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#赤黒金呪われた家
teruterubox · 2 months
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imadakoさまのポータブルバスタブ すごく便利です
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meimeiumitou · 1 month
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「昔コミティアで販売していた創作」
「初めて出した創作本です」
※特定されないよう、少しフェイク入れています。
<登場人物>
■好きな人に呪われたことで、不老不死になった人間
 ・可愛さ余って憎さ百倍で呪われたせいで、不老不死になりました。
 ・前向きに不死を捉えて、ゴーストハンターもどきをしています。
 ・頭がぱっぱらぱーな為、基本泥仕合です。相棒が見つかってからは、比較的抑えている模様。
 ・特技:自虐ギャグ
■相棒役の人
 ・普通の人
 ・お金がないので、先輩の伝手でゴーストハンターもどきの補助を始めていたら、成績トップの問題児とコンビを組まされるようになった。
 ・口数が少ないクールキャラかに見えるが、頭の中はうるさい。
(それで脳内を読み取る敵キャラを倒したエピソードを書いていたはず)
・特技:特になし
■思考の化け物
 ・見る人によって、姿かたちが変わるいあいあクトゥルフSCPもどき
 ・勝負ごとに勝てば、何でも願いを叶える。負ければ、脳みそちゅうちゅう。その人の記憶力や思考能力等と釣りあう願いしか叶えない。
・知らない間に地球の土地権利が安く売られていたので、
気まぐれに買って、地球人を攫っては勝負を挑んでいた。
・特技:人心掌握
■メカクレの子
 ・デザイナーベイビーのアルビノ片目隠れの子供
 ・臓器売買で売られていたところ、「商人」さんに拾われる。
 ・人懐っこく、純真でいつも笑顔。笑顔は武器。
 ・赤子のころ、乱暴な扱いをされた影響で、足が悪く、ぎこをひいたような歩き方をする。その度に「商人さん」に担がれている。
 ・特技:料理と目利き
■商人さん
 ・異形で邪神で堅実な化け物
 ・時と場合に応じて、様々な姿に変わる
 ・商売を生業としているのは、気まぐれと暇つぶし。メカクレの子と共にいるのも同じく。見捨てるときは見捨てる。でもついてきているので、そのまま今に至る。
・特技:無限1UP
■女子高生
 ・怪異の相談に来た人。
 ・怪しい宗教に母親がはまってしまっていることが、今の悩み。
 ・兄はとっくの昔に家を出て、絶縁している。女子高生とは連絡をとっている。
 ・特技:けん玉
確か、バディで思考の化け物と頭脳対決をして
最終的に力業で思考の化け物を操っていた黒幕を
泥仕合人間爆弾で倒すストーリーでした。
人間爆弾の提供は商人さんとデザイナーベイビーアルビノっ子で、
女子高生がエピローグで
「子供でいられるまで、後○日」
「それまでは、この大きな子供に付き合って「あげよう」」
で、親からの自立ENDだったと思います。
毒されてしまった人は、毒された人にしか救われないメリバEND。
テンションがあがって、商人さんとデザイナーベイビーアルビノっ子のショートショートを書いていたような。
割と気に入って、キノの旅もどきみたいな謎グルメレポート(架空)を書いてもいました。ブレワイのレシピ集めにはまっていたから。
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kennak · 1 year
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タイトルそのままの内容なので閲覧には注意されたい。一部の人にはつらい記憶を思い出させてしまうかもしれない。女性視点の体験記は数多くある一方で、男性視点のものは少ない。妻が妊娠すると男性も覚悟を決める。しかし、(過去の自分も含めて)何が起こり得るかはぼんやりとしか想像できない。稚拙ながらも自分の体験と後悔を書き残しておけば、その解像度が上がるかもしれない。そう思い投稿する。 分娩室。妻につながれた医療モニタが歪なサインカーブを描いていた。正確にはサイン波の絶対値のような概形でゼロ区間が長い。波形がピークに近づくにつれて妻のうめき声が大きくなる。これが陣痛発作だ。間欠的な小休止を挟みつつ、数分おきに発作が起こる。モニタの値が妻の痛みを表している。全力で妻をサポートしたいなら、助産師の動きを脳裏に焼き付けて、完全に模倣すればよい。一挙手一投足に意味がある。プロの動きを邪魔しないように、分娩室の俯瞰映像を想像して立ち振る舞う。男性は手が大きいので、より効果的にさすることができる。胎児の心臓が止まっていると分かったのは、6時間前のことだった。 妻がついに妊娠した。待望の我が子だった。出産月のコントロールなどとうに諦めていた。妊娠後の検査は全て正常、胎児の推定体重は発育曲線のど真ん中。横軸を妊娠週数としたグラフに推定体重を書き込み��発育曲線なる2本の曲線の間にあれば正常とされる。何も科学的な説明はなかったが、胎児の体重はおそらく正規分布に従うので、上下の発育曲線は平均±数σを表しているのだろう。曲線の離れ具合から、発育が進むにつれて分散が大きくなると読み取れる。ちょうどそのど真ん中で、初めての我が子は順調に育っていた。早々に名前をつけて、膨れ上がった妻のお腹に毎日のように話しかけた。 無痛分娩に興味があった。背骨と脊髄の間にあるわずかな空間に麻酔薬を注入して、分娩にともなう母体の苦痛を軽減する。一定のリスクはあるが、メリットが大きく上回る。無痛分娩のためには麻酔科医の予定を抑える必要がある(※後で知ったがこれは産院によるらしい)。出産予定日は3月末だった。つまり、無痛分娩を選択することで子の早生まれが確定する。ひょっとしたら4月生まれになる可能性もある。そんな淡い期待を胸に、私たちは自然分娩を選択した。 私は3月生まれであることがずっとコンプレックスだった。早産の早生まれで、背の順は常に先頭、鬼ごっこではいつも鬼、50m走のタイムは肥満児より遅く、ドッジボールではただの的。身体的・精神的な発達の遅れに由来する傾向は「相対年齢効果」と呼ばれ、特に男子の場合は生涯賃金の観点で一生の足枷となる。これは歴然たる統計的事実として知られている(ちなみに、女子もしくは学力上位の男子ならばこの呪いの例外となる。興味があればGoogle Scholarで検索してみてほしい)。子の幸せを願う親として、自分と同じ思いをさせてはならないという使命感が、自然分娩の選択を後押しした。 出産予定日に陣痛が起こり、病院に着いてから胎児の心臓が止まっていると分かった。1週間前の検診では何も異常がなかったため、その間のどこかで突然死したことになる。我が子の突然死。目の前の現実を受け入れられず、ただただ夫婦二人でむせび泣いた。 分娩室。妻から我が子が押し出されてきて、一瞬の静寂が広がる。子はすぐに医師がどこかに連れて行ってしまった。分娩室は静まりかえっている。蘇生の可能性はゼロ。突然、遠くから赤ちゃんの元気な泣き声が聞こえてきた。我が子の声ではない。不快な、怒りに近い感情が湧き上がる。元気な泣き声がナイフのように心に突き刺さる。どうしてうちの子は。心に深い闇が広がる。妻の一言で、自分が強い嫉妬の感情を抱いていることに気づかされた。「向こうの子は無事に生まれて良かったね」妻はいつの間にか、すべてを受け入れていた。 妻と私、そして布で丁寧に包まれた我が子。一晩を一緒に過ごすことになった。「かわいいお顔を見せてくれてありがとう」口ではそう言いつつ、顔が明らかに赤黒く変色し、傷ついた皮膚から血が流れているのに言葉を失った。病室に来る助産師達はしきりにスキンシップや沐浴を勧めてくる。私はこれが全く理解できなかった。腐敗防止のために徹底的に冷やされている我が子を触り、その金属的な冷たさを感じるだけで心が締め付けられる。おくるみの下にはきっとドライアイスがあるのだろう。定期的に交換してくれている。なぜ進んで苦しい思いをする必要があるのか。言語化できない恐怖感があった。あまりにも触らないためか、助産師が手形と足形を取ってくださった。このとき抱いていたのは恐怖感ではなく、エゴ由来のただの現実逃避であったと後に気づく。 役所での手続きは事務的には簡単で、精神的には苦痛でしかない。病院で受け取った死産届に記入し、役所に提出すると火葬許可証が発行される。予め出生届の記入方法を調べていた。死産届の様式が出生届とほぼ同じであるのに気づき、スムーズに記入できたが、子の名前を書く欄はない。様式からも現実を突き付けられた。火葬業者によっては、代理で届けを出してくれるらしい。 火葬場では地獄のような時間を過ごした。赤ちゃんの棺はとても小さい。100サイズの段ボール箱とちょうど同じくらいの大きさだ。棺は私が運んだ。今でも100サイズの同じくらいの重さの段ボール箱を持つと当時の記憶がフラッシュバックして涙が出る。火葬後のお骨上げはただただ拷問のようだった。赤ちゃんの骨は割り箸のように細く脆い。頭蓋骨は割れたプラスチックの破片のようだ。「産道を通るために赤ちゃんの頭は形が変わるようになっている」という知識が目の前の現実と急に結びつく。赤ちゃん用の骨壺はすぐには入手できない。仕方なく、急ぎホームセンターで入れ物を購入した。「こんなのでごめんね」 我が国における年間の自然死産数は約8000程度で推移している。その他、新生児死亡や乳児死亡も含めると、毎年約1万人を超える赤ちゃんが旅立っている。これほどまでにつらく悲しいことがあるのかと、絶望に打ちひしがれていたが、同様の絶望は人知れずそこら中で起こり、大きな悲しみを背負っている人達がたくさんいることを知った。死産を繰り返した人、出産で妻と子を同時に失った人。つらい経験をした家族達が集まって語り合う自助グループが数多くあり、「グリーフケア」という名称で様々な取り組みやビジネスがなされている。関連書籍も多く(「産声のない天使たち」「誕生死」等)、図書館には必ずあるだろう。供養の方法は複数あり、水子供養の場合はずらりと並んだ小さな骨壷を目にすることになる。「天国で友達たくさんできるかな?」 ポジティブに捉えると、妻と一緒に同じ苦難を乗り越えたことで、お互いの心の結びつきが一層強くなったように思う。妻との関係性が、これまでにない、かけがえのないものに変化した。妻の人柄や屈強なメンタルに、改めて敬意を抱いた。 後悔は二つある。 第一に、無痛分娩を選ぶべきだった。出産が遅れるほど分娩リスクは高くなる。無痛分娩であれば、出産予定日よりも前に強制的に分娩させられるため、リスクが相対的に低いのではないか(正確には医師に相談されたい)。本事例では、出産予定日の1週間前には無事であったため、無痛分娩であれば死産を避けられていた可能性がある。「4月生まれになるかも」などという勝手なわがままで我が子を間接的に殺したのでは、という自責の念に駆られている。 第二に、我が子ともっと向き合うべきだった。完全に冷え切った子に触れるのには勇気がいる。スキンシップや沐浴を勧めてくる助産師がサイコパスのようにさえ思えた。これは完全に誤りである。夫婦水入らずで、最後の姿をまともに見られるのは、このタイミングしか残されていない。火葬したら骨になってしまう。家族写真・手形・足形・遺骨だけでいいのか。せめてスキンシップだけでも、精一杯向き合って、家族の思い出を作るべきだった。
出産予定日の死産がつらかったので書く(男性視点)
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neige-biblio0413 · 2 years
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ビブリオテーカが告げる春
ドラルクがロナルドくんと出会う少し前くらい。 御真祖様と秘密の部屋の昔話。 120パーセント捏造。「ビブリオテーカに眠る春」と対になるおはなしです。
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「ビブリオテーカが告げる春」  「ううー寒い。なんでこんな山奥なんかに城をわざわざ建てたんだウチの一族は」  トランシルヴァニアの深い山の奥。切り立つ崖の上。そこには、吸血鬼が出ると噂されている城があるという。  地元でまことしやかに伝えられてきたその城に、かつての主だった吸血鬼が今宵、舞い戻ろうとしていた──という感じに書くと、「なんかカッコイイ導入」みたいで聞こえがいいが、ただの帰省である。  遡ること数日前。その日、ドラルクはひさびさに「ヤサシンクリード2」をプレイしようと意気込んでいたはずだった。  そのドラルクがなぜトランシルヴァニアに帰省しているのか?  簡潔に言うと、「実家で逃走中やろ」という電話が、ドラルクの祖父からかかってきたのである。  逃走中?ヤバイオハザードの間違いでは?  当然、ドラルクは乗り気になれなかった。小5のウルトラマン、小さめのゴジラなどと称されるお祖父様の思い付きに付き合って、無事でいれたことが今まで一度でもあっただろうか。  それでもゲームの話題には好奇心を抱かずにいられないドラルクは、初代QSの1000万台モデルをあげるから、というお祖父様の誘惑に抗うことができなかった。チョロい。  こうしてドラちゃん一生の不覚!などとぼやきながらも、結局ドラルクは実家に帰省することになってしまった──これが事の顛末である。  そしていま、一族を巻き込んだ、もはや無理ゲーと化したろくでもない逃走中がようやく終了し 、満身創痍のドラルクは、城の中をトボトボと歩いていた。 ***  「お祖父様どこにいるのかなあ」  もはや枯れ柳のようにしおしおのドラルク。  ただでさえ疲れているのに、こんなに広い城の中をあてもなく逍遥するなどという自殺行為をしているのは、スマブラ大会のあと、「QS取りに行ってくる」と行ったきりお祖父様が全く帰ってくる気配がないからだった。  「とりあえずお祖父様の部屋で待つとしよう……」ドラルクは呟いた。そのうち見つけてくれるだろう。ドラルクは2階へと続く階段を上る。  相変わらずお祖父様は世界中を飛び回っているようで、その部屋は美しいもの、珍妙なもので──前に見た時よりも──更にあふれかえっていた。よく言えば退屈しない場所だが、その中にエレベーターに呪いをかけちゃう系やばみざわな人形が見受けれらても、ドラルクは見なかったふりをした。  しかし今日は、足を踏み入れた時から、何か奇妙な違和感を感じる。なんだろう。  その正体はすぐわかった。部屋の奥、マントルピースの後ろの壁が、スライドしていたのだ。これはいやでも気づく。  「エッ」  こんなことが偶然に起こるものだろうか?──ところがどっこい、起こるのである。ここはジョークジョークアベニュー。  「ま、まさか私はパーセルマウス持ち?!組み分けはスリザリンか?!」  エクスペリアームズ!ドラルクは恐る恐るスライドした壁の先に進んだ。バジリスクが襲ってこないことを祈る。お祖父様ならやりかねん、南米でチュパカブラハントしてくる人だもの!──そうドラルクは思ったが、その先にあったのは、バジリスクなどというおどろおどろしいものとはまったく無縁の場所──美しい図書室だった。  「なんだ、ここは……」  城の中にしてはめずらしく白で統一された室内。金の植物がやわらかく部屋を飾っている。隠し部屋らしくこじんまりとはしているが、天井が高く作られており、壁にはそれに近づかんと本が並ぶ。  螺旋状の階段は、ゆっくりと弧を描いて2階の本棚へ誘い、繊細な細工をしたキャビネットには、バカラなどのグラスが綺麗に並べられていた。  本の種類はさまざまで、小説から学術書まで、割となんでもあった。吸血鬼とは縁のなさそうなものが多い印象だ。  「うわーストランドマガジン全部そろってる」  1887年11月号のビートンのクリスマス年鑑まで、お祖父様は所持していた。なるほど、この先ウン世紀はホームジアン諸君を悩ますことになるだろう。    部屋の内装からしてすでに200年近くは経っているだろうに、陽が入らないという環境もあるだろうが──よく見ると、本の状態がすこぶる良い。手に取ってわかることだが、埃も積もっていない。部屋中に掃除が行き届いてるようだ。  奥には暖炉とマントルピースがあり、その前にはサイドテーブルがひとつ──それを挟むように2つの革張りの椅子が静かに佇んでいた。おそらく、お祖父様がマメに掃除をしているのだろうが──それにしても、この部屋は一体……  「おや?」  サイドテーブルの上に何か置かれている。そっと手に取ると、よく使い込まれた、年季の入った丸い眼鏡だった。うん?とドラルクは首をかしげた。  はて、この眼鏡、どこかで──  「ドラルク」  それは、ちょうどドラルクが記憶の糸を手繰り寄せようとしていた時だった。突然響いた声にびっくりしてドラルクが砂になる。もう少しで丸眼鏡を落として割るところだ。すんでのところで最悪の結末を回避して後ろを振り返ると、そこには待ち人、お祖父様が立っていた。  「お、お祖父様!」  ようやく帰ってきた。ちがう、そうじゃない。ドラルクは眼鏡を元の位置に戻しながら、わたわたとした。勝手に部屋に入ったことがバレてしまったのだ。まずい!  わざとじゃないです、ちょっと好奇心を刺激されてしまって、と急いであれこれ理由を挙げへつらう。しかしお祖父様は特に表情を変えないまま、いや、怒ってないよと手をヒラヒラさせる。  「はい、これ言ってたQS」  「あっ、えっ」  本当に怒っていないのか……?お祖父様の表情は変わらない。  ���あ、ありがとうございます」  ドラルクは、ぎこちなくお祖父様から黒い箱を受け取った。しかし、濃い青のQS本体を確認して、すぐに生唾を飲む。これがあの、幻とさえ言われる、初代QSの1000万台モデルなのだ──オークションにも出回らないという……先ほどの心配はどこへやら。ヒュー!血が滾っちゃう!  いやあ、長生きはするものだなー!と、ひとしきりQSにはしゃいでから、ドラルクは図書室のことをようやく思い出した。そうだ、この秘密の部屋の話を聞かねば。  「しかし、いい部屋ですな」  お祖父様の表情が、ぴょんっと明るくなった。  「そうでしょ」  「ええ」  ドラルクが尋ねる前にその答えは自ずと返ってきた。   「友人の部屋」  「ご友人の?」  「そう」  「ほー。お祖父様の友人の部屋……」  お祖父様の友人にしては、ずいぶん真面目そうな……  これ全部ですか?とドラルクが聞くと、お祖父様はそうだよ、と言ってこっくんこっくんとうなずいた。これ全部そうなの?!  「もともとは私のものだったけど──使わないから、あげちゃった」  「はあ……」ドラルクは目をしばたたかせた。「随分と博学なご友人だったようですな」  「うん」  彼は学者だった、とお祖父様は言った。  「楽しかったなあ」そうぽつりと呟いた声が、風に乗って消える。それは明るい響きを含んだ、めずらしく優しい声だったが、それは瞬きの間のこと。  「それより、これから広間でスマブラやらない?プロジェクター買った」お祖父様は、すぐにいつもと変わらない調子に戻って言った。  ドラルクは、お祖父様に友人のことを聞くタイミングをすっかり逃してしまった。そうなればもう、すばやく返事をするのみである。  「あ、いえ、わたしはジョンのパンケーキを焼かねばなりませんので」  考えてる場合ではない。ドラルクが自分に言い聞かせたその間、わずか0.03秒。フラグは全力で回避する。修学旅行の夜であっても、そんな無茶をするやつはいないだろう。  「そっか」  お祖父様はそれだけ言って、それ以上は勧めてこなかった。  「いつかお前も、お前を必要とする誰かに出会うよ」  帰り際に、お祖父様はドラルクにそう言ったが、その言葉の意味も、ドラルクにはピンとこなかった。  だから、信じあい、許しあう心を忘れないで──って、何の話だろう?  お祖父様が深紅の瞳を細めた理由も、まるで、何か眩しいものを見るように微笑んだ理由も、ドラルクにはいまいちよくわからない。  「はやく帰ってヤサシンクリードやろうっと」  ドラルクがその本当の意味を知るのは、もう少し後になってからの話である。  そして、お祖父様がそう言った数年後。  「任しときな。夜明けまでにカタつけてやるぜ!」  宵闇に浮かぶ城を見上げながら、銀の髪、青い瞳を夜の下で煌めかせ、赤いコートの男が不敵に笑うのだった。
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bailonglee · 1 month
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神《Age Of God》
神とは?
〔荘厳なのか?〕
〔光に満ちてるか?〕
〔慈愛なのか?〕
ふと、思う。
神とは、もっとラフなもんじゃないかと。
愛とは、身近で、柔和なんじゃないかと。
私達が荘厳を考えるなら、畏怖しかなくなる…
じゃあ私達は、何のために生まれた?
畏怖し、萎縮し、こそこそ隠れて、だらしなさを、出す…
…意味ないやんw
だらしない時も、しょうもない時もあるのは、神も、人も、同じだろう、確信する。
グローバリストの言う神は、理想論であり、今までも、未来も、どこにも存在しない神を、崇めてる気がしてならない。。
イスラムの神は厳しすぎ、それが怒りに変換されるから、戦いばかりしてるんじゃないの?
中国は、毛沢東が神を否定し、金が神になったんじゃないの?
世界は、神を待ってる、それは、皆が神である事実を受け入れた時、出現し、皆が神を認識するまで、神は出現しない。
オナるし、食うし、ぐうたらもするが、透明で、まっすぐで、世界を愛している、それが神ではないだろうか?
そして、もっと、“浮遊感”のある存在じゃないだろうか?
では、私達が“神”と考えてきた存在は?
〚それは、神の家臣(神官、or ルシファー)、だよ。〛
神に仕え、真面目すぎるあまり、崇拝してしまい、価値以上の無駄な価値観を付与する。
つまり、興奮のあまり、大袈裟に神を表現したり、神の言ってない事まで、人々に強いて来た…
誰が結婚するなと言った?
誰が、罪を犯すな、罰すると言った?
誰が、何も食うなと言った?🤣
神の家臣の、誇大表現、軍隊調の服從の人々への強要、そんなもんが、神の実像を捻じ曲げて来た…
役小角が、正面から神に対峙した。
法然は、
「人々には、他力でしか救済出来ない人種がいる。だから現世で徳を積み、死後、西の極楽浄土へ行けるよう、南無阿弥陀仏と祈れ。」
これはさ、冷静に捉えたら、
選民思想そのものなんじゃない?🤣
「おまえらは一生馬鹿なんだから、馬鹿なりに大人しく生きろ。」
、そう言われてんのと、同じだわなw🤣
教育機関もない室町、鎌倉時代、武士にもなれない、鍛えたくない、そんな人らに、逃げ道を作った、しかも、かなり上から目線でw🤣
浄土宗、浄土真宗、そんな匂いがある…
だからこそ、
日蓮
という、アンチテーゼが生まれたんじゃないかな。
「ふざけんな!我ら庶民は馬鹿じゃねーし、現世で救われるんだ!」
で、法華経の流れになったんじゃないか?
警察官の息子、そこそこ裕福、法然。
ハーフの村、貧しい育ちの、日蓮。
貧しさを知らない人間は、庶民を理解出来ない。
同じ過ちを繰り返す理由は、貧し過ぎて、新しい一歩すら踏み出せないが故。
決して庶民は、救いようない馬鹿ではない。
だからこそ、強烈なアンチテーゼが、巻き起こった、南無妙法蓮華経。
皆は、役小角のようになりたい。
でも、自分には無理だと、最初から決めてかかり、最初から諦めてる。
だから、「宗教」の力に、ねじ伏せられる。
親鸞。
肉も食いたい、女も抱きたい、徳は積めないから、南無阿弥陀仏w🤣
…諦め過ぎだよなw🤣🤣🤣
織田信長は、田中角栄よろしく、ヒーローだったが、暗殺される…
再び、へりくだり過ぎの秀吉の時代、そして江戸時代の、“鎖国、カースト”へと流れる。
つまり、“人は、他力でしか変われない”ならば、最初から身分を固定化、溜まったガスは、穢多非人をいじめ、憂さを晴らせと。。
これは、〔停止〕してるだけ。
庶民は解せない中、
〔どうせ俺は、こんな生まれ〕
、強烈な諦め、強烈な停止。
嫌な凪ではあるが、言い方変えれば、
〚天下泰平〛
、そこにある、大いなる諦め。
浦賀湾、ペリー黒船(蒸気機関)
開国をせまられ、見た事ない新しい物を、目にする。。
〔新しい時代は、上手くすれば恵まれた地位につけるかも知れない〕
下級武士たちの不満爆発、明治維新へ向かう。
見た事ない高い文明、自信に満ち溢れた、アメリカ。
〔もしかしたら、今度こそチャンスを掴む〕
そして日露戦争、日本は原子爆弾までずっと、皆が幸せや富を掴むチャンスを、望んでいた。
-----  敗戦 -----
玉音放送。
気がつけば、街は死体の海…
Nothing Remain …
一億玉砕、日本人は絶滅を覚悟した、だから神風特攻隊は成立した。
でも、支配されてしまった…
じゃあ僕らの、次なるスタンダードは?
三島由紀夫
浅間山荘
日本赤軍
安田講堂
革命を呼び掛けた三島由紀夫に、誰も賛同せず、自殺。
次の3つは、“マルクス主義”、つまり占領された日本、おかしな首相、戦争に勝てないなら、共産主義で革命を起こそうと。
安田講堂は、天安門事件と何ら変わらない…
結局、国家が無理くり、”力”で鎮圧したんだ。。
中国から資源を引っ張ろうとした田中角栄は潰され、以降、政治家はアメリカの傀儡…
今に至っても。
庶民が目指すべきは、芸能人なのか?🤣
ジャニーズ腐敗暴露、松本某裁判、結局、極端な形の自己主張には、腐敗しか無かった。
YouTuberか?🤣
グローバリスト、つまり選民思想らが運営してるから、言論統制、人権無視、話にならない偏ったメディア…
そう、
打破せねば、ならない。
自己表現を自由にするには?
Domainを取ればいい。
自分で運営するサーバーに、規制など、無いw🤣
金ばかり考えてたら、グローバリストに飲み込まれるだけ。
自己表現は、した方がいい、というか、
自己表現はしなきゃだめw🙂✨✌️
働く。
企業、もはやブラック企業か、グローバリスト企業ばかり、自由な考えなんて、持てない…
SDGsという呪文をとなえ、まっしぐらに、我々は奴隷化に向かう…w🤣
個人事業主しかない。
もはや、会社員は、諦めた方がいいw😎
馬鹿馬鹿しい忖度、規制、そんなもんから、抜けられる、ただし、自己責任だ🤣
もう一度、キリストの言葉を思い出して欲しい。
あなた方一人一人が、神々なんです。
天上天下唯我独尊😎✌️✨
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goblin-valley · 6 months
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統率者戦(EDH)おすすめ格安カード紹介
・はじめに この記事ではMTGの統率者戦の格安カードを紹介している。 MTGは高いという第一印象はある意味で正しいが、抜け道がないわけではない。高額カードにも代替品が複数あったり、構築を工夫すれば予算が少なくても楽しめるカジュアルデッキが組める。 一ヶ月に何回使うかも定かでは無いデッキのために滅び(1500円)、毒の濁流(600円)、サイクロンの裂け目(1200円)等々を購入するのは流石にコストパフォーマンスが悪い。いいカードなのは分かっているが、最優先で買うべきものかと言うと疑問符が出る。 数千円のカードを買うよりも30円の代用品で済ませて、浮いた資金でデッキをまんべんなく強化した方が、金銭的な負担が少なくなって末永く遊べる。そんな考えで統率者デッキを組んでいるよ。
格安カードだけではなくて、思い���れのあるカードやデッキ、エピソードについて語るところなので、話半分で参考にして欲しい。
・戦嵐のうねり/Warstorm Surge
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ジェネリック・峰の恐怖。 クリーチャーが場に出る度にパワー分のダメージをany targetに飛ばすエンチャントだ。峰の恐怖(※高い)と比べるとクリーチャーとしてサーチできない点や、ドラゴンシナジーの恩恵を受けられない欠点があるものの、30円ストレージで眠っていたとは思えないほどの凶悪な殺傷力を誇る。 エンチャントなので除去されにくいのもポイントだ。
何故このカードから紹介し始めたのかには理由がある。最初に世界を溶かすもの、アタルカのスターターデッキを握りしめて統率者戦に参加したときに、「そのデッキには峰の恐怖(※高い)がおすすめだよ!」と言われてドン引きしたからだ。
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確かに峰の恐怖はドラゴン界のトップアイドルだし、気がついたら買っていた。いずれはデッキに迎えたいドラゴンだが、構築済みデッキを握った初心者にいきなり勧めるカードではない。 「統率者戦を始めたときに、ショックランドやフェッチランドなどの高額カードを購入したほうがいいと言われた」という話をよく耳にする。あって困るものではないし、善意で助言をしているのはわかるが初心者に言うべきことではない。 一級品ではないが、安価にデッキを強化できるバリューカードを提案するのが筋だと思う。続くかどうかもわからないカードゲームを始めるのだから、ゲーム一本分ぐらい投資してくれたら御の字だ。 安いカードなら気軽に押し付けられるし、始めたばかりで右も左も分からなかったときに定番土地サーチカードや信仰なきもの漁りなどをもらった恩もある。高いカードを買わなくてもカジュアル卓ならバリューカードでも十分に活躍できる。その象徴が戦嵐のうねりだ。 クリーチャーが場に出る度に火力を飛ばしていく凶悪な性能で盤面をねじ伏せろ!
・活力の覆い
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緑の定番全体防御といえば英雄的介入だ。統率者マスターズで再録されて安くなったものの未だに500円ぐらいする。一方、活力の覆いは英雄的介入よりも安い値段でクリーチャー全体に再生を付与する。 MTGアリーナ育ちの自分にとって再生は馴染みが薄いキーワードである。「死んでも元通りになるんでしょ?」程度に思っていたら痛い目にあった。 盤面は拮抗状態。ドラゴンをアンタップ状態のまま並べて守り、2マナ立てて全体除去へのカウンターを構えていた。状況を打破するべく全体除去が放たれるが、すかさずインスタントタイミングで皆が自軍をクリーチャーを守る。 自分のクリーチャーたちは全体除去を躱したかに思われたが、「再生のあとはタップ状態で戦場に戻すんですよ」と言われて愕然とする。防御を固めていたはずのドラゴンたちはタップ状態になり、次にターンが回ってきたプレイヤーに集中砲火を浴びて退場した。 英雄的介入の破壊不能付与とは違い、再生のあとはタップ状態になる。神の怒りやマイナス修整の前にも無力だ。そのデメリットを差し引いても、全体除去への対策としては安価で使いやすいカードだ。
・終末の祟りの先陣
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孔蹄のビヒモスは横並べデッキのフィニッシャーだが未所持だ。統率者マスターズの再録で1380円ぐらいまで下がると予想していたので買い時を完全に逃した。これまで通り、終末の祟りの先陣や州民を滅ぼすものに頑張ってもらおう。 そもそも十分にクリーチャーを展開できている盤面なら、どちらを使っても優勢は揺るがないと思う。
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州民を滅ぼすものは重いものの、他のクリーチャーをコストにしてスペル感覚で使える。
・止められぬ巨大戦車、グラーツ
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この邪悪な面構えでずっとファイレクシア側だと思っていた。
ジェネリック孔蹄のビヒモス界のルーキーが『ファイレクシア:完全なる統一』からやってきた! 止められぬ巨大戦車、グラーツは無色8マナのアーティファクト・クリーチャーで、すべてのクリーチャーを5/3の巨大戦車へと変貌させる。トランプルが付かない、単体除去に弱い、強制攻撃というデメリットがあるが、主に0/1の苗木トークンを強化したいので実質的な修整値は8マナ+5/+2だ! それもターン終了後もずっと苗木巨大戦車で居続ける。ガードのことはなにも考えない前のめりなカードデザイン。 はたしてジェネリック孔蹄のビヒモス界で輝けるのか!?
・涙の氾濫
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ジェネリック・サイクロンの裂け目。 土地以外のパーマネントが四つ以上あれば、一枚を戦場に戻せる。サイクロンの裂け目ほどの器用さはないものの、マナコストが1軽い。青の盤面仕切り直しカードとしてのコストパフォーマンスは高い。20円でここまで活躍してくれたら言うことはない。 このカードは星の大魔導師、ヴァドリックデッキで採用している。コストを削減して唱えられるため、残ったマナで再展開がしやすいメリットがある。 本家に比べると性能は劣るものの、統率者やデッキの組み方で弱点を緩和できる。
・霊気渦竜巻 ・脱出
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インスタントで動ける安価な全体バウンスを二つ紹介する。霊気渦竜巻は致命的な攻撃を捌き、脱出ではクリーチャーだけを手札に戻す。
・アヴェルヌスへの下降
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使っていて楽しいカード。 ターンが回ってくる度にダメージが2ずつ増えていきながら、宝箱も同じ分だけ増えていく。すべてのプレイヤーのライフを削り、等しくマナ加速するピーキーなエンチャントだ。自分は大歓楽の幻霊系列の、自分も相手も命を削っていくタイプのカードが好きだ。 チキンレースの幕開けだ!ヒャアッ! そんな気持ちにさせてくれるお行儀の悪いカードを盤面に叩きつけると心が躍る。 パーティのはじまりだ!
・命取りの大嵐
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デッドリー・テンペストという響きが格好良すぎる黒の全体破壊ソーサリー。毒の濁流や滅びと比べるとマナコストが重いものの、カジュアル卓では何度も盤面をリセットして窮地を救ってくれた。 次点として黒の太陽の頂点、命運の核心などもコストパフォーマンスがいい。
・土地の寄進
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ソーサリーになった土地税。白を含むデッキでマナベースを安定させられるのは大きい。何度も使い回すことはできないが、確定で5マナまで伸ばせれば十分。そう割り切れれば、コストパフォーマンスに優れた呪文だ。
・バウンスランド
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EDHデッキにバウンスランドを積め。 バウンスランドには明確な弱点がある。1-2ターン目に土地を置く以外のアクションを取らないと手札が溢れる。しかし呪文をフラッシュバックさせたり、ゾンビを蘇らせる墓地利用型のデッキであれば、バウンスランドのデメリットが苦にならない。 ギサとゲラルフや星の大魔導師、ヴァドリックの場合、墓地は手札置き場みたいなものなのでバウンスランドを活用している。 (※告別で墓地を追放されながら) この思想が先鋭化していって、ついに他のデッキにもバウンスランドを搭載し始めた。序盤にファッティ抱えて身動き取れなくなるよりかは、バウンスランドで3マナまで伸ばして1枚捨てた方がいい。このあたりの価値判断は後々変化する可能性が高いが、自分はマナを伸ばしたいのでリスクを承知でバウンスランドを積んでいる。
・統べるもの、ジョダーで格安5色デッキを作ろう!
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5色デッキはフェッチランドやショックランドなどの高額レア土地を揃えないと組めない高級品である。先入観でそう思ってしまうのも仕方が無いが、俺たちには抜け道がある。アンコモンのタップイントライランドと土地加速呪文、マナ・アーティファクト、マナクリーチャーを駆使すれば、格安で5色デッキが作れる。 参考にしたのは下記のサイトだ。詳しいデッキレシピはこちらの記事を見て欲しい。
Jodah "Kill On Sight" Aristocrats! | Jodah, the Unifier | $50, $100
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レア土地のタップイントライオームは高性能だ。サイクリング付き。基本土地タイプを持っていて、土地サーチの対象になる。トライオームの値段は約1000円��どするが、基本土地タイプとサイクリングが無いタップイントライランドなら30円程度で入手可能だ。
バトルランドや不屈の自然、耕作、木霊の手の内、秘儀の印鑑、伝説の秘宝などでマナベースを安定させて、統べるもの、ジョダーの早期着地を目指すのが格安5色デッキのコンセプトである。
デッキを回してみた感触としては、思ったよりも安定してジョダーを着地させられる。タップイン土地を多用しているテンポの悪さは、統べるもの、ジョダーの展開力でカバーできるので、カジュアルで遊ぶにはそこまでデメリットは感じない。 一方でマナ加速を緑に依存しており、初期手札に緑の土地が無いと一気に苦しくなる。マナベースを安定させるために、ペインランドと赤緑スローランドを追加した。
一度ぶん回り始めると手が付けられなく統率者なので、ヘイトが異様に高くなる。統率者として使われる伝説のクリーチャーが次から次へと湧いてくるため、「統べるもの、ジョダーデッキは事実上のボスラッシュみたいなものです。そのクリーチャーたちがさらに強化されて殴り掛かってくるのだからヘイトが高くて当然です」と言われる始末だ。 格安デッキの中でも高いデッキパワーを持ち、1対3の魔王戦になることも珍しく無い。ヘイトを捌ききってビートダウンできるかどうかが勝敗を分ける。
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usamierina · 7 months
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Ginza Kitao NN - Chef's Table Yakiniku Dinner
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Recently, I've seen an increase in crowdfunding to sell special memberships for restaurants. I think it is a great idea to raise funds in the form of "memberships," while gathering promising customers ahead of time. This time, a friend of mine was able to use the membership he purchased to visit the Chef's Table Course at Ginza Kitao, an ultra-premium yakiniku restaurant.
最近はクラウドファンディングで飲食店の特別な会員件を販売するのが増えてきましたね。「会員権」という形で、有望な顧客を先回りして集めつつ、資金調達をする方法はすごいアイデアだなと思います。 今回は、友人が購入した会員権を利用させていただき、超高級焼肉「銀座きたお」のシェフズテーブルコースにお邪魔してきました。
写真が多いので2回に分けてレビュー。 ☞ 続きはこちら ☟ 最初はこちら
朝から「今日は焼肉...今日は焼肉...」の呪文を唱えながら過ごし、バッチリ早めに退社。ちょっとだけ時間があったので、1人0次会ということで「サッポロ黒ラベル The Bar」へ立ち寄ってかけつけビール。
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ファーストからのパーフェクト。 (やっぱりパーフェクトがうまいな...ふわふわ泡よりとろとろ泡のほうが好みだ...)
さて、予約時間に合わせて入店!
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会員カードはずっしりとした金属製。今日の予約の人に合わせて、メニューを用意していただいているのも特別感があってイイ!! 後から写真をまとめる時に、「...あれ...なんのお肉だったっけ...」ってなっちゃうので、とても助かります(苦笑)
まずは「お腹を温めるスープ - 牛テール出汁と赤パプリカのすりながし」から。
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綺麗なパプリカカラー!牛テール出汁はもちろん、パプリカの青々しさが楽しめてよいアペタイザーです。
ワンプレートの前菜。
上から、「ハチノス、ギアラの筑前煮」「黒毛和牛のもも肉の刺身」「パテ・ド・カンパーニュ」「自家製肉味噌チーズとドライフィグ」の4種。
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筑前煮はホルモンなのにしっかり和風の味わい、肉味噌チーズとドライフィグのの濃厚さも最高。酒が進むぜ...!!
ここで登場する肉!!!
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「国産熟成ツラミの”生肉節”とブッラータチーズ」。
”生肉節”って、生だけど節って��ういうこと?と思っていたら、熟成肉を冷凍したものだそうで...
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まさかの”削り”!!
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確かにこれは「生肉節」!削りたてのふわふわ薄切りお肉が、だんだんと溶けていって、もはやトロトロな食感。溶け切る前にブッラータチーズと一緒にいただきます。こういう”作りたて”のお料理が食べられるのはシェフズテーブルならではの楽しさだなあ。
お次は「但馬太田牛のユッケ きたおロール お一人様お一つ限定キャビアと共に」。長い名前の中に気になるワードが多すぎる...!
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こちらのお店のお肉は、但馬牛の中でも生産者名がついた「田村牛」を使ってらっしゃいます。
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ダダーン!これが「お一人様お一つ限定キャビア」です。 お店の名前が入ってるスペシャルなやつだ!
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すごいなあ。これ1缶でいくらするんやろ。
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缶を、右の鍵みたいなやつでパカっと開けたところ。キャビア...!
調べてみたところ、「Three Stars 三ツ星キャビア」のものは、 ・ベルーガ 30g 35,200円 ・オシェトラ 30g 14,904円 ....!!! こちらのきたおオリジナルラベルのものは「オシェトラ 10g」なので、上代でも4,968円相当...!!!どゆこと...!!!
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これを、特製ユッケを乗せた肉寿司の上に乗せて食べます。
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贅沢かよ...! ぷちぷちとした塩気のキャビアと、ユッケが相まって最高の手巻きです。うまー
ここで箸休め系の小さいのが登場。 「自家製キムチと季節野菜のおひたし」です。 右から、「柿の白和え」「トマトナムル」「オクラの胡麻和え」「キムチ」「オイキムチ」かな。
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彩り綺麗〜!お肉食べながらちょこちょこつまみます。
さて!いよいよお肉焼きタイムスタートです。 まずはタンから!
「熟成タン - CRAFT MEAT LABの電磁波熟成黒タンの厚切り」
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電磁波熟成!!!
普通に熟成肉を作ると、周りにカビがついて取れる部分がかなーーーり少なくなってしまうのですが、こちらのお肉は電磁波で細かくユサユサしながら短期で熟成させる方法とのこと。 もちろん「熟成肉」なので、お肉の旨味=アミノ酸がしっかり。
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乗せます。焼きます。
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こんがり狐色〜!狐というより狸色〜!!!
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美しい均等な焼き具合。やっぱりプロに焼いてもらうのが正解や...!
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2つにカットして、それぞれお皿に乗せていただきます。 お肉オンステージ!
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最高の焼け具合。サクッとした歯応えがありながらも、とろけるお肉。肉の旨みがジュワーっと溶けて、ふんわりした肉質がとろけていきます。最高のタンやん...! 最初のお肉だったこともあって、これの衝撃はすごかったです。 (なので、写真も多いw)
お次のお肉は「塩焼き - 鳥取さん田村牛 ランプ」
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なんだこの美しいサシの入り方は。赤と白のコントラストがすごい。
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きちんと並んで焼かれているところ。今度は茶色と赤のコントラストがすごい。
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うまそーーーーーーー(てか確実にうまい)
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擦りたての生わさびと一緒にいただきます。
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ワサビをたっぷり乗せても辛くない!それどころかお肉の脂がワサビを包み込みつつも、爽やかな味わいが広がって合う!!!!!最高かよ!!!!!
まだお肉が2種類しか来ていないところですが、写真がUPできなくなったので、次の投稿へ続きます... ☞ 続きはこちら
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digoutourcorpses · 9 months
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人にやらせておいて自分は遊び、人の作ったものに文句を付ける
自分一人でできないことを他人に助けてもらいながら、それに文句をつける
自分で作ってみればいい、できなければ文句を言わず受け入れるべきだ
どこかの海が近い南の街
駅前には白い壁の古びた駅ビルがあり、ロータリーがあり、映画館の入ったデパート的な建物が向かいにある
夜にそこをコスメティック田中に似た人物が飛び回ったり、歩き回るMVを撮影する。
若者の女性集団から面白がられていた
ある日、その街の海の近くの集合住宅や家がある一画
四角くマンションや家が真ん中の駐車場を囲んでいる立地で、そこを抜けるとコンクリートと海橋が見える磯が近いところ
呂布カルマに似た人物がそこに歩いており、家と家の隙間に置いてあるゴミ箱に嘔吐していた
夕方、集合住宅の高層階に居て、ベランダに出ると海が見渡せた。海には対岸に工業地帯が霞んで見え、橋が向こう岸までかかっていて、コンテナ船が行き来する。
沢山の国旗を掲げた、黒ずんだ幽霊船が視界を端から端まで横切っていくのを見た
私はカメラでそれを撮影し、ビデオでそれを置い続けた
視界の右方向へずっとぐるりと追っていくと、まだ海が見えていて、手間の木々に遮られながら、船は垂直に伸びるマンションの壁の向こうへ隠れていった
それは予兆だった
ある日
その街の、海に一番飛び出た大きな埋め立て地で、大規模な祝祭が行われた
駅前のロータリーから海の方向へ伸びる坂の歩道橋を歩いていくと、その入り口がある
その道中で私は(Bjorkや大家さんに似た)老婦人に声をかけられた。気に入られたのか、私は彼女に案内されて、会場の中へ入っていった
この道を真っ直ぐ行くと、次第に右側の壁は高く聳え立った灰色の石壁になっていて、左側にはスペイン意匠の重厚で巨大な建築物があった。建築長い回廊が歩道に並行してずっと伸びており、この二つの間には庭もずっと伸びている。これだけ豪勢な建築物にも関わらず、庭はやや打ち捨てられた雰囲気で、水たまりや草の生えた彫刻、コンクリート片などが転がって日光を浴びて輝いている。逆にそれが、人の手を離れた、最も高貴な雰囲気を感じさせた。建物の隙間からは、海や高速道路が覗いた。
そこを抜けると、下り坂になり、急に視界が開け、様々な店や建物が建っていた。
遊園地、屋台、飲食店、服屋…ありとあらゆる店がそこに密集していた。左側は建物に阻まれて見えないが、右側はもう広大な海が見えて、海中からは巨大な岡本太郎の太陽が伸び、私たちを見下ろしている。
あらゆる建物がJagromanceで、呪力を帯びていた。
婦人は私を連れてどんどん先へ向かう。
下り坂は一度グンっと平地に戻ると、その先には、海に向かって下っていく大きな灰色の砂丘があった。
砂丘の向こうには一面に海が広がっており、川崎人口島がそこに浮いて私を見ていた。
婦人が先に向かうも、私は恐ろしさで固まってしまい、婦人を置いて引き返す。
商店や人でごった返す道を歩いていると、やはり心配になってきて、また砂丘の方へ歩いていくと、幸運にも再開できた。日は落ちて、夕方の青黒さが全体を包み始めた。
帰り道に、婦人と一緒にいくつかの店に寄った。東アジアの呪術仮面を売る店があり、そこからは夕方の黒い水平線が臨めた。
岡本太郎の太陽はライトアップを受けて鈍く金色に光り、海に佇んでいた。
駅前のロータリーまで戻ると、俗世に戻ってきた感があった。人でごった返す駅前で、婦人に感謝され、別れた。なんとなく、もうあの祝祭には戻ってはいけない感じがした。
その足で帰ろうとすると、ある若者に声をかけられた。
あの婦人は街で最も高貴な存在で、話すことなどできないという。
私はそれでいい気分になってしまい、またその若者と祝祭に戻ってしまった。
それまで婦人に案内された道を歩き、店を紹介して回った。もう夜はすっかり濃くなっていた。
有頂天になっていたので、砂丘まで行こうとすると、途中で分かれ道があったのでそっちに行ってみた。
そこには祝祭の外れで、坂を下った先に、真っ暗な公園や古ぼけた家々が遠くに見えた。普段貧困層が追いやられて過ごしている、引き返すべきだとすぐにわかった。
そこに神がいた。
寂れたトタンの家と家の間から老婆がゆらりと現れ、動物のように目は赤く光っている。
こちらに歩いてきて、若者が老婆に何かを言う。
そうすると老婆は凄まじいスピードでこちらへ走ってきて、若者を虐殺した。
もう一度、ここに来てはならない理由が分かってしまった。
私は老婆から逃げ、祝祭の中へ入っていった。
老婆も祝祭の中へと入り込み、人々を手当たり次第に殺し、店を破壊し始めた。
祝祭は一瞬で阿鼻叫喚の地獄へと代わった。人々はパニックに陥り、駅前のロータリーへ逃げていく。
気付けば老婆以外にも、様々な異形が店の間の闇から出てきて、人々を殺して回っている。
辺りが血でまみれている。
私が呆然としながら、岡本太郎の太陽が、こちらを睨み付け、何も言わず、沈黙しながら、海の中へとゆっくり沈んでいくのを見た。
私は逃げ回り、祝祭の中でも外れにある、美容院があるビルに着いた。
一回の美容院はガラス張りになっているが、そのガラスを通り抜けることができた。
壁一面に鏡が並んでいた。鏡の向こうには人がいた。他にも何人かそこにいた。
私は皆と同じように、鏡の前に座った。簡単な手続をして、自分の名前を書き、人々の記憶から私の存在を消し、この呪いを逃れることができた。
それでよかったのか?
神は私に対して怒っている。
この緊張感を常に持たなければならないのではないか
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0663lovesdq3 · 1 year
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1:魔法使いの家族たち
此処はスーの村の奥地。 独自の民族が大半を占め、水が多い地域で静かな村に とある外国人の若い夫婦と小さな娘が穏やか(?)に暮らしていた。
父は旅人だった魔法使いのエルマー、母は地元の木こりの娘バーバラ、 娘は父そっくりな魔法使い見習いのエレア。 頭脳派の夫と脳筋の妻、それを中和やフォローする娘。
スー独自の民族は基本黒髪で小麦色の肌。 母バーバラは地元出身ではあるが、金髪のグリーンアイで 白い肌と外国人の見目だった。 エジンベアあたりから嫁いできた外国人の母に似たようだ。
父エルマーと娘エレアも見目は白い肌の外国人だが、 彼らは『魔族』の血が入っており、嫌でも目立ってしまう 魔族の証の青銀髪(せいぎんぱつ)と呼ばれる 水色のような銀髪の持ち主である。
…といった何かと特徴的な家族なので 地元���はちょっとした名物家族となっていた。
スー村長「やあ、エルマー君にエレアちゃん。今日も魔法の訓練か?」
エルマー「村長さん、こんにちは。 そうです。少しでも娘の魔法の才能を伸ばしてあげたくて。」
エレア「そんちょうさん、こんにちは。 きょうもいいおてんきなので、しゅぎょうのしがいがあります!」
村長「そうかそうか…。エルマー君がこのスーにやってきて 『あのバーバラ』と結婚してエレアちゃんが生まれて、 父娘で魔法の修行まで…。時が経つのは早いもの。 目立つ青銀髪を持つ魔族の血を引きしおぬし達の魔力はとんでもなく強い。 スーの村燃やさんように気をつける笑」
エルマー「苦笑 そうなったらもう私はスーを追い出されますね💦 大丈夫です。ここの村から少し離れた大きな湖の付近で娘と修行に励みます。」
村長「修行頑張る、エルマー君、エレアちゃん。 おぬし達も怪我だの火傷だの気をつける。」
エレア「はいっ。しゅぎょうがんばってきますね、そんちょうさん!」
ーーーーー
名物・青銀髪父娘はスーの奥地、大きな湖付近で魔法の修業に明け暮れていた。
エルマー「エレア、メラ出来るかい?やってごらん。」
エレア「はいっ、パパ」
エレアは神経を集中しメラを唱えた!ボゥン!! 炎の球は巨大化しエルマーに向かった!!!
エルマー「うおわあぁあぁあぁあ!それメラゾーマじゃないか! パパを殺す気かぁあぁ!!エレアァぁあ!!」
エレア「きゃー!!パパ💦ごめんなさ~い!」
エルマーは顔面蒼白で咄嗟にマホカンタを唱えたが 彼の長髪の毛先が少し焦げてしまった!
ズドーーーーーーーン!!!!!
間一髪!マホカンタが間に合い、巨大化した炎の球が凄い音をたてながら跳ね返り湖に落ちて鎮火した! ザッバアアァアン!!と物凄い水爆音が響いた。 至近距離でマホカンタをしたが為、エルマーも少しふっとばされてしまった。
エルマーはどこからともなく出したナイフで焦げた髪の毛先を整えながら呟いた。
エルマー(我が娘ながらなんて魔力だ…少なくともまだまだ私の魔族の血が受け継がれてるんだなあ…おまけに見事に私にそっくりだし。) 「あ~ビックリした…💧燃やされるかと思った…。 エレアはせっかく魔力は高いのに、 飛ばす方向も火力もコントロールがイマイチだよなあ…。 ま、まあ継続は力なりで根気よく修業しようか💧」
エレア「すみません、パパ…おケガはありませんか…? い、いまのひかったバリアのようなまほうはなんですか?」
エルマー「大丈夫だよ、エレア。あれはマホカンタ。 相手の呪文を跳ね返すんだ。エレアもそのうち覚えるだろうね。」
エレアは涙目で落ち込んでいる。 父譲りで魔力があり詠唱も出来るのに、放つ呪文の火力はランダムで 更にどこに飛んでいくか分からないという なんとも勿体ない能力である。
エレア「おしえてくださってありがとうございます…ぐすっ… わたしもパパみたくじょうずにまほうつかいたい〜!えーん!」
エレアは泣き出してしまった。 エルマーは愛娘にハグとキスをして一生懸命慰めた。
エルマー「エレア、元気出して。 パパだって初めから魔法が出来たわけじゃないよ。 お前はちょっとばかり無鉄砲で『いのちしらず』だけど、 友達を庇って魔法でそこらの魔物蹴散らしてるだろ? すごいじゃないか!よしよし、泣くな…」
バーバラ「あなた〜、エレア〜!ご飯にしましょう!」
ご飯支度をしながら薪割りをしていたバーバラが 片手で大量の薪を抱えながら夫と娘を呼びに来た。
エレア「ママ!まきわりおつかれさまです。 きょうはものすごいまきのりょうですね…」
バーバラ「ほほほ。今日のご飯は煮込み料理にしたから薪割り捗っちゃったわ笑。 当分困らないわよ!ところでさっきなんか湖からもの凄い音したけど…」
エルマー「もうそんな時間か。 さすが『ちからじまん』のバーバラだなあ笑  湖の水爆音はエレアの魔法のせいだ。」
バーバラ「スーが水とか川の多い地域で良かったわね。 あなた達の魔法でスーの村が燃やされたら大変だもの! 湖といえばあなたがどっかから降ってきて水没したの思い出すわね〜笑」
エルマー「私達ってなかなかない出会いだよね笑」
エレア「え!パパとママはあのみずうみでであって けっこんしたの?なんかステキ!」
エレアのメラ(メラゾーマ)が鎮火した湖は、 かつての両親の出会いの場だった。 両親は実は他よりちょっと風変わりな結婚だった。 後述で彼らの馴初めを公開する。
エルマー「エレア、もしやこの綺麗な湖から ロマンチックなもの想像してるのか?笑」
バーバラ「うーん…なんかもう、今思えば無茶ぶりも いいとこな結婚だったわよねあたし達😂 ちょっと恥ずかしいし、エレアがもう少し大きくなったら話してあげるわ。 まあ、それであなたが生まれたんだけどね!」
エレア「そうなの?いったいどんなけっこんしたのかしら…」
エレアはちょっと気になったが、 両親が自ら話してくれる機会を待つ事にした。
ーーーーー
家に戻り、仕込んだ煮込み料理を食べながら家族団欒をする。
バーバラ「そういえばね、村のみんなが話してたんだけど、 アリアハンの勇者オルテガさんの子供が旅立つらしいわよ。 もうすぐ16歳で成人迎えるみたい。」
エルマー「え?そうなんだ!時々オルテガ様の子供の事は耳にしてたけど… いよいよ勇者様が成人して魔王討伐に旅立たれるのか。」
エレア「わあ!ゆうしゃさまのこども? どんなおかたなのかしら。」
エルマーとエレアは勇者様の最新情報を聞き、わくわくしている。 バーバラは村人から耳にした情報をそのまま夫と娘に話し続けた。
バーバラ「それが…その子、女の子らしいわよ。」
エルマー・エレア「!?」
夫も娘も目を見開き、同じ顔して非常に驚いている。
エルマー「おっ…女勇者様なのか!すごいなあ、女の子なのに…。 よっぽど厳しく鍛えられたんだろうなあ。」
エレア「え~!カッコいい!わたし、おんなゆうしゃさまにあいたいです!」
ヘーゼルの瞳を輝かせランランとしているエルマーは 咄嗟に閃き妻子に話を持ちかけた。
エルマー「勇者様が女性となると、 きっと力不足な面もあるだろうし何か手助け出来たら良いな…。 バーバラ、エレア、女勇者様が私をお供にしてくれるか分からないけど、 これからアリアハンに旅立っても良いか?」
バーバラはちょっと怪訝な顔をした。
バーバラ「え?勇者様が女の子って聞いてあなただけ旅立つつもりなの……?やましい気持ちじゃないでしょうね?あたしもエレアもついていくからね!」
エルマーは純粋に女勇者様の手助けをしたかっただけだったが、 妻子を置いて行くのも確かに心配だし、 バーバラにますますやっかまれそうなのでため息混じりにすぐに折れた。
エルマー「ヘンな焼きもち妬くなよ…。 だいたい女勇者様はこれから16歳で成人迎えるところだろ? 私のような歳の離れた妻子ある男なんか相手にしないだろうし、 エレアの前でそういう事言うな。 エレアも女勇者様に会いたがっているし、 お前たちを置いて行くのも心配だから みんなで女勇者様に会いに行こうか。」
バーバラ「ふふっ、そうこなくっちゃ! あなた女みたいで綺麗なカオだし、年齢重ねてちょっと素敵になっちゃったからか 村の女子とか旅の女性とか、男の人にまで無駄にモテるから心配になっただけよ。 特にあなた、女の子には『やさしいひと』だし!」
バーバラはちょっぴり頬を赤らめながら彼女なりに夫を立てた。 エルマーは男性だが、中性的な顔立ちで背中あたりまでの長髪のせいか たまに女性に間違えられてしまうのだ。 バーバラがエルマーと出会った時も女の子と思ったそうだ。
ここスーの村でバーバラと結婚した時も 現在ほど長髪ではなかったものの、 当時はシャギーの入ったボブぐらいの髪だったせいか スーの村民には散々性別不明で不思議がられたことがあった。 喋って初めて男性とわかる程。 だがエルマー本人としては髪を切るのが面倒で、 たまに揃える程度で伸ばしっぱなしのようだ。
エルマー「それ褒めてるの?💧別にモテるなんて思ってないけど… たまに未だに女性と思われるし 男にも声掛けられるし私だって複雑な気分なんだぞ。 お前はせっかく綺麗なのにその剛力で男が寄り付かないよなあ…💧 まあその方が良いけど笑」
突然スーに降ってきて湖に水没し、スーの男達に恐れられている 『ちからじまん』のバーバラの夫になった外国人のエルマーは 村の男達にモノ好きと思われている。 これも彼らが名物家族と言われる原因のひとつである。
バーバラ「痛いとこ突いてくれるわねえ… なによ、あたしがモテモテの方が良かった?笑  あなただってあたしの事褒めてるのか貶してるのか分からないわよねー。」
エルマー「私は思った事を言ってるだけだ。 まあモテるモテないは別として外の世界を見るのも楽しいものだぞ。 旅を経て私の故郷にも寄れるといいけどな。」
バーバラ「あら、あなたどこ生まれなの?」 (そういや出身聞いてなかったわ!)
エルマーは一瞬、ン??と思いつつ答えた。
エルマー(あれ、言ってなかったっけ? 7〜8年ぐらい一緒にいるのに…まあいいや。) 「私はノアニール出身だよ。ここのスーみたいに水分は多くないけど 森が生い茂った中にある静かな町で、ちょっと行くとエルフの里もあるんだ。」
バーバラ「まあエルフ?耳が尖って綺麗な人達が多いって聞いた事あるわね~!見れたらいいなあ。 エルマーもエレアも耳が尖ってないけど、その珍しい青い髪はエルフの血だったりしてね!」
エルマー「うーん…私とエレアの青銀髪の由来は母方の家系らしく 母からはざっくりと『魔族』の血としか聞いていないからなあ。 エルフとか他の魔族も混じっているかもしれないな。」
エレア「わ~!パパ!がいこくにいくのもたのしみですっ!」
バーバラ「そうね笑  ママとエレアはスーから出たことないものね。 外国人のお友達も出来るかもしれないし! エルマーは元々旅してたから外の世界は慣れっこだろうけど。」
エルマー「おいおい。旅行じゃないんだからな笑 この物騒な世の中を平和にするお手伝いをしに行くんだぞ。」
ただエルマーは気がかりな点が1つあった。 バーバラは『ちからじまん』ではあるが、先天性の持病を患っていた。 母親がこの病でバーバラの幼少期に亡くなっており、バーバラにも遺伝してしまっていたようだ。 エレアの出産時に発覚し、医者にも妻本人にも 生来のものとは伝えられなかった為、 エルマーは出産が原因と思い込んでいた。 バーバラは医者に事実を告げられショックだったが、 夫を気遣い医者にも口止めをし、生来の持病だった事は伏せていた。 普段は元気だが、時々調子が悪いと発作が起こり苦しそうにすることがある。
エルマー「ただ…バーバラ。 お前は身体があまり丈夫じゃないから心配だな。 旅先で倒れられたら女勇者様にもご迷惑が掛かる。 無理はしないでくれよ。 エレア、パパと一緒にママを助けような。」
エレア「はい!もちろんですっパパ!」
バーバラ「エルマー…ありがと。 旅してたら鍛えられてきっと少しは丈夫になるかもね。 足を引っ張らないよう、このあたしのパパ譲りのパワフルアタックで頑張るわ!」
バーバラの『ちからじまん』は彼女の木こりだった父の影響である。 主婦らしく熱したフライパンや、薪割りで使う斧を振り回して 近所の魔物を恐れずに蹴散らす頼もしい豪快な女性だった。 村人には「フライパンのバーバラ」と呼ばれ男達には恐れられているが、 先述したように薪割りをするなど家では力仕事の担当になっている。
エレア「ママ…けっしてむりしないでくださいね。 わたしにもいろいろママのサポートさせてください。」
バーバラはエレアを抱きしめ頭をなでなでした。
バーバラ「エレアもありがとね。 み���なで女勇者様のサポート頑張りましょ!」
一家は皆で女勇者様の妄想を始めた!
エルマー「女勇者様はどんなお方なんだろうなあ…」
バーバラ「あたしはオルテガさんに会ったことないけど 聞いた話では男前で逞しい人みたいね。 そんないかにも漢!って感じの娘さんなら ゴッツい女の子かもしれないわよね笑」
エルマー「うーん…私もオルテガ様の噂はそうやって逞しい男性とかよく聞くけど、 魔法使い修行の旅してた時もお会いした事なかったから、全く想像がつかないな…」
バーバラ「女の子ってだけで色んな子妄想しちゃうわよねえ… いくら16歳で成人するとはいえ、 やたらセクシーで女丸出しじゃない事を祈るわ💧」
エルマー「私もそれは嫌だなあ笑」
エレア「きっと、りりしくてすてきなおかたよ!」
エルマー「私もだけどみんな好き勝手言って…笑 ともかく女勇者様にお会い出来るのが楽しみだな。 じゃあ早速明日から準備しよう!」
まだ見ぬこの世の希望を担う女勇者様の妄想を楽しそうにしているエルマー達一家だが、 この旅がエルマー達の今後を大きく変える序章となる事は彼らも知らない…
~~~~~
数日後… エルマー達はスーから小さな旅船を経由してアリアハンに到着した。
エレア「わぁ〜!みどりがきれいですてきなおくにですね! おおきいおしろもはじめてみました!すごいです! ここにおんなゆうしゃさまがいるんですね!」
エレアは初めての海外で元気いっぱいにはしゃいでいる。 一方、父は少し具合悪そうにしていた。
エルマー「うう…船は初めてだったけどちょっと酔ったな…💧 ん?あれエレア、ママはどこ行った?」
エレア「あちらではいてるみたいです…ママにあっちいけといわれました。」
エルマー「えっ!」
エルマーは猛ダッシュで娘が指差す方向に向かった。 バーバラは海辺に向かって思い切り吐いていた。
エルマー「バーバラ!大丈夫か??まさか2人目…」
エルマーは妻の心配をしすぎて少しパニックになったのか 素っ頓狂な事を言ってしまった。
エルマー(はっ…!しまった。私は何言ってんだ? バーバラの持病が発覚してから、 エレア以降の子供は作らないように気を付けてたのに😱)
バーバラは真っ青な顔してハンカチで口を抑えながら夫に答えた。
バーバラ「これから長旅予定なのにんなわけないでしょ… 今赤ちゃん出来たらあたしだけ旅できなくなっちゃうでしょうが… 船初めてだったし、ちょっとだけ持病の発作が重なるし… エレアに見られたくなかったから外してもらったのよ…おえっ…」
エルマー「!!発作出たのか!何で私に言ってくれないんだ!」
バーバラ「…ごめんなさい…あなたやエレアに心配掛けたくなかったの… 着いたばかりで申し訳ないけど少し横になりたいわ…」
エルマー「そうか…わかった。今日はすぐ宿屋で休もう。」
バーバラ「ごめんね…女勇者様に会う前で良かったわ…」
バーバラは船酔いと発作がWパンチで重なり、かなり具合が悪そうだった。
エルマー「バーバラ、しっかり私につかまってろ。」
エルマーはバーバラをお姫様抱っこしてアリアハンの城下町へ向かった。
バーバラ「ありがと、エルマー… あなた女みたいな綺麗な顔してても、やっぱり男の人なのね…」
エルマー「いいから黙って寝てろ。 こんな時にまでいらんこと言わないでくれ💧」 (こんな余裕があるなら思ったより発作は酷くないみたいだな…)
エルマーは妻のいつもの一言余計なセリフに複雑な気分だった… バーバラは夫の腕の中でホッとしたのかスッと眠ってしまった。
エルマー「エレア、パパ達に付いてきなさい。」
エレア「あっ、はいっ!ママはだいじょうぶですか?」
エルマー「船酔いが酷いみたいだから今日はすぐ宿屋で休ませる。」
娘には母の発作のことを伏せて、一家は城下町の宿屋に向かった。
妻をお姫様抱っこして城下町に現れた深緑のローブを羽織ったエルマーと 彼にそっくりな娘エレア達は目立ったのか、 町の人達に少しザワつかれてしまった。
町の男性「なんだ?外国人の家族連れ…か?青い髪…?」
町の女性「まあ!でも素敵な人ね!お子さんかな? 小さい女の子も可愛いわ!」
町の老人「ほう…ワシの若い頃に負けないぐらいイケメンじゃのう。 具合悪そうにしてる奥さん?も美人じゃのう〜」
兵士「青い髪の毛の外国人ってこれまた珍しいな…」
エレア「パパ…わたしたち、まちのひとにみられてませんか?💧」
エルマー(またか…やはりどこに行っても青銀髪は目立ってしまうんだ。) 「パパとエレアの青銀髪に、ママを抱きかかえて町に入ればそりゃ目立つだろうな💧」
エレア「パパとおそろいのこのかみのいろ、めずらしいのかしら。」
エルマー(おそろいって…🤦‍♂💘エレアったらなんちゅう可愛い言い方…💘) 「ママと結婚する前も、地元のスーでも周りの人々に散々珍しがられたからな。 青銀髪はパパの家系の特徴だから、お前が将来お嫁に行って子供が生まれても多分遺伝するぞ。 まあ何言われても気にするな。生まれ持ったものは仕方がない。」
エレア「はぁい、パパ。」
エルマー達はちょっと複雑そうな顔で急いで宿屋へ向かった。 隣が女勇者様の生家というのは後々知ることになる。
ーーーーー
一方エルマー達一家の目的である女勇者様は、 丁度外出先から帰るところだった。
女勇者(ん?なんかお隣の宿屋付近が騒がしいわね?旅の家族連れかしら。 一緒にいる小さい女の子、青い髪してる…。珍しい…。初めて見たわ。 ローブ被った人はお父さんかな? 奥さんぽい人は抱き抱えられてるけど、どうしたのかしら…)
女勇者は隣が気になりつつ自宅に入った。
女勇者「母さーん!祖父ちゃーん!ただいま!」
女勇者母「おかえり!ロゼア!」
ロゼア祖父「おお、帰ったか!わしの可愛いロゼアや。」
ロゼアが見かけたエルマー達一家は 宿屋に入るところだった為、全員顔が見えなかった。 更に父のエルマーはローブのフードを被っていた為、青銀髪は見えていなかった。 この家族連れが後に彼女の仲間となる。彼女の今後を大きく変える切欠とも…。
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kitatou403 · 1 year
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煙を吐く鏡は心臓を求める/佐藤究『テスカトリポカ』感想
 本書によるとアステカの神・テスカトリポカは心臓がお好きだそうだ。年に一度の大祭では生贄の少年が階段ピラミッドのてっぺんまで登り、黒曜石のナイフを持った神官に生きたまま心臓を抜かれる。死体は腕を落とされ、首も落として神殿の壁に飾られ、残った体は階下へ投げ落とされる。落ちてきた人体の残骸は分配されて下の人間たちの“ご馳走”になる。
 神様は心臓を要求していらっしゃる、神聖な祭りで正当な儀式を行なっているだけ…と言い訳しているが、つまり人間はグロテスクなショーが大好きで定期的に見ては集団で興奮したくなる糞みたいな種族なんである、多分。どんなに綺麗な神話を語っても殺人は殺人なんで、ダメです基本的には、マジで。ほんとに。アステカに限らず人間ってやつは生贄の解体ショーを見るのが楽しいんだよ。儀式での殺し方には明確な手順と型があったらしいし、アステカで行われていた供犠は直裁に言えば高度にシステム化された=流れ作業的な=洗練された手法による殺人だと思う。  よっぽど神に心酔していない限り、生で供犠を目にしても「心臓を取られる側に選ばれなくてラッキー!わあ痛そう」「祭り楽し〜」くらいのノリじゃないのか?  観客は恐怖と興奮を楽しむ。古来から死刑は民衆の娯楽だったと世界中の文献に書いてある。一瞬で死ねるギロチンの発明は人道的だとか言われちゃうくらい、それまで巷には残虐な死刑方法があふれていたわけで。八つ裂きとか…っていうか最近のSNSの炎上とかさ…生贄システムっぽいよね…とか思う…(小声)
 殺しを楽しむ感覚には後ろめたくも覚えがある。私は幼稚園生のころ蜘蛛の巣に出来心でシジミチョウを放り込んだし、学校に上がったあとも同級生が大きなアリの頭と胴体を小枝で分解するのを制止せずに見た。苦しみもがいて暴れる虫の動きは数十年経っても忘れられないし、はっきり言ってテンションはかなり上がっていた記憶がある。当時の私と同級生、全員まとめてクソガキが過ぎるのでお尻を釘バットで100回叩いても足りないが命の重さをきちんと理解するまではそんなもんだろうとも思うし…。  今作で取り扱われる題材テスカトリポカ、ナワトル語を直訳すると煙を吐く鏡、これは「生贄殺すの楽し〜」「どうせ殺しちゃったんだからムダなく人体を活用しよ!」というマジで終わってる人間の本能をそっくり鮮明に映すものと私は読みました。まじでごめんなさいシジミチョウとクロオオアリ…こどもって残酷だよね…。  作中、テスカトリポカの材質は黒曜石ということになってます。丸くて黒いシンプルな鏡。伝承では曇ったところに未来が映るとも言われているようです。黒曜石の色ツヤ、かっこいいよね。
 本作で心臓に価値を見出すのはアステカの狂信者だけではない。元心臓外科医の末永は難しい心臓移植手術の手順そのものを愛しているし、また死体を解体してパーツごとに高値をつけて売り捌くのもお好きな様子。昔も今も、宗教的にも経済的にも、心臓は変わらず高い価値を持つ。赤い宝石、赤いマーケット。心臓移植って��いよね。一億なんて当たり前、という報道を頻繁に見る。  アステカと臓器ディーラーの殺しの手順はよく似ている。両者とも決まった手順で心臓を抜き、死体の残パーツを売り捌くための社会システムを完成させている。そこに良心の呵責は必要ない。  そういえば作中の臓器ディーラー末永はお金儲けが行き過ぎて70億は稼いでるんだけど、そのお金で何すんの??エコノミックアニマルここに極まれり…。仕事のできるマフィアって出来のいい起業家と紙一重なのかな、とも思った。
 この話の前半はメキシコ、後半は川崎が舞台なんだけれども、やべぇよこんな人体売買組織とアステカ狂いの麻薬密売人が来たら川崎が終わっちゃうと思ってたら内紛で全部爆発四散したので安心した。川崎のことはよく知らないが街が滅ばなくて本当によかった。川崎に階段ピラミッドとか建たなくてよかった。  リオグランデ川を挟むアメリカとメキシコ、多摩川を挟む東京と川崎の経済格差と地形の類似にはハッとした。確かに似てるね。川を一つ越えることすら、力を持たない個人には難しい。
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 佐藤究は図像について文章で語るのが上手いので、アステカ特有の文様や神々の形状を容易に思い浮かべることができて助かった。文章も平易で読みやすい。朗読向きのリズムの良さも感じる。  この本のもう一つの魅力はルビ芸で、「煙を吐く鏡」という言葉の傍に「テスカトリポカ」という文字を発見した瞬間に(これは凄い文だ)と直感的に思った。本文を読み進めていくとアステカの狂信者が殺人を犯しながら頻繁に「われらは彼の奴隷、夜と風、双方の敵、煙を吐く鏡」と唱えるのだけれども、そこに「ティトラカワン、ヨワリ・エエカトル、ネコク・ヤオトル、テスカトリポカ」とルビが振られるんだよなぁ。痺れるね。  外国の固有名詞を特に訳さず文中にポンポン投入するのは翻訳ものの(あるいは翻訳者の)得意技だけれども、佐藤究は良い感じに単語を日本語訳してくれているのでルビ芸が生きるんですな。多国籍感を楽しみつつ意味も分かるので存外読みやすかった。アステカに狂ったお祖母ちゃんの語りパートなんか最高に呪術的で良かった。民話って面白いよね。
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 主人公コシモのその後は詳しく語られないけれど、エピローグを読む限り元気に暮らしてるんでしょう。誰もが心の中にテスカトリポカを飼っているんだろうが、コシモが終盤気付いたようにモワモワ悪意の煙を吐く鏡を自力で押さえ込んで人間の心を失わずに生きような…と思いました。
 読み応えのあるノワールでした。作者曰く「Ank: a mirroring ape」「QJKJQ」「テスカトリポカ」3つ合わせて鏡の三部作だそうで、残りも読みます。次の作品は三島由紀夫らしいので、凄いものが読めるんじゃないかと思って今からワクワクしています。
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teruterubox · 2 months
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また失敗した(儀式です)
呪われた絵が原因だったのですが、成功した時とは何が違うの……
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この世帯では大晦日でした(現実とのネタにもならない微妙なずれ…)
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特質は難のあるものをつけているのシム達なのですが(主に金髪が侮辱したりする)
そこそこ仲が良いところも見られて微笑ましいです
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霊能探偵ってフリーランスなんですね
この世帯の目的を忘れてましたがやっと霊能探偵になれました
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komogomo-blog · 2 years
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逃避旅行 Pt2
電話越しに居たのはイクちゃんとマユちゃん。元気そうだった。自分がポルトガルのど田舎に居ると伝えると驚きつつも何故先に言わなかったのかと文句を言われた。事前に言ってれば、一緒に旅行出来たらしい。自分もそっちのほうが良かったかもと、浅はかだった自分の考えを呪った。 取り敢えず、自分の状況をだいたい説明しどう帰れるかを調べてもらう。毎度この感じで助けてもらってばかり。
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色々案は出て来る。リスボンまで行って飛行機(150€)。ポルトからバスか、電車か(200€以上)、若しくはヒッチハイクか。「大通りか高速近くのガスステーションで車を捕まろ」とマユちゃん。初めは自分もヒッチハイクで行こうかと模索していた。ただこの疲労困憊の中、どっちの方向に進めばいいのかも分からぬこの土地で十キロの荷物を背負い、車を乗り継ぎ、ドイツまで行くのは無理だと絶望していた。 そこでイクちゃん。「飛行機、リスボンからベルリン四日後に安いのあるよ」と。それで行こうと思ったのも束の間、四日もどこで何をすればいいのか考えた。やはりそれも自分にはしんどく思われた。簡単なお金を使う旅行が楽しめない自分は四日も独りで知らない都市にいることが辛く思われた。他にも案を色々と出してくれるがどれも値段が高かったり、めんどくさそうだったり、第一お土産が沢山あり、飛行機で国境を超えるのが怖かった。そして気付くと携帯の充電が10パーセントを下回っていた。 そのことを伝えると「取り敢えず、移動しやすい近くの町に行きなさい」ということになりその会場から出ているシャトルバスで移動することにした。 移動前、お土産を持って行くの行かないのか悩み、取り敢えず今少しでも消費することに。 バス移動では爆睡。
一時間後、静かな町、Castelo Brancoに到着。 また前回も寄った軽食屋でビール二杯とサンドイッチを頂く。今回はお土産の影響で苦しかった。 お残しは絶対に許してくれないおじちゃんに頼み、携帯を充電させていただく。 またイクちゃんに電話を掛ける。その頃、色々とどうでもよくなっていたのもあり、ポルトガルの第二の街、ポルトでゆっくり休もうと考えだしていた。その報告をし、ネットでチケットを取る。 おじちゃんに心からお礼を申し、バス停に向かう。「また次回もおいで」優しく言葉をもらった。
バス停では人がちらほら待っていた。その中の一人の女性と目が合う。その人もBoom仲間で、何故か自分も隣に腰掛ける。「ジョイント持ってない?」彼女からもらった第一声。「チョコならあるよ」と自分は返す。直ぐに一本巻き一緒に思い出話をしながら吸う。Boomのブレスレットにより仲良くなった自分らはそれぞれの過ごしたお祭りを話し合った。 Boomは本当にお祭りだった。音楽のジャンルは日本のイメージする祭りとかけ離れてるが、人々の持つ楽しい雰囲気や作り出すエンターテイメントは楽園そのものだった。一週間の共同生活により一体感はより強固で皆家族の様に思えた。 彼女はリスボン行きのバスに乗り込み、自分はその次にやってきたバスに乗り込んだ。
先ず三時間後に着いたバスはリスボン。そこで30分の待機。直行で行ってくれると思っていた自分は、退屈しのぎにまた幾らかお土産を消費。ポルトに向かうバスで盛大に後悔した。かなり気分は悪いし、携帯の充電は切れてるし、ホステルも予約できていない。ポルトに到着するのは深夜0時。心の中は盛大にパニック。見知らぬ土地で独り、どこで寝ればいいのかもわからないし、そもそも変に警察の御厄介にならないかも心配になってきていた。取り敢えず精神統一を心掛け、寝ることに集中した。
ポルトに着くと、取り敢えず、手当たり次第に安い宿が無いか聞きまくる。パニックが焦りを加速させる。英語も通じにくいポルトガルの深夜。携帯の充電スポットを教えてもらい、充電しながら近くの安い宿を調べ、そこまで向かう。 何もかもがめちゃくちゃで、何とかバス停に着き、バスを待つ。途中胃から込みあがる液体を道路の排水口に吐き出す。 地元の不良共もちらほらと現れだしてきて、余計に怖くなってくる。バスが来た。かなりの急スピードで角から現れたかと思いきや、そのまま速度落とさず、目の前を通り過ぎ、出て来た角をドリフト決めながら滑っていく。あっけにとられ、開いた口が塞がらなかった。もう仕方がなく、タクシー運転手のおじちゃんに連れて行ってほしいとお願いする。 ポルトもリスボンと同じように上下に起伏が激しい地形だった。その坂をおじちゃんは猛スピードで上がり、下りはそれよりも早く車を転がす。体感三分でホステルに到着。受付を済まし、横になった一時前。 泥のように眠った。
次の日、あの何処かで聞いた事のある町ポルトにやってきた自分は、辺りを歩き回った。歩いて歩いて歩いて歩き回った。途中でお土産のワイン五本セットを買い、宿に戻る。実はずっと旨い魚介が食べたくてレストランにも入ってみたかった。それでも中々入る勇気が出ない自分。至る所でレストランを見つけても入れず素通りしてしまう。心の中では、今はいらないとこの先絶対に入らないぞと叫んでいるのに、足は止まらない。歩き続けて五・六時間後、一軒おじちゃんとおばちゃんが営む小さな軽食屋を見つけ、顔だけ入れてみる。雰囲気は良好、おじちゃんも優しそうだった。取り敢えずビールを飲み、何か食べる物はあるかと訊いてみる。生憎タコはなかった。メニューで見る限り、美味しそうだった。砂肝の煮込み料理を食べ、もう一杯飲む。 ポルトガルに在るビールは比較的甘いような気がした。そして飲み屋で出てくるつまみも安く旨い。いい国だった。そこでイクちゃんに電話をもう一度掛けた。メールで新たな策が見つかったようだった。 聞いてみるとヨーロッパ中で使えるチケットがあるらしく、電話で買ってもらえないかお願いする。
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ネットで手続きを済まし宿で荷造り。翌日の早朝には北に、スペイン側の国境の町Vigoに向かう。シャワーを浴び、早めに眠り旅を続行する気力を蓄える。本当は一日歩いただけだが、疲れ切っていた。レストランに入って美味しいご飯を綺麗なポルトガル女性と食べてるわけでもないし、観光みたいなことは何一つしていないし、あんまり住んでみないと実感出来ないことが多い。
翌日、八月1日。ポルトを八時13分に出発、北へスペインに入る。Vigoという町で二時間暇つぶし。 国境沿いの街だと出てこないものかと思ったが、ビールと一緒にタパスが出てくる。スペインかと感じた。
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Ourenseという町で、電車を乗り換えマドリードへ。マドリードで一泊。 やはりマドリードでもビールを頼み、タパスを食べた。タパスは何処でも美味しい簡単なものが出てくる。パクパク食べるのを見て、これも食べろと色々と貰った。 マドリードを七時30分に、からバルセロナに向かい、バルセロナから、フランスに入り、国境から一時間ぐらいの町、Narbonneという街へ。ここで寝台列車を待つ。 小さな通りがそこらにあり可愛らしい店が多かった。そこを抜けて中心地に向かうと、川が真ん中を流れていた。その川沿いにバーやカフェが立ち並んでいた。 このNarbonneは比較的いい雰囲気を持っている町だった。時間はゆっくり流れているし、昔ながらの風景も持ち合わせている。いい休暇だった。 その時、ジョージアから連絡が。 連絡内容は大したことのないことだったし、自分も寝台列車の時間が迫っていたのもありあまり気にしなかった。川沿いのお兄ちゃんらがやってるカフェに入り、充電させてもらいながらビールを二杯頂いた。
夜行列車の窓から西に沈んでいく太陽を眺めていた九時半。 急に孤独を心が引き締められる感覚で認識させられる。「自分はここで何をしているのだろうか」気付きたくなかった事実を急に突きつけられる。ジョージアから逃げ出してきて、自分の町じゃないところで独り。とにかく早くドイツに着いて皆に会いたかった。 西の空は赤黒く変色していく。暗い夜がやってきた。そんな中、乗り合わせたフランス人からお菓子をもらいながらパリへと進んでいく。隣りの部屋からは若者の賑やかなフランス語が聞こえてくる。 ただジョージアから逃げだしたくて、こんなところまでやって来て孤独でさみしがってる自分にも腹が立つ。手帳には旅行が苦手な自分への恨みが綴られている。「お金は目減りしていくし、何をするのも一人ってのは面白みに欠ける。行き先を決めるのも一苦労だし、決断力の欠如。加え、美味しい物を一つも食べずに移動してきた」美味しい物食べてこなかったのは少し残念だった。 運命共同体を今回は作れなかった。作ることがめんどくさ過ぎだったし、移動に関してもめるのも嫌だった。結局孤独を選んだ自分の責任だった。
起きたらもうパリだった。朝七時。パリでは取り敢えず、ドイツ行きの便を予約し、そこからLeipzigまで行く予定を組んだ。そこからジョージアに居る渡辺さんに連絡しパリにいることを伝え、何を見たらいいのかを聞き出す。渡辺さんはおフランスの人間で、新たにフランスを見る人間がいる事について少し嬉しそうだった。行けば良いと言われた指令は、セーヌ川超えてノートルダムを見ろとの事。地下鉄で近くの駅まで向かい、町ブラ開始。道中BOOKOFFを見つけた。看板には「日本書紀」の文字もあり、寂しかった自分は飛び込んだ。探せど見当たらず、店員さんに聞くと違う店舗だとの事。ここから二、��十分歩いたところだと。 先ずノートルダムを見ることに決め、川を渡り、ノートルダムを正面から拝む。でかい。そして中学の頃に遊んでいたPS4のゲーム「アサシンクリード」の世界を思い出していた。 そこから一時間、色んな人に尋ねながら練り歩きようやくBOOKOFFにたどり着く。その辺りは日本食屋も数多あったし、ラーメン屋の数も多かった。店内の雰囲気も作り込んである様で、日本さながらなようだった。本を買う頃には自分はもう疲れ果てており、小さなおじさんがやっているカフェでゆっくり休ませてもらった。もちろんビールを飲みながら。
もうすぐドイツと思うだけで幾分か楽な気持だった。パリはとてもきれいな町だった。お洒落な建物にお店。でも途中で飽きてしまう。10キロのリュックを背中に練り歩いた。一度、挫けそうだったが何とかなった。 ドイツLeipzigまではフランクフルトを越えて朝九時に着く予定だった。 お土産を一服しながら、夜のホームで電車を待った。
朝九時、ホームから降り立ちLeipzigの中央駅を目前にすると、帰ってきた安心感でいっぱいだった。直ぐにトラムに乗り、Eisenbahn通りがある東側へ。 EisenbahnとHelmanの十字路でエスターとばったり会う。よく世話を焼いてくれる姉さんだ。 この時、遂に来たかLeipzig、と嬉しかった。
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読んでわかる通り、ヨーロッパ中ドイツまでの道のりを電車を乗り継いで移動しただけでした。面白いハプニングはあまりなかった。ただ思考を遮るように歩き続けた様に思う。この時、寂しさやイクちゃん、マユちゃんに会いたさだけで移動していた。ジョージアの事も考えたくなかった。なぜこんな所にいるのかなんて絶対に考えたくなかったし、戻ることもまだ頭に入れたくなかった。旅は苦手です。
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pureegrosburst04 · 2 years
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[絶対神狼達 SS(サディストサイレン)の裏国家様]
知:力:心:霧島04(裏ストボス)の6000000倍で、B(バグ)の家族達4人の99倍
個性「””””虚構締化””””に使える物の闇版全て、””””安心院なじみ””””に使えるスキルの絶対上位版総て。”””霧島04(裏ストボス)”””に使える個性の正統進化版全て:(リメイク 完全版真っ赤な大嘘憑き オール・アクション・フォー・マストダイ ワーストエンド・オブ・ザ・ユニバース) “”””HEROES(海外ドラマ)””””の特殊能力総て ワンフォーオールマイティ タイトルアンチテーゼ 転生の秘義 五本指の力 あらゆるウイルスへの適合資質 魔王色の流桜 それを見たら終わり 無意識の怪物 戦術殻・極 ギャンブル 格付けチェック完全勝利宿命 漆黒の意志 この世の禁止用語 ??? サディストディメンター ??? ??? 暗黒の真実 人生存在パラレルボイコット チートアウト 絶対最上位 絶対最優位❓❓❓」
装備「B(バグ)の家族達の戦闘用総て 霧島04(裏ストボス)の装備全て 日輪刀:日の呼吸 傀儡 ウロボロス 鬼殺し 超絶大質量ブラックホールカラミティー不老不死配 電光戦車 【ネオ・ジオン&エゥーゴ等ギレンの野望シリーズに登場する機体総て】 全銃火器 全核兵器 ??? ??? ???」 拠点「新しい血族 秘密結社ゲゼルシャフト 裏国家 無限地獄 黄金魔神像 ??? バイオハザード♾ 」
究極天才脳 武力 本質 完全能 腹黒 狡猾 絶対悪 フィジカルが優れている 戦闘スタイル「軍隊格闘術」 究極真最強無敵 無限加速成長型 存在自体禁止種 魔王職 霧島04(裏ストボス)「人生の反則者向けは酷すぎる」 本物の絶対神 チャンピオンボクサー 創造レベル絶対神 等 排泄物「呪い❓❓❓」
獅童正義「人類を導く繋がりに置いて右に出る者のない私の下に付かないだと?」
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霧島04(裏ストボス)「(な、なんで…こんな御方々にそんな口が聞けるん…ですか?)」幻魔王 織田信長「高次元に行く前に殺されたいか?」獅童正義「いいだろう。どうせ私の心に響くのは洗脳しかないのだからな(赤き究極の真実)」
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絶対的緊張感のあまり”””霧島04(裏ストボス)はこれが本物の幻魔王様かと痙攣しだした、目の焦点も定まらない(赤き真実)””” 織田信長「ふむ、貴様は”””鬼難バラワッシャ”””と完全に同等だな」霧島04「ありがとう御座います極上様(焼き土下座)」
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エルンスト・フォン・アドラー「魔王色の覇気ぐらい抑えろ。霧島04(裏ストボス)を壊すつもりか?レベル1設定状態の俺の大切なスパーリングパートナーだぞ?出来損ないだがな」霧島04(裏ストボス)「ですよね(HAHAHA〜(^◇^;)ふざけないでくださいよ俺レベル999だけど要するにそれって只の弱い者イジメ同然ですよね?…俺はラスボスになって、裏ストボス形態を手に入れたけど。あなたには差が開いていくだけで、全然…追いついてなかったんだ……)」
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ペニーワイズ「今更死ぬ事の何がそんなに怖いんだい?今ならキミノコト!!!殺せちゃうよお〜?WWWWW」霧島04「おいおい、天寿全うと無限地獄の簡単な違い例え話が必要ですか?(やめて下さいお師匠{{{様}}}残酷に死んでしまいます)。自殺マニアにだって嫌なことはあんです」
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シックス「…し、この世界の後釜に着く私の愚息は優生遺伝子がある為普通に使えるからもう放って置こうか。我々と提携を結ぶ者は挙手しなさい(私以外誰も居ないが)」霧島04「(あ、これ本当に能力差が開き過ぎて認識すらされなくなってきてるやつだ。真面目な戦力外通告だね★、お疲れ俺) どうせ自分で殺しとい��誰も居ないとか考えてらっしゃるんだろう」
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霧島04「貞子(笑)とか伽耶子(笑)とか、その子分みてえなとしおくん(笑)みたいに誰だって負に落ちれば当然の怨み(基本弱者の感情)と憎しみ(同じく基本被害者の感情)で殺人へ動くごく普通のありふれた糞雑魚の事についてしか俺は……考えるのを辞めた…(赤き真実)…」くしゃがら「くしゃがら くしゃがら くしゃがら くしゃがら くしゃがら」
霧島04(裏ストボス)「うるせえよ」
ドオーーーン‼️‼️ 霧島04「なんだあ⁉️」
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アルバートウェスカー「貴様らとはここでウォーミングアップゲームで上下関係をハッキリさせて置く、新世界の選別だ」裏国家全員「いいだろう、誰が真の頂点かはっきりさせようか(究極の赤き真実) くしゃがら くしゃがら くしゃがら」純粋硬派柱SuperPureEgrosburst04 霧島狩魔(裏ストボス)「{{{{{皆様}}}}}、俺帰ります。(決着が着いたら0人に減っていて下さいね(^ν^)<<熊の子見ていたかくれんぼ〜お尻をだした子一等賞〜夕焼け小焼けでまた明日〜まーたあし、ター……俺に明日は来るのか❓)」 ダダダダダダダダ(超速逃亡)
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taichish · 3 years
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好きな映画全部
インターステラー
寄生獣
LIFE!
パルプ・フィクション
インセプション
ファイトクラブ
渇き。
ゼロ・グラビティ
レ・ミゼラブル
ダークナイト
ショーシャンクの空に
セブン
ホーム・アローン
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
風立ちぬ
プリズナーズ
地獄でなぜ悪い
レオン
千と千尋の神隠し
リトル・ミス・サンシャイン
ジャージー・ボーイズ
ソーシャル・ネットワーク
アルゴ
それでも夜は明ける
キック・アス
ダラス・バイヤーズクラブ
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
ホーム・アローン2
ホーム・アローン3
塔の上のラプンツェル
ダークナイト ライジング
ディパーテッド
桐島、部活やめるってよ
かぐや姫の物語
イエスマン “YES”は人生のパスワード
英国王のスピーチ
イングロリアス・バスターズ
ドラゴン・タトゥーの女
ロード・オブ・ザ・リング三部作
白ゆき姫殺人事件
トイ・ストーリー3
モンスターズ・ユニバーシティ
トレインスポッティング
シン・シティ
となりのトトロ
ゴッドファーザー
マルコヴィッチの穴
ホビット三部作
リアリティのダンス
レザボア・ドッグス
ファインディング・ニモ
ノーカントリー
127時間
Mr.インクレディブル
スター・トレック
ヒックとドラゴン
ザ・タウン
レイダース/失われたアーク《聖櫃》
シュガー・ラッシュ
モンスターズ・インク
トイ・ストーリー
レミーのおいしいレストラン
ローン・レンジャー
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
トイ・ストーリー2
パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド
アラジン
ウォーリー
ライオン・キング
シュレック
フランケンウィニー
カーズ
バグズ・ライフ
プリンセスと魔法のキス
ナショナル・トレジャー
Disney's クリスマス・キャロル
ファンタジア
カーズ2
リロ&スティッチ
ロジャー・ラビット
スラムドッグ$ミリオネア
ジャンゴ 繋がれざる者
ソウ
マイティ・ソー
ウォッチメン
her/世界でひとつの彼女
アメイジング・スパイダーマン2
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー
X-MEN:フューチャー&パスト
青天の霹靂
スタンド・バイ・ミー
月に囚われた男
銀河ヒッチハイクガイド
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
LOOPER/ルーパー
凶悪
ジュラシック・パーク
ハート・ロッカー
クラッシュ
ミリオンダラー・ベイビー
ディア・ハンター
スティング
西部戦線異状なし
ファーゴ
インサイド・ルーウィン・デイヴィス
バーバー
ビッグ・リボウスキ
ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!
グランド・ブダペスト・ホテル
パシフィック・リム
アイアンマン3
ハリー・ポッターと賢者の石
スノーピアサー
バットマン ビギンズ
シャッター アイランド
X-MEN:ファースト・ジェネレーション
アイアンマン
トゥルーマン・ショー
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
トランスフォーマー
ヒューゴの不思議な発明
ウルヴァリン:SAMURAI
プライベート・ライアン
RED/レッド
ネブラスカ
キル・ビル
ナイトミュージアム
アイアンマン2
バイオハザード
ミッション:8ミニッツ
宇宙人ポール
ターミネーター2
ミスティック・リバー
ゾンビランド
硫黄島からの手紙
ボーン・アイデンティティー
プロメテウス
死霊館
ターミネーター
ナルニア国物語:第1章/ライオンと魔女
2001年 宇宙の旅
トランスフォーマー/リベンジ
21ジャンプストリート
セント・オブ・ウーマン/夢の香り
グッドフェローズ
ローマの休日
タクシードライバー
宇宙戦争
ゾディアック
戦火の馬
ジョーズ
X-MEN2
天使と悪魔
コンテイジョン
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
クローバーフィールド/HAKAISHA
インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
エイリアン
インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
マイ・ブラザー
アダプテーション
イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ
トロピック・サンダー/史上最低の作戦
バットマン リターンズ
悪魔のいけにえ
ターミネーター3
アイアン・ジャイアント
ザ・ファイター
インシディアス
3時10分、決断のとき
プレデター
ジュラシック・パークIII
激突!
アメリカン・グラフィティ
ダーティハリー
タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密
THE 4TH KIND フォース・カインド
AVP エイリアンVS.プレデター
スパイキッズ3-D:ゲームオーバー
デッド・サイレンス
独裁者
市民ケーン
イーグル・アイ
テキサス・チェーンソー
ゴーストシップ
マン・オン・ザ・ムーン
ワイルドバンチ
地獄の黙示録
アンヴィル!夢を諦めきれない男たち
くまのプーさん (2011)
エイリアン2
ボラット:栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習
ハロウィン(ロブ・ゾンビ版)
ポセイドン
プレデター2
リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
トレジャー・プラネット
ピンクパンサー (2006)
ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀
ライオン・キング3/ハクナ・マタタ
ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!
ショーン・オブ・ザ・デッド
ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!
バイオハザード II アポカリプス
ディセント
ウォレスとグルミット、危機一髪!
ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!
崖の上のポニョ
容疑者Xの献身
リアル 完全なる首長竜の日
ポテチ
歩いても 歩いても
ゴジラ
スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
ワンダフルライフ
仁義なき戦い
機動警察パトレイバー2 the Movie
機動警察パト���イバー THE MOVIE
ホーホケキョ となりの山田くん
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
殺人の追憶
少林サッカー
コーヒーをめぐる冒険
カポーティ
MUD -マッド-
トゥモロー・ワールド
96時間
現金に体を張れ
フォックスキャッチャー
はじまりのうた
クロニクル
ミッキーのクリスマス・キャロル
シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア
奇跡
ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT
狼の死刑宣告
ブギーナイツ
アメリカン・スナイパー
ワイルド・スピード EURO MISSION
イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
22ジャンプストリート
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん
ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー
セッション
インヒアレント・ヴァイス
素晴らしき哉、人生!
プールサイド・デイズ
ザ・レイド
ザ・レイドGOKUDO
キッズ・リターン
そして父になる
アウトレイジ ビヨンド
3-4x10月
十三人の刺客
シンデレラ
バック・トゥ・ザ・フューチャー
エターナル・サンシャイン
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン
マッドマックス 怒りのデス・ロード
インサイド・ヘッド
ナイトクローラー
ほんとにあった!呪いのビデオ THE MOVIE2
フロム・ダスク・ティル・ドーン
アントマン
続・荒野の用心棒
ゾンビ
ミーン・ストリート
悪の法則
茄子 アンダルシアの夏
バクマン。
野いちご
ヴィジット
食人族
グリーン・インフェルノ
ダイ・ハード
007 カジノ・ロワイヤル
007 慰めの報酬
007 スカイフォール
知らない、ふたり
イントゥ・ザ・ワイルド
サイコ
残穢 -住んではいけない部屋-
サウルの息子
鬼談百景
オデッセイ
スティーブ・ジョブズ
恋人たち
ババドック 暗闇の魔物
ヘイトフル・エイト
デスプルーフ in グラインドハウス
横道世之介
冷たい熱帯魚
メガマインド
ビースト・オブ・ノー・ネーション
イコライザー
ドライヴ
[リミット]
マジカル・ガール
スポットライト 世紀のスクープ
ボーダーライン
バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生
ズートピア
モヒカン故郷に帰る
ブロンソン
レヴェナント 蘇えりし者
ハロウィン(オリジナル)
ヘイル,シーザー!
アイアムアヒーロー
ディストラクション・ベイビーズ
ヒメアノ~ル
海よりもまだ深く
晩春
クリーピー 偽りの隣人
FAKE
10クローバーフィールド・レーン
エクス・マキナ
死霊館 エンフィールド事件
用心棒
シン・ゴジラ
もらとりあむタマ子
シング・ストリート 未来へのうた
ジャングル・ブック
スキャナー・ダークリー
エンド・オブ・ウォッチ
ナイスガイズ!
ハドソン川の奇跡
怒り
真夏の方程式
永い言い訳
オーバー・フェンス
SCOOP!
ソーセージ・パーティー
アウトロー
ぼくのおじさん
プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命
最後の追跡
葛城事件
ダゲレオタイプの女
淵に立つ
無垢の祈り
CURE
GO
回路
ソドムの市
エブリバド・ウォンツ・サム!!
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
ロッキー
ロッキー2
ロッキー3
ロッキー・ザ・ファイナル
アメリカン・スリープオーバー
将軍様、あなたのために映画を撮ります
ミラーズ・クロッシング
アンジェラの灰
トーキョードリフター
アンタッチャブル
パッチギ!
沈黙ーサイレンスー
はなればなれに
くもりときどきミートボール
クリード チャンプを継ぐ男
福福荘の福ちゃん
お嬢さん
鉄男 TETSUO
その男、凶暴につき
アシュラ
哭声/コクソン
ダンボ
ピノキオ
ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日
キングコング:髑髏島の巨神
SING/シング
ムーンライト
牯嶺街少年殺人事件
64 -ロクヨン-
T2 トレインスポッティング
夜は短し歩けよ乙女
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー vol.2
映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ
マンチェスター・バイ・ザ・シー
美女と野獣
NINIFUNI
スプリット
昼顔
ラースとその彼女
リング
ヴィ���セントが教えてくれたこと
パーソナル・ショッパー
岸辺の旅
ジョン・ウィック:チャプター2
キング・オブ・コメディ
ハウルの動く城
戦争のはらわた
ワンダーウーマン
イップ・マン 序章
はじまりへの旅
仁義なき戦い 広島死闘編
マングラー
20センチュリー・ウーマン
人生タクシー
ミラクル7号
人魚姫
カンフー・ハッスル
西遊記~はじまりのはじまり~
私はゾンビと歩いた!
マイティ・ソー/バトルロイヤル
IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
彼女がその名を知らない鳥たち
スリー・ビルボード
青春の殺人者
ノッティングヒルの恋人
霊的ボリシェヴィキ
聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア
ぼくの名前はズッキーニ
羊の木
シェイプ・オブ・ウォーター
先生を流産させる会
おかえり
どこまでもいこう
誰も知らない
ノクターナル・アニマルズ
蛇の道
タイタニック
ゲット・アウト
レディ・プレイヤー1
予兆 散歩する侵略者
旧支配者のキャロル
ちはやふる3部作
泳ぎすぎた夜
君の名前で僕を呼んで
幼な子われらに生まれ
太陽がいっぱい
Wの悲劇
ゲティ家の身代金
ピーターラビット
デッドプール2
フロリダ・プロジェクト
緑色の部屋
HYSTERIC
雷魚
デトロイト
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
ファントム・スレッド
海を駆ける
レディ・バード
やくたたず
ウインド・リバー
赤ちゃん泥棒
ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
ミッション:インポッシブル/フォールアウト
検察側の罪人
きみの鳥はうたえる
寝ても覚めても
ラッキー
パリ、テキサス
イレイザーヘッド
エレファントマン
インランド・エンパイア
ゼイリブ
大いなる幻影
アンダー・ザ・シルバーレイク
灰とダイヤモンド
ザ・マスター
1987、ある闘いの真実
教誨師
遊星からの物体X
パリの恋人たち
893愚連隊
仕立て屋の恋
奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール
アレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日
マンディ 地獄のロード・ウォリアー
blue
新宿乱れ街 いくまで待って!
A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー
ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ
鉄西区
それから
白夜
ヘレディタリー/継承
ジャイアンツ
恐怖の報酬(フリードキン)
スウィートホーム
バムソム海賊団、ソウル・インフェルノ
蜘蛛の巣を払う女
ストライキ
女優霊
サスペリア
ランボー
NAGAHAMA/八月八日
ファースト・マン
ちいさな独裁者
女王陛下のお気に入り
悪夢の香り
バーニング 劇場版
メリー・ポピンズ
アクアマン
わらの犬
大統領の陰謀
グリーンブック
運び屋
スパイダーマン:スパイダーバース
ウィッカーマン
ラブホテル
水で書かれた物語
手をつなぐ子ら
キャプテン・マーベル
暗殺の森
八つ墓村
Seventh Code
13回の新月のある年に
マルタ
ブラック・クランズマン
ドゥ・ザ・ライト・シング
ウォルト・ディズニーの約束
ダンボ(ティム・バートン)
生きてるだけで、愛。
赤い暴行
ワイルドツアー
E.T.
アベンジャーズ/エンドゲーム
北野武、神出鬼没
不滅の女
ヨーロッパ横断特急
THE COCKPIT
囚われの美女
麻雀放浪記2020
トウキョウソナタ
Guava Island
任侠ヘルパー
LOFT
日日是好日
ドッペルゲンガー
ローズマリーの赤ちゃん
リング2
回転
男と女 人生最良の日々
セインツ -約束の果て-
きみと、波にのれたら
ハウス・ジャック・ビルト
ニンゲン合格
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
アンダルシア 女神の報復
蜘蛛の瞳
さらば愛しきアウトロー
シークレット・サンシャイン
ブルース・ブラザース
ブンミおじさんの森
生気の光
アルキメデスの大戦
絞殺魔
リュミエール!
デス・レース2000年
スイス・アーミー・マン
さらば、わが愛 覇王別姫
ベニスに死す
渚のシンドバッド
ドント・ウォーリー
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト
未知との遭遇
あの店長
ミッドナイト・トラベラー
インディアナ州モンロヴィア
クロール -凶暴領域-
サタンタンゴ
イエスタデイ
ノスタルジア
サクリファイス
ガリーボーイ
ポリス・ストーリー 香港国際警察
救いの接吻
象は静かに座っている
ワイルドライフ
ルナシー
幸福なラザロ
COLD WAR あの歌、2つの心
アイリッシュマン
ゾンビランド:ダブルタップ
コマンドー(日本語吹替版)
突然炎のごとく
ブラザー・ベア
こおろぎ
女の中にいる他人
雪の断章ー情熱ー
哀しき獣
裸の町
マリッジ・ストーリー
暴力行為
6アンダーグラウンド
静かについて来い
この世界の(さらにいくつもの)片隅に
クレイマー、クレイマー
卒業
その女を殺せ
女が階段を上る時
フォードvsフェラーリ
書を捨てよ町へ出よう
続・激突!カージャック
グエムル -漢江の怪物-
動くな、死ね、甦れ!
初恋
山の焚火
ピクニック
かくも長き不在
炎628
私はモスクワを歩く
凪待ち
火口のふたり
50/50 フィフティ・フィフティ
FRANK -フランク-
ロスト・エモーション
仮面/ペルソナ
パディントン
ドニー・ダーコ
第三の男
ミッション:インポッシブル
海炭市叙景
女は女である
フライト
スプリング・ブレイカーズ
スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団
ソナチネ
ハクソー・リッジ
幻の光
ビトウィーン・トゥ・ファーンズ:ザ・ムービー
ゲームの規則
冬冬の夏休み
夏をゆく人々
デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!
吸血鬼(カール・ドライヤー)
ようこそ、革命シネマへ
戦場のメリークリスマス
フレンチ・コネクション
フランケンシュタイン
ビッグ・フィッシュ
ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語
死霊のえじき
許された子どもたち
グッド・ボーイズ
キートンの大列車追跡
CLIMAX クライマックス
四季~ユートピアノ
自転車泥棒
透明人間(リー・ワネル)
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン
嵐電
フランケンシュタインの花嫁
謎のストレンジャー
DISTANCE
ナイブズ・アウト
タンポポ
無言歌
新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争
極道戦国志 不動
DEAD OR ALIVE 犯罪者
ディア・ホワイト・ピープル
自由への闘い
ドイツ零年
サハラ戦車隊
アンジェリカの微笑み
ラ・ジュテ
スワロウテイル
バスターのバラード
ヒトラーの狂人
脱出
マン・ハント
れいこいるか
マトリックス
ハッピーアワー
ラストレター
ケス
ハスラーズ
コロッサル・ユース
レ・ミゼラブル(ラジ・リ)
何も変えてはならない
外套と短剣
ある女優の不在
豹/ジャガー
殺しが静かにやって来る
オープニング・ナイト
海辺のポーリーヌ
満月の夜
緑の光線
友だちの恋人
ひかりの歌
欲望の翼
ペイン&ゲイン
デンジャラス・プリズンー牢獄の処刑人ー
ブルータル・ジャスティス
鉱 ARAGANE
ヘンリー
フリークス
エヴァの匂い
5時から7時までのクレオ
鵞鳥湖の夜
マリアンヌ
ロシュフォールの恋人たち
PERFECT BLUE
トマホーク ガンマンvs食人族
セノーテ
ヴィタリナ
御用牙 かみそり半蔵地獄責め
暖流
アンダー・ザ・スキン 種の捕食
悪人伝
しとやかな獣
アニエスによるヴァルダ
幸福(しあわせ)
ジャック・ドゥミの少年期
ムクシン
日子
グッド・タイム
アナトリア・トリップ
楳図かずお恐怖劇場 蟲たちの家
女体
ノー・データ・プラン
サッド ヴァケイション
サンダーロード
アンセイン 狂気の真実
アニエスv.によるジェーンb.
ユリイカ
ロケーション
血を吸うカメラ
喜劇 女は度胸
喜劇 男は愛嬌
オフィシャル・シークレット
TOURISM
ゲンセンカン主人
オン・ザ・ロック
ブックスマート
ワンダーウーマン1984
リバー・オブ・グラス
続ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画
シカゴ7裁判
マザーレス・ブルックリン
ペイン・アンド・グローリー
マーティン・エデン
ウェンディ&ルーシー
風の中の牝鶏
1917 命をかけた伝令
秋刀魚の味
小早川家の秋
ザ・ライダー
赤ひげ
椿三十郎
酔いどれ天使
JSA
ロスト・イン・ラマンチャ
mid90s
息を殺して
KIDS
新しき世界
細い目
ナイト・スリーパーズ
アーリーマン
シチリアーノ 裏切りの美学
ほえる犬は噛まない
子猫をお願い
幸せへのまわり道
花束みたいな恋をした
トキワ荘の青春
はちどり
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skf14 · 3 years
Text
11180143
愛読者が、死んだ。
いや、本当に死んだのかどうかは分からない。が、死んだ、と思うしか、ないのだろう。
そもそも私が小説で脚光を浴びたきっかけは、ある男のルポルタージュを書いたからだった。数多の取材を全て断っていた彼は、なぜか私にだけは心を開いて、全てを話してくれた。だからこそ書けた、そして注目された。
彼は、モラルの欠落した人間だった。善と悪を、その概念から全て捨て去ってしまっていた。人が良いと思うことも、不快に思うことも、彼は理解が出来ず、ただ彼の中のルールを元に生きている、パーソナリティ障害の一種だろうと私は初めて彼に会った時に直感した。
彼は、胸に大きな穴を抱えて、生きていた。無論、それは本当に穴が空いていたわけではないが、彼にとっては本当に穴が空いていて、穴の向こうから人が行き交う景色が見え、空虚、虚無を抱いて生きていた。不思議だ。幻覚、にしては突拍子が無さすぎる。幼い頃にスコンと空いたその穴は成長するごとに広がっていき、穴を埋める為、彼は試行し、画策した。
私が初めて彼に会ったのは、まだ裁判が始まる前のことだった。弁護士すらも遠ざけている、という彼に、私はただ、簡単な挨拶と自己紹介と、そして、「理解しない人間に理解させるため、言葉を紡ぎませんか。」と書き添えて、名刺と共に送付した。
その頃の私は書き殴った小説未満をコンテストに送り付けては、音沙汰のない携帯を握り締め、虚無感溢れる日々をなんとか食い繋いでいた。いわゆる底辺、だ。夢もなく、希望もなく、ただ、人並みの能がこれしかない、と、藁よりも脆い小説に、私は縋っていた。
そんな追い込まれた状況で手を伸ばした先が、極刑は免れないだろう男だったのは、今考えてもなぜなのか、よくわからない。ただ、他の囚人に興味があったわけでもなく、ルポルタージュが書きたかったわけでもなく、ただ、話したい。そう思った。
夏の暑い日のことだった。私の家に届いた茶封筒の中には白無地の紙が一枚入っており、筆圧の無い薄い鉛筆の字で「8月24日に、お待ちしています。」と、ただ一文だけが書き記されていた。
こちらから申し込むのに囚人側から日付を指定してくるなんて、風変わりな男だ。と、私は概要程度しか知らない彼の事件について、一通り知っておこうとパソコンを開いた。
『事件の被疑者、高山一途の家は貧しく、母親は風俗で日銭を稼ぎ、父親は勤めていた会社でトラブルを起こしクビになって��らずっと、家で酒を飲んでは暴れる日々だった。怒鳴り声、金切声、過去に高山一家の近所に住んでいた住人は、幾度となく喧嘩の声を聞いていたという。高山は友人のない青春時代を送り、高校を卒業し就職した会社でも活躍することは出来ず、社会から孤立しその精神を捻じ曲げていった。高山は己の不出来を己以外の全てのせいだと責任転嫁し、世間を憎み、全てを恨み、そして凶行に至った。
被害者Aは20xx年8月24日午後11時過ぎ、高山の自宅において後頭部をバールで殴打され殺害。その後、高山により身体をバラバラに解体された後ミンチ状に叩き潰された。発見された段階では、人間だったものとは到底思えず修復不可能なほどだったという。
きっかけは近隣住民からの異臭がするという通報だった。高山は殺害から2週間後、Aさんだった腐肉と室内で戯れている所を発見、逮捕に至る。現場はひどい有り様で、近隣住民の中には体調を崩し救急搬送される者もいた。身体に、腐肉とそこから滲み出る汁を塗りたくっていた高山は抵抗することもなく素直に同行し、Aさん殺害及び死体損壊等の罪を認めた。初公判は※月※日予定。』
いくつも情報を拾っていく中で、私は唐突に、彼の名前の意味について気が付き、二の腕にぞわりと鳥肌が立った。
一途。イット。それ。
あぁ、彼は、ずっと忌み嫌われ、居場所もなくただ産み落とされたという理由で必死に生きてきたんだと、何も知らない私ですら胸が締め付けられる思いがした。私は頭に入れた情報から憶測を全て消し、残った彼の人生のカケラを持って、刑務所へと赴いた。
「こんにちは。」
「こんにちは。」
「失礼します。」
「どうぞ。」
手錠と腰縄を付けて出てきた青年は、私と大して歳の変わらない、人畜無害、悪く言えば何の印象にも残らない、黒髪と、黒曜石のような真っ黒な瞳の持ち主だった。奥深い、どこまでも底のない瞳をつい値踏みするように見てしまって、慌てて促されるままパイプ椅子へと腰掛けた。彼は開口一番、私の書いている小説のことを聞いた。
「何か一つ、話してくれませんか。」
「え、あ、はい、どんな話がお好きですか。」
「貴方が一番好きな話を。」
「分かりました。では、...世界から言葉が消えたなら。」
私の一番気に入っている話、それは、10万字話すと死んでしまう奇病にかかった、愛し合う二人の話。彼は朗読などしたこともない、世に出てすらいない私の拙い小説を、目を細めて静かに聞いていた。最後まで一度も口を挟むことなく聞いているから、読み上げる私も自然と力が入ってしまう。読み終え、余韻と共に顔を上げると、彼はほろほろ、と、目から雫を溢していた。人が泣く姿を、こんなにまじまじと見たのは初めてだった。
「だ、大丈夫ですか、」
「えぇ。ありがとうございます。」
「あの、すみません、どうして私と、会っていただけることになったんでしょうか。」
ふるふる、と犬のように首を振った彼はにこり、と機械的にはにかんで、机に手を置き私を見つめた。かしゃり、と決して軽くない鉄の音が、無機質な部屋に響く。
「僕に大してアクションを起こしてくる人達は皆、同情や好奇心、粗探しと金儲けの匂いがしました。送られてくる手紙は全て下手に出ているようで、僕を品定めするように舐め回してくる文章ばかり。」
「...それは、お察しします。」
「でも、貴方の手紙には、「理解しない人間に理解させるため、言葉を紡ぎませんか。」と書かれていた。面白いな、って思いませんか。」
「何故?」
「だって、貴方、「理解させる」って、僕と同じ目線に立って、物を言ってるでしょう。」
「.........意識、していませんでした。私はただ、憶測が嫌いで、貴方のことを理解したいと、そう思っただけです。」
「また、来てくれますか。」
「勿論。貴方のことを、少しずつでいいので、教えてくれますか。」
「一つ、条件があります。」
「何でしょう。」
「もし本にするなら、僕の言葉じゃなく、貴方の言葉で書いて欲しい。」
そして私は、彼の元へ通うことになった。話を聞けば聞くほど、彼の気持ちが痛いほど分かって、いや、分かっていたのかどうかは分からない。共鳴していただけかもしれない、同情心もあったかもしれない、でも私はただただあくる日も、そのあくる日も、私の言葉で彼を表し続けた。私の記した言葉を聞いて、楽しそうに微笑む彼は、私の言葉を最後まで一度も訂正しなかった。
「貴方はどう思う?僕の、したことについて。」
「...私なら、諦めてしまって、きっと得物を手に取って終わってしまうと思います。最後の最後まで、私が満たされることよりも、世間を気にしてしまう。不幸だと己を憐れんで、見えている答えからは目を背けて、後悔し続けて死ぬことは、きっと貴方の目から見れば不思議に映る、と思います。」
「理性的だけど、道徳的な答えではないね。普通はきっと、「己を満たす為に人を殺すのは躊躇う」って、そう答えるんじゃないかな。」
「でも、乾き続ける己のままで生きることは耐え難い苦痛だった時、己を満たす選択をしたことを、誰が責められるんでしょうか。」
「...貴方に、もう少し早く、出逢いたかった。」
ぽつり、零された言葉と、アクリル板越しに翳された掌。温度が重なることはない。触れ合って、痛みを分かち合うこともない。来園者の真似をする猿のように、彼の手に私の手を合わせて、ただ、じっとその目を見つめた。相変わらず何の感情もない目は、いつもより少しだけ暖かいような、そんな気がした。
彼も、私も、孤独だったのだと、その時初めて気が付いた。世間から隔離され、もしくは自ら距離を置き、人間が信じられず、理解不能な数億もの生き物に囲まれて秩序を保ちながら日々歩かされることに抗えず、翻弄され。きっと彼の胸に空いていた穴は、彼が被害者を殺害し、埋めようと必死に肉塊を塗りたくっていた穴は、彼以外の人間が、もしくは彼が、無意識のうちに彼から抉り取っていった、彼そのものだったのだろう。理解した瞬間止まらなくなった涙を、彼は拭えない。そうだった、最初に私の話で涙した彼の頬を撫でることだって、私には出来なかった。私と彼は、分かり合えたはずなのに、分かり合えない。私の言葉で作り上げた彼は、世間が言う狂人でも可哀想な子でもない、ただ一人の、人間だった。
その数日後、彼が獄中で首を吊ったという報道が流れた時、何となく、そうなるような気がしていて、それでも私は、彼が味わったような、胸に穴が開くような喪失感を抱いた。彼はただ、理解されたかっただけだ。理解のない人間の言葉が、行動が、彼の歩く道を少しずつ曲げていった。
私は書き溜めていた彼の全てを、一冊の本にした。本のタイトルは、「今日も、皮肉なほど空は青い。」。逮捕された彼が手錠をかけられた時、部屋のカーテンの隙間から空が見えた、と言っていた。ぴっちり閉じていたはずなのに、その時だけひらりと翻った暗赤色のカーテンの間から顔を覗かせた青は、目に刺さって痛いほど、青かった、と。
出版社は皆、猟奇的殺人犯のノンフィクションを出版したい、と食い付いた。帯に著名人の寒気がする言葉も書かれた。私の名前も大々的に張り出され、重版が決定し、至る所で賛否両論が巻き起こった。被害者の遺族は怒りを露わにし、会見で私と、彼に対しての呪詛をぶちまけた。
インタビュー、取材、関わってくる人間の全てを私は拒否して、来る日も来る日も、読者から届く手紙、メール、SNS上に散乱する、本の感想を読み漁り続けた。
そこに、私の望むものは何もなかった。
『あなたは犯罪者に対して同情を誘いたいんですか?』
私がいつ、どこに、彼を可哀想だと記したのだろう。
『犯罪者を擁護したいのですか?理解出来ません。彼は人を殺したんですよ。』
彼は許されるべきだとも、悪くない、とも私は書いていない。彼は素直に逮捕され、正式な処罰ではないが、命をもって罪へ対応した。これ以上、何をしろ、と言うのだろう。彼が跪き頭を地面に擦り付け、涙ながらに謝罪する所を見たかったのだろうか。
『とても面白かったです。狂人の世界が何となく理解出来ました。』
何をどう理解したら、この感想が浮かぶのだろう。そもそもこの人は、私の本を読んだのだろうか。
『作者はもしかしたら接していくうちに、高山を愛してしまったのではないか?贔屓目の文章は公平ではなく気持ちが悪い。』
『全てを人のせいにして自分が悪くないと喚く子供に殺された方が哀れでならない。』
『結局人殺しの自己正当化本。それに手を貸した筆者も同罪。裁かれろ。』
『ただただ不快。皆寂しかったり、一人になる瞬間はある。自分だけが苦しい、と言わんばかりの態度に腹が立つ。』
『いくら貰えるんだろうなぁ筆者。羨ましいぜ、人殺しのキチガイの本書いて金貰えるなんて。』
私は、とても愚かだったのだと気付かされた。
皆に理解させよう、などと宣って、彼を、私の言葉で形作ったこと。裏を返せば、その行為は、言葉を尽くせば理解される、と、人間に期待をしていたに他ならない。
私は、彼によって得たわずかな幸福よりも、その後に押し寄せてくる大きな悲しみ、不幸がどうしようもなく耐え難く、心底、己が哀れだった。
胸に穴が空いている、と言う幻覚を見続けた彼は、穴が塞がりそうになるたび、そしてまた無機質な空虚に戻るたび、こんな痛みを感じていたのだろうか。
私は毎日、感想を読み続けた。貰った手紙は、読んだものから燃やしていった。他者に理解される、ということが、どれほど難しいのかを、思い知った。言葉を紡ぐことが怖くなり、彼を理解した私ですら、疑わしく、かといって己と論争するほどの気力はなく、ただ、この世に私以外の、彼の理解者は現れず、唯一の彼の理解者はここにいても、もう彼の話に相槌を打つことは叶わず、陰鬱とする思考の暗闇の中を、堂々巡りしていた。
思考を持つ植物になりたい、と、ずっと思っていた。人間は考える葦である、という言葉が皮肉に聞こえるほど、私はただ、一人で、誰の脳にも引っ掛からず、狭間を生きていた。
孤独、などという言葉で表すのは烏滸がましいほど、私、彼が抱えるソレは哀しく、決して治らない不治の病のようなものだった。私は彼であり、彼は私だった。同じ境遇、というわけではない。赤の他人。彼には守るべき己の秩序があり、私にはそんな誇り高いものすらなく、能動的、怠惰に流されて生きていた。
彼は、目の前にいた人間の頭にバールを振り下ろす瞬間も、身体をミンチにする工程も、全て正気だった。ただ心の中に一つだけ、それをしなければ、生きているのが恐ろしい、今しなければずっと後悔し続ける、胸を掻きむしり大声を上げて暴れたくなるような焦燥感、漠然とした不安感、それらをごちゃ混ぜにした感情、抗えない欲求のようなものが湧き上がってきた、と話していた。上手く呼吸が出来なくなる感覚、と言われて、思わず己の胸を抑えた記憶が懐かしい。
出版から3ヶ月、私は感想を読むのをやめた。人間がもっと憎らしく、恐ろしく、嫌いになった。彼が褒めてくれた、利己的な幸せの話を追い求めよう。そう決めた。私の秩序は、小説を書き続けること。嗚呼と叫ぶ声を、流れた血を、光のない部屋を、全てを飲み込む黒を文字に乗せて、上手く呼吸すること。
出版社は、どこも私の名前を見た瞬間、原稿を送り返し、もしくは廃棄した。『君も人殺したんでしょ?なんだか噂で聞いたよ。』『よくうちで本出せると思ったね、君、自分がしたこと忘れたの?』『無理ですね。会社潰したくないので。』『女ならまだ赤裸々なセックスエッセイでも書かせてやれるけど、男じゃ使えないよ、いらない。』数多の断り文句は見事に各社で違うもので、私は感嘆すると共に、人間がまた嫌いになった。彼が乗せてくれたから、私の言葉が輝いていたのだと痛感した。きっとあの本は、ノンフィクション、ルポルタージュじゃなくても、きっと人の心に突き刺さったはずだと、そう思わずにはいられなかった。
以前に働いていた会社は、ルポの出版の直前に辞表を出した。私がいなくても、普段通り世界は回る。著者の実物を狂ったように探し回っていた人間も、見つからないと分かるや否や他の叩く対象を見つけ、そちらで楽しんでいるようだった。私の書いた彼の本は、悪趣味な三流ルポ、と呼ばれた。貯金は底を尽きた。手当たり次第応募して見つけた仕事で、小銭を稼いだ。家賃と、食事に使えばもう残りは硬貨しか残らない、そんな生活になった。元より、彼の本によって得た利益は、全て燃やしてしまっていた。それが、正しい末路だと思ったからだったが、何故と言われれば説明は出来ない。ただ燃えて、真っ赤になった札が灰白色に色褪せ、風に脆く崩れていく姿を見て、幸せそうだと、そう思った。
名前を伏せ、webサイトで小説を投稿し始めた。アクセス数も、いいね!も、どうでも良かった。私はただ秩序を保つために書き、顎を上げて、夜店の金魚のように、浅い水槽の中で居場所なく肩を縮めながら、ただ、遥か遠くにある空を眺めては、届くはずもない鰭を伸ばした。
ある日、web上のダイレクトメールに一件のメッセージが入った。非難か、批評か、スパムか。開いた画面には文字がつらつらと記されていた。
『貴方の本を、販売当時に読みました。明記はされていませんが、某殺人事件のルポを書かれていた方ですか?文体が、似ていたのでもし勘違いであれば、すみません。』
断言するように言い当てられたのは初めてだったが、画面をスクロールする指はもう今更震えない。
『最新作、読みました。とても...哀しい話でした。ゾンビ、なんてコミカルなテーマなのに、貴方はコメをトラにしてしまう才能があるんでしょうね。悲劇。ただ、二人が次の世界で、二人の望む幸せを得られることを祈りたくなる、そんな話でした。過去作も、全て読みました。目を覆いたくなるリアルな描写も、抽象的なのに五感のどこかに優しく触れるような比喩も、とても素敵です。これからも、書いてください。』
コメとトラ。私が太宰の「人間失格」を好きな事は当然知らないだろうに、不思議と親近感が湧いた。単純だ。と少し笑ってから、私はその奇特な人間に一言、返信した。
『私のルポルタージュを読んで、どう思われましたか。』
無名の人間、それも、ファンタジーやラブコメがランキング上位を占めるwebにおいて、埋もれに埋もれていた私を見つけた人。だからこそ聞きたかった。例えどんな答えが返ってきても構わなかった。もう、罵詈雑言には慣れていた。
数日後、通知音に誘われて開いたDMには、前回よりも短い感想が送られてきていた。
『人を殺めた事実を別にすれば、私は少しだけ、彼の気持ちを理解出来る気がしました。。彼の抱いていた底なしの虚無感が見せた胸の穴も、それを埋めようと無意識のうちに焦がれていたものがやっと現れた時の衝動。共感は微塵も出来ないが、全く理解が出来ない化け物でも狂人でもない、赤色を見て赤色だと思う一人の人間だと思いました。』
何度も読み返していると、もう1通、メッセージが来た。惜しみながらも画面をスクロールする。
『もう一度読み直して、感想を考えました。外野からどうこう言えるほど、彼を軽んじることが出来ませんでした。良い悪いは、彼の起こした行動に対してであれば悪で、それを彼は自死という形で償った。彼の思考について善悪を語れるのは、本人だけ。』
私は、画面の向こうに現れた人間に、頭を下げた。見えるはずもない。自己満足だ。そう知りながらも、下げずにはいられなかった。彼を、私を、理解してくれてありがとう。それが、私が愛読者と出会った瞬間だった。
愛読者は、どうやら私の作風をいたく気に入ったらしかった。あれやこれや、私の言葉で色んな世界を見てみたい、と強請った。その様子はどこか彼にも似ている気がして、私は愛読者の望むまま、数多の世界を創造した。いっそう創作は捗った。愛読者以外の人間は、ろくに寄り付かずたまに冷やかす輩が現れる程度で、私の言葉は、世間には刺さらない。
まるで神にでもなった気分だった。初めて小説を書いた時、私の指先一つで、人が自由に動き、話し、歩き、生きて、死ぬ。理想の愛を作り上げることも、到底現実世界では幸せになれない人を幸せにすることも、なんでも出来た。幸福のシロップが私の脳のタンパク質にじゅわじゅわと染みていって、甘ったるいスポンジになって、溢れ出すのは快楽物質。
そう、私は神になった。上から下界を見下ろし、手に持った無数の糸を引いて切って繋いでダンス。��歌まじりに踊るはワルツ。喜悲劇とも呼べるその一人芝居を、私はただ、演じた。
世の偉いベストセラー作家も、私の敬愛する文豪も、ポエムを垂れ流す病んだSNSの住人も、暗闇の中で自慰じみた創作をして死んでいく私も、きっと書く理由なんて、ただ楽しくて気持ちいいから。それに尽きるような気がする。
愛読者は私の思考をよく理解し、ただモラルのない行為にはノーを突きつけ、感想を欠かさずくれた。楽しかった。アクリルの向こうで私の話を聞いていた彼は、感想を口にすることはなかった。核心を突き、時に厳しい指摘をし、それでも全ての登場人物に対して寄り添い、「理解」してくれた。行動の理由を、言動の意味を、目線の行く先を、彼らの見る世界を。
一人で歩いていた暗い世界に、ぽつり、ぽつりと街灯が灯っていく、そんな感覚。じわりじわり暖かくなる肌触りのいい空気が私を包んで、私は初めて、人と共有することの幸せを味わった。不変を自分以外に見出し、脳内を共鳴させることの価値を知った。
幸せは麻薬だ、とかの人が説く。0の状態から1の幸せを得た人間は、気付いた頃にはその1を見失う。10の幸せがないと、幸せを感じなくなる。人間は1の幸せを持っていても、0の時よりも、不幸に感じる。幸福感という魔物に侵され支配されてしまった哀れな脳が見せる、もっと大きな、訪れるはずと信じて疑わない幻影の幸せ。
私はさしずめ、来るはずのプレゼントを玄関先でそわそわと待つ少女のように無垢で、そして、馬鹿だった。無知ゆえの、無垢の信頼ゆえの、馬鹿。救えない。
愛読者は姿を消した。ある日話を更新した私のDMは、いつまで経っても鳴らなかった。震える手で押した愛読者のアカウントは消えていた。私はその時初めて、愛読者の名前も顔も性別も、何もかもを知らないことに気が付いた。遅すぎた、否、知っていたところで何が出来たのだろう。私はただ、愛読者から感想という自己顕示欲を満たせる砂糖を注がれ続けて、その甘さに耽溺していた白痴の蟻だったのに。並ぶ言葉がざらざらと、砂時計の砂の如く崩れて床に散らばっていく幻覚が見えて、私は端末を放り投げ、野良猫を落ち着かせるように布団を被り、何がいけなかったのかをひとしきり考え、そして、やめた。
人間は、皆、勝手だ。何故か。皆、自分が大事だからだ。誰も守ってくれない己を守るため、生きるため、人は必死に崖を這い上がって、その途中で崖にしがみつく他者の手を足場にしていたとしても、気付く術はない。
愛読者は何も悪くない。これは、人間に期待し、信用という目に見えない清らかな物を崇拝し、焦がれ、浅はかにも己の手の中に得られると勘違いし小躍りした、道化師の喜劇だ。
愛読者は今日も、どこかで息をして、空を見上げているのだろうか。彼が亡くなった時と同じ感覚を抱いていた。彼が最後に見た澄んだ空。私が、諦観し絶望しながらも、明日も見るであろう狭い空。人生には不幸も幸せもなく、ただいっさいがすぎていく、そう言った27歳の太宰の言葉が、彼の年に近付いてからやっと分かるようになった。そう、人が生きる、ということに、最初から大して意味はない。今、人間がヒエラルキーの頂点に君臨し、80億弱もひしめき合って睨み合って生きていることにも、意味はない。ただ、そうあったから。
愛読者が消えた意味も、彼が自ら命を絶った理由も、考えるのをやめよう。と思った。呼吸代わりに、ある種の強迫観念に基づいて狂ったように綴っていた世界も、閉じたところで私は死なないし、私は死ぬ。最早私が今こうして生きているのも、植物状態で眠る私の見ている長い長い夢かもしれない。
私は思考を捨て、人でいることをやめた。
途端に、世界が輝きだした。全てが美しく見える。私が今ここにあることが、何よりも楽しく、笑いが止まらない。鉄線入りの窓ガラスが、かの大聖堂のステンドグラスよりも耽美に見える。
太宰先生、貴方はきっと思考を続けたから、あんな話を書いたのよ。私、今、そこかしこに檸檬を置いて回りたいほど愉快。
これがきっと、幸せ。って呼ぶのね。
愛読者は死んだ。もう戻らない。私の世界と共に死んだ、と思っていたが、元から生きても死んでもいなかった。否、生きていて、死んでいた。シュレディンガーの猫だ。
「嗚呼、私、やっぱり、
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rosaliaolenyeva · 3 years
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📛 033 「空手バカ一代」 #7。
テレビの中で 「空手バカ一代」 がはじまりました。今回は 「むなしい勝利 (第7話)」 というお話です。戦後初めての "第一回空手選手権大会" で 優勝しちゃった 無名のアスカケンは 決勝で倒した ナンバ五段を見舞いに行きます。試合中、熱烈な声援を送っていた若者ひとりを除いて 「あんな喧嘩野郎が日本一だなんて認めん!」 なんて言われていたりするアスカケンは ベッドの上で眠るナンバ五段を見て 「ナンバさんはよくおやすみのご様子」 と言って さっさとその場を去ろうとするのですけれど、あまりの陰口に 必殺の一撃を忘れた空手は 「虫もころせぬ空手に成り下がるぞ」 と呟きます。そんなところに現れた 学ラン姿の若者は 野獣の空手をもつアスカケンとか、ケンカ空手が野獣でビーストなんて言う先輩方に アスカケンの空手は本物だっ!と ビシっと言い放ちます。何を!っと 若者に 裏拳を浴びせてきた先輩に その裏拳は反則行為です。アスカケンは そんな反則攻撃はしませんでしたと パイセンらの発言や何もかもを全否定します。そんな若者を見て 「俺自身意識していなかった、冷静に観察していたこの若者は!」 と 震えるアスカケン。何をっ!のび太ではないけれど のび太のくせに生意気だ!と 若者に襲い掛かる三人のパイセン。そんなパイセンをバッタバッタと倒していく若者。「強い、ベラボーに強い」 とベラボーな若者に震えるアスカケンは パイセンをやっつけちゃったら 部活等でえらい目に遭うのではないかと心配するのですけれど 「空手部も町道場も必要ない、先生の空手さえあれば!」 と、アスカケンで無くても胸がキュンとするやうな一言を発した若者に 「はげしいな、君は」 と答えます。「気持ちはうれしい、だがわたしは弟子を持つ身分でもない」 と身分も住む家もお金もないアスカケンは 東京に帰ると若者に告げます。すると 「わたしも東京に行きます」 と予想外の台詞を発する若者に 「ん?」 っと、東京に行きますって言われても、と悩むアスカケンは 宿泊中の宿の前でアスカケンを待つ人々と遭遇します。「あのう、あなた方は?」 とアスカケン。どうやら 空手関係の方々なやうです。"我が流派へ!" っとスカウトされまくる先生。「あはははは、まあ とにかく立ち話もなんですから わたしの部屋へ」 とアスカケン。先生が決めた流派に 「僕も身を投じます」 と若者。そんな若者に 流派を決めたら君に伝えると 若者と別れ、空手関係者と話を始め 「わたくしごとき者にお誘いをありがとうございます」 とアスカケン。金銭・地位ではなく、実践的強さ、一撃必殺を追求する流派を求むアスカケン。瓦割りや組手と 「動く人間は別」 とアスカケン。「空手用の防具を身につけ、勝負をするやうな流派」 を求むとアスカケン。ざわざわする関係者。けれども 「気に入った!」 と言われて 「えっ!」 となったアスカケンは 検討させて下さいということで、関係者らは改めて明朝来るらしいと 外で ずっと待っていたっぽい若者に告げます。先生呼ばわりされて その気になるアスカケンは 「はははは さういうことだな、はははは にわか大名だ」 と少し調子に乗ります。「おやすみなさい」 と若者に挨拶をされても 「おやすみ!はははははは」 と笑いが止まらないアスカケン。「弟子を持つ身分か!あはははははは」 と、笑いの世界でも一番を目指すアスカケンは お風呂場でうたいながら背中を洗い流します。ご機嫌です。翌る日の朝。「遅いなあ」 とアスカケン。誰も来ません。宿に鳴り響く電話。「電話?」 とアスカケン。黒電話の受話器を握るアスカケンは 断りの電話に 「えっ!やはり実践的練習法は?」 と アスカケンが目指す空手と それぞれの流派の方向性の違いが 誰も来ない理由なのかと問うのですけれど、どうやらさうではないやうで 「空手会の実力者!いったい誰がそんなことを!」 と、空手選手権大会で解説をされていた カトウ七段が新聞で 無名の野獣アスカケンを全否定しているという記事が 無言の圧力を掛けているということを知ったアスカケンは「空手の実力者がああでは断りの電話があるのも当然だ」 と半ば諦めムードが漂います。そんなところに更なる電話が。「ええい!また断りの電話か!」 と やけっぱちなアスカケンの台詞とともに お知らせに入ります。お知らせが明けると 橋の上で佇むアスカケンの姿が。「実に一夜だけの夢か」 と少ししょんぼり気味なアスカケン。そんな中 「ええっ!先生が出て行ったって!」 と、宿泊していた宿からいなくなってしまった先生が 空手関係者が来ると思っていた為に宿の女中さんに頼んでいたお菓子の代金を払ってしまったお陰で 宿賃が払えなくなり、駆け込みの "車引き" で働いたお金で支払おうと宿を飛び出してしまったということを知り、先生を探しに町を彷徨きます。そんな若者の思いなどつゆ知らず、めちゃっ早な速さで車引きに勤しむアスカケンは 「いい修行になる」 と、人力車の世界でも何かを極めるつもりのやうです。と、お客さんを乗せて ひた走るアスカケンは 三十三間堂から龍安寺、清水寺を回ります。清水寺の隅で うちわを扇いで休憩するアスカケン。加速装置を使う石ノ森章太郎さんの作品のキャラクター並の速さで 京都の街を駆け回っているのですけれど、突然に 道の途中で止めてくれと言われストップしたアスカケンは、無賃乗車をしさうな雰囲気のお客さんに 「あ、あ、あのう... 」 と躊躇いがちに止めるのですけれど、信じないのであればついてくればいいじゃないかと機嫌を損ねられ 「お待ちしましょう、どうぞ」 と お客を行かせます。「うーん」 と京都中半日かけて回ったアスカケンは 「何をしているんだ!もう20分は過ぎてるんだぞ!」 と叫ぶのですけれど、時既に遅しって感じで 「ふふふふ、どうやら 逃げられたやうだな」 と笑い出したアスカケンは 「また裏切られたよ、地蔵さん」 と、側にいたお地蔵さまに話しかけます。と、ふと目に映った 手毬を打つ赤い着物の少女にアスカケンは 「リー拳士!」 と叫びながら 回想の世界に ホワホワワンと旅立ちます。中国のどこか、少年時代のアスカケンは 姉のところに預けられたとかどうとかで 中国人のリーさんから様々なことを教えて貰います。ちなみに 若き日のアスカケンの声は 野沢雅子さんです。ハイジャンプで大木を蹴り、太く大きな枝を折るリーさんは 足を手のやうに動かす訓練によって このやうに大きな枝を蹴りで折ることができると アスカケン少年に教えます。突然の実写映像も 足を手のやうに動かしています。回想から舞い戻り 「裏切り 裏切り、裏切られることの連続、それが俺の青春か!」 と 雨の中で涙するアスカケンは 「は?さっきの、さっきの乗り逃げ!」 と、乗り逃げしたお客さんとバッタリ出会します。慌て慄き 「堪忍してくれ!」 と 地面にひれ伏すお客さんの姿を見て 「ハッ!リーさん!」 と 混乱するアスカケンは 再び 回想の世界に旅立ちます。とある定食屋のやうな店内で この辺で有名な乱暴者に土下座して謝るリーさんは 難癖をつけて かかって来た乱暴者の拳を受け止め、���に一撃を喰らわせて 乱暴者を倒します。「力は本当に危なくなった時に出せばいい」 とアスカケン少年に諭す リー拳士。現実に戻り、うちに帰ってもお金のないお客さんに 「いいんだよ、旦那!」 と かれの過ちを許すアスカケン。とどのつまり、売り上げゼロで 雨の夜道をひた走るアスカケンは 「リーさん、あなたの言う通りだ」 と、裏切りという感傷に浸っていた己を呪いながら 雨の京都の町をひた走ります。そんな爆走先生を見かけた 学ラン姿の若者。彼は アリアケ (・ショウゴ) 少年という名前のやうで、車引きの世界でも優勝してしまうかもしれない、そんな 先生の情熱の姿に見惚れます。
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