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#知られざる文具アートの世界
nissyart · 1 year
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#京都高島屋7階グランドホール #知られざる文具アートの世界 本日で終了。 お越し頂いた皆様、ありがとうございました。 今回が京都で初ハート展示でした。 次は #日本橋高島屋  4月26日から5月8日まで 東京にハートが戻ってきます。 #heart #ハート #maskingtape #maste #maskingtapeart #art #マステ #マステアート #マスキングテープアート #koichinishimura #株式会社マークス #カモ井加工紙 @kyoto_takashimaya (京都高島屋) https://www.instagram.com/p/CqROAbHyIRf/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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patsatshit · 7 months
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今年の8月末日、短編小説と音源がセットになった『JAGUAR』というZINEを制作した。200冊限定ナンバリング入りで、現時点(10/13)での在庫が30冊程度となった。ところが4月にリリースした『ほんまのきもち』と違って、本作についての感想がほとんど聞こえてこない。もちろん直接口頭、あるいはソーシャルメディアのダイレクトメッセージで読後感を伝えて下さった方々は沢山いる。しかし書評と呼べるものは実はいまのところ皆無に等しい。批評することを躊躇わせる斥力のようなものが作品に内包されていたのかもしれないと密かに勘繰ってみたりした。虚しかった。そこで、である。敢えてこの場を借りて、稀有で貴重な『JAGUAR』評を紹介しようと思い立つ。当ブログへの転載を快諾してくれた評者の方々にはとても感謝している。ほんまにありがとう。早速おふたりの素晴らしいレビューを読んで頂きたいのだが、いましばらく当方の四方山話にお付き合い下さい。
まず最初に『JAGUAR』という物語がかれこれ10年以上も前に執筆していたものであるということを前提に、すでに読んで下さった方々には当時の僕の意識混濁っぷりが窺い知れる内容になっていると思う。ビルメンテナンス会社の営業職に就いて忙殺される日々、精神と肉体が泥のように疲弊していくなかで書き上げた小説。大袈裟でなく、このままでは生きるという行為を自ら手放してしまうのではないかという危うい精神状態だったが、幸運にも当時に知ることができた偉大な哲学者、思想家、精神科医たちの言葉に背中を押され、結果的に今日まで生きのびた。以下に引用した名著の言葉たちが『JAGUAR』と僕を根底から支え、励まし、作品を世に放つ機会を与えてくれた訳だ。特に大気を裂く稲妻のように強烈な『千のプラトー』は、書かれている内容がわかるわからないというスノッブな価値観を遥かに超越した位置から自分を叱咤激励してくれた。こんなにぶっ飛んだ内容の読み物は他にないし、未読の方は絶対、ぜぇぇったいに読んでほしい。
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小説は、自分の名も、自分が探しているものも、していることも、すべて忘れ、記憶喪失、運動失調症、緊張症となった登場人物、なすすべを知らない登場人物の冒険によって定義されてきた。(中略)。宮廷愛小説の騎士のすることといえば、自分の名前、自分がしていること、人が自分に言ったことを忘れることであり、どこに行くのか、誰に話しているのかも知らずに、たえず絶対的脱領土化の線を引き、またたえず道を失って立ち止まりブラック・ホールに転落することである。『千のプラトー』ドゥルーズ+ガタリ著
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各人は、他者の世界の中での一客体であるばかりではなく、自分の世界の中で自分の体験や構成や行為がそこから生じるところの、時空間における一つの場所でもある。人は自分自身の視点をもった自分自身の中心である。そしてわれわれが見つけたいと思っているのは、まさに、他人と共有する状況において各人がもつところのパースペクティヴである。『狂気と家族』R.D.レイン/A.エスターソン著
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私にはひとつ、ことばを≪見る≫という病気がある。ある風変わりな欲動があり、それは、願望がまちがった対象に向かうという点で倒錯的な欲動なのだが、そのせいで、本来なら���に聴くべきものが、私には一種の≪ヴィジョン≫として現れるのだ。(中略)。言語活動に関して、私は自分が幻視者で、また、のぞき見の倒錯者であるような気がしている。『彼自身によるロラン・バルト』ロラン・バルト著
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そして小説版『JAGUAR』と一蓮托生の身である特級呪物、音源版『JAGUAR』については、僕が最も敬愛する女性DJにその制作を依頼した。マルコムXの演説を逆再生させたところから始まるMIXは、いくつかの世界線が交錯と混濁を繰り返し、正気と狂気の狭間を湿気をたっぷり含んだ低空飛行でかいくぐり、やがてひとつの景観ヘと辿り着くまでの過程をコラージュを交えた手法でドキュメントした、とんでもない内容に仕上がっている。揺るぎないベースライン、不意に降り注ぐ天啓となる言葉の数々、妖艶極まりない夜の気配、そして匂い。ぜひとも爆音で体験してほしい。以上のことをふまえて、OBATA LEO、moanyusky両名による書評をご覧下さい。
「JAGUAR」評① :評者OBATA LEO(ROLLER SKATE PARK作者)
土井政司の新作「JAGUAR」を読んだ。内容の理解云々以前にまず、地を這いずるような具体性の塊、描写に喰らった。自分が普段労せずざっくり物事を把握するための便利な道具として使っている言葉という同じものを使って、この作品はレンズのように細密にものを描き出す。ひとがきちんと見ずに済ませているような部分にまで光を当てる。そんな驚きもありつつ、やはり気になる。「JAGUAR」とは何なのか?
-「彼女は常に超越的な地位にあり、私たちとは隔たれた外部に位置している。そうであるにもかかわらず内部であるここにも存在しているのだからタチが悪い。絶えず外にいて内にあるもの、それがJAGUARだ。」最も端的にJAGUARについて書かれたこの部分を読んで、体内・体外の関係を想起した。普段「体内」と何気なく口にしているが、胃袋のように体には空洞がある。皮膚や粘膜などの体表に覆われて血液が流れている内部を体と呼ぶのだとしたら、その空洞は体に囲まれた「体外」ともいえて、私たちは体内に体外を抱えているという言い方もできるというわけで。それで繋がるのは、口腔内の歯の溝に落ちたタブレットを舌で触る場面である。「体内」でありながら自分では視認することのできない、舌で探るしかないその空間は確かに「体外」であるし、JAGUARもまた、己にとって内なるものでありながら断絶した他者でもあるような何かとして捉えられるのかもしれない。そんな線で読んでいくと、-「だが実際に私の目の前で何者かの手によって鍵の施錠は実行され、おまけに用心深くレバーハンドルを何度か動かしてしっかりと鍵がかかっていることを確認した。」という作品の終盤に出てくるこの部分で、文法的なエラーに感じる違和感は、そのまま私とJAGUARとの関係の違和感そのもののように思えてくる。得体の知れない何かに鍵をかけて、何食わぬ顔で電車に乗って仕事場へ行くなかでの体の軋み、のような何か。体といっても、いわゆる「(近代的な)身体」というキーワードで片付けるにはあまりに繊細な、大いにパーソナルな部分を含む体の感覚が、この作品にはあると思う。
出かけた「私」は、電車のなかで女性が着ている服のボーター柄の反転を目にするが、ここまで読み進めてくると、気持ちの良い幻惑に襲われはじめる。異常にディティールが詳しいのでそうと気づいていなかったが、やはりこのフィクションの中で起こる出来事たちは、出来事の形をとった何か夢やイメージのようなものだったのではないか。そして冒頭のリフレインまで突き当たると、この作品は初めから何についての話だったのだろうかと、今までひとつひとつ理解しながら読んできたはずの物語が全く違う相貌を携えているように見えてくる。そんなぐにゃんとした気持ちになるのは、良い小説を読む醍醐味のひとつだ。
「JAGUAR」評②:評者 moanyusky(音楽レーベルprivacy主催)
当たり前の様に無造作にある事で、それを見るか見ないか、それだけのことだと思います。土井政司の最新作「JAGUAR」を読みました。ここではJAGUARとなっていますが、人によってそれの名称は変わると思っています。よくわからぬ相手との対話や闘いがあるかどうかというところが、この作品の感じ方が分かれるところだと思っていて、私はどちらかといえば、その相手に困らされた事があったので、この作品を読んで、え!土井さんもやったんやとびっくりしました笑。ここは勘違いして欲しく無いところなのですが、人それぞれという言葉があるようにそれは一緒ではないのですが、構造はかなり近いと言ったような事でした説明がつかないわけですね。私は人の「想像」は人を殺しにかかるような死神として、隙があれば、それは現れるわけです。世の中ではアートであったり、想像力は良いように言われていますが、全くもってそれは何かが隠されているわけで、私は良かった試しが無いわけです。出来れば普通のルートで現代社会を楽しみたかったです。でも多分知っていくという事はそういう事なのかもしれない。想像力に悩まされてきた身としては、この作品は、別の場所で、それと闘って、きっちり答えが出ているというところ、しかも、10数年前の作品という事で、私は土井さんに出会って、色々な対話を交わして、初めて彼の濃厚な苦悩との生活に出会う事となったわけです。各人の時間軸が理解の範疇を超えて、重なり合って手を取ったのだと思っています。その時に置いてきぼりになってしまう、その真ん中で産まれゆく、刻まれた何かがずっとどこかで成長していたら、人は正気を保てるだろうかと思ってしまいます。誰かが入ったであろう、部屋のノブをあなたは回せるかどうか。私はそれには名前をつけなかったが、もう二度と会いたくないですし、いつまた来るのだろうと、恐れを感じます。彼は人が地面を無くした時に現れるように思います。浮遊した瞬間、命をもぎ取ろうとする。
でもそれはオカルト的なアレとか、スピリチュアル的なアレなんてものではないのですね。確実に自分、自分を構成する設計図の謎のようにも思え、それが薄らぐために生活をやり、音楽をやり、愛し合い、話し合い、何かを育てるのだと思います。現実社会で経験した摩擦は地面をはっきりさせ、そいつのいる世界から距離が出て、薄めてくれるように思うわけです。だからこそ。JAGUARの言葉を借りれば「痛みと不安から自分自身を取り返し、その自分に立ち止まるために語りを紡ぎ出す」。が救いの言葉となっているように思います。2部構成で出来上がる、この作品のバランス感覚は、人と創作の関係性をSFとして描いているように感じます。同じ場所にて語る事は嫌がられるかもしれませんが、私が映画を観に行った時に続々と子供たちが外へ出て行った宮崎駿の最新作「君たちはどう生きるか」を出したタイミングと、土井政司がこれはいけると思ったタイミングで出されたJAGUAR。それは何もかもを抜きにして考えると、世の中の人たちに対して彼らは同じことを思っているのだと思います。今それを出さなければならなかった。その「灯り」の意味を考えなければならないのです。
〆はもちろんこの曲で!
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machromatic · 1 year
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大阪中之島美術館への鑑賞の自由(表現の自由)に対する制限への抗議文
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2022年11月25日に大阪中之島美術館と国立国際美術館の共同企画
「すべて未知の世界へ ー GUTAI 分化と統合」
上記の展覧会へ行ってきました。
具体、特に僕は嶋本昭三さんのアート活動や書籍に、
自分自身を救われたので、
今日、展覧会へ行ってきたのですが、
完全に私自身は現在の「美術館」というものに、
「絶望」と「諦め」を確定しました。
嶋本さんの存在やその考え方に出会ったのは、
私がアート活動を始めてすぐの、
もう20年以上前のことです。
私の中では非常に重要な存在です。
だからこそ、
「具体」が本当の意味で大切にしていたものを、
私自身も大切にして現在に至っています。
さらに国立国際美術館は、
私にとって様々な高次元の展覧会を観せてくれていました。
しかし、国立国際美術館の館長が変わってからの展覧会の、
劣化が著しく非常に残念な気持ちがあります。
今回は、
国立国際美術館の劣化の確定という意味も込めて、
また嶋本さんへの思いもあって観に行くことにしました。
国立国際美術館と、中之島美術館の共催ということで、
最初は、
国立国際美術館へ行ったのですが、
現在の状況は国立国際美術館でも異例の状態のように感じます。
まず、普段は企画展と常設展が並列して行われていますが、
僕が行った国立国際美術館の展覧会では初めて、
企画展のみであり、
またその企画展は中之島美術館との共催、
さらに言えば、
そこに展示されている具体の作家の作品は、
芦屋市立美術博物館と兵庫県立美術館の所蔵作品がほとんど、
国立国際美術館で開催する意味あるの?
と疑問を抱かざるおえず、
さらに、新たな評価軸を作るようなステートメントに対して、
新たに設定された視点や評価軸も無く、
ただ単に借りてきた作品を並べているだけの、
陳腐な展覧会です。
この人たちは逆に「具体」の評価を下げたいのか、
そのようなことさえ感じてしまいます。
次に最悪だったのは中之島美術館、
展示を見ながらパートナーと対話しながら鑑賞する。
それが私の鑑賞を最大化する方法で、
お互いの作品に対する認識の差異や、
認知するものの違いを確認し、
コミュニケーションをしながら、
作品の多面的存在や多様な在り方に気づく、
これは芸術鑑賞としては、
とても効果を大きくし、
さらに理解を深める方法です。
しかし、私は20年以上にわたり、
全国の様々な美術館や博物館に行き、
人並み以上に様々な展覧会を観てきた人間であり、
二人などで行くときは必ず対話型の鑑賞をします。
「中之島美術館で起こった事件」
監視員から会話を辞めてくれという指示。
その上で、
私は作品について会話しているのだから、
これは鑑賞行為の妨害であり、
もし会話に関してのルールがあるのなら、
教えて欲しいと申したのです。
小さな声で会話しろと���令するなら、
何デシベル以下としてルールがあるのか、
その指示はあなたの感じ方に依存しているのではないか。
さらに言えば鑑賞行為に対してルール無き強制があるのなら、
それは「表現の自由」の制限と考えることができる。
その場で監視員と監視員の責任者と口論になったが、
結果ルールもなしに要求してくることに、
私は我慢ができず。
私自身が会場から出て中之島美術館に電話して、
上席の男性と話をすることにした。
結果的に、
会話に対する明示できるルールは無い。
私の言っている事や鑑賞方法は理解できる。
マジョリティは黙って鑑賞する。
マジョリティからクレームが多い。
美術館はマジョリティに合わせる。
しかし改善は必要である。
以上のような回答を得ることができた。
美術館や博物館では黙って鑑賞するとか、
会話はしてはいけないとか、
まったく合理的でない思考である。
美術やアートとは、
エンターテイメントでは無く、
美術やアートは、
時にその多様さや価値観の違いによって、
他者を傷つけ、時に他者を殺す。
それは肉体的ではなく、
人間そのものの存在をである。
つまり、
美術館や博物館という場は、
「能動的自由」が担保されるという場であり、
それが、
構成主義教育をベースに発展してきた、
「美術館」という「自由」な「場」である。
私はその「美術館」に救われたからこそ、
誰よりも「美術館」を愛してきた。
しかし、
私が救われた「具体美術」と「嶋本昭三」の展覧会、
またその展覧会が開かれる「中之島美術館」という美術館。
そこで学んできた、
アートや美術、美術館や博物館での「自由」や「能動性」、
構成主義教育は「完全に否定」され「排除」されたのである。
もう日本は終わったのかもしれない。
あらゆるものが「劣化」している。
また「数の原理」に美術館も侵されている。
マジョリティに全体主義。
全体意思を優先し、一般意志を持つものが排除される。
そろそ���海外へ逃亡しなければならない。
以上、
これをもって中之島美術館への抗議文とする。
愛する「美術館」よサヨウナラ。
最後に実際にあった話として中之島美術館の、
男性の方が言われていたのですが、
泣いている赤ちゃんがうるさいと言って、
展覧会から排除されたのを聞いて、
最終的にこれはもうダメだと確信しました。
美学者母
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nemosynth · 1 year
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Season 2, episode 3 - ensoniq
「エンソニックは、良きライバルとして共に大きくなる会社や。」  〜伝・梯郁太郎氏
♬     ♬     ♬
「幻のジャイアント・インパクト」
1980 年代初頭アメリカ合衆国。当時世界で最も進んでいた黎明期のパソコン業界。
そこにSound Interface Device、略してSID(シド)なる音源チップが誕生。そのSIDは最初パソコン用音源ICとして開発。なるも、ちょっと歪んだその音が凶悪な個性を帯びているという評判から、やがて後世にてチップチューンの名ICとしてレトロフューチャー的に再発見。2000 年前後にはスウェーデンはelektron社きってのイカれた卓上シンセSID Stationの音源コアとなり、その希少な在庫が枯渇して入手不可能となった後はその音をモデリングしたエミュすら登場、今や伝説のチップとして名を轟かせる。
そこまでして時空を超えてひっぱる人気の名石SID。デビュー当時「ぴー」とか「ぶー」とかしか言わんブザーみたいなPC用の音源回路ばかりの中、すでにSIDは1台のシンセサイザーをまるっと内蔵、すなわち:
・3基のデジタルオシレーター:鋸歯状波、矩形波、三角波、擬似乱数ノイズ、この3基のオシレーターを円環状にカスケードさせたハードシンクすら可能 ・1基のステートバリアブルVCF ・3基のアンプ ・3基のEG ・3基のリングモジュレーター:3基のオシレーターを円環状にカスケードさせたリング変調も可能
...をすべて内包して3音ポリを実現。リングモジュレーター3基とかハードシンク3系統とかどっちも円環状に変調できるとか何気に凄いですね。さしずめ「リング状リング変調」「リング・リングモジュレーション」「リンリンモジュ♬」てとこでしょうかね。SID Stationではウェーヴシーケンスすらできたよね!すぐバグってメモリーがぱぁぷりんに吹っ飛んだけどね!
それもそのはず、SIDを設計した開発エンジニア・チームはパソコン業界を超えて、ゆくゆくはプロ仕様シンセサイザーに採用されることすら夢見てこれを作った。彼らに言わせれば当時のパソコン向け音源ICなんて、音楽のことなどまるで分かってないやつらがでっちあげた代物。そこにミュージシャンマインドでもって音楽的新風を巻き起こさんと取り組んだ意欲作 SID。唯一彼らが心残りなのは、イラチなクライアントのせいで開発期間が短すぎて音質を充分によくできなかったこと。
いや、もうひとつ。さらにもうちょっとだけ時間があれば3音ポリどころか空前絶後の32音ポリにすらできたこと。ただでさえ当時ありえない32音ポリしかも前代未聞3オシでリンリンモジュ。 聴こえますか、このぎゅるぎゅる言うエンドレスなリンリンモジュの音が。まさにタキオン粒子加速器、エネルギー充填120%!反物質砲ファイア!!!
いやぁ、もし当時そんな怪物チップが出来上がっていたら6音ポリしかなかったJUNOはおろかPolysixやJX-3Pはひとたまりもなく吹っ飛び、最大でも8音ポリだったJupiterやTRIDENTはもちろん名機prophetもOBもSynthexも大打撃、挙句DX7をもってしても16音ポリとあっては戦略やり直しとなったのであろうか。
大陸を一撃で殲滅しえた恐るべきオーパーツの如き破局、そのコアたりえた一個の種、秘石SID。
このICを誕生せしめた若きエンジニア・チームは、彼らの偉業にちゃんちゃら無理解なパソコン業界に嫌気がさして見切りをつけ、いっそ電子楽器メーカーにならんと進路変更。 その社名を新規に考えるべく、まずは出発点として「音に関するもの」を意味するsonic(ソニック)、おふらんせ〜ふうに洒落てみるべく最後1文字「c」を「q」に変更してsoniq、さらに「包み込む」というような意味の接頭語 in- をくっつけて insoniq としたいところを敢えてそうせず、その接頭語 in- を古語 en- へとひねることで洒落てみて ensoniq。英語で「エンソニック」と発音するときは「ソ」にアクセント。なんならついでに「エンソニック」と「インサニック」の中間みたいな発音で。その名のとおり理想の音でくるむように、包み込むようなイメージでどうぞ。
やがて目からウロコの次世代シンセメーカーとしてめきめきと頭角を現すばかりか、海外シンセメーカーたちが安価で高性能なメイド・イン・ジャパン・シンセたちとの競争に敗北し軒並みばたばたと倒産する中、唯一、並みいる日本企業たちを相手にその好敵手として大立ち回り、デジタル・エイジにて大活躍、創造性の国アメリカならではのとらわれない発想と国産機の痛いところを突いた名機の数々でもって全地球のシンセヲタどもをぐぬぬと唸らせることになるこの会社。 これまでこの連載で紹介した電子楽器メーカーはすべて 70 年代前半までに設立され、ヴィンテアナログシンセ時代から続いてきた古参企業ばかり。YAMAHA や KAWAI に至っては戦前から存在する老舗。だが、ここについに新しい生粋のデジタル世代が登場。黄金の80sにふさわしくちゃきちゃきのとんがったデジタル野郎たちが大暴れするそんな彼らが旗揚げしたのは、時に1983年、MIDIが公式に誕生しDX7が電子楽器の金字塔として堰を切ったように怒涛の快進撃で世界へあふれだしていたころであった。
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「ファーストインパクト:Mirage」
ensoniq社が最初に出したのは実はパーカッションパッドであったが、ほとんど無名。いい音がするらしい。そして創業2年後の1985年、急速に成熟しつつある電子楽器マーケットにおいて全くの無名だった彼らはMirage(ミラージュ)という名の価格破壊サンプリングキーボードをだしぬけに投入。 お歴々はご存じであろう、当時サンプラーといえば最高1億円したシンクラヴィアか、1,200 万円もしたフェアライトCMI、はたまたイーミュレーターやカーツウェルK250 といった300万円はくだらない電子楽器のロールスロイスみたいなやつばかり。そんなところへやにわに1,599米ドルというアゴ外れんばかりにありえない破格でガチ道場破りしてきたのがMirageであった。
SIDチップをベースに自社開発した音源IC「DOC(ドック: Digital Oscillator Chip)」、コードネーム「Q-Chip」。これはSIDで開発期間が短すぎて具現化できず無念の涙を飲んだ32ボイス仕様を実現した夢のチップ。だがすでにDX7が出てきた今、Mirageではこれをあえて戦略的に8ボイスに制限し、その代わり1ボイスあたり2オシレーター最大4波形を重ねてトリガーできる仕様とした。8ボイス✕4波形で32音、うまいっ! しかも強力な自社開発デジタルオシレーターチップに加えてカーティス社のVCFでもってデジアナハイブリッドな音の加工も可能という、自力でIC設計できるensoniq面目躍如。
その一方で7セグ2桁LEDが唯一の表示、しかもテンキーだけでパラメーターを打ち込むという、しかもそれは16進数という、無慈悲なカスタマーエクスペリエンス。そもそもあまりの音質のひどさにMirageはサンプラーではなく原音をとどめないシンセであるとまでジョークにされて叩かれるも、そんな噂どこ吹く風。フェアライトが登場して6年、みんなアート・オヴ・ノイズの真似したくてしたくて「んもぉぅ辛抱たまらん」うずうずしてたところへ欧米ではDX7よりも安いサンプラーが放り込まれたのだから猛獣の檻に生肉を放り込むようなもの。
しかもシンセまるっと入った音源チップを自社開発できることがensoniqのコア・コンピタンスだったわけだが、彼らの強みはそれだけではない。 記憶メディアだって業界初の3.5インチ・フロッピーディスク。当時、他のサンプラーが採用していたストレージはほんとうに「フロッピィ」だったぺらっぺらの5インチ。耐久性ヤワすぎて折れ曲がる上に薄いプラが劣化するやつ。なので硬質な樹脂カートリッジに守られていた3.5インチはハンドリングも楽でガシガシとスタジオでもライヴでも現場でミュージシャンがタフに使える頼もしい相棒。一層お安い価格破壊MIDI音源モジュール版までちゃんと用意。上級者にはオプションでMASOS(メイゾス:Mirage Advanced Sampler Operation System)という黎明期のエディターソフトすら完備する全方位っぷり。PC業界からスピンナウトしただけあって、なおかつミュージシャン・マインドなだけあって「分かってらっしゃる!」
一方、Mirageには妙なところもあった。ビット深度が8bitだったのは時代だとしても、量子化の目が粗すぎてループ時に波形ゼロクロス・ポイント同士が出会わないことがあり、そのときはサンプルをディチューンさせることで波長を無理くり変えてゼロクロス・ポイント同士をつなげてループさせたのだという!!! 野蛮!!!
Mirageの雄叫びを純正ライブラリーサウンドで聴いていただきたい:
Ensoniq Mirage Sound Demo
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いいねぇ、粗さがインダストリアル♬ っていうか粗いくせに不思議にリアルというか、音楽的ですらある、圧倒的じゃないか...!
これですよこれ! 音楽的であればそれでいい。だってみんなこれがしたかったんでしょ? それにPC業界出身だからチップ設計はもちろん、ストレージメディア選択とかも時流を読んでばっちし的確。 デジタルに熟知した彼らはサンプラー市場にぽっかり空いたブルーオーシャンな窓を目ざとく見つけ、そこにピンポイントでMirageをぶちこんだのであった。そこまで狙い済ませたモデルが人気炸裂しないはずがない。それまでやれ音のクォリティだトータルな楽曲制作環境だとくそまじめに気にしていたやつらを尻目にMirageはパンクなまでに軽快なスペックでもってバカ売れ。こ���痛快さは、だがむしろ歴史の必然ですらあった。まさしく製造業界のパンク野郎ensoniqは、だがミュージシャンにとって大切なものが何かをよく分かっており、しかもそれをパソコンという外様の発想で具現化するヒーロー、旧弊であり様式美であった楽器業界を打破する新進気鋭の疾風怒濤であった。かっこいい!
同じ1985年、AKAI初代サンプラーしかもすでに12bitのS612やSequential Prophet-2000といったサンプラーが続出、CASIOからは庶民の味方SK-1 Sampletoneを見た。翌1986年には業界標準機となるAKAI S900、KORG DSS-1、Roland S-50/S-10などと個性派サンプラーが続々登場、世界はアナログとFMとサンプラーというサウンドが支配。それはまだPCMシンセが台頭する前のことであり、よってKORGもRolandもシンセメーカーでありながらフラッグシップはサンプラーというちょっとだけ不思議な時代でもあった。
え? 当時PCMシンセってまだだっけか? 当時のPCMシンセって400万円したKurzweil K250だけ?
じつはMirageローンチの翌年、PCMワークステーションシンセの草分けensoniq ESQ-1リリース。Roland D-50の前年、KORG M1に先立つこと2年、ensoniqはすでに次の一手を打っていた。
♬     ♬     ♬
「セカンドインパクト:ESQ-1」
ESQ-1は実はMirageのアーキテクチャーを概ね引き継いでいる。同じ音源チップをあえて8音ポリに制限するところまで同じ。ただそれを3オシレーターとして見せており、
・3基のPCMオシレーター ・1基のVCF ・1基のVCA ・ハードシンクならびにリングモジュレーション可能
って、ちょっとSIDみたいな先祖返り的な構成。
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とはいえ32の音源波形はPCMではあったがサンプルまるごとではなく1波のみ切り出してループさせたもの。それでも流石ミュージシャン・マインドを持った彼らだけのことあり、サンプル1波ループとはいえ切り出し方が天才的にうまくてリアルに聴こえ、それをフィルターやEGで加工すれば表情ゆたかなPCMシンセサウンドになった。すなわちKORG DW-8000やKAWAI K3にも近いがサイン波倍音加算合成でもなく一応はPCMだったのであり、音のリアルさや音色バリエーションの豊富さにおいてもこれらを凌駕するものであった。なによりも音が音楽的。これまたスペックや数値ばっか気にする当時の真面目人間からは出てこない「使えるサウンド」であった。
加えて最大2万4千ノートの8トラックシーケンサーも搭載。これは2年後のKORG M1が最大でも7千ノートでベースライン2〜3曲分でしかなかったことを思えばその3倍以上、楽曲制作に充分であった。電源をオフってもバックアップ・バッテリーでシーケンスデータは保持。8ボイス8パートマルチティンバー音源はそのまま8トラックに対応し、じつはKORG M1よりも前に史上初の本格的こんにち的ワークステーションシンセとしてデビューしていたのであった。この質実剛健なつくりを見るといかにM1がマーケティングの勝利だったかって分かるよね。
パソコン業界ゆずりは音源やシーケンサーだけではない。初めてファンクションキーを導入した操作性も流石PC。アバウトだがLCDよりも視野角が広いFL管を採用、今ならそのエモい表示がレトロフューチャー・コンピューター感。そしてensoniqはファンクションキーのことを「ソフト・キー」と呼び、画面によって機能が変わるから、すなわちソフトウェアに依存して規定されるからだと説明。このクールなネーミングセンスもPCならでは。なのだが、どういうわけかその説明が欠落したまま日本に伝わり「押した感じが柔らかい」と紹介されてしまう。 この操作性を活用し、1画面内に10音色を一気にならべて表示、ファンクションキーでよりどりみどり思いつきで音色選択できるすぐれた操作性もお初。40年くらいたってからKORG KRONOSにてSetlistという名前でふたたび採用。
そしてトドメのプライス1,395米ドル。日本価格はDX7や後のD-50、M1を上回る29万8千円であり事実上無名であったが、海外ではぐっと親しみやすい価格設定。おかげで5万台も売れたらしく、特に北米ではESQ-1と一緒にATARI STやCommodore AMIGA など黎明期のパソコンが綺羅星の如くならび、ESQ-1は海外コンピューターミュージック用キーボードとしても市民権を得た。そして日本のミュージ郎よりも先にゆくその普及率に、じつはその航跡を追うかの如くもうひとつの知られざるビジネスが勃興していたのであった。サードパーティ音色ライブラリーである。
ESQ-1が売れるところ、雨後のたけのこの如くあまたの音色ライブラリーメーカーが登場。中には不幸にして自宅を失って友人の土地に長さ6mのトレーラーハウスを停めて暮らし、膝の上にESQ-1のっけてそのローンに苦しみながら夜な夜な午前3時まで一心不乱に音創りするあぶね〜野郎まで登場。その彼が作ったESQ-1音色カートリッジは半透明のエポキシ樹脂にくるまれて生産され、それゆえにVoice Crystalシリーズと名付けられた。そう、Eye & I社Voice Crystalシリーズ。のちに大ヒットし、特にRoland D-50用のライプラリーはK社エンドースを受けていたキースさんまでを虜にしてクリスマス・アルバムまるまる一枚を制作せしめロゴをバミって隠したD-50とともににやけて雑誌宣伝広告写真にまで映ってしまったあのシリーズである。
同じ1986年、Apple社から初期のパソコンApple II GSが発売。GS とは Graphic and Soundの略であり当時盛んに言われていたマルチメディアへの対応を謳ったモデル。そしてここにも搭載されたのがまさにensoniqのDOC音源チップであった。Apple II GSは、これをそのまんま32ボイスのシンセ音源チップとしてフル活用、さらに15ボイスに達するステレオ波形再生も実現、Macintoshが登場するまで古典的時代の牽引役として輝ける看板機種となった。
一方、本業においてシンセとサンプラー、すなわちESQ-1とMirageというペアでもって時代を先取りしたensoniq。だが北米では絶好調でも日本では販売価格がむやみに高かったせいかあんまし認知されていない。そうこうしているうちにDX、CZ、FZ、S900、D-50、そして最後の大物KORG M1が「ワークステーションシンセ」というキャッチーなタームを繰り出してESQ-1のお株をさらってしまった。 そんなデジタル群雄割拠の中、ensoniqは音源チップDOCを進化させた DOC IIを開発。これをコアとしてESQ-1の後継機種SQ-80 と、Mirageの後継機種EPSことEnsoniq Performance Sanplerとを開発。中でもEPSはのちの電子楽器業界を大きく変えるコンセプトをはらんだ胎動となったのである。
♬     ♬     ♬
「サードインパクト:EPS, SQ-80」
EPSは、パンキッシュだったMirageから一転、ただまじめに音が良いサンプラーになっただけではない。
確かにシンセと違ってサンプラーには写実主義という出自があった。勝手気ままに理想の音を追究してもゆるされる自由奔放天真爛漫なシンセとは違い、当時のサンプラーに几帳面でくそまじめなイメージがつきまとうのは、その命題が写実主義だったからに他ならない。原音忠実、ハイファイ再生、だからビット数もサンプリング周波数も内蔵メモリー容量もどんどん数値はうなぎのぼり。高音質それだけのために恐竜のように肥大化してゆく一途。 でもなんかそれって袋小路。
だからこそ、そこに異を唱えたのがEPSであった。不毛な量的拡大ではなく質的転換、鍵はアーティキュレーションにあった。
生楽器にはアーティキュレーションがある。具体的に言うとさまざまな奏法がある。例えばヴァイオリンであれば、 ・弓を押し引きするアルコ ・弦をはじくピッツィカート ・短く跳ねるように弓で弦をこするスタッカート ...などなどあるわけで、既存の日本製サンプラーでは各奏法を別々のプログラムに収録してライブラリーが作成されていた。つまりプログラムごとに高度に専門化された内容でライブラリーが制作されており、現場では奏法ごとに異なるプログラムを逐一サンプラーにロードして演奏する。すなわち...
・アルコ用プログラム ・ピッツィカート用プログラム ・スタッカート用プログラム ...などなどなど。
だがEPSでは必要な奏法をすべて収録したプログラムを1つ作成し、それをロードしさえすれば主要なアーティキュレーションすべてが自在に演奏できるようにした。プログラムの中にレイヤーを設け、そこに各奏法を収録したのである。
・ヴァイオリン用プログラム  - アルコ用レイヤー  - ピッツィカート用レイヤー  - スタッカート用レイヤー ...などなどなど。
各レイヤーは単一奏法をサンプリングしたマルチサンプルで構成され、最大8レイヤーで1プログラムを構成する。 しかも奏法=レイヤーの切替は鍵盤左横の2連パッチセレクトボタンで行う。このパッチセレクトボタンがじつはensoniqならではの秀逸な発明であり、鈍重なプログラムチェンジを行うことなく、すばやく音色を切替えられる。プログラムを構成するレイヤーのみを切替えているからだ。だからタイミングよく反射神経で、それこそ演奏中その場の思いつきだけでぱっぱとアーティキュレーションを切替えられる。
なんならアーティキュレーションにとらわれず、まったく異なる音色を各レイヤーにもたせて切替えてもいいね。 なおこのパッチセレクトボタンは基本アンラッチ(モーメンタリー)だがラッチ設定にもできる上に、フットスイッチでも可能。
アーティキュレーションごとに個別プログラムを用意するのではなく、必要なアーティキュレーションをすべて網羅したプログラムをつくる。つまり楽器まるっと1つ、あるいは楽曲まるっと1つ収録したプログラムを制作する。そしてそれを最大限にぶん回せる構造にサンプラーを設計する。
ひょっとしたらライブラリーを先に規定し、あとからそれに合わせ込むようにしてハードを設計したのかもしれないサンプラー。それがEPSであった。 これは実に理にかなっていて、つまりコンテンツを最重要視した設計ということである。サンプラーたるものコンテンツありきなわけで、それが見抜けなかった当時の日本メーカーはやっぱハードしか念頭にない古典的ものづくり企業だったのであり、そもそもハードをなんのために使うのかがイマイチ分かっていなかったと言わざるを得ない。いや、それはE-muやKurzweil、Fairlightといった海外企業でも同じか。いかにensoniqがうがったものの見方をしていたかが分かろうというもの。
サンプリングはもう当たり前。次につくるべきは肥大化するあまりただのレコーダーへ堕ちようとしていたサンプリングマシンではなく、役立つ楽器としてのサンプラーであった。
もっと正せば、なぜサンプラーを使うのか?シンセがあるのになぜサンプラーなのか?サンプラーにしかできない事はなにか?と考えたとき、写実、というテーマがあるのであり、それを単���原音忠実としか捉えなかった既存メーカーと、アーティキュレーションという次元まで踏み込んで「写実」というテーマを考え抜いたensoniqとの違いであった。
そういやEPSではプログラムチェンジで切替えられる音色単位を「プログラム」とか「パッチ」とかって言わずに「インストゥルメント(楽器)」って呼んでたね。 歴史の浅いサンプラーがゆえに名称が固定化していない、そんな時代ならではの自由度の高さとはいえ、やっぱ示唆に富んでます。
もちろん当時これは目からウロコであった。今どきの大容量ソフトウェア音源には奏法の違いを切り替えるべく、最下1オクターヴをスイッチ代わりに打鍵させる機種があるよね。言わばその発想をすでに1988年に先取りしていたのがエンソ、偉い! 史上初めてアーティキュレーションに着目しアーティキュレーションを切り替えながらリアルタイム演奏できたサンプラーだからEnsoniq PERFORMANCE SamplerイコールEPSだったわけ。
13bitといういささか中途半端な解像度だったEPSは、12bitの2倍も音が良いというだけでなく、サンプラーのパラダイムシフトを宣言するものであった。
他にもEPSには自動ループ作成機能があり、いろんなアルゴリズムが選べたばかりかSynthesized Loopという究極アルゴリズムに至っては波形そのものを書き換えてしまうことで若干音が変わろうがおかまいなし、無理くりでもループをとる。え、サンプラーって原音忠実が至上命題と違ごたっけ? でも結果が音楽的でありさえすればそれでいいでしょ? 持続音がほしかったんじゃないの? やろうと思えばオケヒからでもループとってじゃ〜〜〜〜〜ってサスティン効かせて流せるのよ。おかげでensoniqはループがとれない音はない!と断言しきっていた。もはや蛮勇。
演奏中に別の音色フロッピーを読み込ませることができるLoad while playもまた目からウロコ。ロード中は他になにもできないのが当たり前と思っていた私たちは、マルチタスクというものを知らん原始人だったわけだ。 おまけにポリフォニック・アフタータッチも装備。世が世ならばMPEとともに大注目されていたはず! オプションでFlash Memory Bank、今で言うSSDも先駆的に搭載され、特にディスクベースだったOSをストアしておくと起動が早くて便利。なんて80年代には早すぎて誰も知らなかったよ。
最初は、単に安くておもしろいサンプラーでありさえすれば良かったMirage。 その次に、すぐれたサンプリング「楽器」たらんとしたEPS。
この成長は、E-muですら成し得なかったものであった。E-mu社がEmulator IIの開発に難儀したのは「単なるサンプラーを超えてサンプリング楽器とはなんぞや?」という問いに対し有効解を見つけるのに苦心したからにほかならない。それをensoniqはやってのけたのであり、無から有を、ゼロから1を、理想解を具現化しえた唯一のメーカーであった。ぐぬぬと唸らされたのは全世界。
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他メーカーにはない自由な発想の数々、そしてそれを惜しみなくつぎ込んだ豊かな果実EPS。当時メイド・イン・ジャパンを始めとする安価で高性能で高音質の機種が台頭していたときに、まったく違う発想のサンプラーが登場。それはそもそも何故サンプラーなのよ?サンプラーって何よ?という本質から考え直してゼロから起こした自由の国アメリカならではの機種のはずだった。
はずだった?
SQ-80とEPSはユニークな発想が光り他社の弱点を突いた問題作でありプロからの評判も上々だったが、銀行屋がもっと売上をと言い出した。欧米の銀行は日本以上に短期的成果を要求してくる。それゆえensoniqはすみやかに次世代機種を出す必要があった。そんなアクロバットを実現するためには今までと同じことを繰り返すわけにいかない。 果たしてensoniqはSQ-80にとってかわる次世代シンセを開発。そのために下した英断とは:
・音源チップDOC、DOC IIを廃番とし、さらなる新音源チップDOC IIIコードネームOTISを開発、かつ、これを初めて投入 ・ESQ-1、SQ-80と続けてきたシンセのアーキテクチャーも敢えて棄てる ・サンプラーEPSをベースに、なおかつそれにひねりを加えた次世代シンセ音源をつくる ・次世代シンセは初めてCDと同じくサンプリング深度16bitを実現 ・更にエフェクト用に優秀なDSPを新規開発。これによる新型24bitマルチエフェクトを内蔵させる ・すべてをかつてなく短期間で商品化する
時に西暦1989年、名機VFXが誕生する。
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「フォースインパクト:VFX」
世の中ワークステーションシンセだらけ、もうすっかりワーステ・ブーム。かつてESQ-1がその草分け的存在だったのに、マーケティングの勝利M1にお株を奪われたわけで。 しかしその流行に乗って百花繚乱に咲き乱れるワークステーションシンセたちの真っ只中にあって、VFXは真逆にワーステを捨て、ただただ音のキャラと表現力のみにこだわった素のシンセとしてまさかの逆張りデビュー。内蔵シーケンサーはおろか、フロッピーディスクドライヴがあったはずのところには意味不明の穴ぼこがぼこっと口を開けている始末。こんな後始末もろくにしないとは、よっぽど開発を急いでいたのであろうか。とにかく、ただただ個性的な新音源と強力エフェクトあるのみ。 その一方でCPUには名門モトローラM68000! これ当時Macやフェアライトに採用されていたガチなやつですよ。ちなみにAKAI S900のCPUはNEC PC-98と同じV30。prophet-5はZ80だったよね。そしてVFXの音源ICには前述のとおり第三世代チップensoniq謹製OTISを、内蔵エフェクトには最新DSPを投入。音源チップのほうは90年代に入ると通信カラオケやアーケードゲームの数々にも搭載されることになる。
驚愕したのは音、音、音、壮大な音。映画館のような重低音が出る出る満ちる、エピックなサントラなど朝飯前。低域にコンプかかってんじゃね〜か?って思うくらい。しかもとにかく太い、押しが強い、いやそんなもんじゃない、もう我が強い、腕っぷしが強い、サウンドの力こぶ筋骨隆々、そこのけそこのけ強強すぎてミックスの中でいくら音量を下げても俺が俺がと出てくる出てくる。ごりごりのシンベ。のしあがるオーケストラ。つんざくリード。自己主張はげしすぎてそこんじょらのシンセはもちろんメタルのディストーションギターの音の壁ですらもろともせず抜けて聴こえるシンセブラス。どやかましいロックなアンサンブル全体をたった1音で深々とせき止め、がっぷり四つに組んでガッツリ支える、ヘラクレス級に腕力を誇るストリングス。重低音重低音。もはやVFXは音世界を支える巨人アトラス。あんなランボーなやつ、ちょっといない。他機種の音色は皆さん荷物まとめて帰って行きよりましたわ。
プリセット音色がまた秀逸、単体で聴くと「え?」と思う音色でもアンサンブルに混ぜると絶妙に良い音色になる。なんというミュージシャンだましいな耳でもって開発されたのか。 単に推しが強いメリケン・サウンドだけではなく、自分で音をつくるとそれはそれはもう深い深い幽玄なるたましいの深淵をのぞきこむ底なし沼にディープな音もつくれる。なんだか日本ではコムテツが多用したSYMPHONYというプリセット音色でばっか知られているようだが、なんともったいない! あんなもんオケヒ・ループにペットのサンプルをレイヤーしただけで自作できる。さらに工夫して作り込めばほんとうに深い味わいある音が、プリセットとはまるで違う音のパノラマが展開する名機。
・なんせPCM波形が実物以上に壮大な音がする ・その上に、PPGウェーヴテーブル音源の発想を取り入れた新開発TransWave波形もいろいろ搭載。楽しい! ・Oberheimにしかなかったモジュレーション・マトリクスも初めて採用 ・6系統の減算方式レイヤーによる重層的音創り ・強力エフェクトのおかげで何をやってもバルビエリ御用達どよよんサウンド ・そしてEPSゆずりのパッチセレクトボタンのおかげで、どぎまぎしながら音色選択ボタンを押すタイミングを狙いすます苦行さいなら
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VFXはすぐれて他社の弱点や欠点をうまく突いた名機であり、ensoniqが他社シンセをよく研究していることの現れであった。というよりそれ以前に、そもそもシンセとは何か?どうあるべきか?と鋭く問うシンセ史上たぐいまれな名作であった。ひとことで言えば思いつきに即答えてくれる、難しい仕込み不要、そんな直感的デジタルシンセであった。
そしてこの広大かつフレキシブルに音が変化するアーキテクチャーを、ensoniq はDynamic Component Synthesis(各ブロックが動的に他ブロックに働きかける音源)と呼んだが、さすが英語が母語だけあってうまくその売りとなる特徴をとらえている。
にもかかわらずVFXは不運なシンセとなっ���。 銀行屋が圧力をかけるゆえensoniqはVFXを手っ取り早くつくるはめに陥ってしまい、いい加減なつくりのまま量産してしまい基板や機構に不備が続出、バグも多くてクレーム続出。ついにアメリカにて「No more Ensoniq!」と言い出す楽器店まで現れた。それも最大手チェーンGuitar Center。 それでもなお音がいいのはなんでか?というと、これもやはりいい加減なつくりだったから! すなわちデジタルに強すぎてアナログ回路にむとんちゃくだった彼らがテキトーな最終段アンプをでっちあげてしまい、それが逆に奏功して良い音になったのだという!!!
度重なる蛮勇にクレーム殺到、それでもなおその音にこの上もなく恋い焦がれたユーザーたちアーティストたち。まさに「蛮勇引力の法則」ここに極まれりensoniq。
これゆえ不良撲滅すべく改良を重ねたあげく、半年後にワークステーションシンセVFX-SD投入。VFX「-SD」は機能追加されたSequencer + Disk driveの略。それでもまだ故障が多々あり、VFX-SDのFL管ディスプレイの直下をぐいっと押すとてきめんにエラーが出る笑 のちにアコピ波形に重点を置いたVFX-SD II、さらにはSD1、そしてついにSD1 32 Voiceと世代交代を重ねるにいたりようやく不具合沈静化。VFX-SDをSD1仕様にまでアップグレードしてもらえる基板交換サーヴィスもあったが、ただでさえ十万円もした上にエンソニック・ジャパン社まで送り返さねばならず諦めてしまったは一生の不覚。いやそもそも最初からVFX-SDをじっくり開発して出すつもりが焦って先にVFXというカタチで半年くらい先にフライイングで出しちまったんじゃねーの?とすら勘ぐってしまうね笑
そのVFX-SDというワークステーションシンセが誇るは音源だけではない。
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こちらもすぐれた最大24トラック内蔵シーケンサー。いにしえのOpcode 社 VISIONと同じく長大なパターンシーケンサーで構造的に作品が作れる。思いつきで断片的なシーケンスを12トラックでたくさん作り上げ、それがたまってきたら適当につないでソングにしてみたり順列組合せを変えてみたりと試し放題、思いつくままに発散しまくるアイディアを作品へと収斂させ昇華させてくれるクリエイティヴ・ツールとして最高! しかも12トラックのシーケンスをつなげてソングをつくると、ソング全体にわたりさらに12トラックのリニアトラックが追加。個々のシーケンスをまたぐオブリとか録音できる。
Undo / Redoも「オーディション機能」と変名された上で初搭載、シーケンストラックを再生しながらこれまた思いつきでbefore / afterを切り替えつつ比較試聴できるミュージシャンマインドな便利機能。当たり前ですがイベントエディットも充実しているばかりか、最後にオーディション機能で締めくくられるからホンマにエディットして良かったのかどうかbefore / afterで比較検証させてくれて気に入らなければもとに戻れるって、いかれぽんちな思いつきだけのクリエイターにとって至れり尽くせりじゃないですか。
デモ演奏も音楽的でセンスあふれる、もう立派な「いい曲」。 日本のワークステーションシンセのデモ曲といえば、マルチティンバー能力の限界に挑戦すべくアクロバティックなまでに各パートをぶん回した非現実的な曲芸「こんなことまでできます!ドヤ顔」みたいなもんばっかで聴いてるだけで目ぇ回ったが、ensoniqのデモ曲はちゃんと楽曲として成立しうるばかりか、落ち着きあってセンス良くてまとめ方もうまくて大人でかっこよくてデモだけでアルバム出来そう♬
ついでに機種名もロゴもアーティステイックでかっこいいね!
ミュージシャンマインドで設計された機械がミュージシャンを支援してくれる、理想のensoniqシンセ。 EPS 16 Plusという16bit化された新型サンプラーも発売、これにはVFXゆずりのグレイトなマルチエフェクトも搭載され、楽器としてだけでなくサンプル加工にも抜群に使えるようになった。EPS 16 PlusはVFX-SDとともに双璧をなし、その下にSQ-1(61鍵)、SQ-2(76鍵)、という廉価版ワークステーションシンセを配し、SQ-Rという1Uのコンパクトながらに実力派の音源モジュールも誕生、2Uの強力エフェクトアウトボードDP/4もスピンオフ、ensoniqは黄金時代を迎える。そればかりか音楽のたのしみを広げようと、補聴器まで試作していたというSDGsアクセシビリティ先取り!
その音は世界中で玄人ウケし、安いコモディティと化しつつあった日本製の機種とは一線を画す。そしてその高いプロファイルでもってensoniqは並みいる既存メーカーに対する異議申し立てとなり、それらの好敵手となった。
そしてついにensoniqは、EPS系の最終進化形ASRことAdvanced Sampling Recorderシリーズを経て、VFX以来5年かけて開発を重ねてきた夢のシンセを世に送り出すことになる。 同社最後の大輪、音源コアDOC IVコードネームOTTO、それを心臓として建造された双頭のフラッグシップシンセTS10とTS12。1994年のことである。
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「ファイナルインパクト:TS12」
Ensoniq TSシリーズ、それはそれは空前絶後に壮大な音がするシンセであった。構造はSD1をさらに発展させた完成形であり、音源波形も新規であるために既存機種との互換性は無い。比較して聴けばSD1もまだまだ粗削りだったのだと分かる。ド太い重低音はもちろん、澄みきった濁りのない深い音色もする。映画館「みたいな」ではなく今度こそまんま映画館そのものな音がした。
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TS10は61鍵シンセタッチ鍵盤、お家芸ポリフォニックアフタータッチ完備。TS12は76鍵ハンマーアクション鍵盤搭載。このタッチはかなり独特なものでアコピとは似て非なるもの。Flying Action Weighted Mechanismという大仰な名前がついた。88鍵ではなく76鍵でハンマーアクションを採用したのはステージピアノとしてクルマに載せられるサイズを考えてのこと、つまり車社会アメリカならではの機動力を考えてのことであろう。
16波形を数珠つなぎにしてウェーヴシーケンスをつくれたので、KORGよりも波形ステップ数は少ないものの音色ごとに個別設定できる点では実はKORGを凌駕する長所があった。デイヴ・スミス対ensoniq、ここでもアメリカ人同士の対決! KORGも気にしたのか最近のwavestateではウェーヴシーケンスを1,000もメモリーできるという、とてつもない上限値でもって事実上問題ないレベルにまで回避している。
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ASRシリーズのサンプルライブラリを読み込めたのもポイント、読み込むデータによって自動的にTSになったりASRになったりと二つの顔をもつ双頭シンセとなった。両者はアーキテクチャーが違うため、つまりこれはソフトを自動的に入替えることで機能���変わるパソコンのようなキャラをシンセでも具現化したことになる。
なによりも、とかく日本のデジタルシンセが冷たく痩せた音がするのに対し、あたたかく骨太で豊かでスケールの大きな音がする。これは4年後の1998年にあたかも打倒ProToolsと言わんばかりに出てきた同社DAWシステムPARISことProfessional Audio Recording Integrated Systemにも言えた。事実PARISは「あたたかい音がするDAW」としてハリウッド映画音楽業界でも話題であった。お得意の高性能DSPを6基も搭載したPCIカードを開発、これにより非力なパソコンでも高度な処理が可能となって文字通りレコーディング業界への福音のごときシステムだったPARIS。 そして巨大な体躯というか威容を誇る重厚長大なフラッグシップTSシリーズは、説得力あふれるビッグな音はもちろん、広大な仕様・性能を満載しているがゆえにensoniq最高傑作との呼び声も未だに高い。
だが、ensoniqは自分たちの理想郷を追い求めすぎた。
TSシリーズは業界最強な独自アーキテクチャーを貫きすぎたのか、SMFやGM、wavファイルといった互換性に欠ける孤高の存在であった。90年代ともなるとDTMが進展しユーザーが増大して市場の裾野が広がり、さほどパワーユーザーではないライトユーザーも参加した結果、今まで以上に簡単に音色やシーケンスデータをシェアできるよう互換性が求められるようになった。だからこそMIDI規格にもSMFやGMといったより細かいルールが制定されたのであり、MIDIと対をなすオーディオにおいてもwav/AIFF互換が必須となった。すべてはデータの再現性を担保するため。流通しやすく、誰でも同じような結果になるよう再現できるため。個性よりも普遍。普遍による流通とシェア文化。シェアラブルであること。
かつてPCからスピンナウトして誕生したensoniq、だが今ふたたびPCの軍門に下るときがきた。
このあとTSシリーズの中核を成していたVLSI音源チップDOC IVことOTTOはensoniq社製オーディオボードSoundscapeにも搭載され、そのままensoniqはPC系へと軸足をシフト。そして巨艦TSシリーズ亡き後、ensoniqから出てきたシンセは音はわるくないものの限定的なフィーチャーを帯びたモデルばかりとなった。
薄暮の迷路にさまよいこんだかにも見えたensoniq。 その中、唯一例外的に輝いていた変態シンセは第二世代TransWave音源を搭載したシンセFIZMO(フィズモ)。これはensoniqが物理モデリング音源を開発するも実現できず、「物理モデリング=physical modeling」略して「phys mo」そのつづりをストリート文化っぽく変えて「FIZMO」という機種名だけが残ってしまった機種である。今ならヴィジュアル系な外観はもちろん、ウェーヴテーブル音源として光る個性が注目されたやも。 さらには北米でいち早く台頭してきたhiphopサンプラー文化に着目、AKAI MPC対抗機種としてASR X を投入、卓越したサンプラーに強力無比なエフェクトを組合せた力作。音も太くてよかったよね、でもちょっとむずかしかったか。
やがてensoniqはSoundBlasterをつくっていたシンガポールのメーカー Creative 社の傘下に入り、そこでE-muと合併してEmu-Ensoniqとなり、そのままフェードアウト。
ちなみにKORG 01/Wは相当にVFX/SD1を参考にしたようで、VFXのモジュレーションマトリクスはKORGのAMS(Alternative Modulation Source)機能となり、アコピの音に重点的にPCM容量をあてがう戦術、内蔵マルチエフェクトのつくりや効き具合などなど、エンジニアをヘッドハントしたフシもある。ワーステ本舗のプライドとしては、ensoniqを無視できなかったのであろう。
そもそもなにがミュージシャンにとって一番うれしいのか、アーティストがやりたいことは何なのか?その本質「why?」をなによりも第一に見抜いてソリューションを提供していたensoniqの自由な着想と回答、それらはソフトウェアとコンテンツの天国アメリカならではのパラダイムに基づくものであったことを、お歴々はもうお気づきのことであろう。彼らが世に送り出した名機たちは、つねに物事の本質はどこかを探し、本質を問うところからはじまる斜め上をゆく自由さがあり、その外様ならではのすぐれた問題意識にはじまる思考と思索の旅路、その帰結であり果実であったに過ぎない。そして冒頭にかかげた都市伝説に語られるとおり彼らは日本メーカーと共に成長すべき良きライバルであったのだが、それだけに歴史の波に消えてしまったのはつくづく惜しいと言わざるを得ない。天才E-muですら思いつかなかった自由な発想、斬新な解、そして楽器業界の多様性、ロスト。
楽器進化論、その樹形図におけるミッシングリンクとなったensoniq。楽器というビジネスは、PCの前に消え去るしかないのであろうか? 当時SteinbergがVST規格を提唱し、初のプラグインシンセneonがぽよよんと出るに至り、さとい先取の精神の持ち主たちは異口同音にハードウェア退場論を盛んにぶちあげていたものである。そのあとも度々、特にpropellerheads社Reasonの宣伝などは「いつまでハードウェアを使ってるんだ? さっさと棄てて僕たちソフトの世界で完結しちまいなよ」という主旨の、ややもすると苛立ちすらこもったものであった。
だが、苛立つということはそれだけ彼らの足元がヤワであることの証左でもある。
次はPC時代になろうがネット時代になろうが、それどころかなんべん倒産しようが不死鳥の如く奇跡の復活を繰り返してきた未来志向メーカー、その輪廻転生を見ていきたい。舞台はアメリカから大西洋を渡ってドイツへと移る。
(2022年8月13日同人誌にて初出)
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saayamm · 2 years
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【POPUPイベント参加のお知らせです】 7月から1ヶ月間、TSUTAYA BOOKSTORE 岡山駅前イベントスペースにて「アートをもっと身近に、もっと楽しく」 をコンセプトにアーティストが手掛ける作品・オリジナルグッズを販売するポップアップショップ「C/STORE」さんのPOPUPイベントに参加させて頂きます! わたしはオリジナルイラストの紙モノを中心に、ZINEやブローチ・キーホルダーなどのグッズをTSUTAYA BOOKSTORE 岡山駅前店さんで沢山取り扱って頂きます。 香川生まれのわたしにとって、岡山は小さい頃からよく遊びに訪れる大好きな場所。初めての出展でドキドキしています~岡山近辺の皆さま、ぜひお立ち寄りください。 期間中の在廊はございませんが、どこかで1日様子を伺いに立ち寄ることができたら…と考えています。 沢山の方にお手にとって頂けるととってもうれしいです。 どうぞよろしくお願い致します! <イベント詳細> 7月はオリジナルのキャラクターや独自の世界観で制作されたグッズやイラストが人気の6名のアーティストをご紹介。 商品はペーパーアイテムやハンコなどの文具やキーホルダー、ピンバッジ、ポーチといった雑貨類のほか、絵本やイラスト集などアーティストのつくる世界を楽しめるアイテムが揃います。 アートをもっと身近にもっと楽しく感じられるC/STOREへぜひ遊びに来てください。 [会期] 2022年7月1日(金)~7月30日(土) [会場] TSUTAYA BOOKSTORE 岡山駅前 イベントスペース https://www.tsutayabookstore-okayamaekimae.jp/ Instagramページ https://www.instagram.com/tsutayabookstore_okayamaekimae/ [出展アーティスト] SAAYA MASAKI / serico/リトルコチカ / Redbug / 池田はち / たつみなつこ / Naoshi
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rosepinkapple · 7 months
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20231004-5
「芸術祭」と呼ばれるものについてのとある講座に参加した。 そこで伺ったすでにある設計・思想・ビジョン・やっていること、すべてが私の心なのか魂なのかにビシビシと刺さって、しかし何が刺さったのか言葉にできないまま、いつもの場所へ帰ってその話をすると、いくつか質問をされた。 「何がそんなに刺さったのか」 これこれこういうところかな。 こういうことをやりたいんだと思う。 自分にもすでに似たビジョンはあるけど地に足がついていないからこそ、すごいと思った。 例えばこういうことが、、、 「それってなんのため?」 本当に大事な質問だと思った。 あらゆる領域を統合的に思考することが、私には何よりしっくりくるので、そこで満足して思考が止まりそうになったが、それを何のためにやるのか?これを説明できる必要がある。 そのときは「越境」というワードを特にキーとして覚えていたけれど、その先に何があるのか。 いくつか考えがある。これはまとまった文章を目的にせず、整理するために書く。
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まず、多様な種類の人がつながる世界観を作りたい。 多世代交流とか、D&Iとか、いろんな言葉があるけれど、同質性だけでない、ごちゃまぜな状態でも、すれ違う他人というよりは、何かどこかひとつでも共通性を見出せていることが素敵だと思う。(何かひとつでも共通点があると、なんだか仲良くなれる気がしちゃう人) ここは本当に抽象的なことしか言えないけど、人と人が「つながる(※1)」ことでの化学変化というか、そこで「良いもの(※2)」が生まれると絶対的に信じているし、自分とは違う存在や考え方への理解の促進にもつながると思っている。 (※の定義や具体化はこれからの宿題になりそうなポイント。今年になって知った、ゆるやかな価値観でつながることで望まない孤独を生まないという「社会的処方」なる考え方がベースになっている) 「共に生きる」「共に創る」という言葉で括っちゃうとそういうことなのかもしれない。でもそのなかに私なりの解像度がそれぞれあるんだろう。 強制的ではない、形式的ではない、役割が固定化されていない、そういうコミュニケーションのあり方を志向している。 「ただ場を共にする」「話したいときは話せる」そのくらいの温度感の場所があることの重要性を、身をもって知ったからでもある。(更に言えば、いわば愛する能力とでもいうような受け止める機能が備わっている/後天的に鍛えた存在がいる安全基地であるといいが、若干これは別文脈を含む) そして自分自身はごちゃまぜななかでも、どこにでもアメーバのように馴染める中間に位置していたい。それができる才能が備わっていると思う。 興味好奇心の領域が広い多分野オタクであること、コミュニケーションに臆さないこと、親和動機が異常に高いこと、アカデミックと現場をつなぎたい、人と人の通訳ができる存在になりたい、などなど。
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あとは、いわゆるアウトリーチをどれだけできるか。 ここにも原体験からくる想いがある。 福祉活動を前提に置いた上で、エンタメじゃなくて、飲食じゃなくて、アートの可能性を信じたいのは。 最初は直感だけれど、たぶん理由があって。それはひとつじゃなくて、あまりに複数にまたがるから、なかなか説明できないけれど。 たとえば、即物的ではない、意志の力で残るものを信じたい。 音楽は魔法ではないかもしれないけれど、私にとっては魔法くらいの力があった。 それがあるから生きてこれた。 ライフラインは用意されていたかもしれない。知識や機会があれば、問題に対する直接的な社会的資源を頼ることもできたのかもしれない。 けれど心の安寧がない状態のときは、芸術文化のそれぞれが心の安らぎだった。 私はインターネットをほぼRead Onlyで使っていたからコミュニティとしては使わなかったけれど、本当にインターネットの発達に感謝している。 もちろん心の安寧があることの方が最重要だ。だから居場所作りの場所にもいるし、傾聴や承認のコミュニケーションを人に教える立場をやっていた。 福祉の領域に関与するようになったからこそ、こういった「より良く」みたいな思想は押し付けがましいところもあると思うし、ある種パワーが強すぎるとも思う。けれど自分が一番経験や知識やパワーを発揮していきたいのが、やっぱりこの領域だと思う。 文化の力を信じたいし、信じている。 何度でも繰り返したい私のなかの主訴は。いわゆる安全基地や健全な愛着関係が最初からなくても、なんとかやってこれたのは。 私の心を紛らわしてくれる物語や、素敵な作品に出会えたからだ、それらが私の生き延びる力になった、と本当に思っている。 音楽が、物語が、美術館で出会う作品たちが、大好きだった。 人生のなかで作りあげてきた歪んだ認知さえ忘れてしまうような、とびきりのプレゼントだった。 いつだってひとときの夢を見せてくれた。私は大好きな音楽のなかで、宇宙でスキップしている気分を味わえた。 人生の悲しい体験を浄化してくれるカタルシスのような物語もあった。 色使いや表現だけで、そこにあるというだけで、泣いてしまうような絵にも出会った。 おそらくこんな風に動く感受性があったことは幸いだった。誰しもに備わっているものでないことは、生きているなかで気づいた。 本来必要なのは愛着関係のある「人」だったのかもしれないけど、私の感受性を動かしてくれる作品があってくれたから、生きていくことができて、人とつながる要素になれて、目の前の人と仲良くなれて。 きっとそんな似たようなセクションにいる人もいるのだと思う。 私はその気持ちを、全部わからなくても重なる円を見出せる気がするから、それならばそういった「望まない孤独」に対してアウトリーチしていきたい。 結局何に対して信仰が強いか、ということで、私にとってはそれが、人が創り出す「作品」だった。 もちろん世にある様々なすべての体験、商品、サービスが素晴らしいけれど、自分が一番熱量を持てるのが芸術作品、というだけのことなのかもしれない。それだけコストをかけてきた実績もある。 想いがのって、それが表現されているものに、やはり動く心がある。 意志かもしれないし、感情かもしれないし、直感的な感性かもしれないけれど、それを表現したものはすべからく「意味」を感じる。(もちろんアンテナに引っかかる大小はあるけれど。その個人差のグラデーションすら素晴らしいと思う) いったいこの人は何を思ってこれを創ったんだろう。どうしてこんなに美しいものが作れるんだろう。 何も思っていないかもしれない、それでも、私の心は動く。 そして私の心がこう動いたってことは、きっとこういうところからくるんだって、内省できることも増えてきた。 事実と解釈と感情をわけて考えられるようになったのは、アートとはまた別の話だけれど、アートを介して内省できることの良さも痛感している。 直感で受け取るものを味わうこともできれば、自己対話ができる時間でもある。だからこそアートを介した自己理解やコミュニケーションを促すことに興味がある。 そしてそれを閉じられたコミュニティのなかでやるのではなく、特権的なものにするのでもなく、できれば幅広い層に向けて日常的な体験にしていきたい。 気持ちを紛らわすための、生き延びるための、ある種生命線だったアート(なり芸術文化全般)は、結果として人とつながる恩恵を授けてくれて、新しい自分にとっては自己理解を促すための、心を豊かにするための、やっぱり大事な、必要なものになった。
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と、アートだけに照準をしぼって書いたけど、「住居」や「物理的なシェアスペース」的なものも非常に重視しています。 場所がある前提で、交流が生まれる仕掛けみたいなものを作りたい。 と思ったときに、大好きな銭湯みたいな場所で、でも性区分がないような状態で、それが自然に生まれる場所があるといい。 いわばコミュニティと呼ばれるものかもしれないけれど、「場所」があることで、つながりがつながりを呼んでいく、新しい体験さえも、人がつないでくれる。 アートが好きだから「芸術祭」がテーマの講座に行ったけど、芸術祭のようなことはやりたいが、芸術祭を作りたいわけじゃない。 そこで話していた人の、「”芸術祭”という言葉さえ変えたい」という言葉が本当に心に残った。この人の哲学にはかなり共感できるのではないか、という期待があった。 芸術作品は、鑑賞されることで意味をもつ。それだけでもいいかもしれない。けれど、私はそこから更なる仕掛けを作り出したい。 構造としては対話型鑑賞がやってるようなことを、更に日常的な形で、、みたいな。 いろいろ書いたけれど、アートに関心がない人ももちろんいるわけで、巻き込む層は限られてくるけれど、そこに引っかかる人が増えるといい感じな気がしてて、コンテンツありきで広報のやり方や仲間づくりが大事だなーと思います。 自分が特に発達している美的感覚なのかを、自分を満たす以外の使い方をしていきたいというだけの話なのかもしれない。そうだったとしても、それでもいいような気がする。 全体性のなかで個人が/組織が/いかに才能を発揮するか、とかそういう話にもつながってきて、これはユング心理学をかじったことで得たフレームワークで、、、とそんな話も語り出したくなってきたところで時計をみたら深夜4時です。おやすみなさい。 (ざっと読み返したら、アートとか芸術とか作品とか文化とか、定義しないままの表記ゆれが激しいですがまったく意図はございません。すべてそのときのノリで書いてる) (最近顔を出している領域で飛び交う言葉でいうとやりたいことは「地域交流」とか「まちづくり」なのかもしれないけれど、特に「住みびらき」方面に行きがちなのにも語れる理由があると思う)
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461081138 · 7 months
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20230917
ドラセナ🌿 @angelicaleavs · 2023/09/17 (日) 23:25:28 Replying to @Ryota_Fujimaki liveの感想や、皆さんのメールもたくさん聴けて楽しかったです🥰今日は生放送もあって、たくさんの📻ご出演お疲れさまでした😌 𝐋𝐎𝐕𝐄 𝐏𝐒𝐘𝐂𝐇𝐄𝐃𝐄𝐋𝐈𝐂𝐎 @delicoofficial · 2023/09/17 (日) 22:37:38 【RADIO】
#interfm レギュラー番組 生放送中!
Guest 藤巻亮太( @Ryota_Fujimaki )さん
皆さまからいただいた、ミュージシャン3人への質問にお答えしていきます!
▼メッセージ ハッシュタグ→ #delico897 Mail → [email protected]
@mtfujimaki1 𝐋𝐎𝐕𝐄 𝐏𝐒𝐘𝐂𝐇𝐄𝐃𝐄𝐋𝐈𝐂𝐎 @delicoofficial · 2023/09/17 (日) 21:39:46 【RADIO】
このあと22:00- #interfm レギュラー番組 生放送
Guest 藤巻亮太( @Ryota_Fujimaki )さん
皆さまからいただいた、ミュージシャン3人への質問にお答えしていきます!
▼メッセージ ハッシュタグ→ #delico897 Mail → [email protected]
お楽しみに! もろぞー。(元カタルパ〜クス) @masajee02 · 2023/09/17 (日) 20:36:16 Replying to @margaret_m0e
@shiroi003 and @Ryota_Fujimaki マギー最高! まおママ♪ @maoricomama · 2023/09/17 (日) 20:09:33 Replying to @Ryota_Fujimaki 支笏湖でのライブの話をたっぷりして下さって嬉しかったです!亮太さんのライブ見てキャンプするというとても貴重な体験で、かなり思い出に残るものになりました♪ またぜひ北海道にライブしに来て下さい😊次は美味しい物たくさん食べて行って下さいね!Mt.FUJIMAKI楽しみにしています🙌 𝐋𝐎𝐕𝐄 𝐏𝐒𝐘𝐂𝐇𝐄𝐃𝐄𝐋𝐈𝐂𝐎 @delicoofficial · 2023/09/17 (日) 20:03:35 【RADIO】
本日 22:00- #interfm レギュラー番組 生放送
Guest 藤巻亮太( @Ryota_Fujimaki )さん
藤巻さん & KUMI & NAOKI、ミュージシャン3人が皆さんからの素朴な質問にお答えします!
▼メッセージ募集中 ハッシュタグ→ #delico897 Mail → [email protected] n。 @39_RF_223_030 · 2023/09/17 (日) 19:27:48 Replying to @MitsunagaRyota and @Ryota_Fujimaki とっても聴き応えがあって、同世代での息の合うお話楽しかったです😊🙌🏻♪♪ 落ち着いた大人の会話だったー ビルボード大阪での裏話はすごく嬉しかったしd('∀'*)藤巻さんにお褒めの言葉、感動しました🥹 Mt.FUJIMAKIのこともたくさんお話していただき感謝です🙏✨🗻♪♪ 今後の共演に期待してます☺️ すう💜mellow女 @sumellow5hare · 2023/09/17 (日) 18:51:37 藤巻さんラジオで熱い音楽のお話 ありがとうございました☺️🎶✨
#藤巻亮太  @Ryota_Fujimaki
#ryota78 🗻えいむ 7/8堺ららぽ、7/15ラボ参加 @eimu_asuma · 2023/09/17 (日) 17:53:18 Replying to @Ryota_Fujimaki メール読んで頂きありがとうございます。 毎回違う曲になってたのは分かってましたw そして毎回寂しい思いをしていたので、こうしてメール出来て、Summer Swingをファンが好きってのが伝わったのは本当に良かったです。 今回聴けそうな雰囲気かな? あの場所で聴ける事、楽しみにしています😊 38hiro724 @38hiro724 · 2023/09/17 (日) 17:49:07 Replying to @margaret_m0e
@shiroi003 and @Ryota_Fujimaki ひらがなでまぎーちゃん🙄カタカナでマギーちゃん👍😅 ありひろちゃん @arihiro_CHAN · 2023/09/17 (日) 16:27:42 Replying to @Ryota_Fujimaki 待ってました! 今日はお忙しいですね、お疲れさまです n。 @39_RF_223_030 · 2023/09/17 (日) 16:13:47 Replying to @MitsunagaRyota
@hiroko_fujimaki and @Ryota_Fujimaki ありがとうございます😊🙏✨ 嬉しい⸜🙌🏻⸝‍ そしていつかMt.FUJI MAKIにぜひ🙏 裕子(ヒロコ)🌸 @hiroko_fujimaki · 2023/09/17 (日) 16:06:27 Replying to @Ryota_Fujimaki 今日も盛り沢山の内容でとても楽しく聴かせていただきました🎵 支笏湖は最高に素敵なロケーションだったんでしょうね⁉️ 行けなくて残念でたまりませんでしたが、いつか私もその景色を見てみたいと思いました✨ Mt.FUJIMAKIを控えながらその前後にも色々なイベントのご出演、全てを楽しみにしています🎶 モーリー @EkuCm7RlB4uQba1 · 2023/09/17 (日) 15:57:03 Replying to @Ryota_Fujimaki 動画待ってましたー🤗 今日もラジオ楽しかったです🥰 私もマウントフジマキに向けてガンガン準備しますー👏 takuya @takuya9677 · 2023/09/17 (日) 15:33:51 Replying to @margaret_m0e
@shiroi003 and @Ryota_Fujimaki クレヨン🖍️と クレパスの違いがいまだに わからない🤣🤣🤣 #SBS もえか takuya @takuya9677 · 2023/09/17 (日) 15:12:43 Replying to @margaret_m0e
@shiroi003 and @Ryota_Fujimaki 文房具といえは 高校時代に好きな子と お揃いの万年筆を使ってたなぁ ボールペンより好きでした #SBSもえか 裕子(ヒロコ)🌸 @hiroko_fujimaki · 2023/09/17 (日) 15:05:31 Replying to @Ryota_Fujimaki なんとまたまたラジオ出演情報‼️📻🎵 楽しみに聴かせていただきます❗😊💦 nabeoni @NabemanNabeoni · 2023/09/17 (日) 15:03:11 Replying to @margaret_m0e
@shiroi003 and @Ryota_Fujimaki マギーちゃん、こんにちは。
何回も言っちゃうけど、誕生日おめでとー
今日もよろしくお願いしまっしょい♫
#SBSもえか 輝きの一番星📻 @ichibanboshi407 · 2023/09/17 (日) 14:55:57 Replying to @margaret_m0e
@shiroi003 and @Ryota_Fujimaki まぎ🌼 こんにちは~🧡 もえっぴーで〜す✌️ 今週もよろしくお願いしゃす🙇‍♂
#SBSもえか Koji(^^) @koji_robert · 2023/09/17 (日) 14:53:41 Replying to @margaret_m0e
@shiroi003 and @Ryota_Fujimaki まぎーちゃん🙆‍♂️ がんばってね😉👍♫🌱 Koji(^^) ❁ 高木マーガレット ❁🎤Margaret Takagi🇯🇵バイリンガルアナウンサー🇺🇸 @margaret_m0e · 2023/09/17 (日) 14:52:54 今週も #SBSもえか よろしくお願いします‼︎
🐝 𝗐𝗁𝖺𝗍’𝗌 𝖻𝗎𝗓𝗓𝗂𝗇𝗀 ┗清水文化会館マリナートで開催中! 『#知られざる文具アートの世界』
鉛筆彫刻人  #シロイ(@shiroi003)さん ご登場!
🎵 𝙼𝚞𝚜𝚒𝚌 𝚅𝚒𝚋𝚎𝚜 ┗ 藤巻亮太@Ryota_Fujimakii)さん
🌈プレゼント ┗Mina Okabe のサコッシュ💛
たくさんのご参加お待ちしています♪ @sbs_moeka @radio_sbs #sbsラジオ まおママ♪ @maoricomama · 2023/09/17 (日) 13:16:49 Replying to @Ryota_Fujimaki 支笏湖でのライブの話をたっぷりして下さって嬉しかったです!またぜひ北海道にライブしに来て下さい😊次は美味しい物たくさん食べて行って下さいね! Mt.FUJIMAKI行きます!楽しみにしています\(^o^)/ きんどーちゃん@茉奈氏推し、これからもずっと💕 @chan_kindo · 2023/09/17 (日) 12:38:35 Replying to @MitsunagaRyota
@ryota78MHz and @Ryota_Fujimaki W-RYOTAって ユニット、組んじゃいますか~(^^)v
#ryota78 アアソメ ニッポンジュソときあかし おなごキンセイ @AASOME_ · 2023/09/17 (日) 12:36:07 Replying to @MitsunagaRyota and @Ryota_Fujimaki 丸(ぽる) 銛(もり) 丸(まり) 森(もる) 尿(まる) 倒す(くだす) 田雄(タオス) LONEWOLF⭐⭐ @3710hero · 2023/09/17 (日) 12:14:06 Replying to @MitsunagaRyota and @Ryota_Fujimaki みっつん、今日はスピッツ主催のイベント、ロックロックこんにちはに参加の為欠席届(タイムフリー)です。
#ryota78 なおඊ @milk_tre114 · 2023/09/17 (日) 11:56:45 Replying to @NAOKI_DELICO and @Ryota_Fujimaki ���しみにしています☺️ ありひろちゃん @arihiro_CHAN · 2023/09/17 (日) 11:55:35 Replying to @MitsunagaRyota and @Ryota_Fujimaki リアタイしますね W亮太楽しそう!きっと話が盛り上がりますね♪ 裕子(ヒロコ)🌸 @hiroko_fujimaki · 2023/09/17 (日) 11:50:01 Replying to @NAOKI_DELICO and @Ryota_Fujimaki 貴重な生放送、普通なら寝てしまう時間ですが、頑張って聴かせていただきます❗😅 先日のFM藤巻に続いての3人でのお話、とても楽しみにしています‼️😊🎶 ありひろちゃん @arihiro_CHAN · 2023/09/17 (日) 11:47:58 Replying to @Ryota_Fujimaki 今日はメールたくさん読んでくれるかな? Mt.FUJIMAKIがだんだん近づいてきて、ワクワクが止まりません!! 今日もいろんな話が聴けるの楽しみです 船橋 のケロッコ🌻 @realTonchan39 · 2023/09/17 (日) 11:41:33 Replying to @MitsunagaRyota and @Ryota_Fujimaki 藤巻亮太さん♪ たのしみですね 🎸セッション するのかなぁ #ryota78 裕子(ヒロコ)🌸 @hiroko_fujimaki · 2023/09/17 (日) 11:40:14 Replying to @MitsunagaRyota and @Ryota_Fujimaki 詳しいお時間ありがとうございます🎵 ほぼ丸1時間なんてスゴい‼️😆 W亮太の喋り倒し、めちゃめちゃ楽しみにしています❗😊💕 gash @a_kie_1123 · 2023/09/17 (日) 11:32:15 Replying to @Ryota_Fujimaki 今日は、ラジオでいっぱいで嬉しいです~✨ リアタイは、無理なので夜な夜な🌃まとめてぜーんぶ聞きます📻😃✌️それまで、仕事ガンバります🙌 モーリー @EkuCm7RlB4uQba1 · 2023/09/17 (日) 11:23:03 Replying to @MitsunagaRyota and @Ryota_Fujimaki 1時間W亮太さんのトーク聴けるんですか!!!👏 楽しみに待ってます🥰 喋り倒して下さい!笑 なおඊ @milk_tre114 · 2023/09/17 (日) 11:21:06 Replying to @MitsunagaRyota and @Ryota_Fujimaki ダブル亮太さんのトーク楽しみにしています☺️ 光永亮太 @MitsunagaRyota · 2023/09/17 (日) 11:15:35 今日16時からはbayfm「Beautiful Day!」
ゲストは #藤巻亮太 @Ryota_Fujimaki くん!
17時半頃から18時半頃まで、 ほぼ丸1時間出てもらおうと思ってます!
喋り倒していただきましょう。笑
#ryota78 ピコ @picoron_n · 2023/09/17 (日) 11:13:48 Replying to @Ryota_Fujimaki 今日はラジオがたくさんで嬉しいです🎶 ありひろちゃん @arihiro_CHAN · 2023/09/17 (日) 11:07:41 Replying to @NAOKI_DELICO
@hiroko_fujimaki and @Ryota_Fujimaki 絶対にリアタイしますね! 裕子(ヒロコ)🌸 @hiroko_fujimaki · 2023/09/17 (日) 11:05:05 Replying to @Ryota_Fujimaki 今日も楽しみです❗ Tシャツも素敵💕 今日は他にもラジオが色々あって大忙しですが、あと3週間後に迫ったMt.FUJIMAKIに想いを馳せながら聴かせていただきます🎶 モーリー @EkuCm7RlB4uQba1 · 2023/09/17 (日) 11:03:10 Replying to @Ryota_Fujimaki いろんな、お話が聴けそうなので楽しみにしてます🎵 今日はラジオ祭りですね🏮└(゚∀゚└) (┘゚∀゚)┘🏮 そして岸和田だんじり祭りです😂 NAOKI PSYCHEDELICO @NAOKI_DELICO · 2023/09/17 (日) 08:59:00 InterFM 今夜22時生放送📻 番組ゲストに #藤巻亮太 君が来てくれます。 3人でミュージシャンあるあるみたいなのやります。聞いてね。 @Ryota_Fujimaki
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135481403135481403 · 7 months
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❁ 高木マーガレット ❁🎤Margaret Takagi🇯🇵バイリンガルアナウンサー🇺🇸@margaret_m0e 2023/09/17 (日) 14:52:54 今週も #SBSもえか よろしくお願いします‼︎
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鉛筆彫刻人  #シロイ(@shiroi003)さん ご登場!
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たくさんのご参加お待ちしています♪ @sbs_moeka @radio_sbs #sbsラジオ
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yukino-ws · 8 months
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2023.8
知られざる文具アートの世界 横浜高島屋
シールワークショップ
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14si · 9 months
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morotake-westsaitama · 10 months
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「御郷が知れますわね!」と言われそうな私の愚痴について無駄に長い釈明文
「クソが!」
独り言にしては少し大きめな声が、私の口から漏れた。
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我ながら端ないと思う。しかし泥水すすりっぱなしの私らしい独り言だ。
平和な休日を陰気で鬱々とした気分でスタートしているように思えるかもしれないが、否定しておく。
少なくとも今日という休日は、清々しいスタートを切った。(なんせ前日までの疲労蓄積で、12時間寝たからね!)
ではなぜ……あの様な下衆な言葉を吐くに至ったのか……。
事件のキッカケと始まり
「外暗っ!マジで!?ウケる!」
今から約12時間前のAM1:00。私の休日がスタートした。
最近の私はといえば、まったく進んでいなかったhtml/css、javascript、phpという言語を同時進行的に学んでいる。
なぜこんな無茶をやっているか。
頭の中にある作りたいコンテンツイメージを実現するため、静的、動的のコーディングを同時に学ぶ必要があるため
同時である必要はないのだろう。むしろ同時にやっちゃいけない気がする。
たぶん、おそらく、きっと、世の中のエンジニアは
HTML
CSS
Javascript(もしくはPHP)
といったように順番に勉強を進めてきた人々だ。途中、さまざまななフレームワークに触れつつ……。
私はといえば、これらをごっちゃ混ぜにして勉強を進めている。
もしこの記事を読んでいるあなたが、「いや、そんなの普通でしょ。普通みんなそうだから。」と思われたなら、一言だけ言っておく。
「うるせぇハゲ!お前と違って俺はバカなんだよ!いいな!頭良くってよ!」
安心してほしい。誹謗する気も罵倒する気もない。これは賞賛だ。褒め言葉だ。
話が逸れた。
要は今日という休日も、コーディングの勉強に費やしているのだが、その始まりが12時間前。
活動限界という足音は、すぐそこにまで近づいていた。
勉強の成果
「いや〜、頑張ったおかげで、作りたいと思ったコンテンツもサッと作れるようになったんですよ」(埼玉在住 ・40代男性)
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と言いたいところだが、進捗は5%くらいだ。
「お勉強同時進行の弊害」以外の何物でもない。
さすがに「<head><meta うんちゃら><body>うんちゃら〜」とか、box-sizingといった基本構造的なことは覚えた。
おそらく簡素な静的サイトくらいなら作れると思う。
しかし、人間は欲深い生き物だ。
「ここの画像、スライドにしたいよな〜」
「よくある横にスライドするピックアップ記事とかもカッコいいよな〜」
「勉強のためにサーバー契約するのもアレだし、GoogleDriveを活用したいな」
などと、淡く浅はかな欲望に支配されている私。
「満たされたい!」という気持ちが先行しすぎて、書籍と参考サイトを行ったり来たりしている。決してたどり着かない、道もわからない、なにかを目指してとりあえず進んでいる。
結果、なにかが進んだのかどうかすらわからない。
現在に至る
「へ〜、安易にフレームワーク使うとサイトスピードに影響するのか……」
「ってことは、CSSとかスクリプトは直書きしちゃえばいいのかな?」
「あれ?そもそも最新記事とかってどうやって表示すんだ?」
「これphpとJSどっちでやるんだ!?」
すごい!
何がすごいって、情報に惑わされ具合がすごい。ぜんぜん正解に辿り着けない。
一つ学んだかと思えば、それを全否定するかのような情報に出くわす。
たとえ正解らしき情報が見つかっても、「SEOや見栄えとか考慮すると正解じゃない気がする……。」と自信がなくなる。
そして徐々に私の検索能力がエネルギー切れに近づいてるのか、グーグルというインターネッツに表示されるのは、クエリとは程遠い検索結果ばかり。
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欲しいものが手に入らないストレス。
何度も何度も検索するのに、インターネッツが壊れてるとしか思えない。
「なりたい自分になろう!」なんて、夢見るだけバカだ。
ぜんぜん満たされない……。
そして、悲劇は起こった。
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私の中にいる、もう一人の私が目を覚ましてしまった。
「クソが!」
「アクセス伸ばしたいからって適当なこと書きやがって!」
「この記事もその記事も、こっちの本もそっちの本も!」
「地球滅亡しろ!」
「ぜんぶ!ぜーんぶ燃やしちゃうの!」
まぁ冗談なんですけどね
私は勉強が苦手なので、どうしても非効率な方法になりがちだ。
とどのつまり、今日もまぁ疲れました。
物事を完全に理解できたとき
「点と点が繋がった!」
という表現を目にするが、私の場合
「点だけで絵を描くアートのかたですか?」
というくらい、自ら点を増やしてしまう悪癖がある。当然、点が繋がるまで人より時間がかかる。
ただし点が繋がり始めたらその後は早い。それまで蓄積してきた点が、一気に線になる。
自分で言うのもだが、こういう性格が功を奏しているのか、他人より高いパフォーマンスを出せる人と思われがちだ。几帳面な性格も手伝って、品質も割と高い(はず)。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
お腹が減ったので何か食べようと思います。
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nissyart · 1 year
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#ギャラリーモーニング の吉完さんが #京都新聞 に #知られざる文具アートの世界 展が載ってるのを知らせてくださった。 ハートの写真使ってくださり(作者見切れてるし)京都新聞さん、ありがとう。 なかなかやるな!笑笑 #京都高島屋7階グランドホール 27日まで #heart #ハート #maskingtape #maste #マスキングテープ #竹ひご #立体 (京都高島屋) https://www.instagram.com/p/CqDjuCoSILv/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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blueenemydefendor · 10 months
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生成AIの応用と活用
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近年、人工知能 (AI) の進歩がめざましく、アートの分野において、 「Midjourney」や「Stable Diffusion」などといった画像生成AIがさまざまなメディアで話題になっています。 前々回も取り上げましたのでご参照ください。
同様に、AIは音楽の分野でも大きな進歩を遂げており、 音楽制作プロセスのさまざまな側面に影響を与えています。
音楽を作成する
作曲にAIを導入することで、ユーザーはゼロから瞬時にトラックを制作したり、アーティストのクリエイティブな作業を効率良く行うことができます。
【音楽生成AI】Metaの自動音楽生成ツール「MusicGen」が 一般に向けて公開
Metaが音楽生成AIモデルをオープンソースで公開した。
テキスト&音声入力で誰でも高品質な音楽を作成することができる。
Metaは、テキストプロンプトやメロディーを使用して調整できる人工知能(AI)音楽生成システムである「MusicGen」を発表しました。
これはGoogleの「MusicLM」に似ており、口笛を吹いたり、ハミングしたり、歌ったり、楽器で演奏したりする既存のメロディーを基にして生成することができます。
MusicGenはオープンソース化されており、テキストによる説明入力(例えば、バックグラウンドで重いドラムとシンセ パッドを使用した80年代のドライブ用のポップソング)すると約12秒のオーディオが生成されます。
さらに、MusicGenでは既存の曲からメロディーの候補となる音源を参照することが可能で、テキストによる入力と合わせて出力することができます。
MusicGenの仕組み
Metaによると、MusicGenは20,000時間の音楽でトレーニングされており、その中には10,000の高品質なライセンス音楽トラックと、ShutterStockという大規模なストックメディアライブラリであるPond5からの390,000の楽器のみのトラックが含まれているとのことです。
現状は、人間のミュージシャンが職を失うほどの能力を持っているわけではありません。
生成される曲は基本的にはシンプルなものが多く、GoogleのAI音楽 ジェネレーターであるMusicLMとほぼ同等(わずかに優れている気がします。)です。
音楽のクオリティは、テキストプロンプトをかなり正確に反映されているように思います。 イメージした通りの音楽が生成されていました。
スマホの着信音から音楽を生成する例を見ていただければイメージが 出来ると思います。6分のyoutubeを紹介します。
youtube
MusicGenの使い方  無料で300秒までの楽曲生成
使ってみたい、でも英語でしょ?と手が出しにくいイメージですが 意外に簡単です。
先ほどの動画でご理解していただけてると思いますので 簡単に説明します。
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MusicGenのHP https://huggingface.co/spaces/facebook/MusicGen ここが音楽をテキストから生成できるページになります。 まず、このホームページを開いて入力していってください。
音楽にイメージなどを打ち込んでジェネレートボタンをクリックします。 1~2分で生成されます。
説明よりするより動画での簡単操作の方法が見られます。 5分間のyoutubeです。
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【ビートルズ復活!?】ポール・マッ���ートニーがAI技術を使って「最後」の未発表曲を制作
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最近では、ビートルズのポール・マッカートニーが故ジョン・レノンの声をAI生成して、未発表の楽曲をリリースする予定ですが、これにも業界や音楽ファンを含めて賛否の声があります。
ビートルズ���代でなくても聴いてみたいです。
AIは、このようないろんな作曲に関する悩みやニーズに答えてくれる可能性を秘めています。
* 純粋にAIが作曲することについて興味がある * AIを使って制作時間を短縮したい * なかなか楽曲が完成しないからAIの手助けが欲しい *YouTubeのBGMをAIで簡単に作りたい
今あるすべての生成AIを使って画像、文章、動画、BGMなどテキスト入力から全部自作で作成できる世界が開けました。 こんなに身近に使えるようになった生成AI、さらなる進化が期待でき ワクワク感が止まりません。
AI生成音楽のトラブルについて
問題もあります。音楽生成AIは倫理的および法的問題が解決された わけではありません。
便利で簡単な一方でクオリティが高いからでしょうか? グラミー賞主催団体が音楽におけるAI利用への見解を発表し音楽での AI使用はOKだが完全にAIで生成された曲は禁止されました。 規制に懸念が出てきましたね。
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AIにロボットを開発させてみた
デルフト工科大学とスイス連邦工科大学ローザンヌ校の研究チームは、ChatGPTを企画段階から参加させ、ロボットを設計させた。
これにより、見事な“トマト収穫ロボ”を開発することに成功した。
まず最初にChatGPTに投げかけた質問が、「今後、人類にとって一番の課題になることは何か?」だったのだそう。
こうしたやりとりを通じてGPTが考案し設計、そして人間の手により開発されることになったのが、「トマトの収穫ロボット」だった。
収穫を自動化したときに一番儲かる作物を教えてくれたのも、ChatGPTだった。
コンセプトだけでなく、もっと具体的なロボットの仕様についても、ChatGPTは大切なアドバイスをしてくれたという。
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たとえば、「トマトをつぶさないようロボットハンドをシリコンやゴムで作る」 「ロボットを動かすには、ダイナミクセル・モーターが最適」といったことだ。
こうしたAIとの共同作業を通じて、見事本当に使えるトマト収穫ロボを開発することができた。
研究チームは、これからもトマト収穫ロボを使った研究を続けていく予定であるとのこと。
生産者さんもきっと大喜びですね。
バーチャルで「試着」
グーグルが生成AIを活用した“バーチャル試着”画像でオンラインショッピングを楽にする
Googleショッピングに生成AI(拡散モデル)「Virtual try-on」 採用(まず米国で)
サイズ感などがよくわからないために、通販サイトから洋服を購入するのを躊躇する人もいるだろう。
こうしたなかグーグルはAIが生成する合成画像によって、さまざまな肌の色や体型をしたモデルに気になるアイテムを“試着”させることを可能にする機能の提供を米国で開始した。
このツールを使うと、米国のユーザーなら、女性のトップスをバーチャルで「試着」できるようになる。
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グーグルは、XXSから3XLまで、さまざまな体型をした実際のモデルの画像を使って、AnthropologieやEverlane、そしてH&Mなど、 グーグルで販売している数百ものブランドの服の着用画像を 人工知能(AI)が生成してくれるものだ。
ショッピング機能を構築するために、80人のモデル(女性40人、男性40人)を採用している。
モデル撮影の工数をAIで置き換えるのは、EC事業者としてはありがたい事なのだろうと思います。
AIに仕事が奪われることに、協力したモデルさん達はどう感じたのか 気になるところではあります。
ハンガーにかかっている時は可愛いのに自分が着てみたらそんなに可愛くなかったり、逆も然りだったりということが最近多かったので、個人的にすごく魅力を感じます。
私的には通販の洋服選びに失敗がなくなるので、これはいいなぁと思いました。皆さんはいかがでしょう。
以上、音楽生成とロボット制作、バーチャルモデルと見てきましたが 日々進化する生成AIについていけるかちょっと不安もありますね。
これらは超便利なのでどんどん取り入れて使いこなしていきたいですね!
映画の紹介
『M3GAN/ミーガン』恐怖の本編映像
子供の良き友達となるように開発されたAI人形 「M3GAN(ミーガン)」の愛情が暴走するスリラー。
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minatokucarpet · 11 months
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ペルシャ絨毯 買取 (ペルシャ絨毯買取 [港区絨毯買取])
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ペルシャ絨毯 買取
ペルシャ絨毯買取専門店 港区絨毯 クム、イスファハン、カシャーンなど産地を問わずペルシャ絨毯を買取ます! "ペルシャ絨毯買取 鑑定・査定・価格査定|東京・埼玉・神奈川「港区絨毯買取」宅配買取は全国に対応しています。 ペルシャ絨毯クム産・マラゲ産・イスファハン産・タブリーズ産・ナイン産・カーシャン産などのシルク絨毯やウール絨毯 します。ペルシャ絨毯を使っていたけれども、模様替えの関係でどうしても部屋に馴染まなくなってしまった場合、買い替える場合など、ペルシャ絨毯を高価買取していますので、是非ご相談してください。ペルシャ絨毯買取【港区絨毯】出張買取|ペルシャ絨毯専門の鑑定士が見積・査定 など、、、ペルシャ絨毯の買取(新品・中古)は東京都港区の「港区絨毯」へご連絡ください。ペルシャ絨毯専門の鑑定士が査定経験と買取実績を活かします。 ペルシャ絨毯を一番高く売りたいだったら、ペルシャ絨毯買取に任せてください。 ペルシャ絨毯買取,シルク絨毯買取,絨毯中古, 0120-771-797"
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  ショッピングブーストゾーン全国からカーペットを集めています! ショッピングをサポートするエリアは、 東京、神奈川、千葉、埼玉、いばらき、栃木、軍馬、愛知、静香、新潟、長野、山梨、京都、大阪、福岡、山口、大分、佐賀、福井県、熊本です。 今回ペルシャ絨毯買取専門店【港区】を使って頂きどうも有難う御座いました。ペルシャ絨毯買取 専門店 なので、絨毯の価値を理解してる専門人がいますので、国内でお客様の売りたい絨毯を一番高く買取する保証は港区絨毯のスローガンです。 また絨毯買取、絨毯買いたい、絨毯クリーニング、ペルシャ絨毯売りたいなどのサービスがございましたら、是非お待ちしております。 どうぞよろしくお願いします ペルシャ絨毯買取 港区絨毯買取専門店
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ペルシャ絨毯買取専門店港区 ペルシャ絨毯を高く買取します。 全国でもご利用いただけますので、上記以外の方も大歓迎です! 無料評価をご利用ください。 ペルシャ絨毯(じゅうたん)は金や宝石と並んで世界三大財産といわれるほど価値のある商品です。歴史に裏付けられた資産価値があるうえ、現在は従来 ペルシャ絨毯はなぜ価格が高いのか? 世界三大財産とまでいわれる理由 そもそもペルシャ絨毯とは? ペルシャ絨毯といえば幾何学模様のイメージが強いですが、自然をモチーフにしたナチュラルなカラーと柄の「ギャッベ」(イラン高原南西部の遊牧民が織ったもの)と呼ばれるものもあります。最近はこのギャッベの人気が日本国内で高まっており、都内にギャッベ専門店ができたりギャッベをテーマにしたイベントが各地で催されたりと、盛況となっています。 ペルシャ絨毯を買取に出したいペルシャ絨毯の価値を知りたいペルシャ絨毯を売るなら絨毯買取をお選びください!売りたいけれど重くて持ち運べないという方は、ぜひ港区絨毯の出張買取をご利用ください。重いペルシャ絨毯を持ち運ばず楽に売却できます。出張無理、自宅買取、など
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ペルシャ絨毯はなぜ価格が高いのか?
世界三大財産とまでいわれる理由
資産価値が高いのはアンティークのペルシャ絨毯に限られる
「ペルシャ絨毯」とは、1枚1枚手織りでつくられるイランの伝統的な絨毯を指します。原油と並んでイランを支える基幹産業です。紀元前7世紀にはすでにイランの伝統産業として確立され、周辺国の宮廷で愛用されたことから広く認知されました。素材はウールが基本ですが、近年はシルク製のペルシャ絨毯もあります。 ペルシャ絨毯と一般の高級絨毯の大きな違いは、目の詰まり具合が異なることです。ペルシャ絨毯は目が高密度で詰まっているため、ホコリやこぼした液体などが生地内部に入らず、「表面を軽く掃除するだけでお手入れが済む」という特長があります。 ペルシャ絨毯は、「10万~100万円単位の新作」「1,000万~億円単位のアンティーク」に大別されます。なぜアンティークのペルシャ絨毯の価値が高いのでしょうか。それは古いものの大半がウールでつくられているため踏めば踏むほど風合いが出て、その美しさが評価されるからです。しかし古いペルシャ絨毯のすべてに価値があるわけではありません。有名な産地や工房でつくられたアンティークだけが高値取引の対象です。こういった背景を考えると、資産としてのペルシャ絨毯は一流作家の「アート」に似ているといえるのではないでしょうか。 ペルシャ絨毯を所有する際のポイントは、すでに高値取引されているものを購入すること。そのうえでコレクションとしてずっと所有し続けてもいいですし、現金化することも可能です。金融商品のように価値が大きく変動するリスクが少ない「現物資産」だからこその強みがあるといえるでしょう。 ペルシャ絨毯のトレンド!自然をモチーフにしたギャッベに注目 最近では、インテリアとしての新作ペルシャ絨毯が日本国内で人気を集めています。ペルシャ絨毯と一口にいっても作り手によって柄や色合いが異なるため、インテリアとして購入する場合は好みにあった産地や工房を選ぶのがポイントです。ちなみにペルシャ絨毯の5大産地は、いずれもイランの都市であるタブリーズ、クム、カシャーン、ナイン、イスファハンです。 またはペルシャ絨毯は、イラン(ペルシアはイランの旧称)で生産され続けている絨毯。イラン文化、芸術を代表する極めて優れた美術工芸品の一つで、その起源は紀元前の古代ペルシアにまで遡ることができる。床面の敷物だけでなく、壁飾りやテーブルクロスとしても用いられていた。 ペルシア絨毯は大きく三つに分類されている。6×4 フィート超の「カーリ (Qāli )」、6×4 フィート以下の「カーリシュ (Qālicheh )」、そして「ゲリーム (Gelim )として知られる遊牧民の絨毯である。ゲリームには粗織りの絨毯を意味する「ジル (Zilu)」と呼ばれる絨毯も含
素材
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手織り職人が使用する伝統的な道具。 ペルシア絨毯の素材としてもっとも多く使用されているのは羊毛だが、綿も多く用いられている。羊毛は、コルクウール、マンチェスターウール、キャメルウールなど、様々な品種の羊からとられたものが使用されている。絹は羊毛に比べて高価で耐久性に劣り、古くなるにつれて価値が落ちていくため、絹だけで織られた絨毯はそれほど一般的ではない。絹のペルシア絨毯は、その希少性と価値、そして耐久性の低さから、床の敷物ではなくタペストリのように壁飾りとして使用されることが多い。
図案
16世紀、17世紀のペルシア絨毯には多くのバリエーションがある。様々な地方で生産されていたことが多様なデザインを生み出すことにつながった。また、共通するモチーフとして、唐草文様、アラベスク文様、忍冬文様 (en:palmette)、円形文様、幾何学文様などは、多くの絨毯に採用されている。人物文様は、イラン国内で流通する絨毯には良く見られるモチーフだが、輸出される絨毯ではそれほど採用されてはいない。 産地ごと、あるいは家系ごとに様々なデザインが継承されており、それらの多くはシンプルで直線的な文様である。このような文様を絨毯に表現する際には、特別な下絵などを使用せずに職人の記憶や経験によって制作されることが多い。曲線で構成される複雑な文様の場合は、前もって用意された下絵のデザインと色調を絨毯のサイズに合わせて写し取っていく。伝統的なデザインも時代とともに少しずつ変化しており、現在では下絵を絨毯のサイズにあわせて縮小あるいは拡大するために、コンピュータが使用されている。
歴史
現存している最古の手織り絨毯として、古代文明パジリクで発見されたおよそ2500年前の絨毯がある。アケメネス朝ペルシアで制作されたと見られていたが、現在は否定されており中央アジアの遊牧系騎馬民族によって織られたとされている。ペルシア絨毯の最初の記録は古代中国のもので、224年から651年のサーサーン朝ペルシア時代の記録である。7世紀にイスラム教圏となるまで、ペルシアでは様々な王朝が勃興、衰退を繰り返し、ペルシア絨毯にも多くの変化がもたらされたが、ペルシア絨毯の生産は途切れることなく続いていた。その後、13世紀のモンゴル帝国によるペルシア侵攻のためにペルシア絨毯は衰えていたが、イルハン朝ペルシア、ティムール朝ペルシアのもと、ペルシア絨毯は再び発展してくことになる。 ペルシア絨毯に使用される羊毛、絹、綿といった天然素材は、経年変化によって腐食し、朽ちてしまう。このため、考古学者たちの古代遺跡調査によっても、ペルシア絨毯に関する有益な発見がなされることは極めてまれである。古代からペルシアで手織りの絨毯が制作されていたことを示す証拠は、数点の磨りきれた絨毯の断片しか存在しない。このような断片からは、12世紀に全盛を迎えたセルジューク朝ペルシア以前のペルシア絨毯がどのような特徴を持っていたのかを判断することは、ほとんど不可能となっている。 ゾロアスター教時代
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紀元前5世紀頃のパジリク絨毯。現存する最古の絨毯である。 1949年に、シベリアのアルタイ山脈のパジリク古墳群から、考古学史上非常に貴重な絨毯が発見された。この絨毯はスキタイ人の王族とみられる人物の墳墓から発掘されたものである。放射性炭素年代測定により、この絨毯が紀元前5世紀のものであることが判明している。283×200センチメートル の絨毯で、1平方センチメートルあたり36の編目で制作されている。この現存する世界最古の絨毯と見られるパジリク絨毯の洗練された織物技術から、この芸術分野の進化と発展が長期にわたって蓄積されてきたことがわかる。絨毯中央部は深い赤に彩られ、周囲を巡る二本の縞模様部分にはシカとペルシア人騎手が表現されている。 このパジリク古墳群から出土した絨毯は、遊牧民族たるスキタイ人の手によるものではなく、アケメネス朝ペルシアで制作されたものだと考えられている。 アケメネス朝ペルシアの初代国王キュロス2世はパサルガダエに王都をおき、その宮廷内は豪華な絨毯で飾り立てられていた。当時のペルシアとマケドニアは緩やかな同盟関係にあり、マケドニア王アレクサンドロス2世はキュロス2世の霊廟の飾りだった絨毯に目を奪われたという伝承がある。 6世紀まで、羊毛や絹で織られたペルシア絨毯は歴代の王朝で発展し続けていった。サーサーン朝ペルシア国王ホスロー1世が織らせた有名な『春の絨毯 (en:Baharestan Carpet)』は、王都クテシフォンにあった王宮の主謁見室の装飾に使用されたものである。この『春の絨毯』は絹織りで、金、銀、貴石が使用された長さ140メートル、幅27メートルという大規模なもので、楽園のような華麗な庭園が表現されていた。その後637年にアラブのイスラム諸国に王都が占領されると、略奪された『春の絨毯』は小さく切り分けられて、戦利品として兵士たちに与えられた。また、タキディス王の玉座は一カ月間を表現した特別な30枚の絨毯と、四季を表現した絨毯で飾られていたいわれている。 イスラム教時代
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ヴィクトリア&アルバート博物館が所蔵するアルダビール絨毯。 8世紀にはアーザルバーイジャーン地方 (en:Azerbaijan (Iran)) が、ペルシア絨毯と粗織りの絨毯の一大産地だった。また、タバリスタン地方 (en:Tabaristan) は、租税として年間600枚の絨毯をバグダートのカリフの宮廷に納めていた。当時のペルシアの主要な輸出品は絨毯で、祈りを捧げるときに足元に敷く小さな絨毯の割合も多かった。さらに、ホラーサーン (Khorassan)、シースターン (en:Sistan)、ブハラなどの都市でもペルシア絨毯が制作されており、その優れたデザインとモチーフで需要が高かった。 セルジューク朝ペルシアからイルハン朝ペルシアでも、ペルシア絨毯の制作は非常に活発に行われており、イルハン朝の第7代国王ガザン・ハンがタブリーズに建てたモスクは、豪華な絨毯で埋め尽くされており、絨毯の素材となる羊毛は、特別に飼育された羊からとられたものが使用されていた。ティムール朝ペルシアで生産された絨毯のデザインの多くが、装飾写本の挿絵であるミニアチュールをもとにしている。また、絨毯を織っている場面を描いたミニアチュールも現存している。絨毯織り工房には、糸の染色工房が隣接していることも多かった。ペルシアにモンゴル帝国が襲来するまで、ペルシア絨毯の制作は大いに発展していった。 この時代に制作されたペルシア絨毯でもっとも有名なものがサファヴィー朝ペルシアで織られた、現在ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館が所蔵する『アルダビール絨毯』 (en:The Ardabil Carpet) である。この絨毯は対として制作されたもので、もう1枚の『アルダビール絨毯』は、ロサンゼルス・カウンティ美術館が所蔵している。この『アルダビール絨毯』のデザインは無数にコピーされ、小さなものから原寸大のものまで様々な大きさの絨毯が制作されている。イギリス首相官邸に アルダビール絨毯 が飾られているほか、アドルフ・ヒトラーもベルリンにあった自身のオフィスに アルダビール絨毯 を所有していた。『アルダビール絨毯』は、1539年から1540年にかけて制作された。絹糸と羊毛が素材として使用され、1インチ四方あたり300から350の編目で織られており、10.5×5.3メートルの大きさの絨毯となっている Los Angeles County Museum of Art See also Victoria & Albert Museum。 土日・祝日も休まず営業!どしどしお問合せください!
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お客様に信頼・ご満足いただける買取値段をご提示致します。 クム産 綿密な織りが評価されている、クム産。最もポピュラーで親しみやすく、日本国内でも人気の高い絨毯です。ウール素材のもの、シルク素材のもので査定額に差が出ます。シルク素材のものであれば高額査定は確実です。 相場~760000円 タブリーズ産 タブリーズ産にしかない道具を用いた、緻密な織りが特徴のタブリーズ産。他の産地��ものに比べると、少々シンプルで��目で見た時に、落ち着いた雰囲気を醸し出すところが魅力とされています。稀に円型タイプもあり、こちらも買取可能。 相場~600,000円   Read the full article
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cotlove · 1 year
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「かに革命2022/大そうめん流し」―アートか革命か悪ふざけか?ー中野良寿
「かに革命2022/大そうめん流し」―アートか革命か悪ふざけか?ー
先日9月24日に、山口市下市にあるLife and Eat ClubのMEDICAFE2022の一環として「かに革命2022/大そうめん流し」と名打たれたアート・イヴェントが美術家の中崎透氏の企画で行われた。「ナデガタ・インスタント・パーティー」でアートコレクティブとして活動している中崎氏だが近年ではソロワークでの活躍も顕著である。昨年は宇部市のときわ遊園地で行われた「TOKIWAファンタジア2021」でも夜間のイルミネーションをメインにしたアートイベントで多数のコミカルな作品を展示して、多くの子どもたちのファンを増やしたのではないかと思う。
さて、彼の今回の「かに革命2022」についてである。そもそもこの「かに革命」というイベント/作品については、山口市を拠点にしている山口現代芸術研究所(YICA)[現代アートの分野で活動しており、国際的な内容を地域の文化活動に取り込んで20年以上経つ研究所。近年はNPO法人から一般法人として活動している。]で、2005年のアーティスト・イン・レジデンスのアーティストとして彼を招聘した時に始まったプロジェクトである。
その頃YICAの事務局は山口市の瑠璃光寺の裏手の木町地区の古民家を使った「木町ハウス」というところ行われていた。彼はその時、大学の博士課程を終わったところで「看板屋・中崎」という触れ込みで現れた。ライトボックスを使ったあたかも飲屋街で使われそうな文字フォントを駆使した看板作品を作っていた。その時、てっきりそのような看板を木町ハウスで作ってくれるのかと思いきや、然にあらず。滞在の途中、気がつくと「かに」の「革命」をやるから来てね〜というお誘いを受けた。指定の時間に木町ハウスに行ってみると、ハウスの裏手で行うという。木町ハウスのある木町は古い家並みが続く地区で、鬱蒼とした木々や竹、朽ちそうな建物があり、その頃の木町は昭和の風情を醸し出す家々が残っていた。ハウスの奥は山口市でも有名な一ノ坂川につながる浅い川があり、そこでこのイベントが行われた。二、三畳の川床をその川に一時的に作り、その場所でパーティーを行うというものだった。
清流と言えるその川にはサワガニが結構いるのだが、あえてその場所まで行かないと、普段は目にもしない場所である。川床をアートとして設置することで、普段あまり行かない場所での環境の豊かさに気づき、自然の恵みを感じる企画でもあった。
その後、「かに革命」は山口市前町の前町アートセンター(MAC)や椹野川の河川敷のバーベキュー大会の時など、数年ごとに彼が山口に来るたびに行われた。
上述のような流れがあり、Life and Eat Clubの津田さんから中崎氏の「かに革命」を今回もやるということだったので、期待して指定の時間に行ってみた。Life and Eat Clubの前にも小川が通っているので、今回も川床を作るのだと思っていたが、行ってみたら今回は革命の旗を作ってそうめん流しをするという企画だった。現地ではボランティアスタッフや親子の参加者、Life and Eat Clubの関係者ら多数がいた。建物の入口のブルーシートの上に旗になる布がたくさん置かれ、子どもたちが、墨やアクリル絵の具でカニの絵を描いていた。中崎風のキャラクターのカニや子供達ののびのびとしたカラフルなカニ、保護者のお母さんたちのカニ、みんなめいめいバラバラのカニを描いていた。僕もカニを描いて欲しいということで何十年かぶりにカニを描いた。結構適当に描いたが、「ヤバイ、カニってかなり自由に描いてもカニらしさは、ブレない、、、、」なんて思った。そうこうするうちに、建物の中で、そうめん流しの準備をするという流れになり、中崎氏のアイデアで雨樋と机やイーゼルを使い、青竹を使わない簡易そうめん流し装置の全貌が見えて来た。実験として水を流してみたら一箇所ちょっと水が溢れた場所があったが、概ね大丈夫(NHK Eテレのピタゴラスイッチの要領である)。水が流れるということはそうめんも大丈夫だろうという感じに仕上がった。最後にみんなで描いた「カニ革命」の旗をそうめん流しの装置の各所に飾り付けたが、なかなかの出来だった。(この「カニ革命」の旗は後日エプロンになって参加者に配られた。)
昼の部が終わり、夜の部になってこの装置に、実際にそうめんが流され、様々な薬味を入れた汁でいただいた。どうなることかと思ったが意外と美味しくて楽しい。マスタードシードの薬味なんかもあったりしてとても美味しくいただけた。
ちょっと待って。ここでこのリポートは終わってもいいとは思うが、何かざわざわする。うまく行き過ぎているのである。もしかしてこれでいいのかもしれないが、なんか物足りないかも。  
後日考えてみる。もしかして世界的に長引くコロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻、地球温暖化問題、このご時世、世界的に革命の文字は物騒であり、カニと革命の取り合わせはのんびりとした“悪ふざけ”とも言える。しかし「革命」をキーワードに改めてネット検索すると、人類の歴史における○○革命は数知れず。もしかしてどこかに「カニ革命」なるものもあるかも、、と少し穿って考えてみたくなる。昨今のAIの発達、ネット上の偽情報の氾濫、捏造されたプロパガンダ写真などファクトチェックが不可欠な日常になる毎に、自明だと思われたフィクションとしての「カニ革命」も10年以上の歳月を経てあらぬ意味合いを帯びていることに気づいた。
美術家 N3ART Lab代表 山口大学教授 
中野良寿
2022年10月31日
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wasite · 2 years
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WASITE.store 2022/09/30 now OPEN 今日の海 今日は「クレーンの日」 工事現場とか 高層ビルの建設に使われる 物資を上下輸送するあれ。 「クレーン」 車についてたらクレーン車だし 高層ビルの建設には組み立て式です。 で、そんな機械の名前ですが、 クレーンって何??? ・ ・ ・ 「鶴」です!! 鶴=CRANE 首の長い鳥が首を伸ばした形に似てるっつーことで、 あの機械を鶴=クレーン、と呼んだわけよ。 工事に使う道具をよく動物の名前で呼ぶことが 少なからずある。 まず「ネコ」 手押しの一輪車ね。 細い路地とか足場上でも猫が歩くみたいに うまく通ることができるってことで(諸説あり) で、「ブルドーザー」。 災害現場でも大活躍。 土砂を運び出したり、 盛り土、整地に使うあのアレ。 古来、この仕事は「牛」がやっていました。 で、機械が発明されたら 牛は寝ちゃうくらい暇になったから、 牛= Bull/ブル 眠らせる=dose/ダズ 合体してブルドーザー(諸説あり) あとは、危険なところをわかりやすく知らせる 黄色と黒のロープ。 「トラロープ」と呼びます。 虎! 何か作ったもの形が身近な何かに見える、 という流れもあれば、 見たものを、また違う何かに見立てるという 逆の発想もあります。 それが、日本の文化!とも言える? 合体変形ロボットの世界。 トランスフォーマーなんてそのレジェンド。 車が人型ロボットになったりなんて 今じゃ見慣れてますが、 いろんな乗り物が変形するのは もう夢ですよ! またラジカセのロボットがいて そのカセットテープが さまざまな動物の形に変形! 工事現場の工作機械がロボット化して、 さらに合体してすげー凶悪な奴になったりと、 クリエイターの想像力がたくましく楽しい。 数年前の食玩で流行りましたが 漢字が変形してその意味の姿になるという とんでもない逆流イマジネーションもありました。 例えば トラが漢字になって「虎」 その漢字の「虎」から変形して トラの姿になる食玩おもちゃ。 この時、人の脳ではどんなことが起きてるか? 本来の「意味」や「目的」には見当たらない 新しい姿を想像。 形を見て文字や漢字を作った逆の心理。 物(字)の形を見て、 人が作った意味や目的にとらわれず 見たままの姿から、まったく違う、 個人が感じる新しい感覚にとことん興じる。 脳の中では「ゲシュタルト崩壊」状態。 ここがアートが発生するチャンス! ピカソのキュビズムは なんのこっちゃわからん変な絵ですw 元々ピカソはめちゃめちゃ絵うまいっす。 デッサンももちろんできる。 その卓越した観察眼で、 物事や人物をジッと見つめ、とにかく見つめ、 あらやる角度から見つめるんです。 で、 「ここが美しいな」 という感覚だけを描き出す。 意味や目的を大事にしていたら描けないはず。 意味も目的も対象から消えるくらい 見つめることでゲシュタルト崩壊し、 新しいアートを生み出した。 と、私なりの考えなので 興味があればアート評論や芸大的な講釈が もっとわかりやすいかも〜。 つまり、何かの対象を 「じーーーーーっと視る」 は創造性の始まり。 子供はなんの知識も意味も知らず ただこちらをじーーーーっと見つめてきます。 だから子供のすることはクリエイティブ。 大人は何かを見る時、 意味や目的、価値観をもっている。 それによりスマートな物事の対処ができるけど 時には色眼鏡で見るや、 目から鱗、なんて言葉もあります。 数学の天才、日本の秋山博士。 子供の頃に 「そのガラスコップに水を入れなさい」 と言われて コップを叩き割ったエピソードが好き。 何が起こったかというと、 みながコップの中と思っている"ソコ"は 人の意味の世界。 コップの中とはいえ、 そこは外気と接する表面=外側。 「中」 はどこだ? コップを見つめ本当の「中」を探す。 すると、秋山氏の見つめる「中」とは 外に接しないガラスの中心であり、 「意味の中」ではない「真の中」。 だからコップをガシャン!です。 「真の〜〜」を見るには、 じっくり見ないと。 それは人それぞれの感覚だから、 「これはこういうもんだ」 という「鶴の一声」はただのノイズ。 じっくり見るには時間がかかる。 今日は金曜日、どうぞ良い週末を。 と言うわけで、今日も ストーーーーーーッ���!!!ロシア!!! では、今日も良い1日を! #WASITE #ワシテ (WASITE) https://www.instagram.com/p/CjHhnewPy1S/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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