Tumgik
#砕ける波
spi-d3r · 2 years
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All Breathing Styles and Forms!!!
SUN BREATHING (13 forms)
Also called Hinokami Kagura or The original Breathing
‌First Form: Dance (円えん舞ぶ) whit variant by tanjiro: Dancing Flash (円えん舞ぶ一いっ閃せん)
‌Second form: Clear Blue Sky (碧へき羅らの天てん)
‌Third Form: Raging Sun (烈れつ日じつ紅こう鏡きょう)
‌Fourth Form: Burning Bones, Summer Sun (灼しゃっ骨こつ炎えん陽よう)
‌Fifth Form: Setting Sun Transformation (斜しゃ陽よう転てん身しん)
‌Sixth Form: Solar Heat Haze (飛ひ輪りん陽かげ炎ろう)
‌Seventh Form: Beneficent Radiance (輝き輝き恩おん光こう)
‌Eighth Form: Sunflower Thrust (陽よう華か突とつ)
‌Ninth Form: Dragon Sun Halo Head Dance (日にち暈うんの龍りゅう・頭かぶり舞まい)
‌Tenth Form: Fire Wheel (火か車しゃ)
‌Eleventh Form: Fake Rainbow (幻げん日にち虹こう)
‌Twelfth Form: Flame Dance (炎えん舞ぶ)
‌Thirteenth Form (拾じゅう参さんノ型かた)
KNOWN USERS: Yoriichi Tsugikuni, Sumiyoshi, Tanjuro Kamado, Tanjiro Kamado
WATER BREATHING (11 forms)
One of the five main Breathing Styles
‌First Form: Water Surface Slash (壱いちノ型かた 水みな面も斬ぎり)
‌Second Form: Water Wheel (弐にノ型かた 水みず車ぐるま) whit variation Lateral Water Wheel (弐にノ型かた・改かい 横よこ水みず車ぐるま)
‌Third Form: Flowing Dance (参さんノ型かた 流りゅう流りゅう舞まい)
‌Fourth Form: Striking Tide (肆しノ型かた 打うち潮しお) whit variant Striking Tide, Turbulent (打うち潮しお・乱らん)
‌Fifth Form: Blessed Rain After the Drought (伍ごノ型かた 干かん天てんの慈じ雨う)
‌Sixth Form: Whirlpool (陸ろくノ型かた ねじれ渦うず), whit variant Whirlpool, Flow (ねじれ渦うず・流りゅう流りゅう)
‌Seventh Form: Drop Ripple Thrust (漆しちノ型かた 雫しずく波は紋もん突づき) whit variation Drop Ripple Thrust, Curve (雫しずく波は紋もん突づき・曲きょく)
‌Eighth Form: Waterfall Basin (捌はちノ型かた 滝たき壼つぼ)
‌Ninth Form: Splashing Water Flow, Turbulent (玖くノ型かた 水すい流りゅう飛沫しぶき・乱らん)
‌Tenth Form: Constant Flux (拾じゅうノ型かた 生せい生せい流る転てん)
‌Eleventh Form: Dead Calm (拾じゅう壱いちノ型かた 凪なぎ), created by water hashira Giyu Tomioka
KNOWN USERS: Giyu Tomioka (Hashira), Tanjiro Kamado, Sakonji Urokodaki Sabito, Makomo, Aoi Kanzaki, Murata
FLAME BREATHING (9 forms, only 6 known)
One of the five main Breathing Styles
‌First Form: Unknowing Fire (壱いちノ型かた 不知火しらぬい)
‌Second Form: Rising Scorching Sun (弐にノ型かた 昇のぼり炎えん天てん)
‌Third Form: Blazing Universe (参さんノ型かた 氣き炎えん万ばん象しょう)
‌Fourth Form: Blooming Flame Undulation (肆しノ型かた 盛せい炎えんのうねり)
‌Fifth Form: Flame Tiger (伍ごノ型かた 炎えん虎こ)
‌Ninth Form: Rengoku (玖くノ型かた 煉れん獄ごく)
KNOWN USERS: Rengoku Kyojuro (Hashira), all the male members of Rengoku family
WIND BREATHING (9 forms)
One of the five main Breathing Styles
‌First Form: Dust Whirlwind Cutter (壱いちノ型かた 鹿じん旋せん風ぷう・削そぎ)
‌Second Form: Claws-Purifying Wind (弐にノ型かた 爪そう々そう・科しな戸と風かぜ)
‌Third Form: Clean Storm Wind Tree (参さんノ型かた 晴せい嵐らん風ふう樹じゅ)
‌Fourth Form: Rising Dust Storm (肆しノ型かた 昇しょう上じょう砂さ塵じん嵐らん)
‌Fifth Form: Cold Mountain Wind (伍ごノ型かた 木こ枯がらし颪おろし)
‌Sixth Form: Black Wind Mountain Mist (陸ろくノ型かた 黒こく風ふう烟えん嵐らん)
‌Seventh Form: Gale, Sudden Gusts (漆しちノ型かた 頸けい風ふう・天てん狗ぐ風かぜ)
‌Eighth Form: Primary Gale Slash (捌はちノ型かた 初しょ烈れっ風かざ斬きり)
‌Ninth Form: Idaten Typhoon (玖くノ型かた 韋い駄だ天てん台たい風ふう)
KNOWN USERS: Sanemi Shinazugawa (Hashira), Masachika Kumeno
STONE BREATHING (5 forms)
One of the five main breathing Styles
‌First Form: Serpentinite Bipolar (壱いちノ型かた 蛇じゃ紋もん岩がん・双そう極きょく)
‌Second Form: Upper Smash (弐にノ型かた 天てん面めん砕くだき)
‌Third Form: Stone Skin (参さんノ型かた 岩がん軀くの膚はだえ)
‌Fourth Form: Volcanic Rock, Rapid Conquest (肆しノ型かた 流りゅう紋もん岩がん・速そく征せい)
‌Fifth Form: Arcs of Justice (伍ごノ型かた 瓦が輪りん刑ぎょう部ぶ)
KNOWN USER: Gyomei Himejima (Hashira)
THUNDER BREATHING (7 forms)
One of the five main breathing Styles
‌First Form: Thunderclap and Flash (壱いちノ型かた 霹へき靂れき一いっ閃せん) improved by Zenitsu in Sixfold (六ろく連れん), Eightfold (八はち連れん) and Godspeed (神しん速そく)
‌Second Form: Rice Spirit (弐にノ型かた 稲いな魂だま)
‌Third Form: Thunder Swarm (参さんノ型かた 聚しゅう蚊ぶん成せい雷らい)
‌Fourth Form: Distant Thunder (肆しノ型かた 遠えん雷らい)
‌Fifth Form: Heat Lightning (伍ごノ型かた 熱ねつ界かい雷らい)
‌Sixth Form: Rumble and Flash (陸ろくノ型かた 電でん轟ごう雷らい轟ごう)
‌Seventh Form: Honoikazuchi no Kami (漆しちノ型かた 火ほの雷いかづちの神かみ) created by Zenitsu
KNOWN USERS: Zenitsu Agatsuma, Kaigawa, Jigoro Kuwajima
MOON BREATHING (16 forms, only 11 known)
derivate from Sun Breathing
‌First Form: Dark Moon, Evening Palace (壱いちノ型かた 闇やみ月づき・宵よいの宮みや)
‌Second Form: Pearl Flower Moongazing (弐にの型かた 珠しゅ華かノ弄ろう月げつ)
‌Third Form: Loathsome Moon, Chains (参さんノ型かた 厭えん忌き月づき・銷つがり)
‌Fifth Form: Moon Spirit Calamitous Eddy (伍ごノ型かた 月げっ魄ぱく災さい渦か)
‌Sixth Form: Perpetual Night, Lonely Moon - Incessant (陸ろくノ型かた 常とこ夜よ孤こ月げつ・無む間けん)
‌Seventh Form: Mirror of Misfortune, Moonlit (漆しちノ型かた 厄やっ鏡きょう・月づき映ばえ)
‌Eighth Form: Moon-Dragon Ringtail (捌はちノ型かた 月げつ龍りゆう輪りん尾び)
‌Ninth Form: Waning Moonswaths (玖くノ型かた 降くだり月づき・連れん面めん)
‌Tenth Form: Drilling Slashes, Moon Through Bamboo Leaves (拾じゅうノ型かた 穿せん面めん斬ざん・蘿ら月げつ)
‌Fourteenth Form: Catastrophe, Tenman Crescent Moon (拾じゅう肆しノ型かた 兇きょう変へん・天てん満まん繊せん月げつ)
‌Sixteenth Form: Moonbow, Half Moon (拾じゅう陸ろくノ型かた 月虹げっこう・片かた割われ月づき)
KNOWN USER: Michikatsu Tsugikuni/Kokushibo
SOUND BREATHING (5 forms, only 3 known)
Derivate from Thunder Breathing
‌First Form: Roar (壱いちノ型かた 轟とどろき)
‌Fourth Form: Constant Resounding Slashes (肆しノ型かた 響きょう斬ざん無む間けん)
‌Fifth Form: String Performance (伍ごノ型かた 鳴めい弦げん奏そう々そう)
KNOWN USER: Tengen Uzui (Hashira)
FLOWER BREATHING (7 forms, only 5 known)
Derivate from Water Breathing
‌Second Form: Honorable Shadow Plum (弐にノ型かた 御み影かげ梅うめ)
‌Fourth Form: Crimson Hanagoromo (肆しノ型かた 紅べに花はな衣ごろも)
‌Fifth Form: Peonies of Futility (伍ごノ型かた 徒あだの芍しゃく薬やく)
‌Sixth Form: Whirling Peach (陸ろくノ型かた 渦うず桃もも)
‌Final Form: Equinoctial Vermilion Eye (終ついノ型かた 彼ひ岸がん朱しゅ眼がん)
KNOWN USERS: Kanae Kocho (death Hashira), Kanao Tsuyuri
LOVE BREATHING (6 forms, only 5 known)
Derivate from Flame Breathing
‌First Form: Shivers of First Love (壱いちノ型かた 初はつ恋こいのわななき)
‌Second Form: Love Pangs (弐にノ型かた 懊おう悩のう巡めぐる恋こい)
‌Third Form: Catlove Shower (参さんノ型かた 恋こい猫ねこしぐれ)
‌Fifth Form: Swaying Love, Wildclaw (伍ごノ型かた 揺ゆらめく恋れん情じょう・乱みだれ爪づめ)
‌Sixth Form: Cat-Legged Winds of Love (陸ろくノ型かた 猫ねこ足あし恋こい風かぜ)
KNOWN USER: Mitsuri Kanroji (Hashira)
INSECT BREATHING (4 forms)
Derivate from Flower Breathing
‌Butterfly Dance: Caprice (蝶ちょうノ舞まい 戯たわむれ)
‌Dance of the Bee Sting: True Flutter (蜂ほう牙がノ舞まい 真ま靡なびき)
‌Dance of the Dragonfly: Compound Eye Hexagon (蜻せい蛉れいノ舞まい 複ふく眼がん六ろっ角かく)
‌Dance of the Centipede: Hundred-Legged Zigzag (蜈ご蚣こうノ舞まい 百ひゃく足そく蛇じゃ腹ばら)
KNOWN USER: Shinobu Koucho (Hashira)
MIST BREATHING (7 forms)
Derivate from Wind Breathing
‌First Form: Low Clouds, Distant Haze (壱いちノ型かた 垂すい天てん遠とお霞がすみ)
‌Second Form: Eight-Layered Mist (弐にノ型かた 八や重え霞かすみ)
‌Third Form: Scattering Mist Splash (参さんノ型かた 霞か散さんの飛し沫ぶき)
‌Fourth Form: Shifting Flow Slash (肆しノ型かた 移い流りゅう斬ぎり)
‌Fifth Form: Sea of Clouds and Haze (伍ごノ型かた 霞か雲うんの海うみ)
‌Sixth Form: Lunar Dispersing Mist (陸ろくノ型かた 月つきの霞か 消しょう)
‌Seventh Form: Obscuring Clouds (漆しちノ型かた 朧おぼろ) created by Muichiro Tokito
KNOWN USER: Muichiro Tokito (Hashira)
SERPENT BREATHING (5 forms)
Derivate from Water Breathing
‌First Form: Winding Serpent Slash (壱いちノ型かた 委い蛇だ斬ぎり)
‌Second Form: Venom Fangs of the Narrow Head (弐にノ型かた 狭きょう頭ずの毒どく牙が)
‌Third Form: Coil Choke (参さんノ型かた 塒とぐろ締じめ)
‌Fourth Form: Twin-Headed Reptile (肆しノ型かた 頸けい蛇じゃ双そう生せい)
‌Fifth Form: Slithering Serpent (伍ごノ型かた 蜿えん蜿えん長ちょう蛇だ)
KNOW USER: Obanai Iguro (Hashira)
BEAST BREATHING (11 forms/fangs)
Derivated from Wind Breathing
‌First Fang: Pierce (壱いちノ牙きば 穿うがち抜ぬき)
‌Second Fang: Slice (弐にノ牙きば 切きり裂さき)
‌Third Fang: Devour (参さんノ牙きば 喰くい裂ざき)
‌Fourth Fang: Slice 'n' Dice (肆しノ牙きば 切きり細こま裂ざき)
‌Fifth Fang: Crazy Cutting (伍ごノ牙きば 狂くるい裂ざき)
‌Sixth Fang: Palisade Bite (陸ろくノ牙きば 乱らん杭ぐい咬がみ)
‌Seventh Form: Spatial Awareness (漆しちノ型かた 空くう間かん識しき覚かく)
‌Eighth Form: Explosive Rush (捌はちノ型かた 爆ばく裂れつ猛もう進しん)
‌Ninth Fang: Extending Bendy Slash (玖くノ牙きば 伸しん・うねり裂ざき)
‌Tenth Fang: Whirling Fangs (拾じゅうノ牙きば 円えん転てん旋せん牙が)
‌Sudden Throwing Strike (思おもいつきの投なげ裂さき)
KNOWN USER: Inosuke Hashibira
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tanashin · 1 year
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その夜 
作業煮詰まって終電で新宿へ。
特急で3駅15分。帰り路急ぐ人波に逆らい歌舞伎町に向かう。「こんな時間に、」「歌舞伎町で、」と未だにわけのわからん優越感を持ってしまう自分に辟易する。単に地元の後輩が店長している飲み屋にしか行くところがないだけだ。
思い出横丁、大ガード、一番街を抜け、路駐の黒塗りの列の脇を曲がる裏通りの一角に「のぼせもん」がある。店は混んでいた。ラーメンやチャーハンのメシ客と呑みの客。鍋を振っている才木はオレに気付き顎でカウンターの角を指す。行く前にLINEしていたので手書きの予約の紙が置いてある。1人のときも2席分必ず確保してくれている。元々は博多ラーメン屋だったが場所柄呑みの客が多く、いつのまにかツマミが増えていき博多屋台メニューが並ぶようになった。もつ鍋まで出る。才木は平日ワンオペで店を回す。
ウーロンハイと煮卵とチャーシューが出てくる。才木が作ったウーロンハイは本当にうまい。大五郎と伊藤園の烏龍茶なのにいちいち美味い。ウチで同じように作っても全然違う。不思議。反対側の角の高橋さんと目が合い会釈する。この辺りのキャッチの元締めのヤクザ。入れ替わりくる休憩時の若者にメシを食べさせている。高橋さんはいつもの一升瓶の黒霧のロックのセット。この店で一升瓶をキープしているのは、高橋さんとサニーデイの田中さんだけだ。混み合ってきたので一度外に出る。
散歩しながら撮影。いい瞬間はなかなか出会わない。一度森山大道を見かけて後をつけたことがある。歩きながらずっと撮影していた。その数秒後に自分も同じ場所に立つけど、なにをなんで撮っていたのかまったくわからなかった。小一時間ついて回ったが途中巻かれた、というか見失った。「夢のように薄い水割りを」と酒で体を壊した森山大道がどっかのバーで言ったらしい。
ホスト街を抜けてバッティングセンターの前のたくさんの自販機の光の下に女の子が座りこみ泣いていた。遠目から一枚撮るかとカメラ構えた瞬間目が合いやめた。ばつが悪いので、なにか飲むかと自販機に小銭を入れる。女の子は黙って桃の天然水を押した。リボンが異様にたくさんついたレース生地のワンピースとロングブーツ。かなり酔っていて涙で化粧が落ちていた。とりあえず隣りでタバコに火をつける。吸うかと差し出すが首を横にふる。「携帯貸して」と、調べものか誰かに連絡するのかと渡す。イヤホンをつけたまま渡してしまい外そうとすると手を払い除け耳につけて歩き出した。
背はかなり小さく細い。アスファルトを鳴らしながら、ではなく、目についた自転車や看板を蹴り倒しながらカラーコーンをぶん投げながら歩く。取れかけたツケマツゲも投げてた。倒された自転車や看板を元に戻しながら後ろからつかず離れずでついていく、声は届かない。もしトラブルになりそうなら出ていこうかと思ったけどみんなあっけに取られ何回か怒鳴られたが気にせず歩く。怒りか悲しみか大きなエネルギーが放出してる様はすごいライブで演ってる人が光って見えるのに似ていた。澱みがないから止まらない止められないのか。ランダムに設定していたレイジアゲインストザマシーンあたりが流れているのかと思ったら面白くてニヤついてたら、振り返り「キモ」と言われる。後ろ姿を撮りながら新宿をぐるぐる回る。たまに振り返ると「ウケる、Yahooニュースばっかり見てんじゃん、キモ」「フォロワー500人、キモ」とケラケラ笑う。見るなと言い返しても、もう背中聞こえていない。
どのくらい歩いただろう、そろそろ始発が動く時間で駅に向かう人が多くなってきた。あいかわらずなぎ倒しながら歩いていたが勢いはなくなっていた。酔いも覚めたのだろう。空の桃の天然水は持ったままだ。三丁目の飲み屋街から明治通り伊勢丹の向かいに出てきた。あーここ美味しいクレッソニエールと思ってたら突然立ち止まりイヤホンを外しiPhoneとペットボトルを思いっきり足元に投げつけてきた。
「おまえのハンパなやさしさが全部をダメにする」
と言い放ち新宿三丁目の駅に降りていった。拾うと画面はバキバキに割れていた。傷だらけで人質は解放された。音は鳴るかとイヤホンをつけるとpredawnが流れていた。
コンビニでアイスを買い店に戻る。誰もいない店内で才木は仕込みをやっていた。「にーやん遅かったね、瓶ビールでいい?」小さいグラスで乾杯だけして、才木はアイスをくわえながら厨房に戻る。系列の4店舗分のスープの仕込みを才木がやっている。さっきの話しを聞いてもらいたくて「少し休んで呑もうや」と誘う。「この豚は一度死んでウチにきてるから、2度死なすわけにはいかんのよ」と才���は言った。寸胴の中の豚骨を砕く才木の背中を見ながらアイスを食べた。
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onishihitsuji84 · 11 days
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『ガラスの街』
 五月は読書の月だ。僕は本を読んだ。数多の本を。  最初、それは次の小説のアイデアを得るためだった。頭上の樹々からワインのための葡萄をもぎ取るような、循環を続けるにあたっての摂取だった。いきおい堕落しつつある現実から少しでも意識を逸らすためでもあった。  普段の僕は、本を読んで時間を過ごすことは少ない。長い時間ひとつの文章に集中することができないのだ。  それに読むことよりは書くことのほうがずっと大切だと僕は思っている。読む行為は、現実という制限された枠組みのなかではせいぜい膝丈ほどの優先度しかなかった。  しかし五月ではあらゆるものが落下した。熟れ過ぎた果実が枝との繋がり終え、足元に開いた坩堝に呑み込まれていった。読む行為もそうだ。落ち、煮え滾る器の中で混合した。  いまでは僕の「読む」は混沌としている。それはいまでは長身の僕、その僕以上にのっそりとそびえる一本の巨大な柱となっている。物言わぬ花崗岩の柱。五月、僕はそんな柱を中心にぐるぐると回り続けている。手は文庫本に添えられ、目は9.25ポイントの文字に注がれている。足は僕の意識から離れて交互に動いている。ひたすら歩き、ひたすら読んでいる。柱から少し離れた誰彼にどう見られているかどう言われているかなんてことお構いなしに。
 いや。そんな話自体がどうでもいい。関係ない。  きょう、僕は自分自身が”うすのろ”だということを語りにきたのだ。
***
 五月。  僕はどんなものを読んだのだろうか。   金ができて僕がまずやったことは大学生協の本屋に行くことだった。カウンターで二枚つづりの注文用紙を手に取り、もう何年も使い続けている青のボールペンで書いた。 "9784002012759"  週明け、僕は地下の生協で注文の品を受け取った。『失われた時を求めて』全十四冊。いまは第一巻を読んでいる。僕がふと目をあげると、あの遠い窓の奥で、大叔母が目を爛々と輝かせているというイメージが浮かぶ。泳ぐような精神の移ろいもまた。
 シェイクスピアの『夏の夜の夢』も読んだ。 『MONKEY』のvol.31の三篇、ケン・リュウ「夏の読書」、イーディス・ウォートン「ジングー」、ボルヘス「バベルの図書館」も読んだ。  仕方なく後回しにされていた本を買って読んだのだ。  金銭の自由は、精神という鈍い壁に茂っていた蔓植物のような不足を一太刀で解決した。
『春の庭』も読んだ。『九年前の祈り』も。  ウルフの『波』も読み始めている。  僕の貪欲は、過去に読んだことがあるかどうかなんてものでは選ばなかった。カーヴァーの『象』、春樹の「タイ・ランド」、マンローの「イラクサ」、ヴォネガットの『スローターハウス5』。マラマッドの「悼む人」も読んだ。
 一度の時に、僕はこれらの本を読んだのだった。  こんなに大量のフィクションを仕入れて、いったい何をしようとしているのか?  紛争でも起こそうとしているのか?
 何のためか。それは僕自身にもわからなかった。  僕は特定の目的をもって読んだわけではなかったようだった。五月の読書は「文章の上達」や、「ストーリーテリングの技法」といったそれまでの興味とは別物だった。振り返ればそうだとわかる。
 五月の読書は、それまでの自分を抑制しようとする、極めて機械的な態度とは違っていたのだ。  言えば、それは無垢に機械的な読書だった。  これまでの僕は断じて読書好きではなかった。どんな傑作でも一時間もしないうちに音を上げて投げ出した。ドストエフスキーやメルヴィルと出会ったときでさえ、メインストリームは”書くこと”、そして”生きること”で変わらなかった。この五月に僕は初めてむさぼるように読んだのだ。頭を空っぽにして。堆い小説の亡骸の山に坐すかのようにして。
 それで、僕は何かしら成長したか。  いや。成長なんて一つもなかった。  そこには変化さえなかった。二週間前と、すべては同じだった。僕が着るのは依然深いグレーのブルゾンだった。コミュニケーションもぎこちないままだった。  だからそこで起きたことはシンプルだ。つまり、僕はポール・オースターの『ガラスの街』を読み、ある一つの事実に行き当たった。 「僕はなんという低能なのだ」という事実に。
***
 一昨日から僕はポール・オースターの『ガラスの街』を読み始める。  『MONKEY』でオースターのエッセイを読んで彼のことを思い出し、その夜に丸善に立ち寄った僕は彼の本を久々に手に取った。  三日で読んだ。 「三日で読む」というのは僕にとってほとんどあり得ないことだった。僕のリュックサックには必ず四、五冊の本があった。読むときにはまずそのとき一番惹かれる本を手に取った。そして十数ページが過ぎ、抱いていた軽度の好奇心が満たされてしまうと、浮気性の蜜蜂のようにまた別の小説の甘いのを求めるのだった。  だから、一日目、二日目と時を経るごとに加速度的にその好奇心が勢いを増し、三日目には150ページを一つの瞬間に通貫して読んでしまったのだ。僕の読書体験において、異例中の異例だった。
『ガラスの街』を読んで、僕はうちのめされた。徹底的に。 ”面白さ”、そして”新鮮さ”の二つが、やはり事の中心だった。読書においておきまりのその二つが今回も僕を虐め抜いたというわけだ。 『ガラスの街』を読み終えた瞬間、僕の生きる世界のどこかが確実に変化した。
「祈っている。」  僕がこの最後の一文を読んだとき、曇り空の下にいた。その一節がこちらに流れ込んできたあと、僕は立ち上がった。テーブルがごとりと揺れるほどぶっきらぼうに立った。取り乱していたのだった。僕はそのままであてもなく歩き始めた。 「これ以上座っていることはできない」 「このまま座っていると、僕は頭の先から崩れ落ちてしまう不可逆的に」  そうした、僕という精神を一切合切覆してしまうほどの強烈な予感のために。  僕は予感に乗っ取られないよう、何も考えないと努めていた。何も感じまい、何も見まい、と。  リラックスを意識し、肩から力を抜く。腕をぐんと伸ばし、指をぽきぽきと鳴らした。イヤホンを耳にした。『ベリーエイク』を再生する。いつか足元をくすぐった波のように心地よい、ビリーアイリッシュの声に心をしっとり傾けた。  もちろん、そんなことは無駄だった。とりあえずの形など、何の助けにもならなかった。以前との比較から始まる違和感たちは強権的に僕の感情の戸をこじ開けた。  歩く中、透明の空気が奇妙に凪いでいた。風景からは特定の色が抜け落ちていた。向こうで笑う声、衣擦れの音、靴底の摩擦。音という音がワンテンポずれて聞こえた。  変化は女王だった。彼女は支配的だった。  僕は小説による変化を受け入れ、恭順のように認めたわけではなかった。むしろ、変化は僕にどうしようもなく訪れていた。言わば、言い渡しのようにして。  女王を僕は素晴らしい小説を読んだ後の”ゆらぎ”の中に閉じ込めたのだった。何もかもが、僕に合わない形に作り替えられていた。建物を構成する直線はいまやでたらめで恐怖がつのった。頭上の青はこのように汚い灰色では絶対なかった。
――そして、当然、この点についての文章はかたちだけに過ぎない。これらは省略した文章。書く必要がないということ。  なぜなら、あなたたちもかつて同じ経験を経ているからだ。小説を読み終えたあとに来る世界の変質を。  加えて、忘れる��んてことを女王が許すわけもない。これについても言わずもがなだろう。
 そして、重要なのは変化のよろめきではない。   そうなんだ。きょうしたいのは女王の話とは実は違うのだ。ここであなたに伝える言葉は破壊だ。  破壊。  それは”面白さ”と”新鮮さ”のコンビがやったわけではなかった。変化の体験に曝されたゆえのサイコ・ショックでもない。  木々を打ち砕く手斧となり、人体を壊す剣となり、バベルの塔をゼロにする雷となったのは、オースターの書きっぷりだった。
 オースターは、考え抜いていた。  そこで”感じ”は排除されていた。  感覚による言い表しがまるで無かったのだ。僅かにイメージに依拠するものがあっても、それは必ず共感の姿勢だった。テーブルに身を乗り出し、相手の声に耳を澄ませる態度。
『ガラスの街』では、本当に一切妥協はなかった。僕はとても信じられず、街を隅から隅までしつこく歩き回った。しかし、本当に妥協はどこにも無かった。
 オースターは僕とコミュニケートすることを選んでいた。そのへんの宙に感覚という水彩画を描いて「ほらご覧」とする、ごく個人的で他者には見せつけるだけという表現は徹底的にしなかった。チャンドラーを始め、私立探偵ものに由来する例の論理的な高慢さはあった。しかし、確実にオースターは読者と対峙していた。彼は殴る、殴られる痛みを完全に了解した上でリングに立っていた。  彼の据わった眼が僕を揺るがしたのだった。彼は完全の脆弱性を知りながら、完全に書いていた。  それだから、彼を読んだとき、僕は……
 向こうから厚底ブーツの女が歩いてくる。  女は痩せている。薄い、流線形の黒一枚に身を包んでいる。背が高く、ありったけに若い。二十歳前後に見える。二つの瞳はキャップに隠れている。すれ違いざまに見える耳にさえ、カナル型のイヤホンで黒が差されている。マニキュアはあまりにも美しい銀色に染まっており、高まりを誘う。  センスがいい。綺麗だ。  彼女はなんて豊かなんだ。  僕はそう思う。  ほとんど同時に、ガラス一枚を隔てた向こうで本を読む人を見つける。  また女だったが、今回性別は重要ではなかった。その読む人は区切られたブースで、文庫に目を落としていた。化粧や唯一のファッションなどもなく、やはり装飾は重要でなかった。というのも、いまにも涎が垂れてきそうなほどに口をあんぐりと開けて読んでいた間抜けなその放心が、僕の記憶に楔として打ち込まれていたからだ。
 これらのスケッチが、何かを直截に意味することはない。二つの風景は隠喩ではない。  正直に、上記は僕が受けた印象の再放送だ。  この日記は『不思議の国のアリス』ではない。二つは作為的な意味を持たない。  書いたのは「意味を持たない」ということを明らかにするためだ。  その内容でなく、外側、僕のスタイルという基本的な骨組みを露わにするためだ。
 そう。だから、つまり……僕は痛みから逃げている。オースターとは違って。  きょう、読んで、事実は突きつけられる。
***
”言葉”はもう一度響く。
「大西さんの小説は、けっきょく古典から表現を引用しているだけ」
「僕は彼にもう興味がないんだ。かつて、彼は賢い人だと思っていた。書くものに何かしらの意味があると思っていた。でも、そうじゃないと知った」
「あなたの課題は、独自の世界観を提示できるかということです。海外の小説、そして村上春樹でなく」
***
 そして、このように敗北してもなお、僕は決定的な何かについて述べることはなかった。張りつめた表情で、まやかし、それ自体に必死に祈る。もうそのような生き方しかできないと信じ込んでいるのだ。
「この大地にあるものはすべて、消え去るのだ。そして、今の実体のない見世物が消えたように、あとには雲ひとつ残らない。私たちは、夢を織り成す糸のようなものだ。そのささやかな人生は、眠りによって締めくくられる」
 祈りの文句を何度も何度も口にした。  僕の声はいつも通りにすごく軽くで響いた。  そして一度響いてしまったものは泡沫のようにたちまち消え去った。
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emeraldecheveria · 21 days
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月の光と海うさぎ【1】
ルルのこと[1]
 飼育小屋で飼っていたうさぎの「ルル」が、私が当番だった日に死んだ。
 原因は分からない。何か病気だったのかもしれない。寿命が早く訪れたのかもしれない。とりあえず、殺されたとかではなかった。
 でも、みんなひそひそとこんなことをささやいた。
「ルルは二組の光谷さんが殺したんだよ」
「うさぎは寂しいと死んじゃうんでしょ?」
「お世話サボって、寂しい想いさせたんだよ」
 私、ルルのお世話をサボってなんかない。ちゃんと朝も、お昼休みも、放課後にもお世話に行った。
 そっと撫でてみた白い軆は、ふかふかして温かかった。ルルも赤い瞳に私を映してくれた。にんじんのスティックを噛み砕く、ぽりぽりという音も憶えている。真夏でちょっとくせがある、飼育小屋の動物のにおいだって。
 ルルに寂しい想いなんて、私はさせなかった。でも、みんな、私がルルを殺した犯人だとうわさするようになった。
 毎日そんなふうに言われていると、初めは私は悪くないと思えていたのに、次第に自信がなくなってくる。
 ……やっぱり、ルル、寂しかったのかな。放課後、あと五分そばにいたら、違ったのかな。
 あるいは、ルルが不調だったのは確かなわけで、それを見抜けなかったことでがっかりさせた? 私が悪かったのかな。私が殺したのかな……。
 ──思えば、この頃から、私の心にはうさぎが棲みつきはじめたのだ。ただのうさぎではない。痛めつけられるほど、重い雨を降らし、海を波立てて荒らす、海のうさぎ。私は何となく、そのうさぎを「ルル」と呼んだ。
 空にも行けず、私の心を黒い雲で覆い、冷たく暗い雨で冒す海うさぎ。
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【次話へ】
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enushi-gengetsu · 4 months
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一次創作の特務課モノリス4人目、名前は「ウローリヤ(Wlorliya)」です。
Dさんのライブで楽しみ散らかして疲れ切った体と、寒波と低気圧のトリプルパンチの時に降りてきた人です。
イラストの後にプロフィールを置いておきます。翻訳は相変わらずできてませんごめん。
The fourth character in the section Monolith of my original work, his name is "Wlorliya".
This is a character I came up with when I was exhausted from enjoying Mr. D's live show, and when I was hit by the triple punch of cold waves and low pressure.
His profile is below the illustration.
I gave up on translating the profile because it was long. sorry.
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以下プロフィール
His profile
・ウローリヤ(Wlorliya)
30代後半
身長190cmくらい+ヒール
一人称は「僕」
特務課モノリスの暫定リーダー。
年齢的になんとなくそうなった。なんとなくだけど、ちゃんと代表を務めている。
意識を強制停止させる、一見「魂を抜く」ような能力を持つ。
の、正体は空気圧縮。
生き物の神経も機械の回路もバーストさせてくる。
発火も空間切断も圧で押し潰すも可能。危険度で言えばモノリスNo.1。
ただ、自分が危険な事をよく理解しているので、慎重に行動する。
戦闘では空気圧縮の霧のオオカミを召喚する。
噛み付かれれば神経バーストされる。
能力の反面、自分は不眠症。
自分の神経バースト(極弱)以外で眠る(というよりほぼ気絶)事があまりない。
自分の眠気を感知できない。
ばったり倒れたかと思うと寝てるだけなんて事もある。
もれなく人嫌いで、モノリス所属者(後輩達)とは仲が良い。
プラス、暫定でも代表なので、自分の判断が後輩達にどんな仕事が行くかを決める。
そのため、余計に外部の人への警戒が強い。
「素人質問で恐縮なのだがね」とか言ってくる。
他のモノリスズを「エレ」「ラン」「ネビ」と略称で呼ぶ。
(他のモノリスズも共通)
仕事では即座に判断して発言するので、返答を待っている時間の方が長い。
イコール黙っている時間が長い。そのため、外部の仕事関係の人には無口で厳しい人だと思われている。
が、身内には口数が増えるのでモノリスズからはお喋りだと思われている。
日常では基本ゆるそっけない。
が、一度興味を持たれると質問攻めにあう。
身内のモノリスズとはお喋りをする事自体が好きなので、話題は何でもよかったりする。
・例
「道に迷った?なんで僕に聞くんだい?
まあいいや、そっちの道の二つ目の角を左に行くと案内所に着くよ」
「安眠できる方法、何か知らない?民間療法とかおまじないとかも情報集めててね」
「玉ねぎを吊るす…?置くではなく?…何でどうやって吊るすんだい?ビニール紐でもいい?それとも麻紐じゃないと駄目とか?結び方に決まりは?」
・対モノリスズ
「エレ、僕ね、今日で不眠3日目なんだけど、ベッドに座るから首の後ろ殴ってくれないかな」
「自分で神経切るのとどっちが健康的だと思う?」
「仕事のためにもコンスタントに気絶したいんだけど、」
「あ、気絶じゃなくて睡眠、うんそうだね、睡眠…睡眠ってどうやるんだい……」
「ヒールの履き方?慣れだよ、慣れ。ね、ネビ」
「まあでも、僕らはあんまり大立ち回りはしないから履いているとも言えるね。
エレやランは体重移動も大事だろう?
靴のタイプにも長所と短所がある」
「僕だって自分から距離詰めろって言われたらラグソールを履くよ」
(魔術メインのウローリヤとネビシノイはサブの武器としてヒールのある靴を履いている。
近接戦闘になった時の備え。腕は魔術に使うので、脚とキックで応戦する。)
以下それぞれ会話文
・ウローリヤとエレゼシカ
「エレ、そいつ捕まえてきてくれるかい?興味がある」
「自分でやってくれるかな」
「めんどくさい事を言うものだね」
「あなたも十分めんどくさいよ」
「少し傷付いたよ」
「そんな繊細じゃないでしょ」
・ウローリヤとランケルム
「僕は疲れた…」
「ウロー、スコーン焼けたぞ」
「ああー食べるー」
「…どこ行くんだー」
「ジャム取ってくるー」
「本格派かよ、クリームないけどいいか」
「牛乳で代用する」
「本格派じゃねえかも」
・ウローリヤとネビシノイ
「なんだい」
「この前借りた本です」
「返しに来るの早くない?面白くなかった?」
「逆です、面白くて一晩で読んじゃいました」
「お、それはよかった」
「他のシリーズありますか?」
遠慮とかない。
敬われてるんだか敬われてないんだかの年長者。
揃って人嫌いの後輩達が自分にタメ口きいたり砕けた感じで話すのが嬉しい。
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poetohno · 4 months
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第四番「森林の影」 ⅰ おまけトーク(何に影響を受けるかを選ぶ)
光がカーテンのように 柔らかく注ぐ森の中
鳥のさえずりが 川のせせらぎのように流れる深い場所
故郷と墓場の場所 命の生まれ眠る場所
再生と永遠の場所 舞い降りた黒い羽根
ひらひらと 一つの悪寒のような影
一つ また一つと舞い降りる
運命のような 不幸のように
頭上を見上げれば光ばかり 烏さえも見えないというのに
羽根はまるで微笑のように踊り 落ちていく
何かの暗示のよう 悪夢のように微笑む
手招きするように踊り 闇へと招き入れるかのように 森の奥深くへと誘う 声を聞いてはいけない
心の声は闇に飲み込まれる 心は闇の虜
足自然と歩み 深みへと 誘われていく 意志さえも 深い闇に 魅入ってしまう
抗うことは叶わない
青い空から落ちて来る
羽根の主はどこにいるのか
雲は太陽を隠して闇を注ぐ 月のように 淡い光となって天に孤立する 雲がうねりながら世界を覆う 空を押し寄せる海の波のよう 風が冷たい刃のような 不穏な空気を連れ森が鳴く
獣と虫とが鳴いて何かを知らせている 光を掻き消すほどの不安 海のように押し寄せる
死神と天使の住処 光に抱擁と闇に冷酷の鬩ぎ合う場所 光の羽根を見た者には道が開く
黒き羽根を見た者は 闇に飲み込まれるという 交通事故のような 雨のような 自然さで訪れる 足を止めた者は 己の不運を呪う
自分なのか 答えはない 音は 押し寄せる波のよう 木は葉が揺れる 動かない 動くのは 風であり雲であり 光であり闇
得体のしれない何かを孕んでいる 運命とも呼べるものが迫り来ているのか
亡霊かもしれない 彷徨える霊魂なのだろうか 行く充てのない旅路に 生贄を探して
屍のように 肉体がなく 満たされることを知らない
羽根は使者を司る神か 精霊が落としていったのか 誘う声は魂を掴む
理性や本能では 抗えない 足は意志に反して 動き手は止めようとも 深淵へと 引き摺りこまれる 恐怖に 足が竦む
笑い声が脳内に響く もう遅い
声を聞いてしまったのなら 死ぬ瞬間の恐怖などという 一瞬で済む話ではない
未来など闇の中 世界が全くの予測不能の混沌に 沈んでいく 世界が 宇宙の中に 叩き落とされたかのように
苦痛がどれほど得られるものなのか) 世界そのもの 未知の領域 世界が崩れ落ち 感覚さえも 支配され凌辱される
終わりのない永遠が訪れる 肉体にではなく精神に訪れる
富―名声 名誉―栄光
尊厳―全てが 恐怖の前には剥ぎ取られる
裸にされ 辱められ
拷問のよう
精神における拷問 脳内で稲妻が迸る
啜り 亡霊たちは愉悦に浸る 彼らが求める何かを探して 世界を彷徨う
奪われた者もまた 彼らの仲間となって 光と影の狭間で揺れ動く
仲間が増えれば 増えるほど 哀しみは 増えていく 痛みは募っていく 哀しみは 更なる悲劇を 欲する 黒い 羽根のように 舞い 踊り
次なる光を 求めている
光は彼らを悉く焼き尽くす
一度月が天に昇るなら 雲を一掃する
裁きの時は近い
今更神に祈るのか 命を奪った 穢れた手で
何を祈るというのか 自らの命を希うというのか
雷 走る稲妻の軌跡 轟く氷の壁の崩壊 歴史の更新
血が迸り 盾を砕く 築いた茨の道 心の闇に巣食う帝国
心の闇に巣食う 無明の闇よりも深い
忘れてはいないはず
内なる 見えざる 真の混沌 地獄
闇が迫り来る 逃れられない
運命から 逃げることは叶わない
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gyozatabeyoo · 7 months
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〜いつメンへ贈ることば〜
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「いなくなる前におれらへの愛、語ってもらわなきゃこまるよなあ?」『そうだそうだ!』ってヤジが飛んできたので、おれらが悪かったって!ごめんって!ってなるくらい熱く語ってやろーと思います。正直、こんなふうになかよくなれるなんて1ミリも思ってなかった。それは、この4人でいつメンって呼べるようになれるとか以前の話で、個々としてまずここまで深く関われるなんて夢みたいだと思ってます。それでは、どーぞ!
みおさんへ。お友だちがすごく多そうで、性格的にも真逆やとおもってたし、今までのゆうかからしたら見てるだけで幸!ってタイプのおんなのこだと思ってた。お酒がすきな女子に出会えるとおもってなくて、最初はキャスでたくさん話してたのが懐かしいな。おたがいに人見知りやのに一緒に飲みたいっていう夢を叶えて、最初はふたりとも素なんて出せなかったと思うし、あの頃はいっぱい誘わないと!って思ってた頃が微笑ましく思える。ちょっとした緊張感の中でも不思議と波長があって、割とはやい段階で本音をこぼせるような仲になって、気付いたころにはいつもみおさんがいた。時間があけば、みおさんに会いにいきたいと思うようになった。それに気付けたときはすごくうれしかったな。みおさんはいい意味でぜんぶひっくり返してくれたおんなのこ。そして、理想でもあるおんなのこ。他人への思いやり、言葉の噛み砕きかた、人への伝えかた、おんなのことしてのありかた、ガサツさをいっさい感じさせずどこまでもかわいさを見せれる数々のギャップ。どこを切り取ってもいい女やし、彼女のようには生まれ変わらない限りなられへんと思います。こんなにちがうのに、それでも居心地がいい場所。自分のことよりも他人への思いやりがつよすぎて、抱え込んでしまうみおさんのことはすごく心配やけど、それでもあたりまえにそれができるひとは数少ない貴重な人間やから、みおさんのすごく素敵なところだと思います。尊敬します。そんな中で、素直に甘えられるひとがたったひとりやふたりでもいてくれたらあとは見守るだけです。だれかの肩にもたれかかりつつ、心の底からやさしいそんなみおさんを変わらず見守っていられたらゆうかは幸せです。申し訳ないことにゆうかは鈍いので気付いてあげられへんことはたくさんあるけど、必要なときはいつでも駆けつけます。みおさんがたまにこぼしてくれる「あのね」がだいすきやし、これからもみおさんの感じた気持ちをほんの一握りでもおすそわけしてもらえたらそれでいいな。それと、いろんなこと悩んだとおもうけど、自分のことを後回しにしてまでもゆうかのことお見送りしてからにするって言ってくれてありがとう。みおちゃんもおつかれさまでした!ゆっくりやすんで、これからはのんびりと一緒に歩いてこ。申し訳ないっていってたけど、今までもこれからもゆうかの今田美桜枠はみおさんだけです。だいすきですヨ!これからもね。
のむさんへ。悪い意味じゃなくて、3人の中でいちばんこんなにも近くにいられるようになるとは思ってなかった。なんとなく、のむさんの中に入りこめるスペースはなさそうというか、自分にはその権利を与えられないやろなって感じでなんとなく手の届かない存在と思ってた、はず(テキトーなこと言うな)。なんか、学生時代のカースト上位の男子グループをただ目で見て追ってたようなそんな感覚?でもそれは間違いで、のむさんはいくら友だちが多かろうが、みんなとの距離感を大事にしていろんなひとを楽しませる天才の男だった。すげーよ。陰キャ丸出し女は、のむさんの気さくさにあっという間に惹かれてて、きっかけなんてどこにもないのに自然とのむさんのことがだいすきになったし、会えば自然とぺちゃくちゃ話すようになった。自分らしさを見せるようになった。なんかほんまにすべて気付けばって感じで、自分からあそぼー!って駆け寄りたくなるような存在になったし、このひとの背中をみてようって思ったんですよね。たのしければいーよな!なんとかなるって!精神のうちらは、たぶんこのメンバーの中でいちばん深い話というものをしてないと思います。必要以上に一緒にいないうちらは、時間だけでいうと遊んだ時間もすくないと思います。それでも、この男に気持ちをあずけたらなんとでもなる、とも思うようになったし、どんな場でもどうにかしてくれるっていう頼もしさに甘えまくってる気はしますが、のむさんがその場におるだけでゆうかの中の安心感というものが一気にあがります。それくらい、のむさんはゆうかにとってすごい男で信頼してるひとです。全部なんとなくやけど、ゆうかはこれからものむさんと一緒におるんやろうなって思ってる。言葉の壁にぶつかりすぎて多分1割くらいしか気持ち伝わってないのはすまんな。だいすきヤ!
しょうくんへ。しょうくんは、ほんまにアツいひと。彼のこと何度語ってきたんでしょう。このひとに愛されると、すごいです。いい意味で。彼は素直で、全部の道封鎖されたんか?ってくらいまっすぐにしか進めなくて、ほんまにうそがつけなくて。だからこそ最初は不思議なひと、ちょっとこわいかもしらんって正直思ってました。この言葉で傷つかないでおくれ。でも、そこの壁をこえると彼は知らない世界をぜんぶみせてくれた。人間らしく生きることの大切さ、ほんまに好きなひとたちに想いを伝えることの大切さ、日頃の他人を思いやる態度(言葉ひとつ、他のひとのことを考えて行動する大切さを改めてたくさん教わったなあ)、それをしょうくんが全部言葉と態度でおしえてくれたんです。ゆうかがなにかこまったとき、なにかを決断したとき、表立ってゆうかへの気持ちをあつく語ってくれるのはいつだってしょうくんがいちばん。いやあ、愛されちゃってますよねえ、まじで。ゆうかちゃんかわいい、ゆうかちゃんといるとたのしい、ゆうかちゃんの声が聞きたい、ゆうかちゃんと話したい、ゆうかちゃんのことがだいすき。たぶん、こんなにまっすぐ恥ずかしげもなく伝えてくれるのはだれよりもしょうくんだと思います。ぐるぐるまわって見ているだけで忙しいしょうくんやけど、見ていてたのしいし、無邪気なしょうくんはゆうかはすきです。ゆうかがなにかの壁にぶちあたったとき、ふざけんなよ!って怒りながら、ゆうかちゃんがだいすきだから!って言ってすべて守ってくれる頼もしさにいつのまにかたくさん心をあずけるようになりましたね。いつもは変な歌うたったり、どっから思いついたん?っていうような言葉発したり、わがまま炸裂しちゃったり、すねちらかしたり、かわいい子どもみたいなところもたくさんあるのに、急に男らしくなっちゃうもんだから魅力の塊ですよ、彼は。照れくさすぎていつも無視する!って怒られるし、言葉として返せてないことたくさんあるけど、内心はたくさんしょうくんに感謝してる。ゆうかが心をあずけられるなんて、ほんとうに貴重な存在です。そういうことです。伝わりましたか?いつもたくさんの愛の言葉を届けてくれてありがとう。こちらもだいすきです!
正直、ゆうかはグループという輪にはいるのも、そういうのを組むのも苦手です。人付き合いがうまくないのでせまいお付き合いが多いけど、それでも親密に関わることも、決まったメンバーみたいなものもほんとうは得意ではありません。でも、それをこういうのいいなあって思わせてくれたのが、いつメンって学生みたいでおもろいなって思ったのが3人でした!ありがとう!おれら永久不滅卍!世界平和!
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katanatalecal · 2 years
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KATANAtale狩 キャラ紹介2:
骼星(ほねあかり)/ Swap sans(Blueberry) 元気いっぱいで怪力な付喪神。 兄弟が煙草をやめてくれない。 身丈と同じ長さの刀身を軽々振り、 硬い岩だろうが余裕で砕く。 骼燻(ほねくゆら)/ Swap papyrus(Honey) 気だるげでからかい好きの付喪神。 好物の蜂蜜をこっそり懐に持っている。 こちらは躱す事に特化しており、 隙を見て敵の首を落とす。
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骼狂(ほねぐるい)/ Swapfell sans(Grape) 喧嘩っ早く暴れん坊な付喪神。 大勢の中だとツッコミ役になる。 動きは遅いが、刀を振り抜くと 衝撃波を飛ばす事が出来る。 骼嘲(ほねあざけ)/ Swapfell papyrus(Money) 柄が悪く守銭奴な付喪神。 主へ金をせびるなと弟刀に怒られた。 多人数戦を得意とし、毒気を纏った 薙刀で強引に相手を斬り伏せる。
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骼艷(ほねあで)/ FellswapRed sans(Raspberry) ちょっぴり偉そうで可憐な付喪神。 刀主を主だと認めていないらしい。 刀を抜けばたちまち薄赤の霧が漂い、 敵の動きを鈍らせてしまう。 骼縊(ほねくびり)/ FellswapRed papyrus(Doggy) 主に忠実で隠れ狂犬の付喪神。 真に忠誠を誓うのは弟刀。 付喪神達の中で最速の脚力を誇り、 刀と豪腕で敵を引き裂く。
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骼長(ほねおさ)/ FellswapGold sans(Wine) 冷静沈着で肝の据わった付喪神。 戦闘に関するエキスパート。 自身よりも大きな槍で宙を裂き、 無数の紅い刃を飛ばし翻弄する。 骼眩(ほねくらみ)/ FellswapGold papyrus(Coffee) 悲観的で人見知りな付喪神。 喋るのが苦手な為、筆談で会話する。 気配を消して敵の懐に潜り込み、 急所を見抜いて一突きで絶命させる。
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koizumicchi · 7 months
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REASON (Midnight 6) English Translation
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REASON Midnight 6
Music:DELARYOTA Lyric:DELARYOTA / そーま Illust:猫賀谷 Movie:john Mix : 八田雅彦
MV here
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T/N: Keep in mind that Japanese and English aren’t my first language. I never claim my translation (attempts) to be error-free. As always, if you’re going to use or reference my translations, please do not claim it as your own and credit me.
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長いようで短い人生の道のり 映画のstoryの様には上手くいかない 他人のHateなんざ気にしない 小細工は要らない 全ては己のskill次第
Nagai yō de mijikai jinsei no michinori Eiga no story no yō ni wa umakuikanai Tanin no hate nanza kinishinai Kozaiku wa iranai Subete wa onore no skill shidai
The journey through life seems lengthy but it is short It doesn’t go well like it does in the story of a movie Don’t mind other people’s hate and the like No need for cheap tricks Everything depends on your own skills
立ち止まったらそれまで 勝つまで立てば 負けないんじゃね? 油売る前に証明したれ ゼロから作る俺らの成功例
Tachidomattara sore made Katsu made tateba Makenain ja ne? Abura uru mae ni shōmei shitare Zero kara tsukuru orera no seikō rei
Until the time we come to a stop, If we stand until we win We can’t lose, can we? Prove it before being lazy and talking about useless things Our success story made from scratch
現代の底が透けて見えるようで 希望も期待もあざとく逃げて 掴みかけた欠片も砕けて 砂漠の中のオアシスが光る
Gendai no soko ga sukete mieru yō de Kibō mo kitai mo azatoku nigete Tsukami kaketa kakera mo kudakete Sabaku no naka no oasis ga hikaru
It is as if I can see through the bottom of the present times The hopes and expectations slyly run away The fragments I was about to get a hold of also shatter An oasis in the desert shines brightly 
Oh… 
変えていけるか!? Kaete ikeru ka!? Do you think we can change it!?
世界をこの手で Sekai o kono te de The world - with our own hands
時代を彩れ 手を広げれば扉開いた   未来映し出せ 今を生きてるのは君なんだ  今を生きてるのは僕なんだ
Jidai o irodore Te o hirogereba tobira hiraita Mirai utsushi dase Ima o ikiteru no wa kimi nan da Ima o ikiteru no wa boku nan da
Bring color to the era The doors opened when we spread our hands Show us the future You are the one living in this present I am the one living in this present
ダラダラ御託並べてばっか 真似事なんかしないで 行けよトップバッター 誰彼構わず土台にして やり過ぎ位が丁度いいんじゃね?
Dara dara gotaku narabete bakka Manegoto nanka shinai de Ike yo toppu battā Darekare kamawazu dodai ni shite Yari sugi iga chōdo iin ja ne
Nothing but setting up lazy tedious talks Don’t do anything like pretenses Go, top batter It doesn’t matter who it is, use it as a foundation Isn’t it just right to overdo it?
BULLにhit 上げろrate 人生の迷路どストレート 自分の武器を知る  別に無駄でいい  社会の波に流されるな 逆に騙せlike a joker 俺は負けねぇ 自分で決めた 敢えて辿る茨の道
BULL ni hit agero rate Jinsei no meiro do sutorēto Jibun no buki o shiru Betsu ni muda de ī Shakai no nami ni nagasareru na Gyaku ni damase like a joker Ore wa make nee Jibun de kimeta Aete tadoru ibara no michi
Hit the BULL, raise the rate The maze of life is straight Know your own weapon It’s okay if it’s useless Don’t be swept away by the waves of society On the contrary, deceive like a joker I will not lose I decided on it myself - A thorny path that I dare to follow
絶対は存在しない 答えもありゃしない 誰の正解?反吐が出そうで すくいかけた個性も消えかけ 統制の時代が僕らを蝕む
Zettai wa sonzai shinai Kotae mo arya shinai Dare no seikai? Hedo ga de sō de Sukui kaketa kosei mo kiekake Tōsei no jidai ga bokura o mushibamu
‘Absolute’ does not exist An answer does not even exist Whose answer is correct? It’s unbearable The individuality I almost discovered is about to disappear The era of control eats us away
Oh… 
変えていけるか!? Kaete ikeru ka!? Do you think we can change it!?
世界をこの手で Sekai o kono te de The world - with our own hands    
時代を彩れ 手を広げれば扉開いた   未来映し出せ 今を生きてるのは君なんだ  今を生きてるのは僕なんだ
Jidai o irodore Te o hirogereba tobira hiraita Mirai utsushi dase Ima o ikiteru no wa kimi nan da Ima o ikiteru no wa boku nan da
Bring color to the era The doors opened when we spread our hands Show us the future You are the one living in this present I am the one living in this present
Oh… 
時代を彩れ Jidai o irodore Bring color to this era
Oh…
世界をこの手で Sekai o kono te de And the world - with our own hands
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tutai-k · 1 year
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旅の記録
12月3日~4日、友人と鎌倉・江ノ島旅行をする。
鎌倉文学館で没後35年特別展、澁澤龍彦・高丘親王航海記の展示があったので、鎌倉へ行こうと計画をしていたところ、友人が声をかけてくれて、ひとり旅でなくなった。
ひとり旅だと、どうしても鳥を探したくなって重いカメラを担いで、ワークマンの服を着て出かけることになる。鳥を撮影するようになってから、文化財を巡るような「旅」とは疎遠になっていた。
旅のルートは、 一日目 北鎌倉・浄智寺(澁澤龍彦の菩提寺)―鎌倉・鶴岡八幡宮/大河ドラマ館/鳩サブレーで有名な豊島屋のカフェ「置石」/クルミッコ/桜貝アクセサリー店/鎌倉文学館 二日目 江ノ島(特にどこという予定は決めずに江ノ島とだけ決めていた)
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・北鎌倉 浄智寺 北鎌倉で待ち合わせをした。そのまま浄智寺へ。地図を見なくても、なんとなく歩いて行けばたどり着けた。 人生で一番通っている寺というのは、どう考えても地元の檀家になっている寺だが、そのつぎがたぶん、東大寺だろう。地元の友人とよく奈良へ行くし、奈良は鳥がたくさんいるので、バードウォッチングを始めてからも何かにつけて出かけている。だがその次は?となるとおそらく浄智寺ではないかと思う。 そんなに通っているのに、じつは一度も澁澤龍彦の墓にたどり着いたことがない。浄智寺は、拝観料が必要な文化財としての寺だけれど、檀家もいて、お墓があるのだ。それはつまり、地元のひとびとの暮らしと地続きの場所で、そこを、ただ澁澤龍彦のファンであるというだけの自分が「墓参りに来ました」と言っていいものか、というのをずっと迷っていて、聞けずにいて、見つけることができなかったのだ。 だが今回、どうしても澁澤に報告したいことができたので、澁澤の墓前に立ちたかった。寺の受付のひとに聞くと、わかりづらい場所にある、と言いながら親切に教えてくれた。いままでたどり着くことのできなかった墓前にたどりついて、いろんな報告をした。 澁澤にしてみれば赤の他人が急に墓にやってきて、あなたのファンです、やっとここまで私の人生がたどり着きました、なんて報告をされても知ったことではないだろうと思ったが、人生の一つの区切りとして訪れることができてよかった。矢川澄子は岩波の校正員時代に、龍子さんは芸術新潮の編集者のときに、澁澤と出会っている。 御朱印をもらって帰るとき、そのふたつ前のページが、以前訪れたときの浄智寺のものだった。文化財から足が遠のいている自分を発見してすこし苦々しく思う。
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・鶴岡八幡宮/大河ドラマ館 カモメが群れになって飛んでいた。七五三の子供がたくさんあるいていて、成人式の前撮りの人たちもいた。 今期の大河ドラマを見ていないのでついていけるかどうか不安だったが、楽しそうにする友人を見ているだけで楽しかった。映像資料やジオラマ、体験コーナーなど、ドラマを見ていない人間でも楽しめた。舞台セットの時代考証の映像がとてもよかった。 ハトがたくさん歩いている。
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・クルミッコ/置石/桜貝のアクセサリー店 前回鎌倉旅行をするときに、地元の友人に「クルミッコ」というお菓子がおいしいと教えてもらった。そのときはお昼過ぎに店舗に立ち寄ったのだが、行列ができていてなかなかお店に入れなかった。「並ぶんだよ~」と言いながらお店にいくと、列ができていない…。もうクルミッコブームは終わったのか? とお店に入ると……クルミッコ、売り切れていた。まだおひるすぎだというのに。 置石へむかう。エクレアサンドとチョコレートパフェをたのむ。紅茶がとてもおいしいと友人が教えてくれたのでそれも注文する。紅茶はとてもおいしかった。そして……チョコレートパフェ、800円という金額なのにとても巨大だった。エクレアサンドを食べたあとに食べるサイズではなかった。ふつう、コーンフレークがいるところにおそらくは粉砕されたハトサブレが陣取っていて、それがとてもおいしかった。巨大だったが、おいしかったのでつるっと食べられた。 その後、桜貝のアクセサリー店へ行くまでに、鳩サブレー本店にたちよる。鳩サブレーグッズを買う。ここも行列。宿で食べるおやつに矢口餅を買う。大河ドラマに登場した餅らしい。何も知らずに求肥に釣られて買った。 桜貝のアクセサリー店も長蛇の列だった。列に並んでいるあいだ、「桜貝ってわれわれでも拾えるのかな」「由比ヶ浜にいくから打ち上げられてないかな」などと話をしていたら、前に並んでいた人が、「六時半くらいに行くと拾えますよ」と拾った桜貝の写真を見せてくれる。早起きして桜貝探しをすることを誓い合う。 どれもかわいくて迷いに迷って、桜貝のヘアピンを買う。
・鎌倉文学館 鶴岡八幡宮の門前町を楽しみすぎて、文学館が16:30閉館なのにたどり着いたのは16:00だった。高丘親王航海記の展示を見る。こぢんまりとした展示だったし、見たかったのは創作メモだけだったので、そこだけ重点的にみる。三島の影響を感じる部分などある。 リスが��を歩いていた。鎌倉にはたくさんリスがいると警備員さんに教えてもらう。宿までの道すじでもリスがいて、うんこされる。
二泊目
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・由比ヶ浜 約束通り6時に起きられたので、6時半に由比ヶ浜に到着する。もうサーファーが海にたくさん入っていておどろく。 桜貝を探す。海で貝を探すときは、一点を見ない方がいい。とはいえ、タカラガイを探すことは得意でも、桜貝用の「目」ではない。一つ目を探すのに苦労する。それでも一つ見つけると目が慣れてぽつ、ぽつと見つけられる。メダカラを一つだけみつけるが、擦れていたので拾わずおいてゆく。桜貝に孔をあけるツメタガイも打ち上げられている。 「朝日曇っているから見えないのかなあ」と言っていたら、背後の山のほうから日が昇る。朝日はいつでも海からのぼると思っていたが、そうでもないらしい。
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・江ノ島 江ノ島へ行く前に、クルミッコへもう一度。開店直後にお店に到着したのに、お店のかげまで行列ができていておどろく。ほしかったカンカン入りのクルミッコが買えたので満足する。 江ノ電に載り江ノ島へ。 江ノ島までの道にたくさんお店が並んでいる。家族には「わざわざ江ノ島まで行ってしらすを食べなくても地元で食べればいいじゃないか」と言われながら出かけたのだが、しらすピザは地元にはない。絶対しらすピザをたべたいと言い続ける。 弁天橋から鳥を見る。見たことのない鳥だったのでコンデヂだったが撮影する。帰ってから調べるとカツオドリで、どうして重いからという理由でミラーレス×超望遠を置いてきたのかと後悔する。 江ノ島神社への参道には、貝を売る店がおおくある。夜光貝やナンヨウダカラを見てはほしいほしいと騒ぐ。 江島神社へ到着する。弁財天をまつる神社もある。わたしは弁財天を見つけると必ずお参りするようにしている。弁財天は芸能の神様なので、小説の上達を必ず祈ることにしているのだ。弁財天のお守りももらう。新しい仕事の鞄につけようと思っている。 山頂まではエスカーにのる。エスカー、ケーブルカーのようなものだと思っていたらエスカレーターだった。だからエスカーか……。 参道で行列ができていたタコせんべいのお店が山頂にもある。そこも行列ができていたが、参道ほどではない。生のタコをまるまる一匹、プレスして作るせんべいは、タコをおしつぶすとき、悲鳴が聞こえる。あつあつのを、トンビに狙われながらたべる。 シーキャンドルという展望塔に向かう途中、鳥のような鳥じゃないような鳴き声が聞こえる。近づいていくとリスだった。至近距離でも逃げない。奈良の鹿のように、鎌倉にはリスが多い。クルミッコにリスが描かれていることに納得する。 シーキャンドルにのぼる。眺めがよく、ずっと見ていられそう。富士山がとても近い。わたしたちの住んでいるところでは、富士山は条件のいい冬にしか見られないが、関東では天気がよければそうめずらしくないらしい。 念願のしらすピザをたべる。めちゃくちゃ大きい。鎌倉野菜としらすのピザだった。とにかく大きい。おなかがいっぱいになりながらそれでもおいしいので完食する。はじめてクリームソーダを食べる。おいしかった。窓からは湘南の海だろうか、海と富士山が見える。SUPのひとたちがときどき通り過ぎてゆく。
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電車に乗り、友人と別れる。 先週の横浜行きでは売り切れていた崎陽軒のシウマイ弁当を食べる気満々でいたものの、しらすピザが大きすぎて全然おなかがすいていなかった。崎陽軒のチャーハン弁当(シウマイが2コ入っている)と、真空パックじゃない方のシウマイを買う。新幹線で食べるつもりだったが全然おなかがすかなくて、帰りの近鉄電車で食べた。おいしかった。
コロナ禍に入ってからバードウォッチングをはじめ、神社仏閣をまわったり、博物館へ行ったり、素敵なカフェやお土産を探したり、観光地をぶらぶら歩く旅から遠ざかっていたので、今回の旅ではそれができたことがとてもうれしかった。 いつのまにか、旅=探鳥になっていたけれど、こういう旅を好んでしていたなあ……旅といえば、博物館や美術館を探し、神社仏閣を巡っていたのは、つい二、三年まえのこと。それなのに、なんだかはじめての旅をしたような心地だった。
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moment-japan · 2 years
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Day dream 漂う遠い島
グラスに砕ける波しぶき
見つめ返した イケない眼差し
揺れるアンクレット
誰かのイニシャル・・・
詞:Tomoko Aran
スマホ撮影:俺
撮影場所:職場付近の海岸
(なんやねん)
連日暑すぎる・・・。
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hitujijp · 2 years
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忘却にたむける花
今日も多くの考えが湧き出し、多くの考えを忘却した。 覚えておけるのは理性の許す所のみであり、自然からやって来て体へと至った波はその都度砕け、書き留めて先延ばしは出来ない。
いつか。いや間もなくあらゆる顔さえも忘れてしまう時代がやってくるのではないか。しかしそれは理性にもたらされる救いであり、赤子へと戻る準備の様なものだ。全ては自然の掌の上に在り、それに抗い手を離すまいとする虚しささえも同時に忘れ去らせる。
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manjuhitorie · 2 years
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Hitorie(ヒトリエ) - Flashback, Francesca - Lyrics English Translation
Flashback, Francesca タイトな夜 A tight night そんな目したまま扉を開ける Looking at me like that, you open the door 大抵の問題が解決しないまま何処へ行く Leaving most of our problems left unsolved, you take off somewhere
Flashback, Francesca 愛を語る Tell a tale of love なんてまやかしな朝日が昇る Oh how the sun rises oh so deceptively “会いたい”から再会まで存在しないような From "I miss you", to us getting back together, it was as if you never existed 君は行く And off you go
Flashback, Francesca タイトな夜 Flashback, Francesca, a tight night Flashback, Francesca 愛を語る Flashback, Francesca, tell a tale of love
つまらないパレード見せつけられて Kids are forced to watch boring parades 笑顔になる子供達 Yet still they smile あからさまにままならぬような Like it’s obviously not how they wanted things to go yet 大人を知らされる We’re forced to learn what being an adult is 壁一面にへばりついた薄っぺらい恋人達 Two delicate lovers pressed against an entire wall まるで僕が間違えてるような It’s like I’m the one who’s in the wrong そんな気がしてくる That’s how I’m starting to feel
Flashback, Francesca タイトな夜 A tight night そんな目したまま扉を開ける Looking at me like that, you open the door 大抵の問題が解決しないまま何処へ行く Leaving most of our problems left unsolved, you take off somewhere Flashback, Francesca 愛を語る Tell a tale of love なんてまやかしな朝日が昇る Oh how the sun rises oh so deceptively “会いたい”から再会まで存在しないような From "I miss you", to us getting back together, it was as if you never existed 君は行く And off you go
Flashback, Francesca タイトな夜 Flashback, Francesca, a tight night Flashback, Francesca 愛を語る Flashback, Francesca, tell a tale of love
愛すべきものを持たぬ君が You, who doesn’t have somebody to love 愛しい時もあったし I thought fondly of you at times 探すべきものを持たぬ僕が You, who doesn’t have something to strive for 寂しい時もあったし You were sometimes lonely like me 振り返ればほら Looking back, y’know, ハイスコアに満たされた連中が Those guys out there who are full of high scores 灯をともす高層建築の影で In the shadows of those high-rises and their shining lights 今日もドラッグストアを探してるよな Are they all looking for a drugstore again today, huh あいつらにしか聞こえない歌がある There’s a song no one but they can hear あいつらにしか聞こえない歌の There's a song that no one can hear, but 周波数を Francesca は知ってる Francesca knows the frequency
Flashback, Francesca タイトな夜 A tight night そんな目したまま扉を開ける Looking at me like that, you open the door 大抵の問題が解決しないまま何処へ行く Leaving most of our problems left unsolved, you take off somewhere Flashback, Francesca 愛を語る Tell a tale of love なんてまやかしな朝日が昇る Oh how the sun rises oh so deceptively “会いたい”から再会まで存在しないような From "I miss you", to us getting back together, it was as if you never existed 君は行く And off you go
Flashback, Francesca 愛を探す Searching for love たったそれだけで砕け散るグラス That alone makes the glass shatter
Flashback, Francesca Flashback Flashback, Francesca Flashback
Flashback, Francesca 愛を探す Searching for love たったそれだけで砕け散るグラス That alone makes the glass shatter
Flashback, Francesca Flashback Flashback, Francesca Flashback
Flashback, Francesca 大切な夜 A precious night 最低な色した扉を開ける You open a door colored in the worst of colors 大抵の問題は解決しないけど君は行く Most of our problems are left unsolved but still you take off
Shinoda’s explanations:
https://www.uta-net.com/user/writer/todaysong.html?id=126381曲目
つまらないパレード見せつけられて Kids are forced to watch boring parades 笑顔になる子供達 Yet still they smile
これ一曲目の1Aの部分なので初っ端から This is the first line of the first verse of the first song, so right off the bat I’m like あ~やっちゃったなって感じなんですが Oh shit, I fucked up but 「同調出来ない」「押し付けがましい」 “I can’t vibe with this.” “It’s forced onto me” 「そもそも欲して無い」 “I never even wanted this in the first place.” 的なニュアンスで使われたつまらないですね。 is the nuance I intended “boring” to have here. 大人達がよかれと思って始めた何かを内心全然面白くねーなと思いながらもここで喜んどかないと性格が歪んでるとか言われるので致し方無く喜んだフリをする、みたいな最悪の構図を端的に描写する為にはやっぱ「つまらない」という言葉は避けられなかったように思います。 Adults will often think some shit’s good and make something out of it but, deep down nobody finds that shit fucking interesting at all. Alas, if people don’t get excited over it, then they’re flamed, like “You’re messed up in the head.” So, with no alternative choice do people end up pretending to get excited. In order to clearly portray this kinda horrible picture, the word “boring” was the one I found I needed to use, even if I had wanted to avoid it.
https://skream.jp/interview/2022/06/hitorie.php
-「Flashback, Francesca」を1曲目に置いたのもその発想ありきですよね。こういうスタイリッシュな曲調で幕��開けることで、今作のモードを端的に表してますし。 Interviewer: You must have deliberately put Flashback, Francesca as the first track for that reason (Prior they were discussing how Hitorie wants to expand their horizons/scope of listeners). Opening up with this stylish of a song really sets the mood.
シノダ:これは罠ですよね(笑)。人の懐に入る込むためには、これぐらいのスタートがいいんじゃないかって、スタイリッシュでモダンな感じを装った曲です。この曲を作っているときに、PRIMAL SCREAMの『Screamadelica』を聴いてたんです。 ああいうレイヴ感のある音像になったらいいなと。'90sをリヴァイヴァルしてるっぽいテイストにしたくて。いろいろな音楽を聴いてきたけど、やっぱりPRIMAL SCREAMに返ってくるし、私はこういうのが好きですよっていうのも詰め込んでるんです。だから、ふたりにも好き勝手してもらって。 ゆーまおには普段は使わない楽器を使ってもらったりもしてますね。あれはコンガだっけ? Shinoda: It’s a trap (laughs). We gotta have at least this big of a kickoff if we wanna curry people’s favor! I thought, and so dressed the song up to be all stylish and modern. I listened to PRIMAL SCREAMS’s song ‘Screamadelica’ while writing it. I wanted it to have that same kinda rave taste to it. Reviving the 90’s. I’ve listened to a lotta music in my time but, I always find myself coming back to PRIMAL SCREAM. So I stuffed the song chockful of my favorite stuff. Making my bandmates have to yield to my selfishness… Yumao even used an instrument he normally never uses for me. What was it again, a conga?
ゆーまお:ボンゴだね。 Yumao: A bongo.
シノダ:エディットしてサンプリング的に使ってるんですよ。 Shinoda: We edited it and used it as a sample.
ゆーまお:たまたまスタジオにあったから、ラッキーみたいな感じで使ったんです。 Yumao: It just so happened to be there in the studio we were at. A lucky find.
-曲調はスタイリッシュだけど、歌詞は皮肉めいた内容ですね。 Interviewer: The music is so stylish, while the lyrics are so cynical.
シノダ:新宿歌舞伎町あたりの退廃的なムードを歌ってみました。 Shinoda: I tried to sing of that specific mood of decay which places like Shinjuku Kabuki-chou have.
-"あいつらにしか聞こえない歌がある"というフレーズが痛烈でした。なんとなく「ステレオジュブナイル」と対比してしまうんですよ。 Interviewer: The phrase “There’s a song no one but they can hear” is so bitter.  It almost contradicts Stereo Juvenile’s “You’re the only one listening.”
シノダ:たしかに、これはロックを聴かない人たちのことを指してますね。「ステレオジュブナイル」とは逆というか。自分のアンテナではキャッチできない周波数の音楽を、キャッチしながら生きてる人たちもいるじゃないですか。その現象を歌った一節です。自分の預かり知らないところにそういう人たちが存在する。ただ、そういう人たちのアンテナにも、この音楽が何か引っ掛からないかなって願ってる部分でもあるんです。どうやったら、そういう人たちに自分の声が、言葉が、サウンドが届くんだろうなって。 Shinoda: Yeah. This line is about people who don’t listen to rock. Which is like the opposite of Stereo Juvenile. There’s music out there with a frequency my inner “antenna” can’t catch, but there’s people out there who can catch it. That’s what this line is about. Those people are alive and kicking beyond my field of view. A part of me also made it hoping that somehow someway this music will draw them in. I thought about how to get my voice, my words, my music, to reach them.
https://www.lisani.jp/0000204161/2/ ――そうして出来たアルバム。リード曲が「ゲノゲノゲ」ですが、アルバムの1曲目、本で言えば最初の一文を担うのは「Flashback,Francesca」です。この曲を冒頭に持ってきたのはどうして? Interviewer: Why did you choose to put this song at the beginning, before the lead song “Genogenoge”?
シノダ この曲は『REAMP』を作ったときにはすでにあったデッドストックの1曲なんですが、ド頭の感触が良かったので、再生して最初に流れるのはこの曲がいいなと思って収録しました。そこまで大げさな曲でもなく、ちょっとドライな空気感を持っていて。アルバムの1回目のピークではなく、序文みたいな。そこからのびっくり装置みたいな渾身のヤバい曲である「ゲノゲノゲ」へと繋がっていく。とにかくヤバい曲が出来たから聴いてくれ、という曲はアルバムの2曲目くらいで聴いてもらうのがいいと思ったんです。このあとに「風、花」がくるから安心して聴いてもらいたいな、と。 Shinoda: This song has been around as dead stock since we were writing REAMP. But it has a nice initial feel to it, so I thought it’d be good as the first song you hear when clicking play on the album. It’s not an especially punchy song, and it lets this sorta dry air in. It’s more like a prelude than a 1st track. Then it leads into the almighty crazy song “Genogenoge” like a jack in the box. When I make a crazy song I want people to listen to, I feel it works best as the 2nd track. Then, well, “Kaze, Hana” follows that, so you can be at ease when listening.
https://natalie.mu/music/pp/hitorie06 ──では、アルバム「PHARMACY」の新曲について聞かせてください。1曲目の「Flashback, Francesca」は、ダンスミュージックのテイストをバンドに取り込んだ楽曲です。どこか享楽的なところもあって、前作にはなかったタイプの楽曲なのかなと。 Interviewer: “Flashback, Francesca” is like dance music merged with rock band style. Musically it’s so pleasurable, it’s unlike anything in your previous albums.
シノダ 「REAMP」のときは、とてもじゃないけどこういう楽曲をやる雰囲気じゃなかったんですよ(笑)。それからアルバムを出して、ツアーをやって、少しずつバンドのムードも変わってきて。「Flashback, Francesca」という曲自体は前回のアルバムのときからあったんだけど、やっとこういう曲も出せるようになったということですね。 サウンドに関しては……普段からいろんな音楽を聴いてますけど、最終的には電気グルーヴとPrimal Screamなんです(笑)。「Flashback, Francesca」を作ってた頃はプライマルの「Screamadelica」をよく聴いていて。自分なりの解釈でレイヴを表現したいというところもあったし、シンセのストリングスとかコンガとか、入ってる楽器や音数を参考にしてるんですよ。それをバンドの歌モノとして成立させられたのかなと。 Shinoda: Back with REAMP, then totally wasn’t the right time for this song (laugh). Yet then we went on tour, did stuff, and slowly but surely the mood of the band changed. “Flashback, Francesca” has been around since our last album, but finally as a band we reached a point where we could actually release it. In regards to the music… I normally listen to a wide range on stuff but… Ultimately it’s Denki Groove and Primal Scream for me (laughs). Back during the time when I was writing “Flashback, Francesca” I was listening to a lot of “Screamdelica” by Primal Scream. I wanted to try portraying the rave style in my own way as well. So I used the number of syllables, and the type of instruments they used such as the synth strings or the conga, for reference. And made it into our very own band-y vocal song.
イガラシ 新しい音像を作りたいという部分もありましたね。これは完全に自分の興味なんですけど、最近、フィッシュマンズの柏原譲さんがビンテージのベースではなく、新しいタイプの5弦ベースを使っていたことを知って、自分も試してみたくなって。ドラムもかなり変わった音だよね。 ygarshy: We also wanted to try new audio styles. This is 100% for my own personal interests but, I had learned that Kashiwabara Yuzuru of Fishmans has recently swapped from a vintage bass to a modern 5 string bass. So I had wanted to try that out for myself. The drums are pretty different as well.
ゆーまお うん。小さめのシンバルを合わせてハイハットの代わりにしたり。シノダが作ったデモがミニマルミュージックの雰囲気だったから、それを汲み取りながら、音だけ変えた感じかな。 Yumao: Yep. I used small cymbals instead of the high-hat and stuff. The style of the WIP Shinoda made sounded like “minimal music” to me, so I worked off that and changed only my sounds rather than technique.
──これまでのヒトリエらしさを逸脱している音かも。 Interviewer: Deviating from the typical Hitorie.
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sen-no-kotowari · 1 year
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Golden Week Special Theme Song “Peak of Summer Days” Lyrics Translation
Earlier this week, I posted the lyrics translation for “WAYS TO GO.” As promised, here is the GW Special Theme Song “Natsuhi no Ue.” This is the JP version of its CN counterpart posted on the official bili page for PGR so please keep in mind that both songs are fantastic in their own rights. Lyrics translation is posted on the cut down below (*´ω`*)
Song Title: 夏日の上 (Summer Days Peak) Sung by: 砕花 (Suihua) Lyrics: 熊子 (砂糖協会) (Kumiko [Sugar Association]) Composition & Arrangement: ANK (砂糖協会) [Sugar Association]
潮風吹く 波の音を聞いて ほろ酔い気分 時が流れる
Shiokaze fuku  Nami no oto wo kiite Horoyoi kibun  Toki ga nagareru
The breeze in the sea blows, listen to the waves crash on the shore What a tipsy feeling, time keeps flowing like the wind
気温上昇 その手を繋いだら 冷たいサワー 結露キラリと
Kion joushou  Sono te wo tsunaidara Tsumetai SAWA-  Ketsuro KIRARI to
A sultry air rises if I try to hold hands with you The dew on the cold summer cocktail is sparkling
初夏の汐に足を踏み 泡沫の夢に彷徨って
Shoka no shio ni ashi wo fumi Utakata no yume ni samayotte
Dip our toes in the first waves of summer Wandering in this all too fleeting dream
夏の風に吹かれて流れるメロディー レモンの香りが漂う 夏の朧気に抱かれて夢を見よう 潮まみれの甘さが溢れる
Natsu no kaze ni fukarete nagareru MERODI- REMON no kaori ga tadayou Natsu no oboroge ni dakarete yume wo miyou Shio mamire no amasa ga afureru
A melody flows with the tropical summer breeze rushing The crisp scent of lemon lingers in the air Let's go embrace a dream of the hazy summer season together The waves by the coast are full of the sweetness of summer
夏空を見つめる瞳 泡沫のように溶ける
Natsuzora wo mitsumeru hitomi Utakata no you ni tokeru
Your eyes that gazed at the hot, blue summer skies fleetingly melts like the fireworks lit at night
夏の風に吹かれて流れるメロディー レモンの香りが漂う 夏の朧気に抱かれて夢を見よう 潮まみれの甘さが溢れる
Natsu no kaze ni fukarete nagareru MERODI- REMON no kaori ga tadayou Natsu no oboroge ni dakarete yume wo miyou Shio mamire no amasa ga afureru
A melody flows with the tropical summer breeze rushing The crisp scent of lemon lingers in the air Let's go embrace a dream of the hazy summer season together The waves by the coast are full of the sweetness of summer
夏夕のカクテルにさくらんぼ添えて 夢を包むレモンの香りと
Natsuyuu no KAKUTERU ni sakuranbo soete Yume wo tsutsumu REMON no kaori to
A Campari adorned with a pair of cherries inside the glass Conceal this sweet dream of ours with a whiff of lemon
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alaephoenicis · 1 year
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地球上の権力交代
ロビン・カイザー
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オリジナル動画:https://youtu.be/n5uiFA0nVM0
公開日:2022年3月11日
【和訳:ALAE PHOENICIS】
最新情報は Telegram へ:https://t.me/alaephoenicis
〈訳者からの前説〉
これまでご紹介してきたように、ロビンさんには過去生の記憶が鮮明に残っているようで、超ハイテク文明だったとされるアトランティスの滅亡の原因も語っています。彼はそれらの技術にも、ある程度精通していた様子。
また、過去生を覚えているという人の中には、高い視点から繰り返してきた自己の転生をはっきりと把握しながら眺めている場合があり、すると宇宙に「時間」が存在していないことも理解できています。実際には時間は線上に流れてはおらず「周波数によって相応の『場(バブル・泡)』を体験することになる」という法則の下に、現在周波数が創るタイムラインがどういう未来(という周波数の現実バブル領域)へ進むのか、という予測も可能なわけです。
そうしてロビンさんは、ロシアのウクライナ侵攻が始まった約2週間後、「何が本当に起こっているのか」を説明していました。
「この世は幻である、在るようでいて、実は何もない」とお釈迦様が仰ったのは、このことだったのか…というのは「私たちの意識がホログラムのように現実を創造している」と聞かされた時、まず思ったこと。
私たちが本気で何かを信じたとき、それはそこに現実として出現するということです。その仕組みを知っていて、意図的に操作された情報を流している存在がこの世を支配してきました。あなたがニュースを見続けたいのならば、それは完全にあなたの自由だし、それでも全く問題はないです。しかし、その場に居合わすこともなかったあなたは、一体何をもってそれが真実だと判断するのでしょうか?
コロナが始まった時、情報・誤情報が行き交う中、「情報の精査」という言葉がイヤに流行りましたが、単に「精査しなくては」と漠然と語られるだけで行動には現れていませんでした。
末端情報だけに振り回されないようにするためには、その情報が拡散される時にどんな要素が関わってくるのか、つまり「何時・何処で・誰が・何の目的で、情報発信しているのか」、が大事になってきますが、それを個々の情報を得るたびに調査しなおすことは到底無理なことです。代替メディアや個人が拡散しているものも、場合によっては情報発信している本人が「なぜ自分は情報提供者になりたいのか、なれていると思うのか」という自覚も無いことが多々あるからです。
このロビンさんの話から分かってくるのは、その我々の「自覚のなさ」を悪用した「人為的な仕組み」がそこにあったということです。ロビンさんの話にも、真実なのかどうか客観的証拠があるわけではありません。ひとつの「想定」です。ただ、私は上記の「精査」のためにずっとブレ���に集中してきた焦点があり、それがまさにこの「仕組み」をしっかり掴んでいくことでした。色んなソースを聞いてこれまで蓄積してきたことで、私の中にもこの「仕組み」に関する一貫したストーリーラインが出来てきていますが、ロビンさんの話はそれを補強する内容であり、全体的に簡潔で分かりやすかったので、ぜひ和訳してご紹介しようと思いました。
この草稿が今後、皆さんが自覚をもって「自分の選択」をしていくための参考になることがあれば幸いです。
本編
親愛なる友人たちよ、
世界情勢が移り変わる中、現在次々と何かが起きてきています。そして通説としてまかり通っているストーリーの新章が何を含意しているのか、そしてここで路線づけられたタイムラインをこのまま辿っていけば、何が可能性として我々を待ち受けているのか、その集合的なエネルギーフィールドを私は読み取って見ることにしました。
以下の情報は、現場で作成された地政学的確率のシナリオであり、その真偽のほどは、皆様ご自身でお確かめください。
しかし、Covidの章はまだ終結しておらず、いわば水面下で活動を続けています。
メディアの報道は、戦争という新しい焦点を作り出しました。
そして、それとともに、通説となっているストーリーのシナリオで新しい章が始ました。
メディアが破壊と苦悩に目を向ければ向けるほど、私たちは自分自身の中に揺るぎない平和な場所を見出すよう求められています。
旧来の方法を用いたシナリオの新章は、過去に行われた自己破壊の歴史が繰り返される、明確な兆候を帯びています。
世界帝国の建設と崩壊を何度か経験した者なら、いま我々が直面しているのは、状況がエスカレートしていく可能性が高い一連の出来事の始まりであり、世界の支配構造の仕組みがかつてなかったほどに崩壊寸前であることを察知することができるはず。
私たちは、俗世の帝国が傲慢さと権力欲から自らを崩壊させるのを生中継のリアルタイムで眺めることが出来ています。
前世紀、世界帝国と呼ばれるものはイギリスが主導していました。今世紀では、自ら称する権威はアメリカ人が握っている。そして、この世界帝国は今まさに崩壊し、中国とロシアに権力のバトンを渡そうとしているように見えます。
このシナリオの新章は、世界的な権力再編の序幕です。そして、世界帝国の終焉。そしてこの終焉は、金融の領域だけでな��、地質・地球・地殻の領域にも、今後数十年の間にある程度及ぶ可能性があります。
中国文明は、光の集団構造の典型であり、仮想現実の時代を切り開くものであると同時に、ロシアの地域からはこの移行期にヴェーダ聖典にあるタイムラインが出現する可能性があります。
ヴェーダ系ロシアの思想は、自然に寄り添った個々の生活の原点を、人類に再び思い出させるパワーを秘めています。一方、中国の光集団は、デジタル制御の超社会主義の枠組みの中で、人類を均等に扱えるようにすることをめざしています。現在、世界最大かつ最も強力な国々によって考案されているこれらの地政学的戦略は、人類の時間軸に甚大な影響を及ぼすことになるでしょう。
ロシアは先ず、世界帝国アメリカに対する経済的、軍事的圧力を高めるために、中国と同盟を結ぼうとしているようです。
つまり、いま話題になっているタイムラインの大分岐は、中国とロシアの領域から始まる可能性があります。
おそらく、これらの大国の間で公然の戦争が起こることはないでしょう。なぜなら、それは現代人類の文明の完全な破壊につながりかねないからです。
しかし、個々の小さな紛争が温床となって、一部の集団が政治的な決定に抵抗するようなことも十分あり得るでしょう。
すべての紛争当事国の国民、また軍人の大多数は戦争に関心がなく、個々の紛争がどこまで拡大するかは、権威への服従か命令への拒絶かの問題でしかありません。
しかし、ヨーロッパの大部分が含まれるアメリカ同盟国は、権力を維持するためなら犠牲を払うこともいとわず、あらゆる手段を講じて迫り来る権力移譲を遅らせようとするでしょう、彼らもすでにそれを止められないことを知っているのですから。現在の世界情勢の対立を、グラスルが提唱した「紛争激化の9段階」を参考に分析するならば、我々はすでに紛争の最終段階にあり、紛争当事者はどちらも負けるしかない状況にあります。
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1) 硬化、2) 討論・論争、3) 言葉より行動、4) イメージと連合、5) 面目失墜、6) 脅迫戦略、7) 限定的破壊攻撃、8) 破砕、9) 双方破滅
日本語参考記事:ウクライナ戦争におけるエスカレーションとデ・エスカレーション
公然たる戦争では、誰も勝者にはなれず、全員が敗者となる。ここまでして、自分の存在を賭して相手に最大のダメージを与えようとするのは、当事者の思念(イデオロギー)の強さと馬鹿さ加減(イディオティー)なのでしょう。
一握りの支配者たちにとって、この争いはもはや権力だけの問題ではなく、彼らが知覚しているのは、単なる生存の問題であり、それゆえいくつかの命令が慌ただしく、急いで下されているのです。
地上レベルで争っていようと、上の層では権力者たちが互いにカードを出し合っており、それはいつも同じ構造で、紛争の裏側で戦争から利益を得るために、常に両陣営に資金が供給されているからです。
この世界の最大の戦争屋は現在、帝国を拡大しようとしていますが、もちろん自分たちは偉大な平和の到来者であると見せかけています。
対テロ戦争や世界平和のための戦争は、侵略と国家乗っ取りを正当化する口実です。
地球上で最大の戦争主義的同盟はNATOと呼ばれ、これもワシントンが支配しています。NATOは近代的な植民地化の形態であり、この同盟に参加しているすべての国は、間接的にアメリカ帝国の傘下にあります。世界の勢力図激動の衝突はヨーロッパで繰り広げられ、勢力図再編成がどの程度のスピードで進むのかは、巨大勢力に対するヨーロッパ諸国の結束力にかかっています。
もしドイツ語圏がアメリカの影響から脱却し、再び主権を持つようになれば、それはロシア語圏からは確実に支持されるでしょうから、この世界のパワーバランスは一気に傾くことになるでしょう。ヨーロッパも地理的に中間に位置するため、ヨーロッパ数カ国の結束が、今後のパワーバランスの傾きを決めることになります。
ゲルマン語圏はもともとケルト語やヴェーダ系ロシア語圏と密接な関係にあり、作為的に押し付けられた文明の下で、これら元来の文化潮流が友愛しあう心が今も息づいています。西洋の圧力に鍛えられながら、少しずつ文化が崩れていった国々に比べ、ロシアはまだかなり深くスピリチュアルなものが根付いている地域なのです。だからこそ、人間の自然でスピリチュアルな自己認識の回復のために、ロシアという地域は、特に中欧地域にとって重要な役割を担っているわけです。
私たちは、中つ国、いや、ヨーロッパというギリシャ神話から名前を借りた権力闘争の始まりに立ち会っています。神話では、ヨーロッパは雄牛に乗せて拉致されますが、象徴学を少しばかり知っている人は、神話からこの国家同盟の背後にある計画を見抜くことができます。
シナリオの新章が始まるとともに、権力のカードが再分配さています。しかしそれでも、これはもっと大きな構想のほんの一面に過ぎないことに気づくべきです。メディアのフォーカスが変更されたこともあり、デジタル化と非人間化は本格化し、今後も勢いを増していくでしょう。
デジタル・アジェンダは、人類を一貫してトランスバイオの時代に導こうとするもので、この世界におけるすべての主要文化圏を多かれ少なかれ網羅しています。
そうした意味で、ある特定の国家の独立主権はとっくに消滅しています。なぜなら、デジタル金融複合体はメタ政府を形成しており、個々の国家はチェス盤の駒に過ぎないからです。
世界舞台では、特定の国の利益がかかっているように演出されていますが、これらの国々は我々に売り込まれている形態では、もはや全く存在してはいません。この地球上の大半の国々は、グローバルに展開されている企業ロゴで自身をカモフラージュしている影の政府によって支配されているからです。
国家レベルの見かけ上の対立は、権力移譲の合意に従っているだけで、地上階では昼間にチャンバラ合戦を繰り広げている者同士が、夕刻になると握手を交わし、深夜になれば共に世界規模の芝居の上演を祝うのです。
彼らが書いたシナリオを実行しているのは我々なのです。そして、このグローバル・アジェンダが、標的を定めた大衆心理と恐怖のプロパガンダで成り立っていることに最後の一人までもが気づくよりも前に、どこまで進んでいかなければならないのか、これも我々次第で決まるのです。
ニュースは、既に起こったことではなく、これから起こるはずのことを見せているのです。それは、ニュースが常にシナリオの中にあるイメージを私たちに送り、私たちが真実だと信じることによって、それは現実に置き換えられるからです。
メディアが人々の関心を引きつけることで、他のアジェンダが気づかれずに実行されやすくなる一方、また一方で、同様に人為的なイベントによって人為的なタイムラインを作り出すのに役立っているのです。その結果、デジタル・アジェンダのイベントと並行して、干渉・妨害されていない自然発展へのタイムラインも依然として進行していっています。
アジェンダの実行は、プログラミングされた感情エネルギー的なイメージを介して行われます。そして、新章が始まる度にアストラルな元素の存在が人為的に育成されることで、人間の集団心理の中にインストールされていきます。
戦争用の元素が非常に強いのは、すでに集団の記憶に深く食い込んでいるからで、それに応じて新たな元素は古い戦争のトラウマを呼び覚ますことができます。
逆の表現をすれば、まだ処理されていない戦争体験のトラウマを癒すために、再び戦争という要素が世界の舞台に登場したとも考えられます。戦争は人々の頭の中で勃発し、自らの意識内に潜む不和に注意を向けさせるために、世界にその姿を映し出しているのです。
従って、この世界の平和に貢献するためにあなたにできる最善のことは、どんなときでも一貫して自分の内なる平穏な場所で生活し、すべての思考と行動をその場所から行なっていくことなのです。
あなたの中には、揺るぎない永遠の平和が宿っています。もしかすると、世界で起きていることは、あなたがより強くその平和を感じ、意識的にあなたの内なる平和の波動を集団領域に流し込むよう、あなたに呼びかけているのかもしれません。
集団の流れが世界的に如何に推移し、シナリオの新章でどれほどの対立が起きようとも、自分が生きたいと思う世界を選択するのは、一瞬一瞬、各個人次第なのです。
世の中の多くの情報に惑わされないでください。そして、この激動の時代を確実に共に歩んでくれる、内なるガイドに自らを委ねてください。
個人でも集団でも、本来起こるはずのないことは起こらない。そして、おそらく人類の大部分は、まず自分自身を解放するまでの道程で、2つか3つの途中の段階を踏まなければならないでしょう。古くから抱えている諸問題への新たな解決策でさえ、人間に与えられている内なる自由の広大さにあなたが少しずつ慣れていくまでは、一時的な解決策に過ぎません。
離他という意識から人為的に創り出されたあなたの世界にある全てのものは、来るべき時に崩壊し、その背後にある天然の創世秩序が再び顕現されるでしょう。人間が神聖な創世秩序に立ち戻れば、これまで自分がいかに人為的な世界において自分自身から切り離されて来たのか、そして自分の最も内なる存在がいかに自然や地上のあらゆる生命と常に結びついていたのかに気づくのでしょう。
生命と創造の自然な発展の法則に逆らって作動するシナリオは、長期的には勝ることが出来ないのです。そして、神聖なる創造の基本秩序という平穏が地上に戻ってくるのも、さほど遠くはなさそうです。
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poetohno · 1 year
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大自然の詩 「滝」vr2
雨粒一つに磐を砕く力はなくとも 集えば河となって流れ 滝となれば水の圧力が巨大な音を轟かせ 大地さえ抉る 天へと波打つかのように 飛沫は雨のように降り注ぐ 破壊的な激流の対岸には風にそよぐ樹が佇み 大地は静止しているかのように広がっている 自然はあるがままに対極をも孕んでいる
大地は遠ざかっていく いつか滝が天空に散る時 水の旅は終わりを告げる 抉られた大地は渓谷となり聳え 新たな滝となる始まりの時を静かに待ち続けている
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