Tumgik
#紺野純子
anju45 · 2 years
Text
🎉🎉HAPPY BIRTHDAY 紺野純子🎉🎉
Tumblr media
25 notes · View notes
usickyou · 2 years
Text
腕が旅をした話
 体には引力があるらしい。けれど私は腕とそれほど離れたことがないので、その力がわからない。ううーーん、と目を閉じ眉間にしわ寄せ肘から先のない腕をあちこち向ける純子は、さんさん注ぐ初夏の日を浴びて、ちょっと信じられないほどバカっぽく見える。あっ、と言って純子は駆けだす。私はついていく。喉で覚えた歌みたいに、体が思うまま動くのは気持ちがいい。死んでまた人生が始まるみたいに、生きていればわからないことがたくさんある。
 目覚めると純子の腕が片方なかった。けれど私たちには、寝違えてばらばらになる仲間がいるので、それは大きな驚きをもたらさなかった。腕さん。腕さぁん。純子は呼んだ。なくしたのが左腕の、肘から先であるので、顔を洗うには少し手間だったけれどサンドイッチを食べるには困らなかった。腕さぁん。午前いっぱいかけて全員で探したけれど腕は見つからず、仕事には義手でのぞんだ。装飾義手というらしい。インタビューの仕事で助かった。どうして義手の用意があったのかたずねると、巽はまたふざけてはぐらかした。巽を殴るのはたまに気持ちがいい。夏の太陽みたいな気分になる。腕はぜんぜん戻らずに夜が来た。佐賀の夜はくらい。  腕さぁーーん……。  純子の声は、しんと時おり孤独をたたえる。 「戻ったら?」私は言う。「こんなに暗くて、見えないでしょ」 「でも、感じるんです」純子は言う。「なにか、引かれるような……」  純子が引力に気付きはじめたのはどうやらこのころであるらしい。けれどそれはまだ曖昧で、結局は一時間くらいみんなで探してから明日また動くことにした。私はなんとなく寝付きがよくなかったのに、純子がまたたく間に眠ってしまったのにいらっときた。  次の日の仕事はトークイベントだったのでさすがに純子は欠席になった。けれど腕を探しに行くという。ひとり休んでいるよりそうすべきだということらしい。それはまったく妥当であるのだけれど、なにせ純子のことだ。ひとりで? 街なかを? 誰も首を振らなかったが、純子はかたくなだった。腕はひとりでふるえているというのだ。それは私にわからない。誰にも。純子にだけ、わかるのかもしれない。  ついていけ、と巽は言ったけれど、私はついていくつもりだった。だから私たちの間には口論が起きた。言いたいことを言うのは気持ちがいい。思いのたけを、乱暴な口調で、毎日でも……死んでまた得ることがある。生前より、よほど丁寧に施されるメイクだとか、そのあたり。  見送りは、どうしても慣れない。 「さあ! 愛さん、行きましょう!」  はつらつ言って純子は腕をあちこち向ける。あっ、と駆けだす。私はついていく。背中のほとんど隠れるくらいのリュックがしっぽみたいに揺れている。思いのほか、長い旅になるのかもしれない。そうでないことを願うけれど、私に腕の気持ちは知れない。純子には、どうだろうか。遠くへ行きたいという気持ちがあって、爪を立て、ゆっくり……ゆぅっくりと進んでいく腕を思うと背中がぞっとした。恐怖でなく、畏敬だと感じた。 「遠い……ずっと、遠くにいるみたいです」  と純子は言う。 「わかるの」  と私はたずねる。 「わかる、みたいです。感じるんです」 「信じていいわけ?」 「はい、きっと……ええと、フォーメーションダンスがありますよね」 「んん?」 「目を閉じても、メンバーの位置ってわかりますよね?」 「練習すればね」 「そういうかんじです。愛さんは、なんセンチまでわかりそうですね」 「……そう」 「あっ! 乗ります、乗ります!」  純子はとつぜん声を上げ、「急いでください!」と私を呼ぶ。そうして路線バスへ、前から乗ろうとして注意される。はいはいお嬢さん焦らなくても平気なので後ろから乗ってくださーい。純子は顔を赤らめる。死んでるのに。純子はなんとなくうらめしげにこっちを見る。なんで? 席はほとんど空いていて、最後列に並んで座る。  なめらかに、景色が流れていく。  あたりには信号が少ない。乗客も。田畑がたくさんあって、美しくあおい波を眺めながら純子の引力を信じる。それは私にわからない。つまり私にはすることがない。けっこう集中している純子に話しかけるわけにもいかないように思う。停留所が、次々過ぎていく。こういう時間はあまりない。生まれてからいままで。こういう時間は気持ちがいい。腕は、何を感じているだろう。  あんたはどう思う?  私の腕はこたえない。 「あっ!」と純子が言う。「……あ、……いえ……」というふうに座席の影で義手を外して「……平気、みたいです」と続ける。  それはなんだかすごくおかしい。  私がひとりで笑うと純子は「えっ」といぶかしげに見た。それで私がこたえないぞと決めて黙りこんでいると、そのうち腕へかえった。  純子の体を離れた腕。  なだらかに、道は続く。  ほんとうは純子のでない腕。
「こんにちは~……」  天山。登山道はよく整備されていて登りやすい。やけに長かった雨を越えた季節であるので、ガラスのしずくみたいに登山客は絶えない。すれ違うとき、かれらは一様にこっちをじっと見る。そもそも山登りなんて考えていなかった私たちの格好はまるきり街歩きの軽装だからそれは仕方ない。  蚊は腕に一度とまり離れていく。 「フランシュシュだー!」  子どもが言う。私はしいっと伝えながら手を振る。なるほど、帽子をまぶかに被っていても、小さな子どもの目線からは私たちがわかる。なら、きっと会いに来てね。純子はなくした方の腕をぎこちなく振るので、まだはじめたて三日目の人生みたいだった。子どもはふしぎそうに純子を見つめながら、山をくだっていく。母親が、あぶないから前を見なさいと言う。  日焼け止めのべたつきも実際は必要ない。 「一応、表向き別仕事になってるんだけど」私は言う。「見られすぎじゃない?」 「困りましたね」純子はこたえる。「なら、道を変えませんか」  あちら、と言って神妙げに純子が示したのは旧道、コーンやロープで立ち入り禁止の示されたいまはもう使われていない道だった。 「……道っていうの、これ」  そう、実際そこはもう道とは違う。手入れのされていない地面は落葉やそれの腐ってできた土でやわらかく、伸び放題の草木で塞がれていて、獣でさえちょっと通るのを避けるくらいの印象を与える。 「上には、続いていますよ」  純子は言って、ちょうど人の姿のないのを見計らうとそこへ分け入る。どうやら腕の、示す方向ではあるらしい。私は人生最長のロングトーンほどのため息をついて、純子へついていく。純子はあまりひるまない。枝とか、虫とか、庭みたいな様子で気軽によけて歩いていく。生まれや育ちの、生前の暮らしのおかげかもしれない。あるいは腕への使命感があるのかもしれない。純子の強さのはっきりしたかたちが、私にはまだわからない。 「平気ですか?」  純子は時おり振り返る。 「ぜんっぜん、平気」  私はそのたび強くこたえる。  肌の葉っぱや種を払うのも、三十分もすれば慣れる。  あたりはいよいよ、道でなくなってくる。森林であるからか、それほど草の丈がないのは幸いだけれど、やわらかく不安定な地面を登り続けるのは楽でない。息が弾む。体が重くなる。聞いたことのない声の鳥が気高く鳴いて、しましまの模様のリスが木を駆けのぼっていく姿を人生でいちばん最初に見る。リスは高く、ずっと高くまでのぼると大きな枝の影に隠れてしまって、かわりに雨滴が鼻先に落ちる。  山の天気は変わりやすい。  雨は、あっという間に樹冠をぬって私たちに降りはじめる。  この場合、山の危険はきっとたくさんあるのだろうけど、私たちにとってまずはメイクが優先だった。落ちれば人前を歩けないのだ。けれど帽子やタオルで覆ったところで、もう手遅れだった。武道館を頭上でひっくり返したみたいな雨はまたたく間に私たちをアイドルのフランシュシュからゾンビへ戻した。きっと、ステージ用のメイクでもどうにもならなかった。 「困りましたね」  純子は言う。ほんとうに困っているのだろうけど、あまりそう聞こえない。 「まあ、迎えにきてもらえばいいし」  私は言う。山に入る前に連絡はしている。いまは少し、道をそれてからはどうも位置が地図に表示されないけれど、純子に伝えるかは悩む。 「このまま行きましょ。足もと、ぬかるんできてるから気をつけて……」  私は顔を上げる。言い終えるより先に純子は駆けだしている。なんで? どう見ても全力で、その姿は野に棲まう美しいシカのような印象を与えた。 「腕が!」純子は叫ぶ。「離れていきます! 速く」 「わかった! けど!」私はこたえる。地面がすべって、うまく踏み込めない。「……ああ、急いで!」  もう雨も地面も関係ないというふうに、純子はどんどん駆けていく。私は必死についていく。草や枝がしなって、無数の小さい傷をつくる。それはたいして怖くない。けれど純子がどんどん遠ざかっていくのは少し怖い。こんな山の中でひとりになってしまうのは少し怖い。純子が私を一度もかえりみないのは怖い。待って、と私は言おうとする。それが言葉にならないのはどうにも不思議だった。結局私は、体がばらばらになるくらい全力で走り続けてどうにか純子を見失わずに済む。純子はとつぜん立ち止まって、先の方をじっと見つめた。そこは開けていた。森がふっと開けるのは送電鉄塔が立っているからだった。私はようやく追いついて、それで膝に手をついてどうにか座り込まずにはいられた。「愛さん」純子が呼んだ。なに、と顔を上げると、私には腕が見えた。純子の腕。イノシシの、巨大なあぎとに捕まえられている、ほんとうは純子のでないあおじろい腕。 「腕、さん」  純子は言う。  その目の奥に、光が見える。 「腕さん……」  かなりアレな、ヤバいときの光。 「腕さぁぁぁーーん!」  純子は走る。突進する。棒とか石とかの原始的な武器ひとつ持たず突っ込んでそのまま巨大なイノシシに体を吹き飛ばされる。純子は飛ぶ。信じられないことに、ゾンビは十メートルくらいは飛ぶのだ。くるくるまわる、その姿には重力のくびきを外したような自由さがある。「純子」私は言う。イノシシがいる。大きい。牙は白い、所々深く黒ずんで獲物の血のあとに見える。私はその鼻先にかち上げられ空を飛ぶ。送電鉄塔に引っかかる。走馬灯。空を飛ぶ純子しか見えない。あれはきれいだったな。
 頬をつつくのは純子の腕だった。  私はゆっくりと意識を取りもどして雨の冷たさなんかを感じながら「純子」と呼んで、それが純子のでない腕だと気付いた驚きで体を起こすとバランスを崩して落ちかけた送電鉄塔に両腕でぶら下がった。  でも結局は落ちる。  右腕が、すぐに左腕が抜けて私は地面に背中からぶつかる。高さは二階ぶんくらいだったので深刻な怪我にはつながらないけれど、それはすごく痛い。息ができないのは苦しい。両腕が、立て続けに落ちてくる。純子の腕も続く。腕が三本、私のまわりでうろうろする。生きていて、決して出会えないことが人生にはある。 「純子は……」  私は言う。  空に突然ひびが入る。  稲妻。  私は体を丸めて死に備える。しかしそれは、いつまでも訪れず、私は記憶の中で何度も死にながら空想の中で何度も死んでいく。一度ごと、それはちゃんと痛い。ひどく苦しい。体を内側から真二つに裂かれる瞬間が何度もやってくる。それは苦痛に満ちている。ほんとうは一瞬のできごとであるのに、鉤のある獣らしい爪が体内を突き出して体表をゆっくり、筋肉繊維の一本いっぽんを、血管の太いものから細いものに至るまで伝統工芸職人的な丁寧さで引き裂いていく苦痛は数年の長さで数十秒ごとくり返す。それは怖い。誰か私を助けてほしい。  けれど純子はいない。  イノシシのものらしいひづめのあとになにかを、きっと純子を引きずったあとが(雷光!)続いている。心はそれを追う。追って、イノシシから純子を救うのだ。(雷光!)(雷光!)(雷光!)およそ十年の苦痛が襲う。胎児みたいに体をまるめて、けれど私は純子を助ける。どうやって? 腕もなく、体も動かせない。私は(雷光!)まず、ここを離れなければならない。どうやって? 体を引きずってでも、そのためには腕が……。 (雷光!)  ひらめきは、落雷のように落ちてくる。 「腕!」私は叫ぶ。「私の腕をとって! くっつけて!」  うろうろするのをやめて、呆然とたたずんでいた腕は背すじをしっかり伸ばして、私の腕を手にとる。濡れた袖に、どうにか腕を断面から差し込む。「それでいい」私は言う。「押し当てて、そのまま……」腕はそのとおりにする。数分が経つ。数十年分の苦痛を過ぎて、私の腕は私の体へ戻る。くっつく。けれどまだ、つながりは弱い。腕に頼む。反対の腕も同じように、私へ戻る。腕へ言う。「木陰まで、連れていって」純子の腕はきちんと賢く、首ねっこを掴んで木陰へ引きずった。そこでの恐怖はまだ弱い。助かった。数百年の死の苦痛が全身を苛んだ。 「……ありがとう」  私は言う。  腕はこたえない。  腕はひづめのあとを見ている。 「わかってる」  私は言う。  純子の腕を持ち上げて、肩に乗せる。そうして、立ち上がると脚にふるえを感じた。息が浅い。肺の奥に空気が届いていない。けれど行くことはできる。私は踏み出す。あとを追う。ひづめのあとは雨のおかげで地面にくっきり残るけれど、雨のせいでいまにも消えてしまいそうなのだ。雷が落ちる。それは苦痛に満ちているけれど実際には一度も私へは落ちない。大丈夫。私は走る。雷鳴できしんだ体が地面へつんのめる。大丈夫。私は立ち上がる。走る。何度かくり返すうち、地面へ手をついて転ばない方法を覚える。  雨の降り止むきざしもなく、ひづめのあとは薄れてゆき、樹林の初夏の落葉のじゅうたんでついにそれは消えた。けれど、腕。純子の腕が指す。肩口からにゅっと伸びて指先で純子のいるほうを教える。引力がある。体には、抜けてすぐ縫合もなく帰ってくるような、強い力がある。だから私たちは純子を見つける。  とつぜん森の開けた、木々の伐採されて墓場的に荒涼とした斜面に、純子とイノシシはいる。  純子は意識をなくしていた。そばに転がる義手は肘関節から半分に折られていた。けれどさいわいイノシシは、手をつけるのはまだこれからのようで、純子に近づけた鼻先をふしぎそうに鳴らしていた。 「純子!」私は呼ぶ。純子はいっそ優雅に、囚われのお姫さま的にまるで目覚めない。  かわりにイノシシが顔を上げる。重機みたいにのろのろ向きを変えて、正中に私をとらえる。大きい。純子の三倍くらいあるように見える。そうしてあわれむみたいに私を見る。すぐに襲ってこないのは、余裕であったり慈悲であったり、つまり私を見逃してやるというのだ。イノシシは蒸気たっぷりの鼻息を深く吐き出す。稲妻が、威厳をあらわすみたいに背後の空を何度も引き裂く。  私はこたえる。 「なめんな……!」  私は踏み出す。イノシシは、仕方ないというふうに首を振ってゆうゆう構える。さあどうする。あたりに武器はない。泥と枝切れ、小さな石つぶて、それと肩に乗った腕。アイドルは三倍大きいイノシシとの戦い方なんて知らない。どうする。また吹き飛ばされておわりだ。足は止めない。どうする。いかずちが、森の切れ間のひときわ高い一本の木を撃ち抜く。木は燃えながら半分に割けてぎい、ぎいと倒れる。イノシシは微動だにしない。私は苦痛のなか考える。どうする。(雷光!)そのとき腕が肩を叩く。(焼けた木が黒煙をあげる)私は腕を見る。腕は天を指す。美しくまっすぐに、まさしく純子のそれのように。 (雷光!)  私は笑う。 「あんたは、私を知ってる」  言う。 「……そうね。純子だから」  私は腕を手にとる。腕を天へ――アイアンフリルの水野愛みたいに――高く掲げる。雷は、私を避けられない。マイクにあのとき落ちたように、あるいは腕と私の引力に逆らえないみたいに、運命的な鋭さで雷は私を貫く。それはほんとうは、そんなに痛くない。苦しくもない。私は知っている。だって私は、フランシュシュの三号なのだ。  そして電光で体は光る。  イノシシは、途端にひるんでかん高い鳴き声をあげる。けれど逃げない。純子を離れない。私は笑う。その様子は、なんというか、対応に困るファンのそれだ。私たちはどうしたって、こんなふうに人を離れた山の中でさえアイドルを離れられない。私は踏み込む。すべきことは決まっていて、イノシシはもう目の前にいる。肩を思い切り振りかぶる。電光が腕を走る。 「また……」  私は告げる。 「会いにきてくださいねっ!」  そうして腕を振り下ろす。神の与える裁きみたいに、稲妻の速度で眉間を撃ち抜く。  イノシシはそれで、体をひとしきり硬直させて倒れた。起きてはこないようだったが、息をしていた。逆立つ毛を、雨がやさしく寝かしつけた。  純子はいまだ眠っている。その安らかさはほほえましいかんじさえ与える。起こすのはためらわれるけれど、仕方がない。純子の体をゆするうち、私の右腕がこぼれ落ちた。腕のつぎめは焦げついて、潰れていて、すぐにはくっつかないようだった。どうにも仕組みはよくわからないけれど、それはひたすらに楽しい。楽しくなって、純子の頬をきもち強めに叩いてしまった。アイドルの、顔を。純子はやっと目覚めると、「じんじんします」と頬にふれた。私は笑って大声をあげてしまうのをどうにかこらえて、「他は? おかしなところはない?」とたずねた。  すると純子はうまく立てなかった。右の、ももに穴が空いていたのだ。イノシシの牙は太く、鋭かった。全身ばらばらになって甦るのだからとうてい深刻には思えなかったけれど、少し休んで治る傷でもないように見えた。それで純子を支えようとして、あれっ、というかんじで私は転ぶ。純子と、いっしょに。泥で全身どこも汚れた。思うように動けず、なにか焦げ臭いにおいのするのは、体が電熱で焼けているからだった。  だから、私たちはふたりで立つ。  互いの肩に体をあずけ、歩きだす。  行く先は、腕が知っている。  腕は行く。濡れた地面を力強く掴んで、這い進む。けれどもう、純子を遠ざからない。腕と私たちは、人生の伴侶みたいに足並みを揃えて行く。私は思う。これだけ近づいたなら、もう離れない。  あたりはどんどん暗くなる。  そのうち雨もあがっていく。  山頂は、深く霧を湛えている。  私たちは山頂標識のそばに、腕をおろしてやっと息をつく。そこはやっぱり少し寒い。肩は自然に離れない。私たちは腕を誘う。腕はなんだか気取った態度でなだらかに起伏する景色の遠くを見つめる。私の右腕もそっちへ行った。きっと、朝を待つのだ。あとどれくらいあるのか知れないけれど……と私ははっと気付いてリュックをさぐる。スマートフォンは当然ばきばきに割れていて、けれどボタンをじぃっと押しているうちそれは光る。 「爆発しますよ……?」  と純子は言う。 「しない」  と私はこたえる。  純子はしばらく本気で怖がって、けれどそれが爆発しないのだとわかると画面を覗きこんだ。着信やメッセージの、ぽこぽこぽこぽこ通知が百二十件飛んでくるのでまたおびえて、それがさくらからだとわかると安心してほほえんだ。すぐに連絡を入れて、いますぐ登ってくるのはむずかしいので朝イチの迎えを取り付けた。せっかくだからいっしょにきて、それでみんなで朝日を見よう。私はそんなことを言いたくなったけれど、どうしてか言わずにいた。とにかくこれで、私たちは生き延びた。やがては朝を迎える。  私は目を閉じる。「一時間で起こして」と言う。  純子はしずかに「はい」とこたえる。  疲れ果ててすぐ眠ってしまうのは、きっと生きていて最上に気持ちがいい。
 それからすべては一瞬に起きる。  私は目を覚ます。純子が体を揺すった。「良かった」と純子は言った。「ここに来たかったみたいです」純子は続けた。 「冬に来たときのことを、覚えていた……もしかして、最後に思ったのかもしれません。朝をむかえたかった。だからこうして……ああ、すごい。愛さん。私、決めました。もっとたくさんの、見るはずだった光を、こんなふうに、この体の私たちに見せてあげたい……」  霧はすっかり晴れていた。ゆっくりと空は白んだ。遠くから朝日がのぞいて、光が私たちを照らした。  わかるよ。  私は言いたかった。  二本の腕は、寄り添った。純子の腕と、私の腕は、光のなかで重なった。厳粛な、合掌をするように、あるいは感きわまって身を寄せ合うように、ちょうど私たちがいま手をつないだのと同じに。  私は純子を見た。  純子も私を見た。  私たちは照れたり笑ったりしなかった。  だって引力があった。
0 notes
peach-artblog · 6 months
Text
Tumblr media
108 notes · View notes
saga-jihen · 6 months
Audio
Gekkou Survive -Complete Edition- ( 激昂サバイブ -Complete Edition-,  Furious Survival -Complete Edition-)
Sung by: Franchouchou (フランシュシュ) No.4 Junko Konno (紺野 純子) [CV: Maki Kawase (河瀬 茉希)] No.3 Ai Mizuno (水野 愛) [CV: Risa Taneda (種田 梨沙)] No.1 Sakura Minamoto (源 さくら) [CV: Kaede Hondo (本渡 楓)] No.2 Saki Nikaido ( 二階堂サキ) [CV: Asami Tano (田野 アサミ)] No.5 Yugiri (ゆうぎり) [CV: Rika Kinugawa (衣川 里佳)] No.6 Lily Hoshikawa ( 星川 リリィ) [CV: Minami Tanaka (田中 美海)] Composed by: KOMU & Yuusuke Kato (加藤裕介) Lyrics by: KOMU & Ma-saya Album: Franchouchou The Best Revenge (フランシュシュ The Best Revenge)
"If fate's in the way right now, you need to jump over it! In the place I've been longing for (Don't stop) A smile more dazzling than anyone else's (We are Ready) Until it blooms (Even the ugliness is Evolution, I swear to myself This is my way) Even tears that wet my cheeks turn to shine If you have something you want, don't be afraid to take it away"
18 notes · View notes
chamame01 · 1 year
Photo
Tumblr media
ゾンビィたえちゃんの前日譚、OL戦士たえさんの物語である『ゾンビランドサガ外伝~ファーストゾンビィ』読みました
以下ネタバレを含む感想です
.
.
たえちゃんの不確かで曖昧なファジーな部分も沢山ある彼女の好きな要素の一つだったので、たえちゃんの過去(たえさん)が分かる本作を私は少し悩みながら読み始めました
禊担当の姉・裕子がサガコと一緒に玉ねぎに封印された中で裕子ならどうする?と考えながら、徐々に成長して自分なりの解を見付けていく弟・栄吉とたえさん その過程で出てくるサガコたちのコミカルで可愛らしい容姿や悲しい生い立ちを抱えた姿に心をぎゅっと掴まれました
第九話でたえさんは栄吉にサガコが出現する理由や境遇を理解したい包み込みたいという裕子の考えを伝え、禊は必要な物なのだと言います その時のたえさんは裕子の考えを尊重しすぎるあまり自分の考えを抑圧してるようにも見えました
たえさんの両親を殺したマガツヒというサガコ 彼女はマガツヒを育てていた両親を止められなかった罪悪感といつか付ける決着への義務感という複雑な思いをずっと抱え、それを原動力にして育ちます
大事な友人である裕子の考えを大事にしながらもマガツヒとの決着を必ずつける…
では決着はどうつけるのか?悩みながら揺蕩うたえさんとその末に選び取った彼女の行動がこの漫画の一番の魅力だと感じました
.
第九話ではたえさんは栄吉と裕子らしいと懐かしむだけに留めています サガコを殺すのではなく玉ねぎの中に抱擁したいという裕子の考えそのものに同意しているようには見えません そんなたえさんですがサガコを利用しようとする人物の登場や葉加瀬、朱里、栄吉との活動で少しずつ変わっていきます 終盤、不倶戴天の存在でもある マガツヒの登場で彼女は激しく動揺します
マガツヒの残虐性、過去の因縁から話しても分からない、始末するしかないと思う彼女の元に一巻から三巻までに出てきたサガコたちが登場 たえさんやサガコバスターズを助けたいと申し出るシーンは胸が熱くなりました!こういう展開大好きです
そして マガツヒの境遇を知り、たえさんが主体的に選び取った行動 不倶戴天の仇であるマガヒツを抱擁し赦す事で解決を計った勇気や慈愛 たえさんの全てが愛おしくて大好きになりました
裕子が封印した後に生えた角が、ある日ぽろっと落ちてしまったように たえちゃんの長い前髪と獣の耳みたいな横髪が、いつかぽろっと落ちてしまわないか少し心配…
一巻32ページの(栄吉も)化粧して女装すれば…という仮定の話が最後実現するとは思いませんでした 成長した栄吉が、可愛さという武器まで手にするなんて!
大金よりも玉ねぎに強い興味を示すたえちゃんや紺野純子を追いかけて噛みしめるたえちゃんなど 今まで謎だった数々の行動のヒントが散りばめられていて、読んでいて何度もアニメのたえちゃんやフランシュシュのみんなが懐かしくなります
栄吉が落ち込んだ時に励ますサキちゃんにリーダーの芽のようなものを感じます
アニメファンへのファンサービスも満載な本書は、アニメ『ゾンビランドサガ』『ゾンビランドサガ リベンジ』鑑賞後に読む事を強くつよくお勧めします
丁寧な後日談もあり、朱里、葉加瀬、兵頭姉弟とMJ、そして佐賀にノスタルジックな思いを抱きながらページを閉じました どんどん漫画としての魅力が増してページを捲るのが楽しくなってきていたところで終わってしまうのが少し悲しい… 揺れ動くたえちゃんの気持ちから決断までの流れが好きだったので、三巻で マガツヒの実験対象として酷い扱いを受けた過去をたえさんが知り、理解し抱擁するまでの流れがもう少し丁寧だったらもっと嬉しかったです
.
佐賀から少し遠い所に住んでいますが、夜仕事帰りに疲れてスーパーで買い物をしていると、たまに北海道産に紛れて佐賀産の玉ねぎを見かけることがあります そんな時は必ず早く帰ってまた漫画を開きたえちゃんや佐賀のみんなに会いたくなる! たえちゃんもたえさんもわたしのよすがになっています。素敵な漫画をありがとうございます
43 notes · View notes
poetohno · 9 months
Text
第四楽章 水の旅路
「物語」
地球上の水のほとんどが塩が混ざり あるいは氷に閉ざされている
純粋な水として存在するには空に抱かれ 山に削られ 岩磐(いわいわ)の険しい旅路を行き 大地の洗礼をうけなければならない
地表に流れる水は命の源であり 様々な自然の関わりによって生み出される命の産物
水は天より降り注ぎ 山を下り 河を流れ 海に終着する水が渇き天に抱かれ空を旅する雲となるのなら風とは命の使いとも呼べないか
風は運命を垣間見せる全ての命は風に運ばれている
風の導きによって命の定めも決まるだろうか風が囚われれば世界は地獄と化し風が自由に歌えば生命もまた謳歌する
ふと目にするあの雲もまた空の彼方の海からやってきたのかもしれない雲は風に流れ 果てに行き着くだろうまた別の風は果てしなく巡っていることだろう
―海のように
果てなき海は生命の始まりの大地山は生命の終わりの果て 辿り水は生と死を巡る 水は命そのもの
雪に閉じこめられた命は春の訪れと共に花開き溶ければ寄り集まりながら小さな鼓動のように流れやがて大きなうねりとなり生命が漲る川となる
そこに命があるなら戦いがある戦いに勝利したものは生き延び敗北したものは死に絶え川を下る
その戦記には続きがある彼らの肉体は川の果ての森に続き木々に住まうものたちの糧となる森の果ての川に命を紡ぐ物語がある
「川の調べ」
雨は天より零れし海の唄 海は天を仰ぎ 天は海を抱く山を越え 草原を愛で 森の謳歌を奏で渇いた砂漠に一瞬の楽園を築く 命の交響曲を支える旋律
空が蒼いのは川を抱いているからなのか空に漂う雲は 流れる風は 天に聳える山にとって脅威にもなる水は一度流れを持ってしまえば何者をもってしても止めることはできない時に抗えないように
水は命を蘇らせる力を持つが同時に山を死に至らしめる力を秘めている峰を削り 野山を駆け下り 大地を削り 渓谷へと変貌する深く奥へと 時が覆い隠した地表が現れる時を遡るかのように
「川の宴」
川が在る所に命は宿る獲物求め命を奪う破壊者がいるなら草を求め旅するものたちの大行進がある
命を賭けた戦いが川を彩る沈黙に眠る川も一度戦いが始まれば騒然となる
一瞬のうちに命が散り 火花のように瞬き雷の閃光のように轟く
そこには思想も哲学もない剥き出しの命と真実がある
「湖の謳歌」
湖は海と隔たり生き物たちはその境界を越えることはできないそれは牢獄なのか それとも楽園なのか
湖がもし栄華を極めたとしても湖が干上がれば命は全て消えてしまう
生き残るためには他を上回る戦略によって己の道を切り開くしかない
裏切り 裏切られ 騙し 騙され 命を残すための闘いは熾烈を極める本能と理性の狭間に揺れる闘争
鏡のように澄み切った湖の下には過酷な世界がある
一の美しさをこの目に宿すためには相反する十の醜悪な世界を知らなくてはならない
「川の旅路」
川の旅は続く天空より舞降りる千の雫は木の枝から幹へと遡るように寄り集まり川の流れを描き大地をうねりながら森を横切り平野を走る
大地の鼓動が生命の躍動なら大地の雄叫びは闘いの咆哮である
闘いの先に散っていった者達が川に溺れ 川に沈み川を血の色に濁らせるなら
草茂る水の流れはその汚れを払い水に清流を取り戻す
乾季と雨季に生と死が巡り歓喜と憂き命が交錯する
雨が降ることで大地の様子は一変し世界が変わる
生命の謳歌と眠りが時の巡りに合わせて変化する川は山を削り 破片を海岸まで運んでいく
そして川の旅は終わる
「海の森」
珊瑚礁は海を砂漠から森に変え多種多様な命を呼び起こすオアシス光を受け輝き 波に揺らぐ花のよう海に咲く花を愛でようと多くの命が集まり闇の海に咲く光であり 命の灯のよう海の家 大地にとっての安らぎの木
海に昆布が揺らめく場所は熱帯雨林を思わせる海を浮かびながら漂い 命は溢れ 迸り色は犇めきあいながら 絡まり合い 踊りながら波に歌う絵の具を散りばめたかのような宝石のように輝き始める足を踏み入れたものはその場所に住み着き憩いの場所を築き 新たな旅に出る時を隠れながら待つ
「海の宴」
命を育み 支える命の種命を降らせる恵みの雨植物プランクトンの恩恵を受けるために 命たちで溢れ返る
生き物たちが群れを成して訪れる命求めて海を縦横無尽に旅するものたちが春を待ち続けていた
冬に荒れ狂う波は海をかき混ぜて海に栄養を行き渡らせる命にとっては天と地を別つ温度の壁海にはある嵐は壁を破壊し 天と地を混ぜ合わせる命にとっての心臓の鼓動のよう
夏命を求める旅は続く魚は群れを成して移動を続け鳥たちは巣へと帰り 再び飛び立っていく鯨もまた旅を続けている温暖な場所から極地へと向けて旅は続いている―春を求めて太陽の方角へ
秋が来る時 嵐は再び起こる命にとって堪えなければならない長い時の前の休息と謳歌の時間集まってきていた生き物たちは散り散りになりそれぞれの場所で 冬が終わる時を待っている海さえ嵐を呼び込みながら 海をたゆみ無く巡らせながら 春の時を待っている海の流れが無ければ 命は恵みの時を受けられず翼は折れ 大地に落ちる
「富の海」
光が降り注ぎ 大地は珊瑚礁に彩られ魚が銀色に閃いて通り過ぎる揺れる虹のようなたなびく彩雲のような百花繚乱の森色の豊かさが命の豊かさを示すならこの彩りに富んだ景色が命の豊かさを現している
海の楽園は海全体のどれ程だろうか
エメラルドに光り輝きクリスタルのように透き通り波が青の群れとなり光揺れる世界
生き物に犇めき濁った世界砂漠や極寒の世界に隠された地底奥底の知られざる世界があるかもしれない
豊かさだけを見るなら確かにここは楽園であるが楽園の背後に眠る闇を誰も知らない
命踊り 光輝き それは目下に佇む闇の中に歌う星のよう
「海の彼方の闇」
知られざる宇宙のような場所
天文学者ならば星を探して眼を凝らし新たな光を見ようとし
生物学者ならば命を探して彷徨い歩き新たな生き物を見つけるだろう
深海の闇という宇宙に潜む星を探すように生き物たちは身を潜め闇の中で蠢いている
光は徐々に薄くなっていく辺りは夜のように紺に染まっていく気づけば無音の闇の中光の恩恵はここには存在しないあらゆる時間において闇は光の無い洞窟のように
微かな栄養を頼りに彼らは生きるしかない自らの力によって海を渡り海流という大地にとっての風に乗り漂う
海を浮遊する微細なプランクトンが海の世界を支えている鯨や鮫 鯱や海豚といった華やかな生き物はその表面で閃いているに過ぎない舞台に踊るアクターを支える無数の影の努力者たちのような
触れれば壊れそうなガラス細工のように揺らめき揺れる蝋燭の火は今にも消えそうな陽炎のよう今にも壊れそうな幻想的なあり方をしている
「深海の底」
海は深いだけで圧倒的な力を湛えている大気であれば気圧 全ての命の源 水を水として存在させるための力水圧の力には際限がない 科学の力で武装した鎧すら簡単に破壊する
水温は凍えるほどに冷え込み 空気は高山のように薄く やがて皆無になるこの世界は生命の存在を拒んでいるのだろうか
果てしなく深い限界の場所で生き物は蠢いている恩恵は海の表層から降り注ぐ 雨のようで 雪のような死が舞い降りる生きとし生けるもたちの肉片が塵となって落ちてくる彼らの死によってもたらされるものはこの世界では太陽の光のよう
海底に着く時この世界は月のようだ果てしない無の世界が広がっているしかしこんな所にさえも生き物は生息している
「海底火山」
海底にも火山は存在する海底とは海の底であると同時に大地の果て
大陸と大陸の鬩ぎ合いの狭間に摩擦に散る火花があるように火山が煌々と火を上げている
マグマは地脈のように奔り 地球の中心まで潜り巡り 再び地上へと吹き出す
世界とは外に開かれているのではなく内側に広大に巡っている
マグマが海底の生き物を支えている砂漠にとってのオアシスのように
海底に山脈を築き 延々と続くかのようにいつか大地が隆起し 沈没した時海底に眠る大地は海上に眼を覚ますだろうか
youtube
2 notes · View notes
dogboyyuri · 2 months
Text
Tumblr media Tumblr media Tumblr media Tumblr media
ive just learned they put fanfic on pixiv. my life is literally ruined
4 notes · View notes
anju45 · 8 months
Text
𝙃𝘼𝙋𝙋𝙔 𝘽𝙄𝙍𝙏𝙃𝘿𝘼𝙔
🧟‍♀️ 紺⃝    野⃝    純⃝    子⃝ 🧟‍♀️
Tumblr media
2 notes · View notes
hu35 · 1 year
Text
第2回ファイナリスト作品5組目・瀬名亮監督『はじめてのよあそび』に小野莉奈が主演!共演に紺野彩夏、純乃あみ、佐月絵美、森日菜美の出演が決定しました!
Tumblr media
昨年9月27日に実施された「ファイナリスト選考会」の後、映像制作のプロによるサポートを受け、約3ヶ月にわたって脚本づくりと制作準備を進めてきた5組のファイナリストたち。最後にクランクアップしたのは、現役女子大学生でもある瀬名亮監督の『はじめてのよあそび』。瀬名監督は、元々は小説家志望という大学一年生で、“創作を仕事にしたい”という熱意はピカイチ。そしてなんといっても彼女の一番の武器は、大学受験時は志望校合格のために偏差値を25上げ、創作に再挑戦したいと決めたらシナリオ・センターに通い、映像作品を撮りたいと思い立って本企画に応募したという抜群の行動力です。ファイナリスト選考会を脚本の前段階であるロングシノプシスで通過したため、ファイナリスト決定後は脚本執筆に苦戦しましたが、“私だからこそ書ける”物語を目指し、マイペースながらも虎視眈々とグランプリを狙います。
Tumblr media
そんな瀬名監督が生み出すのは、大学デビューを果たすことが全てだった主人公が、新しい世界で自分にとっての本当に大切なものに気づく成長物語。「窮屈な田舎で鬱屈とした中学・高校生活を過ごした沙都子は、キラキラとした都会の女子大生に憧れて必死に勉強し、念願の蒼誠学院大学に合格。憧れのキャンパス、オシャレで魅力的な先輩たちに囲まれ、ついに自分も大学デビューを果たしたかと思ったが…憧れていたのは、これじゃない……。」というストーリーは、ありのままの自分を見つめる大切さがまっすぐ伝わってくる、観る人の心を爽やかに打つものとなっております。クランクアップにあたり、瀬名監督は「キャストの皆さんが登場人物を“キャラクター”ではなく“生きた人間”として演じてくださったので、モニターを見るたびに惚れ惚れしましたし、時間をかけて育てた作品の世界と登場人物が目の前に存在しているのが不思議で、幸せでした。刺さる人には刺さる作品ができたと思います。ぜひ観てください!」とコメントしています。
Tumblr media
あわせて、本作のキャストも解禁。キラキラした生活を夢見て大学デビューを目指す主人公<森山沙都子>を演じるのは、NHK・大河ドラマ「青天を衝け」(21)で主人公・渋沢栄一の娘・うたを演じ、直木賞作家・朝井リョウの青春小説を映画化した『少女は卒業しない』(23、公開中)や舞台への出演など、多方面で活躍する小野莉奈。沙都子と同じ大学に入学し、最初は地味だったが沙都子より先に少しずつ垢抜けていく高校時代からの友人<花蓮>には「仮面ライダージオウ」(18/テレビ朝日)で連続ドラマ初出演を果たし「卒業タイムリミット」(22/NHK)、「個人差あります」(22/東海テレビ)、「わたしの夫はーあの娘の恋人―」(23/テレビ大阪)など、多くのドラマに出演するほか、non-no専属モデルとしても活躍する紺野彩夏。ほか、沙都子の高校時代の仲良しチームのメンバーである<小町>には「合コンに行ったら女がいなかった話」(22/カンテレ)に出演する純乃あみ、そして<凛>には『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(23、公開中)に出演する佐月絵美を抜擢。沙都子が大学の憧れの存在として崇める、超絶美少女<くるみ先輩>は、『うさぎ追いし 山極勝三郎物語』(16)や「エルピス―希望、あるいは災い―」(22/フジテレビ)などに出演した森日菜美が演じています。
ファイナリスト 5 組の作品は、制作過程に密着したドキュメンタリーとあわせて、本年4月からHuluで配信予定です。その後、グランプリの副賞として<賞金 100万円>と<Huluオリジナル新作の監督権>の獲得がかかった最終審査会と授賞式も4月に予定しております。また、授賞式では、Hulu会員からの投票により決定するオーディエンス・アワード(賞金50万円)の受賞作品も発表します。
これで全ての組が発表となりました!
今後も最新情報を発信していきますので、引き続きファイナリスト5組の応援をよろしくお願いします!
Tumblr media
◎監督・脚本◎ 瀬名亮(19歳)
撮影期間は本当にいろいろなことがあって、人生で一番感情が動きました。「泣くとしても1回くらいかな」と思っていたのに結局めっちゃ泣いてしまったけど、全部受け止めて成長できたし、それだけ本気だったんだと思います。キャストの皆さんが登場人物を“キャラクター”ではなく“生きた人間”として演じてくださったので、モニターを見るたびに惚れ惚れしましたし、時間をかけて育てた作品の世界と登場人物が目の前に存在しているのが不思議で、幸せでした。刺さる人には刺さる作品ができたと思います。ぜひ観てください!
◎森山沙都子 役◎ 小野莉奈
HU35という企画の作品に出演するにあたって、正直年齢はそんなに意識していませんでした。瀬名監督が現場で、思うようにいかない時に悔しくて泣いてしまったり、逆に、すごくいいシーンが撮れた時に私のところに走ってきて「すごく良かったです!」と心から言ってくれたり、海のシーンでは感動して泣いていらっしゃったりも��て、その姿を見た時は「19歳なんだな」と感じましたが、感情が豊かなのは若さというより瀬名監督の良さなのかなと思います。監督や周りのスタッフの方と一緒に話し合う時も、私も自分なりに佐都子の芯を考えて、自分の意見も主張しつつ、みんなで考えながら常にベストを尽くせたらいいなと思いながら挑んでいました。この作品は自分の人生の中でターニングポイントになる作品になったと思っています。オーディションで佐都子役に選んでもらえて、私が生きてきた経験が役として昇華されるという感覚が嬉しく、佐都子と私がお互いを引き寄せている感覚だったので、演じるにあたって迷いは無かったです。難しい役でしたが、今の自分だから演じられる役なんだなと思いました。きっと佐都子を見ていてムカつく部分もあると思うのですが、佐都子なりに一生懸命生きているので、あたたかい目で見守っていただけたらと思います。ぜひ楽しんで観てください。
◎花蓮 役◎ 紺野彩夏
監督もキャストもみんな同世代で若いので、みんなで作品を作っていこう!という一体感が強く、そして私たち若い世代を支えてくださった周りのスタッフの方々もとても優しく、素敵な現場でした。短い撮影期間の中で、やる時は真剣にやる、そして楽しむところは楽しむ、という思いで取り組めたらいいなと思っていました。瀬名監督は、オーディションや本読みの頃から作品に対して一生懸命な姿勢がすごく伝わってきましたし、登場人物ひとりひとりの細かい感情の動きも丁寧に説明してくださるのが印象的な方でした。私たちの意見もきちんと聞いてくださり、そこに監督の考えも合わせて一つの作品にしていく過程がとても面白くて、楽しかったです。この作品に登場するのは10代~20代のキャラクターが多いので、もちろん同世代の方々には共感していただける部分が多いかと思いますし、その上の世代の方にも、自分が若かった頃を思い出していただける作品になっていると思うので、ぜひご覧いただけると嬉しいです。
◎小町 役◎ 純乃あみ
HU35は素敵なクリエイターさんが素敵な作品を作り出す、素晴らしい企画だと思いました。この企画に参加し、作品づくりの楽しさを改めて感じることができました。今回、瀬名監督とご一緒するにあたって、監督の作品に対する思いが伝わり、私も一緒に良い作品を作りたいと強く思いました。監督の持っている感性はすごくフレッシュで可愛らしく、小町として生きて表現するのが楽しかったです。現場全体が作品づくりに真剣で、とても刺激になりました。「はじめてのよあそび」は、こんな青春素敵だなと思ってもらえるような作品だと思います。観てくださる方に何か伝わると嬉しいです。
◎凛 役◎ 佐月絵美
企画のコンセプトを聞いた際に、新たなエンターテイメントが幕を開けると考え、とてもワクワクしました。瀬名監督とは同い年で、撮影にはリラックスして楽しく参加することができました。監督の作品に対する思い入れが強く「ここもう少し明るく!」「ここはもう少し目を見て!」とたくさんアドバイスをもらいながら、私の意見も聞いてくださり、みんなで一致団結してとてもいい雰囲気の撮影現場でした。この作品は、多くの方に、そこのあなたに共感していただけるお話だと思っています。友情のあたたかさ、自分の居場所があることの幸せなどを感じてもらいたいです。よろしくお願いします。
◎くるみ先輩 役◎ 森日菜美
今回、35才以下のクリエイターを応援するHU35という企画で、グランプリを目指す皆さんが熱を注いで創り上げる作品の中の一つに携われたことが本当に嬉しく、誇りに思います。瀬名組の現場は、そっと寄り添ってくれる安心感があり、あたたかいスタッフの皆様とキャストの方々のお陰で心の底から楽しめました。衣裳合わせ、読み合わせの段階から瀬名監督とはたくさん意見を出し合い、相談させていただきました。私が演じるくるみは自分の芯をきちんと持っている、周りが憧れる存在なので、揺るがないものをずっと心に秘めているはずなんです。でも、現状の生活に満足していないような大学生活の中で擦れてしまった部分の寂しさを表情に出してほしいと監督から声を掛けていただいて、私も実際に大学生なので、経験したものと想像力を存分に発揮できました。年齢が近いからこそ気さくに話せる居心地の良さが私を救ってくださり、役目を全うできました!誰しも環境が変わる時は、未知の世界へ飛び込むことは怖いと思います。その怖さの中でも、ずっと傍らにあるものや新しいことに気づけたり、この作品を通じて観てくださる方々に感じるものがまた一つ増えますように!
1 note · View note
tominohouzan · 1 year
Photo
Tumblr media Tumblr media
Hello! Project 研修生発表会 2023 3月 「芳春」 :★★★★☆(4.5)
●出演:ハロプロ研修生 :松原ユリヤ・小野田華凜・橋田歩果・村越彩菜・植村葉純 (ハロプロ研修生ユニット'23 ) 吉田姫杷・川嶋美楓・後藤花・下井谷幸穂・上村麗菜 OCHA NORMA ●MC:アラケン 2023/3/11(土) ゼップダイバーシティ
Zepp Tokyoは2022年1月1日に閉鎖した。研修生発表会がゼップダイバーシティに会場を移してから初めて入るので、去年は一度も研修生現場に入らなかったということになる。現在研修生は10名で、その内5人が研ユニという状況。まことさんがMC予定だったが、体調不良でアラケンさんが代役となる。昼公演2階席2列最上手。椅子は小さく硬いプラスティック製で羽田と同じ仕様。FC申込みなのに随分な席だなぁと思いつつも、1年以上干していたのだから仕方がない。今回はフルキャパ。コール立ち見不可の研修生公演としては今回が最後になるだろう。
ほのほの :好きな色は赤と白ということで今日は赤を振ることにした。トークにも纏まりとウィットがあって、好感が持てる。今1番頑張ってほしい研修生。 後藤花 :恋にノックダウンでは小野田かりんちゃんを差し置いてセンター扱い。ダンスも歌も凄くうまくなっている。いつの間にポンコツキャラを卒業したのか?フォーメーションミスは少々あったが、そんなのは誤差の範囲。サイドステップの跳ね方もいい。ちなみに床が見えないほどの汚部屋らしい。 上村麗菜 :黒目が大きく漫画みたいなビジュアルが印象的。始めて生で見たけれどものすごく小さい。松本わかなちゃんと同じぐらいかも。かなり踊れて歌えるのにも驚いた。中学1年生で鹿児島からレッスン通い。絶対にデビューして欲しいメンバーだが、研ユニデビューまで踏ん張って欲しい。 川嶋美楓 :17期確定だろう。娘感しか感じない。京都出身ということで、ときどき訛りが出るも良い。言葉選びも独特で面白い。 吉田姫杷 :髪がボブぐらいまで伸びて女の子っぽさが急激に増している。もはやイメチェン。 石栗奏美 :まなかんばりの表情管理に加えての爆レス爆ウィンク。すごい。2階席なのに数回双眼鏡レスあり。キンブレを振って応えることができた。バーイベが楽しみで仕方がない。 オチャノーマ :久しぶりに見たオチャノーマは完全に戦闘集団化していた。ダンスバキバキ。歌唱めっちゃ安定。メンバー個々のスキルが高く悪目立ちしてしまうメンバーがいない。あとハロプロには珍しくマスコット体型のメンバーがいない。紺色のホットパンツ衣装がスタイルの良さを際出せている。ビヨのノリについていけないヲタの受け皿になれるかも。 表現には気を付けたいが、研ユニと無印の実力差は殆どないように感じた。ほのほのはいいパフォーマンスをみせてはいたが、兼ユニの歌唱はもう一歩欲しい。
<今日のパンチライン> アラケン「上村さんはいま何才てすか」 上村「中学一年生の13歳です」 アラケン「13歳!橋田さんはこの位のときどうでしたか?」 橋田「橋田さんは〜この位のときは〜この位のときは〜(泣)」
<セットリスト> 01.ブスにならない哲学[ハロー!プロジェクト モベキマス]/全員 02.初恋サンライズ[つばきファクトリー]/全員 MC 03.BABY!恋にKNOCK OUT![プッチモニ]/小野田、吉田、後藤 04.CRAZY ABOUT YOU[ミニモニ。]/松原、橋田、植村、上村 05.ラストキッス[タンポポ]/村越、川嶋、下井谷 06.青春Beatは16/松原、橋田、村越、植村、吉田、川嶋、後藤、下井谷、上村 MC 07.好きよ、純情反抗期。[スマイレージ]/松原、小野田、吉田、川嶋、下井谷 08.愛~スイートルーム~[美勇伝]/橋田、村越、植村、後藤、上村 09.宇宙規模でダイスキ宣言!/OCHA NORMA 10.ヨリドリ ME DREAM/OCHA NORMA MC ハロプロ研修生春のお悩み相談室 11.女で地球は回ってる/ハロプロ研修生ユニット'23 12.ダイスキだけど付き合えない/ハロプロ研修生ユニット'23 13.アニマルランド/松原、橋田、村越、植村、吉田、川嶋、後藤、下井谷、上村 14.Now Now Ningen[BEYOOOOONDS]/松原、橋田、村越、植村、吉田、川嶋、後藤、下井谷、上村 15.五月雨美女がさ乱れる[Juice=Juice]/松原、橋田、村越、植村、吉田、川嶋、後藤、下井谷、上村 16.OK YEAH![モーニング娘。]/松原、橋田、村越、植村、吉田、川嶋、後藤、下井谷、上村 MC 17.笑顔に涙~THANK YOU! DEAR MY FRIENDS~[松浦亜弥]/全員 
0 notes
saga-jihen · 8 months
Audio
Oikaze Travelers (追い風トラベラーズ, Tailwind Travelers)
Sung by: Franchouchou (フランシュシュ) No.1 Sakura Minamoto (源 さくら) [CV: Kaede Hondo (本渡 楓)] No.2 Saki Nikaido (二階堂サキ) [CV: Asami Tano (田野 アサミ)] No.3 Ai Mizuno (水野 愛) [CV: Risa Taneda (種田 梨沙)] No.4 Junko Konno (紺野 純子) [CV: Maki Kawase (河瀬 茉希)] No.5 Yugiri (ゆうぎり) [CV: Rika Kinugawa (衣川 里佳)] No.6 Lily Hoshikawa (星川 リリィ) [CV: Minami Tanaka (田中 美海)] Composed by: Kazuhiro Hara (原一博) Lyrics by: Shin Furuya (古屋 真) Album: Franchouchou The Best Revenge (フランシュシュ The Best Revenge)
“Embracing the world around me that's so full of wishes And heading straight into the future Maybe my one small step is enough to reach someone If what's the kind of future we can have... Then that's where i am headed now, even with dark clouds in the way We're all in the same boat anyway, so let's head there together Let's make it happen!”
19 notes · View notes
dopingconsomme · 1 year
Text
2022年11月30日の記事一覧
2022年11月30日の記事一覧 http://dailyfeed.jp/feed/23378/2022-11-30 (全 8 件) 1. Kenta Matsukuma - MAIN THEME - LONG ver. 2. 花澤香菜 - 君の知らない物語 - from CrosSing 3. サクラローレル (CV. 真野美月) - ユースフルアイズ 4. 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 - 繚乱!ビクトリーロード 5. 電ǂ鯨 - クーネル・エンゲイザー 6. 紺野純子 - 50と4つの忘れ物 7. やくしまるえつこ - 絶対ムッシュ制 8. 怒髪天 - 100万1回ヤロウ via December 01, 2022 at 05:00AM
0 notes
dungeonmeshifancast · 2 years
Text
spotify link i know but aahhh so beautoful
1 note · View note
sudaco4869 · 2 years
Text
2022/08/14
ドンブラ舞台挨拶のチケットを手に入れたので観に行ってきました。初見。
始まる前に特撮仕様の映画泥棒が流れるの良い。やっぱりこういうコラボは嬉しい。業火の向日葵の時にコナン仕様の映画泥棒が流れたのすごく好きで紺青の時も期待していたのだけど何もなくて寂しかったのを思い出した。特撮映画は毎回コラボ仕様なのかな〜。
ドンブラ映画、良い意味ですごくドンブラザーズで、映画らしくない映画だったな……。正直テレビスペシャル感があったというか。でもそれがかえってドンブラらしい気もするしすごく楽しかったので良かったです。
あれ…何なんだろう……笑ってはいけないドンブラザーズ的なそういう……。笑いの沸点が低すぎるのでめちゃめちゃ肩震わせていたんだけど周り誰も笑ってないからすごい怖かった。なんで……。みんな周回組だからなのかもしれない。きっとそう。
ソノイさんソノニちゃん映画出演オファーでわくわくなのかわいい。
雉野さんの 「治安……」 めちゃめちゃ良かった。誰も拾ってない辺りが。あれアドリブかな……。
ドンブラ世界まぁ常々治安が最悪ですからね。それはそれとしてこうやって雉野さんが常識人ムーブする度にみほちゃんに向けたクソデカ感情を思い出して駄目になる。
はるかちゃんが映画出演にノリノリなのほんとうにこの子メンタルがオリハルコンだな……。普通自分の作品盗作したやつの漫画が映画化します!ってなったらやっぱり忌避するだろうに……。映画出れば椎名ナオキに会えるかも!よっしゃ出るわよ!になるところはるかちゃんの好きポイントだなぁ。
ドンブラ見るたびに志田こはくちゃんの役者ポテンシャル高いなぁと改めて感じる。役者やるのドンブラが初めてと聞いた気がするのだけど(違うかも)、まだ荒削りなところはあれどあれだけパワーのある演技が出来るのに毎回驚いているのでこれを踏み台にする勢いで売れてほしい。
はるかちゃんと言えば桃井タロウとのシーンが最高だったな……。なんかタロウとはるかちゃんが普通に仲良ししてるのすごいかわいい。恋愛的な雰囲気でもないのだけどすごく仲の良い感じというか、家族っぽいというか。猿原とはるかちゃんの組み合わせとはまた違う仲の良さを感じる。
ストーリー本筋とは違うのだけどテレビ本編でもやってない名乗りを映画で披露したの衝撃だった。いいのかそれ。全員集合名乗りも本編でやってないはず。おい。本編でやれ。YouTubeに上がっていた番外編?もしドンブラメンバーが全員顔合わせていたら、みたいな動画を見ていたおかげで後の舞台挨拶でもついていけたけど……。なんかこのままずっと名乗らず結果的に映画限定な感じになってしまう予感。
劇中映画で代わる代わるハナコ(だっけ?)の手を引くキャラが変わっていたけどなんか猿原が微妙な反応されてたのもはやはるかちゃんの素の反応だろみたいな。猿原……。
犬塚は指名手配犯なんだから映画に出ている場合じゃないのではないでしょうか。いいのかな……。
私も最近似たような体験をしましたが、原作ファンから叩かれる映画化ってやっぱりあんな感じで作られてしまうんですかね……。作り手のエゴで原作がおざなりになってしまうの良くないね。
最後の大ブーイングの中一人椎名ナオキだけが拍手していたのはやっぱりあの人もまたはるかちゃんなのかな。未来の存在なのか同時間軸に存在するもう一人なのかはわからないけど。っていうかはるかちゃんだとしてあの子あれで良いのか…?原作めちゃくちゃになってますが……。
そういえばドンブラメンバーで犬塚だけ身バレしてないのに撮影現場来られたんだ……?変身して現地集合みたいな感じだったのかな……。あれ、でも顔出してたな……。うん……?
舞台挨拶、あまりこういうのに参加する機会がなかったのだけど、これ見せてもらっていいの!?ってものも見られて楽しかった〜!
樋口さんがお休みなので別府さんがTシャツを背負って登場していた。樋口さんスペースが空いたことで石川さんがセンターポジションいるの本編を考えるとジロウよかったな…になる。そういう意味ではなくて。
うちのドンって呼んでたのよかったな……。きびだんご300個ネタと。
志田ちゃん鈴木さん(特に鈴木さん)がめちゃめちゃファンサしてくれて手振ってくれて嬉しかったな〜〜。
雉野さんのみほちゃんラブコールは全国各地でやってるのかも。お土産沢山になるね……。
オーディションでおにぎり回やったって話聞きながら本編の話先に出すんだーへぇーと驚いていた。こういうお話聞けるのいいな……。
名乗りとダンスの時に客席に置かれるタロウ代理Tシャツ。樋口さん不在ってことでドンモモタロウの名乗り全員でやってくれたのもしかしてレアなのでは。
鈴木さん、なんか終始前のめりというかパワー有り余ってる感じでふふってした。
ダンスもやってくれると思ってなくてびっくりしたまま曲始まるから目が追いつかなくて心の準備しておけばよかったな…と後悔した。
視力死んでるのとちょっと遠い席だったので正直よく見えなかったところもあるんだけど実際に動いてるの見て志田ちゃんすごくかわいいな……ってときめいてしまった。かわいかった………。私も何か用意していたらファンサもらえていたかもしれない……。惜しいことしたな……。それはそれとしてとてもかわいかったな……。
ドンブラを観始めた頃、正直あまり真面目にドンブラを観ていなかったというか。一話逃したら後から観れないものと思っていたので、ほんとうにとりあえずの気持ちで観ていて、ネタにするような気持ちで観ていたんですよね。(まぁドンブラ自体がそういう感想も狙って作られているような気もするけど。これに関してはちょっとテニプリに近いものを感じている。)
……のだけど、いつの間にか、そういう要素はあれど物語自体はめちゃめちゃ面白いな…!?という風に感じるようになって、最近ではキャストの情報ちらほら見るようにもなって。舞台挨拶に行こうと思うまでになったのがすごく自分でも不思議なんですよね……。
思ったより私ドンブラのこと好きになっていたんだなぁ。ギーツさんも今回のお披露目で気になったので、特撮自体に少しでも興味が向くようになったんだなぁと気付けたことが嬉しい。いつだって新しいものと出会うのはワクワクするしね。
特撮は一シーズン追うだけでも長いし、配信も広く扱われているわけではないから、のんびりでも他のシリーズ観られたらいいかなぁという気持ちでいる。
これはとても後悔しているので戒めメモですがぬい手に入れておけばよかったな〜〜〜〜〜〜!!!単純にこういうイベントで連れて行きたかったしかわいいから手元に置いて置きたかったし。あれってプライズなのかな。今からでも手に入れられないかな……。せめてはるかちゃんとオニシスターだけでも……。
リバイスさんに関してはそもそも見ていないのであまり言えないけど中盤のシーンがこう、子供の性癖捻じ曲げそうだなぁという感想が出てきた。こう、ヒーローの変身が解けてボロボロにされていくのこう……。命がけの復活で性癖を捻じ曲げられたオタクなので……。
夏映画は新仮面ライダーのお披露目も兼ねているんですね。なるほど。
ギーツさん狐モチーフで白色なのすごく好み。デザインもスタイリッシュでカッコいい〜!!自信家っぽい、鼻にかかったような喋り方なのもどんなキャラなのか気になって良いですね……。次シーズンは一話から観たいな。
上映前二回もプリキュアの予告を目にしました。ムビチケもちゃんとゲットしました。秋映画楽しみだ〜!
スタプリ秋映画をめちゃめちゃ引き摺っているのでついつい期待してしまうのだけど、デパプリにはそのポテンシャルがあると思っているので……。でも予告見ると結構お祭り映画なのかもしれない。どっちにしろ楽しみ。
0 notes
gumix777 · 2 years
Text
2019/06/22 DTpiece vol.10@nagomix 渋谷
イベント詳細:https://twipla.jp/events/384507
[曲名] - [アーティスト] / [タイアップ]  
01. why, or why not - 片霧烈火 / TVA「ひぐらしのなく頃に」ED
02. Sea, You & Me - 麻枝准 / [Key]「Summer Pokects」IN
03. この世界で - 家入レオ / 劇場版「コードギアス 復活のルルーシュ」OP
04. 逆さまの蝶 (TV EDIT) - SNoW / TVA「地獄少女」OP
05. 君にふれて - 安月名莉子 / TVA「やがて君になる」OP
06. 鐘を鳴らして - BONNIE PINK / GM「テイルズ オブ ヴェスペリア」ED
07. フレンズ (TV Size) - ステファニー / TVA「機動戦士ガンダム00」ED2
08. グレイ - sajou no hana / TVA「モブサイコ100 II」1,7話ED
09. リセット - 向井太一 / TVA「風が強く吹いている」ED1
10. マリオネット (アニメver.) - ロザリーナ / TVA「からくりサーカス」ED1
11. Good Night Mare - ロザリーナ / TVA「妖怪アパートの優雅な日常」OP1
12. Follow Me (Anime Edit.) - 加賀美セイラ Feat. Sound Around / OVA「異世界の聖機師物語」OP
13. 約束の場所へ (TV size) - 米倉千尋 / TVA「カレイドスター」OP2
14. Venus Say… - Buzy / TVA「ふたつのスピカ」OP
15. リトルグッバイ (6話EDIT) - ROCKY CHACK / TVA「ZEGAPAIN-ゼーガペイン-」ED
16. Mirror -TV Edit- - 安田レイ / TVA「魔法科高校の劣等生」ED2
17. 虹のかけら - 昆夏美 / TVA「一週間フレンズ。」OP
18. 青春なんていらないわ - 三月のパンタシア / 一般曲
19. フロントメモリー - 鈴木瑛美子×亀田誠治 / 映画「恋は雨上がりのように(実写)」TM
20. Speechless - 内田雄馬 / TVA「この音とまれ!」ED
21. 春が来てぼくら - UNISON SQUARE GARDEN / TVA「3月のライオン 第2シリーズ」OP2
22. イコール - sumika / TVA「MIX」OP1
23. Naru - ラックライフ / TVA「ツルネ -風舞高校弓道部-」OP
24. 虚虚実実 (TV Size) - nano.RIPE / TVA「食戟のソーマ 餐ノ皿(3期)」ED
25. Now or Never (TV EDIT) - ナノ / TVA「ファイ・ブレイン 〜神のパズル 第2シリーズ」OP
26. 特攻DANCE 〜DAWN OF THE BAD〜 - フランシュシュ[源さくら (本渡楓), 二階堂サキ (田野アサミ), 水野愛 (種田梨沙), 紺野純子 (河瀬茉希), ゆうぎり (衣川里佳), 星川リリィ (田中美海)] /
27. 未来コネクション ~アニメサイズ~ - ЯeaL / TVA「ポケットモンスター サン&ムーン」OP2
0 notes