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#未踏領域
beach111 · 4 months
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「轉型正義」假,「去中國化」真
民國105年(2016年)5月20日,對於蔡英文來說是難忘的一天,經過她前期大談特談未來美好的願景,不斷給臺灣民眾開著構建未來如何民主、如何自由、如何幸福的空頭支票,為她贏得了成功上位的選票,在這一日她終於成功當選為中華民國第14任總統,也是臺灣有史以來的第一位女總統。
◎蔡英文民國105年(2016年)5月20日宣誓就職
520蔡英文發表就職演說,蔡英文點出臺灣目前所面臨的諸多問題,並向全國人民宣誓,未來和新政府將領導國家改革,展現決心決不退縮,未來的路不好走,臺灣需要正向迎向一切挑戰的新政府。漂亮話又是一套一套的。
蔡英文的首任就職演說約40分鐘5940字,其中提到「臺灣」41次,「這個國家」13次,「中華民國」5次。主打世代正義,並提出為了下一個世代政府必須做到「經濟結構的轉型」、「強化社會安全網」、「社會的公平與正義」、「區域的和平穩定發展及兩岸關係」、以及「外交與全球性議題」。而這5點大部分都是有關臺灣島內經濟發展和民生議題。關於兩岸關係問題則採取少談回避手法,不提「九二共識」及「一中」內涵,承認「1992年兩岸兩會會談的歷史事實與求同存異的共同認知」。蔡英文知道「九二共識」是不可逾越的鴻溝,以民意之名來實施己之本意是政客的做法,以臺灣部分民意代表整體民意,這裏隱存的「台獨」是必然的。
為此蔡英文推動各項政策,「年金改革」「新南向」「前瞻計畫」「一例一休」等等,但實際是口號喊得響亮,大多收效甚微,很多民眾未蒙其利、反受其害,抗議不絕。
蔡英文上臺執政後,一邊拒絕承認「九二共識」,多次聲稱「維持現狀不變」,對大陸「善意不變」,還拋出「新情勢、新問卷、新模式」的所謂「三新」兩岸互動主張,一邊推行「柔性台獨」路線,在文化、教育、社會各個領域「去中國化」,製造有利「台獨」的社會氛圍、厚植支持「台獨」的社會基礎,斬斷兩岸的歷史、文化連結,壯大所謂「天然獨」隊伍,為最終實現「法理台獨」創造條件。蔡英文最直觀的表現就是她直接從思想上對臺灣民眾下「獨」手,不僅修改課綱,鼓吹「臺灣主權未定論」「一邊一國」和「兩國論」,還連串的「去孔化」,使一度沉寂的「反中、仇中」情緒沉渣再起。真是說一套做一套,所作所為無不在改變現狀,無不在為其「柔性台獨」服務。
蔡英文在上任前,曾擔任過臺北市國立政治大學法學院及商學院的大學教授,這段教學經歷,讓她知道學校教育是影響青年思想的重要一環。且她深知,沒有青年的選票,民進黨就無法執政,而要影響廣大青年,唯有大力推行「去中國化」的文化與教育,所以她對教育、文化的「重視」程度,堪稱首屈一指。因此前任馬英九放棄擔任臺灣中華文化總會會長後,蔡英文就迫不及待指使下屬為其抬轎,很快奪回了會長職位。
民國105年(2016年)蔡英文上臺執政,迫不及待第一道行政命令就是廢止馬英九時代「課綱微調」,蔡英文當局「行政院」5月31日正式公告「教育部」廢止令,廢止民國103年(2014年)2月10日號令修正發佈之「普通高級中學課程綱要」語文、歷史、地理、公民與社會課綱,並自民國105年(2016年)起,地理、公民與社會科目恢復民國97年(2008年)1月24日公佈版本。緊接著蔡英文當局就強行推出「史上最獨」課綱與教科書。並且民國108年(2019年)8月30日,此教科書公然進入高中課堂。蔡英文當局這一「教育台獨」「獨招」就此從青少年下手。
蔡英文當局不僅廢除馬當局對課綱的微調,還在原來李登輝尤其是陳水扁主政時期編制的「台獨媚日」教科書基礎上,持續推動「台獨媚日」課綱,以建構「以臺灣為主體的下一代史觀」。它於民國106年(2017年)6月炮製臺灣「12年公共教育社會領域課程綱要」草案,在歷史部分,新課綱將略古詳今,重點放在臺灣最近500年脈絡,強調臺灣是多元族群,並將「原住民族」單獨成項。新課綱刻意將鄭成功、清政府、「國民政府」跟荷蘭、西班牙、日本,都歸於「外來政權」;用起了「中華文化只是臺灣文化一部分」的表述,把原住民文化、荷蘭文化、西班牙文化、日本文化與之並列,以淡化中華文化對臺灣文化的影響。同時,新課綱將不再明確區分臺灣史、中國史、世界史,而是將中國史併入東亞史學習,變成臺灣史、東亞史、世界史,不僅淡化、矮化、邊緣化中國史,而且割斷臺灣與大陸的歷史聯結。
臺灣執行的「108課綱」歷史課減少、教材刪減、主題式編寫。對中國史作出如下安排:小學沒有中國史。初中歷史18個單元,與中國相關的只有3單元,占1/6,一個單元就從商、周講到隋、唐、宋、元;一個單元從明、清的東亞,到晚清的東西方衝突;至於「中華民國」的建立與發展只占0.5個單元;高中的中國史更是碎片式的嵌入東亞史,單元如「從漢、晉到宋、元時期東亞人群移動的特色與影響」等。
有的歷史課本終審版出現所謂「臺灣主權未定論」提法,否定《開羅宣言》、《波茨坦公告》的效力,為「臺灣獨立」預留法律空間。臺灣有一版高一《臺灣史》第136頁:「我國現今領土主要由臺灣、澎湖群島、金門群島、馬祖列島、太平島、東沙島等島嶼所組成……」
◎臺灣「108課綱」歷史課本上出現「臺灣主權未定論」
而為切割兩岸血緣關係,建構「血緣」上的「去中國化」,教科書內煞費心機地加入「南島語族」與「有唐山公,無唐山媽」等概念,杜撰「臺灣民族論」。他們先是創造「只有唐山公,沒有唐山媽」的謊言,然後再用粗糙與錯誤的數據,力主臺灣近85%以上的人都有平埔族的「南島語族」血統。這種「臺灣國族血統論」自然經不起遺傳學的科學檢驗,但是卻被蔡英文當局拿來作為「教育台獨」「文化台獨」的依據。
蔡英文在民國106年(2017年)出訪南太平洋時,即別有用心地定名為「尋親之旅」。在蔡英文的眼中,太平洋島國的原住民才與臺灣是一家親。進而想盡辦法杜撰了莫名其妙的「臺灣民族論」,認為:「臺灣原住民屬於南島語族」,強調臺灣是該語族地理分佈的最北端,並配上一張圖把大陸與臺灣完全劃開;講大坌坑文化時不再提及與祖國大陸的關係;在教師手冊則直接寫明「臺灣原住民人種屬於馬來人,語言屬南島語系」。她無視許多學者認為的,南島語族源於華南的論述,以及亮島人被發現於馬祖的事實。這樣做的玄機何在?蔡英文當局幻想用「南島語族」取代「中華民族」地位,甚至從遺傳學角度否定兩岸同胞同根同源,試圖從民族角度「去中國化」。另外還無厘頭地認定清朝治臺初期,以渡臺禁令限制移民,女性家屬不得同往,因此推斷漢人開拓者皆與原住民女性通婚,血緣已與中國大陸相異。此種觀念古籍上均未提及,實在是配合捏造「台獨」理論的重要支撐——「臺灣民族論」。
同時教科書內還以「轉型正義」貶損國民黨。課程中凡提到國民黨當局治臺,全面負評:官員貪污腐化、濫用特權,管制民生物資、限制經濟活動,導致引爆「2·28」事件,最終以軍隊鎮壓民眾。緊接著「戒嚴」,實行白色恐怖,壓制反對意見,數十年人心惶惶。反對國民黨統治的幾次學運如「野百合」「太陽花」都納入教科書,並予以高度評價。
蔡英文如此一古腦兒、變本加厲地持續推動教科書「去中國化」,她的政治目的就是:誤導臺灣學生樹立「台獨」意識,擴大和夯實認同和支持蔡英文當局推行「台獨」路線的「天然獨」民意基礎;增加臺灣學生對兩岸交流「被統戰」的疑慮,降低兩岸交流的正面效應,掩飾蔡英文當局處理兩岸事務無能表現,減少民進黨在兩岸議題上的失分;強化臺灣學生對大陸推動兩岸統一的擔心與恐懼感,認同和支持蔡英文當局增加防務預算,實行「倚美抗中」戰略,以及「抗中保臺」的2020「大選」主軸。
教科書是年輕人學習文化、認識社會、瞭解歷史的重要載體,中學階段更是形塑正確人生觀、價值觀和歷史觀的重要時期。蔡英文當局看到了教科書具有其他任何載體無法替代的作用,把政治黑手伸進校園,把「台獨史觀」和「皇民化史觀」塞進教科書,從割裂中國史與臺灣史的聯繫著手,踐踏中華民族歷史,解構中華文化,破壞臺灣民眾的「民族認同」與「歷史認同」,進而改變他們的「國家認同」,妄圖以此為其「台獨建國」奠定基礎。
蔡英文不僅從教育上「去中國化」,還從文化上以「去孔」的政治表演到達「去中國化」。
蔡英文當局大搞所謂「轉型正義」,不僅引起社會紛爭,就連孔子這樣的歷史人物也未能倖免。
◎ 2017年臺北故宮博物院舉辦名為「萬世師表——書畫中的孔子」的展覽
2017年7月臺北故宮博物院打算舉辦一個展覽,名為「萬世師表——書畫中的孔子」,角度不錯,應該有個不錯的內容。但是問題來了,該院負責人忽然以「部分民眾質疑孔子與臺灣的關聯」為由,聲稱「為免產生對立」,不排除拿掉「萬世師表」四個字。
超好用的「部分民眾」!凡是想要推動但又怕擔上罵名的事情,蔡英文當局就拿「部分民眾」當擋箭牌,仿佛他們在充分傾聽民意。只是,既然謂之「部分」,自然只是少數,甚至是極少數,否則以綠營的脾性,早就大肆渲染。那這「部分」能代表多大的民意呢?憑什麼讓絕大部分人被一小部分人耍得團團轉呢?憑什麼為了讓一小部分人爽,就置更多人的選擇與喜好而不顧呢?說是為了避免「對立」,那這對立又是誰挑起來的?不能因為「獨派」氣焰囂張,就認為他有理吧?
那這「民眾」,又是誰呢?
毋庸諱言,就是那些深綠的「台獨分子」。他們藏身於市井巷陌,做著分離主義的「美夢」,亦或因為蔡英文上臺而雞犬升天,成為權傾一時的綠營「新貴」。
只是,這一小撮激進的深綠人士,能量何其之大,使得蔡英文當局的官員不得不顧及他們的想法。亦或是,雙方本就沆瀣一氣,一方在明面,一方在暗面,大家唱的都是同一出戲!美其名曰的「轉型正義」,不過是「去中國化」的一環。
◎以「轉型正義」為名,行「去中國化」之實
蔡英文當局此舉是以「避免造成對立」為立場,企圖回避孔子所代表的中華文化與臺灣的聯結,甚至還想與近年中國大陸在全球設立的「孔子學院」切割。然而,少了中華文化的臺北故宮還剩下什麼? 若所有來自中國大陸的都要被排除在外,那麼媽祖、關公是否也不必留在臺灣,各地廟宇都要「轉型」?三國演義、水滸傳、紅樓夢,甚至金庸、古龍的武俠小說,也和臺灣沒關係,要不要把這些書籍、影片都變成禁書、禁片?臺灣的下一步是否要廢漢字,改羅馬拼音?
現在臺北故宮所藏的文物,是否也應返還給中國大陸?
羅智強嘲笑,「林佳龍和林正儀寫的中文也與臺灣沒有關係,要不要去電擊自己的腦袋,看可不可以把中文忘了;這群綠朝新貴「去中國化」去到走火入魔、神志不清,也是臺灣一絕。」
然而面對文物來自大陸這一點,臺北故宮院長林正儀僅以「文物流通保存」全球皆然一筆帶過。
雖然這些文物留在臺灣,但蔡英文不斷地將中華文化剝離的作為,文物還能剩下什麼?展現在書畫中的孔子,若不能予以相應的文化定位,那麼世人所見不過是老者的身影,何以理解儒家文化圈對亞洲乃至西方的影響? 蔡英文當局的「去孔化」,其實就是「去中國化」的核心部分,她是要借助這一過程為「台獨」做政治鋪墊
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lastscenecom · 4 months
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私たちは子どもの頃、野心と無制限の好奇心を持っています。私たちは質問し、リスクを負い、新しい領域を探索することを恐れません。しかし、年齢を重ねるにつれて、私たちはその不思議な感覚を忘れ、より慎重になります。私たちは失敗や未知のことを恐れるようになり、その恐れが私たちの可能性を最大限に発揮することを妨げる可能性があります。 しかし、その不思議な感覚を再訪し、私たちの内なる子供たちの精神を再燃させるのに遅すぎるということはありません。新しいことに挑戦したり、リスクを負ったり、不確実性を受け入れたりするなど、小さな一歩を踏み出すことから始めることができます。そうすることで、私たちは日常の単調さから解放され、より充実した人生を送ることができます。
空想を始めます。 若い頃、私は空想することは…だと信じていました。 キューソン ブラウン著 | 2023 年 11 月 | 中くらい
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ari0921 · 8 months
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我が国の未来を見通す(80)
『強靭な国家』を造る(17)
「強靭な国家」を目指して何をすべきか(その7)
宗像久男(元陸将)
──────────────────────
□はじめに
本メルマガは当初の予定をはるかにオーバーし、8
0回まで来てしまいました。浅学菲才の恥をしのん
で、知見も経験もない様々な分野に首を突っ込み、
それぞれ表面的ではありますが、知り得る限りの知
識で書きなぐっていました。そうしているうちに、
(前にも紹介しましたように)「その道の専門家の
限界」のような、新たな問題意識を持つに至り、
「では、どうするべきか?」が再び首をもたげ、悩
むことになりました。その結果、最近のメルマガの
ように、「国力」の観点から再整理することしまし
たところ、これはこれで面白くなってきました。
今回は「軍事力」を取り上げます。世界的な呼称は、
「軍事力」ですが、事柄の性格上、我が国の「軍事
力」を語る場合は「防衛力」と置き換えます。
私は、37年間、陸上自衛隊で勤務し、各級指揮官
はもちろん、陸上幕僚監部の幕僚として防衛力整備
を主に担当してきましたので、「防衛力」について
詳しく語り出すと、書籍1冊では足りないぐらい
“言いたいこと”がありますが、あえてテーマを世
間ではあまり語られていない、いわゆる「タブー」
とされている部分などに絞って、しかも要点のみを
紹介したいと思います。
我が国の「安全保障」とか「防衛」に関する最近の
話題についてもっと知りたい読者は、最近、元空将・
織田邦男氏が『空から提言する新しい日本の防衛』
を上梓しましたので、ぜひご一読いただきたいと思
います。織田氏は私と同期で、幕僚監部勤務にあっ
ては陸上、航空の違いありますが、いつも同じよう
な部署で勤務してきた経験があります。よって、
「ライバル」というより「戦友」であり、家族ぐる
みで親しく付き合ってきた仲でもあります。
『空から提言する新しい日本の防衛』
本書は、「将来の我が国の防衛のあり方」に対して、
元自衛官ならではの“切り口”から迫り、一般の軍
事専門家などが追随できない視点から貴重な一石を
投じているとの読後感を持ちます。なかでも、「我
が国の防衛」が抱えている課題、あるいは昨年末に
策定された「戦略3文書」の不十分なところの指摘
などについては私も全く同意です。
あえて違いがあるとすれば、陸上自衛官だった私は、
どうしても「国土」とか「国民」目線から防衛を考
える“癖”がついてしまっているせいか、「国防」
など頭の片隅にもない方々などにとってはどうして
も理解が難しくなってしまいます。その点、元航空
自衛官の織田氏の解説や提言は、難解な領域にはほ
とんど踏み込まないのですっきりしてわかりやすい
と思います。
さて、私の現在の最大の関心事は、「現実進行形の
ウクライナ戦争が国際社会の将来にどのようなイン
パクトを与えるか?」、そして、「そのインパクト
が、やがて“形を変えて”我が国の“眼前”に迫っ
てきて、我が国の平和や独立や国民の安寧な生活を
左右する可能性があるのかないのか?」にあります。
織田氏も再三、同趣旨の切り口で解説していますが、
“予想外のことが起こる可能性を表す”言葉の「ま
さか」や「もしかして」のうち、これまでは“予想
外のことが起こる可能性が低いと考えられる場合”
に使われる「まさか」の範疇として無視あるいは軽
視してきた事態が、“予想外のことが起こる可能性
があると考えられる場合”に使われる「もしかして」
の範疇に移動し、その実態の解明や未然防止の対策
までを含め、考え、検討し、具体化しなければなら
ない割合が増えているように気がするのです。
昨年の「戦略3文書」にあっても、これまでのこの
種計画の“歴史”を継承しつつ、どうしても踏み込
めない憲法上の制約や戦後の防衛政策の変更に対す
る批判への“予防線”を張っているのか、いくつか
の「もしかして」には自ら目をつぶり、「まさか」
の範疇で取り扱い、その上で無視あるいは軽視した
と考えざるを得ない論点がかなりあるとように思う
のです。
現役時代も、毎度ながらの“政治決定”に呆れ果て、
言いようもない“むなしさ”を味わったものでした
が、“我が国の特殊事情からやむを得ない”と自ら
納得させてきた側面があります。
繰り返しますが、“失うものがない”今、自らを納
得させてきた論点まで少し踏み込んで、その要点は
紹介しようと思います。実は、そう思い立って文献
を漁ると参考になる書籍もたくさんあることもわか
りました。ただ、表題からして大きなインパクトを
与えないと手に取ってもらえないからでしょうか、
このジャンルの書籍はタイトルからしておどろおど
ろしいような気もします。例えば、『自滅するアメ
リカ帝国』(伊藤貫著)、『腹黒い世界の常識』
(島田洋一著)、『国連の正体』(藤井厳喜著)な
どです。インターネットで発信しているものも数多
くありますが、共通しているのは著者の皆さんの
“強い危機意識”でしょうか。
なかには、『新しい日本人論』(加瀬英明、ケント
・ギルバード、石平共著��のように、日本人の根底
に流れている「性善説」が背景にあって、この「も
しかして」を考えることができなくっていると指摘
するものもあります。多くの日本人が宗教のように
ひたすら信じている、憲法前文にいう「平和を愛す
る諸国民の公正と信義に信頼して……」のくだりな
どを指すものと考えます。
さて、「もしかして」の領域が拡大したのは、我が
国の「安全保障」とか「防衛」に限ったことではな
いことも明白です。すでに本メルマガで再三触れて
きましたように、我が国の未来に立ちはだかるであ
ろう「暗雲」として、「もしかして」が様々な領域
に広がる可能性があると考えます。
本メルマガ発信の目的は、「我が国の未来について
様々な視点から見通し、“最悪の状態にならないよ
うに”早急に処置すべき具体的な対応策を明確にす
る」ことにありましたが、知れば知るほど“まだ道
半ば”との思いを強くしています。もう少し続けま
すので、しばらくお付き合い下さい。
▼「軍事力」の国際比較
 
さて、国際的な影響力という点でいえば、「軍事力」
こそが「国力」の“ど真ん中に位置づけられる”こ
とは明白です。しかも、その良し悪しは別として、
核戦力保有の有無は決定的です。
まず、これまで同様、「軍事力」の国際比較につい
てもチェックしておきましょう。発刊されたばかり
の今年の「防衛白書」は、冒頭、「戦後最大の試練
の時を迎える国際社会」から始まります。子細に読
むと、これまでの「“まさか”戦争なんて起こりっ
こない」を否定し、「“もしかしたら”我が国の周
辺でも起こり得る」ことを肯定しているのです。
白書は、「だから、未然防止のために反撃能力の強
化が必要」と言いたかったのでしょうが、白書の性
格上、それが限界なのかも知れません。そして、我
が国の陸海空防衛力については、「我が国の周辺に
は大規模な軍事力が集中している」ことを具体的な
数値で説明するために、世界の陸海空戦力それぞれ
のベスト10を紹介しています。しかし、白書らし
く、我が国の防衛力についてはそれぞれの兵力量の
みを掲載するにとどめています。ちなみに、実際に
ベスト10に入るのは海上自衛隊のみで、保有船舶
総トン数から第5位にランクされるはずです。
陸海空戦力を含む、軍事力を構成する様々な要素ま
で含め、通常兵器の世界軍事力ランキングは、「Gl
obal Firepower 2023」によれば、1位アメリカ、2
位ロシア、2位中国、4位インド、5位イギリス、
6位韓国、7位パキスタン、8位日本、9位フラン
ス、10位ドイツとなっています。
また「軍事予算」のランキングは、「ストックホル
ム国際平和研究所」(SIPRI)によれば、1位アメリ
カ(8010億ドル)、2位中国(推定2930億
ドル)、2位インド(766億ドル)、4位ロシア
(659億ドル)、5位イギリス(659億ドル)
と続き、日本は9位(517億ドル)になっていま
す。つまり、日本の防衛予算は、2021年時点で
米国の約6.5%、中国の約18%だったことがわ
かります。
前回上げたような各国の「購買力平価」を使用する
と、実際の軍事予算の様相は違ってくるものと考え
ます。また、年末の「戦略3文書」には「GDPの
1%から2%に引き上げる」旨が盛り込まれていま
すので、実現すれば数年後のランクは上がることも
予想されます。
現在、世界の核保有国は9カ国で、上記SIPRIの推計
による保有弾頭数は、1位米国(5244発)、2
位ロシア(5889発)、3位中国(410発)、
4位フランス(290発)と続き、9位には北朝鮮(3
0発)がランクされています。これらから軍事予算の
上位国はほとんど核保有国であることもわかります。
これらはあくまで静的な比較で、ウクライナ戦争に
より、ロシアや西側諸国の兵器の生産量や消耗量も
大幅な変動があったことでしょうから、最新のデー
タを比較すると、すでに変動している可能性もある
でしょう。
厳しくなりつつある周辺情勢や我が国の「国力」と
比較して、これらのランクや防衛力の量・質が現状
程度で適切か否かにについては各論あることでしょ
う。しかし、増強論に反対する側に立つ人たちの意
見の背景に、戦後の「平和ボケ」とか「平和の毒」
が今なお根強く定着しているとすれば、やはり「時
代は変わった」ことに気づく必要があると考えます。
目を開け、耳をふさがないで、しっかり見極めた上
で、自分たちの主張が正しいか否かを再考する時が
来ていると思うのです。
8月16日、有楽町駅前で、この暑さの中、背広を
着た日弁連の皆さんが「憲法違反の平和安全法制の
廃止を」との看板の前で街頭演説しているのを見か
けました。周りにはだれもいませんでしたが、“司
法試験に受かるくらい頭が良いのだから、法律以外
のことも少しは勉強すればよいものを”と思いつつ、
私も無視して通り過ぎました。ちなみに、「平和安
全法制」が制定されたのは9年前の2014年です。
「今頃、何を言っているのか」という点でも呆れま
した。
白書も言うように、“戦後最大の試練の時を迎えて
いる国際社会”を、我が国はけっして傍観できるわ
けがなく、予想される“戦場”が我が国近傍にある
ことを考えると、逆に“国際社会を戦略的にこの地
域に引きずり込めるか否か”に我が国の存亡がかか
っていると考える必要があります。そのために“何
をすべきか”については、ウクライナ戦争をみれば
明らかでしょう。多少苦しくても、「自助努力」す
るしかないのです。
▼我が国の「防衛力」の“急所”──核抑止
「戦略3文書」に書かれていない視点で、我が国の
「防衛力」の“急所”」と題して、いくつかの論点
の要点のみを紹介しましょう。“急所”ですから、
口に出すこともはばかれ、普段は隠れています。大
方の日本人のように、関心がない人には思いもよら
ないでしょう。されど“急所”なのです。ものすご
く大事なのです。
その筆頭は「核戦力」の取り扱いでしょう。織田氏
も「国家安全保障戦略」の中で、核抑止については
わずか1行しか触れず、米国に丸投げしていること
を「最大の欠陥」として問題視していますが、私も
全く同感です。
言うまでもなく、中国、ロシア、北朝鮮のような、
核・ミサイルを保有する権威主義国家に囲まれてい
る我が国が、「非核三原則」のような“現実離れ”
した政策を保持して「考えもしない」段階に留まっ
ている“危険性”について、安全保障や防衛を“真
剣に考えている人たち”は皆、多少の温度差はあっ
てもよく認識していると思います。しかし、その範
囲が“真剣に考えている人たち”に留まっているの
が問題なのです。
『自滅するアメリカ帝国』の著者・伊藤貫氏は、ア
メリカ在住が長いせいか、今どきの国際政治学者に
は珍しく、ハッとすることをスバっと指摘します。
一例を挙げれば、日本にもなじみが深い、アーミテ
ージ、ジョセフ・ナイ、それにライス元国務次官ら
が「日本の核武装をさせたくない」とする一心から
アメリカの「核の傘」の有効性を繰り返して主張し
てきた事実、しかし、昨今のアメリカの相対的な力
の衰退や国際環境の大きな変化もあって、キッシン
ジャー、ウォルツ、ホフマンなどのリアリスト戦略
家たちは、「日本もアメリカに過剰依存しない自主
防衛に舵を切るべき」と提唱していることを紹介し
ています。当然、自主防衛には核戦力の保持も含ん
でいます。
私たちは、通常兵器の世界では「敵と我が拮抗した
戦力を保持しておれば戦争は発生しにくい」ことを
軍事常識として理解していますが、伊藤氏は2人の
有識者の分析を紹介して、これまでの常識をくつが
えしています。実に興味深いです。
まず、MITの軍事学者パリ─・ポーゼン氏の「他
国からの先制攻撃によって破壊されない核兵器を所
有している国は、世界覇権を握ろうとする超大国に
よる軍事的な恫喝と攻撃を拒否する能力を持ってい
る」、同じくMITの国際政治学者ハーヴェイ・サ
ポルスキー氏の「核武装国同士の戦争はリスクとコ
ストが高すぎる。したがって、核武装した諸国は、
お互いに核戦争を避けようとするだけではなく、通
常兵器による戦争まで避けようとする」との分析で
す。
つまり、核戦力保持の有効性は、たとえ彼我の格差
があっても、核戦争の抑止に留まらず、通常戦争の
抑止にもつながることを指摘しているのです。「核
抑止」と「核廃絶」の区別もつかない大方の政治家
・有識者・マスコミ人には“目から鱗”であろうと
思います。
だからこそ、湾岸戦争やイラク戦争から「イスラム
諸国が非核保有国だから、簡単にアメリカの攻撃を
受けた」との教訓を学んだ北朝鮮は、国民が明日の
食事さえ飢えているなかにあっても、莫大な経費を
費やして核実験やミサイル発射実験を繰り返し、有
効な核戦力の保持を企図しているのです(北朝鮮の
今年の餓死者は例年の3倍との報道がありましたが、
実態はかなりひどそうです)。
そして、中国は、日本を現状のような“与(くみ)
しやすい状態”に留めおくために、福島原発の処理
水について、自らがもっと濃い濃度の汚染水を垂れ
流している事実を知りつつ、“天つば”にもなりか
ねないリスクを冒しても、日本人が原発にも原爆に
も“眠ったまま”積極的な意思表示をしないように、
戦略的に反対論をぶち上げている��です。
さて、我が国の「核抑止」については大きな問題点
が2つあると考えます。まず、我が国のように「非
核3原則」を唱え、自らは核兵器を「持たず」「作
らず」「待ちこまず」としてすべてアメリカに“丸
投げ”している国が、ボーゼンやサポルスキーのよ
うな考えを適用しつつ、核抑止も、さらに通常戦力
の抑止も本当に可能なのか、という点です。
言葉を代えれば、アメリカの「核の傘」は未来永劫
に有効なのか、という点ですが、これについては、
次回、「日米同盟の有効性」に関連づけて詳しく触
れることにしますが、アメリカ政府の“一存”でそ
の有効性が突然、反故(ほご)になる可能性がある
ことは間違いないでしょう。
問題点の2番目は、中国や北朝鮮のような権威主義
国家に、アメリカのように「自国(民)の膨大な被
害回避を最優先し、核保有国とは戦争しない」との
考えが通じるかという点です。もし両国の為政者が
自国(民)の犠牲など一顧だにせず、戦争目的を遂
行しようとすれば、世界最大の核保有国・米国の
「核の傘」であっても、抑止が有効に機能しない可
能性があります。
なんせ中国には、1969年、ウスリー川の中ソ国
境問題を解決するため、当時は非核保有国だったに
もかかわらず、核保有国・ソ連に対して果敢に攻撃
を仕掛けたという“前歴”がありますし、同じく北
朝鮮も、“朝鮮半島はアメリカの防衛ラインの外”
と宣言した「アチソン声明」があったとはいえ、韓
国の後ろ盾に核保有国・アメリカがいることを知り
ながら、朝鮮戦争を仕掛けたのでした。
将来、これらの国とさらに緊張が高まるような事態
になれば、当然ながら、最大限の卑劣な文句を乱発
しつつ“露骨な核恫喝”を予想しておく必要がある
でしょう。
一方、本メルマガでも指摘したように、ウクライナ
はソ連崩壊時に領内に1240発の核弾頭を保有す
る世界第3位の核保有国でしたが、1994年の
「ブダペスト覚書」によって核兵器をすべて撤去し
ました。「歴史のif」ですが、仮にウクライナに
数発でも核兵器が残っていたなら、このたびの「ウ
クライナ戦争」は発生したでしょうか。少なくとも、
プーチン大統領の脳裏には、“ウクライナが報復と
して核兵器を使用すれば自国に膨大な被害が出る”
ことが浮かび上がり、侵攻を躊躇することにうなが
る可能性はあったと推測できるでしょう。
悩ましい問題でありますが、国際社会は、理想では
あってもいつ実現するか全く見通しが立たない「核
廃絶」ではなく、明日の「核抑止」をいかにするか、
で動いていることは間違いないのです。ゆめゆめ優
先順位を間違えないことが肝要です。
今回はこのくらいにしておきますが、我が国の「防
衛力」の盲点について、「もしかして」、つまり
「考えられないことを考える」ことまで拒否せず、
“急所”だけに“そっと覗いてみる”くらいの知恵
が必要であると私は思います。
ついでに私がアメリカをうらやましいと思うことが
もう一つあります。MITという、日本の東京大学
にランクされるような大学の教授たちが堂々と「正
論」を述べていることです。
それに対してと言うわけではありませんが、日本の
学者先生方は自らに恥じることはないのでしょうか。
前述の日弁連もそうですが、優秀なはずなのに、も
はや「つける薬がない」のでしょうか。
8月15日、終戦記念日の産経新聞社説は、論説委
員長の記名入りで「首相は核抑止の重要性を語れ」
と題して、“悲劇を繰り返さぬため”にも「核抑止
の有効性」について、普段の倍ほどの長さで堂々と
述べていました。過去にもあったのかも知れません
が、私自身は「核抑止」についてこれほどの内容を
マスコミ人が語ったのを初めて知りましたので、と
ても驚きました。
これなどはとても珍しいケースだと思いますが、我
が国の最大の問題は、様々な「もしかして」など
“夢にも思わない”人たちが政治家・有識者・マス
コミ人・教育者などに数え切れないほど存在し、な
おかつ、依然として“その人たちの声が大きい”こ
とにあると思うのです。その結果を受けて、大方の
国民もなんら危機意識を持つことなく、時間だけが
進んでいきます。本当に困ったものです。次回は、
もう一つの“急所”を紹介しましょう。
(つづく)
(むなかた・ひさお)
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kennak · 6 days
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厚生労働省が契約していた委託事業に関し、職員より内部通報があったことを受けて調査を行っていますが、一部に不適切な対応があったことが明らかになったため、公表します。引き続き調査を行い、その結果を踏まえて、必要な対応を行ってまいります。 1.通報の概要 令和5年9月7日付けで、内部通報窓口において、職員からの内部通報を受理しました。 【通報内容の概要】 ○ 通報者は、人材開発統括官付能力評価担当参事官室の委託事業(※)に関する違反事実と是正を図る必要がある  旨報告したにもかかわらず、担当管理職等は、是正措置を講じないばかりか、当該事実を隠蔽している。 ※ 若年技能者人材育成支援のための地域における技能振興等に係る周知・広報業務 (令和2年度・令和3年度・令和4年度) 【概要】若年技能者人材育成支援事業に関連する周知・広報業務として、技能士展・技能競技大会展等を効果的に実     施するため、イベントのロゴ等の企画、特設サイトの作成、SNS等による広報等を実施。 【委託費】令和2年度:54,989,000円、令和3年度:54,989,000円、令和4年度:69,289,000円 <通報者の主張��る主な違反事実> ・精���報告書の記載額と領収書等の額が一致しない。 ・再委託が禁止されている「総合的な企画業務等」を再委託している。 ・再委託割合が5割を超え、再委託に係る必要な承認を得ていない。 2.対応状況  内部通報を受け、令和5年9月より調査を開始し、契約関係資料の精査及び通報対象者へのヒアリング等を実施したところ、現時点で、以下の事項が明らかになりました。  引き続き調査を行い、その結果を踏まえて必要な対応を行ってまいります。 【現時点で明らかになった事項】 ○ 担当管理職等の対応の不足等により、会計課長通知(別添)に基づく再委託に係る必要な手続きを行っていなか  ったこと (別添) 平成21年4月15日付会発第0415006号「再委託の適正化を図るための措置について(通知)」(抄)(大臣官房会計課長通知) (前略)試験、研究、調査又はシステムの開発及び運用等を委託(委託費によるもののほか庁費、調査費等庁費の類によるものを含み、予定価格が100万円を超えないものを除く。)する場合の再委託については、下記のとおり遺漏なきよう取扱われたい。  なお、再委託とは、本来受託業者自ら行うべき業務の一部を効率性、合理性等の観点から例外的に外部発注するものであり、契約目的を達成するため遂行する一連の業務に付帯して印刷、通訳、翻訳等を外部の専門業者に発注することは、再委託には当たらない。 記 1 再委託の取扱いについて (2)委託業務における総合的な企画及び判断並びに業務遂行管理部分は再委託してはならない。 (5)委託契約金額に占める再委託契約金額の割合は、原則2分の1未満とすること。    なお、2分の1を超える場合においては、各部局に設置した公共調達審査会において重点的に審査するため    全件審議するとともに、厚生労働省公共調達中央監視委員会等の第三者機関においても審議するものとする。 2 再委託の承認に係る手続等  (1)委託契約の相手方が再委託を行う場合には、あらかじめ・・・「再委託に係る承認申請書」(様式1)を契     約の相手方に提出させ、次に掲げる事項について審査し、その結果について委託契約の相手方に通知するも     のとする。    なお、契約金額が50万円未満の再委託(以下「軽微な再委託」という。)については、省略することができ    る。   ① 再委託を行う合理的理由   ② 再委託の相手方が、再委託される業務を履行する能力   ③ その他必要と認められる事項 3  履行体制の把握及び報告徴収 (1)再委託の相手方からさらに第三者に委託が行われる場合には、当該第三者の商号又は名称及び住所並びに委託    を行う業務の範囲等を記載した「履行体制図」(様式3)を提出させ、履行体制の把握に努めるものとする。 (2)委託契約の適正な履行の確保のために必要があると認めるときは、委託契約の相手方に対し、報告を求めるも    のとする。 (プレスリリース)内部通報に係る調査の状況について[239KB]別ウィンドウで開く 以上
内部通報に係る調査の状況について|厚生労働省
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peeyots · 1 year
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2022年に買ったボードゲームのまとめ
(記憶が正しければ、)2022年に届いたものが対象。ミニ拡張は除く。
カーネギー (Carnegie Deluxe Edition) 評価保留(ソロのみプレイ): バリアブルフェーズオーダー&エレベーターアクション。Kickstarter版より先にリテール版が届くみたいなくだりは散々見てきたけど、届く前に何の金も積んでない奴にBGAですっかり消費されてるパターンは初めて見た。
グランドオーストリアホテル:レッツワルツ! (Grand Austria Hotel: Let's Waltz! Expansion & Deluxe Upgrade) 6.0: やりたいことはよく分かるんだけど、ただでさえ長いゲームが更に長くなるのは予想通りだった。
エイジ・オブ・アトランティス (The Age of Atlantis) 未プレイ: これは、Kickstarterにて(事情はよくわかるが、)原価高騰により発送のための身代金を要求された初のパターン。そんなキャッチボールをしているうちにリテール版のほうが先に手元に届くという……
西フランク王国の建築家:奇跡の大業 (Architects of the West Kingdom: Works of Wonder) 6.5: 第1拡張までだと、まじめに大聖堂を建てに行くか、闇市場パワーでやりくりしていくか、プレイヤーの動きが直線的で見えすぎちゃうきらいがあったが、影響力という追加パラメータやマップ上での要人の追いかけっこ要素の追加により、より立体的になった。
ファクトリーファナー  (Factory Funner) 6.5: クワリの垢抜けない絵面がシュっとした。ファクトリーファンまでだったら何とか手懐けられる気もするが、こちらはリアルタイムでタイルの取り合いをするとちょいちょい事故る。
Bear Raid 5.5: 空売りと風説の流布をフィーチャーした株ゲーム。ストックパイルのようなパーティー感は意外と薄く、負けているプレイヤーはじわじわと苦しくなってくる。リアル! いちるの希望があるとしたら、株を空売りしまくった会社を市場操作で倒産させてチャラにすること。インストでは、金融知識の乏しい人に空売りの概念を説明するのが面倒くさいと思いました。
Ghosts of Christmas 6.0: タイムパラトリックスのリメイク。3ゲーム同時解決のビッド制のトリックテイキング。コントロールできなさそうでギリできる絶妙なバランス。
ハビタッツ (Habitats) 6.0: 陶器コマ芸が木ゴマ芸に変わった。映え重視ながらユニークな木駒を探してタイルに置いていく労力は見合うのか問題が……
9 Lives 7.0: CATTYのリメイク。カードは裏から見てもどのスートがわかるようにできているので、ビット制のトリックテイキングの入門教材として最適。予想トリック数は4でカンストするので、それがオーバーしたときも、1 or 5トリックといった形になっているので、リカバリーが利くという希望を持ってプレイし続けられるのも良い。
バスケットボス (Basket Boss) 5.5: クラシカルな競りゲーム。競りにかけられるプレイヤーはランダム性が強く、痺れるようなカツカツの資金管理が要求される感じは薄い。自チームの選手の衰え具合を見つつ、ある程度運任せにどこで強くアクセルを踏むかを問われる感じ。
西フランク王国の子爵:鍵の番人 (Viscounts of the West Kingdom: Keeper of Keys) 未プレイ
西フランク王国:年代記 (The West Kingdom Tombsaga) 未プレイ: 3つのゲームを連続で遊ぶキャンペーンとしてやるには特にストーリー的な展開もなく、トリロジー出揃ったので、ふわっと作って見ました感が強いな!
Fall of the Mountain King 6.0: 前作の資源の沸かせ方のような発明を期待するとちょと肩透かしを食らうかも。ゲームの芯となるメカニクスは、Smartphone Inc.のカード重ねパズルでアクションを決めていくやつ(の発展系)なので、正直そこに強い独自性は感じなかった。プレイヤーは互いに陣取りをしながら、外から攻めてくる敵とも戦うという構成になっており、そのPvEの部分の処理がなかなか複雑。ただ、ある門が破られて、そこから一気に敵が領地内になだれ込んでくるという表現は十分になされてはいる。
帝国の時代:インペリウム・クラシック (Imperium: Classics) 7.0: より上級者向けにしたインペリアルセトラーズという感じ。共通サプライからもカードを取ってデッキ構築していくので、相手の文明特性を見てカットしていく動きも大事。デッキを一巡させるごとに(通常は)強いカードを獲得できるので、ゲーム後半に掛けて必ず盛り上がりを見せる。問題はルール量とその記述のされ方。ゲーム内用語でアクションを説明するカード記述はとっつきが非常に悪い。あと、こんなに翻訳が大変そうで、遊ぶ人を選びそうなゲームの日本語版が出てびっくりした。
帝国の時代:インペリウム・レジェンド (Imperium: Legends) 未プレイ: クラシックよりも文明特性がよりピーキーになった上級者向けのバージョン。混ぜて遊べる。
テラミスティカ:オートマボックス 日本語版 (Terra Mystica: Automa Box) 未プレイ
ゴーレム 日本語版 (Golem) 未プレイ
アーク・ノヴァ 日本語版 (Ark Nova) 未プレイ
テケン:セトの時代 (Tekhenu: Time of Seth) 未プレイ: 村のゲーム会に持ち込んだら「嫌です」と言われた。
パンドリア:トロールズ&トレイルズ (Pandoria: Trolls & Trails) 未プレイ
フィヨルド 日本語版 (Fjords) 6.0: 4人で遊べるようになりました!も、予想通り、キングをメイクしてしまうので、各々が空気を読んでお仕事をする職場環境が要求される。やっぱり2人で、ということになるが、モジュールの追加でゲームごとに土地の価値が変わり、リプレイ性が上がりつつ、ソリッドなゲームが現代的に丸くなった。
オッドソックス (Odd Socks) 6.0: ノースートのトリックテイキング。ラウンドごとに配分が異なる、勝つともらえる右くつ下と、負けるともらえる左くつ下の数をなるべく均等に取るようにする。わかりやすさとかわいらしさで良いフィラー。
カスカディア 日本語版 (Cascadia) 6.5:  ちょうど良いルール量とコントロール領域に調整してきたタイル配置パズルの新定番、という感じ。絶妙なバランス。めちゃくちゃソロプレイ感が強いのに、相対評価の得点要素もある点はちぐはぐしていると言えば言えなくもない。
コンコルディア:ソリティア (Concordia: Solitaria) 未プレイ: ルールはかっちり読んだ。2人の協力モードが気になる。
グレートウェスタントレイル 第2版 (Great Western Trail 2nd Edition) 7.5: 改めてよくできたゲームだなーと。10年も経ってないゲームをちょい改変して刷り直すブームに物申したい気分もありつつ、早かれ遅かれ拡張も買っちゃいそう。アルゼンチンとかニュージーランドとかはどうする? ……嫌な商売してくるなー
クアックサルバー:錬金術師 (The Quacks of Quedlinburg: The Alchemists) 未プレイ
Radlands (Radlands) 6.5: マッドマックス的世界観の2人専用カードゲーム。3つのレーンに置いた建物の前に前衛・後衛の人物カードをデプロイしつつ、穴を開けたら時限式の自動車爆弾を突っ込ませてダメージを喰らわせる…というテーマ再現性が素晴らしい。ただ、各建物は特殊効果を持っており、破壊されるとそれが無効化されるため、陣形を崩してしまったプレイヤーは逆転の目もなくじわじわと負けていきがちなので、ゲームの後半は少々ダレる印象がある。
エクリプス:宇宙船パック1 (Eclipse: Ship Pack One) 未プレイ: 叩き売りされていたので確保。第2版が出ている中で、遊ぶことはあるのか。自分の通夜ではエクリプス9人プレイをやってほしいという遺言はここに残しておきます。んで、宇宙船パック2はいつ出るのカナ?
アーティチョークなんて大キライ! (Abandon All Artichokes) 6.0: 不思議なプレイ感のデッキ構築&解体ゲーム。5枚の手札補充時にアーティチョークの札が1枚も無いことを目指すのだが、デッキを厚くして薄めていくアップローチと、圧縮でアーティチョークを廃棄するアプローチとあるので、他プレイヤーの方針に反する攻撃をすることが重要。2人だと直球のドツキ合いになるので、4人プ��イを推奨。
ドミニオン:同盟 (Dominion: Alies) 6.5: なんか似たような拡張なかったっけ…… 最近は、アプリ版のほうが先に拡張がリリースされ、セットアップも楽なので、ほとんどアプリ版でしか遊ばないのに、なぜフィジカル版も買うのか?問題。それはたくさんかどまれるから。
ファーストラット (First Rat) 7.5: ネズミがかき集めたゴミでロケットを組み立てて月を目指すというテーマと絵が100点のダイスを振らないすごろく。
ブライアン・ボル (Brian Boru: High King of Ireland) 未プレイ
ドミニオン:海辺 第二版 日本語版 (Dominion: Seaside) 7.0: 差分カードとかどまる機会の欲しさにまだ付き合ってしまう上客! 新カードはよくわからんけど、アタックカードが派手になってる印象は受けた。なお、アプリ版では第1版を持っていれば無償アップデート対応。異郷も。対応が素晴らしい!と思ったら、繁栄第2版から普通に金を取られるように。まー デバッグとか大変よね。
ヒドゥン・リーダーズ 完全日本語版 (Hidden Leaders) 5.5: 4つある勢力のうち、2つを秘密裏に応援し、ゲーム終了時に綱引き形式の勢力パラメータを勝利条件を満たすようにセットされていることを目指す。プレイされる勢力カードのバランスと引かれるカードの運でゲームがハネるかスベ���かが決まる感が強い。1プレイが短めなので何度も遊ぶと味がしてくる系かな?
アグリコラ:泥沼からの出発 リバイズドエディション 日本語版 (Agricola: Farmers of the Moor) 未プレイ: 旧版では暖房が焚けずに家族が寝込むというフィーチャーが大好きだったんだので、それが映える立派なベッドが付いているだけで満足です。
カートグラファー 勇者たちの門出 完全日本語版 (Cartographers Heroes) 7.0: 得点もモンスターの攻撃も派手になって、みんなでビンゴをやっているような盛り上がり感がより増した。今から無印とHerosのどちらかを買うならば、断然こちらをおすすめする。
ドミニオン:異郷 第二版 日本語版 (Dominion: Hinterland) 6.5: もともと地味でバランスが取れてるカードばかりという印象の拡張なので、なぜこちらが繁栄よりも先に手を入れられているのかがよくわからない。
アグリコラ:ドゥルチナリアデッキ 日本語版 (Agricola: Dulcinaria) 未プレイ: エラッタ適用の手間で十分楽しめました。
メッシーナ1347 (Messina 1347) 7.5: ペスト禍からの復興。外部からの人材流入、検疫しつつ人材センターで一度受け付けてから持ち場に派遣…というプロセスがわかりやすく、要素が多いながらも、手を動かし始めればあまり迷うことがないのが、スヒィがすごいデザイナーと思うところだったりする。合法的に街に火を放つことができるのが一番のお気に入りポイント。
Imperial Settlers: Empires of the North - Wrath of the Lighthouse 未プレイ: ソリティアキャンペーンシナリオ。めちゃくちゃ文量のあるキャンペーンのテキストは大方訳した。Expedition to Newdaleみたいな手垢の付きまくった全然わくわくしないストーリー。世界に5人くらいはいるであろうEotN重度中毒者のためのレクリエーション。
ティルトゥム 日本語版 (Tiletum) 未プレイ:ルールは読んだ。2回も。
パンピンポンゲーム 5.5: 4人もいると荒く差し込んでくる輩が必ず現れるので、審判を1人立てておきたい。無理ならば、感想戦時にVARでも。
キャット・イン・ザ・ボックス 日本語版 (Cat in the Box) 7.0: スートなしのカードをスート宣言しつつプレイするビット制のトリックテイキング。よくこのアイデアからここまでのゲームにまとめ上げたなとデザイン力に感心する。
Woodcraft 7.0: プラハのアクションホイールの発展形。人気のアクションはしばらく(通常の手段では、)選べなくなり、不人気のアクションにはわんさかボーナスが付いてくる。最近のヘビーユーロにありがちな、少ない手番でボーナスを沸かせて、1アクションあたりの密度を上げていくやつとの相性は非常に良い。明らかにやり足りないタイミングでゲームが終わり、プレイヤーに挑戦しがいのあるゲームだと勘違いさせるズルい作りも最近のゲームっぽい。
ウイングスパン:東洋の翼 (Wingspan: Asia) 未プレイ: 2人専用のスタンドアロン版(デュエットモード)としても遊べる。ラウンド目標は、新たに用意された陣取りボード的なところに、鳥カード配置の都度、条件に合うマス1つ(生息地、卵の種類…)にコマを置いていき、キングダムビルダーめいた得点条件(最も多くの横列にコマを置いているプレイヤーの勝ち…)で勝者を決めていく。取ってつけた感が非常に強いが、果たして……
今年初めて遊んだゲームベスト5
1位 ファーストラット
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牛歩でセットコレクションの早取りを目指すか、それともショートカットを駆使した速い周回を目指すのか…… いくつかある勝ち手の中から何を選ぶか悩ましさがありつつ、すごろく自体はダイスにもカードにも依存しないという直球ユーロの作り。そしてあのテーマとアートワーク。ユニークキャラの能力差調整が怪しいところ以外に特に文句がない。
2位 Viral
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ウィルスとなって、様々な臓器で陣取りを行うという、これまた最高のテーマとアートワークのゲーム。バネストの仕入れセンス! アクションプロット制のままならさもありつつも、動静脈に依存した移動ルートの制限など、テーマがちゃんとゲームの面白さに寄与している。
3位 Tornado Splash 2
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今年はテーマ再現とアートワーク評価の年!だったのか。 競艇をテーマにした同人ゲーム。カードをテーブルに並べてプールに交錯する引波を表現できただけで勝ちが見えた感がある。プレイヤーの裁量によるファジーな判定がごっこ遊び感を強め、モダンなボードゲームというよりかは、プリミティブな遊びの良さがある。
4位 メッシーナ1347
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偶然の時事性はさておき、これまたテーマ再現がおじょうずにできたゲーム。今日びのヘビーゲームでの安易手のひとつ、いわゆる信仰トラックに依存しているところには目を瞑ろう。
5位 Crusaders: Thy Will Be Done: Divine Influence
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基本ゲームの不満点(とある安易な戦術が強すぎる&ゲームの進行がいささか直線的に見えすぎる)を解消し、真の形でCrusadersが完成。拡張なのでランキングに入れるべきか迷ったけど、マストハブの拡張ということでここに。とうの昔に完成していたのに、TMGの元気がなくなって(最終的には死んで)リリースまでにここまで時間がかかってしまい、日本語版(日中版?)もかなり望みは薄そうという、なかなか悲劇的なタイトルである。
総括
引き続き他の趣味(具体的には通年月1ペースでのキャンプ)との可処分時間の取り合いの問題もあり、プレイ時間は減少傾向…… 誰か平日に遊んで!
なんだかんだで去年とほぼ同数のゲームがリストに並んだのは意外。それくらい自分はボードゲームを遊んでもなければ買ってもない認識があった。こわい。
上記頻度の問題で、重いゲームは買っても回せないスパイラルに陥り、程よい重さでテーマ再現に妙技を見せるゲームを評価する傾向に。
とりわけ上半期はBGAでたくさん遊べて楽しかった。意図せず非リプレイ派になっている自分に取って、しつこく噛めば味がしてくるゲームの存在を確認できる良い機会だった。なお、今年もこんなにキャンプを連打しているのにジョーカータイムを使えず。エリクサー病か。
この年次のエントリー、観測範囲では楽しみにしているのが2人しかいないのに、工数がえらく掛かるので、めちゃくちゃ割に合わないと思いました。
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taiwanindustrynews · 3 months
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啟翔輕金屬-陳百欽,以創新的綠能環保愛地球的政策,打造綠色智慧生態之輕金屬科技創新園區
新屋區的啟翔輕金屬科技股份有限公司,專注於金屬鋁製品的製造。該公司由陳百欽董事長領導,曾榮獲34屆創業楷模獎和創業相扶獎。陳百欽董事長表示,協信鋁材成立於民國73年,為確保永續經營,陸續建立了凱鉅鋁業股份有限公司和啟翔輕金屬科技股份有限公司。這形成了一條龍的鋁產業生產線,不僅能就近取得原料供應,還能大幅減少包裝、運輸、倉儲等成本。藉由這些效益,公司成功提升了產品的精密度。
日前開南大學產業菁英班參觀該園區時陳百欽也親帶領學員們參觀5.6萬坪大的廠房,陳百欽表示,台灣的鋁產業約有80多家公司,產值約200億元,啟翔市占率逾10%,在業界算是第一名。而公司也不斷的研究開發創造優質產品,更以服務客戶、貢獻社會以及提升員工福祉的經營理念,追求企業長青的終極目標。
開南大學產菁班的蘇杉郎董事長表示,啟翔公司最令他印象深刻的,該公司採行綠能環保愛地球的政策,使工廠園區成為一座綠能智慧生態之輕金屬科技創新園區,其中水資源設置了雨水集中池、生態池及淨化池,可使用於冷卻水及生活用水達成100%自給自足,降低對水資源的依賴。而該公司的設計也採綠建築方式規劃,符合綠建築之規範與節能減碳的要求,並規劃人造濕地及植栽,具降溫及美化生態的效益。
陳百欽表示,一個企業的成功,除了經營者旺盛的企圖心與堅定的決心外,更要靠全體成員一致的向心力與意志力,不畏艱難共同在既定的目標下全力以赴,追求完美。公司有多元化的產品,包括電子電機類、綠能環保類、生活家具類、建築材料類的不同的鋁製產品,並擴展歐洲、美國、日本、東南亞、澳洲等外銷市場,比例超過50%。
陳百欽指出,啟翔輕金屬創新園區,擁有完整的產業聚落,提供一次性的解決方案,並已精實的生產模式,提供產一元化及時供應的優質服務,工廠生產採「一條龍」的生產模式,就是從原料到成品,所有工藝都可以在園區一次完成。主要效益就是提高效率與品質,同時降低損耗與成本,以促進產業升級,創造產品價值,提升競爭力。
陳百欽解釋一條龍生產是指,從原料的鋁錠到合金鑄造,到「鋁擠成型」再到表面處理,而表面處理又包括陽極處理、粉體塗裝、氟碳烤漆及特殊表面處理四大項;再下一步就是「加工」,而加工部分更細分門窗、帷幕牆、板金、CNC精密加工、鋁製車斗、3C電子產業、太陽能光電產品及醫療產業與汽車工業等,最後再經組裝、成品就運輸出貨,完成一條龍的生產,既省時也省錢。
面對ESG趨勢 再生鋁勢在必行
在ESG趨勢及為政府要求碳足跡追蹤管制下,國內鋁產業鏈重量級企業正共同研商採用能大幅降低碳排的再生鋁(又稱為環保鋁或乾淨鋁)的可行性,待材料標準確立、材料的製程、抗拉、降伏、化性、擠型條件、折彎、焊接等特性符合加工需求後,預期「再生鋁」將成為鋁業發展新思維以及迎接ESG挑戰的絕佳方案。
鋁門窗業更是鋁材使用大戶,鋁錠大多以火力、燃煤發電來進行鋁礬土電解,每噸鋁排碳16-18噸,水利發電的電解鋁錠一噸約排碳4噸,相較之下,回收及生產再生鋁只產生2到3噸碳,能大幅降低碳排。除此,在俄羅斯因烏俄戰爭被管制出口或貿易制裁,俄鋁又為全球第三大鋁業,因此鋁材出現供應失衡現象,另在全球ESG的趨勢、我國政府開始要求建材業ESG以及碳足跡追蹤管制,因此可以預見「再生鋁」勢將成為鋁產業一項必須面對的重大議題。啟翔輕金屬科技董事長陳百欽表示,再生鋁材是一種環保友善、可持續發展的材料,其重要性不僅體現在減少對自然資源的需求,更在於降低能源消耗和減少廢棄物的產生。透過再生鋁材的使用,我們有機會減緩對地球的環境衝擊,同時能有效推動循環經濟的實踐。支持再生鋁材不僅是對可持續發展的一種承諾,更是對地球未來的愛護和負責任的表現。這種綠色的選擇不僅在企業層面推動了環保理念,更引領了產業和消費者朝向更可持續的未來邁進。
啟翔輕金屬科技董事長陳百欽表示,可於不久的將來成立一個專注於再生鋁材研發的中心。這個新的研發中心旨在推動再生鋁材的技術創新和應用,以滿足不斷增長的綠色產品需求。該中心的使命不僅僅是開發更高效的再生鋁生產技術,還包括提升再生鋁材的品質和應用範疇。這個著眼於未來的研發中心將匯聚業界頂尖的科學家、工程師和環保專家,共同致力於打造一個可持續發展的綠色解決方案,推動企業邁向更環保的未來。這一舉措不僅反映了企業對環保承諾的堅定信念,也有望在產業內開啟一個新的創新潮流,將再生鋁材的應用推向更廣泛的領域。
參考資料
陳百欽:全鋁家具 Emoono 伊莫諾與台灣鋁業大廠啟翔輕金屬,以「為地球多留一棵樹 由鋁開始」
陳百欽永續經營概念
啟翔輕金屬董事長陳百欽循環經濟
把痛點變新商機,啟翔輕金屬科技從代工到品牌「鋁鋁」創新
經濟部產業發展署專訪陳百欽- 啟翔創新園區
陳百欽「15%哲學」多角化帶領啟翔輕金屬科技踏上創新「鋁」途
陳百欽與何基州:啟翔輕金屬科技的研發之心
陳百欽「15%哲學」多角化帶領啟翔輕金屬科技踏上創新「鋁」途
啟翔創新園區鋁金屬業聚落
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patsatshit · 6 months
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「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて2018年14号から連載中の『呪術廻戦』が面白い。人間の負の感情から生まれる化け物・呪霊を呪術を使って祓う呪術師の闘いを描いたダークファンタジー。読者の予想を裏切りまくる展開で、数多の考察系YouTuberを幾度となく地獄に叩きつける作者のイヤラシイ才能に惚れ惚れする。ストーリー、人物造形、魅力的な術式の数々、どこをとっても見どころ満載で語り始めたらそのまま夜を駆けて呪いに転じてしまいそうなんだけど、特筆すべき点をひとつ挙げるとすれば、主要なキャラクターのひとりである羂索という呪詛師の存在。他人の身体を乗っ取り、永い時を越え自らの野望を叶えるために存在する人物。この羂索が物語を牽引するから本作は特別なものになっている。どこまでも純粋に面白いことを追求する奴が真に面白いと思ったことだけを次々に実践していく訳だから、その内容が面白くならない筈がない。
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彼が目指すのは「呪力の最適化」である。 呪霊のいない世界でも牧歌的な平和でもなく、自らの生み出すもの以上の可能性を見つけること���つまりは呪術の力で新たな世界を創造しようとしている。 呪術師・呪霊・非術師、これらは彼曰く「人間という“呪力の形”の可能性の一つ」に過ぎないらしく、さらなる呪力の可能性の探求の為に、1000年もの間、様々な術師の身体を渡り歩いて暗躍を続けていた。 そして最終目標は日本全土を対象に人類への強制進化を成すため、人類と天元を同化させることである。 おまけに乗っ取った人物の身体能力、特徴だけでなく術式等の能力をもそのまま引き継ぐことができるのだが、本人の年齢及び本来の顔、性別も未だに不詳。ここまで書けば勘の鋭い方なら既にお気づきだろう。そう、これは完全にドゥルーズの生成変化である。生成変化とは他なる物事への複数の「外在的」な「関係」の付置それ自体としての、言うなれば「関係束」としての「自他」が組み変わることである。それは万象の渾然一体ではなく、互いに区別される関係束の多様な組み変わりである。ドゥルーズの動物論は、スピノザ的「生態学的倫理」として解釈されることが多い。要するに自己の「身体の能力」を開発し、他者のそれと絡み合わせ、自他が一緒に活力を増していく「強度の共同性」を拡大することである。まさに「闘争領域の拡大」というやつだ。そしてそれは数々の漫画作品からの場面引用と構図、展開等の組み合わせで『呪術廻戦』を構築する作者の意図としても汲み取ることが可能である。
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つまりは羂索≒芥見下々であると、わざわざ声を大にして僕は言いたい訳だが、これは世界とは、断片的な物事のあらわれを「想像」に於いて「連合」した「結果=効果」であり、そして世界のいたるところに、互いに分離した想像する「精神」があるというヒューム主義を独自に咀嚼した庵野秀明原作・監督によるオリジナルアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の概念を字義どおりに渡り歩いた芥見下々の巧みな筆捌きからも察することは容易い。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』で作中人物の碇ゲンドウが目論んだ「アディショナルインパクト」をゲンドウ自身の言葉で要約すると「セカンドインパクトによる海の浄化。サードによる大地の浄化。そしてフォースによる魂の浄化。エヴァインフィニティを形作るコアとは魂の物質化。人類という種の器を捨てその集合知をけがれなき楽園へといざなう最後の儀式だ」ということであるが、これは羂索の最終目標である日本全土を対象に人類への強制進化を成す為、人類と天元を同化させようとする「超重複同化」と思想的にもかなり近しいものがある。『新世紀エヴァンゲリオン』は言わずもがな、他作品へのオマージュをふんだんに散りばめる『呪術廻戦』そのものが芥見下々なりの「アディショナルインパクト」であり「超重複同化」であり「生成変化」の一端であると言い切ってしまうのは、いささか暴論に過ぎるだろうか?
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『呪術廻戦』と同じく「週刊少年ジャンプ」で連載中のギャグ漫画『僕とロボコ』の第156話「オマージュとロボコ」と題された一話にはオマージュを最大の武器としている作者・宮崎周平の意図を盛り込んだ内容で、そのあまりにも大胆かつバカバカしい試みに失笑を超えて思わず仰け反った。「パクりはもう卒業しました!」と切り出す主人公ロボコは「複数の作品の良いトコロを参考にすれば、それはオリジナルになりうる!」と豪語する。そして数え切れないほどの他作品の「良いトコロ」をつまみ食いしてオリジナル漫画を描き上げては周囲を唖然とさせるも、本人は至って冷静に「オマージュの範囲内ですね」と嘯く。そしてキャリア2年目の編集者が編集長の目を盗んで本誌掲載に踏み切り、結果、見事に大炎上するという極めてメタメタで知的な内容だった。オマージュについては『リズム・サイエンス』(青土社)という書籍にも深い洞察が垣間見える。本書はヒップホップやジャズなどのブラック・ミュージックから現代音楽、果てはメタルまでを往還する境域のミュージシャンDJスプーキーが本名ポール・D・ミラー名義で上梓した渾身の音楽論である。前述のロボコが描いたオリジナル漫画のタイトルが『ドキ♡孫・D・炭太郎の青春‼︎大秘宝‼︎』であったことを鑑みれば、宮崎周平の目論見は明確である。ミドルネームの「D」それは単なる偶然にしては出来すぎた話ではないか。近/現代思想を核に、音楽、映画、小説、詩をサンプリングしながらも、「他人の思考を自分のものにするのは発明するのと同じくらい難しい」と天を仰いだその真意とは。彼の試みは確実にイギリスの批評家マーク・フィッシャーに受け継がれ、氏の没後は言うまでもなく……。
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東京を拠点に活動するラッパー、J.COLUMBUSが長野県松本市のトラックメーカーMASS-HOLEをプロデューサーに迎え、制作したアルバム『On The Groove, In The City』は、幾つもの言葉の断片が虚実の被膜ではなく、自己/他者の被膜をねっとりと愛撫するように言葉が置かれる。しかもそれらは決して打点を刻むことなく、じわじわと地中に溶解する。もはやJ.COLUMBUSの言葉とPAUL AUSTERの言葉に差異はない、否、具体的には決して交わらない他者と自己の言葉が混ざり合うことも溶け合うことも拒絶して地表に吐き捨てられる。これはストリートの詩情などという陳腐な戯れではなく、現前する意志を喪った風景を浮かび上がらせようとする稀有なる試みだ。因みに芥見下々は「パロディやオマージュの線引きは、自分の中では明確な基準がある」と明言している(コミックス16巻を参照)。ここまで記してきた僕の文章自体もWikipedia、ピクシブ百科事典、千葉雅也の論文「ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学」を渡り歩いたものに過ぎず、無論、オリジナリティは皆無である。
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8scorpiotemple · 1 year
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廢話很多的置頂
想了想,還是寫一下自己的食用說明。 
最主要的是我不容許沒人看過被官方遺漏的片段。 
(↑其實是約的仿動畫↑)
♌關於我自己:
目前只有經營老福特和半次元這兩個平臺,已經統一名字:赫赫醬子。 
無論什麼稱呼都行(只要別叫我媽咪就好,雖然知道那是禮貌稱呼,但那會讓我很尷尬),是一個喜歡米羅長達好幾千個日子的女子,但進入夢領域是去年21年的11月才正式踏入,對「夢女」這詞其實我是不太喜歡但目前也就成了普世一詞,也就只能接受。 
基本上沒有混圈,只有跟親友們玩一塊,算是屬於自我娛樂社交型,所以請不要用一些小員警定制出來的「規矩」來管我,不要自己愛被管還去管別人。 
因為不會畫畫所以喜歡玩梗圖(奇怪的邏輯) 
圖都是約的(不雷問畫師),文是自己寫的。 
以前也有跟親友們產糧,後來漸行漸遠,沉寂一段時間後,就變成單機版了,算是個角色推,特別喜愛買穀買周邊買手辦買神話。 
現在是標準約稿人+半吊子寫手人的綜合體,偶爾玩玩GSC、ob11這樣。 
未來就……隨便了。
雖然是個半吊子的寫手,但最低標準是不OOC,我以我的理解能力去寫出更接近米羅的個性,無論是車田正美的漫畫、東映的共114集的動畫、OVA冥王篇與黃金魂都是我寫出米羅個性的重點指標,除此之外的其他作品就再見拜拜不再相見。 
因為米羅的關係,所以我有點雷BL,早年被腐友安利過很多知名BL文,看的我的血管差點爆掉,裡面的米羅的人設不是我認識的那個人,雖然我的確認為「一千個哈姆雷特」,但如果你認為米羅是那種為了得到卡妙的青睞,他就自殘、傷害別人、尾隨卡妙屁股後面當個行走中的jing chong,那太好了,我們認識的米羅不是同一個人(曾��在半次元看過有人說,他看過有人把米羅寫成一個滿腦都是黃料的人……他的原作角色真的有這麼糟嗎?我都想哭了) 
套一句曾經看過一個夢女寫過他家夢角的一段句子:他(夢角)不需要一次次自我犧牲。 
我不懂為什麼為了成就卡妙的高冷形象,就需要犧牲米羅,很多作者把他寫成一個幾乎是制杖的人,整天滿口「妙妙妙妙妙妙……」
因為不能對朋友發怒,後來我一度很討厭卡妙……但後來想想,卡妙會這樣也不是「他的本意」,他的處境也是被寫的有夠糟,有時我甚至有點同情他。 
但為什麼說「對BL有點雷」,以前曾經看過像艾米那種的,感情是互相的,是歡樂的,所以或許「有點雷BL」,不如說是我「雷米妙文」。 
雖然但是,我完全可以接受GL(喂),不覺得兩個小姐姐很香嗎?想想就興奮…… 
♏關於對米羅: 
他是我付過情感的人,現在當然還是進行式中。 
對他的喜歡已經擴列出一夢一設多場景了(米赫鎖死),不過會喜歡上這種在同人爭議特別多的人,也真是……(遠目),但當時喜歡上他的時候是真的也沒這麼多風風雨雨的破事水,我喜歡的他,是當個助攻後輩的前輩就好,他的優秀,我知道就好,所以他在某年成為某部男主角的時候,我還真是有點懵……算了,這事不說也罷,太過黑歷史了。
總之因為他在同人的發光程度比原作還高(米羅:……),所以導致我在進入約稿的時候,一直看畫師們的食用說明:什麼可以接,什麼不能接,什麼不接自己畫的BL以外的CP,什麼不接爭議性很高的,什麼不接有官配的……剛好我這人又有被害妄想症(的確社畜),什麼事情肯定都先往不好的方向去想: 
──米X算是BL以外的CP嗎? 
──米X以外的CP爭議性很高嗎? 
──米X算是官配嗎?!(米羅+某人:喂……) 
所以剛開始跟畫師在說明的時候都懷著忐忑不安的心情去詢問……還好約過的畫師,沒有畫師說過我以上的不安因數,所以約稿的過程走的很順利,也認識很多很棒的畫師,不過的確也因為米羅是老番人的關係,被好幾個畫師拒絕(嘖) 
目前合集有九個,考慮到tumblr只能用標籤分類,所以以後會在最後放個分類標籤:
【座標在聖域天蠍宮】 
整個合集的走向以動畫為主,生活在聖域的赫雅穿插在其中,所以對《聖鬥士星矢》整部故事有概念的讀者,會更容易瞭解。 
主線主要的故事是: 
【幻夢情】 是三次元的赫雅陷入情網的初部。
【百年阡陌】 主要故事,也是赫雅和米羅結識的故事。
【百年阡陌.開端】  赫雅的誕生。
如果以閱讀順序來說:【百年阡陌.開端】→【幻夢情】→【百年阡陌】
【百年阡陌】是主線,【天蠍宮的日常】與【一些沒有標題】算是副本類。 
完整夢設的故事走向的是以動畫為主,車田的漫畫為輔。 
【關於赫雅人事檔案】
單獨介紹赫雅的人設設定,不涉及米羅的話,幾乎都會往這裡放。
【鏡花水月浮生若夢】
沒有撒加之亂──史昂光榮退位、艾俄洛斯上位,雅典娜在聖域成長的IF線。
此時赫雅不再是天蠍宮的侍女,她是維斯塔教的教母,米羅在第二次跟她會面的時候,就被纏上了。
因為此合集不牽涉原作《聖鬥士星矢》,所以故事腦洞會更大億點點。
【最愛的男人是閨蜜】
跟《終末的女武神》聯名(?),把米羅性轉成米蘿。
【腦洞大開沙雕梗圖】 
一些腦洞梗圖,主要玩梗。 
本人理解不對《聖鬥士星矢》裡面的角色有任何詆毀的意思,如果你覺得有,那我們理解不一樣,抱歉。 
【分手火葬場】 
當妳要跟黃金聖鬥士分手的時候…… 
是早期做的梗圖,會在他們生日的時候貼出來。 
【異次元空間天蠍宮】 
一設一夢多場景,拋開《聖鬥士星矢》的框架,依舊以米羅和赫雅為主的故事。 
【三次元的日常花絮】 
說一些日常、買一些周邊、拍一些手辦、曬一些GSC、OB11娃的三次元生活。
最後,謝謝大家看到這裡。 
雖然最主要是想發揚我跟米羅的故事,但身為一個半吊子的寫手,還是希望你們會喜歡我的故事。 
總之,我是不會拒任何人,只要不是只存心來陰陽、KY我的話,我喜歡每一個為我贊心心和留言誇誇的可愛的你。
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monthly-ambigram · 9 months
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2023-8月号
アンビグラム作家の皆様に同じテーマでアンビグラムを作っていただく「月刊アンビグラム」、主宰のigatoxin(アンビグラム研究室 室長)です。
『アンビグラム』とは「複数の異なる見方を一つの図形にしたもの」であり、逆さにしたり裏返したりしても読めてしまう楽しいカラクリ文字です。 詳しくはコチラをご参照ください⇒アンビグラムの作り方/@2r96
◆今月のお題は「ジャングル」です◆
今月は参加者の皆様に「ジャングル」のお題でアンビグラムを制作していただいております。  密林をめぐる逆さ文字の数々を暑気払いのお供にご覧ください。
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「未踏」回転型:.38氏
人跡未踏のジャングル。字画密度の違いを吸収する手法が見所です。作字としても遊びがあって楽しいですね。
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「荒地」鏡像型:いんふぃにてぃ氏
ジャングルは、ヒンドゥスターニー語のjangal(荒地)に由来しています。荒れたような書体が効果的です。似た解釈(���回型)の作例がありますので比較してみてください。
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「地球の肺」回転型:douse氏
ジャングルは地球の肺である、とよく言われます。堂々とした文字でゲームのロゴのようにも見えますね。文字の境界の切り替わりが自然で見事です。
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「自然界」図地反転回転重畳型:化学氏
ジャングルは自然界で最も重要なエリアの一つです。回転重畳に図地反転を絡めた複雑な作品です。
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不思議な輪郭がパズルのようにうまく組み合わさってできていることが分かります。
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「熱帯雨林」図地反転型:海氏
熱/帯、雨/林 がネガポジ関係にあるアンビグラム。アンビグラム的にも作字的にもたいへん優れた名品です。「雨林」の字にジャングル味を強く感じます。ステキです。
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「じゃんじゃんぐるぐる」旋回型:kawahar氏
一つのグリフがぐるぐる回っていてじゃんじゃんぐるぐるな作品です。濁点の位置がポイントですね。
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「孤立部族」鏡像型:螺旋氏
アマゾンのジャングル奥地にはたくさんの孤立部族が居住していると言われます。少し傾けているのが字画のバランスをとる上で重要のようです。「立」はこの対応付けだと苦労するところだと思いますが読みやすいと思います。
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「インコ」回転型:peanuts氏
ジャングルの動物といえばインコが真っ先に思い浮かぶ人も多いでしょう。単純化が素晴らしいのですが特に「イ」がカッコイイです。ロゴデザインの完成度におどろきます。
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「猛獣」図地反転回転型:いとうさとし氏
猛/獣 の字がネガポジ関係にあります。いとうさとし氏はこのような作品「ネガポ字」を大量に制作していて 図地反転アンビグラムのレジェンドです。
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「野獣」鏡像型:ぺんぺん草氏
「口」「田」の閉ざされた領域を塗りつぶしても判読できるのを利用して「一」などと対応付ける技術が使われています。ややパースをとっていることで「ツ」部分が自然になるようになっています。
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「食物連鎖」回転型:YesOK氏 × 意瞑字査印氏 
食/連、物/鎖 それぞれ180°回転対応で連鎖配置にしているところがミソですね。 本作はコラボ作品で アイデアはYesOK氏、作字は意瞑字査印氏が担当しています。このようにアンビグラム制作は複数で共作すると面白いです。
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「野生動物」図地反転型:いとうさとし氏
野生/動物 で図と地を分け合っているネガポ字です。 シマウマの縞模様を想起する楽しい作字になっています。
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「迷彩」回転型:増池誠史氏
迷彩で最もメジャーなのがジャングル用迷彩でしょう。作例はありますが、より自然な対応解釈がとられています。
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「国立公園」図地反転型:いとうさとし氏
 国/園、立/公 が図地反転関係にあります。折り紙で切り絵をしたような趣の字形が良いですね。また囗部(くにがまえ)同士の構造も面白いです。
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「商業伐採」鏡像型:mishima氏
森林破壊の最大の原因。傾けた「商」や大胆な字形の「業」などが見所ですが、作字としての仕上がりがステキです。
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「コンクリートジャングル」図地反転型:ヨウヘイ氏
ひび割れたコンクリートのようにも見えてきます。細かい足し引きひよる図地の調整はドット図地反転ならではの表現力を生かしていますね。
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「冷たい混凝土の密林で芽生えたくすんだ郷愁」鏡像型:Σ氏
コンクリートジャングル(混凝土・密林)を起点に展開される文字列生成型の作品。対応がぴったりで自然すぎてアンビグラムだとは思えないぐらいです。ぜひ一文字ずつじっくりかみしめてみてください。
 最後に私の作品を。
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「無法地帯」旋回型:igatoxin
1文字で4面相のアンビグラムです。左90°回転で順々に「無」→「法」→「地」→「帯」と 字面が変わる寸法です。
ジャングル��お題のアンビグラム祭、いかがでしたでしょう。 お忙しい中 御参加いただいた作家の皆様には深く感謝申し上げます。また ひきつづき炎天につき くれぐれもご自愛のほどお祈りいたしております。
さて次回のお題は『日本史』です。締切は8/31、発行は9/8の予定です。それでは皆様 来月またお会いしましょう。
——————————–index——————————————
2023年 1月{フリー}   2月{TV}        3月{クイズ}        4月{健康}   5月{回文}    6月{本}               7月{神話}
※これ以前のindexはこちら→《index:2017年~》
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chiyoha1488 · 7 months
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今日のちよ生『両手いっぱいに芋の花を』
ずっと気になってはいたゲームなのになかなか積みゲー多くて手が出せなかったんだけど、ちよ生にかこつけて遂に買っちゃいましたがかなり好みのゲームですね
ダンジョンがそこにある異世界についてのファンタジーについてずーっと考えてる人が我慢しきれなくなって作ったんだろうなあっていうのが伝わってきてとても愛おしいゲーム
ドラゴンを退治するのでもなく、黄金郷を探すのでもなく、前人未踏の未知の領域に一歩目の足跡をつけるためでもなく、種芋を探すためにダンジョン探索っていうのがすごく良い
デザインがかわいらしい割に難易度はかなりゴリゴリ寄りのバランスなのも最高
ダメージを与えることより、ダメージの受け方について考えていくゲーム性がすごくユニークだと思います
あまりにもその設計思想に共感しすぎて、記念すべき最初のスキル取得なのに、防御アップスキルとカウンタースキル取得しちゃった
そこまで骨太なつくりなのに、戦闘後はHP回復して、一戦闘一戦闘の数値の管理を重視して、一回分の探索通しての数値管理の負担はやや減らしてるバランスも上手いなあって感じ
ストレスをためすぎず、一戦闘ごとの「やりきった感」をしっかり持って帰ってもらう作り
シンボルエンカウントなのも含め、他のダンジョンRPGとちゃんと差別化出来ている
これもまあ、差別化が目的というより、戦闘というイベントについてドラマチックさを大切にした結果なような気はする
どうしてもRPGの戦闘って作業感が付きまとうものだけど、本当の冒険においてはひとつひとつの戦闘は命のやりとりであって、ひとつとして軽いものはないんだよね
そういうのが積み重なってクソデカオタクダンジョンRPGが出来上がっている
『両手いっぱいに芋の花を』
インディーズゲームなので、気になる方はどうぞ買って応援してあげてください
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alaephoenicis · 7 months
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【翻訳】〈イーヴィ・カプラー〉黄金時代へ 〈3〉:タイムラインの相関関係 - 終末の創造主のコード
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オリジナル・タイトル&動画🔗:Auf ins goldene Zeitalter - Teil 3: Korrelation der Zeitlinien - Endzeit - Ur-Schöpfercodes
公開日:2023年9月18日
【和訳】ALAE PHOENICIS
 (最新情報➡Telegram)
イーヴィ・カプラーについて
イーヴィさんは透視能力をもって生まれ、「子供の頃から自分だけの世界で生きていた」といいます。年頃になると、母親に勝手に銀行へ履歴書を送られ、「これも道か」と従順に銀行員になって働いていましたが、並行してヒーラーとしても活動し続けていました。数年前に「自分の本来の天職に絞る」決心をし、銀行を退職。これまで20年間、エネルギー・プラクティショナー、意識トレーナー、透視ミディアム、エネルギー・ヒーラーとして活動してきた実績の持ち主。
はじめに
時期が訪れたアイデアほど強力なものはない ヴィクトル・ユゴー
今日は私たちが移行してきている暗黒時代の終わり、この先どうなるのか、そしてここ数ヶ月がどういう状態であったのかをお話します。
タイムラインというものを通して、人はどのような影響を感じ、またその時点でその人物の心理面、微物質面、精神面、そして肉体的内面にどのようなプロセスが引き起こされるのでしょうか。
それは解放の時であり、私にとっては黄金時代への道を示すものでもあります。
生きる喜びを見出せないこともある地球を、私たちに押し付ける者たちの権力主張の終焉でです。これより皆さんを時空間の連続体へと旅へお連れしますので、一緒に大宇宙を駆け巡りましょう。
沢山の重要な情報があります。細胞の記憶についても触れます。
遺伝学、ある程度は後成遺伝学(エピジェネティクス)、そしてどの記憶空間が人為的に作られたのか、その背後にあるエネルギーは何なのか。私は、数千年前から繰り返されており、2023年以降に正真正銘のクライマックスを迎えることになる相関関係に踏み込んでいきます。
このすべては、いつものようにミディアム(霊媒)・コーチ兼エネルギー理論家の私の見解であり、あなたのハートに耳を傾けて、共鳴するかどうかを確かめ、共鳴するものだけを自分のために受け取ってください。
無意識空間の解放
そうです。私たちは、この時代に優れた助っ人、先見者、支援者となって、地球と宇宙を高揚させ、パラダイム・シフトを起こすためにここへやってきました。私たちはまた、思い出すため、つまり記憶を取り戻すためにここに居ます。
この文脈において、こんな素敵な言葉も:
「覚醒する」とは、自分が何であるかを捨てることではない。自分でないものを捨てるということだ。これは、まさにそういうことなのだ。
私たちは神聖な形ある存在であり、この居場所を占めるために非常に強力に密度を濃縮させました。そして、二元的世界観でいうところの邪悪とは、究極的には無意識にすぎず、邪悪とは常に分離の周波数です。そして人間は、そのプロセス、プログラミング、習慣の95パーセントをこの無意識の空間に保存しているため、そこに飛び込み、そこに含まれる感情、音、状況、すべてを覚醒した意識へと呼び覚ますことが重要であり、癒やしとなるのです。
ここ数年、私たちはこの凝縮された、そう、しばしば意識されない、そして忘れ去られた、あるいはカプセル化されたエネルギーをますます溶解させています。そうすることで、私たちは創造主のコードの中にスペースを作り出しているのです。私たちのブループリント(青写真)に反映されているオリジナルのクリエーターコードです。
タイムライン(時間軸)
先に話を進める前に、まずタイムラインから始めます。
というのも、ここ数ヶ月の間に、非常に印象的なことがここで起こっているからです。また、それがどのように発展していくのか様子を見ていました。というのも、地球の表面ではすでに激しい揺れやそれに関連した出来事が起こっており、直接に目には見えなかったかもしれませんが、非常に印象的だったからです。
まずは、皆さんもおそらく既にご存知の、タイムラインが何であるかを説明します。人間が宇宙的に多次元的であるように、タイムラインも多次元的です。
タイムラインは特定の周波数領域を内包しており、この領域を保ち、フレームに収め、枠組みを与える。このことを理解するためには、線形の時空連続体という思考からも私たちは離れなければなりません。
私たち人類の歴史において今後起こることはすべて、たったひとつのタイムラインに集約されます。説明としては、太陽光線が虫眼鏡の上で合流し、それが真ん中で焦点を結び始め、虫眼鏡の反対側に強力な透過光線として現れるのを想像してください。これらの小さな光線が、ひとつの大きな光線、ひとつの本質的な光線を生み出すことになります。そしてすべてのタイムラインは、この計画フィールドで合流することになります。つまり、地球という惑星の話なので、これは地球フィールドのことであり、その本質となるタイムラインが刻印されるということです。
過去と未来の統合 ― 「今、ここ」
私はよく、日常生活の中で、それほど本質的なことではない特定の決断が、タイムラインの変換を引き起こすことはあるのだろうか、という質問を受けます。本当によく聞かれるのですが、私ははっきりと「ノー」と答えます。なぜなら、それによってあなたの全体的な周波数が変わることはないからです。あなたは依然として全体的な周波数の中にいて、魂の計画と同様、別の道を選択するさまざまな可能性はあちこちにありますが、大まかなデフォルトは残っています。
しかし、私たちが過去のあるレベルにおいて非常にトラウマ的な何かを経験していることに気づいたとき ― だから私たちは「基本的傷・トラウマ」について語るわけですが ― 例えば、アトランティスの暗黒化の時代やレムリアの滅亡など、目立ったものを2つ挙げるとすれば、ですが…他にも全く別のもの、私たちの細胞の記憶から消去されてしまったために、もはや覚えていないものもあります。そうした記憶がまだ残されている場合、それは私たちの細胞構造と結びついて繰り返されることになり、嵐、洪水、火事、火山の噴火、そして私たちのこの時代に起こるあらゆる激変もそれと同様です。
自覚があろうとなかろうと、その時の記憶が存在し続けている限りは、それを精算し、過去と未来を再統合することを意味しています。あなたがそれを望むのならば、です。
過去と未来という現象は、「今、ここ」という時間の質を形成します。そして、“今ここ”というのは「現在」という瞬間に向いており、そこから私たちは微物質的な形態へと拡張していくのです。あらゆる時間、あらゆる空間へと。
そして、ますます多くの人々がそれを活用するようになっているので、とてもエキサイティングです。今まさにエキサイティングな時であり、過去の高度な文明にあった純粋な演出を信用するのであれば、すでに別の時間レベルでこれを経験しているため、私たち自身の感覚、感知、行動の中に、その最初の証を得ていることになります。
タイムラインの相関関係
以上のプロセスは、私たちの青写真から濃縮されたエネルギー的パケットを放出するので、私たちの「身体-魂-精神-システム」にとって非常に重要でもあります。つまり、非常に素晴らしいことが物理的なレベルでここでも起こっており、すべての形而上学的身体における統合が肉体を超えて広がっているのです。
ですから、ダウンロード・コードは太陽といった外側からだけではなく、むしろ自分自身の内側からも受け取っており、それはタイムラインの重複があるからで、これによって情報が形態形成フィールド(morphogenetic field)に入り、意識に統合的に固定され、私たちの青写真を通して作用する、となっていることが想像できます。
つまり、私たちはつまるところ "意識 " であり、ここで私たちはますます多くの情報を得ることになるのでワクワクするわけです。だって、微物質的な世界(スピリチュアリティ)は私たちから切り離された存在として知覚されるべきものではなく、私たちの現実の一部を形成しているのだということに、ますます多くの人たちが気づいているからです。
この情報を統合的に知覚することは、心臓のトーラス・フィールドを介して起こります。これはまた、私たちのハート、直感、ミディアム的なチャンネルや能力が相互作用し、心臓トーラスを介してさらに多くの情報を吸収できるフィールドを作り出すということでもあります。
そう、そして春から夏にかけて、私の認識ではもう一つのタイムラインが加わりました。今までは、そのタイムラインは分断された形で浮遊しており、そのタイムラインとつながりのあった存在だけが記憶空間や情報と接触していました。そしてこのタイムラインは複数の魔法的なレベル(層)とも関連しています。これは神話の世界と同じで、既におとぎ話、物語、伝説、あるいは魔術のような物語形式を通して、無意識のうちに私たちみんなの中にあったし、儀式のようなものも用いてきました。しかし今では、異教的なものからギリシャ神話やケルト神話の神々、そしてこれらの諸世界に至るまでのものが、ある周波数をこのフィールドにもたらしてきているのです。
また、そこには1297といった非常に神聖な数字の組み合わせもあり、魔法レベルに関する限り、例えば3、7、12といった数字もあります。これらはほんの一例です。しかし、これらの周波数はいまや私たちの既存のタイムラインと連動し、そのために多くの情報がここで明らかになったのです。
この件に関しても多くの方からご連絡をいただき、いろいろ出てきたことについてその都度話し合うのはとてもいい刺激になりました。
タイムラインの統合
それは、私たちにとって何を意味するのでしょうか?
とても並外れていて、とても感動的なものになることでしょう。なぜなら、特に神々のテーマ、領域、中間世界、冥界、そしてアストラル層は、繰り返し我々のいるこの場所に登場するわけです。私はアストラル層は第4のネガティブ密度だと見なしているのですが、この層と契約関係にある人々の夢の中にも飛び込んできて、記憶空間を開いてくれます。
そして私がいつも言っているのは、意識の旅をすることですが、アストラル層を旅するのは控えめにしましょう、ということ。なぜなら、アストラル層にはあらゆる物体が行き交い、喘ぎ声がしてジメジメしており、時には必ずしも私たちに役に立つとは限らないエネルギーも付着するからです。持ち帰ってきた魔法のレベルは、しばしばエネルギ―的な攻撃のように感じられる落とし穴となることもあるのです。
ここでもまた、転生してきた中でいつか締結されたことのある非常に古い契約が関係していて、このタイムラインはそれ自体が結合したため、それが突然再び露呈したのです。そして、ルシファーのレベル、つまり暗黒のレベル、そしてアストラル契約を繰り返し消去して、これらから自由になることを私はお勧めします。誰もが自分自身のために、これを実践することができます。
この攻撃はどのように感じ取るものなのでしょうか?あるいは、突然、呪いに対処しなければならなくなった時、何が起こるのでしょうか?
呪いには非常に微妙なもの...さまざまな種類と影響のレベルがあります。何かが強迫的だと感じるときはいつもそうです。何かが依存対象になったり、繰り返し考えるようになったり、典型例としては恋に落ちたり、身体的な症状が非常にはっきりしてきて、過去の何かを思い出したりするなど。
これらはすべて、…私に言わせると「広範囲に渡るエネルギー的な攻撃」であることを示しています。
そして、これらの全ては切り離すことができるし、あっという間に消えてしまうことに気づいてください。これらの古いレベル、周波数、時空間を再統合することなのです。
私たちが創造主の意識に戻り、自己啓発に戻り、回想に戻り、そして何よりもハートに戻るのは、それが神的存在がもっている能力だからなのです。
宗教の狂信性は解消されることが望まれています。ここでも、何かが癒されたがっているのです。一人一人の中で。
私たちの知る宗教とは、非常に全体主義的なものです。特に初期の時代には、さまざまな神々が存在し、生け贄の習慣があり、人間の生活には合わない儀式があり、強制的に行われてきましたが、ここでは人の生命はあまり重視されていませんでした。そしてこのタイムラインが統一されることで、全人類に癒しと再統合、そして何よりも変革がもたらされることになります。
これは私たちにとって絶好のチャンスだし、そう思っていて良いのです。
創造主の力
私たち自身の中には創造主のレベルがあり、そこから他の特定の事例と結合することなく、すべてを変化させることが可能です。なぜかというと、セルフ・エンパワーメントを活性化し、輝きは自分の中で光り、燃え、輝いているのだと気づけば、私たちは何でも創造し、何でも変えることができ、ビジョンや夢を生きることができるからです。
私たちのささやかな行動のすべてが、大局に影響を及ぼします。常にそうであり、だからこそ私たち一人ひとりは価値があり、重要であり、またこの時代に必要なのです。
そしてもし、今はまだ魂の課題への準備が出来ていないと感じ、それでも自分にはここで果たすべき課題がある、とあなたが知っているのなら、自分が喜びに思える感覚に従うこと。身も心も軽くなるようなことをするのです。なぜって、私たち一人ひとりに才能と贈物が備わっているのだから。
これらは今、姿を現しつつあります。これらは顕在化しつつあり、そして私は、あなたが100%の創造力を発揮するよう促したいのです。これは、単に自分の創造力をフルに活用しようという意図だけで、往々にして起こることなのです。
そして、こんな美しい言葉があるので、皆さんにお伝えしますね。
神聖なる青写真において、次に私が踏み出すべき完璧な一歩を、はっきりと明らかにしてくれたこと、そして、この青写真を顕現させるための創造と実現に参与するための手段、そして最適な人選を与えて下さったことに、感謝いたします。
遺伝学、後成遺伝学、DNA
遺伝学、後成遺伝学(エピジェネティクス)、そしてDNAの12本鎖について簡単な説明だけしておきます。
私たちのゲノムは、細胞内に存在するすべての遺伝情報を含んでいます。遺伝学は遺伝の理論を扱い、ここではDNA、そして突然変異による変化も同じく中心的要素となります。そして私たちは、DNAの12本の鎖が微物質的に私たちの中に配置されていることを知っています。
多くの人において、さまざまな鎖がすでに紐解かれています。そして、後成遺伝学は、環境の影響と遺伝子との連結部位であると考えられています。つまり、どういう状況でどの遺伝子のスイッチが入るか、あるいはいつまたスイッチが切れるかを判断するわけです。
この観察も非常に興味深いものです。というのも、私たちの医学的な知識にはかなり歪みがあり、それが遺伝情報にまで及んでいるからで、これに対する関心は非常に高いのです。
何より、ここに変化を起こすため…だって私たちはこの暗闇の終末期にあって、黄金時代へと向かっているのですが、ここに来てまたもや錯覚が用いられ、人類のDNAが変化しないよう、特定の医学的手段で妨害しようとしているのです。
一方、ジャンクDNAについての知識も話題です。そして脳のこの5%の能力もまた、現在では広く流布しています。そして、多くの人々に、さらに多くの配列がすでに発見されています。
つまり、より速く移動し、何かがより目敏く近づいてくる、もしくは遠ざかっていくことをいち早く察知する人たちがいる、ということで、それは彼らの透視能力とDNAの配列のせいでもあります。
私の心からの願いとは:このようなプロセスを何とか迅速に進めるために、自らをもっと支援するヒントとしてできることは何でしょうか?
まずは太陽が中心的かつ重要な要素であり、太陽で自分をチャージし続けること、太陽に向かって瞬きをすること、皮膚や光線を通して太陽を吸収することです。太陽はもっと大きくてパワフルなツールで、ここで私たちと相互に働き、私たちをサポートしてくれる。だから、それを第一に考えるなら、私たちの細胞を物質的・微物質的な汚染から清浄に保つことも重要だと言えます。
解毒、良質な水、良質な食べ物、そして何よりも良質なエネルギーがテーマとなります。私たちは何と向き合っているのでしょうか?この間、多くのコンピューターゲームや携帯電話の周波数、特定の映画や広告などを通して、場合によっては異質なエネルギーが伝達され、それが私たちの中に充満することもあります。つまり、これらすべてが私たちからエネルギーを吸い上げているのです。しかし、私たちが何かを吸収し、それが私たちの身体-魂-心のシステムに蓄積され、それがそこに相応しくない場合、それは一種の異物のようなもので、外に出さなければなりません。だからこそ、きれいな浄化、アルカリ性の入浴、そしてもちろん精神的な解毒、言葉の衛生なども必要で、これらすべてがこのパラダイムシフトをサポートしてくれるのです。
ライトランゲージ − 原初の響き
私たちを創造主のコード、私たちの原初的創造主へと導いてくれるのは、実はサウンドなのです。原初の音色、原初の周波数の響きです。
私たち一人ひとりが自分の音色、自分の言語を持っていて、それを通して細胞の意識の中で何かが再活性化され、そうすることで、私たちは精神的、スピリチュアルなレベルで成長することができるのです。 そしてそれこそが、今の時代の私たちにとってものごとを把握する能力を持つ上で重要なことなのです。
同じように素晴らしいことは、私たちの身体との対話です。身体というのは、物理的に凝縮された最終的な構成要素であり、動くことを必要とし、私たちの身体もまた、自分自身を鍛え、自分自身を感じ、それによって力を解放する必要があります。だから運動は、ここでの健康を維持するための中心的な要素でもあります。それから、自分がどんな適性を持っているかも見てください。一方、DNAがより多くの配列を発見しているため、まったく異なる方法で創造の領域とつながっている子供たちもいます。すると、植物の世界や他の微妙な世界との対話、言語があることも観察できます。言語とは、まず言葉による表現で成り立っています。しかし、私たちは実にさまざまな方法でしゃべることができるし、言語の混同というテーマを思い出せば、最初から言語はあったのです。
これについては以前、とても興味深い動画を作ったことがありますが、YouTubeではもう見ることができません。
私たちは今、テレパシーで物を投げたり返したりすることができるのです。私たちはテレパシーで物を動かす能力を持っている。動物やペット、あるいは私たちの周辺に居る動物と触れ合うとき、テレパシーで呼んでみると、動物がそれに感応していることに気づくはずです。つまり、この先の展望として、そしてもちろん対人関係において、このレベルではすべてのことがすでに起こっているのです。
最後に
親愛なる皆さん、関心を持っていただきありがとうございます。心から感謝します。私たちは、これから起こることに備えているのだ、という自覚を持ってください。
私たちはとても大勢で、私たちの自由意志、目的意識、それに伴うすべての行動を、この意識のシフトに向け、自分のハートの呼びかけに従って良いのです。
ここにいてくれてありがとう。
ハートからハートへ
あなたのイーヴィ
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manganjiiji · 10 months
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熱終わりの水滴
この調子なら明日もう出勤してもいいのではないか?とりあえず今日はいつものスタバに勉強しに行くか、と思って昼前に家を出たが、15時頃に突然体が熱くだるくなり、腕が赤くなっ���きて、やばい発熱だ……と思って帰ったが、熱を測ると36.4℃しかなく、帰りの日差しでやられたのか、その後部屋で寝ているうちに熱中症になり、18時頃から死ぬほどの頭痛にくるしんだ。こ、この調子ではとても明日の出勤はむり…と思い職場への連絡は断念した(早く治ったら連絡してねと言われている)。頭を冷やしつつ、空腹で変な映像が見え始めたので、また半ば緊急的にピザを注文した。前回貰ったクーポンで、Sサイズを1500円で買えた。クワトロニッポン(炭火焼き鳥、テリマヨ、3種チーズ、明太もち、の四種類で死ぬほどうまい)。ばくばく食べて2切れ冷蔵庫にしまい、しばらくベッドに座って休んでから、寝た。0時前に目覚めて「熱が下がったあとの感じ」になっているな…と思いながら、頭痛が消えていたので、最果タヒを3編書写してから1200時ほど燐一の導入を書いた。本当に学習しろという感じなのだが、また保存しようとしたところ、直前でポメラが落ちてデータが消えた。悲しみの中なんとか覚えているところだけを打ち出して(表現はかなり変わったが致し方なし)、新書ページメーカーで進捗としてTwitterに上げた。上げないよりは上げた方が満足度が上がるので…。あとはこれに夜のパート、というかここが本来の本筋なのだが、をくっつければお題2つ目は一応クリア。でもそのあと3つ目のシーンを入れるかもしれない。すると少し長くなる。R-18にしたくないが、話の都合上そうならざるを得ない気がする。Twitter上で載せていきたかったが、privatterを挟むか…リンクを踏まずにいきなり画像で小説を読めるのがTwitterのよいところなのに。
『資本主義の〈その先〉へ』(大澤真幸)が2章の4-5まで来た。剰余価値の生産の核心に迫る部分。たいへん面白い。キリスト教の予定説と重ね合わせて資本主義や投資について読みといていくのだが、『資本論』の初学者向け解説にもなっており、非常にありがたい。何より私は大澤先生の言葉選びの上品なことが好きだ。文学的ですらあると思う。普遍化(=より広範な社会的領域での承認)というのが今日のポイントだったと思う。昨日は寝る前に『侍女の物語』も進めた。小説は最初の設定のようなところを抜けると、あとは背景を使いまわせるのでわりと読むのが早くなることがわかった。序盤を読んだ時は特に何も思わなかったが、言われてみれば結構えぐいというか、暗いところの描写が細かい小説かもしれないと思う。とくにウエットな質感ではないので淡々と読める。
働いていないとさまざまに悪い思考に囚われてしまう。それとは別に、はっきりと、今日頭を冷やして目を瞑りながらわかったのだが、私の人生はこれから何をどうやっても「当初の『幸せ』」は達成できないということだ。自分が幸せになれないのなら、他人の幸せのために生きるので別に全然いいのだが、そうか、人はこうやって自分が幸せになれたかなれなかったかを判断する時が来るんだ、と感じた。今年36歳になる(正確には1月なので今年度)。私は結婚して出産して家庭を築きたかったタイプのシスヘテロの女なのだが、残念ながらこれは未達成で終わったということだ。そもそも結婚はできないうえに(ただし、32くらいでできるようになった)、治療薬のため出産もできない(奇形児になる可能性が高い)、さらに週に4日までしか労働できない、かつ非正規雇用しか精神的に耐え得ない、となると、もうパートナーを見つけることが絶望的に難しい。でも、それでいいと思う。できないことはできない。できることをやって生きていくしかない。人生は希望通りにはならない。悲しいという思いもあるが、それでも生きていく方法はあると思う。あとは早ければ8月に受給可否が決まる障害年金が降りてくれればまだ希望があるが、降りなかったら、どうしようかなあと思っている。資格が取れないとこれ以上自分の希望通り生きていくのは難しい。でも、今はやり方がわからないだけで、夢に近づく方法は色々あると思う。ともかくは週に4日の労働に復帰することだ。これは給与のためというより、体力維持のためである。どちらにしろそろそろ生活保護の申請はしなければならないだろう。ぎりぎり生活保護費支給対象(支給されても1〜2万)になってしまう気がする。が、これ以上この体で稼げないので仕方がない。もう1日14時間働ける体力は無い。アルバイトを掛け持ちできる人生の期間は終わった。公助に頼り、許される範囲で生きていくしかないが、それでもやはり福祉系の資格を取りたい。通信制の大学に行きたい。障害年金が降りなかった場合、その道は一旦閉ざされるが、なんとかどうにかして資格を取れないものだろうか?または、週5日の勤務に耐えられる体になるとか、障害者雇用でそれなりの給与のところに転職するとか、諦めずに粘っていきたい。
あんスタで今日からニキなずなのツアイベが始まった。まずニキのセットリストが凄くいい。Vermilionは29レベルでまだフルコンできないものの、かなり叩けるようになったのでBP0で何回か練習した。Be The Party Beeはフルコンを逃したのでこれもBP0でフルコンまで叩いた。ほかは割と順調。今日は目が疲れたのでDAY3までで終了。欲を言えば1日に5DAYくらいは進めたい。
2023.7.15
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ari0921 · 7 months
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和五年(2023)10月5日(木曜日)
   通巻第7938号 <前日発行>
 え? マッカーシー下院議長、突如解任のドタバタ
  新議長選びで議会またまた空転へ。つなぎ予算の期限は11月15日。
*************************
 前代未聞のパロディとも言える政治劇が米国下院議会で起きた。
 ケビン・マッカーシー議長が賛成多数で解任となったのだ。ことし1月に、なんと15回の堂々めぐりの投票でマッカーシーは下院議長となったが、わずか11ヶ月でその座から降ろされた。
 ニューヨークタイムズは「混沌に陥った」と書き、ワシントンポストは「未知の領域に足を踏み入れた」と書いた。
 共和党保守派多数は「うんざり顔」。なにしろ一部の強硬派が利敵行為を行ったというのが彼らの認識である。
マッカーシーはRINO(名前だけの共和党員)と言われ、共和党の保守系議員からは常に攻撃されてきた。9月30日に成立した「つなぎ予算」をめぐり、問題が再燃していた。 
強硬派のマット・ゲーツ下院議員は、大幅な歳出削減(ウクライナ支援停止など)を要求したが、マッカーシー下院議長が受け入れなかったため、解任動議を提出した。
前代未聞なのは、わずか8名の共和党議員が、民主党と組んでの荒技的奇策である。
10月3日に採決が行われた結果、マッカーシー議長の議会運営に異を唱える党内強硬派議員らと民主党出席議員の全員が賛成票を投じたことで過半数を越えた。ちなみに下院は共和党が221議席、民主党が212議席で、今回の投票では民主党の出席議員が208名、ここに共和党のいわば「トランプチルドレン」の8名が合流するかたちとなった。結果は216vs210票と6票差だった。共和党保守強硬派の先鋭化は、これから尾を引くことになるだろう。つまり党内のセクトが敵とくんだ訳で共和党の党利党略から言えば、党運営の原則を無視したかたち
、懲罰ものである。
 ところで、強硬派を代表するマット・ゲーツ(フロリダ州選出)だが、議会の評判が悪いうえ、少女買春容疑で捜査をうけている。派手なパフォーマンスと暴言で知られ、共和党穏健派からは顰蹙をかっている。
 議会の共和党内の強硬派はフリーダムコーカスの流れをくんでいて、2009年に反オバマ政権を掲げて発足した茶会運動(ティーパーティ)が源流。トランプの熱狂的支持者が多い。
 ケビン・マッカーシー前議長はカリフォルニア生まれで、両親は民主党だった。
加州議会議員から2006年に連邦下院議員に当選。14年に院内双務、2015年に下院議長に就こうとしたが、共和党内のフリーダムコーカスに阻まれた。2016年にはトランプ支持組だったが、その後、距離をおくようになった。マッカーシー議員の地盤は保守層が厚いカリフォルニア州23区。ロスの西北部のサンバーナーディーノ郡、カーン郡とロサンゼルス郡の一部が含まれる。
マッカーシー議長は春頃に訪台を希望したが、さきのペロシ訪台のときに空軍が厳戒態勢を敷いたこともあり台湾側が遠慮して、蔡英文総統が南米訪問の帰路にロスアンジェルに立ち寄る際に面談した。
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kennak · 7 days
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チャンス・フォー・チルドレンは、令和6年能登半島地震の緊急支援活動として、被災した子育て家庭に対し習い事や塾、部活動等の学校外活動費の助成を行う。小学1年生から高校3年生の子供がいる260家庭を対象に、1家庭あたり5万円分を助成する。応募はWebサイトより2024年5月31日まで受け付ける。  チャンス・フォー・チルドレン(以下CFC)によると、被災した子供たちからは、今後の学習に対する不安や部活動などの機会が奪われているなどの切実な声が、協力団体を通じて寄せられているという。CFCでは過去にも、大規模災害により経済的困難を抱えた子供たちに対する緊急支援活動を複数の地域で実施してきた。これまでの緊急支援活動により得た知見を生かし、協力団体などと連携しながら被災地域の子供の学びや体験の機会をサポートする。  小学生から高校生の子供がいる家庭に、習い事・塾・部活動などの費用を1家庭あたり上限5万円分(総額1,300万円分)を助成する。家庭が支払った利用料金の領収書をCFCに提出し、立替分を後日CFCから家庭に振り込む。助成対象は、教科学習(塾・家庭教師など)、スポーツ、文化活動、体験活動など。  助成対象は、「令和6年能登半島地震で被災した小学校1年生から高校3年生の保護者であること」かつ、令和6年能登半島地震で「住家全壊」または「住家半壊」、もしくは世帯の主たる生計維持者が「死亡」または「行方不明」となっていること。  定員は260家庭を予定しているが、寄付金の集まり状況により変動する。助成額は子供の人数に関わらず、1家庭あたり5万円。助成期間は2024年6月24日から2025年3月31日。なお、2024年1月1日以降に支払った利用料金まで、さかのぼって助成することができる。  申込締切は、2024年5月31日。Webサイトより必要書類を添付して申し込む。ただし、締切までに罹災証明書の取得が困難な場合、2024年6月28日まで受付ける。なお、定員を上回る申込みがあった場合、被災状況などを踏まえた選考を行う。募集概要、助成の対象などはWebサイトで確認できる。 ◆学校外活動費助成(能登半島地震被災者支援) 対象:次の(1)(2)の要件を満たす人 (1)「令和6年能登半島地震」で被災した小学校1年生から高校3年生の保護者 ※2024年4月1日時点で20歳未満で、中学校卒業後に高校または高卒認定を受験する人、高校卒業後に進学や就職を目指す浪人生も対象に含む (2)「令和6年能登半島地震」で次のいずれかの被害を受けていること 1.「住家全壊」または「住家半壊」 2.世帯の主たる生計維持者が「死亡」または「行方不明」 ※主たる生計維持者とは、児童生徒の学費や生活費を負担する者を指し、原則父母にあたる 定員:260家庭(見込み) ※寄付金の集まり状況により変動 助成額:1家庭あたり5万円 ※子供の人数に関わらず、一律の金額 助成期間:2024年6月24日(月)~2025年3月31日(月) ※2024年1月1日(月)以降に支払った利用料金まで、さかのぼって助成可能 申込方法:Webサイトより申し込む 申込締切:2024年5月31日(金) ※締切までに罹災証明書の取得が困難な場合は、2024年6月28日(金)まで受け付ける 《中川和佳》 【注目の記事】 関連リンク チャンス・フォー・チルドレン:学校外活動費助成(能登半島地震被災者支援)
子育て家庭の学校外活動費助成、能登半島地震被災者支援 | リセマム
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tanakadntt · 1 year
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三輪秀次の小説(二次創作)
きみは河を渡る
 切れた電線はうねり、パチパチと鳴っている。もうもうと立ちのぼる埃と煙は視界を狭める。降ってくる灰を吸い込んで、喉が痛い。ゴホと咳が出た。
 空を雲が厚く覆っていた。
 時折、低く戦闘機が飛ぶ。空気を震わせる爆音も、いつの間にか聞こえなくなる。
 無駄を知り還ったのだ。替わりにヘリコプターのバタバタという回転音が耳に障る。避難を促すサイレンがとうとう途絶えた。
 道路や瓦礫の上にうち捨てられた、おびただしい数の死体ももはや何も言わなかった。
 それらの胸には皆、着衣の上から同じ箇所にこぶし大ほどの穴が開いていた。彼らが開けていったのだ。心臓の脇を的確に単調にえぐり取っていく様子は、実りの季節を迎えて収穫にいそしむ農夫のようだった。
 鋭い鉄の匂いが鼻の奥を刺す。血だまりに足が取られる。地面のいたるところにできた血液の浅い湖は徐々に固まり、粘度を持ちはじめていた。その上に、ぽつりぽつりと何かが落ちてくる。
 ……雨。
『姉さん』
 三輪は姉を探していた。
「お断りします」
 三輪の返事に根付は下がり気味の眉をさらに下げた。
「うーん、やっぱり無理かねえ」
「去年に引き続き、申し訳ありませんが……」
 これ以上は目を合わせないように顔を伏せて押し黙る。可愛げのない態度だったが、断る選択肢しか持っていない。
 ボーダー本部メディア対策室である。
 いかにもオフィス然としたレイアウトだ。メディア対策室の名の通り、棚を並べた一角があり、派手なロゴのついたグッズたちが飾られている。
 棚の横にも小ぶりの段ボールがいくつか置かれ、中にはビニールに包装された何かが入っていた。
 さらにはミニスタジオのようなものがつくってある。
 雑然としているが、外部の人間への窓口だけあって、明るい開放的な空間であった。
 三輪がめったに訪れない部署だ。それも入り口で済ませる所用くらいで、もしかしたら、ボーダーに所属して四年近く、初めて足を踏み入れたかもしれない。
 A級隊員の嵐山をデフォルメしたぬいぐるみの飾ってあるテーブルで、茶を勧められている。早く作戦室に帰りたい。自然と眉間が寄ったが長い前髪に隠されて、根付が気づいた様子はなかった。おそらく、気にしてもいない。
「原稿はこちらで用意するし、内容はちゃんとチェックしてもらうんだけどね、ダメかね」
 根付が頼んでいるのは、来月に行われる三門市主催の追悼式典のスピーチだった。
 近界民による大規模侵攻から四年目の式典となる。
 公会堂のステージに設置した祭壇を花で埋め尽くし厳粛に行われる。市外からお偉方や著名人がたくさんやって来て、それぞれ追悼の意を表わす。最後に遺族代表数人にお鉢が回ってくる。大人枠が何名かと青少年枠が一名。
 三輪に白羽の矢がたったのはその青少年枠だった。理由はボーダー隊員で遺族である人物のうち、比較的年下で一番長く所属しているからである。
 日頃から「ボーダーの印象向上」を仕事にしている根付からの依頼は筋の通ったものだった。
 しかも、直属ではないが上役である。
「三輪くんには業務外のことを頼んでいるのはわかっているんだけどねえ」
 人を丸め込む技量の高さがなんぼの職に就いている根付だが、実はかなり弱気に出ている。
 理由はわかる。
 三輪に式典のスピーチを依頼するのは初めてではない。
 一年目のとき、三輪は流されるままに引き受けたものの、原稿に目を通した段階で押し寄せてきた感情に引きずられて過呼吸を引き起こしてぶっ倒れ、騒ぎになったのだ。当然、本番のスピーチは見送られた。彼が中二のときの話だ。
 二年目は話がやってこなかった。当時、所属していた隊の隊長である東が反対したのだと思う。頼まれたとしてもとても務まらなかっただろう。
 三年目は根付は本部長を同伴してわざわざ頼みにきた。しかし、断った。三輪にとってこの依頼は荷が重く、片手間にできるものではなかった。高校生になったばかりで何かと忙しかったし、そのころ広報部隊としてメディア展開をはじめた嵐山隊を売り出す根付の派手な手法に若干いやな予感がしたのだ。
 そして、四回目の式典である。
 遺族でボーダー所属、さらに今年は初めて自分の部隊を結成している。
 千六百人超の死者行方不明者を出した異世界からの侵略戦争によって、最愛の家族を失いながらも生き延びた子どもが立派に成長し、隊長となって隊員を率い街を守っている。
『これからもボーダーの一員として、三門市を守っていくことを誓います』
 おそらく、そんな言葉で締めくくられるであろう、未来への宣誓。
 三輪もボーダーの印象がよくなることに否やはない。
 いまのところ命令はされていないが、任務ならば遂��しなければならないというのもわかっている。
 ただ、ことこれに関してはそつなくこなせる自信はなかった。
「ちょっとしたインタビューもあるけど、一局に絞るから」
「……」
元々、要領のいいほうではない。愛想はかけらも持ち合わせていない。人前でしゃべることも苦手だ。ましてや全国に映像が配信されるなどと聞くと気が遠くなる。
 それだけではない。
 ……雨はあっという間に激しくなった。
 血のにおいに、ドブのようなそれが加わるなか、ようやく彼は探し人に出会えた。
 折り重なるように積み上がった死体の山が崩れたのか、その脇に彼女は転がっていた。
 他のそれらと全く変わることなく、彼女の胸にはぽっかりと穴が開いていた。死に神は何もこぼさずに等しく命を刈り取っていったのだ。
「姉さん」
 誰か。
 誰か姉さんを。
 当日は各メディアも入り、騒がしくなるであろう時期を避けて、そこを訪れることにしている。
 追悼の意を込めた公園は市街地に近い高台に造られていた。
 本当の追悼の場所は、いまだボーダー管理下の警戒区域だ。
 まだ真新しい石碑が幾本か建っている。
 円柱の形をした石碑には名前がただ刻んである。犠牲者の名前だ。
 三輪は一つの石碑の前でたたずんでいた。腕を上げ、石碑にそっと触れる。指を滑らせる。知っている名前もある、知らない名前もある。ゆっくりと滑らせていく。
一点で指が止まる。
 彼女の名前だった。
『誰か』
『誰か姉さんを助けて』
 目の前に広がる風景はいまも鮮やかだ。音も匂いも。足にまとわりつく重さも。降ってくる雨の粒まで。
 足下の彼らはみな目を開けているが、そのまぶたは動かない。その指は動かない。
 今の彼は知っている。死体は苦しまない。
 大丈夫だ。
 向こう岸で、穏やかに微笑んでいる。そこまでの距離はいつでも一歩だ。ひとあし、踏み出すだけで届くほどに近い。
時間は流れる。仮にマイクの前に立ち、メディア対策室のしたためた美しい文章を読み上げても、もう息がくるしくなることはないだろう。それでも、引き受ける気にはならなかった。
 三輪は立ち上がると頭を下げた。
「お役にたてず、申し訳ありません」
強引に話を終わらせる態度を根付は咎めず、一緒に席を立った。
「残念だけどねえ。来年もまたお願いすることになると思うけど」
 来年は五年という節目の年のために大々的になるという。おおっぴらに全国規模でボーダーの存在をアピール出来る数少ない機会だ。遠征には金がかかる。そのスポンサー集めも兼ねているという。民間組織であるボーダーにとって、金の話はいつでも切実だ。
「まあ、気にしないでいい、他に方法はあるからね」
 頼りになるだろう、と彼はにやりと笑った。
 これからの物語を紡ぐことは彼にとっては今までの物語をひとまず終わらせることになる。彼にはそれはどうしてもできない。
 向こう岸はまだそこにある、いつでも行ける。死者たちは微笑んで待っている。一歩、踏み出せばすぐに会える。
黒い河の冷たい流れに脚を膝まで浸し、目の前の彼岸を見つめて彼は立っている。
この場所から立ち去りたくはないのだ。
 いまは、まだなお。
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hmdreambox · 1 year
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やがて海に溶ける | 芍星真澄(大林)
ジパ夢、原作軸SS小説。
コレージュ・ド・フランスで理学博士号を所得した原子核物理学者の草加静代は、ミッドウェー海戦で戦死したはずの兄の拓海が、 ドイツ占領下のコペ ンハーゲンでウラン235の濃縮作業にあたる亡命物理学者から濃縮ウ ランを極秘に入手したという情報を大学人民戦線経由で知り、日本へ 一時帰国する事を決意した。 そこで拓海と再会するも……。
原i子核i物理i学者i・草i加静代という、非自己投影型のオリジナルキャラクターが主人公です。
兄の草i加i拓i海が勧誘してるお話。
癖のある作品なので、夢主に自己投影して恋愛したい方は回れ右です。
×××
詳しくは連載夢の「星海燃ゆ」をご参照下さい。
息抜きに書いた作品なので時系列は曖昧ですが、 12巻以降。 草加拓海が妹を勧誘してる話。 現パロにすると無職になった元海上自衛官幹部が右翼係系新興宗教 団体を立ち上げ、 物理学者の妹を勧誘してるものすごく笑えん話です。
×××
表紙絵はこちら
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花田縹様にジパ夢の草加拓海と草加静代を描いて頂きました。2枚目は表紙絵。
私や静代が草加拓海に対して抱く「深海のように得体が知れない不気味さ、怖さ」を汲み取って描いて下さいました。
難しいオーダーをお引き受けして下さりありがとうございます🙇‍♂️
×××
作品の参考文献
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兎にも角にも、草加拓海の怖さを全面に押し出した作品にしたかったので、人によっては不快に思うかもしれません……。
未知の領域に足を踏み入れてしまったが故の、夢主の静代はおろか、凡庸(どころではない)私でも到底理解出来ぬ、とても怖い拓海思想を全面に出した作品なので、夢小説感が消失しました💦
また本作では、原子核爆弾で命を落とされた方、被爆され今なお原爆症等で苦しまれている方々への配慮は出来る限り行なって書いたつもりですが、それでもご不快に思われた方がいらっしゃいましたら、この場をお借りして深くお詫び致します。
最後に、当方は戦後の復興に尽力して下さった方々には心より感謝しておりますし、そのような方々のお陰で今の日本があると存じております。
当方は戦争肯定派でもなければ核兵器保有賛成派でもありませんので誤解なきようお願い致します。
当時、原子核爆弾を阻止すべく立ち向かった科学者が数多くいるにも関わらず、歴史の闇に葬りされてしまったのがとても悲しく、草加静代という夢小説の主人公の人生に組み込ませて頂きました。
しかし東京裁判の知識はまだ浅く、この作品で書ききる事が出来ませんでしたが、今後もジパング、草加拓海のエピソードもしっかり踏まえて少しずつ書こうと思います。
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雑いですが登戸研究所レポも支部に。
誤解を与えてしまったら本当に申し訳ないですが、ジパ夢二次創作小説を書くのが楽しくて仕方がないです。
また続きを書いてこう
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なかこ様にジパ夢短編連載小説「星海燃ゆ」中編の表紙絵を描いて頂きました。
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作品投稿と一緒にと思いましたが、非常に細やかに丁寧に描いて頂いたのを閉まってるのも忍びなく😢
��切に使わせて頂きます🙇‍♂️
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