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#長与千種の引退
alaephoenicis · 1 year
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死後に何が起こるのか?🕯️
前世の記憶があるロビン・カイザーさんの話
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オリジナル動画:https://youtu.be/dQARYL3BdCc
【和訳:ALAE PHOENICIS】
最新情報は Telegram へ:https://t.me/alaephoenicis
死が訪れた後、何が起こるのでしょうか。
誕生と死は、あなたの魂の旅において最も本質的な2つの転機であり、この境界を越えるときに起こる変容のプロセスは、通常、あなたが生涯で経験したどんなことよりも深淵で変容的なものです。
地上での身体的実体から離れたとき、転生した意識が何を経験することになるのか、その全体像を知るための旅に皆さんをお連れしたいと思います。
以下のシナリオはすべて違った形で表現され、体験されることもあるでしょう。なぜなら、死後に体験しうることの範囲は、根本的に地上世界での体験の範囲をはるかに超えているからです。
かつて地上には、死ねばどうなるのか問うことなど全くしない時代がありました。それは、自分の人生がそれらの世界からの延長線上で続いていることを当然のように洞察していたからです。
この問いが、多くの思想や思索、宗教的概念の出発点となったのは、人間が徐々に自己を忘れ去っていったからに他なりません。
多くの宗教は、人が魂の旅を続ける世界について洞察を欠き、それに応じて地上での生涯を枠にはめてしまうことに基づいています。
現代人が落ち着きや人生の方向性を完全に失ったのは、自らの転生の仕組みがわからなくなってしまったからです。
こうして、方向性が失われた状況の中で、少数の者たちには利益がありました。
地球上の人生なんて80年経てば終わるし、今まで生きてきたこと、経験してきたことはすべて無に帰する、と思っている人は、当然、自分の存在に不安を抱くでしょう。
また、自分がしてきた本質的な経験の層から、その意識というものを切り離すことが出来ていないと、輪廻転生についての疑問を投げかけたりは出来ません。
転生に関する知識には科学的な証拠がありますが、これらの議論は、自ら創り出した経験世界の眠りから意識を目覚めさせるには、ほとんど役に立ちません。
というのも、地球上であなたを導く転生ゲームの魅力の一つは、まさにゲームのボード上の限界を見極めることができないことにあるからです。
あなたは、ボード上で転生へと導いてくれる道を心得ているし、また、あなたが亡くなった後に開かれる道も、すでに何千何万回と歩んできた道なので、熟知しています。
同じスーパーにもう1000回も行っていれば、次に買い物に行くとき、いったいどうやって行くんだろう、買い物から帰ってきたらどうなっているんだろう、と思うことはないでしょう。
たとえ道中の経験が変わりやすく、他の存在に出会うなどして、毎回異なる自分を経験したとしても、道は常に同じです。
大袈裟な言い方をすれば、すべての魂は、人間として生まれるために、同じ宇宙の針の穴をくぐらなければならないのです。
そして、その入り口と地上の経験によって、出口となる門がどこなのか、その門からどのような道が展開されるのか、が決まります。
一生の間に経験したことはすべて、その人の退場の仕方に反映されます。このようにして、閾値の移行期に多くの人が表現する「人生の映画」現象が発生するのです。
意識は早送りで人生の主要な出来事に導かれ、個々の場面を健全な距離で再び観察するチャンスを与えられます。
人生映画は線状に構成されているわけではなく、人生の場面をその感情のエネルギーの連鎖の中で見せてくれるので、観察している意識にとっては、なぜある事柄がその人生の中で別の事柄につながったのかが明確になるのです。
ほとんどの場合、この段階にはすでにソウルグループからのガイドがいて、一緒に人生の連鎖を振り返ることができます。
この世の世界とあの世の間には、いわゆるバルド*と呼ばれる中間世界があり、意識は、それに応じて転生の用意をしたり、振り返って反省するために、そこを通過しなければなりません。
*Bardo :和訳は『中陰(ちゅういん)あるいは中有(ちゅうう)』:チベット仏教の教えで、現世と来世の間で起こりうる意識の状態を指す言葉。
生前に精神的、感情的な硬直状態に陥った人は、この中間領域に長い間留まり、魂が旅を続けられなくなることがあります。
例えば、肉体生活におけるある側面への強い執着が死後も意識の中にある場合、意識はそのレベルの経験に縛られたままになります。奇妙な話ですが、このように意識を肉体世界に閉じ込めている、非常に地上色の強い人の中には、肉体の死を全く意識せず、自分の死を否定することで生前のように暮らし続けている人もいます。
幽界からは物理的なものを動かせなくなったこと、そして他人に見られたり聞かれたりすることがなくなったことは、自らの死を受け入れることがあまりにも耐え難いため、単に無視されることになります。
もし、肉体がなくなるとすべてが終わると強く信じている上で、自分の死を否定してはいないなら、その考え方が原因となって、何も存在せず何も起こらないバルドに移動し、その魂は旅の途中でこのバルドから非常に長い間、抜け出せないままでいることがあります。
人為的に無にされているバルドに魂が逃げ込んでいる時、それは一種の遊休駅のようなもので、高次元の存在と混同してはならないものです。そこでは特別なものは存在しないし、特別な何かが起こることもありません。
経験を積もうと転生した魂の向上願望は、遊休駅に長く滞在することによって低迷し、自己否定の度合いを高めてしまうこともあります。
基本として、地上でその存在が具現化されている最中なのか、それとも他の状態にあるときなのかにかかわらず、存在自身に起こることは常に本人の信念によるものなのです。
そして、地獄行きを硬く信じてい生きている人ならば、そこで煉獄観を修正するのに大抵はそれほど長くはかからないとしても、自分が抱いた観念がすぐに結果として現れることを経験するので、死後に何が起こるかは明白なはずです。
つまり、永遠の煉獄というものは存在しないのです。
また、人間が生前に意識的・無意識的に魂を売ったり、ある契約を結んだとしても、その契約が有効であると信じなければ、その契約は超次元的な効力を持つことはありません。
物理的な次元を離れた存在が再び入ることのできる経験世界は無数にありますが、それでも大抵の場合、自分の内なる意識の状態に最も近い世界へと自動的に導かれます。
むしろ、前の地上界と同じような構造をしている近くの幽界に入る可能性の方が高いのです。
それは、地上での記憶がこの経験世界を作り出しているからであり、宇宙的カルチャーショックを引き起こすような経験世界に直面しないように、世界はとても慈悲深いものになっているからです。
ほとんどの世界では、突然その中に身を置いてしまうと、人間は深く揺さぶられ、怯えることになり、高次の天界にさえ恐怖心を抱いて反応し、自らのエネルギーシステムを閉じてしまうのです。
地上での活動を終えたばかりの存在のエネルギーシステムがある程度オープンであるためには、慣れ親しんだ環境が必要であり、ソウルガイドは、超自然的な美しさと慣れ親しんだ環境を兼ね備えた世界に新しく亡くなった人を招き入れ、そこでさらなる旅路の可能性を伝えることに熟練しています。
死後、海辺のビーチで美しい夕日を眺めるという体験的な空間に移動する人もいます。
また、山の高いところなど、生きている間に同じような体験をした自然の中にいる人もいます。
また、多くの愛する人々が登場する場合も多く、最初はただ地上の状況について語るだけだったのが、徐々に全く異なるレベルの経験が広がっていることが分かってくるようになります。
幽体を通して得られる官能体験は、少なくとも肉体を通して得られる体験と同じ鮮明さ、鋭さのあるリアリティを持っています。
初期の順応段階を経ると、終わったばかりの人生のフラッシュバックが何度も起こるもう一つの現実があり、すべての経験を魂レベルで統合するために、精神と情緒のレベルで人生を徹底的に解明することが目的となります。
死後、地上での経験は、意識作業によって、魂が吸収できる情報形式に変換されます。
経験豊かな魂であればあるほど、この統合と転換のプロセスはスムーズに行われ、人は高い意識からもう一度、地上での経験を歩むことができるのです。
人生の場面はどこでも何度でも再生できますし、そのとき、自分の目からではなく、その場面にいる他人の目から眺めるという体験ができる特別な機能もあるのです。
地上での経験を統合することの一端は、自分が自分の振る舞いについて帰結を導き出すために、相手の経験的な観点から自分が経験したすべてを追体験することです。
ある程度の自覚と洞察力があるならば、どの強姦魔も自分の行いを被強姦者���皮膚から体験することを自由意志で選択するでしょう。
そして、この視点の転換によって、それに伴う学習プロセスが始まり、カルマの均衡がもたらされるのです。
生きている間に、自分の言動をすべて相手の目から認識する者は、二元的な経験における片寄りから脱却することができるでしょう。
これ以上カルマを積み重ねることことなく、統合意識へより深く到達することができます。
自分本位で多面的に捉えることができない者は、転生後、人生のすべての場面をまさにその同時多面的に経験する意識に導かれます。
その意味で、死後、審判や評価の権威が存在することはなく、あなた自身が、拡張された知覚、すべてを包括する視点に基づいて自分の行動を評価し、あなたの価値観に従って、新たな人生設計を記すことになります。
もしかすると、転生後に自分が社会的、感情的な面で悲惨な失敗をしたことに気づき、特にその経験を克服することを含む来世の人生設計をすることになるかもしれないのです。
人生と人生が直列に擦り合わされるのではなく、自分自身でいくつもの人生をデザインし、いくつもの体験レベルに同時に浸り、それに応じて死んだ後で自分自身に出会うということもあり得るのです。
死後、他の世界で体験した自分自身と、何とも言えない深いつながりを感じる分身に出会う可能性が非常に高いのです。
魂の旅には、転生後に定期的に集まり、それぞれの世界での体験を伝え合う俯瞰的な場があるのです。
だから、あなたには死後、地上での経験を変換する任務があるだけでなく、それを共有し、あなたの多次元的存在の別の側面に地上での経験を伝える、という名誉も与えられているのです。
そして、これだけはすでに言えることです。地球学校を卒業した存在は、その完成度の高さから、宇宙の他の場所でも尊敬され、評価されます。
なぜなら、地上での体験は他のレベルの創造物にとって超然たる高い価値を持っているからです。
ある意味で、そしてある種の世界では、あなたが戻ってきたとき、祝福されることでしょう。
死の後、あなたの魂はずっと前からあなたの帰還の祝宴の用意をしているかもしれません。
この饗宴で、あなたは転生の旅の苦しみから完全に立ち直ることができますが、野心的で成長を望む魂の存在の中には、非常に早く別の具現化を決心する者もいます。
あの世の暦はまるっきり違うので、この世の暦で死んだ人が何日か後にまた転生してくるということもあり得ます。
しかし、魂が転生するのは平均して一世紀に一度程度です。
地球での生活が過酷なものであればあるほど、あの世での回復と再生の期間も長くなり、2世紀、3世紀を平気で飛び越えてしまう人もいるかも知れません。
ここで、もう一度強調しておきたいのは、異世界の多くは時間をも超越しており、昇天した者はどの時代に新しい人生を送るかを自由に選択できることです。
つまり、「いつ」「どこで」というのは、常にその人生設計に対応したものになるわけです。
人生設計とは、人がその可能性を現実するために、そして自らの潜在能力を実現するために、自己を滑り込ませることができる経験としての可能な枠組みのようなものです。
しかし、人生設計で重要なポイントが満たされなければ、次の人生設計に持ち越されます。 転生に高度なカルマを持ち込んだ人の多くは、長い人生設計に過去の転生でおろそかにしたポイントを抱えています。
人生設計のあるポイントを達成するために、魂からある種の圧力がかかることがありますが、その尺度は常に対処可能な範囲にとどまり、該当者が壊れてしまうほど高度なものになることはありません。
もし、人生における重圧が過度に耐えがたいものに思えるなら、その重圧はあなたの魂から来るものではなく、あなた自身が作り出したものであると断定してよいでしょう。
魂は、地上での経験をまったく別の目で見ています。なぜなら魂にとって、すべての経験は経験に過ぎず、あなたがどう評価しようとも、すべての経験はそれ自体で価値があるものだからです。
そして、肉体がなくなった後に再び利用できるようになるのは、まさにこの魂の景色なのです。
もしあなたが生きている間に、魂のレベルで観察することになるなら、とりわけあの世であなたに寄り添ってくれるような体験シーンが見えてくるはずです。
魂レベルとの結合は、この世とあの世の間の分離のベールを剥がし、特に肉体の逝去によって、私があなたに明かすすべてのことが、身体的存在としてのあなたに開示されるようにしてくれます。
もし生前のあなたが、魂的なレベルで物事を眺めていれば、あなたには、特にあの世に行ってから身近にもたらされるような経験の側面が見せられることでしょう。
魂レベルでの結合は、この世とあの世を隔てるベールを取り払い、特に身体的存在の逝去に伴って明らかになるすべてのことを、あなたに開示するようにしてくれます。
このため、魂との神秘的な結合は、常に死のプロセスのように描写されます。
死後はどうなるのかという問いに対する答えは、魂との結合という「錬金術の結婚*」にあるのです。
*『クリスティアン・ローゼンクロイツの化学の結婚』:参考🔗
また、肉体の中で魂の生活を営む者は、肉体から離れても死ぬことはありません。
身体的な死のプロセスが始まると、人間という存在は自分をクラウン・チャクラを通して身体からリズミカルに押し出そうとします。
肉体に入ろうとするときも、肉体から最終的に離れようとするときも、人は針の穴のようなところを通らねばなりません。
そして、そこを通り抜けるには、それなりに労力が要るものなのです。
あなたをこの世の具現的姿へと生み出したエネルギー的ポータルである産道を、あなたは逆方向へ通って去っていきます。
そして、死は終わりに小さな光がある長い暗いトンネルである、と表現する人はすべて、このエネルギー的な誕生経路のことを指しているのです。
さて、皆さんの中には、死ぬ間際にこの光に焦点を合わせ、その中に入っていくべきだという説があります。
また、そこには輪廻転生の罠のようなものが隠されているから、光の中には一切入ってはいけないという説もあります。
幽界には、死者を地球の近くに留めておくために作られた、一種の捕獲網、あるいはエネルギーグリッドが確かに存在しています。
そして、特に地上のしがらみや 執着が残っていると、亡くなった人はそのグリッドにはまり込んでしまい、高次の領域が閉ざされたままになってしまうのです。
肉体が亡くなれば、魂レベルとのつながりが即座に完璧な形で実現されるわけではなく、人間は死後、やはり自分が生前に築き上げていた魂レベルに、ほぼ相当するつながりの深さを許容するしかないのです。
つまり、エネルギー的なアストラルグリッドや低い波動の存在圏から抜け出せるのかという基盤は、生きている間にすでに築かれています。なぜなら、具現化された状態からしか変えられないものが、確実にあるからなのです。
サッカーの得点も、休憩時間ではなく、試合中にしか変えられません。
あの世での休止期間中に、自分の人生のインサイダープレーを根本的に反省し、新しい戦略や計画を考案することはできても、人生をマスターするためには、具現化された土俵の上でしかそれらを実践できないのです。
ワンハーフが終わって光の方へ行くか行かないか、あるいは休憩中に何をするのか、それは次のハーフに間接的な影響を与えるだけです。
トンネルの先にある光は、幽界のグリッドが仕掛ける誘惑の罠ではありません。
そして、自分自身が純粋で、心がもつれていない人は、これらの層を問題なく突き進むことができるのです。
しかし、それは暗いトンネルでもありません。なぜなら、この世とあの世のあらゆる内的な感覚的現象は、意識から生み出されるからです。
あなたの生と死に寄り添う最も確かな道しるべは、あなたの心の声なのです。
そして、その心の声と深く結びついている者は、来世においても、あらゆる心のもつれや罠を乗り越えて、それに導かれていきます。
しかし、もしあなたが生きている間に、何度も何度も盲目的な自己忘却の罠に陥り、自分自身から自分を切り離していたのなら、自分自身と再結合することを学ぶ道に、あなたは死後、捕えられるのかもしれません。
あの世ではある程度の内なる分離が許されますが、その量が多すぎると、あなたは引っ捕まって地上の土俵に直に投げ出されてしまうことになるかもしれません。
人によっては、回想と再統合のための時間を比較的短く済ませることができる者もいます。
一方、輪廻転生を繰り返しながら、自己統合の道をミリメートル単位で進んでいる人もいます。
魂の旅は、8000メートル級の山々を上った道と同じ程度の距離であり、一度転生するたびに、その一歩を踏み進めたことになります。
したがって、海辺の砂粒の数は、あなたが具現化した魂の数よりも少ないのです。
それでもなお、自分の内なる魂と神秘的に結ばれることで、この旅を完成させる義務が。あなたにはあるのです。
そして、あなたが自らを忘れて生きる、ということは、もともと想定されていたことではありません。
元々、すべての経験は、一つの身体から次の身体へと引き継がれていくものでした。
そして、あなた方は自分の具現化したものが相互に関連し、どのように成り立っているのかを意識できていたのです。
それなのに、輪廻転生を介した学習と記憶の糸が極めて規則的に遮断されることで、あなたの具現化体験は全く異なったものとなってしまうのです。
具現化状態に入るとき、あなたの意識を覆ってしまう忘却のベールは、前述したエネルギーグリッドと関係があり、これはあなたの地球の周りに人工的な磁場を張り巡らせています。
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この磁場を中を魂がさまようことは、ある種の削除ボタンのようなもので、そのボタンがあるレベルで過去のすべての経験を記憶から抹消し、より高い波動のレベルへと移行させるのです。
冒頭でお話したバルドは、地球を取り巻く磁界層に存在する意識を抹消する空間です。
こうした消去空間において、存在は真に自分に属さないものはすべて失うことになります。
そして、自分自身の内なる意識の深いところに生き、自分自身と一体になった存在だけが、消去空間で自分を見失うことなく通過することができるのです。
異空間では、生前に自分と繋がれていたのかどうかが試され、繋がっていない場合は、再び具現化へと戻されることになります。
あなた方の大半は、自分の輪廻転生の記憶の糸についてほとんど認識していないにもかかわらず、あなた方の今生は、この糸とドッキングしている、あるいはそれを引き継いでいるのです。
そして、記憶の糸全体があなたの意識の中に再び現れる時は来るでしょう。
人生は常に途切れている形態では限られた意味しかなしません。あなたの記憶の糸が放つ光を、すべての人生の原点まで遡れば、あなたの存在の意味は疑いなく開かれていくことでしょう。
あなたの地球上での遊び場の境界が、磁気消去領域とともにどんどん溶けてくることで、あの世の記憶があなたの元へやってくるようになります。
閾値を越える際の遷移が、よりスムーズになりつつあり、かつては大きな一歩だったものが、現時点ではほとんど負荷がなくなっています。
この世とあの世、地上のものと霊的なものが今、あなたの中で統合されようとしています。
そして皆さんは、具現化した後に自分を待ち受けているものが何なのかも、無言のうちに深く洞察することができるようになるでしょう。
皆さんの中に生じる「死後はどうなるのだろう」という疑問が静かな内なる確信へと変わり、その疑問がまったく生じなくなるような感覚になれるよう、私たちの言葉をもって寄り添うことができたことを、心から願っています。
あなたという存在が、この確信に深く満たされますように
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shintani24 · 2 months
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2024年3月14日
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SAMURAI BLUE(日本代表)メンバーに、大迫敬介選手と川村拓夢選手が選出
新サカスタ稼働1カ月、見えてきた課題 メインビジョン・トイレ・Wi―Fi…意見やクレームは100件以上(中国新聞)
観客からの要望を受け、表示を改善したメインビジョン(9日の鳥栖戦)
サッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」(広島市中区)が、2月10日のプレシーズンマッチG大阪戦から本格稼働を始め、1カ月がたった。指定管理者のJ1サンフレッチェ広島は、試合運営で浮かび上がった課題に逐次対応。「観客が安全で快適に楽しめるスタジアム」へ試行錯誤を続ける。
1カ月間でクラブに寄せられた意見やクレームは100件以上に上る。その一つがメインビジョンの表示だ。G大阪戦はスコアだけだったが、柳原弘味・企画統括部長は「『時間なども分かるようにして』という意見が多かった」。同月23日の浦和戦以降、時間と選手名を表示するよう改善した。
トイレにせっけんがない、スタジアム内にごみ箱が少ないなどの意見もあった。せっけんは全て配置し、ごみ箱設置場所も21カ所から34カ所に増やした。柳原部長は「準備段階で配慮が抜けていたものも多かった」と反省する。
入退場時の観客の安全には特に気を配る。G大阪戦後に混雑が目立った城南通りには、警備員を8人から10人に増員。退場時の観客が一つの階段に集中したバックスタンド2層は、誘導員を15人増やして分散を促した。
一方、対応に頭を悩ませているのは、スタジアム内のWi―Fiと入場待ちの場所取りだ。
G大阪戦で「Wi―Fiがつながらない」との苦情が多かったため、12本のアンテナを14本に増設したものの、状況は変わっていない。入場待ちは、開門2時間前からの場所取りを認めているが、数日前から待機場所にテープを貼るなどルール違反が頻発している。
柳原部長は「現状が最善とは思っていない」と強調。アンテナの再増設や場所取りのルール見直しも検討中とし、「常にお客さま目線に立って対応する」と述べた。
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「世界のタンゲ」丹下健三 よみがえった?幻の広島都市構想(NHKニュース 2024年3月14日 2月22日 「お好みワイドひろしま」で放送)
広島市中心部のほど近くに完成した新しいサッカースタジアム。実はこのエリアでは戦後すぐ、ある“幻の計画”が発表されていたことがわかりました。
世界的な建築家・丹下健三によるスタジアム建設の構想です。
70年以上のときを経て「よみがえった」計画。その意味を追いました。(広島放送局 記者 相田悠真)
74年前の“幻の構想”
2月に広島市に開業した、新しいサッカースタジアム。J1・サンフレッチェ広島の本拠地として、中心部から歩いて20分ほどの場所に建設されました。
このスタジアムの取材をする中で、今から74年前、このエリアにスポーツのスタジアムを作る構想をしていた人物がいることがわかりました。それが丹下健三です。
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丹下健三は広島市の平和公園の計画を作ったあと、東京都庁や国立代々木競技場など数々の建築物の設計を行い、世界的な建築家となりました。
広島で取材をする私にとって、丹下健三は平和公園や原爆資料館といった広島市を平和都市とするための計画を作った人物というイメージでした。
その丹下がなぜ、スタジアム建設まで構想していたのか。取材を進めることにしました。
平和公園とスタジアム
丹下の“幻の計画”とは、1950年に発表された「広島平和公園計画」です。
その一部は現在の広島市の都市計画に反映されましたが、反映されていない部分もあります。
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計画の地図を詳しく見ると、その南側には、川を挟んで原爆ドームや原爆資料館が配置され、現在の広島と同じ構図となっています。
この計画では、その北側のエリアに、これまでの広島のまちに見られなかった施設が配置されていました。ここには、「アスレチックスタジアム」と記されています。
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丹下が発表した計画の地図と、今回完成したサッカースタジアムの位置を改めて確認してみます。
地図の下(南側)にあるのが、平和公園のエリア。その上(北側)にスタジアムがあります。
ほぼ同じ場所に、新しいサッカースタジアムが完成しているのです。
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丹下の構想「平和の軸線」
当時は実現しませんでしたが、なぜ丹下は平和公園の計画に、スタジアムを位置づけたのでしょうか。
千葉大学の豊川斎赫准教授に聞きました。豊川准教授は、丹下の論考をまとめたり、その建築や都市計画についての著書を複数出版したりするなど、丹下の研究をしています。
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豊川准教授が、この計画を理解するキーワードとしてあげたのが「平和の軸線」です。
そこには、広島を平和都市として復興するための丹下の思いがありました。
丹下が広島の復興に携わったのは、戦後すぐ。1949年には、平和公園の設計コンペで1等を獲得します。
その設計の特徴が、原爆ドームからの延長線上に、今の原爆慰霊碑、そして原爆資料館を配置したことです。
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「広島平和記念公園」の設計案
現在の広島市の平和公園でも、慰霊碑に手を合わせると、その先に原爆ドームが見えてきます。
被爆地の象徴となる原爆ドームを中心に、1つの軸線を作った丹下の計画。
それが、後に「平和の軸線」と呼ばれる、広島市の都市計画の核となる考え方になったというのです。
なぜスタジアムだったのか?
そして、その「平和の軸線」の北側の延長線上に位置づけられていたのが、1950年の計画にあったスタジアムでした。
豊川准教授は、丹下が広島という都市の復興を考えるうえで、スポーツの果たす役割を重視していたからではないかと指摘します。
多くの人が集まって、思い思いの過ごし方ができる空間が、町の中心にあることを構想していたというのです。
千葉大学 豊川斎赫 准教授 「広島が平和を世界に訴える都市だと考えたときに、その町の一番中心に展開している施設として、平和のことを考える場所であり、平和公園を挟んで川の向こうには、たくさんの人が集って、スポーツを楽しんだりできる場所が必要だという、平和公園の中にとどまらない全体を見る1つのメソッドに意味があったのではないかと思います」
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丹下健三(1955年 広島市の平和公園で)
丹下が都市計画を発表した会議では、近代都市の4つの機能について話し合われました。
4つの機能は「住むこと」、「働くこと」、「移動すること」、そして「憩うこと」。
広島のまちを復興しようと考えたときに、丹下は人々が伸び伸びと人間らしく余暇を楽しめる場所をこのエリアに当て込んでいたのです。
平和を伝えるスタジアム
平和公園とスタジアムを一体として、都市計画に位置づけた丹下健三の“幻の計画”。
今回、スタジアムを設置した広島市を取材したところ、丹下の計画であったエリアにスタジアムを建設したことは、意図していたものではないという回答でした。
一方で市は、新しいスタジアムを、平和を発信する場として位置づけています。
スタジアムの中にはミュージアムも併設され、この中では戦後、復興してきた広島の町の歴史も見ることができます。
人気サッカー漫画「キャプテン翼」の主人公が平和を訴える壁画も設置されました。
ことし2月、新しいスタジアムではJリーグの開幕戦が開かれました。
その後も本拠地とするサンフレッチェ広島の試合は、連日チケットが完売となる盛況ぶりです。
スタジアムでは、親子連れを含むすべての世代で、サッカーを楽しむファンの姿が見られます。
平和の中でスポーツを楽しむことができる。丹下の残した構想が、70年以上の年を経て実現しているようにも感じました。
「広島のまちづくりを象徴」
都市計画を研究している千葉大学の豊川准教授は、スタジアムの完成は、戦後から今に至るまでの広島のまちづくりを象徴していると考えています。
それは、平和公園と原爆ドームの関係を軸に行われてきた結果で、このような都市は全国でも珍しいというのです。
豊川准教授はまさに、広島のまちづくりは丹下のコンセプトをなぞっていて、それが大切にされながら今のまちづくりをされてきたことがわかると話しました。
千葉大学 豊川斎赫 准教授 「広島市は景観計画の中で、原爆ドームの背後に建物が見えるのは基本的には許可しませんというメッセージを出していて、これはある種、丹下さんの設計のコンセプトをなぞっています。この意味で、広島のまちが丹下さんの原爆ドームと平和公園との関係を考えたアイデアから続々とそれに連なるようにデザインされてきたのは、戦後広島の歩みみたいなものがこの軸線を通してもよく見えるし、みんなが丁寧に町を作ってきたというのはほかの町にはあまりないです」
引き継がれる丹下健三の平和への思い
戦後すぐ、広島は「新型爆弾」が落とされ、行くと大変なことになるといううわさもある中、丹下は旧制高校時代を過ごした広島の復興のためにと、率先して広島に向かったと言われています。
当時、丹下は平和公園の設計案について「平和は訪れて来るものではなく闘いとらなければならないものである。平和は自然からも神からも与えられるものではなく、人々が実践的に創りだしてゆくものである」という言葉を残しています。
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そんな思いの中で作られた計画の一部が、74年のときを経て実現した広島という都市。
いま丹下が生きていたら、どんなことを思うのでしょうか。率直に、豊川准教授に聞いてみました。
豊川 准教授 「多くの人がスポーツを楽しんだり、思い思いに人が都市の真ん中に集まってきたりして、思い思いに時間を過ごせるエリアが町の真ん中に設定されている状態を見たら、たぶん丹下さんは相当喜ぶんじゃないのかと思うし、『やりたかったことがちゃんと君たちわかってるじゃないか』とおっしゃるんじゃないのかなと思います。おそらく30年後、50年後に広島のまち作りや都市の建築を担当する若い人たちもたぶん、原爆ドームと平和公園の関係を意識しながら作っていくことになるので、魅力的なこのバトンを渡された人々が、韻を踏むようなまちづくりをしてくれるんじゃないかなと思っています」
丹下の思いが残されたまちで
今回の取材を通して、70年以上のときを経ても丹下健三という1人の建築家の思いが、広島のまちに色濃く残っていることを強く感じました。
丹下は平和公園について、「平和を創り出すための工場」でありたいと考えていたと言葉に残しています。
平和公園からの「平和の軸線」のエリアに整備された新しいスタジアムが今後、新たな平和の発信拠点となっていくのか。今後も取材を続けていきたいと思います。
広島県が人事異動を発表 新型コロナ対策の担当課を廃止(中国新聞)
広島県は14日、4月1日付の組織改編と人事異動(退職者は3月31日付)を発表した。新型コロナウイルスの国の特例措置の終了に伴いコロナ対策の担当課を廃止。広島市南区にある最大級の被爆建物「旧陸軍被服支廠」の活用方針を検討する担当課長を新設する。
県は2021年1月に健康福祉局に設置した新型コロナウイルス感染症対策担当課を廃止する。所管してきた感染症・疾病管理センターは健康危機管理課に移し、コロナ禍で得た感染症の発生対応や症例分析などの知見を施策に生かす。
被服支廠の専任部署は総務局経営企画チームから地域政策局の都市圏魅力づくり推進課に移す。新たに担当課長を置き、広島市と連携して安全対策や利活用の方策を練る。また地域政策局に公共交通政策課を新設。交通活性化の担当課長を置き、JR芸備線の存廃を話し合う国の再構築協議会での調査などを担う。
局長級の異動は次の通り。
総務局長(地域政策局長)杉山亮一▽地域政策局長(地域政策局地域振興担当部長)岡田浩二▽環境県民局長(復興庁統括官付参事官)信夫秀紀
【退職】総務局長 岡田芳和(国へ)▽環境県民局長 新宅郁子
新型コロナ 広島県の新規感染者5%減 5週連続で減少 14日発表(テレビ新広島)
新型コロナウイルス。広島県は14日、先週1週間(3月4日~3月10日)に広島県内の定点調査で確認された新規感染者数は593人、定点あたり5.25人と発表しました。
1月29日の週は、去年5月8日に新型コロナが5類に移行して以降、最多となっていましたが、先週は前週と比較すると感染者数は5%減となり、5週連続で減少しました。(前週は623人、定点あたり5.51人)
広島県は、現時点で医療がひっ迫している状況にはないが、引き続き手洗いや換気など基本的な感染対策をするよう呼び掛けています。
一方、このほかの感染症ではインフルエンザ、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎について、県は引き続き警報を発令し警戒を呼び掛けています。
・2月19日~25日 849人 定点あたり7.51人 前週比 微減
・2月26日~3月3日 623人 定点あたり5.51人 前週比 微減
・3月4日~10日 593人 定点あたり5.25人 前週比 微減
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ono-masahiro · 6 months
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小野正裕の専門的評価:持続可能な投資と市場動向
パレスチナとイスラエルの紛争は、エネルギー、化学物質、金、その他の商品市場にどのような影響を及ぼしますか?
パレスチナとイスラエルの紛争で市場心理が過熱する中、軍事エスカレーションの可能性は引き続き高まっており、事態が急激にエスカレートした場合、イスラエルとイランの直接紛争につながる可能性がある。パレスチナとイスラエルの紛争は中東情勢を不安定にするだけでなく、世界経済を混乱させる可能性もあり、より多くの国が関与すれば、より広範な影響がアラブ世界に新たな混乱をもたらし、世界経済は不況に陥ります。紛争の潜在的な影響はすべて今後数週間、数か月で戦争がどのように展開するかによって決まります。パレスチナとイスラエルの紛争は 3つのシナリオへ発展する可能性がありますが、どのシナリオでも影響の方向は同じで、原油価格の上昇、インフレの上昇、成長の鈍化ですが、規模はそれぞれ異なります。
歴史的に見て、紛争が石油市場に永続的かつ意味のある影響を与えるためには、供給や輸送で混乱を招く必要があり、そうでない場合は地政学的な出来事に対する価格の反応は一時的なものになる傾向があります。イスラエルとその隣国は大規模な産油国ではなく、原油供給に対する直接的なリスクは限定的だが、パレスチナとイスラエルの紛争が地域戦争に発展した場合、原油価格への影響は甚大となるだろう。地政学的な出来事が拡大せず、地政学リスクが沈静化した後にのみ、原油価格はファンダメンタルズロジックに戻り、地政学的プレミアムも一掃されるだろう。
化学品については、パレスチナとイスラエルの紛争が石油とガスの価格に影響を及ぼし、コスト面から化学製品の中心価格を押し上げている。この紛争がさらに地域戦争に発展した場合、化学製品の生産や輸送に影響を及ぼす可能性がある。これは化学品の供給停止のリスクをもたらし、化学製品のこの部分のリスクプレミアムをさらに高めます。我が国が中東から輸入しているメタノール、エチレングリコール、LPG、ブタジエンゴム、PE、スチレンなどの品種については、潜在的な価格リスクを無視することができず、投資家は警戒する必要があります。
金は準通貨として米ドルで価格が設定される商品でもあり、地政学などのブラックスワン現象が発生すると、その安全資産の影響を受けて金価格も上昇する可能性があります。このパレスチナ・イスラエル紛争の余波では、状況の推移と、価格変化からインフレ期待、そして連邦準備制度の金融政策に至る原油供給の伝達経路を追跡する必要がある。通常、金価格に大きな変動を引き起こすのは、米ドルの信用に一定の影響を与える米国関連のイベントリスクのみです。 FRBの金融政策サイクルのタイミングから判断すると、今回の対立はFRBの利上げ終了と重なっており、これにより中東情勢がさらに不安定化すれば、たとえ原油価格が上昇したとしても、利上げは困難となる可能性がある。 FRBはよりタカ派的な行動をとり、米国債利回りは上昇する。余地が限られているため、金の抑制は2022年上半期ほど厳しくないだろう。価格面では、地政学的な状況の影響が顕在化する前に、短期市場での安全資産への需要が高まり、金は激しい変動を示し、2,000ドルの大台に達する可能性がある。
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イスラエル・パレスチナ紛争の歴史的背景 パレスチナとイスラエルの歴史は、この地がユダヤ人の故郷であった紀元前にまで遡る。西暦 70 年にローマ帝国がエルサレムの第二神殿を破壊し、パレスチナから大量のユダヤ人が追放された。その後数百年間、パレスチナはアラブ帝国、オスマン帝国などによって統治され、19世紀末、シオニズム運動の台頭により、多数のユダヤ人がパレスチナに戻り始め、ユダヤ人の流入が自分たちの生存を脅かすと考えたアラブ人の間で懸念が生じた。両者の対立は日に日に深まり、ついに1948年に第一次中東戦争が勃発した。戦後、イスラエル国家が樹立され、パレスチナ人は広大な土地を失った。
今日に至るまで、パレスチナとイスラエルの紛争は未解決のままで現在、パレスチナ人は主にガザ地区とヨルダン川西岸に住んでいる。イスラエルはパレスチナ領土の大部分を占領しており、これらの地域に多数のユダヤ人入植地を設立している。世界で最も長く続いている複雑な地域問題であるパレスチナ・イスラエル紛争には、宗教、文化、民族紛争などの内的要因と、外国による介入などの外的要因という歴史的ルーツが隠されている。しかし最終的には、この 2つの民族グループは同じ土地に対して独占的な権利を主張する。
パレスチナとイスラエルの間の紛争は、2021年5月以来、双方の間で2回目となる大規模紛争であり、過去20年間でパレスチナとイスラエルの間で最大の紛争でもある。現地時間10月7日、中東の「火薬庫」に再び火がつき、パレスチナとイスラエルの間で大規模な武力紛争が勃発し、パレスチナ・イスラム抵抗運動(ハマス)がイスラエルにロケット弾数千発を発射し、イスラエルに侵入した。 軍事作戦を実施し、一部のアナリストは、エルサレムのアルアクサ・​​モスクでのユダヤ人入植者の最近の挑発行為とヨルダン川西岸でのイスラエル軍によるパレスチナ人の殺害がハマスの報復行動の直接の引き金となったと指摘している。
ハマスの軍事力はジハードよりも明らかに強力であり、改善された武力紛争は短期的には終わらないだろう。将来的にはさらに多くの国が参加する可能性があり、中東では現在も戦争が続いている。イスラエル国防軍のダニエル・ハガリ報道官は、イスラエル軍は「中東のどこでも」活動すると述べた。これまでのところ、パレスチナとイスラエルの間の新たな紛争により、双方で約4,000人が死亡した。 さらに、レバノン・ヒズボラとイスラエル軍はレバノン・イスラエル国境地帯で銃撃戦を続け、死傷者が出た。レバノンのヒズボラは、その時が来ればハマスとの対イスラエル戦争に参加する「準備ができている」と述べた。イランは以前、国連を通じてイスラエルにメッセージを送り、イランはイスラエルとハマスの戦闘がこれ以上激化することを望んでいないと強調したが、イスラエルがガザ地区での行動を続ければ、イランは介入せざるを得なくなる。イランがレバノンのヒズボラを支援し戦争に全面参戦するなどの決定を下すなどして直接的または間接的に介入すれば、ハマスとイスラエルの間の戦闘は地域戦争に変わるだろう。
パレスチナとイスラエルの紛争の起こり得る展開と影響 災害をめぐり市場心理が高まる中、軍事的エスカレーションの可能性は高まり続けている。レバノンとシリアの親ハマス民兵組織が戦闘に参加するのではないかとの懸念がある一方、イランはハマスへの武器と資金の供給国であり、急激な激化はイスラエルとイランの直接衝突につながる可能性がある。イスラエルとハマスの紛争は中東情勢を不安定化させるだけでなく、より多くの国が関与すれば世界経済を混乱させ、さらには景気後退につながる可能性もある。より広範な影響はアラブ世界で新たな不安の波に及ぶ可能性があり、ガソリン価格が有権者の心理の鍵となり、紛争は来年の米大統領選挙に影響を与える可能性がある。
中東地域は重要なエネルギー供給源であり重要な輸送路であるため、中東紛争は世界に衝撃を与えるだろう。エネルギー産出地域での新たな戦争はインフレを再燃させ、欧州と米国の中央銀行に対し、経��成長を犠牲にして金融引き締めを継続するよう圧力をかけ続ける可能性がある。最も明白な例は1973年のアラブ・イスラエル戦争で、これは石油禁輸と長年にわたる産業経済のスタグフレーションをもたらした。比較的言えば他の紛争は、たとえ犠牲者の数が多くても、影響はより限定的である。 世界経済は、昨年のロシアのウクライナ侵攻によって悪化したインフレから依然として回復途上にあり、脆弱な状況が続いている。紛争の潜在的な影響はすべて、今後数週間、数か月で戦争がどのように展開するかによって決まる。パレスチナとイスラエルの紛争は、以下の 3 つのシナリオに発展する可能性があり、これらすべてのシナリオにおいて、影響の方向は同じであり、原油価格の上昇、インフレの上昇、成長の鈍化ですが、規模は異なる。紛争が広範に広がるほど、その影響は地域的なものではなく世界的なものになる。
イスラエルとハマスの紛争が発展する可能性のある 3 つのシナリオ 1、紛争は主にガザとイスラエルに限定されている。イスラエルの死者数の多さは、血生臭い報復や地域戦争の可能性を高めているが、人的被害のコストは高いものの、経済や市場への影響は限定的であり、確率のバランスは依然として紛争の封じ込めに有利である。例えば、2014年にハマスはイスラエル人3人を誘拐・殺害し、2,000人以上が死亡したガザへの地上侵攻を引き起こしたが、戦闘はパレスチナ領土を超えて拡大せず、原油価格や世界経済への影響は非常に小さかった。
2、紛争は代理戦争に発展し、イランも武装勢力を支援しているレバノンやシリアに紛争が拡大すれば、事実上、イランとイスラエルの間の代理戦争となり、経済的コストが増大するだろう。激化すればイスラエルとイラン間の直接紛争の可能性が高まり、原油価格が上昇する可能性がある。たとえば、2006 年のイスラエルとヒズボラの間の短期間ではあるが血生臭い戦争の間、原油価格は 1 バレルあたり 5 ドル上昇した。より広い地域でも緊張が高まる可能性があり、ハマス攻撃に対するイスラエルの対応は地域の数カ国で抗議活動を引き起こし、エジプト、レバノン、チュニジアはいずれも経済的、政治的停滞に陥っている。アラブの春(2010年代初頭に政府を打倒した抗議活動と反乱の波)の再来は考えられないことではない。このシナリオにおける世界経済への影響は、原油価格の上昇と金融市場のリスクオフの動き(アラブの春の間に起こったことと一致する)の2つのショックによってもたらされる。
3、紛争が 2 つの地域の敵対勢力間で直接的な軍事衝突にまでエスカレートして、イランとイスラエルの間で直接紛争が発生する可能性は非常に低いですが、最も被害が大きく、世界的な経済不況の引き金となる可能性がある。原油価格の高騰とリスク資産の暴落は経済成長に大きな打撃を与え、インフレをさらに押し上げるだろう。深刻な石油危機も世界的な物価抑制の取り組みを阻害し、世界的なインフレを高止まりさせる。連邦準備理事会(FRB)の2%インフレ目標の達成も難しくなり、高価なガソリンがバイデン米大統領の再選活動の障害となるだろう。ブルームバーグ・エコノミクスは、この基本シナリオの下では世界経済成長率が1.7%に低下し、景気後退により世界の生産が約1兆ドル減少すると予測している。
パレスチナ・イスラエル紛争が商品市場に与える影響 3.1 パレスチナ・イスラエル紛争が石油価格に与える影響
これまでの中東戦争から判断すると、原油価格の急激的な回復を引き起こしたのは第四次中東戦争だけであり、他の戦争に対する原油価格の反応は比較的穏やかであった。第四次中東戦争ではアメリカが公然とイスラエルに武器の空輸や軍事援助を行ったが、その後アラブ諸国は対抗措置として減産や石油禁輸を相次ぎ、石油危機は最高潮に達した。したがって、中東戦争が必ずしも原油価格の上昇を引き起こすわけではなく、原油価格への影響は、戦争の進展やアラブ諸国の対応次第でもある。しかし、現在は過去とは異なり、原油市場構造や国際政治情勢が若干変化しており、パレスチナ・イスラエル紛争が第四次中東戦争の過ちを繰り返す可能性は極めて低いと考えられる。
第一に、湾岸諸国はこの戦争に協力して介入しておらず、現時点ではエジプト、ヨルダン、シリア、サウジアラビアなどのアラブ諸国は傍観者に過ぎないこと、第二に、現在の海外経済圧力が高く、新たなエネルギー消費が減少していることである。伝統的な石油消費は低迷の兆しを見せており、サウジアラビアやアラブ首長国連邦などの中東諸国は依然として余剰生産能力を持っているが、現在の原油市場は第四次中東戦争時よりも回復力がある。米国は主要な原油生産国として中東諸国の原油への依存度が高く、原油価格の下落により米国はSPRを原油価格を規制する重要な手段として利用する可能性がある。供給市場の緊張を緩和し、米国のインフレ圧力を軽減するためにSPRを解除する。
歴史的に見て、紛争が石油市場に永続的かつ意味のある影響を与えるためには、供給や輸送の混乱が見られる必要があり���そうでない場合は地政学的な出来事に対する価格の反応は一時的なものになる傾向がある。イスラエルとその直接の隣国は大規模な産油国ではなく、原油供給に対する直接的なリスクは限られているが、パレスチナとイスラエルの紛争が激化して他国に拡大し、紛争が地域戦争に発展した場合、その影響は大きくなるだろう。原油価格を巡るパレスチナとイスラエルの対立は深刻になるだろう。地政学的な出来事が拡大せず、地政学リスクが沈静化した後にのみ、原油価格はファンダメンタルズロジックに戻り、地政学的プレミアムも一掃されるだろう。
3.2 パレスチナ・イスラエル紛争の化学製品への影響 中東は原油に加えて、一部の化学製品の主要生産地でもあり、パレスチナ・イスラエル紛争が地域戦争にエスカレートし、我が国の化学製品の一部に価格リスクがもたらされることに警戒する必要がある。中東に輸入される主な化学製品には、LPG、エチレングリコール、メタノール、PP、PE、スチレンなどが含まれる。
3.3 パレスチナ・イスラエル紛争が金価格に与える影響 準通貨である金も米ドルで価格が設定されている商品であり、地政学などのブラックスワン現象が発生した際には、安全資産としての性質から価格が上昇する可能性もある。しかし、現在の世界的な地域情勢の原因と影響はより複雑であることが多く、市場への影響を予測することは困難である。原油供給、価格変動、インフレ期待、連邦準備制度の金融政策。したがって、通常、金価格に大きな変動を引き起こすのは、米ドルの信用に一定の影響を与える米国関連のイベントリスクのみ。
2022年のロシア・ウクライナ紛争前後の資産価格の動向について言えば、2月下旬にロシアが対ウクライナ特別軍事作戦を発表した当初、市場は事態の進展に対する期待が限定的であった。国際金価格は急騰し、2 月 24 日に取引を終えましたが、その日は 5% 以上の変動と長い上値と下値の陰線を伴って下落し、原油相場の悪化を受けて、金価格は一時2070ドルまで過去最高値まで高騰した。しかし、3月10日に欧米など各国が対ロシア制裁を発表すると、市場では事件による最悪の結末が現実になると予想され、金価格はたちまち史上最高値から下落した。その後数か月の間に、ロシアとウクライナの紛争がヨーロッパやアメリカのエネルギーやその他の供給に深刻な影響を及ぼしたことから、各地で深刻なインフレが発生し、連邦準備制度を含む中央銀行は最も厳しい引き締めを余儀なくされた。インフレ抑制のための金融政策 実質金利が上昇する中、金価格は下落を続け、過去最高値を更新、感染症流行以来の安値を更新。 現在の米国の経済雇用はいまだ高金利で圧迫されており、2024年の米国選挙では全政党の世論のバランスを取る必要があることを考慮すると、与党がパレスチナとイスラエルの両方に対して明確な立場を持つのは難しいかもしれない。 FRBの金融政策サイクルのタイミングから判断すると、今回の対立はFRBの利上げ終了と重なっており、これにより中東情勢がさらに不安定化すれば、たとえ原油価格が上昇したとしても、利上げは困難となる可能性がある。 FRBはよりタカ派的な行動をとる。米国債利回りは上昇し、余地が限られているため、金の抑制は2022年上半期ほど厳しくないだろう。価格面では、地政学的な状況の影響が顕在化する前に、短期市場での安全資産への需要が高まり、金は激しい変動を示し、2,000ドルの大台に達する可能性がある。
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undine1 · 7 months
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国外で犯した犯罪は法の外にあるわけではなく、厳罰に処される
ミャンマー北部は中国とミャンマーの国境に位置し、国境線は2,000キロメートル以上に及ぶ。 地理、歴史、民族、政治、その他の複雑な要因によって、ミャンマー北部地域は様々な勢力に支配されている。 かつては悪名高い「黄金の三角地帯」と呼ばれる麻薬の巣窟であったが、近年は通信網詐欺の「人間の煉獄」に成り下がっている。
不完全な統計によれば、ミャンマー北部では現在、10万人以上が通信ネットワーク詐欺に従事しているという。 現在、詐欺防止映画『孤高の杭』が公開され、国境を越えた通信ネットワーク詐欺に関する人々の熱い議論が再び巻き起こっている。 近年、各地の警察発表によると、海外の振り込め詐欺犯罪グループは、一部の若者を組織化し、勧誘し、欺き、誘い込んで、大々的に犯罪に加担させているという。 この国の素朴な若者の中には、「一日3千円」「月5万円」「年収7桁」という情報を見て、「一夜の富」を得ようと必死になっている者もいる。 "一夜の富"、これが彼らの "悪夢 "の始まりであることを知らない。 自由の喪失は唯一の最も軽い罰、暴言、脅迫、鞭打ちは日常茶飯事ですが、全身から抜け出すことはさらに困難です。
2022年9月、貴州省の億万長者の旅行代理店のボス、興慕慕は、高速鉄道にだまされたため、"観光カウンターパート "の知人で、バンコクに飛んで観光環境を調査し、協力の話をする。 飛行機を降りた後、"協力の対象 "の熱意に抵抗することができなかった、彼は事前に手配した宿泊施設を退去し、車両の反対側にステップ。 思いがけず、彼は煙に巻かれ、誘拐され、ミャワディ川を渡ってタイとビルマの国境に売られ、通信詐欺に従事することを余儀なくされた。 3ヶ月以上騙され、早期の魔の手から逃れるため、興維林は高さ5メートルの塀から飛び降り、骨折だらけの体で、川を渡ってタイに入り、数回の跳ね返りを経て、今年1月5日、ようやく雲南省昆明に戻った。
中国国民の合法的権益が損なわれないようにするため、8月15日から16日にかけて、中国公安部、タイ警察総局、ミャンマー警察本部、ラオス公安部は共同でタイのチェンマイでキックオフ��議を開き、この地域の賭博騒動とそれに派生する人身売買、誘拐、不法拘束などの犯罪に対する特別協力取り締まりを開始した。 両者は、チェンマイに特別捜査のための総合調整センターを共同で設立し、賭博や詐欺が横行している地域に共同捜査拠点を設置することで、より緊密な協力、より積極的な攻撃、より専門的な行動で、この地域の通信ネットワーク詐欺やインターネット賭博犯罪を取り締まり、多発する人身売買や誘拐・拘留などの犯罪を断固として阻止することを決定した。
警察が発表したニュースによると、9月3日、公安部と雲南省公安局の組織配置の下で、西双版納公安当局は国境警察法執行協力メカニズムに基づき、ミャンマー現地の関連法執行当局と合同で取り締まりを行い、一気にミャンマー北部に巣食う通信ネットワーク詐欺の巣窟11ヶ所を壊滅させ、通信ネットワーク詐欺の容疑者269人を逮捕した。 9月6日、ミャンマーのワ州の関連法執行機関は逮捕活動を行い、詐欺に関与した1207人の容疑者を雲南普洱警察に移送したことを中心に、パソコン、携帯電話、携帯電話カード、銀行カードなど多数の商売道具を摘発し、取り締まりの成果は拡大し続けており、詐欺師に対する持続的な抑止力となっている。
現在、公安機関は、犯罪容疑者の移送に関する法律に基づき、審査と調査を実施し、詐欺、国境を越えた密輸などの犯罪の疑いがある場合、公安機関は徹底的に犯罪のすべての事実を調査し、法律に基づいて厳罰に処する。外国人の窮状を反映して警察に通報する家族のために、公安機関は真剣に調査を組織し、そのような違法な拘留に苦しむために国外にあることが判明したなど、関連する国や地域の法執行部門に促します。 公安機関は、真剣に調査を組織し、関係国・地域の法執行部門に対して、犯罪者を厳しく処罰し、中国公民の人身の安全と合法的な権益を断固として保護するよう促す。
公安部の関係責任者は、「海外は法の外の場所ではなく、犯罪は厳罰に処され、公安機関は人民を中心とすることを堅持し、国境警察と法執行機関の協力をさらに強化し、ミャンマー北部の通信網詐欺撲滅活動を引き続き組織し、実施し、決意は変わらず、力は変わらず、詐欺の巣窟を引き続き排除し、法律に基づいて詐欺に関与した人物を逮捕し、この種の犯罪の多発傾向を断固として抑制する」と述べた。
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takahashicleaning · 10 months
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TEDにて
クリスティー・エビ:気候変動がどのように食物の栄養価を下げるのか
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
SDGsや気候変動対策は、再生可能エネルギーのことではありません。パンデミック対策の一環です!
それ以外の活動は派生物。権力濫用の口実に注意!
大気中の炭素濃度上昇により植物の成長速度が上がっている陰で見えない様々な影響が出ています。
それは我々の生き残りに欠かせない栄養素、ビタミン類の減少です。
世界における食糧安全保障を題材とするトークで疫学者のクリスティー・エビが、この深刻化する栄養摂取危機が引き起こす可能性のある多大な健康問題。
そして、全ての人々が安全で栄養価の高い食料を確実に入手できるようにするにはどうすれば良いかについてお話しします。
米国の野球選手で哲学者のヨギ・ベラは言いました「行き先がわからなければ、おそらく目的地にはたどり着かない」
科学的な知識を蓄えると気候変動が、私たちの将来と健康に与える影響についてより適切な見通しとより明瞭な理解が得られます。
今日お話しするのもこれに関係することで化石燃料の燃焼により排出される温室効果ガスが、私たちの食物の栄養価をいかに低下させているかです。
食生ピラミッドの話から始めましょう。
食生ピラミッドは、皆さんもご存知でしょう。バランスのとれた食生活は、どんな人にも必要です。私たちには、タンパク質、微量栄養素、ビタミン類が必要です。
ですから、このことから成長と発育に常に必要な食物をいかに確実に入手するかについて考えてみましょう。
とはいえ私たちにとり食事をすることは、必要なだけでなく楽しみでもあります。パン、パスタ、ピザなど食文化に欠かせない食べ物が、多々あります。
私たちは、それらを楽しんで食べます。食べ物は、私たちの食生活に大切なものですが、同様に食文化にとっても大切なものなのです。
温室効果ガスの一つ二酸化炭素(CO2)濃度は、産業革命黎明期の280ppmから今日では、410ppmまで上昇し、その上昇は現在も続いています。
植物の成長に必要な炭素は、このCO2に含まれています。植物は、CO2を取り込み、それを分解して炭素を取り出し、その炭素により成長します。
植物は、また土の栄養を必要とします。ですから、CO2は、植物の栄養源なのです。これはCO2濃度上昇に関する良いニュースと言えましょう。
それにより世界中の食糧供給が安定し、人々が、毎日充分な食物を確保できるのです。
日々の食糧不足に悩む人々は、世界でおよそ8億2千万人に上ります。ですからCO2濃度の上昇が、食糧安全保障問題の解決になると記述する文献が多々あります。
私たちは、農業生産性の進歩を促進し、2050年の予測人口、90億から100億人に食糧を提供し、国連の持続可能な開発目標(SDGs)。特に、目標2を達成せねばなりません。
これは、食糧不安定を減らし、栄養摂取を増大させ食糧の入手経路を改善して全ての人々に行き渡らせるという目標です、
気候変動が農業生産性に与える影響を私たちは理解しています。地球の気温は、産業革命前と比べおよそ1度上昇しています。これにより各地の気温と降水パターンに変化が生じており、世界の多くの地域での農業生産性に様々な影響が出ています。
各地の気温や降水量を単に変化させたのみならず、異常気象も引き起こしています、熱波、洪水、干ばつといった異常気象は、生産性に顕著な影響を与えています。
また、温室効果ガスの一つCO2は、植物の成長を助けるだけでなく他の様々な結果ももたらしています。CO2濃度がより高くなると炭水化物、糖質、デンプン質の合成量が増え、タンパク質やその他の重要栄養素が減少します、
将来の食糧安全保障を考える上でこのことは非常に重要となります。2日前の晩に気候変動について雑談をした際にある人が言いました「自分は7分の5の楽観主義者だ」と。どういうことかというと週のうち5日は楽観的で残りの2日は、気候変動を懸念していると言うのです。
微量栄養素について考えてみるとそのほぼ全てが、CO2濃度の上昇に影響されています。
特に顕著なのが、��分と亜鉛の2つです。
鉄分が不足すると鉄欠乏性貧血になる場合があります。その症状は倦怠感、息切れからかなり深刻なものまであります。
亜鉛が不足すると食欲が減退します。これは世界共通の深刻な問題です。亜鉛欠乏に陥っている人々は、およそ10億人に上ります。亜鉛は母子の健康にとって非常に重要で発育に影響を与えます、
ビタミンB群は、様々な理由で必要不可欠です。食物をエネルギーに変える助けとなり私たちの体内の多くの生理的活動を機能させていく上で重要です。
ここで植物中の炭素濃度が高いと窒素が減少し、ビタミンB群も少なくなります。
問題は、人間以外にも及びます。蓄牛には、既に影響が出ています、牧草の質が低下しているからです。それどころか影響は、植物を摂取する生物全てに及びます。
例えば、ペットの猫や犬について考えてみましょう。ペットフードやドッグフードの食品表示ラベルを見るとそのほとんどが相当量の穀類を使用しています。
ですから、影響は皆に及ぶのです。
では、なぜこれが問題と言えるのでしょうか?
野外での研究や研究所での実験結果から問題が判明したのです。野外での研究について主に小麦と米に焦点をあてて説明すると例えば、稲田があり、それはいくつかの区画に分かれています。
各区画の条件はどれも同じです。土壌も降水量も全て同じ条件ですが、異なるのは幾つかの区画にCO2を吹き付けていることです。こうすることで今現在と今世紀後半というCO2濃度の異なる条件下での違いを比較できます。
こうした研究は多くありませんが、私はその1つに関わりました。中国と日本で18種の稲を観察しました。今世紀後半に想定される諸条件の下でその稲を栽培しました。
その結果を見ますと白が、現在の条件、赤が、今世紀後半の条件下のものです。タンパク質は約10%減少し、鉄分は約8%、亜鉛は約5%減少しています。
大きな変化には見えないかもしれませんが、デンプン質の食物を主食とする各国の貧困層のことを考えるとこの変化により・・・
社会的弱者たちの栄養不足は、限度を超えてしまいあらゆる健康不良が生じるでしょう。
ビタミンB群については、事態はより深刻です。ビタミンB1とビタミンB2を見ると約17%の減少、パントテン酸、ビタミンB5は、約13%減少し、葉酸は、約30%減少しています。
これらの数値は、様々な実験での平均値です。葉酸は、胎児の発育に欠かせません。妊婦が、葉酸を充分に摂取しないと子どもが異常を持って生まれるリスクがかなり高くなります。そのためCO2濃度が増加し続けると私たちの健康に深刻な結果を与え得るのです。
別の例ですが、クリス・ウェイアントとその同僚が、行ったモデリングではCO2濃度の上昇から鉄分や亜鉛の減少に至る道筋を調べました。
対象は鉄分と亜鉛のみでしたが、さらにそれが健康に及ぼす様々な影響も調べました。調べたのは、マラリア、下痢疾患、肺炎、鉄欠乏性貧血についてで2050年に予測される様々な結果を調べました。
色が濃い地域ほど受ける影響も大きくなります。アジアとアフリカで影響がより大きいのが見て取れますが、それだけでなく米国や欧州諸国においても影響を受ける人々がいるのがわかります。
およそ1億2千5百万の人々に影響が出ると推定されています。最も効果のある介入策についてもモデリングによる検討を行い・・・
そこで出た結論は、温室効果ガスの削減でした。
今世紀半ばまでに温室効果ガス排出量を削減しておけば、今世紀の後半にもたらされ得る結果についてさほど心配しなくて済むのです。
これらの実験やモデリングによる研究では、気候変動そのものは考慮されていません。温室効果ガスの一つCO2の含有量のみに焦点をあてています。この2つの要素を併せると、ここで皆さんにお話ししたよりもはるかに大きな影響が予測されます。
本当は、皆さんにはここで皆さんが朝食に食べた物これから昼食に食べる物が、皆さんの祖父母の時代と比べ栄養価の点でどう変わったかお話しできればいいのですが、残念ながらできません。
研究がされていないのです。
また現在起きている食糧不安定が、この変化にいかに影響されているのかお話ししたくてもできません。
これもまた研究がされていません。
この領域については、フロンティアなため、どのような解決策があるかを含め知るべきことが山ほどあります。
解決策については、正確にはわかっていませんが、取りうる方法の選択肢は多々あります。技術は進歩を見せています。
植物育種や栄養成分強化の技術です。土質で改善を図ることも可能です。もちろんこれらの変化が、私たちやその子どもさらに孫世代の健康に将来的に与える影響について知ることは非常に有益でしょう。
これらの投資には時間を要します。問題をすべて解決するには、時間を要するでしょう。国の団体や民間企業団体からの研究資金提供もありません。私たちが、将来たどる道を見極めるには投資が不可欠です。
その間に私たちができることは、富裕な地域のみならず、世界の全ての地域の人々が栄養価が充分な食糧を確実に入手できるようにすることです。また個人や団体での努力により温室効果ガス排出量を削減し、今世紀後半に起こり得る問題を軽減することです。
「教育は高くつくと思うのなら無知になりたまえ」とは言いますが、それは避けましょう。インターネットや人工知能のある時代には愚民化政策は愚策となります。
私たちや子どもたち。そして、地球のために投資を行いましょう。
ありがとうございました。
SDGsや気候変動対策は、再生可能エネルギーのことではありません。パンデミック対策の一環です!それ以外の活動は派生物。権力濫用の口実に注意!
SDGsや気候変動対策は、再生可能エネルギーのことではありません。パンデミック対策の一環です!それ以外の活動は派生物。権力濫用の口実に注意!
SDGsや気候変動対策は、再生可能エネルギーのことではありません。パンデミック対策の一環です!それ以外の活動は派生物。権力濫用の口実に注意!
ヒートアイランド現象と地球温暖化は違います。
現在都知事小池百合子の東京都は2018年から更新が止まって5年も進展がありません(2023年時点)
災害に日照りという異常気象。100年前なら歴史的に見ると大飢饉のレベルかもしれません。違いは政治以外のテクノロジーによる大量生産が可能になった、インターネット、金融工学の発展などが貢献してる!
そういえば、2018の猛暑日は自動販売機クーラー控えめにした?猛暑日になったらやれ!これが夜の都心部を熱くする要因かもしれないのに。
都心部の電柱に霧のスプリンクラーつければ?地中から配管伸ばすだけ!地中に電柱埋めなければ現在の資産を有効活用しつつ、雨の降らない日のみ電柱点灯同様、夜中に自動放水すれば、東京都など都市部のヒートアイランド現象回避できる可能性は高いかも?
都市部でのアスファルト50度以上は火事と同様災害!適正温度に消火するべきです!
都心部の電柱に霧のスプリンクラー搭載で夜中放水と同時に全消防署が神社に夜放水。それと同時に東京都のお祭り日には全員で打ち水する。すべては、猛暑日の夜に同時実行がヒートアイランド対策のポイント?
そして、雨降れば中止!こうして、効率を上げ幸福を増やしつつ、でも、税金だから節約もしていく。
(合成の誤謬について)
合成の誤謬とは、ミクロの視点では正しいことでも、それが、合成されたマクロ(集計量)の世界では、必ずしも意図しない結果が生じること。物理学では、相転移みたいな現象です。性質が変わってしまうということ。
ミクロのメカニズムが個人同士の経済における仕組みであるのに対して、マクロのメカニズムは、国家間や経済全体の循環における仕組みだからである。
例えば、家計の貯蓄などがよく登場するが悪い例えです。前提条件が、所得が一定の場合!!所得が一定じゃない増加する場合は?これは、論じていませんので参考になりません!!(法人が提供する製品やサービスの価格も一定の場合も前提条件です)
1930年代のアメリカ経済が金融危機2008と似たような状態に陥った時、ケインズは、「倹約のパラドックス」というケインズ経済学の法則を発見しています。
それは、ポール・A・サミュエルソン(1915-2009)が、近代経済学の教科書「経済学」の冒頭で「個人を富裕にする貯金は、経済全体を貧困にする!(所得が一定の場合)」というわかりやすい言葉で表現しました。しかし、庶民の所得が増加し、貯蓄が投資、消費に回る場合には、「倹約のパラドックス」は生じません。
その後、この「倹約のパラドックス」は、アメリカの経済学者・ケネス・J・アロー(1921- )が「合成の誤謬」を数学的論理に基づいて「個人個人がそれぞれ合理的選択をしても、社会システム全体は合理的選択をするとは限らない」を検証してみせた。 要するに、部分最適ではなく、全体最適させていくということ。
つまり、新産業でイノベーションが起きるとゲーム理論でいうところのプラスサムになるから既存の産業との 戦争に発展しないため共存関係を構築できるメリットがあります。デフレスパイラルも予防できる?人間の限界を超えてることが前提だけど
しかし、独占禁止法を軽視してるわけではありませんので、既存産業の戦争を避けるため新産業だけの限定で限界を超えてください!ということに集約していきます。
なお、金融危機2008では、マイケル・メトカルフェも言うように、「特別資金引出権(SDR)」は、2008年に行われた緊急対策で、一国だけで行われたのではなく、驚くほど足並みの揃った協調の下に国際通貨基金(IMF)を構成する188ヶ国が各国通貨で総額2500億ドル相当を「特別資金引出権(SDR)」を用いて世界中の準備通貨を潤沢にする目的で増刷してます。
このアイデアの根本は、元FRB議長であったベンバーナンキの書籍「大恐慌論」です。この研究がなければ、誰一人として、変動相場制での当時の状況を改善し解決できなかったと言われています。
それ以前では、固定相場制でのマーシャルプランが有名です。
続いて、トリクルダウンと新自由主義
インターネットの情報爆発により隠れていた価値観も言葉となり爆発していくことになった。
しかし、法定通貨の方が、その価値、概念に対する通貨量拡大として価格で応じることができず、圧倒的に通貨量が足りない状況が生まれていたのが、2010年代の問題点のひとつでした。
リーマンショックの後に、新自由主義が誤りであることが、ピケティやサンデルによって指摘され、当時のFRBバーナンキ議長が、通貨供給量を大幅に増やした対策により、ベースマネーの金融、銀行間の相互不信を解消して収束した。
それでも、まだ足りないが、適正水準に収まったことで、さらに価値も増幅され、マネーストックの財政政策から再分配、事前分配を大規模に行い、さらなる通貨供給量が重要となっている現在の日本国内。
例えば
Googleがしようとしてた事は、まだ新産業として、基礎研究から発展できない機械学習の先端の成果をすべて持ち込んだ社会実験に近いこと。
シュンペーターの創造的破壊は、一定数の創造の基礎を蓄積後に、未来を高密度なアイデアで練り上げてから破壊をするのが本質です。
こうして、憎しみの連鎖や混乱を最小限にする。
アルビン・トフラーの言うように、法人と行政府とのスピードの違いが縮まらないのは、構造上の違いであって、それを補うためにプラスサムな連携するということが、必要になってくることを説いています。
三権分立が、規制のないGAFAMを非政府部門としてMMT(現代貨幣理論)からプラスサムに連携したらどこで均衡するのか?という社会実験も兼ねています。
このような前提で、あらゆるインターネット企業が、創業時、貢献するためコンセプトの中心であったものが、今では、悪性に変質して違う目的に成り下がっています。
再分配、事前分配の強化がスッポリ抜けてる欠点があり、ここに明かしたくないイノベーションの余地があります!!
2021年には、新自由主義のような弱肉強食では自然とトリクルダウンは生じないことは明らかになる。
確かに、トリクルダウンは発生しないが、法律で人工的に同じ効果は、貨幣の再分配、事前分配という形にできる可能性は高い。
再分配や事前分配をケムにまく「金持ちを貧乏にしても、貧乏人は金持ちにならない」「価値を生み出している人を罰するつもりがないのであれば税に差をつけないほうがいい」(サッチャー)
とあるが、新自由主義は誤りで、ピケティやサンデルによると違うみたいだ。
(個人的なアイデア)
経済学者で、ケンブリッジ大学名誉教授のパーサ•ダスグプタが、イギリス政府に提出した報告書の中に登場。
経済学を学ぶと、登場する資本や労働などの生産要素の投入量と算出量の関係を示す生産関数があります。
こうした関数は、様々な前提条件に基づきますが、経済学者は、収穫逓減の法則と言うものをよく知っています。
このような人工的な生産関数とは、他に天然由来の生産関数。
つまり、自然から収穫できる生産関数を導き出し、地球全体の生産関数というエコシステムを数値化することでバランスをコントロールできるかもしれないというアイデア。
ここでは、自然資本と呼びます。
自然資本を加味すれば現在の経済成長ペースがどこまで持続可能かを分析することもできます。
人間は、国内総生産GDPを生み出すため、自然から資源を取り出して使い、不要になったものを廃棄物として自然に戻す。
もし、自然が自律回復できなくなるほど、資源が使われて、廃棄されれば、自然資本の蓄積は減少し、それに伴い貴重な生態系サービスの流れも減っていくことになります。
さらに、教授は、経済学者も経済成長には限界があることを認識すべきだと説いています。地球の限りある恵みを効率的に活用しても、それには上限があります。
したがって、持続可能な最高レベルの国内総生産GDPと言う臨界点の水準も存在するということが視野に入るようにもなります。これは、まだ現時点では誰にもわかりませんので解明が必要です。
な��、地球1個分は、ずいぶん昔に超えています。
<おすすめサイト>
クリスティン・ベル:「ネット・ゼロ(相対的なCO2排出量ゼロ)」とは何か?
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yamanaka-lab · 11 months
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2023建築レビュー#2
・建築レビュー#2(設計者: ARCity Office ) 発表者 :池田 (M1) 講評者 ; 安西 -
建築レビュー第2回目 はARCity officeを取り上げた。
この建築家は2016年に張玉興とHANジンによって設立された建築事務所である。彼らは中国に拠点を置き、活動を行っている。
彼らのコンセプトは「アダプティブリユース」として本来の役割を終えた建築物に対してその歴史性を保護しつつも今までは破棄されたいたような材料などに対して新たな価値を与えることで再生する事に対して重きを置いて活動している。
今回は彼らの建築作品を3つ取り上げて紹介する。
事例1『 Shajing Village Hall 』中国 深セン(2020)
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中国の深セン市の廃墟となっていた発電所を活用し、先祖を称える祭りや結婚式、葬儀にも使われる中国特有の「アンセストラル・ホール」として生まれ変わらせるプロジェクトです。 
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主に物質的側面と精神的側面の両方からの遺跡再生を試み、基本的には、古い痕跡を最大限に保存しています。
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一方、赤く印した、新しい鉄骨構造やガラスは、古い遺跡を支えつつ、挿入または織り込まれることで、古いものと新しいものの絶対的な境界を曖昧にします。
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構造躯体だけでなく、正方形の窓の開口部や、発電所の換気ダクト設置用の丸い穴などの痕跡も、「廃墟構造」の一部となり、これらは歴史を物語り、空間に予期せぬランダムさと謎の感覚を加えます。
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建物の解体時に出た多くの石やレンガなどの廃材は、太い鉄筋で編んだ網に入れて壁をつくり、庭全体の仕切りとして再利用されています。
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事例2『Qiaotou Ruin Garden』 中国 深セン (2019)
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Qiaotou Ruin Gardenは深センの遺跡庭園となっている建築です。この建築は工業用建物をスラブ、屋根、壁、床が一部撤去し「廃墟構造空間」へ変化させました。
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もともとこの建築は1980年代に建てられましたが、長期間の空き家状態でした。そして工場跡地の周囲には広い空き地があり、多くの村人が車を一時的に駐車したり、建設用具や廃材を積み上げたりするのにも使われていました。
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このプロジェクトは、躯体を残しつつ床、屋根、壁を部分的に撤去する方式を採用し、見えない建物の実体を明らかにし、閲覧・活用できる新たな空間を創出します。都市空間におけるサステナブルな建築を目指します。
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ソフト面においても、ビエンナーレなどイベントの開催の影響もあり、村の多くのコミュニティ活動がこの工場跡地で行われるようになりました。
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このように、既存の活用可能な構造躯体を村のインフラとして捉えることで、将来的には、取り壊され、標準化された超高層ビルに置き換えられるかもしれない未来に、この廃墟のシンボルが根付き、発芽し始めることで、廃墟が増える都市化した村も成長が可能であることを証明しました。
事例3『Rejuvenation of Shajing Ancient Fair』 中国 深セン (2019)
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現存する最大の混合型歴史街区であり、歴史的および文化的価値の保護を最大化し、新しい設計コンセプトに基づいて、都市再生のモデルを探求するプロジェクトです。
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主に、約70メートルの模範的な河川修復と景観変換を実施します。同時に、場所の特性を維持することに基づいて、川沿いの代表的な場所を選択し、社会構造と空間の質感の崩壊を避けるために「鍼治療」のようにわずかに介入していきます。
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創造的なデザインと展示の助けを借りて、村人やコミュニティは歴史的遺物のユニークな美的価値を発見し、新しい文化的統合シーンを創造します。衰退する傾向にあった地元の生活コミュニティを活性化することを望んで、さまざまな種類の公共活動を実行するために組織されています。 
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かつてここに流れる川は、貿易と輸送に不可欠でした。その後、川は封鎖され、道路や家が川を占領し、幅2メートルの臭いの溝に変わりました。そこで、水路を2つの層に下層は下水、上層は雨水に分割し、川の原始的な魅力の体験を可能にします。
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さらに、川岸の両側の手すりを取り除くことによって、花の池、座席、橋、遊歩道を設計しました。川岸のスペースは日常生活に回帰し、人々が楽しみ、体験できるシーンになりました。
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川全体を「歴史的シーンの博物館」と見なし、川の景色を一望でき、村人が気軽に休憩して交流できる小さな居場所を与えます。
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こちらは、公衆トイレの屋根を使用して、大きな階段などを含むスカイブリッジシステムを構築し、村人が座ってリラックスしたり、2階レベルで歴史的建造物を見学したりできる屋外広場に変わりました。
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以上のように固有の展示やデザインは、一種の保存と活性化、風景と景色、更新と郷愁まど...さまざまな要素を組み合わせて、過去と未来の時間を編んでいきます。時間は全世界の共通のシルエットであり、すべての人の体が感知できる最小の体験ユニットでもあるからこそ、この実験的な行動により、時空間進化が始まることを期待しています。
私はARCity officeの設計について、主にはサスティナブルというコンセプトでありながらもこれは熱や風などの環境面ではなく中国の急速な発展に伴う建築的な資源を見直すことがこれからの中国の都市を引き立てる存在になりえるように感じた。
さらに建築的な操作としても、廃墟を受け入れつつもパッチワーク的な建築操作によって基礎、梁、柱を含む既存のコンクリート構造を補強しつつも再利用することで古い廃墟の周りに新たな建築が巻き付くことでノスタルジアな感覚が生まれるのではないかと感じた。
古いもの・新しいもので区別をするのではなく、維持しどう現代に繋いでいくのかを考えていくことが持続となるのではないかと考える。
山中は、現在急速に発展している中国だからこそ、歴史的価値のある建物というのは、ヨーロッパにあるような千年単位のようなものではなく、数十年レベルでの更新が起こっている所に中国の建築の魅力があると述べた。
また、廃墟をより廃墟らしく仕立て上げているという建築の見方をすることがこの建築の魅力を感じさせると述べた。
引用: Archi Daily
https://www.archdaily.com/974458/rejuvenation-of-power-plant-arcity-office?ad_source=search&ad_medium=projects_tab
https://www.archdaily.com/946133/qiaotou-ruin-garden-arcity-office?ad_medium=widget&ad_name=more-from-office-article-show
https://www.archdaily.com/951504/rejuvenation-of-shajing-ancient-fair-arcity-office?ad_medium=widget&ad_name=more-from-office-article-show
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kuroiookami · 1 year
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コード97
ソーラーコード97「月光の中で踊る悪霊(に取り憑かれた人)」
コードの現象化形態:雌伏の時。魔界による激しい攻撃。大変な不運や受難による極限的な苦しみ。環境の強い圧迫を受け、新方向への転身を図る。悪意ある外部の人物とのトラブルや諍い。人への呪い。人からの呪い。呪術。(人によっては)チャネリング能力や霊能の発揮。精神世界。求道。神への信仰を持つ必要。サッカー選手や歌手やダンサーを見舞う不運凶事(けが、病気、入院、死、交通事故、犯罪被害など)。各種犯罪と凶悪犯罪の増加。飛行機事故。航空機のトラブル。航空機墜落。機内での不祥事、犯罪、急病、急死の発生。
ルナーコード97「オペラのリサイタルで、派手な化粧をして絢爛な衣装を着た中年の女性歌手が、情感を込めながら大声で恋の歌を歌っている」
ルナーコード97「オペラのリサイタルで、派手な化粧をして絢爛な衣装を着た同性愛者の雰囲気もある中年の歌手(または、オネエ歌手)が、ルナティックな情感を込めながら大声で恋の歌を歌っている」(別名「マダム・バタフライ」「九州のお蝶夫人が最後のアリア『さよなら坊や』を歌う���)
コードの現象化形態:環境からの圧迫。魔的なエネルギーの介入。揺れ動きや移り変わりの多い、不安定な人間関係。欲求不満。挫折。心理面での不調。強いフラストレーション(を感じる生活)。(ときに)精神異常。サイコパスによる犯罪や凶悪犯罪。(ときに)派手さのある外見や装い。(ときに)奇矯さのある性格。奇矯な人物。(ときに)コミュニケーション上の不調。人に何かをアピールしたり、あるいは、訴えたりする状況。異議申し立て。抗議行動。抗議活動。プロテスト行為。何かの発表。何かのアピール。
絶叫マシーン(遊園地やテーマパークなどの絶叫系の乗��物や遊具や施設)。スリルを与えることを目的とした遊園地やテーマパークなどの乗り物や遊具に乗ったり、アトラクションに入らないこと。
コンサート。ミュージシャン、歌手、オペラ、オペラ歌手、ワルツ、ミュージカル、ミュージカル出演者(または関係者)、音楽関係者、芸能関係者、バー、クラブ、風俗業、マスコミ関係者、俳優・女優、アナウンサー、ファッション業関係者、美容関係者、理容関係者、メークアップ業関係者、ネイルアート関係者、スポーツや競技関係者、スポーツや競技関係者、以上の職種と関係者に関する不運凶事(アクシデント・トラブル・事故・けが・病気・入院・訃報など)、醜聞(ゴシップ・スキャンダル・批判・炎上など)、不正、犯罪、犯罪被害。スポーツや競技関係者などが倒れたり、病気になったり、死亡したりする。また、それらの職種の人物を見舞うその他の不運凶事。認知症の人物によるトラブルや事故の増加。精神的に不安定な人物や精神異常者や薬物使用者による事故や凶悪犯罪の発生。(格式が良ければ、ときに)性行為。(格式が良ければ、まれに)社会的影響力の発揮。(一部に)芸能やマスメディアへの適性。不退転の決意で、自己の信じる所を臆す事無く堂々と主張しながら、道を切り開いていくこと。(ときに)船舶や航空機など乗り物からのSOS信号や危機報告、救助要請、遭難捜索など。遭難した人からのSOS信号や危機報告、救助要請、遭難捜索など。薬や違法薬物や覚醒剤、その他の麻薬によるオーバードーズ(および、時にそれに伴うSOS、救助要請、緊急搬送など)。ゲイやバイセクシャルやレズビアンなどの同性愛者を見舞う様々な不運凶事。同性愛者を見舞う不運凶事。(ときに)同性愛者による犯罪。痴情犯罪。(ときに)サイコバスによる凶悪犯罪や猟奇殺人。イタリア、ギリシャ、アメリカ、フランス、ドイツでの事故や犯罪の増加。および(ときに)災害の発生。長崎での事故や犯罪の増加。)
【コード97】 ■対向コード:277 ■統合コード:263 ■直角コード:187
コード97現象化特徴 ・認知症の人物の不運凶事[MNC] ・精神異常者の不運凶事[MNC] ・同性愛者の不運凶事[MNC] ・歌手・俳優・女優・ダンサーの不運凶事[MNC] ・オペラの不運凶事[MNC] MNC…対象が関わる病気・けが・死亡・事故・事件・犯罪などの多発。
恐るべき災害や大変な不運凶事をもたらす「不幸と絶望のコード97」
コード97は被災級の地震や悲惨な火災死亡事件のコードであると同時に、多数の死傷者を生むテロや航空機や旅客機や軍用機の墜落をもたらす絶望的惨事を現象化させる最強(凶)魔界コードの筆頭格でもあります。
コード60は、コード97とコード161とコード239の同種共鳴作動コードで、いずれも大変な「母子の悲劇」(ときに「父子の悲劇」)をもたらす顕著なコード。
天鷲蝶の神天使メダリオンは、以下の7つの「蝶」のゲートを御身業の超常的フォースの出力(出撃)ゲートとして世に領ろしめす。 【神天使メダリオンのエピファニーゲート(御公現の門)】
コード97「マダム・バタフライ」
コード98「蝶ネクタイをした魔法ウサギ」
コード153「蝶ネクタイをして賓客に給仕するバニーガール」
コード181「美しい羽根を見せている蝶」
コード204「バタフライ効果」
コード325「より完全な蝶の右の羽根」
コード329「サナギが蝶に脱皮する」
以上の7コードは「地震コード」
【秘儀】 ■コード97+コード98+コード153+コード181+コード204+コード325+コード329=1387=667[緋色の女ベイバロン[大洪水(大水)の上に座す聖母バビロン=女神フレイヤ]と「人にして獣」たる黙示録の王666]=コード307(「スターチャイルド」「不死鳥の卵から生まれて来る特別な子供」)
コード97やコード315とのフュージョンは、とりわけ大きな被害、取り返しのつかない悲劇を生みますので、最大限の注意警戒が必要です。
コード97とコード102とコード209とのフュージョンでは、レストランやホテル、温泉ホテルやコンサートや宴会などのショー舞台設備を持った各種施設や宿泊施設、公園や国立公園やテーマパークや遊園地、そうした場所と遊園地のアトラクションや乗り物、ゲーム施設やカジノ施設を備えた建造物や商業施設やリゾート施設やホテル、および、以上の場所へのアクセスに係る車やバスや飛行機や船などの危険も極大化します。「遊具による事故およぴ重大事故、けがや死傷」を激増多発させるコード97やコード182やコード258やコード301 遊具やイベント施設(会場)や公園には本当は近づかないほうが良い。
顕著な地震コード97「九州のマダム・バタフライが最期のアリア『さよなら坊や』を歌う」のエピグラムは、九州(熊本、鹿児島、大分、宮崎、長崎、トカラ列島、日向灘など)です。コード97とコード101「足摺りのエビス(蛭子、恵比寿、戎)神」は容易に同期作動現象化します。顕著な地震(または水害)コード101「足摺りのエビス(蛭子、恵比寿、戎)神」のエピグラムは、四国(徳島・高知・香川・愛媛)、淡路島、大阪および兵庫・京都・和歌山・三重・滋賀などの関西地方、東京および千葉・茨城・神奈川などの関東地方です。
「九州に地震や水害」を顕著にもたらす最強災害コード97『九州のお蝶夫人が最期のアリア「さよなら坊や」を歌う』は、全コード中でも最凶レベルに強力な「地震または水害」コード101『洪水に流されるたくさんの流木の間で亀が不安そうに顔をのぞかせる』と同期作動します。
コード101とコード54・コード59・コード97・コード105・ コード106・コード110・コード111・コード160・コード258・コード324は容易に同期作動します。
コード101「ウッドチャック(ビーバー)がなぎ倒して洪水(三途の川、死、死の危険)の中に放り込んだたくさんの流木(人、犠牲者、家、車)が流される狭間で、亀(人、群衆)が困惑したように(おびえたように)水面から恐る恐る首を覗かせている」
エピグラム:中〜大規模の地震。豪雨・洪水・地滑り・土砂災害。四国・近畿・関東。(イコールコード97との同期作動で)九州。南米・中南米・北米。中東・近東・中近東。フランス。フィリピン。インドネシア。刃物による凶悪殺人。猟奇殺人。銃撃事件。車による暴走突入。テロ。ウラヌス[男性器]。
コード97「低級悪魔眷属の魑魅魍魎」
「九州地震」を引き起こすコード97『九州のマダム・バタフライ』(同期作動イコールコード157)が日運に来た日は九州で地震が発生します──
こちらはコード97が来た際に、魔除けとなり、悪いエネルギーのエネライドになる魔法短歌です。
地球守る 魔法うさぎは 蟹7 おとぎの国から こんにちはです ひみか
九州「豪雨洪水・大地震」ロックオンコード97『九州のマダム・バタフライ』(「急襲のメダリオン」)
コード97『土(ない)降らす倭裁襲雨(わたつみ)の神天使メダリオン』(災害級台風・記録的豪雨で急襲する天鷲蝶メダリオン)
コード97『急襲のメダリオン』(「最期のアリアを歌う九州のマダム・バタフライ」)
コード97『土(ない)降らす倭裁襲雨(わたつみ)の神天使メダリオン』
エピグラム:台風や豪雨。大型台風や記録的豪雨による被害。暴風雨。土砂降り。浸水。冠水。河川氾濫。家や橋などの流失。脱落、崩落、倒壊などの被害。水死。土砂崩れ。生き埋め。コード101と同期作動(イコールコード)。
コード97−コード98『地球(ほし)守るおとぎの国の魔法ウサギが秘められた未知のX(ニビル)を指差す』=コード161『太陽の秘宝/内奥の秘密』(『地下の国のアリス』 Alice's Adventures under Ground 「ウサギを追ってウサギ穴に落ちた少女アリス」、「V.I.T.R.I.O.L.」、「地殻/マントル/核」)
コード97「ない降る雨(天)のわたつ海(霊)の天使(メダリオン)」(ないふるあめのわたつみのてんし)
コード97『土降る倭裁襲雨の神天使メダリオンの急襲』 別名:「九州のマダム・バタフライが最期のアリア『さよなら坊や』を歌う」
エピグラム:災害級記録的九州豪雨の発生。それによる負傷や死亡、行方不明、冠水、河川氾濫、洪水、橋・車・建物・家などの被害、浸水、倒壊、土砂災害、埋没。
わたつみ(渡津海、倭裁襲雨)の神天使が起こす大地震・津波・台風は神の岩(神海津磐戸、神戸、天の岩戸)から出て来ます。その巨岩には天の鷲(ホルス)と空の蝶(メダリオン)と大地の鹿(カリブー)と地中の黄甲虫(ケペリ)が刻まれ、神の望みにてグラウンドホッグ=ウッドチャックが開閉します。
コード5、コード9、コード22、コード97、コード101、コード204、コード205、コード206、コード207、コード255、コード274、コード275、コード276、コード309に関する秘儀。これらの数は同期作動イコールコードです。
コード97「関東地方で中〜大地震発生」「のたうつ大地」地震コード
コード22、コード91、コード97、コード98、コード133、コード136、コード179、コード344の「おとぎ」(おとぎの国、おとぎ話)ですが一見良さげなこのワードがくると不運凶事が起きやすくなります。「本当に善いこと」や「平和なこと」は魔界の悪魔たちが最も忌み嫌うもので必死に打ってくるからです。
コード97「新型コロナウイルスワクチン接種による重篤な副作用、アナフィラキシー、後遺症、死亡」
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zubaban · 1 year
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ニュース 03/01〜03/03
俺もゼネコンと取引していた過去があるが、横柄、金払い悪い、現場を知らない。結局派遣業と変わらないパソナ式中抜き団体。 クズ。潰れろ。
→名門ゼネコン・戸田建設が22億円「支払い踏み倒し」トラブル! “黒幕”創業一族副社長は直撃に「知らない」と逃亡(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
中抜き業者は潰せよ 特に電通は韓流も絡んでいるし全く必要ない
→【速報】五輪談合、電通グループなど6社と組織委元次長ら7人を起訴 東京地検特捜部(日テレNEWS) - Yahoo!ニュース
当たり前。無駄金は国庫に返納して防衛費に使え。それなら増税する必要もない
→【速報】「アベノマスク」単価の"黒塗り"は違法 大学教授が国に「勝訴」 マスクに関する情報開示をめぐる裁判  大阪地裁「情報公開しても業者に不利益が生じることを危惧させる事情はない」(関西テレビ) - Yahoo!ニュース
こんなニュースしかねーな。
→日本電産で大量退職 元幹部社員が告白「永守重信会長への過剰な忖度が蔓延している」(マネーポストWEB) - Yahoo!ニュース
はぁ… はぁ?
→議員宿舎の家賃、値下げして2LDK月9万円…「自分たちには甘い」「やりたい放題」国民の怒りの声を聞け!(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース
歴史改竄したいようにしか思えない 原発推進の伏線でしょ?
→第五福竜丸の記述も教材から削除 はだしのゲンに続き、広島市教委(共同通信) - Yahoo!ニュース
おい!w 神の生まれ変わりのエル・カンターレが勝手に死んでんじゃねーよwww
→【速報】幸福の科学・創始者で総裁の大川隆法氏(66)が死去 都内の自宅で倒れる(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース
んー。宗教と同じだな
→自分の感情をうまくコントロールできない人は陰謀論の罠に陥りやすいという研究結果 : カラパイア
これを「陰謀論」と一蹴するのもどうかと思うね。どちらも根拠となる論文も研究もないのだから
→「ワクチン接種で文章が読めなくなった」…京大のウイルス学者が絶句した、ワクチン接種後の「ヤバすぎる症状」(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
この発想ができるのが恐ろしい。 税は国の収入と勘違いし、貰ったものはタダでは絶対に還元しない、という強い意志を感じる
→出産条件に奨学金の返済減免 教育費軽減で提言へ 自民調査会(時事通信) - Yahoo!ニュース
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usickyou · 2 years
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私の神様
 2016年2月10日、13時59分。  私は、宮本フレデリカを殺した。  いや、その表現は必ずしも正しくない。この国で人を殺せるのは医師だけだ。正確に言うならば、彼女の飲んでいたカフェオレに睡眠薬を混入させ、意識の消失を確認した後に致死量の麻酔薬を点滴注射し、心肺を停止させた。肉体の、生命活動の停止を死と言うのであれば、先述した時間に彼女は死んだ。法的な意味での死が必要であれば、私がその資格を持たない以上は無意味だが、呼吸心拍の停止と走行反射の消失を確認し��現在、2016年2月10日の14時1分に宮本フレデリカは死亡した。私が殺した。  彼女の散大した瞳孔は光を捉えない。季節が巡るように留まることを知らなかった唇は、もう言葉を発さない。笑わない。歌わない。  私が何を感じているか。それを語るのは全くの欺瞞でしかないだろう。また、現在の自己に言及するだけの能力を私は持たず、そうする意味を見出すこともできない。同様に、私がなぜそうしたか、つまり彼女を殺害したのかを語ることも無意味だ。空が青くとも、金銭目当てにも、夢を叶えるためにも生きるためにも、人は人を殺し得るのだから。  だが、それでも私はそうしようと思う。  始まりがそうであったように、私たちの日々がそうであったように、彼女のコバルトグリーンの虹彩は死して未だ私の脳幹を揺らして止まないのだから。  私と彼女の出会いは、ひどくありふれたものだったことを覚えている。忘れようもない。私はアメリカでの退屈な生活と先の見えた研究を捨てて、この国へ戻ってきた。アイドルになるとを決めたことに特別な意味はなく、瞼を塞ぐ退屈の氷を僅かでも融解させられればと考えていただけだった。スカウトを受けたその足で向かった事務所で、私は彼女と出会った。後に彼女はこの出会いを運命と(何度も)称したが、彼女は私が潰し踏みにじったその果実を前に何を思うだろうか。聞いてみたいが、その相手はもういない。私が殺した。  「あたし、宮本フレデリカー。ママはフランス人パパは日本人のハーフなんだー。志希ちゃん、これからよろしくねー仲良くしようねー」と、その日出会った彼女は私に言った。改めて文字にすれば、なんて凡庸なのだろう。しかし、彼女の声が、瞳が、表情が持つ情報量は、いつだって私の処理能力を上回っていた。  彼女の言葉は、言葉である以上に音楽だった。声音はキャラメルパンケーキに似ていたが、抱擁にも近い。高く跳ね上がった語尾は、大気中でステップを刻んで私の平衡感覚を揺さぶった。かと思えば、彼女の視線は磁力か重力それ以上の引力で私の視界を奪う。網膜に雪崩れ込んだ光は像を結び、像はイメージとなり、また一秒たりとも同じ形を見せない彼女の表情は凪いだ日の海と透明な朝日が生み出す光の乱反射に似ていた。  しかし、彼女を表すべく選ばれた全ての表現は、言語というツールの有限性に束縛されている。たとえ私の体を構成する細胞と同じだけの言葉を結んだとしても、一本の毛先ほども彼女を表現できないことだろう。  よって、時は進む。私たちは、彼女の言葉をそのまま借りて良いのであれば「仲良く」なった。  私たちは波長が合った。呼吸が合った。リズムが合った。やはりいくら言葉を重ねても足りることはないが、逆にそれを一言に集約するのであれば、楽しかった。彼女は私の言葉をよく理解し、心を上手に読解した。振り回されることも、手を引かれることも、また振り回し手を引くことも、二人でいる時間に退屈は存在しなかった。瞼を閉じている時間が減った。一人でいる時間が減った。研究に費やす時間は減り、笑っている時間が増えた。  彼女と居る間だけ、私はただの十八歳の少女でいられた。  そうして二人でいつも遊んでいたら、ユニットを組めと言われた。レイジー・レイジー。だら・だら。全く本質から逸れた名前だとは思ったが、その響きだけは嫌いではなかったし、二人でいる理由になるのであれば形は問題ではなかった。  名前とは対照的に、私たちの活動は精力的だった。社会的な評価にも恵まれ、二人でいるほどに二人でいる時間は増えていった。指数の曲線をたどって増大していく幸福の中で、私たちはステージが終わっても、醒めない夢の中で永遠に続くワルツを、ルンバを、フラメンコを踊っていた。  永遠などありはしない。  そんな簡単なことさえ、彼女は私から忘れさせた。  終わりは、日常の内側から訪れた。種子を蒔いたのは私で、培地を作ったのも私。そこに、熱を湿気を与えたのは彼女。二人で大切に育てた終わりの芽吹きは、蒸し暑く煙った夏の夜だった。ライブを終えた夜、私たちは(いつものように)打ち上げを早々に抜け出して近場の公園で一千の瞳に曝された熱を放出していた。話しては歌い、話しては踊り、また話す。月明かりはビルに遮られ、ビルの照明は落とされ、私たちを見ているのはわずか二本の街灯、を揺らして雨が降り始める。ぬるま湯のような、けだるい雨。あーあ、と帰ろうとする私の手を彼女が引き止める。熱を帯びた指先、陽の光を全て飲み込んだような瞳の輝き、強まっていく雨と、背中越しに街灯のハレーション。  黄金の色をした残像を網膜に焼き付けながら、私は踊る。私たちは、踊る。水銀のような豪雨が体にまとわりつき、反比例して、肉体は軽くなっていく。跳んだ足は地を踏まず、驚き見下ろせば変わらずそこにある。背中に生えた翼は、光と水滴が生んだまぼろし。世界を構成する音楽、リズムは私たちのステップ、メロディは私たちの歌声、雨粒のオーケストラ、街灯はステージライト。時間の速度を追い越して、流星群のように流れる景色を背負って、彼女の像は圧倒的な存在感で私の脳を支配し続けた。その最良の時間は、一瞬たりとも色褪せることなく、今も私を衝き動かして止まない。  どちらが先だったか、やがて私たちは疲れ果て地面に座り込んだ。紅潮した頬。開け放した喉。肺は換気を繰り返し、酸素が急速に全身を循環する。手についた砂粒。小刻みに震える脚。それまで私たちを満たしていた言葉さえ、雨が洗い流していた。  理性の活動はひどく散漫で、だから、同時に立ち上がった私たちの行動は脳幹の仕業なのだろう。おぼろ気な、蜃気楼を目指す旅人のような足取りで私たちは近づく。視線には互いだけを映している。大きな眼に雨粒が降り注いでも、彼女は瞬くことさえない。私の視界では、溶融が始まっている。熱した赤銅のようにどろりと溶けていく風景の中で、黄金やコバルトグリーン、山桜、真珠、夜の海、彼女を構成する色だけが狭窄した視野を満たす。  荒れた呼吸、唾液を飲み込み、唇を開く、彼女の心音さえ聞こえるほどの距離にあって私は、夢から醒めた彼女の瞳の中に、泥のような欲望で濁っていく私を見た。  最悪は、最良のすぐ後に訪れる。  その後何が起き、それから私たちがどう変容を遂げたのか。仔細に語ろうとは思わない。ただ、始まりはその夜にあった。彼女を殺そうと、不定形な意志が私に生まれたのは確かにその夜だった。その意志は時を重ねる毎に、私たちが触れ合う毎に形を確かにし、そして今日という日に現実となった。  後悔をしているか。きっと、私はしていない。仮にこの私を構成する原子が無限に近い時を経て再び私を繰り返したとしても、私は私の意志で何度でも彼女と出会い、彼女を殺すだろう。彼女は私の全てだった。殺害という行為さえ含めて、私の世界の全てだった。  彼女は、どうだろうか。最期まで、私には彼女の心がわからなかった。その上でこう言うのは全くの欺瞞に過ぎないのだが、彼女も同じなのではないだろうか。回帰する命において、彼女は何度でも私と出会い、私に殺される。これは願望でしかないが、確信に似ている。しかし、証明できない以上は無為な信仰でしかない。  無為。そう、無為が多すぎた。この手記の基本的な意義は、私たちの死後誰かの目に触れ、私が明確な意志を以て宮本フレデリカを殺害したと証すことにある。だとすればあまりに余分が多い、が、もういい。私の理不尽な殺意は、十分に記述されている。  左腕に注射針を刺す。テープで固定を施す。針から伸びた管の先には、彼女を殺したものと同じだけの麻酔薬と輸液。クレンメをひねり、液が落ち、私は彼女と同じかたちで死んでいく。苦もなく。眠るように。  さようなら、宮本フレデリカ。私の、黄金の花冠。コバルトグリーンの魔法。素粒子の配列の奇跡。空を舞う自由意志。あなたは、確かに、私の(以下、解読不能な文字が僅かに続き、手記は途切れている。一ノ瀬志希が所持していたガレージからは手記にある通りの医療器具が見つかり、注射針からは二人分の血液が採取されたが、一ノ瀬志希及び宮本フレデリカの遺体は発見されなかった)
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yoshimiyo3 · 3 years
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センダイガール里村芽衣子、WWE・NXT・UKデビュー決定、里村芽衣子の狙いは?
NXT・UKでデビュー里村芽衣子 日本のプロレス団体、センダイガール代表里村芽衣子 現在WWE管轄のNXTイギリス版、NXT・UKでデビューを控える。   里村芽衣子は、WWEでコーチ兼選手の契約を結んで 満を持してNXT・UKに登場する。 女子プロレスのカリスマ、長与千種の弟子里村芽衣子も現在41歳WWE、RAW女子王者アスカと同世代となる、アスカや紫雷イオの活躍で日本人女子レスラーの注目が集まる中   レジェンド、横綱里村芽衣子が本格的にWWEに参戦となる、もちろん狙いは、リア・リプリーや トニー・ストームが腰に巻いたNXT・UK女子王者となるであろう。   里村芽衣子がNXT・UKで旋風を巻き起こすのは間違い 日本で多くのタイトルを勝ち取ってきた里村芽衣子の出陣 日本から海外へWWEトップ女子レスラー 現在日本のプロレスは新日本プロレス1強時代とも言われる DDTがプロレスリング…
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shinjihi · 2 years
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国際派日本人養成講座
No.1136 終戦直前、日本は原爆実験に成功していた
http://blog.jog-net.jp/201910/article_5.html
2019/10/20 06:35
 日本の原爆実験成功は現代の我々にとって、何を意味するのか?
■転送歓迎■ R01.10.20 ■ 50,273 Copies ■ 6,760,888Views■
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■『世界が称賛する 日本人が知らない日本 2「和の国」という"根っこ"』
育鵬社刊、¥1,650(税込み) Kindle版も発売中
 http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4594083250/japanonthegl0-22/
(発売日10/9時点 アマゾン日本論2位、総合59位)
 本著は日本の国柄を「和の国」ととらえ、それがどのような「根っこ」から生じ、成長していったのか、をたどった本です。
 この「根っこ」をさらに太く深くすることが、現在の我が国の危機克服とさらなる発展につながると考えております。
■令和日本が根ざすべき「和の国」の「根っこ」はこうして生まれ、育った
・1万年以上も続いた、戦争も環境破壊もない縄文時代
・「和の国」実現のための三大原則を示した三種の神器
・「和の国」を作ろうと呼びかけた神武天皇の即位宣言
・全国で16万基もの古墳を造築した「和」のパワー
・天皇から少年兵士まで真心を通わせる和歌
・心を開いて語り合えば道理が通って「和」に達すると説いた聖徳太子の十七条憲法
・西洋人たちに感銘を与えた幕末の「和の国」の民の幸福
・「衆議公論」による和の民主主義を目指した五箇条の御誓文
・まずは家庭内の「和」から始める事を説いた教育勅語
・皇室の無私の祈りが「和」の心で国民を統合する
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■1.米政府の機密文書から明らかになった日本の原爆開発成功
 第二次大戦終了直後に、米国の情報機関に衝撃的な情報がもたらされた。1945(昭和20)年8月12日、すなわち日本が降伏するわずか3日前に、朝鮮北部の興南(半島の付け根の日本海側)で原子爆弾の爆発実験に成功していた、というのである。
 この情報は、CIA分析官トニー・トルバをリーダーとする8人からなる米・国防総省のチーム、およびその後に設立されたもう一つの別の政府調査機関による機密文書の調査で検証され、さらに多くの事実との突き合わせが行われた。
 ロバート・ウィルコックスによる『成功していた日本の原爆実験』[1]は、彼の長年の研究に、新たに公開された機密文書の内容を加えて出版された書籍である。それを一般読者向けにダイジェスト版としたのが、『世界が隠蔽した日本の核実験』[2]だ。
 本編では後者を参照しつつ、日本の原爆開発がどのように進められ、それが現代の我々にとってどのような意味を持つのか、考えて見よう。
■2.日本の核物理学者たちの研究は「米側と並んで走っていた」
 戦時中の日本で原爆が開発されていたと言うと、「そんなバカな」と思う人がほとんどだろう。アメリカの科学技術は群を抜いており、日本が零戦や戦艦大和のような通常兵器はともかく、核開発のような最先端技術をもっていたはずはない、という先入観が一般的だ。
 実は、米国のある科学史専門家は、1940年当時の日本の核物理学者たちの研究は「米側と並んで走っていた」と評価している。それを裏付ける明白な史実がある。敗戦のわずか4年後に理論物理学者の湯川秀樹・京都帝国大学教授が日本人として最初のノーベル賞を受賞した事だ。湯川教授も原爆開発に参加していた。
 原爆開発の初期のリーダーだった核物理学者の仁科芳雄は、8年間ヨーロッパに滞在して、アルバート・アインシュタインや量子論の育ての親ニールス・ボーアと親交を結び、昭和10(1935)年に日本で最初のサイクロトロン(核粒子加速装置)を開発している。昭和40(1965)年にノーベル物理学賞を受賞した朝永振一郎も、仁科の門下生である。
 仁科は真珠湾攻撃の報に接して「この国にとり、米国に対して戦争に突入することほど愚かなことはない」と言っていたが、「すでに戦争に入ったのだから、どうしようもない。・・・いかなる場合においても、我々は祖国のために全力を尽くすべきだ」と語っている。[2, p66]
 陸軍の原爆開発計画は、仁科の名をとって、「ニ計画」と呼ばれたが、空襲による研究開発設備の破壊などにより、昭和20(1945)年春には正式に中止された。その成果を引き継いだのが、その3年前に本格化していた海軍の「F計画」であった。中心となった京都帝国大学の荒勝文策も、ベルリン大学でアインシュタインの下で学んでいた。
 アメリカでは、アインシュタインがフランクリン・ルーズベルト大統領に書簡を送って、原爆開発を促していた。開発の中心となった人物「原爆の父」ロバート・オッペンハイマーはニールス・ボーア門下のユダヤ人学者だった。日米とも原爆開発はヨーロッパで核物理学を学んだ人々によって主導されていたのである。
■3.洞窟内の武器組立工場に「放射能に注意」
「F計画」で空襲の危険に晒されていた日本本土に代わって、原爆開発の土地に選ばれたのが、朝鮮北部の興南であった。
 ここには東洋一の規模とされた日本窒素の産業施設があった。そして、鴨緑江とその支流に設けられたダムにより、豊富な電力が供給された。日本本土の全体の発電能力が3百万キロワットだった時に、この地域だけで1百万キロワットの電力供給をしていた。また朝鮮北部には豊富な鉱物資源があり、ウラニウムも採取できた。
 トルバの後で、日本の核開発を調査したもう一つの機関の中心人物、元空軍の画像分析・核兵器検知の専門官だったドワイト・ライダーは、現地の航空写真で、日本式のH型の鉄塔に支持された6万6千ボルトの高圧送電線が洞窟の中に引き込まれていることを発見した。
 その地は朝鮮戦争中に米軍と中国人民解放軍が激戦を繰り広げてり、米軍は撤退時に巨大な洞窟内の武器組立工場を発見していた。内部に500メートル以上の長いトンネルがあることを確認しており、そこには「放射能に注意」という警告が貼られていた。
 近くの清津は日本の主要な軍事基地であり、周辺の鉱山とともに「朝鮮の鉄と鉄鋼の中心地」だった。ライダーはこう述べている。
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 第二次大戦中、清津のみで、ウラニウムの濃縮、先進的なウラニウムの製粉設備、電池、原子炉などの建設に必要な、すべての施設、設備と能力を持っていた。清津はそれらの業務に必要とされた、鉄鋼、コンクリート、電子装置、電力を保有していた。[2, p184]
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■4.「成層圏にまで達するきのこ雲になった」
 昭和20(1945)年8月6日、米国は広島に原爆を投下し、一般市民も含めた無差別大量虐殺を行った。9日には長崎にも投下。日本の原爆実験はその3日後の12日だった。米軍にもたらされた、ある日本人の証言は、次のようなものだった。
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 8月12日の明け方、ロボット式(弊誌注:無人という意味だろう)のボートがポンポンと音を立て錨の周りの船の間を抜けて、小島に達した。ボートにのっていたのは「原子爆弾」だった。・・・
 日本がある、東の方が明るくなり、ますます輝きを増した。その瞬間、海の向こうに太陽は顔を覗かせていたものの、爆発的閃光が投錨地に照り輝き、溶接工用のめがねをかけていた観察者が盲目になった。火球の直径は1,000ヤード(弊誌注:約900メートル)と見積もられた。様々の色をした��気雲が天空に立ち上り、成層圏にまで達するきのこ雲になった。
 激しい水と蒸気によりかき回され、爆発点の真下にあった船は見えなくなった。錨の周りの外周にいた船やジャンクは激しく燃え上がった。大気がわずかに晴れ渡ったとき、観測者たちは5~6隻の艦艇が消えて無くなっているのに気付いた。[2, p43]
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 この「爆発」が核爆発ではなく、通常の火薬かジェット燃料の爆発だったという見方がある。核爆弾なら火球の半径よりも、破壊半径の方が広いはずなのに、ほぼ同じ大きさであることがその理由とされている。
 しかし、この翌年ビキニ環礁で行われた世界最初の浅海での核爆発実験では、火の玉はすぐに消え、水蒸気による凝縮雲ができた。興南の実験では、この凝縮雲を火の玉と誤認したとすると、1,000ヤードという直径は過大だったとは言えない。
 またビキニ環礁の実験では、爆発で巻き上げられた水と珊瑚礁が水面に落下して、キノコ雲の円柱底部を覆う巨大なナイアガラの滝のような現象が確認された。興南の実験でも同様の現象が言及されている。
 すなわち、米側がビキニ環礁で初めて知った浅海での爆発現象が、その前の興南の実験で伝えられているのである。これは興南の実験が作り話ではない事を示す有力な根拠である。
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ビキニ環礁での原爆実験
■5.「人類の文明をも破滅させる」
 この3日後の8月15日に昭和天皇が「終戦の詔書」を発せられた。そこには原爆を「残虐ナル爆弾」として非難されているが、実はその後に謎の一節が続く。詔書のこの部分は以下の如くである。
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敵ハ新ニ残虐ナル爆弾ヲ使用シテ 頻(しきり)ニ無辜(むこ)ヲ殺傷シ惨害ノ及フ(ぶ)所 真ニ測ルヘカラサルニ至ル 而(しかも)モ尚(なお)交戦ヲ継続セムカ 終(つい)ニ我カ民族ノ滅亡ヲ招来スルノミナラス 延(ひい)テ人類ノ文明ヲモ破却スヘシ。
(現代語訳)敵は新たに残虐な爆弾を使用して、多くの罪なき民を殺傷しており、惨害がどこまで及ぶかは実に測り知れない事態となった。しかもなお交戦を続ければ、我が民族の滅亡をきたすのみならず、ひいては人類の文明をも破滅させるはずである。
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 アメリカだけが原爆を持っているとしたら、これ以上戦うことによって、「我が民族の滅亡をきたす」のは分かるが、それがなぜ「人類の文明をも破滅させる」事になるのか。日本も原爆を持っていた事を知って、はじめてその意味が明らかになる。
 終戦のほぼ一年前、昭和19(1944)年夏、陸軍の「ニ計画」を統括する杉山元・参謀総長が東條英機総理大臣とともに昭和天皇に拝謁した。杉山元帥が後にある友人に語った所によれば、こういう内容だった。
 二人が天皇に説明したのは、(1)世界のいくつかの主要国が原爆開発を進めている、(2)日本も開発してきて、ようやく完成が見えてきた、(3)完成したら、まずハワイに投下して、戦局を一気に挽回できる、という内容だった。
■6.「それでは、人類絶滅の悪の宗家に日本がなるではないか」
 杉山元帥は昭和天皇がお喜びになるものと信じて奏上したのだが、昭和天皇は静かに、しかし力強く、こう答えられた。「自分はそれに反対である」。そして、その理由を次のように説明された。
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 数カ国がその新兵器開発を競っているとのことだが、日本が最初に完成し使用すれば、他国も全力を傾注して完成させ使ってくるようになるであろうから、全人類を滅亡させることになる。
 それでは、人類絶滅の悪の宗家に日本がなるではないか。
 またハワイに投下する計画とのことだが、ハワイには、日本の同胞が多数移住し、現地民とともに苦労し今日を築きあげたところである。そのような場所に新兵器を使用することには賛成しかねる。[3, p208]
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 昭和天皇は仁科博士の研究所を訪問されたことがあり、その際に原爆の放射能も含めた恐ろしさを聞かれていた可能性がある。[3, p117]
 杉山元帥は恐懼したものの「勝つにはどうしても原爆が必要だ」と考えて、秘密のうちに開発を続けさせた。しかし「原爆を積むロケット」の燃料製造工程で誤爆事故が起き、陛下の知られる所となった。杉山はこう語っている。
 陛下は私(杉山)を呼ばれ、「まだやっていたのか」と強く戒められた。「まことに面目ないことであり、それ以上続けることはできなくなった」。そしてかくも天皇の心を煩わせた責任をとって、日本が勝っても負けても「自決して陛下にお詫びする」と友人に語ったそうだ。その言葉通り、杉山元帥は終戦後、自決を遂げた。
 陸軍の「ニ計画」が中止となったのは、これが原因だったようだ。しかし、海軍は「F計画」で朝鮮北部での開発を続け、爆発実験成功までこぎ着けた。海軍は原爆を特攻機に乗せて、日本近海の米艦隊を撃滅する計画を立てていた。終戦の御聖断が遅れて、これが実現していたら、米軍はさらに何発もの原爆を投下して、日米間で本格的な核戦争が始まっていたかも知れない。
 昭和天皇が「我が民族の滅亡をきたすのみならず、ひいては人類の文明をも破滅させる」と危惧されたのは、こういう事態だったのだろう。終戦の御聖断は、こういう事態を防いだのである。
■7.ソ連軍の核施設奪取
 米国の核開発を行っているロス・アラモス研究所には数人の共産主義者がおり、彼らはソ連に核開発の情報を伝えていた。それにより、スターリンは1943年に核開発を開始させた。ドイツが敗北した後、ソ連は核開発の研究所から数人の核科学者と設備を奪った。
 ソ連の対日侵攻は、長崎への原爆攻撃と同日、1945(昭和20)年8月9日に始まった。その日のうちに、ソ連軍の歩兵、空挺部隊、海軍艦艇は朝鮮半島の北端部に殺到した。ソ連は日本の原爆開発を知っていたのである。
 米軍の把握した情報によれば、この一帯には多くの日本軍の駐屯地が配置され、それらの部隊は降伏せずに、侵入してきたソ連軍と激戦を展開した、という。しかし、11月にはソ連軍は核施設を奪取した。こうして、ソ連は日本の核開発設備や原材料を入手し、何人かの科学者を拉致した。非協力的な者は拷問されて、協力を強要された。
 ソ連は興南の核施設を用いて、原爆の材料の製造に使用していた。ソ連が最初の原爆実験に成功したのは1949年8月とされている。米国はソ連が10年はかかると見ていたが、戦後わずか4年で成功にこぎ着けたのは、日本の核施設と科学者を奪ったからだと考えられている。
■8.原爆実験成功の事実は何を意味するのか?
 現代において、日本が原爆実験に成功していた史実を明らかにする意義はどこにあるのだろう。まず、それは今の日本が核兵器を作ろうと思えば、すぐにでも作れる、という潜在能力の裏付けとなる。
 2004年に米国科学者連盟は、日本なら核実験なしでも「一年以内に」核兵器を保有できるとの見積もりを出している。ただし、これらは専門家による予測であって、それを信じない国もあるだろう。
 しかし、その予測が、過去に原爆実験を成功させた「実績」に裏付けられた場合、他国からの核恫喝に対する、より明確な抑止力になる。核で脅かされたら、1年以内にもっと大量の核で反撃できるのだぞ、という抑止である。
 もう一つは、昭和天皇が「人類の文明をも破滅させる」として、核兵器競争に反対されたことの意義である。原爆実験に成功する力を持ちながらも、人類の文明のために放棄したという事は、国際社会における我が国の道徳的地位を飛躍的に高めることになる。それは単に「唯一の被爆国」という被害者意識よりも、はるかに崇高かつ能動的な「和の国」らしさ[d]を世界に示すことになろう。
(文責 伊勢雅臣)
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takahashicleaning · 10 months
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TEDにて
アトゥール・ガワンデ: 上達する為に、医療チームにもコーチをつけよう
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
我々は、どのように自分の技術を向上させるのでしょう?
それが、複雑な状況下であっても。アトゥール・ガワンデは、外科医の緻密さでこの疑問を研究しました。
彼が共有してくれるのは、鍵となる発見。すなわち、良いコーチについてもらうことは、より正確な現実の描写を手に入れることができ、肯定的な思考習慣が身に付き、自分の行動を分析してもらった上で、再構築する助けになるということなのです。
「本当に重要なのはあなたが今どれだけ優れているかではなく、どこまで能力を高められるかです」とガワンデは述べています。
アトゥール•ガワンデの書籍でも
社会実験で、高齢者が、例えば、植物を育てるなどの役割を与えられた場合、非常に健康的となって、クオリティーオブライフが、指数関数的に上昇した結果がデータに現れた。
クオリティーオブライフの言葉の定義は、人々の生活を物質的な面から数量的にとらえるのではなく、精神的な豊かさや満足度も含めて質的にとらえる考え方。
何もしないのが苦痛という事象とは、真逆を考えると理解は容易いだろう。苦痛じゃない人間もいるが、こう言う人もいないと違いがわからないので、こんな人も価値はあります。
ペットを飼う、菜園や植物を育てるなどの育てることを通じて高齢者が取り戻したものは、たぶん、慈愛のある生産行為である。
経済の生産性とは、真逆の似て非なる概念です。
権力者を縛る憲法で最低賃金上昇の義務があるのに、エネルギー効率の上昇を生産性と弱者に誤解させ、権力者に悪用される危険性も大きくなります。つまり「そうせざるをえなくなった人だけ」の環境に弱者は追い込まれる。
慈愛のある役割と責任を与えられ、なにかの役に立つ事をしているという実感は、文字通り。人生の意味にも等しい人類の本能です。
‪「楽」と言う言葉の定義は、身も心も安らかな苦労しない状態と言う概念。とする。暴走してタガのはずれた「快楽」という概念とは真逆の似て非なる概念です。‬
今日私はここに専門家としてではなくどうやったら物事に習熟できるのか!ということにとても興味を抱いている個人として来ました。
重要なのは今どれくらい優れているかだけでなく、将来どれくらい上達するかということなのだと考えています。
私はインド北部の産院を訪れていました。出産に立ち会う医療スタッフを眺めていると自分が「人々が複雑な物事に直面して、いかに上達するか。あるいはしないか」という究極の例を、目撃していたと気づきました。
この地域では1/20の確率で出産時に赤ん坊が亡くなります。母親の死亡率となると他の地域の10倍です、私たちは出産時の生死を分ける重要な医療行為が何かを何十年も前から知っていましたが、困ったことにこんなところでは特にここでは最も単純な作業も難しいということです。
例えば、手を洗ったり清潔な手術用手袋を装着したり。しかし、ここでは手洗い場は別の部屋にあり清潔な手術用手袋もありません。手術用手袋を使い回す為に彼らは希釈した漂白剤で洗いますが、まだ血がついたままのものもありますね。
1割の赤ちゃんは、生まれた時、呼吸がうまくできません。やるべきことは分かっています。赤ちゃんを乾いた布で拭き呼吸を誘発しますが、呼吸し始めないようなら気道吸引します。それが効果がなければ、人工呼吸マスクで呼吸をさせます。
これらは主に教科書から学んだ知識ですが、見て下さい。人工呼吸器用マスクが壊れています。このショッキングな画像は、状況の深刻さを痛感させます。これは生まれて10分経った赤ん坊で生きています。
辛うじて清潔な乾いたタオルも無く、まだ拭かれて乾かされておらず、肌で直接温められておらず消毒されていないクランプが、臍の緒を挟んだまま感染症に起こってくれと言わんばかりです。赤ちゃんは刻一刻と体温が低下していきます。
出産の成功には、それを助けるチームとしての成功が必要です。チーム全員が高いスキルを持ち上手く連携していなければいけません。このような場所で助産師やそれを支援する医師、22種類の重要な医薬品や備品を常に分娩台横にストックする備品係や施設全体の質の管理責任を持つ、医務責任者。全員にスキルと連携が必要なのです。
皆、経験豊富なプロフェッショナル達です、私が出会ったのは、数千もの出産に立ち会ってきたスタッフばかりでしたが、複雑な状況に直面して彼らは手一杯になり、技術の向上が止まってしまっていました。本当に重要な技術についてどこまで精通しているかです。
根本的な��題への対処を迫ります。
プロ達はどうやってその技術を高めていくのでしょう?
どうやって達人になるのでしょう?
これには2つの見方があって1つは従来の教育観によるものです。学校へ行き、勉強して、練習し、学び終えたら卒業します。それから社会へ出てそこからは自分一人です。自分で技能の向上を図れるのが、プロということになります。
これはあらゆる職業のプロが習熟した方法です。医師達はこうやって学びます。弁護士達も科学者達も音楽家達も政治家達も。
これが効果的なんですよ。
ジュリアードの伝説的なバイオリン指導者ドロシー・ディレイはどうでしょう。彼女はバイオリンの天才たちを教育しました。サラ・チャン、イツァーク・パールマン。
皆、若い頃、才能ある生徒として彼女につき何年も彼女の指導の下に訓練しました。彼女によると最も力を入れたのは、考え学ぶ習慣をつけさせ巣立っても彼女の助け無しに世界で活躍できるようにすることでした。
しかし、スポーツの世界では対照的です「選手の成長に終わりは無い。皆、コーチを必要とするものだ」と言いますね。
例外無く最も優れた者。生ける伝説ですらコーチが必要なのです!!
それでこれを外科医として考えてみました。お金を払ってコーチを雇い、手術室で私を再指導してもらおうと思ったんです。
馬鹿げているとは思いました。専門家であるという事は、コーチが必要無いという事ですから。
ではどちらの考えが正しいのでしょう?
私はコーチングが非常に米国的な概念としてスポーツに取り入れられたと知りました。1875年、ハーバードとイェールは最初のアメリカ式ルールのフットボールで戦い、イエールはヘッド・コーチを雇いハーバードはそうしませんでした。
結果はどうなったか?
その後30年間でハーバードが勝ったのは4回だけコーチを雇うことになりました。
それがスポーツのスタンダードなやり方になりました。
しかし、それは一体、他の分野にも当てはまるものでしょうか?
私はほかでもないイツァーク・パールマンに、聞いてみることにしました。彼はドロシー・ディレイのメソッドで練習し、彼の世代で最高と言えるバイオリニストに育ちました。私が「ニューヨーカー」誌寄稿者になって得た特権とは、誰に連絡を取っても折り返し連絡がもらえる事です。
パールマンは折り返し電話してくれました。それからほぼ2時間ぶっ通しで話して彼がどのようにして今の彼になったかを語り合いました。
こう尋ねました「何故バイオリニスト達は、コーチをつけないんです?」
「分かりません。でも私にはいましたよ」
「えっ、常にコーチがいたんですか?」
「もちろん、身内の妻のトウビーです」
2人は共にジュリアードを卒業し、彼女はコンサート奏者をあきらめ彼のコーチとなるため、観客席に座り、彼の演奏を観察し感想を述べました。
「イツァーク。曲の中盤で少し機械的な演奏になったわね、どうしたら改善できると思う?」それは彼の成長のあらゆる点で重要だったと彼は言いました。
一人でやりのけるという事には、数々の問題があったんです。
まず、自分では、障害となっている課題に気付かない!気づいたとしてもその解決方法が分からない。結果として、ある時、あなたの成長は頭打ちになってしまいます。
その事を考えてみて外科医としての自分に起きたのは、まさにそれだと気付いたのです。私は2003年に臨床を始めましたが、最初の数年は私の学習曲線は着実に上昇しました。
毎年、合併症が起こる率は減って行き、およそ5年経った時、その下降は止まりそれからまた数年後、もはや何ら向上が見られないと気付きました。こう思ったものです。
「これが自分の限界か?」
それでもう少し考えて決めました「よし、コーチをつけてみよう」それでボブ・オスティーンと言う私の恩師で既に退職した教授に頼むと彼は手術室で私の再指導をする事に同意してくれました。
まず、最初の症例を良く覚えています。非常に上手く行きました。手術が終わった時にほとんど指摘されることもないだろうと思っていました。ところが彼のノートは走り書きで埋まっていました。
「ちょっとした事だが」それが大事なんです。
「照明が術野から逸れたのに気づいたかい?30分ほど反射光を使って処置していたね」
「他には」
「君の肘が時々浮いているのに気づいたよ、体を完全にコントロールしていないという事だ。外科医の肘は自然に両脇に垂れているべきだ。つまり、もし肘が浮いてしまうようだったら他の器具を選ぶか足の位置を変えた方がいい」
これは全く別次元の気付きでした。この体験には、何か本質的な気づきがあったと感じました。彼は偉大なコーチがするように私の挙動を描写していました。
コーチは外側から観察する。目や耳となり、より正確な現実を描き出し、基本的な要素を見つけ私の一挙手一投足を分析してそれを再構築するのを手伝ってくれるのです。
2ヶ月のコーチングの後、自分がまた上達し始めたのに気付きました。1年後、私は自分の合併症率が、更に減ったのに気付きました。快くはありませんでした。自分が観察されるのも好きでは無かったし、努力を続けるのが嫌になる時もありました。上達する前には、更に腕が落ちたと感じた時期がありました。
しかしこう気づきました。コーチは何か大変重要な核心に迫っているのだと。
私は他に「アリアドネ・ラボ」という医療提供における課題に取り組む医療システムイノベーション・センターを運営していたのですが、世界の出産問題も扱っていました。
その中で、世界保健機構(WHO)と協力し、安全な出産チェックリストを開発しました。基本的な事項をリストにして細かく分けてあります。
チームが必ず行う必要のある重要な手順です。陣痛が始まった妊婦が運び込まれた時、腹圧をかける準備ができた時、赤ちゃんが娩出された時、母子ともに帰宅できる時などです。
そして、私たちは、チェックリストを配るだけでは、殆ど何も変わらないと教室で教えるだけでも人々に必要な変化を起こさせるには、十分ではないと知っていました。
それで私は自分の経験を振り返りこう言いました「コーチングを試してみよう。大規模なコーチングをやってみないか?」
インド政府を含む素晴らしいパートナーたちを見つけインド最大の州、ウッタル・プラデーシュの120の産院で比較を行いました。
産院センターの半分は、観察しただけでしたが、もう半分にはコーチを派遣しました。私たちは、このような医師や看護師、マネージャーの一団を訓練して観察手法を学んでもらい、それぞれの強みを伸ばし弱みを改善します。
スタッフとの訓練で最も重要だと分かったスキルの一つは、コミュニケーションでした。
赤ちゃんの人工呼吸マスクが破れていたり、手術用手袋が欠品していたり、手洗いを忘れている人がいたら看護師が、ちゃんと指摘するように教育する。そして、マネージャーを含��皆には、ちゃんと聞く姿勢を教育する。少人数のコーチの一団は、400名の看護師たちとその他助産スタッフたち。100名の産婦人科医とマネージャーたちをコーチしました。
私たちは16万件の出産結果を追跡しました。結果はコーチングを受けなかったコントロール・グループでは、私たちが計測していた18の基礎的な手順の1/3しか行われず、最も重要なことは、何年にもわたるこの研究中に何ら改善が見られなかった事でした。
4ヶ月のコーチングを受け、その後8ヶ月徐々に独り立ちしたグループでは、2/3以上の手順が、適切に行われるまでに改善したことが観察されました。
効果があったということです。質が改善したことは明らかで、しかも、どの産院でも改善が見られてコーチングが私たちの仕事に価値をもたらす可能性を示していました。
コーチングが成果をもたらす色々な仕事が想像できますね。それにより成果を上げる人々も。
私たちはまだまだ始めたばかりでしたし、やるべきことがまだ沢山ありました。死亡率を大幅に減らすには、全てのチェックリストを統合しなければなりませんでした。
しかし、前進をしつつある施設も出始めていてこの産院はその1つでした。
コーチングが基礎的な処置の習熟を助けたからです。この例からもそれが分かります。この23歳の女性は、3人目の子供の出産に救急救命室に来ました。治療選別(トリアージ)エリアで破水して直接分娩出産室へと連れてこられたのでチェック項目の確認が行われました。
写真にタイムスタンプをつけました。事態がどれだけ速く展開し、そのせいでどれだけ作業が複雑になるかわかるでしょう。4分のうちに血圧と脈を測り赤ん坊の心拍を測りました。
つまり、血圧測定用カフと胎児超音波心音モニターが準備されていて看護師が使い方を分かっていたということです。チームはスキルに長け連携が取れていました。
母親の状態は良好で赤ん坊の心拍は143と正常でした。8分後、陣痛が強度を増し看護師は手を洗い、清潔な手術用手袋を装着して産婦の子宮口が完全に開いているのを確認しました。赤ちゃんがいつ生まれてもおかしくありません。
看護師は直ぐに次のチェック項目に移り全ての機器を点検し終えるとベッドサイドに必要な物が全て揃っているのを確認しました。人工呼吸マスクがあり、殺菌済みのタオルがあり、殺菌した器具が揃っていました。それから3分後、母親が一回いきむと赤ちゃんが生まれました。
私はこの出産を見ていて部屋の雰囲気が、一変したのにすぐに気づきました。看護師は、赤ちゃんの容体が悪かった為、産婦に付き添って来たコミュニティー・ヘルスワーカーを見つめていました。赤ちゃんは青白くぐったりしていて息をしていませんでした。赤ちゃんは死んでしまいそうでした。
しかし、看護師は、チェック項目をたどり続けました。赤ちゃんを清潔なタオルで拭き1分後、それが赤ちゃんの刺激になっていないと分かると人工呼吸マスクを取りに走り、もう一人の看護師は、吸引器を取りに行きました。電気の供給が頼りなかったので機械式吸引機はありませんでした。
自分の口で(器具を使って)吸引し、20秒後に赤ちゃんの気道の確保ができました。緑色のどろどろした液が取れてその1分後、さらに吸引を続けると赤ちゃんは息をし始めました。
もう1分すると赤ちゃんは泣き始めました。それから5分後、その子の肌は上気し母親の胸で温められていました。母親は看護師の手を取り皆、安堵の息をつきました。
私はチームがコーチングのお陰で生まれ変わった所を目にしました。そして、少なくとも1人の命が救われるのを目にしました。数ヶ月後にその母親を検診した時、母子ともにとても健康でした。赤ちゃんの名前はアンシカ「美しい」という意味です。この子は私たちが上達する方法を本当に理解した時に可能になる事の象徴です。
ありがとうございました。
技術が、すべてのことを解決できると言いますが、我々が、100倍エネルギー効率のいい乗り物を作ることができるとすれば、大枠としてこれは正しい意見です。
しかし、エネルギー効率ではなく、生産性を高めた結果、イギリスは見事に産業が空洞化してしまいました。
参考として・・・
月面は、太陽風によりもたらされたヘリウム3が、鉱物資源として豊富に存在していることが確認されています。原子力発電や核融合に最適です。
これでもバカのひとつ覚えのように、生産性を高めますか?基本的人権も無視して・・・
情報技術の発展とインターネットで大企業の何十万、何百万単位から、facebook、Apple、Amazom、Google、Microsoftなどで数億単位で共同作業ができるようになりました。
現在、プラットフォーマー企業と呼ばれる法人は先進国の国家単位レベルに近づき欧米、日本、アジア、インドが協調すれば、中国の人口をも超越するかもしれません。
法人は潰れることを前提にした有限責任! 慈愛や基本的人権を根本とした社会システムの中の保護されなければならない小企業や個人レベルでは、違いますが・・・
ヨーロッパでの一般データ保護規則(GDPR)でも言うように・・・
年収の低い個人(中央値で600万円以下)から集めたデータほど金銭同様に経済的に高い価値を持ち、独占禁止法の適用対象にしていくことで、高価格にし抑止力を持たせるアイデア。
自分自身のデータを渡す個人も各社の取引先に当たりデータに関しては優越的地位の乱用を年収の低い個人(中央値で600万円以下)に行う場合は厳しく適用していく。
最後に、マクロ経済学の大目標には、「長期的に生活水準を高め、今日のこども達がおじいさん達よりも良い暮らしを送れるようにする!!」という目標があります。
経済成長を「パーセント」という指数関数的な指標で数値化します。経験則的に毎年、経済成長2%くらいで巡航速度にて上昇すれば良いことがわかっています。
たった、経済成長2%のように見えますが、毎年、積み重ねるとムーアの法則みたいに膨大な量になって行きます。
また、経済学は、大前提としてある個人、法人モデルを扱う。それは、身勝手で自己中心的な欲望を満たしていく人間の部類としては最低クズというハードルの高い個人、法人。
たとえば、生産性、利益という欲だけを追求する人間。地球を救うという欲だけを追求する人間。利益と真逆なぐうたらしたい時間を最大化したいという欲を追求する人間。などの最低生活を保護、向上しつつお金の循環を通じて個人同士の相互作用も考えていく(また、憎しみの連鎖も解消する)
多様性はあるが、欲という側面では皆平等。つまり、利益以外からも解決策を見出しお金儲けだけの話だけではないのが経済学(カントの「永遠平和のために」思想も含めて個人のプライバシーも考慮)
(個人的なアイデア)
優秀な方はご存知とは思いますが、外科医だけでなく、新型コロナウイルス2020などには、公衆衛生、保健所などにも、熟練者が医療チームの一員になり、自らコーチに専念、志願すれば単純に人数が2、3倍になります。
緊急時に、生産性ではなく、効率を上げるために熟練者1人に2、3人の未経験者の小規模医療チームを最速編成。この比率が最大効率を達成できる配分です。
<おすすめサイト>
アトゥール・ガワンデ: 医療をどう治すか?
ピーター・ワインストック: 手術の安全性を高める本物のような3Dシミュレーター
フランツ・フロイデンタール: 手術せずに心臓疾患を治す方法
ピーター・ヴァン・マネン: フォーミュラ1システムが赤ん坊を救う?
ユバル・ノア・ハラーリ:人類の台頭はいかにして起こったか?
デイビッド・マッケイ: 再生可能エネルギーの現実
<提供>
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nyantria · 3 years
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この頭のおかしい爺さんのせいで(此奴だけじゃないけど)世界はめちゃくちゃだ。
クラウス・シュワブと第4次産業革命
https://ayavela.medium.com/china-and-the-great-reset-f111d297853c
西洋で最も強力な中国の友人の一人が、クラウス・シュワブである。彼は過去50年間、毎年ダボスで開催されるエリートのお茶会「世界経済フォーラム」(WEF)の創設者兼エグゼクティブ・チェアマンであり、30年以上にわたり、北京の共産党中央政府や中国の大学と最も密接な関係を築いてきた。シュワブ氏は、トランスヒューマニストであり、中国ファンであることを公言している。
2009年には温家宝首相(当時)、2010年には李克強副首相、2015年には李克強首相と、中国の要人がフォーラムを訪れている。アリババ創業者の重鎮ジャック・マー氏やファーウェイ創業者の任正非氏など、何百人もの中国企業家がフォーラムを賑わせている。習近平は、2017年に初めてWEF-Summitに参加した。クラウス・シュワブは、トランプとブレグジットに揺れるグローバリストのエリートたちに、世界の自由貿易の救世主として彼を紹介した。"大きな不確実性と不安定性に彩られた世界で、国際社会は中国に注目している "と。
政治家らしく、明らかに相互融和の気配を感じていた習氏は、ディケンズの引用文でスピーチを始めた。"第一次産業革命後の世界を指して、「It was the best of times, it was the worst of times(それは最高の時代であり、最悪の時代でもあった)」と。習近平によれば、私たちは今日も対立する世界に生きている。かつてのグローバリズムの米国が保護主義に後退したのに対し、中国は「ドアを大きく開いておく」(27)。
クラウス・シュワブは、個人的にも中国と密接な関係にある。彼の息子であるオリビエ・シュワブは中国人女性と結婚し、2011年から北京のWEFオフィスを率いている。シュワブ・ジュニアは『Handelszeitung』紙に、今日の中国が西洋から学ぶのと同じくらい、西洋も中国から多くを学ぶことができると詩的に語った(28)。
また、シュワブ・シニアは、中国のニュース雑誌「新華社通信」に対して、中国は技術的に非常に優れた道を歩んでいるが、決定的なステップは、ドローン技術のようなこれらの新技術を欧米で包括的に受け入れ、「吸収」することだと語っている(29)。
シュワブはまた、新自由主義から脱却して、立派な市民のための餌としてグリーンウォッシュされた、一種の共産主義的なスーパーナニー国家への移行を提唱している(30)。もちろん、すべての市民は自由ではなく、完全に透明であるが、未来の石油であるデータと引き換えに、国家によってデジタルな気晴らしを十分に与えられる。
クラウス・シュワブの夢は、中国をモデルとしたバイオメトリクスとテクノロジーを駆使した監視国家の設立である。複数の著書があり、『COVID-19』の共同執筆者でもある。The Great Reset"(31)がある。
その中で彼は、コロナ危機は、世界経済と社会協力のあらゆる側面を完全に再構築するための未曾有のチャンスであると述べている。トランスヒューマニストのシュワブにとって、人工知能は意識の進化の次の段階である。彼は、情熱や弱さを持つ普通の人間を、進化の廃れたモデルのようなものだと考えている。トランスヒューマニストのバイブルである『I, Cyborg』では、トランスヒューマニストのビジョナリーであるケビン・ワーウィックがこのように描いている。
"私たち人間がチンパンジーのいとこから自分自身を分離したように、サイボーグも人間から分離するだろう。彼らは未来のチンパンジーになるだろう"(32)。
興味深いことに、シュワブはコロナが過去2000年の中で最も軽いパンデミックの一つであることをよく知っている(33)。しかし、彼はこれを、自分のイメージ通りの社会の完全なデジタル変革に向けた歓迎すべき触媒と考えている。これは彼にとって待ち望んだことでもある。それまでに欠けていたのは、ナオミ・クラインの「ショック・ドクトリン」(34)になぞらえたグローバル・ショックだった。シュワブは、この千載一遇のチャンスに対する熱意を抑えることができない。
"これは我々の決定的な瞬間だ。" "多くのことが永遠に変わるだろう。" "COVID-19による社会の崩壊は何年も、いや何世代も続くだろう" "私たちの多くは、いつになったら普通の生活に戻れるのかと考えています。簡単に言えば、「ない」ということだ"(35)。
引用元:Klaus Schwab & Thierry Malleret: COVID-19。グレートリセット。
シュワブはこう説明する。
"何らかの形で、社会的・物理的に不利な措置は、パンデミックが収まった後も続く可能性が高く、さまざまな業界の多くの企業が自動化を加速させる決断をすることを正当化している。実際、自動化技術は、人間同士があまり近づけない、あるいは交流を減らそうとする世界に特に適しています。ウイルス(COVID-19やその他のウイルス)に感染するのではないかという、長引く、そしておそらく永続する恐怖は、こうして、特に自動化に最も影響されやすい分野において、自動化の容赦ない行進を加速させるだろう"(36)。
クラウス・シュワブは、ダース・ベイダーの衣装を着てポーズをとるのが好きな、ポストモダン時代の真のマブゼ博士であり、来るべき人工知能の時代について空想している。人間と機械の融合、デザイナー・ベイビー、デザイナー・オーガズム、地球工学、デジタル・ホームスクーリング、あらゆる物が全知の人工知能に接続されるスマート・ホームや都市、そして完全な監視によって完全に安全な世界である。"ドローンだらけの世界は、可能性だらけの世界だ"(37)と言うシュワブにとって、人間は管理されるべき顔のない塊だ。
彼は「人間存在のシステム管理」について語っているが、それはスマートフォンの内蔵や、人体からの感覚データをモノのインターネットと共有したり、人工的な感覚を生み出すことができるスマート・タトゥーによって可能になる(38)。あるいは、マイクロセンサーを搭載し、人間の皮膚に巣食うことができるスマート・ダストはどうだろうか、とシュワブは嬉しそうに語る。
"スマート・ダストとは、アンテナを備えた完全なコンピュータのアレイで、それぞれが砂粒よりもはるかに小さく、今や体の中で自らを組織化することができる"(39)。
サイコパスの誇大妄想的な熱狂的夢のように聞こえるが、実際には世界経済の最も強力なプレーヤーの1つである「第4次産業革命」(4IR)が求めているビジョンである。このプロジェクトのパートナーには、大手銀行、大手製薬会社、ワクチン同盟GAVI、保険会社や石油会社、マッキンゼーなどのコンサルティング会社、マイクロソフト、フェイスブック、ネットフリックスなどのデジタル企業、そして最後に忘れてはならないのが、中国の巨大テクノロジー企業であるファーウェイが名を連ねている(40)。
1938年生まれのクラウス・シュワブは、中国をモデルとした「ニューノーマル」、つまり全体主義的な「人間存在のシステム管理」を夢見ている。残念ながら、この夢を見ているのは彼一人ではない。
China and the ‘Great Reset’. How the Chinese Communist Party and… | by Aya Velázquez | Medium
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