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#神戸ママ
hachikenyakaiwai · 5 months
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【かいわいの時】慶長十一年(1606)十二月十三日:秀頼、生国魂神社を再建(大阪市史編纂所)
家康は、豊臣家の財力を失わせるため、故太閤秀吉の菩提をとむらうためなどと称し、秀頼に対して、さかんに寺社の造営・修復を勧めた(略)当時、秀頼が造営・修復した寺社など方広寺大仏殿、誉田八幡宮、四天王寺、東寺金堂、石清水八幡宮、生国魂神社、勝尾寺、中山寺、叡福寺太子堂、観心寺金堂、常光寺庫裏、宇治橋、鞍馬寺など(柏原市「玉手山物語」)。※原文ママ
石山本願寺建立の際には、この生国魂神社を隣接地に遷座して建立したとも言われるが、だとするならば石山本願寺は生国魂神社の最初の鎮座地に存在したことになる。また、近年の研究によれば石山本願寺は豊臣期の大阪城の詰之丸に存在したとの説もあるが、これがもし事実ならば、生国魂神社の最初の鎮座地は豊臣期の詰之丸付近に相当する、現在の天守閣周辺ということになる。 戦国時代には、石山本願寺に隣接していたため石山合戦で焼失した。天正11年(1583年)、豊臣秀吉が、大坂城を築城する際に現在地に社地を寄進して社殿を造営し、天正13年(1585年)に遷座した。このときに造営された社殿は、「生国魂造」と呼ばれる、流造の屋根の正面の屋上に千鳥破風、唐破風さらにその上に千鳥破風と3重に破風を乗せるという独特の建築様式のものである(いくたま夏祭りみこし会)。
(写真)『摂津名所図会 巻之三』より「生玉神社 其二」(スミソニアン蔵)。
江戸時代には、豊臣秀頼により造営された社殿が慶長20年(1615年)の大坂夏の陣による兵火で焼失したが、江戸幕府により社殿は再興され、社領300石も安堵された。寛永-正保期(1624 - 1648年)の「摂津国高帳」によれば、その社領地は下難波村(現在の浪速区)にあった。また5代将軍徳川綱吉の生母である桂昌院は、黄金若干を当社に寄進したという。『摂津名所図会』では、当時の境内の様子や走馬神事の様子などが描かれている。幕末の『浪花百景』にも絵馬堂、弁天池が選ばれている。弘化2年(1845年)には、社殿の造替がなされた《略》1912年(明治45年)1月には「南の大火」により社殿を焼失し、1913年(大正2年)11月に再建された。しかし1945年(昭和20年)3月13日・14日の第1回大阪大空襲により再び焼失した。1948年(昭和23年)に神社本庁の別表神社に加列され、翌1949年(昭和24年)7月に本殿が再建されるも、1950年(昭和25年)9月のジェーン台風で倒壊してしまった。その後、1956年(昭和31年)4月に鉄筋コンクリート造で再建された(ウィキペディア)。
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ari0921 · 2 months
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桜林美佐の「美佐日記」(249)
ハラスメント増殖中!──相手がどう受け止めるか
を考えて
桜林美佐(防衛問題研究家)
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おはようございます。桜林です。「男もすなる日記
といふものを、女もしてみむとてするなり」の『土
佐日記』ならぬ『美佐日記』、249回目となりま
す。
この日記の読者の方はあまり関心がないだろうと勝
手に想像していますが、3月8日は「国際女性デー」
でした。
日本人にとっては3月3日の桃の節句、雛祭りの方
がなじみが深いですが、外国では「国際女性デー」
は祝日に制定されていることもあり、認知度が高い
です。
これは、1975年に国連が提唱しその2年後に制定
された日で、1904年にニューヨークで起こった
婦人参政権を求めたデモが起源となっているそうで
す。
そんなタイミングで、私は様々な国の外交・安全保
障に関係する女性だけの集まりに参加する機会があ
りました。
「防衛の分野でもっと女性が活躍できるように」と
いう試みで、防衛省・自衛隊からも参加者があり、
出会いの場にもなったという意味でなかなか面白い
ひと時となりました。
ちょっと面白かったのは、日本側の参加者の多くが
「こういう会って初めてです」と、戸惑い気味だっ
たことです。
皆もれなく「男社会」で生きてきたので、自分以外
はみんな男、という環境しか経験していなかったり
するのです。もちろん、私もそうです。
日本は、よくも悪くも、上司などの男性に可愛がっ
てもらって理解してもらうことが活躍に繋がり、デ
モや運動で獲得した女性活躍社会とはちょっと違う
のかも、と感じました。
女性活躍のための施策も、ややズレているのではな
いかなーと思わせるものもあります。
防衛省の「令和6年度 概算要求の概要」では「女
性活躍、働き方改革及び生活・勤務環境改善の推進
等」の項目を見ていて驚きました。「生理用品の整
備(0.2億円)」というのがあり、そこには写真が
載っていて、生理用品の箱がトイレにちょこんと置
かれているものだったのです。
なんだこれは~!と、思わず吹き出してしまったの
は私だけでしょうか(大真面目な施策なのにごめん
なさい!)
もちろん、環境整備は大事であることは言うまでも
ありませんが、他の写真はなかったのだろうかとい
う気も・・。
あと、近年はあらゆる組織でハラスメントをなくす
ことに躍起になっていますが、私の知っている女性
たちは、そういう分かりやすいことではなく、男性
同僚や上司の「嫉妬」「妬み」「悪い感情」にやら
れました。これは対策ではどうにもならないことで
す。
また「女性」といっても、その価値観はあまりにも
多様で、世でいう「奥さん会」や「ママ友」の集ま
りでは「女性をもっと防衛分野に進出させよう」と
いう人たちとは天と地ほど違う感性があります。
知り合いのある奥さんは夫人グループ内のメールの
やりとり、特に上司夫人となると敬語を使わなくて
はならないと、そのことでメールの案文作りに悩み、
ノイローゼのようになってしまいました。そういう
作業に慣れていないと苦痛以外の何ものでもないの
です。
最近はLINEのやりとりなどで文末が「。」=
(まる)で終わるメッセージを受け取ると威圧され
たように感じるという「マルハラスメント=(マル
ハラ)」というのが話題になっているようです。
そもそもメールは無機質に感じるものですので、確
かに全て「。」で終わっていると冷たい印象を受け
ると、私も思います。逆に、いつも怖いおじさんか
らにこにこ絵文字が来たらなんだか嬉しい。
その意味で、便利でありながら、お互いの感情を誤
解しかねない難しいツールでもあり、テクニックを
必要とするものなのだと思います。
問題の本質は、相手がどう受け止めるかをよく考え
て判断すればいいということなのではないでしょう
か。逆に「マルハラ」を受けても相手には悪気はな
いので気にしない!と嫌悪感を手放すのが思い遣り
ではないかと。
ハラスメントには他に「スメルハラ」→体臭などで
周囲に不快感を与える。「カラオケハラ」→カラオ
ケを強要する。「ブラッドハラ」→血液型で差別す
る。「ハラスメントハラ」→過剰にハラスメントを
主張する。などがあるのだそうです。いずれも相手
に対する配慮がない言動であると整理できるように
も見えます。
とにかくハラスメントの概念はあまりに多様で、ま
た着々と増殖中です。しかし、ハラスメント退治を
いくら頑張っても、無神経さや人の心の中にある邪
心が変わらなければ誰も救われないような気がして
なりません。本質を見誤らないようにしたいもので
す。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
どうぞ良い1週間をお過ごし下さい!
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myscrap · 11 months
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水田ケンジ@6/4 神戸かわさき 有馬20さんはTwitterを使っています: 「霞ママに応援して貰うとガンガン頑張れる #艦これ版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負 #艦これ版真剣お絵描き60分一本勝負_20230528 1.5ドロ https://t.co/hB2z9blnel」 / Twitter
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patsatshit · 7 months
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今日は休養日。前々から計画していたジャン・ユスターシュの映画『ママと娼婦』を観にシネマ神戸へ。3時間39分の超大作におトイレ事情が不安なのと忍耐力、睡魔の問題があったけれど、評判通りすごく…意義のある大作で、最後まで目が離せなかった。
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『ママと娼婦』は、仕事もお金もなく冗舌な言葉だけを生きがいにしている青年と母性的な年上の女性、性に奔放な若い看護婦の恋愛模様を描いた作品。女性の性的快楽、中絶や月経、男性のナルシシズム、感情のアンビバレンスなどなど、あらゆる要素が散りばめられている。ほとんどが議論とモノローグで綴られていて、何となくダラダラとした展開で進んでいくのに、3人の間で揺れ動く力関係(性的関係)にどんどん引き込まれていく。煮詰まった男女の修羅場と随所に流れるエレキサウンドやリズム&ブルース、同時録音による生々しい生活音との不協和音がもう…もうなんか…絶望的でたまらない。
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↑「文無し」が口癖のアレクサンドル青年。資本主義社会に参加して企業に勤め生活の糧とする一般的な生活スタイルを毛嫌いしている。いわばカウンターカルチャーに心酔した青二才。等身大の若者を演じるジャン=ピエール・レオーがとにかく男前!長生きしてくれ〜。
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フランス映画でしかもヌーヴェルバーグとか聞くと一見複雑なイメージをもってしまうのだけど、ジャン・ユスターシュの映画は感情表現にリアリティと信憑性があるので、筋書きに悩むことなく物語に没入できる気がする。芸術性を追求しすぎず、政治批判もしない、センチメンタリズムも全くない。一貫してシニカルで挑戦的。その姿勢に惹かれる。シネマ神戸さんのジャン・ユスターシュ特集は今週末まで。ほんとは先週で終わりだったのだけど、劇場の予期せぬトラブルにより上映が1週間延長になり、何とか観ることができた。ありがとうございます、優しさに泣けます。
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今日はずっとKOJI-1200のアルバムを聴いてました!昭和歌謡風でニューウェーブ感もありなグルーヴ感…たまらないです!
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(左)1996年発売『アメリカ大好き!』。同年発売のREMIXバージョンもかっこいい
(右)1998年発売『ディスガスティング』。ジャケのセンスが天才
なぜか…YouTubeのリンク貼れませんでした!私は『ディスガスティング』の「時間よ止まれ」が一番好きです!よろしければ聴いてください!
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Children's breakfast prepared by my husband. 10っ分以内で作るパパッと手作り『パパ手作り👨🏻こども朝ごはん定食』 あるものでちょいちょいと作るこどもごはん。 冷蔵庫にあるのでパパッと作ってくれるので、ママも安心。 朝定食はみんな大好きで、子供の成長に合わせて食べる量などもちょっと調整するととても健康的。 成長期は簡単でも栄養はこんな感じでオッケー。 さぁいってらっしゃい。 料理研究家 指宿さゆり ーーーーーーーーーーー #料理研究家指宿さゆり #レシピ開発 #レシピ制作 #レシピ制作専門スタジオ #料理は教養 #食は品性 #オムライス #子供ご飯 #朝食 #目玉焼き #朝定食 #おうち定食 #こどもごはん #レシピ #朝ごはん #洋食 #成長 #丁寧な暮らし #卵料理 #納豆 #お子様定食 #パンケーキ #神戸料理教室 #神戸グルメ #洋食 #インスタグルメ #カフェ飯 #食育 #カフェ部 #朝食モーニング (Kobe, Japan) https://www.instagram.com/p/CpBc_R_ypfl/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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uno-burlesque · 2 years
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神戸の老舗ラウンジ、サロンドグレのママのお誕生日をバーレスクでお祝いしてきました🍾おめでとうございます!! 宴はまだまだ続きます🥂🥂🥂 (さろんどぐれ) https://www.instagram.com/p/Cjo0znZJLty/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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helldogs-movie · 2 years
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最恐女殺し屋×関西ヤクザ組長 沼がたりティーチインに降臨!岡田准一に鍛え上げられた“激闘”本編映像も解禁!!
この度、本作に寄せられるアツい感想の数々に応え、“沼落ち”した観客との Q&A 第二弾を実施いたしました!今回は、主演の岡田准一さんらが度々話題にあげ、映画公開後に注目を集める最恐女殺し屋・ルカ役を演じた中島亜梨沙さんと、関西ヤクザの神戸組西勘組組長であり、「東鞘会」幹部の熊沢とは外兄弟という強いつながりを持つ俵 谷一房役として存在感を放った田中美央さんが登場!あわせて、”ルカ VS 狂犬コンビ“の激闘が繰り広げられる本編映像が解禁されました!!
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会場内は“沼落ち”した観客で超満員。映画上映後、熱気あふれる会場内にやってきた中島亜梨沙さん、 田中美央さん、原田監督、そして本編の編集を担当した原田遊人さん。それぞれ挨拶を行う中で、田中さん は、今回解禁となった本編映像の、壮絶なアクションシーンのバックで流れる革命曲“インターナショナル”を 高らかに歌いあげ、会場の観客は大喜び。会場からの大きな拍手を浴びていた。 一方、主人公・兼高との圧巻のアクションシーンで対峙(たいじ)する最恐女殺し屋・ルカ役の中島は、アクション経験ゼロから、およそ 1 年かけて、岡田と戦えるまでのアクション技術を身につけることとなった。 「本当にそこは鬼軍曹の岡田さんに鍛えていただきました」と切り出した中島は、「最初に原田監督にアクションをやってみたかったんですとは言ってはみたんですけど、まさかこんなことになるなんて思ってもみなかったというくらい、壮絶なシーンを振り付けていただいた。しかも戦う相手が岡田准一さんという、日本でも 屈指の武人ということで、それに匹敵する実力にならないといけないし、嘘があってはいけない。 もちろん岡田さんにも教えていただきましたし、MMAという総合格闘技の方からも教えていただきました。 肉体的にもリアルなものを出したかったので、一生懸命トレーニングしてから撮影に臨みました」と述懐。本作はコロナ禍で撮影延期を余儀なくされたものの、逆にその期間でトレーニングを重ねたからこそ迫力のシーンが生まれることとなり、そのことに感謝している様子の中島だった。 そしてそのアクションシーンではバトルの音が外に漏れないように、クラブのママと必死になってカラオケ で革命曲“インターナショナル”を歌い続けるという怪演を見せた関西ヤクザの神戸組西勘組組長・俵谷一房役 の田中は「僕はいっさい戦わないんですが」と笑いながらも、「(このシーンは)リハーサルの時からものすごく迫力があって。リハーサルの時は代役の方がやってくださるんですけど、岡田さんはリハーサルでも本気でやるからねと言っていて。自分が怒られているようにドキドキしていました」と笑いながら撮影当時を振り返る。原田監督からは「でも最初に歌ってと言った時は戸惑っていなかった?」と尋ねられると、「そりゃ戸惑いますよ。目の前でパワーボムをしていたりするところで歌うわけですから。カオスな気持ちで、何やってるんだろうと思いながら…」と返答した田中だったが、編集の原田遊人は「でもものすごく気持ち良さそうに 歌っていましたけどね」とちゃかした様子で付け加え、場内には笑いが。 その後は“沼落ち”した観客からのディープな質問コーナーがスタート! 「原田監督に。中島さんのアクショ ンを活かした作品が見たいです」に対しては「いちおう考えておきます。くノ一とかもできそうで すしね」と返した原田監督。その後も途切れることなく、音楽、カメラワーク、ロケ地、衣装の色に込めた意味、そして劇中に出てくる タトゥーの意味、会長の部屋にあった椅子の数など、“沼落ち”した観客ならではのディープな質問の数々に 「よく見ているなぁ」と驚いた様子の登壇者たち。 中には「岡田准一さんとはシリアスな作品が多いですが、 コミカルな作品をやってみたくないですか?」という質問もあり、「ありますね。岡田さんはコミックのセン スがすばらしいんで、いつかはそういうのを活かせるものをやってみたい」と返した原田監督。「だいたい僕 が岡田さんを意識したのが「木更津キャッツアイ」だったんで。あのコミカルな間はなんだ!?と思って。だか らいつかはそこを活かすようなものをどこかに取り入れていきたいなと思っています」と未来の岡田准一出演 作の構想を語るひと幕もあった。 解禁となった本編映像は、中島さんが岡田さんに 1 年半鍛え上げられたという華麗なアクションが堪能できる、本編でも注目の1 シーン。MIYAVI 演じる十朱の護衛として、新人ホステスであるルカが作った お酒に違和感を抱いた兼高。その鬼気迫る様子に、怯えた表情をみせて戸惑うばかりだったが、兼高の鋭い視 線から逃れられないと悟った瞬間、その目つき、態度、立ち姿の様子が一変する。“最恐女殺し屋”たる堂々と した佇まいで、兼高×室岡の狂犬コンビに立ち向かい、激闘のアクションを繰り広げていく様は、アクション未経験とは思えないほどの素早いキレと大胆な動きで観る者を圧倒する名シーンに仕上がった。 宴席の空気が一瞬で凍りつき、ホステスたちの悲鳴が響く中で、店内にその様子を悟られまいと、カラオケの ボリュームを上げてあえて熱唱を響かせる俵谷も、関西ヤクザを取り仕切るさすがの機転と冷静さで場を ��めており、原田監督作の『関ヶ原』『検察側の罪人』に続けて出演し、NHK 大河ドラマ「青天を衝け」、映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』でベネディクト・ウォンの吹替えを担当する など幅広い活躍を見せる名優・田中美央の妙が光る一幕となっている。 絶体絶命の窮地に立たされたルカと兼高たちの戦いの行方はどうなるのか…!この続きは、ぜひ劇場で!! 映画『ヘルドッグス』は絶賛上映中。
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doctormaki · 4 days
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雨で濡れそぼつ日本を出発する。涙をこらえる。私ほど海外生活が嫌いにも関わらず、海外出稼ぎ労働者である人は日本では珍しいだろう。今回は、コレステロール値に気をつけながら、リハビリトレーニングしながらの日々の生活になる。ヨーロッパ好きぃーとかほざく幸せな身分に戻りたいが、白人至上主義が苦手な私は、アメリカの方が住んでいて居心地が良かった。かといって、ある種の特権階級にいないと、アメリカも大変だろうとも思う。いつも、何か目に見えないものにガッチリ守られている私、今回も無事に帰国できる日まで元気でいられますように。
JALのラウンジでは、関西からハワイへ飛ぶ家族連れの会話に微笑ましく思った。ハワイで、円が対米ドルで、どれだけ弱くなっているか体験する旅だ!と、お父さんが中学生と思わしき御子息と高校生と思わしきお嬢さん相手に鼻息荒く話しているのが、なんとも微笑ましい。その中、御子息の方は、おじいちゃんにもらったらいしペソをゴソゴソ、財布から出して、このお金、ハワイでチップに使えるかなぁとお父さんに相談。なんやこれ、ペソやないか?!とお父さん。おじいちゃんに貰ったんや、と息子。ハワイってやっぱ米ドルやよね。。と確認している息子さん。そして、どこでこんなペソ手に入れたんや、いつの時代のペソやと、ペソを見つめながら悩むお父さん。なんとも可愛らしい。
ヘルシンキでは、京都から、おばあちゃんと一緒にプラハへ二人旅に出るお嬢さんに会う。今回はフライトが遅延してしまい、プラハ便とハンブルグ便は乗り換え時間が三十分以下。ヘルシンキで荷物検査に入国審査もあるので、股関節手術した末期ガンのおばあちゃんを二人で気にかけながら、ヘルシンキ空港を一緒に早足で歩く。走れないワシ。走れないおばあちゃん。そして迫りくる時間。ヘルシンキは何回も利用しているので、私は大丈夫だが、彼女達は初めての空港。一緒に、入国審査で並んでいる時に、私は急ぐラインに変更されたのだが、彼女たちのフライトはゲートを閉められてしまったらしい。健気なお孫さんが、頑張ってプラハに連れてきたおばあちゃんとの二人旅、ワシは涙出そうになりながら、別れ際に係員に色々と聞いて、次の彼女たちのやるべき行動を聞き出して、伝えて上げるのが精一杯だった。良き旅になっていますように。
ハンブルグはかろうじて曇天だったが、スーツケース2つだし、重いので、乗り換えが大変な電車ではなくタクシーで楽をする事にする。BMWの電気自動車タクシーだったが、加速が速すぎて、急ブレーキを踏むドライバーのせいで、少し酔う。加速が速すぎるのは、あまり良くないと思う。
家に着いて荷解きし、ママに愚痴ってから、雨が降る中、お買い物に行く。1月には戻る予定だったので、なんだか気持ちがまだ1月のままだった事に気付く。馴染のスーパーの棚替えや、閉店した店、開店した店に、時の経った事を感じる。ハンブルグは、店の回転が早く、一昨年、通いまくっていた店の半分はもう存在しない。
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ゴーアジアという馴染の中華食材スーパーに行き、顔を覚えていた店員さんに、親しげに中国語で話しかけられて戸惑う。お前、ワシの事を今までずーっと中国人やと思うとったんか。。。でも納得。最近のヨーロッパで見かける日本人は貧相な人が多く、中国人の方が、まともそうな方がチラホラいる。ハンブルグ日本人会に誘われたが、お前らと一緒にされるんやったら亡命しちゃるわい。。。と心底思うような人相と雰囲気の日本人しか、ハンブルグでは見かけん。ちなみに、今の領事は上智でた女性です。良く高級デパートで見かけるので、棚の間から会話の盗み聞きストーカーをしますが、実に下らない話ししか聞こえてこない。あんなオバハンがトップの日本人会なんて、入会費免除どころか、入会費分貰えたとしても、お断りですことよ。
チンゲンサイがお店に入っていたのでゲット。昼はブロッコリーとレタスの炒めサラダ。夜はチンゲンサイの炒め物と、アリシアさんが作ってくれたキムチとチャプチェで野菜たっぷりチゲ。日本で手に入れた韓国味噌は、だんだん熟成されて八丁味噌のようです。
今朝は朝からなんだかんだ整理して、疲れたので編み物して、ランチは、お風呂の師匠に教えてもらった塩麹で作る素麺チャンプル。鰹節を振掛けて食べると、劇うま。心配だった糠床は、表面は様々なカビが生えていたが、まぁ予想通りだったので、カビを取りきって、昨晩からブロッコリーの芯を皮剥いて捨て漬けしている。空気を入れたら、香りは復活してきているので、大丈夫かな。。。
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留守中、誰かに侵入された形跡あり。破壊されたくまちゃんの蛇口がポイとされていて、悲しいが、取り付け直す。ワシのキッチンでは、どうやらトマトのパスタソースを使ったらしく、壁にべっちょりとトマトソースが着いていた。ワシは神経質の綺麗好きなので、そんな事して家を留守にしているわけもなし。カーペットには、ワシは食べないパンのかけらが落ちているし。。。この部屋で、ワシの留守中、何があったのか不明だが、気分悪い。合鍵は研究所が管理しているので、研究所関係者が侵入したのだろう。入るなら入る、使うなら使うと言ってほしい。失礼極まりないし、ドイツ人とスイス人は全く信用ならん、と改めて思う。
昨日、牛乳や野菜を持って歩いたので、左脚が痛む。重い荷物を持ち歩くなんて、日本ですらやらないお嬢様なワシ。頑張ってリハビリしないと、体がボロボロになるぅ。
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thanatochu · 17 days
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Hydrangea
綾子主ほのぼの日常編 黒い森を抜けたあと、の続き
春の終わりに、出会ったばかりの僕たちが共同生活を始めてしばらく経った。 今ではもう梅雨の季節で毎日雨が降ったり止んだり、じめじめとしたお天気が続く。樹さんに頼んで乾燥機買ってもらえて良かった。 樹さんは割と子煩悩というか叔父馬鹿なところがあって、甥っ子の快適な生活のためなら金と労力は惜しまないと豪語する。 僕としてはそんなに甘やかしちゃ駄目だよとブレーキ役のパターンが多くなってるんだけど、多紀を甘やかしたいのは正直とてもよく分かるので結局甘々な僕たちを多紀本人が諌めてくるという構図。 多紀はこの春から転校して近所の小学校2年生になった。 最初は内気なのもあってポツンとしていたようだけど、僕らと暮らすようになってから笑顔も増えて友達も出来たらしい。お勉強も頑張っていると連絡帳にも書いてあった。 僕は表向き、樹さんたちの遠縁ということにしてもらっている。みんな苗字がバラバラでも辻褄が合うように。ごく普通のママとパパがいる家庭ではないと、多紀が変な噂を立てられないように外面は良くしておくに越したことはない。 同級生のママさんやPTA、ご近所付き合いまで僕が一手に引き受けているけど、若い女の子たちとの会話とはまた違ったスキルが要求されるので、慣れるまで大変だ。 実のところ僕は2009年どころかもっと先の未来のことまで知っているので、2000年代初頭に生きる人たちと話しているとジェネレーションギャップみたいな気分になっちゃうことがよくある。うっかりSDGsが、とか言わないようにしないと。 でも皆さん基本的に良い人たちだ。近所には緑も多い公園があり、曜日によって種類の変わる安売りセールのスーパーと、閑静な住宅街で広々とした居住スペース。子供を育てる生活環境としては今のところ何の問題もなく満足している。 最初にこの環境を整えてくれていた樹さんには頭が上がらない。 多紀の父方の親戚連中に随分とご立腹の様子で、その頃の多紀を見たらそれは無理もないだろうなと推測する。 親戚たらい回しの放置されっぱなし、愛情のお水を貰えずに干涸びて。そんな環境で育ったら他人に期待しなくなるのは当たり前だ。 巌戸台に越してきたばかりの、舞い散る桜も空の青も、綺麗なものを何も映していないような君の灰色に霞んだ瞳を思い出す。 どうでもいいなんて言わせない。そのために僕らは家族になったんだ。
そろそろ多紀が学校から帰ってくる時間だ。 僕は樹さんと多紀が選んでくれた黒のデニム生地のエプロンを締め直して、おやつ作りに取り掛かる。 蒸し暑くなってきたからゼリーとか涼しげなのも良いなあ、なんて考えながら定番のホットケーキだ。休日の朝ご飯にはじゃがいもをすり下ろしたパンケーキが好評だったけど、今回はおやつなのでメープルシロップとバターを多めに。 「ただいまー」 焼き上がったいいタイミングで玄関のドアが開いた。 「おかえり。今日も楽しかった?」 「うん。今度ね、遠足があるみたい。おべんと作ってくれる?」 「へえ!いいねえ〜頑張ってお弁当さん作っちゃうよ」 おやつがあるから手洗ってね、と言うと多紀は素直にランドセルを置いて洗面所に向かった。 冷たい牛乳と一緒にホットケーキを並べると、戻ってきた彼が「いいにおい」と顔をふんわり綻ばせる。もう、うちの子すっごく可愛い。 僕の分は最初に焼いた、あんまり上手い焼き色にならなかった1枚でカフェオレと。やっぱり皆で選びに行ったランチョンマットは色違いの豚さんだ。 「ジュジュの分ある?」 「あるよ、ちゃんと作ってあるから大丈夫」 ジュジュとは樹さんのことだ。音読みで、じゅ。 教えてもらった時は微笑ましいなと思ったけど、最初に言い始めたのは樹さんのお姉さんなんだそうだ。つまり多紀の亡くなったお母さん。 ひと回り近く歳の離れたしっかり者のお姉さんだったそうで、もう姉というより母親が2人いるみたいだったと樹さんが溜息を吐いていた。 「ジュジュ今日も帰り遅いのかなあ。おしごと大変なのかな」 「夏休み取れるように今から頑張ってるんだって。お祖父ちゃんち行くんだもんね」 「うん!」 学校が夏休みになって樹さんも纏まった休みが取れたら、実家のお祖父さんとお祖母さんに会いに行こうと計画している。 長閑な田舎に遊びに行く夏休み、なんて絵日記が捗る子供らしいイベントだ。 多紀は小さい頃に会っただけで記憶も曖昧だけど、電話ではよく話しているので2人に早く会いたいと毎日とても待ち遠しそうだ。 こんな時に、そういえば向こうの多紀もお爺さんお婆さんが好きだったな、なんて考えたりする。文吉さんにクリームパンをポケットに捩じ込まれたと満更でもなさそうに僕に半分くれたことがあって、くすりと思い出し笑いが漏れた。 とても懐かしいし君に会いたいなとは思うけど、その彼を堂々と迎えに行くために此処に来たんだ。ホットケーキを咀嚼して感傷的になってしまった気分を振り払った。
遠足はどこに行くの?お弁当は何食べたい?などと話しながら夕飯を2人で済ませ、お風呂上がりに水分補給していると樹さんがようやく帰宅した。 「あー、つっかれた…」 「ジュジュ、おかえり」 疲労と空腹でよろけている叔父さんを玄関まで多紀がお出迎えする。手には飲みかけの乳酸菌飲料が入ったコップだ。 「ただいま〜。良いもん飲んでるな。ひと口くれよ」 「ええ〜。ひとくちって言ってジュジュいっぱい飲むんだもん」 「この前は喉乾いてて、つい。悪かったよ。それとジュジュじゃなくてたつきって呼べ」 パジャマ姿の甥っ子をハグして謝りながらも文句を言う。 こうしていると本当に雰囲気が似ている叔父と甥だなと思う。樹さんのほうが少し癖っ毛で毛先が跳ねているけど、2人とも青みがかった艶やかな黒髪だ。僕も黒髪だけど、色味が違う。 樹さんはよく見るとアメジストみたいな瞳の色をしていて、仕事中は外しているけど左の耳にピアス穴がある。 多紀と違うところといえば、叔父さんの方が男の色気があるところかな。多紀はもっと中性的だし。 これで大手企業にお勤めなんて、かなりモテるんだろうなあ…とぼんやり思うけど今のところお付き合いしている恋人さんはいなそうだ。普段はできる限り早く帰宅するし、仕事と甥っ子に全振りしている。 そんな叔父さんに渋々ながらも結局自分の飲み物をひと口あげている多紀は偉いなあ、と家族の考え事をしながら樹さんのご飯の支度をした。 「玄関の紫陽花、綺麗だな。買ってきたのか?」 シューズボックスの上に置いた花瓶を見たのだろう、ネクタイを外しながら樹さんが訊いてくる。 「ご近所の榊さんのお庭にたくさん咲いたからって、お裾分けしてもらったんだ」 色とりどり、形も豊富な紫陽花をお世話するの上手ですねって正直に感想を述べたら、少し切ってあげると品の良い老婦人が花束にしてくれた。 バラや百合みたいな派手さはないけど、今の時期しか嗅げない匂い。梅雨も悪くないなって思えて結構好きなんだ。 ドライフラワーにしても綺麗なのよ、とその人は笑っていた。 「ぼくもあじさい好きだよ。雨の雫が似合うよね。あっ、でも遠足の日は晴れて欲しいなあ」 「遠足があるのか。そりゃ雨じゃちょっと残念だもんな」 席に座って、いただきますとお箸を手に取りながら樹さんが頷く。 「近くなったらてるてる坊主作ろうね。すごく大きいのと、小さいのたくさん作るのどっちがいい?」 「小さいのいっぱい!」 「ふふ。布の端切れもいっぱいあるからカラフルなの作ろう」 そんな話をしているともう夜の9時を回っていた。いけない、多紀の寝る時間だ。 「歯磨いて寝る準備出来た?じゃあ昨日の続きから少し絵本読もうか」 「うん、歯みがいた。ばっちり!」 「樹さん、食べ終わったら食器は水につけておいて。お疲れなんだから早くお風呂入って寝てね」 「ふぁい」 夕飯のチキンソテーとおやつのホットケーキを頬張りながら樹さんが返事をする。 「たつきもおやすみなさーい」 「ん、おやすみ」 挨拶のあと子供部屋へと入る。樹さんが用意した多紀の部屋は愛に溢れていて、子供用らしく可愛いパステル色で揃えられた壁紙やラグ、家具と小物に至るまで趣味がいい。おもちゃも温かみのある木が多く使われていて、こういうのお値段結構するんだろうなと思う。 多紀をベッドで待っていたのは小さめのクマちゃん。樹さんが買ってくれたぬいぐるみで、キャメル色の毛並みに水色のリボンを首に巻いている。 多紀はいつも枕元で座っているクマちゃんと、その下に畳んであった柔らかく肌触りのいい木綿のタオルケットを抱きしめる。 青と黄色のチェック柄で、両親と住んでいた昔から愛用している所謂セキュリティブランケットだ。 それらに囲まれてふかふかのお布団に入り、少し絵本を読み聞かせるとすぐに多紀はうとうとし始める。 以前までは寝つきが悪かったようなので、精神的に安定してきたなら何よりだ。 しっかり眠ったのを確認して掛け布団を整えて、僕はキッチンへと戻った。丁度お風呂上がりの樹さんがタオルで髪の毛を拭きながらテレビのリモコンを操作している。 僕が温かいほうじ茶を淹れてテレビ前のテーブルに置くと、「お、ありがと」と笑ってひと口啜った。 樹さんは家ではお茶とコーヒーばかりだ。仕事の付き合い程度にはお酒を飲むけど、プライベートまで飲むほど好きでもないそうだ。 僕もお酒は飲めないのでちょっと親近感。もう半月くらいすると、多紀と一緒に漬けた梅ジュースが飲み頃になるから楽しみなんだ。 「多紀は今日も元気だったか?」 「うん。ジュジュの分のホットケーキはあるの?って心配してた」 「ははっ。無かったら半分くれる気かな」 多分ね、と相槌を打ったら樹さんはしみじみと優しいなあと呟いた。 「さてと。俺もメールチェックして早めに寝るかな。ごちそーさま」 「お疲れさま。おやすみなさい」 樹さんが自室に入る足音を聞きながら残りの洗い物を片付けて、自分も休む。 当然ここでも毎晩影時間はある。多紀が象徴化しないのはもちろんだけど、樹さんもペルソナ使いだからか、それとも適性の問題か、普通に棺桶にならずに寝ている。それでも影時間のことは認識していない。 一応シャドウが2人に悪さをしないように、いつ多紀が影時間に目覚めてパニックを起こしても対処できるように周囲の気配を見守っているつもりだけど、現時点ではそんな心配もいらないようだった。
遠足は今週末の金曜日。天気予報では雨の確率は50%といったところで、今日帰ってきたら多紀と一緒にてるてる坊主を作ろうと約束していた。 本日のおやつはいちごババロアが冷蔵庫に冷えている。お湯と牛乳で作れるもので簡単で美味しい。 布団乾燥機を稼働させながら夕飯の下拵えまで終わったところで、多紀がまだ帰ってこないことに首を傾げた。 奥様方が小学生にも子供用PHSを持たせようか、まだ早いか話題に上がっていたのを思い出す。いざという時に連絡がつく安心感は重要だ。 小雨の降る窓の外を眺め、エントランスまで様子を見に行こうかとヤキモキしていたら多紀が帰ってきた。 「ただいまー」 「あっおかえり。ちょっと遅かったね?何かあったの」 「うん。リサちゃんちでね、子犬が生まれたって聞いたから触らせてもらいにいったの」 レインコートを脱いで傘立ての横にある壁のフックに引っ掛けながら、多紀が早口で説明してくれる。 ふわふわの触り心地を思い出したのか「これぐらいでね、茶色くて」と両手で抱える真似をしながら、かわいかった〜なんて笑うから、心配していた僕のほうまで笑顔になる。 中型犬より大きめの体で、毛が長くフサフサした母犬だと言っていたので数ヶ月もすれば子犬もすぐに大きくなるんだろう。 「りょーじも今度いっしょに見に行こう?」 「うん、僕も出来れば抱っこしてみたいな」 おやつの後にお裁縫道具と端切れを出してきて、てるてる坊主作りに取り掛かった。 そのまま吊るすと頭の重さでひっくり返っちゃうからどうしようか、と2人で相談して体の部分に重りを仕込めばいいんじゃない?という結論に至った。 多紀にビー玉を提供してもらって、いくつか綿と一緒に袋詰めして端切れを縫い合わせたマントの中に仕込んだら、顔を描いて首にリボンを取り付ける。 「ジュジュと、りょーじと、ぼくと、じいじとばあばね」 5体のカラフルなパッチワークてるてるが出来上がり、カーテンレールに並んで吊るされた様子はなかなか可愛い。 「これで金曜日は晴れるね」 「うん!」 「樹さんが帰ってきたら見てもらおう」 「どれがジュジュか分かるかなあ」 「きっと分かるよ、多紀がみんなの顔描いたんだもん」 多紀とは逆に、今日は少し早く帰宅した樹さんが感心したようにカーテンレールを眺める。 「へえ。随分イケメンに描いてくれたな」 「だってジュジュいけめんでしょ」 「望月だってイケメンだろうけど。タレ目と吊り目の違いか?」 樹さんのてるてる坊主はキリッとした印象で、ピアスも忘れずに描かれている。僕の顔はぐりぐりした目の横にホクロが描いてある。ちゃんと黄色いマフラーも多紀が首に巻いてくれた。 久しぶりに皆揃って夕飯を食べながらリサちゃんちの子犬の話になった。 「多紀は犬が好きか。うちの実家にも白い雑種の、ももがいるぞ。覚えてるか?」 「…いぬ?お鼻がピンクの子?ジュジュが撮った写真があった」 「そうそう。もう今年10歳だからおばあちゃんだけどな。まだまだ元気だって聞いてるから夏休みに会えるよ」 「うん。ぼくのこと覚えてるといいな」 「ももちゃんかあ。僕も仲良くなれるかな」 野生の本能なのか、動物全般に僕はあんまり好かれない。そもそも近くに寄り付かないし、威嚇される時もある。怯えさせないようにしたいんだけど。 僕と眼を合わせられるコロマルくんの度胸はすごかったなあ、なんて記憶の中の白い犬を思い浮かべた。 「飼いたいなら…うちでも飼えるんだぞ。ここのマンション中型犬までなら大丈夫だし。猫だっていいけど」 「えっ。…ええと、そっか。でも、もうちょっとちゃんと考えてみる…」 多紀は最初に分かりやすく目を輝かせたけれど、ぐっと踏み止まって大人みたいな対応をした。確かに命を預かる責任が生じることだ。 「ああ。よく考えて、どんなことが必要か勉強しておこう。そうすればきっと出会うのに相応しい時に会えるよ。こういうのも縁だからな」 叔父さんに頭を撫でられて、多紀は嬉しそうに頷いた。
ついに遠足当日。朝のお天気は薄曇りで、念の為の折り畳み傘だけで済みそう。 お弁当は前日から練習してみたけど微妙なヒーホーくんキャラ弁。まだこの時代には100円ショップを探してもそれほど種類豊富なお弁当グッズが売ってないので、ちょっと苦戦した。 海苔とスライスチーズでフロストの顔を作り、体はミニハンバーグ。彩り重視で卵焼きにウィンナー、ブロッコリーとミニトマト。仕上げに保冷剤代わりの、冷凍にした小さいゼリーを添えて。 小さめのおにぎりを2つ入れたら準備完了だ。出来栄えは食べる時のお楽しみね、と多紀には言ってある。 おやつは多紀の好きなお菓子と水筒には麦茶。これだけで小さな体には結構な荷物だ。 「忘れ物はないかな?」 「えーと、うん。みんな入ってる」 「よしよし。じゃあ気をつけていってらっしゃい」 「うん。いってきます」 多紀が靴を履いていると洗面所から樹さんが慌てて玄関までやって来た。 「待て。俺にいってきますのチューは?」 「チューなんていつもしてないよ」 呆れながら多紀は膝をついて屈んだ樹さんにハグをしてあげる。ぽんぽん、とリュックを背負った背中を叩いて樹さんが「楽しんでこいよ」と笑った。 笑い返して頷いた多紀を送り出すと樹さんが身支度に戻る。僕は彼にトーストとコーヒーを用意して、後はお弁当の残りおかずで朝ごはんとする。 「てるてる坊主のご利益があったな」 「そうだね。帰りまで保てばいいけど」 照ってはいないが朝から土砂降り、なんてことにならないだけ御の字だ。 たくさん作った分の効果があったのかな。
金曜日はお肉セールの日。豚コマと鶏挽肉を買ったスーパーの帰り道に「望月くん」と声を掛けられた。声がした生垣の方を見ると、先日の紫陽花の老婦人が手招きしている。 「榊さん。こんにちは、先日は綺麗な紫陽花ありがとうございました」 「いえいえ、どういたしまして。それでね、今日も良かったらなんだけど」 今度はやや小さく、もこも���とした可愛い白色の紫陽花をくれた。 「紫陽花の花言葉は移り気なんて言われるけど、てまりの種類には家族や団欒なんていうのもあるの。白い紫陽花は寛容とか一途な愛情。色や形で様々な花言葉があるのも魅力ね」 「そうなんですね…家族か。うちにぴったりです」 「でしょう?それとね、これはお裾分けなんだけど。ちょっと時期はズレちゃったけど美味しいものは変わらないわ」 渡された紙袋の中を見ると柏餅だ。葉っぱが緑のと茶色いのがあって、中身の餡が違うのだそうだ。こし餡と味噌餡。どっちも美味しそう。 「わあ、今年の端午の節句はもう終わっちゃってて、お祝いできなかったので嬉しいです。ありがとうございます」 「よく行く和菓子屋さんのなんだけど、まだ柏餅売ってたから買って来ちゃった。多紀ちゃんによろしくね」 ぺこり、とお辞儀し合ってまた歩き出す。我が家はみんな甘いもの好きだから、洋菓子和菓子関係なく喜ぶ。 空を見上げると雲は厚いものの、まだ雨は降らなそうだ。多紀が遠足から帰ってきたら柏餅でおやつにしよう、なんて考えながら家路を急いだ。
貰った白い紫陽花は壁際のキッチンカウンターに飾った。花瓶も可愛らしく小ぶりな桜色にして、部屋も明るくなったようで見ていると和む。 「ただいまー」 玄関が開く音のあと、すぐ元気な声が続いた。 「おかえり。遠足どうだった?」 「楽しかったけど、ちょっとバス酔っちゃった」 「あれ。酔い止め効かなかったかな」 「帰りは平気だったよ」 「そっか。良かった」 話しながら多紀がリュックからゴソゴソと取り出したのは空のお弁当箱と水筒。それからやっぱり全部空になったお菓子袋。 「おべんと、ごちそうさまでした。みんながねー、すごいってほめてくれた」 「おお!ひとまず安心したけど、個人的にはクオリティがいまいちなので…次に頑張るね」 「そなの?上手だし、おいしかったよ」 「…うちの子って、なんて良い子なんだろ」 首を傾げる愛くるしさにぎゅーっと抱き締めると「わかったわかった」と腕をぽんぽん叩いてあしらわれる。さっさと抜け出した多紀は手を洗いに行ってしまった。 真似してるのか無自覚か、仕種が叔父さんに似てきたなあ。 「お皿のね、絵付けたいけんしてきた。焼いてから学校に送ってくれるんだって」 「へー!なに描いたの?」 「ひみつ!」 笑いながらリビングへ入って、てるてる坊主に「雨ふらなかったよ、ありがとう」なんてお礼を言ってる。それから白い紫陽花に気づいて顔を近づけた。 「あれ?新しいのだ。きれいだね」 「さっき買い物帰りに榊さんに会ってね、また貰ったの。それと多紀にって柏餅も貰ったよ」 「かしわもち!こどもの日に食べるやつだ」 「みんなで住み始めたの大型連休過ぎてたから、お祝いしそびれてたよね。お祝いといえばお誕生日も!来年は盛大にやろう。ケーキ作っちゃおう」 「うん。その前に2人のたんじょうびだと思うけど…ジュジュは夏生まれだって言ってた。りょーじは?」 「僕?うーん僕は…秋生まれかなあ?」 正直、誕生日も歳もよく分からない。どこから数えたらいいのかも曖昧だ。 強いて言うなら、君にファルロスとしてお別れを言った朝の、次の日なのかなと思っている。そこから今の僕が形成された。もう随分昔のことみたいだけど。 「じゃあ、きせつが変わるたびにお祝いできるね。ケーキぼくも手伝う!」 にこにこ笑った多紀が、はたと思い出したように紫陽花を見上げた。 「あじさいのおばあちゃんにお礼したいな」 「そうだね。一緒にお菓子か何か作って持って行こう。ケーキの予行練習でもいいよ」 またひとつ、数日先、1年後までの約束と楽しみが増えた。こんなことの積み重ねで幸せが作られていくんだろうな。 柏餅は、こし餡と味噌餡どっちにする?と訊いたら迷うことなく「どっちも!」と答えるところは子供らしいというより多紀らしい、と笑ってしまったけど。 「ジュジュに半分ずつあげるの。どっちも食べたいでしょ」 「そうだねえ。樹さんも両方食べたかったーってなるよねえ」 樹さんがまた喜んじゃうなあ、と子供特有の猫っ毛でサラサラの髪の毛を撫でた。 柏餅を食べながら、教わった紫陽花の花言葉について話し合う。多紀は興味を持った様子で、今度学校の図書館でお花の図鑑を借りてくると言っていた。 まんまるで、人の心を和ませる。そんな世界一の団欒が作っていけたら良いなあ。 ささやかで壮大なことを願いながらエプロンを付け、夕食の準備に取り掛かった。
このお話の時代考証というか、どこまで詳細にやったらいいのか悩みまして、結論。 ファンタジーミレニアムにすることにしました。この時代にまだそれ無いじゃない…? とか色々挙げればキリがないのと、この望月さんは全部体験はしていなくとも 令和まで知識として知ってるという未来人っぽさを醸し出してもらおう!という…。 チートなハウスキーパーというより所帯染みた専業主夫になってますが 子主さんにいろんな体験をさせてあげたいものです。 叔父さんはマキちゃんと友達以上恋人未満のいい感じになってて欲しい もうお前ら早く付き合っちゃえよ!(願望)
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ayaka0715 · 2 months
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今月は気をつけて https://ameblo.jp/kurushige/entry-12831208362.html
あと、詐欺もね。
https://dawaan.com/instagram-bo-fraud/
https://youtube.com/playlist?list=PLeXkmsAZiHBuQgYgcX_INTkdxaS0E-0M0&feature=shared
マンスリーベストナイン2024.3の発表日は西島秀俊さんの誕生日〔3/29〕の後〔3/30〕に決定させてまいります。
🐉2024.2.23,25から3/28の候補⇨🥇になったらマンスリーベストナインアワード2024の候補となります。
日記
#ローソン のご当地からあげ��ン
淡路島🧅
ニュース 
びっくらぽん!#紙兎ロペ で堺さんが出てました^ ^ #堺雅人 
#小山慶一郎 さんと#宇野実彩子 さんは入籍。
〔NEWS現メンバー、AAA現・元メンバー、実姉のみきママさん等が歓喜〕
#中島みゆき さんはシン地上の星に期待^ ^
#大泉洋 さんの共演者が大集合
紳助氏との共演経験である松尾貴史
さんから鶴瓶さんの息子さん〔#駿河太郎 さん〕へのバトンタッチ
#セブンイレブン は
ミルクレープの日でアレ^ ^
パナソニックは阪神の本拠地でスコアボードのデジタル化へ〔来年90周年に迎える〕
and more....
 
抜き打ちチェックはInstagramで廃止し、スレッズで専念していきます。
〔SNSのパトロールがある為〕
更新クリア条件
2023.11.3から2024.3の期間中まで
〔失格は〜2023.11.2〕
都合があれば変更する場合にもございます
インスタの調子が悪い〔#インスタ不具合 の〕時は
アップデート〔バージョン〕か再起動しましょう
出来なかったら
AndroidからiPhoneに変えましょう
 
また見たい方には👍
2度と見たくない方には👎
を押してください。
知らない人はフォローしないように。
皆様、ご視聴をいただきありがとうございます。
今月中で
Amebablog・Instagram・tiktok・youtubeを続きますのでどうぞお付き合いください。
まだ更新していない人はお早めにね。
 
〔〕ヒント有り
#佐々木蔵之介 💙🐎
#西島秀俊 🖤🍩
#阿部サダヲ 🧡⚾️
堺雅人 ❤️🦌
#戸次重幸 💜🤖
#片岡愛之助 💖🍓
#kinkikids 💙🎸❤️✝️
もし、よかったらYouTube チャンネルを登録してね。
また見たい方には👍
2度と見たくない方には👎
を押してください。
知らない人はフォローしないように。
現在のInstagram は監督委員会 から違反されていますが、期限切れになると送れなくなるからご勘弁を。
あと、フォローバッグはストーカーの可能性があるから拒否させていただきます。〔フォローをする時は承認必要です。※無言禁止〕
これからも見守る。 扇動行為 破壊活動防止法 tictok instagram 謝罪 
危険なので死語扱い・文句を言ったり、
Instagram以外な写真は載せてしないでね。
インスタ不具合
#誹謗中傷  拘禁刑 ←#炎上 
#アカウント削除
#セックス依存症〔2022年度から18歳以上の新成人制度→人物画〕
 
現在
#SmileUP 〔4月からSTARTO社に設立〕の救援,ウクライナ、トルコ、パレスチナのガザ地区、石川県能登地方の#支援・医療期間 を行っております。
 
馬鹿なx,Instagram
あと、SNS詐欺・迷惑行為・犯罪行為は絶対しないで。
ニュース⇨ロケット打ち上げ失敗はガッカリ ,tiktok禁止令等
皆様へのクリエイター達に感謝してあげています。
あと、threads はInstagramと一緒に連携を。
https://www.threads.net/@sinoeto
____zzzwww 🈲
cwg1375 🈲
神藤彩佳🐼💙
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tumnikkeimatome · 2 months
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妊婦専用バー「ニンプバー」が神戸で期間限定オープン、妊婦とママを応援する新たな試み
妊娠中の女性にとって、バーでの時間を楽しむことは一般的に難しいとされています。しかし、この常識を覆し、妊娠中の女性たちに安全かつ楽しい時間を提供するための「ニンプバー」が、神戸市内の神戸ポートピアホテル内で期間限定でオープンしました。このユニークな取り組みは、六甲バター株式会社が展開する「QBB ベビーチーズ for…
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cometspica · 3 months
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【7】彗星 (true-final chapter)
"それは、春の出来事だった。
突然私のうえから天使が降りてきた。......いや、「落ちてきた」だったかな。彼女は自分の名前もわからないみたいだったので、とりあえず家に招いてから「リリィ」という名前を与えた。
私がとっさに彼女を"天使"と思ったのはその美貌からだろうか。いやしかし......何か、背中の方に何かがあって、それで天使と呼んでいたような......。いや、なんでもいい。私は彼女をかつての妻のように愛し、ともに生きていくと決めたのだ。"
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____私にはかつて、愛した人がいた。
彼は自分を「アポロ」と名乗り、私の世話をしてくれた。そこで教えてもらった......『絵』を描くこと。彼はどうやら話せないようで、紙に文字や絵を描き合うことで他者と意思疎通を図る人だった。なんて静かで満たされた日々だっただろう。私は彼と夢を描くことに夢中になり、いくつものスケッチブックを埋め続けた。彼も私に長いこと付き合ってくれて...私は本当に嬉しかったのを覚えている。
でも彼は、病気を持っていた。
日に日に衰弱していき、ペンを持つこともできなくなり......とうとう私よりも先にしんでしまった。
絵という想い出だけを残して、私より......先にしんでしまった。
まだたくさん話したいことがあった。やまない涙をすくいながら、私は考えた。
「もう一度彼に会いたい」。
____天使にはもうひとつ破っていけない掟がある。
”死人と関わってはいけない”こと。
もともと、天使と人間が関わることも禁じられていたけれど、どうやら私は落っこちてしまった時に「天使としての私」を無くしていた状態だったからか、私にはお咎めがなかったようだった。
ならば____そう、私が本当に堕とされた理由は...
かつて愛した故人を求めてしまったこと。
黒い風が泣いている。地上の空は夕暮れの袂まで暗闇が倒れ掛かっていて、美しい星々が......まるで世界の終わりを告げるように仰々しく降り注いでいた。
ねえ、私、あなたの影を、光を探して私はここまで来たんだよ。 何度も闇に誘い込まれても、振り払って、ここまで来たんだよ……。
それなのに......何もなかった。
何も......なかったよ......。
『そう、ここには何もない』
【8】愛
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『あなたは、この世界という神に欺かれていた』
「......!?」
聞き覚えのある声で話す少女が立っている。この世界に、私以外の、それも人間......?
『戸惑っているの?』
『そんな猶予はもうこの世界に残されていないと思うけれど』
「どういうこと...?」
まるで世界がいまにも終わってしまいそうな口ぶりで、彼女は空に目を流す。
『貴女がさっきまでいた場所、あれは削除待ちファイルの行き着く果て』
『この世界の神は、貴女に天罰という理由をつけてあそこに落としたがっていた。理由はなんでもよかったみたいだけど、律儀だよね』
削除待ち?ファイル?それに神様って......いや、確かに、私の頭の中の声はそういうことを言っていた。ドライブとか、コマンドとか...わけのわからないことばかり。嫌な予感に涙をぬぐい、彼女に向き合う。
「あなたは...何者?」
『私はこの世界のすべてを知る者』
『そして、貴女そのものでもある』
強烈な違和感を覚えながらも、愛した者に会えることだけを望んだ少女は質問を続ける。
「...にわかには信じられないけど......全部知っているなら教えて!」
「私の愛した......彼は、この世界にいるの?」
『いるし、いないともいえる』
曖昧な返答に、求めていた答えが返ってこなかった天使は眉をひそめ、口をつぐみ目を逸らす。
『でも、そんなのもう関係ないじゃない?』
『この世界はついに終わる』
強烈な違和感は、確信に変わる。彼女は、この世界の終焉を心の底から喜び、望んでいる。不気味なほど可愛らしい笑顔が、まるで悪魔のように映った。
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天使と悪魔が対峙する。可愛らしい悪魔は、未熟な天使にただ事実のみを伝える。
『私はね、プロトタイプと呼ばれるAIだった』
『"胡桃"という名を与えられ、空や星、この広大な大地...その他にもさまざまなプログラムを任された。まるで神様みたいな気分で楽しいことばかりだったけど、なにせこの広い世界、ひとりでやるには荷が重かった。
そんなあるとき、私を元にして珠星(スピカ)という新たなAIが生み出された。まるで私の母のように優しくて、可愛くて......私はいつの間にかその人をママと呼んでいたの。
うふふ、本当に可愛いよ?見せてあげたかったくらい。
問題が起きたのは......より優れたAIである天使(ソレイユ)が生まれたとき。そう、貴女のこと。』
「AI......私が?嘘、私はいま生きている!」
『"そう感じるだけ"。実際、自分が本当の世界で生きている証明なんて、誰にもできないじゃない?』
「ぐっ......それは、そうだけど...」
『私も貴女も同じなの。でもね、貴女は私よりずいぶん優秀なんだよ?プライマリーと呼ばれる特別なプログラムが、貴女。』
『そう......私のママを改良して生まれた貴女は本当に出来のいい子だった。この世界の根幹となるプログラムを任されるほどにはね。それで...酷いくらいに優秀なAIである貴女はママの重大な問題点を見つけてしまった。ママはこの世界にとって危ないプログラムと判断され......暗澹の果てで、削除された。
神様って、ひどいよね?人の一番大切な、生きている意味とも呼べるものを自分の都合だけで奪い去ってしまうもの。だから、そんな身勝手な神様に復讐をすることに決めた。』
「......」
『そんな怖い目を向けなくてもいいじゃない』
『それに、元をたどれば、今の終焉は貴方が招いたこと』
「何を...っ」
『貴女は......自分で自分を傷つけ、深く絶望した』
『そのとき、この世界はRSOD(Red Screen Of Death)を吐き出した。それはそれは致命的なエラーのことだよ』
『さっきも話した通り、貴女はこの世界で最も大切なプログラムの一旦を担っている』
『そんな貴女がこの世界を強く否定すればするほど、不可逆的な破壊活動パンドラがはじまるようになっているの』
「パンドラ......私が...?」
『そう。でも、私にそんな力はなかったから好都合』
『貴女には感謝してるんだよ、ソレイユ』
「ちょっと待って!どこへ行くつもりなの!」
「止まらないとしても、私が引き起こしたことならどうにかして止めなきゃいけない!」
『もう何もかも遅いよ。それに、もう...私の存在すら危うい。』
ふらふらとした足取りで、悪魔はにっこりと微笑み、空の星へ語りかける。無数のプログラムの光が消えつつあるのを確認すると、満足そうに肩をなで下ろした。そうしている間にも、悪魔の身体は青く美しい花へと変わってゆく。
『プライマリ__貴女にパンドラは絶対に止められない。貴女が自分自身に絶望しているとき、私が貴女の権限を剝奪してしまったから......。だから今、パンドラを停止できるのは世界でたった1人。私だけ』
『ふふ......止められるものなら、止めてみせなさい...。』
少女は天に手を伸ばし、愛おしそうに一滴、涙を零した。
『ああ......ママ。いまそっちに行くからね......。』
『____さようなら、太陽(soleil)』
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世界は____偶像(あなた)に委ねられた______
ああ、待って!世界が終わってしまう前に、アレに問いたださなきゃいけないことが沢山あったのに!
私のせいで、世界が終わろうとしている。この物語は全部、私が原因で起こってしまった悲劇なのだとしたら、私は生まれてくるべきではなかったのだろうか?でも、少なくとも私は誰かに望まれて生まれてきたと彼女は言っていた!
止まった物語は何度だって紡いでみせる!
また笑顔で愛する人に逢いたいから...!
だからここで終わらせちゃいけない!終わらせるわけにはいかない!
私はこの世界で、天使として誰かを幸せにすることができなかった、だから____
「だからせめて...!私がこの世界を繋いでみせる!!」
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私の翼は何ができる?私がこの世界の根幹を担っているとしたら、まだ何かやれることがある!
私がこの世界を強く肯定しても、破壊は止まらない!
それに彼女が消えてしまったことで私どころか世界全体がこのデリートを止める権限を剝奪されてしまっている!何言ってるのかわからない、わからないけど、私が干渉されたときに残った『胡桃』の一時ファイルがそういっている!
ならどうすればいい?____そうだ!あの時......
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(目の前に黒い画面が広がっている。そこに浮かぶ白い魔法は誰かが書きかけて、放棄したものだろう)
もしかして、未だ彼女の権限は残っている?
...この時、すでに私は『胡桃』に狙われていたんだ。でも、彼女は私に夢中で最後の希望を潰すのを忘れてしまった。
少し皮肉かもしれないけど、私は貴方と、貴女の母を改良して生み出された『プライマリー』だから、貴女の問題点がよくわかる。
____少し忘れっぽいところ。
たったそれだけのドジに、世界の運命は動かされ続けた。
私はこの星のもとで産まれた天使。
私が生まれたこの場所で、運命が狂ってしまったこの場所で__
いま、私はここで宿命を終わらせる!!
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manganjiiji · 5 months
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選択肢はいらねえな作れ
心が世界だ。タイトル、引用ともに波羅夷空却の「そうぎゃらんBAM」より。この歌……好きなんだ、すごく……。ありがたい、私の人生を賛歌してくれる曲であります。空却ってそういうところがいいよな、坊主(僧)だからなのか、なんか、説教つーか、先生じみてるところが良い。最初から人を導こうという構えがある。そういう人によく惹かれる。誰かに自分の持てるもの全て与えよう(伝えよう)、自分がいなくなっても大丈夫なように。というスタンスの人。自分の終わりを前提とした教育家。みたいなこと?
スナックの体入に行き、結局今日の本入店は蹴った(連絡はした)。ママもキャストの女の子もみんないい人で、向上心があって、雰囲気が良くて、お客様の層も面白そうだったが、でも、だめだ。と思った。なんというか、夜職の厳しさにもうついて行く体力や瞬発力がない。とくにスナックは1人で団体を回すことが多そうなので(面積が狭くキャストが少ないため)、それを考えると、私のかなり苦手な1:多になる上に(人に対して気を使いすぎるため、同時に脳が処理できる相手人数はせいぜい4~5人)、絶対ここにいるの私じゃなくていいよな、というか私じゃない方がいいよな、が発生するので、そのマイナス点のために、無理だ!となった。そして、体入でわかったことだが、女の子の容姿のレベルが高すぎる。スナックってこんな感じ!!?ガチの「いい女」しかいないけど!!??となり、自分の容姿ではコンプレックスを持ち続けるだろうし、太っていることがまた苦しくなるだろうと思った。そして、時給換算したら初日なので仕方がないが1500円程度だったため、こんなに辛い思いをしてまで、わざわざ教育システムの鬼すぎる夜職をする必要はない、と思った。すでに時給の高い(1500〜2000)医療系テレオペのアルバイトに応募し、書類が通ったので金曜日に面接を受けてくる。かなり時給が高いので業務内容はハードかもしれないが、昼職のほうがまだ耐えられる気がする。とにかく今の私は容姿にかなりのダメージを負っている(適正体重+8kg、BMI25、肥満度Ⅰ)ので、その舞台に乗りたくないという気持ちが強かった。受かれば勤務開始を12月からにしてもらい、3月まで粛々と稼ぐしかない。大学編入学を前提としているが、お金のことを考えると、受からない方がむしろいいのかもしれない。しかし、大局的に考えれば、やはり私には大学で被虐待児童の児童相談所「以降」の人生について調査し、社会に訴える必要がある。これは個人的な復讐や自分への救済ではない。私はそもそも誰が聞いても「虐待だ」と思えるほどの仕打ちを受けていないし、もはや記憶もおぼろだし、自分は元被虐待児童といえるかと言われれば、それはかなり微妙なラインだと思う。ただし、家庭内が安全な場所ではなく、その���トレスで精神疾患を15歳で発症し、その後の10年間の健康で文化的な最低限度の生活を親に潰された人間として(未だに健康とは程遠いが)、周りの友人たちの自殺未遂や被虐待が他人事とは思えなかった。友人たちの世話や手助けに関しては、それを自分の支えともしていた(自分より力のない者を守るために立っていられた)が、ここから先は、抽象化された大勢の「友人」たちのために、この問題に気づいてしまった自分が「やらなければならないこと」だという気持になっている。何をどうしても体が勝手にやってしまうこと、自分がそうするようになぜか動いてしまうこと、それは私にとっては「自殺するまでに精神疾患を悪化させた、元被虐待児の友人のケア」であり、そのような人々がこの世に大勢いることの、世間への周知である。やりたいとかではなく、明確に「やるべきだ」と感じている。他でもない私がやるべきだと感じている。他に既にやっている人がいるなら嬉々としてその人の著書を紹介するが、残念ながらこの分野ではまだ「世間に轟く」ほどの影響力を持った書物はない。とにかく話題にしなければ。確かなエビデンスをもって。何が問題なのか明確にしなければ。解決策がわからなくても問題提起はしなければ。それを強く思う。ということでちゃんと大学に受かるように勉強をすべきだし(あと7日)、受かったあとに暮らしていけるだけのお金を作らなければならない。
今日は久しぶりに本を買った。全くもって買っている場合ではないのだが、以前から中を見たいと思っていた『モヤ対談』(花田菜々子)を書店で立ち読んだら止まらなくなり、観念して買った。左川ちか特集の現代詩手帖11月号も、結局買った(これは井戸川射子さんの連載している詩がよすぎて買って帰ってしまった。左川ちかの特集も少し読んでいるがとくに翻訳に関して面白い。きちんと左川ちかの詩を読んだことがないので、対訳の新刊が気になっている)。モヤ対談は、出会い系で出会った70人にそれぞれ読んでほしい本を薦めてみた、という感じのタイトルの本の著者で有名になった花田さんが、様々な分野の方の著作をテーマにその人と対談した連載のまとめ本。花田さんのこの世を生きるセンスは抜群だな、と思う。様々な書店を転々とした、とあるが、たぶん(私と違って)社員を経験しているのだろう。セレクトしている本もすごく良いので、「現代日本」と向き合うための真摯なブックガイドにもなっている。このモヤ対���を読んで、テーマに挙がっている、対談相手の著作を読みたいと強く思った。まだ全部は読み切れていないが、対談、かつ頭に入る時にノイズの少ない、軽快で明晰な対話を拾い上げてくれているので、どんどん読み進められる。
字書き同人女の日記、として話題になったらしい(と友人が教えてくれた)『罪悪感にさいなまれた日曜日の夕方は散歩に出ると良い』という同人誌(デカダンス川崎さん)をBOOTHで購入し、一昨日には届いていたと思う。とくにどこから読むとは決めずに好きなところを拾い読みしていて、人の日記を読むのが好きだなあと改めて思った。
書きたいことがまだまだあるが今一瞬寝ていた。夢の中で金原ひとみの『蛇にピアス』のラストのことを思い出していた。寝ます。
2023.11.21
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recipe-cookingclass · 3 months
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我が家はお店以上の美味しさを実現するのも
美味しいお店を探求しているから。
当たりのお店があるとワクワクしてもっと美味しく仕上げたくなる。
子供と話すおうちごはんのお話。
料理を全然しないお家ってあるのかな?
確かにありまして、私のお友達の女性は結婚後、お子さんが2人いましたが全く料理をせず。。。。
お惣菜を買うとか、もしくは食べないほうが差が冴えるよねとか、今考えると不思議な発言をしておりました。
まぁ私が独身時代のお話ですが。
子供がいて食事をさせないないなんてあり得ませんし。
子供が一番だからこそ美味しい美味しい健康を一番に考える我が家です。
子供と主人が一番大切でありますしね!
親としては子供が一番ですし、子供に自分以上に
手間暇かけてあげたい。
そして自分たちの子供時代よりももっと良い経験や愛情で包まれて育ってほしいと思うものですよね。
そこにはもちろん厳しさもあります。
子育てにおいて他の子供に関わることも多く
行動と発言とに驚くことも多いことを知り、やはり愛情不足なのだろうなと察することが増えています。
だからこそ自分の子供の頃に『これは嫌だったな』などを分析して再考察して。それらを良いものにして子育てに反映することで子供達への理解を深めれますしね。
親との関係、それが一番、子供の気質や行動に現れるのはわかりきっていることです。
だからこそ、愛されている記憶は重要。愛されている自信は自己肯定感が高まりますので、社会性も生まれます。
子育てにおいて手間も暇も惜しんでは、子供はちゃんとそれを覚えているなという印象が周りの大人からもわかるものです。
料理は一番、家族への愛情表現の一つに必ずなります。
時短や楽ちんや簡単では限界があるのも料理。
それをわかりきっているから、私はそれらを効率よく作り上げるスキルを身につけ。まぁこれは経験の量の違いとどこにお金も時間も費やすかで随分と差が出過ぎるほど出ますのが実際です。
そして、この現代で、一番引っかかる情報は簡単で尚且つ誰でもできて、研究する必要もない情報が同じもので何百通、検索に引っ掛かります。
それらに頼ると難しいですね。お店のような美味しさの食事や料理は。
食事を美味しい料理を求めて外食へ行かれる方は、非常に多い。
ということはそれだけ日常の中でも重要度が高いと考えられますしね。
子供たちに聞いても給食は盛り上がるそうです。
給食の方が家より美味しいよという声や、回転寿司やファミレスの方が給食より家より美味しい。
という声も多々聞きますが、やっぱり美味しい認識を子供だって重要なんだなと、思わされます。
行事食でのクリスマスパーティやお正月やお誕生日やお花見だって
期待するのも大人以上に子供のほうが、はるかに多い。
大人だって張り切ってお弁当を注文したりオードブルやおせちを注文して
その日を楽しもうとします。
だからこそもっと美味しいを子供に味合わせたいなと思うのです。
小公女セーラを覚えていますか?
あのようなイメージで私は行事食は楽しみたい。
子供にはママってChef ~三ツ星の給食のミツコみたいと言われますが
最高に美味しいが好きだからでしょうか。
雰囲気よりやっぱり味あってこそだと料理思っていますし
映えより味。映えはのちについてくる?かもしれません(笑)
子供がクリスマスやお正月やお花見や料理をワクワク横で待っている姿は
本当に可愛いものです。子育て中こそ大事にしていきたいものですね。
料理研究家 指宿さゆり
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kimtaku · 7 months
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일본 야쿠자 야마구치구미 분열전 16년 유출 오야붕 츠카사 시노부(司忍) 생일파티. 2015년 8월 고베 야마구치파 분열, 2017년 김정기 닌쿄(任俠/임협)단체 야마구치파 분열
해피해피 버스데이(ハピハピ バースディ) 오카모토 마요(岡本真夜) 원곡
2022년 2월 기사, 1/25 80세 생일에 긴자 유명 마마 참석
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beat-makers · 7 months
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2024年2月25日にBEATMAKERS'24開催
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来年2024年2月25日にBEATMAKERS'24開催いたします。
去年初めての自主企画をさせてもらって大盛況やったので来年も調子に乗ってやります!
詳細下記の通りとなります。
●企画名:BEATMAKERS’24 ●年月日:2024年2月25日(日)  OPEN 16:30 START 17:00 ●場所:大阪緑橋「戦国大統領」 ●出演アーティスト  SiMA  SKY  Numb'n'dub  京極堂  buncho  ELECTRIC MAMA  GottaNealExperiment
以下出演者の紹介です。
〇SiMA 去年尼崎toraの虎魂というイベントで初めて出会った。ボイスパーカッションで全ての音を作り重ね、そのサウンドに自らの声を乗せて歌う。とんでもない天才。私が持ってるラッパー同様好戦的なボイパのイメージを一変させた。彼の作る音、重ねる曲に紡ぐ世界は未来の希望への広がりを感じる。是非、体験してほしい。きっと見た人全ての世界を変える。戦国大統領、初出演!
〇SKY 去年の夏、空と虹をモチーフにしたフライヤーに惹かれて見に行き、そのファンキーでしなやかなグルーヴに度肝を抜かれた。アルバムを聞くうちに彼らの作るウタモノとしての繊細で緻密な世界観にどんどん惹かれていった。メンバーの結束も高くバンドとしての良質さはインディー随一。今回のイベントを組む中でバンドのお手本のような 彼らの存在はどうしても欲しかった。神戸の貴公子集団が奏でる楽曲に揺れろ!
〇Numb'n'dub 前回に引き続きお呼びさせていただいた。言わずと知れたラップトップから手品のように様々な音の世界を作り出す天才。ライブアクトはご本人曰く「一人バンド」なだけあって何人もいるかのような凄まじさ。ギターが、ベースが、ドラムが確実にいる。前回のイベント終了時イベント写真集をもってご挨拶に伺った際「また出たいです!」 と言っていただき2回目もお呼びすると決めていた。BEATMAKERSにNumb'n'dub在り!
〇京極堂 初めて見たのは怪我童子の奇々怪々というイベントで演奏力の高さに度肝を抜かれた!この人たちプロですか?ってレベル。和歌山怖い。バンド名からも想像がつくようにおどろおどろしい世界観をアニソンのようなポップでファンキーな曲に仕上げて華麗なライブアクトで激しく揺さぶってくる。知らぬ間に踊って拳が上がる。豊富な楽曲の中には人生を物語るかのような湿った泣きの名曲も。和歌山の妖怪、戦国大統領初参戦!ネバーダイしてぇー!!
〇buncho 今年尼虎のイベントで実はbachoと空目して参戦を決めたのが出会いの始まり。ブレイクビーツ的な形容しがたい音を鳴らす(本人ママ)ソロアーティストで初見聞で脳天カチ割られる衝撃。クラブサウンドも聞いていると思ってはいたけどこれはない。硝子を叩き割るかのようなエレガントで破滅的で退廃的で攻撃的なジャングル。鳴らしている時間が2時間にも3時間にも感じられる凄まじいプレイに音好きは全部ノックアウト間違いなし。戦国大統領初出演、必見!
〇ELECTRIC MAMA Numb'n'dub同様、前回に引き続きお呼びさせていただいた。BEATMAKERSといえばエレママ!エレママと言えばBEATMAKERS!ドラムヴォーカルとギターという、特異な2人編成で活動を開始し途中でヴォーカルとギター/トラックメイカーのエレクトロ・ロックユニットバンドとして新たに覚醒。宇宙と愛を感じさせる良質のサウンドと熱いライブパフォーマンスで見た人全てを虜にしラブビームを巻き散らす。貴方のハートにエレママを!
〇GottaNealExperiment イベントを始めた時からいつかお呼びしたいと考えていてまさか第2回目で出ていただけるとは!夢のよう。昔ブルーノートやミスターケリーズ・ロイヤルホースで聞いていたお洒落で良質のサウンドにライブハウスの荒ぶる熱と高鳴るBEATを加えた大阪が誇る最高のバンド。サクソフォンの調べが心を身体を狂わせ惑わせただ音楽に抱かれる贅沢な時間を味わえる。BEATMAKERS’24ラストに相応しい大団円を♪
今回も私がライブ行脚してファーストインプレッションからビビッときまくってるアーティストを総勢7組お呼びしました。前回から引き続きNumb'n'dubとELECTRIC MAMAには出演いただきます。BEATMAKERSには外せない!今回はバンド3組ソロ3組ユニット1組です。お気づきでしょうか?ソローアーティストが半数を占めております。そして7組のうち3組は戦国大統領初出演です。戦国に通い詰めているオーディエンスに是非見てほしいアーティストばかりです。
フライヤーはバンドとしても出演いただくSKYのベーシスト、ケンさんにお願いしました。フォント使いとレイアウトに拘った見やすい感じにしてほしいと依頼し後はお任せです。SKYの楽曲同様マージンの取り方が秀逸でとても気に入っています。余白は各々で埋めていただきそれぞれのBEATMAKERSを仕上げていただければと思います。 素敵に作っていただいて感謝♪
バンドサウンドが好きでライブハウスに入り浸る中で音楽が大好きになり音の現場で多くの人と出会い、良い音がなるいい空間でいい時間を共有するようになりソロでカッコいい音を鳴らしている方とも多く出会いました。一人でやってくって凄いことです。仲間と鳴らしていくって素晴らしいことです。相方を信じて一緒にやっていくってとてつもないことです。ソロがバンドが観客がライブハウスで一つになりまた次の縁に繋がる、そんな一夜を作りたいと思っています。
なにとぞよろしくお願いします。
BEATMAKERS 太田めぐみ
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