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#トルコのお守り
bingata-nawachou · 2 years
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10月のはじまり HPより毎月々の読み物ページ #月の徒然更新しました https://bingata-nawachou.com/turezure/ ・ ・ 「手に刻むこと」 ・ 手の甲に浮かぶ 墨の色に どれだけの 覚悟や祈りがあったろう ・ 言葉では尽くせない だから刻むのかもしれない ・ 失われてしまった 手の、紋様たち その声を聴きたい ・ そう、願いながら わたしは ・ ・ ラオス・藍染の シルクコットンにハジチ紋様 *ハジチとは* 琉球王朝時代、成人した女性が手の甲に入れる入れ墨のこと。明治になってから廃止され、消えてしまった文化。 ・ ・ 9月の末日 美しいハジチが施された 手の方に会いました その手のことを想いながら 詩を紡ぎました ・ 失われてしまった文化 祈りや言葉を 紋様にして、伝えたい そんな気持ちを新たに🙏✨ ・ ・ #紅型 #紅型ナワチョウ #縄トモコ #びんがた #びんがたナワチョウ #なわともこ #月の徒然 #月の徒然2022010 #紅型ナワチョウ帯 #ハジチ #ファティマの手をモチーフに #ファティマの手 #トルコのお守り #様々混ぜ合わせて #チャンプルーですね #描いてる花は #鳳仙花 #爪染の花 #okinawa #bingata #tomokonawa #nawachou #bingatanawachou https://www.instagram.com/p/CjJ3mcTrNgu/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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xf-2 · 8 months
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記者である私、石井孝明が脅される
在日クルド人が彼らの問題行為を報道する記者、私、石井孝明を脅迫した。1日午後、携帯電話をかけてきて喚いた。その中には、私の体に危害を加えると受け止められる言葉があった。私は警察に連絡し、現時点で警察が介入した。
これ以上は詳細を明かさない。事件が警察案件になっているためだ。そして相手が何をするか不明であるためだ。ただし事件の存在を公にすることで、在日クルド人に関わる人への注意喚起と、他人の注意の目を増やして私自身のの身の安全を図ろうと思う。
ただし、どう自分で振り返っても、私は他人に批判されるべき行動はしていない。また脅迫は怖いが、私はそれに屈するつもりはない。在日クルド人の多くは「難民」と自称しているのに、日本で暴れ、日本人記者を脅迫するとは異様だ。遵法意識のかけらもないし、彼らの行動を放置すれば日本社会が壊れるだろう。
事件の背景−報道により憎しみを受ける
私は、今年5月から、埼玉県南部に集住する在日クルド人の行状と、住民との間で起こしているトラブルを取材している。彼らの住民への迷惑行為、違法行為について、私の見聞した事実を伝えてきた。埼玉県南部の日本人たちが、彼らの行動に苦しんでいる。
8月になってようやく一部メディアが報道を始めた。ところが地元紙の埼玉新聞をはじめ、大多数のメディアがこのトラブルに今でも沈黙し、行政、警察の動きは鈍い。その事実に私はいきどおりを感じ、孤軍奮闘の状態で、無償で自分のサイト、SNSで報道をしてきた。クルド人の怒り、日本人からの「差別」などの批判はあった。はっきり言って、不快で怖かったが、「埼玉県民を守るために自分の仕事であるペンの力で情報を広げる」という使命感で、報道を続けた。
そして「クルド人問題を解決しなければならない」という世論の流れを少し作った。自慢するのは嫌いだが、この行為にある程度の評価はいただいていいと思う。ただし結果として私だけが目立ち、在日クルド人の憎しみを受けている。もちろん私は主に事実のみを伝え、「クルド人・外国人を排撃しろ」などの主張はしていない。それどころか、日本人による過剰な外国人排撃運動を批判し、「日本人による差別行為は許されない」と主張した。
そして埼玉県民や、地元政治家の努力により、状況は少し動き始めた。私の行動はこの動きの小さな一部に過ぎず、主役は彼らだ。産経新聞によると、埼玉県川口市の奥ノ木信夫市長が1日、法務省を訪れ、不法行為を行う外国人について厳格に強制送還することなどを求める要望書を斎藤健法相に手渡したことが分かった。
報道によると、要望書では、クルド人の現状などを説明。難民認定申請中で、入管施設への収容を一時的に解かれた「仮放免」のクルド人が市内に相当数いるとして、行政サービスの提供を国の責任で判断することも求めた。
同市議会は6月、一部のクルド人を念頭に、国や県などに「一部外国人による犯罪の取り締まり強化を求める意見書」を可決し、警察官の増員や犯罪取り締まりの強化を求めている。このまま問題解決による変化を期待したい。
絶対に謝らないクルド人−日本人との共生は無理
この脅迫では、彼らは日本語が読めない、また話せないために、私の話を誤解していた。誤解で殺されたらたまったものではない。また情報をやり取りするために、クルド人の会社経営者(名義は妻)1人だけに携帯の番号を交換した。この人物は、後に私の報道を批判し、この携帯の番号を脅迫者に漏らした。クルド人を信じた私が愚かだった。裏切られたわけだ。この人物も、警察の監視の対象になっている。
私に対する在日と海外からのクルド人の罵倒は、合計で20件ほどになった。カタコトの日本語で「糞」「バカ」「豚」「犬」という幼稚で下品なな言葉を垂れ流す文章だ。イスラムでは、豚と犬は一番汚い罵り言葉らしい。彼らはトルコ語、クルド語でも送ってくるが、誤字だらけなのか翻訳ソフトにかけても翻訳できない。教育の水準がわかる。在日クルド人の大半は小学校以上の教育を受けているか、怪しいとされる。
さらに、これまで在日クルド人に、対面、もしくはSNSやメールで15人ほど、海外在住のクルド人と10人ほど、やり取りした。約25人の全員に「日本でのクルド人の迷惑、違法行為をどう思うか」と聞いた。「クルド人は態度を改めなければいけない」と返事をした人は1人のみ。残りからは一つも反省の言葉もなかった。「日本人もやっている」「小さなこと」「私はやってない」「なぜ他の外国人も悪いことをしているのにクルド人だけを批判されるのか」「我々は差別されてきたことを考えろ」「悪いことをするのはトルコ人だ」という返事で、責任を転嫁し、話をずらした。そのまともな返事をした1人は上記の経営者だが、その人物は私を騙した。
これが在日クルド人の姿だ。このような人々が自発的に日本人への迷惑行為を変える可能性はないだろう。私は5月の段階の報道ではクルド人との「共生」を唱えていた。しかし今では、在日クルド人のが「良き日本人」になることは無理と思っている。絶対に、日本に馴染まない人がいるのだ。まともな人はいるのかもしれないが、私は出会っていないし、他人を脅迫する人が一定数混じる集団は日本にいる必要はない。
日本政府は粛々と法律を適用し、違法滞在者、「難民」と嘘をつく人を、トルコに強制送還してほしい。そうしないと、彼らと暮らす日本人、埼玉県民、川口・蕨市民は永遠に苦しみ続ける。在日クルド人の一部には、おかしな人がいることを、日本人、日本在住の外国人は知り、警戒していただきたい。
石井孝明 経済記者 with ENERGY運営 ツイッター:@ishiitakaaki メール:[email protected]
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nihongo · 9 months
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ユーザーの皆さん、こんにちは。Tumblrでライブ配信サービスが開始されました。その名も「Tumblrライブ」です。
Tumblrライブでは、配信が直接ダッシュボードに表示され、Tumblrの閲覧者とライブ配信の視聴者を融合させます。相乗効果とでも言いましょうか?素晴らしいですよね。
Tumblrライブは当初、Android版とiOS版アプリを通じて、アメリカでのみロールアウトされていました。しかし、ついにこの日がやって来ました。今週中にTumblrライブはより多くの国で展開されるようになります。
つまり、以下の国や地域にいるユーザーは、配信を見るだけでなく、自分の「Minecraft」の冒険やカエルのかぎ針編み、朝の散歩、ファービーをカスタマイズする儀式など、世界と共有したいことを何でも配信できるようになります。
配信が可能になる国: - ブラジル - カナダ - EU諸国 - 日本 - マレーシア - メキシコ - 韓国 - トルコ - イギリス
使用方法:
モバイルアプリのダッシュボードの下にある小さな🎥をクリックすると、Tumblrライブタブが表示され、現在ライブになっている配信をスクロールできます。(検索バーはそのままです!ただし、画面右上に表示されるようになります。)また、ダッシュボードの上部に「Tumblrライブ」と表示された配信がいくつか表示されます。
きちんとマナーが守られている限り、「ライブを始める!」ボタンをタップすることで、公園のアヒルや自作のぐらぐらした雪だるま、呪われたクロスステッチなど、あなたの好きなものを配信することができます。
配信は前面カメラと背面カメラの両方で機能するので、カメラが苦手な人でも顔を見せずに配信可能です。
最も信頼できる忠実な視聴者に運営者のステータスを与えることができ、ライブ中に悪質な視聴者がいないか配信を監視してもらえます。
あなたがブログをフォローしているかどうかにかかわらず、ライブのどのプロフィール画像をタップしても、そのユーザーの配信に飛ぶことができます。
配信が楽しければ、ライブ配信中にストリーマーにちょっとしたプレゼントを贈ることができます。
お気に入りのストリーマーを特別なタブに集め、後で見ることもできます。
今のところは以上です。でも、想像してみてください!ゲームのライブ配信!ブッククラブ!キノコのライブフィード!「Dungeones & Dragons」のキャンペーン!アーティストによるライブドローイング!サメの真実の紹介!GRWM!コスプレとなりきり!編み物タイム!写真撮影のチュートリアル!読み聞かせ!植物栽培のヒント!ホームコンサート!ファービーのワークショップ!ミュージアムツアー!そして、カニ!(ただのカニだけ!)
これは、まったく新しいプレイグラウンドです。Tumblrでは、あなたがどんなことを思いつき、見せてくれるのかを楽しみにしています。
それでは、あなたらしさを存分に活かして、配信を始めましょう ❤️
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yoga-onion · 1 year
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Celtic beliefs in trees (12)
N for Nion (Ash) - February 18th - March 17th
“The World Tree, Tree of Life - Third month of the Celtic tree calendar”
Colour: white; Stars: Sun, Neptune; Gems: turquoise; Gender: female; Elements: air, water; Patrons: Odin, Nemesis, Poseidon, Neptune; Symbols: balance + harmony, cosmic power, positive thinking, power of the sea
Ash is native to northern Europe and the British Isles, grows well on moist limestone soils and is one of the most common trees found in lowland forests. It is a graceful tree with thin, bird's-feather-like leaves and grey bark. The leaflets are usually odd-numbered, and finding a leaf with an even number of leaflets is said to bring good luck, the same as a four-leaf clover.
In the old days, wearing green ash bark as a garter would repel a wizard's curse, and eating ash buds on the night of the summer solstice would nullify a spell of witchcraft. The ash leaves were also believed to bring luck in love and building wealth. Sleeping with a young leaf under your pillow is said to bring psychic dreams.
Ash forms the centre of belief in a number of ancient cultures. In Greek and Norse mythology, the first humans were born from ash trees. Such ash trees were always cherished by the ancient Irish as trees with very magical powers. According to the lore of the ancient Irish olavs ( ollamh, ollam: one of the highest ranks of druids), these trees were cut down in 665 BCE. This would seem to indicate that Christianity uprooted paganism in ancient Ireland. 
For the Celts, the ash tree, symbolising the cosmic order, held the key to the truth of the universe. The Druids referred to the different phases of existence as the 'three rings of existence'. This eternal 'trinity' can be interpreted variously as 'past, present and future', 'body, mind and spirit' or 'chaos, harmony and creation'. Since the rings of existence cannot be unrelated to each other, what happens at one level will spill over to the other two levels. Every action causes a reaction and nothing is complete on its own, the Celts believed. We are part of the elements that make up the cosmic order, and in the endless cycle of life, we can never escape its flow. For the Celts, the ash was such a guardian of the universe.
According to Norse legend, the ash tree is the world tree, the Yggdrasil that occupies the centre of the universe. All events take place around the ash tree. And its roots and branches travel around the world, symbolising the universality that connects the world of God, this world and the underworld.
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木にまつわる伝説・神話
���ルト人の樹木の信仰 (11)
NはNion (トリネコ) - 2月18日~3月17日『世界樹、生命の木〜ケルトの木の暦の第3月』
色: 白; 星: 太陽、海王星; 宝石: トルコ石; 性: 女性; 要素: 空気、水; 守��神: オーディン、ネメシス、ポセイドン、ネプチューン; シンボル: バランス+調和、宇宙の力、ポジティブ思考、海の力
トリネコは北ヨーロッパとイギリス諸島が原産地で、湿気を含む石灰岩土壌でよく成長し、低地に広がる森で最もよく見られる木のひとつ。鳥の羽根ような薄い葉と灰色の樹皮をもつ優美な木である。葉片はふつう奇数で、偶数葉片をもつ葉を見つけたら幸運が訪れると言われるのは、四つ葉のクローバーと同じである。
昔はグリーン・アッシュの樹皮をガーターがわりに身につけていると魔術師の呪いを跳ね返し、夏至の夜にトネリコの芽を食べると魔女の魔法を無効にすると言われていた。トネリコの葉は恋愛運をもたらし、財産を築くと考えられ、若葉を枕の下に入れて眠りにつくと予言的な夢をみるとも言われている。
トリネコは古代の数多くの文化の中で、信仰の中心を成している。ギリシャ神話や北欧神話では、最初の人類はトネリコの木から生まれたとされている。そんなトネリコの木を古代アイルランド人は非常に不思議な力を持つ木としていつも大切にしていた。古代アイルランドのオラヴ (ドルイドの最高位のひとつ)たちの言い伝えでは、これらの木は紀元前665年に切り倒されたとなっている。これはキリスト教が古代アイルランドの異教を根こそぎにしたことを物語っていると思われる。
ケルト人にとって、宇宙の秩序を象徴するトネリコは、宇宙の真理を知る鍵を握っていたのである。ドルイドたちは、存在のさまざまな段階を「存在の3つの環」と呼んでいた。
この永遠の「三位一体」は、「過去・現在・未来」、「肉体・精神・霊」、「混沌・調和・創造」など、さまざまに解釈することができる。存在の環は互いに無関係ではいられないので、あるレベルで起きたことは他の2つのレベルにも波及することになる。すべての行為は反作用を引き起こし、それだけで完結するものはない、とケルト人は考えていた。私たちは宇宙の秩序を構成する要素の一部であり、無限に循環する生命という存在において、決してその流れから逃れることはできないのものである。ケルト人にとって、トネリコはこうした宇宙の守護神であった。
北欧の伝説によれば、トネリコは世界樹、宇宙の中心を占めるユグドラシル。すべての出来事はトネリコの木の周辺で起こる。そして、その根と枝は世界中を巡り、神の世界と現世、黄泉の国を結ぶ普遍性の象徴である。
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ari0921 · 1 month
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和六年(2024)3月19日(火曜日)
  通巻第8181号  <前日発行>
トランプ最新語録 『ゼレンスキーは史上かってないセールスマン』。
「メキシコ生産の中国車に100%の関税。ネタニヤフは早く戦争止めろ」
*************************
『口撃』はエスカレートする。
「バイデンは間抜け」程度の攻撃(口撃)ではない。
3月16日のオハイオ州演説で、トランプ前大統領は「中国メーカーがメキシコで製造した自動車すべてに100%の関税をかける」と爆弾発言。習近平国家主席を名指しして、「メキシコに巨大工場を建設し、米国人を雇わずに、われわれに車を売ろうとしている。そうはさせない」とけんか腰の発言をくりだした。
さきに中国からの輸入品すべてに60%の関税をかけるというのもブラフだが、中国車に対して100%関税というのは「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」において、「メキシコから米国への自動車輸出は無税」と明記されているのだから、協定改定が必要である。
しかもこの「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」はトランプ大統領時代に成立させたのだから発言は矛盾している。
ようするにブラフの連発、有権者には受ける。
 日本のメディアは商売優先だから、上記の報道をおおきく伝えたが、同じオハイオ州演説でトランプはもっと強烈な発言をしていることを報道していない。
曰く「ウラジーミル・ゼレンスキー氏が米国を訪問するたびにポケットいっぱいの現金を持ってワシントンを離れることに成功している。ゼレンスキー氏はこれまで知った『最も偉大なセールスマン』の一人だ」と辛辣に批判したのだ。
そのうえで、「米国は単にキエフに資金を呉れてやるのではなく、資金は『貸付け』とすべきだ。そうすれば彼らが成功した場合、我々に返済してくれるだろう」
「ゼレンスキー氏は歴史上最も偉大なセールスマンです。訪米のたびに500億ドルか600億ドルを持って帰ってしまう。私もビジネスマンだが、そんな芸当は出来なかった。だから彼は私よりもはるかに優れたセールスマンです」と皮肉たっぷり。
 人気キャスターのタッカー・カールソンはゼレンスキーを『出て行かない居候』と比喩したが、こんどはトランプの『セースルマン』発言。左翼を除くアメリカ人の心象を代弁しているとみて良いだろう。
 さて反トランプ陣営のフェイクニュースキャンペーンも手が込んできた。
トランプが「もし選挙で負けたら巷は『血の海』になる」と発言したと左翼メディアが一斉に流したが、これはフェイクと判明している。 
民主党側が仕掛けた政治キャンペーンの一環であろう。
 ウクライナ戦争の実態はすでにゼレンスキー側の敗色が濃く、そのうえ大統領選挙をしないとして政敵を英国大使に「追放」したことはウクライナ国民の不信を招いた。米議会は支援資金を可決せず、ウクライナを最後まで支援すると言い続けてきたヌーランド国務次官も停戦交渉の邪魔となったため国務省からたたき出された。
 トルコのエルドアンが仲介役を買って出ており、ゼレンスキーも先日、イスタンブールを訪問しているのである。
 ▼『ハンガリーのトランプ』かく語りき
 「ハンガリーのトランプ」こと、オルバン首相も吠えた。
 オルバンは訪米してバイデンをバイパスし、トランプとだけ会った。すでに「あの間抜け」には会っても意味がないという意思表示、ワシントンは、外交がすでにトランプに傾いていることを知って愕然となった。
3月15日、オルバン首相はオーストリア帝国の支配に抗した1848年のハンガリー革命未遂を記念した集会で、「ブリュッセル(EU本部を意味する)はハンガリーに目を向けた最初の帝国ではない」と発言し、こう続けた。
「EUはハンガリーをロシアとウクライナの紛争に関与を強制し、受け入れさせる試みに対し、ハンガリーを守るためにあらゆる手段を講じる用意がある。西側の大国が戦争を始め、世界を破壊し、国境を引き直し、イナゴのようにあらゆるものを食べているが、私たちハンガリー人は異なる生き方をしており、異なる生き方を望んでいるのだ」
オルバン首相は、「EUを適切に再構築する必要があり、EU指導部が震え始める時が来た」と続けている。この発言の裏には「ウクライナにNATO軍を派遣する選択肢もある』などとしたマクロン仏大統領を、オルバンがバイデン同様に「間抜け」と思っているからなのだろう。
具体的にはウクライナ全面支援のEU諸国や英米の路線を明瞭に批判しつつ、独自の路線を歩むといっているのだが、その一方で、オルバンは中国と異常接近をなしている。この点が気がかりである。
BYD工場の建設、ブタペスト大學に中国人留学生増員と孔子学院など、NATOばかりか米バイデン政権へのあからさまな挑戦を見せつけている。
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chikuri · 8 months
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湾岸戦争以降、サダム・フセインが悪の独裁者となって、クルド人に同情が集まり、北方キルクークには大油田があるので、あわよくば石油利権も、というのがクルド人問題だった。保守系のクルド議連はこの観点だから、今の日本のクルド集団の問題ではトンチンカンなことになっている。今はイラク国籍ではなく、日本にビザ免除渡航をして、難民申請をして居座っているトルコ国籍を持つクルド人の問題。これは、バラバラのクルド人が迫害されて日本に亡命しているのではなく、特定部族が親類縁者を解体業で働かせるために呼んでいる。トルコ国内でのクルド人への『圧迫』など何の関係もない。というより、イラクやシリアからクルド系を含めた大量の難民が、ガディアンテップ県を始め、川口市のクルド集団の出身地へ流入している。クルド集団がトルコで『クルドであるだけで命の危険』にさらされているところへ、クルド人が逃げてくるなんて、話がおかしいんです。
buvery / X
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elle-p · 5 months
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P3xP4 World Analyze pages 30-31 transcription.
ギリシア神話における夜の女神 “ニュクス”
母なる “夜”
日の出が夜の間から太陽が生まれたように見えることから、夜は太陽の母と考えられた。また、夜空が無数の星々を抱いているように見えることから、夜は星々の母であるとも考えられた。いわゆる “地母神” という言葉は大地が植物や生命を生み出した母とする考え方だが、その大地をも生み出す原初的な母神として “夜” が存在する。いわば “祖母” = グランドマザーと呼ぶこともできるが、より概念的な存在であると考えられる。大地から生まれるものは実際に目にできるが、夜から生まれるものは想像によるものばかり。兄弟であり配偶者でもある “暗黒” エレボスとの間に生まれたのは “昼” の女神ヘメラと “大気” アイテル。ニュクス単独でタナトスやヒュプノスを始め、運命や宿命、不和や復讐、非難や苦悩といった形にならないものを多数生んでいる。ニュクスを含む原初の神々は、主要な神話のようなエピソードがあまり残っていない。
ここでのニュクスは生命に “死” の概念を与え、すべてのシャドウを生み出すきっかけとなった存在とされる。
カオスの眷属
ギリシア神話では世界が生まれるとき、最初に存在したのはカオス “混沌” とされている。これは神として人格を持った存在ではなく、空間あるいは宇宙そのものと言ってもよく、ニュクスはそこに親からというわけでなく発生した。同じように怪物を産む母神として神話に登場する大地の女神ガイアは、カオスを人格神としてその娘という立場になっているなど、より人間的に描かれている。ガイアがティターンやキュクロプス、テュポンなど具体的な怪物を産んでいるのに比べると、ニュクスが産み落とすのは人間でなくとも感じる根源的な恐怖。“眠り”ヒュプノスはそれ自体 “死” タナトスを連想させるが、“老い” ゲラスや “争い” エリス、 “定め” モロスなどもみな死に繋がる恐怖心であり、そうしたものに名前をつけて夜にルーツを求めたのではないかと思われる。“三途の川の渡し守” と言われるカロンも、ニュクスとエレポスの子とされている。
ギリシア神話に登場する “タルタロス” はカオスの子で、二ュクスやエレポスとは兄弟ということになる。
夜の子供たち
怪物的な子供たちの母親であると同時に、ニュクスは “運命” の生みの親としての役割を持っている。死も運命のひとつと考えられる が、モロスやケルも死の運命を表し、“運命の姉妹神” モイライとして有名なラケシス、クロト、アトロポスも生んでいる。“夢”オネイロスや “苦悩” オイジュス、“復讐” ネメシス等も人の運命を左右するものとして同じ系統と捉えられる。
そんなニュクスの子供たちの中では “昼” の女神ヘメラが特殊な位置にある。夜と一対になる存在で、昼と夜の境目にだけ地の果てにある館 “タルタロス” で顔を合わせ、交代するというエピソードも用意されている。ヘメラの兄弟 “大気” アイテルも、父親である中の “暗黒” エレボスと対になっているが、天空神としてはガイアの子ウラノスが有名だったせいか、あえてアイテルの物語は創られなかったようだ。
ジンのペルソナであるモロスもニュクスの子であ、りストレガ内の人間関係を示唆するものといえる。
ニュクスの産んだ子供たち
[ネメシス]
復習の女神とされることが多いが、神話における本来の意味は “悪行への報復” であり、ネメシス自身も美しい女神として描かれている。ゼウスに言い寄られるが、さまざまな動物に変身して逃げるエピソードがある。また、森の妖精につれなくしたナルキッソスに、自分しか愛せなくなる罰を与えるのがネメシスで、この逸話はナルシズムの語源としてよく知られている。
[モイライ]
“運命を描く者” ラケシス、“紡ぐ者” クロト、“変えられぬ者” アトロポスの三姉妹を “割り当てる者たち” モイライと呼び、生まれた子供の運命を決めると言われている。もっともこの三姉妹は神話のバリエーションが多く、必ずしもニュクスの娘ではないともされる。
[ヒュプノスとタナトス]
ニュクスの子は多いが、“返り” ヒュプノスと “死” タナトスは特に結びつきが強く、神話でもともに描かれることが多い。タルクロスに居を構え、ふたり一緒に住んでいる。非情な兄タナトスに対してヒュプノスは優しく、母のをとともに人を眠りに誘うという。タナトスは死者の魂を冥界へ連れていく役割があり、トロイア戦争にもヒュプノスとともに現れている。
“怪物” を産む母神
ガイアやニュクスに代表されるように、母神が怪物を産むという神話は数多い。人が神として崇めたものは災害をもたらすような自然現象が多く、恐れるからこそ崇め災厄が起こらないことを願った。したがって、母なる大地から産まれる神々が恐ろしい怪物であるのは当たり前だった。古い時代は母権の強い社会が多く、怪物を産む母神はより強大な力を持つ存在として描かれる。オリエント神話のイナンナやイシュタル、ギリシア神話のガイアやレアなどがその代表に挙げられるが、彼女たちは人に似た神の姿だけでなく、怪物としての姿も持つことが多い。母なる大地もまた時折火を噴き、地を揺るがす恐ろしい存在だったからだ。
同一視される “夜” と “死”
タナトスのように “死” という概念が神として人格を持った存在とされることは珍しくない。世界各地の神話に “死の神” がいて、いわゆる死神に似た働きをする。よく言われるのは死者の魂を冥界へと連れていくというもので、キリスト教でも天使がその役目を担っていることから、そうした働きをする存在を “死の天使” と呼ぶこともある。冥界が川や海に隔たれたイメージが多いため、“渡し守” という役割で象徴的に描かれることも ある。“眠り” が “死” に近しい存在として描かれるのは、死の定義が難しく、死んだと判断された者が生き返ったように見えたりすることがままあったからではないかと考えられる。
キュベレ
現在のトルコにあたるフリュギアの地母神で、非常に古くから広い範囲で信仰されていた。ギリシアでは、ゼウスやハデスらの母である地母神レアと同一視したり、元々信仰形態が似ていたディオニュソスと関連付けてその信仰を取り込んでいる。
クイーンメイブ
ケルト神話に登場する、アイルランド北西部コナハト地方の女王。北東部アルスター地方の英雄クー・フーリンとは敵対関係にあり、何度も戦っている。後に妖精の女王としてティターニアと混同され、オベロンの要とされるこ ともあった。
タナトス
ギリシア神話の死の神で、眠りの神ヒュプノスとは兄弟で双子ともされる。寿命が尽きた人の前に現れ、髪の毛をひと房切ってハデスに献上してから、冥界に連れていく。ただし、英雄はヘルメスの担当で、タナトスは普通の人間を担当していた。
チェルノボグ
ロシアや東欧地域に伝わる “スラヴ神話” における神で、死神としての性質も持っていたとされるが、神話文献自体があまり残っておらず詳しくはわからない。名前は “黒い神” という意味で “白い神” ベロボーグと対立関係に ある。
パールヴァティ
インドのヒンドゥー教で信仰されている女神で、シヴァの妻としても知られる。6つの顔を持つ軍神スカンダや、象に似た姿をした学問の神ガネーシャを生んでいる。パールヴァティ自身も、カーリーやドゥルガーと同一視される怪物的側面がある。
イザナミ
日本神話の女神で、兄弟で夫のイザナギとともに日本の島々と多数の神々を産んだ。神々の中にはイザナミを売に至らしめるヒノカグツチを始めとする怪物的な存在も含まれており、他の地母神と共通する要素があること がわかる。
アヌビス
エジプト神話の死者の神。死の神であるオシリスの息子で、ジャッカルの頭部を持ち死者あるいはミイラを守る存在。“死の天使” の役割を持つものとしては別にウプアウトという犬そのものの姿をした神がいるが、アヌビス と同一視されている。
リリス
聖書に登場する “夜の魔女” で、男性を狙う妖怪。原初の人間アダムの精液から生まれた最初の妻とする説があり、“男を誘惑する夢魔” サキュバスと同一視された。夜の魔物には淫夢で誘惑するものが多く、リリスはその最初にして代表的存在。
神話上の “タルタロス”
[封印された者]
ギリシア神話における冥界のひとつで、ハデスの支配する冥府のさらに下に存在するが、カオスやガイアとともに生まれた原初の神のひとりともされ、ガイアとの間にテュポンやエキドナといった怪物を儲けている。冥界としてのタルタロスは、牢獄としての役割を持たされることが多く、ガイアが生んだ怪物たちのヘカトンケイルやキュクロプスらがここに幽閉された。その後、ゼウスがティターン族をここに閉じ込め、ヘカトンケイルを番人に改めるなど、神話中に何度も登場している。
[落とされた者]
ゼウスが罰としてタルタロスに落とした者には、キュクロプスを復讐のため殺したアポロン、人間に火を与えたプロメテウス、神の秘密を人間に漏らしたタンタロス、巨人ティテュオスらがいる。親族を殺した最初の人間でヘラと通じようとしたイクシオン王や、最初に少年愛を犯したタミュリス、神を騙そうとしたシシュポスやサルモネウスといった人間たちも、死後タルタロスに落とされた。ゼウス以外にも、アポロンやアルテミスらが罪人に罰を与えるためにタルタロスを利用している。タルタロスはいわゆる “地獄” として描かれている。
ヘカトンケイルには、海の妖精テティスに見出された “百本の腕を持つ巨人” ブリアレオスがいる。
シシュポスはタナトスを騙して捕え、幽閉したため、その間は人が死ななかったと言われている。
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sgurumiyaji · 4 months
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今日のおはジャズ「At Carnegie Hall」Dave Brubeck '63
割と評判の良いライブ盤2枚組です。オリジナル盤だそうですが、フリマで値引き交渉して2700円で買いました。送料を差し引くと1900円ほどですからかなりお買い得だったのでは。流石にチリパチが多いですが。
「Time Out」が'59年、「Bossa Nova USA」が'62年、その翌年’63年のライブという事で、その辺りの曲がメインとなってます。
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勿論、デスモンド目当てで購入したのですが、ブルーベックも割と普通に弾いてるので聴きやすいです。「普通じゃいかん!」という事で、あの人はあんなダサいフレーズ弾いてたのかな…と少し分かった気がします。流石にカーネギーでは守りに入ったのかも(笑) 
初期のライブ盤と比較するとどんどんデスモンドの出番が減ってる気がしますが、少しずつ立ち位置を見つけてリーダーのブルーベックをたてる方向性になっていったのでしょうか。それでもスタジオ盤と比べると、結構ブロウしてるしフラジオも多めだし、熱い演奏となってて楽しめます。
1枚目のB面で「インターミッションに入ります。」というブルーベックのアナウンスが入るので、まさにコンサート会場に居る気持ちになります。2枚目のB面にトルコ風ブルーロンドとテイク5が有るので、その面はチリパチが激しいです。前のオーナーがコレばっか聴いてたんだろうな…と想像が付きます(笑)
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kensasuke23 · 1 year
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昨日、那須で買ってきたトルコのお守り、ナザールボンジュウ。いろいろまいってるので、邪気を払って欲しい。 トルコも大変なことになってますが。 #お守り #ナザールボンジュウ https://www.instagram.com/p/CpSRqe8S5Pc/?igshid=NGJjMDIxMWI=
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ysformen · 1 year
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『日本人が知らない満洲国の真実』を読んで印象的だったところ。
歴史とは因果関係を明らかにすることです。
良い悪いや善悪の判断は、生身の人間がすることではなく、閻魔様の役割だとでも思ってください。
日本人は真面目すぎて、問題が発生した時に一所懸命に考えて、その都度、最前と思われる対処を行なったのがよくなかったのではないかと、私は思うのです。何千年も前から現地に横たわっていた問題など、放っておけばよかったのです。
日本人のすぐに白黒つけたがる性格がいけなかったのではないかと、最近では思っています。
台湾と朝鮮と満洲は日本史として考えるべき。
日本人は自分たちのしたことについて、まったく自覚がないところは悪い点です。
日本がパリ講和会議で出した人種差別撤廃条約にしても、あれがいかに欧米の人を困らせたか、日本人は全然理解していません。
アメリカがハワイを併合したときも、日本はかなり文句を言いました。アメリカはすごく腹を立てましたが、日本はそれについて無自覚で、その後、アメリカが日本に報復したくなるとは思いもよりませんでした。
日本人は何もしていないのに被害を受けたと思っています。しかし私はちょっと違うと思います。日本人は自分たちがいかに世界中に大きなインパクトを与えたか無自覚すぎます。
私から言わせれば『あなたたち、自分たちがいかに、世の中を変えたのか、もっと自覚なさい」というところです。
日本人にその自覚がないため、却って無責任に映るのです。日本人が無自覚に正当論を述べたり、本当のことを言ったりすることが、相手にとって痛手になればなるほど、相手はそれを根に持ちます。
今の中国人からすると、日本人が「日本は平和憲法を守って、何もしていません」と言っているのは、とても嘘臭く見えるようです。
優等生が「明日のテストの勉強、私、全然してないの。どうせ悪い点だわ」と言っているのと同じような感じです。それでいい点を取るのですから、嘘つきだと憎まれるのです。
中国人からすると、日本人は全員が嘘つきに見えるようです。
第一次世界大戦後、日本は世界の一員として相応しい態度と振る舞いをしようという意気に燃えていたのに、結局、ヨーロッパからは日本だけが悪者扱いをされてしまいました。
本当に今とそっくりだと思いませんか。
ヨーロッパ人は、そもそもアジア人を信用していないのです。ヨーロッパ人の人種差別は根が深いのです。日本人は名誉白人にはなっても、白人ではありません。
1919年というのは、たった一年ですが、世界史が動き出した一年と言えます。
この1919年の前か後かによって、因果関係がまったく変わってきます。
1919年、世界同時革命を目指すコミンテルンが誕生し、ウィルソン米大統領が民族自決を煽ったせいで、アジアでも激しい民族運動が勃発しました。朝鮮の三・一独立運動や中国の五・四運動です。
ハプスブルク帝国を八つ裂きにし、オスマン・トルコ帝国抹殺し、この両国から二十もの国が独立していきました。
現在ではこの両国の旧版図に五十もの国がひしめき合っています。
1919年、ソヴィエトはカラハン宣言を出して、日露戦争後、満洲やモンゴルのを互いの勢力圏に分割した日露の秘密協定暴露し、日本とロシアの取り決めを無効としました。
日本を悪い国だと世界に示すのが目的でした。
中国が共産化して反日に変わった1919年から、満洲は中国であると言われるようになるのです。
ロシアがソ連軍になって過去の関係を全て無視したのと同じように、ソ連の後ろ盾を得た中国も、過去の人間関係や国際関係、条約を全部棄てました。
満洲における日本と中国の関係は1919年を境に完全に変わったのです。
日本という国家はイデオロギーではできていません。最初からみんなが仲良く暮らしていて、憲法などなくても平気なのです。私は憲法廃止論者です。憲法など無い方が、よほど縛りが無くていい国が作れると思っています。よそから来たイデオロギーは日本人には合わないと思います。
中国人と喧嘩をしろということではないのです。見方や感覚がまったく違うので、合わせようと思うことをやめればいい。
感情を抜きにして付き合う必要があることを、日本人は知らなければならないと思うのです。
国際連盟にとどまっていても、戦争に突入したということもあり得ます。
日本ではなくアメリカが戦争をしたがっていたので、いつかは戦争になっていたはずです。
本当は、アメリカがなぜそれほど日本を敵視して、戦争をしたがったのかこそ、問題にすべきでしょう。
日本人が強いのは軍事力だけで、満洲事変のときにも、ソ連もアメリカも日本軍が怖くてかかってこれなかったのです。それでも日本が最終的に負けたのは、本当にインテリジェンスが弱いとしか言いようがありません。
満洲にいた満洲人が最後に言ったのが、「日本も残念ですね。こんなに軍事力が強くて、こんなに立派だったのに」という言葉で、現地の方からもそう見えたのでした。
現在の中華人民共和国や北朝鮮と、当時の満洲や併合後の韓国と、どちらがまともな生活をしているか比べてみてください。
そうした観点から論じるべきなのに、日本人は、何事においても、ああすればよかった、こうすればよかったと反省し、失敗した理由を考えすぎます。
矛盾は矛盾のままで、特に問題にすることなく放っておくのです。解決など考えずに、そのままにしておこうというのが大陸的なのです。
戦後の日本の新しい発想というのは、大陸帰りの人からのものが多いです。
当時、右であれ左であれ社会主義の影響を受けなかった人はいません。社会主義を考えなければ世界史は理解できません。
関東軍もそうですが、軍人はほとんどが貧乏な家で育ちました。そのため、資本家がいなくて人間は平等であるという社会主義の国を目指したのです。
当時の満洲には、自分たちが南方の国民党や共産党と同じ中国人であるという意識はまだなく、のちに歴史を書き換えたのです。
江戸時代は指導者を育てる教育をしていたのが、明治になって官僚を育てる大学しかつくらず、政策を考える帝王教育、君主教育が日本にはなくなったから、立派な指導者が育っていないのです。
日本人は個々人がしっかりしても、全体としては方向性がないというのは本当に残念です。
ノモンハン事件後に関東軍司令官となった梅津美治郎は 、暴走する関東軍参謀らを処分し 、人事の立て直しをはかりました 。彼のもとで一九四一年に 、ソ連国境付近で関東軍特種演習 (関特演 )が行なわれました 。
梅津が支那駐屯軍司令官時代には 、宋哲元の部下が熱河省を侵犯したのに対して 、梅津 ・何応欽協定 (一九三五年 )を結んでいます 。
梅津は 、昭和のありとあらゆる重要事件に関わっていたと言ってもいいでしょう 。二 ・二六事件後に陸軍の粛軍人事を行ない 、一九四五年の降伏文書調印式にも嫌々ながら軍の代表として出席し 、ミズ ーリ号で降伏文書に署名しています 。そのときに息子に対して 、二 ・二六事件とノモンハン事件のことを指して 「今度もまた後始末だよ 」とぼやいたと言われています 。
明治以降の積み重ねが 、今の日本の土台になっているということを 、日本人はしっかりと認識すべきです 。それを理解した途端に 、日本人は元気になると思います 。日本の歴史の本当の姿がわかれば 、それだけで将来は開けると私は思うのです 。従って 、今 、日本のなかで自国民が誇りを持つことに対して滅茶苦茶に足を引っ張っている噓を 、取り払っていくだけで 、それ以上は何も言わなくても 、日本人は勢いよく前へと進めると思います 。
日本の六十歳を超えた世代がこのように全然あてにならないので 、三十代 、四十代が本気で頑張らないと 、日本は本当に駄目になると私は思っています 。
満洲国が存続していたら 、日本人も変わることができたのにと思うのです 。日本の中央官庁の職員になったら 、研修で否応なしに最初の三年位 、満洲に行かされます 。そうすれば 、世界のことがわかり視野が広がって 、いい訓練になったのになと思います。
日本では権威 (天皇 )と権力 (侍 ・将軍 )を分けていて 、満洲国でもそれに倣ったからです 。権威と権力の分離は日本の歴史の素晴らしいところで 、日本の歴史では 、天皇陛下がいたずらに権力を振るうということはそうそうなかったのです 。
支那事変と 、それに続く大東亜戦争さえなければ 、満洲国は今の南米の国などとは比べものにならないほど立派な国になっていたはずです 。もう少しで 、共産党の中国や 、北朝鮮のような国ではない立派な近代国家が 、アジア大陸に誕生していた可能性が高かったのです。
今の北朝鮮や中国に対して 、 「われわれは 、こんな国を作ろうとしたのではない 。もっと立派な国をつくろうとしたんだ 。国民に幸せに暮らしてほしいと願って投資したのに 、異民族支配は嫌いだと日本人を追い出しておいて 、同じ民族になら 、殺されても満足なのか 。その後 、なぜこんな状態になったのだ 」と 、日本人は抗議する権利があると思うのです 。
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hibikore-archives · 1 year
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よしもとかよ「日々是好日」。vol.95 (2022/11/23 + 11/30)
2022  23rd + 30th november  
M1 le choses qui arrivent (Austine)
  M2 coffee time (Emma Tricca)     M3 三時の子守唄 (Ann Sally)
  M4 les madeleines (Francoise Hardy)     M5 ウスクダラ (おおたか静流)     M6 島の岸辺で (Sertab)     M7 kaymak (Sultana)       M8 nar-i ney (Mercan Dede)    
  < 好日の素 …お茶をいれること >  
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  何かひとつの作業に没頭してしまったり 考え事をしていて 煮詰まってしまったり…というときに 「お茶にしようか」と じぶんで言ったり、誰かに言ってもらえたりすると 気持ちを切り替えるきっかけに なるように思えて、 ホッとすることが多くなりました。   そうして一旦 思考や手を止めて、 リセットするとかえって いいアイディアが浮かんだり 作業がスムーズに運んだり、ということも。 つい「キリのいいところまで…」と がんばりすぎてしまいがちなので、 気をつけています。   北欧では10時と15時に フィーカと呼ばれる ティーブレイクがあるそうですが、 いい習慣だなぁ、と思います。   家で作業している場合は じぶんでお茶の準備をするわけですが、 時間に余裕があるときは お茶なら茶葉から、 コーヒーなら豆を挽くところからやります。 そういうことをする時間もまた いい切り替えというか刺激に なっているように感じます。 逆にあまり手間をかけられないときは ティーバッグやドリップパック、 インスタントなどに 頼って、手軽に。   また、あえてじぶんでは用意せず、 思い切って出かける、ということもあります。 お気に入りのカフェやコーヒースタンド、喫茶店などに 出向いて、淹れてもらう、というのもひとつです。 思いがけず友達に出逢って おしゃべりに花が咲いて、そこから もうひとふんばりがんばれたり、 気分転換できたりすることもあります。   「喫茶去」とは 本来はお茶を飲んで出直しなさい、という意味だそうですが 年の瀬を控えた今の時期、 何かとやっておきたいことがいろいろで…。 まさにそんな、ティーブレイクの大切さを 感じるこのごろです。       * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *      < 日々是食べたい! … ユズム・ペクメズィ >    
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  トルコ料理に関心を持つようになって 何年も経つのですが、 手に入りやすい食材と そうでないものがあって、 その場合は専門店のサイトで 購入することになります。 口にしたことのない さまざまな食材を ながめて、 お店の方の説明を拝読するのがまた とてもたのしいのですが、 オススメアイテムに ときおり登場していたのが このユズム・ペクメズィ、というもの。 ぶどうを煮詰めてつくる、糖蜜です。   ぶどう100%の糖蜜って、 一体どんなものなのだろう?と ずっと気になっていたのですが… ある日、わたしの目の前に それは グレープ・モラセスという名で 現れたのです! ひょっとして?とラベルの原産国を確認すると やはりトルコとなっています。 これが、ユズム・ペクメズィなんだ!と 早速お買い上げ(笑。   見た目や味は まるで黒蜜。かすかに ぶどうの酸味があるように感じます。 そういえばサイトでは ヨーグルトにとても合う、と 書かれていたな、と思い出して かけてみたところ、確かにおいしい! 以来、ヨーグルトやパンケーキなどに かけてたのしんでいます。   また、以前お話ししたベーグルをつくる際にも 茹でる工程で糖蜜(モラセス)を加えるので 代わりに使ってみたところ、 これもいい感じに!   トルコはワインもおいしいから、 ぶどうそのものもおいしくて それでこういう甘いソースも 生まれたのかなぁ、なんて 想像しながら食べています。   現地では メーカーや価格帯など さまざまあるのでしょうけれど、 ひとまずわたしが初めて出会ったそれは 結構量があってリーズナブルな価格でした。 きっとまだまだおいしい活用方法があるはず! 身体にうれしい甘味料という声もあるようなので、 しばらくリピートしそうです…!  
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zion0430 · 1 year
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警報級
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2023.2.9
明日は警報級の雪になるとのニュース。
私立高校の多くは
明日受験日だったりするので
たとえ我が子の受験日でなかったとしても
気持ちの上では人ごとではありません。
みなさんの足が守られますように。
そしてトルコの地震も3日が経ちました。
寒さの中での救助活動は本当に厳しい状況、
かつ余震が続いていて危険も伴っている働き。
お祈りしていきます。
(写真:長崎の絵本美術館。開館時間前だったので撮影のみ。)
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xf-2 · 7 months
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住民の間で、クルド人の評判は悪すぎる。何も悪いことをしていない普通の生活を送る日本人が、勝手に居着いて問題行為を繰り返す外国人、この場合はトルコ国籍のクルド人に迷惑行為を受けて、恐怖、憤り(いきどおり)を感じている。これをおかしい、止めなければならないと、思わない日本人はいないだろう。
9人の意見を上下に分けて掲載する。掲載で連絡が取れなかった人もいるので、修正、削除などが必要な方は、ご一報いただきたい。また身元を明らかにしないなどの配慮から、事実の改変や修正をした部分が少しある。
そして外国人による迷惑行為は移民を拡大する岸田政権の下で、日本のどの地域の人も直面しかねない問題だ。読者の方は「明日は我が身」として、この問題を考えてほしい。日本政府、埼玉県、埼玉県警は国民を守らない。一体何をやっているのか。
目次
女性が拉致の恐怖に直面する
止まない車の暴走行為
日本人を「ヘンナガイジンガイル」と威嚇する子供
公園で放尿、脱糞する幼児
女性が拉致の恐怖に直面する
【20代、女性、大学生、川口市在住、メール】
父の転勤で川口市に高校2年の時から住んでいます。高校は変わりませんでした。引越しした直後に土曜日と週2日ぐらいの約束で、お小遣いのために、××(川口市内の地名)のコンビニで、アルバイトで働くことにしました。3年前(2020年)のことです
当時、街を歩くと中東系の人が多いな程度の感じでしたが、ネットで全く情報がないため、彼らがクルド人ということを知りませんでした。親も街の状況をよく知りませんでした。昼間は彼らの姿は今もあまり見ません。バイト初出勤の時に中東系の男たちが駐車場に集まっていて、気味悪いなあと思いました。そのうち数人が私の方をジロジロ見るのです。新型コロナが流行中でしたがマスクをしていませんでした。
そしていきなりお酒を買いにコンビニに入ってきて、2人が私に「トシハ」「ドコスンデルノ」とレジに立っている私に聞きました。酔っ払っているようでした。日本語は下手でした。私は会計だけを処理して会話をしませんでした。
高校生だったので、6時に勤務時間を切り上げることになっていました。仕事が終わり、自転車で外に出て少し走ると、横に白い乗用車が停められ、一人の男が車を降りて、前に立ち「コンバンワ」と話してきました。車には一人乗っていました。つけてきたのでしょう。おそらく、バイト先で見た男のようでした。前に男がいて右に車があり、横は原っぱで、動けない状況になりました。
秋だったので、すでに日は落ちて暗かったです。私は怖くなって「誰か助けて」と大声で叫びました。すると日本人の運転する車が止まって「どうしましたか」と、窓から顔を出して、声をかけました。2人は「ナンデモナイヨ」と言って、車に乗って走り去りました。私は運良く助かりましたが、もしかしたら拉致されたかもしれません。本当に怖いです。
警察には通報したのですが、話を聞いて、何度か安全確認の電話があって終わりでした。「事件にするのはこれだけでは難しい」と言われました。車のナンバーは、覚えていませんでした。とても怖かったし、バイトは翌日から行くのをやめました。その後のストーカーなどはありませんでした。バイト先と家は離れているので、この男たちはその後、見たことがありません。防犯カメラに顔は写っているはずなので、なんで捕まえられないのか、不思議に思いました。
思い出すたびに今でも腹が立ちますし、怖いです。このような話はあまりしたくなかったのですが、高校の女性の友人に数ヶ月後にすると「私もクルド人らしい中東の男に追い回され、怖い目に遭った」という話が次々に出てきました。
止まない車の暴走行為
【30代、男性、自営業、川口市前川在住、取材】
生まれた時から川口市の前川に住んでいます。私一人で暮らすのはいいのですが、家族が心配です。引越しを考えています。もともと静かな街で、私の家の一画にはクルド人は住んでいないのですが、街中での違法、暴走運転が怖いです。警察のパトロールは増えたのですが(インタビューは9月)、彼らのひどい運転は変わりません。現地では「クルドカー」と言う言葉もあります。クルド人らしい人が危険運転をする車です。
悪いことしているのは、いつも同じ車のようです。道路には監視カメラがあるのですが、なぜ警察は逮捕しないのか不思議です。前川地区は、まっすぐな道が多いのでスピードを出しやすいのです。昔は日本人がスピード違反をして、警察が待ち伏せし、すぐ捕まえていました。ところが今、警察はクルド人の暴走をなぜか捕まえません。
クルド人は、地域から孤立していて、コミュニケーションがありません。自分の住んでいる場所だからか、この近辺で盗みなどはしないようですが、騒音でトラブルになっている家の話は聞きます。何度言っても変わらないようです。解体業で儲けている人はいるようですが、大半の人はあまり生活が良さそうには思えません。それなのに、車だけは高級車、もしくは型落ちの高級車に乗っています。
クルド人の車の暴走が目立つようになったのは2年ぐらい前に思えます。ただ、その前から変わった人たちでした。
5年ほど前、歩きながらキャンデーを食べていて余ったので、クルド人の小学生ぐらいの男の子たち4人が公園にいたので、「あげるよ」と言い、年長の男の子に袋を渡しました。深い考えはありませんでした。日本人の感覚だとみんなで分けようとするでしょう。すると年長の子が独占をしようとして、よこせと他の子が騒ぎ、異国の言葉で掴み合いを始めたのです。そして年長の男の子が、袋を持って走り去りました。小さい頃から協力したり、他人に配慮することを知らないのだと、驚きました。不思議な人たちです。
日本人を「ヘンナガイジンガイル」と威嚇する子供
【60代男性、川口市芝在住、メール】
私は離れたところで警察に状況を説明しました。それで終わりです。帰りがけに、公園をのぞくといなくなっていました。ただし、翌週、公園を遠くから見ると、また子供たちがたむろしていました。同じグループでしょう。
クルド人の子供たちが学校に行かずに、川口市内を集団でうろうろしています。何をしているのかはわかりません。この近辺では、クルド人らしい子供による商店、コンビニでの万引きの話を聞きます。子供たちが放置されています。こんな子供たちが成人になっても、日本に居着くことが心配です。フランスで移民による暴動が今年7月にあったでしょう。暴動を起こしたのは、同化しなかった2世、3世と、石井さん(筆者)の記事で知りました。同じことが川口で起きてほしくありません。
公園で放尿、脱糞する幼児
【30代女性、川口市在住、取材】
クルド人の母親たちが変わっています。20歳前後の若い人が子沢山でいます。そして男は片言の日本語が話せますが、女の人は話しかけても無視し、また日本語がほとんど話せないことが多いです。家にこもっています。
近くの〇〇公園(蕨市内の公園)では、クルド人の小さい子供たちが砂場を独占したり、日本人の子供のおもちゃを奪ったり、公園内で放尿や脱糞をするので、困っています。親がその場にいない時もあるのです。それで私たち日本人の母親がクルド人の若い母親に抗議をすると「ニホンゴワカラナイ」と言って抗議を無視します。躾(しつけ)をしていないのです。
日本人の数が多くなると、クルド人たちはいなくなってしまいます。この1年では、日本人がいなくなる夕方遅くから夜の8時ごろまで、クルド人の子供と母親たちが公園に出てくるようになりました。そこで子供も大人もゴミをポイ捨てします。
以前は、母親たちが夜、子供と公園に集まって、夜10時ごろまでべちゃくちゃしゃべっていました。うるさく迷惑でした。石井さん(筆者)の報道と、市議会の外国人犯罪の取り締まり強化の決議の後の7月ごろから警察がパトロールするようになって、謎の夜のピクニックは見なくなりました。
この公園では、クルド人のボランティアが、清掃活動をしたことがあります。変だなと思ったのが、その掃除の翌日に、クルド人の母子たちがゴミを散らかしていたのです。日本人だったら、そうしたことを気遣いますよね。クルド人同士で連絡が取れていないのか、他人の良い行動に関心がないのか、不思議な人たちです。
はっきり言うと、困った人たちです。政府は川口市の私たちにクルド人を押し付けるのではなく、入国を止めてほしいです。
「教育が壊れる(下)」に続く。
石井孝明 経済記者 with ENERGY運営 ツイッター:@ishiitakaaki メール:[email protected]
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jaguarmen99 · 2 years
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インド、中東、フランス、ベルギーが割安なロシア製燃料に手を出すインド、フランス、中国、アラブ首長国連邦、サウジアラビアが輸入を増加。インドはロシア原油の重要な輸入国になり、同国の輸出量の18%を購入した。原油のかなりの部分が石油精製品として再輸出され、米国や欧州にも輸出されており、この抜け穴をふさぐことが重要である。フランス、ベルギー、オランダの欧州の買い手は、短期貨物のほとんどを割安で購入し、LNGと原油をスポット市場で購入している。これらの購入は、既存の契約の外で行われるため、常に積極的な購入の意思決定を意味する。
【画像】ロシアのエネルギー輸出収入、100日間で約1000億ドル(13兆4000億円) うち61%をEUが輸入 最大の輸入国、中国、独、伊、オランダ、トルコ、ポーランド、仏 | 保守速報
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ari0921 · 1 year
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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和五年(2023)5月12日(金曜日)弐
    通巻第7747号
 トルコ大統領選挙、エルドアンが苦戦。野党が猛追
  地震、難民、猛烈インフレ、頭脳流失の難題が山積み
************************
 トルコを、首相時代を含めて、二十年間率いてきたエルドアン大統領が苦戦している。5月14日の投票日を前に、どの世論調査を見ても野党候補が数ポイント、リードしている。
三月のIEA(イスタンブール経済研究所)が行った世論調査では野党クルチダルオール候補が47%で、エルドアンは39%だった。
これは野党六党があつまり、「統一候補」を了解した3月6日、アンカラ市長とイスタンブール市長が支持を表明した直後の世論調査である。
 直近では野党クリチダルオールが44・6%、エルドアンが42%(アルジャジーラ5月11日)。これも5月10日に野党独立候補のインジェ(CHP党首)が選挙戦から離脱を表明したため、野党がますます有利とされた情勢変化が背景にある。
それまでインジェは10%ほどの支持があったが、野党連合で「なんでも良いから反エルドアン」という風潮を前に2%の支持に急落していた。
 とはいうものの野党連合は六つの政党の寄り合いで極左の緑の党から保守政党まで含んでいる(ちなみにトルコには26の政党がある)。
 最大野党「共和人民党」は、もともと「建国の父」と言われるケマル・アタチェルクが1923年に創設した。
 2010年以来、党首をつとめ、今回エルドアンに挑戦する野党統一候補のクリチダルオールは74歳。実務派でカリスマ性に乏しく、そのうえ自らがアレヴィー派(イスラムの異端。国民の20%ほどが信仰しているとも言われる)を公言している。
 争点は何か?
 五万以上の死者がでた地震。テント村から仮説住宅への対応がなされている。建設業界はエルドアン支持が多く、また手抜き工事で批判されていることがエルドアン一族の腐敗だとする非難に繋がる。
 西側メディアは左派が多いが、トルコの場合、とりわけ外国メディア特派員がアンカラとイスタンブールに集中しており、両市はともに野党が優勢で、報道にバイアスがかかっている事実を知っておく必要もある。
 つぎに360万人ものシリア難民をどうするのか。そして猛烈インフレ(80%の物価高は通貨のトルコリラが過去十年で90%の下落が原因だ)、加えて若者に適宜な就労機会が少なく、夥しい頭脳流出問題がある。
あまつさえ、医療の遅れがあり、コロナウィルス問題もまだ解決されていない。
 トルコの有権者は6400万人で、海外居住者にも投票権がある。選挙区は87,行政区分は81県と市。議会の定員は600議席。ついでにいうと、国土面積は日本の二倍、人口は8600万人、ひとりあたりのGDPは11000ドル。1983年に民政移管し、2005年からEU加盟交渉を続けるが、話し合いは円滑に運んでいない。
 ▲エルドアンはなぜ苦戦を強いられたか
 2016年のクーデター未遂は多くの犠牲をだしたが、SNSの力で軍人を追い込み、エルドアンが政権を確実にした。その後の野党人士への弾圧、クルド族過激派の爆弾テロ、公務員、軍人のクーデター関与者への処罰などが欧米から批判され、エルドアンは寧ろロシアへの接近を選んだ。トルコはロシア制裁に加わらず、インド、中国と同様にロシアとの貿易を増やした。
 またトルコは中国とも、新彊ウイグル自治区のイスラム住民弾圧への批判を低め、経済的な絆の強化を深める一方で、イスラエル問題などの外交路線を修正した。
 西側はトルコのEU加盟を認めず、またユーロ加盟問題は議題にも載せないのだが、NATOの重要メンバーであるため(NATO海軍本部はトルコ西海岸のイズミールにある)、対トルコ外交はシグザグである。ロシアのウクライナ侵攻ではエルドアンが仲介にのりだしたこともあった。
 トルコは兵役義務があって軍事力は35万。徴兵除隊後も40歳まで予備役に参入される。軍隊から西側の価値観を共有する軍人は左遷されて、左派からみれば「エルドアンの私兵だ」という酷評も聞かれる。
 トルコ政治情報通に拠れば議会は野党が抑え、大統領は5月14日の第一回では決まらず、5月28日の決選投票に持ち込まれるのは確実という。
 過去の大統領選挙をみても2014年はエルドアンが52%の得票だった。2018年は53%と、いずれも辛勝だった。
 第一回投票では議会選挙が同時に行われ、たぶん野党が議席数を伸ばすだろう。そして決戦投票では、与党連合が野党連合の切り崩しを行うだろうから、エルドアンの辛勝になるだろう、と見ている。
 ▲トルコは親日国家、エルトゥールル号遭難の救援と義援金を運んで以来のつよい絆
 与党はエルドアン率いるAKP(公正発展党)にMHP(民族主義者行動党)などが加わった四党連立である。
一方の野党連合は中道左派CHP(146議席)、HDP(クルド政党、67議席)など極左から保守国家主義、イスラム原理主義、クルド族政党が連合している。エルドアンのAKPは295議席で過半数の301にあと六議席不足のため、つねに連立となる。
地理的な構図を言えば野党がつよいのは首都アンカラ、商都イスタンブールならびに西海岸沿岸で西側世界の価値観を共有し「民主主義」を全面に掲げる。地方へ行くと世俗イスラムが主流だから圧倒的に与党有利で、シリア、イラク国境へ行くと野党がやや有利という明確な地図による色分けがある。
苦戦を打開するためエルドアンは最低賃金の55%アップを言いだし、また先週には公務員給与を45%賃上げすることなどを公約とした。
トルコは親日国家であり、1890年のエルトゥールル号遭難の救援と義援金を運んだ山田寅次郎が国王から要請され軍幹部教育に当たった。その生徒のひとりが後に建国の父となるケマル・アタチェルクだったこともトルコでは教科書で教えている。
したがって日本とトルコの友好の結びつきがつよく、イラン・イラク戦争ではバグダットに残された在留邦人救助にトルコ航空機が向かった。パイロットの独断行為だったが、エルトゥールル号の生き残りの末裔だった。
東日本大地震ではトルコから大規模は支援があった。
安倍首相は在任中に三回、トルコを訪問し、またエルドアン大統領も首相時代を含めて来日は三回。
なかでもポスポラス海峡の海底トンネル工事で地下鉄を繋げたのは日本の援助、駅にプラットフームには何処かの国とは違って日本国旗と感謝の詞を彫ったプレートがある。
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zworktwo · 3 days
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名前の魔力
 名が体をあらわす、とも言う。
 悪魔祓いや呪術においては何より相手の名を知ることが必須とされ、優れた人物の名を新生児につければその者の能力が継承されると考えられた。
 ギリシア語やラテン語、更に多くの国語において「名」は「霊魂」と同じ語で表現され、身の安全を図るために「真の名」を秘匿する習俗はそれこそ世界各地において散見される。とにもかくにも、名前と言うものが単に個体を識別するためのラベルに留まらず、そのものの本質また生命に関わる呪的な紐帯(ちゅうたい)たりうると考えられていたと言うことは、フレイザー卿を始めとする多くの民俗学者の指摘するところである。
 ならば、この名前という側面から「悪魔城ドラキュラ」を考察してみるのも、あるいは一興ではあるまいか。もしかしたら何か面白いことが分かるかもしれない。そう、「悪魔城ドラキュラ」の世界や魂にまで関わるような重大な秘密が、もしかしたら開陳されるやも知れないのだ。
 名前の魔力の元、今、ここに――
 まず、ゲームタイトルともなっている悪魔城の主、ドラキュラ伯爵について見てみよう。
 15世紀ワラキアのヴラド串刺し公がどうのという話は、読者諸氏におかれてももはや耳にたこが出来ているであろうからこの際割愛させてもらうとして、「ドラキュラ」なる名が何を意味するかと問うなら、それは「悪魔の子」そして「竜の子」。この二つと言うことになる。
 象徴学の世界において「竜」とは日食を引き起こす巨大な魔物であり、また英雄たる息子に恐怖を引き起こさせる「恐ろしい父親」の寓意であるとされている。「恐ろしい父」――これはドラキュラ伯爵に奉られた心理学的解釈に他ならない。
 ドラキュラ。悪魔の子にして竜の子。ドラキュラ家の紋章は竜。竜は太陽を食らうもの――地上に闇をもたらすもの――英雄と戦うもの――英雄を恐怖させる恐ろしい父――悪魔にして竜――キリスト教美術において竜は蛇と共に悪魔を表すものとされる――嗚呼、なんと言う強烈な負のイメージの洪水であろうか。
 これだけでもドラキュラ伯爵は十分に暗黒世界の王たり得るであろうが、しかし「ドラキュラ」なる名に込められた闇の暗喩はこれのみにとどまらない。
 それと言うのも、映画「ドラキュラ72」(71)においてクリストファー・リー演じるドラキュラ伯爵が、ピーター・カッシング扮するロリマー・ヴァン・ヘルシング教授に向かって言った台詞に、こんなものがあるからである。
「私と闘う気か? 世界の王たる私と?」
 世界の王とはまた随分と大仰な台詞である。しかし、「ドラキュラ」の象徴的な意味を考察するにあたっては、これは決して見過ごしてはならない重要なキーワードである。
 実はキリスト教世界において「世界の王」とは、聖書のヨハネ伝14章30節、またヨハネ第一書5章19節のゆえに魔王サタンの称号と考えられているのだ。つまり、この台詞はドラキュラ伯爵のアンチ・キリストとしての側面を強調したものだと見ることが出来るのである。(ちなみにキリストの称号は「the King of Kings=王の王」である)
 以上の情報を統合すると、「ドラキュラ」の名に込められた象徴的イメージとは、「悪魔」「竜」「英雄と戦うもの」「恐ろしい父」「闇をもたらすもの」――そして「魔王サタンそのもの」であると言うことになる。いやはや、伊達に邪心の神は名乗っていないと言うところであろうか。まさにシリーズを通しての敵役に相応しい名であると言えよう。
 次に、ドラキュラ伯爵の宿敵たる英雄ベルモンド家について考えてみよう。
 ベルモンド――これはフランス語で「美しい山」から来た者、という意味のある名である。
 「悪魔城ドラキュラ」シリーズの舞台であるルーマニアの言語は、主にルーマニア語、ハンガリー語、ドイツ語、トルコ���、セルビア・クロアチア語とそれにイデッシュ語であるそうだから、この名はベルモンド家がルーマニアとは異なる言語圏からやって来た一族であると言うことを意味しているものと見ていいだろう。しかし本論にて注目すべきは、この「山」なるキーワードである。実はこの「山」と言う語には、まことに深遠、かつ神聖な象徴的意味が込められているのである。
 そもそも山とは、その高さゆえに天と地が触れ合うところと見なされていた。多くの民族において天が神そのもの、ないし神のまします所と考えられていたことは今更言うまでもない。ならば、その天と地をつなぐ山の重要性はいかばかりであったろうか。
 ノアの方舟はアララトの山に漂着し、モーセはシナイ山で十戒を授かった。預言者エリヤはシナイ山の別峰たるホレブの山で神の言葉を聞き、キリストもまた祈りや説教をするために山に登った。山とはすなわち天より啓示が下る場所であり、聖なるものとの霊交の場、神を崇拝し、その永遠の力と信義を目の当たりに見るための場所なのである。
 また、山の形に作られた神殿はシュメールのジッグラト、カンボジアのアンコール・ワット、インドネシアのボロブドゥール仏教寺院、インカの太陽の神殿と多数あるが、これらは全て「宇宙の中心」としての山を表象するものであり、霊魂の上昇、天へ昇るはしごを意図するものと考えられている。いずれにせよ、山は神や聖なるものと密接な関係を持つ。
 すなわち――
 美しい山から来た者――ベルモンド家とは、文字通りカルパチア山脈を越えてトランシルバニアにやって来た異邦異言語の一族であると共に、神を祀る山に起源を持つ強力な祭祀者集団であったと解することが出来るのだ。ベルモンド家が聖者の家系、それも「太古にまでさかのぼる古い血筋」を持つ一族と言われる所以であろう。なにしろ、山を神聖視する考えは人類の文明そのものにも匹敵するくらいに旧いのだから。
 これだけでもベルモンド家は英雄の貫禄十分と言えるのだが、上記のドラキュラ伯爵の場合と同様、「ベルモンド」の名に秘められた聖なる暗喩はこれのみにとどまらない。
 山は高い。高いがゆえに、そこは太陽が生まれ、死ぬところと考えられている。太陽とは純潔や正義、そして神の力を表すと共に、英雄の象徴であると考えられている。英雄は宿命的に竜を殺す者。また、雪に覆われた山々は高貴さ、抽象的な思考、そして冷たい理性を表している。吸血鬼は悪疫の象徴と考えられていたがゆえに、古典的吸血鬼小説において吸血鬼殺し、ないし吸血鬼殺しの指導者には医学の心得のある者がその任にあたったことはよく知られていることである。悪疫を滅ぼす医学とは理性の産物に他ならない。更に山の中には英雄が眠り、いつの日か目覚めて姿を現し、この世を救い再生させると言う伝説がある。
 山、天、神、聖、魂の向上、太陽の昇るところ、正義、竜を殺す英雄、英雄の寝所、理性の象徴。「ベルモンド」――ドラキュラ伯爵と共にシリーズを支える英雄一族の名としては、これ以上相応しいものはないだろう。
 「悪魔城ドラキュラ」シリーズを支える、ふたつの勢力の名前についての考察は以上の通りである。いずれも闇と光、邪と聖、黒と白とソロモンの神殿の柱さながら好対照を呈している様は見事と言う他はない。これもまた「悪魔城ドラキュラ」シリーズがゴシックホラーと謳われる所以であろう。闇を制する光という構図は、古典的吸血鬼物語のセオリーに他ならないからだ。
 続いて、ベルモンド家の勇者たちの名前について考察してみるとしよう。
 まず、初代「悪魔城ドラキュラ」、およびMSX版「悪魔城ドラキュラ」ストーリーの冒頭にて語られる伝説の男、英雄クリストファーについて。
 クリストファーと言えば旅行者の守護聖人として、また十四救難聖人の一人として広く尊敬を集めた人物として有名だが、その名の意味するところは「キリストを運ぶ者」・・・つまり「クリスチャン」のことなのである。
 と、すると、「悪魔城ドラキュラ」のストーリー冒頭にて語られる英雄クリストファー伝説とは、ベルモンド家が神を奉じる一族であると言う事実をまずプレイヤーに提示するための暗喩なのだと解することが出来はしないであろうか? かつてドラキュラを倒した男がただの英雄ではなく、この世の光の側面を代表する者であったと言うことを、その名をもって象徴しているのだと考えられはしないであろうか?
 「ドラキュラ伝説」、そして「ドラキュラ伝説Ⅱ」と二作に渡って主役をつとめながらも、不思議とその活躍に触れられることの少ないクリストファー=ベルモンド。しかしその不思議も名前の魔力を追求することによって一応の解決を見る。つまりクリストファー=ベルモンドとは、実際に存在し活躍した英雄と言うよりは、むしろ象徴的な存在なのである。
 次に、「悪魔城ドラキュラ」シリーズ最多の活躍回数を誇るシモン=ベルモンドについて。
 シモンと言う名は、元来はユダヤ系の名前であり、その原型である「シメオン」を含めれば、旧約聖書の創世記にまでも登場するほどに旧いものである。ゆえにその起源が果たしてヘブライ語にあるかも不明なのだが、その意味するところはまことに神の民らしく、「神は聞き給う」、あるいは「神の言葉を聞く」と言うものなのである。
 「悪魔城ドラキュラ」をプレイする者は、ここに聖なる暗示を読み取らなければならない。冒頭のクリストファー伝説によって、美しい山から来た祭祀者たちが神に仕え、闇を制する者であることが提示された。そして今、神の言葉を聞き、また彼の祈りを神が聞くという戦士が登場したので��る。美しい山から来た祭祀者ベルモンド、キリストを運ぶ者クリストファー、そして神の言葉を聞く者シモン。初代「悪魔城ドラキュラにおいてこれら三重の聖なる暗示が提示されたがゆえに、一連のシリーズにおける初代「悪魔城ドラキュラ」と、その主人公をつとめたシモン=ベルモンドの地位は不動のものたり得るのである。
 お次は「ドラキュラ伝説Ⅱ」に登場した男、ソレイユ=ベルモンド。
 ソレイユとはフランス語で「太陽」を意味する語である。太陽が英雄の寓意であることは既に述べた。美しい山から昇る太陽の英雄。しかし、勇士ヘラクレスの例を引くまでもなく、太陽英雄はしばしばその絶頂期に狂気に陥ることがある。ソレイユ=ベルモンドは成人と同時にドラキュラ伯爵の魔力によって操られるという憂き目に遭った。ドラキュラ伯爵の紋章は竜、すなわち太陽を食らい日食を引き起こす魔物である。竜に食らわれ、輝きを失う太陽。狂気の彷徨。そして日食の終わりと共に回復する太陽の輝き――クリストファー・ソレイユ父子の物語を考えれば、これはまたなんと言う奇妙な符合であろうか。
 続いて、「血の輪廻」で活躍したリヒター=ベルモンドについて一席。
 リヒターなる語がドイツ語で「裁判官」を意味することを知っている向きは多いかと思う。つまり、リヒター=ベルモンドは悪に鉄槌を下す正義の化身なのである。さらにドイツ語で神のことをDer Hochste Richer――「至高の審判者」と表現することを思えば、彼が単なる人間正義の体現者にとどまらず、絶対の裁き主としての神の側面を地上で顕現する者であるとも考えることが出来るだろう。歴代のベルモンド家の戦士の中ではトップクラスの強さを誇り、最強のバンパイアハンターと謳われたリヒター=ベルモンド。彼の強さは、まさしくその名において明示されているのである。
 しかしながら、西洋美術において「正義」を擬人化した場合、手に天秤と剣を持ち、公正な裁きを下すために目隠しをした女性として表されることを思えば、「血の輪廻」のラストシーンにおいて彼がドラキュラ伯爵と問答をしてしまったのは失敗ではなかったろうか。
 相手に心の隙を見せるなと言うことは、魔術戦のみならず悪霊調伏においても鉄則とされることである。ましてや神の正義という属性を名前に帯びている者なれば、尚更リヒター=ベルモンドはドラキュラ伯爵の言葉に耳を貸してはならなかったのだ。しかし彼はドラキュラ伯爵と問答し、そして裁きを下す者らしからぬ動揺を見せてしまった。その時点で、彼は「裁きを下す者」「神の正義を体現する者」の資格を失ってしまったのである。その謂いで、「月下の夜想曲」におけるリヒター=ベルモンドの変貌は、前作「血の輪廻」のラストシーンにおいて既に予言されていたのだと言っても極論とのそしりは受けるまい。
 次に、ベルモンド姓ではないのだが、リヒター=ベルモンドの妹と言うことでマリア=ラーネッドについても少々。
 マリアと言う名を聞いた時、まず頭に浮かぶのはキリストの母マリアのことであろう。カトリック教会や正教会において聖母として賛美され、数多くの美術の題材ともなったマリア。この名前との関連によって、マリア=ラーネッドが聖母マリアの如き慈愛深い心の持ち主であると言うイメージが喚起されるのである。
 更に、マリアなる名の原型が持つ象徴イメージがまた実に興味深い。そもそもマリアと言う名はギリシア語音訳であり、本来の形はミリヤム、すなわち「海の星」「欲しがられた子」また「愛されし者」なる意味を持つ名前である。そしてミリヤムとは出エジプト記で名高いモーセの姉にあたる女性であり、ユダヤ史上初の女預言者としてその名を知られている人物でもあるのである。
 マリア=ラーネッドが「悪魔城ドラキュラ」シリーズ初の正規女性プレイヤーキャラクターであったことを考えれば、これはまたよく出来た符合であろう。すなわち、マリア=ラーネッドと言う名前こそ、彼女が心優しき少女であり、愛されし者であり、そしてシリーズ史上に海の星(=金星)の如く燦然と輝く初の正規女性プレイヤーキャラクターであると言うことを雄弁に物語っているのである。また、ミリヤムと言う名にはあまり好ましからざる一面として、「苦難」「落とされた者」などと言う意味が含まれていることを考えれば、この名は彼女の苦しい恋の道を暗示しているとの解釈も、あるいは可能かもしれない。
 そして、「漆黒たる前奏曲」のソニア=ベルモンド。
 名称学の本の説くところによると、ソニアとかソフィー、ソーニャなどという名前は、全てSophia、つまりギリシア語の「知恵」を意味する名より派生したものと考えられているそうである。知恵、すなわち悪疫を駆逐する医術の化身。もっとも彼女の情熱的な生き方を思えばヘレンと言う名の方が相応しかったかもしれないが、彼女がバンパイアハンターである以上はソニアの名なればこそ平仄(ひょうそく)が合うと言うものであろう。
 ・・・以上の如く、ベルモンド家のバンパイアハンターたちの名前を分析して来た訳だが、そのいずれもが聖なる象徴、また、その人となりや運命に相応しい暗喩をその名に帯びているということにはただただ驚嘆する他はない。いささか関係妄想気味とのそしりを受けるかもしれないが、とにかくベルモンド家の英雄たちの名は、いずれも神を奉ずる者、闇を制する光として説明がつけられるのである。――ただ一人を除いて。
 そう。・・・ラルフ=C=ベルモンド。
 歴代のベルモンド家の勇者の中で、彼の名だけが分からない。ベルモンド家のハンターたちの中で、彼の名だけが他のそれとは同列に扱うことの出来ない微妙な色合いを帯びている。いや、はっきり言うならこのラルフと言う名前は、およそベルモンド家の人間には相応しくない、異様な名前なのである。
 ラルフ=C=ベルモンド。「悪魔城伝説」の主人公。
 名前の人気という点から見ると、このラルフと言う名は短縮形や定まった指小辞形を欠くためにあまり好まれなかったとされている。しかし、実を言うと「ラルフ」とはこれ自体が既に短縮形であり、その原型はラドルフ、すなわちドイツ語で「助言する狼」なる意味を持つ名前なのである。
 そして、本論においては、この「狼」なる要素こそが曲者なのだ。
 ベルモンド家の勇者がどうして「狼」などと名づけられたのだ!? 聖書のみならずゾロアスター教やイーリアスなどの無数の神話伝承においても、狼は生命を脅かす暗黒の諸力の代理人と考えられていると言うのに!?
 狼とは野性、貪欲、残忍、死体を食らうもの、悪魔、夜の側面に属するもの――そしてなにより、吸血鬼の化身のひとつ。狼は確かに勇気のシンボルでも、また戦士と言う職業のエンブレムであるかもしれない。しかし、その象徴するところはいずれにせよ、闇である。ドラキュラ伯爵の眷属の潜む、深く、そして暗い闇。
 なんと言うことであろうか――
 「漆黒たる前奏曲」にて明らかにされたベルモンド家の血の宿命は、「悪魔城伝説」の主人公がラルフと名づけられた時点で既に決定していたと言えるのである!!
 嗚呼、まったくもってなんと言うことであろうか。殊のほかのベルモンド家至上主義者である筆者としては、あのような事実はなかった、と思いたい。だが、まことに恐ろしいことに、ベルモンド家に流入したあの血の真実を裏付けるが如き暗喩の存在は、ラルフ=C=ベルモンドの名前だけにとどまらないのだ。
 シモン=ベルモンド。
 ラルフ=C=ベルモンドの子孫にして、「悪魔城ドラキュラ」の象徴とも言うべき男。ベルモンド家の血の秘密を暗喩する恐るべき象徴は、他ならぬこの男の名前に秘められていたのである。
 シモンと言う名が「神の言葉を聞く」、また「神は聞き給う」と言う意味を有していることは既に述べた。だが、この名前にはもうひとつ、「小さなハイエナ」――あるいは「雌狼とハイエナの子」と言う意味が含まれているのである。
 ハイエナは夜にさまよう闇の眷属。狼もまた然り。そしてこれら闇の生物の混血種。三重の闇の暗示。
 ・・・シモン=ベルモンドは、確かに神の言葉を聞く者であった。だが、同時に彼はベルモンド家の血の秘密をも、烙印としてその名に負っていたのである。
 象徴はすべてに通ずる。
 ゆえに、同じ象徴の力を用いてこの禍禍しい暗示を善きものに変換することは、可能である。
 ラルフなる名は、ゲルマンの言葉で「助言する狼」と言う意味を持つ。この「助言」なるキーワードに着目して、ラルフ=C=ベルモンドを闇の力を善き業(わざ)に変換する者、闇を光に変える者と解釈することは、確かに可能である。あるいはイザヤ書第65章25節において平和の象徴として歌われた子羊と共に草を食む狼の面影を重ねることも、また彼の「C」から始まるセカンド・ネームを「クリストファー」あるいは「クリスチャン」であると定義することによって、これらの名前の持つ聖なる暗喩を付加することも、決して不可能ではない。
 だが、このラルフ=C=ベルモンドなる男の名には、「漆黒たる前奏曲」で語られた通りの闇の側面があると言うこともまた、事実なのである。
 ――すべては仕組まれたことなのだろうか? 製作者がユーザーに仕掛けた、大いなるパズルなのだろうか?
 「悪魔城ドラキュラ」の歴史を通覧せる時、このシリーズが時には迷走とも取れる紆余曲折を経てきたことは衆目の一致せるところである。しかし、名前の魔力と言う観点から考察を加えたところ、迷走とも、あるいは恐るべき暴挙とも思える数々の展開が、実は巧妙に関連し合い繋がり合っていると言う事実が判明したのである。
 まるで、「悪魔城ドラキュラ」そのものが、自らの意思を持ってでもいるかのように。
 すべては仕組まれたことなのだろうか? 製作者がユーザーに仕掛けた、大いなるパズルなのだろうか?
 それとも、製作者は中世の魔術師よろしく造り出してしまったのか? 名前の魔力のもと自らを育み、自己の矛盾をも修正し統合してしまう「悪魔城ドラキュラ」と言う名の恐るべき怪物を?
 慄然たる思いに凍りついた筆者をよそに、魔力に満ちた「悪魔城ドラキュラ」の伝説はなおも語り継がれて行く。
(1999.7.8   K.T.)
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