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#あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
man-kills-everything · 3 months
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nkcidre · 2 years
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めんま
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orange03s · 1 year
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あの花のめんま、画用紙だけで作った切り絵作品です。
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anime-cafeteria · 8 months
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I have decided to be dumb and rewatch the show that destroyed my soul when i was like... a 3rd or 4th year in high school: Anohana and before I do that and regret subjecting myself to that pain, was I the only one who had a crush on Poppo?
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yayouu · 2 years
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Anohana🌸
I accidentally dyed the hair of Menma during the process (´▽`)ノ♪
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j-rock101 · 1 year
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文法:〜ては(If・Because + Bad Result/Whenever ~/Repetitive Actions)
A(て-form)+は、B。
In spoken Japanese, ては and では become the contractions ちゃ and じゃ respectively.
We’ve seen ては combine with phrases like ならない、だめ、いけない to mean something that you “must not do.” However, ては has several different uses.
If・Because + Bad Result
Aては、B。 (A[普通形]+のでは、B。)* If/Because A, then B (Bad Result).
This is the base form for the grammars てはいけない and しなくちゃならない. ては is a conditional whose usage is very similar to ~たら, but while ~たら is neutral, ては carries a negative implication. It's used to express a negative result due to some action, or even just one's negative reaction to that action.* While it's common to see it paired with だめ・ならない・いけない like in the above grammars, it is not limited to those endings.
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先輩 ついてきちゃ意味ないです[ビクッ] Senpai, there's no point if you're just going to follow me. [Startled] [Speaker is on an errand from Senpai to fetch a drink.]
(『月刊少女野崎くん』 Girl’s Monthly Nozaki-kun,vol. 1 by Izumi Tsubaki)
Of course, depending on the translation, these alternate endings can still carry the meaning of "that must (not) be."
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未来の僕の奥さんに傷が残っちゃ大変だ It would be a problem if my future wife were scarred. (= I can't allow my future wife to be scarred.)
(『魔法使いの嫁』 The Ancient Magus' Bride, vol. 1 by Yamazaki Kore)
Whenever ~
While て-form is used to simply connect two clauses to indicate a simple sequence of actions, ては is used to describe an action that keeps happening. In this case, ては is only formed from verbs.*
A(Verb) て、B。 When A, then B. A(Verb) ては、B。 Whenever A, then B.
These actions are habitual, with B happening every time A occurs. This meaning is not necessarily negative, and the phrase is not repeated.* *
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そっ!あの赤いの行ったとこ 世界のいろんなとこ見たくてさ バイトで金貯めちゃ旅してんだ Yeah! Those red pins are the places I've been. See, I really wanna travel all over the world, And I go on a trip whenever I save up enough money working part-time.
(『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』 Anohana: The Flower We Saw That Day, vol. 1 by Okada Mari and Izumi Mitsu)
Repetition
ては can be used to emphasize two actions happening over and over, similar to ~たり~たりする. However, while たり gives several examples (out of many), ては really stresses the repetition.* These two actions can be completely unrelated, even opposite actions. The ては phrase can be repeated twice, or the order of the verbs even inverted to further emphasize the repetition. This form is only formed from verbs.
A(Verb) ては、B。 Do A and B repeatedly, every day, constantly, always. A(Verb) ては、B、AてはB。 Repeatedly A-ing and B-ing, A-ing and B-ing. A(Verb) ては、B、BてはA。 Repeatedly A-ing and B-ing, B-ing and A-ing.
When repeated twice, the two actions are opposites (ex: turn on and off, draw and erase, eat and sleep.)*
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だから何度も目覚めては 確認するにゃ So I keep opening my eyes over and over, just to check. [To keep the cat pun, consider: "meowny times" instead of "over and over".]
(『おじさまと猫』 A Man and His Cat, vol. 1, by Sakurai Umi)
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白と黒の2つの神様がいました 白の神様はみんなに喜びを与えてやりました しかし黒の神様はそれを取り上げては悪さばかりしていました There were two gods, one white, one black. The white god bestowed joy upon everyone. However, the black god constantly took that joy away, and wrought only evil. [Language purposely elevated to keep the fairy tale/mythic feel.]
(『とつくにの少女』 The Girl from the Other Side: Siúil, a Rún, vol. 1 by Nagabe)
On top of the 3 usages above, Maggie-sensei lists a few more. Be sure to check out her page for more examples from a native speaker!
Advice & Suggestions
This one is another usage that is similar to ~たら, this time giving the advice a more elevated feel than the casual たら, or softens the impact of a straightforward ていただけませんか.
Aてはいかがでしょう。 Aてはいただけませんか。 Aては… [unfinished to allow listener to fill in the blanks]
Attempt with expected failure
ては is used to modify てみる when you're not optimistic about the outcome of an attempt.
Aてはみます。 I will at least give A a try...
J-Rock Examples:
山際も星も/ぼくらに気付いては/お話もした Both the mountain ridge and the stars / Whenever they noticed us / Told us stories as well [赤い光線 - 交信]
東京にすがりついては/泣きじゃくって 言えやしなくて I’m always clinging to Tokyo / and crying and I just can’t say it [関取花 - 東京]
革靴は知らぬうちに/あのリズムを奏でては列車中に空しく響く Whenever my leather shoes unconsciously / tap out that rhythm, it echoes through the train in vain [関取花 - 石段のワルツ]
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rosysnow · 5 days
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火炎がはじけて
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 欲しくて、喉が渇いて、息が切れる。
 あなたに触れる。そんな夢を見る。何度も。あなたと恋に落ちる夢を見る。
 きっと叶わないんだ。それでも求めて、飢えて、潤いに包まれたいと願う。
 果肉みたいに咬みつきたい。シロップのように舐めたい。香り立つその肌の熱を、俺の熱でめちゃくちゃにしたい。
「にーちゃん、俺、今日もゆったんのとこだからなっ」
 牛乳をぶっかけたコーンフレークをがつがつ食らいながら、弟の光斗はそう言った。制服に着替えながら歯を磨き、さらに光斗が食べこぼしをやらないか見張る俺は、歯ブラシを含むまま「またかよ」と答える。
「いいだろー。にーちゃん待ってるだけなの、つまんないもん」
 俺は肩をすくめて、「勝手にしろ」と光斗に背を向ける。
 だって、やばい。顔が笑ってしまうのをこらえられない。
 単にそれだけだったのに、「にーちゃん、怒ったの?」と光斗は急に不安そうな声を出す。だから俺は、何だかんだ弟に甘い。「怒ってねえよ」と歯ブラシを吐き出してきちんと言うと、「よかった!」と光斗はすぐ笑顔になり、コーンフレークにラストスパートをかける。
 こないだ連休が過ぎて、高校生になった春は終わりかけている。早くも熱中症アラートが出る初夏だ。窓からの朝陽は、レーザーみたいに視覚を焼く。
 光斗は、俺が小六のときに生まれた弟だ。妊娠を聞かされたとき、性教育済みの俺は「え? とうさんとかあさん、今もやってんの?」と真っ先に思った。そんな複雑な吐き気も覚える中、光斗は誕生して、二歳になるまでは育休を取ったかあさんが面倒を見ていた。
 しかし、仕事というものは無情なものだ。これ以上育休するならいったん退職してくださいと、かあさんにお達しが来た。俺の親ものんきなタイプではないので、元から保活はしていたのだが、これがなかなか決まらない。
 光斗は人見知りなところがある。勇気を出して、同じ組の子に話しかける努力はするのだが、あとから「俺、もしかしてうざかったかもしれない」とか盛大に反省会を始める。「うざかったら一緒に遊ばないだろう」ととうさんが言っても、「みんな我慢してたかもしんないじゃん!」と泣き出すこじらせっぷりだ。
 だから、今の保育園に体験入園して、「ゆったん」こと早田勇多くんと光斗が見事に打ち解けられたときは、家族総出で喜んで入園希望を申し込んだ。空きがまわってきたのがこの春で、やっと光斗は楽しげに保育園に通うようになった。
 俺は俺で高校に進学したところだったが、それは二の次だった。両親は朝六時半には家を出て、電車で長距離通勤をしている。だから、光斗を起こし、食わせ、支度を手伝い、ちゃんと保育園の送迎バスに乗せるまでは、暗黙の了解で俺の仕事だった。
 高校に着くのは遅刻寸前だ。弟の面倒を見ていると言っても、生活指導の先公はいい顔をしない。どこから聞きつけるのか、俺のその弁解を知って、女子には「言い訳がブラコンだよねー」とか言われている。分かってくれるのは、男友達だけだ。
 でも、いいんだ。同クラの女子連中なんか、俺も興味はない。俺には好きな人がいる。
 保育園は十五時で終わるが、家庭の都合がある子供たちは、夜まで預かってもらえる。最初、光斗には保育園に残ってもらい、俺が放課後に連れ帰る予定だった。ところが、光斗愛しのゆったんは、十五時にゆったんママが迎えに来て帰ってしまうのだ。
 ゆったんが去ったあとの光斗は、真っ白な灰らしい。「にーちゃん、学校辞めて迎えに来いよ!」と光斗は家で半泣きになって、わがままを言い出しはじめていた。
 そのことを保育士さんに聞いたゆったんママが、「光斗くんのご家族さえよければ」と俺の放課後まで光斗を預かることを申し出た。もちろん恐縮すぎる話で、両親は気持ちには感謝して断ろうとしたが、「勇多も光斗くんを置いて帰るのが心配そうなので」とゆったんママは言い添えてくれた。
 かくして、光斗はほぼ毎日ゆったん宅にお邪魔して、やっと機嫌を直した。ゆったんの家が都合悪いときは、遠慮なく光斗を置いていってくださいとは伝えてある。だから、たまに保育園に迎えにいくこともあるが、基本的には俺はゆったんの家に光斗を迎えにいっていた。
 ゆったんママと初めて顔を合わせたときは、地味だな、と思った。目を引く美人ではない。長い髪は黒��、眼鏡もかけている。高校生の俺に��っては、子持ちの時点で若さすら感じない。
 俺が迎えに来ても、光斗はおとなしく帰るわけではない。ゆったんと長々遊び、そのあいだ、俺は一軒家の玄関先でゆったんママと世間話をしている。いい加減遅いと、俺は家に上がらせてもらって、子供部屋から光斗を強制連行する。
 その日も、光斗はなかなか子供部屋から出てこなかった。夕陽が射してくるのを合図に、「遅いっすね」と俺が言うと、ゆったんママは苦笑して「連れてきてあげてください」と俺を家に通す。俺はスニーカーを脱いで、二階の子供部屋に向かった。
 ため息をついて、少し茶色を入れた髪をかきむしり、今日はどう言って引っ張るかな、とドアの前で思案した。そのとき、不意に「みっちゃん」とゆったんが光斗に話しかける声が聞こえてきた。
「みっちゃんは、自分でおまた触ったりする?」
 俺は動きを止め、板張りのドアを見た。
「んー、ちんちん触るってこと?」
「分かんないけど……」
「にーちゃんは触ってるときがあるな」
 何この弟、ちょい待て、それ以上言わんでくれ。
「ほんと?」
 何で食いつくんだよゆったん、もうやめてくれ。
「やっぱり、大人は自分のおまた触るのかなあ」
「ゆったん触るの?」
「僕は触んない……だって、おしっこするとこだもん」
「俺もそう思うからあんまり触らない。洗うだけ」
「そうだよね。でもね、ママは自分のおまた触ってるの。眠ってるパパの隣で──」
 俺は目を開き、とっさに、その先を聞く前に、「おい、光斗っ」と俺はドアに向かって声をあげた。
「帰るぞっ。その……もう、暗いしっ」
「えー……」とか言う光斗の声が聞こえたが、「早くしろっ」と俺は乱暴に言う。
 やばい。やばいやばいやばい。
 頭の中が暴れるみたいにそう思っていると、ちょっと不安そうな顔になった光斗が顔を出した。
「にーちゃん──」
「お、怒ってねえよっ。腹減ったしさ。遅いと、かあさんが先に帰ってくるかもしんねえし。あ、ゆったん、今日もありがとな」
 細身で背の高いゆったんはこくんとして、「見送るね」と立ち上がった。ゆったんが隣に来ると、「行こっ」と光斗ははしゃいだ顔になって、ふたりは一階に降りていく。
 ふーっと息をついて、ばくばくと腫れ上がる心臓を抑え、俺も一階に降りた。子供たちが靴を履いている玄関に、足を向ける。
「あ、克斗くん。ごめんなさい、今日も遅くしちゃって」
 ゆったんママが普通に話しかけてくる。俺は顔をあげられないけど、「え……っ」とぎこちない声は出す。
「あ、『暗いし』って言ってるの、ここまで聞こえて」
「……あ、いや。すみません」
「ううん、本当に暗くなっちゃったもんね。よかったら、私が車で送ろうか」
「そんな……ぜんぜん、大丈夫っす」
 今まで何とも思わず、聞き流していたゆったんママの声が、急に艶やかな大人の女性の声だと気づく。視線の先が定まらない。せわしなくまばたきをしてしまう。「克斗くん?」とゆったんママの声が近づいて、俺はびくんと顔をあげてしまう。
「どうしたの?」
 あ……けっこう、肌、綺麗じゃん。すっぴんでその肌なら、化粧を覚えてきた女子連中より、ずっといいかも。黒髪も腰がありそうだから、指ですくったらさらさらしてんのかな。唇だけさっと色が乗せられて、桃色がうるうるしている。そして、吸いこんでしまいそうな黒い瞳は、無垢なくらいに澄んでいる、のに──
 ……この人、自分でしてるんだ。
「あ……の、」
「うん?」
「名前……」
「え?」
「あ、いや、そういや俺、ゆったんママって呼んでて、名前知らないなって」
「ああ、そんな……ゆったんママでいいですよ」
「でも」
 すがりつくみたいに、彼女を見てしまう。俺のそんな瞳を受けて、彼女の瞳も揺れる。ややとまどったのち、「咲花です」と彼女ははにかんで答えてくれた。
「咲花……さん」
「呼びにくいでしょう? ゆったんママでいいですから」
 そう言って咲花さんが微笑んだとき、「靴履いたよっ」と光斗の声が割って入った。「僕も!」とゆったんも言い、「勇多は履かなくていいでしょー」と咲花さんはあきれたように咲う。
「にーちゃん、帰ろっ。俺も腹減った!」
「お……おう。そうだな」
 俺は動作がぎすぎすしないように、スニーカーを履く。「明日もおいでね」と咲花さんが光斗の頭を撫ででいる。
 白いすらりとした指。あー、どんな味がするんだろ。
 無意識にそう思って、俺は慌てて目をそらした。「じゃあ、失礼します」と頭を下げて、咲花さんの眼鏡の奥まで直視できないまま、俺はゆったん宅をあとにした。
 ──その夜、俺は咲花さんを想って、した。何度も。口元から咲花さんの名前がこぼれた。返事なんかない。それでも、誰かの──求める相手の名前を口にしながらすると、手の中に吐く瞬間、たまらなく気持ちよかった。
 ダメだ。バカみてえ。ガキの話を盗み聞きしたのが切っかけとかマジでアホか。
 でも、俺は一気にあの人が欲しくなった。自分でしなくても、俺がなぐさめるのにとか思ってしまう。あの人と恋に落ちれば叶うなら、すべてから奪って、俺の腕の中にさらいたくなる。
 そして、自分のシーツに熱い吐息をこすりつけて、俺はまた自分の右手でなぐさめる。
 咲花さんに報われぬ恋をするまま、梅雨は過ぎて夏が来た。夏休みは自由登園になる。「おにーちゃんとおうちで過ごせるね」とかあさんが言うと、光斗はびっくりした顔をして、「俺、ゆったんと遊ぶから保育園行くよ!」と当然のように答えた。「振られたな」ととうさんが笑って、「うっせ」と俺は吐き捨てつつ、じゃあ夏休みも咲花さんに会えるんだ、と内心浮かれた。
 が、よく考えたら、俺は夏休みにはもちろん学校を休むので、十五時に光斗を迎えにいけるのだった。咲花さんとは、保育園で立ち話ぐらいはするが、ロミジュリみたいに光斗とゆったんを引き離すのが主な仕事だった。
 二学期が始まり、ようやく元通りの毎日になった。俺はもう咲花さんの前でぎこちなくなったりはしなかったけど、つい照れて目を伏せたり、優しい言葉に頬が染まったり、こめかみに響くほど鼓動が脈打ったりしてしまう。どんどん咲花さんのことが好きになっていく。その手に手を伸ばして、指を絡めたくなる。
 ゆっくり、日が短くなっていく。夕暮れが早くなる。もっと咲花さんといたいのに。俺は焦がれて苦しい胸に息を吐きながら、光斗と家に帰る。
「──克斗、明日どうしても仕事で残らなきゃいけなくてね。おとうさんも遅いだろうし、好きな出前でも取ってくれる?」
 九月が終わりかけた夜、風呂上がりの俺をつかまえて、かあさんが申し訳なさそうにそう言った。俺は握らされた紙幣を見て、「んー、了解」と深く考えずにうなずいた。翌朝、光斗にそれを言うと、「ピザ食いたい!」とのリクエストも承った。ピザは確かに悪くない、とか俺も思っていたのたけど──
「それなら、うちで食べていきなよ」
 例によってゆったん宅に光斗を迎えにいき、世間話の中で今夜は出前だというと、咲花さんは当たり前のように言った。
「え、でも」
「今からでも、買い足し行けば間に合うから」
「いや、けど、かあさんに金もらっちゃったし──」
「気になるなら返せばいいし、何なら、克斗くんがもらっちゃってもいいんじゃないかな」
 悪戯っぽく咲花さんが咲って、「そ、そうなのかな」と俺も現金ながら揺らいでしまう。そんな俺に、「もらっちゃえ」と咲花さんが少し俺の耳元に近づいてささやいた。
「私、ちゃんと秘密にするから」
 俺は咲花さんを見た。咲花さんはすぐ身を離し、「じゃあ、急いで買い物行かないと」と言った。
「俺、せめて荷物持ちますよ」
「ありがとう。でも、子供たちがいるから。家にいてくれると安心かな」
「あ、そっか。そうっすね……」
 別に寂しそうに言ったつもりはないのだが、咲花さんにはそう見えたのだろうか。少し考えたのち、「じゃあ、みんなで買い物行こうか」と咲花さんは提案してくれた。俺はぱっと顔をあげて、つい笑んでしまいながらうなずく。すると咲花さんもおっとり微笑してくれて、また、俺の中がちりちりと焦がされる。
 そんなわけで、俺と咲花さん、光斗とゆったんで近所のスーパーに行った。光斗とゆったんは、一緒にお菓子を選べるのがそうとう嬉しかったようで、はしゃいでいた。そんな子供たちを、咲花さんは愛おしそうに見つめている。
 子供たちのリクエストで、夕食はチーズハンバーグに切り替わり、結局買い足しでなく一から食材を買った。帰り道、俺は宣言通り荷物を持たせてもらった。咲花さんは遠慮しようとしたけど、ちょっと強引に俺がエコバッグを奪うと、「ごめんね」と言いつつ任せてくれた。
 秋の夕暮れが景色を染めていた。一軒家が並ぶ住宅街に、茜色が透けて映っている。空は高く、沈みゆく太陽が滲ませるオレンジにしっとり彩られて、明日も晴天のようだった。
 道端で遊んでいた小学生は、夕飯の匂いや灯った明かりに気づいて、手を振りあって家に帰っていく。すうっと抜けていく風は、すっかり涼しい。
 俺は隣を歩く咲花さんをちらちら見た。眼鏡のレンズに触れそうな長い睫毛、柔らかそうな頬やしなやかな首。高校生の俺には若くないなんて前は思っていたけど、やっぱり子供ひとり生んだだけだから、まだ腰も綺麗にくびれている。
 俺の視線に気づいたのかどうか、咲花さんはこちらを見て微笑む。夕陽に蕩けそうな、優しい笑顔だ。俺は切ないくらいにぱちぱち灯る心に、つい照れたような笑みになってしまう。
 家に到着すると、咲花さんはすぐキッチンに立った。「手伝いましょうか」と料理ができるわけでもないのに言ったら、「大丈夫、子供たちを見てて」と咲花さんは俺にリビングにうながした。
 光斗とゆったんは、DVDでアニメの劇場版を観始めていた。俺も幼い頃は夢中になったアニメだ。そんなふうにきらきらした目でこのアニメを観ていたのに、いつから観なくなったっけ。
 じゅーっというハンバーグの焼ける音と、そのおいしそうな匂いがただよってくる。さすがに俺も盛りつけくらいは手伝えるので、キッチンに立った。チーズハンバーグ、ほかほかのライス、マカロニサラダとコーンスープ。子供たちはちょうどアニメを観終わり、歓声を上げてダイニングのテーブルで待機に入った。
 テーブルに並べた料理は、俺と光斗とゆったん、三人で食べはじめた。「咲花さんはいいんですか?」と気になって問うと、「旦那と食べるから」と返され、俺の心にはちくりと影が射した。
 いや、でも、好きな人の手料理を食えるのは幸せなことだよな。そう思って、とろりとハンバーグからあふれるチーズをフォークですくっていると、玄関のほうで物音がした。咲花さんはすぐそちらに行き、もしや、と俺が緊張すると、現れたのはビジネススーツの男──「パパ」とゆったんがその男を呼んだ。ということは、やっぱり咲花さんの旦那か。
 旦那は真っ先に俺を見た。俺は頭を下げ、「すみません、お邪魔してます」と月並みに言い、「ゆったんパパに挨拶しろ」と光斗にも「こんばんは!」と言わせた。「勇多のお友達と、そのおにいさんなの」と咲花さんが言うと、旦那はそちらには「そうか」とそっけなかったが、「ゆっくりしていってね」と俺と光斗には笑顔で言って、ゆったんの頭も撫でた。
「あなたも勇多たちと食べる?」
「いや、食ってきたから」
「えっ、……ごめんなさい、夕飯いらないって連絡もらってたかな」
「あー……どうだったかな。ばたばたして、してなかったかもしれない」
「……そう。じゃあ、私、この子たちと食べようかな」
「ああ、そうしろ。俺は風呂に入ってくる」
 ビジネスバッグを置いた旦那は、ネクタイを緩めながらリビングを立ち去っていった。元気に振る舞っていた咲花さんが、一瞬、哀しそうに視線を伏せる。
 ああ、あいつが好きなんだ。そうだよな。気持ちが冷めてたら、そんな顔はしない。ましてや、寝てる隣でみずからなぐさめるなんて──
 よく分かっていても、それ以来、俺は光斗を迎えにいったとき、世間話の中で積極的に咲花さんを褒めたり励ましたりした。咲花さんが、そういう言葉を言ってほしい相手は俺じゃない。知っていたけど、俺は咲花さんをせめて言葉で癒やしたいと思った。
 玄関に橙色が映り、夕陽が射す。相変わらず、それがお別れの合図だ。咲花さんとゆったんに手を振り、俺と光斗は家路につく。
 俺に手を引かれながら、「何か、帰る時間早いよ」と光斗はむくれる。「これから日が短くなるからなー」と俺は雑に説明する。俺だって咲花さんと話す時間が減るの寂しいんだよ、とは言わない。
「ねー、にー���ゃん」
「んー?」
「ゆったんのパパとママ、昨日喧嘩してたんだって」
「えっ」
「おっきい声が怖くて、ゆったん部屋で泣いてたんだって。そしたらパパが来て、『今度、違うママに会わないか』って言われたって」
「は……?」
「ゆったん、意味が分からなくて泣いてて、そしたらママが来てまた喧嘩してたって」
「……そう、か」
「ゆったんのママは、ゆったんのママしかいないよね? 『違うママ』って何? 俺、分かんなくて。にーちゃんには訊いてもいいよって、ゆったん言ってたから」
 俺は口をつぐむしかなかった。月が浮かぶ夜道に、ふたりぶんの足音だけ残る。「にーちゃん」と答えをせがまれたが、「俺も分かんねえよ」と言うと、光斗はただ不安そうな表情になった。
 ……あの男、ほかに女いるのか。ぼんやりそう思って、とっさに瞳に怒りが揺らめいた。が、それはすぐに鎮まった。
 だったら、俺が咲花さんを奪えばいい。咲花さんの孤独の隙間に入って、そこにひそみ、あの熟した唇を奪うのだ。
 そうしたら、あの唇はどんな味がするのだろう。そう思っただけで、妄想がはちきれそうになる。欲しい。どうしても欲しい。ぱちぱちと弱く灯っていった欲望が、ばちばちと強い火炎になっていく。
 咲花さんが欲しくて気がふれそうになる。抱きしめたい。キスしたい。つらぬいて俺のものにしたい。
 だが、どんな事実があっても、俺と咲花さんの距離は一向に縮まらなかった。俺は見ているだけだった。不意に苦しそうにうつむく咲花さんを、見ているだけ。
 やっと残暑が身をひそめた十月半ば、その日も俺は、玄関先で咲花さんととりとめなく世間話をしていた。今日も今日とて、光斗が二階から降りてくるのは遅い。
 ふと会話が沈黙になり、俺は咲花さんを見た。
「なあに?」
 何事もないみたいに、咲花さんは笑みを作る。俺には、そんな無理はしなくていいのに。
「何でも……ないっす」
 少し声がかすれた俺を、咲花さんは見つめる。
 抱きしめたい。咬みつきたい。奥まで突き上げたい。俺があなたを満たしたい。そして、その心をあんな旦那からさらってやるんだ。
 バターみたいに柔らかそうな肌と、蕩けるほどに肌を重ねたい。水蜜のように瑞々しい肌に歯を立て、俺の痕跡を残したい。
 食べたいんだ、俺はあなたを食べてしまいたい。
 想いがどんどん強い火炎になって、意識も心情も視界も焦がされてしまう。
「……光斗、遅いっすね」
 かすかなため息と刹那のまばたきで、気だるくなりそうなめまいをはらうと、俺はそう言った。
「そう、だね」
「ちょっと、呼んできます」
「うん」
「失礼します」と断って家に上がった。咲花さんと、顔を合わせられない。こんな、泣きそうに恋に愁えた目。そのまま階段を向かうと、不意に、咲花さんが俺の名前を呼んだ。
 俺は足を止め、咲花さんを振り返る。
「まだ、待って」
「えっ?」
「まだなの」
 俺はきょとんとした。けれど、咲花さんの瞳に宿るものに気づいて、はっと息を飲む。
 ──俺と同じ、恋に愁えた潤み。
 思わず、玄関に駆け戻っていた。腕を伸ばす。咲花さんの腰をつかまえる。強く引き寄せ、ひと息にキス。
 果実を貪るようなキス。壁に抑えつけ、立ったまま行為に至ってしまいそうなキス。
 でも、咲花さんはそうなる前に俺と軆を離した。
「まだよ」
 頭の中が、甘い発熱にくらくらする。まだ? まだってことは、いつか俺は許されるのか? その皮膚をちぎるみたいに咬んで、彼女に深く深く届けることができるのか?
 引き攣った息がこぼれる。「我慢できない」と口走っていた。自分でも驚く、低い男の声だった。でも咲花さんは、「まだ見ていて」と意地悪を言う。
「今は、ダメ」
 ああもう。そんな優しい声で言わないでくれよ。俺は言うことを聞くしかないじゃないか。
 そのときだった。階段を駆け下りてくる足音に、「にーちゃん、帰ろーっ」と光斗の声が重なった。我に返った俺は、はたとそちらを見て「お、おう」と何とか自然を取りつくろう。
「え、と……じゃあ、失礼しました」
 スニーカーを履き直した俺が言うと、何もなかったみたいに咲花さんは笑顔を作る。「また明日ね」と言ったゆったんに、「うんっ」と光斗は笑顔で答えている。
 緩やかに暗くなる夕暮れの中で、咲花さんは微笑んでいた。ちゃんと言うこと聞けるかな、と思った。我慢なんて、本当にできるのか? だって、火炎がはじけて止まらないんだよ。
 あなたと恋に落ちたい。獣みたいに皮膚に歯を立てて、果汁を飲み干して潤いたい。俺はからからだ。飢えて、渇いて、おかしくなりそうだ。
 あなたもそうなんだって分かった。だったら、俺たちのやることはひとつじゃないか。
 夕陽が射しこむ部屋で、熟れたあなたはオレンジ色で。俺はきつく抱きしめて、俺はその果肉を食べる。誰よりも味わって食べるよ。この火炎をぶつけて、焦がれるような想いを思い知らせ、あなたの濃い蜜をこくんと飲みこむ。
 まだ待って──そう言うなら、ぎりぎりまでこらえるけど、待つほど俺が獣になるのは分かるよな? だから、あんまり待たせないでくれ。焦らさないでくれよ。俺はあなたの心を、軆を、優しく奪いたい。
 あるいは、あなたは獣になった俺にめちゃくちゃにされたいのだろうか。だとしたら、俺は──
「にーちゃん」
 光斗が、歩きながら何も言わない俺を手を引っ張る。心配性な弟に、「怒ってねえから」と俺は苦笑していつも通り言う。
 マンションの群衆に入り、もうすぐ家に着く。吐息が疼く。呼吸ができないほど。
 熟れきった心と軆を交わし、恋に落ちていく。ずっと夢に見ていた。あなたと恋に落ちる夢を見ていた。いつのまにか馨しい夢は目の前にあり、俺の理性は、爆発して壊れてしまいそうだ。
 欲望の火炎がはじける。あなたを求めるその熱に、俺の頭はもう狂ってしまう。
 立ち並ぶマンションの合間に月の光を見つけた。その輪郭は、燃えているみたいに、あるいは潮騒みたいに、ざわめいて見えた。
 FIN
【SPECIAL THANKS】 メロウ/杉野淳子 『成長痛』収録
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undeadlovers-m · 3 months
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松居大悟監督最新作のタイトルは『不死身ラヴァーズ』!!
キャストに見上愛、映画単独初主演 運命の相手役に佐藤寛太
この度、ポニーキャニオン配給にて、5月10日(金)よりテアトル新宿ほか全国公開される『ちょっと思い出しただけ』松居大悟監督最新作のラブストーリーのタイトルが『不死身ラヴァーズ』と解禁‼併せて、本作で見上愛が映画単独初主演を飾り、主人公が想いを寄せる相手を佐藤寛太が務めることが発表となりました。そして、ティザービジュアル、キャスト両名と松居監督、原作者・高木ユーナ氏からのコメントも到着いたしました。
キャスト解禁!
主人公・りのを演じるのは本作が初の映画単独主演となる見上愛。松居監督が「この人が映画の中に存在してくれたら、自分の思っているところよりも遠くに行ける気がした」と惚れ込んだ見上は、Netflix『幽☆遊☆白書』(23)、大河ドラマ『光る君へ』(24)といった話題作へのオファーが続くだけでなく、キュートでファッショナブルなビジュアルも感度の高い若者からの注目を浴びている。本作では中学時代から大学時代までを溌溂と演じ、唯一無二の透明感とパワフルさを兼ね備えた存在感で観客を惹きつける。見上は「りのの真っ直ぐで屈託のない"好き"という気持ちが、目の前のじゅんくんに、そして観てくださる方々に伝わるように、がむしゃらに生き抜いた撮影期間でした。わたし自身も、りのというキャラクターやこの作品自体に救われた部分があります」と、撮影時を振り返る。 りのの運命の相手・甲野じゅんを演じるのは、劇団EXILEに所属し、『HiGH&LOW』シリーズをはじめ、数々の作品でキャリアを積んだ佐藤寛太。近年では、『軍艦少年』(21)、『正欲』(23)での演技で俳優としての実力を確実なものとしている。さらに青木柚、前田敦子、神野三鈴らが脇を固める。
ティザービジュアル
主人公・りのの弾ける笑顔が収められており、運命の相手・甲野じゅんへのまっすぐな想いが込められた「“好き”は無敵。」のキャッチコピーが添えられている。
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両想いになった瞬間にこの世界から忽然と消えてしまう、甲野じゅん。そんな、じゅんを運命の相手と信じて止まない主人公・長谷部りの。なぜ、彼は消えてしまうのか?そして、なぜ、時を経て姿を変え、何度もりのの前に現れ続けるのか――?カッコ悪くても「好き」を真っすぐに伝える大切さと無防備さから生まれる純粋なエネルギーが胸を打つ、「好きという気持ちを全肯定したい」松居監督の想いが結実した新世代の恋愛映画が誕生した。
◎コメント全文
見上愛/長谷部りの役
ずっと観ていて、何度も心動かされた松居大悟監督の作品に出演することが出来て、とても光栄です。
高校生時代、お休みの日はTSUTAYAで松居さんの作品を借りて1日中観ていました!
当時の私が知ったら、気が動転して家中走り回っていたと思います(笑)
りのの真っ直ぐで屈託のない"好き"という気持ちが、目の前のじゅんくんに、そして観てくださる方々に伝わるように、がむしゃらに生き抜いた撮影期間でした。
そしてそのりのを、あたたかい座組の皆さんに見守って頂いた大切な日々でした。
私自身も、りのというキャラクターやこの作品自体に救われた部分があります。
ついつい、器用に上手に生きたくなってしまうけれど、不器用で下手くそでも一生懸命生きていれば万々歳だな、と。好きという気持ちは偉大だし、とんでもないエネルギーを秘めているんだな、と。
なので、ハッピーな方はもちろん、ちょっと最近お疲れの方や、元気不足の方にも届いて欲しい作品です。
是非、公開を楽しみにお待ちください!
佐藤寛太/甲野じゅん役
身体の底からエネルギーが漲って、全能感に脳が酔いしれる。
目に映る全てが美しく、吸い込む空気は幸せに満ちていて、生きてることを全身で実感する。
きっと恋に落ちることは魔法にかけられるということだ。
笑うとパッと華が咲いたように輝く、
長谷部さんのまっすぐな眼差しがとても素敵で、目が離せなくて。
いつもどう接して良いか分からなくて、
でも一緒にいたくて、居心地が良くて。
松居さんがつくる世界が大好きだから、期待に応えたくて。
友達のお兄ちゃんみたいに接しやすいけど、
現場では淡々ともう一回って言うし、
台本を読んでも分からなくて、
現場になっても分からなくて、
何が違うんだろ。大丈夫かな。
なんて思いながらも一緒に仕事ができてるのが、嬉しくて、嬉しくて。
理想と現実の果てしない差を生きる僕たちは、ものすごくダサくて、ありえないほどカッコ悪い。いつだって僕には、分からないことが分かっただけで、
自分と相手との境界線でどこに線をひいたらいいのか、正解なんて来る日は無いのかもしれない。
最後に全力疾走で会いたい人のもとへ向かったのはいつだろう。
どこまで行っても初心者な僕たちは、みじめに失敗して傷ついて、悔やみきれなくて、それでも立ち上がるしかなくて。
何度でも立ち上がるしかなくて。
エンドロールが終わったとき、思い浮かんだ相手に駆け出したくなる。
初めてこの作品を観た時、未だかつて無いほど恥ずかしくて、言葉が出ませんでした。
僕はこれから先、この映画に救われつづけて何度も立ち上がる手がかりにしたいと思います。
松居大悟/監督・共同脚本
10年近く暗がりにいたのは、このふたりに出会うためだったんだなと思います。 この出会いが明るいところへ連れてってくれました。 そして高木ユーナ先生、お待たせしてしまってすみません。 "りの"と"じゅん"にようやく会えました。 みんなも会ってほしいです。
高木ユーナ/原作
「不死身ラヴァーズを映画にしたい」松居監督にそう言われたのはもう10年以上前になります。 それからずっと…連載が終わっても…松居監督は不死身ラヴァーズの事を大切に考えてくださってました。 私以上に作品を愛してくださっている監督の不死身ラヴァーズ…最高にならないわけがなく、初鑑賞中はあまりの素晴らしさに自分の血が沸騰する音が聞こえました。 10年の月日がかかりましたが、これはこの作品が見上さんと佐藤さんに出会うために必要な月日だったと思います。これ以上のキャスティングは本当にありません。 また映画では原作と男女が逆転しています。元より私の描いた不死身ラヴァーズも性別に拘りはなく、甲野と長谷部が男女、女男、男男、女女、虫になろうが花になろうが魂が二人でさえあれば不死身ラヴァーズなので男女逆転は全く違和感ありませんでした。 この映画でまたこうして甲野と長谷部、そして田中に会えて本当に幸せです。
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ichinichi-okure · 4 months
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2024.1.6sat_tokyo
鳥の声で目が覚めた。ちゅんちゅんちゅん。こんな朝の起き方理想的すぎないかと思うのだが、朝、雀がめっちゃ庭に来る。ちゅんちゅんちゅん。
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と言っても今は10時、正月の名残ということで昨日はわざと目覚ましをかけずに寝た。わざとじゃなく1月3日は目覚ましをかけ忘れて、新年最初のイベントには遅刻した。
昨日も朝から稼働した担当イベントの後に23時までコワーキングのラウンジでご飯も食べずに仕事した。えらい。帰ってから夜中に能登のニュースをずっと見てしまったので眠い。昨日は好きな人たちとたくさん話したし、地味に疲れて本当に体が動かないので、2度寝する。 11時にむくっと起きる。昨日水につけておいた小豆を炊く。大きい小豆のお汁粉大好き。いつも一応ちゃんと飾るお飾りも鏡餅も、なんだか気持ちが乗らなくてできなかったので、鏡餅用に買った餅を飾らないまま焼く。切り込みも入れたのに、ちくびみたいなお餅が焼けてしまった。おもろいな〜。
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来週は甲府にも行くし(楽しみにしてた天然ラジウム増富温泉・不楼閣にいく!)、夜もずっと予定があるので、今日明日はいろんな仕事を終わらせておきたいので頑張る。
15時、また動けなくなって地面に横になる。布団は危険だからだめ。こんな日は結構珍しいのだが、頭が考えることでパンクしてるのも影響してる気がする。無理すぎる。目を瞑る。考えることがたくさんある。GAZAのこと、戦争のこと、能登半島のこと、自分のこと、家族のこと、仕事のこと、近い未来のこと。
こういう時は音楽も、映画も、色々を見るのがキャパオーバーで難しくなる。なので家で作業する時はずっと無音。だけど、写真だけはみたい気がしていて、写美で始まったホンマタカシさんと、 松蔭美術館の牛腸茂雄さんや瀧口修造さんの展示は見逃さずに行きたいとぼんやり思う。
身体は地面に垂直のまま、石川県輪島市の知人である漆工の桐本滉平くんのインスタのストーリーをチェックする。今回の地震で、代々守られてきた、明治時代に工房として建てられた自宅が全壊全焼したと投稿していた。リアルな景色に目を覆いたくなるけれど、ニュースでは得られない、桐本くんのまさに今を切り取っている投稿を見ながら、今できることを考える。といっても寄付くらいしかできないのかもしれない。でも、こうやって遠くでも想うことができること、情報が共有できる時代というのは、本当に希望も多くある。 桐本くんは元旦から今もずっと、輪島の未来や、会ったことのない誰かを救うために、全力で動いていて、避難所のこと、道のこと、今この瞬間のみんなが必要な情報をSNSで発信し続けている。きっと本当に多くの人がこの投稿に助けられている。
私の1/1の16時6分は、埼玉のおばあちゃんちで10数人の親戚一同で集まっている時だった。お寿司を食べて、ビンゴ大会の手前でこの地震が起きた。まずはじめに私の携帯が聞きたくない大きな音で鳴った。その30秒後くらいにみんなの携帯が鳴って、すぐ地震が起きた。自分の携帯にはYahooの災害アプリが入っていて、画面には36秒後に地震が起きますと書いてあった。たった30秒だけれど、みんなの携帯とは30秒の差があったのだった。親の携帯にもアプリを入れなければ。そのままテレビをつけて、地震の情報を流しながらみんなで過ごした。私はXを見ながら地震や津波の情報を集めまくる。石川県には大事な友達たちもいる。途中お母さんが、血圧が高めで眩暈がすると横になりに寝室に行ったが、私は変わらず画面に張り付けになっていて、横にいたいとこの旦那のわたるくんが「ニュースも気になるけど僕は寝室の方が心配だよ」と言ってくれて、まさに…と思って、寝室に様子を見に行った。気持ちを落ち着かせながらその場にはいたけれど、帰る前に寝てた身体を起こして、お母さんから渡された”幸せが訪れますように”と書かれた封筒には3万円とビール券が入っていて、北の国からの泥だらけの1万円札くらい使えねえよ…………………………。とか考えながら、帰宅する電車の中でいろんな気持ちになり小さくバレないように泣いてしまった。
地震のSNSのこと。尊敬する、信頼する人たちからの情報はなるべく信じたい。そうなのだけど、発信をすることについて、映画監督の枝さんが信憑性の話をしていて、シェアができない、というようなことをSNSに綴っていた。良心を騙すような、いろんな詐欺も起きていて、ちゃんと調べてから行動したいと思いつつ、今は瞬発力なのではと思ったり、寒い季節がやってくるよなあと、頭がごちゃごちゃする。寄付について考えているとき、わざわざの平田はる香さんが「被災地に感情移入しすぎて普段の生活を失わないように。寄付はできる範囲で継続的に。1万円を一回より千円を10回百円10回でも。長期間にわたって支援しよう」と書いていて、まさにそう、1回で満足しないで、何度でも、と頷いたり。でも、自分の暮らしもちゃんとしなくちゃとか、ぐるぐるする。
ガバッと起きて、下北沢ボーナストラックに向かう。自転車で10分ちょっと。ギャラリースペースではカレンダーマーケットが開催中で、友達や自分がお誘いした出店者さんがいるので、挨拶をしに。到着してすぐにミヤジが良いカレンダーを案内してくれておもろい。ビール飲んで、ゲラゲラしながら、出店中のヤマグチナナコちゃんと、SAITOEさんに阿部龍一ブースの良さを発表して満足する。阿部の作品や思考は本当に素晴らしい。
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同施設内にあるキッチンスペースでは、今日は養生家の鈴ことさなえさんと、mizudoriのまみさんが出店していて、場所を管理しているりさPが、紹介したいと言って連れて行ってくれた。以前山梨の0-siteで開催されたイベントで、ちまきとホットワインを購入したことがあって、さらに昨年末にeatrip soilで開催のイベントでも見かけて気づいてくれていたらしく、その話もしつつ嬉しい再開。美味しい白味噌の雑煮と、出汁割り、おこぼれで微発泡の日本酒、出汁もご馳走になる。残り福。身体にあったお出汁や日本酒のことをお話しして、一息つく。ほっとする。今年一緒に何かやりたいな〜とお話する。嬉しい。
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続けてラウンジで残って仕事をしようと思ったけど、真っ直ぐ帰宅する。帰り道、怒鳴りながら自転車を漕いでる人がいて、「こわ〜」と思いながら、私が動線を塞いだようになった瞬間に(絶対に悪くない)罵倒されてしまったが、心を無にして道を変えたら、矛先がなくなったからか、さらに大きな声で背中越しにまた罵倒された。さらに無になって大きく深呼吸して、「あの人にもあの人なりの理由があるのだ」とほんの少しだけ思考して、記憶装置から抹消した。毎日いろんな人がいろんなことを抱えて生きてる。
さっきお雑煮食べたので、夕飯は野菜だけのサラダにする。菜の花が美味しいよ〜。そのまま残った仕事をしながら、明日も担当のイベントがあるので早く寝なくちゃとお風呂に入ろうと思ったところ、建築集団 々の野崎将太さんが、インスタライブをしていたので開く。実際に野崎さんは地震が起きてすぐに被災地に向かっていて、現地で簡易トイレを作ったり、生のその日の様子をレポートしつつ、今何をするべきなのかを投稿に残していた。野崎さんとは1回しか会ったことがないけど、仲の良い友人たちが信頼している人で、場作りも含めて作る建築は本当にかっこいいなあと思う。人としても。今回はあやおさんという実際に被災をした方と話す機会を設けていて、報道やSNSで流れていることと、実際に体感したことの違いや、これから起こりえること、今実際に起きていることなどを話していた。現状、今は被災した家に侵入する盗難が多発しているらしく、家を守るために車中泊して見張っている人も多くいるという。被災地が渋滞になるから、ボランティアに来ないでくださいという投稿もよく見るけれど、実際緊急物資などは、一般の人が通れない大きな道を使っているので、現状実際には関係ないこと、スカスカの道もあること、言ってるようにすごく渋滞している道もあること、だけどそれは明日にはわからないこと、被災地には本当に若者がいないことなどを丁寧に話してくれた。これから雪深くなり、外に出れていた人が避難所の中だけで過ごすようになることでのストレスのことなど、本当に今起きていることを話してくれていた。
あと、桐本くんが、地震直後、楽天モバイルだけが使えたことや楽天のキャリアが一番先に避難所に到着して救われたことを書いていて、忘れないようにしようとか。災害メモ作らなきゃとか。色々また巡ってしまい整理する。野崎さんは、阪神淡路大震災の時の経験が、今回の行動にもつながっているというようなことを話していた。身近な友達のアグネスも阪神淡路を経験していて、出かけるときはコンセントを全て抜くと話していた。私は3.11の時も京都に住んでいたので、大きな地震は経験したことがない。
お風呂に入った後に、GAZAのことを発信してくれている波田野州平くんのストーリーもチェックする。自分じゃ拾えない情報を集めてくれて、ずっと発信してくれている。戦争も本当にやだよ。自分にできることも考えるけど、もうちょっと勉強をすることもしなくては。自分は無知すぎる。 (そういえば1/13-19まで下高井戸シネマで2019年作の「ガザ 素顔の日常」という映画が上映される!見なければ)
お正月に起きたいろんなこと、秋から続く悲しい出来事、全部ぜんぶ終わりますように。願うし、動きたいし、できること考えたい。でも、まずは自分が悲しくなって倒れないように、心のケアもしつつ。メディアからも距離をとることをちゃんとして、一人で考えな��で、隣の誰かと話すこと。会話して安心すること、みんなが考えてることを知ること。何もできなくてもちゃんと想ってるだけでもいいと思う。あとテンション上がりすぎないように、ちょっと落ち着くこと。余裕が無くならないように、自分のことも考えること。深刻になりすぎないように日常を過ごすこと。この日記も、そういう安心の場になるといいなといつも思う。日常をみんなに綴ってもらえるというかけがえのないこと、を、続けたいです。
元旦から文章にしたくて、自分の番じゃないけど日記を書いてしまいました。こんなことを考えながら、1m以上ある立派な泥ごぼうを夜中に炊き、ホクホクのごぼうができたよ。うまいです。幸せ。明日は楽しみにしてる新年会もあるのです。みんなに会えるの嬉しい。おやすみなさい。
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-プロフィール- 鷹取愛 東京 山ト波
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soapgal-p · 1 year
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素敵ねェ…
素敵よォ…
こんにちは。
え、↑のイラストは何だって?HAHA
見てわからない?
ならば 答えてあげよう 世の情け
ムサシ概念ピアスを
作成頂きました。
Twitterで仲良くしてもらっていますお友達。
本職の傍ら、自作アクセサリーの販売も
行っている模様。
そのアクセサリーのかわいいこと、かわいいこと…
以前からきゃわゆい💕と思っていたのですが、
ちょうど良い機会があり、
欲しい…買わせて…と泣きついたところ、
快く応えて頂きました。しかもオーダーメイドも可と。
同じロケクラさんなので、
もうこれはム概念ピアスを作るしかないんじゃあねえのと。
ヤル気満々でデザインシートを作成しました。
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↑わくわくウキウキ伝わる?(笑)
デザインシート作るの超楽しかったよ。
だって推しだし、これが形になるんだからさ!
デザインですが、
やっぱりムサシとお揃いの緑の丸ピアスにしたくて。
でもそれだけじゃコスプレっぽくなってしまうし、
ムサシといったらやはり赤系なので、
モチーフひとつ追加しました。
揺れる系ピアスは元々数持っていなかったので、
欲しかったのもあり、ちょうど良かったんです!
それと、一番気にかけていたのは、
製作者のデザインを殺さないことです。
元々、お友達のセンスが大好きでお願いした話だったので
色と形を指定したまでにし、
中のお花や下部のパーツ選択は
お願い(という名の丸投げ)にしました。
そんな感じで送りつけたデザインシートですが、
アクセサリーのオーダーというものが初めてで
こんなんで大丈夫かい…?と思っていたのですが
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神かなにかですか?ありがとうございます🙇‍♀️
お友達曰く、ここまでデザイン案を
作り込んでくれたことは初めてだったようで…!(笑)
喜ばれておりました。マジよかった。
そして待つこと1週間と少し…
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キタァアーーーーーーーーーーーー!!!!
絶賛仕事中だったのですが、すぐ開封したよね。
本っっ当に美しい…
ヤバイ…
ムサシやこれ…
ムサシが宅配されてきた…
装着したい気持ちを抑え、仕事に戻ったのですが
もうね、仕事3つ終わらせちゃった。
すごない?ピアスパワーだよこれ
いつもいつでもアタシはヤル気がないので
すぐ終わる仕事も鼻ほじって後回し。
しかし今日はちがう、ムサシがいる、
終わらせるんだ、仕事を。
やれ、今。ウ���ャリャリャリャリャ
ウリャリャリャリャリャァアーーーーーーーッ
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※アゴのニキビをつまんでいます
あ~も~超かわいい。
引目で見ても美しいピアス。
なればドアップにして見てみませう。
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まずいいですか、上部パーツの中のお花です。
指定の通り、グリーン系にして頂いたのですよ。
しかし、ここがお友達の腕の見せ所。
銀が入っていますよね。
曰く、銀河を表現しているとのことです。
銀河をかけるR団の二人には…!
これはねテンアゲってやつですよ。
ホワイトホール白い明日が待っている。
本当に待っているこれは。白い明日が(?)
それだけではござらん。
お花で甘々要素を演出。
銀のギラギラさで辛さをプラス。
ムサシじゃねーか
ムサシ以外の何者でもない。
それ以上でもそれ以下でもない。
この玉1つでムサシだ。すごい。
お友達すごい。天才であられる。
石鹸は緑と丸しか指定してないのに、
100点満点どころか100万点のデザインで
お返し頂きました。感動です。本当にこれは。
製作者からもムサシ愛が伝わってくる。うれしい。
こんなにハッピーなピアスはない。とてもHAPPY
そして下部パーツ。
赤系(orピンク)であれば何でもエエで。
と、丸投げしていたところ。
いくつかご提案頂き、
その中から薔薇を選ばせて頂きました!
事情により、赤系が薔薇しかなかったようなのですが、
むしろこれは運命なのではないでしょうか。
だって、結果的に薔薇以外ないなと思っているのだもの。
ところで、
ご周知の通り、普段ムサシは薔薇を持ちません。
持っているのはコジロウですよね。
つまりこれは
コジムサ概念ピアス
でもあるのだ。
二度美味しい。匂わせやがってこのこのですよ。
ピのモチーフ耳にぶら下げてェ~↑↑😙ひゅう
コジムサの人、ちょっと来て
これを見なさいよアナタ↓
ピアスはかつて魔除けのお守りとして使われていました。ずっと身に着けていることから「相手を見守っている」という意味があると言われています。
(上記記事より引用)
コジロウ見守っとる
石鹸が着けてていいのこれ…?
ムサシが着けたほうがよくない…?
いや石鹸が着けるね
(なにおま)
ちなみに、薔薇にまつわるコジムサの話は
pixivに漫画を掲載しているので是非見ていってください。
話が逸れましたが、
上部でムサシ
下部でコジロウ
図らずともコジムサピアスにも変身してしまった
素敵な、素敵なピアスでした。
再三ですが、
こんな素敵なピアスは他にない
他にはない素敵なピアスに、
思わずAppleペンシルが動きました。
それが本記事トップのイラストです。
(はがきにしてお友達に送りつけました)
また、自分でも気に入ったので
飾りました。↓
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Pooh棚みたいになってるが、馴染んでらあ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
合作と言わせ��もらってもいいのかな…?
(色と形を指定しただけなんです僕は)
しかし、響きがなんとも嬉しいので
合作と言わせて下さい!
というか、また注文してもいい?笑
オーダーでなく普通に。
デザインが本当にドツボなんだもの
そんな素敵な素敵なお友達、すよよ様でございました。
すよよさん(Twitter)
(コジムサの小説も書かれており、
スパダリコジにきゅんします⚠️⚠️⚠️
ツイートにいつもほっこりしております。
ケーキがめちゃくちゃ美味しそうです。
いつもありがとうございます。)
それでは、幸せをありがとうございました!
合作した想い出とともに大切にします😊💕
おわり
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26年振りに田辺さんに会った話
 昔は現在の釣りフェスティバルが東京国際釣り博と呼ばれ、まだ幕張メッセで開催されていた。僕は中学校1年生で初めての釣り博で興奮気味に電車を降りた時、確か隣のドアから降りてきた人物を見つけ、まだ会場に着いていないにも関わらずその興奮度メーターは丁度ドラゴンボールZのスカウターのように爆発して消し飛んだ。本物の田辺哲男だった26年も前の話らしい。
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 興奮し過ぎてよく覚えていないけど、多分子供特有の勢いで物怖じせず写真をお願いして、駅を歩く誰かにシャッターをお願いしたのだろう。覚えている限り当時雑誌やカタログ、テレビで見て憧れた人の中で、実際に目にして直接自分に話す声を聞いた唯一の人だと思う。
 ご存知の人もいるかもしれないが、僕がメインで使っているベイトリールはスコーピオンクイックファイヤー、またの名を”白スコ”なんて呼ばれたりする古いリールである。当時周りの釣り友達がスコーピオンだメタニウムだと赤いリールを手にするのを見て「皆が赤なら俺は白だぜ」みたいな天邪鬼スイッチが入ったのも否めないが、きっかけは田辺さんがクイックファイヤーとIGハイスピードと併せて使っていたからだ。どれだけドラグが弱っていようが小型電動リールみたいとディスられようがこのリールを使い続けるのはもちろんリール自体に愛着もあるしただ自分に馴染んでいるのもあるけど、思春期に脳裏に焼きついたカッコイイ釣りの衝撃はそうそう消せないものなのだ。少年時代、ブラックバス釣りに始まり海外で釣りをするというビジョンを一番見せてくれたのは間違いなくこの人だった。
 僕が釣り業界に足を踏み入れてからもう10年は経っただろうか。今まで田辺さんと話す機会なんてその気になれば何度もあったし、実際に遠目に見かけたこともあったけど、心のどこかで田辺さんから僕を認知してもらって出会い直したいという馬鹿げた勘違いドリームを常に心のどこかに隠していた。「君もオーストラリアでバラやるの?」と田辺さんに話しかけられたり、パイクを初めて釣ったスピナーベイトはクリスタルSですとかそんな話をしながらいつか一緒にどこかで釣りができるんじゃないかとお花畑に暮らしていた訳で、それは一つのモチベーションみたいなところもあったり、恥ずかしさとか意地とか、憧れとかいろいろなものが入り混じってとにかくただただ待っていた。何をだよっていう話だ(笑)。
 しかし2023年、久しぶりのリアル開催となった釣りフェスティバルでいとも容易くその決意は揺らいだ。詳しい経緯はよく知らないけどジェンキンスチャンネルのカメラマンのゆうちょんが気付けば売れっ子動画クリエイターとなりなんとノリーズの仕事もしていて、その担当者さんがジェンキンスのことを知ってるから紹介してあげるとか言うものだから、、、。勝手に恋焦がれて、だけど今の自分ごときではまだ会えないとか勝手に決めつけていたのに我慢できなくなり、ブースに行くなら急に会いたいと思ってしまった。もう会いたくて会いたくて震えて気づいたら手に汗握ってスタッフ出入り口で出待ちしていた。
 会った瞬間のことは緊張して正直よく覚えてない。ただこの歳になっても自分って緊張するとボソボソ喋るし話す順番はめちゃくちゃだし、変な顔でニヤニヤするんだなってとこだけ冷静に分析。でもはっきりオーラを怖いと感じた。自然に対する畏れ(おそれ)の怖いと同じ種類というか、完全に気圧されて、もっと伝えたかった田辺愛の2割ぐらいしか言葉にはできなかったけど、自分にとっては忘れられない2度目の邂逅。いわゆる爪痕は何も残せなかった。  古い写真を見せると「随分懐かしい写真だな〜」と目を細めてくれて、クイックファイヤーを何台も持ってると写真を見せたら多分若干引いていたような気がした(笑)。「そんな無理して使わないでいいよ」って言われて、一生使おうと再度決意した。こんな天国と地獄の入り混じったような濃密な機会を与えてくれたゆうちょんと担当のY氏には後日何かご馳走したい。
 今年は色々と変化の年で、心機一転頑張らないといけないものも浮き彫りになっていた中でこれは神様が僕にくれた最高の応援だと思う。今後僕の釣りや生き方が世界の田辺哲男とクロスオーバーすることはないかもしれないし今の自分では思い描いていたお花畑に花が咲くことはないことも重々理解しているけど、これまでだって何度も願ったり宣言したり、勘違いを貫き通したからこそ実現したこともたくさんあった。仲のいい人は知っていると思うけど、僕は本当に滅多に人に憧れない。だけど昔も今もしっかりと憧れている。ぽわぽわしながら駅に歩いている頭の中でまた懲りずに妄想を繰り広げる自分、がんばれよ!!
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toshodai · 1 year
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A comparison between title cards for some of the (most popular?) manga Izumi-san has made. Other than the expected 圕の大魔術師 at the bottom, the other two spreads are from Anohana: The Flower We Saw That Day (full title あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。, or "We Still Don't Know the Name of the Flower We Saw That Day.", which doesn't have an English translation, but does have a dubbed anime), and 7thGARDEN, the series Izumi-san serialized before Magus—which is on indefinite hiatus. (The webmaster has dipped their toes into 7thGARDEN, and as something more conventionally shonen, it has...let's say, very different priorities and much more indulgences than Magus of the Library has.)
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violettranslations · 11 months
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Hello, sorrow (ハローサロウ)
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「もうこれで最後だ」って何度も口に出した そして夜が来る度に後悔しては嗚咽を漏らした ”This is the last time.” Just how many times have I said that? And every time night came around, I’d regret it, and convulse with wretched sobs. ああそうさ 弱虫と言ってくれ むしろその方が気が楽だ また今日も 友達面の仮面して笑った Ah, yeah, that’s right. Call me a coward. If anything, that’d make me feel better. Yet again today, I put on a mask of friendliness and laughed. 道を踏み外していた事には気づいてた でも今更引き返すのも手遅れだってわかっていた I knew that I had lost my way. Yet at the same time, I realized that it was far too late to turn back. な���どうか気づかないままでいて それが唯一の願い事さ そうやって またひとつ嘘を積み重ねてった Please, don’t notice, stay oblivious. That’s all I want from you. Just like that, I stacked yet another lie atop the pile. どうしようもない「なんでもないよ」が喉の奥につっかえて 笑って「そっか」ってそっぽ向いた 君の手を掴むこともできない These hopeless “it’s nothing”s stuck in my throat as I laughed and, saying “I see,” looked the other way. I can’t even grasp your hand. だってそうだろう 僕ら曖昧なまま崩れないでいられるんだ ああそうさ 何も言いさえしなければ I mean, that’s how it is, isn’t it? Our ambiguity keeps us from crumbling away. Ah, that’s right. As long as I don’t say anything... そんな感情に名前なんて付けない それを僕に望む資格なんてない でも またほら君が笑う度に 期待 期待 期待してる I can’t put a name to that feeling. I don’t have the right to want such a thing. But look, there it is, every time you smile, I can’t help but hope, and hope, and hope. 壊れた本当なんていらない それを後悔だなんてしてない それでも君の顔を見る度に 痛い 痛い 痛い I don’t need some broken truth. I don’t regret it at all. But despite that, every time I see your face, it hurts, it hurts, it hurts. ハローサロウ 涙が僕を強くするなんてことは無いけれど ハローサロウ 苦しみが僕を変えてくれるなんてことも無いけど ハローサロウ 悲しみが僕を締め付けて今も離さないけれど ハローサロウ 幸福が苦くならぬように Hello, sorrow It’s not like my tears will make me stronger or anything, Hello, sorrow and this anguish isn’t going to change me for the better, Hello, sorrow and even now, this sadness clings fast, refusing to let me go, but even so, Hello, sorrow I hope that your happiness doesn’t sour. 「もう一回」 ”One more time.” もしも最初からとか呟いた言葉が 水溜まりに跳ね返り君の心に突き刺さっていた If only I’d murmured those words when it all started, they’d have bounced off of a puddle and pierced your heart. ああいっそ殴ってくれたのなら 花束のような思い出が枯れる前に 破り捨てられただなんてほざいた I babbled on, saying ah, if you would just hit me, then this veritable bouquet of memories would be ripped apart before it could wither away. そう 君が悪い、君が悪いんだって 伸ばした指 手首を折り曲げて That’s right, It’s your fault, it’s all your fault! The finger I pointed bent my wrist. 「何もかも許すから」って 先に嘘をついたの僕だっけ Now that I think about it, the first one of us to lie and say ”I forgive you for everything” was me. 気味が悪い 意地が悪いからさ It’s your fault (it makes me uneasy). You’re so mean. 「昨日の言葉は全部忘れて」 ”Forget everything we said yesterday.” なんで なんて 気持ち悪くて 言える訳が無いだろう The word “why” just feels so wrong that I can’t even think to ask it. そんな衝動に答えなんていらない それを言葉にする必要もない けどまた嘘をつく度に僕が 嫌い 嫌い 嫌いになる I don’t need some explanation for that impulse. I have no need to put it into words. And yet, every time I tell another lie, I realize how much I hate, hate, hate this. 漫画みたいな未来はいらない それよりも明日が来るのか知りたい ただ時が過ぎるのを待つほどに 痛い 痛い 痛い I don’t need some fairy-tale future. In fact, I’d be happier simply knowing whether tomorrow will ever come. It’s just that the longer I wait for time to pass, the more it hurts, hurts, hurts. ハローサロウ 嬉しさを言葉にするのもまだ後ろめたいけれど ハローサロウ 心に植わった悲しみが枯れることもないけれど ハローサロウ 幸せの飲み込み方すら今もわからないけれど ハローサロウ 思い出が朽ちる前にさ Hello, sorrow I’m still feeling a little too guilty to put my joy into words, Hello, sorrow and the sadness that’s taken root in my heart has yet to wither, Hello, sorrow and I’m still not even sure how to come to terms with this happiness, Hello, sorrow but I’m sure I’ll figure it out before these memories rot. 感情に名前なんて付けない それを僕に望む資格なんてない でも またほら君が笑う度に 期待 期待 期待してる I can’t put a name to that feeling. I don’t have the right to want such a thing. But look, there it is, every time you smile, I can’t help but hope, and hope, and hope. 壊れた本当なんていらない それを後悔だなんてしてない それでも君の顔を見る度に 痛い 痛い 痛い I don’t need some broken truth. I don’t regret it at all. But despite that, every time I see your face, it hurts, it hurts, it hurts. ハローサロウ 涙が僕を強くするなんてことは無いけれど ハローサロウ 苦しみが僕を変えてくれるなんてことも無いけど ハローサロウ 悲しみが僕を締め付けて今も離さないけれど ハローサロウ 君を嫌いにならぬように Hello, sorrow It’s not like my tears will make me stronger or anything, Hello, sorrow and this anguish isn’t going to change me for the better, Hello, sorrow and even now, this sadness clings fast, refusing to let me go, but even so, Hello, sorrow I hope that I never grow to hate you.
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enakuroda · 1 year
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黑田依直/塔の夢
誰もいない夢で桔梗(くすんだ肋骨の色をしている)を摘みつづける君に近いことが
僕の唯一の喜びで、遠くにいる逢う/逢わない/逢えないはずだった君はまだ
遠景の風を濁らせていた ペールブルー、肉体が乖離する朝
偽証の可能性が残る遺言の、その血の軋む僕達の署名は鉄塔の下で記されて
小さな指で、知らない言葉で、空っぽの心の痕跡を震え、通り抜けている
逢えないはずだった、君は眼の前にいる、でも僕達が逢うことはない
震えるままでいる、世界はことばとおとで出来ている、だから僕たちは夢に棲む
僕達の孤独な心は、幻想は、陶酔は、空っぽの塔を埋め 一羽の青い鳥になるだろう
僕たちが掴まえた響きは、世界に棲み、空に蹴り上げる球体として記憶される
僕たちはまだなんのためにいるのか知らないけど
夢の中で響きつづける、エーテルを知っている
純潔の君の踊り続ける翼に
摑まって、僕達の言葉は響いてゆく
音のアレフで落丁を縫って
僕たちの人生が、僕たちの生が
一瞬の時間を通り過ぎるパレードに過ぎなかったとしても
僕はまだ君を愛しているし
君と逢うことはない
君とは隔てられている
(ここまでは昨日の記憶、だったはずの君が伝えたこと)
(嘔吐する美しい鹿を見ていた、かつて夜だったはずの)
(花が咲いたよ、君は知らない言葉で名前を付ける)
(子供たちの吹奏を聴きに天使が降りてくる)
(まだ時間は痛みを感じない歌)
「遠くに居るはずだった、君は隣りにいて逢えない。また光のシフォンが震えて、新しい幻が生み出されるから僕たちが掴まえる。遠景の塔、かつて棲んでいた。最初に言葉があったなら、次にあったのは幻想と夢、そして音で、僕たちは絶対に触れ合うことがないという青だった。眠っていいよ、まだ響くから」
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u17s8n · 1 year
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札幌に住んでいた頃、ちょこちょこ遊んでいた歳下の友達がいた。
最初はたしか、地下室タイムズという音楽サイトの読者だったところから繋がった。そこでサーバ・ヴィンチやらトラッシュノイズというようなバンドを知り、YouTubeで聴いていたのを覚えている。今考えるとKing GnuとPK Shampooの前身なんだもんな。歳もとるよ。なんだか照れくさくって、読み返すことも無くなったけど、ルーツのひとつであることは否めない。
彼はミッシェル・ガン・エレファントと毛皮のマリーズが好きで、僕も当時はMC5やThe Strypesといったガレージロックを掘っていた時期だったので、よくそんな話をした。そのうちお互い独自に掘り進め始め、音楽を教え合う仲になった。Velvet Underground、台風クラブ、not wonk、ゆらゆら帝国、pastels、はたまた高橋源一郎に山本直樹、僕らの家の近くにあった古本屋のこと。いろんな話をアーケード街そばの喫茶店でした。それは今帰省しても変わらないこと。
5年前の春に僕は上京し、彼は近いタイミングで音楽活動を始めた。デモテープを作ったんです、と聞いたので、レターパックで送ってもらった。もっさりした音像の中に人懐っこく、だが刺す気持ちではあるという棘、芽が萌えるのを感じた。現金より価値のあるものをレターパックで送っていいのかとさえ思った。
ずっと僕には持たざる者であるという自覚があったから、大学に入ってもバンドをやるつもりはなく、せっかく首都圏に出たんだから、ライブとか、ちょこちょこ観に行けたらいいなぁというくらいだった。だが、なんの縁か初めてできた知り合いが軽音学部に入りたいということで、新歓について行き、そこで出会った先輩がTheピーズとbloodthirsty butchersが好きという話になり、そしてなんとなく入ってしまった。そして、なんとなくバンドを組み、なんとなく大学を辞めた。
そうしているうちに札幌の彼にはパワフルな仲間たちが揃った。肉体を得た強靭な精神は鋒を鋭く開花させる。EPをリリースするたびに各方面で話題となり、アルバムをリリースした頃には彼の知り合いではない、東京の友達もみんなチェックするようになっていた。札幌にヤバいバンドがいると。そんな話になるたびに、変な先輩風を吹かせないよう(俺が育てたんだぜ的な、ダサいやつ)、彼の昔の話をした。でも、今思えば古参アピでしかない。そしてその根には嫉みがあった。
先月のはじめ。渋谷クラブクワトロ。何度目かの彼の東京でのライブ。対バン相手、企画者は、ドレスコーズ。ツーマンライブ。観に行った。
あの日の面影を残した彼には、あどけなさなんてものはもうなく、ただ、太かった。硬かった。ざらついた音が痛みを感じさせないまま胸に飛び込む。僕は泣いていた。
何日か経ち、友人と飲んだ。彼もまた素晴らしい音楽を作っている人だ。この友人は名古屋でたまたま札幌の彼のバンドと対バンしており、気づけば共通の友人となっていた。不思議な話。
ドレスコーズとのライブが良かった、まいったよ、という話をしているうちに、友人が問いかけてきた。「君はそんなに音楽が好きなのに、どうして自分ではやらないの」と。
やってはいた。が、自分が舵を切っているものではないし、ぬるま湯のような活動であった。そのほか多数の言い訳をした。些細なもの。
それらを聞いて友人は一言だけ言った。「ダサいね」。
何も言えなかった。
何日か経ち、また別の友達のツイートを見かけた。「あいつとバンドをやってみたい」と、僕を名指して呟いていた。ちなみにさっき出てきた友人の元バンドメンバーで、大学の軽音学部の先輩(とは言っても同い年)の地元の友人だ。世界は狭い。
普段なら「お!おもしろそう笑笑」くらいのリプライで済ませていたんじゃないかな。だけど違った。LINEを開き、彼のアカウントを探し出す。会話はしばらく止まっていたみたいだ。そして文字を打ち込み、放つ。
「やろうぜ」
敗者のツラでヘラヘラ笑って人生濁しっぱなしで終るのか?もうそれはがまんできない。そして、友人たちにとって僕はまだ、発破をかける価値のある人間、一緒にやっていってもいいと思える人間らしい。ならやるしかないのだ。
今から僕が知ってる中で東京一カッコいいドラマーを誘おうと思う。止まってはいけない。遅すぎる旅立ちでも天国へのパスポートはねだり続けてやる。
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