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#夫婦以上、恋人未満。
a-titty-ninja · 1 year
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chuudlez · 1 year
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Fooled on a cosmic scale, I want to try loving you. ☆ More Than a Married Couple, But Not Lovers
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gnsleepsheep · 1 year
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anicutexd · 1 year
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hinanbasyo · 2 years
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gonagaiworld · 2 years
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Il secondo trailer dell'anime More Than a Married Couple, But Not Lovers rivela la sigla di apertura Liyuu esegue la sigla dell'anime in prima visione il 9 ottobre. Info:--> https://www.gonagaiworld.com/il-secondo-trailer-dellanime-more-than-a-married-couple-but-not-lovers-rivela-la-sigla-di-apertura/?feed_id=299775&_unique_id=632635a170fd9 #Anime #FuufuIjouKoibitoMiman #JunichiYamamoto #Morethanamarriedcouplebutnotlovers #Mother #YūkiKanamaru #夫婦以上、恋人未満。
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mewerina · 1 year
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'𝑠 𝑝𝑜𝑠𝑡 Honey finally posted, s0 I had to prove him my superiority even m0re JK Dm for L4L or for mention 🖤 ◆━━━━━━◆❃◆━━━━━━◆ An angel flew down ————————— ꒰ ͜͡➸ 🤍 ℝ𝕖𝕡𝕠𝕤𝕥 𝕨𝕚𝕥𝕙 𝕔𝕣𝕖𝕕𝕚𝕥𝕤🤍 ✓Caps by me ✓All credits to me ╭══• ೋ•✧๑♡๑✧•ೋ •══╮ 𝕄𝕪 𝕗𝕣𝕚𝕖𝕟𝕕𝕤 ╭┈─────── ೄྀ࿐ ˊˎ- ╰┈─➤ @anime._._._.icons (little sis 💕) • @kunocaps @toth_estraydogs @saikowq @_animeyshan_night_ @sakuraaso_ @dek0._0 𝕋𝕒𝕘𝕤 ! ╭┈─────── ೄྀ࿐ ˊˎ- ╰┈─➤ #morethanamarriedcouplebutnotlovers #akariwatanabe #watanabeakari #夫婦以上恋人未満 #夫婦以上 #anime #anime2022 #animeicons ╰══• ೋ•✧๑♡๑✧•ೋ •══╯ ˚ ⁀➷————————— An angel fly away ────────────────────── ┊┊┊┊⋆ ✧ · ✧ ✵ ┊┊┊☆ * * ⋆ ┊┊★ * ┊┊* . * ✦ ┊☆ ° ✧ · ★* (at Concentration camp Auchwitz - Birkenau) https://www.instagram.com/p/CmW_mhGtwXA/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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mangafavs · 1 year
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drawing-since-1995 · 1 year
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More Than a Married Couple, But Not Lovers 🇦🇷 Original Manga Creator: Yūki Kanamaru / Kadokawa #夫婦以上恋人未満 #fuufuijoukoibitomiman #akari #akariwatanabe #渡辺星 #animelover #animefanart #animeart #argentina #mangadrawing #mangaart #drawing #draw #digitaldrawing #digitalillustration #digitalartist #xppen #clipstudiopaint #mundial #dibujanteargentino (en Berazategui) https://www.instagram.com/p/CmSP2JHuts2/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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Chapters: 1/1 Fandom: 夫婦以上恋人未満 | Fuufu Ijou Koibito Miman (Manga), More Than a Married Couple But Not Lovers Rating: General Audiences Warnings: No Archive Warnings Apply Relationships: Watanabe Akari/Yakuin Jirou, Sakurazaka Shiori/Yakuin Jirou, Watanabe Akari/Tenjin Minami Characters: Yakuin Jirou, Watanabe Akari Additional Tags: Romance, Infidelity, Reunions, Aged-Up Character(s) Summary:
It’s…different, being married.
(For real this time, not playing pretend in the tenth grade-)
It’s what he always dreamed of – coming home to Shiori, eating Shiori’s meals, being taken care of by Shiori (having sex with Shiori).
There’s no reason at all, then, for his heart to skip a beat when he finds Akari Watanabe standing in the doorway to his classroom.
So why does it?
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thanatochu · 16 days
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Hydrangea
綾子主ほのぼの日常編 黒い森を抜けたあと、の続き
春の終わりに、出会ったばかりの僕たちが共同生活を始めてしばらく経った。 今ではもう梅雨の季節で毎日雨が降ったり止んだり、じめじめとしたお天気が続く。樹さんに頼んで乾燥機買ってもらえて良かった。 樹さんは割と子煩悩というか叔父馬鹿なところがあって、甥っ子の快適な生活のためなら金と労力は惜しまないと豪語する。 僕としてはそんなに甘やかしちゃ駄目だよとブレーキ役のパターンが多くなってるんだけど、多紀を甘やかしたいのは正直とてもよく分かるので結局甘々な僕たちを多紀本人が諌めてくるという構図。 多紀はこの春から転校して近所の小学校2年生になった。 最初は内気なのもあってポツンとしていたようだけど、僕らと暮らすようになってから笑顔も増えて友達も出来たらしい。お勉強も頑張っていると連絡帳にも書いてあった。 僕は表向き、樹さんたちの遠縁ということにしてもらっている。みんな苗字がバラバラでも辻褄が合うように。ごく普通のママとパパがいる家庭ではないと、多紀が変な噂を立てられないように外面は良くしておくに越したことはない。 同級生のママさんやPTA、ご近所付き合いまで僕が一手に引き受けているけど、若い女の子たちとの会話とはまた違ったスキルが要求されるので、慣れるまで大変だ。 実のところ僕は2009年どころかもっと先の未来のことまで知っているので、2000年代初頭に生きる人たちと話しているとジェネレーションギャップみたいな気分になっちゃうことがよくある。うっかりSDGsが、とか言わないようにしないと。 でも皆さん基本的に良い人たちだ。近所には緑も多い公園があり、曜日によって種類の変わる安売りセールのスーパーと、閑静な住宅街で広々とした居住スペース。子供を育てる生活環境としては今のところ何の問題もなく満足している。 最初にこの環境を整えてくれていた樹さんには頭が上がらない。 多紀の父方の親戚連中に随分とご立腹の様子で、その頃の多紀を見たらそれは無理もないだろうなと推測する。 親戚たらい回しの放置されっぱなし、愛情のお水を貰えずに干涸びて。そんな環境で育ったら他人に期待しなくなるのは当たり前だ。 巌戸台に越してきたばかりの、舞い散る桜も空の青も、綺麗なものを何も映していないような君の灰色に霞んだ瞳を思い出す。 どうでもいいなんて言わせない。そのために僕らは家族になったんだ。
そろそろ多紀が学校から帰ってくる時間だ。 僕は樹さんと多紀が選んでくれた黒のデニム生地のエプロンを締め直して、おやつ作りに取り掛かる。 蒸し暑くなってきたからゼリーとか涼しげなのも良いなあ、なんて考えながら定番のホットケーキだ。休日の朝ご飯にはじゃがいもをすり下ろしたパンケーキが好評だったけど、今回はおやつなのでメープルシロップとバターを多めに。 「ただいまー」 焼き上がったいいタイミングで玄関のドアが開いた。 「おかえり。今日も楽しかった?」 「うん。今度ね、遠足があるみたい。おべんと作ってくれる?」 「へえ!いいねえ〜頑張ってお弁当さん作っちゃうよ」 おやつがあるから手洗ってね、と言うと多紀は素直にランドセルを置いて洗面所に向かった。 冷たい牛乳と一緒にホットケーキを並べると、戻ってきた彼が「いいにおい」と顔をふんわり綻ばせる。もう、うちの子すっごく可愛い。 僕の分は最初に焼いた、あんまり上手い焼き色にならなかった1枚でカフェオレと。やっぱり皆で選びに行ったランチョンマットは色違いの豚さんだ。 「ジュジュの分ある?」 「あるよ、ちゃんと作ってあるから大丈夫」 ジュジュとは樹さんのことだ。音読みで、じゅ。 教えてもらった時は微笑ましいなと思ったけど、最初に言い始めたのは樹さんのお姉さんなんだそうだ。つまり多紀の亡くなったお母さん。 ひと回り近く歳の離れたしっかり者のお姉さんだったそうで、もう姉というより母親が2人いるみたいだったと樹さんが溜息を吐いていた。 「ジュジュ今日も帰り遅いのかなあ。おしごと大変なのかな」 「夏休み取れるように今から頑張ってるんだって。お祖父ちゃんち行くんだもんね」 「うん!」 学校が夏休みになって樹さんも纏まった休みが取れたら、実家のお祖父さんとお祖母さんに会いに行こうと計画している。 長閑な田舎に遊びに行く夏休み、なんて絵日記が捗る子供らしいイベントだ。 多紀は小さい頃に会っただけで記憶も曖昧だけど、電話ではよく話しているので2人に早く会いたいと毎日とても待ち遠しそうだ。 こんな時に、そういえば向こうの多紀もお爺さんお婆さんが好きだったな、なんて考えたりする。文吉さんにクリームパンをポケットに捩じ込まれたと満更でもなさそうに僕に半分くれたことがあって、くすりと思い出し笑いが漏れた。 とても懐かしいし君に会いたいなとは思うけど、その彼を堂々と迎えに行くために此処に来たんだ。ホットケーキを咀嚼して感傷的になってしまった気分を振り払った。
遠足はどこに行くの?お弁当は何食べたい?などと話しながら夕飯を2人で済ませ、お風呂上がりに水分補給していると樹さんがようやく帰宅した。 「あー、つっかれた…」 「ジュジュ、おかえり」 疲労と空腹でよろけている叔父さんを玄関まで多紀がお出迎えする。手には飲みかけの乳酸菌飲料が入ったコップだ。 「ただいま〜。良いもん飲んでるな。ひと口くれよ」 「ええ〜。ひとくちって言ってジュジュいっぱい飲むんだもん」 「この前は喉乾いてて、つい。悪かったよ。それとジュジュじゃなくてたつきって呼べ」 パジャマ姿の甥っ子をハグして謝りながらも文句を言う。 こうしていると本当に雰囲気が似ている叔父と甥だなと思う。樹さんのほうが少し癖っ毛で毛先が跳ねているけど、2人とも青みがかった艶やかな黒髪だ。僕も黒髪だけど、色味が違う。 樹さんはよく見るとアメジストみたいな瞳の色をしていて、仕事中は外しているけど左の耳にピアス穴がある。 多紀と違うところといえば、叔父さんの方が男の色気があるところかな。多紀はもっと中性的だし。 これで大手企業にお勤めなんて、かなりモテるんだろうなあ…とぼんやり思うけど今のところお付き合いしている恋人さんはいなそうだ。普段はできる限り早く帰宅するし、仕事と甥っ子に全振りしている。 そんな叔父さんに渋々ながらも結局自分の飲み物をひと口あげている多紀は偉いなあ、と家族の考え事をしながら樹さんのご飯の支度をした。 「玄関の紫陽花、綺麗だな。買ってきたのか?」 シューズボックスの上に置いた花瓶を���たのだろう、ネクタイを外しながら樹さんが訊いてくる。 「ご近所の榊さんのお庭にたくさん咲いたからって、お裾分けしてもらったんだ」 色とりどり、形も豊富な紫陽花をお世話するの上手ですねって正直に感想を述べたら、少し切ってあげると品の良い老婦人が花束にしてくれた。 バラや百合みたいな派手さはないけど、今の時期しか嗅げない匂い。梅雨も悪くないなって思えて結構好きなんだ。 ドライフラワーにしても綺麗なのよ、とその人は笑っていた。 「ぼくもあじさい好きだよ。雨の雫が似合うよね。あっ、でも遠足の日は晴れて欲しいなあ」 「遠足があるのか。そりゃ雨じゃちょっと残念だもんな」 席に座って、いただきますとお箸を手に取りながら樹さんが頷く。 「近くなったらてるてる坊主作ろうね。すごく大きいのと、小さいのたくさん作るのどっちがいい?」 「小さいのいっぱい!」 「ふふ。布の端切れもいっぱいあるからカラフルなの作ろう」 そんな話をしているともう夜の9時を回っていた。いけない、多紀の寝る時間だ。 「歯磨いて寝る準備出来た?じゃあ昨日の続きから少し絵本読もうか」 「うん、歯みがいた。ばっちり!」 「樹さん、食べ終わったら食器は水につけておいて。お疲れなんだから早くお風呂入って寝てね」 「ふぁい」 夕飯のチキンソテーとおやつのホットケーキを頬張りながら樹さんが返事をする。 「たつきもおやすみなさーい」 「ん、おやすみ」 挨拶のあと子供部屋へと入る。樹さんが用意した多紀の部屋は愛に溢れていて、子供用らしく可愛いパステル色で揃えられた壁紙やラグ、家具と小物に至るまで��味がいい。おもちゃも温かみのある木が多く使われていて、こういうのお値段結構するんだろうなと思う。 多紀をベッドで待っていたのは小さめのクマちゃん。樹さんが買ってくれたぬいぐるみで、キャメル色の毛並みに水色のリボンを首に巻いている。 多紀はいつも枕元で座っているクマちゃんと、その下に畳んであった柔らかく肌触りのいい木綿のタオルケットを抱きしめる。 青と黄色のチェック柄で、両親と住んでいた昔から愛用している所謂セキュリティブランケットだ。 それらに囲まれてふかふかのお布団に入り、少し絵本を読み聞かせるとすぐに多紀はうとうとし始める。 以前までは寝つきが悪かったようなので、精神的に安定してきたなら何よりだ。 ��っかり眠ったのを確認して掛け布団を整えて、僕はキッチンへと戻った。丁度お風呂上がりの樹さんがタオルで髪の毛を拭きながらテレビのリモコンを操作している。 僕が温かいほうじ茶を淹れてテレビ前のテーブルに置くと、「お、ありがと」と笑ってひと口啜った。 樹さんは家ではお茶とコーヒーばかりだ。仕事の付き合い程度にはお酒を飲むけど、プライベートまで飲むほど好きでもないそうだ。 僕もお酒は飲めないのでちょっと親近感。もう半月くらいすると、多紀と一緒に漬けた梅ジュースが飲み頃になるから楽しみなんだ。 「多紀は今日も元気だったか?」 「うん。ジュジュの分のホットケーキはあるの?って心配してた」 「ははっ。無かったら半分くれる気かな」 多分ね、と相槌を打ったら樹さんはしみじみと優しいなあと呟いた。 「さてと。俺もメールチェックして早めに寝るかな。ごちそーさま」 「お疲れさま。おやすみなさい」 樹さんが自室に入る足音を聞きながら残りの洗い物を片付けて、自分も休む。 当然ここでも毎晩影時間はある。多紀が象徴化しないのはもちろんだけど、樹さんもペルソナ使いだからか、それとも適性の問題か、普通に棺桶にならずに寝ている。それでも影時間のことは認識していない。 一応シャドウが2人に悪さをしないように、いつ多紀が影時間に目覚めてパニックを起こしても対処できるように周囲の気配を見守っているつもりだけど、現時点ではそんな心配もいらないようだった。
遠足は今週末の金曜日。天気予報では雨の確率は50%といったところで、今日帰ってきたら多紀と一緒にてるてる坊主を作ろうと約束していた。 本日のおやつはいちごババロアが冷蔵庫に冷えている。お湯と牛乳で作れるもので簡単で美味しい。 布団乾燥機を稼働させながら夕飯の下拵えまで終わったところで、多紀がまだ帰ってこないことに首を傾げた。 奥様方が小学生にも子供用PHSを持たせようか、まだ早いか話題に上がっていたのを思い出す。いざという時に連絡がつく安心感は重要だ。 小雨の降る窓の外を眺め、エントランスまで様子を見に行こうかとヤキモキしていたら多紀が帰ってきた。 「ただいまー」 「あっおかえり。ちょっと遅かったね?何かあったの」 「うん。リサちゃんちでね、子犬が生まれたって聞いたから触らせてもらいにいったの」 レインコートを脱いで傘立ての横にある壁のフックに引っ掛けながら、多紀が早口で説明してくれる。 ふわふわの触り心地を思い出したのか「これぐらいでね、茶色くて」と両手で抱える真似をしながら、かわいかった〜なんて笑うから、心配していた僕のほうまで笑顔になる。 中型犬より大きめの体で、毛が長くフサフサした母犬だと言っていたので数ヶ月もすれば子犬もすぐに大きくなるんだろう。 「りょーじも今度いっしょに見に行こう?」 「うん、僕も出来れば抱っこしてみたいな」 おやつの後にお裁縫道具と端切れを出してきて、てるてる坊主作りに取り掛かった。 そのまま吊るすと頭の重さでひっくり返っちゃうからどうしようか、と2人で相談して体の部分に重りを仕込めばいいんじゃない?という結論に至った。 多紀にビー玉を提供してもらって、いくつか綿と一緒に袋詰めして端切れを縫い合わせたマントの中に仕込んだら、顔を描いて首にリボンを取り付ける。 「ジュジュと、りょーじと、ぼくと、じいじとばあばね」 5体のカラフルなパッチワークてるてるが出来上がり、カーテンレールに並んで吊るされた様子はなかなか可愛い。 「これで金曜日は晴れるね」 「うん!」 「樹さんが帰ってきたら見てもらおう」 「どれがジュジュか分かるかなあ」 「きっと分かるよ、多紀がみんなの顔描いたんだもん」 多紀とは逆に、今日は少し早く帰宅した樹さんが感心したようにカーテンレールを眺める。 「へえ。随分イケメンに描いてくれたな」 「だってジュジュいけめんでしょ」 「望月だってイケメンだろうけど。タレ目と吊り目の違いか?」 樹さんのてるてる坊主はキリッとした印象で、ピアスも忘れずに描かれている。僕の顔はぐりぐりした目の横にホクロが描いてある。ちゃんと黄色いマフラーも多紀が首に巻いてくれた。 久しぶりに皆揃って夕飯を食べながらリサちゃんちの子犬の話になった。 「多紀は犬が好きか。うちの実家にも白い雑種の、ももがいるぞ。覚えてるか?」 「…いぬ?お鼻がピンクの子?ジュジュが撮った写真があった」 「そうそう。もう今年10歳だからおばあちゃんだけどな。まだまだ元気だって聞いてるから夏休みに会えるよ」 「うん。ぼくのこと覚えてるといいな」 「ももちゃんかあ。僕も仲良くなれるかな」 野生の本能なのか、動物全般に僕はあんまり好かれない。そもそも近くに寄り付かないし、威嚇される時もある。怯えさせないようにしたいんだけど。 僕と眼を合わせられるコロマルくんの度胸はすごかったなあ、なんて記憶の中の白い犬を思い浮かべた。 「飼いたいなら…うちでも飼えるんだぞ。ここのマンション中型犬までなら大丈夫だし。猫だっていいけど」 「えっ。…ええと、そっか。でも、もうちょっとちゃんと考えてみる…」 多紀は最初に分かりやすく目を輝かせたけれど、ぐっと踏み止まって大人みたいな対応をした。確かに命を預かる責任が生じることだ。 「ああ。よく考えて、どんなことが必要か勉強しておこう。そうすればきっと出会うのに相応しい時に会えるよ。こういうのも縁だからな」 叔父さんに頭を撫でられて、多紀は嬉しそうに頷いた。
ついに遠足当日。朝のお天気は薄曇りで、念の為の折り畳み傘だけで済みそう。 お弁当は前日から練習してみたけど微妙なヒーホーくんキャラ弁。まだこの時代には100円ショップを探してもそれほど種類豊富なお弁当グッズが売ってないので、ちょっと苦戦した。 海苔とスライスチーズでフロストの顔を作り、体はミニハンバーグ。彩り重視で卵焼きにウィンナー、ブロッコリーとミニトマト。仕上げに保冷剤代わりの、冷凍にした小さいゼリーを添えて。 小さめのおにぎりを2つ入れたら準備完了だ。出来栄えは食べる時のお楽しみね、と多紀には言ってある。 おやつは多紀の好きなお菓子と水筒には麦茶。これだけで小さな体には結構な荷物だ。 「忘れ物はないかな?」 「えーと、うん。みんな入ってる」 「よしよし。じゃあ気をつけていってらっしゃい」 「うん。いってきます」 多紀が靴を履いていると洗面所から樹さんが慌てて玄関までやって来た。 「待て。俺にいってきますのチューは?」 「チューなんていつもしてないよ」 呆れながら多紀は膝をついて屈んだ樹さんにハグをしてあげる。ぽんぽん、とリュックを背負った背中を叩いて樹さんが「楽しんでこいよ」と笑った。 笑い返して頷いた多紀を送り出すと樹さんが身支度に戻る。僕は彼にトーストとコーヒーを用意して、後はお弁当の残りおかずで朝ごはんとする。 「てるてる坊主のご利益があったな」 「そうだね。帰りまで保てばいいけど」 照ってはいないが朝から土砂降り、なんてことにならないだけ御の字だ。 たくさん作った分の効果があったのかな。
金曜日はお肉セールの日。豚コマと鶏挽肉を買ったスーパーの帰り道に「望月くん」と声を掛けられた。声がした生垣の方を見ると、先日の紫陽花の老婦人が手招きしている。 「榊さん。こんにちは、先日は綺麗な紫陽花ありがとうございました」 「いえいえ、どういたしまして。それでね、今日も良かったらなんだけど」 今度はやや小さく、もこもことした可愛い白色の紫陽花をくれた。 「紫陽花の花言葉は移り気なんて言われるけど、てまりの種類には家族や団欒なんていうのもあるの。白い紫陽花は寛容とか一途な愛情。色や形で様々な花言葉があるのも魅力ね」 「そうなんですね…家族か。うちにぴったりです」 「でしょう?それとね、これはお裾分けなんだけど。ちょっと時期はズレちゃったけど美味しいものは変わらないわ」 渡された紙袋の中を見ると柏餅だ。葉っぱが緑のと茶色いのがあって、中身の餡が違うのだそうだ。こし餡と味噌餡。どっちも美味しそう。 「わあ、今年の端午の節句はもう終わっちゃってて、お祝いできなかったので嬉しいです。ありがとうございます」 「よく行く和菓子屋さんのなんだけど、まだ柏餅売ってたから買って来ちゃった。多紀ちゃんによろしくね」 ぺこり、とお辞儀し合ってまた歩き出す。我が家はみんな甘いもの好きだから、洋菓子和菓子関係なく喜ぶ。 空を見上げると雲は厚いものの、まだ雨は降らなそうだ。多紀が遠足から帰ってきたら柏餅でおやつにしよう、なんて考えながら家路を急いだ。
貰った白い紫陽花は壁際のキッチンカウンターに飾った。花瓶も可愛らしく小ぶりな桜色にして、部屋も明るくなったようで見ていると和む。 「ただいまー」 玄関が開く音のあと、すぐ元気な声が続いた。 「おかえり。遠足どうだった?」 「楽しかったけど、ちょっとバス酔っちゃった」 「あれ。酔い止め効かなかったかな」 「帰りは平気だったよ」 「そっか。良かった」 話しながら多紀がリュックからゴソゴソと取り出したのは空のお弁当箱と水筒。それからやっぱり全部空になったお菓子袋。 「おべんと、ごちそうさまでした。みんながねー、すごいってほめてくれた」 「おお!ひとまず安心したけど、個人的にはクオリティがいまいちなので…次に頑張るね」 「そなの?上手だし、おいしかったよ」 「…うちの子って、なんて良い子なんだろ」 首を傾げる愛くるしさにぎゅーっと抱き締めると「わかったわかった」と腕をぽんぽん叩いてあしらわれる。さっさと抜け出した多紀は手を洗いに行ってしまった。 真似してるのか無自覚か、仕種が叔父さんに似てきたなあ。 「お皿のね、絵付けたいけんしてきた。焼いてから学校に送ってくれるんだって」 「へー!なに描いたの?」 「ひみつ!」 笑いながらリビングへ入って、てるてる坊主に「雨ふらなかったよ、ありがとう」なんてお礼を言ってる。それから白い紫陽花に気づいて顔を近づけた。 「あれ?新しいのだ。きれいだね」 「さっき買い物帰りに榊さんに会ってね、また貰ったの。それと多紀にって柏餅も貰ったよ」 「かしわもち!こどもの日に食べるやつだ」 「みんなで住み始めたの大型連休過ぎてたから、お祝いしそびれてたよね。お祝いといえばお誕生日も!来年は盛大にやろう。ケーキ作っちゃおう」 「うん。その前に2人のたんじょうびだと思うけど…ジュジュは夏生まれだって言ってた。りょーじは?」 「僕?うーん僕は…秋生まれかなあ?」 正直、誕生日も歳もよく分からない。どこから数えたらいいのかも曖昧だ。 強いて言うなら、君にファルロスとしてお別れを言った朝の、次の日なのかなと思っている。そこから今の僕が形成された。もう随分昔のことみたいだけど。 「じ���あ、きせつが変わるたびにお祝いできるね。ケーキぼくも手伝う!」 にこにこ笑った多紀が、はたと思い出したように紫陽花を見上げた。 「あじさいのおばあちゃんにお礼したいな」 「そうだね。一緒にお菓子か何か作って持って行こう。ケーキの予行練習でもいいよ」 またひとつ、数日先、1年後までの約束と楽しみが増えた。こんなことの積み重ねで幸せが作られていくんだろうな。 柏餅は、こし餡と味噌餡どっちにする?と訊いたら迷うことなく「どっちも!」と答えるところは子供らしいというより多紀らしい、と笑ってしまったけど。 「ジュジュに半分ずつあげるの。どっちも食べたいでしょ」 「そうだねえ。樹さんも両方食べたかったーってなるよねえ」 樹さんがまた喜んじゃうなあ、と子供特有の猫っ毛でサラサラの髪の毛を撫でた。 柏餅を食べながら、教わった紫陽花の花言葉について話し合う。多紀は興味を持った様子で、今度学校の図書館でお花の図鑑を借りてくると言っていた。 まんまるで、人の心を和ませる。そんな世界一の団欒が作っていけたら良いなあ。 ささやかで壮大なことを願いながらエプロンを付け、夕食の準備に取り掛かった。
このお話の時代考証というか、どこまで詳細にやったらいいのか悩みまして、結論。 ファンタジーミレニアムにすることにしました。この時代にまだそれ無いじゃない…? とか色々挙げればキリがないのと、この望月さんは全部体験はしていなくとも 令和まで知識として知ってるという未来人っぽさを醸し出してもらおう!という…。 チートなハウスキーパーというより所帯染みた専業主夫になってますが 子主さんにいろんな体験をさせてあげたいものです。 叔父さんはマキちゃんと友達以上恋人未満のいい感じになってて欲しい もうお前ら早く付き合っちゃえよ!(願望)
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gnsleepsheep · 1 year
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◌˚ヾ☆ ┃❛ { YAKUIN 〄 JIROU } ❜┃ ଓ﹔๑˚₊
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gonagaiworld · 2 years
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L'anime televisivo More Than a Married Couple, But Not Lovers annuncia la première del 9 ottobre Svelati anche i nuovi membri del cast. Info:--> https://www.gonagaiworld.com/lanime-televisivo-more-than-a-married-couple-but-not-lovers-annuncia-la-premiere-del-9-ottobre/?feed_id=295983&_unique_id=6314bcfc449aa #Anime #FuufuIjouKoibitoMiman #JunichiYamamoto #Morethanamarriedcouplebutnotlovers #Mother #YūkiKanamaru #夫婦以上、恋人未満。
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team-ginga · 8 months
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映画『裏窓』と『パラダイン夫人の恋』
 非常に有名な映画で見たような気になっているけれど、実際には見たことのない映画というのがいくつかあります。先日見た『セヴン』もそうですが、ヒッチコック監督の『裏窓』(1954)もそういう映画です。
 その『裏窓』がNHK. BSの「お昼の洋画劇場」(と勝手に命名)で放映されていたので、いい機会だと思って見てみました。
 『裏窓』は「〇〇が選ぶ映画オールタイムベスト100」に名前を連ねるような映画ですが、実際に見てみると……
 これ、つまんなくないですか?
 足を骨折した報道写真家が自宅療養中、他にすることがないので向かいのアパートを覗いているうちに殺人事件に巻き込まれる話だというのは知っていました。
 というか、そういう設定、つまり主人公がのぞきをしているという状況が私はあまり好きではないのでそれまで見なかったわけですが、それはともかく、その設定が全てであるような映画で、ひねりもなければ意外性もない映画でした。
 意外性があるとすれば、それは主人公の写真家(ジェームズ・スチュワート)が上流階級の女性(グレース・ケリー)を恋人にしていることでしょうか。グレース・ケリーは非常に積極的で毎晩ジェームズ・スチュワートのアパートに通い、終盤では豪華なネグリジェまで持ち込んで「ここに泊まる」と言いますが、ジェームズ・スチュワートは彼女と結婚する気はないようです。
 そんなことってありますかね。いや、あってもおかしくないとは思いますが、男にとって随分都合のいい関係だなと思ってしまいました。
 もう一つ意外だったのは、向かいのアパートに住む中年のセールスマンが妻を殺したのではないかというジェームズ・スチュワートの疑いをグレース・ケリーとジェームズ・スチュワートの世話をしている看護婦がいともやすやす信じ、ジェームズ・スチュワートの手足となって働くことです。
 でもそれ以外はーーラスト近くで足を骨折して動けないジェームズ・スチュワートが犯人に襲われる部分も含めてーー全て想定の範囲内で、ジェームズ・スチュワートが暗闇でストロボをたいて犯人に「反撃」するというのは正直、失笑ものでした(一瞬目がくらむかもしれませんが、「攻撃」になっていません)。
 私自身はきっとどこかでひねってくるだろうと予想して、「ひょっとするとジェームズ・スチュワートの戦友の刑事が真犯人では?」などと思いましたが、全くそんなことはありませんでした(刑事はジェームズ・スチュワートの部屋でブランデーを飲む際、ワイシャツにこぼしてしまいます。私はきっと何かの伏線だろうと思っていましたが、そんなこともありませんでした)。
 技術的にはジェームズ・スチュワートのアパートとそこから見える風景に場面を限定したという工夫があるのでしょうが、それもどうということはありませんでした。
 うーん、どうしてこの映画がそんなに高い評価を受けるんだろう……不満が残る映画だったので口直し(?)にU-Nextで同じヒッチコック監督の『パラダイン夫人の恋』(1947)を見ましたが……これも全くダメな映画でした。
 私は題名からD・H・ロレンスの『チャタレイ夫人の恋』のような物語だと思っていましたが、さにあらずーー法廷劇です。
 物語はアリダ・ヴァリ演じるパラダイン夫人が盲目の夫を毒殺した容疑で逮捕されるところから始まります。グレゴリー・ペック演じるキーンなる男が彼女の弁護につくのですが、キーンは怪しくも美しい(映画内ではstrangely beautifulと言っていました)夫人に惹かれているようで、キーンの妻ゲイは気が気でありません。
 パラダイン夫人/キーン/キーンの妻ゲイの三角関係とパラダイン夫人の裁判が物語の二つの柱であるわけですが、どれほど美人でも弁護士が自分のクライアントに恋をするなんてことがあるんですかね。
 いや、あってもいいし、あるんだろうと思いますが、それだときちんと弁護ができないんじゃないかと心配になってしまいます。
 キーンはパラダイン夫人を無罪にするために、パラダイン氏の付き人であったアンドレ・ラトゥールという男に嫌疑を向けようとします。しかし、パラダイン夫人は絶対にそれはやめてくれと言います。
 え? なぜ?
 パラダイン夫人とアンドレは恋仲なの?
 誰でもそう思いますよね。実際キーンもそう思いますが、パラダイン夫人はそれについては何も答えません。
[この辺りからネタバレになります。未見の方はご注意を]
 とはいえ他にいい方法もないので、キーンは法廷でアンドレを証人として喚問し、彼に疑いを向けます。
 裁判最終日、キーンはパラダイン夫人本人を証人台にあげます。喚問の途中、アンドレが自殺したという一報が入ります。
 するとパラダイン夫人は涙を流し、アンドレを愛していた、彼と一緒になるために夫を毒殺したと告白します。
 え? そうなの?
 しかし……それでは意外性も何もあったものではありません。「そのまんまやんけ」と突っ込みたくなります。ビリー・ワイルダー監督の名作法廷映画『情婦』(『検察側の証人』)とはえらい違いです。
 事件にもパラダイン夫人にも絶望したキーンはそのまま法廷を去っていきます(気持ちはわかりますが、弁護士が途中で弁護を放棄していいもんですか)。
 そのあと打ちひしがれたキーンを妻のゲイが慰め励ます場面があり、一応ハッピーエンドですが、うーん、どうでもいいや。
 私はヒッチコックを高く評価しています(というか映画ファンでヒッチコックが嫌いな人はいないでしょう)。『サイコ』と『鳥』は映画史に残る名作だと思っています(『鳥』の特撮は今見るとチャチですが、それは重要ではありません)。
 『北北西に進路をとれ』も『白い恐怖』も素晴らしい映画だと思っています。
 でも、『裏窓』と『パラダイン夫人の恋』は何のひねりもない駄作と言わざるを得ません。
 それとも映画に意外性を求める私がいけないんでしょうか。 
追記:  アリダ・ヴァリはイタリア・フランス・アメリカをまたにかけ、キャロル・リード監督の『第三の男』(米)やルキノ・ヴィスコンティ監督の『夏の嵐』(伊)やアンリ・コルビ監督の『かくも長き不在』(仏)に出演した名女優ですが、顔が怖いというか、いかつい感じがして、私自身は美人と思ったことがありません。  「際物」というつもりはありませんが、ダリオ・アルジェント監督の『サスペリア』(伊)にも出演してましたね。あ、同じアルジェント監督の『インフェルノ』(伊)にも出てたんだ(もちろんだからどうというつもりはありません。グレゴリー・ペックも『オーメン』に出演していますから)。  不思議な女優です。
追記2:  『裏窓』のひねり方についてーー私自身は主人公の戦友の刑事が犯人だというひねり方を予想してはずれましたが、それ以外にも例えば事件は覗きをしている主人公を酷い目に遭わせるために向かいのアパートの夫婦が仕組んだ狂言だったとか、殺人は起こっておらず全ては主人公の妄想だった、しかしその騒動のおかげで向かいのアパートに住んでいる孤独なオールドミスが自殺を思いとどまったとかいう結末もありえたと思います。  まあ、それがハリウッドのプロデューサーを満足させたかどうかはまた別の問題ですが、そちらの方が「粋」だったと思います。
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