Tumgik
#精霊幻想記
chaukachawan · 6 months
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だんいんしょーかい!33期の巻!
ころねです。
最後はイカれた33期のメンバーを紹介するぜ!
○佐々木モモ
わたし!先生も彩花も幽子も書類も母もフユコもベテラン墓守も和美もマイも小池もみんな好き!音響オペも当制も好き!わあああい
○黍
きび。正直最初は距離感が掴めなくて、あまり話しかけられなかったのを後悔してる。今ではきびのまっすぐさが大好き。かっこいいけど可愛いとこも大好き。作り出す世界観のあたたかさも。挙げるとキリがないね。後輩に慕われてるのもわかる、ついて行きたくなっちゃうもの。私は多分割ときびやゆるあみたいなまっすぐな人間ではなく正反対を行ってるので、ストイックな姿はずっと羨ましくて、眩しかった。これからも仲良くしてくれたらうれしいな。大好きです。
――きびにしか出せない儚さだった。
少女/木彫りの体温
○えどいん
えどうぃん。正直最初は謎だった。今でも謎なところは多いけど、最高に優しい人だと知ることが出来た。なんでも率先してやってくれるところや、物怖じしないところ、常にみんなを気にかけてくれるところが素敵。チーフからしたらえどうぃんの「俺やるよ」の一言がマジで救いの一言。えどさんかっけえよ。ちゃうかで1,2を争うレベルに漢気があると私は思ってる。ありがとう。
――ハマり役すぎて大好き。
浩司/オレンジ
○君安飛那太
コルク。最近は男の子の夢オンパレードをしてた。それが似合ってしまうんだからすごい。シンプルにコルクはかっこいいなと思ってる。見た目もそうだけど、中身。誰よりも調和を図ろうとしてくれる優しい人。なんで色々そんなに完璧なの?ってずっと思ってる。完璧じゃないコルクなんて本当に見たこと無かった。あなたがいたから33期はやってけたんだと私は思ってる。存在にありがとう。音響もありがとう。感謝が尽きない。
――かっこよくて、切ない。
ドラキュラ/Midnight Memory〜ミッドナイト・メモリー〜
○トロン
トロン。見た目はかっこいいのに舞台に立つと誰よりも暴れ倒す。妄想の楽ステのガウスさんのくだりだの、シェフのロナウドのくだりだのは一生忘れない。何気にすんごい発声届くし、すんごい動きが上手いし、まじでいつの間に色々身につけたの?って思ってる。多分ちゃうかの美味しいところを誰よりも吸っていたと思うので、これからも演劇を好きでいてほしい。
――あれはずるいでしょ。
シェフ/ピザキライ!!
○ベジはむの残留思念体
ベジ。たくさん相談したし、愚痴言ったし、相談されたし愚痴も言われた。座長の精神的支柱は、実はこいつだったことをここで明かしておく。たくさんお世話になりました。ベジのぶっ飛んだ演技は全部お気に入り。そのぶっ飛びの裏にたくさんの努力と、真面目な姿勢があるのを知ってるから、ぶっ飛んだ演技で笑いが起きると私まで嬉しくなる。ベジが居たから私は2年半ちゃうかに居続けることが出来たんだと思ってる。ありがとう。
――真面目に不真面目。
アキ/妄想戦争☆クレイジーオンザベッド
○Ω
ベータ。たまーにインスタを見るとスペインを楽しんでてほっこりする。何でもできて底抜けに明るいベータが居たから、33期みんな負けないぞって気持ちで練習出来たのかなあって思う。私が新人の時に作業に行けなくて悩んでた時に、ベータが「家で個人作業する人も居て、それはみんなが出来るわけじゃないから凄い」ってサラッと言ってくれたのを覚えてる。本人の記憶からは消えてそうだけどあの一言で救われた。ありがとう。
――あんな胸が痛くなる役も出来るの流石。
菊池/無人有人
○かの
すふれ。圧倒的に見た目は可愛いのに、中身はどこか抜けている。そしてめちゃくちゃ性格がいい…のになんでそんなに面白いの、あなたは。なんで苗字だけの役者紹介だの、伝説の「断面と垂直」発言だの、色々ぶっ飛んだことするの。可愛いなおい。多分すふれが居なかったら私のちゃうかでの居場所ってもっと狭かったと思う。本当、いつの間に仲良くなったかは私も忘れた。だけど大好きなのは確かです。またご飯行こうな。
――お淑やか?強気?切り替えが大好き。
天使/無人有人
○田中かほ
ゆるあ。脚本演出お疲れ様。ゆるあが脚本出すって言ってくれた時、本当に本当に嬉しかった。考え方や行動の節々に常に優しさがあって、頼りたくなる、ついて行きたくなる存在。帰ってきてくれてありがとう。ゆるあと私はマジで逆位置の存在だと私は認識してるし多分ゆるあも認識してるのではと思う。私には無いストレートさとストイックさと、溢れる愛情がゆるあにはある。無い物ねだりだけど、そういうところが羨ましくて眩しい。
――ゆるあのツンデレ?反則でしょう。
ねこ/木彫りの体温
○坪井涼
ゴコ。第一印象、ひとつ上の理系の人。2つ目にボケ。3つ目に可愛い。あながち間違ってないし、この3つは今も変わらない。昔は彼のボケにきょとんとしてたけど、彼曰く彼のおかげで私のツッコミ能力が開花したらしい。今は会話のテンポを楽しめるまでになった。今の印象を一言で言うのは難しいけど、頭の回転がバカ速いって意味でも、器がバカでかいって意味でも、たくさんの意味でずっと尊敬してるし、ずっと感謝してる。
――結婚式?の練習、楽しすぎて。
ハルキ/妄想戦争☆クレイジーオンザベッド
○Aru=R
ホバ。この秋公でホバの熱いところを知れた気がする。多趣味人間って羨ましいんだよなあ。たくさんの人とたくさんの話題で関わって、自分の世界を広げ続けている。今回全力で演劇に向き合ってて応援したくなる。幕班員として全力で仕事してて、幕班員が助かってる姿を結構よく見かけるので、あなたのしてきたことってきっと無駄じゃなかったよ。胸張ってここを居場所って言ってね。
――低音ヒールって素敵だよね。
助手/ナンセンス幽霊奇譚
○荻野琥珀
ハク。副座長。私はハクの作り出す世界が好き。新人もオムニも新歓も、出ることが出来て幸せでした。自分の考えだけで突っ走ってしまう私を、時には押し出してくれて、時には止めてくれて、本当に本当にありがとう。最近はなんか忙しそうで、この1年ひとりぼっちにされて正直寂しかったし心細かったよ。だけどこれまでハクに助けられてたのは絶対変わらないから、たくさんの感謝を。
――最高に吹っ切れた前世。
侍/妄想戦争☆クレイジーオンザベッド
○握飯子
クオリア。ぶっ飛んでるというか、ある意味まっすぐというか。クオリアと喋ると、絶対楽しい気持ちになる。明るくなる。それってめちゃくちゃすごいことだよね。あたたかくて感動する彼女の世界観も大好き。クオリアには何故かたくさん相談したくなるし、危なっかしいけど割と何しても許せちゃうし、めちゃくちゃ芸術センスやばいし、私に無い物たくさん持ってるから見てて羨ましい。帰ってきてくれてありがとう。
――貴女だったから未来を引き継げた。
少女/Midnight Memory〜ミッドナイト・メモリー〜
○梅本潤
しあら。今回初めてまともに共演したけど、しあらの隣ってなんか頼もしい。安心感がある。真面目だけど真面目すぎず適度にふざけるから、空気がずっとあたたかい。舞監としても頼もしすぎた。本当にありがとう。私は座長として全然しっかりしてないし、てきぱきまとめることもできないし、ハッキリと主張することも出来ない。そういう部分を全部埋めてくれたあなたには感謝しかない。しあらが居たから座長でいられた。ありがとう。
――最後の最後。一緒に頑張ろう。
日野悠真/華幻の月
たくさんの人に伝わってると思うんやけど、私はちゃうかが大好きです。多分誰よりも大好きです。だから座長としてここを守る仕事が出来て私は幸せだし、みんなが笑顔で最後の舞台に立つことが出来て本当に良かった。
これからもちゃうかのことはずっとずっと大好きです。それはずっと変わらない。
最後まで舞台に立たせてくれてありがとう。
最後を迎えさせてくれてありがとう。
みんなのことが本当に大好きです。
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alaephoenicis · 1 year
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レムリア 〜 母なる樹に抱かれた生活
ロビン・カイザー
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オリジナル動画:https://youtu.be/UMtxg1KGJXE
【和訳:ALAE PHOENICIS】
最新情報はTelegramチャンネルへ
レムリアには巨大な生命の樹があり、そこに人が住んでいた。現在でも、この母なる樹の遺跡は世界各地に残っている。レムリアの記憶が人々の心の中に残っている限り、本来の自然な生活を取り戻す希望があるのです。 ロビン・カイザーのホームページ:robinkaiser.eu
レムリアと母なる樹木での生活
その昔、地球にはまだ水が澄んでいて、土壌には豊かな栄養分が含まれ、自然の中のあらゆるものが底力をみなぎらせ、振動していた頃がありました。
当時はまだ炎には性格があり、風には声があり、自然界のものにはみな生命が宿っているのが当たり前だったのです。
火の精霊は炎を舞ってその姿を人間に見せ、風の勢いは遠くの国の物語を語ってくれた。
人間は、すべての生き物と親密な交流を持ち、すべての生き物が心の動きや感情を直感的に理解できる言葉を話すことができました。
自然界に備わる力は友人や仲間として扱われ、助けを求めたり、助言を求めたりすることができました。
人間が他の土地について何か知りたい��思ったとき、その土地の情報を素早く運んできてくれないかと風に頼みました。
そして、人生における決断を運命に問うたときは、炎の精霊に火を灯しました。
人間が全生涯を自然界の創造物に捧げているため、自然界の精霊たちは人間に好意的でした。
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二つの部族が互いに連絡を取り合いたいとき、同時に火を焚いて、その火を通してもう一方の火の中に姿を現すことができました。
この地球上のすべての炉は自然のネットワークを形成しており、ある人の意識は、ある炉を通して別の炉に現れることができるのです。そして、火の精霊の力を借りて、火の炎の中に顔や形を作ります。
人々は火を通してお互いを訪問し、風に乗って聞こえてくる声と火の中の幻影の両方を通して、お互いにメッセージを伝え合うことができたのです。
その頃、大地との対話は、現在の数倍も大きかった木々を通して行われました。
そして、人々は木々を通して深い瞑想状態に身を置くことができたのです。
人の意識が木と融合すれば、木の枝や根をすべて自分の手足のように感じ、その意識で大地に深く沈むことができました。
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自然は人間の家であり、森の中の空き地はすべて自分の家の中のようだったからです。
自然の力は、その自然な成長を通して、人間のために素晴らしい住まいを作ってくれていました。
この地球が人間に与えた最大の贈り物は、母なる樹木です。
地球は人間に、天に近い最も美しい住処を提供しようと考え、ある種の樹木を空に向かって何キロも成長させました。
この樹木は、地球が生んだ最も素晴らしいものでした。
そして、それらは生きた楽園であり、色鮮やかな花々が咲き乱れる独立した生態系でした。
一本の母なる樹には、部族が丸ごと住めるほどで、その上に台座、塚、見晴らし台、梁、小川、円周およそ3メートルもある花があり、日没時には必ず開いて燐光を放っていました。
世界は言葉に尽くせないほどの美しい色彩に染まり、生活は静かな調和と深い感銘、そして母なる自然への大きな感謝の中で営まれていました。
なんでも豊富にあるため、人間は何も植えなくても木や草の果実を食べて生きていました。
人間が必要とするものはすべて自然が与えてくれ、生活の自然な営みを阻害するものは何もありませんでした。
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人の体は細身で力強く、生命力に��れていました。直立歩行で、足取りも軽く、優雅でした。そして、歩くというより、大地の上を踊るように飛び跳ねていました。
夕刻になると、人間も植物も生きとし生けるものすべてが調和し合い、深い静寂の中にたたずむことがありました。
風が止んでしまいました。もう葉っぱの音もしないし、人も獣も動いていません。
すると、すべての生命を包み込むような大きな静寂が訪れるのです。あれだけ活気に満ちていたのに、まるで、自然そのものが息を潜めて、ひと休みしているかのようです。
この最も神聖な時代にあって、すべての生命は互いに静かに結ばれ合っていたのです。そして、すべての生命体が母なる樹木と大地の精霊のもとに一体となっていました。
その日の時刻によって、さまざまな香りが漂っていました。
中には、一瞬で人を別の意識状態にしてしまうような魅惑的な香りもありました。
生命のリズムは、ある種の植物の開花によってもたらされ、その植物はその進化において動物と植物の中間に位置する生物のようなものでした。
母なる樹には、その上を移動する植物があり、常に最も日当たりの良い美しい場所に移動していました。
また、一日に一度、数時間だけ大きな花を咲かせ、その後また閉じる植物もあります。また、他の植物には脈拍や呼吸のリズムがあることも見て取れました。
ある日、ある植物が花を咲かせると、その香りが辺り一面に広がり、その香りを通じて人間の意識はその植物と一体化しました。
その花が閉じればまた、別の植物が示し合わせたかのように花を開き、人間の心を招き入れるのでした。
母なる樹は年に一度、数日間だけ花を咲かせますが、このときが自然と人間が結ばれる最高の神聖な結婚式だったのです。
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母なる樹が開花するや否や、人々を恍惚とさせる芳香が立ち込めるため、その宴の準備は長い時間をかけて行われました。
母樹の花、そして一部の植物には幻覚作用があり、その香りだけで人間の意識を大きく拡張させることができたのです。
萼(がく)から滴る露を飲み、花粉で満たされた空気は、呼吸するだけで豊かな栄養を与えてくれます。
人間の皮膚はやや硬く、革のようでありながら、ところどころに細かいクリスタル状の構造が浮き出ていて、その上に皮膚が光っているように見えます。
深い意識状態から抜け出したばかりの人たちは、文字通り、肌がクリスタルのように光り輝いていました。
植物は人々の生活の場となり、母なる樹木の中には、夜になると大きな花が開き、その中に寝そべることができるような、各人専用の植物があったりしました。
人間の意識は植物と結びついていて、疲れたときには必ず寝台植物の花びらが開くのでした。生きている花の中に横たわって眠れば、花はその人の体を優しく覆い包んでくれました。また、目が醒めると共に、花は開きました。
こうした人たちの眠りとは、意識的に夢の世界へ移行することでした。
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また当時の人々の生活の営みは大部分が睡眠中に行われていました。
人生には、夢の世界というレベルからしか叶えられないことがありました。ほかに、身体的な場面での方がもっとうまくやれものもありました。
その意味で、世界には意識が起きている間も、眠っている間も、変わりありませんでした。
人々は、睡眠中に物理的な世界に繋がるのと同じように、日中も睡眠中の世界に繋がっていたのです。
そして、彼らは夢の中の世界から、物理的な領域で多くのことを実現させました。彼らは自分の人生を夢で描き、その夢に従って自然界は急速に物質面で成長していったのです。
母なる樹は鉱物の王国と植物の王国の狭間で進化を続け、地球は母なる樹を通して生きた結晶のように空へ向かって成長していきました。
地球に宿る魂は、母なる樹の中に最も純粋な形で転生していきました。そして、地球の鉱物界から植物界へと流れるようなクリスタル状の移り変わりを形成したのです。母なる樹の幹は、大地から伸びたクリスタルのようで、頂上に向かって次第に樹らしくなっていくのでした。
反重力によって、母なる樹の幹は地中の鉱物だけでなく、大量の水を運び、樹冠の中で湧き水となり、小川や滝となって地上に流れ落ちていきました。
ある種の樹木の鼓動は、大地から何キロも上へと水を汲み上げ、樹冠の中に泡立つ湖を形成していました。
さっきも言いましたが、それぞれの木にはそれぞれの生態系があり、当時の人が住んでいた地球にはそれぞれの地球があったのです。
当時の気候は一年中安定しており、熱帯らしい暖かさで、昼夜の温度差もわずかでした。
母なる樹に生える植物は、どちらかというと動物に近かった。そして、動物はより植物に近かったのです。
そこには沢山の巨大な平野があり、非常に多様な色と形をしたキノコがたくさんありました。
いくつかのキノコは夜になると小さな提灯のように発光し、母なる樹を光の海に変えてしまいました。
当時は昆虫や鳥類もいましたが、その他の大型哺乳類はまだいなかったか、母なる樹の上で生活していた人たちには関わりのない存在だったようです。
ただ、人間の髪の毛には特別な役割があり、髪の毛もある種の生き物として、触角のような役割を果たしていました。
樹木が幹から枝を生やすように、人も頭髪を生やしました。そして、髪の毛は手や足と同じように身体の一部として何かに触れることができたのです。
また、髪は意識的に動かすことで、例えば三つ編みにすることなども出来ました。
人々は特別な日には葉や花で身を飾りましたが、伝統として我々が理解している衣服は存在しませんでした。
彼らは、高い目標を目指すことなく、母なる樹木の腕に抱かれ、最も素晴らしい自然構造の中で暮らしていたのです。
そして、彼らの存在は、大地が差し出す贈り物で深く満たされていました。
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レムリアと呼ばれるこの時代に、一体何が起きて、このような生き方が終焉を迎えたのかは、その時のあなた方の記憶に委ねるしかないでしょう。
私たちはただ、あなたの地球の最も素晴らしい創造物が完全に消滅させられた、巨大な破壊工作が行われたことを記しておきたいのです。
すでに一部の人類が乱伐を営んでいたにもかかわらず、レムリアの人々は最後まで、大自然に忠実に、平和的な生活を続けようとしました。
そうして、地球にとって最も痛ましきことは、すべての母なる樹木が計画的に伐採されていったことでした。
今でも、その痛みは地球のエネルギー領域で感じることができるのです。
母なる樹木が壊されて以来、地球上の生命はますます分離と孤立に向かって後退していきました。
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そして、一本の母樹の最初の伐採から始まったこの破壊行為のクライマックスに、今日、皆さんはたどり着いたのではないでしょうか。
けれども、あなた方の世界では、当時の楽園のような地球での状態を覆い隠し、嘘だらけの人間の起源を語る勢力があるものの、まだ母なる樹木の名残が息づいているのです。
そして、自然と深く一体と なって生きていた記憶は、一部の人々の中で未だに消えてはいません。
もちろん、現在の地球上の自然はかなり異なっていますが、レムリア時代の生き生きとした自然が当時のみなさんの意識に呼応していたように、ある意味、現在のみなさんの意識状態に呼応した小規模な自然がそこに存在しているのです。
地球上の天然の楽園が破壊されようとも、地球はまだ失われてはいません。
そして、レムリアの原初的状態の生々しい記憶が、あなたに相応しい未来を創造する力を持っているのかもしれません。
人類として別離の時代を乗り越えたとき、地球上のいくつかの木々は再び他の木々よりも大きく成長し、ガイアの精霊が自らそれらの木々に転生して、天まで成長させるのかも知れませんね。
今の地球には、このような素晴らしい生き物を育てるだけの生命力と強さがありません。しかし、地球が再生し、枯渇から回復したとき、人間は再び木の上に生きた自然の建造物を育てることができるかもしれません。
最後に、以下の写真をじっくり眺めて、レムリア時代と母なる樹木の記憶を呼び覚ましてみてください。
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これらは、のこぎりで切られた切り株です。
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かつて、あなたの地球で最も偉大で最も素晴らしい生き物でありました。
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この地球上の破壊工作は、はるか昔から始まっており、あなた方は今になってその結果を体験しているのだということに、どうか気づいてください。
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レムリアの生活形態は破壊されたとはいえ、人々の心の中に生き続けています。
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そして、それがそこに生き続け、人々の意識の中に残っている限り、地球を癒す希望も残っているのです。
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bailonglee · 18 days
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レムリアの青い石
光のアーティスト、ChieArtさんのYouTube チャンネルで登場する、みーちゃん。
レムリアからの記憶を持ち、すごく興味深い話を、聞ける。
みーちゃんだけでなく、レムリアを知っている方々はみんな、
[光る青い石]
の話をする。
で、前々から気になっていたのだが、
ラピスラズリ。
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ラピスラズリの多くは、アフガニスタンのSari Sangで取れるらしい。
↓↓↓↓↓
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アフガニスタンとは、そもそもどういう国?
↓↓↓↓↓
なんと、10万年前、旧石器時代、新石器時代から、人がいたらしい。。🧐
インダス文明からは、神殿やら、そういうきらびやかな遺跡は、発見されていない…
そしてインダス文明が滅びたのは、砂漠化ではないかという、説もある…
待てよ…
ラピスラズリを中心に考えてみると、1つの物凄い仮説が成立する…
レムリア(10万年以来文明)の人々の中には、「光る青い石」があったとされる。
半霊半物質であり、変幻自在、無から物質も作り出せた。
一方、アトランティスは、科学の発達した文明。
彼らは、レムリア人の体に眠る「光る青い石」が欲しくて仕方なかった。(みーちゃん談)
予想として、レムリア人は体内の骨の中に、、「光る青い石」を形成するDNAを持っていた。
その石とはラピスラズリである可能性がある。なぜなら、石灰由来、つまり人間の骨からでも、原料調達出来る生成可能性。
アトランティス人は、今のホワイトアングロサクソン(≠アーリア人)の始祖と考えられる。
マッドサイエンス大好きアトランティス人たちは、レムリア人を殺し、、「光る青い石」を取り出し、自分達も利用し始めた可能性がある。
ただ、、「光る青い石」はレムリア人の体内にあるゆえ、完全にコントロール可能だが、[力のみ]を取り出した場合、制御不能となり、あらゆる「物質」から、生命エネルギーを空にしてしまうのでは無いだろうか?
だから、アトランティスは沈んだ、レムリアも滅んだ。
そしてアトランティスの生き残りのインダス文明、エジプト文明にて、またもや、「光る青い石」、ラピスラズリを悪用し、砂漠化した。。
ラピスラズリ自体、間違いなく人間の思考の、魔法的な意識を、顕現する力はある。
願いが叶ったとかw
しかし、法則やら、精製、造形、呪文、そういった《付帯要素》抜きには、ちゃんと使いこなせないのだろう。
だから、インダス文明も、エジプト文明も、砂漠化してしまった…、とかw
考えてみれば、元来レムリア人の体内にあった骨の一部を、悪用したシロモノ。
元来、持ち主本人のものを盗んだわけだから、他人がうまく使える訳がないw🤣
まあ、ちんちん盗んで取り付けたら、立たない、みたいな話かなw🤣、くだんなくて、すまない…🤣✨✌️😎
とにかく、レムリア人とは、体内でラピスラズリを形成してしまう人種だったのだろう。
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化学式を見ても、体内で形成出来る人間がかつていたとしても、そうおかしくない…
多分、これが、この10万年の、壮大な地球🌍物語ではないのだろうか?
↑地球🌍外から見たら、ラピスラズリにしか見えないんだよなw🤣✨✌️😎
追記:
こんな↓↓↓動画もあった。
これ見たら、ますます私の仮説、合ってんじゃないかなとw🙂✨✌️😎
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siteymnk · 1 month
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妖精、巨人、精霊、願い事をかなえる木、魔犬……さまざまな伝説や伝承が息づく現代の英国コーンウォール地方を舞台に、現実と幻が交錯する日々をあるがまま受け入れ、つつましく暮らす人々の姿を描く12編の短編集。サマセット・モーム賞、ホリヤー・アン・ゴフ賞受賞作。
詳しい場面設定は説明されなくて、読み進めているうちになんとなくシーンが想起されるようになっているのだが、突飛な場面設定・世界観にも拘わらず、気が付けばその中に引き込まれていて、上手いなあと思った。
どの編も明確なストーリやオチがある訳ではなく、詩的でとりとめのない物語なのだが、とあるシーンにおける(その世界では)至って普通な日常と、どこか幻想的な回想・幻想が夢想的に交わっていく描写が心に残る。読後感はとても奇妙、悲しいような懐かしいような、でもどこか人間味を感じさせる、不思議な手触りのファンタジーだった。「伝説や伝承を元にそれらを再構築し、生まれ変わらせて新しい物を作る」という説明に納得。
「潜水鐘に乗って」48年ぶりに夫と再会するため、旧式の潜水鐘で海にはいっていく老婦人
「石の乙女たち」身体が石になる予兆を感じた女性が過ごす最後の一日
「緑のこびと」母親の使っているクリームをまぶたに塗って、母のそばに緑のベストを着た男が見えるようになる
「窓辺の灯り」夫婦の家にいつの間にか住み着いた難破船荒らしn男、思い出の箱を順に改めて行く
「カササギ」昔の恋人と再会した喫茶室、夜の道路でカササギをはねてしまった記憶が蘇る
「巨人の墓場」やがて巨人になる少年と、人間の少女のなにげない日常のひととき
「浜辺にて」海辺の洞穴に住む祖母、その孫は漂流物を通して心を通わす、妖精ブッカの気配と月の欠片
「精霊たちの家」家にやってくる住人たちを見てきた家に住み着く精霊たちのつぶやき
「願いがかなう木」池のほとりにある願いが叶う木、旅行先で母と娘はよるの海で水泳を試みる
「ミセス・ティボリ」介護職員と老婦人、そしてナマズ、訪ねて来た学者の友人の未来を見て、夫人は変身する
「魔犬(ウィシット)」夜の荒野を歩いていく床屋の父親と娘、魔犬の遠吠えの予感と、夜空いっぱいの流星群
「語り部(ドロール・テラー)の物語」数百年を生き、語るべき話を失いながらも再び物語を紡ごうとする語り部
こうやって編のあらすじを掻い摘むとなんのことやらなのだが、これがそれぞれ幻想的な童話のように語られていくのだから面白い。
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poetohno · 1 month
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第二章詩集1-6 日記詩集1-6 返答詩集1-6 おまけトーク(噛み合わない時にも流れがある)
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「Night Story」
雪が舞い踊る闇の中 洞窟の中で煌々と火花が散る 古より受け継がれる物語を老人は語る
夢と希望が 絶望に枯れてしまう終わりの物語 受け継がれる物語の終わりが 本当の始まり 眠りの中の孤独にさえ 沈黙に語りかける
姫は踊り 月が舞う
吹雪が詠う��で 剣唸り散る 火花が舞い上がる
道化師と魔術師が世界に呪いをかけた 幻と氷に閉ざされ 夜が幕のように覆う世界
夜が来る前の時代を知る者は少なく 時代と共に一人一人と消えていく 灯が一つずつ燃え尽きるように
全ての灯りが消えてしまう前に もう一度太陽を地平の彼方に昇らせなければならない
伝説と神話に装飾されたお伽話
魔術師は混沌を操り 道化師は心を蝕む
王は剣と叡智をかけ合わせて 天を貫く槍を創り 姫は踊り舞う衣を紡いで 幻想を描く盾を纏う
目指すは魔術師の城 道化師の墓場 魔術師は光と闇の炎と氷を操り 道化師は夢を掛けて心を弄ぶ
民は一つ一つの剣に炎を灯す 一人一人が光のように 剣と鎧が滝のような轟音を立て 鬨の声は轟く稲妻のよう 闇の中 血飛沫が蝶のように舞う
夢から人々は覚めようとしている
目覚めた姫が道化師に口づけを交わし 永遠の眠りに誘う 魔術師は自らの創り出した炎に焼かれ 氷によって封印される
英霊と精霊が微笑み 止まった時が動き出す 散っていった命が芽となり 花となり咲き誇る
春が訪れ 花畑を少年少女が走り 笑い声が響く 老人は後姿を見て微笑む
花の薫りに悲しみと希望を見て 花は風に乗り闇に散る
薫りは心に永遠を刻む
「休日」
「休む」ということが分からなくなる 何のために休むのかが思い出せなくなる
休むことが義務のようになっている 本当に休みたいのかも分からない…
「したいことをすればいい」と言われても呆然としてしまう
したいこと……
……分からない
心は答えられない 躰も応えられない
私は一体 日常の中で何を失ってきたのだろう 何を犠牲にしてきたのだろう
虚しくなって やりきれなくなる 悲しくなって 涙が溢れる…
零れ落ちたものは 拾いに行く時間もなかった 見えなくなってしまったから
今から探しいくことはできるだろうか…
どこかの場所ではなくて きっと――心の中
「旅人の夜空」
―届いていますか―
この声は――届いていますか
夜空に口ずさむ 星の光は眩しいばかり
一人きりの旅路を詩にして 歌詞を書くように星座を描いて
星の光は呼びかけるようで 声にならなくても耳を澄ませて
星の輝きは今にも消えてしまいそうで
星を吸い込むように 空で満たすように 息をして
見上げれば いつもと変わらない世界はなんて儚いだろう
風の涙と 雨の雫も 雲の移ろいと 空の輝きも
胸に抱いて 今日もまた 旅をする
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ashi-yuri · 2 months
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Kentucky Route Zero テキストを巡る冒険(中編)
Kentucky Route Zeroの日曜研究として、KRZにおけるプレイヤー論を考えつつ、ゲームであり文芸・美術作品でありメディアアートである本作の側面を断片的に語る試み。あるいは、訳者解説と鑑賞案内のはざま。
まだ半分程度の途中段階だけれど、自分で見返す用の暫定まとめ。
前編はこちら
11.テキスト(小説)
主観・客観を自在に移動しながら多様な視点・構造・テキストを用いて一日の旅を語る本作は、まさにインタラクティブな実験小説といえる。
欧米圏をはじめとする海外近代文学を読んできた者であれば、多くの作品が本作のテキストに直接・間接的に影響を与えていることがわかるだろう。
ガルシア・マルケスによる架空の町『マコンド』を舞台とするマジックリアリズムの名作「百年の孤独」、古典『オデュッセイア』を下敷きにひとりの平凡な人物の一日を描写しながら彼の生きる国そして普遍の運命を語るジェイムズ・ジョイスの「ユリシーズ」、様々な文学手法を駆使してアメリカ南部道徳の衰退と家族の没落を描くウィリアム・フォークナーの「響きと怒り」、さまざまなカルチャー・テクノロジーを貪欲に吸収しながら誇大してアメリカを語り続けるトマス・ピンチョンの巨作群、時間のなかで記憶と感覚の繋がりを問いながら文学を語るプル-ストの「失われた時を求めて」、乾いた文体で書くことそのものを問い続けるポール・オースターの「幽霊たち」、「伝記集」をはじめ幻想的で端正な語りで円環構造を用いるホルヘ・ルイス・ボルヘスの著作、挙げきれないほどのたくさんの文学作品たち。
これらの近代文学作品が生み出してきた文学手法は、奇抜さや遊戯性だけでなく、近代化という時代の変化のなかでこれまで以上に複雑化した社会と変わりゆく個人について、既存の手法では表現しきれないことを表現し伝えようとするための、試行錯誤のなかで編み出されたものだ。
他者から辺境として語られることを拒み自ら伝承や生活感覚に基づくリアリティにより土地の歴史と苦難を語ろうとするマジックリアリズム、理性と単線的な語りでは捉えられない現実を夢と偶然性から語ろうとしたシュールレアリスム、言葉のうつろいと共に個人を固定したものではなく流動的に捉える「意識の流れ」、ふたつの世界大戦による大きな単一の物語への幻滅の後に多様な視点・テキストによる語りへと物語の進化を試みるポリフォニー、視点と構造を撹乱し読者(プレイヤー)との関係性の再構築を目指すメタフィクション、異化効果、反復、などなど…
Kentucky Route Zeroは20世紀文学の金字塔たちが築き上げ、発展させてきた成果をその文章に惜しげもなく注ぎ込む。静かで抑制的な文章でありながら、本作のテキストには幾重にも文学の魔法がかけられている。
これらの文学手法を張り巡らせた文章で、KRZが何を描こうとしたのか、その手法を採ることにどのような意味があるのかについては後述する(予定...)。
図1:Act.4(森)ふたりの登場人物の会話が、ふたつのウィンドウにわかれ各自の視点で表示される。ウィンドウ内では会話とともに、双方の回想を語る文章がシームレスに入り混じる。
図2:Act.1(EQUUS石油)台詞にてガルシア・マルケスの名前から引用した登場人物や感覚と記憶の関連性について触れる。
図3:Act.5(町)ホルヘ・ルイス・ボルヘスの名を引用した登場人物の話をしている。
図4:Act.2(森) シュールレアリスムを代表する画家のひとりルネ・マグリットの絵画「白紙委任状」をゲームとして再構成するステージとなっている。
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12.テキスト(詩)
本作のテキストは詩情をたたえるが、そのほとんどは脚本・散文調で書かれており、形式的に「詩」といえる文章は数か所しかない。
その詩は、詩のいくつかがそうであるように、短くも作品全体を貫く精神を象徴する。
1.  はじまりの詩
3つの文章からひとつ選ぶ選択を3回繰り返せば、パソコンのパスワードとなる詩が完成する。単体では美しい響きを持つだけの言葉は、組み合わせることで必然のように先の展開の予兆となる。
このパスワードは、どんな選択をしても間違いにならない。プレイヤーの選択を報酬・展開の変化等によりゲームが評価することはなく、すべての選択は等価である。プレイヤーが何を選ぶかは、この先もずっと自由に任される。
最初に作るこの詩から「マルケス」というキーワードが開け、本作の旅は始まる。
図5:Act.1(EQUUS石油)パソコンのパスワードとして、3つの文章から3回選んで詩を作り入力する。
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2. 町はずれの者の死を悼む詩
アマチュア詩人である「町」の住人ニッキがコミュニティテレビWEVP-TVで披露する詩。
町民たちのHomeであったコミュニティ「町」が、より弱い立場にある町はずれの者に対して振るった暴力と罪を悔い記憶するための詩。
もうこの詩の他に思い出されることのない、Homeなき者への詩。
図6:Act.4幕間劇「Un Pueblo de Nada」
ニッキ:町外れの者へ。 どの鷲があなたを終の眠りへと運んだだろう? あなたを運び、眠りにつかせたのは人ではない。 泥と泥水の流れる小川を選んだ者たちは、血まみれのあなたを残して逃げ出した。(以下略)
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3. 終わりの詩
終わりを迎える時、プレイヤー=あなたはなにもわからず宙ぶらりんでさまよう気持ちのまま、それでも詩を紡がなければならない。
まったく現実の世界でもそうであるように。
喪失、追悼、後悔、慰安、再生、悲嘆、鎮魂、決意、休息
悲劇といわれる旅の終着点で、だれに、なにに向けて祈るのか。この作品があなたにとって何だったのか。
作り手たちとの言葉と混ざり合いながら、あなたは短い言葉で詩を紡ぐ。それを表明するために、あなたはこの場にいるのだから。
図7:Act.5(町)最後に捧げる詩の言葉を選ぶ
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詩という形式で、短く象徴的に凝縮されたこれらの言葉こそが、本作の精神をよく表しているといえるだろう。
いや、「迷ったと感じるべき」なんだ、ジョセフ。我々が常に迷い続けているように。 あの哀れな、放浪する雇い人サイラスのように。道をさまよい、帰るべき家を探しながら。 Act.1(EQUUS石油)舞台監督ジェームズ・キャリントンの台詞より
(参照)
ウォルト・ホイットマン「草の葉」
ウォルト・ホイットマンは19世紀アメリカの代表的な詩人であり、放浪しながら一般民衆に広く詩を行きわたらせた彼の生き方と共に、「自由詩の父」と呼ばれる。「草の葉」はホイットマンの代表作であり、その詩にはおおらかで気宇壮大で自然と理想に満ちたアメリカ建国時のイメージが映る。
最後の詩の一部及び第5幕の実績「あなたの足元にいる私を探して」は彼の詩から引用されている。
おれはおれ自身を土に遺す、やがては愛しき草地から生え出るように、 もしおれをまた求めるなら、おまえの靴底の下を探すがいい ウォルト・ホイットマン「草の葉 おれ自身の歌(抄)」より 飯野友幸訳
図8:Act.5(町)
ニッキ:「私を探すなら君の足元を見るがいい!」、そんな言葉があったわね。
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ロバート・フロスト「雇い人の死」
ロバート・フロストは、『選ばなかった道』などの詩により知られる20世紀のアメリカを代表する詩人。簡潔で平易な言葉を用いながら、象徴的で喪失感・諦観に満ちて謎めいた詩を多く残した。アメリカを代表する詩人であるとともに、一見平易な彼の詩はアメリカ一国を超えてひろく読まれてきた。
彼の作品「雇い人の死」は、老いてどこにも行く当てのない雇われ小作人サイラスが放浪の末、雇用先の納屋で誰にも知られぬままひっそりと息を引き取るさまを雇用主夫婦の会話により描いた詩である。
KRZは、「『家』に帰ること」をテーマとするこの詩に基づき、作られていることがキャリントンの口から示唆されている。
図9:Act.1(EQUUS石油)
キャリントン:私はこの12年間を人生における最高傑作を作り出すため捧げてきた。ロバート・フロストの詩「雇い人の死」を、壮大かつ実験的な演劇へと翻案することに。
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詩の題名をそのまま引用している最後の幕間劇「雇い人の死」では、作品テーマとなるHomeについての議論が行われたのち、サイラスの最期と重なるように、雇い人ブランドンが眠りにつくことでKRZは終わりを迎える。
それがなにを意味するのか、作品はフロストの詩と同様になぞめいて自ら語ることはない。
図10:Act.5幕間劇「雇い人の死」
ハリー:眠らせてやろう。
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「ウォレン」と彼女。「彼は死ぬためにうちに戻ったの。もう今度は途中でいなくなる心配はいらないわ」。 「うちにね」、彼はおだやかに皮肉をこめた。 「だってうちじゃない。うちをどう考えるかで、話はずいぶん違うけど。もちろん彼は私たちには赤の他人で、それは以前、森から出てうちに来た見知らぬ犬―長い旅路でやつれ果てたあの犬と変わりはないわ」。 ロバート・フロスト「フロスト詩集」『雇われ農夫の死』より 川本皓嗣編
(参考)「雇い人の死」和約:神戸親和女子大学学術リポジトリ
(以下、追記予定)
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honyakusho · 4 months
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2023年12月22日に発売予定の翻訳書
12月22日(金)には39冊の翻訳書が発売予定です。ハーパーコリンズ・ジャパンからは14冊が出ます。
日本とベルギー 交流の歴史と文化
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岩本和子/編著 中條健志/編著 石部尚登/著 武居一正/著 山口博史/著 渡邉優子/著 ほか
松籟社
ラストコールの殺人鬼
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イーロン・グリーン/著 村井理子/翻訳
亜紀書房
シェリング以後の自然哲学
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イアン・ハミルトン・グラント/著 浅沼光樹/訳
人文書院
超越論的存在論
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マルクス・ガブリエル/著 中島新/訳 中村徳仁/訳
人文書院
エコノミック・ステイトクラフト : 国家戦略と経済的手段
デヴィッド・A・ボールドウィン/ 佐藤丙午/監修・翻訳 国際経済連携推進センター/翻訳
産経新聞出版
親愛なる八本脚の友だち
シェルビー・ヴァン・ペルト/著 東野さやか/翻訳
扶桑社
愛と精霊の館(上)
ノーラ・ロバーツ/著 香山栞/翻訳
扶桑社
愛と精霊の館(下)
ノーラ・ロバーツ/著 香山栞/翻訳
扶桑社
アーサー・マッケン自伝
アーサー・マッケン/著 南條竹則/翻訳
国書刊行会
本当は何があなたを病気にするのか? 上 : あなたが病気について知っていると思ってきたことすべてが間違いの理由
ドーン・レスター/著 デビッド・パーカー/著 字幕大王/翻訳 中村篤史/著
ヒカルランド
答え 第4巻[世界の考え方編]
デーヴィッド・アイク/著 渡辺亜矢/翻訳
ヒカルランド
HEARTSTOPPER ハートストッパー5
アリス・オズマン/著 牧野琴子/翻訳
トゥーヴァージンズ
マンガの描き方
スコット・マクラウド/イラスト 須川宗純/翻訳
国書刊行会
サードフード 上 : エシカルな食の未来を探して
ダン・バーバー/著 小坂恵理/翻訳
NTT出版
サードフード 下
ダン・バーバー/著 小坂恵理/翻訳
NTT出版
幻想の公衆  リップマン
佐々木孝夫/翻訳
一藝社
金より価値ある時間の使い方 1
アーノルド・ベネット/著 河合祥一郎/翻訳
KADOKAWA
忘れたとは言わせない
トーヴェ・アルステルダール/著 染田屋茂/翻訳
KADOKAWA
ドイツ現代刑事法史入門
トーマス・フォルンバウム/著 野澤充/翻訳 公文孝佳/翻訳
成文堂
高原の魔法
ベティ・ニールズ/著 高木晶子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
侯爵と疎遠だった極秘妻
マーガリート・ケイ/著 富永佐知子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
家政婦は籠の鳥
シャロン・ケンドリック/著 萩原ちさと/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
野の花が隠した小さな天使
マーガレット・ウェイ/著 仁嶋いずる/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
鷹の公爵とシンデレラ
キャロル・モーティマー/著 古沢絵里/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
初恋は切なくて
ダイアナ・パーマー/著 古都まい子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
秘書は一夜のシンデレラ
ロレイン・ホール/著 中野恵/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
荒野の乙女
ヴァイオレット・ウィンズピア/著 長田乃莉子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
記憶の中のきみへ
アニー・ウエスト/著 柿原日出子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
純粋すぎる愛人
リン・グレアム/著 霜月桂/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
ギリシア富豪とナニーの秘密
キム・ローレンス/著 岬一花/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
裏切られた再会
ペニー・ジョーダン/著 槙由子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
華やかな情事
シャロン・ケンドリック/著 有森ジュン/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
情熱を捧げた夜
ケイト・ウォーカー/著 春野ひろこ/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
パパはたいちょうさん わたしはガイドさん
ゴンサロ・モウレ/著 マリア・ヒロン/イラスト 星野由美/翻訳
PHP研究所
ミセス・ハリス、国会へ行く
ポール・ギャリコ/著 亀山龍樹/翻訳
KADOKAWA
REBEL MOON パート1:炎の子
V・キャストロ/著 ザック・スナイダー/イラスト カート・ジョンスタッド シェイ・ハッテン ほか
竹書房
チクタク村はおおさわぎ
イザベッラ・パーリャ/著 フランチェスカ・アイエッロ/イラスト 石井睦美/翻訳
BL出版
セマンティックエラー 2
J. Soori/著 ハンナオ/翻訳 武石文子/翻訳
すばる舎
スポーツ (手のひら図鑑:16)
クライヴ・ギフォード/著 ブライアン・バーンズド/著 スティーブン・コンウェイ/著 ほか
化学同人
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azariy · 6 months
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【角川文庫/ラフカディオ・ハーン「怪談 奇談」の解説から】
―それから、もうひとつ、ハーンの作品や思想を理解する助けとなるものは、心霊的進化論ともいうべき、ハーン特有な世界観である。
彼がまだアメリカを放浪していたじぶんのこと、たまたまハーバート・スペンサーの進化論にふれて、思想的に異常な影響をうけ、人生にたいして新しい目をひらかれたのであるが、その後日本に渡ってきて、この国の文化を研究するようになってからは、彼の進化論的思想は、さらに仏教の輪廻説および神道の祖先崇拝の精神と、微妙な融合をとげて、いちじるしく詩的な風韻と宗教的な神秘性とを帯びるようになり、彼の詩人的な感傷性を別にすれば、ロマンティックな色彩において、どこかニーチェやベルグソンの哲学と一味通ずるところがある、と言われた。 
そうしたハーンの思想を、彼の幾多の著作から抽出要約してみると、だいたい次のように言えるだろう。
……およそ森羅万象の背後には、一種不可思議な霊的活動が存在していて、この宇宙はけっして固定した物質の世界ではなく、永遠の過去から悠久の未来へと無限に転移する霊的進化の世界であって、つねに万物の奥底には、神秘的な進化の力が働いているのである。
すなわち、この宇宙という一大幻像は、たんなる物質の発展と滅亡との交替ではなくて、無限の輪廻であり果しない転生なのである。
したがって、われわれの肉体は、幾万億の生きた実体からつくられた形態であり、われわれの霊魂は、幾億兆の霊魂の複合物である。
つまり、われわれは、一人のこらず、過去に生きていた生命の断片の、かぎりない混合体であって、いかなる人間の思想も感情も、詮ずるところ、死滅した幾億兆の過去の人々の、感覚や観念や欲望の、集合ないしは再集合にすぎないのである。
それゆえ、われわれの歓喜も恐怖も、そして恋愛の情熱すらも、すべて既往の人々の数限りない生活を通じて蓄積された記憶の再現であり、また美的感覚も芸術的技巧も、祖先伝来の経験の復活にほかならぬ、というのである。
こういう観念から、ハーンは、風のそよぎも、波の疾走も、影のきらめきも、日光の動きも、空と海との青色も、陸をおおう静寂も――すべて、自分と同一であると感じて、あらゆるものの背後に、精妙な心霊の働きを観る、という世にもうるわしい詩的な思想を抱くようになり、それが発展して、「万有は一なり」という汎神論的な世界観となったのである。
そして、これが基となって、ハーンは実生活においても、人間はいうまでもなく、牛馬犬猫等の動物、草雲雀、蟬、蟻その他の昆虫類、朝顔や松杉等の草木にたいしても、広大無辺な愛を抱くようになり、また夢を好み、怪談を愛し、さらに美と真実との探求者として、幾多の比類ない物語、随筆、論文を書いたのであった。
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groyanderson · 10 months
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☆プロトタイプ版☆ ひとみに映る影シーズン3 第七話「決戦、ワヤン不動」
☆おしらせ☆ 今回でひとみS3の無料掲載分は終了となります。物語のエピローグと恒例の追加イラスト、そして次回作情報は電子書籍版の発売をお���しみに!
☆プロトタイプ版☆ こちらは無料公開のプロトタイプ版となります。 段落とか誤字とか色々とグッチャグチャなのでご了承下さい。
→→→☆書��版発売までは既刊二巻を要チェック!☆←←←
(シーズン3あらすじ) 謎の悪霊に襲われて身体を乗っ取られた私は、 観世音菩薩様の試練を受けて記憶を取り戻した。 私はファッションモデルの紅一美、 そして数々の悪霊と戦ってきた憤怒の戦士ワヤン不動だ! ついに宿敵、金剛有明団の本拠地を見つけた私達。 だけどそこで見たものは、悲しくて無情な物語…… 全ての笑顔を守るため、いま憤怒の炎が天を衝く!!
pixiv版 (※内容は一緒です。)
དང་པོ་  
 現実世界に戻ると、空はうっすらと明るくなっていた。光君が霊的タブレットを覗く。 「ふぅ。体感では億年単位の時間旅行も、実際はたった一晩きりの出来事で……ん?」  光君が訝しむ。うん、私もおかしいと思った。だってイナちゃんが空を見て呆然としているから。 「イナちゃん?」 「……ん? あ、二人とも無事ね!? よかた! ワヤン輝影尊(フォドー)と如来が真っ白になって消えちゃたのビックリしたヨ!」  私達の究極フォームがなんか略されちゃってるのは置いといて。やっぱり、さほど如来戦から時間は経っていないみたいだ。塔を登り始めた時から経過した時間を考えると恐らく、今は大晦日の夜。ちょうど年越しの少し前くらいだと思う。今夜は白夜というわけでもない。となると、これは…… 「金剛の有明ですよ」 「!」  一同が一斉に空の一点を仰ぐ。そこには歪に大きなダイヤモンドがあしらわれた箒に乗る、一匹の巨猫。 「オモナっ……うそ、その声……」  現れた諸悪の根源を目の当たりにして、イナちゃんは目を見開いた。そうなんだ。人類史を遡った私と光君は既に知っているけど、この猫と……いや。この『人』と私達は、とっくの昔から知り合いだったんだ。 「お久しぶりです。『タナカさん』」 「ええ。ごめんね紅さん……また騙しちゃった」  テレビ湘南のディレクター、タナカ。彼は私の職場関係者として、ずっと行動を共にしてきた男だ。
 གཉིས་པ་
 佳奈さんと私が旅をする番組、『ドッキリ旅バラエティ したたび』は二〇一一年に始まった。当時は別のディレクターが撮影に同行していたけど、一昨年あたりからタナカさんが二代目ディレクターに就任した。あれは丁度、アンダスキンを倒した直後……そして、初めて光君と出会い大散減と戦う少し前のことだ。  タナカさんはイナちゃんや光君とも面識のある、朗らかな男性だった。でも局の入館証を紛失していて、いつも警備員さんに顔パスしてもらったり、後輩ADさんにゲートに入れてもらっていた。そして局内の誰も彼の下の名前はおろか、『タナカ』の漢字すら覚えていない。彼の人柄故に誰も怪しんでいなかったけど、今考えればかなりミステリアスな人物だった。 「た、タナカD……タナカDだよね!? 本当にタナカD!?」 「にゃはは! 今回はオルチャンガールのパクさんも騙しちゃいましたね。そうです、タナカは仮の姿……僕の本当の名前はロフター。金剛有明団団長、大魔神ロフターユールです」  ロフターは箒から降り、高度三千メートルに浮くこの庭園に立った。彼は山猫のように耳がぴんと上向きの巨猫。改めて同じ目線の高さで見ると、背丈は確かにタナカさんと一緒くらいだ。 「どうです? 皆さん、金剛の有明は絶景でしょう。ああ、下を御覧下さい。もうこの地球上の全人類が同じ光景を見ています」 「え!?」  本当だ。全知全脳の力で下界を見下ろすと、大変な事になっていた。なんと地球上の全人類が失っていた霊感を取り戻している! 「こいつはコトだ! もう計画を!?」 「わはははは! 光君もよぉく耳をすませてみて下さいよぉ。ほら、聞こえるだろ。パニックに陥るバカどもの叫びがね」 ―きゃあぁーーっ、お化け! お化けが!! パパぁーママぁー!― ―刑事さん聞いてくれ、あんたの推理は間違ってる! 私を殺したのは息子じゃなくて妻だ!!― ―やっぱり総書記は替え玉だったんじゃねーか! ブチ殺せ!―  地上は空が明るくなった現象などまるで眼中にないほど混乱を極めていた。幾つかの地域では暴動や事故が勃発し、各地の霊能者に力を持った神、精霊、妖怪らが騒動を鎮めようと奔走する。それゆえ多神教の地域ほど治安の悪化は少なく、一神教の地域で特に深刻な事件事故が多発している。 「おいおい、ここまで僕の思い描いていた通りになるとはなぁ。でもご心配なく、地上の皆さん。間もなくあんた方の信じる唯一神が光臨しますからね」  ロフターの持つ魔導書が玉虫色に輝きだす。まさか、全人類……いや、地球上の全生物にアレを見せる気か!? 「待って下さいタナ……ロフター! そんなことしたらどうなるかわかってるんですか!?」  唯一神、すなわち創造主とはこの世の全ての礎。それを少しでも認知した人間は人格がゲシュタルト崩壊して廃人になる。ていうか神をばっちり直視なんかしたら、ヒトどころか殆どの動物の肉体が元素レベルで分解霧散して死ぬ! 地球の自然そのものがハチャメチャに崩壊してしまうんだ!! 「にゃはは、わかってるも何も。金剛の楽園を造るためには必要な事ですから」 「文明や自然を壊してまで目指す楽園って、一体何なんですか!?」 「世界平和ですよッ!」  ロフターの瞳孔がキッと細まり、尻尾と全身の毛が逆立った。 「誰も創造主を崇めない。かといって、誰も創造主を目指さない。資源(リソース)が限られたこの宇宙の中だけで、全てが完結する世界。余計な争いをせずみんなで身の丈に合った共同生活を送りながら、静かに終わりの日を待つ。生き物として……これ以上幸せな暮らしはないでしょう?」  ロフターの握りしめる箒がギリギリと軋んだ。これが、彼の答え。代々この宇宙のために尽力してきたカオスコロルの三代目が、最後に出した答えなのか。 「そ、そんなの……そんなの平和じゃなくて、絶望ていうんだヨ!!」  イナちゃんが目に涙を湛えて叫んだ。 「絶望ですか。上等だよ。バカどもが抱く希望なんて、余計な争いや格差を生む無用の産物なんだから」  魔導書の輝きが増し、下界が段々と静まっていく。みんな空を見ている。金剛の魔術によって、私達のこの会話が世界中に見え始めているんだ。 「どうして拒むんですかい? あんた方は唯一神様が大好きなんでしょう。神のために死ぬのは幸せなことで、神を敬わない人間はいくら殺してもいいんでしょう。おうそれなら見せてやるって言ってるんだよ!!!」 「やめて!!」  輝きが頂点に達し、イナちゃんが飛び出した! 私は…… 「!」 「ヒトミ……ちゃん……?」  私は気がつくと、イナちゃんを止めていた。 「どうして!?」 「うわはははは!! まさかワヤン不動が、僕の金剛の思想を理解してくれたんですか!?」  どうして。……どうしてだろう。ただ…… 「そのまさか、なんですよね」 「……え?」  意表を突かれたロフターの、魔導書の輝きが一瞬弱まった。 「ロフターの言ってる事、そこまで間違ってないと思うんです。もしかしたら将来、人類がこの宇宙の垣根を越えられる時も来るかもしれないけど。少なくとも今の文明レベルでは、外とは関わらないでみんなで手を取り合って生きるのが最善……じゃないですかね?」 「……ほ、ほほぉ。意外ですなぁ、脳筋で小心者の紅さんが、冷静に僕の話を聞いてくれていたなんて」 「一言余計だ三角眉毛」  うん。ちゃんと考えても実際、彼は思想的にはおかしな事は言っていない。だって現に最近の人類は、資源を守るために環境保護を始めたり、多様性を認めようとかなんとか言い出しているわけだし。どんな物かもわからない神様に祈るより、ずっと現実的に生き始めている。ロフターはそんな人類の最後の甘えである『創造主』という幻想を、この世界から取り払ってしまいたいだけなんだ。 「にゃはははは! なぁんだ、じゃあ僕達も不要な争いをせずに済むわけですなあ! では改めて……ぐッ!?」  ヴァンッ! 再び魔導書に力を込めようとしたロフターの左手に、高熱のエネルギー塊が爆ぜた。高圧の力を帯びていた魔導書は瞬く間に炎上! 「そんなわけないだろ外道が。お前は予定通り滅ぼすし、この世界に創造主は顕現させない」 「なんだと!?」  当たり前だ。それとこれとは話が違う。私は光君と目配せし、合体(ヤブユム)の構えを取る。 「あんたは野望のために魂を奪いすぎた。それが平和のためだったなど関係ねぇ、罪は罪できちんと償わなせにゃ!」 「喜べ。お前を完膚なきまでにブチのめした後で、この星に生きる全ての衆生と共に金剛の有明を迎えてやろう」 「くっ……」  ロフターは煌々と燃える魔導書を抱きしめ、表紙に埋め込まれたダイヤモンドをむしり取った。それを胸の中にグッと押し込むと、彼の体はたちまち巨大化していく。 「不動明王らしい、いえ、実に紅さん方らしい答えですな。こりゃいくら腹割って話したところで無駄ってわけだ」  私はその隙にテレパシーでカスプリアさんを呼び、イナちゃんと共に空を元に戻すよう依頼した。そして四本に伸ばした腕に武器を構える。 「カハァハハハハ!! 私がおめおめ見逃すとでも思ったか、ド外道が! これ以上は誰一人殺させない。神影繰り(ワヤン・クリ)の時間だ!」  ワヤン不動輝影尊(フォトンシャドウフォーム)対大魔神ロフターユール! 地球全土の存亡を賭けた合戦の火蓋は切って落とされた!
གསུམ་པ་
 巨大化した大魔神はローブを広げ、さながら空に浮かぶサーカステントの様相。その帳にルーン紋様が浮かび上がると、強烈な突風が噴出! 周囲の雨雲と雹を取り込み大嵐の如く私に迫る。瞬間、私の中で仲間との絆がフラッシュバック! ―私が初めて人のために影法師の力を使うきっかけになった親友、リナ。金剛を裏切り私に修行をつけてくれた和尚様や、地元の神々。人生で初めて悪霊に立ち向かった時の、勇気の記憶―  私は赤外光を纏った灼熱のキョンジャクを高速回転させ天高く飛翔、そのまま遠心力で嵐を捕えた。 「ァアブダクショォン!」  それを大魔神へ腕力任せにブン投げ返す! ズドオオォン!! さながらジェットエンジンを直に受けたような衝撃音を立てて大魔神の帳が翻り、ロフターの顔が苦痛に歪んだ。しかし間髪入れず次のルーンが浮き上がる。  オォ……オォォォ……玉虫色の霧が立ち込め、木枯らしか亡霊の呻き声のような風音がそこかしこから上がる。するとどこからともなく宙に浮かぶ亡布録の大群が出現した! 瞬間、私の中で仲間との絆がフラッシュバック! ―抗う事を決意したイナちゃん。そしてNICや平良鴨証券の人々。力を貸してくれるみんなと共に闘った、友情の記憶― 「影影無窮!」  襲い来る大群に負けない、大量の影法師。その全員が燃え盛る龍王剣を掲げて悪を薙ぎ払う! そして全軍で大魔神に突撃ィィィ!!! 「カハァーーーッハハハハァーーー!!!!」  ダカダカダカダズダダダァァァン!! 大魔神の六割が灰燼と化した! 「ぎゃはあははははは! うにゃはははははは!」  絶叫とも高笑いとも取れる声を上げ、大魔神は目や口から黒いタールのような血涙を噴き出しながら更なるルーンを滲出! すると今度は大気圧がグヮンと急変し、周囲一帯が吐き気がするような生温い空気に包まれた。  ……マアァァァウァァ……マバアァァァ……  無数に響く、飢えた怪物の声。そして中空から蠢き出る数多の菌脚。瞬間、私の中で仲間との絆がフラッシュバック! ―見知らぬ土地、見知らぬライバル。連綿と業を受け継ぐ祟り神。人生を奪われ続けて化け物になってしまった少女。でも最後は皆で手を取り合い呪いを破った、団結の記憶― 「救済せにゃ!」  天高くティグクを掲げると共に、私は灼熱に輝く太陽となる! 全ての穢れは瞬く間に干上がり、色の飛んだ世界で唯一つくっきりと存在する明王の影が斧を振り下ろした! 「ニャアアアアアアアァァァ!!!」  ダガアァァァン!! 大魔神の帳が崩壊し、巨猫のシルエットが真っ二つに割れた! そして世界に色が戻ると…… 「!?」  中空に一瞬ルーンが浮かんだ次の瞬間、そこは突如カイラス山の岩窟になっていた。私は両腕を鎖で大岩に縛られ、足元を炎で炙られている。なんだ、今更悪夢攻撃なんて…… 「ヒッ」  違う!この炎は、かつて私が経験したどんな憎しみや悲しみとも違う。まるで地球史が始まって以来、世界中で起きた死という結果のみを集めて燻したような、恐ろしく冷たい炎。その圧倒的な絶望に晒された私の心臓はすくみあがり、だんだん体が動かなくなる…… ༼ ヌンッ! ༽ 「ドマル!?」  すると突然、私から強引に分離したドマルが自らの心臓に腕を突っ込んだ! ༼ こっ、これは、拙僧が抱えていたトラウマだ……今ここで拙僧が消えれば、術も解ける ༽ 「だ、ダメだ! この心臓を失ったら、ドマルは……」 ༼ ふ。もともと拙僧は、あなたの中に僅かに残った残滓に過ぎぬ。今更自我を保とうなどとは、思わない……よッ! ༽  ドマルは私との接点だった���魔の心臓から自分をメリメリと剥がし、このまま逝去するつもりだ! 確かに彼は既に引退を宣言した仏。だけど、何もこんなところでお別れになるなんて! ༼ よいか? 悪夢の術が消えたら、あなたの足元で燃える苦の本質を見ろ。そしてあの猫の声に耳を傾けるんだ…… ༽ 「ちょっと待ってよ! あなただって一緒に戦ってきた仲間じゃない! ドマル……」 ༼ 一美 ༽ 「!」  彼は最後に振り返ると、卑怯なほど穏やかな微笑みで私を見つめて言った。 ༼ 行くのです ༽  心臓に貼りついていた何かの線維が千切れる。抜苦与楽、体がふわっと軽くなったような感覚の後……私の前世は、邪尊ドマル・イダムは、悪夢と共に涅槃(ムナル)へと消え去った。
བཞི་པ་
 闇があった。広さのわからない闇。まるで棺桶に入れられたような、あるいはだだっ広い宇宙に放り出されたような掴みどころのない空間。そこに一人の人影が佇んでいた。 「あなたは……」  その人は、とげとげロン毛……いや、ただのウェーブがかったロングヘアーの男性だ。かの有名な、茨の冠を被った神の子によく似た雰囲気の人。私は彼に近付くと、再び心臓が凍てつくような絶望の感覚を覚えた。 「あ……悪魔」  たった今逝去した前世の記憶を引き継いだ私は勘付いた。この人は私の心臓のドナー。砂漠で行き倒れになっていた、例の悪魔だ。  人間を堕落させる存在として忌み嫌われ、死ぬ事も消える事もできない……彼が仏典にそう書かれた理由がようやく理解できた。彼が本当に望んでいたのは、『安らかな滅び』。苦痛も暴力もない、穏やかな終わりだったんだ。 ―いけェーーっ! ワヤン不動ーーー!― ―負けるなーー、立ち上がれーー、ワヤン不動ーーー!!―  どこかから声が聞こえる。何十人、何百人、何億人……最初は共に戦った仲間達の声。私を応援してくれる友達や邪尊教信者達の声。それどころか、一度も出会った事がない人達の声も、仏教とはまるで違う信仰を持つ人々の声も。この地球の命を守るため、身近な大切な人を守るため、あらゆる垣根を越えた大勢の衆生が私を呼んでいる! そして、 ―……たすけて……― 「!」  もう一つ。私の目の前で、か細く泣く猫の声。 ―……僕はただ、グリーダと静かに暮らせる楽園を作りたかっただけなんです……― ―……そのためにたくさんの命を奪いました。こうするしかなかった。だけど、グリーダはもういない……僕は償う事も、死ぬ事もできない……―  本来なら自分の感情すら自由自在に制御できる究極の神の子が、自己矛盾と絶望に苦しみ喘ぐ声。……大丈夫、ちゃんとわかります。だって私の中にも、悪魔の心臓(カオスコロル)があるのだから。 ―……助けて……ワヤン不動……―  薄暗い世界に、希望が満ちていく。光は影を強く形取り、救いを求める声に伸びていく。 ―ワヤン不動ーーーー!!!―  ……さあ。滅ぼしてくれる。 ལྔ་པ་ 「ミィ……ミィ……」  極彩色の宇宙に輝く満点の星。地平線を照らす金剛の有明。そこに浮かび上がった一匹の小さな子猫は、三角帽子の魔女と共に箒で空へ消えていった。 「大丈夫です。お空に創造主はもう見えないヨ」 「地上の混乱も順次収めていきますの。弊社の財力と国際社会とのパイプを利用すれば、お正月中に済む���しょう」  イナちゃんとカスプリアさんのおかげで地球の危機は去り、ここには奇跡のような明るい空だけが残っている。 「……あ」  ふと、全知全脳の力が感知した。たった今、グリニッジ標準時は丁度〇時となった。 「この地球が新年を迎えました。全ての命ある皆さん、あけましておめでとうございます」
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team-ginga · 11 months
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映画『グラディーヴァ、マラケシュの裸婦』
 大学の仏文研究室から借りてきたDVDでアラン・ロブ=グリエ監督の映画『グラディーヴァ、マラケシュの裸婦』(2006)を見ました。大昔に見た記憶がありますが、内容は全く覚えていませんでした。
 これで一応ロブ=グリエの映画で手に入りそうなものは全部見たことになります(『エデン、その後』を「再構築」したという『Nは骰子を振った……』(1971)は仏文研究室にアラン・ロブ=グリエBlu-rayボックスが入り次第見るつもりです。ディミトリー・クレルクと共同監督したという『狂気を呼ぶ音』(1995)は全く見る方法がありません)。
 『グラディーヴァ』というのはドイツの作家ヴィルヘルム・イェンゼンが1903年に発表した中編小説で、フロイトが精神分析的観点から分析したことで有名です。
 少し長くなりますが、まずイェンゼンの『グラディーヴァ』のあらすじを書いておきましょう。
 主人公は若き考古学者のノルベルト・ハーノルトーー彼は古代ローマ美術コレクションを見に行って、若い女性が歩いている姿を描いたレリーフをいたく気に入り、その複製を買い求めます。ノルベルトはその女性の特徴のある歩き方ーー彼女は一方の足を地面にピッタリつけ、もう一方の足を地面に垂直に立てていますーーに注目し、本当にそのような歩き方をする女性がいるかどうか、街を行く女たちを観察します。彼はレリーフに描かれた女性にラテン語で「歩く女」を意味するグラディーヴァという名前をつけます。
 ある夜、彼は夢を見ます。夢の中で彼はヴェスヴィオス火山が噴火した日のポンペイにいます。ふと前を見るとグラディーヴァが歩いています。ノルベルトはグラディーヴァに危険を知らせようとしますが、彼女には聞こえません。グラディーヴァは次第に石像のようになり敷石の上に横たわります。火山灰が彼女の体を埋めていきます。
 また別の日、誰かが飼っているカナリアの鳴き声を耳にしたノルベルトは旅に出ることにします。行き先はイタリアーーローマからナポリを経て、彼はポンペイに滞在します。
 ポンペイの街でノルベルトはグラディーヴァそっくりの女性を見かけて、あとをついていきますが、女性は壁の中に吸い込まれるように消えてしまいます。あれはヴェスヴィオス山の噴火で死んだグラディーヴァの亡霊なのだとノルベルトは思います。
 翌日、ノルベルトはまたその女性を見つけます。今度は首尾よく話しかけることができます。会話が成立するということは亡霊ではなく実在の女性だということになりそうですが、ノルベルトはまだ亡霊だと信じています。
 その翌日(だったかな?)の午後、ノルベルトは老紳士が草むらでトカゲを捕まえようとしているところに出くわします。老紳士はノルベルトと顔見知りであるような口を聞きますが、ノルベルトは老紳士が誰だかわかりません。その夜、ノルベルトはまた夢を見ます。夢の中ではグラディーヴァがトカゲを捕まえようとしています。
 さらにその翌日、ノルベルトはまたグラディーヴァと会って話をして、彼女が実在の女性であること、それどころかノルベルトの家の近くに住んでいて、幼い頃よく一緒に遊んだこと、ノルベルトが会った老紳士は彼女の父親であること、彼女の名前はツォエ・ベルトガングであること、ベルトガングという名前は「歩く女」が語源である、つまりグラディーヴァとベルトガングは同語源であること、ノルベルトを旅に誘ったカナリアはツォエが飼っているものであることがわかります。
 ノルベルトはグラディーヴァことツォエに愛を打ち明け、二人は結婚してめでたしめでたし……
 たわいもないと言ってしまえばたわいもない話で、フロイトが分析したということがなければ、時代とともに忘れ去られてしまうような小説かもしれません。
 また、フロイトの分析にしても、伏線とその回収、つまり作者が意図的に書いたことを精神分析による「発見」として自慢げに書いているような感じで、決して面白いものではありません(私はフロイトが好きですし、私自身文学作品の研究に精神分析を応用することを実践していますが、それはそれ、これはこれです)。
 では、ロブ=グリエはこの小説をどう料理したのか……まあロブ=グリエのすることです。原型はほとんど留めていません。
 舞台はモロッコのマラケシューー廃墟となった宮殿にドラクロアの絵画を研究する男が住んでいます。名前はジョン・ロック。17世紀英国の哲学者ロックと同じ名前ですね。なぜなんだろう……
 ジョンはアラブ人の女中ベルキスを愛人にしています。ある日、ジョンがドラクロアのスケッチのスライドを見ていると、ベルキスが小包を持ってきます。誰から送られてきたものかはわかりませんが、中にはある女性を描いたスケッチのスライドが何枚も入っています。見たことのないスケッチですが、どうやらドラクロアのもののようです。
 場面が変わると、ある女性が何やらものを書いています。ジョンの元に送られてきたスケッチのスライドに描かれていた女性です。
 次の場面では彼女は裸体が透けて見えるような薄衣をまとい、メディナを歩いています。
 翌日、街に出たジョンはメディナで薄衣をまとった女性を見つけます。彼女は骨董屋に入っていきます。ジョンは後を追って店に入りますが、骨董屋はそんな女は見なかったの一点張りで埒があきません。
 店先にいた盲目の物乞いに女が通らなかったかと尋ねると、物乞いは「誰も通らなかった」と答え、「ドラクロアが書いたスケッチを持っているコレクターがいる。タクシーで連れて行ってやろう」と言います。
 危ないですね。いい子はついて行ってはいけません。でも当然ながら(?)ジョンはついていきます。
 タクシーはアナトーリという男の邸宅に着きます。ジョンは盲目の物乞いに言われるがままに一人で邸内に入っていきます。アナトーリは全て承知といった感じでジョンを歓迎し、ドラクロアはモロッコに滞在中ある女性と恋仲だったと言い、秘書兼愛人風の女性を裸にして乳首を愛撫しながら、ドラクロアがその女性を描いたスケッチを見せます。
 邸内では女たちの悲鳴が聞こえます。どうやらアナトーリはあちこちから女性を攫ってきては邸内でSM的なプレイをしているようです。
 気分が悪くなったジョンにアナトーリは「では今夜は泊まってらっしゃい」と言って別棟の13号室の鍵を渡します。別棟の入り口には黒服のガードマンがいて身体検査をした後、「これをお持ちください」と言って短剣を渡します。
 それからどうなるんだっけーーいくつか幻想的なシーンがあって(結構記憶がいい加減です)、気がつくと、ものを書いていた女性=薄衣をまとってメディナを歩いていた女性が短剣で刺されて全裸で死んでいま��。
 死体を見つけたジョンは手に持っていたスモモ(だと思います)を食べます(え? なぜ?)。スモモの赤黒い汁が彼の顔やシャツにつきます。彼は血に塗れた短剣を拾い上げます。そこでフラッシュが焚かれます。写真を撮られたってことですかね。そんな写真を見たら、彼が殺したって誰だって思いますよね。ジョンはアナトリーの邸宅から逃げ出します。
 で、シーンが変わって、ものを書いていた女性が友達と思しき女性(後でクロディーヌという名前だということがわかります。なお、このクロディーヌはアナトーリの秘書兼愛人の女性と同一人物ーー少なくとも同じ女優が演じています)と話をしています。ものを書いていた女性(ええい、面倒臭い。グラディーヴァです)はクロディーヌに「私は過去は書かない。未来を書く。例えば私が「男はバイクに乗っている」と書けば、男はバイクに乗る」と言います。
 次の場面では実際ジョンがバイクに乗っています。「そうか! グラディーヴァはジョンの夢の女だと思っていたが、そうではなくジョンがグラディーヴァの物語の主人公なんだ」と私は思いましたが、その後の展開を見れば、そういうことでもなさそうです。
 ジョンはバイクで家に戻ります(えーっと、アナトーリの家にはタクシーで行ったはずです。どこでバイクに乗ったんでしょう)。女中のベルキスは忠実にジョンを待っています。二人はそのままベッドを共にします。
 えーっと、それからどうなるんだっけ……夜の廃墟でジョンがグラディーヴァと出会うシーンがあって、翌日の夜ジョンがグラディーヴァの歌声に誘われて廃墟で行こうとするのを女中のベルキスが止めるシーンがあって、それでもジョンはグラディーヴァに会いに行って、日中にカフェでジョンがクロディーヌと会うシーンがあって、クロディーヌがジョンを秘密の出し物に招待して、行ってみるとSMショーのようなものをやっていて、そこでジョンは警察の偉いさんと知り合って、そこにはグラディーヴァもいて、なぜか彼女はジョンのことをよく知っていて、でもグラディーヴァはすぐにどこかへ行ってしまって、その翌日ジョンはカフェでまたクロディーヌと会って、クロディーヌは翌日海で撮影があるので一緒に来ないかとジョンを誘って、翌日カフェに行ってみるとグラディーヴァがいて、自分は夢の中で芝居をする女優だと言い、あなたの夢の中にも何回も出演したと言って、でも気がつくと彼女はいなくなっていて、代わりにクロディーヌが来て、警察が車を用意したからそれに乗って一緒に海に行こうと言って、車にはなぜか警察の偉いさんも乗っていて、海辺の撮影があって、気がつくとジョンはなぜかドラクロアの格好をしていて、ホテルで12号室を探していて、12号室がないので苛立って13号室のドアを叩くと、グラディーヴァが出てきてジョンを中に招き入れて、「これは夢よ。現実のあなたは12号室で眠ってるわ」というようなことを言って、窓を開けると外は海辺で、いつの間にかジョンは海辺を歩いていて、グラディーヴァがどこかの男と抱き合っているのを見て頭に血が上ったジョンは持っていた短剣で襲いかかって、でもなぜか男の姿は消えて、グラディーヴァが刺されていて、ジョンは警察の人間たちに囲まれるのだけれど、その場面がなぜか海岸からホテルの一室へ、そこからさらにどこかの家の中へと変わっていって……という具合に訳のわからないシーンが続きます。
 一方、女中のベルキスはグラディーヴァに嫉妬したのか、引き出しからジョンのピストルを取り出し、最初に送られてきたスライドを写し、グラディーヴァの顔を描いたスケッチのスライドが写っているスクリーンに向かって発砲します。その後彼女はピストルを持ったまま部屋を出ます。銃声が響きます。
 ちょうどその時、ジョンがバイクに乗って戻ってきます(え? キミは逮捕されたんじゃなかったの?)。ジョンは銃声を聞いて、何事かとベルキスを探します。するとベルキスは二人が愛を交わしたベッドに横たわっています。ピストルで自殺したということですね。
 ジョンはベルキスを抱いて廃墟に向かいます。最後に薄衣をまとったグラディーヴァが写ってオシマイ。
 うーん。
 私はロブ=グリエの映画は決して難しくない、むしろわかりやすいし面白いと言い続けてきたつもりですし、そういう方向で論文を書こうと思っていたのですがが、これは確かにどこから見ても難解だわ。
 原題はC'est Gradiva qui vous appelleーー直訳すると「あなたを呼んでいるのはグラディーヴァだ」という意味です。
 映画の中ではグラディーヴァの歌声に誘われて彼女に会いに行こうとするジョンにベルキスがC'est la mort qui vous appelle「あなたを呼んでいるのは死よ」と言っていましたし、同じ言葉が映画のラストでもボイス・オーバー(画面に写っていない人物の声が流れること)で流れていました。
 グラディーヴァに関われば死ぬことになる、だから行くなということでしょう。そういうファム・ファタル的な要素はロブ=グリエの他の映画にもありました。でも、実際に死ぬのはジョンではなくベルキスですから、ちょっと納得のいかない気もします。
 また、ジョンが海辺に行く際、車の中にいた警察の偉いさんがジョンにC'est la mer qui vous appelle「あなたを呼んでいるのは海です」とも言っていました。
 でも……だからどうだというんでしょう。
 もちろん悪くはありませんし嫌いでもありません。
 でもどう捉えていいかわからない映画でした。論文にどう書こう……
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harvardwang · 1 year
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手塚治虫
H:森林王子,原子小金剛,怪醫黑傑克的作者。20230514W7
維基百科介紹:
手塚治虫,本名手塚治,生於日本大阪府,漫畫家、動畫製作人、醫學博士、現代日本動畫的創立者,有「日本漫畫之神」尊稱。 維基百科
出生資訊: 1928 年 11 月 3 日,日本大阪府豐中市
逝世: 1989 年 2 月 9 日,日本東京都東京半蔵門病院
配偶: 手塚悦子 (結婚於 1959 年–1989 年)
子女: 手塚眞, 手塚留美子, Chiiko Tezuka
獲獎記錄: 瑞寶��, 日本SF大獎, Will Eisner Award Hall of Fame, Winsor McCay Award, 講談社漫画賞一般部門, …
手塚治虫
日本漫畫家、動畫製作人
手塚治虫(日語:手塚 治虫/てづか おさむ Tezuka Osamu,1928年11月3日—1989年2月9日),本名手塚治,生於日本大阪府,漫畫家、動畫製作人、醫學博士、現代日本動畫的創立者,有「日本漫畫之神」尊稱。
作為戰後日本故事漫畫的領軍人物,手塚治虫是多產漫畫家,在日本漫畫界有著無法撼動的地位,他的作品深深影響著許多新生代漫畫家,知名代表作則包含《多羅羅》、《藍寶石王子》、《森林大帝》、《原子小金剛》、《怪醫黑傑克》、《海王子》、《小白獅》和《三眼神童》等膾炙人口的經典作品。
生平
1928年生於日本大阪府豐能郡豐中町(今豐中市),是日爲明治天皇誕辰,故得本名手塚治。五歲時舉家搬遷至兵庫縣川邊郡小濱村(今寶塚市御殿山。自幼喜愛昆蟲,故於1939年取了「手塚治虫」的筆名,把本名「治」改成日語同音的「治蟲」,與步行蟲諧音。[a]原名手塚治用於醫學家名義。他也是日本第一位導入助手制度與企業化經營的漫畫家,對於日後日本漫畫的啟蒙有著極大的推動作用。
1945年進入大阪大學附屬醫學專門部,1951年畢業,隔年通過醫師國家考試。1961年於奈良縣立醫科大學以《在異型精子細胞中膜構造的電子顯微鏡研究》論文獲得醫學博士學位。自1946年起在《少國民新聞》(現《每日小學生新聞》)上連載四格漫畫《小馬的日記》,從此走上漫畫之路。1947年,根據酒井七馬原作改編的漫畫《新寶島》發行,該作將大量電影拍攝法引入漫畫,一經推出就受到歡迎,人們由此開始接受"新漫畫"的概念。此後陸續創作出《森林大帝》、《原子小金剛》、《怪醫黑傑克》、《小飛龍》、《三眼神童》等大量膾炙人口的長篇作品,屢次獲得各種獎項,其中的《藍寶石王子》是公認的日本第一部少女故事漫畫。1967年開始連載的探討生命奧秘的作品《火之鳥》,是其創作生涯的巔峰之作,至他臨終時,作品最後一章《現代篇》仍未完成。1961年成立「手塚治虫製作動畫部」,翌年以「蟲製作公司」的名義開始活動,日本第一部多集TV動畫原子小金剛、第一部彩色多集TV動畫森林大帝、第一部長達2小時的電視動畫特輯《100萬年地球之旅 熊貓BOOK》等一大批優秀的動畫作品均誕生於此。晚年時製作的各種實驗性動畫在國際社會上得到很高的評價。
1989年2月9日,手塚治虫於日本東京都千代田區麴町半藏門醫院逝世,享壽61歲。
年表
1928年-大阪府豐能郡豐中町(現在的豐中市)出生。
1933年-5歲時,搬到兵庫縣川邊郡小濱村(現在的寶塚市)居住。
1935年-入讀池田師範附屬小學(今大阪教育大學附屬池田小學)。
1941年-入讀大阪府立北野中學(今大阪府立北野高級中學)。
1945年-於北野中學畢業,入讀大阪帝國大學(今大阪大學)附屬醫學專門學部。
1946年-《小馬日記》於1月4日初次於《少國民新聞》連載。
1947年-與漫畫家酒井七馬共同發表二百頁長篇漫畫《新金銀島》,廣獲好評。
1951年-留級1年,於大阪大學附屬醫學專門學部畢業。
1952年-取得醫師執照。
1953年-搬到東京都豐島區。
1959年-與岡田悅子結婚。
1961年-在奈良縣立醫科大學取得醫學博士學位;同年,長子手塚真出生。
1963年-最早的日本電視動畫《原子小金剛》於1月1日在富士電視台開播。
1964年-長女手塚留美子出生。
1965年-最早的日本彩色電視動畫《森林大帝》於10月6日在富士電視台開播。
1973年-蟲製作公司倒閉;同年,《怪醫黑傑克》開始連載。
1975年-《怪醫黑傑克》獲得第4次日本漫畫家協會獎獎特別優秀獎。
1989年-因胃癌去世於半藏門醫院,享壽61歲,法號為「伯藝院殿覺圓蟲聖大居士」。死後獲頒「勳三等瑞寶章」。
1990年-全部作品獲得第19次日本漫畫家協會獎文部大臣獎。
1994年-兵庫縣寶塚市的寶塚市立手塚治虫紀念館開幕。
作品名單
漫畫
少年類
火之鳥(未完成)(日語:火の鳥)
黎明篇(漫畫少年版)、未來篇、大和篇、宇宙篇、鳳凰篇、復活篇、羽衣篇、望郷篇、亂世篇、生命篇、異形篇、太陽篇、埃及篇、希臘篇、羅馬篇
怪醫黑傑克(日語:ブラック・ジャック,英語:Black Jack,舊譯:怪醫秦博士)
三眼神童(日語:三つ目がとおる,港譯:三眼小子,台灣舊譯:怪童小精靈)
原子小金剛(日語:鉄腕アトム,大陸譯:鐵臂阿童木,港譯:小飛俠阿童木,台譯:原子小金剛,英譯:AstroBoy)
森林大帝(日語:ジャングル大帝,港譯:小白獅,新加坡譯:小白獅,台灣舊譯:小獅王)
小白獅別卷(日語:レオちゃん)
多羅羅(日語:どろろ,港譯:怪俠多羅羅)
海王子(日語:海のトリトン/青いトリトン)
零人(日語:0マン)
森林魔境(日語:ジャングル魔境)
吸血鬼在日本(日語:ドン・ドラキュラ)
狼人傳說(日語:バンパイヤ)
百變貝隆加(日語:ブルンガ一世)
鬼丸大將(日語:鬼丸大將)
手塚少年摯友(日語:ゴッドファーザーの息子)
溶岩大使(日語:マグマ大使,港譯:火箭人金達,又名:火箭大使)
白色領航員(日語:白いパイロット,英語:The White Pilot)
肯恩隊長(日語:キャプテンKen,英語:Captain Ken,港譯:無敵隊長)
忍者猿飛(日語:おれは猿飛だ)
新寶島(日語:新寶島,英譯:New Treasure Island)
七色鸚哥(日語:七色いんこ,台譯:七色鸚哥)
大X超人(日語:ビッグX)
神秘洞(日語:ザ・クレーター)
大都會(日語:メトロポリス,英語:Metropolis)
鳥人大系(日語:鳥人大系)
罪與罰(日語:罪と罰)
亂世三娘(日語:一輝まんだら)
壯志驕陽(日語:どろんこ先生)
發條蘋果(日語:時計仕掛けのりんご)
地底國怪人(日語:地底國の怪人)
鐵臂之歌(日語:鉄の旋律)
洛克冒險記(日語:ロック冒険記)
日本發狂(日語:日本発狂)
午夜計程車(日語:ミッドナイト)
玲瓏三勇士(日語:ミクロイドS,包括《ミクロイド》和《ミクロイドZ》)
魔神加農(日語:魔神ガロン)(日語:魔神ガロン)
手塚之家(日語:マコとルミとチイ)
漫畫之神(日語:紙の砦)
沖天靈犬(日語:フライングベン)
電影萬歲(日語:フィルムは生きている)
不文狂想曲(日語:フースケ)
魔馬(日語:ボンバ!)
火之山(日語:火の山)
阿童木大使(日語:アトム大使)
諾曼王子(日語:ノーマン)
少年偵探(日語:ケン1探偵長)
阿拉伯之夜(日語:珍アラビアンナイト)
NO.7(日語:ナンバー7)
三神奇(日語:W3(ワンダー・スリー),港譯:銀河特派員)
地球惡魔(日語:地球の惡魔)
新選組(日語:新選組)
驚奇博士(日語:スリル博士)
勇者大丹(日語:勇者ダン)
平原太平記(日語:平原太平記)
冒險狂時代(日語:冒険狂時代)
辨慶(日語:弁慶)
新世界之路(日語:新世界ルルー)
38 度線上的怪物(日語:38度線上の怪物)
四格漫畫
小馬日記(日語:マアちゃんの日記帳)
少女類
緞帶騎士(日語:リボンの騎士) 又譯:寶馬王子(東販版)、藍寶石王子(文化傳信)。
雙子騎士(日語:双子の騎士) 又譯:藍寶石王子別卷。
神奇糖(日語:ふしぎなメルモ)
天使之丘(日語:エンゼルの丘)
神奇獨角馬(日語:ユニコ) 又譯:小小獨角獸。
天虹之堡(日語:虹のとりで)
成人類
阿波羅之歌(日語:アポロの歌)
佛陀(日語:ブッダ)
浮士德(日語:ネオ・ファウスト)(註:未完成的遺作)
桐人傳奇(日語:きりひと賛歌,港譯:狗面人)
MW毒氣風暴(日語:MW)
人間昆蟲記
蒐集人種(日語:人間ども集まれ!)
新浮士德
迷幻少女(日語:ばるぼら)
奇子(日語:奇子)
三個阿道夫[1](日語:アドルフに告ぐ)
太平洋X點(日語:太平洋Xポイント,英語:X-Point On The South Pacific)
Alabaster (manga)(英語:透明人)(日語:アラバスター,英語:Alabaster)
修馬力傳奇(日語:シュマリ)
向陽之樹(日語:陽だまりの樹)
上を下へのジレッタ
千面女郎I.L(日語:I.L)
兒童類
小羅普(日語:ロップくん,港譯:精霊萬能俠)
我的孫悟空(日語:ぼくの孫悟空)
ガムガムパンチ
ジェッター・マルス
神奇獨角馬 (小學1年級學生版)(日語:ユニコ(小學1年生版))
集錦
小飛俠今昔物語(日語:アトム今昔物語)
手塚治虫短編集(日語:手塚治虫THE BEST)
手塚治虫恐怖短編集(日語:手塚治虫恐怖短編集)
虎之書(日語:タイガーブックス,港譯:手塚治虫怪異漫畫)
猜疑集(日語:サスピション)
變形故事集(日語:メタモルフォーゼ)
手塚漫畫大學(日語:漫畫大學)
科幻世界(日語:SFミックス)
萊歐物語(日語:ライオンブックス,另譯:獅之書,港譯:手塚治虫短篇漫畫)
動畫原作
悟空大冒險(日語:悟空の大冒険)
火鳥2772(日語:火の鳥2772 愛のコスモゾーン)
舊約 聖書物語(天地創造 十戒 イエスの誕生)
時空旅程10000年(タイムスリップ10000年プライム・ローズ)
大自然魔獸(大自然の魔獣バギ)
銀河探查2100年(銀河探査2100年 ボーダープラネット)
原案
寶馬神童(青いブリンク)
助手
福元一義(助手主任)
藤子·F·不二雄
藤子不二雄A
石森章太郎(石ノ森章太郎)《假面騎士》等)
三浦滿 1983年獲講談社漫畫獎得主(漫畫家,代表作《L&S》、《鄰家美眉》等)
村野守美(漫畫家,代表作《垣根の魔女》、《西遊記―石ザル冒険物語》、《草笛の季節》……
坂口尚[2](漫畫家,代表作《星の動く音》《3月の風は3ノット》《12色物語(上·下)》《無限風船》《電飾の夜23:59発》《石の花(1~6)》《紀元ギルシア》《戦士の休息》《ともしび》《星降る夜》《月光シャワー》《VERSION》《あっかんべェ一休(1~4)》)
渡辺淳(漫畫家,代表作《檸檬天使》)
高見真子(漫畫家,代表作《心愛的艾莉》)
寺沢武一(漫畫家,代表作《眼鏡蛇》、《悟空》、《武》、《BAT》、《鴉天狗卡布都》等)
小谷憲一(漫畫家,代表作《網球小子》、《DESIRE慾望》)
石坂啓(漫畫家、作家,代表作《比接吻更簡單》)
伴俊男(漫畫家,代表作《手塚治虫物語》)
三船毅志[3](漫畫家,代表作有《多田等觀》)
池原重人
豐田有恆(蟲製作文藝部)
石津嵐(蟲製作文藝部)
辻真先(在許多動畫作品以桂真佐喜的名字出現)
久松文雄(漫畫家,平成24年5月神道文化奨勵賞得主,代表作《三夢伝》、《武と魂》等)
成就與影響
漫畫之神
手塚治虫對現代日本漫畫影響巨大的主要影響如下:
1947年《新寶島》-發明以電影技巧來畫漫畫。採用變焦、廣角、俯視等電影技術繪圖,以分鏡頭的方式連接。擺脫以四格漫畫和傳統連環畫的繪畫方式。這種手法沿用至今。成為漫畫的構圖標準。
1953年《藍寶石王子》-被公認的第一部少女漫畫,並奠定美少女的常見造型特徵(萌),如大眼睛和圓臉等。
1961年-「蟲製作公司成立」-奠定了日本動畫界的發展方向。當時,美國動畫界巨頭迪士尼公司採用的是高成本、大製作類似「好萊塢」一樣的製作方式。耗費龐大的資金、時間、人力才能製作一部作品。甚至一部動畫就可以使一個���廠破產。而手塚治虫認為:只要故事好,就算是兩張紙片也一樣可以吸引人。着力刻畫人物的內心,極大限度地節約製作成本。配合大量預定義的動作和CG來開發作品。最著名的就是口動、眨眼系統:眨眼三幀、說話三幀的模式。手塚治虫把每秒的繪畫幀數由迪士尼的24格壓縮成8格,並且使用大量重複動作、中特寫等來填充本來要仔細繪畫的畫面,大幅減低成本以保障公司的存亡。這種方式如今仍然被日本動畫界使用。甚至成為AVG遊戲製作根本。至此:日本動畫成為能與美國動畫分庭抗禮的巨匠。美國動畫特點走大製作、大成本的道路;日本動畫則採用小成本、快產出的方式。
1963年發行的《原子小金剛》是日本第一部國產電視動畫,當時的收視率超過四成。這部電視動畫作品其實已經是比較完善的日本動畫的雛形。甚至有很多看來是習慣的東西也被保留下來,比如:一周播一次動畫。
1969年的海王子是日本第一部正統西式奇幻漫畫,並成為第一部公認有深度的動畫原著,並發掘動畫監督新星富野喜幸。
紀錄片
1986年,日本放送協會為手冢治蟲拍攝和製作紀錄片《漫畫之神:手塚治蟲 創作的秘密》。[4]
錯誤的動畫瘟神說
手塚治虫(動畫業界)瘟神說是知名的謠言,讓「錯誤歷史」擴散出去的始作俑者之一,就是宮崎駿。[5] 在批判過蟲製作公司的幾部作品與手塚發言之後,宮崎這樣說明:「昭和38年,他以一集50萬日圓這樣的便宜價格開始製作日本第一部動畫《原子小金剛》。因為這樣的前例產生了弊害,造成後來動畫的製作費用經常性地低落。這本身是個不幸的開始,但我覺得是日本在達成經濟成長的過程當中遲早要發生的命運,只是恰好由手塚先生扣下了板機而已。」
手塚說過「55萬圓就好」雖然是事實(宮崎誤記為50萬日圓),但實際上並沒有便宜到這種程度。手塚社長之所以會說「55萬圓就好」,是因為他打聽說當時真人兒童節目的製作費大概是這個價碼。但是動畫要耗費真人節目的許多倍心力,這個價碼確實不可能。因此當時蟲製作公司的職員與廣告代理商的負責人談判後,實際支付給蟲製作公司的是155萬日圓。蟲製作公司確實勞動環境糟糕,時常要持續熬夜。但蟲製作公司在薪資方面,是給社員優渥待遇的。尤其最初期因為缺乏人才,必須從東映動畫等其他動畫製作公司挖角,會說「東映薪水多少,我們加倍給你」,依照社員說的價碼去給。
因此,當時還很少家庭擁有自用車,但蟲製作公司的停車場卻排滿了社員的車子。「時常熬夜」,但「高薪」。
10年之後,蟲製作公司於1973年倒閉,當時許多社員獨立出來,紛紛設立了自己的製作公司。他們之所以擁有足以創業的資金,就是因為薪水很高的緣故。
《原子小金剛》雖然光看電視台支付的放映權費用是虧損的,但因為副收入而帶來盈餘。這些盈餘都回饋給蟲製作公司社員的薪水,給了社員足以獨立創業的薪資。是因為社員待遇良好,使得蟲製作公司經營惡化,最終倒閉——。 這是蟲製作公司的歷史概略。而這也表示,手塚治虫以低薪資要動畫工作者工作這點絕非事實。 宮崎駿說長篇動畫因為《原子小金剛》而無法好好製作,這不單是誤解事實,更是捏造。東映動畫的經營惡化、輕視長篇動畫而轉換路線的經營判斷,這些都不是手塚治虫負責的,自然不該擔負長篇動畫製作困難的罪名。
作品與思想
手塚治虫是多產的漫畫家,一生畫了約450部漫畫(一說700部),同時作品豐富多樣:兒童生活、科幻、偵探、歷史、傳說,文學、醫學、宗教、音樂、哲學等,除此之外還有數篇醫學論文。這些作品幾乎都影響後來的漫畫家的創作題材,不過這些作品取材和來源分為四大類:
其它動漫作品影響:手塚治虫閱讀過大量的東西方動畫、漫畫及流行作品,並受許多漫畫、動畫大師,比如米特·格羅斯(Milt Gross)[6]、迪士尼、查理·卓別林[7][8]、麥克斯·弗萊舍畫室(Fleischer Studios)[9]。
萬籟鳴、萬籟鳴[10]文學、演劇、寶塚文化等的影響。
社會環境:手冢治蟲曾受到二戰和日本思想變化的影響,作品常常凝重、深邃、帶有「求索」的心情,呼籲和平、反對戰爭。前者比如《佛陀》,後者比如《三個阿道夫》 這些作品在日本動漫乃至世界動漫都是非常少見,但的確也彌足珍貴。
小說:手塚治虫改編不少的世界名著,比如《新浮士德》、《一千零一夜》、《三隻眼》等。經改編的作品有的保持原貌,但大多加上作者的思想。此外亦曾受聖座教廷之邀製作《舊約 聖書物語》,除了動畫,集英社並於1994年發行漫畫版,全3卷。
職業和興趣:手塚治虫是醫學博士,喜歡昆蟲。於是創作《人間昆蟲記》、《BLACK JACK》(中文譯:《怪醫黑傑克》)等作品
榮譽
日本勳章獎章
 勛三等瑞寶章(1989年追授[11])
獎項
獲獎
注意:部分內容翻譯日語的同條目章節,因編者的翻譯水平,內容或仍須校對。全部獲獎經歷參照手塚官網[12]
1958年-《びいこちゃん》、《漫畫生物學》獲第3屆小學館漫畫獎。
1963年-《街角物語》獲藝術節獎勵獎,每日映畫評選會大藤信仰獎,藍帶教育電影獎。
1966年-《森林大帝》獲電視記者會特別獎
1967年-《展覽會的畫》獲藝術節獎勵獎,大藤信郎獎(日語:大藤信郎賞),藍帶教育電影獎,《森林大帝》獲威尼斯國際電影銀獅獎,《原子小金剛》等,獲放送批評懇談會人物形象獎。
1970年-《火之鳥》獲講談社出版文化獎。
1975年-《怪醫黑傑克》獲日本漫畫家協會特別獎。
1979年- 嚴谷小波文藝獎。
1980年-《火之鳥2772》獲拉斯維加斯電影節動畫部門獎,聖地亞哥漫畫墨水瓶(INK)獎。
1984年-《向陽之樹(日語:陽だまりの樹)》獲29屆小學館漫畫獎、國際動畫電影節最優秀獎和聯合國教科文組織獎。
1985年-《破舊的膠片》,獲第1屆廣島動畫電影節最優秀獎、國際動畫電影節範疇最優秀獎。
1986年-《三個阿道夫》獲講談漫畫獎。
1988年-《森林的傳說》獲每日映畫評選會大藤信郎獎和國際動畫電影節CIFEJ獎。
1990年- 獲得第19屆日本漫畫家協會獎文部大臣獎,並於國立近代美館舉辦「手塚治虫」展
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kurutto115 · 1 year
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本日のプレイリスト (5/10)
※ 歴史ゲーをアジアの国でプレイしてるゲーム日記を書く作業用BGMに、アジアンファンタジーアニメの曲をライブラリからチョイスして良い感じの順番に並べてループ再生するやつ
十二幻夢曲(十二国記op) はじまりの風(彩雲国物語op) 暁のヨナ(暁のヨナop) 最高の片想い(彩雲国物語ed) 雫(獣の奏者エリンop) 月迷風影(十二国記ed) 愛しい人へ(精霊の守人ed) 犬夜叉伝(犬夜叉劇伴) Link(織田信奈の野望op) TERMINATED(境ホラop) Last vision for last(百花繚乱 SAMURAI GIRLS op) ZONE//ALONE(境ホラ2期op) ラブレター・フロム・何か?(うた恋いop)
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kozuemori · 1 year
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今年、近代スピリチュアリズムは175周年を迎えます。そして今日、3月31日は近代スピリチュアリズム記念日です。春学期の3月後半の担当クラスでは『175周年 アニバーサリー』というタイトルの誘導瞑想で近代スピリチュアリズム記念日を共に祝い、いつもの瞑想とはちょっと趣向を変えた質問の仕方をしてスピリットからの答えを待ったり、実習でもスピリチュアリズムの先駆者達に思いを馳せ、その光に繋がりました。
今もなお、スピリチュアリズムと私たちスピリチュアリスト達にはたくさんの課題が残されています。まず、スピリチュアリズムや霊界に対する無理解や偏見を無くしていくための努力を続けることが大切だと思います。具体的には、スピリチュアリストである私たち一人ひとりが自分の生き方を通してスピリチュアリズムを正しく学び、分かりやすい方法で広める事。また、霊は決して恐ろしいものではなく、私たち全員が霊であることを伝えること。そして私たち全員がスピリットガイドをはじめとする霊に守られ、導かれている事をメッセージやエビデンスを通して証明することです。
現在も地球上では戦争が起こり、環境破壊や人権侵害、貧困や差別が止んでいません。175年前と比べると改善された点や悪化した点もあるでしょう。スピリチュアリズムの先駆者達はこうした現状をどのように見て、感じているでしょうか。そして、私たちにどう問いかけているでしょうか。近代スピリチュアリズム記念日のこの日、ぜひ瞑想を通してメッセージを受け取ってみてくださいね。
春学期クラスの中で行った誘導瞑想の中からピックアップして、ショップで音声データを販売中です。クラスの瞑想中に寝てしまった人も😅、再び挑戦したい人も😆、新たな質問をスピリットに投げかけたい人も😄、春休み中の練習として、ぜひご活用ください。
サイトとショップからご購入いただけます。
「近代スピリチュアリズム記念日  175th Anniversary」 33:50
2023年3月31日は近代スピリチュアリズムの175周年記念日です。フォックス家の姉妹や、かつて活躍した先駆者達と共に、スピリチュアリストにとって重要なこの日を祝いましょう。また、交霊会やカウンセリングに参加してスピリットからもたらされるメッセージや質問の答えに耳を澄ませてみましょう。
「スピリット・アート  Spirit Art」 30:40
展覧会に招かれたあなたを待っていたのはイギリス人の画家、詩人であり、幻視者でもあった異才の人、ウィリアム・ブレイクです。展覧会のホスト役の彼から様々なアーティストによるスピリットを描いた作品を解説してもらいながら、あなた自身の内側に存在する光のアーティストに出逢ってください。
「弓の名手  Mastery of Archery 」 30:35
かつてアメリカの詩人であるエラ・ウィーラー・ウィルコックスはこう言いました。「行いの伴わない祈りは、弓のない矢のようなものだ祈りを伴わない行いは、矢を伴わない弓のようなものだ」。この誘導瞑想を通して弓の名手と出会い、精神統一のひとつでもある弓射の奥義を伝授してもらいましょう。
「��しの宮殿  Healing Palace」 32:50
今のあなたにとって必要な癒しが無条件にいつでももたらされる場所、それがこの『癒しの宮殿』です。医療や治療、ヒーリングに関する神々や、全ての知識やエネルギーが集まったこの癒しの場所で心身ともに癒されると同時に、今のあなたにとって必要な気づきもまた、もたらされることでしょう。
「ヴァサント・パンチャミ  Vasant Panchami」 35:00
春の訪れと共に、インドでは学問・芸術の女神であるサラスヴァティに敬意を表すお祭り『ヴァサント・パンチャミ』が開催されます。この日、人々は様々な知識を通して、自身の無感動や怠惰、無知から自由になりたいと願います。この瞑想を通してあなたの内側へも、女神からの恩恵が与えられるでしょう。
「ハイヤーセルフ・ホログラム  Higher Self Hologram」 34:00
ハイヤーセルフとは、あなた自身の中の最も光に近い部分であり、指導霊でもあり、転生してもずっと傍にいてくれる存在、つまりあなたを一番理解し、愛し、味方でいてくれ、導いてくれる光の部分です。ハイヤーセルフに会いに行き、その変わらぬ愛に満たされ、自分の霊性開花の道程を確認しましょう。
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夏学期クラス(5月〜7月)へのお申し込み受付中です。今学期から新しく『サンスクリット般若心経クラス』が始まります。インド・チベット密教で現在も唱えられている、サンスクリット語での般若心経を学ぶクラスです。5回に分けてゆっくりと発音を確認しながら学んでいただけるので、マントラやサンスクリット語が初めての方でも安心してご参加ください。日本語の般若心経との違いを比べてみるのも楽しいと思います。また、トランスクラスも水曜日クラスが新たに加わります。
夏学期クラスへのお申し込みはこちらからどうぞ。継続の方は直接ショップからお申し込みください。
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今後のイベント・ワークショップ
・4/9 アイイス・スプリングフェスティバル(一口500円からの寄付金を受け付けています)
 https://us02web.zoom.us/j/85445747688
 ミーティングID: 854 4574 7688
・4/21, 22, 24   プラクティカル・ミディアムシップ お申し込みはこちらまで
・4/27  アイイス・ドロップイン・ナイト お申し込みはこちらまで
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chaukachawan · 1 year
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役者紹介(解読不可能ver)
・たぴおか☆たぴえもん
闇ニ覆ハレシカノ国、来タル予言ノ時、救世ノ鐘ガ鳴ル。賢者ハ云フ、汝ノ道ハ示サレタ。狭キ道、昇リ征ク黒キ真球。褐色ノ海、時代ノ波ニ飲マレシ者。
・おかざき☆ひとみ
金糸雀色染マリシ霊峰、ソノ頭顱燃エ盛リ焦土トナラン。霊長支配セシ神々ノ在処。
・okmc
英霊魂トナリテ此処ニ帰ル。去リシ日ノ記憶拋チタル者ノミ此ノ先ヘ進ムベシ。
・統括のフォーニャー
匹夫瞠目シテソノ姿捉フ。艶色ナル容貌、匹夫寸刻ノ後、捕ラへラル。妖ノ儕輩。轍鮒ノ急。
・じゃがりーた三世
俗物ヲ籠絡セシ鏡、偽ヲ写シ真実ヲ隠ス。紅ク染マリ、仄カニ薫ル。
・緒田舞里
灼灼、耀フ燭。勇者ノ道ヲ示ス。舞ヒ踊ル婦女子ノ精。
・三一三
鎧散開シ、狼狽ス。克己心持タズ。色メク幻想ノ情人。彷徨セシ憐レナル旅人。
・舞原舞宙
世ノ理動カズ。座シテ福音ヲ待ツノミ。
・田中響子
信心ノ意ヲ示サレヨ。分陰ノ安息ヲ憩フ。母ナル大地ノ祝福。
・アリリ・オルタネイト
眩暈齎ス童女。言ノ葉ヲ統ベリシ妃。猫ヲ愛ス。
・夕暮児
総テノ災ヒ此処ニ在リ。禍言操リテ、皆信ヲ失フ。苛虐ナル毒巣。悪辣極マル乱賊ノ首魁。勇者此ノ大悪ヲ討チ取リテ伝説トナラン。
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hirokuma1222 · 1 year
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【 asazuyu-朝露- 】 朝日に照らされ朝露がキラキラ光る森の奥から 目覚めた精霊達が朝露を飲みにやって来ています🧚‍♀️ 日々生活をしていると 何となく気が重い日もあるのでは無いでしょうか? そんなあなたに 朝、この【asazuyu-朝露-】を見て気を軽くして 軽快に一日をスタートして欲しい✨ そんな気持ちになれる光の絵を創造しました。 ライトアップの表情も幻想的で素敵ですよ。 お迎えお待ちしています。 roppi ☆ミニブラックライト付きでの販売です2つの表情をお楽しみください☆ 【光の絵とは】 光の絵と呼ばれるインスピレーションアート。 瞑想して潜在意識で描いており、様々な光り方をするアートです。 画材:アクリル絵の具 キャンバス インスピレーション サイズ:S0(18.0㎝×18.0㎝) 注意:アクリル絵の具なので、劣化による剥がれ等は現れて来ます。 芸術作品としてのご理解を頂いた上ご購入を 何卒宜しくお願い致します。 ※ミニブラックライトは付きますが、 強いブラックライトが良い場合はお客様自身でAmazon等でご購入してください。 【配送に関しまして】 指定日・指定時間帯のご希望がございましたら 備考欄に記入、又はメッセージを頂ければ出来る限り対応致します(100%ご希望に添えられる訳ではないのでご了承下さい) 但し、ご希望に添えられない場合は 指定無しの最短での配送となります。 ご了承下さいませ。 https://www.instagram.com/p/CpEQQ5Xv96t/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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poetohno · 2 months
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黄金律 2 おまけトーク(思考とは階層構造なのかもしれない)
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「旋律は宇宙に黄金に輝く」
破壊と再生は宇宙の黄金律 混沌と救済は運命の意志 無意識の恐怖が現実を歪め 繰り返す痛みが解放を訴える
心臓が鼓動する 音色に合わせて疾走しようとも 止まらない朝夜と星は巡り 日々は必ず追いつくだろう
カタルシスと混沌に崩れる 螺旋階段を登る 因果が絡め取ろうと 逃げることはないだろう
毎日が日曜日であるかのように 深層では調律が研ぎ澄まされていく 誤った認識が パズルのピースが入れ替わるように 描く様相を変えていく
意識の改革であり 心における革命であり 過去の変容であり 未来の創造であり 現在の破壊
精霊が導こうとも 手をはね除ける 欲しいのは逃避ではなく 解放なのだから
知恵と英知が英雄を召喚する 過去の因果を聖剣で断ち切るために 声を出してはいけない 声にはならない深淵に存在する
防波堤は破られた 帰る道を失い 頑なに未来を信じ 生きて 恐怖は 解放され 行進は 運命への威嚇 宣言であり 記憶との約束 何者も 好きにはさせない
夜の窓を放てば 日々が追いついてくる 過去のクローンでしかない 幻となった今が霞む
無意識の恐怖 解き放て 日々が追いついてくる 日曜日 地下へと 認識を 整える 頑なな 借金取り 帰る道を見失っても 声を出してはいけない 威嚇は 妄想の中の悪評 仮初の知恵 防波堤 我が子は クローン 誓った 夜の窓 約束の記憶の痕跡 死んでいる 脱出する 死んでいるのか 逃げきれない
死からの脱出(歯車は止められない) 傷跡が交わした約束(サインは成された) 時は既に遅い(それは既に死んでいる) 夜の窓は閉じられた(全ては地下の秘め事)
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