、案外早く満たされてしまうと思う。その楽しみが満たされた後は、自分の時間が拘束されているというもどかしさや、すっきりしなさが残る。ポケモンのメインゲームで色違いのポケモンを探しに行くプロセスも、このように「かける時間による」もどかしさと、一部は追加の機器をコストかけて調達する必要があることから、少し情報収集して踏みとどまった状態。現在もどかしさを忘れるためには、例えば友人と一緒にゲームをプレイすることが効果的だが、私自身が狭く深い交流を優先したので数少ない友人の中では、ゲームを存分にできる余裕のある子はごく僅かに限られた印象だ。
 なので手を出すゲームは減らしつつも、ゲーム発祥の存在に触れる機会は継続的に確保したい。それを踏まえると、例えば歩行や外出といった基礎活動と合わせて行えるポケモンGo、ゲーム進捗中に本を読んだり自然と物を書く行動に移しやすい刀剣乱舞の2つが残っていくかと思った。ゲームをやらなくてもこの2つは情報を継続的に見ているので、その点でも自分の心は満足している。
 今後は本当の意味の課外活動を充実化せねばと思う。2024年の目標のうち達成したのは最終面接に合格した転職活動経験で、それ以外の例えば資格取得などは現在進行系だ。資格取得も加え、より先を見据え、様々な企業の人々が集まるコミュニティを探し参加資格を得て、価値のある交流を続ける機会をつかみ取りたい。万が一転職活動の末、次にトラブルや生活リスクがあった場合も備えて、資金のやりくりもテクニカルに見直すとか、本当に副業や起業で自分の生活を切り開けた具���的な事例があるかも調べたい。30代は本当に大切な時期で、ここをどう過ごすかで私のレールの上振れ修正ができるかどうか、結構左右されるのではと思う。少なくとも、昔のように怠惰に逃げる人生でここ数年が終わらないようにしたいところだ。
Tumblr media
記事の内容とは関係ないけど最近の嬉しいこと。友達から誕生日にもらった色違いロゼリアたそ
 
 
1 note · View note
cocopalm-kmk · 3 months
Text
〜暖かいですね〜
今年の冬はとても暖かいですね。
昼間はエアコン、コタツ、ストーブを使うことも無く日向ぼっこで充分に暖を取れています。
積み上げている書籍
本を拡げて読み始めてはうとうととしてしまい全く読書が進まない
日向ぼっこが平和すぎ〜
我が家の中だけはとても平和🕊️
でも
世界のニュース、日本国内のニュース
事件!や事故!災害!の悲しいニュースが頻繁に報道されています。
この先の将来が不安になってしまいますね。
いろんな国の闘いも終わって欲しい
はやく平和な世の中にな〜れ
そろそろ〜
旅に出たい気分
旦那様にどこへ旅行したい?
と尋ねると
【シンガポール】
でした。
私も、、、
一致😊
1回目の新婚旅行 グアム/バリ島
2回目の新婚旅 香港/澳門
3回目の新婚旅行 シンガポール
もちろん旦那様とです🫢
新婚旅行何回行くんじゃい〜!? 笑😆
でっ!
4回目の新婚旅行はパラオ共和国に行きたい
 
✳️
【私は私のままで生きることにした】
Tumblr media Tumblr media
0 notes
ama-gaeru · 4 months
Text
孝行息子
※暴力的な表現があります。
 自分がこの世に出荷される瞬間を、いわゆるご出産ビデオかなんかで見たことがある奴はそれなりにいるだろうけど、どうやって仕込まれたのかを見るはめになったって奴はそんなに多くはないんじゃねぇかな。
 俺を入れても世界に五万人、いるかいないかくらいだろ。これって多いか少ないか微妙なラインかな?
 わかんねぇけど。適当に言っただけだから。
 あんたは俺の母さんの名前も知りゃしない。
 そりゃまぁ、そうだろう。あんたにとってはどうでもいいもんな。そんなの。
 俺が会いにいくまで母さんのこともすっかり忘れてたんじゃねぇの? 
 すごいよなぁ。あんたが人の親なんだもんなぁ。あんたみたいなのがさぁ。人生のセカンドチャンスってヤバいよなぁ。生きてさえいればワンチャンあるってやつだよなぁ。娘ちゃんと息子ちゃん、奥様ちゃんは今頃お家で寝てるよ。全てが終わるまで目は覚さない。俺の叔母さん。父さんの妹はそういうのが得意なんだ。今頃あんたの家族の頭を撫でてると思うぜ。まぁ、安心しなよ。叔母さんは父さんや俺と違って優しいから、寝ている間に何かしたりはしないぜ。多分ね。
 まぁ、いいや。それよりこれ見てくれよ。俺のiPad。見れるだろ? あぁ、体がだるいのは車の中でチクッとやったやつのせいだよ。大丈夫、死にはしないから。意識ははっきりしてるだろ?
 ほら、これ。このページ。行方不明の子供たちの情報サイトの、ここ。ここに載ってる写真さ。いい写真だろ? 1984年のクリスマスの写真。
 こんとき母さんは11歳。息子の俺がいうとマザコンっぽいけどさ、可愛いよな、実際。
 リトルフラミンゴコンテストでいい線まで行ったんだ。勿論、知ってるよな。だってあんたらはコンテストで母さんを見つけたんだから。いや、いや。母さんをっていうか、リタ・ワッツをだな。優勝した子。
 最初はその子の所に行ったんだけど運悪く……か、運良くかは見方によって変わるだろうけど、ワッツ家はグアムに向かう飛行機の中だった。
 それで、仕方なくあんたらはリタのバーターで、母さんを選んだのさ。
 仕方がねぇ、こいつでいいやって。
 あんたがもしもグリンレーズバーグで暮らしてたら、きっと毎日この顔を目にしていただろうと思うね。あの町の街路樹っていう街路樹にこの写真を使った「この子を探しています」のポスターが貼ってあるんだからさ。
 30年以上経った今でもだぜ。信じらんねぇだろうけど、マジなんだぜ。Googleストリートビューでみてみろよ。そこら中爺さんと婆さんが貼ったポスターだらけだから。全く。痛ましいったらないぜ。
 三日前の夜に二人とも老衰で死んじまったけど、そりゃぁ安らかな死だったそうだぜ。滅多にない「眠るように」ってやつ。父さん、相当奮発したんだろうな。あれで結構、愛妻家なんだ。幾らかかったか教えちゃくれなかったけど、「眠るように」って高いんだぜ。叔母さんは身内割引してくれないタイプだしな。あんたは知らないだろうけどさ。
 母さんはアリス・コーミアって名前で、普通の家で暮らす普通の女の子だった。このサイトの婆さんと爺さんのコメントによればね。
 1985年の8月14日。午後六時にチャイムがなって、外から「郵便でーす」って声が聞こえてきた時、洗い物で手が塞がっていた婆さんは「アーリースー」って言ったんだと。これって「アリス、お母さんは今忙しいんだから代わりに荷物を受け取って頂戴。漫画は後で読みなさい」っていうのの短縮な。
 それで、母さんは嫌々漫画を読むのを止めて玄関を開けた。
 ものを知らない奴なら「そこには死神が立っていた」とか、そんな風に言うんだろうけど、そりゃ最悪の例えだな。本当。マジでさ。あんたは知らないだろうけど死神ってやつははヒューゴボスかアルマーニしか着ないんだ。宅配業者風の汚れたジャケットなんて絶対着ないし、キャップもかぶらないし、スニーカーを履くくらいなら裸足で歩くだろうさ。気取りやなんだよ。
 ドアの向こうに立っていたあんたのお友達、ゲイリー・リチャーズは銃を持っていて、それを母さんの顔に向けていた。で、言ったんだよな?
「黙れ。喚くな。車に乗れ。騒いだら殺す。お前も、お前の家族も皆殺しだ」
 で、母さんはそうした。そりゃ、そうするよ。騒いだ瞬間にいきなりバンバンってくるかもしれないし。死にたくないもんな。
 けどそれが母さんのポカだったんだよ。
 彼女はどうしたって、そこで叫ぶべきだった。絶対にそうすべきだった。まぁ、いきなりのことだから声が出せたかどうかわからないけど、そうするべきだったんだよ。例え頭をパンされてもさ。絶対にそうするべきだった。
 母さんが車に乗るとそこにはあんたとあんたのろくでもない仲間がいて、それで、車がグリンレーズバーグからレージスイッチに着くまでの3時間、車の中に地獄が生まれた。
 うるせぇなぁ。なんだよ、今更。ビデオを見たんだ。あんたらが撮影してたやつだよ。撮っただろ。「俺じゃない」って? ばーか。何のために裸に剥いたと思ってんだよ。背中のタトゥーが一緒じゃねぇか。ばーか。
 車は一度、バズノー川の前で停まって、あんたはゲイリーと運転を交代。それも撮ってたよな。
 レージスイッチに着いたら、あんたらは母さんをリチャーズ家の地下に閉じ込めた。
 つまり、今、あんたと俺がいるここにだよ。ここに。
 そいつの家は町からかなり離れた場所にあったし、リチャーズにはあんた以外にお友達がいなかったからな。誰も尋ねて来やしない。悪いことするには最高の場所だよな。
 で、あんたらはしたいようにした。車の中でしたみたいに。
 今、あんたが座っているその腐った象みたいなくせぇソファーが、それからずっと、母さんの居場所になった。
 あんたらは……なんていうか、馬鹿で痛い連中だったな。黒魔術の呪文とか唱えたり、生け贄だの、闇の紋章だの、処女との交わりが悪魔バルゼブブを召還するだのなんだの。来る訳ないだろ、ベルゼブブが。
 カメラに向かってノリノリで喋ってたけど、俺に言わせりゃあんたらはコスプレしたロリコンのペドフィリアのクソだ。あんたらがこの世に生み出せるものなんてクソしかない。クソの製造機だ。あんたらは誰一人として悪魔なんか信じちゃいなかったし、黒魔術のことなんて少しも調べちゃいなかった。どうでもよかったんだ。魔法陣だって滅茶苦茶だしな。見てみろよ、あの壁に書かれた魔法陣やら呪文やら。恥ずかしいったらないぜ。
 あんたらは理由が欲しかったんだ。11歳の女の子を無茶苦茶にするのに、理由が欲しかったんだよ。その子の歯を抜いたり、クソを食べさせたり、飼ってる犬に犯させたり、そういうことをしてみたかったんだ。だからしたんだ。そうだろう。
 一体、あんたらは自分達をなんだと思ってたんだ? 悪魔の弟子か何かか? 黒魔術師の見習い? 
 あんたは母さんに言葉を教えるのが好きだったな。あんたが大学でやってるフランス語の授業みたいに。「皆さん、先生に続いて言ってみましょう。Bonjour!」って。あぁ、俺、何回かあんたの授業に出たんだぜ。あんた、中々いい授業をするね。
 それで、あんたは母さんのケツに突っ込みながら色々言わせたっけな。彼女が絶対に思っていないことを言わせたっけな。上手に言えるようになるまで何回も何回も何回も。あんたは誘拐されて酷い目にあわされてる女の子が、自分を酷い目にあわせているクソ野郎相手に「家に帰りたくない。ずっとここにいさせてください」って言わなきゃいけないって、どんな気分だか想像できなかったのかな? 想像できてたからこそ、そう言わせたのかい? そういうので興奮するのか? いや、いや? 本当は女の子のことなんかどうでもよかったのかもしれないな。あんたが本当に特別な関係になりたかった相手はリチャーズ。でもあんたもリチャーズもゲイじゃないし、肉欲とか恋愛感情とかそういうのでもなかった。だから母さんを使って、特別な絆を築きたかったのかも? 
 あぁ、ちょっと臭うかい? 悪いね。あの隅っこにちょっと色々おいてあるもんで。まぁ、でも、あの臭いには慣れておいた方がいいと思うぜ。これからあんたにとっては馴染みの臭いになるんだろうし。
 さて、どこまで話したっけ? そう。あんたらが酷かったって話だ。すげぇ、酷かったって話。
 本当に、あんたらは好き勝手やってくれたよ。俺の母さんにさ。あんたらは母さんを便所代わりにして、サンドバッグ代わりにして、ペットの欲求不満のはけ口にして、灰皿代わりにした。それを全部撮影した。
 「お父さんとお母さんに見せてやるよ」って言ってたよな。
 「お前が犬の子供をたくさん産んだら、記念撮影をしてクリスマスカードにしよう。それをお前の家に贈ろう。人間と犬のハーフの赤ちゃんをお前に抱かせてやる。犬の子を産め。そしたら家に返してやるから」って。
 泣くな、泣くな。まじで。何泣きなの? 何を泣くのよ? 
 ちょっと待ってな。ちょっと準備するから。
 ほら、見える? 床にある黒い染み。染みっていうか、床のあそこら辺だけ腐食が激しいでしょ? 何かわかる?
 そう。あそこで母さんは死んだの。
 いやいや、わかるよ。そんなわけないって言うの。お前とリチャーズは母さんの死体をこの地下室のバスタブで溶かしたんだもんな。
 母さんの死因はショック死。だと、あんたらは思ってた。いつ死んだのかわからない。いつもみたいに母さんとお楽しみしてたら、気がついたら息してなかった。あんたは「クソッ!」って言ったよな。「死体とヤっちまった。病気になるかも」って。バカなのか?
 で、あんたらは母さんを処理することにした。細かくバラバラにして、どっかに埋めようか? それとも燃やそうか? 
 リチャーズは最初からどうするか決めてた。今日の日のためにホームセンターで肉を溶かすあれこれを準備しておいたのさ。園芸に使う粒々したやつと、車の洗浄に使う液体を混ぜて完成する魔法の薬。
 それをバスタブにたっぷり注いで、母さんを漬け込んだ。
 すごい悪臭がしたよな。あんたらはたまらずバスルームの扉を閉めて、地下室を後にした。二、三時間漬けとけば母さんは泡になって消えるってリチャーズは言ったよな。
 ところでこの臭い。この部屋の臭い。その時の臭いに似てるだろ? というか、おんなじなんだ。
 ほら、あそこに、あの部屋の隅っこに、ごろっとした大きいのがあるだろ? 見えるかな? ちょっと体を起こしてやろう。
 よいしょ。ほら。あ、わかった? 見えた? よかった、よかった。あれがリチャーズだよ。あんたより早く、俺がここに連れてきたんだ。いつだっけ? たぶん半年くらい前かな? おーい。リチャーズ。まだ耳は聞こえるかな? お友達のホワイトマンがここにいるよ。ジャック・ホワイトマン。
 あ、ほら。動いてるね。あんな、どこが顔でどこが体かわかんない感じに溶けてるのに、動いてるね。あんたをここに連れてくる前まで、風呂に浸けておいたんだよ。何日漬けたと思う? 大体、5日くらいかな���手足は無くなったし、目や耳や鼻も無くなったけど、まだほら、原型は残ってるだろ?
 二、三時間じゃ泡になんかならないんだよ。どんなに小さな女の子でもね。
 母さんはね、お風呂の中で生き返ったんだよ。体が溶けていく中で、生き返ってしまったんだ。
 母さんは強い女の子だった。世界で一番強い女の子だった。皮膚がなくなった指でバスタブの縁をつかみ、風呂から這い出した。ブヨブヨの、今にも解けてしまいそうな体で床を這った。
 母さんはあんたらが床に描いた厨二病丸出しのインチキ黒魔術の魔法陣の上を這った。あんたらが母さんの血で描いた魔法陣の上を這った。そしてそこ、あの染みの場所でとうとう動けなくなった。
 母さんはもう、あんたらが与えた苦しみと恐怖と屈辱と絶望のせいでほとんど壊れてしまっていた。でも、生きようとした。生きるためならば、なんだって捧げる。どうなってもいいと母さんは思った。もうこれ以上、どうなる余地があるとも言えない体で。
 母さんは正しい手順を踏んだ。血を捧げ、涙を捧げ、悲鳴を捧げ、苦痛を捧げ、命を捧げ、自らを捧げた。こうして、母さんは父さんと出会った。
 叔母さんが言うには、父さんはあんたらに相当イラついていたらしい。あんたらは父さんの名を叫び、父さんの名の下に出鱈目な儀式を繰り返し、それでいて父さんのことを信じちゃいなかった。父さんはアンチよりも、ファンを騙る迷惑野郎の方が自分の格を下げると知ってたのさ。
 「あんたのファンってロリコンの変態ばっかなんだってね、ぷぷっ」なんて言われたら、プライドが傷つくだろう?
 でも呼ばれちゃいなからな。呼ばれない限りは父さんだってどうにもできない。ただイライラするだけさ。
 そこで母さんが父さんを呼んだ。本当に正しい手順で、父さんをお招きした。こちら側にね。
 父さんはその場で母さんにプロポーズした。ロリコンってわけじゃないぜ? 契約的なものさ。父さんの妻になった者はこの世のあらゆる苦痛から解き放たれ、自分が受けた苦しみや悲しみや絶望を他の者に与えることができる。そして未来永劫、幸せに何不自由なく暮らせるんだ。つまり、父さんなりの労りってことさ。あれで結構、お人よしなところがあってね。こうやって妻にした老若男女で父さんの後宮はいつも満タンなんだ。
 母さんは父さんに連れられて、父さんのとこで今は幸せに暮らしてるよ。今頃、爺さんと婆さんとも会えてるかもしれない。なぁに。死んだら人間はみんな父さんの管轄に行くんだよ。今日、上の方に行けるやつなんか生まれたばかりの赤ん坊か、子犬くらいだよ。
 そう。それで、母さんはあんたらのことは少しも覚えちゃいないんだ。母さんがあらゆる苦痛から解き放たれるためには、あんたらのことを忘れる他ないからね。
 父さんもあんたらに何かしてやる気はないらしい。まぁ、あんたらは凡庸で、よくいるタイプのクソ野郎だから、わざわざ出向くほどでもないってさ。
 ただ、あんたらが父さんをイラつかせたのは事実だし、何もしないっていうのもメンツに関わる。
 そこで、俺がきたわけだよ。父さんは母さんの抱えている嫌な記憶と、母さんの中に残った犬の精子と、自分の血をちょっとだけ混ぜて、俺を作ったってわけ。なんでって? 父さんや母さんは呼ばれなきゃこっちに来れないけど、俺みたいな混ざったのなら、どっちにも行けるからさ。人間と犬と地獄のミックスだよ、俺は。ほら、犬歯があるだろ? それにまぁ、見せる気はないけどオシャレな尻尾もあるんだぜ。後は極々普通の青年さ。あんたらと対して変わらないわけよ。こっちでの名前もあるんだぜ? 教えないけどさ。とにかく、まぁ、父さんはその場のノリで俺みたいなのを作る癖があるんだよな。兄弟多いんだぜ? 俺。まぁ、妻の復讐の代行者ってとこだな。愛妻家なんだよ、父さんは。子供への愛情には欠くけどね。
 それでな、母さんは俺のことを知らないし、俺を見ても息子だなんて思わないわけよ。外見だけなら俺のほうが年上で、お兄さんって感じだしな。向こうで会っても挨拶するだけさ。時々、一緒におままごとしたりするけどね。いい子なんだよ、母さん。あんたらにはわかんないだろう��ど。俺は母さんのことが好きだよ。幸せになってほしいんだ。
 それで、実は今日が母さんの誕生日なんだよ。母さんにはピニャータとおもちゃのシャボン玉マシーンを持ってくつもりなんだけど、まぁ、特別なものを添えようかなって。それがね、あんたらなんだよね。
 これからあんたらをあのお風呂に漬けるんだ。顔だけ出しておくね。そのうち、今の薬が切れて、悲鳴を上げられるようになると思う。あんたらがゆっくり溶けていく姿を動画撮影して、母さんのお誕生日会で流すムービーにするんだ。誕生日が終わった後は、この動画は父さんのとこの人間ならいつでも誰でも見られるようにしておくよ。ここの住所もテロップで入れとく。あそこは結構暇だからね。あんたらはいい娯楽になると思うよ。やんちゃな連中があんたらをいじりにくるかもしれないけど、相手してやってくれよな。
 ああ。リチャーズを見ればわかると思うんだけどさ。あんたらはこれから死んだりはしないから。絶対に。
 だって父さん、あんたらみたいな連中が本当に嫌いなんだよね。来てほしくないんだよ。父さんの管轄に。だからあんたらのところにヒューゴボスもアルマーニも来ない。父さんが未来永劫、迎えにいくなって命じたんだぜ。
 あんたらはこれから、じっくり時間をかけてあの中で溶ける。溶けて、ドロドロになってもまだ生きてる。そのうち水分が乾いて、あんたらは粉末になる。でも生きてる。ずっと生きてる。その間、ずっと痛いぜ。叔母さんもあんたらのところには来ない。あんたらは夢も見られない。そういうことだよ。終わりがないって、怖いよな?
 ほら、じゃぁ。そろそろ行こうか。
 母さんはあんたらを覚えていないけど、あんたらが苦しむのを見たら母さんの魂は喜びでいっぱいになるんだよ。だって母さんはもうそういう場所の奥方様だからね。 
1 note · View note
kurano · 7 months
Text
※ 国際世論に「希望の光」 玉城デニー知事 日本政府の勧告で瀬戸際に
https://news.yahoo.co.jp/articles/163ad2377015c7f6fdf7e51ea62cb63c2acdf7a0
*木原防衛相が宮古と石垣を視察 2市長と面談 南西諸島の防衛強化へ理解求める 知事との会談は持ち越し
https://news.yahoo.co.jp/articles/136dbc944e90aa473bc1dddeb4efa9b463f3a1a9
*【主張】玉城氏の海外演説 日本の知事の資格を疑う
https://www.sankei.com/article/20230923-RXHJHL5XDVIQVFF4TR5SQ334UI/
 今日の記事タイトルは本当は「沖縄を損切りせよ!」としたかったのですが、さすがにそれは沖縄県民に失礼だろうからと自制しました。一部の沖縄県民の皆様は、非常に気分を害するだろうことを再度お詫びし、覚悟の上でこの記事を書きます。
 週末のことだったか、Twitter で、最近の保守界隈に流れる沖縄を突き放す発言に関して、それこそ中国の思うつぼだみたいな発言があちこちリツィートされていました。どういう方の発言だったのかは存じませんが。
 私は保守の人間ではないけれど、私のここでの普段の発言もそれに含まれるのでしょう。
 ただし、私は昔から在沖海兵隊不要論者であるし、これも昔から、沖縄は独立すべし! ということを書いて来ました。独立した上で、琉球国民として望むなら日本と安保条約を結んで、自衛隊を外国軍として駐留させれば良い。
 それで、これまで散々沖縄を防波堤として利用して来ながら、「損切り」とはなんだ! という怒りを島民の皆様は抱くだろうけれど、私はこういう時に、少し刺激的な表現を使う人間です。
 10年前なら、嘉手納の空軍さえいれば良いと言えた(10年前ですら、在沖海兵隊は実はもぬけの空だった)。所が、その嘉手納の部隊もどんどん下がっている。海兵隊はグアムまで下がり、では在沖海兵隊は何のためにまだ沖縄にいるのか? いることになっているのか? あれは単なる人質です。中国の沖縄侵略を阻止するための人質であり、その人質政策を頑なに堅持しているのは、日本の外務省です。
 一方で、海底に軟泥地を抱えて、今後も難工事と工事費の増大���予測される辺野古という難題がある。私は、海兵隊がいなくなっても、那覇空港の混雑緩和のために、自衛隊航空部隊を辺野古に移駐させれば、使い道はあると論じて来たけれど、それも完成できればの話です。
 で、沖縄県紙の2紙の論調というのを、沖縄の保守層は変えることが出来ない。変えようとする意志も見えない。反対派が強硬な意志を示すことで、政府は補助金を引き上げる。そのお零れに預かれば、革新も保守もウインウインです。そういうことでしょう。保守層にとっては金目の話です。
 沖縄が日本の防衛に果たしている価値ということになると、今後のことを誰も議論しないけれど、過去はともかく、これからは非常に危うい。だって米帝が沖縄から下がりつつあるのに、それを自衛隊だけで守れますか? 空自基地、あのエリアに那覇空港ひとつしかなくて、そこは陸海部隊まで同居している。下地島空港を使える目処も無い。
 あれだけ反軍感情、反中央政府感情の強い島を守るために、今後とも莫大な予算をつぎ込み、自衛隊部隊を駐留させ、おまけに役にも立たない、しかも存在しない米軍の幽霊部隊のための出費も続く。それは正しいことなのか? バッファ・ゾーンとしても、あまりにコストが掛かりすぎている。
 県民のマジョリティが、何もかも嫌だと言うなら、もう日本政府は手を引けば良い。沖縄はかつては独立国として、中国に朝貢外交していたわけで、彼ら自身の手に委ねれば良いでしょう。日本国としての防衛ラインは奄美に引き直すべきです。現実問題として、九州本土から、軍事的にサポートできるのは、奄美辺りが限界です。だから前世紀も沖縄を守り切れなかった。
 いざ何かあっても、沖縄本島で陸上決戦なんて二度と出来るはずもない。沖縄県民が現下の厳しい国際情勢を理解して、変わる意志がないのであれば、独立を認めるべきだ。
 われわれは納税者としても、私自身、現実に守り切れそうに無い安保情勢を理解する立場としても、これ以上は無理だ、という現実を直視すべきだと訴えます。
米軍はもうとっくに、沖縄の損切りを始めている。
 認知戦も糞も無いだろう! こんな籠絡済みの非現実的な知事と県紙を担いで……。というのが、私の偽らざる本音です。
1 note · View note
introvertnudist · 8 months
Text
HADAKA LIFE
今後何をしていきたいかの単なる雑記。
海外のヌード村を訪れる
コロナも落ち着いてきたし、海外も視野に入れる。オフィシャルに裸で過ごせる場所に行きたいなぁ。暖かい国で。
いつもネットで探すと、タイ、バリ辺りが出てくる。裸で過ごせるホテルがあるようだ。
気軽に台湾などの温泉、サウナとかも良いかも。日本と違うのは前を隠すというカルチャーがないので、開放感はある*。
* 最近、結構近所で前を隠す文化のない銭湯を発見した
あとは近くの沖縄、グアムとか。正式なヌード村はないけど、ひと気のないビーチは沢山ありそう。パスポートなどのめんどくささがなく、すぐに行けそうなのは沖縄。行ったことないんだけど。
少し前に情報収集してて、めんどくさくなってしまった。裸になれそうなビーチ、ゲイビーチをネットで探して、そこへアクセスしやすいホテル… 航空券はいくらで… ホテルはいくら… レンタカー… 色々考えるとめちゃくちゃ面倒くさい。
そして大抵、車で行けそうな近場を探してしまう…。少し気になる地域があるんだけど、泊まるところが民宿…。民宿苦手。さらに近所にお馴染みのチェーンレストランがない…。
このループ、何ヶ月かに一回ループする。
裸ライフを動画にする
自撮りは結構撮るようになったが、動画は少ない。動画は奇跡の一枚が撮れにくく、全体を通して自分が納得のいくものが撮れることは稀。
Vimeoとかでヌーディストの人が上げている単なる裸生活の日常を撮ってみたい。公開は無理だなぁ。自分で撮って自分で見て楽しむぐらい。
以前、XVIDEOだかのエロ動画サイトに自分の撮ったのをアップして自分しか見られないように設定したにも関わらず、再生回数がいきなり回りはじめてて焦って削除したこともある。
自分のスマホやPCに保存するのではなくてクラウド上にアップしたい。ネット経由で見られれば良いやという感じ。
住んでいる場所をヌードフレンドリーにする
これは何なのかというと裸で過ごしやすい場所にしたいということ。
現在の場所は狭くて必要なものを置いたら、あとはもう何も置けない。裸でも座れるようなくつろげる椅子だったり、大きな鏡を置いたり(これはフレンドリーとは関係ないが笑)。
少し官能的なスペースにしたい。でも現状はアイデアが乏しい。
これまで自分の頭のなかによく浮かんでいるのは以上のこと。これからも良いアイデアが思いついたらここに書き記していこう。
0 notes
kennak · 4 months
Quote
先日、北朝鮮が打ち上げた軍事偵察衛星「マルリギョン(万里鏡)1号」の軌道要素を米国が公開した。米国による打ち上げ成功が確認され、人工衛星の追跡サイト「CelesTrak」は万里鏡1号にNORADカタログ番号「58400」、国際指定番号「2023−179A」を付与した。米国防総省は打ち上げの成否について現時点では「評価中」としているが、番号を付与したことで周回軌道に進入したと評価していると見られる(CelesTrak、テレ朝NEWS、NHK)。 この件を分析した鳥嶋真也さんのポストによると、衛星は高度512km×493kmのほぼ太陽同期軌道にあり、正常に動作しているのであれば、南から北へ通過する際には10時ごろの日本やグアムを撮影(偵察)する可能性があるとしている(鳥嶋 真也さんのポスト)。
米宇宙軍、北朝鮮が打ち上げた軍事偵察衛星に管理番号付与。軌道投入成功と判断か | スラド サイエンス
2 notes · View notes
ajito-jpb · 9 months
Text
俺の親父は本当にケチで、ガキの頃に外食なんて本当に稀で、行ったとしてもファミレス程度。
高そうなレストランなんて行った記憶がない。
海外旅行なんて夢のまた夢。同級生は皆、お盆にハワイだのグアムだの散々行ってたっけな。
羨ましくてしょうがなかった。アディダスの服、ナイキの靴、最新のゲーム機。
どれも自分は持ち合わせず、友達のものを羨む日々。
うちの車も本当にショボくて、デッカい外車に乗ってる友達の親を見て、自分の家の車と比較して本当に恥ずかしかったな。
とにかく質素な暮らしを好む、そしてとことん無趣味な親父の姿に俺はいつも残念な気持ちだった。
こんな親父みたいな虚しい人生は歩みたくないなと。やがて成人し、社会人となり数年経ったある日、中学校時代の同窓会があった。
久しぶりに会話をする中で、俺はある事に気づいた。同級生たちはみな奨学金の返済を抱えていた。
俺はそんなものは抱えていない。
親父の金で大学を卒業した。
銀行に内定した、と伝えたら、親父は本当に喜んで、簿記が必要だから、と在学中に資格学校にも通わせてくれた。
今になって思い返せば、とにかく教育には金を使ってくれていた。
習い事も両手で収まらないほどやっていた。子を持つ身になり、それがどれだけ金銭負担になるか理解できる。
弟は1浪し、最終的に院までいった。
これも当然、奨学金などに頼らず親父の金でだ。
そして二人とも上場企業に就職した。ある日、実家に帰省した時、親父の部屋の本棚を見たら俺の出た学校や勤務先の記事をスクラップしたノートがあった。
優秀な弟に比べて馬鹿だった俺の高校や大学。1つでも偏差値が上がると喜んで母に報告してくるんだと。あいつの出身校が〜と。うちの銀行の不祥事の記事も貼ってあった。
大丈夫か、としつこくLINEしてきたのはこういうことか。
散々既読スルーしたことを今更ながら後悔した。
ノートの話をしたら、母はこう言った。
「あの人の趣味はあなただから。」
親父は無趣味なんかじゃなかった。
親父はケチで質素なわけじゃなかった。
お金の使い方が他人と少し違うだけだった。
親父は最近身体を壊した。
長く外を出歩けないようだ。
先日子供を連れて会いに行った。
記念日でもないのにやたらおもちゃを買い与えたがる。
俺には買ってくれなかったのに。
「親父、ありがとうな」小躍りして喜ぶ息子を見ながら微笑む親父に話しかける。
「遊んであげたいけど、身体が言うことを聞かない。もう、こんなことぐらいしかできないから。」親父が呟く。
俺はこの人を超えるような立派な人生を歩めるのだろうか。
ろくに親孝行できていない焦りと、子供二人に対する責任の重さを感じ、気が重くなりながら帰路についた。
0 notes
taishouo · 1 year
Text
日本はドラッグ無法地帯!? ドラッグの世界潮流と日本ドラッグ事情
2009/07/25 18:00
ohno_gendai.jpg
『週刊現代』8月9日号(講談社)
「犯罪者である彼あるいは彼女にも我々同様に人生があり、そして罪を犯した理由が必ずある。その理由を解明することはまた、被害者のためにもなるのでは?」こんな考えを胸に、犯罪学者で元警視庁刑事・北芝健が、現代日本の犯罪と、それを取り巻く社会の関係を鋭く考察!
 昨今の日本では、ドラッグ関連の報道はもはや珍しいものでもなんでもない。芸能界からスポーツ界、有名大学の学内、そのほかありとあらゆるところにドラッグが蔓延しているのが現実である。ドラッグは日本の闇の文化の一つとして成り立ってしまったといっても過言ではない。そしてそれは、世界的なドラッグの流通ルートに、日本が組み込まれていることをも意味する。今や世界のドラッグ業界において、日本は無視することのできないほど大きな市場の一つなのである。
 日本におけるドラッグ全体のシェアは、大麻がトップ、次いで覚せい剤とMDMA(合成麻薬)が肩を並べる。そして、この三種類が日本に出回るドラッグのほぼすべてを占めている。これらのドラッグは、大麻が『ダウナー系ドラッグ』、ほかの2つが『アウェイキング・ドラッグ(またはアッパー系ドラッグ)』と呼ばれ、程度の差はあるがどれも自身の感覚が鋭敏になり、セックスの快楽を増す作用がある。ダウナー系は他者に対しての警戒心が鈍くなり、羞恥心が薄らぎ、多幸感、および大麻であればマッタリ感、アッパー系なら極度の強迫観念や攻撃性が増すようになる。これらのドラッグの売値は、クラブに出入りするプロのディーラー(卸元)やプッシャー(密売人)など取り扱う者にもよるが、平均してMDMAは1錠2,000~4,000円(末端価格。以下同)。大麻はタバコ状になっているもので1本2,000~3,000円。覚せい剤は1g4~7万円前後。これは近年値上がりした価格で、それまでは長い間耳かき一杯で7,000円前後の相場であった。これらのドラッグの流通には当然、闇社会が関わっている場合がほとんどで、相場価格はコントロールされているため大きな値崩れはない。
 日本に入ってくる覚せい剤は、北朝鮮で製造され海を渡ってくるものが有名だが、中国の香港や大連からも密輸される。ヘロインやアヘンはミャンマーとタイ、ラオスの三国境が交わる山岳地帯、業界では『ゴールデン・トライアングル』とも呼ばれる一大麻薬密造地帯から日本に来るルートがある。これは、まずバンコクを通り、グアム経由で成田や関空に入ってくる。また、バンコクからシーチャン島~台湾~沖縄を通る、台湾マフィア”チクレンパン”が仕切っているルートもある。なお、余談だが、実はチクレンパンが仕切るこのルートはオウム真理教の手配犯、高橋克也、平田信(菊地直子は偽造パスポートで関西空港からバンコクへ出国)が国外に逃亡したルートでもある。オウムと麻薬組織とのつながりは、オウムが覚せい剤を密造していた関係からできたものであり、現在、彼らはミャンマーの山村で”麻薬将軍”ことウェイ・シューカンに保護されている。3人がかつて潜伏していたというミャンマー北部の一軒屋には、昨年私の友人や捜査官も実際に足を運び、その痕跡を確認したので間違いないはずだと思っている。
 大麻は世界中のいたるところで密造されている。世界的に有名なのはインドのガンジャや中東、東南アジアのタイ、南アフリカ、アメリカならばカルフォルニアのビッグ・サーあたりであろう。世界中というのには当然日本も含まれており、福島や栃木の山間部や北海道に違法な大麻畑があるという情報もある。欧州発のドラッグであるMDMAは、主にオランダ、ポーランド、チェコで密造され世界各国に流れる。ドラッグ市場の規模で言えば日本以上である欧州は、ドラッグの種類に関わらずその多くがヨーロッパドラッグカルチャーの中心であるオランダ・アムステルダムに一度集められて欧州全土に広まるが、日本にはオランダ経由で航空貨物やシベリア鉄道などを通じ流入する。日本に入ると、まず六本木に集められ新幹線を使って全国のクラブにばらまかれる。
 三大ドラッグと比べれば数は少ないが、アヘンやヘロインも少しずつだが日本に入ってきている。アヘンに関しては1988年にイラン・イラク戦争が終わり、イラン人が日本に大量に入国した際、『テリヤキ』と呼ばれるアヘンスティックを持ってきたことで流行した。当時それらは1本6,000円くらいで取引されていたが、これが現在でもイランからのルートで国内に入ってきている。また、昨今は01年のアフガン戦争以降、アフガニスタンでは厳しく取り締まられていたケシ畑がタリバンによって復活し、アヘンや精製されたヘロインが国内にも流れてきている。ただ、アヘンは日��ではさほど需要がなくアメリカや欧州、中東、アフリカにおいて多くが取引されている。
 以上が、日本に流入するドラッグの主だったルートであるが、このようなルートが各国に存在し、それこそドラッグの世界潮流とも言うべきものを為している。これ��けわかっていて、なぜドラッグの流入��防げないのか? そう考える人もおられるかと思うが、実際に国内へのドラッグ流入を阻止するのは非常に難しいのが現実だ。まず、空港に入ってくるドラッグの場合だが、家具や家電に巧妙に隠され税関をスルーしていく。個人では身体に巻きつけたり、防水加工したりして体内に隠す場合もある。国内に来る人、荷物の数に比して空港警察や税関職員、厚生省麻薬取締官、麻薬犬の数は圧倒的に不足している現状では、一定の成果を上げているとは言っても、残念ながらその何倍ものドラッグが空港を通過していると考えられる。そして、船を使った場合は漁船でやられたらほぼ100%スルーになってしまうのが現状だ。数は減ったとはいえ、依然として北朝鮮製覚せい剤がドラッグ市場からなくならないのも、海からの流入を防げないからである。北朝鮮から積み出された覚せい剤は、日本海沿岸において防水加工され海に流される。それを、広域暴力団に雇われた漁船が吊り上げ、日本に持ち帰るのだ。つまり、いくら港の税関の取締りを厳しくしてもドラッグの流入は防げないのが日本の現実なのだ。
 日本はこのように、島国といえども関係なくドラッグに入り込まれやすい地帯なのだ。ドラッグから身を守るためには、そんな現実を認めて個人各々が「ドラッグには手を出さない」という強い意志を持っていくしかないのである。
(談・北芝健/構成・テルイコウスケ)
shibakenprf.jpg●きたしば・けん
犯罪学者として教壇に立つ傍ら、「学術社団日本安全保障・危機管理学会」顧問として活動。1990年に得度し、密教僧侶の資格を獲得。資格のある僧侶として、葬式を仕切った経験もある。早稲田大学卒。元警視庁刑事。伝統空手六段。近著に、『続・警察裏物語』(バジリコ)などがある。
アヘン王国潜入記
ケシ畑で農業体験? 
amazon_associate_logo.jpg
【関連記事】 止まらない芸能界のドラッグ汚染──”薬”を手放せない悲しき業界
【関連記事】 相次ぐ大学生の大麻摘発 裏にはお役人の点数稼ぎ
【関連記事】 闇社会の勢力図と今後の展開 そしてそのキーパーソンとは!?
「硬くなりすぎよ…」1980円の●●で妻が泣くほどフル勃◯!マカより凄い3大…
株式会社クロコス
「夫がビンビン過ぎて…」1980円の●●で妻が泣くほどフル勃◯!マカより凄い…
株式会社クロコス
伊東家の裏技「更年期女性の50㎏以上は絶対痩せる」9割が知らない3日激やせ方法
ハハハラボ
「勃◯し過ぎよ…」1980円の●●で妻が泣くほどバキバキ!マカより凄い3大…
株式会社クロコス
最終更新:2009/07/25 18:00
-ADVERTISEMENT-
Twitterでシェア
[PR]「お腹の脂肪は菌で減ると判明」NHKが特集した菌で脂肪減少
[PR]「NHKが放送」体重落とす菌が爆売れ
こちらもおすすめ
伊東家の裏ワザ「顔が垂れ下がったら絶対やって」女性の9割知らないと驚愕
PR (FABIUS)
“パクリ”批判の声も…1月期ドラマは吉高由里子『星降る夜に』と井上真央『100万回言えばよかった』の一騎打ち?
「歯磨きに〇〇混ぜるとセラミック級の白い歯に」簡単すぎて大炎上
PR (ソーシャルテック)
コーヒーで黄ばんた歯が真っ白に!ドラッグストアで売り切れ続出中
PR (マーキュリー)
インプラントはあなたが思うより安くなるかもしれません
PR (Red Gobo)
医師の夫「痩せすぎるから1日1錠ね」更年期主婦の9割が3日で66kg→44kg
PR (ピュレアス)
更年期の薄毛女性の9割が成功!ドラッグストアで即売り切れ続出中
PR (RAVIPA)
「吸いごたえヤバイ」ヘビースモーカー救済タバコがメガヒット
PR (北の達人コーポレーション)
キムタク「テレビに出づらい奴」発言、平野紫耀と黒島結菜…2022年7月の人気芸能記事
「バカ売れの育毛剤ニューモ」使いすぎた男の末路とは
PR (ニューモ)
“目の下だるん”に刺すヒアルロン酸が凄い!貼って寝るだけでハリが…
PR (北の達人コーポレーション)
「女性の薄毛は簡単だと判明」ドラッグストアで即完売
PR (ヴィワンアークス)
実は女性薄毛の原因は「あるモノが足りないから」と判明!専門家の妻が暴露!
PR (ヴィワンアークス)
「タバコ吸うならこっち吸う」たばこ税ゼロの新型タバコなら1日264円
PR (ロックビル)
「脱毛行くよりコレ塗って」アソコの毛もツルツルにできる裏ワザ大公開
PR (グロリアス製薬)
伊東家の裏ワザ「だるシワ顔の45歳が25歳に若返り」9割知らないと驚愕
PR (リタマインド・ジャパン)
NHK紅白、いまさら「工藤静香に篠原涼子」の崖っぷち度
爪の中まで殺菌!4度完売、絶賛の声続出の爪周り薬用ジェルの秘密に迫る
PR (北の達人コーポレーション)
「右脳を使えば記憶力は鍛える必要ない」9割が知らない記憶力を5倍にする裏ワザとは
PR (Art of Memory)
乃木坂46与田祐希の『格付けチェック』発言がカット? ネット上ではあだ名が定着
【歯が白くなる10秒習慣】黄ばみっ歯の人が知らない魔法のアイテムとは
PR (株式会社VC)
ちゃんぴおんずは優勝でブレイク?『ぐるナイおもしろ荘』出演芸人のネタを全検証
登録不要!自分の家じゃなくても実家の価値を調べられるサイト
PR (HOME4U)
キンプリの不仲説が飛び交う中で… テレビマンが見た笑顔のメンバーたち
キンプリ分裂劇の謎、キスマイ“テレ東スルー”の不可解…2022年11月の人気芸能記事
Recommended by
仮想ライブ空間SHOWROOMで人気アイドルの配信を無料視聴
PR(PR)
イチオシ企画
「クリティカル・クリティーク 」気鋭の文筆家によるカルチャー時評
写真
特集
宇多田ヒカル「First Love」とアジアの“青春”
写真
人気連載
『どうする家康』は大河の伝統を覆す?
写真
インタビュー
クリエイティブな次世代モデル・MONICA
写真
配給映画
サイゾー人気記事ランキング
05:20更新
連載・コラム
総合
『すずめの戸締り』大ヒットの裏で…
大ヒット作の失敗大失敗続編たち
『どうする家康』は大河の伝統を覆す?
『芸能人格付けチェック』高視聴率の裏事情
賛否両論必至の「ラ王」新商品実食
ハーヴェイ・ワインスタイン事件描く映画
『THE FIRST SLAM DUNK』に感じた違和感
『笑点』亡き円楽の後継争いが熾烈!
「独立」と「性加害」の芸能界
星野源、だし巻き卵の作り方から人生を熱弁
関連キーワード
カルチャー 警察 戦争 暴力団 犯罪 鉄道 北朝鮮 早稲田大学 航空 沖縄 アメリカ 講談社 農業 闇社会 月9 家電 オウム真理教 インド 六本木 M 関西 コント 芸能界 日本 北海道
日本はドラッグ無法地帯!? ドラッグの世界潮流と日本ドラッグ事情のページです。日刊サイゾーは芸能最新情報のほか、ジャニーズ/AKB48/アイドル/タレント/お笑い芸人のゴシップや芸能界の裏話・噂をお届けします。その他スポーツニュース、サブカルチャーネタ、連載コラム、ドラマレビューやインタビュー、中韓など社会系の話題も充実。芸能人のニュースまとめなら日刊サイゾーへ!
日刊サイゾーとは
会社概要
お問い合わせ(情報提供/記事)
広告に関するお問い合わせ
プレスリリース掲載について
個人情報保護方針
Cookieポリシー
月別アーカイブ & キーワード索引
株式会社サイゾー運営サイト
copyright © cyzo inc. all right reserved.
1 note · View note
vegehana-food · 1 year
Photo
Tumblr media
✿ フルーツバットスープ | Fruit Bat Soup ・パラオの食事としてよくテレビやパンフレットで取り上げられているコウモリスープ。羽の部分にコラーゲンが多く含まれていると言われ、女性にはとても嬉しい食べ物です。パラオで食用とされているコウモリは「フルーツバット」と呼ばれているコウモリで、名前の通り果物を食用としています。そのため、人間も食べることが出来るのです。 ・通常はパラオ人の家庭でお祝い事や特別な時に出てくる食事ですが、ドラゴン亭やモグモグレストランなどのレストランでも観光客の方に楽しんでいただけるようになっています。 ・コウモリは、環太平洋地域や東南アジアの一部で食料源となっています。セーシェル、インドネシア、タイ、ベトナム、グアム、および他のいくつかのアジアおよび太平洋地域の国で消費されています。コウモリは中国でも食べられており、エキゾチックな食べ物と考えられています。過去にヨーロッパや中東の一部ではあまり食べられていませんでした。アフリカの一部でも食べられています。
0 notes
sports-pro-sokuhou · 2 years
Text
【U19日本代表】イエメン破りアジア杯出場決める 1次L4戦で22得点、無失点と圧倒的な成績
【U19日本代表】イエメン破りアジア杯出場決める 1次L4戦で22得点、無失点と圧倒的な成績 スポーツ プロ野球 サッカーU-20アジアカップ予選(10~18日、ラオス)に臨んでいるU-19日本代表が18日、1次リーグ4試合目となるイエメン戦で1-0で勝利し、来年ウズベキスタンで行われるU-20アジアカップへの出場を決めた。 日本は12日の初戦ラオス戦で4-0で勝利してから、グアム戦で9-0、パレスチナ戦で8-0と快勝し続けた。22得点を挙げ、無失点という好成績で1次リーグを終えた。 この大会に挑むにあたり、チームを率いる冨樫剛一監督(51)は「変にダブルスタンダードを持たず、自分たちのサッカーで入っていきたい」と話していたが、結果と収穫の両方を手にしたはずだ。 引用元: 日本代表 – nikkansports.com…
View On WordPress
0 notes