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#店内飲酒厳禁
jako-jako · 1 year
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「彼が会いに来ない理由」 
「彼が会いに来ない理由」
Why he doesn't come to see me.
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ーChapter1
時刻は午前7時。
暗い部屋の中。一際青い光を放つPC画面の前、無精髭を生やした男が疲労感を露わに椅子にもたれかかっている。ホブ・ガドリングは窓の隙間から差し込んでくる冬の朝日に目を細めていた。重い体を引きずりキッチンに向かったホブは棚からマグカップを取り出しコーヒーを淹れるための湯を沸かす。大学で使用する資料の作成や担当する生徒たちの課題の採点、その他雑務を全て終わらせた彼は霞んだ目を擦りながらポットの湯をマグカップに注いだ。
(結局こんな時間になるまで作業してしまうとはな…)
苦味の強いコーヒーを胃に流し込みながらホブは心の中で呆れたようにそう呟く。今は、ゆっくり眠る気になれなかった。というよりベッドに横になり眠るまでの、あの時間が訪れるのが嫌だったのだ。ここ最近、その時間になるといつも同じことばかり考えて心が沈んでしまう。ホブを悩ませている原因は、彼のとある“友人”だった。
彼とは知り合ってから600年以上が経つ。不死身になってから数え切れないほどの人と出会い別れてきた、そして自分が存在し続ける限りこれからも同じことを繰り返すのだろう。だが彼だけは、100年という月日が経つたびいつも変わらぬ様子で目の前に現れてくれた。最初は、その存在の奇妙さに戸惑いを隠せなかったが、そんな彼がいつしか自分にとって安心できる居場所となっていた。彼だけはこのホブ・ガドリングという人間を知ってくれているのだと、この自由で孤独な不死身の男がありのままで過ごせる相手なのだと、そんなことを心のどこかで感じていたのだ。だが、そんな彼との交流は1889年を最後に一度パタリと途切れてしまっていた。原因は実のところ自分にはとんと関係のない事柄だったことがつい最近判明した。しかしここ1世紀ほど自分のせいだと思っていた。それはひょんな一言、側から見れば喧嘩に発展するとは思えない一言だ。だが彼の性格を考えればそれは怒らせるのに十分なものだったと会えないショックを抱えたホブはずっと反省していた。そんな思いを抱えながら、いつ現れるのかわからない、もしかするともう現れないかもしれない彼を来る日も来る日も待ち続けていたのだ。
そして数ヶ月前、まだ夏の暑さが身に張り付く8月の頃。微かな希望を胸に日々を過ごしていたホブの前に彼はついに現れてくれた。やはり変わらぬ様子で、しかし以前よりどこか温かみのある表情と、そして彼の口から出る“友人”という言葉がホブの心を温かく包み込んでくれた。自分がどれほど幸せな気分だったか、この先忘れることはないだろう。
ビールを1杯注文して乾杯をしたあと、彼は落ち着いた声で600年来の友人に向けて初めての自己紹介をした。
彼の名前はモルフェウス。エンドレスのドリームという存在で、夢の王国「ドリーミング」の支配者。そこは眠りの先にあるもう1つの世界で、人間の心の奥底が具現化された夢の世界だそう。彼はドリーミングの王として、人々の夢やそれに関連する全てのものに関して支配力を持っている。目覚めると忘れてしまうが自分達人間は夢の中で彼に会っている者もおり、彼が初対面のホブの名を知っていたのはそういうことだった。そして100年ほど前に起きていた嗜眠性脳炎の騒動、あれは人間が彼を捕縛・監禁したことで彼が王としての責務を果たせなかった結果引き起こされていた。彼がホブとの約束に来られなかったのもこれが原因だったのだ。目の前の友人が概念の擬人化だという事実にはかなり驚いた。しかしそれ以上に、その友人が100年以上もの間、自由と尊厳を奪われ孤独な日々を送っていたというショックにホブはしばらくの間言葉が出なかった。
淡々と自分の素性について話した後、黙り込んでしまったホブを前にモルフェウスは不思議そうにその様子を伺っていた。それに気づいたホブは何か言わなくては、と回らぬ頭を必死に動かした。彼にかけたい言葉はたくさんあれど、今何を伝えたいか…わずか数秒の間、脳内でぴったりな言葉を探し回った結果ホブの口から出たのは
「…ハグしていいか?」
お前は本当に600年以上生きてきたのか?時々そう自分を疑いたくなる。これだけ生きているのだからもっとマシな言葉の引き出しがなかったのか、と呆れるが時すでに遅し。口から出てしまった言葉はもうどうしようもない。前にも同じような失敗をして痛い目にあったのにまたもや俺は…と嘆きたくなる気持ちを今は抑え、恐る恐る向かい側に視線を向けるとそこには意外な光景があった。困惑の表情を浮かべたモルフェウスが、少し戸惑いながらもこう言ったのだ。
「あぁ…別に、構わないが」
無言でスルーされるか、奇怪な視線を向けられると思っていたから、受け入れられたのは驚きだった。
少し安堵の表情を浮かべたホブは、ゆっくりと席を立って向かいに座るモルフェウスの側に向かった。
「待て、今ここでするのか?」
「えっ、あっ…ダメか?」
まだ俺の頭は回っていないらしい。ハグしていいと言われたからと言って、この内気で物静かな、目立つことが好きだとは到底思えない彼が昼間の酒場でハグなどハードルの高い話だろう。彼にそんなフランクさがないことはこれまでの経験からも明らかだった。ハグを受け入れられたことに心が弾んでつい思考より行動が先をいってしまった。
「そ、そうだよな。すまなかった、君にハグしていいって言われると思ってなかったから嬉しくてつい。じゃあまた別の機会にでも…」
「別にダメとは言ってない。少しその、確認しただけだ…」
「えっ?」
そそくさと席に戻ろうとしていたホブは驚いて振り返った。そう言ってそっぽを向く彼はいつもと同じ静かで冷たい雰囲気を纏っているが、その耳が少し赤みを帯びていることをホブは見逃さなかった。
「そんなところで突っ立っていては目立つぞ」
至って冷静なモルフェウスの声にハッとする。以前と変わらぬ、ミステリアスで孤高な雰囲気を纏う彼。だが、どこか…少し丸くなって戻ってきた彼にホブはすっかりペースを乱されていた。
「そう、だな。じゃあ…」
ホブは改めてモルフェウスと向かい合い、席に座る彼に合わせて少し身を屈めた後そっと腕を回した。雪のように白い肌から温かみを感じる。
捕らえられていた間、彼はどれほど苦しい思いをしたのだろうか。100年以上もの間監禁される苦痛は想像を絶するものだろう。自身も魔女と疑われ捕らえられた経験のあるホブにとってはなおさらそう感じられた。自由と尊厳を失い、自分の居場所にも戻れず、大切な存在を奪われ、悲しみと憎しみを抱えた続けた彼を思うだけで胸が張り裂けそうだった。無意識に抱きしめる力が強くなる。
「本当に、戻ってきてくれてよかった」
ふと口から出た言葉。きっとこれが自分が本当に伝えたい言葉なのだろう。
「本当に無事でよかった」
「身体は、大丈夫か?」
「今は、辛い思いをしてないか?」
「自分の国にはその後戻れた?」
「ちゃんと眠れてる?」
「ご飯も食べてるか?」
彼を抱きしめて、温もりを感じて、ホブの中からゆっくりと言葉が溢れ出てきた。
そんなホブの様子に、最初は緊張していたモルフェウスの表情も緩んでいた。1つ1つの問いかけにただ「あぁ」と頷く。どこか安心した表情で、柔らかな声色で。ただ最後の問いかけに関しては例外だが。
「食べれてないのかッ?」
突然身を起こし心配した顔でそう言うホブにモルフェウスはくすくすと笑った。
「私は人間のように食事をせずとも大丈夫だ。それに元々、そんな食事を好むタイプではないしな。全く食べない訳ではないが。」
「まぁ確かに、君と会い始めて以来1度たりとも食事をしているのを見た試しはないが…。でも、今日ぐらい好きなもんを好きなだけ食べよう、俺が全部奢る!あれだ、17世紀に君に奢ってもらっただろう、そのお返しに!」
「だがそう言われてもな、好きなものか…。ホブの好きなメニューは何だ?」
「えっ、俺の好きなメニューか?あるけど、自分のじゃなくていいのか…?」
「私は特に好きな食べ物というものが思いつかないし、それにこの店のメニューもよく知らない。君はここでずっと私のことを待ってくれていた、ならどんなメニューがあるか詳しいんじゃないのか?」
「そうだな、メニュー表を見なくてもなにがあるか分かるぞ。なんたってかなりの常連だからな。」
「なら決まりだ、君のおすすめのメニューを頼もう。久しぶりの食事だ、せっかくだし君の好きなものを私も食べてみたい。」
笑顔を浮かべながら話すモルフェウスにほっとしたホブは、席に戻るなりメニュー表を開いて「この店はこれが美味い」「この料理はこの酒と合う」「あれは昔に比べて少し味が変わった」と楽しげに話し続けた。ときどき、穏やかな顔でこちらを見つめるモルフェウスにドキッとしながら。
―――
午後7時、窓の外には夕焼け空が広がっている。テーブルの上は綺麗に平らげられた料理の皿と空になった何杯かのグラスで埋まっていた。100年以上の空白を埋めるように2人はいろんなことを語り合った。今までと変わらずホブが喋っていることが多いが、モルフェウスが自分のことについて教えてくれるようになり自ずと彼からも多くの話が聞けたことは嬉しい変化だった。
でもまだまだ話し足りない、もっと一緒に酒を飲みながら他愛もない話を続けていたい。彼との楽しい時間はあっという間で、ホブはこの時間に終わりが来ることを考えたくなかった。今日が終わればまた100年後。その100年はなんだか今までよりも長く、途方もない時間に思えた。
「そろそろ出よう。」
モルフェウスの一言で我に帰ったホブは少し重たくなった心を隠すように明るく返事をし、会計を済ませて店を出た。
夕焼け空は一層色を濃くし、遠くの方には星がちらちらと見え隠れしている。ホブは名残惜しさを隠すように笑顔を作り、隣を歩く彼に話しかけた。
「今日はありがとう、君が会いに来てくれて本当に嬉しかった。もしかしたらもう会えないかもなんて少し思ってたから。」
「私こそ…本当に感謝している。君が私を待ってくれていたからこそ、こうして会うことができたのだから。」
「これで酒を飲み続ける日々もおしまいだ。まぁそれはそれで寂しいけど。」
「あれだけ飲んだのにまだ飲み足りないというのか、ホブ・ガドリング。」
そう微笑んでこちらを向くモルフェウスに、なんだかとても寂しい気持ちになった。たらふく飲んだ酒も全部抜けてシラフに戻りそうだ。あぁ、まだ飲み足りないよ。本当は酒を片手にもっと君の話を聞いていたい。そんなことを考えながら「そうかもな」と軽く返事をするホブは、隣にいたはずの友人が後ろで立ち止まっていることに気づいた。
「どうした?モルフェウス」
彼は黙って歩道の片隅に視線を落としている。酒で少し赤くなった顔が沈みかけの夕日に照らされる。握り拳を撫でるようにモゾモゾと親指を動かし、何か言いたげな様子だった。ホブが歩み寄ろうとした時、彼はこちらを向いてゆっくりと口を開いた。
「また、会えないか?その…100年後ではなくもっと近い日に」
一瞬2人の間に時間が止まったかのようにも思える静寂が訪れた。ホブは踏み出した片足をそのまま、大きな目をぱちくりさせて今起きたことに驚きを隠せない様子だった。彼からの突然の提案、これはつまりホブが彼にもっと会いたいと思うように、彼もホブに対してそう思ってくれているというなによりの証拠だった。今日の彼には驚かされてばかりである。だが、こんな嬉しい驚きならいくらでも大歓迎だった。
居た堪れなくなったモルフェウスが目を逸らす前にホブは彼の側まで駆け寄って、彼の手を優しく掴んだ。
「あぁ、会��う!俺ももっと君に会いたい、まだまだ話したいことや一緒に飲みたい酒がたくさんあるんだ。次はいつにしようか…!」
ホブは満面の笑みでそう答えた。さっきまで沈み込んでいた心は、いつしかふわふわと宙を舞っているように軽く感じた。
「そうか…」
夕日に照らされたホブの笑顔を見てモルフェウスはほっとしたように呟く。
「私はいつでも大丈夫だ、君が来れる時でいい。」
「んん〜ならどうしようか…平日の夜は空いてるけど、大学の仕事が長引いたりする日もあるからなぁ。やっぱり休日の方がゆっくり会えるかな。」
「ではそうしよう。」
「どのぐらい先にしようか、そこ大事だよな…」
「さっき酒場で今月一杯は仕事が忙しいと話していただろう。それならば来月はどうだ?」
「んん、そうだな…!そうしよう!じゃあ来月初めの日曜日に。」
「わかった。では、またその日に。」
そう言うと彼の真っ黒のコートが風になびき、本来の形が崩れて周囲に散っていく。彼にどんな能力があるのか詳しくは知らないが、きっと“ドリーミング”に帰ろうとしているのだろう。別れの寂しさは、ひと月後の約束の喜びにかき消されていた。
「今日は楽しかった、おやすみモルフェウス。」
砂のように舞う黒に彼がかき消される前、ホブは柔らかな声でそう呟いた。その声が彼に届いていたのかはっきりとは分からない。だが、消える直前に見えた少し照れくさそうな顔はきっと見間違えではないだろう。
「100年に1度が、ひと月に1度か…」
―あとがき
「彼が会いに来ない理由」Chapter1を読んで下さりありがとうございました!
Chapter1〜5で構成されているこのお話、今回は2人が1月後に会う約束をしたところまでになっています。ドラマ第6話ではTHE NEW INNで出会った場面で2人の話は一旦終了しましたが、その後を妄想して自由に書いてみました。今までは100年ごとの飲み会でしたが、本編でもこれを機にもっとたくさん会って欲しいですね。
初の文章での二次創作、初めてのことで色々と試行錯誤しながらのチャレンジでした。もし楽しんでいただけていたら、とても嬉しいです☺️🙏
さて、次回はどんな飲み会になるのでしょう、そしてその後2人にはどのような展開が待っているのでしょうか。お楽しみ!
Chapter2はこちら↓
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myonbl · 2 years
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2022年10月15日(土)
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5月から取り組んでいる<徐々に減量プロジェクト>、ここ数日はちょっと困った事態になっている。私の場合、<平日日本酒禁止>が基本戦略なのだが、気温が下がり美味しいものが手回ると、今週は戦略遂行に乱れが生じてしまったのだ。折角たどり着いた目標値(72kg)から、大きく上昇線を描いてしまった。何とかせねばとは思うのだが、明日は三陸からサンマが届く予定、辛いなぁ・・・。
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6時起床。
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いつもの朝食を美味しくいただく。
回覧板(ソフトボール大会の案内)を組内に回す。
ツレアイは3連休だが月曜朝まで緊急電話当番、買物と片付けのリストを作っている。
ランチ用に、麺つゆを作る。
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セントラルスクエア花屋町店で買物、コンニャクとつくねは弁当用。
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ランチ、息子たちには出石蕎麦、私たちは冷蔵庫のカレーを片付ける。
2男はバザールカフェへボランティアに行く。
ツレアイは買物と衣類整理。
私は資料整理、研究室に運ぶものをカバンに詰めて車に積み込む。
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早めの夕飯準備、手羽の唐揚げ/焼きシシャモ/キャベツとソーセージの酸っぱい蒸し/ナスの煮浸し/サツマイモのレンチン/トマトとレタス。
録画番組視聴、刑事コロンボ。
(56)「殺人講義」
何度見ても新しい!ミステリードラマの金字塔。コロンボ先生、教壇に立つ!大学で犯罪学の講義を行うコロンボ。その最中に学生による殺人事件が発生!
 大学生のジャスティンとクーパーは、犯罪学のテスト問題を盗んだことを担当教授に気づかれ、厳しい処分を言い渡される。親に知られたら勘当されかねない2人は、遠隔操作による教授の殺害を計画、コロンボの特別講義を受けている最中に実行した。駐車場で教授が射殺される瞬間を映した監視カメラの映像には、当然2人の姿はない。その後も彼らはコロンボに協力するフリをして捜査をかく乱する。
片付け、入浴。昨晩より500g増、一日中よく飲み食いしたからなぁ。
ともかく、今夜も早めの就寝。
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今日は動かない日だったので仕方なし、水分は1,800ml。
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g-shelter · 2 years
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第一回『コンカフェ☆ンベンション』
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全国を席巻するコンカフェブームは、沖縄でも大きなムーブメントに!!!
開店ラッシュの昨今、県内コンカフェキャストさん大集合でみんなで楽しむイベント開催です!!!!!
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第1回『コンカフェ☆ベンション』
日時:2022年8月21日(日) 時間:14:00開場/20:00終演 場所:COZY Club&Bar (那覇ドン・キホーテ国際通り店・7階屋上最上階)
沖縄県那覇市松尾2丁目8−19 MAP→https://goo.gl/maps/4g2SPjNE1gCYHuVB6
◆料金と予約
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20才以上男性:3000円2ドリンク付き 20才以上女性:2000円1ドリンク付き 20才未満男女:1500円1ドリンク付き 料金は当日会場にてお受け取りいたします。
※会場内ではリストバンドをつけて頂きます。 20歳以上/未満で、色違いになっています。 当日は近隣のコンカフェさんなどでお得なサービスを受けられますので、お店に行かれる方はリストバンドを外されないようお気をつけ下さい。
◆前売り予約フォーム
https://t.co/1ujjHJXQVE (8/20 24時まで受付)
◆無料ライブ配信も開催!
当日のステージの様子を、G-shelterのTwitchチャンネルからオンエアします
チャンネルのリンクはこちら!!!!! https://twitch.tv/gshelter9630
◆出演者とタイムテーブル
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◆ハーブなハブ酒『Double H』の協賛をいただきました。 https://www.double-h.okinawa/home 当日は16時ごろから、売り子『ハブガール』がDouble Hのショットを店内販売します。(20際未満飲酒は厳しく対応します)
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◆店内マップ
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◆アナログゲームコーナー
ガジュマル広場にて・アナログゲームが楽しめるコーナーをご用意。
協力:サイコロ堂(那覇)、ねじまわし(浦添市)
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◆お客さまにお願い事
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※受付では顔写真付きの身分証をご提示お願いしています。 20歳以上で年齢の確認できない方は、酒類の提供ができませんのでご了承下さい。 ※撮影マナーは必ずお守り下さい。 ステージ中、ステージ外問わず、撮影NGのキャストさん、出演者がいらっしゃいますので、無断での撮影・SNS公開は絶対におやめ下さい。 ※感染症対策にご協力下さい。 ・37.5度以上の方、感染症の症状のあるご気分の優れない方のご来場はご遠慮下さい。 ・館内マスク着用をお願いします。 ・LINEアプリ『RICCA』の登録。 ・ドリンクの回し飲みなどの行為の禁止。
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shintani24 · 20 days
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2024年4月6日
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時速6キロ以上で歩道は走れない 時速20㎞以上は原付バイクと同じで免許が必要 利用者急増の電動キックボード あなたはルールを知っていますか?(RCCニュース)2024年4月6日
利用者が急増している電動キックボード。街で見かける機会も増えてきましたが、交通違反や事故も増えてきています。あらためて交通ルールなどを調べました。
広島市の中心部でも見かける機会も増えてきた電動キックボード。シェアリングサービス「LUUP」が広島市で事業を開始して8ヶ月。貸し出し・返却する場所はおよそ120箇所にも上ります。
利用者の男性 「バランスがちょっとだけ取りにくいけど、あと車道を走らないといけないというルールがあると思うので、そのあたりは自転車のほうがいいけど、新感覚で楽しめるかなと思っています」
利用者の女性 「最初はちょっと怖かったんですけど、そんな車くらいの速いスピードは出ない乗り物なので、慣れたら操作もしやすかったです」
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「LUUP」の利用に必要なアプリのダウンロード数は100万を超えています。記者も初めて体験してみました。
隈元大樹 記者 「加速が結構スムーズですね。地面に段差があるとなかなか怖いですが、バランスも保てる感じで進んでいきます。操作も簡単で、ちょっとした移動にはすごく便利だと思いました」
初心者でも簡単に楽しめる電動キックボード。一部の機種では運転免許が必要ですが、「LUUP」などは16歳以上であれば、免許を持たなくても乗ることができます。その手軽さから、仕事や観光など幅広く利用されています。
しかし、利用者の急増に伴い、事故や交通違反も全国的に増えてきています。去年12月、長野県では電動キックボードに乗った女性が、信号を無視して交差点に進入。バスにはねられて死亡する事故が起こりました。
今年2月には、愛知県で電動キックボードに乗った男性が、歩行者をはねたうえ逃走する事故も起こり、歩行者の男性は大けがをしました。広島市中心部の本通り商店街でも、スマホを操作しながら電動キックボードを運転する人の姿も見られました。
県警は対策室を発足 交通ルールを周知し取り締まり活動を強化
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広島県警 大木晋 交通部長 「”自転車小型モビリティ対策室”を発足させました。新たな小型モビリティに対する対策というのが、喫緊の課題となっているというところでございます」
広島県警では、利用者が増えてきている電動キックボードなどに対応するため、「自転車小型モビリティ対策室」を新たに発足させました。
自転車小型モビリティ対策室 宮庄律和 室長 「正しく乗っていただくために、交通ルールの周知と、街頭での指導取締り活動を強化していくと言う目的で設置したものでございます」
広島県内では、去年7月1日から先月末までで、電動キックボードの交通違反は6件。そのうち1件は、禁止されている2人乗りで走行したものです。残りの5件は、車道を走る必要があるのに歩道を走行した、通行区分違反です。
「LUUP」などの電動キックボードは、最高速度が6kmに制限されるモードと、それ以上の速度が出せる2つのモードに切り替えが出来ます。6km以上にスピードが出る状態で歩道を走ると、通行区分違反になります。
宮庄 室長 「まずは交通ルールをしっかりと、まだ理解されていない県民の方も沢山おられると思いますので、広報啓発をしていきたいと思っております。」
少し遠い場所へも楽に移動ができる電動キックボード。利用者ひとりひとりが、ルールを守って安全に使用することが求められます。
電動キックボードのルールをおさらい
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■年齢について 16歳未満の人はいかなる種類の電動キックボードも乗ることが出来ません。損保ジャパンが全国のおよそ1000人に実施した調査では、約半数の人が、16歳未満は運転できないことを知らなかったそうです。
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■免許の有無 「LUUP」などは、免許が無くても乗ることが出来ますが、実は、市販されている電動キックボードの中には運転免許が必要なものも存在しています。
最高速度が20km以下であることや、車体の長さが190cm以下かつ、幅が60cm以下など、決められた要件を満たさない電動キックボードは、原付バイクと同様に運転免許が必要となります。
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■歩道か車道か どこを走るべきかですが、原則としては車道です。ただし時速6キロ以下のスピードリミッターがついている車両では、リミッターを作動させることで歩道での走行が可能になります。このリミッターですが、緑色に光るランプ(最高速度表示灯)が点滅していれば、作動していると判断することができます。
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■飲酒運転 当然ですが、飲酒運転は絶対にいけません。自動車と同様、電動キックボードや自転車も道路交通法違反で摘発の対象となります。
「LUUP」でも電動キックボードの交通ルールの周知に向けて、利用者へ講習会を実施するなどしているということです。
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自宅が爆撃され、家族を失った少女。もうひとり生き残った親族の男性と並んで座り込み、言葉を失っていた=2024年3月26日、パレスチナ自治区ガザ南部ラファ、ムハンマド・マンスール撮影
吹き飛ばされた子どもたちはハマスなのか 絶望の街ガザからの報告(朝日新聞 テーマ特集:イスラエル・パレスチナ問題)2024年4月6日
イスラム組織ハマスの奇襲に端を発したイスラエル軍のパレスチナ自治区ガザへの報復攻撃が始まり、7日で半年となる。ガザでは3万3千人以上が犠牲になってもなお戦闘に終わりが見えない。避難民ら150万人が身を寄せる最南部ラファの状況を、ムハンマド・マンスール朝日新聞通信員(28)が報告する。
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【動画】���ザ南部の避難民キャンプ 軍事衝突から半年=ムハンマド・マンスール撮影
人々の心まで変えられてしまった
イスラエル軍の攻撃が始まってからのこの半年で、ガザは大きく変わった。あまりにも多くの罪のない人々が殺された。街は、空爆や砲撃で跡形もないほど破壊し尽くされた。そして生き残った人々の心まで、変えられてしまったと感じる。
「イスラエル軍は、早く殺しに来てくれないだろうか」「長い時間をかけて、恐怖を与えられ、死んでいくことにもう耐えられない」
1週間ほど前からだろうか。ガザ全域からの避難民が身を寄せる最南部ラファでは最近、そんな声が目立ち始めた。これまでになかったことだ。
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イスラエル軍の攻撃から避難した人たちが殺到し、約150万人が集まるパレスチナ自治区ガザ南部ラファの市街地=2024年3月27日、ムハンマド・マンスール撮影
2週間ほど前、ラファの東の方で爆撃音がして、私は現場に向かった。飛び散ったミサイルの破片、がれきにこびりついた大量の血痕……。もう、嫌と言うほど見てきた光景があった。巻き込まれた小さな女の子が病院に運ばれた。追いかけていくと、まもなくその子が亡くなったと聞かされた。
「自分の家が爆撃され、自分の子どもが爆撃されると思わなかった」。父親のムハンマド・アルアサムナさん(35)は、何度も繰り返した。
もちろん、ガザで安全な場所など、とうの昔からない。アルアサムナさんもそれは分かっているはずだ。だが、爆撃されるとは思わなかったのだ。
アルアサムナさんは、ラファで人気の飲食店を経営していた。死亡したイリーンさん(6)は、心優しく、勉強が得意で、誰からも愛される女の子だった。爆撃される理由はどこにもなかった。まさか、とはそういうことだ。
アルアサムナさんは言う。
「これまで不安と緊張、疲労の中で生きてきた。飢えに苦しみ、たくさんの死を目の当たりにし、今日、わが子を失った。これ以上、イスラエルは何を望むんだ?」
これのどこが「自衛」なのだろう
1週間ほど前の夜には、ラファ北部の民家が爆撃され、一家10人と、その家に身を寄せていた避難民らが殺された。近くの電線には、爆風で吹き飛ばされた子どもたちの遺体がぶらさがっていた。
8歳ほどに見える女の子が、爆撃を免れた父親と並んで座っていた。話を聞こうとしても、二人の口から言葉は何も出てこなかった。父親が大粒の涙を流しながら、破壊された家を力なく指さす。
言葉はなくても、気持ちは分かる。吹き飛ばされた子どもたちは「ハマス」なのか。その父親の年老いた両親は、イスラエルの人々に何かしたのか。米国はイスラエルには自衛権があると言うが、これのどこが「自衛」なのだろうか。
女の子が無言でかがみ込んでいると、その頭の上に父親が、なだめるように手を置いた。女の子は父親を見上げた。その目は涙でいっぱいだったが、「パパ、泣かないで」と語りかけているように見えた。
この半年間で希望は失われた
罪のない子どもが爆撃で殺されるのも、思い出の詰まった家が突然破壊されるのも、ガザではこの戦争前から「日常」だった。
だから、人々は明るかった。絶望していては生きていけないから、時に憤り、泣き叫び、それでも「また頑張ろう」「何とか生きていこう」と声を掛け合ってきた。
だが、今回は規模がちがう。この半年間で、人々は希望を持って生きていけなくなった。
私も、その一人だ。
侵攻が始まる2カ月前に結婚したばかりだった。経済状況は厳しかったが、何とか幸せな暮らしを築いていきたいと思っていた。
しかし、新しい家も、買いそろえた家具も、爆撃で粉々にされた。祖母は、粉じんを長期間吸い込んだことで肺を病み、避難生活の中で命を落とした。5日には、移り住んでいた家の近くが爆撃され、私たちはテントに避難した。
あまりにも早い速度で友人や親戚が命を落とし、悲しむことさえ難しくなった。
食料や水、燃料など、命をつなぐものすべてが足りず、それらを探し求めて歩き回り、長い行列に並ぶことが一日のほとんどを占めている。
時間の感覚がまひしていき、記者の仕事をしていなければ、もう6カ月経つのだということは分からなかったと思う。
この残酷な戦争が終わってほしい――。自分を捨てず、希望を捨てず、そう祈り続けることは、もう難しい。(ガザ南部ラファ=ムハンマド・マンスール、構成・高久潤)
コメントプラス
高久潤(朝日新聞エルサレム支局長=文化、消費)【視点】 エルサレムを拠点に、イスラエルとパレスチナを取材しています。
ガザについては、外部からガザの中に記者は入ることができないため、この記事を一緒に書いたマンスール通信員ら現地の記者たちが担っています。私たちは携帯電話がつながる限り、必ず毎日その日起きたこと、ガザの市民の間でどんなことが話題になっているのか、そして記者よりも先にガザの市民である彼らが今何を考えているのかについて「おしゃべり」をしています。そこから取材を広げていくのです。
戦闘が始まって、まだほどないとき。「こんなことは経験したことがない」「こんなことは見たことない」「こんなこと聞いたことないという表現について、よく話題になりました。
ガザへの空爆の規模、回数、そして死者数・・・・・・。あらゆる意味で、今回の戦闘でのガザの惨状は「未曽有」というしか言いようがありません。私もこれまで書いてきた記事でそうした地元の人の声をたくさん書いてきました。実際にみな口をそろえて言うからです。
ただ、いくらなんでも「こんなこと起きたことがない」が続きすぎじゃないか? 私はガザに比べればよっぽど安全なエルサレムにいることもあり、口がさけても私からいうことはありませんが、ふとマンスール通信員がそんなことを漏らしました。
「私の表現はおおげさだろうか」と。
もちろんそんなことはありません。確かに日々数十人から百人近くがイスラエル軍の攻撃で死んでいくので、報じていると悪い意味で「慣れてしまっている」と思うこともあります。ただ、やはり現地の様子を伝える映像や写真、そしてマンスール通信員の話を聞いていると、それが「大げさ」とは思わない。だから「そんなことないよ」と伝えます。
ですが、戦闘が始まって3カ月たったころ。彼が「やはりおおげさなんだろうか」と言ってきました。だからそんなことないけど、なぜそんなことを聞くのかと尋ねたらこう言われました。
「いや、こんなにひどいことがおきているのに、どうしてイスラエルの攻撃をとまらないのか。いや国際社会はとめようとしないのだろう。私たちの表現や声のあげかたがおかしいのだろうか」
私は絶句してしまいました。もちろんそんなことはありません。止まらない、止められない理由の責任を最も感じる必要がない人たちにそのように感じさせてしまう私も含めた国際社会、そしてイスラエルとは何なのか。
本日の朝刊2面に引用しましたが、イスラエルのユダヤ人たちは、ガザでの戦闘の継続を決めるファクターとして、ガザの市民の苦しみをまったく考える必要はない、またはそんなに考える必要がない、と答える人が8割にのぼります。どうしてイスラエルのユダヤ人たちがこのように考えるのか。これについては、本日から始まる連載「イスラエル軍の実像」で書いていく予定です。
ただ、理由がなんであれ、半年以上もこのような戦闘が続いてしまっていることをまったく恥じる必要がないのは、ガザの人たちだけだと私は思います。
程度の違いはもちろん人や国や立場で違うと思いますが、少なからずは恥じないといけない私を含めた人たちはまずはガザで何が起き、どうしてこんなことになっているかを知らなければならない。残念ながらこの戦闘の行く末は見通せません。どうして見通せないのか。どうしてそんなことになってしまっているのか。そういうことがわかるような記事をしつこく、書いていきます。
マンスール通信員は日本に来たことがありませんが、日本がとても好きです。いつも「いつか自分たちも日本のようになれるだろうか」と言います(この地域では日本は戦後復興をへて先進国になった『すごい国』と言われることが多いのです)。
でも。もはやこの言葉を私は素直に受け取ることはできません。やはりこの言葉にふさわしくない恥ずかしい存在だと日本や自分のことを感じてしまうのです。半年たって、そう強く感じています。
「FREE GAZA」ガザ侵攻から半年 市民グループが原爆ドーム前で抗議のアートイベント(RCCニュース 4月8日)2024年4月6日に追記
イスラエルによるガザ侵攻について、市民グループが7日、原爆ドーム前(広島市)で抗議するアートイベントを行いました。
「私たちは、パレスチナの人々が解放を求め続けるために、この大量虐殺を終わらせるために行動しています」
抗議活動を行ったのは、「広島パレスチナともしび連帯共同体」です。このグループは、パレスチナ自治区ガザでイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が始まって間もない去年10月から毎日、原爆ドーム前で停戦を訴えています。
「FREE」「GAZA」と書かれた2枚の横断幕に呼びかけに応じて、集まった市民や観光客などがメッセージを書き込みました
広島市立大学 田浪 亜央江 准教授 「今、どんなことが起こっているのかを考え、自分の体で表現するアクションに参加してほしい」
今後もSNSなどを通じて世界へメッセージを発信したいとしています。
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蛇口に尻こすりつけ使用不可に=「性欲のため」男逮捕―警視庁 (時事通信)
公園の水道に尻をこすりつけ、使用できない状態にしたとして、警視庁が器物損壊容疑で自営業の男(56)=東京都杉並区=を逮捕していたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。
「性欲を満足させるためにやった」と容疑を認めているという。
捜査関係者によると、男は1日午前2時20分ごろ、世田谷区粕谷の都立芦花公園で、水道の蛇口に肛門をこすりつけた疑いが持たれている。
公園側は、衛生上の観点から蛇口の使用を禁止した。後日交換する予定という。
同日午前3時ごろ、同区南烏山の路上で、下半身を出して自転車に乗っている男を警察官が発見。男の携帯電話から公園で全裸で自身を撮影した写真が見つかったため、公然わいせつ容疑で逮捕した。その後、蛇口に肛門をこすりつけている写真も見つかり、4日に器物損害容疑で再逮捕した。
男は持ち歩いていた双眼鏡で付近に人がいないことを確認した上で撮影していたという。
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ゆうちょ銀行 通常貯金の金利20倍に引き上げ 利率改定は17年ぶり(FNNプライムオンライン)
ゆうちょ銀行は、8日から通常貯金の金利をこれまでの年0.001%から、20倍の0.02%に引き上げると発表した。
日銀のマイナス金利政策解除決定を受けたもので、通常貯金の利率改定は17年ぶり。
1月に引き上げたばかりの定期貯金の金利もさらに引き上げ、預入期間5年の場合で、年0.07%から年0.2%にする。
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jpybet · 2 months
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JPYBET がスロットマシン ゲーム (パチンコ) の詳細なハウツー ガイドをリリース
パチンコハンドブックとオンラインスロットマシンゲームのガイドライン
日本はゲームに関して非常に厳しい法律や制限があることで有名です。したがって、他のカジノ Web サイトでは見つけることができないスロット マシンの戦略ガイドを公開します。逆に、パチンコ そしてスロットマシン。それらに代わって、日本人の間で人気の賭けゲームとして成長しました。スロットマシンは長年にわたってパチンコゲームに追加されてきました。現在では「パチスロ」と呼ばれることが多いです。これらのガジェットは、日本のゲーム市場 (国内) に徐々に参入してきました。パチンコ店にはかなりの部分のマシンがあるかもしれません。これらは通常、ショッピング センターや中心部のビジネス エリアのビジネス ルート上にあります。
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1920年代には日本初のパチンコ機が誕生しました。さらに、これらのガジェットは最初は子供たちを念頭に置いて作られました。しかし、1930 年代までに竹内正村がそれを再設計し、成人専用のアクティビティにしました。複雑な釘の配置が追加されたため、作業はさらに困難になりました。第二次世界大戦後、世界初の公立パチンコ店が名古屋にオープンしました。それ以来、日本全国にその名を知られるようになりました。
パチンコとスロットマシンの遊び方
パチンコの打ち方を学ぶのはそれほど難しいことではありません。お金またはトークンをマシンに入れて、指を使って再生ボタンを押すだけです。その後、金属ボールを解放する必要があり、そのためにはレバーを回す必要があります。レバーに手を置いたままにすると、レバーはボールを常に解放します。その後は、報酬を獲得したかどうかを確認し、幸運を待つだけです。
連続する 3 桁の数字を一致させるとプレイヤーに報酬が与えられる方法は、スロット マシンの仕組みと非常によく似ています。この後、各ボールが 10 個の新しいボールになり、マシンが曲を演奏します。さらに楽曲も演奏される。ボタンを押すとボールを集めることができます。そして、水バケツに落とされます。
スロットのプレイには一定のガイドラインがあり、パチンコ パーラーで。たとえば、ピンボール マシンをゲームセンターの境界外に持ち出すことは禁止されています。また、ゲーム参加中の飲酒は禁止です。さらに、日本のパチンコやその他のスロットマシンで勝った場合、ゲーム後に支払いを受けることはありません。あるいは、ピンボールマシンなどの商品を受け取ることもできます。その後、パーラーの外にある別の施設で現金に交換することができます。これはしばしばすぐ隣にあります。
日本のオンラインスロットゲームへのアクセスのしやすさ
もっと面白いスロット ゲームをプレイしたい場合は、日本のオンライン カジノでスロットをプレイすることを検討してみてはいかがでしょうか。とは異なりパチンコ, スロットはオンラインで非常に簡単にプレイできます。多くのプレイヤーは、オンラインでパチンコをプレイするよりも、実際のパチンコ店を訪れる方が楽しい経験だと考えています。パチンコはオンラインでプレイできるという事実にもかかわらず。
スロット ゲームは、実際のマシンと同じようにリールを回転できるため、オンラインでプレイする方がユーザーフレンドリーです。また、特に日本で実際にプレイされるパチンコやスロット ゲームに適用される多くの規則や制限を避けたい場合には、これはより良い選択肢です。オンライン スロット マシンを試してみたい場合は、ベラジョン カジノにアクセスしてください。豊富な選択肢からお選びいただけます。
日本文化におけるスロットマシンとパチンコの役割を考察する
スロットマシンとパチンコは日本では非常に一般的です。この国ではカジノは違法であるため、多くの人がこれらのゲームをオンラインでプレイすることを選択します。オンライン カジノでプレイする場合でも、パチンコ店でプレイする場合でも、目的は楽しんで現金を獲得する確率を上げることです。この情報が日本のスロットマシンとパチンコについての理解を深めていただければ幸いです。オンラインカジノでのプレイに関する私たちの意見はさまざまです。ただし、提案させていただきますJPYBET, 肯定的な評価とボーナスを備えた信頼できるカジノのウェブサイトです。
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jaguarmen99 · 1 year
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686 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2022/11/05(土) 20:05:37.09 ID:03L8WPDz [2/3]OKいただいたので投下。長くなるので分割で。職場の同僚が飲食店を出禁になった話。所々フェイク、脚色あり。当方、都内勤務のリーマン。ある日の昼休み、食事を終えて同僚たちとだべっていたら、とある同僚(以下A)が外から戻ってきた。憮然とした様子で、店を出禁になったとぼやいていたので、みんなで話を聞くことに。その店はチェーンの居酒屋で、昼はお手頃価格で定食を出しており、ごはん味噌汁お替り自由の、いわゆる定番の「庶民の味方」的な店だった。うちの社員も利用している人間は多く、自分も良くお世話になっていた。Aもその一人だったんだけど、その日店を出る時、店員に「お客さん、明日からこれね」と指で×印を示されたらしい。当然、普通に食事しているだけならそんなことは起こり得ないわけで、みんなで「お前何やったんだよ?」と質問攻め。Aが言うには、「心当たりはない。しいて言うなら、ご飯を漫画盛り5杯くらいと、それに合わせて味噌汁を食ってたくらい」らしい。話を聞く限り、出禁にされる要素は見当たらなく、その時は「漫画盛り5杯は多いだろw」くらいだった。むしろ、本当にそれが理由なら、お替り自由をうたってそれはちょっとけち臭いよな~って感じで、Aに同情的な者もいた。まぁ、しばらくAはそのネタで軽くからかわれるのが定番になったくらいで、特に大きな話にはならなかった。しかし、ある時Aがそのネタでからかわれていた時、近くで話を聞いていた新人(以下B)が話に入ってきた。このB、名門大のラグビー部でレギュラーを張っていたというゴリゴリマッチョのラガーマン。縦も横もデカいデカい。そんなBが言うには、「自分も良くそこ行って5,6杯くらい食いますけど、何も言われないっすよ」とのこと。それを聞いた一同、これは何かおかしいと訝しみ始め、強面の先輩がAに「お前何か隠してることあんじゃねーか?」と詰め寄り、白状させたところ、とんでもない事実が判明。687 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2022/11/05(土) 20:06:43.75 ID:03L8WPDz [3/3]その店は、お替りを頼むとき、店員を呼んで申告して持ってきてもらうんだけど、Aはお替りが来るのが遅いと感じたら、何と店の厨房に勝手に入ってご飯をよそっていたらしい。しかも、店員に見つかって「そういう事はやめて」と注意されたにもかかわらず、何度も繰り返していたとのこと。それを聞いて皆驚愕&激怒。「話が全くちげーじゃねーかよ!」と言わんばかりにフルボッコ。Aは「休憩時間も限られているし、待たされる時間がもったいないから…」と言い訳していたが、そんなんが通るはずもなく。同情的だったやつもそれなりにいたのに、みんな一気にあきれ果て、誰も味方はいなくなっていた。その話は上司の耳にも入り、Aは上司に呼び出されて特大の雷を落とされ、その店のみならず、その店が入っているビル自体にも入るなと厳命されていた。上司曰く「恥ずかしいったらありゃしねえ!」とのこと。社章つけて店入ってたわけだし、擁護のしようもないわな。残当としかいえん。そのすぐ後に配置換えがあり、自分はAと離れることになったんだけど、最近Aが何やらやらかしてクビになったという話を聞いたので思い出しカキコ。
続・妄想的日常
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country81writer · 2 years
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アフリカで元旦 New Year's Day in September
エチオピアの暦は13か月ある
1月から12月は各月30日、残りの5日(うるう年は6日)が13月になる。 1日の時間についても、夜明けから夕暮れまでの12時間を1サイクル、夕暮れから夜明けまでの12時間を1サイクルとする12時間制だという。普通の国々と違って1日の始まりは真夜中ではなく夜明けとされている。 考えるほど頭が混乱するし、ビジネスに影響はないので気に掛けることも無いのだが、正月には困ったことになった。 ある年の夏、ナイロビからアジスアベバに入ったのが9月10日だった。 町が異様に閑散としているので聞いてみると、明日が元旦だという。真夏が元旦? 9月に正月とは考えてもいなかった。商店もレストランも休業、ホテルの食堂が辛うじて開いているという有様で不便この上ない。 それなら、祝賀気分を味わえるところは無いかと探したところ、飲食とライブを楽しめる店を見つけた。現地の人にも観光客にも名の知れたナイトスポットのようだ。
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広い店内はほぼ満席で家族連れも多く、正月の飲食をみんなで楽しむという風情満載で実に賑やかだ。ただ、照明が非常に暗いので初めての人には何を飲み食いしているのか良く分からないだろう。 食事は暗闇でも勝手知ったるインジェラとワットだが、酒は不案内だ。 とりあえず周囲を見回して同じものを頼む。 ガラスの徳利に入ったオレンジ色の酒が運ばれてきた。隣のご婦人はこれをラッパ飲みしている。正月衣装の女性としては相当大胆な振る舞いに思われ、エチオピア女性の初めて見る一面だった。どこでも、正月は破目を外すものらしい。 こちらも負けずにラッパ飲みするとご婦人と眼が合った。ニコッと笑う眼と歯が暗闇で真っ白に浮かび、感動と恐怖が混じり合って酔いを増幅する。
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ハニーワインはアブナイ味
気づくとこの酒が結構強い。後で聞いてみると蜂蜜酒つまりハニーワインだと言うが成分や製法は知らない。 ちなみにエチオピアは蜂蜜も有名で、町の売店には蜜源の花によって違う各色の瓶詰がズラッと並んで格安で売られている。 タッジと呼ばれるこの地酒はエチオピアでのお気に入りになった。 普通の酒屋には置いてないらしく、タクシーで販売所に案内してもらったことがある。 ここが?と思うような民家で奥から無言のオジサンが持ってくる。禁酒法破りの密売所の趣がある。 どうしても日本で飲みたくなり、2リッターのペットボトルに詰めてタオルで厳重にくるみ、荷物に忍ばせて、ダメもとで持ち帰った。違法だったかもしれない。
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暗闇ナイトクラブではステージでエチオピアダンスが始まった。 どんな踊りかというと、かなり過激である。 飛んだり跳ねたりは勿論だが、両手を広げた男性が胸の筋肉を激しくプルプル震わせながらリンボーダンスのように踊る。 女性はというと、歌舞伎の連獅子さながら、自前の長い黒髪を頭でグルグル回転させて狂ったように踊る。脳みそが偏ってしまうのではないかと心配になる。 見ているこちらは酔いが加速して頭がクラクラする。
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そのうちに飛び入り客がステージに駆けあがり、一緒に踊り出す。 一般人も出来るのかい!! 地元の友人に聞いたら「俺も出来る」と、事もなげに言う。 2,400メートルの高地であんな事が出来るんじゃかなわない。 エチオピア恐るべし。
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omisesan · 2 years
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池袋でガールズバーをお探しならGirls Bar キラキラカワイイ
​池袋でガールズバーをお探しならGirls Bar キラキラカワイイ​
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1丁目42−9 叶ビル 4F
03-5992-3110
​池袋でガールズバーをお探しならGirls Bar キラキラカワイイ​
池袋でガールズバーをお探しの際はご相談ください
東京都豊島区西池袋
【Girls Bar キラキラカワイイ による説明】
"【コンプライアンスおよび新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2020年1月21日(金)~2月13日(日)まで臨時休業とさせていただきます。今後の営業再開日や女の子の出勤スケジュールなどは、公式サイト(kirakira-kawaii.com)にてご確認ください。ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご了承の程お願い申し上げます。】 池袋でおすすめの清楚系ガールズバーなら「キラキラカワイイ」へお越しくださいませ。 池袋駅西口(北)から徒歩2分と駅チカで、お仕事帰りや飲んだ後の2軒目などにもお気軽にご利用いただけます。 女の子は優しくて可愛い子を厳選し、ドリンクおねだりなしの明朗会計ですので、ガールズバーが初めての方もご安心ください。 充実した飲み放題メニューのほか、ウイスキー100種以上・焼酎80種以上をご用意しており、お酒にこだわりがある方にもおすすめです。 居心地のいい環境で女の子との会話をお楽しみいただくため、あえてカラオケは置かず、店内は禁煙です(アイコスなどの加熱式タバコや電子タバコは喫煙可ですが、紙のタバコと違いニオイや煙はほとんど気になりません)。 なお、同じビルに他のガールズバーも営業されております。当店は「4階」ですので、階数をお間違いのないようご注意ください。"
【クチコミ】
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"いつの間にかビール飲み放題・禁煙・酒の種類が大量に増えてた!"
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"池袋の中でも女の子レベルは高いお店です。"
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"駅からすぐ近くで、何軒かガールズバーが入ってるビルにあります。"
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xf-2 · 3 years
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令和3年4月25日
[辛抱、その先に]
 菅総理が4月25日から5月11日まで17日間となる緊急事態宣言を、東京・大阪・京都・兵庫の4都府県に発令しました。
 前回のこの欄で紹介した緊急事態宣言解除からひと月(大阪は先行して2月末に解除)。まん延防止措置の活用はありましたが、コロナに慣れるとともに続く自粛に疲れている国民の方々の行動にはさほどの変化はなく、一方で変異株の猛威により、特に大都市圏では急速な感染拡大が問題となっていました。
 今回の変異株は感染力の強さに加え、従来型と異なり若年層の罹患・重症化事例が多く、既に大阪で入院対象者の病床が足りなくなっている状況に鑑みても同地区や周辺自治体への発令は当然と考えますし、東京でも第3波以来の感染者の急速な伸びを考えるとこのタイミングでの発令はやむを得ないものと考えます。
 内容も実効性を考えてかなり厳しいものとなっています。まん延防止措置ではオプションとなっていない休業要請を、生活必需品売り場を除く百貨店やショッピングセンター、テーマパークや遊園地などに行い、飲食店は午後8時までの時短営業に加えて酒類やカラオケの提供ができなくなります。
 スポーツの試合やコンサートなどの大規模イベントは、これまで入場客の規制緩和を検討していましたが一転原則無観客とし、公共交通機関の減便要請やテレワーク強化による出勤者7割減を目指します。
 新たにまん延防止措置の対象に愛媛県を加えるとともに、宮城・沖縄についても5月11日まで期間を延長します。また、埼玉県などでまん延防止措置の対象区域を拡大し、私の地元の所沢市・ふじみ野市・三芳町各自治体も範囲に含まれるようになるうえ、東京での酒類提供の禁止を免れる客の流入がないよう、この地区でも酒類提供自粛が要請されるとのことです。
 大切なのはやはり科学的根拠に基づく合理的な説明だと思います。これまでは飲食の場を主に制限してきましたが、先述した変異株の猛威に加え、ゴールデンウィークに伴う人流の大幅な移動そのものを制限するために短期集中的に対策を講じる必要があること、その趣旨に鑑みれば集団での路上飲みなども自粛せざるを得ないこと、見回りや罰則(過料)による徹底が求められることなどです。
 また、それに伴う支援措置も迅速で適切なものでなくてはいけません。既にまん延防止措置のもとで支援対象となっていた飲食店に対するものに加え、休業要請される大型商業施設については1日あたり20万円、テナントは2万円とのことですが、金額の算出根拠に加え、既存の支援策との関係についてしっかり説明をお願いしたいと思います。また、返済猶予や新規融資などの金融措置が遺漏なく行われることが急務です。
 多くの方々から「このような事態になってもまだオリンピック・パラリンピックの開催にこだわるのはおかしい」というご批判があり、また与党の中からも開催中止に言及する声があります。
 しかし今回の措置が大きな効果をもたらすと期待しています。また、前回この欄で紹介したとおり、ワクチンの接種が今後飛躍的に拡大し、高齢者向けの接種こそ7月までずれ込む見通しとなってしまいましたが、今後歯科医師の方々による接種をお願いしたり、なかなか予約ができない状況に自治体や施設と連携して対応したりして、五輪までに状況の改善が見込まれます。病床の確保についても、それぞれの自治体と医療機関がよく連携して行うことが、改正感染症法で知事の病院に対する勧告権が付与されたことに伴って見込まれます。それぞれの機関の機能分化と連携に、しっかり国としてもサポートをしていきます。
 たとえ海外からの観客がいなくてもオリンピック・パラリンピックがもたらす気運の盛り上がり、それがもたらす世界的報道の充実や消費の拡大などに鑑みれば現在経済的苦境に立っている日本にとって大きな意義があると確信しており、辛抱の先に明るい光が見えることを信じて日々頑張りたいと思います。
 今日投開票となる衆参の補欠選挙・再選挙は、これまでの政府与党の不祥事やコロナの拡大が影響して厳しい戦いとなっていますが、一丸となって今後の政局にも臨んでいくことが必要です。国民投票法について議論する憲法審査会も衆議院でようやく審議が再開されました。デジタル化やグリーン化を含め、国の抜本的な改革を進めるためには大きなパワーが必要です。自らその一員として精一杯尽力する所存です。
投稿者
shibamasa
時刻:
6:46
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ooparts-gifu2021 · 3 years
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OOPARTS 2021 SPECIAL COMMENT DAY1
OOPARTS2021、ついに一週間後に迫ってまいりました。 最近の報道を見てるとまたライブ告知をするのも億劫な日々になってしまっていますが。。。 そもそも2013年から毎年行っていたOOPARTS、2019年は一度おやすみして、去年満を持して規模を拡大して、岐阜市文化センターで二日間に渡って行う予定でした。 それがコロナの影響で結局中止、理想のメンツが集まり色々準備していた分とても凹みました。 去年一年悶々とした日々を過ごす中、年末頃に2021年のOOPARTSに向けて本格的再始動、ただ実際その時点では本当にやれるか分からないし、こういったイベントをやること自体が正解なのかも分からず正直不安だったのですが、そんな中背中を押してくれたのが今回出演してくれるアーティストからの直接もらえる励ましの返信でした。 GANG PARADEは活動休止してしまっていたり、恒例の海外枠で出演予定だったPet Symmetry(US)もこんな状況でやはり来れなかったり、ハルカミライはスケジュール合わずで今回は泣く泣く断念だったりなのはとても残念ですが、去年出演が決まっていたバンドほぼokしてくれたの本当に感謝です。 (Pet Symmetryに関してはいつかまた来日が実現してくれるよう、知らない方は是非聴いてみてください、本当かっこいいので!)
さて、せっかくなんで、今回出演してくれるバンドについてそれぞれ経緯やらを書いていこうかと思います。 まず一日目。 (好きな曲、思い出の曲的なのを一曲ずつ選んでみてます。)
初日17日、オープニングを飾ってくれるのは地元岐阜のmy young animal。 my young animalのギターヴォーカル山口さんは、高校時代からずっとお世話になっている大先輩、OOPARTSにも欠かせない存在です。シネマのことをずっと気にかけてくれて、毎度アルバムが出る毎に感想をくれたり、時に厳しい言葉をかけてくれたり。 僕のやっているレーベルLIKE A FOOL RECORDSからもアルバムをリリースしてます、日本にこんなバンドなかなかいないと思います。 新曲もいい感じですしそろそろ新譜も出るんじゃないでしょうか。(煽り) ♪drifter(アルバム"Halo")
österreich 國光からの逆オファーでした。國光とは2019年に一緒に曲を作ってレコーディング、全国ツアーもまわってるし、österreichのライブでは三島も飯田も参加、今はもうズブズブの関係です。 長い間身を潜めてた彼がライブをやりたいって自ら思ってることが僕らも嬉しいです。 新木場コーストで観たösterreichの初ライブ、一音目からマジ鳥肌立ったな。 國光のおかげで色々な出会いも新しい出来たし、本当感謝してます。本人に直接言わないけど笑 ♪楽園の君
夜の本気ダンス OOPARTS二度目の出演。OOPARTSには地元枠、憧れ枠、同年代枠、後輩枠、海外枠、みたいなくくりがざっくりとメンバーの共通認識であるのですが、一応彼らは後輩枠ですね。(今までは一度出演したバンドは誘わない縛りでやってきたのですが、それも限界に感じてきたので今回から解禁してます) お互いのイベントに呼び合ったり、2018年の無謀な企画、4ヶ月連続東名阪クアトロバトル・オブ・クアトロにも出演してもらったり。なんか彼らがいていくれると安心するんですよね。 ここ最近は霜降り明星のラジオのジングルにShinyが使われてて羨ましいなぁと思ってます。 ♪Shiny(アルバム"Intelligence")
climb the mind cinema staffのライブのSEのバンド(アルバム"チャンネル3"収録の"泥棒"という楽曲)、名古屋の永遠の憧れの先輩バンド。 今池HUCK FINNでは毎年のようにツーマンライブはやっていましたが、OOPARTSは初めて。 クライムのライブで何度も泣かされてきた僕、去年出た新作アルバムももちろん素晴らしくて、あの曲たちがライブが観れるのも楽しみでなりません。でかいステージで観るクライムもまた良い。 基本多くは語らない山内さん、今回誘った時バックホーンと同じ日が良い!と珍しく人間味ある連絡がありました笑 ♪困ったサンは背中を押されて(アルバム"ほぞ")
THE BACK HORN OOPARTS2020のラインナップにはありませんでしたが、実は去年も出演OKはもらえていまして、山田さんの喉の不調で出演が見送られていました。なので今回の出演は嬉しいですね。いつもマジ最高な信頼できるアニキ。 THE BACK HORNとは岐阜でもツーマンライブをやらせてもらったり、学生時代からずっと聴いているバンドと今こうやって何度も共演できてるの凄いですね、バンドって良いです笑  いつかのライブで観た"8月の秘密"がとても衝撃的で忘れられません。 あと山田さんは本当に酒強いし、寝ないです。 ♪8月の秘密(アルバム"人間プログラム")
LITE ライブがほぼ出来なかった去年でも、真っ先にリモートライブを始めたり、活動でも音源でもどんな時も挑戦し続ける先輩の姿にいつも刺激を受けています。 去年のstiffslackとLITE共同企画のリモートライブで、ゲストギターとして呼んでもらえた時はめちゃくちゃ嬉しかったです。何度も一緒にライブやったり飲んだりしてましたが、実際はどう思ってくれてるんだろうなあってのはあったので、ここぞとばかりに気合い入れました笑 今回のライブでもしかしたら。。。? ちなみに武田さんとは僕が店を始める時、金を借りるための事業計画書を一緒に作ってくれたり、プライベートでもお世話になっています。 ♪Tomorrow(アルバム"A Tiny Twofer")
Saucy Dog 夜の本気ダンスと同じくSaucy Dogはクアトロの4ヵ月連続企画にも出てもらったバンド。 このメンツの中では出会ってからの暦は一番浅いんですが、なんか肌感覚が合うような。 ベースのアキザワはなんか生意気なんだけど憎めないやつで面白いんですよね。Saucy Dogのライブでギターで参加した時も、ミスると"先輩ミスりましたね"みたいな顔で見られてたの思い出しましたわ。 にしても武道館、すげーな。(観に行けなくてごめん) ♪曇りのち(アルバム"カントリーロード")
toe 完全なる憧れ先輩枠ですね、一度徳島の秘境というイベントで共演したのみでガッツリとした対バンもしたことがありません。ただ、toeのMVも撮ってたりしてるツッチーさんに僕らも映像を撮ってもらっていたり、吉祥寺カッパ会の一員だったり、かしくらさんとは現場で会うことも多かったりで、シネマスタッフの名前は覚えてくれてたら良いなーって気持ちだったのですが、今回思い切ってかしくらさんにメッセージしたらまさかのok頂けて。(かしくらさんのラインの返信、毎度めちゃくちゃ優しいです) 学生の頃からもう何度もライブに通ってますし、ついに、自分達のイベントで、岐阜で、toeのライブを観れる幸せよ。 先日も山嵜さんがフラッとえるえふるに寄ってくれて、少し話せたのもよかったです、山嵜さんと酒場トークもしたい。 ♪I Dance Alone(アルバム"songs,ideas,we forgot")
the telephones the telephonesとの関係は実は長くて、まだ20歳のクソ学生の頃名古屋打ち上げにひっそりと侵入して、ベースの涼平さんとTシャツを交換した時からになります。それ以降もメンバーそれぞれ仲良くさせて頂いてのですが、対バンは尽く断られてたので嫌われてるのかなと思っていたので、やっと!、という感じです。 石毛さんのどこの会場でも言ってくれる"またライヴハウスで会おうぜ"って言葉に僕は毎度グッときているんです。 勝手に僕らのいろいろな葛藤をわかってくれてるお兄さんだと思っています笑 the telephonesのホーム北浦和にも呼んでくれ、次は僕らの地元岐阜に呼べるの本当嬉しい。 早くまぜそば誠治にもいきたい。 ♪urban disco("We are the handclaps EP")
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lllusioninthehead · 4 years
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2020/08/02
友人が新しいイベントをやるというので少しだけ覗きに行った。
完全サイレント型のイベントで、同じ場所に男女十数人が集まりながらも話すことは厳禁でチャットアプリを使って交流をしてマッチングをしたら放流して別の店で飲んでもらうというものだった。
新型コロナウィルスの感染拡大が進んだときでも、お金を取る手段として普段はナンパ公認のパブが試験的に運用している。
結果としてはあまり芳しくないもので、そのパブは別の階で通常営業しているので、みんなそちらに流れてしまった。ルールが面白みにもならなかったし、必然性も現段階では産むことができなかったというわけだ。
司会や進行、交流の方法など色々と考えるべきところ��あるなぁと思いながら、イベントが終わり無料で少しだけパブで飲ましてもらっていた。
密も、マスク着用もみな守るはずもなく、人が多くになるにつれ検温もままならない状況となっているのを見て、早々にお暇した。経営者だったら、クラスターの心配をするのは当然だけど、現場が徹底できないのでは話にならないだろうね。夜のお店の実態をみた気分。
女性の6割は甘めのワンピースを着ていて、恵比寿のナンパ待ちの装いとしての正装なのかもしれない。ちょっと元カノを思い出してしまった。元カノもよくワンピースを着る子で細身の身体によく似合っていた。
VIP席のようなところでお酒をちびちび飲んで、人間観察をしていた。ルールとしては基本は男性が声をかける。出来上がっている男女に横入りはしない。そんなところだろうか。その暗黙のルールがわからない人に教えてあげてください。とスタッフに男性を当てがわれて、少し話したり一緒に女性に声をかけたりした。
めちゃくちゃ良く喋るのだけど、聞き役に切り替えることもしないし、そもそも話している内容にユーモアがない。まぁ、あとダサい。ウォレットチェーンにダルダルのロゴTにサイズ感が変なパンツと先のとがった革靴。おいおい。
こりゃ、モテないだろうな。と思ったけど、話を聞いていると白金育ちのおぼっちゃまのようだった。いやはやよくわからない。33歳。
「あなた、そこそこモテそうだね。中の上かな。おれも、そんなもんだけど」と初対面から馴れ馴れしい。ここまで行くと笑ってしまうけど、女の子は怒るだろうね。
一人の女性が気に入ったようで断られては、何度もその人に話しかけにいっていた。途中で面倒になってそれを眺めていた。荷物番もしなきゃいけないのでいい迷惑でもあったんだけど。トイレもお酒のお代わりにもいけないし。
21時頃には隙を見て店を出た。その男は他の友達と合流するらしい。
「今度、合コンしましょうよ」と下卑た笑い方が頭に残った。しねーよ。と思って適当に相槌を打った。
目黒駅で友人が経営している居酒屋に少しだけ顔を出して2杯ほど飲んでから家に戻った。もっぱら新型コロナウィルスの話題だった。
いま、就職活動をしている子たちはしんどいね。と転職エージェントをしている子が言っていた。院に行くか就職浪人をするか悩んでいる人も多い。
とても変な話。景気によって新入社員の学歴と言うのが全然変わる。景気がいいときにはジャブジャブ人を取るので色んな大学の人が集まるが、これが景気が悪くなってくると一部の良い大学に行っていた人だけしか就職が出来なくなる。余った人たちはさらに規模の小さい会社に流れていく。
同じ大学、同じ学部にいても就活している時の景気に左右されるなんて、なにそのぶっ壊れたガチャは…と思ってしまう。そんなんで生涯年収に雲泥の差が生まれるし、経験できる業務の質も変わる。
失われた20年のど真ん中にいた自分が憐れむことでもないけど。
帰りは高田馬場から歩き。無料でお酒を飲めたからボケっとしていたけど、あれがお金を払って入場していたら、無理やりにでもナンパしてどこかにしけこもうとしていたのかなと思った。でも、もう関係性ってやつがしんどい最近はどちらにしても嫌かな。
誰かと飲みに行くとか女性と遊びにいくルーティンは、習慣化しているときは何も思わないけど、生活から抜け落ちてしまったあとは酷く、その境地に戻るのが煩わしい。
全員、お互いの本音を書きなぐっているSNSとか共有してくれれば、段取りがなくてわかりやすいのだけど。良い部分だけ見せるのも、良い部分を求められて見せるのも疲れた。清濁併せ飲むから全部見せてくれないかな。そんなことはでもありえないか。
このTumblerを見ている人が、たぶん一番自分のことをわかってくれる。
それだって錯覚だろうけど、大切にしたい錯覚なのだ。
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缶チューハイが無くなっても君といつまでも話したベンチはまだある。
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夏に時計の革ベルトを駄目にしてしまうので、G-SHOCKを購入。いまはなき、ファッション雑誌で特集していたフロッグマンなんかはいまいち女性ウケが悪かったなとG-SHOCKは思い出す、今回はシンプルで薄いものを。
あとでネットや雑誌みたら、なにげにプレミアついてるものだった。陰ながら自分を褒めたい。
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kurihara-yumeko · 3 years
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【小説】氷解 -another- (下)
※『氷解 -another-』(上) はこちら(https://kurihara-yumeko.tumblr.com/post/634137547287756800/)
 その朝、真奈は自分が乗るはずだった電車に轢かれて死んだ。
 仕事へ向かう人間たちで満員になるはずのその電車は、そのせいで一時間以上遅延し、駅のホームでは多くの愚痴や溜め息が零れ、怒りや落胆が行き交った。
 だがそれは、ときどき突発的にやって来るありふれた朝の風景にしかすぎず、俺は電車の遅延を伝える駅の電光掲示板を見上げながら、それがまさか、自分の恋人の自殺によるものだなんて考えもしなかった。
 俺がそのことを知ったのは、それから三日経った夜のことで、真奈の両親が、彼女が残した携帯電話から連絡をくれたのだった。その携帯電話には、「ノブから返信がないので死にます」というメモが残されていた。ノブというのは俺のことだった。
 真奈が自殺した朝、俺は寝坊して焦っていた。仕事があまりにも多忙で、二日徹夜した翌日だった。いつもより遅い時間に目覚めた俺は、慌てて身支度を整え、駅まで走ればいつもの電車に間に合うはずだと、家を飛び出した。ベッドの枕元に携帯電話を忘れてきたと気付いた時には、駅の改札の前にいて、そして人身事故が起きたことを知った。
 電車が遅延していることを会社に連絡したかったが携帯電話がないので、仕方なく公衆電話から連絡を入れた。ひと息つき、電車が再び動き出すまで何をして待っていようかと考えながら、ふと、毎日「おはよう」と「おやすみ」を連絡している真奈に、今朝は連絡し損ねていることを思い出した。
 今朝だけではない。昨日の夜も、会社から帰宅するだけで力尽き、「おやすみ」の連絡をしていなかった。そういえば、未読メールがいくつかあったような気もする。最後にメールを返したのはいつだっけ。三日前か、それとも四日前か。仕事が忙しくて連絡が返せないかもしれない、という内容のメールを、��週だったか、今週の初めか、送ったような気もする。
 家に帰ったら、今日は真奈にちゃんと連絡を入れよう。
 なんとか一区切りついた案件の内容を頭の中で反芻しながら、俺はそんなことを考えていた。自動販売機で缶コーヒーを買い、昨日からほとんど何も食べていない胃に、黒い液体を流し込む。寝が足りていない頭と、陽の光がまぶしすぎて閉じてしまいそうになるまぶたは重く、それでも、山場は乗り切ったのだという実感が胸の中にあった。それだけで少し、足取りが軽くなる。
 いつ振り返ってみても、あの時の俺ほど、滑稽な存在はこの世にいないだろう。俺は自分が成し得た仕事の達成感で浮かれていたのだ。そして、このことを真奈に話せば、きっと彼女も一緒に喜んでくれるだろう、とまで思っていた。
 線路の上では真奈が肉片となって飛び散っていることなど、知りもしないで。
「ノブは、本当に仕事好きだよねぇ」
 彼女はよく、俺にそう言った。
 それは、純粋にそう口にしている時もあれば、つい仕事にのめり込み、他のことを疎かにしてしまう俺への非難を込めた声音の時もあった。あるいは、羨望が垣間見える時も。
 彼女が職場の人間関係に悩んでいることは、以前から知っていた。大学の同期で、同じ年に就職した真奈は、就職したばかりの頃から、上司と折が合わないことに悩んでいた。
 俺は苦悩する彼女を見殺しにしたかった訳ではない。だが、「もう少し頑張ってみたら」と言っても、「そんなに嫌ならいっそ転職してしまえば」と言っても、真奈の返事はいつだって、「でも……」でしかなく、なんの変化も起きないまま就職して二年が過ぎていた。何を言ったところで助言に従う訳ではない真奈に、俺は何も言わなくなっていたし、助言を求めて愚痴を零していた訳ではない彼女も、共感や同情を怠った俺に何も話さなくなっていった。それでも、仕事の話さえしなければふたりの仲は良好だった。だから自然と、仕事の話は禁忌となりつつあった。
 それでもときどき、真奈は「仕事がつらい」と零した。酒が入るとそれが顕著になり、「もう本当に、あの上司には死んでほしい」と言うこともあった。俺はなるべく口を挟まないで彼女の話に耳を傾けるよう努力していたが、真奈はもう、具体的に何に苦しんでいるのかを、告白しないようになっていた。
 俺には、正直、真奈が仕事に対して怠慢だと思うことが、時折あった。
 どんな仕事にだってつらく大変な局面はあり、誰にだって嫌な上司や先輩、同僚のひとりかふたりくらいいて、皆がそういった苦労をしながら日々働いて生活している中で、「つらい、つらい」と愚痴を零す彼女が、軟弱に思えたことだってある。
「今日は会社行かない」と言って、一日中、家でゲームをしていたり、ぼんやりとテレビを観ていたり、ソファでごろごろ転がっているだけの真奈に、俺は同情することができなかった。同情できない俺に苛立つ彼女に、さらに苛立った。
「いいよねノブは。毎日会社行くのが楽しくてたまらないんでしょ」
 嫌味のようにそう言われた時は、俺も思わず声を荒げてしまったりもした。
 だがそれでも俺たちは、普段から険悪という訳ではなかった。上手くいっているんだと思っていた。結婚して、一緒に暮らして、そしたら真奈は仕事を辞めさせよう。そのためにもまず金を貯めよう。口にしたことはなかったが、頭の片隅ではいつもそう考えている俺がいた。そのためにはまず、目の前の仕事に集中しよう。できる限り早く出世しよう。俺は今まで以上に仕事に精を出し、成績は少しずつだが着実に上がってきていた。
 そんな俺の姿勢が、余計に彼女を追い詰めていたのかもしれないと、今は思う。
 まだ訪ねたことがなかった真奈の実家の門をくぐり、沈んだ面持ちの両親に導かれ、そうして足を踏み入れた仏間、そこに飾られていた真奈の笑顔。まるで花が咲いたような、とでも表現できそうなその遺影の笑顔を見て、俺は腹の底から嗚咽が込み上げてくることに耐えられなかった。
 彼女がこんな風に笑っているところを、最後に見たのはいつだったのだろう。忙しいことを言い訳に、ないがしろにした日々の記憶は曖昧で、まるで靄がかかったようにはっきりとしない。俺は今まで真奈の、どんな表情を見ていたのだろう。笑った顔も怒った顔も、泣き顔だって思い出せるが、全てが少し昔の日々の記憶、懐かしい思い出でしかない。
 ここ数日の彼女の様子はどうだったのだろう。ずっと連絡を待っていたのだろうか。俺が連絡してこないことを、そんなにも思い詰めていたのか。自らその命を絶つほどに。「おはよう」でも「おやすみ」でも、メールを返していれば、もしくはほんの一分でも、俺が声を聞かせていれば、こんなことにはならなかったのだろうか。真奈のことを、気にかけていれば。
 長年、学校の教員として多くの教え子を持っていたという真奈の父親は、遺影の前で泣き崩れた俺に、こんな話をしてくれた。
「もう二十年も前になるかね。中学校に勤めていた頃だ。その頃、担任をしていたクラスに、不登校の生徒がいてね。小学校でのいじめが原因で、中学には入学してから一度も来ていなかった。学校に来るように何度も働きかけをしていたんだが、三年生になっても不登校のままでね。それでも、その生徒のご両親はとても根気強い人だった。学校に行かない息子を厳しく叱ることもなければ、反対に甘やかしすぎることもなく、毎日毎日、その子の気持ちに寄り添い、励まし続けていたんです。その子も少しずつ、学校へ足を向けてみようかなと、心境に変化があったということなんですがね、ある日突然、その子は亡くなってしまった。自宅で首を吊ったんです。ご両親から聞いたお話だと、遺書が残されていて、そこには『昨日はお母さんにおはようと言ってもらえなかった。ついにお母さんにも見捨てられた僕はもう駄目です』と、そう書いてあったそうです。その子が起きて二階から降りてきたら、たとえそれがお昼だろうが夕方だろうが、必ず母親が笑顔でおはようと声をかけるのが、その家では習慣になっていた。ところが、その子が自殺した前日に限っては、母親は忙しくしていて、ついうっかり、いつもなら起きて来た息子に声をかけるところを、かけないでしまった。たったそれだけのことなんです。わからんですよ、遺書に書いてないだけで、きっと他にもその子の心を悩ませ追い詰めた何かがあったのかもしれません。でもね、実際に死へと踏み切るきっかけなんて、些細なものですよ。母親が挨拶を返してくれなかった、それだけのことかもしれんのですよ」
 職場での人間関係に悩んでいた真奈。仕事に行きたくないと愚痴を零していた真奈。部屋にこもってゲームばかりしていた真奈。つらそうにしていた彼女の様子が、今さらになって鮮明に思い出せる。「もしも、あの時、ああしていれば……」という後悔だけが、いつまでも胸に焼き付いて離れない。
 俺が連絡をしなかった、ただそれだけの理由で。
 そんな些細なきっかけで、大切な人を失った。
 だから、わかっていたはずだった。人が自ら命を絶つきっかけは、ほんの小さな出来事なのかもしれないということ。
 ――あなたが、殺したのよ。
 井荻公介の母親にそう言われた時、俺は真奈を亡くした時のことを思い出した。
 彼の死を責められる度、俺は彼女の死をも責められているような気になった。
 ――あなたのせいで、公介は。
 井荻公介の両親は、それきり俺がその家の門扉をくぐることを許しはしなかった。繰り返し繰り返し、息子の死は俺の責任であると告げられながら、炎天下、俺は門の前に立ち続け、なんの意味もない謝罪の言葉を機械のように繰り返し、それでも彼らに許す気がないことがわかると、黙って去ることしかできなかった。
 なんのために、誰のために、俺はこの家を繰り返し訪れているのか。俺は誰に、一体なんの罪を許されたいのだろうか。
「あの、これ」
 もう何度目になるのかわからない、無駄足となった訪問から帰る途中、後ろからそう声をかけられた。振り向けば、そこにはひとりの女子高生が立っていた。
「あれ……。きみは確か、井荻くんの…………」
 それは井荻沙織だった。井荻公介の妹。
 彼女は無言で一本のペットボトルを差し出した。よく冷えたスポーツ飲料。ひときわ暑い午後のことだった。
「縞本さん、でしたっけ」
 そう訊く彼女の瞳は、何か深いところを覗き込もうとでもしているかのように瞬いた。
「あなた、本当は違うんでしょ、兄にパワハラした上司と」
 彼女の言葉には、一切の迷いというものがなかった。まるで真実を全て知っているかのような、そんな声音にさえ思えた。俺が会社から遣わされた貧乏くじの当て馬だということを、見透かしているようだった。
「どうして、そう思う?」
「だって、そういうことするような、悪い人に見えないから」
「ははっ。悪い人に見えない、か…………」
 恋人が自殺するのも止められず、部下を見殺しにした俺が、悪い人間に見えないのだとしたら、世の中の人間の大半は聖人君子にでも見えているのだろう。
 身近な人をふたりも殺しておいて、何が、「悪い人に見えない」だ。
 今回の件で辞職が決まって以来、社内でも、裏の事情を知らない他部署の人間たちからは、本当に俺が井荻公介を自殺に追い込んだのだと思われ始めている。辞職は来週に決まってはいるが、連日のように社内で冷たい目線に晒されては、今日にだって辞めてしまいたい気分だった。
 だけどどうして井荻沙織は、俺のことを見抜いたのだろう。自分の両親が人殺しだと罵っていたのが聞こえていたはずなのに、そんなことはお構いなしのようだ。本当は、両親と同じように俺を非難することが許されている立場だと言うのに、どうして追いかけて来て、冷えた飲み物を渡してくれるんだ。
 この暑さのせいか、まるでこの世界で唯一、彼女だけが俺のことを理解してくれているような、そんな錯覚が起こりそうになる。
 俺は、「そうじゃないよ」と、誰かに言ってほしかったのだろうか。気休めでもいいから、そんな言葉を向けてほしかったのだろうか。「本当は違うんでしょ」と、指摘してほしかったのだろうか。こんな風に、誰かに、救ってほしかったのだろうか。許してほしかったのだろうか。
 だけどそんなのは、馬鹿げている。
 俺は喪服の内ポケットから名刺入れを取り出し、その中に収めていた真新しい名刺を一枚、井荻沙織に渡した。
 新しい職場へ向かうことになった俺のために、部長が尽力してくれた結果、まだ入社も配属もしていないにも関わらず、俺の手元にやってきた名刺。誰にも渡したことがないそれを、俺は彼女に渡したのだった。
「……どうして、くれるの?」
 井荻沙織は不思議そうな顔をしてそう訊いた。
 どうしてだろうな。
 ただ、誰かに知っておいてもらいたかったのかもしれない。
 たとえどんなに馬鹿げていても、会社の捨て駒にされ、非難の目線や罵声を浴びせられ、誤解され陰口を叩かれ憎まれたとしても、それでも俺という人間を、本当はわかっていてほしかった。
 誰かを傷つけた俺だって、同じように傷ついているんだ、と。
    それから、井荻公介の死を忘れることはなかったが、妹の沙織のことは忘れていた。
 俺は新しい職場に慣れることに奮闘し、しかしどこからか、「部下を自殺に追い込んで、うちの会社に流れてきた縞本さん」という噂が広がり、俺は次の職場でも、入社直後から孤立無援の立場になりかけた。
 信頼関係を築き上げるのが困難な中、ひたすら利益を追求し成果を挙げることだけでなんとか会社にしがみつき、がむしゃらな仕事人間になることに徹するうちに月日は流れた。
 後輩ができ、少しずつではあったが出世していくと、怠惰な連中を見ることが耐えられなくなった。男だろうが女だろうが、仕事ができない部下は容赦なく叱責した。努力していない人間を見ると黙ってはいられなかった。自分でもわからない焦燥感に駆られ、俺はいつも飢えているみたいに、心休まる瞬間もないまま、狂ったように仕事に打ち込んでいた。
「あれじゃ、鬼だよな。人間じゃないよ、鬼だよ、鬼」
「あの様子を見れば、部下が自殺したっていうのもわかるよな……」
「自分が勝手に必死になってるのはいいけどさ、それを俺たちにも求められても困るっつーの」
 俺が喫煙室にいることを知らない、同じ部署の後輩たちが、そんな会話をしながらすぐそばの廊下を通って行った。隣にいた貝塚は、「気にするなよ」とでも言うように、無言のままで肩をすくめる動作をしたが、俺は何も言わなかった。
 彼らに言い返すべき言葉など、俺は何ひとつ持っていなかった。彼らは正しかった。間違っているのは、俺の方だ。だが俺は、他に生き方なんて知らない。
 そうしてある年の春、どこか見覚えのある新入社員が入ってきたと思ったら、それが井荻沙織だった。
 高校生だった頃からは、ずいぶん大人びたように感じたが、だが兄に似た、深いところを覗き込もうとする、あの眼差しだけは変わっていない。
「私のこと、覚えていらっしゃいますか」
 煙草を吸わないくせに、俺がひとりでいるのを見計らって喫煙室までやって来て、井荻沙織はそう言った。以前から、彼女が同じ社内にいることに気付いていた。ただ、俺のことなど忘れているかもしれないし、覚えていたとしても、もう関わり合いたくないと思っているかもしれない、だから、よほどのことがない限り、彼女に関わるのはよそう。そう考えていた。
 それが、向こうから声をかけてくるとは。
「……覚えてるよ」
 俺は煙草を口に咥えたまま、火を点けようと持っていたライターを、そのままポケットへと仕舞った。
「きみは、井荻の……」
「井荻沙織です。縞本宜嘉さん」
「……よく、覚えているな」
「名刺、頂いてましたから」
「名刺?」
 そこでようやく、以前、彼女に自分の名刺を渡していたことを思い出した。たった一度だけ言葉を交わした、あの暑い日に、ほんの気まぐれで渡した名刺。
「だから私、この会社の面接を受けたんです」
「…………それで、受かったってことか」
「はい」
「…………」
「……何か、変でしょうか」
「いや…………いや、変だろ」
 俺は何もそういうつもりで、あの時に名刺を渡した訳ではなかった。じゃあどういうつもりだったんだと訊かれれば、言葉に詰まるしかないが。
 だが井荻沙織はその時、俺を前にして、微笑んだのだった。
「私、変だって、よく言われるんです。両親だって、そう言うんですよ」
 そう言って、彼女はにっこり笑った。彼女の笑顔を見たのは、それが初めてだった。
 井荻沙織はそれ以降も、何かにつけて、社内で俺に話しかけてくるようになった。彼女が配属されたのは他部署ではあったが、俺が陰でなんて呼ばれているのか、耳にしているはずなのに。
「縞本さんって、仕事帰りに飲みに行ったりするんですか?」
「する時もある」
「どこのお店行ってるんですか?」
 本当は、兄のことを訊き出したいのだろうが、彼女が社内でその件を口にすることは一度もなかった。恐らく、俺が「部下を自殺に追い込んで、うちの会社に流れてきた縞本さん」だと噂されていたことを知ったか、あるいは悟ったのだろう。彼女は聡いやつだった。誰に言われなくても、あの深淵を覗くような瞳で周囲をじっと観察し、状況を判断していた。そしてそれは、兄の公介とよく似ていた。
 俺は彼女のそういうところに好感が持てた。だから、今まで誰にも教えたことがなかった、とあるバーを教えた。金曜日に行くことが多かったそのバーは、一本入った路地の、見つけづらいところにあって、ひとりで飲むのにはうってつけの場所だった。
「初めてなんじゃない? シマちゃんが他のお客さんこの店に連れて来たの」
 彼女を初めて連れて行った時、バーのマスターが含みのあるにやにやした顔でそう言ったのを今でも覚えている。
 それから、ときどき、彼女とその店で飲むようになった。俺が読んだ通り、周囲に会社の連中がいないとなると、井荻沙織は兄の件をあれこれ訊いてきた。質問の大半は、俺の部下であった井荻公介の働きぶりや職場での様子を尋ねる内容か、もしくは、どうして俺が公介の自殺の件の責任を全て負って会社を辞めたのか、についてだった。そして俺は、いずれの内容であっても、彼女の質問にはろくすっぽ答えなかった。
 はぐらかし続けているうちに、井荻沙織は俺にその手の質問をしてこなくなっていった。訊いたところで答えてはくれないと、彼女自身わかってきたのだろう。それでも彼女はそのバーにやって来ては、俺の隣で黙って酒を飲んでいた。
 俺は酔って口数が増える男ではないが、井荻沙織も饒舌になるタイプではないようだった。
 それでも少ない口数なりに、バーでは他愛のない話をするようになった。俺が冗談を言えば彼女は笑ったし、彼女の冗談に顔をしかめてやると、さらに嬉しそうに笑った。そんな風に楽しそうな彼女を見ていると、俺は胸の奥底で凝り固まったどす黒い感情が、少しずつ溶けて流れていくような錯覚に陥った。
 井荻公介の死と、真奈の死から、許されるような気さえした。そんなはずはないのに。
 一緒に酒を飲むようになって、一年半が過ぎた頃、抱えていた案件が上手くいっていなかった焦燥感と、酔いの勢いも相まって、俺は井荻沙織をホテルへと誘った。少しは嫌がる素振りを見せるかと思ったが、あろうことか、彼女は平気な顔をしてのこのことついてきた。
 ラブホテルの一番安い部屋に入り、先にシャワーを浴びて酔いが醒めてきた俺は、「本当にいいのか」と、これからバスルームへ向かおうとしている彼女に訊いた。だが彼女は、ただ黙って頷いただけだった。
 彼女を待つ間、無下に煙草をふかしながら、俺は「本当にいいのか」と、自分に問い続けていた。
 井荻沙織は、恋人ではない。職場の同僚だ。所属部署も異なるし、俺の部下ですらない。年齢もひと回り近く離れている。接点は、彼女の兄を俺は見殺しにした、それだけの関係だ。彼女を抱く権利など、俺にあるはずがない。
 やはり帰ろう。こんな場所に誘ったことは間違いだった。一時間前の俺は、一体何を考えていたのだろう。そう逡巡していた。だが、結論から言えば、そんな思考は無意味だった。バスルームから出て来た井荻沙織が俺に触れた、その指先の温かさに、溺れるように甘えてしまった。
 他人というのは、こんなにも柔らかく、優しいものだっただろうか。
 彼女の髪に指を絡ませながら、俺はこんな風に気持ちが安らぐのは、一体いつぶりだろうかと考えていた。人肌に触れたのも、いつが最後だっただろう。真奈が死んで以来、俺はそういう機会を持たないままでいた。誰かを愛したり、誰かに愛されたり、そんな資格などないような気がしていた。否、俺は井荻沙織を愛している訳では決してない。彼女だって、俺に愛情を抱いている訳ではないだろう。こんな風にまぐわうことが、本当は良くないこともわかっている。だがそれでも、やめられなかった。
 欲に流されたと言えばそれまでだが、彼女に触れる度、彼女の指が俺の皮膚をなぞる度に、憑き物が落ちていくような気持ちになった。まるで、林檎の皮がくるくると剥かれていくように。
 仕事でいくら成果を出しても、満足感なんてなかった。安堵する暇さえなく、終わりの見えない道をただひたすら走り続けているような日々だった。それがどうして、こんな簡単なことで、癒されていくのだろうか。
 果てた後も、俺はしばらく彼女を腕の中に抱いていた。彼女は嫌がらなかった。その身を委ねているかのように、俺の胸に頭を預けていた。その頭の重みすら、心地良いと思う俺は、本当にどうかしているのかもしれなかった。
 うとうとしていると、彼女がふいに身じろぎをした。
「縞本さん、私ね――」
 ぽつりと、彼女は言った。俺の腕に抱かれたまま、ぽつぽつと語り出した。
「まだ、兄が生きていた頃の話です。私は高校生でした。兄は、ときどき仕事の帰りが遅くなることがあって、日付が変わってから帰宅することもあったんです。遅くに帰って来て、玄関のドアを、勢いよく閉めるんです。ばたーんって、大きな音が二階まで聞こえてきました。もう両親は先に部屋で休んでいて、私は自分の部屋で、試験勉強なんかをしてるんです。階段をどすどすと足音を立てて登ってきたり、トイレのドアを、また勢いよく閉めたり。今振り返ってみれば、きっと仕事のストレスを、兄はそういう形で表してたんだと思うんです」
 暗いままの部屋の天井には、窓から射し込む細い光が、数本の線となって映し出されていた。部屋の外を走る車のヘッドライトが、新たな光の線となって天井を移動していく。俺は横目でそんな天井を見つめたまま、彼女の言葉を聞いていた。
「でも、あの頃は許せなかった。兄が、まるで自分ひとりだけが戦っていて、自分ひとりだけが苦しい、と思っているような気がして。両親はもう寝ていて、私が遅くまで勉強していることを知っているはずの兄が、そんな風に家の中で振る舞うことを、私は許せなかった。身勝手だ、と思ったんです。両親は、そんな兄の夜中の様子を知ってか知らずか、何も言いませんでした。それがまた、兄の振る舞いが黙認されているような気がして、私は面白くなかった。夜中は静かで、勉強していると、帰って来た兄が立てる物音が気になって、気が散って、勉強が手につかなくなって、そんなことが続くと私も嫌になってしまって。だから私、ある晩に願ってしまったんです。『お兄ちゃんなんて、もう帰って来なければいいのに』って。そしたら、そしたら…………」
 井荻沙織は、それ以上何も語らなかった。その先は、言われなくてもわかっていた。
 井荻公介が死んだのは、妹である彼女がその不在を願ったからではない。彼女が公介を死へと追いやったのではない。彼女にはなんの責任もない。
 公介の仏壇の前で、初めて彼女に出会った時、なんとも言えない深い眼差しで見つめられていたことを思い出す。彼女はもしかして、俺が現れたことでほっとしたんじゃないか。兄が死んだのは自分のせいではないのだと、そう実感できたんじゃないだろうか。
 だがそれでも、こうして語るということは、彼女にはまだ、わだかまりがあるのだろう。願ってしまったことへの後悔は、いつまでも消えることがないのだ。
 彼女の細い腕が静かに俺の背中に回った。ゆっくりと、しかし着実に、腕の力は強まっていく。泣くのかと思ったが、彼女は涙を見せなかった。それでも俺にしがみつくその手は、微かに震えていた。
 溶けることのない氷の塊が、彼女の胸の奥底にはある。それは、決して触れることができない。どんな言葉も、そんな深いところまではきっと届かない。それでも何か、力になってやりたかった。おこがましいだろうか。俺が公介を死に追いやったのかもしれないのに。こうして一緒にいることが、許されるようなふたりではないのに。
 俺はそっと彼女の身体を抱き返した。傷つけないように。嫌になったら、いつでも突き放せるように。そんな力��減で抱き締めた。こんな風に、誰かに優しくしようと思うことが、ずいぶん久しぶりだと感じた。
 互いの体温に身を委ねているうちに、再び眠気に誘われて、氷が少しずつグラスの中へ溶けていくように、そうしてふたり抱き合ったまま、朝まで眠った。
   「お疲れさん」
 目の前に缶コーヒーを置いてやると、貝塚は驚いたように顔を上げた。
「縞本。お疲れ、今から帰るのか?」
 そう言いながら自分のデスクから立ち上がろうとする貝塚を、俺は片手で制した。
「あとひと踏ん張りしようかと思ったけどな、もう今日はいいやって気持ちになっちまった」
「いいんじゃないの。縞本は働きすぎなんだよ」
 そう言う貝塚も、ブースに残っている最後のひとりだった。フロアを見回してみたが、同僚たちはとっくに退社している。
 こいつも、俺に負けず劣らずのワーカーホリ��クなのだ。おまけに、俺よりもヘビースモーカーだ。
「たらふく飲んで寝るよ、今夜は」
 週明けの月曜日の朝は、先方への謝罪から始まるのかと思うと、それだけで気が滅入った。今夜くらいは、酒でも飲まないとやってられない。
「さすがの縞本も参ってるねぇ」
 にやにやしながら貝塚はそう言って、俺がデスクに置いてやった缶コーヒーに手を伸ばす。
「井荻さんに癒してもらったら?」
「……は?」
 わざとらしく訊き返してみたが、貝塚は嫌らしい笑みをより深くしただけだった。
「俺はお似合いだと思うけどなぁ。縞本と井荻さん」
「……何を言ってるんだお前は。アホか」
「井荻さんはまだ知らないんだろう? 縞本が春に九州に異動になること。内示しかされてないもんねぇ」
「…………」
「誘ってみたら?」
「……俺と一緒に九州に行こう、ってか?」
「そうそう。井荻さんもその気になるかもしれないし」
「……アホか」
 俺は吐き捨てるようにそう言ったが、貝塚は缶コーヒーに口をつけながら笑っていた。その笑顔が妙に朗らかで、からかわれているのは明らかだった。無性に腹が立つ。
「万が一、彼女にその気がなくて関係が気まずくなっても、縞本は春にはいなくなる訳だから、少しの間の辛抱だし」
「何が言いたいんだ?」
「ローリスク、ハイリターンだよ、縞本。挑戦する価値はあるだろ?」
「…………アホか」
 俺は片手を挙げて「お疲れさん」と告げ、営業フロアを後にする。「なんだよ縞本、俺はマジだぞ」と、後ろから聞こえてきたが、それ以上耳を貸すことはしなかった。
 エレベーターを下り、建物を出ると、途端にビル風が吹きつけてきた。手袋を忘れて来たことを思い出し、コートのポケットに手を入れる。
 すれ違う人たちは皆、急ぎ足で通り過ぎて行く。今夜は昨日よりも冷える。早く暖かい場所へ行こうと、誰もが思っているのだ。
 暖かい場所。
 俺はいつの間にか、彼女のことを連想していた。馬鹿馬鹿しい。自分でも恥ずかしくなる。これじゃあ、貝塚にからかわれても仕方がない。
 そう言えば、今日彼女に会った時、俺が「行くのか」と訊いたら、彼女は「行きます」と答えたっけ。腕時計に目をやった。彼女はまだ、いるのだろうか。いつものバーに。
 あれから、井荻沙織との関係は変わっていない。変わらず同じ会社で働いていて、ときどき一緒に酒を飲み、ときどき一緒に眠っている。だが恋人ではないし、しかし、ただの同僚と呼ぶには、いささか深い仲になりすぎた。
 井荻沙織が兄の件について語ったのは、あの夜が最後だった。それ以来、彼女は兄の話をしていない。もしかしたらもう二度と、俺の前で口にすることはないのかもしれない。
 彼女の胸の内にあるわだかまりは、今もそこにあるのだろうか。溶けることのない氷を、変わらず抱いているのだろうか。
 俺は彼女に、何をしてやれるだろう。
 あの暑い日に、彼女が渡してくれた一本のペットボトル。その冷たい感触を、今でも思い出すことができる。「本当は違うんでしょ」と告げられた時、本当はどんなに嬉しかったか。
 誰かを傷つけ、自らも傷ついてばかりいた俺に、彼女は手を伸ばしてくれた。本質を見抜こうとでもするかのような眼差しで射抜かれる度、嘘をつかなくていいのは安堵できた。彼女の肌に触れ、彼女の指先が俺をなぞる時、今までの傷が癒えていくように思えた。俺は彼女に出会って報われた。その温かさに救われたのだ。
 だが俺の手は、彼女を温めることができるのだろうか。
 はたして、俺にそんな資格があるのか。
 そんな生き方が、許されるのか。
「九州か……。遠いな…………」
 思わず零れた独り言は、吹き荒ぶビル風に掻き消された。周囲の人々と同じように首をすくめ、背中を丸め、駅へ向かう道を歩く。雑草さえまだ芽吹かない、冷たいアスファルトを見下ろしながら、今はまだその足音さえも聞こえない、春のことを考える。
 その春が来た時、俺はもう、この場所にはいない。
 俺じゃなくてもいい、誰かが、彼女の傷を癒してやってくれればいい。彼女が救ってくれたように、代わりに誰かが彼女を救ってくれればいい。こんな冷え切った、硬く冷たい指先ではなく、もっと情熱的で献身的な、穏やかな熱量がある誰かが、彼女を抱き締めてくれればいい。
 そうして、彼女が抱いている大きな氷塊も、いつしか溶けてしまえばいい。
 だがもしも、側にいることが許されるのならば、その手を引くことが許してもらえるのであれば、俺はできうる限り暖かい場所へ、彼女を連れて行きたい。何もかもを忘れてしまえるような、まぶしいくらい陽の当たる場所へ。
 だがそんなことは、つまらない夢にすぎない。
「アホだな、俺は……」
 どうか彼女が、暖かい場所にいつまでもいられますように。
 そんなことを願った。
 そう願うことだけは、きっと俺にも許されるだろうから。
 了
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ari0921 · 4 years
Text
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和2年(2020)10月12日(月曜日)
 アルメニア vs アゼルバイジャン戦争
  彼らは何故、いつまで闘うのか? 現地の実情は?
**************************
 アゼルバイジャンとアルメニアの戦争は、ロシアの仲介で10月9日からいったん休戦となった。しかしいつ再開するか分からない。両国はともに旧ソ連に属したが、冷戦終結以後は明確に対立関係が再燃し、アゼルバイジャンはトルコに傾斜。アルメニアは西側の介入を当てにしている。ロシアは両天秤である。
 この背景を理解する一助として、拙著『日本が全体主義に陥り日』(ビジネス社)から該当箇所のダイジェストを行う。
▼アルメニアは資源欠乏、経済迷走
 アルメニアは文化も宗教も古く、自尊心が高い。アルメニアの宗教はギリシア正教会系アルメニア正教だ。
 世界の流浪民族の「大手」は四つ。ユダヤ人は国を滅ぼされ、二千年間世界各地を放浪したあげくシオニズム運動がおきてイスラエルを建国した。クルド人はイラク、イラン、トルコなどに1500万人も分散しているが、まだ国家として認められない。ロマ(ジプシー)は世界各地の底辺で組織化されないで生きている。そしてアルメニア人は世界に散っておよそ一千万人が欧米、イランなどにコミュニティを形成している。もともとの古里=カフカスの南の山岳地帯には歴とした国家が存在している。
 アルメニアと言えば、コニャックの名産地である。
 世界で初めてキリスト教を国教とした国として知られる。文明はいたって古く紀元前数世紀に樹立された国家であり、伝統的な文化伝統と文字を持っている。39の文字はキリル文字の祖先ともいわれ、「文字公園」がある。キリル文字の原型のような大きな模型が公園の展示物、いがいに観光客が多い。
 アルメニアは地震国で海の出口がなく、世界的に有名なアララット山はいまトルコ領土に編入されている(露土密約による)。
 このアララット山の雪解け水を使うコニャックが世界的なベストセラー。だから紙幣のデザインはアララット山、アルメニア国民のこころの拠り所もアララット山。百年近くもトルコに領土を奪われていることになり、実際に飛び地=ナゴルノ・カラバフをめぐって戦争をしたアゼルバイジャンに対してより、トルコへの恨みのほうが深い。
 アルメニアはトルコが1915年の第一次世界大戦のどさくさに150万人を虐殺したとして国際世論に訴え、フランスやドイツでは「あの虐殺はなかった」という言動を吐くと罰金、収監されるほどの「犯罪」となる。
 トルコはアルメニアのいう虐殺を真っ向から否定しており、「事故扱い」である。
それはともかく山国ゆえに河川の水は綺麗で農業用水も張り巡らされている。琵琶湖の二倍もある淡水湖=セヴァン湖では湖水魚が多く取れる。しかし水力発電に限界があり、かといって地熱発電も施設が不十分、鳴り物入りの原発も建設が大幅に遅れている。電力不足は恒常的である。
 北東に位置する隣国=アゼルバイジャンは資源リッチゆえ、ガソリンは安い。このアゼルバイジャンからの石油パイプラインとロシアからのガスに依存するアルメニア、北の隣国=グルジア(ジョージア)と同様に電力とガソリンが高い。
 地政学的な脆弱性は宿命である。国土の13%が森林地帯だが、南と北に集中しており、その付近はダムも多い。
 牧畜を主体に、チーズ、乳製品の輸出、果物とくに葡萄などで外貨を稼いできた。だが、近代的工業化に出遅れ、若者は国を去って外国へ出稼ぎに行く。驚くべし300万人の国民が250万人に減った。理由は若者の出稼ぎである。
 出稼ぎの送金で経済が成り立つのはフィリピンに似ている。
 若者がロシア、イランにもイスラエルにも、そして欧州各国と米国にでてゆくため各国にアルメニア人のコミュニティがある。ギリシア危機に遭遇した時は出稼ぎからユーロの送金がこなくなって悲鳴を挙げた。武漢コロナ禍で、またも送金が途絶えている。
 アルメニア出身の有名人と言えばカラヤン、ミコヤン(元ソ連外相)、そしてハチャトリアン(名曲「剣の舞」の作曲家)、サローヤン(小説家)がいる。みな最後が「ン」という姓名はアルメニア特有である。
 さて筆者はアルメニアへはアゼルバイジャンからバスで入国した。国境でヴィザが発行される。乗用車、トラック、バスの長い列がある。新車も多いが乗用車はドイツより圧倒的に日本車である。
 首都のエレバンは紀元前から開けた。じつに美しい街でこじんまりとまとまり、中世を感じさせる。この街でみたいと思っていたのはアルメニア正教会の総本山だ。ローマより早く、この国でキリスト教が国教となったから伝統の時間的距離が長い。
 総本山の敷地は広く、広場は数万人が一同にあつまって祈祷できる。ここには世界中から観光客と信者が押し寄せる。例外的に中国人を殆ど見かけない。あの世界中に爆買いツアーにでかけた彼らがアルメニアで少ないのはヴィザを制限しているからだ。
 アルメニアは全土が山岳地帯だが、標高差が激しい。二千メートル近い高地に開けるセヴァン湖では水上スキー、遊覧船、海浜リゾート風のホテルがあるが、エレバンまで二時間かかるため庶民は市内にあるアクアセンター(プール主体の総合娯楽施設)で過ごす。入場料10ドル、飲み物食料持ち込み禁止だから家族で行くと100ドル近くとなる。ちなみにアルメニア国民の平均月給は僅か150ドルだからアクアセンターにしても、せいぜい年に一度しか行けない。
 エレバン市内は綺麗なバスも走り、街区は清潔でビルも建ち並ぶ近代都市に変貌している。これは外国で成功したアルメニア人実業家が寄付したものである。
 経済的にはまだうまく機能しないけれども、表現の自由、結社の自由は回復した。
 ▲アゼルバイジャンと拝火教
  国名のアゼルバイジャンというのは「火の国」の意味がある。つまり古代ゾロアスター教の巨大な影響力が秘められている。イランのヤスドにも火が燃え続ける拝火教寺院があるが、首都バクーにも古代からの拝火教寺院が残る。この地のイスラムはイラン同様に拝火教の強い伝統の上に乗っかっている。
 バクーの沖合には油井が林立する。カスピ海の海底油田で、飛行機から眺めると海面は採掘リグがびっしりと並んでいる。ただしカスピ海に面していても海の出口がないので大型タンカーの輸出は不可能。それでもパイプラインでグルジア経由トルコへのルートを活用した輸出は一日百万バーレルだ。したがって国民の生活は豊かになった。
 とくに原油相場が高騰した時代に急成長を遂げた。首都バクーは人口二百万人。摩天楼が林立し、大型シッピングセンターは雑踏のように賑わい、高級住宅地は公園を挟んで超高価マンションが軒を競う。周辺を行き交うのはベンツ,BMW、レクサスなどが多く、他方で道路を早朝から清掃しているのは外国人労働移民。大きな所得格差を見せつける。
 カスピ海は高台から一望できるのだが、バクーは一級のリゾート地という別の顔を見せる。豪華ホテルが多く、西側諸国からの観光客が夥しくなった。アゼルバイジャンは独特ともいえるイスラム世界的な独裁体制にあって、旧ソ連の書記だったアリエフの二代にわたる「王朝」が築かれている。
 アゼルバイジャンが「火の国」と言われる所以は、拝火教の伝統からきている。イスラム教シーア派だが、地付きの伝統として、いまも生きる拝火教のシンボルは戦没者を祀る高台に登ると永久の火が燃えていることに繋がっている。
 経済は活況を呈し、バクーの都市としての近代化は驚異的スピードで進捗した。「数年の間に、町の様相はまったく一変した。かつては小道が入り組んでいた中心地は、小規模な家屋、店舗と小道がまるごと撤去され、大きな建物ばかりが建ち並ぶ」(広瀬陽子『未承認国家』)。
 地下鉄あり、港湾は近代化され、ガラス張りの摩天楼が国会議事堂の周りにも三棟。こうした近代化のことはともかく、旧ソ連の構成国であったアゼルバイジャンはソ連崩壊後、いかようにして民族的自由、宗教、そしてナショナルアイデンティティを確立したのか。あるいは出来なかったのか。
 アゼルバイジャンの紀元前のご先祖はアルバニア人である。しかしその後、ペルシア、モンゴル、トルコ帝国が入り乱れ、近世の始まる頃にトルコ系(つまりモンゴル系遊牧民)が多数派となった。ゆえにアゼルバイジャンはトルコとの連帯が強い。面積は北海道よりちょっと大きいくらいで、人口は一千万人弱だから人口徴密である。
 「殉教者の小道」という慰霊公園は日本で言う靖国神社。旧ソ連末期の軍事衝突と対アルメニア戦争で犠牲となった人々をまつる拝火教寺院風の建物(「火焔タワー」という)ではいまも真っ赤な火が燃え続けている。
 国民の主体はトルコ系だが、宗教はたぶんに拝火教が土台となったイスラム教のシーア派である。だがイランのような厳格さはなく、世俗的でベールを被った女性は殆どいない。
アゼル人の国民性は徹底的に陽気である。ムスリムなのに酒を飲み、踊りと歌が大好き。イスラム世俗主義ゆえに宗教的戒律は緩く、バクー市内には朝まで営業しているバアが十数軒、寿司バアもある。入れ墨に怪しげな同性愛バアもあった。
 とくに新市街の「ニザミ通り」は「バクーの銀座」、ルイビュトン、グッチ、ディオール、シャネルと何でもござれで、その裏道が深夜営業のバア通りだった。近年は市内にトランプタワーも建設中と聞いた。
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