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#ファスト&スロー
theadventureofharu · 7 months
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図書館での出来事
昨日 僕はいつもの図書館とはちがう少し離れた場所の図書館へ行った。
面白そうな本はないか棚を物色していると、ダニエル・カーネマンの「ファスト&スロー」とかかれた濃い赤と青の2冊が目に留まった。(僕が読んだことのあるいくつかの本にも登場した有名な本だ。)
パラパラとページをめくる。内容もさほど難解ではなさそうだ。
僕はその本をわきに抱え、また物色活動へともどった。
そしておよそ1時間後、何冊かの本を抱いて自動貸出機へ向かって借りようとした時 ことは起こった。
「貸し出しできない本があります。」
僕はすぐさま背表紙に貼られているシールを確認した。貸し出し不可とかかれたシールはどの本にも貼られていない。バーコードや表紙をチェックしながらカウンターへと歩いた。
「すみません。貸し出しできない本があるらしいのですが、どれでしょうか?」と僕。
「どこの棚にありましたか?」と図書館の人。僕はそれに答えると、彼女は本を奥の部屋へと持っていった。
奥の部屋ではそれらの本をバーコードにかざしたり、ほかの人に何か相談したりしている様子が見える。何を話しているのだろうか?
およそ5分、ついに彼女たちが戻ってきた。
「心苦しいのですが、この2冊予約が入っておりまして…。こちらの手違いで棚に整理してしましました…。」 と先ほどの『ファスト&スロー』を僕の目の前にならべた。
僕は了解してそれ以外の何冊かを借りることにした。
思いがけなく話のネタができて、満足な僕なのだった。
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jaguarmen99 · 1 month
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行動経済学の創始者として知られる米プリンストン大学(Princeton University)のダニエル・カーネマン(Daniel Kahneman)名誉教授が死去した。90歳。同大学が27日、ウェブサイト上で公表した。  人々は認知バイアスによって判断を誤る可能性があると主張。合理的判断や自己利益に基づいて人々は行動するとする、経済学における伝統的な理論に異を唱えた。意思決定は直感に委ねられていると論じた著書「ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか?、(Thinking, Fast and Slow)」は、ベストセラーとなった。
行動経済学のカーネマン氏死去、90歳 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News
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takmiblog · 4 months
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高原社会で豊かに生きる
 ドイツの作家ミヒャエル・エンデの小説「モモ」には、カシオペイアというカメがでてきます。「スロー(ゆっくり)」の象徴とみられるカメを、「ファスト(速い)」の象徴である「時間泥棒」の男たちが追跡しきれない場面がある。
 日本は今後次第ではこのカメが象徴するもの、スローな高原社会の新しい価値観を示せる先頭走者になれるのではと思います。
 スローダウンし、大きな経済成長をのぞめない高原社会で豊かに生きるとは、を構想したい。成長は必要ですが、GDPや1人当たり国民所得といった経済成長をはかる物差しよりも、むしろ、文化資本の蓄積や個人の幸福率、余暇の充実など、これまでとは違う物差しで、人々の生が豊かになっているのかの成長率をはかればいいのです。
2023/12/27 朝日新聞(聞き手・中島鉄郎)
オピニオン&フォーラム 耕論
「何もしない」は得なの?
豊かさ追及 違う物差しで
山口周
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tumnikkeimatome · 7 months
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人間とアルゴリズムのハイブリッド:統計に強い人間が最強の専門家?
平均への回帰と専門家の判断 “ファスト&スロー”のような経済学の本によれば、人間の専門家よりも統計学的アルゴリズムによる判断がしばしば正確です。例えば、「平均への回帰」という概念を取り上げてみましょう。一回の飛行訓練で非常に高いスコアを叩き出した訓練生が、次の回で必ずしも高いスコアを出すわけではありません。これは単に「平均への回帰」と呼ばれる現象であり、特定の行動(褒める、叱る)がその結果に直接影響しているわけではないのです。 人々のアルゴリズムに対する信頼性の低さ しかし、多くの人々は専門家の意見を統計的アルゴリズムよりも重視します。その理由は、人間の直感(システム1)が統計をうまく理解できないからです。例えば、多くのファンドマネージャーが市場の平均パフォーマンスを上回ることは少ないにも関わらず、その仕事は依然として繁盛しています。 人間とアルゴリズムの最適な組み合わせ では…
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toshiyukitanaka0 · 7 months
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田中 敏之|エコノミスト アナリスト - MACD指標の詳細理解
田中 敏之 (Toshiyuki Tanaka) - MACD指標の計算方法を簡略化する
MACDとは何か、そしてその動作原理を理解する必要があります。理論的な側面から始めましょう。理解が難しいかもしれませんが、応用方法を学びたい場合、計算方法はあまり深く理解する必要はありません。使い方を覚えておけば十分です。
MACD指標、または移動平均収束拡散指標(Moving Average Convergence and Divergence)は、株式の取引タイミングを判断し、株式のトレンドを追跡するための技術分析ツールです。
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(1) MACD指標の原理と計算方法
MACDの基本原理は、短期と中期のファストやスローの移動平均線の交差と収束のサイン機能を使用し、ダブルスムージング処理を加え、市場の位置と取引のタイミングとシグナルを判断するものです。簡単に言えば、短期と長期の移動平均線の変化関係を利用して、現在のトレンドが強気か弱気か、購入すべきか売却すべきかを判断することです。MACD指標は、移動平均線のトレンド性、安定性などを持っており、技術分析で信頼性の高い指標の1つです。
MACD指標は主にEMA(指数平滑移動平均線)、DIF、MACD(またはDEA、DEMとも呼ばれます)の関係に基づいており、DIFとDEAを結ぶ移動平均線の関係、およびDIFからDEAの値を引いて棒グラフ(BAR)(重要な部分)に描画されたものを用います。DIFが中心で、DEAが補助的な役割を果たします。
MACD指標の適用において、まず、高速移動平均線(通常、12日移動平均線と言われるもの)と低速移動平均線(通常、26日移動平均線と言われるもの)を計算し、DIF = EMA(12)- EMA(26)となります。そして、MACDの値は、MACD = (DIF-DEA) * 2と計算されます。計算方法を簡単に理解しましょう!
(2) MACDの適用方法は何ですか?
MACDの位置、DIFとMACDの値、および線の位置には通常、以下のような状況があります。
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1. DIFとMACDが両方とも0より大きく(つまり、図上で0ラインよりも上にあることを示します。0ラインは赤い線と緑のバーの境界線です)かつ上昇している場合、一般的に市場は強気相場であり、購入または保有のシグナルです。
2. DIFとMACDが両方とも0より小さい(つまり、図上で0ラインよりも下にあること)かつ下降している場合、一般的に市場は弱気相場であり、購入の適切な機会ではありません。
3. DIFとMACDが両方とも0より大きい(つまり、図上で0ラインよりも上にあること)が、どちらも下降している場合、一般的に市場は退潮段階にあると考えられ、株価が下がる可能性があるため、株式を売却するか様子を見ることができます。
4. DIFとMACDが両方とも0よりも小さい(つまり、図上で0ラインよりも下にあること)が、上昇している場合、一般的に市場は再び始動し、株価が上昇する可能性があるため、株式を購入するか保持して待つことができます。
もちろん、これらは一般的に使用される方法の一部であり、公式に固定された方法ではありません。時々、市場の状況に応じて判断する必要があることを覚えておいてください!
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toshiyuki-tanaka1 · 7 months
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「田中 敏之投資家」 - 市場動向を的確に読み解くMACDの使い方
「田中 敏之投資家」 - 市場動向を的確に読み解くMACDの使い方
MACDとは何か、そしてその動作原理を理解する必要があります。理論的な側面から始めましょう。理解が難しいかもしれませんが、応用方法を学びたい場合、計算方法はあまり深く理解する必要はありません。使い方を覚えておけば十分です。
MACD指標、または移動平均収束拡散指標(Moving Average Convergence and Divergence)は、株式の取引タイミングを判断し、株式のトレンドを追跡するための技術分析ツールです。
(1) MACD指標の原理と計算方法
MACDの基本原理は、短期と中期のファストやスローの移動平均線の交差と収束のサイン機能を使用し、ダブルスムージング処理を加え、市場の位置と取引のタイミングとシグナルを判断するものです。簡単に言えば、短期と長期の移動平均線の変化関係を利用して、現在のトレンドが強気か弱気か、購入すべきか売却すべきかを判断することです。MACD指標は、移動平均線のトレンド性、安定性などを持っており、技術分析で信頼性の高い指標の1つです。
MACD指標は主にEMA(指数平滑移動平均線)、DIF、MACD(またはDEA、DEMとも呼ばれます)の関係に基づいており、DIFとDEAを結ぶ移動平均線の関係、およびDIFからDEAの値を引いて棒グラフ(BAR)(重要な部分)に描画されたものを用います。DIFが中心で、DEAが補助的な役割を果たします。
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MACD指標の適用において、まず、高速移動平均線(通常、12日移動平均線と言われるもの)と低速移動平均線(通常、26日移動平均線と言われるもの)を計算し、DIF = EMA(12)- EMA(26)となります。そして、MACDの値は、MACD = (DIF-DEA) * 2と計算されます。計算方法を簡単に理解しましょう!
(2) MACDの適用方法は何ですか?
MACDの位置、DIFとMACDの値、および線の位置には通常、以下のような状況があります。
1. DIFとMACDが両方とも0より大きく(つまり、図上で0ラインよりも上にあることを示します。0ラインは赤い線と緑のバーの境界線です)かつ上昇している場合、一般的に市場は強気相場であり、購入または保有のシグナルです。
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2. DIFとMACDが両方とも0より小さい(つまり、図上で0ラインよりも下にあること)かつ下降している場合、一般的に市場は弱気相場であり、購入の適切な機会ではありません。
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3. DIFとMACDが両方とも0より大きい(つまり、図上で0ラインよりも上にあること)が、どちらも下降している場合、一般的に市場は退潮段階にあると考えられ、株価が下がる可能性があるため、株式を売却するか様子を見ることができます。
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4. DIFとMACDが両方とも0よりも小さい(つまり、図上で0ラインよりも下にあること)が、上昇している場合、一般的に市場は再び始動し、株価が上昇する可能性があるため、株式を購入するか保持して待つことができます。
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もちろん、これらは一般的に使用される方法の一部であり、公式に固定された方法ではありません。時々、市場の状況に応じて判断する必要があることを覚えておいてください!
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toshiyukitanaka · 7 months
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MACD指標と市場心理の関連性:田中 敏之の分析
MACD指標と市場心理の関連性:田中 敏之の分析
MACDとは何か、そしてその動作原理を理解する必要があります。理論的な側面から始めましょう。理解が難しいかもしれませんが、応用方法を学びたい場合、計算方法はあまり深く理解する必要はありません。使い方を覚えておけば十分です。
MACD指標、または移動平均収束拡散指標(Moving Average Convergence and Divergence)は、株式の取引タイミングを判断し、株式のトレンドを追跡するための技術分析ツールです。
(1) MACD指標の原理と計算方法
MACDの基本原理は、短期と中期のファストやスローの移動平均線の交差と収束のサイン機能を使用し、ダブルスムージング処理を加え、市場の位置と取引のタイミングとシグナルを判断するものです。簡単に言えば、短期と長期の移動平均線の変化関係を利用して、現在のトレンドが強気か弱気か、購入すべきか売却すべきかを判断することです。MACD指標は、移動平均線のトレンド性、安定性などを持っており、技術分析で信頼性の高い指標の1つです。
MACD指標は主にEMA(指数平滑移動平均線)、DIF、MACD(またはDEA、DEMとも呼ばれます)の関係に基づいており、DIFとDEAを結ぶ移動平均線の関係、およびDIFからDEAの値を引いて棒グラフ(BAR)(重要な部分)に描画されたものを用います。DIFが中心で、DEAが補助的な役割を果たします。
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MACD指標の適用において、まず、高速移動平均線(通常、12日移動平均線と言われるもの)と低速移動平均線(通常、26日移動平均線と言われるもの)を計算し、DIF = EMA(12)- EMA(26)となります。そして、MACDの値は、MACD = (DIF-DEA) * 2と計算されます。計算方法を簡単に理解しましょう!
(2) MACDの適用方法は何ですか?
MACDの位置、DIFとMACDの値、および線の位置には通常、以下のような状況があります。
DIFとMACDが両方とも0より大きく(つまり、図上で0ラインよりも上にあることを示します。0ラインは赤い線と緑のバーの境界線です)かつ上昇している場合、一般的に市場は強気相場であり、購入または保有のシグナルです。
DIFとMACDが両方とも0より小さい(つまり、図上で0ラインよりも下にあること)かつ下降している場合、一般的に市場は弱気相場であり、購入の適切な機会ではありません。
DIFとMACDが両方とも0より大きい(つまり、図上で0ラインよりも上にあること)が、どちらも下降している場合、一般的に市場は退潮段階にあると考えられ、株価が下がる可能性があるため、株式を売却するか様子を見ることができます。
DIFとMACDが両方とも0よりも小さい(つまり、図上で0ラインよりも下にあること)が、上昇している場合、一般的に市場は再び始動し、株価が上昇する可能性があるため、株式を購入するか保持して待つことができます。
もちろん、これらは一般的に使用される方法の一部であり、公式に固定された方法ではありません。時々、市場の状況に応じて判断する必要があることを覚えておいてください!
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maxkatou · 2 years
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2022年、45冊目(^M^)(^A^)(^X^) ★この方におすすめ★ 感情を上手にコントロールしたい方 ーーーーーーーーーー ★読んで、一つ実践すること★ 感情に流されない ・ファスト&スロー ・ダニエルカーネマン ・早川書房 ーーーーーー ☆☆感想☆☆ ーーーーーー 3つの気付きをシェアします。 ・自信は当てにならない ・数字で会話する ・システム1、システム2を知る この中でオススメは、 ・システム1、システム2を知る システム1は、早い反応 すなわち、無意識に行われる自動反応 例えば、火傷した時、 「あつい」とすぐに防衛反応に移るので、選択肢はない。 システム2は、遅い反応 自分でコントロール出来ること 例えば、「質問です。好きなお寿司を10種類あげてください」 これは、聞いて、考えて、回答するいう選択肢がある。 日常生活の中で、一番多いのはシステム2。 人が悩むのは、システム2の結果 システム2を扱うコツは、何が自分のトリガーなのか?を知ること。 私のトリガーを今一度、確認することが出来る本でした!! 2022/9/14は、ベーシック2228日目 今日も4・黒を継続します(^^) ーーーーーーーーーー 本の難易度は、5/5 頭が疲れる本は、自分の可能性を広げる本 by先輩 ーーーーーーーーーー #ファスト&スロー #ダニエルカーネマン #早川書房 #ベストセラー #本 #book #read #fun #成長 #努力 #楽しい #レベルアップ #PDCA 一つでもプラスになったら、 イイネ!&フォローお願いします(^^) インスタ https://www.instagram.com/ryuta1000/ https://www.instagram.com/p/CifTbtuJTwu/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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seppa-pes · 2 years
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"私たちにできる最善のことは妥協にすぎない。失敗しやすい状況を見分ける方法を学習し、懸かっているものが大きいときに、せめて重大な失敗を防ぐべく努力することだ。そして他人の失敗のほうが、自分の失敗より容易に認識できるものである。"
"ファスト&スロー (上)"(ダニエル カーネマン, 村井 章子 著)
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overjazztrio · 2 years
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BALVENIE 14
スコットランド・スペイサイド地方のシングルモルト。ゲール語で「山麓の集落」の意味を持ち、同じ名の古城に由来している。グラント一族に買い取られた土地で醸造されており、もともとはグレンフィデックの第2工場として建設された。大麦と酵母はグレンフィデックと同じものだが、仕込み水は別の水源を使用している。日本ではサントリーが販売。
なんかこれだけウイスキーのこと書いてると黒猫って相当ウイスキー好きなんだろうなと思われそうなんだけど、ぶっちゃけ俺は価値や味とかは全然わからん。違いもよくわからん。アイラ特有の「アルコール臭きっつ!!」ってのがあるかないかくらいしかわからん。でもウイスキーという酒のあり方、これはわりと嫌いではない。すっかりグローバルな流通に組み込まれ、ファストな消費が奨励されるようになったとしても俺はこの酒が持つ「スローさ」が好きである。あとはよくわからん。
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qsfrombooks · 3 years
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人間関係を長期的にうまくやっていくためには、よいことを追い求めるよりも悪いことを避けるほうがはるかに大切だという。
ファスト&スロー (下) / ダニエル カーネマン,村井 章子
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ogawa-xd · 4 years
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科学的歴史観(科学的人間観)
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なんという名前で呼べばいいのかわからないが、人に関する大きな歴史を科学的な視点から見ることに、ここ5年ほどはまっている。これはたぶん一過性の興味ではないと思う。この興味が尽きるときは、本当の老いとの道行きがはじまるとき、なのだろう。待ち遠しい、とはいわないにしても、それはそ���で受け入れたいと思う。自然さは自分の信条だから。
でもこれは、どうやら個人的な興味云々ではなく、世界的な知的な一つの傾向らしい。 「ビッグ・ヒストリー」ないし「オリジン・ストーリー」。
その焦点は「人とは何か」に合わされている。徹底して、と言ってもいい。単なる宇宙論、物質論、時間論、考古学、地質学、気候学、生物学、文明論、歴史学単体ではなく、それらの総合として「人」を理解しようとしている。 人間理解という意味では、心理学や哲学に対抗する視点かもしれない。心理学や哲学が、人のある部分に焦点を合わせて専門的に見ていくのに対して、外側から(空間的にも時間的にも)、「世界」という視点から、総合的に見ようとしている。 そういう視点から人のすべての営為を見ようとしいる。たとえば哲学に関しても、その内容を問うのではなく、人はなぜ哲学という問いを問うのか、なぜそのように問う存在になったのか、そのように問うた結果どのような者になったのか、を考えるようなアプローチだ。 そしてそのアプローチの精神において100%「科学的」である。観測された事実を元に仮説を立てて検証する、という姿勢である。そこでは「空想」は注意深く選り分けられる。
たとえば、「空想」についていえば、単に空想で出した結論は完全に却下される一方、空想こそがさまざまな仮説を生み出す元であり、それが多くのものを生むことは、積極的容認される。人とは、そういう「空想」=イマジネーションによって、人になってきたところの者である、ということは観測される事実であるから。 空想で結論を出す、たとえば宗教のような行為についても、科学的でないと否定するのではなく、なぜ宗教を人は抱くのか、を問うような立場である。それは芸術についても同じだ。 宗教も芸術も、いわば空想やフィクションの産物である。でも、空想やフィクションは人の持っている大事な要素だし、およそおろそかに扱っていいものではない。
自分が読んだ、読んでいる、そういうことを扱っている書物は、以下のようなものである。
自分は、そういう中で自分が体験してきた「デザイン」というものを語りたいと思う。 それは一言で言えば、「現象」に抱く感情、という視点といえばいいか。端的にいえば、それは「表現」の問題である。人とは「顕れ」に対する反応体である、そんな視点かと思う。
誰もそれを語っていないから、自分はそれを語りたいと考えている。
「137億年の物語」ーー宇宙が始まってから今日までの全歴史(クリストファー・ロイド) 「生命40億年全史」(リチャード・フォーティ) 「サピエンス全史」ーー文明の構造と人類の幸福(ユヴァル・ノア・ハラリ) 「ホモ・デウス」ーーテクノロジーとサピエンスの未来(ユヴァル・ノア・ハラリ) 「オリジン・ストーリー」ーー138億年全史(デイヴィッド・クリスチャン) 「21 Lessons」ーー21世紀の人類のための21の思考(ユヴァル・ノア・ハラリ) 「ファスト&スロー」ーーあなたの意思はどのおゆに決まるか?(ダニエル・カーネマン) 「神々の沈黙」ーー意識の誕生と文明の興亡(ジュリアン・ジェインズ) 「眼の誕生」ーーカンブリア紀大進化の謎を解く(アンドリュー・パーカー) 「世界史」(ウィリアム・H・マクニール) 「人類20万年」ーー遙かなる旅路(アリス・ロバーツ) 「ヒューマン」ーーなぜヒトは人間になれたのか(NHKスペシャル取材班) 「ユーザーイリュージョン」ーー意識という幻想(トール・ノーレットランダージュ) 「ワンダフルライフ」ーーバージェス頁岩と生物進化の物語(スティーブン・ジェイ・グールド) 「New Scientist 起源図鑑」ーービッグバンからへそのゴマまで、ほとんどあらゆることの歴史(グレアム・ロートン)
など。
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774 · 5 years
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「ヒューリスティックス」とは、「アルゴリズム」と対比するとわかりやすいが、アルゴリズムが「厳密に」解を導き出す手続きであるのに対して、ヒューリスティックスは「便宜的に」、つまり限られた時間内に限られたパフォーマンスの中で、正解から大きく外れてしまう場合もあるが正解に近い可能性が高い解を導き出す手続きのことである。基本的にこれは論理でなく直感に頼る判断であり、それゆえ即座に応答することができるが、反面、様々なバイアスをもたらすことになる。 わかりやすいものを言えば、「利用可能性ヒューリスティック」というものがある。これは、例えば「rという文字が最初に来る単語の数と三番目に来る単語の数はどちらが多いか」と問うことで現れるが、実際には三番目に来る単語の方が多いにもかかわらず、被験者は最初に来る方が多いと答える。なぜなら、rが三番目に来る単語よりもrが最初に来る単語の方が「思い出しやすいから」である。つまり、客観的な頻度を問うているにもかかわらず、なぜか個人の脳内での「思い出しやすさ」が基準になってしまっているのである。
ダニエル・カーネマン『ダニエル・カーネマン 心理と経済を語る』、『ファスト&スロー』(上・下) - フリー哲学者ネコナガのブログ
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lastscenecom · 4 years
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ノーベル経済学賞受賞者のダニエル・カーネマンは、革新的な著書『ファスト&スロー』でこう述べている。「信頼できて知的だと思われたいのなら、シンプルな言語で足りるときに複雑な言葉を使わないことだ」
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martianlandscape · 4 years
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あなたは実力によって今の状況を得たのか?「まぐれ」ナシーム・ニコラス・タレブ、他3冊
 今の会社に入って戸惑ったことのひとつが、自分の業績報告の書き方だ。「自分がAをしたことによってBを達成した」なんていう調子で延々書き連ねる。小学校の理科の授業で、ものごとの影響を調べるときには対照実験をするのだと習った。これを見て上司や人事部は真偽をどう判断するんだろう。腑には落ちないが僕だってボーナスはほしいので、せめて「Aをした」「Bという結果になった」という部分は事実に反しないように様式を埋める。
 もうひとつ戸惑ったのが、未来のことを予測できるかのように話す人がいることだ。顧客の需要だとか市場規模だとか諸々。世の中ってそんなに単純なんだっけ??何か仮定を立てないと話を進めにくいのはわかる。わかるのでせめて、私はこうなると思う、みなさんこれに賭けませんか、くらいの言い方をしてほしい。
 そんなもやもやした気持ちを挑発的な文章で吹っ飛ばしてくれるのがタレブである。
まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか   ナシーム・ニコラス・タレブ
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 著者が身を投じた金融業界ではこのあたりの錯誤がひどいようで、自身の経験を交えて(一部の人々をボロクソに書きながら)人間の不合理や未来の不確実性について述べ、それでもそれらとうまく付き合っていこうじゃないかというのが本書。
 この手の本の中でも特徴的だと感じたのは哲学方面にも言及されていることで、特にカール・ポパーの反証主義に関しては非常に納得感のあるもので興味深かった。このあたりは以前から気になっていたので改めて科学哲学や哲学史に関する書籍も探してみようと思う。
 人間のバイアスに関してはダニエル・カーネマンとエイモス・トベルスキーの研究からの引用が多いので、このあたりはカーネマンの著書ファスト&スローを読まれるのもいいと思う。個人的には歴代ベスト3には入るくらいお気に入りの本で、関連書籍も多い。
ファスト&スロー あなたの意思はどのように決まるか?  文庫 (上)(下)セット
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 予測の難しさについては「シグナル&ノイズ」が実例も多くおもしろい。(リンク先のトップレビューが日本語解説者への批判ばっかりだった。なんだこれ)
シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」   ネイト・シルバー
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 ちなみにタレブ氏は有名なところでは「ブラック・スワン」、最近邦訳されたものだと「反脆弱性」の著者でもある。ブラック・スワンは特におもしろく、こちらもお気に入りなのでいずれ読み返して紹介したい。
ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質   ナシーム・ニコラス・タレブ
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ブラック・スワン[下]―不確実性とリスクの本質   ナシーム・ニコラス・タレブ
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 先のことはわからなくて人間の行動は矛盾だらけとした上で、それをむしろ楽しもうとするようなタレブ氏の考えは、悲観的になりがちな自分には新鮮だった。このところリスクにばっかり目を向けてばかりだったので、思いがけない良いことも楽しみに生きてみようと思う。
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「なぜ「事実」と「意見」を区別して話せない人がいるのか」という疑問だ。 色々と文献を漁っていくと、ノーベル経済学賞受賞者の、ダニエル・カーネマンが、私の疑問に対してそれなりに明確な答えを用意していてくれた。 彼の著作によれば、「人は、出された質問が難しいと、それを簡単な質問に置き換えてしまう」という、人間の脳のつくりに依る。 例えば、「現在の生活はどのくらい幸福か?」と聞かれた人がいるとする。 正確に回答をしようとすれば、「幸福」の定義を行い、過去の幸福度を算定し、現在の幸福度と比較して算出しなければ回答できないはずだ。ところが、それはとても面倒で難しい。 だから多くの人は、脳内で勝手に「いまの自分は気分がいいか?」という質問に置き換え、「まあまあ幸福です」などと回答してしまう。これが「ヒューリスティックス」と呼ばれる、脳の働きだ。 「事実」と「意見」を区別できていない人は、無意識にこれを行ってしまっている。 では、このようなコミュニケーション特性は直るのだろうか。 個人的な考えでは「直すことは可能」である。 というのも、これは「賢さ」というよりも「注意力」の問題だからだ。 ダニエル・カーネマンによれば、ヒューリスティックは脳の「早い思考システム」(≒直感的なもの)が担当している。 だが、それを口に出してしまうと「意見」を言ってしまう。 だから、それが「意見」か「事実」かを検証するために、脳の「遅いシステム」(≒論理的なもの)の方を使えば良い。 つまり、注意力を働かせて、「回答しようとしたことをチェックする訓練」を受ければ、直すことは可能だ。
なぜ「事実」と「意見」を区別して話せない人がいるのか。 | Books&Apps
ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
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