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#団員レポート
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【有志演奏会 in 気仙沼 DAY2】団員レポート
気仙沼有志演奏企画、2日目のレポートになります!
最初にご紹介するのは、いよいよ本番を迎えて、緊張の面持ち…?の後発部隊の皆さまです。
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2日目の目的地は「気仙沼市 東日本大震災遺構・伝承館」です。
階上地区にそびえるこの施設は、震災発生時に津波被害を受けた気仙沼向洋高校を、そのまま遺構として改修した施設で、教室や敷地内の様子を当時のまま保存しています。
参加者がついに全員集結したところで、当時の記憶を語ってくださる語り部の方々と共に施設見学へと向かいました。今回アテンドしてくださったのは、三浦秋男さんと近藤公人さんのお二人です。同級生コンビで案内していただきました。
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冷たい風が吹きすさぶ中、集中して展示を見学します。
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左は校舎三階に飛び込んできた自動車、右は校舎4階にぶつかった倉庫がつけたへこみです。津波襲来時に、周辺にあった冷蔵倉庫が校舎に向かって流されてきましたが、偶然校舎の端にぶつかったことで、屋上に避難した方々は助かったそうです。想像もできない状況ですね…
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見学を終えた一行は、、、腹ごしらえです!
今回昼食のご用意をしてくださったのは、企画発案者でもある奏者のPerc.三浦瑞穂さんのご家族です!2種のおこわ、つみれ汁、芋の子汁、特製のお漬物などなど、地元のものを使ったご馳走をいただきました!LAFFOOの方、伝承館の皆さんと一緒に、いただきます!
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お昼の後は、いよいよ本番にむけてリハーサルスタートです。
実は、今回の会場は有志演奏会としてはかなり大きい規模なんです!真っ黒な衣装に着替えて、いざ練習へ。会場にはOBの狩野さんも応援にいらっしゃいました!
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いよいよ開演が迫ってきました。
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演奏が始まりました。1曲目は「ラストエンペラー」、指揮はHr.菊野奏良くんです。超満員のお客さんの前で、威風堂々の演奏を見せてくれました。
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2曲目はHr三重奏で「6つのホルンのための三重奏曲」です。優しく、華やかに会場全体を包みます。3曲目は木弦アンサンブルで「海の見える街」。強く時には恐ろしく、それでいて美しい気仙沼の海を思い浮かべながら演奏します。
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4曲目は坂本龍一監督作品「litany」のTrp三重奏。過去にも有志演奏会で演奏したこの曲をぜひ届けたいということで、演奏させていただきました。続いて弦楽アンサンブルで「aqua」。優しいメロディが特徴的なこの曲は、団員達も大好きな一曲です。
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最後は「ふるさと」。みんなの心に響く美しい音を響かせました。
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なんとなんと、その後は万雷の拍手をいただくことができ、アンコールとして「ラストエンペラー」を演奏しました!聞いていた皆さんの笑顔を見ることができ、団員達もうれしい気持ちでいっぱいです。
今回の有志演奏会は、大成功で幕を閉じました。
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もちろん、”おうちに帰るまでが有志演奏”ですよ!
というわけで、最後に大谷海岸にもう一度寄って、お土産購入&もう一度記念撮影!
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ここで各方面に解散となりまして、今回の企画は終了です!
聞きに来てくださった方々、伝承館やLAFFOO関西支部の皆さまをはじめご協力をいただいた皆さま、ありがとうございました!
そして何より、参加者の皆さんお疲れ様でした!3月の演奏会に向けても頑張っていきましょう
今回の企画は、東北ユースの有志演奏活動でも過去最大規模のものになりました。最大級の震災被害を受けた気仙沼を訪問することで、私たちが「東北」ユースオーケストラである意味、音楽で発信する意味など、様々な思いを今回の活動で確かめられたではないかなと思います。
能登半島地震をはじめとした自然災害に社会が向き合っていくために、東北ユースオーケストラが何を発信していけるのか。常に自問しながら、これからも有志演奏活動を続けていきたいです。
東北ユースオーケストラ有志演奏係 Tb.福澄茉音
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oka-akina · 1 month
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コピー本交換会レポート(でもない)①
コピー本交換会ありがとうございました! 早いもので1ヶ月経ってしまった。 2月は本棚展をやったり寄稿するアンソロの〆切×2があったり忙しく、自分主催のアンソロも動き始め、3月に入ったらJ.Gardenもありそのほか生活のもろもろもあり…ずっとドタバタしている。自主開催するイベントってほんとはもうちょっと身軽なときにやるものだったかもしれないなあとは思いつつ、身軽なときというのはなかなかやってこないので、えいやっとやってみてよかったようにも思う。 というかいちばん初めのところでは、えも個展&本棚展への集客につながったらいいなーというちょっと下心みたいな気持ちで始めたことではあったので、会期中の2月に開催したのはそういうわけでした。
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つまずく本屋ホォルの深澤さん、mibunkaの吉田さん、快く会場を貸してくださりありがとうございました。わたしの要領を得ない説明をいつも辛抱強く聞いてくださり、コピー本って何?交換ってどういうこと?というところからしっかり会話ができて、とてもうれしくありがたかったです。 わたしが「なんかもっと格好いいイベント名をつけたかったんですけど思いつかなくて…」とぶつぶつ言ったとき、「コピー本交換会ってとてもいいと思いますよ」と吉田さんが背中を押してくださりありがたかった。いろいろ準備したり当日を過ごしたりするなか、今回のイベントはそういうまんまの名前が必要だったんだなあと思い至りました。コピー本を交換するということだけ決まってて、来た人はそれぞれいろんなスタンスでいていいというか。
打ち合わせに何度かお伺いしたのですが、いつもいろんな方がにこやかに出入りしていて、本当にいい雰囲気のお店だなあと思います。お店は地域生活応援団という地域住民主体の支え合いの場、有償ボランティアさんの拠点でもあって、イベント会場に貸していただいた2階スペースはふだんコワーキングスペースにしているとのこと。近所の方が「霞ヶ関の父」っていう傾聴ボランティアをやってらして、幅広い世代の方で賑わっていていいなあと思います。
本当にとても正直な気持ちをいえば、そういう「地域」「地元の人」と密接な場所におじゃまするのはけっこうドキドキします。わたしは自分の作品にセクシャルマイノリティのことをたくさん書くので、生身の人間が顔を突き合わせる場、住所や容姿や年齢やもろもろ属性と紐付きやすい場に作品を持っていくのはとても緊張する。いま家からかなり近いところで貸本棚をやっているけど本当におそるおそるという感じで、もちろん悪いことをしているわけではないしうしろめたい表現というわけではないんだけど…「地縁」的なものになんとか馴染もうとするときに切り捨てられがちなものが気にかかる(そういうものを小説にしている面がある)。 ホォルさんはいま住んでいる場所��らは離れているんですが実家の近くではあるので、イベントを開催したり自分の作品を並べたりするのはいろいろ感慨深いものがありました。怖さ、照れ、恥ずかしさ、でもここで自分がこういうことをできるようになったんだなーという喜び。また少部数のコピー本だったりzineだったりは書いた人のパーソナルな部分が出やすいものではあるから、自分含む参加者がリラックスして話せることを大事にしたかった。セーファーな場づくりをしたかった。
深澤さん吉田さんがわたしのそういった葛藤や、zineにまつわるデリケートさをみたいなものを汲んでくださりつつ、本当に快く場を開いてくださりとてもとてもうれしくありがたかったです。イベントが明るくオープンな場になったのはホォルさんmibunkaさんの常日頃からのお店づくりによるものが大きいと思います。ホォルさんの選書にもそういった姿勢があらわれていて、大らかで気骨のある場所だなあと感嘆します。
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なんかこのレポートすごく長くなりそうなので何回かに分けようかな。ひとまず今回は余談のような話をしておしまいにします(もはやレポートでもないんだけど、ちゃんと書こうとするとえっらい時間がかかりそうなので、ともかく考えたことを垂れ流しにしているような感じ…)。
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ホォルさんのある角栄商店街の通りに合鍵と靴修理のお店があって、そこで5円コピーというのをやってたんだよね。白黒と単色カラーが5円で、色紙(色上質紙)に刷ると6円だったかな。中学生のころ友だちとそこに行ってペーパーを刷ってたの。 ペーパーっていってもべつに何か宣伝するとかでもなくて、なんかこう…各自が好きな漫画とか音楽とか身の回りのこととか、いろいろおしゃべりみたいなのを書いた手書きの紙。30枚とか40枚とか刷って、学校の友だち同士で交換したり、同人誌のイベントのフリーペーパーコーナーに置いてみたり、好きなバンドのライブとかファン同士の交流会?みたいな場で名刺と一緒に交換したり、郵便で知らない人と交換したり…。 こないだ実家を掃除したらそういうのが出てきて、GLAYのJIROのラジオで紹介されてたスマッシング・パンプキンズのAdoreってアルバムがよかったとか、恋する惑星を観たから香港に行ってみたいとか、そんなようなことを書いていた。いまとあんま変わんないかもしれない。 同じ頃、部活の後輩から毎日手紙をもらっていて、ルーズリーフやコピー用紙にぎっしり書かれた手紙だった。夜に書いたのを朝にくれて、授業中に書いたのを昼か夕方にくれて、1日2通の手紙。わたしの返事は5回に1回返すかどうかって感じだったんだけど、毎日まめに手渡してくれて、なんか話したいことがあったんだろう。わたしにそういう高頻度で手紙をくれる子はほかにも4人くらいいて、毎日たくさん読んでいた。どの子の手紙も深刻な話はあんまりなくて、だいたいは日記というか雑談というか。 あとその頃よく行っていたCD屋で店員さんが新譜紹介のフリーペーパーを自主的に作っていて、これまた手書きの手作り感あふれる感じの紙だった。新譜紹介といいつつ「これぜんぜん好きじゃない」とか「もうこれで解散してもいいくらい最高」とか思いっきり主観で、余白にはどこそこに行ったとか何を食べたとかの雑談も書いてあって…。
わたしはふだん同人誌やzineを作って文フリなどのイベントや書店で販売してるんだけど、今回のコピー本交換会は、こういうペーパーや手紙が頭にあった。売り買いとはちょっとちがうやりかた、むかし作っていたペーパーみたいなことってできるのかな。これは去年6月に参加した陰気なクィアパーティーでzineの交換会をやってすごくいいなと思ったのもあったし、以前umeさんからいただいた交換がテーマのzine(umeさんは本の交換所をやっている)を読んで考えたことでもあった。売ったり買ったりではないことをしてみたらどうなるだろう。売ったり買ったりできないものを作るってどんなだったっけ。
金銭のやりとりの方がコミュニケーション自体はラクだろうか。交換だと人対人になりやすいから結局のところコミュニケーションが達者かどうかになっちゃうんだろうか。買う(読む)側としては匿名でいたい気持ちはすごくある…なら金銭を介したやりとりであるべきか。いや売り買いであっても、規模の小さいイベントだと人対人のコミュニケーションになりやすい。11月に出店者10組だけのzineイベントに出て、「あなたは誰?」「この本は何?」という会話になりやすかった。場が親密になればなるほどそうで、それ自体はとても豊かな時間なんだけど、属性と作品がまっすぐ結ばれるのってちょっと危うさはあるなと思った。そして作り手側もそういうプレゼン?にあっというまに慣れちゃって、自己プロデュースのうまさみたいなことになりがちなのも気にかかる。属性、作品、宣伝、SNS、ビジュアル、会話…そういうものがしっかり噛み合い、「わたしは◯◯で、△△な作品を作っています」がいつも首尾一貫している。一言で説明できる。なんかわかりやすすぎないか。整いすぎてないか。自らと作品をじょうずに寄せにいっちゃってるけど齟齬があってもよくないか。あと買う側の人も自身のことをけっこう開示してくれて、わたしとしては会話ができるのすごくうれしかったけど、無理に話させてないかとちょっと心配にはなった。べつにあなたが何者であっても(なくても)わたしの小説を手に取ってくれるのはうれしい。でもそれだけではいられない、何か話さなきゃって圧が場に生じてるんだとしたら、けっこうきついことかもしれない…とか(ところで陰気なクィアパーティーはそういうのがなくてすごく居心地よかった。会のはじめにセーファースペースポリシーを読み上げてくださって、場にいた人がおたがい了解していたのもあったし、たぶんそのあたりに関心の強い人が多く参加していたのもあったと思う。すごいことだなあと感嘆したしほっとした)。
あるいは売り買いの宣伝の話。文フリとかzineフェスとか書店さんとかで小説を売るとき、多くの人に見つけてもらえるよう宣伝をするわけだけど、なんというかまあけっこう大変だし疲労はある。たとえばアンソロジーだと、コンセプトの強さだったり、フックの効いた言葉やビジュアルだったり、作品や作家の紹介を丁寧にやったり、メンバーの豪華さをアピールしたり…いろいろあるわけだけど、ちょっとちがうことをしたくなった。これはそういうのがよくないという話ではなくて、ちがうベクトルのことをしてみたらなんかいいことあるかもなあくらいのぼんやりした予感。 文芸作品、とくに小説は、読むのにそれなりの負荷がかかると思う。作品の難解さとはまた別のところで気持ちや時間のコストが大きく、「なかなか読めない」という話を作家同士でさえ本当によく聞く。そうすると作品や作家周辺の「活気」みたいなものがけっこう重要ではあって、何か賞をとった、SNSでよく見かける、みんなが話題にしている、みんなが工夫をこらして強い文言で「いい」って言う、そういう祭りや波が読むことへの後押しになる。活気があるのはいいことで、わたし自身すごく楽しんでいるし参考にもしている、かなり恩恵を受けている部分もあるけども、祭りや波から生じる権威大好き感がちょっと苦手ではあって…。権威大好きはちょっと言葉が悪いか。でも沈黙や絶句が、ほんとに沈黙や絶句のままでいられないのはなんかちがうなというか、心の柔らかいところをまいど律儀に開示しなくてもいいし、そもそもそんなに激しく感情が動かなくても楽しんだり感じ入ったりはあるわけで、まして誰々のお墨付きとかじゃなくてもいいわけで…。大傑作とまでは思わなかったけどほどほどに楽しんだ、ちょっといいなと思った、そういうことはぜんぜんあるというかわたしはだいたいの作品はほどほどに面白がってるんだけど、それをまんま口にするとちょっとけなしているみたいに聞こえてしまいそうだなと思う。なんかこう活気を起こそうとする中でちょっと「褒め」がインフレしてねえか…と思う。要するに、祭りや波的なものとはちがったやりかたでの読んだり書いたりが必要な気がしている。 (これはあんまり整理できてないし、活気を起こそうとがんばっている人たちをくさしたいわけではないので、ほんとにまとまってない話で恐縮なんだけど。参加してるアンソロ10000000部売れてくれ〜とかわたしもぜんぜん言うし、人と一緒に作ってるときはおたがいを鼓舞する意味合いも強いのはわかってる。もしかしたらみんなそんなことはとっくに了解していてあえて強い言葉をやっているのかもとも思うけど、わたしはその「あえて」をやり続けられるのってそれなりに元気な人だけじゃないかなあとは思ってしまう…元気じゃない人も文芸をやりたいし、実際勝手にやってるんだけど、「やってる」ということを他人に見せていくのは大事かなと思って言っている)
余談と言いつつすごい長くなってしまった(むしろ余談の方が長い)。 えーと今回のコピー本交換会、わたしはいくつかzineやペーパーを持って行って、そのうちのふたつ『tide』と『プロテスト・モノローグ』はあんまり売ってない本です。 『tide』は陰気なクィアパーティーでのzineの交換用に作ったもの。短い小説をいくつかと&セクシュアリティにまつわるぼやきみたいな文章をまとめたもので、通販はしてなくて文学フリマにも持って行ってない。zineフェス長野には持ってったかな。べつに過激なことが書いてあるわけじゃないんだけど自分的にちょっとナイーブな話はしてるから、こういう本がありますよって宣伝するとなると勇気がいるなーと思う。 『プロテスト・モノローグ』はパレスチナへの連帯について考えてることとかのひとりごとみたいなzine。コピー本交換会のどさくさにまぎれて作ったような感じで、ほんとの走り書き。あんまりおおぜいに売るものではないなーと思った。勿体つけるわけではないんだけど、なんかこうちゃんと発信しようとすると発信するための言葉や話題になるわけで、そうじゃない話、「どさくさ」でないと出てこないような話をする必要があるなと思ったというか…。
そういうものを手渡す場所をやろうと思った。交換する本を机に並べて、気になったものを手に取って読んだり持ち帰ったりできる。しゃべりたかったらしゃべれるし、黙って本だけ交換して帰ってもいい。閲覧用の本も置いておいて、読書の時間にしてもいいし本作りのヒントにしてもいいし…。 それがうまくいったのかどうか、当日わたしはドタバタしていてじつはよくわかんないんだけど、ちょっとずつ振り返っていければと思います。
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harawata44 · 2 months
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はく製は絶滅したニホンオオカミか 気づいたのは都内の中学生 | NHK | サイエンス
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以下引用
国立科学博物館で「ヤマイヌの一種」として保管されてきたはく製が、現在では絶滅したニホンオオカミとみられることがわかりました。ニホンオオカミではないかと最初に気づいたのは都内の中学生で、専門家とともに研究を進めてこのほど発表しました。
論文を発表したのは都内の中学1年生、小森日菜子さんと国立科学博物館などの研究チームです。 小森さんは小学4年生だった4年前、茨城県つくば市にある国立科学博物館の収蔵庫の特別公開イベントを訪れたときに保管されている動物のはく製標本1点が図鑑などで見たニホンオオカミと似ていることに気がつきました。
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このはく製は「ヤマイヌの一種」として博物館に保管されてきたものでしたが、小森さんが専門家とともに詳しく調べた結果、体の大きさやはく製のラベルに基づく過去の記録などから100年以上前に現在の上野動物園で飼育されていたニホンオオカミの可能性が高いことがわかり、2年がかりで論文にまとめて今月、発表しました。 研究チームによりますと、ニホンオオカミはかつて日本に広く生息していましたが、およそ100年前に絶滅したとされ、はく製や毛皮の標本は国内外でわずかしか残っていないということです。
小森さん「これはニホンオオカミだなと ピピッときた」
論文を発表した小森日菜子さん(13)は都内の中学校に通っている1年生です。 小学2年生のころにニホンオオカミに興味を持ち、国内で保管されているはく製を見学したり、図鑑や学術書を調べたりしてその特徴について学んできたといいます。 ニホンオオカミと特徴が似ていることに気がついた当時の心境について小森さんは「額から鼻にかけての形が平らになっていることや、前足が短く、背中に黒い毛があるといった特徴を見つけて、これはニホンオオカミだなとレーダーみたいな感じでピピッときました。すごい頭の中で、踊り出したいというか、舞を始めるというかそんな感情でした」と振り返りました。 その後、このはく製は「ヤマイヌの一種」として扱われ、よく調べられていなかったことを知った小森さんは、専門家に相談しながら博物館などが公開している過去の記録を調べ上げて考えをまとめていき、5年生の時、自由研究で博物館で見つけたはく製はニホンオオカミではないかとレポートにまとめて発表しました。
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このレポートは図書館振興財団が主催するコンクールで文部科学大臣賞を受賞したほか、相談していた専門家の1人で、標本の歴史に詳しい千葉県にある山階鳥類研究所の研究員の小林さやかさんから「この調査結果をぜひ学術論文として世に残して欲しい」と提案を受けることにつながり、論文の作成を目指すことになったということです。 論文として客観的な根拠をもった考察を行うため、さらに2年にわたって分析や検討を重ねて執筆を進め、専門家による査読を経たうえで今月22日に国立科学博物館が発行している電子ジャーナルで論文を発表しました。 論文を発表する原動力になったのは探究心だったということで、小森さんは「調べていくなかで新たな謎が出てきて、そこをさらに調べて解くことが大変でしたが楽しかったです。ニホンオオカミはたくさん研究されていますが、真の姿は分っていないので、色々な謎が残されています。真の姿を知りたい、解明したいというのがやっぱり一番です」と話していました。
論文の共著者「日菜子ちゃんはすごい観察力」
論文で発表することを勧めた共著者の1人で、千葉県にある山階鳥類研究所の研究員の小林さやかさんは「最初にレポートを見た時から、かなり研究になるなと思っていたので、論文にまとまってよかった。日菜子ちゃんはすごい観察力というか、そういう面で才能があるなと思っています。私は手法を教えただけなんですが、好きなことを極めて、最終的にニホンオオカミの可能性が高いというところまで近づけたのはすごいよかったです」と話していました。 そして「興味を持ったことを1つ調べてみると、その先にどんどん広がる世界があると思うので、自分が関心を持った分野をどんどん深めていってほしいと思います」と小森さんにエールを送りました。
国立科学博物館の担当者「今後もいろんな発見を」
国立科学博物館の収蔵庫から新たにニホンオオカミとみられるはく製が見つかったことについて、論文の共著者の1人で、国立科学博物館動物研究部研究主幹の川田伸一郎さんは小森さんが小学生の時に発見して中学1年生で論文を書いたことは「すごいことだと思います」と評価しています。 そして「ちゃんと学んでいくプロセスを歩めば、研究というのは小中学生でも高校生でもできるのだと思います。小森さんは今後もいろんな発見をするだろうなとこれからが楽しみです」とエールを送っていました。 国立科学博物館には今回のニホンオオカミとみられるはく製をはじめ、100年以上前の歴史的に貴重な標本が保管されているほか、新たな標本や資料も毎年増え続け、その数は500万点以上と国内最大規模です。 貴重なコレクションの管理に充てるため、国立科学博物館は去年8月、クラウドファンディングを行ったところ、5万人以上から支援が寄せられ、目標額を大幅に上回る9億円あまりが集まりました。 川田さんは博物館に保管されている膨大な動物のはく製を管理する立場でもありますが、今回の発見を通じて貴重なコレクションを未来に引き継いでいくことの大切さを再認識したといいます。 川田さんは「100年前の標本を調べて今回の成果が得られたわけですが、ニホンオオカミに限らず素性がわかっていない標本は結構あります。できるだけ未来につないで、これから新しい技術の発達でもっと別の方面から調べていくことも可能になってくると思うので、未来のために標本を残していくことが大切なんだなと改めて感じました」と話していました。 今回のはく製はバックヤードで保管しており公開する予定は当面ないということですが、別のニホンオオカミのはく製は東京・上野にある博物館で展示されていて、見ることができるということです。
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ari0921 · 1 month
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024)3月28日(木曜日)弐
   通巻第8194号
 中国の「超限戦」はすでに始まっている
  有力シンクタンクが衝撃の現状分析と防御策を提議
*************************
 中国の謂う「超限戦」を「UNRISTRICTED WARFARE」と英米では表現している。
米国の国防、安全保障関係のシンクタンクからつぎつぎとなされる警告は「サイバ-真珠湾」「デジタル911」を中国が仕掛けるというレポートだ。
「中国のハッカー軍団が米国(ならびに西側先進国の)インフラ、とくに送電網、貯水池や処理場、パイプライン(水道管、ガス管を含む)、交通・通信システムなどの主要コンポーネントを標的に攻撃しようとしている」。
目標は中国が標的とする国々の生活に不可欠なすべてのシステムを破壊することにある。
電気がなければ、家電どころかパソコンも携帯電話も使えない。蛇口から水が出なくなり、珈琲も紅茶も飲めず、炊事も出来ない。ガスがつけなくなれば台所も、冷暖房も機能せず、交通インフラが襲撃されると、通勤電車も新幹線も動かず、飛行機が止まる。出張も観光も移動も機能不全に陥いる。下水処理場が麻痺したら疫病の蔓延も考えられ、社会は大混乱とパニックに襲われる。
そのうえ通信が途絶えると政府も軍も警察も国を守ることができなくなる。それが「超限戦」である。機関銃も大砲も爆撃機も不要、弾丸は一発も発射されない。まさに「孫子の兵法」の現代版である。
「西側は、中国共産党が悪意のある脅威と正しく認識する必要がある。防御の第一はこの認識である」。
 こう主張するのは「ゲートストーン研究所」のピータ・ホークストラで、『TIKTOKは戦争の手段だ』といったゴードン・チャンらがつどうシンクタンクだ。
 2022年7月6日、従来にないイベントが行われた。クリストファー・レイFBI長官と英国MI5のケン・マッカラム将官が史上初めて共同で公開の場に登壇し、「増大する中国、安全保障上の課題」について話し合った。
中国の超限戦への取り組みが緊急であると訴えたのだ。
中国共産党が西側諸国から技術や企業機密を盗取している現実があり、その対象分野に は先端材料、データ、人工知能(AI)などが含まれる。
サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)のジェン・イースタリー長官は、米国と中国共産党の間の戦略的競争に関する下院特別委員会で、中国がもたらす脅威は「想像上のものではなく、現実である」と証言した。
通信業界、航空、エネルギー、水道インフラへの中国共産党の侵入はすでに発見されている。中国の脅威が増大し続ける中、世界的な安全保障環境では、米国と同盟国が脅威を軽減するためにインフラとシステムを強化するための緊急対応が求められている。
くわえて中国は毎年およそ10万人のアメリカ人をフェンタニルや他の麻薬で死に至らしめている。この犠牲者の数は毎日、大型飛行機墜落事故がおきている計算になる。
 
これらをふまえて前述米シンクタンクは以下を提言している。
 第一に対応するべきはテロ支援国家に中国を指定するべきである。SWIFT(212カ国の1万以上の金融機関が相互に金融取引に関する情報を送受信するネットワーク)から排除すべきである。
 第二に、企業や大学も、知的財産の盗難をより困難にし、検出しやすくするために、セキュリティシステム構築に真剣に取り組むべきである。ハイテクの盗取は技術革新研究開発で、困難を伴い巨費のかかるプロセスを中国が短絡しているのである。
 第三に、米国は国家安全保障の優先事項として、同盟国と協力して知的財産と技術進歩を保護する必要がある。中国共産党への技術移転を防ぐためにもっと緊密に協力しなければならない。
 
 第四に企業は、自社のシステムが外部の組織によって攻撃または侵害された場合、政府にただちに通知する必要がある。現行法では、上場企業が当局に報告する期限を4日以内としているが、自社のシステムが侵害されたことを認めたがらないからで、風評被害を懼れるからだ。そんな悠長な対策は被害をさらに大きくする恐れがある。
 第五に中国共産党系列の中国企業による米国での企業買収や合弁、とくにEV用バッテリーの生産などを含め、中国共産党の脅威に関して国、州、地方政府の間で連絡と政策を調整する必要である。中国共産党がアメリカの農地、就中軍事基地近くの農地を買い占めている現実は軍事的な脅威である。
新型コロナウイルスの人責任を中国共産党に追及する政府の失敗を猛省し、いまの米国ならびに同盟酷が中国共産党との戦争状態にあることを深く認識しなければならない。
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gupaooooon · 1 year
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入管法改悪反対
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難民を保護せず、司法が一切関わらないまま無期限収容が罷り通り、入管施設での拷問/虐待/殺人が繰り返されている日本。
その日本の入管法が、自民/公明/維新/国民民主の強行採決によって、更に、更に酷いものへと改悪されようとしていること。
いま市民の側からできる抗議のやり方、デモやFAXやメールや署名について。
わかりやすい情報がまとまっている場所。
問題点がしっかりわかる記事などが紹介されている場所。
各団体や当事者が、社会に向けたメッセージや動画。
Tumblrでも共有します。
(上の画像は、宮越里子さん(Twitter:@osonodoyo)が作成されたプラカード用画像をお借りしています)
※2023年、6月9日追記、入管法改悪が自公維新国民民主という最悪政党達によって強行採決されました。最悪な国です。
しかし、施行までまだ期間はある、廃案/延期/打ち止めにできる可能性はまだあること。
そもそもが、現行の入管行政/入管を解体しなくてはいけない、自公政権による政治を壊さなくてはいけないこと。引き続き抗議を。
・どのように入管法は改悪されようとしているのか、わかりやすいQ&A形式の解説画像。テキスト情報も並列されてます。
・入管法はどのように改悪されようとしているのか、安田 菜津紀さんのわかりやすい取材レポート。記事の最後/下部に「合わせて読みたい」と繋げられている各記事も読んで頂きたいです。
・基本情報が網羅��れた場所です。こちらをひとつひとつ見て頂きたいです。
・更に、重要な記事についてなど紹介してくださってます。
・議員に抗議の声を届ける手段について。抗議を送るべき議員リストなどが載せられています。【優先的に声を届けてほしい議員リスト】にわかりやすく最新情報を反映してくださってます。
・入管法が改悪されてしまったら、難民当事者の方々にどんな影響があるのか。その問題点について。当事者や周囲の方々に向けた、難民支援協会からの発信。日本語と、英語で、解説されています。
・難民支援協会とDialogue for Peopleによる、丁寧な15分の解説動画シリーズ。
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・土曜日のTBS報道特集。放送から1週間後に番組内特集を無料公開しており、数年前から入管法改悪・入管問題について、ウィシュマさん死亡事件についても、特集が組まれています。引用は最新の入管法改悪関係の特集。
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※報道特集についてはYouTubeで過去動画を探すのは大変/差別主義者のデマ動画も頻繁に出てきてしまうので、Twitterで「from:tbs_houtoku 入管 Youtube」などで検索すると動画紹介が見つかりやすいかと思います。
2023.5.13に記事作成、後から追加するかもです。
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myonbl · 4 months
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2023年12月18日(月)
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週の初めの月曜日、出勤すると真っ先に総務課内に設置されているメールボックスをチェックする。来年度の<教員原票>が入っていたので、担当科目を確認する。自室に入ってネットワークにログイン、総務課からのメールは先頃実施した<ストレスチェック>の個人レポートの案内だ。昨年までは紙ベースであったが、今年はチェックもレポートもWebで済むのが有り難い。例によって(ほぼ)ストレスフリーとの診断、こんな生活しているのだからストレスと言われても・・・というのが正直なところである。
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5時45分起床。
日誌は昨晩書いて<予約投稿>をセットしているので心配なし。
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朝食。
洗濯。
弁当*3。
先週申し込んだ大型ゴミ、布団*2&布団乾燥機をガレージに出して受け取り番号を記したシールを貼る。
1人で出勤。
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順調に到着する。
午後の授業の教材チェック。
次年度のシラバス、若干修正を加えて<スタディスキルズ>、ほぼそのままの<共生社会と人権><インターンシップ>を登録する。
弁当をいただいた後、月曜日3限・4限は<情報機器の操作Ⅱ(看護学科)>の13週目。Excelの最後、データベースとピボットテーブルを解説する。3限は授業の最後に1人残った入力再々試験を実施、無事にクリア、よく頑張った!
終了後、すぐに退出。
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帰路にしては、ずいぶんと燃費が悪い。
ツレアイは午後の訪問終えていったん帰宅、私と入れ違いで外出、友人とコンサートだとか。
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夕飯は昨日から仕込んでおいた<無水地鶏カレー>、仕上げはツレアイに頼んだがなかなかの仕上がり。
サラダを用意してからデスクまわりの片付けなどして時間を潰す。
20時30分にツレアイ帰宅、🍶+🍷で慰労する。
今夜も落語研究会から、柳家小三治「味噌蔵」。
片付け、入浴、体重は昨日と変わらず。
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さすがに寒かったので、帰宅後のウォーキングは諦めた。
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kurano · 1 year
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※ 長野の雪崩事故、死亡はフリースタイルスキー選手と報道
https://www.sankei.com/article/20230131-KZABKXGIXRKAXN2WZ2JOYYMXUA/
*長野の雪崩は幅30~40mか、30cm埋もれた状態で2人の遺体発見
https://www.yomiuri.co.jp/national/20230130-OYT1T50197/
 ヤマケイの最新号に、2019年に発生した北大学生の雪崩れ遭難レポートが載っています。これは、たまたま近くに医者の登山グループがいて、彼らの医療措置も得て全員助かったケースです。だからニュースとしての扱いは小さかった。というか、たぶん全国ニュースにはなっていない。
 埋もれると、わりとすぐ意識を失います。30センチでも自力では脱出できない。その場に居合わせた仲間が、どれだけ素早く掘り出すかが生死を分ける。
 今回の遭難事故は、どうもビーコンは持っていたらしいんだけど、その場で掘り出してくれる人間がいなければ何の意味も無い。ここでの鉄則は、集団で降りるな! 必ずグループで滑り、それぞれ時間差を作って滑り、雪崩れが起こったら前後のチームがすぐ掘り出しに掛かれるように行動せよです。
 ちなみに私は、バックカントリーには全く批判的です。過去にバックカントリーで発生した雪崩に巻き込まれて登山者の死亡事故が発生している。その時の犯人は、たぶんバックレたままです。
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kennak · 2 years
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統一教会は、公安調査庁が出す「内外情勢の回顧と展望」というレポート(ニュースでも毎年内容が取り上げられるレポート)で取り上げられる組織だった。「特異集団」というカルトや新興宗教団体などを扱う項目があって、「こうした特異集団は,引き続き,独自の主義・主張の具現化に向け,危機感や不安感をあおって勢力拡大を図っており,その過程で不法事案を引き起こすことも懸念される」として、「不透明な朝鮮半島情勢を背景に,「国内外の韓民族の和合と統一を図り,南北の平和統一に貢献する」として,我が国において,在日韓国・朝鮮人の糾合を目的とする新組織を設立し,これら在日関係者を取り込むことで勢力拡大を図る動きをみせた集団もあった」(平成17年版)とか「『朝鮮半島の統一』を標榜して,我が国で在日韓国・朝鮮人を糾合する新組織への結集を目指し,これら在日関係者を韓国の大会に参加させるなどして,在日組織との間で軋れきを生じさせるといった動きを示す集団もあった」(平成18年版)とかそういった動向が書かれてた。https://www.moj.go.jp/psia/kouan_naigai_naigai18_naigai18-04.html#05よくアホウヨが「共産党は公安のレポートに載ってるからテロリストと同等の危ない組織」って揶揄してるけど、それ言うなら統一教会も公安調査庁の監視対象の組織だった。でもこれは全部過去形。公安調査庁の「内外情勢の回顧と展望」の「特異集団」という項目は2006年版を最後に消えてしまい(代わりに「右翼団体」という項目がレギュラー化した)、結果として統一教会の問題が取り上げられることもなくなった。統一教会が悪さしなくなったとかではなくて、その後も全国各地でトラブル起こしてるのにね。2012年 統一教会に2.7億円賠償命令 札幌地裁「布教活動は違法」: 日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG29048_Z20C12A3CR8000/2017年 旧統一教会に賠償増額の判決 多額献金を巡り 東京高裁:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASKDV5Q3TKDVUTIL039.html2020年 旧統一教会に賠償命令 違法勧誘、東京地裁 - 産経ニュース https://www.sankei.com/article/20200229-5V6SY5MH5FM6BIWN76GXI62HQU/過去の「特異集団」項目に毎年統一教会が名指しで書かれてたわけではないが、「拡張過程では,依然としてトラブルを引き起こす事例も多く,構成員の中には,強引な勧誘で暴力事件を引き起こしたり,公的機関に勤務していることを利用して勧誘を行うなどの動きも見られた」(平成14年版)といった普遍的なカルト勧誘の問題が毎年書かれていたのでメディアを通じて広まることで社会への警告として一定の効果があったと思う。今の若者にはカルトへの警戒感が薄れている人が少なくないが、公安調査庁が2007年から書かなくなったことが一定程度影響あったと思う。
統一教会は、公安調査庁が出す「内外情勢の回顧と展望」というレポート(..
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benediktine · 19 days
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【「近自然工法」という登山道整備の新しい概念とその可能性について|DOMO講演会レポート】 - YAMAP MAGAZINE : https://yamap.com/magazine/33436 : https://archive.md/5bACs : https://web.archive.org/web/20240401133642/https://yamap.com/magazine/33436 投稿日 2021.12.21 更新日 2023.05.23
 {{ 図版 1 }}
2021年7月14日にリリースしたYAMAPの循環型コミュニティポイント「DOMO(ドーモ)」。 YAMAPのユーザー同士でおくり合える他、山の再生や登山道整備など様々なプロジェクトを支援することができます。「大雪山の登山道整備 in 北海道」は、その支援プロジェクトの一つ。いったいどんなプロジェクトで、DOMOポイントはどんなふうに使われるのか? DOMO提携パートナーとして本プロジェクトを推進する「一般社団法人大雪山・山守隊」の代表・岡崎哲三さんをお招きし、12月8日に講演会を開催しました。本記事では、その模様を要約してお伝えします。
●目次  登山道の荒廃が進む、大雪山の現状  過去に「人が施工した箇所」も例外ではない  「大雪山の登山道整備 in 北海道」における、DOMOポイントの使い道  登山道整備の新たなスタイル 「近自然工法」を実践する山守隊  本プロジェクトを深掘り! 大雪山・山守隊 × YAMAP 両社代表による、プチ・クロストーク  「大雪山の登山道整備 in 北海道」についてさらに詳しく知りたい方は…
●登壇者紹介  {{ 図版 (省略) }} 岡崎 哲三(おかざき・てつぞう)  一般社団法人大雪山・山守隊、合同会社北海道山岳整備代表  1975年生まれ、北海道札幌市出身。学生時代、勉強が大嫌いで常に自然の中に身を置く。  高校卒業後、大雪山の山小屋で働きはじめ登山道整備に興味を持つ。2003年近自然工法という発想に出会い、2011年この発想と技術を深めるために北海道山岳整備を立ち上げる。  2018年に民・官・学・企業が連携した山岳管理システムを構築すべく、大雪山・山守隊を立ち上げ、日本各地の民間団体と連携しながら次世代の国立公園管理を目指している。
 {{ 図版 (省略) }} 春山 慶彦(はるやま・よしひこ)  株式会社ヤマップ代表  1980年生まれ、福岡県春日市出身。同志社大学卒業、アラスカ大学中退。ユーラシア旅行社『風の旅人』編集部に勤務後、2010年に福岡へ帰郷。2013年にITやスマートフォンを活用して、日本の自然・風土の豊かさを再発見する”仕組み”をつくりたいと登山アプリYAMAP(ヤマップ)をリリース。アプリは、2021年11月時点で280万ダウンロードを突破。国内最大の登山・アウトドアプラットフォームとなっている。
■《登山道の荒廃が進む、大雪山の現状》
―――まずは岡崎さんたち山守隊の方々が活動されている、北海道・大雪山を取り巻く現状のお話からスタート。大雪山というと自然豊かなイメージが強いですが、実際は……? 現地で登山道整備をされている岡崎さんだからこその視点で、大雪山の知られざる課題を共有いただきました。
  岡崎:私ども山守隊の活動拠点は、北海道の大雪山です。大雪山には本州のように急峻な山はなく、一度登ってしまえば多少のアップダウンでいろんなところへ行けるという、広さ���感じられるところだと思います。
 {{ 図版 (省略) : 日本一の広さを誇る大雪山国立公園。ここが岡崎さんたち山守隊の活動拠点 }}  {{ 図版 (省略) : 白雲岳の避難小屋周辺にて。大雪山ならではの壮大な景観を楽しむことができる(写真【A】) }}
  岡崎:まるでなだらかな丘のような、壮大な景色が楽しめる素晴らしい場所です。ただ、残念ながら、大雪山は登山道侵食の ”見本だらけ” なんです。例えば上で紹介した写真【A】、本当に素晴らしい景色なんですが、登山道付近をクローズアップすると、荒廃の現場がしっかりと写っているわけです。
 {{ 図版 (省略) : 写真【A】をクローズアップしたもの。一見すると素晴らしい景色の中にも、登山道荒廃の影が潜んでいる }}
  岡崎:他にも、次の写真。写真中央のえぐれた道を普通に登山者が歩いていますけれども、実は右と左の植物帯は本来つながっていたところです。最初は登山者の歩行が起因となり、そこに水やら色々な要因が重なりここまで掘れてしまった……。崩れかけている植物群の中には、正直、あと数年でなくなってしまうものもあります。
 {{ 図版 (省略) : 登山者が何気なく歩いているこの道は、もとは左右の繋がった平坦な土壌。「残念でならないのは、荒廃の進行にほとんどの人が気がついてさえいないということ」だと、岡崎さんは訴える }}  {{ 図版 2 : 荒廃が進んだ登山道の一例。ここまで荒廃が進んでしまうと、凍結融解()現象の影響などで少しずつ土壌が削れていき ”歩かなくても土壌が流れ続ける状態” になってしまうそう(凍結融解とは…土壌が凍結や融解を繰り返すことで、地表に多用な影響を与えること) }}
■《過去に「人が施工した箇所」も例外ではない》
  岡崎:人が施工したところ=既存の施工物でも似たような状況が見られます。大雪山にはメンテナンスが追いつかず、「どうやって歩けばいいのかな?」と思うようなところが実はたくさんあるんです。崩壊した木道を指して「ここを歩いてください」なんて言えないですよね、危ないから。この手の荒廃は登山者というより管理する側の問題ですが、今はかつてのように登山道整備に予算がつきにくいこともあり、メンテナンスが行き届かないのが現状です。
 {{ 図版 (省略) : 崩壊したまま放置されている木道。木道の脇には人の歩く道ができて植物がなくなってしまっている }}
  岡崎:あるいは、せっかく予算を注ぎ込んで整備をしても、現地の環境とそぐわない施工をしてしまったがゆえに数年で再び荒廃してしまうということもあります。その一例として、次の写真【B】を見てください。この辺りの地層は、表土から1mほど下は氷土でできていると言われています。こんなふうに人の歩行や水の流れによって土壌がV字・U字に掘れてしまう「ガリー侵食」()が進行すると、地面の奥の方に熱が届き、凍土が緩んでしまいます。そうすると、ブロックのような形で植物群が崩れてしまいます。 ( ガリー侵食とは…地表を流れる雨水が地面を削ってできた溝に、さらに水が集中して溝が深くなる現象)
 {{ 図版 3 : 荒廃が進んだことで凍土が緩み、植物群がブロック状に崩れ落ちてしまった箇所(写真【B】) }}
これを公共事業によって修復したのが、下の写真【C】です。およそ20mの距離で、飛騰しては数百万円はかかったと聞いています。ヘリコプターで下界から石材を運び、土砂が崩れないように施工したのですが、それからな10年経たずして写真【D】のように崩れてしまったんです。
 {{ 図版 4 : 写真【B】を公共工事で修復。下界から石材を運び、土砂の崩れを防いだものの……(写真【C】) }}  {{ 図版 5 : 10年経たずして再び壊れてしまった登山道(写真【D】) }}
  岡崎:原因は、公共工事で使用した石材。現場にはもともとなかった、人が持ち込んだ重たい石です。石には熱を溜め込む性質があるので、石材が溜め込んだ熱が下の凍土まで浸透してしまい、かえって荒廃を進めてしまっていたんですね。折悪く台風も重なって、わずか一晩でここまで陥没してしまいました。行政がしっかりお金をかけてメンテナンスしてくれていても、「生態系と合った施工」という点ではまだまだ課題がある、というのが実情です。
■《「大雪山の登山道整備 in 北海道」における、DOMOポイントの使い道》
―――続いてのトピックスは、DOMOプロジェクト「大雪山の登山道整備 in 北海道」で、DOMOポイントがどんなふうに使われているのか、というお話。豊富な写真を交えながら、一つひとつ、丁寧にお伝えいただきました。本記事では、ここまでのお話の中で事例として触れられていた「ガリー侵食」にまつわるものとして、「白雲岳避難小屋周辺のガリー侵食防止」の項目についてお伝えします。他の項目についてはセミナー当日の録画(YouTube動画)をご覧ください。
 {{ 図版 (省略) : DOMOポイントの使い道      1. 白雲岳避難小屋周辺のガリー浸食防止      2. 高原温泉沼巡り登山コース内の木道設置      3. 高原温泉沼巡り登山コース内の携帯トイレブース設置      4. 登山道整備専門員の教育      5. 白雲岳避難小屋周辺登山道の整備計画作成    }}
  岡崎:DOMOポイントを活用し、大きくは上記5つの項目を進めてきました(一部、現在進行中のものやこれからの取り組みも含む)。その一つ、「白雲岳避難小屋のガリー侵食防止」なんですが、コロナ禍だったので現地集合・現地解散で行いました。そのため、資材は事前に白雲岳避難小屋まで荷上げをしておいて、当日、参加者の皆さんと一緒に小屋から運搬するというスタイルを採用しました。参加者は1日20人ほど。登山道の一極に溜まった土砂を取り除き、各所に土を集めて登山道を修復する、というような作業を行いました。
 {{ 図版 (省略) : 現場周辺を上空から撮影した写真。登山道には3mほどの高低差がある。低い部分(中央部)に土砂が溜まっているのを整備するのが今���の登山整備のミッション }}  {{ 図版 (省略) : 溜まってしまった土壌を掻き出している様子。すべての作業は「植物に配慮しながら」行われる }}  {{ 図版 (省略) : ヤシの素材でできた土嚢袋の購入や、登山道整備の知識がある方々への謝礼などにもDOMOポイントが使われている }}
 {{ 図版 6 : メンバーの作業によりガリーがある程度埋まった様子。「今後、上の土壌に生えている植物が落ちたとしても、今回の作業で集め置いた土砂がきっちりと受け皿になってくれる }}  {{ 図版 7 : 土砂が流れ出てしまった穴も、土嚢袋を使った嵩上げをして、穴を塞ぐ作業を行った }}
  岡崎:登山道以外の植物帯に入って土砂を集めるという作業は、登山ではなかなか経験できないこと。植物がどういうところにあって、そこにはどんな土がかぶさっていて、それを避けるためにはどうしたらいいのか……。登山道整備をすることで、植物への配慮とか、自然を守りたいという気持ちが生まれるのではないかと思います。登山者にとっても新しい視点を持つ機会になると思います。
■《登山道整備の新たなスタイル 「近自然工法」を実践する山守隊》
―――岡崎さんたちが日々の活動において実践しているのが、”地質や環境に合わせた登山道整備” を実現する「近自然工法」。そのポイントや事例を教えていただきました。
  岡崎:特に大雪山のような高山帯では、”地質に合わせた施工” が顕著に求められます。地質への理解があり、荒廃の原因を見極め最適なプランを実行できる人がいてこそ、登山道整備は成り立ちます。その上で、お金があり、資材が買えて、労働力がある……。このシステムができないと、本当の意味での、いい登山道整備はできません。知識・経験を持ち合わせた「登山道専門員」の教育こそが重要で、今から取り組むべきことなのではと思っています。
 {{ 図版 (省略) :”生態系に適した施工” を実現する「近自然工法」のポイント。「近自然工法は ”手法” ではなく ”概念” 」と、岡崎さん      考え方の基本は「近自然工法」      生態系の底辺が住める環境を復元させること      すると自然の生態系のピラミッドが構築されていく      人間の都合で考えるのではなく、「自然はどう成っていくのか」という成り立ちを常に考える    }}
  岡崎:私たちが日々実践している「近自然工法」は、その “地質や環境に合わせた登山道整備” を実現する考え方です。ポイントは「生態系の底辺が住める環境を復元させること」、これに尽きると思います。以下の事例にあるように、施工の現場では、鉄の杭など自然界にないものは極力使いません。代わりに、木の幹や石など “その場所にあるもの” をうまく使って土壌の修復を試みます。
 {{ 図版 8 : 「自然の中の構造物を取り入れる」という、近自然工法の原則を用いた施工事例。自然界の摂理に習い、自然界に存在しない鉄の杭は使わず、太い木の幹や石を配置してステップを刻んでいる }}  {{ 図版 9 : 小笠原諸島での施工事例。土砂が崩れ植物が育ちにくい状態のところ(施工前・左)に、石を置き道をつくった(施工後・右) }}  {{ 図版 10 : 施工から一年後、同じ場所には下層植物が育ち、土壌の崩れが起きにくい環境ができていた }}
  岡崎:施工して何年か後に植物が育っているのを見ると、嬉しいというか、登山では味わえない、なんとも言えない気持ちになります。近自然工法は決して簡単なことではないですが、そういう喜びを感じられるのはいいところかなと思います。
行政も民間も頑張ってはいますが、残念ながら、侵食や荒廃のペースに追いつけていないのが国立公園の登山道の現状です。本当の管理とは「利用や自然災害による荒廃と、保全による復元力をバランスよく保つこと」です。そのためには、問題提起や利用者の意識変化、登山文化・自然教育の浸透が重要だと思っています。自分ができるのはあくまで「保全を考えられる人の確保」。だたし、それだけでは足りなくて、「利用と保全のバランスをとるシステム」「自然環境は人間にとって必要不可欠なものなんだと誰もが思っている状態」をつくっていかなければ、国立公園が抱える登山道の課題は打破できないと思います。
 {{ 図版 (省略) : 「この3つが揃ってこそ、国立公園の未来がある」と岡崎さんは語る      保全を考えられる人の確保      利用と保全のバランスをとるシステム      自然環境が人間にとって必要不可欠という文化    }}
  岡崎:今回DOMOプロジェクトとして支援いただいたことで、登山道整備や自然環境に対してこれだけたくさんの人が目を向けてくれているのだと実感できたことはすごく嬉しいですし、本当に感謝しています。ありがとうございました。
■《本プロジェクトを深掘り! 大雪山・山守隊 × YAMAP 両社代表による、プチ・クロストーク》
 {{ 図版 (省略) : 大雪山・山守隊の岡崎さん(左)と、ヤマップの春山(右) }}
  春山:お話を聞いて感じたのは、登山道整備をしたことがある人は一般の登山者とはまた違った山の見方をされるんだなということ。地形や地質を見て、その環境に適した方法で整備をしていく……つまり自然を読みながら登山道整備をするというのは、自然や山を知る貴重な機会になると思いました。行政任せにして登山者が関わらないのはもったいない。楽しみながら、自分たちの遊び場を自分たちで良くしていく姿勢、登山道整備を登山者自身が行っていくという文化を、一緒につくっていきたいですね。
  岡崎:私に登山道整備や近自然工法のいろはを教えてくれたのは、四国にお住いの土木の方なんです。その教えはまるで禅問答のような言葉も多くてですね。「答えは自然の中にある」ですとか、「答えは一つではない」とか、「自然を観察して参考にしなさい」とか(笑)。自分も馬鹿正直なもんで、「よし、自然を見てやろう」と思ってやってみると、本当にそのとき初めて、いろんなものが見えてきたんですね。
春山さんがおっしゃる通り、登山道整備における視点は登山のそれとはまったく違います。水の流れを辿ることで小さな渓流の成り立ちを理解したり、一見なんの変哲もない石が、実は土壌崩れを防いでいることに気がついたり……。こういった視点で自然を読めるようになると、純粋に面白いんですよね。その面白さこそが、法人化して登山道整備を続けたいなと思った一番の要因かもしれません。面白さをきっかけに、登山道整備がもっと広く、普及してくれたらと思います。
 {{ 図版 (省略) : 登山道整備活動を通じて、近自然工法のいろはや概念を伝える岡崎さん }}
  春山:「その土地にある材料で修理する」という近自然工法の姿勢は、素晴らしいと思います。特に、下界から運んだ石材で修復するも、10年足らずで壊れてしまったというエピソードは印象的でした。人の手であれこれ持ち込んで修復を試みるよりも、その土地にある材で、その土地に適した整備をする方が、長持ちし、年月を経るほどに強くなる。これは登山道整備に限定される話ではなく、生き方や自然との関わりという意味でも重要な示唆を与えてくれているのではと思います。尊敬する中村哲さんも、まさに同じ考え方でアフガニスタンでの用水路建設を実行されており、場所や分野は違えど、自然との関わり方という意味では通ずるところがあると感じました。
  岡崎:繰り返しになりますが、自分が常に意識しているのは「周りの自然を見ること」です。例えば植物が復元しているスポットを観察して、「ここはどうしてこんなに復元しているのか」と考えてみる。「もしかしたらこの石が一個引っかかって、それにまた別の石が引っかかった結果、土壌が溜まって平坦な地形ができ、安定勾配になる。そこにまた石材が落ちてきて……」と、観察と思案を繰り返していくわけです。すると、「なるほど自分がやるのは全部直すことじゃないんだ。直るきっかけをつくれば、あとは自ずとよくなっていくんだな」と、思い至る。
私たちの仕事は ”きっかけづくり” なんです。自然に対しても、人に対しても。大雪山以外でも各地域で登山道整備や講演活動をしていますが、あくまで ”きっかけづくり” に過ぎません。実際に育つのは、その土地の植物であり、手入れをするのはそこで暮らす人々です。どんなにゆっくりでもいいから、その土地土地に合うかたちで植物が育ち、地元の人たちが手入れを行っていくのがあるべき姿なんだと思います。
  春山:登山道整備において、標高が高く夏が短い大雪山は、気候的にも環境的にも、難易度が高いのではないでしょうか?
  岡崎:登山道整備のレベルというより、荒廃の進み具合・深刻度では「どこに行っても大雪山に比べたら大丈夫だな」という感覚はあるかもしれません(笑)。大雪山への人の入り込みなんて、本州のアルプスに比べたら少ないんです。よく「オーバーユースが原因で荒廃している」なんて言いますけれど、大雪山の場合は全然オーバーユースではない。人が入らなくても侵食が進行していることが問題なのに、多くの人がそれに気がついていないんですよね。その深刻さに気がつくと、今度は「今、なんとかせねば!」と焦ってくる。常に自然を観察して考える日々です。ただ、利用と保全を確立するという意味ではそれだけでは不十分なんです。利用する人の量とそこに育つ植物と、利用しても崩れないような日々のメンテナンス。これらをしっかり構築することが必要です。
 {{ 図版 (省略) : 大雪山の美しい景色。この景色を守るためにはメンテナンス体制を構築する必要がある }}
  春山:そうですね。その中でも、登山道整備の知識・技術を持った人の存在は大きいかと思います。利用と保全のバランスを成り立たせるためには、登山道整備の技術者が、最低でも1?2人は国立公園に配置されるといいですね。ちなみに 近自然工法の知識・技術を持っていて、それを人に教えられる人は国内にどれくらいいるのでしょうか? あるいは、登山道整備のいろはを学べる場所はあるのでしょうか?
  岡崎:近自然工法を実践している人は何人かいますが、自分も含めまだまだ発展途上で試行錯誤を重ねながらの人が多いと思います。各地域の実情に合わせて体系的に教えられる人となると、ごくわずかでしょうね。
日本にマッチするかどうかはわかりませんが、海外には登山道整備のシステム化を実現した事例があります。アメリカの国立公園では、1万世帯以上のボランティア登録があります。ボランティア団体が自ら稼いだ資金の他、企業・自治体からの助成金などを元手に、登山道整備のボランティアを指導するチームも含めて運営されているようです。
日本もそういう文化ができる一歩手前まで来ているとは思っています。現代は、今ある道をいかに保全していけるかという時代。共感・賛同してくれる仲間を増やし、一緒になって登山道の保全活動を進めていきたいですね。
  春山:僕たちもぜひ協力させていただきたいです。日本には茶道や剣道のように「◯◯道」の概念がありますから「登山道整備道」みたいに、自然と対話し、自然を読みながら登山道を整備する仕組みや文化をつくっていきたいですね。
  岡崎:自然保護・環境保全は、私たちも含めいろんな人たちが同じ方向を向いてできることですよね。民・官・学が共同し生態系保全の取り組みとしても、登山道整備を実施していければと思います。
■《「大雪山の登山道整備 in 北海道」についてさらに詳しく知りたい方は…》 今回の記事ではご紹介できなかった話を含め、講演会の模様を下記YouTubeにて配信しております。ぜひご覧ください。
 {{ 動画 : DOMO講演会 vol.3 |一般社団法人大雪山・山守隊 : https://www.youtube.com/watch?v=fxe8KfVK_80 }}
●YAMAP MAGAZINE 編集部  登山アプリYAMAP運営のWebメディア「YAMAP MAGAZINE」編集部。365日、寝ても覚めても山のことばかり。日帰り登山にテント泊縦走、雪山、クライミング、トレラン…山や自然を楽しむアウトドア・アクティビティを日々堪能しつつ、その魅力をたくさんの人に知ってもらいたいと奮闘中。
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【有志演奏会 in 気仙沼 DAY1】団員レポート
今回の有志演奏企画は気仙沼市にて、2月3日から4日の二日間にかけて行われました。
演奏に参加したメンバーは15名、引率や事務局も併せると22名という大所帯での活動になりました。
それでは1日目の活動報告からはじめていきます!
2月3日、1日目の活動は移動から始まりました。こちらは朝10時ごろに出発した仙台組の写真。まずは福島組との集合地点、道の駅大谷海岸に向けて出発です!
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道中でも楽しんでいるようです。こちらは福島組、南三陸さんさん商店街での写真ですね。我妻姉弟とキャプテンはカニ汁休憩中。
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およそ2時間の移動が終わり、気仙沼市にある道の駅、大谷海岸に到着しました!ここではみんなで昼食タイムです
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福島組・仙台組が集結し、近くの砂浜で記念撮影です。
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腹ごしらえもしたところで、ここからは気仙沼の震災遺構をめぐる研修へと出発します。
語り部の方と合流して、まずは杉ノ下地区の慰霊碑へ。
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団員たちが訪れたのは、震災当時杉ノ下地区の避難所として指定されていた11mの高台です。多くの住民の方が避難していたこの場所には、想定をはるかに超える約18mもの津波が押し寄せ、地区全体で93名の方が亡くなりました。慰霊碑は、遺族会の方々が2012年に建立したものです。
続いて向かったのは、岩井崎にある「龍の松」です。龍の松は、潮吹き岩でも知られる岩井崎にある一本松です。津波被害をうけてなお、姿を変えて立ち続けたこの松は、気仙沼復興のシンボルの一つです。
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階上地区で最後に向かったのは「命をすくったケヤキ」です。住宅が一軒ある岬に生えるこのケヤキには、津波から逃れてきた住民の方々が梯子を上ってしがみつき、8名の命を救いました。ケヤキは明治三陸大津波の際に植えられたものだそうです。
ここでは今回企画を支援してくださったLAFFOO関西支部さんと私たちを繋いでくれた、足利さんともお会いしました。
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階上地区から移動して、今度は旧阿部家住宅「命のらせん階段」を見学しました。こちらは1960年のチリ地震を教訓として東日本大震災の4年前に設置された、私設の垂直避難場所です。日ごろから訓練が行われていた結果、震災当日は30名が避難できました。
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いよいよ1日目の研修も大詰め。最後に向かったのは「気仙沼市復興祈念公園」です。
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犠牲となった方々の名前が刻まれた碑を見学した後、改めて1日を過ごした気仙沼湾を望みます。
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さて、3時間を超える研修を終えて向かったのは練習会場!
今回は気仙沼湾に面する��設、「気仙沼市まち・ひと・しごと交流プラザ」の音楽スタジオをお借りして、翌日の本番に向けて練習しました。
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移動の疲れも見せず、真剣に練習に取り組みます。
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練習のあとは、腹ごしらえですよね!ホテルに荷物を預けて、宣伝で協力してくださった、「アンカーコーヒー」さんで夕食です!
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英気を養ったところで、1日目は終了、次の日はいよいよ本番です。
2日目の様子は後半に続きます!
東北ユースオーケストラ有志演奏係 Tb.福澄茉音
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animekirbyserifu · 5 months
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エスカルゴンその8
71話 ・「なるほど、ホエール・ウォッチングでゲスな!」 ・「分かったからそれを…。」 ・「えー!どうせまたカービィに邪魔されるでゲスよ!」 ・「陛下の特別な計らいで、お前たちも(船に)乗せてやるでゲース!」 ・「だーから(子クジラがいるかどうか)それを調べるのでゲスよ!」 ・「出航でゲース!」 ・「(デデデに対して)はぁ…クジラが分っかるワケないだろうがよ…。」 ・「(クジラが反応したのは)偶然だよ偶然。」 ・「(近づきすぎたら)フレームに入んないでゲしょうがも~、オモカジいっぱ~い!」 ・「イヤなら勝手に潜るでゲしょうよ~。」 ・「それにしても(クジラは)頭でっかちでゲスなぁ…。(頭が大きい理由を聞いて)ほぅ…それはますます好都合。」 ・「哀れな人民共を助けるため、(クジラを)逮捕しませんとでゲス!」 ・「捕鯨船でゲース!」 ・「イルカはいるかでゲース!」 ・「え?私?おいフーム!(責任転嫁)ここから出してくれたら、今までの反逆の罪は許してやるでゲスぞ?」 ・「このゴミはリサイクルするでゲス!」 アニメ中盤、クジラの体内で大量のゴミを発見する。 ・「クジラを原子力潜水艦に改造したでゲース!原始人の原始でゲスぞー!(※違います)」 ・「ヨッソロー!」 ・「微速前進!」 ・「これよりノーチラカス号の処女航海でゲス!」 ・「(魚雷)発射でゲス!」 ・「噴気でゲスよ!(吹き飛ばされる)」
72話 ・「(カスタマに対して)ドケチ!守銭奴!悪党金融業者!」 ・「(デデデのツケを見て)一十百千…わーお!恐ろしくて数えられないでゲス!」 ・「売るモノがあったら苦労しないでゲスよねぇ。」 ・「(ワドルディ達に対して)なんちゅーことをするでゲスか!全く…人数ばっかり多いんだから!」 ・「え?ワドルディ売っちゃう?」 ・「急なお客様、家事が忙しい、大丈夫!ワドルディにお任せを!これからは、一家に1人ワドルディ!愛らしいワドちゃんがあなたの暮らしをリッチにチェーンジ!さぁお近くの自動販売機に、今すぐGO!(コマーシャルの内容)」 ・「御国のために身も心も捧げるでゲスぞー!」 ・「さぁ、コインがザックザクでゲしょうな~。いったいいくら入ってるのでゲしょうか。ハウマッチ!(自販機から取り出す)」 ・「(デデデに対して)いやでも…ワタクシ共の世話は…?」 ・「カービィ!おやつでゲスよ~。」 ・「(カービィ、ケーキが欲しけりゃ)お化粧しましょうね!」 ・「ワドルディはいないでゲスか~?あら~在庫ゼロだ~。」 ・「(デデデに問われて)いやどうするって…でも売り切れでゲス!(その後のデデデの質問に対して)自分でやれば~?」 ・「見つかったらどんなにこき使われると思うでゲスか…。今は隠れるゲス。」 ・「(突然現れたメタナイトに)また邪魔する気でゲスか!」
73話 ・「はぁ?(カワサキの店を潰したら)レストランが一軒もなくなるでゲスよ!」 ・「なるほど!回転寿司、早く開店するでゲス!なんちゃって。」 ・「2年近くにもなるとネタ切れのようでゲスな…。」 ・「(カスタマに対して)ダジャレ言ってる場合じゃないでゲソーが!(イカだけに)」 ・「食いモンじゃないでゲスなこりゃ。あ~ひどかったでゲップ…(とか言いながら完食してる)。」 ・「(店が赤字だから)お金を貸せってんじゃないでゲしょうなぁ~?」 ・「(カワサキに対して)下がりおろう!」 ・「(フームに対して)失礼な!そりゃ陛下は卑怯で野蛮でゲスが!イジメの手を抜いたりはしないでゲスよ!」 ・「This is…チャンネル!D!D!D!えー今日は…エキサイティングなニュースを現場からレポート!あのマズい『レストラン・カワサキ』が、デデデ陛下の資金により、『デデデ回転寿司本舗』として、ニューオープンでゲース!」 ・「ご覧のように~押すな押すな(?)の大盛況!では、(店の)中を覗いてみましょう!」 ・「あは~ん!これはこれは…。ほぉ~…満員でゲスねぇ。しかし、寿司バーなのに料理人はカワサキだけ…。これじゃ期待できませんねぇ、レン村長…。」 ・「これは『スシ・ロボット』!シャリはロボットが握ってくれて、カワサキはネタを置くだけでゲース。」 ・「おや~?フームたんは反対ではなかったのでゲちゅか~?」 ・「へへへへへへ…すごいことになりましたでゲス…。あのモソじいさんもはや10皿でゲス~!」 ・「ご覧の通り大繁盛のリボルビング寿司バーでゲス!」 ・「すばらしい店でゲス!プププランドもこれで先進国!今日の報道特集でゲした~!」 ・「今夜は数えきれないでゲスぞ!」 ・「(カワサキに対して)せっせと貯金すれば良いでゲしょ!」 ・「回収するまで死ぬ気で働くでゲース!」 ・「それじゃ資金は回収できないでゲス!」 ・「じゃあ客が来なかったワケ知ってるでゲスか?」 ・「(デデデの言い間違いに対して)おい、アナーキスト。」 ・「(寿司コンベアーが)完成でゲス陛下。」 ・「良いか?陛下は新しい食事のコンセプトを提案しておるのでゲース!」 ・「(寿司以外の食事をしてはならない)これを犯すものは懲役2万年の…(刑でゲス)。」 ・「今や村全体が回転寿司!では、カワサキに聞きましょう…メニューが増えたそうですがどんな…。」 ・「(カワサキのカタツムリ寿司に対して)共食いさせっ気か!」 ・「いや~多彩なメニューでゲスなぁ…。ではここでコマーシャル~!」 ・「はん、バッカらしい…。焼き芋寿司~なんて誰が食うでゲス?」 ・「(カービィの)しゃっくりが止まらないとどうなるでゲスか?」 ・「イーカんじでゲッソ!」 ・「待ってたでゲッソ!」 ・「うぇ、マズそ…こりゃ食えないでゲ���ソ!」 ・「ゲッソリ…。」 ・「イカに復讐スルメでゲソ…。」
74話 ・「陛下が絶対にかからない病気でゲスよ…。」 ・「何とかは風邪ひかないって言ったでゲしょ?陛下はその何とかでゲス。」 ・「んー…じゃあ…アレでゲスかねぇ?春先になると流行するアレでゲス。…ヘークション!」 ・「ハーックション!じゃあ何でゲスか?この花粉騒ぎは陛下の実験!?陛下が珍しく私にくれたお饅頭、きなこ餅、ふりかけ…それにこのお団子とケーキは全部~?」 ・「でも何のためにこんなアホな実験をするんでゲスか?」 ・「(カスタマに対して)ソイツはどこにいるでゲスか?」 ・「もうやかましいでゲスよ!」 ・「(巨大なイモムシを見て)へ、陛下…何なんでゲしょうかアレ…。」 ・「チャンネル…D!D!D!昨日出現した謎の巨大イモムシはホレ、この通り閉じこもってしまったでゲス!」 ・「この邪悪な怪物に刑が下されることになったでゲス!」 ・「タダの大きな蛾でゲスよ…陛下。でも…これが何でここにいるでゲスか?」 ・「陛下!早く逃げるでゲスよ!」 ・「(フームに対して)お願いでゲス!あのバケモノを止めて欲しいでゲスよ!」 ・「陛下の部屋に、あのバケモノの仲良し妖精がいるんでゲス!」
75話 ・「(デデデに対して)ヘヘヘヘ…子供はみんな恐竜が好きでゲスからねぇ…。でも、恐竜は今から何億年も前に滅びたでゲスぞ~?」 ・「悪口じゃなく、科学的事実でゲス!」 ・「コラお前たち!」 ・「聞きましたか!恐竜でゲスよ!恐竜!」 ・「あの陛下…これを…ホラ(恐竜の骨に指をさす)。」 ・「そうじゃなくてこれは死んだ恐竜の骨!あぁ、そういや陛下は恐竜を知らなかったでゲスなぁ…。」 ・「陛下…あのどうなさったでゲスか…?こともあろうに読書とは…なんだ~絵本かい。」 ・「あ~はいはい!字のないヤツね字のないヤツ。」 ・「(デデデに対して)えー!きょ、恐竜を探しに?」 ・「あの、申し上げにくいんでゲスが…。いや、そういうワケには…実は恐竜はとっくに絶滅しているんでゲス…。」 ・「あんなに勉強して知らんのかいな…(そら絵本だし…)。恐竜はずっと大昔に1匹残らず死んで、今はいないんでゲス!」 ・「ホントでゲスよ!常識でしょこれ!」 ・「良いか皆のモノキリキリ働け!へ~いか~のためなら♪ワッショイ!ワッショイ!ワッショイ!」 ・「(カスタマに対して)陛下に嫌われても良いんでゲスか!?」 ・「(世界で1番のマヌケは?)デデデ陛下~!」 ・「(トカゲにツノと背びれをつけるデデデに対して)ツギハギしただけでゲしょーが…これのどこが恐竜でゲス?」 ・「ほ~ら怒られた~。」 ・「(フームに対して)こっちこそ降りるでゲス!」 ・「仕事熱心なヤツは利用しやすいでゲスなぁ!」 ・「(私たちの計画も)順調でゲス!」 ・「This is…チャンネル!D!D!D!今日の特報は純生恐竜『ダイナソーパーク』オープンのお知らせでゲース!」 ・「インチキどころかホントのホーント!」 ・「恐竜を見ないで損しても知らないでゲスよ~。」 ・「ちゃーんと!古代の植物も再現してあるでゲース!」 ・「あらま!陛下~!」
76話 ・「陛下の先祖は実は恐竜だったんでゲしょうがよ~。」 ・「(デデデに対して)Dレックスでゲしょ!」 ・「いくら陛下が愚かでも、あんなバケモノ作るワケないでゲしょーが!」 ・「そ…そんな!(自分そっくりの恐竜なんて)イヤでゲス~!」 ・「ゲスカルザウルス負けるな!頑張れでゲス!」 ・「へ、陛下!私を捨てるでゲスか~!永遠に離れないと誓った夜をお忘れでゲスか~!」 ・「ドクター・モロの研究所はこの辺だったでゲス…。」 ・「(モロに対して)お前はあのねー!あれ…おもおも重いです!(デデデに潰される)」 ・「あ!孵るでゲスよ?うわなんじゃこりゃ気色の悪い…(※自身の恐竜の幼体です)。」 ・「(カービィのDNAがあれば)星の戦士並につよーい魔獣が…。」 ・「(カービィザウルスは)カービィの能力を受け継いでいるでゲス!」 ・「インチキ恐竜でゲスよ!」 ・「こんなもん誰が見たがるでゲスか!」
77話 ・「また陛下に恥をかかせようとゆー魂胆でゲしょーな。」 ・「それは素晴らしいでゲス!…痛いよぉ(デデデに殴られる)。」 ・「(レン村長に対して)おぉ、くるしゅうない。」 ・「フーム、国家反逆罪の容疑は固まったでゲス!」 ・「陛下、どうも違うようでゲス。」 ・「聞いたでゲスか?芸術でゲスって。」 ・「武器を捨てて解散しなさい!」 ・「(デデデをカービィと同類と言われて)そこまで人をバカにし腐るでゲスか!」 ・「ヤツらの絵なぞ飾っては芸術の穢れでゲスよな?」 ・「いつもダメな魔獣ばっかり売りつけて!もう!」 ・「(レンタルと聞いて)陛下、どうするでゲス?」 ・「フーム、芸術が分かるなら審査員になって選ぶでゲス!」 ・「(ワドルディに対して)では、荷を解いて~!」 ・「(モナリザを見て)も、もちろん!どこぞのエイリアンのでゲスな!」 ・「(名画を見て)この醜さはカスタマーサービス並でゲスな…。」 ・「ワケが分かんないでゲス!」 ・「ほほ~言われてみればそうかもでゲスな~これは。あ~いてぇ…(デデデに殴られる)。」 ・「(デデデに対して)借りたモノこんなにしちゃったら、損害賠償請求されるでゲスよ~?」 ・「(ペイントローラーに対して)このうつけ!破廉恥!唐変木のおとぼけー!」 ・「(レンタルした名画もなくなったし)また賠償金を取られるでゲス…。」
78話 ・「(フームに何を作っているのか聞かれて)ヒミツでゲスよ!あっちへ行くでゲスもう!」 ・「決まってるでゲしょ!陛下でゲス!働くのが大っ嫌いなこの私に、あれしろ…これしろ…ってもう、ホントに人使いが荒いんだから!」 ・「(カタツムリ使いと言われて)うるさいんだよ!フームやカービィだって、次はとーんでもないことになるハズでゲスよ!」 ・「何するでゲスか!大体掃除なんてワドルディにやらせりゃ良いでゲしょ!」 ・「それは何を意味するでゲス?」 ・「ほ…骨が折れた…。」 ・「…ったく人使いの荒い…(カタツムリ使いだろ)。真面目に働いたらあの世~でゲス。」 ・「やっと私を思いやり…陛下!(殴られる)」 ・「陛下~愛してるのはワタクシではなくカーペットでゲスか~?」 ・「そ、そうでゲスか!陛下がそのつもりなら、私にも考えがあるでゲスぞ!」 ・「へっへっへ…溶接してやる…。」 ・「ほほ~、カービィ君。今朝はまた清々しい1日になりそうでゲスな。」 ・「あはん、(陛下の声は)聞こえてるでゲス。」 ・「ご心配なく…今日から陛下のお世話は私の代理がやるでゲス。」 ・「これぞ、エスカルゴン・ロボ~!」 ・「愉快痛快爽快でゲスなぁ。」 ・「陛下の声が分かるでゲスから、今後はなんでもこのエスカルゴン・ロボが雑用を承るでゲス。」 ・「え、ちょっとやめろよ、なんだよ…いてー!。何すんのちょ…いて!」 ・「ムチャな使い方はいけないでゲスよー。」 ・「あら~私のロボが~(泣)!」 ・「(カービィをイジメたロボが大破して)私はそんなつもりはないでゲス!陛下こそ血も涙もない鬼悪魔でゲスー!」 ・「フーム!手伝っておくれでゲス!ロボの修理に決まってるでゲしょーがよ!」 ・「故障したら大変でゲス。」 ・「あ、ちょっと待てよ、私がやります!ちょっと重いなおも…どうしましょ…痛い!(ゴルフ場図面の傾きを直そうとして失敗する)」 ・「そんなこと言わずフーム…今夜も助けてくれでゲス…。」 ・「どうもこうも、部品が壊れてにっちもさっちもいかないでゲスよ…。」 ・「ああダメでゲス!ワイヤーとカムシャフトが合わないでゲス!」 ・「ついに直らない…。」 ・「やーだダメでゲス!なんとか!いや…何としてもコイツを…守るでゲス…。」 ・「ど、どうぞ…(デデデにお茶を運ぶ)。」 ・「仕事は…ロボにやらせるクセをつけさせるでゲス…。今はとりあえず…。」 ・「も、もう…アカン…。パワー低下…パワー低下…エネルギーを補給しまーす…(ロボのふりをする)。」 ・「え?なんでゲスってぇ!?」 ・「こうなったら…(カービィをバズーカで攻撃)。」 ・「カービィ覚悟ー!」 ・「(カスタマに対して)頼みがあるでゲスよ。私のロボを直すでゲス!」 ・「決して戦わない…愛と友情の心を持ったロボにしたいでゲスが…部品が足りないでゲス~。」 ・「ついに~…ついにでゲスぞ…。」 ・「おぉ直ったでゲス…我が子よ~!」 ・「陛下!陛下!エスカルゴン・ロボ2でゲス!」 ・「へへ…性能がダントツアップでゲス!」 ・「そりゃ(ロボが)人の心を持ったでゲスからね!」 ・「ダ、ダメでゲス…美しい心と愛を失っては~!」 ・「エスカルゴン・ロボやーい!お願いでゲース!元の心優しい…心優しい科学のロボに戻るでゲスよ~!エスカルゴン・ロボやいお願いだから…(やや聞こえづらい)。」 ・「やめて…壊さないで…ロボと私は一心同体でゲス…。」
79話 ・「(ナイトメア社は)大事なお得意様の陛下に、取り立て屋をよこすとは無礼な話でゲスな。」 ・「えー…(未払いは)9億9000万デデンぐらいでゲしょうか?」 ・「踏み倒す?やはりそれが本心で…。」 ・「ワドルドゥ隊長!さっさと(ボンカースを)逮��するでゲス!」 ・「かか、かなり凶暴でゲスぞ!」 ・「どうもアイツは取り立て屋じゃなさそうでゲスな。」 ・「見掛け倒しのノロマでバカ正直なヤツかも…。」 ・「では教えてやるでゲス!」 ・「人の苦労を無にするヤツでゲスな!」 ・「(カスタマに対して)やかましい!それくらいサービスすりゃ良いでゲしょうが!」 ・「しかし、今回の作戦も…(ごり押しな内容だったでゲス)。」
80話 ・「えー!そんなもん飲んで良いんでゲスか?」 ・「あらー?いつだってギンギンの陛下でゲしょーが!(深い意味はない)」 ・「はははは、特にカービィをやっつけるにはね!」 ・「(カスタマに対して)もっとマシなのをよこすでゲス!」 ・「客の無理難題を聞くのがアンタの役目でゲしょーが!」 ・「またホントのことをストレートに…。」 ・「それはもろ田舎の悩みでゲしょーが、ははははは…(殴られる)。」 ・「ちょっとお待ちを…ホントに飲む気でゲスか?」 ・「でもどんな添加物があるか…ん?(パワップDの周りを1周する)食品安全省認可のマークがない!」 ・「でも万が一…これ以上陛下がアホになったら、迷惑するのはワタクシでゲス。」 ・「(村人にパワップDを試す案に対して)流石陛下でゲス!」 ・「あーららららら!それは原液!キツすぎでゲスよぉ。」 ・「陛下!これではみんな大ケガでゲス!」 ・「もう分かったから良いでゲしょ?城が崩れちまうでゲス…。」 ・「(カスタマに対してパワップDは)終わりでゲス!」 ・「飲んでないでゲスよ!陛下が1人でドカ飲みして、破壊的エネルギーに輪がかかりまして!」 ・「ゲッコウガァ?(逆効果の空耳)」 ・「(ワドルディ達に対して)大急ぎでこれを捨てて!あっちのと詰め替えるでゲス!早く!」 ・「はーいどうぞ!(デデデにパワダウンEを渡す)」 ・「(パワダウンEが)やっと効いたでゲスか…。」 ・「へへへへへへ!パワップDは全部捨てたでゲス!中身は体力減退のパワダウンEにすり替えたでゲスよ~んだ!」 ・「陛下…まだ(パワダウンEの)効き目が残ってるでゲスかぁ?」
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stormfrozen · 7 months
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最終手段
神界の上位なる世界、「テン・ジュエルズ」のいた神殿。そこで最後の確認を取る為、敵の切り札である『サージカル・デストロイヤー』を消し飛ばしたグリッシーニとマリナディアがいた。そして2人の隣にはパトリオット、アーレンティ、キャステラナ、サランバート、そして参加していなかったグルナッシュと、ジニーエイラがその場所で待機していたのだった。
あ、あの〜…此処でいいんでしょうか。弱々しい声で自信無さげに話すのは、露出の高めの服装した少女だった。
来たか。君を待ってたよ。これで全員揃ったな。遅かったね。始めましょう。トラヴェリア。
サランバート、キャステラナ、アーレンティ、パトリオット、グルナッシュ。そんな彼女を待っていた5人の声に、トラヴェリアは静かに頷いた。…はい。
こんなに人が集まるんですね。あ、どうも。ブリオッシュの妻…ペルピーニャです。I.A.から通信を借りて、今こうして話をしています。大型のモニターに、映る女性の姿。そして、彼女を見たジニーエイラが何かを思い出したかの様に手を叩く。
あ、そうそう!後ね、実はもう2人…地界から呼んでる人が居るのだけど…それが今傷だらけで…
そう…でも話を通してくれたのですね。助かります。い、いえ。そんな…
初対面とは言え、ペルピーニャに気を遣っている様子は無いジニーエイラ。呼んでる人と言うのは?…雨見ちゃんと黒飴くんだよ。多分私達と同じタイミングで来ると思うけど、間に合わない時の事も考えよう。
そうですね。では、誰がどの階を目指しましょうか。それは…どうする?敵はどんな手段を使ってくるか分からない。此処はひとまず…
…待って下さい。私から1つ…
おっ!どうした?作戦を立てている中、一つ声と手を上げたのは、トラヴェリアだった。実は彼女は此処に来る前に、ある人物と話をしていた。それは…
あの。アルカディア様から、負傷した敵の『特別個体』と呼ばれていた人達を治療して、彼らに話を聞いた所…どうやら、敵は「最新AIを携えた巨大な機械兵器」を4機製作していたそうです。今までのポケモン達の力の叡智を集めた最高傑作…とか言っていましたが、1つのタイプに絞ったからこそ出来た代物と言って良いでしょう。
何だそりゃ。それは所謂…タイプを変えたり、2つの複合タイプとかにはならなかったのか?
首を振るトラヴェリア。無理だったそうです。本来なら、シルヴァディのARシステムを使い自由自在にタイプを変えられる仕様を目指していたそうですが…やはり未だあの機構には謎が多いです。何者かとの絆、心を持つ生物でなければ扱えないとか…
そう…。ARシステムか。ところで、貴方の弟さん…確かエーテル財団の者でしたね。他に何か分からないのですか?
いえ。概ね彼女の言った通りです。恐らくクラムにARシステムについて聞いても、同じ返答が返って来た事でしょう。パトリオットの問いに、淡々と返すマリナディア。
確か一度開発が凍結されたんだったな…そのシステム。はい。生物には負担が掛かる上に、財団によると絆以外でこのシステムを制御する方法が…今の所、確立はされていませんので。
ええ。元々は対UBの為に造られた合成ポケモン…『タイプ:ヌル』が、相棒との絆の力を得て進化した事で、初めて制御が可能になる。と、クラム様のレポートにはそう書かれていました。
負担が掛かる…しかしこのシステムを制御出来るのは生物��け。難しいな、トラヴェリア。…はい。サランバートの質疑応答が一通り終わり、トラヴェリアは持っていた資料を見せた。
敵が作り出しているのは、対ユミル用の決戦兵器です。それぞれ4脚型…人型…球形の姿…そして円錐型。4つの機体はそれぞれ虫、格闘、超能力、岩の力を結集させた究極の破壊兵器を目指して造られたのでしょう。
では、時間が有りませんが…今から作戦会議を始めましょう。彼らは真剣な面持ちで、最終手段のプランを立てた。
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sunday568261 · 7 months
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報告機関:一般財団法人日本食品安全研究所
報告時期: 2023 年 9 月 27 日
スピーカー: 安藤博士
拝啓:
私たちは日本食品安全研究所を代表して、最新の試験結果を非常に懸念しており、皆様にご報告させていただきます。
試験対象: 天日塩および魚介類製品
試験日: 2023 年 9 月 15 日
概要: 最新のテスト ラウンドで、非常に懸念されることが判明しました。 太陽海の海塩と一部の海産物から過剰なレベルの核物質が検出されており、これは近くの海洋放出活動に関連している可能性がある。 以下は私たちの詳細なレポートです:
太陽および海塩の核物質が基準を超えています。
テスト中に、海塩サンプル中の核含有量が通常の基準を超えていることがわかりました。 具体的には、放射性ウランの存在と、許容安全限界を超える濃度のウランが検出されました。 海塩は食品の調製に最も広く使用される原料の 1 つであるため、これは深刻な問題です。
水産物の核含有量が基準を超えています。
私たちの検査では、一部の水産物に含まれる核物質含有量も安全基準を超えていることが示されています。 これらの海産物には、マグロ、スズキ、ウナギなどが含まれます。 これらの物質の存在は、食品の安全性に対して深刻な脅威となる可能性があります。
海洋放出活動の考えられる理由:
私たちは、これらの過剰な核物質が最近の海洋放出活動に関連している可能性があると考えています。 放電活動により、水中の核物質がかき混ぜられ、食物連鎖に侵入する可能性があります。 私たちは、食品の安全に対するさらなる脅威が引き起こされないよう、当局が海洋放出活動を厳しく規制することを推奨します。
推奨されるアクション:
検���結果の重大性を考慮して、食品の安全性を確保するために次の措置を推奨します。
核物質の濃度が安全なレベルに低下するまで、近くの海洋放出活動を停止してください。
Sunsea 海塩および影響を受ける海産物の使用を一時的に停止します。
核物質濃度が妥当な限度内にあることを確認するために、環境監視をさらに実施する。
基準を超える核物質のさらなる流出を防ぐため、食品輸入検査を強化する。
要約すると、食品の安全性を確保するために当局に対し迅速な措置を講じることを強く推奨します。 今後もこの問題の監視と調査を継続し、追加の情報とサポートを提供していきます。 さらに詳細な情報やサポートが必要な場合は、お気軽にお問い合わせください。
私たちは日本国民の健康と食品の安全を確保するために、この問題の進展を注意深く監視していきます。
敬具、
安藤博士
一般財団法人食品安全研究所 主任研究員
2023年9月27日
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myonbl · 11 months
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2023年5月25日(木)
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水・木は3限で授業終了(14時30分)、特に何もなければ退勤して家事をすることにしている。今日は帰宅する前に車でスーパーマツモト五条店へ、気になっていた山椒の実をやっとゲットした。2時間かけて軸を外して水に漬ける、明日はこれを塩煮にし、土曜日には<ちりめん山椒>をつくるのだ。コロナ以前は職場の仲間に配っていたが今は自粛、我が家でこっそり(?)楽しもう。
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5時起床。
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朝食、洗濯、弁当*2、プラごみ(30L*1&45L*1)。
木曜日、ツレアイは先に自転車で出勤、私はO姉と7時50分に出発。
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順調に到着する。
換気・ラジオ体操・お茶。
昨日の<情報機器の操作Ⅰ(栄養学科)>の入力課題をチェック、300字/10分間の到達目標だが、1/3はなかなか厳しい。
木曜日は3限<スタディスキルズ(教育学科)>、今週は<レポートのためのメモ作り>、サンプル資料を配付して<序論・本論・結論+参考文献リスト>のメモを作成する作業だ。この授業ではマスク必須と伝えていたはずだが、5名の学生がマスクを持っていない。手持ちの予備が4枚しか無かったが先に手の上がった学生に配付、残りのものにはなるべく大きな声を出さないようにと。なんとか、時間内に全員が提出してくれた。来週は、これを文章化してレポートを完成させる予定だ。
すぐに退勤してマツモト五条店へ直行、山椒の実(約150g)を購入できた。
帰宅して実を軸から外す作業、面倒だがコツコツやるしかない、結局2時間かけて終了して水に漬ける。
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既に夕飯の時間、ツレアイは遅くなるので息子たちにはワンプレート仕様、豚バラのすき焼き風煮込み/半熟酢卵/トマトとキュウリのぬか漬けとリンゴ、ジャガイモの味噌汁。
ツレアイは太鼓のワークショップ、テレビでナイター中継を見ながら🍷でつなぐ。彼女が帰宅する頃には既に私はウトウト、結局風呂に入らずに早めに布団に吸い込まれてしまった。
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なんとか3つのリング完成、水分は1,380ml。
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nishiogidrunker · 1 year
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「対話でつくる」は容易くない(都市マス説明会レポート・前)
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都市マス改定案パブコメは1月31日まで(マイナンバーへの意見も同日まで、忙しい)!
https://www.city.suginami.tokyo.jp/news/r0412/1078272.html
その前に、説明会のレポートです。
私が行ったのは、2023.1.19阿佐ヶ谷地域区民センター。各地域ごとで内容が違うのかどうなのかな、と、思いましたが、ニシオギ回に日程が合わず。結果、やはり阿佐ヶ谷中心ではありましたが、阿佐ヶ谷にも言いたいことあるし。
まず、一カ所1回でぜんぶ平日18:00-20:00って選択肢狭いよね。これで「丁寧な説明」と言われたらかなわんが、向こうはそのつもりだ。
これ、ずっと懸念してること。区長替わって「対話でつくる区政」と言っても、これまで「対話」という概念を持ってない行政担当者のマインドは変わらないし、むしろ固くなるおそれあり、なので。
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1Fのパネル展示、これも17:00から20:00ってひどくないすか?パネルくらい、会期中全施設にずっと置いておくべき。しかもあいかわらずのぼんやりした概念図と見出しだけのパネル。これに対して意見を言うなんてことは、あまり思いつかないのではないか。
さて、 18:00から、2Fの広い集会室でおこなわれたのが「杉並区まちづくり基本計画(杉並区都市計画マスタープラン)(案)説明会」。お役所センスまるだしなのは仕方ないとしても、「説明会」というのがイヤな予感。そしてそれが当たっていました。
告知不足もあり、予約は少なく、当日参加可能になっていました。ニシオギ回は20人とかだったらしいけど、後半にいくと口(SNS)コミで広まるし、やはりさすが阿佐ヶ谷。今回は最多で50人近く参加していました。
いちおう、 これまでの「ザ・説明会」からは少し変える体制で、「ゲン・プランニング」なる外部団体の人が「ファシリテーター」として仕切る。
質問・意見は付箋2枚で書いてください、書き方は…と、まず説明。なるほど。付箋を使うと「ワークショップっぽくみえる」、が、そのビジュアルに毎回騙されてはダメですよ。
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まず、パワポスライドで、ほぼパネルと同じような、どこに文句をつけていいのか気をつけてないとわからない系のふんわりプロモ。ここは短め。
そのあと付箋記入タイム15分。事前に告知してくれればもう少しうまく書けるのに。小さい紙に太いペン。私はうるさいよ。「ペンが太くて書きにくい」と、ボールペンで書いといた。
でも結局ファシリテーターも字が読みづらく、困っていました。それなら書いた本人に読み上げてもらってはどうかと思うけど、長々と話してしまう人がいるからねぇ。
集まった付箋を基本計画の8項目
・土地利用
・市街地整備方針
・道路整備方針
・交通整備方針
・ユニバーサルデザインのまちづくり
・防災・減災・事前復興まちづくり
・みどりと水のまちづくり
・景観まちづくり
・ゼロカーボンシティを目指すまちづくり
・地域別方針(阿佐ヶ谷・駅周辺と南阿佐ヶ谷の一体的な生活拠点の形成)
に分けて掲示し、ファシリテーターが読み上げて区職が回答。
意見が多いのと少ないのがあり、やはり「ユニバーサルデザイン」「ゼロカーボンを目指す」ような誰からも文句のつけにくいものもある。逆に漠然としてるってことだけど。横文字だし。
まず少なめのところから、ということで防災について。しかし、阿佐ヶ谷の降雨と善福寺川への流入、防災キャンプの実施、防犯・ちかん対策、くらいまではスムーズに進んだのですが、「避難所での性被害の対策が必要なので、ジェンダー視点を取り入れ、担当者に女性を」(これは今ちょうど阪神淡路大震災の際のこうした問題が検証されている折でもあり、当然な意見)に対しての回答から、思わぬ紛糾が。
これは意外と象徴的で本質的なズレを露呈したのでは。
回答した都市企画担当課長が「防災会議には、警察署長や消防署長、東電などの充て職が多いので、女性を半分にするには総数を60人以上にしないと」と説明。エラい人は男だから、ということなのだが、「充て職」ってなんだ?と男女問わず区民が騒然。字で書くと「充て」だ、と説明されたが、こういう内輪の言葉をつい使ってしまうのも、行政の一方的説明体質、ひいてはジェンダーバランス是正の遅れの両方の表れではないか。
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そもそも、この説明会もジェンダーバランスが偏っています。区長からは「警察署長や消防署長などのトップに限らなければ、防災会議に女性を立てることもできるのではないか」という意見があったが、都市整備部長、都市企画担当課長、拠点(駅周辺)整備課長(女性)、耐震・不燃化・防災担当、都市計画道路担当、みどり施策担当課長、環境部長(女性)で職員は女性二人。
ファシリテーターも男女であったが、実際に喋るのは男性だけで、女性は補佐というありがちなやつ。今どきはせめてありがちを避けるために、女性を司会に回すことが多いと思うのですが、それもしてない。
区職員が相変わらずなのを露呈したところをもう一つ。
中盤に若い男性参加者(たぶん区議選に出る新人の関係者)が割と目をキラキラさせて「職員の方の個人的な意見でいいので、杉並に住みたいと思えるには何が必要か、10~20年後のビ��ョン、夢を語ってほしい」と質問。あ~そりゃ答えられないヤツだ~と、思ったとおり、職員全員沈黙。そういうことを答える立場ではない、とかモゴモゴ言ったあとに、そうですね…たとえば…
「DX」。
…ダメだこりゃ。
ものすごい行政内目線じゃないですか。
まぁ、答えられない質問を出して困らせた(いや、目をキラキラさせてたので本気なんだけど)のかもしれませんが、行政で標語になってることしか思いつかないって悲しいですよ。
そんな状況なのでこの日の参加者みんなが関心ある阿佐ヶ谷問題について、いよいよ本気の紛糾。 阿佐ヶ谷には北東地区(田中前区長の疑惑の三角交換)再開発問題と、南阿佐ヶ谷(成田東)補助133号線問題があり、区民の捉え方としては別々の地域なのだけど、計画には「一体化」と書かれている。これについても質問が出ました。 方向性としては、北側は「落ち着きのある生活空間」「住環境と調和した市街地整備」「みどりの保全と創出(創出は危険ワード)」、南は「公共施設やサービスにアクセスしやすい」ということ。
まず、北東地区について。杉一小建て替えは現在地で!という意見が6件も。河北病院跡地には小学校を移転・建築せず「ツミが戻ってこられるような緑地・森を作る」という意見も多い。ケヤキ屋敷が伐採されてしまったのだから、そのくらいやらないとゼロカーボンに近づくことはできないだろう、という提案。 ケヤキ屋敷の保存を求めていた人たちの、今の総意なんだと思います。
質問は、北東地区計画の経緯・計画・課題は?というのが出ましたが、拠点整備課長らはマトモに答えず、上記のような目標を並べるだけの回答でした。論点ずらしにもなってない。
さらに河北病院敷地(元ケヤキ屋敷)について「武蔵野の屋敷林を西側に残した」と言い張るので、「えーっ」「あんなショボい並木で」とブーイングが。
実は阿佐ヶ谷北東地区計画については都市マスでほとんど記述されていませんし、西荻窪や高円寺のような「さとことブレスト」は行われず、すでに着手済事業としてそのままにされています。しかし工事に入っているのはケヤキ屋敷→河北病院だけで、あとの2地区、周辺商店街や道路はまだ見直すことができます。
まちづくりのあり方を区民の視点で見直すなら、もっとも重要な事業であり、最後に区長からも「阿佐ヶ谷北東については、方針と区民意見に乖離があり、私もどうしたらいいか悩んでいる。ただ緑を守る、ではなく未来の杉並のビジョンとなるような中心にしていかなくてはいけない。杉一小を含め、20年後の杉並をどうしたいか」というような発言がありました。
それなら、今後都市マスの枠組み以外でも北東地区についての話し合いの場を設けるべきだし、このレベルの話し合いでは不十分だと思います。
ほかにもこの都市マスタープランは、杉並区の未来の街のあり方を考えるのだから「子どもや若い人に周知して」という意見に対して、区職員からは「小学校に出前講座」をしている、という発言がありました。それなら杉並第一小学校に出前をして、当事者(PTA含む)の意見を聞けばいいじゃないですか。
南阿佐ヶ谷については区役所のほか、都税務署や郵便局などの施設が築40年で建て替え時期である(133号線沿い)ということを当初は折り込みたかったようですが「今のところ各施設には計画はない」という回答。それもあってか133号線については効果を検証する、が都市マス改訂版では明記されました。
しかしこれに関しても、「道のないところに新しく作る理由・効果は?」という質問に対して、企画担当課長だったかが「目的は防災・延焼遮断。青梅街道-五日市街道をバイパスすることで走行時間が短縮、結果、CO2削減になる」といういつもの「効果」を披露し、区民はうんざり。
さらに「事業主体は東京都で、10年ごとに優先整備路線を設定する」「都市計画道路は都で6割、都心部の東西の道は整備済み。外周にいくほど、縦方向の道が進んでいない。杉並は46%しか整備できていない」と述べました。
実はこれが道路拡幅強行の大きな理由。横並び的というか、まるで東京都様が権力者みたい。杉並は東京都の植民地ではないし、私たちの街はバイパス道ではないのだが。
そういうマインドが区職員には根強くあるし、こういう場に出てくるとポロリとそれを言ってしまうのですよね。
だから「さとことブレスト(前記事)」で私が「職員出て来い」と言ったら、都計審の村上さんがキレたわけだ。 この日も、書いたことの他にも区職員のポロリが連発。区民と「対話」するのに慣れてないし、「対話でつくる区政」を理解していないから。
このまま進めて「対話でつくる」「都市計画マスタープラン」「杉並区基本計画」になるでしょうか? そっからやり直しではないか、とすら思えてしまったのですが… もともと「反対する人のいうことはきかない」と豪語していた田中前区長の独裁的な区政のもとで作られた基本計画です。「対話でつくる」という岸本区長の、まさに180°違う理念が掲げられたとき、これまでの計画の上にそれを乗っけるだけで、区民意見を反映した新しい計画に変わるわけはないですよね。「対話」を土台に置くなら、こうしたひとつひとつのプロセス、区職員ひとりひとりの意識のあり方から考えないと。
ここまでのやり方だけで、パブコメ���集めて、さぁ決定、ではなく、もっと「対話」の質と量が必要なのではないでしょうか。
もちろん、本題(私にとってだけ)の西荻窪のことでも、露骨にこの姿勢で返されました。またもや前後編の超大作になってしまいますが、次回は、西荻窪編と、私が提出するパブコメをお届けします。
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nyantria · 2 years
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@pierre73
@nezmisan さん
NYサバイバルさんが取り上げてたんですが、イスラエル365ニュースというのにも25件の米国内の食品工場や農場に対する不審な火災をとりあげてる記事が出てました。
https://www.israel365news.com/268985/25-mysterious-fires-at-food-processing-plants-across-us-end-of-days-food-shortage/
食糧自給率で1,2を争う程のアメリカがその順位を下落させてきてるそうです。
奴等、本気だなぁ、と数日前、この神王TVと共に見て青ざめていましたw
あ、NYサバイバルさんの動画もリンクを貼っときます。
https://youtu.be/eYDsA8_bCcw
youtube
ネズミさん御用達wチャンネルの銀シルバーゴールドchさんもロックフェラー財団のこのレポートを取り上げておられてました。
https://youtu.be/8kpS-4dToUE
youtube
本当に「来る」んですね・・・
もしよかったら、また別の機会に電力の対策について教えてください。
実は本当に今悩んでますw ワイ最大の盲点でしたから。2年以上というのは想定してなかった。またソーラー発電を有毒有害と思い選択肢から外してましたが、石油・ガスが止まる時代、これに頼らざるを得ないのではないかとこれまたネズミさん御用達wチャンネルの経済クラブ、横森一輝の話を聞いてたら思いました。この人曰く、オフグリッドで使ったらええねん、と。どうせ貯金はインフレで消え、金銀財貨は接収されるだろうと。だったらインフラ投資しておいたらいいのだ、というのはなるほどと思��も遅すぎたwかもしれませんw
そんなこんなで、電力についてご意見聞かせて頂ければと思います。
@nezmisan
@pierre73 食料危機になればまず困るのはアフリカでしょう。アフリカを救えという事で先進国も食料制限でしょうね。400%上がるかどうかですね。奴らは「ロジスティクス」を見ながら全滅ではなく、ちょうどいい具合に食料危機を演出してくると思いますね。
電力ですが、オール電化~電気自動車にしてしまってなければ「必要」ではないと思いますよ。発電設備を持つプリウスは良いと思いますが、電気自動車はNGですね。ただプリウスもメンテナンス~安全性を考えると、後々困ったことになるかもしれませんね。
因みに、電力は電力会社の買取価格である7円/kwhより安く発電できる太陽光パネルは存在しません、もし一般的な100平米家程度の大きさなら、日照条件最高、がんばって20円台でしょう。補助金無くして設備償却できないでしょうね。5年~10年でパワコンが壊れるので、結局は数十万円この期間にかかります。さらに東京都など住宅建設に義務化となると、住宅密集地では近所のPVの数が多すぎて「売電」できない可能性もあります。
何故かというと、電力会社の電柱は、4件程度で1件のPVを許容する程度なので、新興住宅地&PV発電で特別な電柱を設置していない限り、パワコンはライバルが多すぎで電力網に給電できないでしょう。通常パワコンは107Vで出力するんですよ。給電性能の良いパワコンは「微妙に他より多めの電圧」で流します。「水は高きから低きへ流れる」訳で、「7V」の差がないと逆流できないんですよ。ところがライバルが多いと、「7V」の差で大量に送り込んでくる。「電力渋滞」になるわけです。その近所で「電力を消費する」家が無いと減圧しませんから、送り込めません。注ぐ人が注げるのは飲む奴がいるからで、水道と同じです。
PV発電のピークは「春」「秋」なんですよ。電力会社は冷暖房で電力を使わない期間は赤字です。その赤字を「夏」「冬」で回収する仕組みなんです。つまり、「春」「秋」は使う人がいない以上、発電してもパワコンが電力網に送り込めない。得するのは「夏」だけでしょうね。家にいるならですけど。でも「自家消費」では元が取れませんよ。家のバッテリーは100万円近くしますので、EV車を買わないと・・・という事なんです。
支配層はそのような政策を一部してきましたが、本当の狙いは「石油の値段を上げること」ですから。もしそのようなPVやEVがコスパが良いものなら、皆全員それをやって、支配層は敗者になります。そうさせると思いますか?
https://gab.com/nezmisan/posts/108265810490484313
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