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#境域しましまグラデーション
sakiko427 · 1 year
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2022.11.1.-11.7. 松村早希子個展 「境域 / しましまグラデーション」 展示作品❺ 合同誌「しましまグラデーション-ジェンダーとセクシャリティについての、個人的なおしゃべり-」 (以下、ZINE )製作過程 1:表紙原画 2:小田富美子 @odart コラージュ(左:ZINE掲載/右:ZINE未掲載) 3〜6:挿絵原画、制作メモ、デザイン案など 【ZINE】 私のメモ書きから、最終校正(一部)、挿絵原画などなど取り混ぜ展示しています。このZINEのため届いた原稿一つ一つに元気づけられ、背中を押され、サボりそうな時も「みんながんばってるんだ!」とスマホを置いて絵の制作に入れました。寄稿者の皆さんのお陰で、この展覧会は完成しました。 ※ZINE寄稿・参加者 青柳麻美/Are you me(あゆみ)/出雲にっき/池田智/小田富美子/上岡磨奈/黒井ひとみ/すずめ園/シマダマユミ/圓羽山圓/わかすぎ雨魚 (敬称略五十音順) 【展覧会ステートメント】(再掲) 自分の中には「只々好きな女の顔をたくさん描きたい!」という欲望しかない…今回の個展の準備にあたっても、何の主題もコンセプトも思いつかない、いわば「虚無」の状態にありました。 パートナー(職業システムエンジニア)との会話の中で、 ・それはひたすらかわいい女の子だけを描き続ける自動書記的虚無ではないか ・昨今話題のMidjourneyなどのAIによる絵の出力も、ある種の自動書記的虚無なのではないか という話になり、既存の作品を無限に学習したAIの自動出力と、沢山の「かわいい」を見てそれを血肉にし目的なく絵を量産する私の表現は何が違うのか?という疑問が生まれました。 そこで、先行して制作を始めていたZINEのテーマ(ジェンダーとセクシャリティのグラデーション)を基に、自分のなかの性別のグラデーションを猫の毛1本1本を見つめるようにして絵に表し、それをAIの出力のような形式で展示することで、自分自身のまなざしを再確認するインスタレーションを試みることにしました。 化粧 / ベリーショート / 花嫁 / 美人 女性にだけ向けられてきた言葉、課せられる記号、捉われる概念をあらためて絵に起こすことで得られたこころの旅路を、追体験していただけましたら幸いです。 #松村早希子の絵 #SakikoMatsumura #しまグラ #境域しましまグラデーション #個展記録 #painting #art #girlsdrawing #illustration https://www.instagram.com/p/Cm0RwDTSiJz/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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rosepinkapple · 8 months
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20231004-5
「芸術祭」と呼ばれるものについてのとある講座に参加した。 そこで伺ったすでにある設計・思想・ビジョン・やっていること、すべてが私の心なのか魂なのかにビシビシと刺さって、しかし何が刺さったのか言葉にできないまま、いつもの場所へ帰ってその話をすると、いくつか質問をされた。 「何がそんなに刺さったのか」 これこれこういうところかな。 こういうことをやりたいんだと思う。 自分にもすでに似たビジョンはあるけど地に足がついていないからこそ、すごいと思った。 例えばこういうことが、、、 「それってなんのため?」 本当に大事な質問だと思った。 あらゆる領域を統合的に思考することが、私には何よりしっくりくるので、そこで満足して思考が止まりそうになったが、それを何のためにやるのか?これを説明できる必要がある。 そのときは「越境」というワードを特にキーとして覚えていたけれど、その先に何があるのか。 いくつか考えがある。これはまとまった文章を目的にせず、整理するために書く。
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まず、多様な種類の人がつながる世界観を作りたい。 多世代交流とか、D&Iとか、いろんな言葉があるけれど、同質性だけでない、ごちゃまぜな状態でも、すれ違う他人というよりは、何かどこかひとつでも共通性を見出せていることが素敵だと思う。(何かひとつでも共通点があると、なんだか仲良くなれる気がしちゃう人) ここは本当に抽象的なことしか言えないけど、人と人が「つながる(※1)」ことでの化学変化というか、そこで「良いもの(※2)」が生まれると絶対的に信じているし、自分とは違う存在や考え方への理解の促進にもつながると思っている。 (※の定義や具体化はこれからの宿題になりそうなポイント。今年になって知った、ゆるやかな価値観でつながることで望まない孤独を生まないという「社会的処方」なる考え方がベースになっている) 「共に生きる」「共に創る」という言葉で括っちゃうとそういうことなのかもしれない。でもそのなかに私なりの解像度がそれぞれあるんだろう。 強制的ではない、形式的ではない、役割が固定化されていない、そういうコミュニケーションのあり方を志向している。 「ただ場を共にする」「話したいときは話せる」そのくらいの温度感の場所があることの重要性を、身をもって知ったからでもある。(更に言えば、いわば愛する能力とでもいうような受け止める機能が備わっている/後天的に鍛えた存在がいる安全基地であるといいが、若干これは別文脈を含む) そして自分自身はごちゃまぜななかでも、どこにでもアメーバのように馴染める中間に位置していたい。それができる才能が備わっていると思う。 興味好奇心の領域が広い多分野オタクであること、コミュニケーションに臆さないこと、親和動機が異常に高いこと、アカデミックと現場をつなぎたい、人と人の通訳ができる存在になりたい、などなど。
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あとは、いわゆるアウトリーチをどれだけできるか。 ここにも原体験からくる想いがある。 福祉活動を前提に置いた上で、エンタメじゃなくて、飲食じゃなくて、アートの可能性を信じたいのは。 最初は直感だけれど、たぶん理由があって。それはひとつじゃなくて、あまりに複数にまたがるから、なかなか説明できないけれど。 たとえば、即物的ではない、意志の力で残るものを信じたい。 音楽は魔法ではないかもしれないけれど、私にとっては魔法くらいの力があった。 それがあるから生きてこれた。 ライフラインは用意されていたかもしれない。知識や機会があれば、問題に対する直接的な社会的資源を頼ることもできたのかもしれない。 けれど心の安寧がない状態のときは、芸術文化のそれぞれが心の安らぎだった。 私はインターネットをほぼRead Onlyで使っていたからコミュニティとしては使わなかったけれど、本当にインターネットの発達に感謝している。 もちろん心の安寧があることの方が最重要だ。だから居場所作りの場所にもいるし、傾聴や承認のコミュニケーションを人に教える立場をやっていた。 福祉の領域に関与するようになったからこそ、こういった「より良く」みたいな思想は押し付けがましいところもあると思うし、ある種パワーが強すぎるとも思う。けれど自分が一番経験や知識やパワーを発揮していきたいのが、やっぱりこの領域だと思う。 文化の力を信じたいし、信じている。 何度でも繰り返したい私のなかの主訴は。いわゆる安全基地や健全な愛着関係が最初からなくても、なんとかやってこれたのは。 私の心を紛らわしてくれる物語や、素敵な作品に出会え��からだ、それらが私の生き延びる力になった、と本当に思っている。 音楽が、物語が、美術館で出会う作品たちが、大好きだった。 人生のなかで作りあげてきた歪んだ認知さえ忘れてしまうような、とびきりのプレゼントだった。 いつだってひとときの夢を見せてくれた。私は大好きな音楽のなかで、宇宙でスキップしている気分を味わえた。 人生の悲しい体験を浄化してくれるカタルシスのような物語もあった。 色使いや表現だけで、そこにあるというだけで、泣いてしまうような絵にも出会った。 おそらくこんな風に動く感受性があったことは幸いだった。誰しもに備わっているものでないことは、生きているなかで気づいた。 本来必要なのは愛着関係のある「人」だったのかもしれないけど、私の感受性���動かしてくれる作品があってくれたから、生きていくことができて、人とつながる要素になれて、目の前の人と仲良くなれて。 きっとそんな似たようなセクションにいる人もいるのだと思う。 私はその気持ちを、全部わからなくても重なる円を見出せる気がするから、それならばそういった「望まない孤独」に対してアウトリーチしていきたい。 結局何に対して信仰が強いか、ということで、私にとってはそれが、人が創り出す「作品」だった。 もちろん世にある様々なすべての体験、商品、サービスが素晴らしいけれど、自分が一番熱量を持てるのが芸術作品、というだけのことなのかもしれない。それだけコストをかけてきた実績もある。 想いがのって、それが表現されているものに、やはり動く心がある。 意志かもしれないし、感情かもしれないし、直感的な感性かもしれないけれど、それを表現したものはすべからく「意味」を感じる。(もちろんアンテナに引っかかる大小はあるけれど。その個人差のグラデーションすら素晴らしいと思う) いったいこの人は何を思ってこれを創ったんだろう。どうしてこんなに美しいものが作れるんだろう。 何も思っていないかもしれない、それでも、私の心は動く。 そして私の心がこう動いたってことは、きっとこういうところからくるんだって、内省できることも増えてきた。 事実と解釈と感情をわけて考えられるようになったのは、アートとはまた別の話だけれど、アートを介して内省できることの良さも痛感している。 直感で受け取るものを味わうこともできれば、自己対話ができる時間でもある。だからこそアートを介した自己理解やコミュニケーションを促すことに興味がある。 そしてそれを閉じられたコミュニティのなかでやるのではなく、特権的なものにするのでもなく、できれば幅広い層に向けて日常的な体験にしていきたい。 気持ちを紛らわすための、生き延びるための、ある種生命線だったアート(なり芸術文化全般)は、結果として人とつながる恩恵を授けてくれて、新しい自分にとっては自己理解を促すための、心を豊かにするための、やっぱり大事な、必要なものになった。
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と、アートだけに照準をしぼって書いたけど、「住居」や「物理的なシェアスペース」的なものも非常に重視しています。 場所がある前提で、交流が生まれる仕掛けみたいなものを作りたい。 と思ったときに、大好きな銭湯みたいな場所で、でも性区分がないような状態で、それが自然に生まれる場所があるといい。 いわばコミュニティと呼ばれるものかもしれないけれど、「場所」があることで、つながりがつながりを呼んでいく、新しい体験さえも、人がつないでくれる。 アートが好きだから「芸術祭」がテーマの講座に行ったけど、芸術祭のようなことはやりたいが、芸術祭を作りたいわけじゃない。 そこで話していた人の、「”芸術祭”という言葉さえ変えたい」という言葉が本当に心に残った。この人の哲学にはかなり共感できるのではないか、という期待があった。 芸術作品は、鑑賞されることで意味をもつ。それだけでもいいかもしれない。けれど、私はそこから更なる仕掛けを作り出したい。 構造としては対話型鑑賞がやってるようなことを、更に日常的な形で、、みたいな。 いろいろ書いたけれど、アートに関心がない人ももちろんいるわけで、巻き込む層は限られてくるけれど、そこに引っかかる人が増えるといい感じな気がしてて、コンテンツありきで広報のやり方や仲間づくりが大事だなーと思います。 自分が特に発達している美的感覚なのかを、自分を満たす以外の使い方をしていきたいというだけの話なのかもしれない。そうだったとしても、それでもいいような気がする。 全体性のなかで個人が/組織が/いかに才能を発揮するか、とかそういう話にもつながってきて、これはユング心理学をかじったことで得たフレームワークで、、、とそんな話も語り出したくなってきたところで時計をみたら深夜4時です。おやすみなさい。 (ざっと読み返したら、アートとか芸術とか作品とか文化とか、定義しないままの表記ゆれが激しいですがまったく意図はございません。すべてそのときのノリで書いてる) (最近顔を出している領域で飛び交う言葉でいうとやりたいことは「地域交流」とか「まちづくり」なのかもしれないけれど、特に「住みびらき」方面に行きがちなのにも語れる理由があると思う)
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ktakeuchi · 9 months
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日本領千島
昔の帝国主義のころ、今のケニア、ウガンダ、タンザニアを、英領東アフリカといった。英語だとBritish East Africaになる。
ベトナム、ラオス、カンボジアは仏領インドシナといった。日本語だと仏印である。
これって現実的な命名方法だと思う。仏印が典型的だが、フランスの植民地と言ってもその法的な定義も行政的な区分も実際の影響力も一様ではなく、グラデーションを描いている。でもそのグラデーションを精密に区分しだすと泥沼なので、ざっくり「フレンチ・インドチャイナ」でいいじゃん。
別の言い方をすれば、法的な定義とか、行政的な担当区域とか、実際の影響力とかは、あえてきっちり定義せずに含みを持たせていきましょうというわけで、それは現実的な世の中の回し方ではないかと思う。
含みを持たせない境界の作り方というのも、ありはありなのだが、それは原理主義だと思う。
ちょっとこの話は重いので、寄り道はせずに本線に戻ろう。 ◯◯領✕✕というのは、一昔前の慣習的な地理的呼称に過ぎないが、案外悪くないんじゃないかって話だ。
たとえば「北方領土」 日本は択捉、国後、色丹、歯舞のことをこう言っている。これの是非についてはここでは言わないが、この言い方は実に堅い。命名した瞬間にどうしようもない。 「ロシア領千島」でいいじゃん。
もしかするとこの先、千島列島全部を、占守島まで日本領にする機会があるかもしれない。でも択捉以南が「固有の日本領」ならば、得撫島以北を領有する理由がない。 「日本領千島」でいいじゃん。
日本領千島の法的な定義とか、行政的な担当区分とか、経済的な影響力とかは、そのときどきで考えればいいんじゃないかな。 例えば、択捉・国後・歯舞・色丹も含む「ロシア共和国の主権を留保するが日本国の卓越に同意した特別自治区」みたいなものにしてさ。リットン報告の満州みたいなもんだけどさ。で、それの通称が「日本領千島」でいいじゃん。英語だと、Japanese Kuril Islands.
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otaconn · 9 months
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横向きA4サイズの現代アート。霞が関の「ポンチ絵」はどうして生まれたか? その知られざる使命とは
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narumi
2023年9月7日 10:30
「ポンチ絵」が大好きだ。
なかでも官公庁のつくるポンチ絵がいい。
細かく書き込まれた文字にフリーのイラスト素材、あちらこちらを向いた派手な矢印と吹き出し、関係性を示す線……。圧倒的な情報量がぎゅうぎゅうに詰め込まれた1枚の資料……。それこそが至高のポンチ絵だ。
言葉で説明していても、きっとこの魅力は伝わるまい。まずはご覧いただこう。環境庁による名作「地域循環共生圏(日本発の脱炭素化・SDGs構想)」
とにかくうつくしい。見とれるほどに。
デザインを学んだ人なら眉をひそめるかもしれない。だが、その複雑怪奇な魅力にはあらがえない――。
いったいなぜこんなものが生まれたのだろうか。誰がどうやってつくっているのか。なんのために…どんな意味がある���だろう?
わからないことだらけだ。
そこでこの記事では、官公庁のパワポ資料(いわゆるポンチ絵)の独特さ、ポンチ絵が生まれた背景とその使命について考察し、ポンチ絵の持つ本質的な価値を見つめ直してみようと思う。
※ この記事はアドビのPR企画「みんなの資料作成」に参加して書いています。 
そもそもポンチ絵ってなんだ?
さて、ここまで「ポンチ絵」を連呼してきたが、そもそもなんのことなのか。
広義のポンチ絵は挿絵や図表、ラフスケッチのような意味合いを持ち、さまざまなビジネスシーンで使われている。
だが、この記事では特にパワポ資料(決してKeynoteではない)、なかでも官公庁の方々がつくる“情報みっちり”の1枚または一連のスライドを指し示すことにする。
それらの特徴を挙げてみると、おおむね、このような感じである。
1ページに説明すべき事柄についての構成要素が「もれなく」含まれている。
テキストだけでなく、イラストを使った図解とともに作成されることが多い。
原則、横向きA4レイアウト、説明したい文章が細かく書き込まれている。
以下はまさに、その典型的な例だ。厚生労働省の作品「医療・介護の提供体制の将来像の例」
ここまで書いてきて、不思議に思うことがある。
なぜ 君らは そこまで 詰め込むのか、と。
だって、もうちょっと控えめにしたほうが見やすくないすか? さすがに複雑すぎて理解するのムズすぎない? 
そのあたりの疑問をポンチ絵作成の経験者にぶつけてみた。
ポンチ絵はなぜ「あんな感じ」なのか――知られざる使命
「結果的にポンチ絵になってしまったんじゃないでしょうか」
こう語るのは元NPO職員のA氏だ。
「行政の業務はどうしてもステークホルダーが多くなりがちです。暮らしのすべてに対応しているので業務範囲もめちゃくちゃ広い。民間であれば、目的や対象や関係者、事業内容などを意図的にしぼることができると思いますが、それが行政になると常にあらゆる関係範囲を網羅的に記載しないといけないので、結果的にポンチ絵と呼ばれるものになるのだと思います」(A氏)
官公庁をクライアントに持つコンサルタントのS氏は、「すっきりとした資料を持っていくと、『あの漫画のやつで見せてよ』と言われることがあります」と明かす。
「漫画のやつ」とはいわゆるポンチ絵のことだ。イラストと矢印で図解のように説明する1枚絵が、実際に現場で求められるのだという。
また、資料だけが庁内で一人歩きしても「過不足なく理解される」ことも重要だと語る。
「資料をクライアントにお渡しして、みなさんの間でまわしてもらうことを想定しています。だから説明したいことをすべて盛り込むんです」(コンサルタントのS氏)
なるほど、1枚のスライドに情報を詰め込むことの必要性、そしてそもそも載せる情報量が多くなりがちな背景について見えてきた。
なかの人の声も聞いてみよう。
省庁勤務のYS氏は「もちろん、1枚である程度の理解を得られるようにつくっています」と話す。
「1枚であることが大事なんです。基本的なことがすべて説明されていて、あらゆる質問に対応できるため、説明をする側も聞く側も、手元が煩雑になりません」(省庁勤務のYS氏)
1枚におさめることの重要性を語る官僚。
さらに別の人物にも取材を重ねた。
自治体勤務のK氏は「公式な行政文書は説明責任を果たすことが大事なので、とにかく長文になりがちです」と説明する。
その理由については「国の報告書や答申などは、どんな立場の人が見ても『自分が触れてほしいことが載っている』と思えるように、あえて網羅的になっている」とのことだ。
また、中央官庁ではたらくM.N氏は「つまり、なによりも汎用性が高い説明資料であることがポンチ絵の存在意義です」。こ��言い切る
「そして期待される効果は、相手に『理解されること』です」と続けた。
そうなのだ。
いつでも、どこでも、手っ取り早く。省庁の内外を問わず、説明者が誰であれ、受け手が誰であっても、概要が伝わるように、あらゆる情報と関係性を網羅する。
それが行政の資料、ポンチ絵の使命なのである。
当事者のみなさんの話を聞くと、またあらたな魅力が見えてくる。内閣府の新作「AI戦略(案) 全体俯瞰図」
とはいえ、だ。
みなさん、最初からこのポンチ絵になじめたのだろうか。
だとしたら相当すごい能力だと思うのだが。
正直、初めて見たときはどう思った?
「まるで現代アートだな…」
そう語るのは、比較的新しくできた某省庁に勤めているD氏。初めて職場でポンチ絵を目にしたときのことはいまも鮮明に覚えているという。
1年目のときこそ、情報をできるだけそぎ落として無駄のない資料をつくろうとしたが、「上司や先輩からあれこれフィードバックされ、どんどんポンチ絵化していきました」と力なく語る。
気づけばD氏自身も、「ほんのわずかでも必要かもしれない」と思われる文章や文言があれば、そのすべてを抜け漏れなくスライドに書き写すようになったという。厚生労働省の作品「地域における医療・介護の総合的な確保を図るための改革」
「色合いやグラデーションなど、モノクロ印刷することを前提としていないのは疑問でした」
こう語るのは前出の省庁勤務・YS氏。
「当たり前のようにカラーを使っているので、モノクロだとわかりづらいんです。そこに問題意識を持ち、モノクロでもわかりやすい資料について、インターンの身でありながら提言しましたね」
もちろん、その提言は通らなかった。内閣府の作品「集落活動センターの取り組み概要」
「私はとにかくわかりにくすぎる!と思いました。食物連鎖とか生態系の壮大な相関図みたいだなって」。元NPO職員のA氏は言葉を荒らげる。
中央官庁のM.N氏も「デザイン性が低すぎるし、文字も多すぎます。ポンチ絵っていう呼称自体もダサいし…」とまくしたてるが、いまでは完璧なポンチ絵をつくることができる。
みなさん、それなりに思うところはあるようだ。納得はしていないが、必要に迫られて順応していったのだろう。
となると気になってくるのが、そのつくり方である。
最初は違和感があったポンチ絵を、彼らはどのようにマスターしていったのだろうか。
ポンチ絵のつくり方にコツはあるのか。
ポンチ絵はどうやってつくるのか――。おそらく一般のビジネスパーソンは真似しようと思っても簡単にはできないだろう。
しかし、よく見ると何らかの規則やパターン、定番の表現などがあるような気がする。それらをしっかりと踏襲すれば、立派なポンチ絵ができるのではないか。 ​​元NPO職員のA氏は「行政関連の仕事をA4用紙1枚で説明しようとすると、結果的にほぼポンチ絵になってしまいます」と語る。
これまで特にポンチ絵の作り方は教わっていないそうだが、「資料をわかりやすくしようと奮闘すればするほど、結果的にポンチ絵に行き着くんです…」と肩を落とす。
「ただ、行政のポンチ絵は色を多く使いすぎていて解読が大変です。自分としてはあまり色を使いすぎないように注意しています」と、ポンチ絵を少しでもわかりやすくするための涙ぐましい工夫についても教えてくれた。内閣官房の作品「電子行政オープンデータ推進のためのロードマップの概要」
省庁勤務のYS氏は、より積極的にポンチ絵のつくり方を学んできたタイプの人間だ。
「うまいポンチ絵を見つけたら、グループ化を解除して、色々な箇所をクリックしながら図の設定を確認。どうやって作られているのかを分解しながらチェックしていきます」
その中で、良いと思った表現はどんどん取り入れて、自分の技術にしていくそうだ。
「きれいなポンチ絵にするコツは、マウスで図を作らずキーボードで作ること。枠の大きさは数値で決め、位置は左揃えや整列を使って整え、微調整は←↑→のキーでやります。形が整って並ぶだけでかなり印象が違ってきます」
もちろん、図は自作するだけでなく、上質なフリー素材サイトを見つけてはブックマークし、用途別に使い分けもしているという。
そして民間企業から自治体に転じたK氏は、「インターネットの画像検索で上手なポンチ絵を探し、色の使い方や構造の整理などを学びました」と振り返る。
「作成時はどういう順番で目線を移してほしいかを常に意識していますね。これなら文章で説明したほうが早いのでは…と思っても、ぐっとこらえるんです」
中央官庁勤務のM.N氏のアドバイスはある意味で実践的だった。
「良いポンチ絵を集めたりして、自分なりに仕事の中でポンチ絵へのアンテナを立ててきました。はじめはデザイン関連の書籍を読み漁り、より見栄えの良い資料のつくり方も模索しましたが、それだと省内における資料の目的を果たせなくなり、上司の決裁が通らないことがわかりました」
新卒で配属されて2週間たった頃、上司から「もっと資料の文字を増やせ」と言われたことでついに観念したそうだ。
そんなM.N氏に良いポンチ絵をつくる極意を問うと、こんな答えが返ってきた。
「強いて言うなら、ポンチ絵が上手い人に原案作成権が渡るように根回しすること。技術うんぬんの前にそれが大事です」
身も蓋もないが、それが官僚の生きる道なのかもしれない。
もはや現代アートというべきポンチ絵の背後には、実際、アートの制作現場かのような職人芸があった。作品の素材集めから、手法の模倣、そして自分なりの表現への昇華、あるいはより優秀な制作スタッフを揃えるプロデュース能力…。
さまざまな面で一流の仕事がなされていることがわかる。
実のところポンチ絵に明確な規則やパターンがあるわけではない。みんな実践を通じて学んでいったのだ。どこまでいっても泥臭くて涙ぐましい努力の賜だったのだ。
ポンチ絵をつくったらPDFでレイアウトを固定
もしあなたが渾身のポンチ絵をつくったのなら、パワポを一旦保存するだけでなく、ぜひPDF化してみてほしい。
PDFとは「Portable Document Format(ポータブル・ドキュメント・フォーマット)」の略で、アドビが開発した世界標準のファイル形式だ。
PCでもスマホでも、紙に印刷しても、レイアウトが崩れることなく同じように表示できる。もちろんメールなどでファイルを送った相手も同じものを見られるから安心。それがPDFの利点である。
むずかしいことは何もない。アドビの「Adobe Acrobat オンラインツール」の「PPTをPDFに変換」機能をつかうと、手元のパワポファイルをドラッグ&ドロップするだけでPDFに変換できる。PowerPointをPDFに変換 | Adobe Acrobat
Acrobat オンラインツールの特徴の1つは、高速でファイルを変換できること。アップロードされたファイルは自動的に変換され、たった数秒でダウンロードできるようになる。
さらに、Acrobat オンラインツールで変換したPDFはそのまま共有も可能。ダウンロードして、メールに添付して……とやらなくても、クラウドに保存されたPDFファイルへのURLを発行して送るだけでいい。
どのデバイスからもアクセスできるAcrobat オンラインツールは手軽で高機能。PCでもスマホでも環境を選ばず使えるので、出先での作業にもぴったりだ。
ポンチ絵を絵画にたとえるなら、絵筆はパワポ、そして額縁に相当するのがPDFではないだろうか。情報が密集するポンチ絵は、わずか1pxの画像のズレが命取りになる。Acrobat オンラインツールは、そんな繊細なポンチ絵を適切に管理するのに欠かせないツールと言えるだろう。
横向きA4レイアウトの現代アート
というわけで、ポンチ絵の存在意義とその効能、さらにはつくり方のコツとかんたんなPDF化の方法まで、その道のプロフェッショナルの方々への取材をもとに書き連ねてきた。文部科学省の大傑作「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)支援事業の今後の方向性等に関する有識者会議 報告書【概要】」
奇異に見えることもあるが、今日もどこかで誰かの役に立っている。
誰ひとり取り残さず、どんな些細な情報も抜け漏れなし。
横向きA4レイアウトの現代アートは、これからも我が国の独自文化として発展し続けるだろう。
取材の最後、ひとりの官僚の発言を聞いて、私はそれを確信した。
「こんなたくさんの情報は入らない…という膨大な量の情報を、印刷領域ギリギリまで使ってうまく1枚にまとめ切ったときの達成感はひとしおですよ」
――おわり――
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thyele · 1 year
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2023年3月23日
DETRUIREさん「「THE ONENESS」3rdCollection 予約受付中 2023SUMMER&AUTUMN 更に環境に配慮した新たな素材の試みと、独自の流麗なラインを実現した3rdコレクション。 オーダー締切 3月26日まで TEL 011-261-8033 宜しくお願い致します。 @SUGIZOofficial @THE_ONENESS_JP #THEONENESS #SUGIZO #DETRUIRE https://t.co/Ca1AvSrKT5」https://twitter.com/DETRUIRE5923/status/1638179457130463237
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SUGIZOさん「今夜! 一緒にBowieの無限の世界へ!」https://twitter.com/SUGIZOofficial/status/1638364313198153728
SUGIZOさん「超楽しみにしています!!!!!👨‍🎤」https://twitter.com/SUGIZOofficial/status/1638364735514251264
SUGIZOさん「今夜! 是非観てくださいね!🖖」https://twitter.com/SUGIZOofficial/status/1638365132391862272
峰岸 祐介さん「H.U.G アーティスト写真 レザーを着こなす皆様 #HUG #ryo #Karyu #横山和俊 #NAOKI #TAKEO https://t.co/kgscz2H6iO」https://twitter.com/mizzy_st/status/1638122325911695360
神田聖子さん「3/23木 🎸優多歌さん は、山崎怠雅さん,ふなもと健祐さんサポートメンバーでのLiveなります 仮面/ペルソナ 出演:馬油 / 東野康弘 / 優多歌+山崎怠雅+ふなもと健祐 / 早川理史のチケット情報・予約・購入・販売|ライヴポケット https://t.co/z7eguF4kUg」https://twitter.com/kandaseiko/status/1637848049438572545
でぃこちゃん大統領‼️さん「予定: チキンとひよこ豆のカレー じゃがいものアチャール」https://twitter.com/swervecity620/status/1638358866881814528
kokeshiさん「Deepaさんの普段の活動が気になった方はこちらへどうぞ。今週、彼女の所属するThe Loyettesのライブが行われます👀 https://t.co/fihVBSDvtA」https://twitter.com/kokeshi_jpn/status/1638155731051626496
The Loyettesさん「3/25 sik主催"Share Tokyo vol.2" あと2週間になりました楽しみ ロイエッツの出番は19:30からです ご予約お待ちしております! 会場はこちら↓ ぶちイカす https://t.co/4J31ZMP1qW https://t.co/L8NYBCZu7f」https://twitter.com/theloyettes/status/1634403292725018624
BUCK-TICK OFFICIALさん「New Single「無限 LOOP」 本日、3月22日発売❗️ 既にお聴きいただいている方もいると思います。 感想等もお聞かせください🖐️😄 そして、YouTube[BUCK-TICK公式チャンネル]にて 「無限 LOOP」のミュージックビデオを公開✨ ぜひ、チェックしてください! https://t.co/n5Sy12VVqE #BUCKTICK #無限LOOP」https://twitter.com/BUCKTICK_INFO/status/1638374945377095680
H.U.Gさん「H.U.G First Showcase ONE-MAN Live 急遽生配信決定!! 🎥H.U.G First Showcase ONE-MAN Live「SHOWCASE01」 2023年3月24日(金) OPEN18:45/配信START19:00 配信チケット料金:¥4,000(税込) ご購入はこちら https://t.co/zAW4Jq0hr0 ※日本語・英語・韓国語・簡体字・繁体字に対応 #HUG」https://twitter.com/hug_official89/status/1638374947423748096
Vijuttokeさん「『NEWS』 H.U.G First Showcase ONE-MAN Live急遽生配信決定!! https://t.co/ey5TyAjoim #HUG #Vijuttoke https://t.co/1IYoX6Rqly」https://twitter.com/Vijuttoke/status/1638374952624586753
【Phobia】 KISUIさん「Phobia/abyssの集い https://t.co/vTzWbn8QPk」https://twitter.com/KISUIxxx/status/1638375524421758981
MASAKIさん「こんなのお好きですか? #newsong #新曲 #ニュープロジェクト #ソロプロジェクト https://t.co/LSpFqqbaqu https://t.co/LSpFqqbaqu」https://twitter.com/masaki_zero/status/1629815549055340546
MASAKIさん「GRADATION LABEL 【dea's:la MURASAKI 追悼LIVE】 2023.11.11(sat) 小倉WOW    詳細comming soon… #gradationlabel #gradation #グラデーション #dea's:la #デスラ #murasaki #ムラサキ #violetnarcissus #バイオレットナルシス #バイナル #leyra #paranoia #追悼ライブ https://t.co/30ydTrswOg」https://twitter.com/masaki_zero/status/1628091362641080320
Vif編集部さん「【News】H.U.G、1stワンマンライブの生配信が決定!https://t.co/Ec0PejTAx5 #Vif #HUG https://t.co/DC0Z4chuWL」https://twitter.com/Vif_music/status/1638375165347364865
V系情報 clubZy. 雷丸さん「『NEWS』 H.U.G First Showcase ONE-MAN Live急遽生配信決定!! https://t.co/bUZxT57Gsa #HUG #clubZy https://t.co/m3AB4Wsfo6」https://twitter.com/clubZy_Raimaru/status/1638374950536114178
びじゅなびさん「【H.U.G】 First Showcase ONE-MAN Live 急遽生配信決定! 記事はこちら▶️https://t.co/xwoCWPR6Ph ✅配信チケットはこちらから https://t.co/l8TT2nSFtb #HUG https://t.co/tjZfUhb4Vq」https://twitter.com/visunavi/status/1638374947348430848
Karyuさん「[STAFF] H.U.G First Showcase ONE-MAN Live 急遽生配信決定!! 🎥H.U.G First Showcase ONE-MAN Live「SHOWCASE01」 2023年3月24日(金) OPEN18:45/配信START19:00 配信チケット料金:¥4,000(税込) ご購入はこちら https://t.co/GFOrjPyFtO ※日本語・英語・韓国語・簡体字・繁体字に対応」https://twitter.com/karyu_official/status/1638374944290783233
ryoさん「配信も決まってより一層 気愛が入る!!🤘」https://twitter.com/ryo_dalli/status/1638377139325272064
seekさん「事務所で作業。 めっちゃええ天気。 窓も全開にしてる。 https://t.co/0aTiwCWQrd」https://twitter.com/seek_bonshisya/status/1638378265764319232
横山企画室さん「嬉しい\^^/」https://twitter.com/yokodile01/status/1638380097483984898
横山企画室さん「初のシティポップと噂の表題曲^^ そして横山和俊初のリミックスもノリノリでやらせて頂きました♪ ヨロシクお願いします^^b〜t」https://twitter.com/yokodile01/status/1638381221716844545
Karyuさん「決まりました😈🤘 配信でも🫂する」https://twitter.com/karyu_official/status/1638377333928386560
KING OFFICIALさん「【TODAY】 2023.3.22(水) 吉祥寺SHUFFLE KING RYO ONEMAN LIVE 〝完全なる独唱〟 ■入場 当日券あり https://t.co/fVrWiN5YHk ※整理番号不要の方は直接会場へ ※キャンセル連絡 [email protected] ■配信 https://t.co/iAT1Kq82EK 〝完全なる独唱 ENCORE〟 ■配信 https://t.co/MTLNRKDfbH https://t.co/dFrgpIvixU」https://twitter.com/KINGOFFICIAL114/status/1638382512501297152
KING OFFICIALさん「【KING WEB SHOP】 ■チェキ 公演当日21:00まで https://t.co/O4cjT66UHp ※受付期間後は、フォームが開いてる間は、ご注文承ります。 お忘れの方は、ご注文いただいて大丈夫です。 ■KING NEW ALBUM 〝CRY OUT TO HEAVEN〟 https://t.co/epgpeQqgtO ■通常通販 https://t.co/ERDSYYIonH https://t.co/VIXbSD5HMe」https://twitter.com/KINGOFFICIAL114/status/1638382548052230149
nao 首振りDollsさん「逆再生にしてあるけど陽炎座だ。 時々好きな映像や音楽が話題になってるのをみかけるとつい言いたくなっちゃう。」https://twitter.com/kubihuri_nao/status/1638385299146571777
西邑卓哲 | 𝗔𝗖𝗠:::さん「翠(ACM:::)くん@寿司屋。注文一発目がサーモン6皿でこの後も同じスタイルで注文し続けていた。同じ村に住んでたら田畑は枯れ子供は死ぬ。 https://t.co/08Xc3VsEax」https://twitter.com/takaaki_FOXPILL/status/1638386997491548162
恐さん「人間は 何かの者 僕は 雨を見る者 それが 僕の使命であり それが 僕の能力 君は何者」https://twitter.com/bpmkyou/status/1638387388773978113
TAKEOさん「配信アリ!🫂👀✨」https://twitter.com/takeo_official_/status/1638378597558927361
源 依織さん「数に限りがありますので無くなり次第通販終了とさせて頂きます。」https://twitter.com/prin_guitarist/status/1638401015023308801
seekさん「本日20時からです。 同じ仲間のDAISHIさんの登場です。 同じ仲間!! 【seekのニコ生ラジオ放送に、同じ仲間のDAISHIが初出演!】 seek(Psycho le Cému/MIMIZUQ)のニコ生ラジオトーク番組「seekのFish Dance Hour」<16時間目> ゲスト:DAISHI(Psycho le Cému) 番組[ https://t.co/8LUZpFHoc4 ] https://t.co/rUClvdOBTf」https://twitter.com/seek_bonshisya/status/1638401465546059777
nao 首振りDollsさん「なんか意味ありげなこと言ってます。」https://twitter.com/kubihuri_nao/status/1638401801857945602
seekさん「事務所の近所の行きつけのタイ料理屋。 こないだのクイズで話した卓上調味料セット。 砂糖はかけない! タイにいる森 翼に想いを馳せながら グリーンカレーとガパオのランチ。 翼くんは今日も歌ってるんかなー。 https://t.co/cWOy7Ba0mj」https://twitter.com/seek_bonshisya/status/1638410559719890946
takuto_さん「4月23日開催のCONNECT歌舞伎町2023にセプテンバーミーのサポートギターで出演します。立ち上げ当初は運営にも携っていたこのイベント。about tess、world's end girlfriendでも出演しました。今回が最終回という事で締め括りに出演出来るのが非常に嬉しいです。よろしくお願いします。」https://twitter.com/takuto_/status/1638422711910432769
魚住 英里奈(独唱)さん「https://t.co/0MJXnrAhfN」https://twitter.com/erina_chas/status/1638437362488463360
KINGRYOさん「今日の独唱は前半バチバチでいきます🦁 後半はフワフワでアンコールはガシャガシャです👍 よろしくどうぞ🐥✨ https://t.co/qWdtcb8MfS」https://twitter.com/kingryoworld/status/1638440065750925314
Premium Music 2023/プレミアムミュージック2023【日本テレビ公式】さん「\\YOSHIKI緊急特別企画!📣📺// 今夜7時から生放送! #PremiumMusic2023 XYメンバーのリハーサル風景をお届け! 入念にパフォーマンスを仕上げています! #YOSHIKI ピアノ演奏の『スペシャル映像』と #XY の生パフォーマンスが融合されたステージをお楽しみに🎵 @YoshikiOfficial @xy___official https://t.co/YSY0f68YAt」https://twitter.com/musicday_ntv/status/1638391515490967552
Yoshikiさん「あーーー #YOSHIKI @xy___official @musicday_ntv #PremiumMusic2023 #XY」https://twitter.com/YoshikiOfficial/status/1638442976967008257
NakamuraEmiさん「/ 🪢 楽曲提供 \ 上野優華さんNewAlbum 『恋愛シグナル』の M7 「チョコかアイス」を楽曲提供させて頂きました。カワムラヒロシさんとの共作です。素晴らしい歌声ぜひご堪能ください!優華ちゃんリリース&10周年おめでとうございます!Emi https://t.co/zQiLERjw9E 続↓ https://t.co/MV1mwX3OXT https://t.co/2S5mBnnxuu」https://twitter.com/nakamura_emi/status/1638441023432163328
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yamanaka-lab · 1 year
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2022建築レビュー#4
-建築レビュー#4(設計者:Helen&Hard)発表者:伊藤(M1)講評者:新倉-
 建築レビュー第4回目は、ノルウェーに拠点が置かれているHelen&Hardが取り上げられた。Helen&HardはStavangerとOsloを中心に木造建築を得意とした29名のチームである。既存を利用した作品が多く、場所性を生かし、人々が集う空間の計画などがある。
 特に彼らは「木造」「トランスフォーメーション」「社会的持続可能性」「システム設計」の4つに着目し、設計を行っている。
 今回は、彼らがつくりあげた3つの住宅を取り上げ、それぞれの計画によって異なる活動を考察する。
事例1 「Vindmøllebakken Housing」[2019]
 元々倉庫のようなものが敷地内に分散しており、既存の外壁の一部を残し、周囲の外部空間の敷居として機能させている。
 「Gaining by Sharing(共有による利益)」モデルに基づいた住宅。
 現在の社会的ニーズに応えられないことの多い標準的な住宅の建て方への対策案である。時間・空間・資産を共有することで、環境だけでなく、社会的・経済的・建築的な面でも、より持続可能なくらいを実現させる。
 全体構成は、40の共同生活ユニット、4つのタウンハウス、10のアパートメントである。3〜5階建ての低層建築で計画され、プレハブの木造部材で建てられ、人間、社会、環境のニーズを持続可能な方法で満たすモダンな住宅タイポロジーとなっている。
 平面的には、円形劇場を起点にアパートメントへ分かれている。
 屋上にはライブラリーや温室へと続くオープンな階段室とギャラリーが配置されている。この部屋は、空間と人との視覚的なつながりを生み出し、居住者に共同生活への参加の選択を自由に提供する。
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事例2 「Venice Biennale」[2021]
 1959年にSverre Fehnによって設計されたパビリオン内に設置された構造である。実験的なコハウジングのプロジェクトとして、コミュニティの設計と構築のためのフレームワークを提示しており、「Vindmøllebakken Housing」の住民参加と持続可能性を基盤にしている。
 平面的には中央に共有スペースが位置し、その周りに住宅が位置する。
 個人の自由を守るプライベートゾーン、プライベートとパブリックの間の中間的なゾーン、
 すべての住人が集うことのできる、中央の共有ゾーンの3つの空間である。
 3つのレイヤーを重ねた空間は、プライバシーと共同性のグラデーションを作り出し、住むための場を提供する。
  共有スペースにはランド、スケープのように水平に伸びる棚のような木材があり、空間的に地面と関係させている。屋根を最良の状態に保ち、壁、地面、階段、梁などの連接要素を集合させてできた空間を守り、活用する。
 共同住宅モデルの空間構成は、床、壁、家具を作るセルフビルドシステムにしている。
 そのため、この提案は持続可能であり、時間の経過とともに変化する可能性がある。
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事例3 「Samling Library 」[2020]
 この建築は、図書館の機能をメインとし、参加への敷居を低くした住民のための新しいリビングルームのような集いの場である。
 楕円形のアトリウムから放射状に広がる空間は、建物を超え、周囲環境へと広がる。また、重厚な木造の骨組みは、地域の豊かな木材の歴史と呼応し、ガラスのファサードを通して周囲の森林とつながる。自然と建築の対話を示唆している。
 木造フレームは放射状に配置され、様々な用途に応じた空間を分離・結合させる働きをも持つ。
 中央に開放的なアトリウム的空間が位置し、そこから放射状のジオメトリーによって建物の構成を作り出している。この構成によって、建物の中心機能にリビングルームとしてのライブラリー、その周りに各機能が集まる静かな空間を置き、人々をつなぐ。
 中央の開的なスペースは、壮大さと控えめさを併せ持ち、居心地のよいヒューマンスケールを持つ。
 木材を、ほぼすべての建築要素に使うことにより、木造建築の文化遺産と地域の木材産業を反映し、より持続可能で責任ある社会を鼓舞している。
 天井と構造体に見られる柔らかな曲線は、銀行、図書館、共有スペースでの部屋の体験と質を高めるための重要な要素である���
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 私は、Helen&Hardの設計について、小さなスケールの集合の中に差し込まれたヴォイド空間が利用者の居場所となり、多様な機能を付加させ行動を促進させる。木材が生み出す温かさに包み込まれた空間が持続可能な暮らしを誘発させるのだと感じた。
 山中は、Helen&Hardの作品から、コモンの役割を場所ごとに模索し、コモンにただ場所を与えるのではなく機能を設定するといったコーポラティブハウス的な視点を用いることにより、建築・空間にして落とし込んでいると捉えた。
 北欧の建築は、福祉に対して国全体で意識が高いため、共有部をシェアすることに注目する理由の一つになったのではないか。木材の使われ方も、北欧ならではの特徴が見られる。またコモンは、吹き抜けや劇場など場所ごとに異なった役割を果たしていると述べた。
出展
https://www.archdaily.com/?ad_name=small-logo
https://helenhard.no/work/samling/
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crnuo · 2 years
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ORIGINAL RESONANCE(うたプリ)感想文
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スタツア感想文のSAMURAIZMのところで、
> 2000%を聴いたときからトキヤさんと真斗さんの声が重なるのが大好きで(Dance&Dance!!)、たぶん声質が近いけど歌い方が微妙に違うので新しいひとつの人格が生まれたような不思議な感覚になるからかなと思っている
と書いたところ、親切な方にこちらの曲を勧めていただいたので、単品で楽曲購入をして聴いてみました。
正確には一度アニメで聴いてるはず…でもスタツアに向けて短期間で詰め込みまくっていたため、歌詞に悩んだり滝行をしに行ったことしか覚えてなくて…スミマセン。
ただ、2000%の寒色組の担当パートは何度そこだけ繰り返したかわからないです。好きすぎる。(本題ではないですが、アニメ中のライブ部分も観よ!と思ったら特にトキヤさんが衣装もダンスもけしからん感じでびっくりした)
うたプリにはゲームも含めたくさん設定があることはわかっているのですが、もともといるhip-hopジャンルに「音楽ジャンルはまずは曲から入るべし✊」との英才教育を受けてまして…うたプリもスタツアで大好きになったし。
なのであえて今以上の彼らの前提知識はつけず、他の方のこの楽曲に対する感想も調べない状態での感想を残しておきたいと思ったのですが、その分知識不足や解釈違いが多々あるかと思います、ご容赦下さい🙇‍♀️
あ、あとオタクブランクが長かったため声優さんにも詳しくなくて……宮野さんはアニメイトのエレベーターに等身大のCD広告が貼ってあったのできっと歌が上手くて人気な方なんだなぁというくらいの認識で、鈴村さんは…「スパイラル〜推理の絆〜」の人!(古すぎる)歌われるイメージはなかったですね…なので声優さん方のうたプリ以外の歌も聞いてないのでその点でも頓珍漢なことを書いてるかもです。
言い訳の前置きが長くなりすみません。本題いきます。
まずジャケで優勝してますねこれ、ク〜。ミュシャっぽいアール・ヌーヴォー調の画風、まるで中央に鏡があるかのようにクロス対面する貴公子二人、グラデーションの髪色が美しく混ざり合い……後ろのベルやガス灯や建物(?)のモチーフには何か理由があるんでしょうか。ノートルダム??
そしてよく考えたら曲名でも優勝してるんですね。共鳴…この二人のハーモニーをこれ以上的確に表す言葉はないですね。originalはなんだろ、歌詞の通りたったひとつという意味でもいいし、ここで初めて生まれた原点、みたいにも捉えたい。
肝心の曲ですけど、ビートを刻むイントロから厳かな世界観に引き込まれ、そしてAメロ……メインのメロディとささやくような追いかけパートの担当がすぐに交代して2回繰り返すんですね。お互いの鼓動や熱を探るような、静かで息を潜めた二人の歌唱に思わずこちらもぐっと息を止めちゃう。歌詞も、「生まれたばかりの少しのメロディに、これからどんな歌詞をつけどんな曲に仕上げていこうか?」と二人でひっそりと探っている感じ。もうこれ神々による天地創造じゃん。はぁーっ。好き。
Bメロ。「遥か」を重ねて歌い、「広がる」「鳴り渡る」で熱くなり始める歌唱。これはきっと春歌ちゃんのメロディを指してるから「遥か」なのね。「優しい音色」に触発されトキヤさんと真斗さんの心がひとつになってきた感じ、きましたきました。
1番サビ。あ!カンパネラ!だから鐘の絵が描かれてたのか。鐘の音っぽいサウンドも入ってますね。
ここでついに二人の声が重なった。ヒィィ。本人たち、多分ここで気付いちゃいましたね。自分たちの声が重なったときに起こる「奇跡」に……。Aメロで「どんな言葉を重ねようか」って言ったばっかりなのに、「言葉じゃ足りない」って…気付いちゃいましたね。リリックそのものを飛び越えて、自分たちは情熱を「歌声」で重ねることで世界を創造する二人の「神」であるということに……(アニメで作詞に苦労してたのはそういうことか)
世界でたった…たった一つの
ハーモニーで包み守るよ
誰にも負けやしない
二人だけの奇跡
はい、もう何も言うことないです。これが「答え」だと思います。この高まる歌唱、ハーモニー。天地創造はじまりました。
2番AメロBメロ。神の天地創造の苦悩ですね。高みを目指すからこそ、大変ですよそりゃ。未知の領域に新しい世界を作るんだから。悩まれてる姿もお美しいです。一方でこの挑戦にワクワクとしている二人の気持ちの昂りも伝わってきますね。
二人の声質って似てるけど、トキヤさんの歌い方は感情的で、真斗さんは逆に理性的な歌い方だと思うのですが、2番の真斗さんの「『まだ』と嘲笑う」ってば…めちゃくちゃ感情的🥺もうこの先の真斗さんため息混じりでノリノリですよ。トキヤさんもため息歌唱になってくるし、これが共鳴ですか。
2番サビ。
二人をさらう夢のノスタルジー
違う時に生まれ降りても
多分出逢ってた 気持ちはひとつ
同じことを胸に想う デジャヴ
🤦‍♀️🤦‍♀️🤦‍♀️👼👩‍🍼🙌🙏(声にならない祈り)
誰にも止められない境地に辿り着きましたね。
デジャヴ、の二人のハモリの1フレーズで、彼らが組むと最強無敵であることを知らしめていますね。
人生って、確かに稀に、この人と自分は「魂」が同じなのでは?まさか生き別れの双子か?みたいな強烈な共感を抱く相手に出会う瞬間がある気がします。大体の人は恋人や親友になってそのうちただの腐れ縁みたいになる気がするんですけどw、この二人はアーティストなので、それで終わるわけないんですね。だって現にこんな楽曲を作れたのだから。音楽の世界に新しい自分たちの世界を作り出したのだから。
なんとなくこのサビで、たとえばトキヤさんと真斗さんの年齢差が30歳くらいあったとして、37歳と7歳で出会ってたとしても、それでもこの二人は共鳴して一緒に音楽を作ってたんじゃないかなーとか思いました。そんなifストーリー見てみたい。
最後の「二人だけの奇跡」では真斗さんもビブラートがかかって情熱がパーンって弾けてる。すごいぞ……もうダムなんてないじゃん、とっくに決壊してる。
そもそも最後のサビは二人の声が溶け合ってどちらがどちらかよくわからなくないですか?もういいよ、この神々しいハーモニーにただ身を委ねていたい…
初めてこの二人を見た時、髪色も性格も似てて区別難しいよー!と思っていたのですが、歌声も含めて全てが「双子」の二人なんですね……え、ほんとに双子だったりしないですよね?(兄弟設定多すぎちゃうし)
2000%で二人のハーモニーに惚れ込んでたら、まさかの二人の歌声の相性を「共鳴」と呼び名付けたユニット曲に出会えるなんて……作り手の方々はいつから意識的にこの流れに持ってきていたのだろう?とにかくこの奇跡のような楽曲に出会えたことに感動しています。あらためて教えてくださったフォロワーさんに大きな感謝を。
真斗さん、トキヤさん、まさに「神曲」を生み出してくださってありがとうございます。二人には今後も末長く、二人にしか作れない音楽をクリエイトしていただきたいです。
えっっと、この二人のユニット曲ってこれだけですか?調べても出てこないのですが。そんな……………
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fumino-hisanaga · 3 years
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12室:双子座:月・海王星
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好奇心のまま、人々の無意識領域から理想や集団心理などをキャッチし、自己の内的世界とリンクさせながら芸術的・詩的…何らかの表現方法を通して未知のモノと繋がる神経を開花させていける予感がする。
現実もまた、人々が共同で描いた理想を実現化したものと考えれば、それは集団で見ている夢・幻想のようなものなので、こちら側・あちら側という区別なく緩やかなグラデーションで意識ー無意識も繋がっていると考えることも出来そう。実際的な人々の営みを俯瞰してみれば、自ずと集合無意識にも視点が合う感じ。
実際的な人との関りを遠ざけて、静かな環境で創作活動など自分の心を見つめる時間があると良いです。
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dainana-seagull · 4 years
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劇評など critic
作品をめぐるこれまでのテキスト ※敬称略 ※所属や肩書きは執筆当時のもの
カトリヒデトシ(2010) 平山富康(2010) 亀田恵子(2010) Marianne Bevand(2011) 間瀬幸江(2011) 唐津絵理(2011) 金山古都美(2012) 島貴之(2012)
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カトリヒデトシ(エム・マッティーナ 主宰 舞台芸術批評)
「なぜ日本人がチェホフをやるのか?」と問うのは、かなりダサい。
今までの蓄積に付け加える、新しい文脈・意味を発見し提示するのだという優等生的な答えは間違っていると思っている。それでは、ヨーロッパ文化をきちんと学んだという模範解答になり、単なるレポートになってしまうだろう。
古典を何度でも取り上げることは、芸術の目指す��絶対的有」への敬虔な奉仕である。「有りて在るもの」への畏怖の気持ちは洋の東西といったものは関係ない。芸術へひざまづき、頭をたれることは、芸術家の基本的な資質であるし、それこそが歴史や文化的差異を超えようとする意思の現れにつながっていく。現代から古典を読み直し、古典から現在を照らすことにこそ、古典に取り組む大きな意味がある。
また、孔子は論語で「子は怪力乱神を語らず」といった。これは軽々しくそれについて語ってはならないと理解するべきで、超常現象にインテリは関わらないということではない。芸術は人間を超えた存在、「不可知な存在」を認知することが第一歩であろうから。
第七の演劇には、不可知が全体を包みこもうとする力。またそれに触れた人間の、根源的な「生」への畏怖がよく現れている。
それらの二点で第七劇場は大切な存在だとおもっている。 たとえば、今回の「かもめ」はチェホフの本質に迫ろうとする試みである。
ダメな人間がダメなことしかしないで、どんどんダメになっていってしまうのがチェホフ世界の典型である。そこには没落していく帝政時代の裕福な階級を描き続けた、彼の本質が現れている。
それはチェホフには、たれもが時代に「とり残されていく」、乗り遅れていく存在であるという認識があるからである。つまり、「いつも間に合わないこと」こそが人の本質なのだという考えである。
取り残されていくことは悲しい。何も変わらなければ既得権を維持できるものを、時代の変化によって、何もかもが「今まで通り」ではいかなくなる。チェホフはそれを、「われわれは絶えず間に合わず、遅れていく存在なのだ」と確信にみちて描く。苦い認識である。
人間はいつでも誰でも、既にできあがった世界の中に生み落とされる。誰もがすべてのものが現前している中にやってくる。個々人は、養育や教育によって適応をうながされるだけである。人は限りない可塑性をもって生まれるが、時代や地域や環境によって、むしろ何にでも成り得たはずの可能性をどんどん削ぎ落とされていく。
現在ではすたれてしまったが、日本には古代から連綿と続いた信仰に「御霊」というものがある。人は死んだ際に、現世に怨みを残して死ぬと、祟るものだという信仰である。「御霊」は、残った人たちに、天災を起こしたり、疫病を流行らせたりする。やがて人々は天災疫病が起こった時に、誰の「祟り」であろうと考えるようになる。それを畏れるために死んだものの魂が荒ぶらないように崇め拝めるようになっていく。人々に拝まれ、畏怖されるうちに、荒ぶった魂は落ち着いていき、「神」として今度は人々を護る存在へと変わっていく。だから「御霊」はおそろしいものであるだけではない。
「荒ぶる魂」を、第七は「かもめ」の登場人物たちの「遅れ」「取り残されていく」姿の絶望の結果に見る。舞台はその絶望からの荒ぶりに共振し、増幅し、畏怖を現す。
チェホフの持っていた、人に対する「諦観」を大きな包容力で抱え込んこんだ上に、零落していくことへの激しい動揺を、魂の「荒ぶり」として表現する。それは現在の私たちでは到底もち得ない、激しい「生」の身悶えである。
その方法として舞台に遠近法が援用される。 奥行き作り出すことによって、「位相=層=レイヤー」が作りだされる。 後景の美しいオブジェは遥かに遠い「自然」の層で、あたかも人の世を見つめ続ける「永遠」や「普遍」を感じさせる。そして中景は「六号室」のドールンのいる老練の世界、経験に基づいて生きる老人の世界である。患者たちは遊戯する体を持ち、永遠の世界を希求する。その三層を背負って、最前景で「かもめ」の世界が現れる。かれらは都会と田舎、人と人の現世の距離によって引き裂かれていき、苦しみ世界を生きるものとして描かれるのだ。
そう、日本人「にも」チェホフが描けるのではない。 日本人「にしか」描けないチェホフがあるのである。
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平山富康(財団法人 名古屋市文化振興事業団 名古屋市千種文化小劇場 館長)
遡って2010年2月、名古屋市の千種文化小劇場で企画実施した演劇事業『千種セレクション』(同劇場の特徴的な“円形舞台”を充分に活用できそうな演出家・団体を集めた演劇祭)で、第七劇場の『かもめ』は上演されました。企画の立ち上がった頃には、第七劇場は『新装 四谷怪談』の名古屋公演を既に果たしていて、その空間演出力が注目されていた事から企画の趣旨に最適でした。参加団体は4つ、持ち時間は各60分。それぞれ会話劇・現代劇の再構成・半私小説的創作劇とラインナップが決まる中、第七劇場のプレゼンは“チェーホフの『かもめ』を始めとする幾つかの作品”との事…たったの60分で。一体、どんな手法で時間と空間の制約に収めるつもりなのか。当惑をよそに第七劇場が舞台に作ったのは、さしずめ「白い画布」でした。舞台は一面、真っ白なリノリウムが敷かれ、無骨な机や椅子との対照が、銅版画のように鋭利な空間を立ち上げていました。舞台と同じく白い衣装をまとった俳優(彼女らは『六号室』の患者たち)は静謐な余白のようです。が、幕が開いて、彼女らが見せる不安な彷徨と激した叫びが「鋭利な銅版画」の印象をより強めていきます。この画布が変化を見せるのは、チェーホフの他作品の人物たちが続々と舞台に位置を占めていく時でした。彼らは暗い色の衣装をまとって、これまでの描線とは異なる雰囲気です。こうして、既にある版画の上から幾人もの画家が新たな絵画を描くように芝居は進みました。幾つもの物語の人物が、互いの世界を触れあわせていく現場。彼らが発する言葉と声、静と動が入り混じる身体の動きは、新たな画材でした。時に水墨画、木炭、無機質なフェルトペン。余白を塗り込めたと思えば余白にはねのけられる「常に固定されない描画」のようにスリリングな作劇が、観客の前でリアルタイムに展開されたのです。終演後のアンケートでは“視覚的に美しい贅沢な構成” “話を追いそこねても目が離せなかった” “世界がつくられていく感覚” “難しい様で実はわかりやすい”と、中には観劇の枠に留まらない感想も多々あり、第七劇場が『千種セレクション』で残したのは、限られた空間で無限に絵画を描く様な演劇の可能性だった…というのが当時の記憶です。名古屋市の小劇場で室内実験のように生まれたその作品が、再び三重県で展開され、これから皆さまはどのように記憶されるか。非常に楽しみです。
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亀田恵子(Arts&Theatre Literacy)
第七劇場の『かもめ』を見終わったあと、どうしようもなく胸高鳴る自分がいた。新しい表現の領域を見つけてしまったという心密かな喜びと、その現場に居合わせることの出来た幸運に震えた。彼らの『かもめ』は演劇作品に違いなかったが、別の何かだとも感じた。「ライブ・インスタレーション」という言葉がピタリと腹に落ちた。「インスタレーション」とは、主に現代美術の領域で用いられる言葉で、作家の意図によって空間を構成・変化させながら場所や空間全体を作品として観客に体験させる方法だ。元々パフォーミング・アーツの演出方法を巡る試行錯誤の中から独立した経緯があるというから、演劇との親和性は高いのだろう。しかし、すべての演劇作品が「インスタレーション」を感じさえるかといえばそうではない。
舞台を四方から客席が取り囲む独自な構造を持つ千種文化小劇場・通称“ちくさ座”(名古屋市)。この舞台に置かれていたのは白い天板の長テーブルが1つに、黒いイスが数客。天井からは白いブランコが1つと、羽を広げた“かもめ”のオブジェが吊られており、床は八角形状に白いパネルが敷き詰められていた。役者たちの衣装もモノトーンやベージュといった大人っぽい配色でまとめられ、全体としてスタイリッシュな印象だ。舞台セットの影響なのか、作品中のセリフでは、チェーホフの『六号室』や『ともしび』といった他の作品の一部も引用され、人間の生々しい欲望や絶望を色濃く孕むセリフが続くが、不思議と重苦しさに傾くことがない。むしろチェーホフの描く狂気や人生における悲しいズレが、役者の身体と現実の時間を手に入れ、終末に向かって疾走する快感へと変容していく。役者たちの独自の強い身体性が、無機質な空間の中で描く軌跡は、従来の演劇の魅力だけでは説明が難しい絶妙なバランスを生み出しているのだ。
第七劇場の『かもめ』は、演劇の枠だけで完結しなければ「インスタレーション」作品として押し黙っている存在でもない。戯曲に閉じ込められた時間を劇場という空間に新たにインストールし、生きた役者の身体によって再生する。それは観客との間に「今、この瞬間」を共有する「ライブ・インスタレーション」として新たな領域を創造する行為に他ならない。
「インスタレーション」は、観客の体験(見たり、聞いたり、感じたり、考えたり)する方法をどう変化させるかが肝らしい。この作品は優れた演劇作品であると同時に「インスタレーションの肝」そのものではないかと思うのである。
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Marianne Bevand(フランス・舞台芸術プロデューサー)
2011年3月、パリで第七劇場の『かもめ』を観たとき、このよく知られたチェーホフの戯曲において何が問題となっているかを、はじめてよく理解できた機会だった。『かもめ』は昨年にあまり成功していないと感じるいくつかの演出版しか観ていなかったが、私の心を奪ったこのロシア演劇の日本人演出を私はたまたま観る機会を得た。
私は演出・鳴海康平の力量に感動した。深く人間性を表現できる俳優への的確な演出があり、とても美しいシーンを舞台上に構成していた。このすばらしいパフォーマンスの中で、私はある種の普遍性を感じた。私の演劇に関する感覚的な願いが実現するためには、この日本の第七劇場を待たなければならなかった。チェーホフ戯曲の人物を演じながら、偉大なる悲劇だけに可能な想像空間のひとつへと、私を連れ去ることに俳優たちは成功していた。この芝居の最初から私は現実の世界から引き離され、登場人物が衝動や欲求や悲しみによってつき動かされることに目を見張った。それは『かもめ』の中心となる感情である。
素晴らしい身体的なパフォーマンスを通して、俳優たちはコンテンポラリーダンスを想起させる一連のムーヴメントを創り、ときに印象的な間の中で静止する。手をあげる彼女たちは、まるで空を飛びその状況から逃げ出したしたいかのようである。しかし、閉じこめられているかのように最終的には彼女たちは地上に留まる。自由への抵抗の中で、もしくは自由が欠けた結果として、白い服を着た3人の女性の登場人物(訳者注:患者2人とニーナの3人)は、狂気の中へ落ちていくように見える。彼女たちは動きが速く、それは視覚的には、黒い服を着た他の人物たちの緩慢な動きと対照的である。舞台の中央から端へとぐるぐると回る彼女たちを見て、彼女たちは自分たちが生きている規定された世界を象徴するある種の領域を爆破したいかのようなイメージが私の心に浮かんだ。黒い服を着た人物たちは、外部の者に自分の居場所を思い出させる支配社会の象徴を思わせる。
このことは私に、チェーホフがこの作品でいかにアーティストが社会の外側に位置し、つらい時代を生きていたかを明らかにすることで当時のアーティスト状況の描写を試みたことを思い出させる。かもめにおいて、3人の女性の人物たちは、ある異なる精神状態の中で、そして目まぐるしい時空の中で彼らがいかに必死に生きるか、また彼女たちがいつもいかに社会の爪に捕えられているかを現している。
この芝居の終わりに私は自問した。「もしあなたが他の誰かとは異なるふるまいをするなら、あなたは気が狂っているとみなされるのだろうか?」いずれにせよ、第七劇場のパフォーマンスが国境を越えて、いくつかの問いを私に起こしたことは確かである。
この美しく芸術的な作品とともに第七劇場が受けるにふさわしい大きな成功を果たすことを、そしてあらゆる世界を横断し、さらに多くの観客の目と心を開くことを、私は願っている。
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間瀬幸江(早稲田大学 文学学術院 助教)
チェーホフは世界を面や立体としてとらえていた。人物という点や、人間関係という線は、それじたい基幹的ではあるにせよ、作品世界全体の構成要素のひとつでしかない。作品世界のこの広がりから何を「切り出す」のかが、舞台づくりの鍵を握る。 
今回、第七劇場の「かもめ」(シアタートラム、9月8日~11日 構成・演出・美術:鳴海康平)で中心的主題として切り出されたのは、トレープレフがニーナに演じさせる劇中劇「人も、動物も…」の部分である。母親のアルカージナに「デカダン」と嘲笑され、当の演者であるニーナにも「よく分からない」と距離を置かれてしまうこの一人芝居の内容は、人間がいかに「やさしく」接しようともいずれ寿命を迎えて消滅することが決まっている地球という惑星の命の時間から考えれば、まったき現実である。その「現実」が、舞台奥中央の老木のオブジェによって密やかに具象される。活人画を思わせるこのオブジェは、開場とともに舞台に姿を見せる、ニーナを思わせる4人の女たちの狂気を孕む無造作な動きはもちろんのこと、見やすい席の確保を願うささやかな「姑息さ」を抱えつつ舞台上の彼女たちを横目で眺める観客たちの動きも、暗がりから見つめ続けている。そして本編が始まり、いつからかそこに照明があてられ、雪のようなものがしんしんと降りだすころ、前景では「かもめ」のいくつかのシークエンスが狂乱的リズムで反復運動を始める。母親にも恋人にも振り向いてもらえずに絶望する青年の物語にせよ、成功という幻想にからめとられたまま一歩も進めない女の物語にせよ、息子を愛しながらその愛を届けることに不器用な母親の物語にせよ、ツルゲーネフには勝てないと感じる自意識の牢獄から逃れることのできない小説家の物語にせよ、個別の物語が抱え込む不毛な反復のエネルギーから発せられる絶叫は、しんしんと降り積もる雪の世界に消えていくしかない。トレープレフは、チェーホフの作った物語のとおり、最後にはピストルの引き金を引く。発射音は聞こえない。しかしそれは、弾丸が発せられなかったからではない。観客は、朽木に降り積もる雪の世界から、トレープレフの自殺や、ニーナの破滅を眺めている。人も動物もヒトデも消えうせた孤独な世界に、ピストル音が届くのは、何万光年も先なのだ。
2011年の日本で、「終わり」というブラックホールを概念としてではなく実体としてほんの一瞬でも覗き見てしまった私たちにとって、朽木の住まう冷えきった世界は、もはや象徴主義の産物ではなくなってしまった。しかし、この終末感を100年前にこの世を去ったチェーホフがすでに言いきっていたことにこそ、私たちはかすかな希望をみるのである。「三人姉妹」を演出したマチアス・ランゴフは、「私たちはチェーホフのずっと後ろを歩いているのです」と言った。それから20年が経過した今なお、チェーホフは私たちの少し前を歩いていて、たまにふと振り返りいささか悲しげに微笑んでみせるのである。鳴海康平は、劇中劇を「切り出す」ことで、無数の点と線とが錯綜して作られる立体的な時空間の表出に成功した。その数多の点や線を大事に拾い出しながらもう一度観てみたかったとの感慨を抱きつつ、9月11日のシアタートラムを後にした。演技者たちの凛とした佇まいも素晴らしかった。
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唐津絵理(愛知芸術文化センター シニアディレクター)
私たちの深層心理に迫りくる懐かしさの気配、演劇を超えて広がる舞台芸術への希求、それが第七劇場『かもめ』初見の印象だった。
白のリノリウムが敷かれ、白紗幕が下がった劇場は、ブラックボックスでありながらも、ホワイトキューブ的展示室をも想像させる洗練された空間。そこにあるのは、白い長テーブルと幾つかの黒い椅子、天井から吊られた真っ白のブランコやかもめのオブジェ、そして座ったり蹲ったりしている俳優たちの身体だ。白い空間にじっと佇む身体は、彫刻作品のようでもある。上演中も俳優たちは役柄を演じるというより、配役のないコロス的身体性を表出させている。身体の匿名性は、観客自身が自らの身体の記憶と結び付けるための回路を作り出す。それは抽象度の高いダンスパフォーマンスと通ずる身体。前半は僅かに歩いたり、ゆすったりしていた身体が、後半になるにつれて、走ったり、体を払ったり、震わせたりと、より激しく痙攣的になっていく。演劇的マイム性とは一線を画したこれらの身振りが、絶望的に重苦しく表現主義的になりがちなロシアの物語を今日の日本に切り開いていると言ってもよいかもしれない。
怒涛のラストシーンまで、作品全編を演出家・鳴海の真摯さが貫いていく。しんしんと静かに降り積もる雪のように、一見穏やかに見える身体の佇まいの内には、静かな情熱の灯がいつまでも熱く燃え続けている。それがこの作品の確かな強度となっているのだと思う。
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金山古都美(金沢市民芸術村ドラマ工房ディレクター)
2010年2月千種文化小劇場、12月三重県文化会館で第七劇場の「かもめ」を観劇。時の交錯を感じた千種、閉塞と決壊を感じた三重。どちらについてもその『観後感』は、まったく違っていて。鳴海氏の構築する世界は、その“場所”で変化し、その“人”で変化するようです。“人”とは、役者はもとより、スタッフ、劇場の人々、そして当日来られる観客、すべての“人”を包んでいます。実際観に行った私自身の変化も少なからず影響しあいながら「劇場」という空間が形成されていくのでは。そしてそれは建物の中だろうが、外だろうが、1人だろうが1万人だろうが変わらない���では・・・違うな。変わらないのではなく、変わることも含めての「作品」なのです。白い床も、テーブルも椅子も、ブランコも「かもめ」のオブジェも、何一つ変わっていないようなのに・・・。そんな演劇のもつ『その場でしか出会えない幸せ』に皆さんで会いに行きましょう。
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島貴之(aji 演出家)
金沢21世紀美術館にあるジェームズ・タレル作「ブルー・プラネット・スカイ」という作品を見た事がありますか?
四角い白色の天井の中央が四角くくり抜かれ、そこから空が見える。故郷へ帰る度に見上げる空。移ろいやすい金沢の空。晴天、夕刻、曇り空、雨。冬はそのグレイの穴から雪が舞い落ちるのです。
曇り空の四角いグレイのグラデーション。無彩色に見えるグレイに、私は何度もさまざまな色を見た事があります。それを見上げる人の心情がそこに色を齎すのです。天井の枠に囲われた今の自分が、その遠く向こうにあるものを見通す瞬間に—。
この作品では登場人物が纏う衣装を見渡すと白から黒へのグラデーションとなっています。そして劇中では、登場人物の性格や事象に伴う心情があらゆる要素により明確に描かれています。個としての居場所、表情、身体、言葉_そしてそれらが合わさりバランスを変化させる事で、その瞬間にしかない色が次々と生まれては消えて行くのです。
それは、移ろいやすい金沢の空のようであり、また、あなたの心情を映すあのグレイのグラデーションであってほしいと願うのです。
2011年の9月に私は第七劇場の「かもめ」を拝見しました。大胆に再構成されたこの舞台に流れる時間は、キリスト教的な時間感覚の、すでに始まったが未だ終わっていない「時のあいだ」を意識させるものでした。時間は、何分・何秒という座標を流れているとされる概念だけでなく、事件・タイミングによって認識される感覚との2つに分けて考えることができます。あのハイコントラストな世界は、ニーナの事件史のある時点なのだろうと納得して観ました。クロノスでなくケイロス、あるいはゲシヒテによって物語を紡ぐ方法は個に依った場合は有効で、むしろ本質的な問いは、なぜそのように構成したかにあると思われました。それが私には「かもめ」の本体をよく知るために境界線を明らかにしようとしているというだけではなく、ほんのりと漂うロマンチックな印象に隠されているような気がしています。舞台を構成するあらゆる要素は一見、清貧とも言えるほど禁欲的に佇み、それがある種の理想として観客に迫っていましたが、私達は同時にその内側にあるもっと柔らかで繊細なモノも見ていました。その存在が、内側からも外側からもこの作品の再演を促しているのではないかと思っています。
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concent-wid · 4 years
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落とし所が大事
ウェブアクセシビリティから切っても切り離せない存在の WCAG 2.0。 「言葉が難しい!」「規格への対応となってしまうアクセシビリティは嘆かわしい」と、嫌われ者っぷりを如何なく発揮しています。
実際、書いてあることは分かりにくいですし、規格への対応が本質じゃないよねというのもその通りなので、なにも否定はできないです。 が、自分は WCAG 2.0 がそんなに嫌いではなかったりもします。 学びのために必要、というのもあるのですが、コミュニケーションのために利用する頻度がとても多いからです。
どこまで対応するか
ウェブアクセシビリティに限った話ではないのかもしれませんが、ウェブアクセシビリティを進める上でスコープはとても大事ですよね。 特に自分が意識しているのは「広さ」と「深さ」の 2つのスコープです。
「広さ」は、環境や制限に対する対応の幅の広さ。どこまで対応するのか、です。 「深さ」は対応の程度感。個々の対応をどれくらいの完成度で仕上げるのか、ですね。 (他にも、期限(x年x月までに)や対象範囲(全ページなのか一部ページなのか)などといったスコープもあるのですが、これらはいったん置いときます)
広さ
何をするのか、がころころ変わってしまってはとても困るので、ここはしっかりとプロジェクトで意識を合わせておく必要があります。
「広さ」は適合レベルを参考にしつつ判断します。レベル A とか AA とかいうやつですね。 どういう意図で各達成基準が作られたのか、どんなメリットがあるのかは、「WCAG 2.0 解説書」にしっかりと書かれています。その辺りを意識しながら、どこまで対応するのかに優先順位をつけていきましょう。 達成基準を読む際は、各達成基準が含まれる原則やガイドラインも意識しながら読むことで、ややこしい表現が何を言おうとしているのかが(多少は)理解しやすくなるかと思います。
深さ
どの程度の完成度で仕上げるのかをちゃんと決めてないと、ゴール感がずれてしまいます。 そうすると、出来てる / 出来てないで揉めることになるので、ここもちゃんと認識をあわせて おきましょう。
「深さ」は達成方法を参考にしながら判断します。 各達成基準を満たすための手段は 1つではないです。コンテンツの文脈や、想定環境によっても採用する手段は変わってきます。 前提を全部取っ払った上で常に理想といえるアプローチがとれれば良いのですが、実際には時間や難易度などの色々な前提が存在します。
「しない」は永遠にしないということではない
アクセシビリティは「様々な環境や能力への対応」なので、スコープを切ることがちょっと変な感じもします。 が、プロジェクトとして取り組むのであれば、スコープはちゃんと決めていく必要があります。あれもこれも、で後出しで対応しなければいけないことが増えるのは辛いです。
じゃあ、「しないと判断したことはどうなるの」って疑問に思うかもしれませんが、それらは次回以降のフェーズでの対応を改めて検討すれば良いだけです。 ただし、ずっと先送りを続けてしまうと結局やらないのと同じです。往々にそうなりやすいことではあるため、注意が必要ですね。
今回は「広さ」と「深さ」の 2つのスコープについて取り上げましたが、アクセシビリティへの取り組みにはグラデーションが存在します。 このグラデーションのどこを目指すのか、というコミュニケーションを行ううえでも、WCAG 2.0 は非常に有用だと思っています。 グラデーションを常に良い方に舵きりできれば嬉しいですが、無理な舵きりは辛さを産みます。 以上のように、なんだかんだで WCAG 2.0 と
区切りを適度につけてちゃんと対応を進めていければ、辛みは結構減らせると思いますよ。 辛くなくアクセシビリティ進めていきたいですね。
——— 秋山 豊志
アクセシビリティエンジニア。コーポレートサイトの構築やガイドライン策定、ウェブガバナンスを必要とするサイト群で多地域、多言語へと展開されるサイトの HTML/CSS 設計、アクセシビリティへの対応に数多く携わる。
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sakiko427 · 1 year
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2022.11.1.-11.7. 松村早希子個展 「境域 / しましまグラデーション」 展示作品❹ ✨美人A/美人B/美人C/美人D (606×500mm) 【美人】 ある美人の友達が、初対面の男性とマニアックな漫画の話で盛り上がった後日に「綺麗な人と話せてうれしかった」と言われて、「私は漫画の話ができたこと自体が嬉しかったのに、私が綺麗だったから話聞いてただけってこと?!」と憤慨していたことがありました。 容姿への評価が先立ち話を聞いてもらえない・対等なコミュニケーションを取れない苦しみは、美人であっても存在するのだと気付きました。 最近メディアで「美人○○」「美女○○」などの表現が減りはじめたのは、職業や立場に容姿の評価を付与することが、その人の人格を無視した失礼な行為であるという認識がこの国でも広まってきたこともあるかもしれません。 私が、かわいい女の子が好き!美人が好き!と言う時、その人を「女の子」「美人」という枠に嵌めてしまっているのかもしれない。何かを押し付けたり、自由を奪うことをせずに、その人の美しさを今そこにあるまま、夜が明ける瞬間や日が落ちる時の空の色に目を奪われるようにまるごと享受したいと考えています。 #松村早希子の絵 #SakikoMatsumura #しまグラ #境域しましまグラデーション #美人 #個展記録 #painting #art #girlsdrawing https://www.instagram.com/p/Cm0RnmeSA2m/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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newsletterarchive · 5 years
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NEWSLETTER  vol.48
ニュースレターの第48号をお届けします。
今回は2018年6月8日に Art Jewelry Forum に掲載された、リン・チャン氏へのインタビューをお届けします。
翻訳をはじめたのはもう何か月も前ですが、思いのほか時間がかかって前回配信から10か月も経ってしまいました…今後も不定期の配信となりそうですが気長にお付き合いいただけますと嬉しいです。あいかわらず、メールに埋め込むと画像が小さくなってしまうので、ぜひ元の記事もご覧になってくださいね。
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https://artjewelryforum.org/lin-cheung-0
2018年6月8日
リン・チャン
日常性と非日常性 その共存を実現させるもの
アドリアーナ・G・ラドレスク
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リン・チャン《遅ればせながらの応答:混乱、言葉もない、意気消沈》、2017年、ブローチ、ラピスラズリ、金、各51 x 9 mm、撮影:リン・チャン
リン・チャンの作品は絶えず議論を呼ぶ。《敵か味方か》のネックレスや《室温》のオブジェ、書籍にインスタレーションから、最近作の《遅ればせながらの応答》のブローチや《保管》シリーズに至るまで、彼女の作品は、人のありように対する一解釈であり、作り手の思想や感情の運び手であり、ジュエリーの意味を模索する飽くなき探求である。
リン・チャンはこれまで、数多の賞を受賞してきた。最近では、2018年にフランソワーズ・ファン・デン・ボッシュ賞とヘルベルト・ホフマン賞を受賞。2017年には英国のBBC Radio 4が主催するウーマンズ・アワー・クラフト・プライズにおいて、1500名の応募者から最終選考12名のうち1名に選出された。
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アドリアーナ G. ラドレスク:あなたは今年、その作品と、コンテンポラリージュエリーの振興における国内外での示唆に富む役割が認められ、栄誉あるフランソワーズ・ファン・デン・ボッシュ賞を受賞されましたね。そのすべてがどのように始まったのか、お聞かせいただけますか? いつごろからジュエリーを作りたいと思うようになりましたか? また、どこで勉強されましたか?
リン・チャン:ありがとうございます! 今年はこれまでのところとてもいい年で、フランソワーズ・ファン・デン・ボッシュ財団には心から感謝しています。彼らは独立機関として、熱意をもって主体的に、人々の想像を超える優れた仕事をしています。これは今の時代にあって珍しいことで、それだけに特に光栄に感じています。
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リン・チャン、《遅ればせながらの応答:動揺》、2017年、ブローチ、ベルジャンブラックマーブル、ハウライト、金、54 x 9 mm、撮影:リン・チャン
私は、なんでも手作りしたり修理して使うことを良しとするごく堅実な家庭で育ちました。裁縫や編み物、刺繍にくわえ、ものが動く仕組みや素材に興味が湧いて、何かを分解したりもしました。でも、ジュエリーを作った記憶はありません。私は子ども時代とティーンエイジャーを経て成人してからも、もらったものも自分で買ったものも含め、たくさんのジュエリーを身に着けてきましたが、自分で作るようになったのはずいぶん後のことです。
私は、ブライトン大学の学士課程(通称WMCP、(訳注:木工、金工、陶芸、樹脂の英単語の頭文字をつなげたもの))で陶芸と金工を専攻しました。そこで偶然ラルフ・ターナーの著作である「ニュー・ジュエリー」を手に取りました。それからというもの、この道一筋です。それ以降、私が置かれたすべての環境や訪れた場所、出会った人々は何かしらこの本と結びついているので、遠い親戚のような縁を感じますし、それだけにこの本は私の考え方に深い影響を与えた存在です。作品の素材や技法は何なのか、思いを巡らせながら夢中になってページをめくっては「これはおもしろい!」と思っていました。
あなたは今年、石を彫ったブローチのシリーズ、《遅ればせながらの応答》でヘルベルト・ホフマン賞を受賞され、忘れがたい1年のスタートを切られました。
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リン・チャン、《遅ればせながらの応答:バラ色》、2017年、ブローチ、ローズクォーツ、金、43 x 8 mm、撮影:リン・チャン
審査員から「時事問題とその意味との関係性を表現した、政治的見解の表明」と評されたこの作品は、英国のEU離脱を決する国民投票と世界の政治情勢への個人的な応答として作られたとのことですね。この作品は缶バッジの形をしており、表面に絵文字やシンボルを思わせる顔が描かれていますが、一般の缶バッジのようにプレスした金属やプラスチックでできてはおらず、半貴石を研磨し、表面に金を点在させて作られています。政治キャンペーンで多用される、安価で息の長い定番アイテムであり、質素ともいえる装着型の伝達装置である缶バッジと、高価な素材とを結びつけようと思ったのはなぜですか? また、タイトルの「遅ればせながら」にはどのような意味が込められていますか?
リン・チャン:私が石という、硬くて容赦なく、永続する素材でこのブローチを作ることにしたのは、使い捨てで瞬時に作れるお手軽な金属製のバッジとの対比を表現しようと思ったからです。皮肉なことに、私は、メッセージの内容が浅いか深いかにかかわらず、一度使えば用済みとなるはずの缶バッジをいつも大事に取っておきます。手元に残しておくと、その時の気持ちや信条、出来事、気分を鮮明に覚えていられるので。これが、私が半貴石を使った理由のひとつです。つまり、一部の発言や行為はやり直しがきかないから、ほんの一瞬の出来事でも人の心に長く残りうるということを言いたかったのです。
タイトルの「遅ればせながら」は、すぐさま反応するのとは逆のリアクションの仕方を表しています。私は、国民投票の前後の情勢を目にして悲しくなったのをはっきりと覚えていますが、それをどう表現すればよいのかわかりませんでした。ただ、いつかこの思いを作品にすることだけはわかりました。後から行動に出るということは、蓄積された何かが、時間を経てから展開していくということです。私は、実際の出来事からかなり時間がたってからようやく、抑圧された思いやぐるぐると混乱した感情を、石の研磨を通じて解放できるようになりました。
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リン・チャン、《遅ればせながらの応答:しかめ顔》、2018年、ブローチ、ラピスラズリ、金、54 x 9 mm、撮影:リン・チャン
また、「遅ればせながら」は、石の加工にともなう労力と、石や石の研磨から連想される隠喩的な意味も表しています。さらに、研磨や切削は、熟考や仕上げ、そぎ落としていく過程も意味します。つまり、考えを整理し、遅まきながら納得し決心が固まるまで時間を稼ぎ、じっと待つという、時間のかかる肉体的行為を表します。石の研磨はほぼ独学で習得しました(最初だけ、シャルロッテ・デ・シラスによる5日間の特別クラスで専門的な講義を受けました)。そのため、新しい素材に初挑戦する時の常として、時間こそ余計にかかりましたが、素人であったことがむしろ好都合に働きました。知識のなさに妨げられず、失うものがないまっさらな気持ちで制作に打ち込むことができました。
コンセプチャルなジュエリーは、政治的な意識の向上という点で、大衆を説得する力を持ちうると思いますか?
リン・チャン:ええ、その力があると信じています。また、すでに知られていたり、こうだと信じ込まれている方法以外のやり方で、そういった力を量る方法にも興味があります。ただ、《遅ればせながらの応答》シリーズが必ずしも「大衆の政治的な意識を向上させる」とは思いません。このシリーズはそれ自体が議論の一部をなす当事者性の強い作品で、すでに広く認識されている問題を扱っているため、意識の向上というよりはタイムリーなコメントとしての趣が強いでしょう。私は今も、この決定がもたらした損害を忘れてはならないと思いますし、今後は今以上に不確かな時代になるでしょう。だからこそ、ジュエリーには、自分たちの周囲で起きている出来事について考えさせる存在であり続けてほしいのです。大衆の政治に対する意識の向上という点では、エスナ・スーこそシリアの難民危機を表現した作品でそれを実行しているといえます。彼女は私たちに、時間とエネルギーを費やして作品について考えることで、難民危機の問題を忘れないよう促しています。
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リン・チャン、《遅ればせながらの応答:逃げ腰》、2018年、両面装着式のブローチ、ハウライト、ベルジャンブラックマーブル、金、49 x 12 mm、撮影:リン・チャン
作品の持ち主がご自身の考えに共感してくれるかどうかは重視していますか?
リン・チャン:自分の考えや見解に共感してもらえるといつでもうれしいです。私の場合、それを知るのは直接人と会った時なので、会話ができたり、同じ考えを持っていることに気づいたりできるのは、私にとってはありがたいおまけです。私は時間の許す限り、工房にこもるようにしているので。外に出て別の視点から作品を見られるのはいいリフレッシュになりますが、共感してもらえなくても構いません。私は自分の考えが伝わるよう素材や大きさ、造形を制御しはしますが、作品は独立した存在です。私の手元を離れたら、自由の身です。勝手に別の意味や価値観を帯びたり、身につけてもらえたりもらえなかったり、好かれたり嫌われたりすればいいのです。それは自力では制御できない領域ですし、制御したいとも思いません。私は、最善の方法で考えや意見を表現することにやりがいや興奮を感じますし、そこが重要なポイントなのであって、自分が答えを知っていると思えるかどうかという点は重視していません。
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リン・チャン、《真珠のネックレス:グラデーション》、2017年、ネックレス、淡水パール、金、ビンテージのケース(修繕済み)、ネックレスの長さ:406.5mm
あなたのウェブサイトには、「《真珠のネックレス》シリーズは、母親から譲り受けたものの使わずにいた真珠のネックレスをインスピレーションの源とした。このネックレスは自分に似合わないと思ったし、たった一種類の女性性を信じているわけでもない」と書かれています。男性モデルに着用させたこの作品は、淡水真珠を1粒1粒削り出し、ホイットビージェットのチェーンと同じ構造でつなげてネックレスにしたものです。このシリーズは、装飾品としてのジュエリーや、個性の形成におけるジュエリーの役割の探求の一環として作られたものですか? また、ジュエリーは新たな形のジェンダー表現を推し進める上で効果的な手立てだと思いますか? この作品には、どのようなメッセージや意図が込められていますか?
リン・チャン:後から思えば、この作品はずいぶん複雑な意味を帯びていますね。一方では、ごくシンプルな作品で、元のネックレスを手に取って加工するに至ったのも、チェーンにできるかどうか試したかったという単純明快な動機からです。実験が済んでチェーン全体が完成してはじめて、どんな意味を持ちうるか、なぜこんなことをしたのか、それがどうなったのかを考える時間を持てました。このネックレスは、身に着けるとお高く留まって見えるような気がして、長い間しまったまま使うことはありませんでした。
真珠にはさまざまな意味合いが込められています。そして、形状や機能の面で可能性の幅が広いダイヤモンドや金などと違って、ジュエリー素材としての革命がもっとも起こりづらい素材ではないでしょうか。その意味では、この真珠作品では、おそらくその形が一番の理由で、少しだけその遅れを取り戻せた気がします。真珠の「ジュエリーらしさ」は丸い形に生まれついた時点で既定路線であり、人はなぜかそこに女性らしさだと受け止めるのです。私が真珠を研磨してチェーンを作って、最初に、そして一番強く感じたのは、これはもはや真珠のネックレスではない、ということです。そのことで、真珠にまつわる意味合いを薄められましたし、おめかしや着飾ることを目的にジュエリーを着けていたのは過ぎ去った昔の話であって、ジュエリーとは単に着けたいから着けるもの��という私自身のジュエリー観に沿った作品になったと思います。
私は女性性とは何であるかに興味を引かれます。それは必ずしもジェンダーと関連づいているわけではありません。私は女性性をもっと広義にとらえていて、体力とは別の、知的な精神力や思考、思いやりと関わるものだと考えています。作品を男性モデルに着用させて撮影したのは、実験的な見せ方をしたかったからです。そして、それが真珠のネックレスは女性的なものだという狭量な考えを打ち破ったと伝える上で有効な手段であるかどうか、そして、それでも依然として残る繊細な強さと多義的かつ対照的な複数の側面が、また別の女性性を表現しうるのかどうかを確認したかったのです。つまり、自分が身近に感じられ、さらに女性という自分のジェンダーも手放さずにいられるという形の女性性です。そうですね……この作品については、完成してからもそのインパクトについて考えていますが、今もまだ、的確に言い表すのが難しいです。が、そうやって考えるのも、とても面白いことですね。
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リン・チャン、《真珠のネックレス:マチネー》、2016年、ネックレス、淡水パール、金、長さ:560 mm、撮影:リン・チャン
《真珠のネックレス》シリーズの一部の作品は、修理を施したビンテージの真珠のネックレスの専用ケースがついていますね。このようにケースに手直しをして再利用するという行為には、どのような意味があるのでしょうか?
リン・チャン:アンティークのケースを再利用することで、過去の所有など、物語に歴史という側面が若干加味されます。最初に作ったネックレスと箱は母の所有物で、それ以降のネックレスと箱は、最初につくったものの形式を借用したものです。
作品が装着されることについては、どれくらい重要視していますか?
リン・チャン:どちらでも構いません。着用性の高いデザインであっても、実際につけるかどうかは別問題で各自が判断することです。私はどちらの考えも理解できます。私自身、身に着けないジュエリーをたくさん持っていますが、そのことが物への愛着に影響するわけではありません。手に取って眺めて、またしまうということも好んでやります。時に実用的でないジュエリーをじゃらじゃらつけることもあります。このようなアイテムは注意が必要ですし、つけている間ずっと気になってしまうものです。おまけに針先がとがっておらず、ブラウスやTシャツに大穴が開いてしまうこともあります。それでも、ジュエリーとしての出来がよければ、その価値はあるのです。同じものを数週間つけっぱなしにすることもあります。装着するしないにかかわらず、ジュエリーが喜びをもたらしてくれることに変わりありません。
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リン・チャン、《保管:紙と輪ゴム》、2016年、ブローチ、合成石、金、輪ゴム、70 x 22 x 15 mm、撮影:リン・チャン
《保管》シリーズは、あなた自身のジュエリーの保管方法を扱った作品です。このシリーズは、こう言っては何ですがとても生活感があって、《紙》や《輪ゴム》と題されたブローチでありふれた物体を描写しています。この作品では、合成石や金という耐久性のある素材と、輪ゴムという長持ちしない素材が混在しています。この袋に何が入っていたのか、また、この作品のコンセプトは何なのか、興味を惹かれます。この素材の組み合わせには、どのような意味が込められていますか?
リン・チャン:私はよく、ティッシュやキッチンペーパーやトイレットペーパー、チャック式のビニール袋やただの紙など、その時手元にあるものにジュエリーをしまうことがよくあります。私はよく旅行をするので、ジュエリーに箱やケースがある場合はそこから出して、もっと実用に即した方法で収納するようにしています。《紙》と《輪ゴム》のブローチは、私が紙と輪ゴムで包装してきたすべてのブローチを表現していると言えるかもしれません。自分がつけるジュエリーはいつもこの方法で収納します(そのほとんどは自分で作ったものではありません。自分の作品はめったにつけません)。なので、この保管方法自体はごく普通で生活感がありますが、興味深いことに、それによってそのアイテムが私にとって特別な存在になるのです。この作品を白い合成石で彫り出して作ったのは、紙の質感を表現するためで、本物の輪ゴムを用いたのは日常性を加味するためです。ここにおいて私は、ジュエリーの秘密の生活を覗いてみませんか、作品を通じて価値や意味が表明されているさまを見てみませんか、と誘いかけているのだと思います。高価な素材や予期せぬ素材やプロセスを用いて日常のディテールを描写することで、単なる人工物を超えたジュエリーのおもしろみについて考えることを促しているのかもしれません。
この《保管》シリーズでは、特に私自身の持ち物であるジュエリーの私的な生活と公的な生活、そして、同じ作品でも配慮の度合いが変わりうるのかという点を考えました。紙やプチプチ、ビニール袋による収納方法は、退屈に見えるかもしれませんが、私にとってはとても便利で安全ですし、それによって自分だけのものになるのです。私は、ジュエリーを買った時ではなく、生活をともにしてはじめて、そのアイテムが自分にとってどんな意味を持つのかについて気にかけ、注意を払えるようになります。作り手やブランドによる包装は、提示方法や、その魅力、モノのコンセプトの延長、作り手の創造性や配慮を通じて、ジュエリーを商品とみなしています。購入後の私だけの管理方法は、所有、つまり自分の持ち物であり日々の生活の一部であることを表します。
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リン・チャン、《保管:古い真珠のネックレス》、2018年、ペンダント、ロッククリスタル、62 x 42 x 20 mm、撮影:リン・チャン
同じシリーズの《古い真珠のネックレス》や《ベニータのブローチ》では、ジュエリーの形は見えません。そのかわり、それをしまうための(ロッククリスタルを研磨した)透明な袋が主役になっています。これは、姿は見えずとも存在する、あるいは過去に存在したジュエリーを示唆し、その記憶を保持する手立てということでしょうか? この作品の背景とはどのようなものでしょうか?
リン・チャン:おっしゃる通り、どちらも実在するジュエリーです。古い真珠のネックレスも、ベニータが作ったブローチも私の持ち物です。それらが小さなビニール袋の中で占める空間を観察し、石を研磨して造形しました。どちらも、空っぽであるようにも中身が入っているようにも見えます。また、モノが持つ日常的な側面と非日常的な側面との対比を考察した作品でもあります。ジュエリーはその両方の性質を兼ね備えられるところが、すごく好きです。
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リン・チャン、《遅ればせながらの応答:困難な時代》、2018年、ブローチ、ロッククリスタル、金、54 x 9 mm、撮影:リン・チャン
あなたの作品の中には、パブリックな仕事も見られます。2012年ロンドンパラリンピック大会のメダルをデザインされましたし、2014年には唐奨のメダルデザインのコンペでファイナリスト10名の1人に選ばれました。2年前には、唐奨教育基金会から、2016年の賞状のデザインと制作を依頼されたそうですね。このようなパブリックな仕事と、個人の作品とでは、工程の面でどのような違いがありますか? また、どのようなことが課題になりましたか?
リン・チャン:特にパブリックな依頼は、往々にして極度のプレッシャーにさらされます。莫大な予算と、短い納期での納期厳守に対する大きな責任が常にのしかかります。株主や資金提供者、プロジェクトマネージャーやマーケティング部門、CEOやインターンなど、あらゆる立場の人たちとチームを組んで仕事をするのは一見怖そうですが、実際のところは共同作業について学ぶにはすばらしい方法です。アーティストという立場で一大プロジェクトに携わるということは、全体を見渡し、常時すべての場に存在するかのような独自の立場に置かれるということです。私はあらゆる視点からプロジェクトを眺め、はじまりから実現に至る過程を見るのを楽しめるタイプなのでしょうね。また、プロジェクトの一員になれることは、大きな見返りがあります。
こうした学びは有益ですが、多くの依頼は問題解決からプロトタイプの制作、完成品の仕上げが息をつく暇もなく、同時に進行する感じです。先を読んであらゆる結果を予想し、プロジェクト管理をやりこなし、チームのメンバーに仕事を任せて、仲間からも自分からも最高の力を引き出せるよう、短期間で学ぶわけです。こんなことまでできてしまうんだ! と自分でもよく驚きます。スタジオでの作業はそこまで込み入っていません。当然ですが、それは私ひとりだからです。プレッシャーもさほど強くかかりませんが、多くの場合プロセスは酷似しています。同じような悩みを抱え、大勢でやる時と同じような会話を自分とします。葛藤もありますが、最初から確固たる決まり事もないですし、委員会からの承認がないと次に進めないというわけでもありませんから、後戻りをしたり、手抜きをしたり、自分の意志で課題を設定したり、リスクのある道を選んだりできます。これは周囲からの許可が必要な場合はそう簡単にはできないことです。
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どのような流れでデザインを進めますか? スケッチやモデル、モックアップの制作から始めるのでしょうか? コンセプトを伝える上で素材の選択はどの程度重要なものですか?
リン・チャン:つい最近までは、最初にコンセプトやイメージを考えたら、そのまま制作に突入していました。私はすごく大雑把なスケッチ以外は紙にイメージを描きません。線画や、ひとつかふたつの単語、文章で十分な時もあります。その意味では、私は多くの作り手と違うのかもしれませんね。明快なプロセスでデザインを進めるわけではないですから。
素材の選択はとても重要です。アイデアを思いついたら、自分の考えや感覚と合致する素材を探します。可能性のある選択肢を考え抜いて「こうすれば思い通りの雰囲気になるかしら」とか「やっぱりこっちかもしれない」と迷いながら自分の仮説を検証します。石の加工をした時は、コンセプトよりも素材が先でした。それまで、具体的な素材や技術からアイデアを発展させていくことはあまりなかったので、新たな感覚で制作に燃え、手の中の素材の変化や自分が目にしているものを基にアイデアやコンセプトを練る間じゅう、強迫的なまでに熱心に打ち込みました。
外部からの特にパブリックな仕事の依頼の場合は、コンセプトや工程、プロトタイプの制作、実制作、情報の記録、納品に至るプロセスを厳守せねばならず、その順番が狂うことはめったにありません。
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リン・チャン、《保管:ベッティーナのブローチ》、2018年、ペンダント、ロッククリスタル、52 x 34 x 23 mm、撮影:リン・チャン
あなたはアーティストとしてご活躍されているだけでなく、2009年以降、ロンドン芸術大学のセントラル・セント・マーチンズのジュエリーデザイン科の学士課程の上級講師として教鞭を執っていらっしゃいます。その傍ら、レクチャーやワークショップの講師や、書籍や記事の執筆活動もされていますが、限られた時間のなかでそれをどう両立されていらっしゃるのでしょうか? またそれらすべてをやりこなす強い意志はどこからきているのでしょうか?
リン・チャン:確かに、全部並べて見るとずいぶん抱え込んでいるように見えますね! あまりの多忙さに、混乱に陥ってしまう時があることは否めませんが、ジュエリーへの好奇心が、さまざまな魅力的な形をとって、私を突き動かすのです。
忘れないでいただきたいのは、プロジェクトによっては構想に何年もかかるという点です。ずっと前にまいた種を折に触れては世話してやり、立派に育て上げるのです。コラボレーションもありますし、自分がやりたくてやるものもあります。人に教える仕事は、どれもとても楽しいです。セントラル・セント・マーチンズで、いきがよくて一生懸命な学生たちを大勢相手にしていると、ジュエリー界の今後の行方が見えるような気がする時があります。これは役得ですね。また、コンテンポラリージュエリーをまるで知らない別分野の作り手の人たちと一緒に何かをするのも楽しいです。ザルツブルクで行われた国際芸術サマーアカデミーの際に行ったワークショップがその例です。ほかにも、近々コロンビアで開催されるEn Construcción IIIでワークショップを行う予定があり、とても楽しみにしています。
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リン・チャン、《遅ればせながらの応答:無能(※)》、2018年、ブローチ、コーリアン、金、55 x 9 mm、撮影:リン・チャン(※訳注:英語タイトルはTwitで、Twitterとかけていると思われる)
私は、プレッシャーや日々の雑用に邪魔されることなく、スタジオや作業場でひとりになってジュエリーについて自分だけの考えに没頭したり、表面の具合を観察したり、何に注意を払ってやればよいのか、自分が何をしたいのかを考える、ユニークで貴重で特別な時間を確保するためならなんだってします。常にそれを達成できるとは限りませんが、いつも虎視眈々とそのタイミングを狙っています。
最近感銘を受けたり、作品に影響を与えたり、興味を引かれた映画や音楽、本、展覧会、ニュース、旅行などはありますか?
リン・チャン:《遅ればせながらの応答》シリーズの《しかめ顔》というブローチが今年度のロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの夏期展覧会に出品されたので何度か足を運びましたが、その時の作品の多様性には驚かされました。この展覧会は、優れた偉大なアーティストと一緒に、アーティストの卵や無名の作り手、「凡人」(グレイソン・ペリーが私たちのような人を親しみを込めて呼ぶ時の愛称です)の作品が一堂に並ぶことで有名です。目玉となる作品ばかりを見ないよう努めるうちに、若手作家のリー・カッターの作品に目が留まったのですが、この作品には心から感動しました。
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リー・カッター、《監獄文化》、彫刻、刑務所で支給されるバターミルク石鹸、画像はロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの厚意により掲載
それは《監獄文化》と題された、彫刻を施した大量の石鹸を何段もきれいに並べて額に収めた作品でした。私は、日常の素材を再評価させ、当たり前だと思われているものや状況を見直させてくれる作品や、想像する以外に知りようのない世界を見せてくれる作品が好きなのです。器用かつ無心に彫られているだけでなく、骨や象牙の細工や、木彫品、彫像、ストリートファニチャーを見た時と同じような感情を抱かせ、人生のおかしみと哀愁とが一体となって表れていました。
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リン・チャン、《遅ればせながらの応答:無能》、2018年、ブローチ、コーリアン、金、55 x 9 mm、撮影:リン・チャン
現在はどのようなプロジェクトに取り組んでいらっしゃいますか?
コロンビアで行われるコンテンポラリージュエリーのシンポジウム、En Construcción IIIの一環として��マーク・モンゾとセス・パパック、テレーザ・エスタぺと一緒に1週間のワークショップを行う予定です。また、2019年のミュンヘン・ジュエリー・ウィークでMicheko Galerieで行う個展の準備も進めています。ほかには、通常の依頼品やリサーチ、構想に加え、フランソワーズ・ファン・デン・ボッシュ賞の賞金で、2019年の年末か2020年の初頭からオランダで開催される個展に向けて作品を制作するという、刺激的なひとときを過ごしています。近いうちにまた皆さんに詳細をお知らせできるのを楽しみにしています。
ありがとうございました。
アドリアーナ・G・ラドゥレスク:建築家、ジュエリー作家。ワシントンD.C.在住。ルーマニア、ブカレストのイオン・ミンク建築都市大学にて建築と都市計画の修士号を取得。ワシントンD.C.のコーコラン・スクール���オブ・ジ・アート・アンド・デザインにて金工を学ぶ。2013年よりAJFに参加。
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almorsiti · 2 years
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    Adobe CS・CCの旧ver.のダウンロードリンク. 年12月時点なんですけど、Adobe CS・CCの旧バージョンのダウンロードリンクを貼っておきます!探すのに困っている人が多そうだったので、まとめ Adobe Illustrator CC version アドビイラストレーターに興味深い代替手段、ベクターグラフィックスを編集するための無料のクロスプラットフォームツールです。 New Thunderbird version available. /11/ Firefox 94 update available for download Apr 29,  · 】Adobe CCをデジハリ経由で安く買う方法. Adobe代替ソフトを一挙紹介! 【年版|AdobeCC|Photoshop|Illustrator|類似|代替|アプリ|脱サブスク|買い切り】 僕がMacのUSキーボードをオススメする理由【MacBook購入前に要検討|JISより良いよ】    
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Mar 01,  · For the latest release notes, see Release notes | Adobe Illustrator CC. Release notes | Previous releases Illustrator CC March () Release Notes. Illustrator CC October () Release Notes. Illustrator CC Release Notes. Illustrator CC Release Notes Oct 13,  · 以前のバージョンの Creative Cloud アプリケーションのインストール方法. アプリの環境設定を保持するには、 現在のバージョンをアンインストール してから、以前のバージョンをインストールします。. 環境設定を保持するかどうかをたずねられたら Nov 16,  · Free Stock! Download ,+ premium assets from the new Adobe Stock Free Collection. Importantly, all available product languages (except for Hebrew and Arabic) are included in a single multilingual download, and the software will install to the disk location and program language that are set in the Preferences of your CC Desktop app (with reasonable defaults)         
 ホーム アップデート 最近の検索 illustrator より Adobe Illustrator CC version より Adobe Illustrator CC Adobe イラストレーター CC はデジタル グラフィック、イラスト、そしてメディアのすべての種類の書体を作成するすべての種類のデザイナーによって世界的に使用される業界標準ベクトル グラフィック ソフトウェア: 印刷、web、インタラクティブ、ビデオ、およびモバイル。イラストレーターでについて説明します。イラストレーター CC Adobe Creative Cloud … もっと読む. より Adobe Illustrator adobe のイラストレーターはベクトル形式の最良のソフトウェアです。adobe のイラストレーターはベクトル形式の最良のソフトウェアです。みんなこんにちは !これは正しいが adobe のイラストレーターはベクトル形式を使用するための最良のソフトウェアですか?なぜデザイナーのほとんどの設計ロゴ adobe illustrator を使用して好きですか?はい。彼らは彼らは解像度と独立のためにロゴなどのベクトル … もっと読む.
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chiharu91 · 2 years
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最近「あいだ」の思想:セパレーションからリレーションへを読み終えて、 (なんで弱さの思想から読まなかったんだってちょっと思ったけど) 白も黒もつけられない、線を引けない領域って本当に尊いよなと思った。 特に後半のパレスチナの話もそうだけど、国境って本当につまらない線引きだなと思う。
ちょっと話はずれるけど、マレーシアのクアラルンプールにあるペトロナスツインタワーは、片方が日本企業によって、もう片方が韓国企業によって建設された。 同じ図面を基に建設したはずなのに二つのタワーを繋ぐ連絡通路の真ん中部分が少しズレて建ってるらしい。 それを面白いととるか、それではダメじゃないか、と判断するか。 私は所詮人間が作った世界なんて完璧なものはないと思ってるので、 その不完全さを楽しめて愛せない人はさぞかし苦しいんだろうって思う。 ただその感じ方も線をすっと引けるわけではなくてグラデーションになってるよなと。 自分が泡の中にいるとしたら、その泡を大きくしていくことでしか結局自分が思う向こう側は理解できない。 泡のこっち側からじゃ理解できなくて、泡が重なって交わったり一つになったりして初めてわかる世界もあるんだと思う。 白でも黒でもなくふわふわ泡のように漂って生きていたいなと。 こっちでもあっちでもないこのあたりでのほほんと生きてます。みたいな生き方ができる土地に引っ越したい。 いつかパレスチナの壁を見に行きたいと思うと同時に、 ベルリンの壁とか、メキシコとアメリカの間の壁とか、福島の漁港にできた何メートルもある防波堤とか、世の中壁だらけだよなぁとしみじみ。
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voilld · 2 years
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TAKAHIRO YASUDA 7th Solo Exhibition ‘Drive my car.’ 2021.12.18 Sat - 2021.1.16 Sun
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安田昂弘|TAKAHIRO YASUDA グラフィックデザイナー / アートディレクター。 1985年生まれ。獅子座。名古屋市出身。多摩美術大学グラフィックデザイン学科を卒業。2010年に株式会社ドラフトに入社。2015年に同社より独立し、現在はクリエイティブアソシエーション「CEKAI」に所属。アートディレクション、グラフィックデザインだけでなくデジタル領域のデザインやディレクション、プロダクトデザイン、映像、空間ディレクションなど幅広い分野でクリエイションをしている。国内外でのグラフィック作品の展示も積極的に行い、2019年には初となる作品集「GASBOOK36 Takahiro Yasuda」を発刊。人間のフィジカル的な視点とグラフィックのあり方を考察し多角的な活動を展開している。身長は190cm。 HP / IG >> 安田昂弘 Biography 2020年 個展「Do the Light」at VOILLD 2019年 個展「FIVE / Fat isn’t very easy」at VOILLD     個展「EMERGING」at ISETAN SHINJUKU "ART UP" 2018年 グループ展「WILD」at CALM & PUNK GALLERY     個展「Concrete」at VOILLD 2017年 個展「EMERGE」at VOILLD     ソウル国際タイポグラフィビエンナーレ「Typojanchi」招待作家 2016年 個展「The end of watch」at VOILLD     グループ展「謎のグラフィック展」at CALM & PUNK GALLERY     グループ展「ピクセルアウト」at pixiv Zingaro 2015年 個展「shere_me」 at VOILLD ・PAST EXHIBITION at VOILLD →Takahiro Yasuda 6th Solo Exhibition ‘Do the Light’ 2020 →Takahiro Yasuda 5th Solo Exhibition ‘FIVE / Fat isn’t very easy’ 2019 →Takahiro Yasuda 4th Solo Exhibition ‘Concrete’ 2018 →Takahiro Yasuda 3rd Solo Exhibition ‘EMERGE’ 2017 →TAKAHIRO YASUDA “The end of watch“ 2016 →TAKAHIRO YASUDA “share_me“ 2015
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TAKAHIRO YASUDA 7th solo exhibition 'Drive my car.' 会期:2021年12月18日(土)~2022年1月16日(日) プレビュー:2021年12月17日(金) 18:00-21:00 開廊時間:12:00-19:00 休廊日:月曜、火曜 *12月27日-1月4日は年末年始の休業日となります 入場料:無料 18th Sat Dec 2021 - 16th Sun Jan 2022 Open: 12-7pm Closed: Mon, Tue, 27th Mon Dec 2021 - 4th Tue Jan 2022
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fudeen · 18 years
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水平線の向こう側
 
 
将に今 陽が沈まんとする あの 水平線の向こうには どんな世界が 拡がっているのだろう 大海原を超えて いつかは行ってみたい まだ見ぬ世界に じっと静かに 想いを馳せる                 ------------------------ 水平線に沈む夕陽を、ちょっとクールに捉えてみました。 カメラ任せに撮った shot は、レッドエンハンサを使ったような、オレンジがかった shot だったんですが、自分のイメージ、というか記憶色としては、沈む太陽を追いかけるように、パープル系からブルー系へ、そして夕闇へと繋がるグラデーションがとっても美しかったので、空のくすみを取り除くよう、色温度を下げて、ソフトの指示より 1/3 ほどアンダーに現像してみました。 この日は高い位置の雲も少なく、焼ける、という状況ではなかったので、それを逆手にとって、水平線の向こうまで透き通るような、透明感の高い空気を表現するほうに、表現を振ってみました。 でも、水平線と太陽との間に、若干の雲が残っていたのは、撮影意図に反してちと残念でした。 西側に海岸のある地域の方にとっては、ごく在り来たりの日没かもしれませんが、私自身は水平線に沈む夕陽を滅多に見られない環境で生活してるので、こんなに透明感のある、焼けない日没もまた、とってもドラマチックに感じました。 眩しい晩夏の昼下がりから、徐々に光量を落として夜へと向かう、ゆったりと澄んだ時間は、日常に埋没して濁った心の澱を、綺麗に洗い落としてくれるようでした。   透き通った、クールな日没に乾杯です!     ☆ Shooting Data ------------------------ ○ camera : CANON EOS 20D with Olympus ME-1 ○ lens : CANON EF-S 17-85 mm F4-5.6 IS USM ○ focal length : 85 mm ( compared to 35mm format : 136 mm ) ○ shooting mode : Aperture-Priority AE ○ Tv ( Shutter Speed ) : 1/500 sec. ○ Av ( Aperture Value ) : F 8.0 ○ ISO speed rate : 100     ☆ Developing Data ( RAW ) ------------------------ ○ development : RAW image developed by SILKYPIX Developer Studio 3.0 beta ○ exposure compensation ( by camera ) : -1/3 EV ○ exposure compensation ( by developer ) : +2/3 EV ○ total exposure compensation : +1/3 EV ○ white balance : 3,500 K ○ sharpness : pure detail manual ( outline emphasis : 18/100, detail emphasis : 75/100, false outline control : 25/100 ) ○ tone adjustment : average contrast [ ±0 ] ○ saturation : a little vivid [ +1 ] ○ color mode : film color velvia ○ fine color controller : adjusted ○ high light controller : manual ( color tone - brightness control : 25/100, saturation - hue control : 70/100, high light compensation : 50/100 ) ○ dynamic range expansion : +2.0 EV     ☆ Location & Target ------------------------ ○ location : 南原千畳敷 ○ target : 海に沈む夕陽
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