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#鈴木宣弘
ari0921 · 11 months
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我が国の未来を見通す(67)
『強靭な国家』を造る(4)
「世界で最初に飢えるのは日本」なのか(その2)
宗像久男(元陸将)
───────────────────────
□はじめに
米国の雑誌「タイム」が岸田首相のインタビューの
特集記事として、「日本を軍国大国に変える」して
いた見出しを「平和主義だった日本を国際舞台でよ
り積極的な役割をもたせようとしている」と変更し
たが、記事そのものは「軍事大国」としたまま変え
ていないとした記事がニュースになっていました。
当然、アメリカも言論の自由が保障されている国な
ので、だれが何を言ってもよいのですが、「タイム」
誌の記者たる者が、この日本を「軍事大国」と呼称
するぐらいの見識しか持ち合わせていないことに愕
然とします。
GDP比2%の防衛費年額約10兆円はようやくN
ATOに肩を並べる水準ですし、アメリカは約85
80億ドル(約114兆円)〔2023年度〕、中
国の約1兆4505億元(約26兆3000億円)
〔2022年度〕には遠く及びません。その上、未
だ憲法にも明記されておらず、反撃能力を保有する
としても「専守防衛」という不可思議な防衛政策を
堅持している我が国です。
この記者は、日本に対する「ビンの蓋」的な発想と
か、「平和主義」の原点である「日本憲法はアメリ
カがつくった」などの思想を保有しているのでしょ
うか。このような時にだけ、「さすがアメリカ」と、
“それが何を意味するかもロクに考えないまま”国
内の同調者がことさらに騒ぎ立てることも問題なの
です。
本当に困ったものですが、個人的には、様々な話題
を世界に発信したい「タイム」誌なれば、もう少し
“賢い記者”を抱えてほしいと願うばかりです。
▼「食料自給なくして独立なし」
前回の続きです。鈴木宣弘氏も引用している言葉で
すが、食料に関してまさに“身につまされる言葉”
を送りましょう。まず「食料を自給できない人たち
は奴隷である」とのキューバの著作家ホセ・マルテ
ィの言葉です。我が国でも、明治時代、高村光太郎
が残した言葉として「食うものだけは自給したい。
個人でも、国家でも、これなくして真の独立はない」
との有名な言葉もあります。
鈴木氏は、「日本に独立を名乗る資格があるのか」
として、現政権などの政策に「食料自給率」の言及
がないことを取り上げ、「日本には『食料安全保障』
が存在しない」とも指摘します。
ゴールデンウイークを利用して、『安倍晋三回想録』
を読破し、改めて諸所に感銘を受けましたが、農業
政策に関する記述はほとんどありませんでした。安
倍元総理は、財務省とはかなり喧々諤々の議論を重
ねたようですが、「経産省政権」と揶揄する向きも
あるように、経産省主導の政策が多かったことは事
実でした。鈴木氏は、「かつては農家が自民党の票
田だったが、農家が減ったことで票田の価値が下が
ってしまったことなどが積み重なって、農政全体に
『ゆがみ』が生じてしまった」と指摘します。調べ
てみると我が国の戦後の農業政策についても意外な
事実があることがわかりました。その概要を紹介し
ておきましょう。
▼我が国の自給率低下と農業離れの要因
 
私たちは一般に「日本は島国で国土が狭いために農
地面積も限られている。よって、食料の自給率は低
くて当然である」という考えを持っていますが、長
い歴史を振り返ると、我が国は、(現在より人口が
少なかったとは事実ですが)、伝統的に食料自給率
100%を維持してきました。
だからこそ、江戸時代は鎖国政策を採用できました
し、外国から資源の輸出入ができないような情勢下
にあっても、様々な工夫で再生可能な植物資源を活
用する独自の「循環型社会」を築き上げてきたとい
う歴史があります。
戦後の歴史を紐解くと、意外にも我が国の食料自給
率が下がった原因は、「貿易の自由化」と「食生活
改善政策」にあったことがわかります。もっと具体
的にいえば、自動車などの関税撤廃を勝ち取るため
に農産物の関税引き下げと輸入枠の拡大を認めたの
でした。そこに、アメリカやヨーロッパが自国の農
家に補助金をジャブジャブ出してダンピングを仕掛
けてきたため、日本の農家は壊滅的打撃を受けてし
まったのです。
特にアメリカは、当時、小麦の生産過剰が問題にな
っていましたので、日本人の食生活を無理やり変え
させてまで、我が国をアメリカの農産物、特に“小
麦の一大消費地”に仕立て上げようとしました。
様々な宣伝・情報工作の中で、当時、影響が大きか
ったのが1958年に出版された『頭脳─才能を引
き出す処方箋』(慶応大学名誉教授・林たかし著)
でした。本書には「米食国民は一歩遅れる」として
「米を食うとバカになる」「日本人が欧米人に劣っ
ているのは、主食の米が原因である」などの主張が
掲載されていました。本書はまた、発売3年で50
刷を超える大ベストセラーになり、その影響は計り
知れないものがありました(ちなみに、本書は現在、
アマゾンの中古本として、最低価格が4758円、
中には1万円を超える価格で売られているものもあ
ります)。
当然ながら、この主張は科学的根拠が全くない「暴
論」のようですが、慶大名誉教授の肩書も手助け
し、当時は“正しい学説”としてまかり通りました。
これが「洋食推進運動」に発展して、「日本人の食
生活近代化」のスローガンのもと、和食を「排斥」
する運動まで拡大しました。この結果、本来、洋食
に反対するはずの農家の人々まで洗脳され、欧米型
食生活を崇拝するようになりますが、「これほど短
期間で伝統的な食文化を捨てた民族は世界史上もほ
とんど例がない」と鈴木氏は指摘します。
この背景には、「日本農業を米国農業と競争不能に
して余剰農産物を買わせる」というアメリカの「し
たたかな食料戦略」があったことは疑いなく、19
73年、当時のバッツ農務長官が「日本を脅迫する
のなら、食料輸出を止めればよい」と豪語したとの
記録も残っています。
終戦後の占領時代の初期、「日本が二度と武器を持
って米国に立ち向かうことができない国にする」と
のトルーマン大統領の「降伏後における米国の初期
の対日方針」が発出され、マッカーサーの占領政策
の方針になります。1970年代と言えば、日本が
オイルショックから一早く立ち直り、ホンダやトヨ
タがアメリカ進出を果たした頃でしたが、その報復
というべきか、1970代あたりでも、トルーマン
大統領の「対日方針」がくすぶったままとはいえ、
まだ生きていたのでした。冒頭の「タイム」記事を
読むと今でも一部に残っていると感じざるを得ませ
ん。
▼その結果が「減反政策」や「酪農」を危機に
伝統的に、米を主食としてきた日本人にとって米の
安定供給は大きな課題でした。特に、戦後の“食糧
難”を経験した日本は、「米の生産量引き上げが国
全体の問題である」といっても過言でない時代があ
りました。
そして、この問題を解決するため、戦後まもなく過
ぎた頃、肥料や農業用機械の導入が進むなど技術革
新が起こり、米の生産量を大きく引き上げることに
成功し、米が名実ともに家庭の主食になりました。
個人的な体験で言えば、小学校の低学年の頃まで、
近所の農家はみな、農作用の馬を飼育していました。
兄が耕運機を購入して我が家から馬がいなくなった
のは小学校4年生の頃、つまり昭和36年だったと
記憶しています。その後の農作業の風景が様変わり
し、我が家も近くの畑や牧草地などを改良して田ん
ぼの面積を大幅に拡大するとともに、兄は、精米に
加工するためのライスプラントを建設し、近所の米
の精米を支援していました。
そのような折、前述の「洋食推進運動」が広がり、
「主食=米」の常識が徐々に崩れ出し、日本人の食
卓の欧米化が進行し、「米離れ」が加速しました。
この結果、米が生産過剰になり、生産量を調整する
ために、政府は「減反政策」を導入しました(昭和
44〔1969〕年に試験的に開始、1971年本
格導入)。これに対して、農家は当初は激しく反発
しますが、政府は、米農家の転作を支援するために
補助金を支払うことで農家を納得させ、事後「減反
政策」は約50年間続けられ、平成28(2018)
年、ようやく終わりを迎えます。
2018年に終了した理由は、高く販売できるブラ
ンド米を耕作する農家が増えて、業務用の米が不足
するようになったのが原因の一つと言われています。
食料増産を目的として米生産は、終戦時の900万
トンから20年後の1967年に1400万トン超
まで拡大しますが、「減反政策」以降の50年間で
半減し、最近は700万トンを切ってしまいました。
つまり、餓死者が出た終戦時より人口が1.7倍に
増えているのに、米生産は当時よりも少なくなって
しまったのです。
1960年以降、中国もアメリカもインドも、米の
生産を3倍以上に増やしていますし、世界全体では3.
5倍に増加している中で、日本のように、米が主食
にもかかわらず、米の生産を減少させている国は極
めて稀でした。
▼“米離れ”が招いたもの
 
2011年の総務省「家計調査」の結果、日本の一
般家庭におけるパンの消費額が米を上回ったと話題
になりました。1世帯(2人以上世帯、農林漁家世
帯除く)あたりの米に対する年間支出額2万742
8円に対し、パンは2万8318円と逆転したので
した。これは昭和21年(1948年)に始まる
「家計調査」史上、初めてのことだったようです。
現に、我が国の小麦の2016~20年(5年間)
の平均流通量は、国産82万トン(14%)のみで、
488万トン(86%)が輸入、その内訳は、アメ
リカ(49.8%)、カナダ(33.4%)、オー
ストラリア(16.8%)で、この3カ国でほとんど
を占めています。
ここでとても興味深い事実に気がつき、私自身は唖
然としました。ほとんどのパンやめん類には「小麦
粉(国内製造)」と書いてあります。実は、外国産
小麦を“国内で製粉した小麦粉”だからこのような
表記になっているのだそうです。
小麦の需給と価格の安定を図るために、政府が外国
産小麦の輸入と売り渡しを行なっており、製粉会社
は国が決めた“売り渡し価格”で小麦を購入して小
麦製品を作っています。小麦や小麦加工品(小麦粉
など)を輸入すると最大で1kgあたり158円の
関税がかかりますが、国が輸入する小麦には関税は
かかりません。
小麦粉は食品スーパーなどで、1kg100円ほど
で特売されていることもありますが、わざわざ高い
関税を払って小麦や小麦粉を輸入する人はいないの
で、外国産小麦から製造された小麦粉は“国内製
造”なのだそうです。
 
さて、米農家が「減反政策」で向かった先は様々で
した。その1つとして、「酪農」について取り上げ
ておきましょう。
我が国が「酪農」に力を入れたのは、我が国がGA
TT(関税及び貿易に関する一般協定)に加盟した
1955年以降でした。つまり、貿易・資本の自由
化が進められて、日本経済の開放体制のなかで、日
本農業の零細性の克服や生産性向上が求められたこ
とが始まりでした。
それを受けて、1961年、政府は「農業基本法」
を制定し、新しい農業と農業政策の方向を示し まし
たが、 経済成長に伴う所得上昇によって牛乳・ 乳
製品の消費量増大が予想されたため,「酪農」は
「農業基本法」の“選択的拡大”部門として位置づ
けられました。
そして、酪農支援策(低利融資、補助金、技術普及
等)の結果、1960年代から70年代、「減反政
策」で米作を諦めた農家が酪農に転向したこともあ
って、酪農農家は飛躍的に増加します。しかし、そ
の形態は、大半が水田の裏作や転作で飼料作物を生
産する 「水田酪農」と呼称される稲作と酪農の複合
経営に留まったという一面もありま��た。
一方、日本の酪農は、国内の飼料基盤が不十分 なま
ま輸入飼料に依存して急速に発達した ところに大き
な特徴があり、1970年には49.3%であった
飼料自給率は低下の一途をたどり、2007年には
32.8%まで低下します。
時を同じくして、人口増加に伴い、乳製品の消費量
も増加しますが、折からの乳製品 の輸入自由化、関
税率低下、円高もあって乳製品の輸入量も増加しま
す。事実、牛 乳・乳製品の自給率は,1960年で
は89%であ ったものが90年には78%に低下し,
2007年には66%まで低下します。また、飲用
乳の消費量も1994年をピー クに減少に転じます。
その後も、継続的な減少局面に転じ、現在に至って
います。
これらを背景に、酪農農家、特に経営規模が小規模
の「水田酪農」は減少に転じ、1970年代に、3
0.7万戸もあった酪農家は2022には1万33
00戸にまで減少してしまいます。こうして、酪農
と水田農業の結びつきが弱まった とはいうものの、
酪農家の5 割が米を生産しているといわれます。
残った酪農家も最近はコロナ禍やウクライナ戦争の
影響で生産資材価格が上昇し、特に200頭以上の
牛を飼育する大規模経営が赤字に陥っており、この
ままでは赤字がさらに膨らみ、連鎖的に酪農家が倒
産する可能性もあるといわれ、現に北海道ではかな
りのハイペースで倒産が相次いでいるようです。
コロナ禍などの理由以外に、北海道の酪農家は、輸
入している脱脂粉乳を国産に置き換えるための差額
として乳代1キログラムあたり2円以上の負担金が
課せられているようで、酪農家に重くのしかかって
いるのが実態です。
政府が主導した「畜産クラスター事業」(畜産の収
益向上のために、畜産農家を核として地域の関係事
業者が連携・結集していく体制をいい、これによっ
て、補助金として機械や設備導入時に本体価格の2
分の1の国庫補助を受けられる)の結果、全国的に
牛乳余りが生じ、酪農家は経営危機に直面している
一方で、海外からの乳製品輸入は据え置き、酪農家
には「乳製品が過剰だから、生乳をしぼるな、牛を
処分しろ」という矛盾しているではないかと疑問も
沸き上がり、「人災としての危機」と批判されてい
ます。
子牛も値下がりし、生後1カ月の雄子牛がだいたい
1万円ほどでコロナ前の10分の1に下がっている
ようです。餌代にもならない価格に、一斉に酪農家
がいなくなるとの危機感も叫ばれています。
ふたたび、個人的な経験ですが、「減反政策」で米
の生産を諦めた兄は、「水田酪農」に転じますが、
今度は「乳余りのあおり」を受けて、多額の借金を
抱えたまま酪農を諦め、その後、和牛の飼育に転じ
ます。その和牛飼育も12年前の福島原発事故の影
響で再びあきらめざるを得なくなりました。多額な
借金を息子の代(私の甥)になって完全返済したの
はようやく昨年でした。
第2編でも紹介しましたが、「政治家と農林省の官
僚(の愚策)によって、50年前に農業を奪われた」
と今なお、事あるごとに口癖のように語る兄ですが、
実際にこのような被害を受けたのは決して我が家の
みではなさそうです。次回、「日本の農業は過保護
なのか」について、諸外国と比較して“見える化”
してみましょう。意外な事実に気がつくことでしょ
う。
(つづく)
(むなかた・ひさお)
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ken1ymd · 1 year
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東京大学 鈴木宣弘教授から全ての国民へ緊急メッセージ。 鈴木教授
『日本の食料自給率は、種や肥料も加味すると10%程。酪農家、他農家含め農業消滅が進んでる。武器があっても、食料なければ兵糧攻めで終わる。財務省の縛りをこえ、食料を守る事こそ安全保障。農業守らなければ国民の命は守れない』
https://www.agrinews.co.jp/news/index/144099 2023年3月18日
酪農家の85%が赤字 離農検討は6割
  離農を考えることが「よくある」は25%、「たまにある」は33%で6割近くが離農を検討している。 経営継続に必要なことでは「飼料価格の抑制」(92%)が最多で、「生乳販売価格の上昇」(89%)、「子牛販売価格の上昇」(78%)、「燃料費・光熱費の抑制」(66%)と続いた。
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reportsofawartime · 3 months
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https://chosyu-journal.jp/seijikeizai/28766… 東京大学大学院教授・鈴木宣弘 日本の農家の平均年齢は、すでに68・4歳(2022年)。この状態を放置して5年後、10年後に果たしてどれだけの農家・農村が存続しているか。 日本の食料自給率は38%というが、実質はもっと低い。たとえば野菜の自給率は80%でも、その種の9割は海外の畑で種採りされているので、種が止まれば自給率は8%である。さらに化学肥料原料もほぼすべてを輸入に頼っているので、肥料が止まれば収量は半減し、実質自給率は4%になる。 米国の利害にしっかり応えるように農産物の関税撤廃を「いけにえ」として米国に差し出し、その代わりに自動車などの輸出で利益を得る。そうすれば経産省は自分たちの天下り先も得られるからだ。 さらに財務省は、米国の要請に呼応して信じられないほどに農水予算を減らし、「食料など金を出せば買えるのだ。それが食料安全保障だ」という流れを日本の経済政策の主流にしてしまった。この戦後政策の誤りが、今日の食料危機の根幹にある。 - ハイチでは、IMF(国際通貨基金)の融資条件として、1995年に米国からコメ関税の3%までの引き下げを約束させられ、コメ生産が大幅に減少し、輸入に頼る構造になったところにコメ輸出規制(2008年)が襲い、死者まで出た。フィリピンでも死者が出た。米国の勝手な都合で、世界の人々の命が振り回されたのである。 米国は「安く売ってあげるから非効率な農業はやめたほうがよい」と言って世界の農産物貿易自由化を進める。だが、それによって基礎食料の生産国が減り、米国等の少数国に依存する市場構造になったため、需給にショックが生じると価格が上がりやすくなる。それを見て高値期待から投機マネーが入りやすくなり、不安心理から輸出規制が起きやすくなる。 そのように価格高騰が増幅されやすくなったことが、2008年や今回の食料危機を増幅し、高くて買えないどころか、「お金を出しても買えない」リスクを高めている。
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rakkanoyukue · 5 months
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東京大学大学院農学生命科学研究科教授
鈴木宣弘氏
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nyantria · 1 year
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https://nico.ms/so41945243
厚労間引き省の皆さん
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shinoando · 20 days
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2023.10 近代中国の言論統制―中国国民党宣伝部の成立 鈴木 隆弘 著 出版社:松籟社
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mouniassn · 6 months
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知足常樂,不知足常煩惱
以下為兩位有緣人分享:
分享一
公婆待媳婦就要如同待女兒般,這樣才會同心。表妹的婆婆上星期特地騎約40分鐘的機車過來外婆家,攜帶自製的菜頭粿及衣服送給外婆。剛好那天我陪著外婆,看見表妹的婆婆來,我非常的驚喜。親家母是位傳統的婦女,很孝順自己的父母親,也會關心其他長輩。她在外很少講話,在家以先生、孩子為生活重心,非常重視家庭。
表妹常說公婆待她像女兒,所以公婆身體稍有不適,會讓她擔憂,會主動陪公婆去看診;若遇到家族的問題,她會聽公婆的想法,再試著圓融處理家族間的問題;煮菜更是親家母的強項,表妹也因此習得煮菜的好手藝。印象最深刻是有一次,表妹要動一個手術,術後需幾日才能下床,她的婆婆主動告訴我,希望能幫她排班一起照顧。當時我聽到後非常的驚訝,說:「這樣親家母會很辛苦,在醫院照顧表妹,若表妹不舒服,您就要起身幫忙,這樣幾乎是無法休息的。」親家母說:「沒關係,我媳婦就像我的女兒,照顧自己的女兒是應該的。」在那次之後,我也把親家母當自家人,她的生活、健康也會多關心。畢竟,她待表妹好,我們很感恩,多關心她也是晚輩應該做的。姻親關係好,真的很和樂又幸福。
分享二
當了媽媽以後,過去不熟的同事會過來與我聊上幾句父母經。我才知道幾位看起來不苟言笑的同事,內心盡是滿溢出的父愛。其中一位同事的孩子大我女兒一歲,與他工作搭檔幾次後的某天,他與我聊到他的小孩與家庭。他說自己有在吃安眠藥,沒有藥物輔助他無法入睡。他的女兒有先天性心臟病,出生當時就簽了急救同意書,住進加護病房。
兩年前,他常參與戶外活動跑步健身,自從搬到南部與老婆、小孩住一起後,沒有一天開心過。老婆常找他吵架,小孩的病情壓得他喘不過氣,兩歲的孩子常有莫名的病要帶著跑急診,可是驗血的報告卻一切正常。他說無助到想帶小孩去收驚,可是篤信其他宗教的老婆反對。他還問我,是不是他死了會比較好?我聽了嚇了好大一跳,趕緊阻止:「死了不好,人身難得,需要莫大的福報,自殺一世,影響七世,到第八世時,想自殺的意念才會消失。」我問他是否相信前世、今生,他說相信,於是我傳了精舍的文章給他。不久看到他回覆:「謝謝學姊,我現在比較好了。」
每個人的修行機緣與根器不同,信仰是種態度、是種價值觀,佛教講求機緣,萬事皆有安排,機緣成熟了,自然而然便會出現許多料想不到、不可思議的事。想求的求不到,想躲的躲不掉,難以捉摸掌握,只有正確的信仰、修行,才能挺過這一切。
因為信仰精舍的正法,讓我了解人與人在一起都是因緣而起,因緣而滅,不論是善緣或惡緣,皆是業力所致。好的緣來報恩,壞的緣來考驗,透過修行,讓自己漸漸圓融、圓滿;透過修行,讓自己學會放下。因緣不同,開悟的時間與程度也就不同。我們能把握的只有當下,不追問過去,適時關懷他人,給別人一個希望。諸惡莫做,眾善奉行,心安,就有平安。
(分享完畢)
以上兩篇文章是很明顯的對比,善緣匯聚,家人同心,生活如意;惡緣討報,身不由己,暗自垂淚。佛家說:「夫妻是緣,善緣惡緣;兒女是債,討債還債。」陽世業主菩薩��報遠比靈界討報來得麻煩;靈界業主菩薩討報,只要誠意夠、功德足,迴向圓滿後,業主菩薩拿到功德也就離開了,極少還會留在當事人的身邊繼續干擾。陽世業主菩薩就不同了,人有脾氣和個性,迴向圓滿只是就過去世相欠的業力化解,各人的習氣還是依舊。好比不愛乾淨的人依然不愛乾淨、愛八卦的人依舊喜歡說是非、粗心大意的人還是粗線條……,不會因為相欠業力化解了,各人的缺失、缺陷突然消失不見,從此變得完美、沒有缺點。
人際關係相處是很大的考驗,尤其家人生活在同一個空間,抬頭不見低頭見,各人不同的生活習慣往往是衝突的來源,此時除了化解雙方相欠的業力,其餘的便是訓練自己「視而不見」。畢竟,家人之間,幸運的就當知己;不幸運的就是路人甲乙。與人的關係是活在緣份中,隨緣盡份,而非活在自己的執著、活在自己的放不下。
眾生的苦,除了沒有因緣接觸佛法,另外一種苦便是眼前出現一盞明燈指引,但背後卻有一雙手拼命拉著,讓人無法往前進,文二同事的老婆便是背後的那一雙手。此種情形除了先化解夫妻間的相欠業力,讓阻礙變小,再逐一請示其他各項業力,才有辦法讓生活漸入佳境,不然的話,其他的方法都是掩耳盜鈴,無法根本解決問題!很多時候,有些事情,即便我們已經知道了結果,卻仍無力去改變。因為你即便能改變自己,但別人卻無法在你的掌握之中,除非自己願意改、想要改,命運才有可能轉變,不然再好的辦法都是空談,所以聖人說「盡人事,聽天命。」
佛法不會排斥其他宗教,只要是勸人為善、激勵人向上,佛法都樂觀其成。精舍也不會只說自己好,其他地方都不好,我們只是遵從佛的教導,宣導因果,弘揚佛法,讓眾生藉由唸誦大乘經典,積功累德,化解業力,開啟自我智慧,解決自己的問題,讓生活順意,人生越來越好。因果輪迴,現今種種的結果,也不過是早先種下的那一片因。人世間沒有後悔藥,若選錯了路,所受的苦楚便只能自己受著。好在,還不遲,有福報能接觸「因果債,功德還」的人,務必把握餘生歲月好好精進,認真修業,努力積福。「對正法要深入研究,心性要定,若缺乏正知正見及心性不定,如水上浮木,隨緣漂流;遇正法心性就好,遇非正法心性就偏執,故,人對佛法應有大樹般地紮根深入,才能對非正法之邪見如如不動。」
《金剛經》:「一切有為法,如夢幻泡影,如露亦如電,應作如是觀。」身苦,心不苦,如阿伯說:「勸君修行要恆持,了塵了業須清楚,人世悲苦心不苦,塵緣了盡回淨土。」南無大願地藏王菩薩!
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南無本師釋迦牟尼佛
南無藥師琉璃光如來
南無阿彌陀佛
南無大悲觀世音菩薩
南無大願地藏王菩薩
南無韋馱菩薩
南無伽藍菩薩
南無十方一切諸佛菩薩摩訶薩
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honyakusho · 7 months
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2023年10月12日に発売予定の翻訳書
10月12日(木)には27冊の翻訳書が発売予定です。 なお、この中には『太平記』の現代語訳や中国古典の『文選』も含まれています。
ビジュアル パニーニ臨床生化学(原書第2版)
横溝岳彦/翻訳
南江堂
太平記(上)
作者未詳/著 亀田俊和/翻訳
光文社
詐欺師入門 : 騙しの天才たち、その華麗なる手口
デイヴィッド・W・モラー/著 山本光伸/翻訳
光文社
ドラキュラ
ブラム・ストーカー/著 唐戸信嘉/翻訳
光文社
世界 文字の大図鑑 謎と秘密
ヴィタリ・コンスタンティノフ/イラスト 青柳正規/監修 若松宣子/翻訳
西村書店
精選訳注 文選
興膳宏/著 川合康三/著
講談社
地衣類、ミニマルな抵抗
ヴァンサン・ゾンカ/原著 大村嘉人/解説 エマヌエーレ・コッチャ/解説 宮林寛/翻訳
みすず書房
ゆがめられた世界 ソー・ディス・イズ・ラブ 上
エリザベス・リム/著 笹山裕子/翻訳
Gakken
ゆがめられた世界 ソー・ディス・イズ・ラブ 下
エリザベス・リム/著 笹山裕子/翻訳
Gakken
赤いけいとでつながって
リサ・モーザー/著 オルガ・デミドヴァ/イラスト よしいかずみ/翻訳
BL出版
サンタさんは どうやって えんとつを おりるの?
マック・バーネット/著 ジョン・クラッセン/著 いちだいづみ/翻訳
徳間書店
ゆきのひ
サム・アッシャー/著 吉上恭太/翻訳
徳間書店
232番目の少女 イヴ&ローク56
J・D・ロブ/著 小林浩子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
不公平な恋の神様
ルイーズ・アレン/著 杉浦よしこ/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
愛は時空を越えて
シャロン・サラ/著 藤峰みちか/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
一ペニーの花嫁
アン・ハンプソン/著 須賀孝子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
忘れえぬ情熱
ジャクリーン・バード/著 鈴木けい/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
愛ゆえの罪
リン・グレアム/著 竹本祐子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
灰かぶりとロイヤル・ベビー
ディアン・アンダース/著 西江璃子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
ドラゴン伯爵と家政婦の秘密
アニー・ウエスト/著 小長光弘美/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
スター作家傑作選~あなたの知らない絆~
ミシェル・リード/著 すなみ翔/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
秋冷えのオランダで
ベティ・ニールズ/著 泉智子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
小さな愛の願い
ベティ・ニールズ/著 久坂翠/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
新妻を演じる夜
ペニー・ジョーダン/著 柿原日出子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
嫌いになれなくて
ダイアナ・パーマー/著 庭植奈穂子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
見捨てられた女神
サラ・モーガン/著 森香夏子/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
王子と土曜日だけの日陰妻
ミシェル・スマート/著 柚野木菫/翻訳
ハーパーコリンズ・ジャパン
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shikatakashi · 7 months
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劇団フジ第70回10月劇場
「Marvelous! 須藤香奈の人生」
作・演出=松下 修
監修=岡本 弘
§公演日時
2023年
10月27日(金) ①19:00〜
10月28日(土) ②15:00〜 ③19:00〜
10月29日(日) ④13:00〜 ⑤17:00〜
※開場は各30分前
§会場
TACCS1179
https://haikyo.co.jp/free_space/
§チケット
前売・当日 4,500円
【予約方法】
① https://camp-fire.jp/projects/view/695186?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show にアクセス
②リターン(返礼品)の一覧から「公演チケット」を選択して購入。
③当日受付にてお名前をお伝えください。
※詳しい購入方法は劇団フジのホームページ(https://www.gekifuji.com/post/tokyo-no70)をご覧ください。
※システム上で予約ができない場合や公演当日のご予約、その他わからないことがあれば下記お問い合わせ先までご連絡ください。
§出演者
齋藤 純子、若林 亜希、桑本 直美、遠藤 智、中村 勲、椿 純一郎、比嘉 愛
§特別出演者
安部 康裕、上野山 航、遠藤 日香理、神戸 南風、難波 瑞穂(Team-in the pink-)、橋本 里音、村野 瑠美(お芝居やさん鈴木KE企画カンパニー)
§友情出演
安藤 一人、川原田 新一
§あらすじ
私って普通だよね。
学園ドラマだとさ、一応名前はあるんだけどセリフとか全然なくて、なんかあった時にみんなで『えー』とか言うくらいの存在だよね。それでさ、普通の大学行って、普通に会社に入って、テキトーな男と結婚して、子どもを産んで、パートかなんかやりながら家事に追われる人生なんでしょう。そんな人生つまらない。
そう思ったばっかりに…。
天才と言われた舞台演出家:須藤香奈が、自分の才能と戦い続ける人生アドベンチャーストーリー。
香奈は普通の人生を抜け出して、マーベラスな人生を手に入れたのか!
§スタッフ
音楽=ほずみずほ
舞台美術=小島 辰裕|演出助手=冨永 雅枝|照明=㈲銀河プロジェクト|音響=サウンドファイブリミテッド|舞台監督=谷越 弘和
宣伝美術=四方 京|当日運営=野村 英夫 ・ 正木 葉子|制作=四方 遼祐
製作=齋藤 純子
主催・著作=(株)劇団フジ
協力=お芝居やさん鈴木KE企画カンパニー、Team-in the pink-
助成=公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ応援助成】
§お問い合わせ先
劇団フジ 制作部
https://www.gekifuji.com/otoiawase
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ari0921 · 9 months
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我が国の未来を見通す(75)
『強靭な国家』を造る(12)
「強靭な国家」を目指して何をすべきか(その2)
宗像久男(元陸将)
──────────────────────
□はじめに
 
プーチン大統領は、ウクライナ侵攻という本当に
“重大な過失”を犯したものと改めて考えてしまい
ます。本人は強気のように見えますが、内心は相当
悔やんでいることでしょう。
このたびのNATO首脳会議において、さすがに紛
争当事国のウクライナの加盟時期の決定は見送られ
たようですが、スウェーデンが加盟し、4月のフィ
ンランドの加盟と合わせれば、バルト海正面の出口
はすべてNATO諸国にふさがれてしまいました。
NATOへの新規加盟は全加盟国の賛同が必要です
が、スウェーデン加盟の最終決断は、これまでロシ
アと友好関係を保持していたトルコでした。トルコ
も大きく舵を切ったとみてよいと考えますが、これ
により、黒海から地中海への出口もふさがれたこと
になります。
そして、ロシアからみた欧州正面は、バッファゾー
ンはベラルーシのみとなり、NATOに今すぐにで
も入りたいとするウクライナを含めると、すべてN
ATO諸国に包囲される形になりました。ウクライ
ナ侵攻に踏み切った理由について、ロシア側の言い
分は確かにあることでしょう。しかし、このような
状態を招いた原因を、プーチン大統領率いるロシア
側の“読み違い”や“過失”は全くなく、NATO
側に全責任があるとすることに無理があるのは明ら
かです。やはりロシアの“身から出た錆”は否めな
く、冷静に考えれば、”他の手段“はあったはずな
のです。
かつてナチスを葬った時のロシアの役割を今さら取
り上げてみても、それぞれの国、特に欧州列国は、
時代時代に“非情にも”相手を変えながら合従連衡
を繰り返し、それぞれが生き残ってきたという歴史
を有しているわけですから、まさに英国宰相パーマ
ストンの名言「永遠の同盟も永遠の敵も存在しない。
あるのは永遠の国益のみ」が、今も生きているもの
と考えます。
この結果に喜んでばかりはおれません。何度も繰り
返してきたように、このような情勢の中で、ロシア
が“乾坤一擲の手段”を使う可能性がより増大した
ことを警戒する必要があるでしょうし、ウクライナ
戦争がどのように決着するかまだまだ見通しが立ち
ませんが、ウクライナ戦争後、「南下政策」として
過去に何度も繰り返したように、ロシアが「再び極
東へ」との動きを加速する可能性もあることです。
中国は、今回のNATOの決定に対して「冷戦思考
だ」と反論したようですが、「明日は我が身」との
懸念が増大したとも言えるでしょう。NATOの東
京事務所設置については、フランスなどの反対で決
定までには至らなかったようですが、ニュージーラ
ンドやオーストラリアなども中国に対する警戒心か
らNATOと新たな枠組みを造りたいとする動きが
出ているからです。
NATOが東アジア正面に拡大し、それに我が国も
参加するような枠組みについて、現憲法下の現在の
安全保障政策の範囲の中で可能なのでしょうか。当
然ながら、「集団自衛権の行使」のような、これま
での制約を超えた様々な活動が必要になってくるこ
とでしょうから、今のうちに真剣に議論する必要が
あると私は考えます。
最後に、ウクライナの反撃について、あえて感想を
言わせていただければ、「攻撃は防御の3倍の戦力
が必要」というのは軍事作戦の常識中の常識です。
宇宙やサイバーなど戦争の領域が拡大し、装備が近
代化されても、この常識は変わらないようです。
当然ながら、ウクライナ軍にも優秀な将校たちが存
在し、様々な「見積り」や「分析」をした後に「作
戦計画」を策定し、反撃開始のゴーサインを出した
とは想像しますが、政治的な思惑から急かされたり、
ロシアの防御力を低く見積ったり、ウクライナ兵士
が外国製の兵器に慣熟する期間が短かったなどを含
めて、当初の計画通りに進まないのはそれなりの理
由があるのだと推測します。それこそが古今東西、
変わらぬ“戦場の実相”なのでしょう。現役の自衛
官諸氏もしっかり学んでほしいと願っています。
国際社会はいよいよ「分裂の時代」に突入したこと
を覚悟する必要があるでしょう。それは、“過去の
常識が未来の常識ではなくなる”ことを意味するの
でしょうが、“決定的な対立”を避けるために、
「人類の叡智」が問われる時代になったとも言える
と考えます。
▼数々の「我が国の未来を予言する書」に出会う
 
前回の最後に、外的・内的要因の克服をめざす“国
家の強靭化に向けた処方箋、いや荒治療”について
考えたいと述べましたが、さてどこから手を付ける
べきか。それ自体が途方もないチャレンジであると
改めて考えてしまいます。ただ、そうはいってもメ
ルマガなので、私自身は、引き続き、気楽にあれこ
れ思いつくままに発信させていただこうと思ってお
ります。
さて、『世界で最初に飢えるのは日本』(鈴木宣弘
著)や『2040年の日本』(野口悠紀雄著)のよ
うに、その一部はすでに本メルマガでも紹介しまし
たが、世の中には、我が国の国防、人口、食料、エ
ネルギー、経済などそれぞれの分野において、将来
を憂い、警鐘を鳴らしている書籍は山ほどあります。
中には、イーロン・マスクのように「日本はいずれ
存在しなくなるだろう」(2022年5月8日)と
断言している人もいます。
私自身は、有識者たちが日本のどのような部分に
“着目”しているかを知りたくて、迷うことなく手
に取った書籍はたくさんあります。古くは、三島由
紀夫氏や石原慎太郎氏などは独特の嗅覚で訴え、か
つ行動しました。最近では、『捨てられる日本』
(ジム・ロジャーズ著)とか『日本が消失する』
(ケン��・ギルバード著)のように“危機の時代”
が眼前に迫っており、これまでの“やりかた”では
対処できないと警告している書籍もかなりあります。
『日本の死活問題』(色麻力夫著)は、一言で言え
ば、戦後の怠慢が今日の状態を招いたとして、この
ままの我が国の未来について、特に国防の面から心
配しています。そのような中で、『誰が国家を殺す
のか』(塩野七海著)は、「民主制は、民主主義を
自認する人々によって壊される」と、塩野氏自らが
振り返ってきた、ローマなどの歴史的真実を踏まえ
て「民主主義を自認する人々」の“危うさ”を警告
しています。
前回、小室氏が「平和主義者が戦争を引き起こした」
と解説していることを紹介しましたが、これらはす
べて、日本の“現在の常識”では対処できないこと
を物語っているのであり、これらの指摘はまさに慧
眼であろうと考えます。
ではどうすればよいのでしょうか? 小室氏も“歩
き出す”重要性を強調しただけで、具体的な提案は
なかったことも紹介しましたが、『国の死に方』
(片山杜秀著)も、「日本人は何を間違えたか」と
今日に至る歴史的経緯を縷々解説し、最後は「そん
なに国を死なせたいのか」とまとめていますが、そ
うならないため、つまり生き抜くための“処方箋”
については触れないまま終わっています。
このように、「我が国が国家として未来に生き残る
ために、そして現状の様々な問題を改善するために、
いかに“荒治療”するか」については、有識者とい
えども、「成案」を持っている人は少なく、当然な
がら、簡単ではないということなのだろうと考えま
す。
ところで、読者の皆様は、“これまでの人類の歴史
の中でいくつの国が消えてなくなったか”ご存知で
しょうか? このような事実は、教科書などには載
らないために通常、誰も知りません。それを知る貴
重な書籍が『世界滅亡国家史』(ギデオン・デフォ
ー著)です。消滅の理由は様々ですが、なんと48
カ国もあるようです。
少し紹介しますと、「サラワク王国」「バイエルン
王国」「リフレッシュメント諸島」「コルシカ王国」
「マスコギー国」「ソノラ共和国」など名前さえ知
らない国が多いですが、「満州国」「テキサス共和
国」(アメリカに入りたくてメキシコから独立)
「ドイツ民主共和国(東ドイツ)」「ユーゴスラビ
ア」なども含まれています。
オックスフォード大学で考古学や人類学を学んだギ
デオン氏は、「国家は滅亡する」として、「悲しい
最期を迎えた国々の物語には、命知らず、レイシス
ト(人種差別主義者)、���欺師、常軌を逸した人、
脱税者、または勘違い、嘘、非常識な計画、その他
『バカげた失敗』と言っていい数々の愚行が登場す
る」と、滅亡に至る内的要因について解説していま
す。歴史的事実しての国家の滅亡の原因は、内部崩
壊か、外からの侵略に大別されますが、ここにある
ような内的要因が相当の部分を占めることも事実な
のです。
確かに、長い人類の歴史の中では、いくつもの国家
の「興亡」がありましたが、ここに列挙したような
内的要因が原因となった「亡」と、これらとは真逆
の要因が鍵となって「亡」を逃れ、再び「興」に至
った国々も数多くありました。
そのような中で、我が国の未来の“光明”について
多くを語る書籍もかなりあります。代表的なものと
して、『見えない資産の大国・日本』(大塚文雄著)
では日本の強みに「インタンジブルス」を掲げます。
この定義は専門的ですが、「目に見える」「可視の」
「明らかな」などという意味の「ビジブル」の逆で、
「漠然とした」「不可解な」「無形の」「実体のな
い」という意味で使われ、日本人の「よいところ」、
つまり「礼儀正しい」「弱者をいたわる」「他人に
迷惑をかけない」「他人の悪口を言わない」「自分
の功を誇らない」「あまり神がかったことは言わな
い」「何かをあるときに精魂をつくす」など、日本
人の「道徳」とか「心」を指した言葉と定義されて
います。
最近の社会現象などをみるに、このような「道徳心」
が失いかけていると心配する一方で、世界がうらや
む「見えない資産」がまだ残っており、これらを大
事する限り、日本は復活すると提案しています。そ
の意味では、日本はまさに現時点がその「岐路」に
差しかかっているのかも知れません。また、『日本
の真価』(藤原正彦著)では、「この国は再生でき
る」として、「美意識」と「武士道精神の復活」を
強調します。これらの細部については後述すること
にしましょう。
現憲法前文には、「国際社会における『名誉ある地
位』を占めたい」旨のことが書き込まれています。
それは単に、戦前のように「国際社会への『挑戦者』
とならないこと」(私自身はこのような表現自体に
も違和感を持つ一人ではありますが)を誓っただけ
なのでしょうか。いま現在は、すでに「名誉ある地
位」を占めているのでしょうか。仮にそうであった
として、その地位は今後、永遠に続くのでしょうか。
以上のような現状認識と問題意識も持ちながら、次
のステップに進んでいきたいと考えます。
▼「強靭な国家」の基本は「国力」にあり
私は、いろいろ考えた結果として、「強靭な国家」
造りの基本は「国力」という言葉に集約されると考
えるに至りました。「国力」とは、一般には「国際
関係において、ある国家がもつ様々な力の総体」と
定義され、これらの要素は、国民・政治・経済・軍
事・科学・技術・文化・情報などの能力と影響力を
指しています。
そしてこれらの相対的な位置づけによって、一般に
は「超大国」「大国」「地域大国」「中級国家」な
どとランク分けされています。他方で、「国力」自
体の定義と相対的な位置づけを数値で表す方法は多
種多様で、結構複雑です。何を強調するかについて
は、「国力」を論じた人によっても見方が分かれま
す。本メルマガの本旨から少し外れるかもしれませ
んが、長らく論争の対象になっていた「国力」の定
義や構成要素の差異の中にこそ、「国力」の本質と
我が国の未来に対する“ヒント”があるような気が
しますので、代表的なものを紹介しましょう。
その定義で最も有名なのは、「国益は国力によって
支持されなければならない」との明言を残したドイ
ツの国際政治学者ハンス・モーゲンソーだったと考
えます。モーゲンソーは、「国力」の要因を(1)地
理的要因、(2)天然資源、(3)工業力、(4)軍事
力、(5)人口、(6)国民性、(7)国民の士気、
(8)外交の質、(9)政府の質と9つ挙げています。
このうち、(1)から(5)までの地理的要因、天然
資源、工業力、軍事力、人口は、ある程度数量化す
ることができる「ハード・パワー」として換言でき、
(6)から(9)までの国民性、国民の士気、外交の
質、政府の質などは、数量化することが難しい「ソ
フト・パワー」として換言できるとされています。
この「ハード・パワー」と「ソフト・パワー」の関
係を違った形で、「国力」の要素として定義したの
が、米国CIAの情報担当次官として名をはしたレ
イ・クラインでした。クラインは、キューバ危機時
の情報分析の第一人者としての自らの経験をもとに、
当時、様々な書籍を上梓していました。日本語に訳
されたもので有名なものは『世界の「軍事力」「経
済力」の比較』(1981年)で、冷戦さながらの
各国の「国力」などを見事に比較分析していました。
私は当時また1等陸尉の若い幹部でしたが、関心を
持ってこのような書籍に目を通していたことをよく
覚えています。
クラインは、数値による「国力」を次のような方程
式で表しました。
P=(C+E+M)×(S+W)
ここでいうP=国力、C=人口+領土、E=経済力、
M=軍事力、S=国家戦略目標、W=国家意思を示
します。
つまり、「国力」は、人口、領土、経済力、軍事力
のような「ハード・パワー」と国家戦略目標や国家
意思のような「ソフト・パワー」が“掛け算された
総合力”であると定義しました。それでも当時は、
その骨幹となるのは、「ハード・パワー」である経
済力や軍事力であることが国際社会の常識となって
おりましたので、クラインの定義は、「ソフト・パ
ワー」の要素も無視できない“くらい”のニュアン
スだったと記憶しています。
その後、アメリカの元国防次官補ジョセフ・ナイが
2004年に『ソフト・パワー』を上梓し、軍事力
や経済力以外の新しい概念として「ソフト・パワー」
をより強調し、「ハード・パワー」と相互に駆使す
ることによって、国際社会の支持を獲得する有効な
手段であるとして一世を風靡(ふうび)しました。
クラインの定義によるハードとソフトの主従関係が
逆転したとの印象を受けました。
ナイ氏の「ソフト・パワー」を構成する3つの要素
は、“その地域を魅力的に見せるような”「文化」、
“国内外の人々の期待に応える”「政治的価値観」、
“他の人や国から正当かつ道徳的な権威があると見
なされる”「外交政策」を挙げています。これらか
ら、若干のニュアンスの違いはありますが、他を強
制し得る「ハード・パワー」に比して、「弾力性」
とか「しなやかさ」を(つまり「強靭さ」)有する
パワーが「ソフト・パワー」であるとも解釈できる
と考えます。
一方、私自身は最近まで知らないままでしたが、経
済学界でも論争になっていたらしく、アメリカ��経
済学者のコックスとジャコブソンも「国力指数」の
再定義に取り組みました。彼らは、「国力指数」を
GDPに基づくものではなく、以下の10の要素か
ら構成される複合指数として定義したのです。つま
り、(1)軍事力、(2)政治力、(3)人的資源、
(4)天然資源、(5)貿易、(6)財政、(7)通貨
安定、(8)技術、(9)市場の大きさ、(10)国際
的な役割です。いかにも経済学者らしい分析ですが、
これにより、「国力指数」は単に経済力を測定する
ものではなく、より包括的な指標となりました。
そして、彼らはこれらをまとめるような形で、「国
力」を次のような式で指標化しました。
「国力」=GNP+1人当たりのGNP+人口+核
戦力+国際的威信
です。「ハード・パワー」に相当する経済力をさら
に細分化し、軍事力も特に核戦力に着目したことは
極めて“現実的”と言えるでしょう。この中の「国
際的威信」は、その定義が難しいとは考えますが、
この部分が「ソフト・パワー」に該当すると考えら
れます。
これらから、「国力」の定義は一様でないことがわ
かりましたが、このような定義を当てはめながら、
我が国の「国力」をどのように分析・評価すればよ
いかについては次号で取り上げましょう。
(つづく)
(むなかた・ひさお)
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thyele · 1 year
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2023年4月24日
EXILE・ATSUSHIが体調不良で「#HIROSHIMAミライバトン」出演中止 - ライブドアニュース https://news.livedoor.com/article/detail/24109667/
田園調布倶楽部 | 田園調布の一軒家イタリアンレストラン https://www.denenchofuclub.net/
多摩川浅間神社 https://sengenjinja.info/
有吉弘行、若者の“LINE離れ”に驚き「『おじさんだな…』って思ってるらしいよ」― スポニチ Sponichi Annex 芸能 https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2023/04/23/kiji/20230423s00041000700000c.html
宮迫博之、赤字が続き飲食店を閉店へ 8周年も「残念ですが」 | ORICON NEWS https://www.oricon.co.jp/news/2276473/full/
活動25周年の浜崎あゆみ、デビュー時の悪戦苦闘を松浦勝人「今だったらアウト」 ヒット曲連発の“ライバル”の存在も「売れなきゃ会社辞めるって」(1/2 ページ) - ねとらぼ https://nlab.itmedia.co.jp/nl/spv/2304/21/news087.html
首都高.comさん「(´・ω・)今日はきゃらとらに2台混合させる初の試みに挑戦!!! (;´・ω・)どうなることやらWWW (=゚ω゚)ノ作成に入ります!!! (´・ω・)ちょくちょく首都高参上しますWWW #HIDE #きゃらとら https://t.co/43rG00a8My」 https://twitter.com/hitomi110531/status/1649922486375690241
ZIGGY森重樹一オフィシャル「極楽倶楽部」さん「【リリース&ライブ情報】 ZIGGY NEW ALBUM 「SO BAD,IT'S REAL」 2023/8/28(月) リリース決定‼️ ZIGGY MORISHIGE,JUICHI 60th ANNIVERSARY LIVE 「SO BAD」 2023/8/29(火) Zepp DiverCity 開催決定‼️ アルバム詳細は後日発表🕺 #ZIGGY #森重樹一」 https://twitter.com/gokurakuclub11/status/1649729771310391299
D'ERLANGER、全国11都市を回るツアー開催+ニューアルバム発売決定 | BARKS https://www.barks.jp/news/?id=1000233012
えとせとら🇯🇵🇺🇸🇦🇺🇮🇳さん「なぜ私たちの食料を生産してくれる人たちを政治家や政府が支援しないんだ? なぜ何も生み出さない男女共同参画には何兆円もの予算を使う? 政府も政治家も脳ミソないのか? 「6割が離農を検討するも、「日本の食の基盤を維持する」という強い責任感から酪農経営を継続」」 https://twitter.com/etc_tokyo/status/1648449280796168193 脱「今だけ、金だけ、自分だけ」・鈴木宣弘さん「数年前に「バターが足りない」から増産してくれ、となり、借金して増産したら、過剰だから牛処分しろ、となり、そんなことしたら、すぐに足りない、となって間に合わないと言ったが、案の定、もうすでに、再び「バターが足りない」事態に。何をやっているのか。」 https://twitter.com/tetsuginsuzuki/status/1648192925535440896
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Eins:Vierさん「Eins:Vier LIVE2023 SUMMER 大阪 東京 2DAYSワンマン公演決定🔥」 https://twitter.com/EinsVier_news/status/1640156793862254592
LUNAさん「おやすみ前の【朗読動画】を投稿致しました💕 物凄く心に響いた台本です😢💕 そして台本師様から、とても素敵なイラストを頂きました😭💙 #14【朗読 睡眠用 トランスジェンダー LUNAの読み聞かせ】病気の彼氏がヤケクソになって薬を捨ててしまう。【ASMR】 https://t.co/dZPUF1ETgW @YouTubeより https://t.co/XHwLm0lOvG」https://twitter.com/LUNA__Channel/status/1649925758226407424
首都高.comさん「(=゚ω゚)ノフォロワー皆様おはようございます! (*^▽^*)日曜日も流通のドライバーの皆様!!! (=゚ω゚)ノ日曜日も安全運転で頑張ってくださいね。 (*^▽^*)ほかのお仕事の皆様も頑張ってくださいね。 (´・ω・)本日もよろしくお願いします♪ https://t.co/rdKgohhnaa」https://twitter.com/hitomi110531/status/1649920997615898624
HIROSHI MATSUMOTOさん「ぐっどもーにんぐ https://t.co/cphCnFEYYt」https://twitter.com/DashioJp/status/1649913471457435651
JROCK'N'ROLLさん「ファンから怒られる時。自分が彼らの好きなバンドを好きじゃないから...。 それとも、個人的に興味のないバンドにインタビューするのは良くないことなのでしょうか? でも時々、バンドのインタビューを受けた後 彼らのことを理解し、彼らの世界に引き込まれるような気がするのです。 ダメですか?」https://twitter.com/JROCKNROLL_/status/1649911615775559682
LIVE HOUSE CRESCENDOさん「6/13(火)【チケ発売情報!】 「KENTARO Birthday Special Session!」 NOV KENTARO 横関敦 山下昌良 HIMAWARI ◆来場(※4/28の22時~発売!) https://t.co/d4z8xSJhXj ◆配信 https://t.co/l091SicAZO ◆投げ銭(※5/14~受付) https://t.co/UmSGZ3fBWI お楽しみに! https://t.co/dQJn5iWs9y」https://twitter.com/crescendo_jp/status/1649749299629260803
KAZUYAさん「ライブ映像を振り返って… 箱のアンプ、ワイヤレス、マイクスタンド、マルチ、今回トラブルやイレギュラーが多かったなぁ😅 しかしながら冷静に、でも熱量は落とさず出来たんじゃないかな🖖 ご覧頂いた皆様と、はまTのお導きのお陰ですねぇ😆 川崎セルビアンナイト、ありがとうございました😁✨ https://t.co/9ZdPfduj3i」https://twitter.com/KAZUYA_RV/status/1649870944293502977
デトロイトD輔さん「スケジュール 5/9池袋EGDE(BURGUNDY RAIN) 5/14小田原姿麗人(水戸産業廃棄物) 5/29大塚welcome back(ソロ) 7/2巣鴨獅子王(水戸産業廃棄物) 宜しくお願いします✨ https://t.co/b4TkD6xMqT」https://twitter.com/MADBAL3/status/1649909139685138432
高松浩史さん「ひっさしぶりに香港行ってきます。東京でもやるのでぜひ。フィーバーも久しぶりだな。」https://twitter.com/Takamatsu1623/status/1649767988797804544
ねとらぼさん「注意! 「肉は洗わないで!」「魚と野菜は洗って!」 内閣府が自炊を始めた人に注意喚起 肉は洗うと菌が飛び散る恐れ https://t.co/ZP7ox4gEZ4 https://t.co/ArNlNVxUWm」https://twitter.com/itm_nlab/status/1649658684279250944
kazuyaさん「発売中です! 応援の意味含めて ご購入宜しくお願いいたします! 自信作!」https://twitter.com/kazuya2418/status/1649757522499342336
Mamimamiさん「アンドロイドのような女性の映像、訳しました😊✨ この始まり、ドキドキして登場すると4人のオーラが半端ない😆✨ The Last Rockstars、本当スーパースター感に圧倒される🤩✨ #TheLastRockstarsLA https://t.co/1kK7zOkDLH」https://twitter.com/mamimamisf/status/1649385952270487552
MUCCさん「【RADIO】 ミッドナイト・ダイバーシティ~正気のSaturday Night~「#V系って知ってる?~出張編~」 メンバー3人出演決定! ★日時  4月29日(土) 24:00-26:00 ※MUCCの出演は25:29まで ▼詳細はコチラ https://t.co/0ILEiARLjV https://t.co/AOXJTaLGCC」https://twitter.com/muccofficial/status/1649744873497710592
KiD officialさん「【KiDワンマンツアー決定!!】 「少年のアビス」 7/13(木)郡山#9 7/14(金)仙台spaceZero 7/26(水)福岡DRUM SON 7/28(金)広島CAVE-BE 7/30(日)大阪RUIDO 7/31(月)名古屋ell.SIZE ◇ツアーファイナル◇ 8/5(土)渋谷REX 開場17:00 開演17:30 前売り¥6,000 当日¥6,500 ※チケット詳細後日解禁 https://t.co/zIHnJy5uWe」https://twitter.com/KiD__official_/status/1649760463910055947
test-No. officialさん「【KAEDEからコメント到着!】 2023.06.01(木) 吉祥寺Shuffle 『test-No. 21th anniversary』に向けて KAEDEからもコメント到着です! 当日までどんどん盛り上げて行きたいと思っています! 皆さま拡散のご協力をお願いします! https://t.co/qDZgYMb3cz」https://twitter.com/testNo2002/status/1649759964687155200
京さん「DIR EN GREY TOUR始まりますよ。全てを吐き出す時が来た。 京 https://t.co/xcQaVG8uFj」https://twitter.com/kyo_official/status/1649643096173322241
SHOU ALICE NINE.さん「本日は大阪 GORILLAHALL良い会場だ! 東京ではSHINがアリス九號.カヴァーでライヴをしてくれます どちらも最幸の時間になりますように☘️ https://t.co/lXa1jvRCfK」https://twitter.com/SW_A9/status/1649672757653954560
百直オフィシャルさん「【本日開催】 #百直 ワンマン& #木村世治 (ZEPPET STORE)とのカップリングツアー 初日です! 4/22(土)新宿SACT! 18:00 OPEN 18:30 START 当日券あります! What anniversary ? Tシャツ販売スタート! ブラック•テネシーオレンジ•サイバーピンクの3色 サイズS/M/L/XL 各4000円 https://t.co/GiGh6bUywl」https://twitter.com/HyakuNAO/status/1649675470462652416
ai.serizawaさん「吉野翼企画『田園に死す/上海異人娼館』寺山修司×岸田リオの世界 ダンスパフォーマンスとお芝居の二本立て✨生演奏もあります🎵ご予約開始していまーす❗️ 久々のアンダーグラウンド。是非見にきて下さい☺️ ご予約は此方から↓↓ https://t.co/uIDEuZKIxp https://t.co/DCaaGHLpj5」https://twitter.com/seri164/status/1646112742678593536
舞夕-マユウ-さん「って事で、次回ライヴ告知! 大阪 爆寸酒場 「ロマンスの宴vol.1」 日時:5月20日(土) 場所:大阪西中島 爆寸酒場 大阪市淀川区西中島3-14-3 白石ビル2階 open 19時 start 19時30分 チケット:2000円+1ドリンク500円 ~act~ blue romance ちゃっきーxアキト 舞夕&飛鳥 〜1 song session〜 https://t.co/avXw4Aogcn」https://twitter.com/hrz45mayou/status/1649921960250580992
中島卓偉STAFFさん「【FC旅行2次募集本日まで!】 #中島卓偉 ファンクラブBEAT&LOOSE会員限定旅行2023!! TAKUI NAKAJIMA IN KANAZAWA 「中島卓偉せっかち!凝縮!1泊2日金沢の旅」 受付は本日まで! FC会員限定で先着順! 忘れずエントリーしてください! ▼ 2次募集詳細 https://t.co/ROCsLJDknd @takuinakajima https://t.co/tLq2qxY995」https://twitter.com/helter_takui_st/status/1649910962852605952
de~ci~de AKINORIさん「配布VHS(続き) この曲を 後期に初期の曲を ヤルと こんな感じに🤟 https://t.co/hybde56PmI」https://twitter.com/4Bn8i8v38SO5yYR/status/1649778795157811200
de~ci~de AKINORIさん「94年 19歳 de~ci~de結成 ザクザクした音楽を好む人が少なく メンバー募集で大分苦戦 まだ3人だった💧 https://t.co/gCWQMdSpL8」https://twitter.com/4Bn8i8v38SO5yYR/status/1641953593237569537
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ken1ymd · 1 year
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acidking · 1 year
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rakkanoyukue · 9 months
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鈴木宣弘・東京大学教授(農業経済学)
「お金を出せばいくらでも外国から食料を買える時代は終わった」
「日本人は海外から食料が入ってこなくなったら命が守れない『砂上の楼閣』に住んでいる。食料危機に備え、国産と備蓄でしのげる態勢づくりを急ぐべきだ」
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hmgn3 · 1 year
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23-03-04(sat) アクターズ・コース2022年度公演『ビーコンライツ』@渋谷ユーロライブ
作・演出:本橋龍 出演:井川博之、石垣真琴、梅澤依愛、須藤啓介、高澤聡美、東沙弥香、藤家矢麻刀、宝保里実、増子海鈴、松尾由津香
舞台監督:黒澤多生 照明:岡野昌代 音楽:SKANK/スカンク 宣伝美術:一野篤 イラスト:山形育弘 演出助手:山田薫 当日運営:谷口くりあ、鈴木ゆか、阿部りん
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kurano · 1 year
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※ 【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】まともな食料生産を潰して武器とコオロギで飢える愚かさ
https://www.jacom.or.jp/column/2023/03/230302-65078.php
*フードテック官民協議会、推進ビジョンとロードマップ案を発表
https://news.yahoo.co.jp/articles/90b1f92feaafb1f33bab8ec01046fcc32a23b4b9?page=3
>利権絡みのコオロギ食振興に莫大な予算を投入するとしたら、日本の農家だけでなく、日本国民はこれを許容できるのか。
>「ミズアブ」の検討も進む
 公金チューチューの利権のせいで、俺らついにアブとか食わされんのか?orz。自民党政治に感謝感謝!やなぁ。
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