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#童話 挿絵
nozomiwork · 2 years
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Orvieto
丘上のオルヴィエート
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kimuyellow · 1 year
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shygge · 2 years
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tatosat · 2 years
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でんでんむしが主役の 新美南吉童話の挿絵公募に チャレンジ中 I ‘m drawing an illustration for the Nankichi Niimi fairy tale contest, where the main character is a snail. #新美南吉 #niiminankichi #安城市 #anjyocity #童話 #fairytale #絵本 #picturebook #挿絵 #illustration #でんでんむしのかなしみ #sorrowofsnail #でんでんむし #dendenmushi https://www.instagram.com/p/Ch0Q2wMBp_U/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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holespoles · 1 year
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"Kappa and Other Stories"
English Picture Storybooks English language learning material with three stories, including 'Kappa', illustrated and bound by Takeshi Motai. Fairy tales.
茂田井武さんが、挿絵と装幀を手がけた、「河童」ほか3編の物語掲載の、英語学習教材用?童話。
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konoano · 10 months
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チビにいちゃんとOちゃん
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Ҩ……本日、新刊が発売されました......✍︎
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ラルソン家の7人兄妹の下から2番目、チビにいちゃんが主人公の楽しいお話です。 周りの大人や兄弟は、チビにいちゃんに、いつもドキドキハラハラさせられますが、本人はいたってマイペース。毎日を謳歌しています! もちろん、Oちゃんも出てきますよ!
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『すえっこOちゃん』(フェリシモ出版)をご存知ですか? 日本では、1971年に、石井桃子先生たちによって紹介され、今も愛されているスウェーデンの児童文学です。私も大好きな本なのですが、この本は、その続編で、日本では初めて紹介される作品です。
続編と書きましたが、スウェーデンでは、この本の方が、先に出版されていているので、正確に言うと『すえっこOちゃん』の方が続編なのです(『すえっこOちゃん』では、Oちゃんは、5歳ですが、本作では3歳)。もともと原作は、4冊シリーズで、日本で紹介されていた『すえっこOちゃん』は、シリーズの一番最後の4巻目、この本は、3巻目にあたります。
ともあれ、とっても楽しいお話です!「テディ・ロビンソン」シリーズや「メリーメリー」シリーズが好きな方なら、絶対、気に入ってもらえるはず。日常の子どもの姿が、生き生きと描かれていて、周りの大人が温かくて、清々しい。息が詰まりがちな現代の子育ての中で、きっと一服の清涼剤となってくれるでしょう。
読んでやるなら年長さんから、自分で読むなら小学校中学年くらいから楽しめると思います。さこももみさんの、温かみがあって、ユーモアのある挿絵も、どうぞお楽しみ下さい!
この本は、秋に続刊が出ます。原作は、1冊なのですが、日本語版では、全10話を5話ずつにして、2冊に分けました。どうぞお楽しみに。
あ、いま、松岡享子先生の『ランプシェード』を読んでいるのですが、P123にちょうど「私は、日常の暮らしの中で、子どもの無邪気がひきおこすおかしな出来事をあたたかく描いた作品がとくに好きです。『やかまし村の子どもたち』『小さい牛追い』『ふくろ小路一番地』『すえっ子Oちゃん』そして「ゆかいなヘンリーくん」など。」と書いてありました。
「ほら〜!」
って、何が、ほら〜なのかわかりませんが😄 私も「日常の暮らしの中で、子どもの無邪気がひきおこすおかしな出来事をあたたかく描いた作品が」大好きなのです。
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もくじ 1 チビにいちゃんとOちゃん 2 チビにいちゃん 買い物にいく 3 チビにいちゃん アヒルをさがしにいく 4 チビにいちゃんと時計やのリリヤさん 5 チビにいちゃん にわとりをほしがる 訳者あとがき
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#チビにいちゃんとOちゃん #エディスウンネルスタッド /作 #さこももみ /絵 #小宮由 /訳 #瑞雲舎
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#絵本 #読み聞かせ #読み物 #児童文学 #児童書 #幼年童話 #幼年文学 #絵本のある暮らし #絵本のある子育て #こみやゆう
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imayui · 2 years
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『初期ファンタジー集(3)未刊作品』
1・2巻同様に在庫切れになっていた旧版を、midjourneyで新たに表紙・挿絵を作成して、新装版を制作中。収録作品の並べ替えや一部入れ替えを行うため、こちらは12月頃に販売を予定。
表紙は作成済。表紙用に生成したバリエーションと共に先行して公開しておきます。 既刊の1・2巻はこちら。 (1)幻想童話集 (2)長編ファンタジー小説「姫の火」
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mitiyotaguti · 1 year
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第53回ENEOS童話賞 作品集「童話の花束」一般の部優秀賞「『あッ』といっしょに」挿絵を担当しました。
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nashie-sakuhin · 1 year
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今年は寅(猫)年ということで、ハロウィン×猫。 ・アイシングクッキー ・19世紀の童話挿絵 ・ややズレますがメキシコ「死者の日」 のイメージを混ぜています。
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adachimasato · 2 months
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『夜ふけに読みたい 雪夜のアンデルセン童話』(平凡社)
昨年末に発売されましたこちら、カットイラスト数点描きました。
イソップ物語に続きありがたいことです。
知ってる童話も実は深くてどっしりときます。そして相変わらず挿絵がステキなのですー。
#平凡社 #アンデルセン #illustration #イラスト #カットイラスト #夜ふけに読みたい雪夜のアンデルセン童話
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smk-gairon · 11 months
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ここ最後に書いたのいつ……って思ったら1月10日だったわっはっはっもう5月も下旬に差し掛かってるが!!????
書くことが思いつかないんだろうね。そんなに空っぽみたいな人生送ってるつもりないこともないこともないこともないことももうわかんねぇなこれ………………
なんか結局お絵描きに対する執着が返ってこなくて。なんで数年前はあんなに描いてたんだろうくらいに思えてしまうのがとても悲しい。せっかく通信型の美大にまで入ったのに無駄になっちゃいそう。何してんだろなぁ。
去年わたしの中にずっとあったものが折れましたっていう話を前々回くらいの投稿にしれっと描いたと思うんだけど、あー、ついでだからその話を書いちゃお。ハイでは今からここはそういうのを書いて色々なものを振り返って昇華するタイムです。よーい、\パン/
そもそも私、小学4、5年生くらい?から中学生くらいまで貪るように児童書を読みまくった時期があるんだけど。その中でも講談社の青い鳥文庫から出されてる本は本当にアホほど読んだのね。電子探偵団とか夢水清志郎とか怪盗クイーンとかタイムスリップ探偵団とか若おかみとかテレパシー少女とか黒魔女さんとか……あと眉村卓先生のやつなんか好きだった。普通の水色のじゃなくてオレンジの枠で出されてたやつ。
親がお金出して私が読みたいって本屋さんで差し出した本全部買ってくれてさ。私の部屋の本棚がどんどん青い鳥文庫で埋まってくから、入らなくなるたびに本棚買ってもらったり棚板自作してまで収納スペース増やしてもらったりしてさ。今思えばうちの親本当にすごいな…………頭上がらないどころじゃねぇ 誠にありがとうございます いやここで言ってもなんも伝わらんのだが
で話を戻すんだが、日本の児童書って挿絵多いじゃん。海外の児童書ってハリポタとかダレンシャンとかあとセブンスタワーってやつが私の初の海外児童書だったからはちゃめちゃ記憶に残ってるし大好きなやつなんですけど今はそれはとりあえず置いといて海外の児童書は全然挿絵ないやつも普通にあるけど、日本の児童書って挿絵多いんですよね。それがね、当時の私の想像力を助長してくれたから、日本の児童書、面白かったんだよ。ていうか面白いんだよ。大人になっても読んだってええんやで。
本の読みかたって人それぞれらしいけど、私の場合は文字に沿って頭の中に映像が流れるタイプなんすよ。けど文字だけだと想像力が追いつかなくてだんだん話が分かんなくなった……みたいなの当時は結構少なくなくて。ちなみにこれのせいで学生時代は論文を読むのが死ぬほど苦手でした!!えーんちくせう!!学生の私マジ頑張った
で、けど挿絵があれば場面を絵で教えてくれるからどんどんストーリーが頭の中でもちゃんと進んでって、どんどん楽しくなるの。私は頭の中でキャラクターが動き回ってるのが楽しくて、それを楽しむ手伝いをしてくれたのが挿絵だったわけで、挿絵のおかげで私の想像力はどんどん鍛えられていったわけなんだな。
で、ここでやっと本題……本題?本命?話題の中心??になるんだけど、私はずっとそれになりたかったわけでございます。児童書の挿絵を描く人になりたかった。私の描いた絵がどこかの子どもたちの頭の中で動き回って欲しかったの。それで私がそうだったように、私の絵がどこかの誰かの豊かな想像力を育てる一因になって欲しかった。それが、去年まで私の中心に何年も何年もひっそりと染み付いてたんだな。
ただ、私はバカなので昔から好奇心旺盛すぎてあっちこっち目移りしてあれもやってみたいこれもやってみたいってなるから、挿絵描く人になりたいなんてずっとそんなの自分の根っこに貼り付けておきながら絵一本で生きるなんてちっとも出来なくて。というかずっと憧れてたはずなのにそれに「なりたい」って感情があったことすら自分自身で気付いたのが大学卒業するときとかそんなんだからね。バカだね。憧れてたのに憧れてたことに自分で気付いてなかったの。絵を描く友達は他にも居たけど歳を重ねるごとにひとりずつ描かなくなってっちゃった中で、描くのをやめるって選択肢がわたしの中に全然無かったのはきっとそういうことだったって気付いたのが……遅すぎたんだよな……本当にバカとしか言いようがない
だからさぁ、結局社会人になっても絵を描く時間が欲しくて仕事してんの苦痛になったりとかして会社辞めて少しでも余裕を得るために実家帰って、遅すぎた勉強を真面目に始めようと思って色々本買って、ちっさいデザイン事務所探して入れてもらって、なんとかもがきながらポートフォリオ作ってなんか……出版社とか持ってくとか……しなきゃ……ってなってたころにさぁ
コロナだよ
所属させてもらってたデザイン事務所って雑誌とかグッズとか作ってた他にコミティアとかそういうイベントとかで出店した儲けとかも全部事務所の稼ぎとして入れてたから、コロナでそういうイベント全部無くなって、当然利益なんてなくて、だから、お給料出せないから自力で頑張ってくれ、って言われて、フリーランスで頑張る?実績なんもないのに出来るのかな、ってなって
けど幸いなことに私は大学が情報システム系だったおかげでwebがいじれるので。絵からは逸れるけどいったんwebデザインとかそっちのほうで何とか、ってなって、そしたら新しい会社に迎え入れてもらえることになって。2年くらい、その会社でwebでかちゃかちゃしながら絵は趣味の範囲でちょこちょこ描いてた。
前にも書いた通り私は好奇心が旺盛で興味があることはできるならやるみたいなとこがあるので、絵も描きたいけどwebいじるの……楽しいんだよな……コーディングめちゃたのし…………ってなって、まぁだから2年もその会社にいられたんだと思うんだが、けど、根っこに染み付いてるのもが取れるほどではなかった。から、どこかで結局この会社も辞めるんだろうなとは正直思ってた。
けど今思い返してもあの会社は私に沢山たくさん人間としても成長をさせてくれたのであそこで働けて良かったって思ってるんだけど
で、まぁ、でも芯は変わらないままでずっと生きてて
そしたら、ある日気付いたことがあって。
今の子って、多分、本よりもYouTubeとかそういうの見る子のほうが絶対多いよね?
私は挿絵を描く人になりたかったけど、それは「私の絵が子どもたちの想像力を豊かにさせる手助けになって欲しかったから」だから、本末転倒みたいになるかもしれないけど、ぶっちゃけ、絵って別に、手段でしかなかったんだよな。「想像力を育てる助けになりたかった」なら、別に絵に固執する必要って全然なかったし、むしろ今の世の中だとそれは下手したら弱いのかもしれない。だって動画のほうが分かりやすいじゃん。絵も動きも目と耳から直接叩き込まれるんだし。
私が絵に固執してたのは、ただ過去の自分がそれで成長をしたからなんだと思うんだけど、今の子たちって多分そこから違うんじゃないか?って気付いたら、多分その瞬間に全部折れた。それが去年。
マジで全然描かなくなった。
何でもかんでもとりあえずやってみますとか言って手を出してみた過去が色々あるから今の私は全然プロとは言えないレベルだとしてもwebページ作れるしAdobeのイラレやフォトショがいじれるし動画編集できるしそして絵が描けて、でもそれらが全部極めてるとかじゃなくてちょっとずつちょっとずつ「まぁ、ギリ使えるんじゃない?」レベル程度にできますみたいな、最終的に残った私はそういう中途半端な人間になっちゃった。
中途半端に色々出来る人間になってしまったので、自分がなりたかったものになるために今本当に伸ばさなきゃいけないものがなんなのか、
ぜんっぜん分かんなくなった。
まぁその「中途半端に色々出来る」おかげで今勤めてる会社には重宝してもらってるぽいんだけど。
色々出来るのはある意味長所だとは思うけど、色々出来るせいで最近は仕事でもらう要望がどんどん増えてきたし幅も広がってきてて、仕事なんだから暇よりは忙しいほうが全然良いからそれは別に良いんだけど、全部が中途半端にしか出来ない自分がどこまでの要望に応えられるんだろうと思いながら言われたこと全部やってみてって日々を今は過ごしてる訳なんだけど。
結局、端的に言えば迷子だなこれ。迷子だ。
全部が中途半端なせいで自分の強みが分からないし、逆にどこを強めればいいのかも分かんないし、今は社内のちょっとしたもの作ったり会社のホームページを管理する人にとどまってるから自分の力が外に出たときにどれだけ通用するのか全然読めなくて外出られなくなったし。そして悲しいくらい壊滅的にコミュ障を拗らせた大馬鹿野郎なので極力外部の人と接する仕事は今はあんまりやりたくないし。
いやもうこれダメじゃんね。
なんかそういうのが今までの私っぽい。とりあえず整理出来ました。整理できたか?ほんまか??
まぁいいか。はい、\パン/
えー、私迷子か……迷子か…………
まぁ……とりあえず今は方向性も見えないし目の前のことを片付けるだけの人間になるしかないのかもしれない。そういう時期なのかもしれん。
そう思っとこ。
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thetaizuru · 1 year
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 「シルエット」とは、「輪郭の中が塗りつぶされた単色の切り絵」のことを言い、そこから「輪郭」や「ものの形」、「影絵」などを言い表す言葉としても使われる。この「シルエット」という語は、もともとは人名だったらしい。   フランス王ルイ15世の治世下で財務大臣を務めたエティエンヌ ド シルエットは、七年戦争が長引いたことでフランスが財政難に陥った際、特に富裕層に対して厳しい倹約を要求しなければならなかった。これにより、「安上がりで済ますこと」が人々の間で「シルエット」と言われるようになる。  切絵によるシンプルな肖像は人物の特徴を記録する最も安上がりな方法であり、エティエンヌ ド シルエットもこれを好んだため、このような肖像画のことも「シルエット」と呼ばれた。この「シルエット」と呼ばれる「切り絵による肖像画」は、その後、18世紀後半から19世紀前半に、ヨーロッパだけではなくアメリカでも流行し、「シルエット」の語が定着した。
 18世紀末より、シルエットは肖像だけでなく本の挿絵などにも用いられるようになる。複雑なイラストレーションよりも安価で容易な方法でもあり、また、その独特な雰囲気を好む作家も多く、演出技法としても用いられるようになっていく。  童話作家のアンデルセンもシルエットによる表現を好み、切り絵制作を得意とした。自作の切り絵などを貼った絵本を作り、友人への贈り物にした。  シルエットによる表現は、想像力を掻き立てることで、美しさや、あるいは滑稽さなどを際立たせる演出にも用いられるものの、やはり、暗く、怖い。   アンデルセンの、特に初期の作品では、主人公が死ぬ結末を迎えるものが多い。これは、若き日のアンデルセンが、死ぬ以外に幸せになる術を持たない貧困層への嘆きと、それに対して無関心を装い続ける社会への嘆きを、表現を通して訴えようとしたものだと解説されている。  1804年にナポレオン ボナパルトがフランス第一帝政の皇帝に即位(在位 1804年-1814年、1815年)し、イギリスやロシアと敵対する。フランスと同盟を結んでいたデンマークも、イギリスから砲撃や封鎖をされ、不況に陥っていた。  アンデルセンはそのデンマークに1805年に生まれる。貧しい靴職人だった父親は1812年から2年間従軍した��、1813年に国が財政破綻し、軍から支払われるはずの給金も得られなかった。  1835年に最初の小説『即興詩人』と『童話集』を発表したアンデルセンの、初期にあたる1830年代から40年代においては、作品にも現れる貧困層の窮状は写実的であり、多くの人が抱える問題意識でもあった。  七年戦争によって帝国の礎が築かれ、絶頂期となるヴィクトリア朝(在位 1837年-1901年)に入る頃の大英帝国でも、同様の問題意識はあり、アンデルセン(1805-1875)と同時代のイギリスの作家であるチャールズ ディケンズ(1812-1870)の作品にも、貧困層の視点からの社会風刺という形で描かれている。  問題意識としては多くの人が共有しているように見えながら、そこから抜け出す術を見出せないやるせなさは、アンデルセンの作品では、無関心を装う社会への嘆きとして滲んだ。  アンデルセン作品のこうした傾向は晩年になっていくにつれて緩められ、死以外にも幸せになる術があることを作中に書き出すようになっていく。  アンデルセンは1859年に書いた「子供のおしゃべり」という作品で、自身の名前の「アンデルセン(デンマーク語の発音ではアナスン。英語ではアンダースンまたはアンダーソン)」にもある最後の「セン」という言葉は「だれだれの息子」という意味で、それがついている名前はきちんとした姓ももらえなかった貧しい家の出ということを示しているという謂われに触れている。子供たちがそのことを話しているのを、一人の貧しい男の子がドアの隙間から覗いて聞いていて、自分の名も最後がセンで終わるので悲しくなってしまったが、でもこうして生まれてきたんだ、りっぱに生まれてきたんだ、と男の子は考え、そして大人になってりっぱになり、話をしていた子供たちもそれぞれ幸福になった、と書いている。作品は、あの時考えたり言ったりしたことは、あれはただの子供のおしゃべりだったのです、という終わり方をする。最後がセンで終わる名前の男の子はトルバルセンという名前で、アンデルセンの友人である世界的に有名な彫刻家のトルバルセン(1770-1844)をモデルにしている。
 1830年代にエッセイや小説で人気を獲得し、1837年から1839年に連載した長編小説『オリバー ツイスト』で人気を不動のものにしたチャールズ ディケンズは、貧しかった幼少時の経験から、労働者階級の視点に立って、日常生活と多様な登場人物を具体的に生き生きと描写した。エンターテイナーであることを常に心がけ、楽天的で理想主義的なハッピーエンドで締めくくるスタイルを貫いた。そのため、後期や没後の文壇からの批評としては、偶然に頼ったご都合主義的な物語展開と強引なハッピーエンドが批判の的にもなったが、現在に至るまで大衆からの人気が衰えたことはない。  ディケンズは写実主義に分類される。アンデルセンの初期の作品に滲んだ嘆きも写実性であり、1840年代のヨーロッパを覆ったリアリズムだった。そこからなぜか1850年代に大衆文化が花開く。
 「諸国民の春」 と総称される1848年から1849年にかけてヨーロッパ各地で起こった革命により、大国の被支配地域を中心にナショナリズムが先鋭化する。その後、英露対立やフランス第二帝政の成立(1852年にルイ=ナポレオンがナポレオン3世として皇帝に即位)などを背景として、クリミア戦争(1853年-1856年)が起こる。これはウィーン体制の崩壊を意味していた。  ウィーン体制は、ウィーン会議(1814年-1815年)以後のヨーロッパの国際秩序であり、フランス革命とナポレオン戦争で荒廃したヨーロッパを、それ以前の状態に復活させることにより大国の勢力均衡を図っていた。  ウィーン体制は、従来の君主制に立脚する列強を中心に、自由主義と国民主義運動を抑圧していたが、 産業革命による市民生活の発展や大国間の利害関係の複雑化などにより、1830年代から枠組みが揺らぎ始めていた。  「諸国民の春」により自由主義と国民主義を抑圧する機能が維持できなくなり、そして、列強間の平和維持の役割も果たせなくなったことが、クリミア戦争によって露わになった。  以降列強は、各国の国益の赴くままに帝国主義に走ることになる。イギリスは、その国力を持ってして「栄光ある孤立」を選択、大陸の列強は、欧州域内の勢力均衡を図るため交互に同盟を結び、ヨーロッパは産業革命と植民地主義を掲げた新たな時代へと突入した。
 イギリスの歴史区分では、1840年代までを産業革命の時代とし、1850年代からを資本の時代としている。「大衆文化」の成立も1850年代とされ、場合によってはそれ以前の大衆の文化は「民衆文化」や「世俗文化」として区別される。「大衆文化」成立の条件として、大衆の自主的な選択が反映されることが挙げられる。産業革命によって市場の環境が整ったことで、大衆文化が成立したと説明される。  労働と消費が市場を介して社会に反映されるようになっていき、アンデルセンの初期の作品に滲んでいた嘆きから、抜け出す術が見え始める。  一方でディケンズは、1850年代から社会への批判を強めていく。時事的課題に対するジャーナリスティックな関心を強め、クリミア戦争に関する攻府の無策ぶりや、制度の腐敗、慈善活動という名の偽善、金儲け主義と立身出世主義に嵌る産業界などを批判した。  アンデルセンもディケンズも、そして彼らの作品の読者も、変わっていく時代の中で、変わらない美徳を見出そうとしていた。  どんなに機械的に反復されているものでも、外的な賞罰なしには存続しえない行為の中には、美徳がない。
 1756年から1763年まで行われた七年戦争は、 オスマン帝国を除く当時の欧州列強が全て参戦しており、戦闘は ヨーロッパだけでなく、北アメリカ、カリブ海、アフリカ、インドで行われた。そのため、事実上史上初の世界大戦とも呼ばれる。世界中に影響を及ぼし、ヨーロッパにおける政治再編を引き起こしただけでなく、アメリカ合衆国の独立とフランス革命の遠因となった。  イギリスは、ヨーロッパでは同盟国プロイセンに対する資金援助を中心にして深入りせず、海上や植民地での対仏戦争に戦力を集中させた。  植民地での戦闘の勝利により、名誉革命以来長く続いていたフランスとの植民地争奪戦に終止符が打たれ、イギリスは北アメリカ大陸、インド、西インド諸島を掌握し、これらが後に世界最大の植民地帝国となる大英帝国の土台となった。  七年戦争を実質的に指導し、イギリスを勝利に導き大英帝国の基礎を築いたと称される南部担当国務大臣のウィリアム ピットは、「愛国者」「偉大な平民」と呼ばれ、自身もそれを好んだ。  「王 (宮廷)」への「忠誠心」を重要な美徳としていた時代から、「愛国心」と「平民性」を重要な美徳とする時代へと移る。大英帝国にとっては皮肉なことに、アメリカが独立の精神として重要だと捉えたのが「パトリオティズム」と「コモンセンス」だった。産業革命が進み、「シヴィライゼーション (文明)」と「シビリアン (市民)」を重要視するようになった頃、アメリカでは「シビルウォー (南北戦争 1861年から1865年)」が起こっていた。ヨーロッパではパリなどを中心に「シティ (都市)」と「シチズンシップ (市民性。市民権)」が重視され、現在のフランスの国歌でもある『ラ マルセイエーズ』 の中でも「シトワイヤン (市民)」という言葉がリフレインする。
2023年4月 シバリング コンツール エッセー
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yiwanmian2 · 1 year
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ネトフリでマチルダ・ザ・ミュージカルをみた。
小学生の時にロアルドダールの児童書(表紙と挿絵がちょっと怖い)を読んでから好き 下校中読みながら歩いてる晴れた日の通学路(徒歩4分)の記憶があるからたぶん小学生のときだったはず、高校か大学の時に母になんか面白い本ない?って言われてロアルドダールの『あなたに似た人』を渡したら全然刺さらなかったらしくて反応が薄かった(てかほぼなかった、読んでないかも)こともおぼえてる、高校の読書ディスカッション的なやつで『キス・キス』を熱く語ったけど班の誰にも選ばれなかったことも(私は「豚」が一番好き)
そういえばネズミが出てくるんだっけな、たしかおばあちゃんだけがやさしくて味方で、主人公がネズミに変身させられるんだよねと思いながら見ていたけど結局最後までネズミもおばあちゃんも出てこず(イモリは出てきた)、あれーおかしいなと思って色々検索してたらネズミとおばあちゃんが出てくるのは『魔女がいっぱい』のほうだった。ロアルドダールの本で初めて読んだのも『魔女がいっぱい』だったとおもう
全然好きじゃない高校の時の先輩と会って、なんかあまりにも自分と何もかも合わなくて、散々言いたい放題言われてまじで無理…になっていたけど前にLOVE友が言ってくれた私がこんなふうに扱われていいはずがない(ちょっと違うかも)という言葉を思い出し、カネコアヤノの「季節の果物」(「断るやりとり苦手でした/君とは友達じゃない(!!!!)」)を聞くことでちょっとずつ回復してきた 怒れるほうが健康なんだと思うたぶん、眠れない夜でも文章を書いてる(書ける状態にある)ときって無敵だな
思ったことを、すべてそのまま口に出すのが義務だと思ってるの???
話なげーし興味ねーーー名刺入れもネックレスも趣味じゃない(プレゼントもらって困ったの初めて)、なんで私のこと気に入ってるの?私が褒めて持ち上げるから?自分より下だと感じて気持ちよくなりたいから?(てかそもそも相手が気分良くなるように振る舞ってしまう自分も嫌だ〜気持ち悪い そしてこういうこと考えてるとじゃあお前はどうなんだ?あの子やあの人に最低な言葉を投げつけて酷いことしたの私は覚えてるよ、て死にたくなる、けどしょうがない。一生死にたくなりながら生きていくしかない)
明らかにおかしいと思うことに対して真顔でそれは違うと思いますとも言えず、逆に同調や共感するふりもできずまじで自分なんなんだ、、とへこんで、そのことを兄に話したらそれでいいんじゃない?と言われそんなふうに返してくると思ってなかったし期待もしてなかったからちょっと驚いた(兄は私なんかよりずっと社交的でコミュニケーション能力に長けていて世渡り上手そうで羨ましい)
私は自分の出身高校が大嫌いなので、真逆の人(褒め称えたり過去の栄光(?)に浸ったり思い出を美化したりするひと)とは合わないってわかりきってたことだったのに!そういう人たちと無理して会う必要も自分から傷つきにいく必要もないんだよほんとうに…………………とか考えてたら高校まじきもくね話で盛り上がれる同級生からDMがきて感動した・大丈夫だよ
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shygge · 2 years
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イラストレーターのさかもときなこです。
北欧のデザインから影響を受けた、柔らかくてあたたかい、生活に寄り添ったイラストを描いています。
イラスト作成のご依頼、ご相談をお待ちしております。
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wasite · 1 year
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WASITE.store 2023/02/13 now OPEN 今日の海 1728年の今日誕生! ジョン!!! ハーーーーーーーンターーーーーーーーァ! (K1アナウンス風) イギリスの解剖学者で外科医です。 改めて、ジョン・ハンターです。(~1793) そして変態です。 いや、失礼。 こういう人がいたおかげで 現代医学はブーストしたのに!! 「実験医学の父」や「近代外科医の開祖」 と呼ばれていますが、 その研究手段のためには イリーガルな手段にも手を出す 狂気のドクターw その邸宅はあの『ジキル博士とハイド氏」の モデルとなることからも 狂気っぷりがわかる。 まず幼少期! 勉強は好きではなかった。 外で虫や動物を追いかけ回す! で、 ロンドンで医者してる兄貴の助手になる。 解剖の講座のために、 死体の調達を引き受け、 解剖の助手もこなすがその中で 兄「こ、こいつ、できる!」 手先が器用だったジョン。 兄「お前はもっとすげーとこで修行してこい」 ジョ「らじゃ」 で、違う師匠についたり、 戦争に外科医で従軍したり、 またお医者さんに学んで 歯についての挿絵つきの論文を出すと、 これが 医学会でヒット! ジョン・ハンターってヤベー奴(褒め言葉) がいるぞ、って知名度爆上げです。 で知名度が上がったジョン・ハンターの 楽しい解剖学講座?には 多くの学生がくるが、 彼らに伝えていたのは 「観察し、比較し、推論するんやで」 ということ。 これは今では当然の「科学」です。 この今じゃ当たり前のジョン・ハンターは、 当時にしてみれば完全な異端! で、ジョンは狂気だった。 ジョ「淋病について知りたい・・・」 ! ジョ「せや!自分も淋病になればええんや!」 感染w これが当時の感覚では「奇行」ですよwww 現代じゃコロナを調べたい、 よし、コロナにかかろう、 という観察方法は当然あるでしょ。 薬の治験のためにわざと感染する必要もある。 ある時、「巨人症」を研究したい! と思ったら ジョ「巨人症のあいつ(の死体)が欲しい」 と亡くなりそうな人を見つけて、 人を雇って見張らせてた。 その巨人症の人も見張りに気づいて 嫌なもんだから、 自分が死んだら標本にされんように 海に沈めてくれ!と友人に遺言を残す。 だが! ジョン・ハンター、埋葬人に賄賂を渡して 彼をゲットwww もう暴挙です、暴挙! こんな無茶苦茶なドクター・ジョン・ハンターですが 死後、こんな奇行があってそれでも 彼の墓には 「科学的外科の創始者」 と偉大な敬称が彫り込まれた。 クレイジーで破天荒なお医者さんは、 児童文学 「ドリトル先生」のモデルの一人とも言われている。 あの動物のお医者さんのね。 動物はもちろん自然のものです。 人間だってもともと自然のものでした。 けど、医療もどこかで人為的なものに バランスが傾いた。 人の手による医術や技術で、 人は治せると。。。 ジョン・ハンターはそれも否定し、 時には外科医としては安易にオペしない。 慎重に観察し、 症例によっては自然治癒に任せた。 科学や化学は時に不自然なものとして 捉えられたり理解されたりするものですが、 科学・化学は自然の中にあるもので、 例えば "音楽という自然" を "楽譜という科学的な書き方" で記しただけ。 で、哲学は "その音楽" を 言葉で表現したもの、に近いかな。 科学と哲学、 どちらも自然を観察するところからです。 じゃあ、皆さんの周りに自然がありますか? って聞かれて、まぁ、地方におられる方には 近所にちょっとした自然が残っていたり、 もしくは雄大な自然の中で暮らしている人もいるはず。 都会の中にある木とかの自然は? あれは、不自然です。 言い方ストレートで怒られそうですが、 都市計画や住宅の植栽は、 ランドスケープデザインなどで 人の都合でそこに置いたもの。 自然にあるものじゃあない。 ジョン・ハンターと同じく解剖学者の 日本の養老先生のお話にあることで、 私も好きでよく紹介してますがね、 銀座の街中に石っころが転がってたら どう思いますかって。 邪魔でしょ? 中には怒って役所に苦情を言う 「なんでこんなところに石が転がってんだ?」 って。 けど、田舎や自然の中には石なんてあちこちに 転がっています。 石からすれば、どこだって転がってる方が 自然なんです。 自然の中で、なんで石があるんだよ、 なんて怒る人はいない。いたら頭おかしい。 人の都合がいいものしかないのが都市。 人に都合が悪いものがあることだって 本来の自然なのに。 で、人の体は人為的なものですか? 自然なものですか? もちろん人は自然なものです。 忘れそうになるけど。 だから、都合の悪い何かがあっても いきなり人為的なオペで取り除く。 これが本当にいい医療なのかは 観察して比較して、推論するんやで。 ってのが、ジョン・ハンター。 やばいほどの叡智です。 変態で狂ってるけどw というわけで、今日も ストーーーーーーップ!!!ロシア!!! 今日も良い1日を! #WASITE #ワシテ (WASITE) https://www.instagram.com/p/ColgVXLPNXH/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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readleafbooks2022 · 1 year
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【素敵な洋書絵本の再入荷】 幻想的な太陽と月の物語。 月は思います。 『太陽として昼を過ごしたい』 それはとても素晴らしいものなのでしょう。 花は咲き乱れ、子どもたちは遊び、トラが日光浴をしている、明るい日々。 月は太陽に提案します。 交代してよ、と。 太陽は言います。 『交代するのはいいけど、もう一度、夜の��界をよく見てごらん。それで気持ちが変わらなければ、交代しよう』と。 さて、月があらためてみた夜の世界とは。月は太陽となって昼の世界に行ってしまったのでしょうか。 美しい挿絵が物語を引き立て、月と太陽の神話のような絵本です。 Sun and Moon Contributor(s): Yankey, Lindsey (Author) EAN: 9781927018606 Publisher: Simply Read Books Binding: Hardcover Pub Date: April 15, 2015 Target Age Group: 04 to 08 Physical Info: 1.02 cms H x 29.21 cms L x 23.11 cms W (0.5 kgs) 40 pages Publisher Marketing: Sun and Moon have always held their own places in the sky, but after a lifetime of darkness Moon wants to trade. Sun agrees, but only if first Moon takes a careful look at his night, before making his final decision. Follow Moon as he travels through the dark discovering enchanting animals and scenes unique to the nighttime, foxes hunting, children dreaming, lamplighters, and fireflies. Will Moon still wish to change places in the sky? Or will he realize the beauty of what he already has? Fine details amidst bright bold mixed-media illustrations will capture readers of all ages in this story of discovery and appreciation. #lindseyyankey #readleafbooks #art #picturebooks #本 #本棚 #絵本 #児童書 #絵本屋 #洋書絵本 #絵本が好き #絵本が好きな人と繋がりたい #芸術 #英語 #イラスト    @readleafbooks Webショップで紹介中。プロフィールからぜひどうぞ! https://www.instagram.com/p/CoPSvNFPswz/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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