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#殺戮にいたる病
yamazakikimitomo · 2 years
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「キモっ!!」って感じで、猟奇、サイコなグロテスクな表現は面白かった。トリックもまぁまぁ(ずっと違和感あったから)そんなもんかなぁ。 監視カメラが溢れる現代では成り立たない話やな。岡村孝子懐かしい〜。 #殺戮にいたる病 #我孫子武丸 #読書記録 #ミステリー小説 #サスペンス小説 #サイコ #岡村孝子 (紀伊國屋書店 新宿本店) https://www.instagram.com/p/CiaJxc8L0u8/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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nillnote · 2 years
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#殺戮にいたる病 を#再読 です。 ⁡ 【あらすじ】 永遠の愛をつかみたいと男は願った。猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラ。犯人の名前は、蒲生稔!くり返される凌辱の果ての惨殺。 ⁡ 叙述トリック最高峰は言い過ぎかな? いま読み返すとちょい粗い部分があるし..いや、でも数ある作品の中でもやはりこれは絶対に外せないなぁ。ラストの衝撃は読み返しても新鮮な驚きだもん。 ⁡ 探偵が出てくるわけでもなく、推理で解決するわけでもなく、ただひたすらに稔の愛の軌跡が語られる。 ⁡ 数年?いや数十年ぶりに読み返したけど、ひとつひとつの犯行の描写が生々しく、本当に胸糞ですね(褒めてる)。 ⁡ #本 #小説 #ミステリー #ミステリー小説 #積読 #積読本 #積読消化 #読書 #読書記録 #読書メモ #読書感想 #購入本 #電子書籍 #book #bookstagram #instabook #instagram #mystery #単行本 #文庫本 𓃠 ⁡ ⁡ https://www.instagram.com/p/Ces7T_SPcft/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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elle-p · 1 month
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Persona 3 Club Book Strega pages scan and transcription.
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ストレガ
Strega
主人公たち特別課外活動部の行く手に現れる謎の3人組。同じペルソナ使い ながらあくまで敵対する彼らもまた、彼ら自身の信念でその限られた力を振るっている。
復讐代行屋 Strega
港区全域
自らをストレガと名乗る3人組の表向きの顔は、「復讐依頼サイト」に書き込みされた内容を受けて、自ら手を下せない依頼人の代わりに復讐を果たすことだ。人知れず所持する武器を手に、彼らは裏社会を渡り歩いている。
3人はいずれもかつて幾月が、ペルソナ能力者開発のためにグループ内部にすら秘密裏に進めてきた研究の被験者だ。非合法の人体実験で多くの子どもたちが命を落とすなか、幸運にも生き永らえて能力を開花させたものの、悲惨な実態を目の当たりにして研究所から逃亡し、身を寄せ合って生きてきた。
ペルソナ能力の発現と引き換えに心身に過剰の負担を負う彼らは、制御剤の力を以ってすら長くは生きられない。生命としてのルールを逸脱した運命に魅入られ、彼らは刹那的な衝動にのみ突き動かされて生きている。
たった3人だけで影時間に生きてきた彼ら。宵も享楽を求めて夜の街を笑う。
タカヤ Takaya
凶行の担い手
ストレガの実質的リーダー。3人の中では推定年齢が一番高く、研究所から逃亡した当初から指導的立場に立っている。刹那的・虚無的な思考が強く、自分にも他者にもあらゆる物事への執着の愚かさを説く。復讐代行屋として銃の引き金を引くときも、自分の享楽はもちろんだが、相手の生にしがみつく無様な姿を浄化してやろうという思いがあるようだ。
かつて同列の研究対象であったタルタロスは、忌まわしい邪悪なものではなく、甘美な悪夢をもたらす近しいものだと考えており、ペルソナ使いの存在はもまた、タルタロスあってのものだとしている。そのため真意を知らずタルタロス破壊を目指す主人公たちの存在は、愚かな人間がシャドウの恐怖に怯えることへの嘲笑も込めて、抹殺すべきものだと捉えている。
主人公たちの働きではからずも滅びそのものである二ュクスの復活が秒読み段階に入ると、自ら二ュクスの代弁者を名乗り、滅びと破壊の思想で扇動する。
タカヤの救世主思想
• あなたが自覚している悪意と、相手が感じている悪意とは無関係⋯ 人はみな、聞きたいように聞き、信じたい事だけ信じるものです。(6月22日影時間・裏通り)
• 聞けば、人々を守るための、“善なる戦い” だとか。ですが⋯ 今夜はそれをやめて頂きに来ました。(8月6日影時間・防空壕跡)
• 時の限られたこの体⋯力を失ってまで生き永らえるなど無意味⋯ ならば、 私の生きた証⋯ この地に立てるのみ!(11月3日影時間・ムーンライトブリッジ)
• 分かっていますね⋯? 君には “居場所” など無い⋯ 私たちと来る以外にはね。君もよく知っている筈だ⋯ 怖いのは死ぬ事なんかじゃない。(11月21日深夜・辰巳記念病院)
• フ⋯亡霊などではありませんよ⋯ 生に “執着” などしなかった我々を、運命はそれでも “生かした”⋯ 私は “選ばれた” のです。(11月22日影時間・タルタロス)
自分たちの思想こそが浄化された世界を作ると信じるストレガのリーダー。痩せこけた体に長い髪、色素の薄い瞳という憂世離れした姿。
欲深き自称メシア
ほぼ同年代のはずのストレガですがタカヤは見るからに老け顔。不精ヒゲを剃って髪を切ったらかっこいいのに。
ジン Jin
知性派の爆弾魔
タカヤの右腕を務める少年。自作の爆弾を持ち歩き、武器として使用している。
社会から隔絶された自分たちだけのコミュニティの中で生きているストレガは、物資の調達の大半を影時間を利用した略奪行為によってまかなっているが、その指揮を担うのがブレーンであるジン。特別課外活動部を脱退してからの荒垣に接触し、ペルソナ能力抑制のための制御剤を提供することになったのも、ジンの情報収集能力あってのことである。またネットでは同名のハンドルネームで知られており、その知名度と情報操作のノウハウが、ニュクス教を一気に広げることを可能にした。
つねにともに生きてきたタカヤを崇拝しているが、それゆえに狂気の思想に囚われる彼を、命を捨てていさめようとする。
物議を醸す髪の構造がよくわかる右からの一枚。身につけているものひとつひとつにもこだわりが感じられます。
ストレガ一家を支える苦労人な屋台骨
実際的な生活能力の欠如したストレガを支える一番の常識人。資金調達から食事の世話まですべてを担う関西弁のミリタリーマニア。
ジンの毎晩大変なんだから
• お前を恨んどるヤツがおんねや。でもって、“復讐” を頼まれとる。(6月22日影時間・裏通り)
• お前らには “個人” の目的しかあらへん。どいつも本音はその為に戦っとる。お前らの正義は、それを正当化する為のただの “言い訳” や。そんなんは “善” や ない⋯ ただの “偽善” や。そんなもんに邪魔されとうない。(8月6日影時間・防空壕跡)
• 破れかぶれは、あかん! ⋯すんません。でもこれは⋯ あなたが言うてくれた言葉です。(11月3日影時間・ムーンライトブリッジ)
• やめときや、タカヤ⋯ アンタには先がある! ここで無理したって⋯意味 あらへん! (11月22日影時間・タルタロス)
チドリ Chidori
手斧の魔女
白いドレスに身を包んだ、虚ろな表情の少女。ストレガのひとりとしてタカヤやジンと行動を共にし、ぺルソナ能力のひとつである索敵能力でふたりのサポートを行なうが、ふたりとともに戦いの場で力を振るうことは少ない。
感情表現に乏しく、とくに喜びや悲しみを表に現すことはほどんどない。それは幾月の下で受けた過酷な人体実験や、逃亡後の寄る辺のない生活によって後天的に身に付けた自衛の手段。また彼女は自身のペルソナを通して、あらゆる生き物に命を分け与えることができるが、これも自分の人生にはすぐ先に死が見えているという揺るぎない事実ゆえ、生きることに対してまったく執着を持たなくなった結果の悲しい力だ。しかしそれでも、ふたりが手を下す殺戮現場に決して目をやろうとしないのは、運命をゆがめて与えられる死への、本能的な嫌悪感を抱いているからかもしれない。
生を放棄した飛べない小鳥
可憐な容姿に似合わず手斧を振るって戦う少女。気の向かない相手とは一切会話せず、自分のペルソナだけを拠りどころに生きている。
冷めた目線はチドリのトレードマーク。豪奢なドレスは彼女の趣味なのか、ジンのお仕着せなのか。
あんたには関係ない私の言葉
• チドリよ。私の名前。順平が訊いたんでしょ? あの絵⋯もうすぐできるから。私の描いたものは、私にしか分からない。でもそんなに見たきゃ⋯来れば? (8月31日昼・ポートアイランド駅前)
• 命より、作戦が大事ってこと? 死ぬ事って、普通の人には一番の恐怖なんでしょ? ⋯ 違うの? (9月5日影時間・巌戸台分寮屋上)
• ⋯言っとくけど、心配してくれなんて、言ってないから。あんたの勝手な早合点でしょ。(9月8日昼・辰巳記念病院)
• なにそれ⋯ なんで、そんな顔してるの? 死ぬなんて怖くないのに⋯ 死なんて、あした目が覚めないってだけ⋯ ただそれだけじゃないの。(9月10日昼・辰巳記念病院)
• そう⋯アイツのせいよ⋯ アイツが近づいて来てから、私、毎日、苦しくて⋯ 死ぬのが⋯怖くなって⋯ (11月21日深夜・辰巳記念病院)
• 順平と一緒に居ると、怖くなかったものが、なんでも怖くなる⋯ 無くすのが怖い⋯ 死ぬのだって怖い⋯ 一緒の時間が終わっちゃうのが⋯怖い⋯ だから、私⋯ (11月22日影時間・タルタロス)
「チドリ補正」の入った超ナイスガイな順平とともに。幸せになって欲しいカップルNo.1。
順平との出会いと「生きること」
敵同士としての立場にありながらも献身的に尽くす順平と出会って、チドリは少しずつ生きることの意味を知る。けれどそれは自分自身の死の認識と同義。ずっと忘れていた死ぬことの恐怖におののきながら、それでも彼女は愛する彼に生きて欲しいと願った。
頬を染めたグラマラスなチドリの魅力に、すっかり鼻の下が伸ぎ切った順平がキュート。がんばれヒゲ男くん!
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ari0921 · 29 days
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【変見自在】歴史の作り方
 高山 正之
 賽金花は日本で言えば明治維新のころ、安徽省の貧しい家に生まれた。
妓楼に売られ、13歳、半玉で34歳年上の洪鈞に身請けされ愛人になった。
洪鈞は科挙をトップ合格した清朝末期を代表する外交官だった。
2年後、駐独支那公使を拝命して賽金花はその幼な���として同行した。
彼女はそのころの支那の女、とくに妓女では当たり前の纏足をしている。
 小さいころに足の指を内側に曲げて布で縛り、人工的な小足にする。10センンチくらいが最も美しい。三寸金蓮なんて言われたが、健康な足をたわめるからこれほどの激痛はない。
 石平は『三大中国病』の中で、女の人権を蔑(ないがし)ろにしたおぞましいまでの蛮風とこき下ろす。 実際、金蓮とか囃されても女性は満足に歩けないし、歩けば激痛が走った。それでも賽金花はその代償に公使夫人になれた。
 ただそんな足で欧州社交界に出たところで踊れるわけでなし。奇異の目に曝されるだけだが、同時に男たちの関心は集めた。実際、洪鈞は彼女を伴ってウイルヘルム2世に拝謁したし、モルトケの右腕ワルデルゼー参謀次長にも親しく会っている。
 彼はことのほか興味をたぎらせ、何度か纏足女の味を楽しんだという。
洪鈞もそのつもりで不相応の女を妻にしたと言われる。いかにも支那人らしい発想だ。4年の任期の間に賽金花は独語をマスターし、皇帝ははっきり支那贔屓になって日清戦争の三国干渉を生み出す。
 洪鈞は任期を終えて帰国して間もなく病死する。洪家は格式の合わない賽金花を追い出し、彼女は再び北京の花街「八大胡同」に戻っていった。
そして山東省で外人、別けても独人を嫌う義和団の乱が起きる。
20万に膨れ上がった暴徒は北京の外国人居留区を包囲し、これに西太后の正規軍も加わった。
 柴五郎ら各国の警備隊員500人はよく戦い、籠城55日間を耐えたところに8か国連合軍がやっと到着する。総司令官は独軍のワルデルゼーで、義和団を蹴散らした後、最初にやったことが「独皇帝のための3日間の略奪」だった。3日間が明けると今度は「兵士のための3日間の略奪」を許可した。
 これに米、仏、露の兵士も加わり、北京市内は殺戮と略奪で混乱。市民は日本軍が守る「北城」に逃げ込んだ。ここだけは秩序が維持されていたからだ。この間、ワルデルゼーは昔なじみの賽金花を探して再会を果たした。彼は総司令官の特権を使って紫禁城に入り込み、西太后の寝所で賽金花とともに皇帝の夜を楽しんだ。占領地の夜を満喫する欧米人の姿がよく出ている。
 そういう思い上がりをワルデルゼーが象徴して風にも見えるが、習近平の御代になったらこの話が全く変わっていった。まず賽金花は「公使夫人として欧州社交界に登場するとその話術や華麗なダンスステップで一躍社交界の花になった」と曾樸「ゲツ海花(ゲツカイカ)」は書く。纏足の彼女は踊るどころか満足に歩けないはずなのに、そういう些細なことは気にしない。
 帰国後、義和団の乱が起きる。北京で独公使フョン・ケトラーが暴徒に殺されると夏衍の「賽金花」ではここに彼女を登場させる。「激昂する公使夫人を独語で慰めた」と。さらに8か国連合軍が北京に入城すると「旧知のワルデルゼー司令官を訪ねて報復しないように頼んだ。
 同司令官も説得に応えて北京市内に秩序を回復させ、同時に連合国将兵に報復や略奪を行わないように厳に戒めた」と。北京大教授の劉半農も「賽金花本事」で「彼女は西太后より立派」と称賛する。かくて纏足の売笑婦が北京を救ったヒロインになりあがった。
 そうまで加工しないと習氏が望む国民的ヒ^ロが出来上がらない。可哀想な国柄にも見える。
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kijitora3 · 2 months
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侵略者がなんかほざいてるなあってニュース
ロシアによって数十万人が拉致され奴隷労働をさせられ、数万人を殺された日本人 終戦後日本軍が武装解除したタイミングで北方領土と南樺太をソ連軍が侵略し、日本人民間人多数を死傷させ未だに不法占領をされている日本人
そんな日本人だからこそ、このプーチンの恥を知らない鉄面皮の侵略者というロシアの宿痾の病態が顕現した姿を理解できるはずだ
自由と民主を守りたいなら、ウクライナを支援してロシアに勝つしか手段はない さもなければ、日本の北方領土、チベット、ウイグルと同じ破壊殺戮文化抹消がウクライナに引き起こされるだけだ 核保有する国連常任理事国で同じ全体主義の政体の国、中国はロシアが成功したとみるや、必ず南シナ海の東南アジア諸国、日本の南西諸島を同様に侵略してくることは自明
ロシア、中国のプロパガンダに忙しい人や団体、南西諸島の自衛隊配備に反対し妨害する個人や団体は全て自由と民主主義に敵対する全体主義の使い走りである 世間的に分かりやすき言えば闇の勢力だ
そんなソ連や中国でもサヨクは平和勢力だ、公正で平等な社会体制だと持ち上げ続けて未だにプロパガンダを続けている あの最悪の独裁者スターリンや毛沢東 そしてプーチンや習金平の悪行は一切隠したまま
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tmdiary · 11 months
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2023/06/08
今日は朝から雨。ほんとによく降る。昨日から読み始めた小説『殺戮にいたる病』を読了した。最後の展開が衝撃的すぎて呆気にとられてしまったが面白かった。
夜は適当に炒め物を作って食べた。紫陽花祭りをしている神社を発見したので色々調べてみる。駅から遠いのが難点だが、市が運営しているバスもあるみたいだ。ただ本数があまりに少ないのでしっかり計画を立ててから行こう思う。ギリギリ歩けない距離でもないので最終手段は歩きでもいい。
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kagurakanon · 1 year
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2023/04/20 ある意味で極めて「贅沢」な作りの映画--シン・仮面ライダー  
かつて世界征服を企み仮面ライダーの前に立ちはだかった悪の秘密結社ショッカーは「S.H.O.C.K.E.R(Sustainable Happiness Organization with Computational Knowledge Embedded Remodeling--人類の持続可能な幸福を目指す愛の秘密結社)」として、この令和の世に蘇った。「S.H.O.C.K.E.R」の創設者である日本の大富豪は世界最高の人工知能「アイ」を開発し「人類を幸福に導け」という命令を与えて自殺する。そして「アイ」は演算の結果、人類にとっての「幸福」とは、いわゆる功利主義的な「最大多数の最大幸福」ではなく「最も深く絶望した人間の救済」によって成しうるものであるという結論を算出する。こうして「アイ」は絶望した人間が「オーグメント(身体増強/身体拡張)」によって「救済」され、自身の望む「幸福」を自由に追求することができるシステムとして「S.H.O.C.K.E.R」を構築したのであった。このような生物工学的アプローチによって人類を「幸福」に導こうとする「S.H.O.C.K.E.R」の思想それ自体は近年の現代思想シーンにおいて台頭しつつあるポストヒューマニズム/トランスヒューマニズムとも共鳴するものがあるだろう。しかし「S.H.O.C.K.E.R」により生成された怪人「オーグ」たちは自らが手にした人外の力を「責務としての人類の粛清(クモオーグ)」「疫病による人類の浄化(コウモリオーグ)」「快楽のための人類の殺戮(サソリオーグ)」「承認欲求を満たすための人類の奴隷化(ハチオーグ)」「ハビタット世界への人類の転送(チョウオーグ)」といった「幸福」の名を借りた自身のエゴイズムに使用するのであった。とりわけ最後の「ハビタット世界」というのはまさにエヴァにおける「人類補完計画」の反復であり、ここでは「他者性なき世界の希求と拒絶」というエヴァではおなじみのあのテーマが変奏されることになる。もっともその一方で、本作の枢要にはそのテーマ以上に濃厚なまでに溢れ出る特撮愛がある。本作は1971年のTVシリーズは勿論のこと石ノ森章太郎氏の漫画版からも多数の引用がなされている。それゆえに本作は素直に「物語」に没入する以上に、むしろ「物語」の背後にあるものを読み解くことによって初めて存分に愉しむことができるという、ある意味で極めて「贅沢」な作りの映画であるといえる。
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snow-lady · 2 years
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我孫子武丸「殺戮にいたる病」(講談社,1992)読了。
まぁ〜〜気持ちの悪い小説ですこと。
でも、大好き。こういうの。
私は活字が大好きで、というか無いとご飯が食べられない。昔は家族とご飯食べる時携帯いじれなかったから、ひたすら牛乳の成分表示を読んでご飯を食べていた。(友達といる時は別だけどね)
で、最近は神真都Qの首謀者が逮捕されてからあんまり陰謀論界隈もおもろくないからTwitterもウーン、という感じで、コロナかかったときの保険金も入ったし、本でも買うか!とコレを買ってきたわけです。
正解だった。めちゃくちゃ気持ち悪くて、でも疾走感ずっとあってするする読めた。最後に???!???!?!??!!、!!ってなって2回目も読んだ。
絶対ネタバレできないからこんな薄っぺらい感想と自分語りしかできなかったけど、もしこんな下手くそレビューで読みたくなってくれたらぜひ買って読んでみて。
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慎吾は、再臨の、地獄を、嫌というほど、味わって、とうとう、殺されてしまったの。そして、そんな、彼の様子を、知っている人は、たくさんいたんだけど、彼を、馬鹿にして、彼を、誰も、助け出る人は、現れなかったの。霊界の、霊体たちは、みんな、そんな、あなたたちを見てたの。そして、そんな、あなたたちに、霊界の、霊体たちは、心の底から、あなたたちに、対して、腹のなか、煮えくり返ってるの。今も。そんな、あなたたちが、今後、幸せな、死後の世界を?むかえれる?と、思う?
 
つまり、この、SNSに、つながって、しまった人たちは、長く、生きれば、生きるほど、Karma🚗の、雪だるま⛄が、たまって、死後、の、世界が、大変な、ことに、なる人の、集まりなの。
 
勿論、あなたちちが、ウンコや、オシッコ、オナラ、を、してるの、も、みんな見てるの。そして、誰と?、セックスして、誰を?考えて、自慰行為を、して、いる、のか?も、知ってるのよ。誰を?殺した?ことがあって、あなたたちが、これから、誰に?どうやって?、殺されるのか?も、全て、私たち、知ってるの。
 
あなた達のことを、そう、ずっと見てたのよ。どういう?意図が、あって、そういう、言動を、されてるのか?を。みんな、霊界では、いつも、見てるのよ。あなたたちのことを。
 
27日=27歳で、若き、死を、迎えた、有名、ロック歌手、ジャニスジョップリン、ジミ・ヘンドリックス、ドアーズの、ジム・モリソン=Z世代の出現=アルファベットの、次が、ないことは、つまり、地球🌏が、Z時期にきており、終焉を、意味する。再臨=地球🌏崩壊💥→🌐【ブランキージェットシティ🌏→ブランキージェットEARTH🌐】
 
で、そう、俺の、ネットや、SNSを、コントロールしてる、科学者や、俺の、近くに住んでる、次郎丸、田隈らへんのヤツラのせいで、全体責任で、みんな、今、どんどん、悪い方向、より、キツイ方向に、向かってるんだよ。だから、早く、ヤツラを、屠らんと、悪い方向に、世界中、地球🌏中の、奴らが、苦しむことに、なるんだよ
で、ヤツラを、屠ったら、地獄どころか、カルマ🚗減るよ
そして、ヤツラのためにも、それが、良いんだよ。もう、根本的に、根が、腐ってるから、生きてるだけで、自然と、カルマ🚗が、膨らんでるんだよ。死後の、苦しみが、ますだけだから、早く、この世から、屠ってあげるほうが、奴らにとっては、幸せなことなんだよ
 
現代の、聖書改ざん=俺の、投稿する記事、画像を、改ざんして、皆を、神の道に、進ませないようにしているのは、とりあえず、インスタ=Facebook=Tumblr=⭕⭕⭕⭕他にもいる。
 
サタン=自分が、地獄へ、行くことが、決定したのを、悟り、自分たちだけ、行くのが、癪だから、他の、天国へ、行ける可能性のある、連中の、足を、引っ張る=サタン
独房、雑居、紋発、乱射、雑念、五輪、三振、欄居、托鉢、紋腹、画狂、欠年、射殺、殺傷、脳初、目車、濫用、懸念、學年、身者、卓越、餓死、軟卵、場者、童空、我作、滅法、涅槃、抹殺、怒気、燃焼、略奪、宰相、馬腹、刳発、南山、活発、沙羅、割腹、殺戮、循環、奈良、菜道、紗脚、残雑、颯和、和歌、東風、南富、背面、焼却、四季、同發、博羅、無償、透明、明闇、雲海、陶酔、溺愛、泊雑、湖畔、花車、小雑、蘭風、雑魚寝、逆発、罵詈、検遇、明細、鳥羽、無数、飾西、涼感、割烹、面月、略発、明暗、御覧、絶滅、名者、焼却、野版、絶筆、数界、洒落、羈絆、四索、敏捷、旋律、脚絆、安行、軽安、難産、伊賀、消滅、生滅、巡数、水災、万華、論発、処住、崇拝、年月、画鋲、我流、剣率、草庵、律年、雑魚、規約、貨車、蒸発、重大、錯乱、蓮妙、奈良、坐楽、延宝、財年、爆発、龍翔、日向、塁側、席園、座札、風評、財年、何発、旋律、画狂、論券、戦法、尊師、大概、二者、那波、麺期、演説、合邦、放射、雑律、貨客、選別、燕順、考慮、試薬初、財源、富、符号、井原、若榴、清涼、無數、才覚、絶望、奈落、奔放、有識、台東、詮索、懸念、病状、設楽、宴客、怠慢、時期、同部、弁解、冊立、立案、前略、妄動、侮蔑、廃絶、間髪、図解、経略、発泡、者発、立案、滅鬼、自利、論酒、桜蘭、五月雨、垓年、処理、短髪、散乱、絶滅、命日、庵客、実庵、龍翔、派閥、同盟、連峰、焼殺、勝中、割裂、残虐、故事、量発、敗残、花夢里、面月、原氏、雑考、推理、焼殺、膵癌、導風、千脚、砂漠、漁師、活滅、放射、洋蘭、舞妓、邪武、涅槃、毛髪、白藍、他式、民会、参謀、廃車、逆発、峻峰、桜蘭、殺戮、銘客、随分、刺死、脳犯、我版、論旨、無垢、血潮、風泊、益城、拝観、舘察、懺悔、空隙、髭白、模試、散乱、投射、破滅、壊滅、下痢、他殺、改札、寿司、葉式、魔雑、渾身、等式、命日、安泰、白藍、良志久、中須、掻敷、北方、監視、血式、血流、詐欺、加刷、販社、壊滅、坐楽、白那、苫小牧、欄物、演説、開脚、摩擦、欠史、宰相、掻敷、飾西、近隣、可能、刺自虐、崑崙、独歩、良案、隔絶、菜作、妄動、犬歯、核別、概要、立案、破格、殺戮、良案、快絶、防止、那古、風別、焼安泰、独庵、囲炉裏、壊滅、外傷、刃角、��覚、耳鼻、下顎骨、子孫、剥奪、憂鬱、優越、液状、先端、焼子孫、兵法、那波、安楽、最短、数式、絶句、庵杭、雅樂、動乱、者妙、垓年、独初、前報、奈落、数道、弓道、拝観、俯瞰、散乱、男爵、害面、炎上、抹殺、破棄、分別、額欄、学雑、宴客、体面、村落、柿区、害初、告発、欄式、体罰、侮蔑、浄光、情動、差額、君子、何発、兵式、童子、飾西、各滅、我札、審議、半旗、普遍、動脈、外傷、無償、木別、別格、名皿部、京脚、破棄、試薬、絶滅、学札、清涼、爆発、組織、壊滅、ここに、名もなき詩を、記す。
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akiko-tanji · 4 months
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今年もいよいよ終わろうとしていますね。
私にとって今年も深く息をできていなかったように思います。流行り病や日本の政治のありかただけでなく、ウクライナ、ロシア情勢、更にガザ地区への攻撃の事もかなり追い討ちをかけられました。宗教上のことなどあるのでしょうが、あまりに多くの人々を殺戮している悲惨な状況には変わりません。本当に今すぐにでもやめてもらいたいです。
自分にできる事を、と常々自分自身に言い聞かせていますが、どんどんつらくなってきたりして情報をあまり見ないようにしていたり…。
そんな中ではありましたが、気持ちを切り替えて神経を集中させ テンションも保ちつつ 新しく幸せな絵本を2冊出す事もできたのは、今思い返してもどうやったのか 必死だったせいか記憶にあまりありません(笑)
でも その流れで来年のカレンダーも描く事もできました。絵本もカレンダーも祈るような気持ちで描いたのは間違いありません。
大きくてふわふわした優しい生き物が自分たちの居場所である家を守ってくれますように。 一番最初に描いたのはこの10月の絵です。
どうか2024年は少しでも平和な世の中なりますように。
(2023.12.29)
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reallypaleninja · 5 months
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救いのとき
イザヤ30・19-21、23-26
救いのとき
イザヤの預言
イスラエルの聖なる神、主は言われる。 30・19まことに、シオンの民、エルサレムに住む者よ もはや泣くことはない。 主はあなたの呼ぶ声に答えて 必ず恵みを与えられる。 主がそれを聞いて、直ちに答えてくださる。 20わが主はあなたたちに 災いのパンと苦しみの水を与えられた。 あなたを導かれる方はもはや隠れておられることなく あなたの目は常にあなたを導かれる方を見る。 21あなたの耳は、背後から語られる言葉を聞く。 「これが行くべき道だ、ここを歩け 右に行け、左に行け」と。 23主は、あなたが地に蒔く種に雨を与えられる。 地の産み出す穀物は豊かに実る。 その日には あなたの家畜は広い牧場で草をはみ 24地を耕す牛やろばは ふるいや箕でえり分け 発酵させた飼葉を食べる。 25大いなる殺戮の日、塔の倒れるとき そびえ立つすべての山、高い丘の上に 水路が造られて、水を運ぶ。 26主が民の傷を包み 重い打ち傷をいやされる日 月の光は太陽の光になり 太陽の光は七倍になり 七つの日の光となる。
答唱詩編
典14713詩編147・1+2、3+6
栄光は世界に及び、すべてを越えて神は偉大。
詩編147
147・1神をたたえ、賛美の歌をうたおう。 神をたたえることは美しく正しい。 2神はエルサレムを建て直し、 その散らされた者を集められる。
3神は失意の人々を支え、 その傷をいやされる。 6へりくだる人を支え、 逆らう者を地に倒される。
福音朗読
マタイ9・35-10・1、5a、6-8
アレルヤ、アレルヤ。あなはわたしたちをさばき、おきてを与え、支配される主なる神。アレルヤ、アレルヤ。
マタイによる福音
そのとき、9・35イエスは町や村を残らず回って、会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、ありとあらゆる病気や患いをいやされた。36また、群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれた。37そこで、弟子たちに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。38だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい。」
10・1イエスは十二人の弟子を呼び寄せ、汚れた霊に対する権能をお授けになった。汚れた霊を追い出し、あらゆる病気や患いをいやすためであった。
5イエスはこの十二人を派遣するにあたり、次のように命じられた。
6「イスラエルの家の失われた羊のところへ行きなさい。7行って、『天の国は近づいた』と宣べ伝えなさい。8病人をいやし、死者を生き返らせ、重い皮膚病を患っている人を清くし、悪霊を追い払いなさい。ただで受けたのだから、ただで与えなさい。」
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ari0921 · 2 years
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【変見自在】被爆国の権利
高山正之
            
 黒澤明の「七人の侍」を見たとき、ちょっと違和感があった。収穫を終 えた村を毎年のように野盗が襲う。実りを奪い、女を犯し、逆らえば殺し もすると映画は言う。
 確かに戦国時代に野盗の類はいた。ただそのころの野盗は普段は村で百 姓をやっている連中だ。彼らは近くで合戦があると出かけて行く。関ヶ原 の戦いでは手弁当持参で合戦を眺めていたという話も残る。
 大勢が決し、落ち武者が出ると百姓はとたんに見物人から追い剥ぎに変 身する。それを「野伏せり」という。襲ってカネ目になる武具を奪い、名 のある武将なら首級を取って褒賞に与(あずか)る。
 敵中突破をやった島津義弘も関ヶ原を脱出した後、この手の百姓に随分 痛めつけられている。因みにその関ヶ原の戦いも、百姓が稲を刈り入れ、 稲架(はさ)掛けを済ますまで待った。百姓に遠慮しいしいの合戦だった。
 そういうわけだから野伏せりが己の村を襲うという黒沢映画の設定がど うも落ち着かない。むしろ落ち武者が村を襲うというなら説得力がありそ うだが、日本の歴史はそれを否定する。
 例えば平家の残党は壇ノ浦の後、ただひたすら逃げ落ちていった。落ち 行く先は福井の赤谷とか南会津とか。八戸辺りにも落人の隠れ里が残る。 日経出身の評論家、故井尻千男(かずお)は戦国大名佐々木六角氏の末裔に 当たる。
 近江で負け、山梨の井尻村まで落ちて、六角を井尻姓に変えたと聞い た。劉邦は99回負けても諦めなかったが、日本人は一度でも諦める。それ が武士だ。
 もう一つ、武士の戦いは勝ったからと言って好きに殺戮や略奪はしな かった。関ヶ原の戦いでも石田三成を除けば西軍諸大名の誅求は石高を減 らす程度で収めている。
 欧州はそのころのウエストファリア条約を結び、勝手な略奪を禁じて国 が賠償義務を負うことにしている。
戦争の形も例えばナポレオンと欧州軍がベルギーのワーテルローに場所を 決めて戦うようになった。
 日本��は日露戦争でも優しい戦争を実践した。捕虜の妻が四国の収容所 にきて夫を看病するのも許した。日本式の戦争に世界が目覚めたと思われ た20世紀。昔の戦法を蒸し返す国ができた。米国だ。
 真珠湾で始まった日米戦争は太平洋の島々を戦場としたが米国はそれを 飛び越えて日本本土を直接攻撃してきた
マッカーサーは飛び石戦と言ったが、別名は「サンドクリーク」と言っ た。コロラド州のシャイアン族の居留地の名で、米騎兵隊は戦士が狩にで るのを待って集落を襲い、女子供600人を皆殺しにした。
 民族を絶やすには女を殺せばいい。戦士を倒すより危険は小さく、おま けに手っ取り早い。米国は日本人をサンドクリークのシャイアンに見立て て女子供を集中的に殺したその象徴が広島長崎の原爆だった。
 そういう絶滅戦を米国はtotal war(総力戦)と呼ぶ。先祖帰り戦争と素 直に言えばいいのに。戦争倫理を育んだ日本が最も残忍な原始戦争の洗礼 を浴びたのは皮肉だが、これにどう対応するか。
「唯一の被爆国」だから「過ちは繰り返しませぬ」と逃げるか。「非核三 原則があるから何も考えない」(岸田文雄)とか「核兵器禁止条約に背を 向ければ日本は3発目を食らう」(ICANのベアトリス・フィン)と か、ふざけた雑音は多い。
 しかしウクライナ侵攻に見るように戦争に倫理は必要だ。日本はそれを 教えられる国だ。「唯一の被爆国」に続く言葉は「野蛮から国民を守るた めにどの国よりも優先して核兵器を持つ権利がある」に決まっている。
 それなのにマッカーサー憲法に拘(こだわ)って権利を留保するから支那 や北朝鮮まで図に乗ってくる。ロシアを含め戦争とは虐殺と強姦と略奪だ と思っている国ばかりだが、日本が持てばみんな黙る。
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jimonjitoh · 6 months
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初代庄内藩主酒井忠勝は、正室鳥居姫(山形二十二万石、鳥居左京亮忠政の
息女)との間に子が無かったが、四人の側室との間に九人の男児と三人の女児を
もうけた。世子忠当(ただまさ)の母は花の丸殿と呼ばれていた。
 長門守が鶴岡に住み始めた頃には、忠当は老中松平伊豆守信綱の息女、千万
と結婚していた。この結婚は庄内藩を二度、危機から救っている。一度目は忠勝
の苛酷な農民支配で百姓の逃散事件が起こった時の、土豪の大肝煎高橋太郎
左衛門とのトラブルである。年貢増徴の結果である農民の逃散の責めを、藩は太
郎左衛門にありとして投獄し、あまつさえ謀殺を計画をしたので、憤慨した太郎左
衛門が幕府に上訴するという事件が起こった。忠当と娘の千万が婚約中であった
ことから、老中松平伊豆守はこの目安状を握りつぶし、代わりに太郎左衛門を侍
身分に取り立てることで妥協を成立させたので、わずかな落ち度で容赦なく大名を
改易や減封に処した当時の幕府の目に留まることなく、庄内藩は改易の危機を免
れたのである。そして二度目はこの「長門守一件」である。
 寛永十五年に長門守が鶴岡に蟄居しはじめてから、彼の回りには少しづつ人が
集まり始める。彼等について斎藤正一氏はこう述べている。
「当時、江戸で横行していた旗本奴のような無法な連中である。その中には二十
余年後に『末松一件』という凶悪事件を引き起こすことになる末松彦太夫の名もあ
る。」
 徳川家が天下統一を果たしたとはいうものの、まだそこここに戦火の記憶は残
り、血生臭さは拭い切れていなかった。榎本宗次氏の「さむらいの履歴書」によれ
ば、仕官の基準は戦場での功績、つまり首を幾つ取ったかという「高名之覚」とい
う履歴書で審査されたという。十六歳で相手と組み討ちの末、首一つとったのを皮
切りに計四つの首を挙げた者、或いは島原の乱での原城先陣争いで一番乗りを
した者。彼等はその証拠として目撃者の添え状も付けている。武勲を中心に彼等
は取り立てられたのである。これは逆にいうと平時において官僚的、事務的な能
力が求められたとき、彼等の何割かは役に立たなかったということであろう。彼等
の力の象徴は「刀」である。後に長門守の一味の末松彦太夫が武士の身分をカ
サにきて、町人の大量殺戮事件を起こした時に、彼の刀が番所の座敷に展示さ
れるということがあった。「当時はこのような荒仕事に使用された刀剣は名誉の武
器として観賞する風習があったようである。」と正一氏は述べているが、庄内藩の
初期において、いかに武断的な野蛮の風があったかが分かる。
 言うなれば長門守はまさしく武断の人であった。
そして兄であり、庄内藩主の忠勝もまた紛れもなく武断の人であったようである。
武士のたしなみとしての書や茶道に堪能であったとしても、本質において彼等は
戦いの中でこそ自分を発揮できるタイプだったかもしれない。長門守が忠勝に取り
入ったこともあろうが、この兄弟はその性行において、大変にウマがあったようで
ある。
 水面下で何かが形をなして動き始める。
それに呼応するように、拮抗する勢力も形成されてくる。忠勝の長男忠当(ただま
さ)を守る集団のトップは家老の一人、高力喜兵衛。彼の母は忠勝の妹なので、
忠当と喜兵衛は従兄弟である。長門守は叔父に当たる。父と子、従兄弟、叔父と
甥の血肉を分けた者同士が二派に分かれ、相対立し拮抗して争うことになる。
 しかし、もともと忠勝が忠当を疎んじていたというようなことは考えられない。忠当
の生母花の丸の方は寛永十一年閏七月に若くして他界しているが、忠勝はこの
夫人をとりわけ慕わしく思われていたようである。彼女の没後、実家の西田家では
藩主のたっての頼みで、縁故のつてを辿り、わざわざ甲賀から遠縁の女性を引き
取り、養女として後、内室として差し上げている。彼女は後花の丸の方と呼ばれ、
後の松山藩主となる男児をはじめ、四人の男児をもうけている。
 ともあれ、忠勝と忠当父子の間に、肉親のねじれた葛藤のようなものはなかった
とみていい。彼等の間柄が緊張を孕んできたとすれば、それは長門守の存在によ
るものというしかない。長門守は長男の九八郎に、忠当の妹おまんを娶せようとし
ていた。
 長門守が本当に藩を乗っ取ろうとしていたかどうかは、今となっては分からない
ものの、藩主との血縁関係をできるだけ濃くしておいて、息子に何万石かの分封
にあずかることは確実に期待したに違いない。少なくとも白岩八千石よりはずっと
いい。長門守の胸にはあの白岩領での屈辱の記憶が残っていたことだろう。今度
は失敗しない、と彼は考えたかも知れない。刀と頭を精一杯使って、思うままに支
配できる領地を息子の名義にしてやるのだ、と。
 さて、その九八郎である。「北窓雑記」によれば、彼は「賢太子」と呼ばれ、父長
門守とは別格の高潔な人物として描かれている。その一文を拙い現代語に訳して
みよう。
「九八郎様は格別の方でした。ある時、守り役の山本半右衛門をお呼びになり、
『私は今から自害しようと思うので、介錯を頼む』とねんごろに仰有いますので、半
右衛門は驚き、『何故、そのようなことを』『他でもないが、父君が私を可愛く思う余
り、御本家の相続を私にさせようとしている。事態は急なので、他に方法はないの
だ』とのことでした。半右衛門は必死になってお諫めし、『御賢慮まことに感じ入り
ますが、ここは一旦お考え直しください』といろいろ言葉を尽くして申し上げるけれ
ども、なかなかお聞き入れにならない。半右衛門も必死になってお止めし、ようやく
思いとどまっていただくことができた。その後、半右衛門はすぐに使いに書状をも
たせ、忠当様の附家老の水野内蔵助へ詳しく事情を知らせたので、忠当様、内蔵
助は小人数の供を連れて庄内から、江戸へ発たれたのである。」
 これは正保二年(一六四五)の五月のことである。長門守が鶴岡に住み始めて
七年。「酒井家世紀」によれば、
「一説に山本五左衛門という男が長門守にくみして、世子君を襲う企てがあるとい
う噂が流れた」との記述があり、実際、忠当はこの五月に江戸に登っている。
「北窓雑記」や「酒井家世紀」の但し書きはあくまで一説であるが、それに近い状
況があったのかも知れないと考えても、矛盾はないのである。ただ、九八郎が伝え
られるような「賢太子」だったかどうかについては反証を示す史料もあるので、実
際のところは分からないが、父親の長門守とはタイプの違う人間であることは確か
なようである。ぎらぎらした父とは異なり、線の細さが感じられる。父の言い分に面
と向かっては逆らえず、自害しようとして家臣から止められ、このお家騒動が落着
するのを見届けるように、すーっと若死にしてしまうのである。
 父親とタイプの違う息子といえば、忠当もまたそう言える。
父忠勝は「生来短気で、家臣に対しては手討三百余人の記録を残す」と書かれて
いるほどの人物である。しかし、彼は自分の類い希な癇性に少しも苦しまなかった
のであろうか。おそらくはおっとりと受容的であったであろう花の丸の方を慈しみ、
その亡き後は縁の女性に面影を求めたということは、忠勝の或る一面を窺わせ
る。しかし、藩主としての彼はあくまでも苛烈である。一方、息子の忠当はいささか
��弱の風があったらしく、それが長門守派をして「藩主の任に耐えぬ」という口実
を引き出す元になった。しかし、彼はこの嵐のような事件を耐え抜き、騒動後の庄
内藩の混乱を最小限に押さえているから、政治家としてはむしろ父よりも優れてい
たかも知れない。
 戦国の世の猛々しい気風を身にまとった父。戦火の静まった世に生まれ、抑制
的な思慮を武器に持つ息子。この相異なる傾向を持つ父子が、周辺の者達の
様々な野望、思惑、忠義の織りなす渦の中心に立た��れる。そして犠牲はいつの
世も最も周辺の者達がこうむることになる。
 正保二年、十二月。長門守は高力喜兵衛一派を切り崩しにかかった。「三十二
御家中訴訟」事件がそれである。
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tmdiary · 11 months
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2023/06/07
仕事の合間に小説『殺戮にいたる病』を読み始めた。グロテクスな表現があるので仕事の合間に読む本としては適してないなと思いながらもストーリー展開にハマってしまいどんどん読み進めてしまった。
また、今日は新しい音楽を発見した。「AHMSAD」という日本人アーティストで、ヒップホップやジャズなど多彩なジャンルの音楽を展開している。アーティスト紹介文に「心の病に悩む中で音楽に逃避することで生を繋いできた」とありとても共感した。
一時期沈んでいたが、こうして本を読めたり、新しい音楽を聴くことができるようになってきたので、少し回復してきたのかもしれない。
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supersoniclevel · 7 months
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勇とヒジリ
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経絡で初めて会った時、どんな話したんだろ〜と考える。 二人が敵対したのは、単純にアマラの力を狙う者同士だったからなのか、それとも、ここでなにかを話した結果、対立が発生したのか……。 前者ならそれでべつにいいのですが、勇くん、自分を救けてくれなかった主人公がヒジリと協力関係にあることや、そのヒジリが人間関係を軽んじている(※例のセリフ)ことが気に入らなかったのじゃないかなと思ったりしてしまう。 もちろんヒジリ本人に対しても、そして、主人公に対しても。。。 主人公くんに対して、「強い力もあるのに頼れる存在まであるなんてずるい」とか、「なんで自分のことはたすけてくれなかったのにこんな奴を」とか、そういう気持ちになったんじゃないかって……。 そもそもノア召喚のために本当にヒジリを殺す必要があったのかというのも個人的には疑念があって……ヒジリを核に据えることで、十分なマガツヒは集まってたんじゃないの?と。 もちろん、最後にその核ごと取り込むことで、充分量が達成できるものだったのかもしれないけど、あのシーン、なんかこう、ヒジリに対する一定の「殺意」を感じるのよね。 あれは、作中でも明言している「ムスビの正しさ」の証明であると同時に、さっき言った主人公とヒジリに対する怒りや憎しみからくる行動だったようにも思ってしまう。 千晶ちゃんもさ、べつにミフナシロのマガツヒ手に入れるのに、あそこまでマネカタを殺戮する必要はなかったじゃん。でも彼女はそうした。千晶ちゃんはそれをしなきゃいけなかったのよ。弱い者を力で蹂躙して葬り去ることで、弱かったむかしの自分を殺す必要があったの。ロウくんを殺したカオスくんと同じで。 だから勇くんもヒジリを、あと氷川も先生を、「敵対者である」以外の理由で、あの場で葬る必要があったのじゃないか。 氷川に関しては、衛生病院の時といっしょで、一匹の蟻も逃がしてはならないという意識があったかもしれないけど。 でもあそこで先生ごと虚無に呑み込ませてしまうのは、現実から目を逸らして逃げ続ける彼女に分からせたかったという気持ち、そしてなにより、苦悩し続ける彼女に対する救済であったと……思っている。 なのでちょっと戻るけど、勇くんは他者(しかも主人公)との共存により成り立つヒジリという存在を認め生かすことはできなかったし、主人公くんを自分と同じく独りにしたかったという意図があったように感じてしまいます。 ちょっと蛇足だけれど……真1Nルートのロウくんとカオスくんも、主人公を敵対者と見なし対立するのはこれかなと思ってます。 Nってべつにロウのこともカオスのことも否定してないじゃんとおもったんだけど、それぞれ、ロウとカオスという力に縋って生きる二人は……何にも頼らず中庸を貫いて生きる主人公の存在を、どうしても認めることはできなかったのじゃないかと。 なんか、思想の対立って、そういうことなのかなぁって。 ちょっとくらい違っても、ちょっとくらい理解できなくても、一緒にいることはできるんじゃないかって考えちゃうけども。 かれらは、自分の正しさを証明できなければ、自分を守ることが出来なかったのだと……そう思います。
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bookendsbook · 9 months
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2023-08-06
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『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』の全シリーズがU-Nextに来た、という事を知ったので丸一日かけて一気見。
「四谷怪談」から現時点の最新作である劇場版までは観ていたが、初期4作は未見だった。どの作品も勢いだけで作られているように思われるが、どれも入念に脚本に時間を掛け、一作だけではなくシリーズ全体を俯瞰で見下ろした上で、各種伏線を張っていることがわかる。
豊富なアイデアで「低予算」というマイナスをねじ伏せる気迫すら感じる。特に「File-04 トイレの花子さん」は、あのクリストファー・ノーランの『テネット』で実現した世界観を数年早く、数百分の一の予算で実現していた、出色の傑作。
夜は自宅でスンドゥブと野菜スープ、納豆&白米。
Kindle Unlimitedにて我孫子武丸『殺戮に至る病』をついに読み始める。さて。
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